JPH11262789A - 廃有機物系の生物学的処理方法 - Google Patents
廃有機物系の生物学的処理方法Info
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- JPH11262789A JPH11262789A JP10114064A JP11406498A JPH11262789A JP H11262789 A JPH11262789 A JP H11262789A JP 10114064 A JP10114064 A JP 10114064A JP 11406498 A JP11406498 A JP 11406498A JP H11262789 A JPH11262789 A JP H11262789A
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- Japan
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- microorganisms
- treatment
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、廃有機物系の生物学的処理に
おいて、従来法よりも処理効率の良い微生物の着床材を
提供し、その着床材を用いた処理方法をも提供すること
である。 【構成】本発明が提供する、微生物の着床材は、ゼオラ
イト、パーライト、ケイ藻土、シラス等の無機多孔物の
細粒状物の表面を水不溶性のポリビニールアルコールゲ
ルで覆ったもの、ビニロン、ナイロン、ポリエステル等
合成繊維で出来た布の小片を熱処理して糸のほつれを防
止したものなどである。これらの微生物の着床材を流動
床として、また、固定床として用いる廃有機物系の微生
物学的処理方法をも、本発明は提供するものである。
おいて、従来法よりも処理効率の良い微生物の着床材を
提供し、その着床材を用いた処理方法をも提供すること
である。 【構成】本発明が提供する、微生物の着床材は、ゼオラ
イト、パーライト、ケイ藻土、シラス等の無機多孔物の
細粒状物の表面を水不溶性のポリビニールアルコールゲ
ルで覆ったもの、ビニロン、ナイロン、ポリエステル等
合成繊維で出来た布の小片を熱処理して糸のほつれを防
止したものなどである。これらの微生物の着床材を流動
床として、また、固定床として用いる廃有機物系の微生
物学的処理方法をも、本発明は提供するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃有機物の系の生物学
的処理に関するものであり、特にし尿を含む高濃度有機
廃水、生ごみを生物学的に処理をする場合に利用され
る。即ち、製造業、外食産業、環境浄化等の産業が利用
分野である。
的処理に関するものであり、特にし尿を含む高濃度有機
廃水、生ごみを生物学的に処理をする場合に利用され
る。即ち、製造業、外食産業、環境浄化等の産業が利用
分野である。
【0002】
【従来の技術】本発明に近い従来の代表的技術は、特許
公報 平2−30760、同 平3−73358、同
平4−10398等である。これらは、それぞれ、木質
細片を用いて汚泥を固相で処理する技術、木質細片と無
機多孔粒体の混合物を固定ろ床としてそれに廃水を注加
して処理する技術、木質細片を流動床として排水を処理
する技術である。その他に、微生物をポリビニルアルコ
ールのゲルで包み込んだ粒状物を流動床として用いて廃
水を処理する技術がある。これら従来技術の欠点は、前
3者にあっては、微生物に分解され得る天然の有機物を
微生物の着床材として使用することにある。即ち、着床
体自身がBOD、COD負荷になっており、定期的に着
床材の補充が必要となる。一方、微生物をポリビニルア
ルコールゲルで包んだものを用いる技術は、被処理水と
微生物との接触が少なくなることである。それは被処理
水がゲルの中を拡散するのに時間がかかるからである。
公報 平2−30760、同 平3−73358、同
平4−10398等である。これらは、それぞれ、木質
細片を用いて汚泥を固相で処理する技術、木質細片と無
機多孔粒体の混合物を固定ろ床としてそれに廃水を注加
して処理する技術、木質細片を流動床として排水を処理
する技術である。その他に、微生物をポリビニルアルコ
