JPH11262893A - 用紙切断装置 - Google Patents
用紙切断装置Info
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- JPH11262893A JPH11262893A JP6828398A JP6828398A JPH11262893A JP H11262893 A JPH11262893 A JP H11262893A JP 6828398 A JP6828398 A JP 6828398A JP 6828398 A JP6828398 A JP 6828398A JP H11262893 A JPH11262893 A JP H11262893A
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- JP
- Japan
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- sheet
- cutting
- paper
- cutting blade
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切断刃が用紙幅方向に移動しながら用紙を切
断する際に、用紙の浮きや用紙ずれを生ずることがな
く、良好なる切断動作を行わせる。 【解決手段】 切断刃ホルダ36が待機位置付近に位置
する非切断動作時には用紙押え部材54は案内部材32
に対して離間して用紙