ールのゲルで包み込んだ粒状物を流動床として用いて廃
水を処理する技術がある。これら従来技術の欠点は、前
3者にあっては、微生物に分解され得る天然の有機物を
微生物の着床材として使用することにある。即ち、着床
体自身がBOD、COD負荷になっており、定期的に着
床材の補充が必要となる。一方、微生物をポリビニルア
ルコールゲルで包んだものを用いる技術は、被処理水と
微生物との接触が少なくなることである。それは被処理
水がゲルの中を拡散するのに時間がかかるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の廃有機物系の生物学的処理において
特に、微生物の着床材として木質細片を用いる技術と、
微生物をポリビニルアルコールゲルで包んだ粒状体を流
動床として用いる技術のそれぞれか持っている欠点であ
る、前者での着床材の微生物分解性、後者での被処理水
と微生物との接触の非効率性を改善し、より良い微生物
の着床材とそれを用いたより効率の良い廃有機物系の微
生物学的処理方法を提供することである。
する課題は、従来の廃有機物系の生物学的処理において
特に、微生物の着床材として木質細片を用いる技術と、
微生物をポリビニルアルコールゲルで包んだ粒状体を流
動床として用いる技術のそれぞれか持っている欠点であ
る、前者での着床材の微生物分解性、後者での被処理水
と微生物との接触の非効率性を改善し、より良い微生物
の着床材とそれを用いたより効率の良い廃有機物系の微
生物学的処理方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めの手段について鋭意研究した結果、本発明者が到達し
た手段は、微生物に対して安定であり、かつ微生物親和
性が良く、比表面積が大きく、水を含んだときの比重が
1.05から1.70の範囲に入る材料を、0.5mm
から10mmの粒子径の小片にし、微生物の着床材とし
て、流動床もしくは固定ろ床として用い、廃有機物系を
生物学的に処理する方法である。ここで廃有機物系と
は、有機物を含む廃水や生ごみ等、液状、固形状の有機
系廃棄物をまとめて言ったものである。本発明を更に詳
しく説明する。本発明が到達した微生物の着床体は、無
機物質で、比表面積の大きなゼオライト、パーライト、
ケイ藻土、シラス等の表面の1部または全部を水不溶性
のポリビニルアルコールゲルで覆い微生物との親和性を
より大きくし、微生物の着床を良くした細粒状物であ
る。また、今一つの到達点は、合成繊維の布の小片を微
生物の着床材として用いることである。本発明者は、染
色工場から出る端切れ布の有効な利用法として、布を小
片にカットし、糸のほつれを防ぐ意味で熱処理をしたも
のが微生物の着床性に優れている事実を発見し、それを
微生物の着床材として、廃有機物系の生物学的処理時
に、流動床もしくは固定ろ床として使用する方法の発明
に至ったものである。これらの微生物着床材は、単独も
しくは2種類以上を混合して使用するとが出来る。ま
た、本質細片を微生物の着床材として用いて運転中の廃
水または生ごみの処理装置に本発明の微生物着床材を混
入して使用することも出来る。この際、木質細片は微生
物によって分解され、その量が減少して、本発明の着床
材の割合が大きくなる。無機多孔質細粒状物表面の1部
または全部を水不溶性のポリビニルアルコールゲルで覆
う方法として、本発明では次の方法を採用した。即ち、
当該無機細粒状物を1から5%ポリビニルアルコール水
溶液に浸した後、液を切ったものを、−20℃以下の温
度で繰り返し数度処理すると言う従来の方法である。更
に、ゲルの表面をフォルマール化して水不溶性を完全に
することも行った。
めの手段について鋭意研究した結果、本発明者が到達し
た手段は、微生物に対して安定であり、かつ微生物親和
性が良く、比表面積が大きく、水を含んだときの比重が
1.05から1.70の範囲に入る材料を、0.5mm
から10mmの粒子径の小片にし、微生物の着床材とし
て、流動床もしくは固定ろ床として用い、廃有機物系を
生物学的に処理する方法である。ここで廃有機物系と
は、有機物を含む廃水や生ごみ等、液状、固形状の有機
系廃棄物をまとめて言ったものである。本発明を更に詳
しく説明する。本発明が到達した微生物の着床体は、無
機物質で、比表面積の大きなゼオライト、パーライト、
ケイ藻土、シラス等の表面の1部または全部を水不溶性
のポリビニルアルコールゲルで覆い微生物との親和性を
より大きくし、微生物の着床を良くした細粒状物であ
る。また、今一つの到達点は、合成繊維の布の小片を微
生物の着床材として用いることである。本発明者は、染
色工場から出る端切れ布の有効な利用法として、布を小
片にカットし、糸のほつれを防ぐ意味で熱処理をしたも
のが微生物の着床性に優れている事実を発見し、それを
微生物の着床材として、廃有機物系の生物学的処理時
に、流動床もしくは固定ろ床として使用する方法の発明
に至ったものである。これらの微生物着床材は、単独も
しくは2種類以上を混合して使用するとが出来る。ま
た、本質細片を微生物の着床材として用いて運転中の廃
水または生ごみの処理装置に本発明の微生物着床材を混
入して使用することも出来る。この際、木質細片は微生
物によって分解され、その量が減少して、本発明の着床
材の割合が大きくなる。無機多孔質細粒状物表面の1部
または全部を水不溶性のポリビニルアルコールゲルで覆
う方法として、本発明では次の方法を採用した。即ち、
当該無機細粒状物を1から5%ポリビニルアルコール水
溶液に浸した後、液を切ったものを、−20℃以下の温
度で繰り返し数度処理すると言う従来の方法である。更
に、ゲルの表面をフォルマール化して水不溶性を完全に
することも行った。
【0005】
【作用】本発明の作用について説明をする。廃有機物系
の一般的な生物学的処理における最大の問題点は余剰汚
泥の発生にある。しかし、理論的には、処理を行う微生
物に対するBOD負荷量がある値より小さくなれば、余
剰汚泥の発生は無くなるのである。ただ処理システム自
体が大きくなり、日本のような狭い所では、返ってコス
ト高になる。即ち、余剰汚泥を処分するコストのほう
が、大きな余剰汚泥がでないシステムを作るよりもコス
ト的には有利であると言うことである。従って、従来か
ら使っている処理システム、即ち、余剰汚泥が出ている
システムで、余剰汚泥が出なくなる方法を作りだす必要
があり、それが求められている。生物学的排水処理シス
テムについて言うなら、処理槽での活性汚泥濃度をいか
に高く保って運転できるか、ということである。標準活
性汚泥処理システムでは、処理槽でのMLSSが300
0ppm前後で運転している場合が多い。即ち、処理槽
のMLSSを3000ppmより高くすると、沈殿槽で
の汚泥の沈降容積が大きくなり、固液分離が出来ず、放
流水中への汚泥の溢流が起こるのである。処理槽での活
性汚泥濃度が高く、汚泥と処理液との分離が可能なシス
テムが幾つか考えられているが、何れも現実の場での採
用には至っていないのが現状である。本発明は、此の余
剰汚泥の発生の問題を解決すると共に、一つの処理装置
のなかで好気的な微生物による処理と嫌気的微生物によ
る処理を同時に行はせ、廃有機物系の処理能力を高める
ものである。即ち、微生物親和性の優れた着床材を開発
し、それを、例えば、活性汚泥法の曝気槽に入れ微生物
を着床させることにより、曝気槽中の微生物濃度を高く
すると共に、着床材の沈降性を利用して、沈殿槽での汚
泥の沈降性を改良して、処理水と汚泥の分離を良くする
ものである。本発明による着床材を採用することで、着
床した微生物の表面部分には好気性菌が、内部には嫌気
性菌が住み付き、通常の活性汚泥法での処理即ち、好気
性菌のみでは分解されない有機物分まで分解が行はれる
ようになり、処理水のCODの低下につながる。本発明
になる微生物の新しい着床材について詳しく説明する。
未だ実用例は未知だが、前述の、木質細片とポリビニル
アルコールゲルが活性汚泥の曝気槽中で使用される微生
物の着床材として報告されている。それら着床材の持つ
欠点は、前者では微生物に分解されることであり、後者
については、被処理水と着床材の微生物との接触に問題
があることであった。本発明はこれらの欠点を無くした
微生物の着床材を提供するものである。その着床材は、
二つの群に分けることが出来る。一つは、比表面積の大
きな細粒状物の表面の1部または全体を、微生物との親
和性の良いポリビニルアルコールゲルで覆った粒状物で
着床材を作った群で、採用した細粒状物としては、ゼオ
ライト、パーライト、ケイ藻土、シラスなどがある。ま
た、粒状物の径としては、0.5mmから10mmのも
のが良い。ゲルで覆ったこれら細粒状体の吸水後の比重
は1.05から1.70の範囲が良い。今一つは、微生
物に分解されない合成高分子の繊維で織った布の小片を
糸がほつれないように熱処理をしたものを、微生物の着
床材として用いるもので、このものも比表面積が大き
く、微生物が着床しやすいものである。布に使われる合
成繊維としては、ビニロン、ナイロン、ポリエステルが
良い。
の一般的な生物学的処理における最大の問題点は余剰汚
泥の発生にある。しかし、理論的には、処理を行う微生
物に対するBOD負荷量がある値より小さくなれば、余
剰汚泥の発生は無くなるのである。ただ処理システム自
体が大きくなり、日本のような狭い所では、返ってコス
ト高になる。即ち、余剰汚泥を処分するコストのほう
が、大きな余剰汚泥がでないシステムを作るよりもコス
ト的には有利であると言うことである。従って、従来か
ら使っている処理システム、即ち、余剰汚泥が出ている
システムで、余剰汚泥が出なくなる方法を作りだす必要
があり、それが求められている。生物学的排水処理シス
テムについて言うなら、処理槽での活性汚泥濃度をいか
に高く保って運転できるか、ということである。標準活
性汚泥処理システムでは、処理槽でのMLSSが300
0ppm前後で運転している場合が多い。即ち、処理槽
のMLSSを3000ppmより高くすると、沈殿槽で
の汚泥の沈降容積が大きくなり、固液分離が出来ず、放
流水中への汚泥の溢流が起こるのである。処理槽での活
性汚泥濃度が高く、汚泥と処理液との分離が可能なシス
テムが幾つか考えられているが、何れも現実の場での採
用には至っていないのが現状である。本発明は、此の余
剰汚泥の発生の問題を解決すると共に、一つの処理装置
のなかで好気的な微生物による処理と嫌気的微生物によ
る処理を同時に行はせ、廃有機物系の処理能力を高める
ものである。即ち、微生物親和性の優れた着床材を開発
し、それを、例えば、活性汚泥法の曝気槽に入れ微生物
を着床させることにより、曝気槽中の微生物濃度を高く
すると共に、着床材の沈降性を利用して、沈殿槽での汚
泥の沈降性を改良して、処理水と汚泥の分離を良くする
ものである。本発明による着床材を採用することで、着
床した微生物の表面部分には好気性菌が、内部には嫌気
性菌が住み付き、通常の活性汚泥法での処理即ち、好気
性菌のみでは分解されない有機物分まで分解が行はれる
ようになり、処理水のCODの低下につながる。本発明
になる微生物の新しい着床材について詳しく説明する。
未だ実用例は未知だが、前述の、木質細片とポリビニル
アルコールゲルが活性汚泥の曝気槽中で使用される微生
物の着床材として報告されている。それら着床材の持つ
欠点は、前者では微生物に分解されることであり、後者
については、被処理水と着床材の微生物との接触に問題
があることであった。本発明はこれらの欠点を無くした
微生物の着床材を提供するものである。その着床材は、
二つの群に分けることが出来る。一つは、比表面積の大
きな細粒状物の表面の1部または全体を、微生物との親
和性の良いポリビニルアルコールゲルで覆った粒状物で
着床材を作った群で、採用した細粒状物としては、ゼオ
ライト、パーライト、ケイ藻土、シラスなどがある。ま
た、粒状物の径としては、0.5mmから10mmのも
のが良い。ゲルで覆ったこれら細粒状体の吸水後の比重
は1.05から1.70の範囲が良い。今一つは、微生
物に分解されない合成高分子の繊維で織った布の小片を
糸がほつれないように熱処理をしたものを、微生物の着
床材として用いるもので、このものも比表面積が大き
く、微生物が着床しやすいものである。布に使われる合
成繊維としては、ビニロン、ナイロン、ポリエステルが
良い。
【0006】本発明になる微生物の着床材の使用法につ
いて説明する。本発明になる微生物の着床材は、単独ま
たは2種以上を混合して使用することが出来る。使用法
は、廃有機物系の廃水を活性汚泥法で処理する場合に
は、曝気槽中に本発明の微生物着床材の1種類以上を、
曝気槽1m3当たり10kgから150kg投入して、
従来と同じ方法で、生物学的処理を行うものである。ま
た、本発明になる微生物の着床材を固定ろ床として廃有
機物系の廃水の処理に使用する場合には、1種類以上の
着床材を処理用の装置(塔型、プール型等)に詰め、上
部から当該廃水を注入し、下部から出てきた水の浄化が
不十分の場合には、それを再度上部から注入し浄化を完
成さす方法を採用することが出来る。この場合、固定ろ
床の下部から空気を吹き込んだり、固定ろ床を緩やかに
かき混ぜることを行う事も出来る。本発明になる微生物
の着床材を使用することで、着床材の表面部分には好気
性の微生物が、その内側には嫌気性の微生物が着床し
て、廃有機物系の浄化を効率的に進める。
いて説明する。本発明になる微生物の着床材は、単独ま
たは2種以上を混合して使用することが出来る。使用法
は、廃有機物系の廃水を活性汚泥法で処理する場合に
は、曝気槽中に本発明の微生物着床材の1種類以上を、
曝気槽1m3当たり10kgから150kg投入して、
従来と同じ方法で、生物学的処理を行うものである。ま
た、本発明になる微生物の着床材を固定ろ床として廃有
機物系の廃水の処理に使用する場合には、1種類以上の
着床材を処理用の装置(塔型、プール型等)に詰め、上
部から当該廃水を注入し、下部から出てきた水の浄化が
不十分の場合には、それを再度上部から注入し浄化を完
成さす方法を採用することが出来る。この場合、固定ろ
床の下部から空気を吹き込んだり、固定ろ床を緩やかに
かき混ぜることを行う事も出来る。本発明になる微生物
の着床材を使用することで、着床材の表面部分には好気
性の微生物が、その内側には嫌気性の微生物が着床し
て、廃有機物系の浄化を効率的に進める。
【0007】
【実施例】1.通常の活性汚泥による廃水処理装置に、
パーライトの表面をポリビニルアルコールゲルでコート
処理した微生物の着床材を、曝気槽1m3当たりに10
0kg投入し、他は従来法と同じ方法で運転を行った
(本発明法1と表示)。また同じ廃水処理装置にパーラ
イト系の着床材の代わりに、ゼオライトの表面をポリビ
ニルアルコールゲでコート処理した着床材を50kgと
ビニロンの布の小片を50kg投入(曝気槽1m3当た
り)は従来法と同じ方法で運転を行った(本発明法2と
表示)。それぞれの結果を、従来法の結果と共に表1に
示した。 尚、本発明法1、2 でのMLSS値はろ床の重量を差
し引いてあり、活性汚泥のみの重量であり、従来法と比
較できるようにしたものである。
パーライトの表面をポリビニルアルコールゲルでコート
処理した微生物の着床材を、曝気槽1m3当たりに10
0kg投入し、他は従来法と同じ方法で運転を行った
(本発明法1と表示)。また同じ廃水処理装置にパーラ
イト系の着床材の代わりに、ゼオライトの表面をポリビ
ニルアルコールゲでコート処理した着床材を50kgと
ビニロンの布の小片を50kg投入(曝気槽1m3当た
り)は従来法と同じ方法で運転を行った(本発明法2と
表示)。それぞれの結果を、従来法の結果と共に表1に
示した。 尚、本発明法1、2 でのMLSS値はろ床の重量を差
し引いてあり、活性汚泥のみの重量であり、従来法と比
較できるようにしたものである。
【0008】2.固定ろ床法での実験は、200リット
ル容ドラム缶と同じ形のものをステンレスの金網(目の
大きさ3mm)で作り、その中に、容積の80%の量の
微生物の着床材を水を十分に含ませた後入れた。微生物
の着床材の違いによって食品工場の廃水の処理がどう成
るかを調べた結果を表2に示した。従来使われている杉
材チップを入れたものを従来法と表示した。本発明法
1、および2は表1の試験で使用した着床材を用いたも
のである。廃水の供給の仕方は、各処理槽に毎分1.8
リットルを均一に散水する方法を採用した。処理水は、
処理槽の下から出てきた液であり、そのCOD値を測定
した。但し、表2の結果は、着床材に微生物が着く間、
1か月間の馴らし運転をしてから、試験期間としたもの
である。
ル容ドラム缶と同じ形のものをステンレスの金網(目の
大きさ3mm)で作り、その中に、容積の80%の量の
微生物の着床材を水を十分に含ませた後入れた。微生物
の着床材の違いによって食品工場の廃水の処理がどう成
るかを調べた結果を表2に示した。従来使われている杉
材チップを入れたものを従来法と表示した。本発明法
1、および2は表1の試験で使用した着床材を用いたも
のである。廃水の供給の仕方は、各処理槽に毎分1.8
リットルを均一に散水する方法を採用した。処理水は、
処理槽の下から出てきた液であり、そのCOD値を測定
した。但し、表2の結果は、着床材に微生物が着く間、
1か月間の馴らし運転をしてから、試験期間としたもの
である。
【0009】
【発明の効果】表1および表2の結果から、本発明にな
る微生物の着床材は流動床として使用しても、また、固
定床として使用しても、従来法に勝る処理効果を上げる
ことが実施例で明らかとなった。即ち、流動床として用
いると、活性汚泥濃度を高く保って運転できることか
ら、処理効率がアップするだけでなく、余剰汚泥の発生
が見られなくなった。また、固定床しょうとして使用し
た場合、従来法に比べて、処理能力のアップが明白であ
る。これは、1つはろ床自体が微生物による分解を受け
ないからである。
る微生物の着床材は流動床として使用しても、また、固
定床として使用しても、従来法に勝る処理効果を上げる
ことが実施例で明らかとなった。即ち、流動床として用
いると、活性汚泥濃度を高く保って運転できることか
ら、処理効率がアップするだけでなく、余剰汚泥の発生
が見られなくなった。また、固定床しょうとして使用し
た場合、従来法に比べて、処理能力のアップが明白であ
る。これは、1つはろ床自体が微生物による分解を受け
ないからである。
Claims (1)
- 【請求項1】微生物の着床材として、ゼオライト、パー
ライト、ケイ藻土、シラス等の無機多孔物の細粒状物の
表面の1部分または全体を、水不溶性のポリビニールア
ルコールゲルで覆ったそれぞれの細粒状物、ビニロン、
ナイロン、ポリエステル等の合成繊維で織られた布の小
片を熱処理して、糸のほつれを防止した、それぞれの布
の小片、これらの中から1種または2種以上を選び、そ
れを流動床または固定ろ床の主なる材料として用いるこ
とを特徴とする廃有機物系の生物学的処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10114064A JPH11262789A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 廃有機物系の生物学的処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10114064A JPH11262789A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 廃有機物系の生物学的処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262789A true JPH11262789A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=14628139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10114064A Pending JPH11262789A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 廃有機物系の生物学的処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11262789A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003071493A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-11 | Nitchitsu Co Ltd | 硝酸性窒素等除去用組成物及びその製造方法 |
| CN102580986A (zh) * | 2012-02-10 | 2012-07-18 | 刘杨 | 生活垃圾处理装置 |
| CN102992487A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-03-27 | 农业部环境保护科研监测所 | 一种移动式沸石藻网床水质净化装置 |
| CN106995263A (zh) * | 2017-06-06 | 2017-08-01 | 浙江工业大学温州科学技术研究院 | 一种电镀污泥的处理方法 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP10114064A patent/JPH11262789A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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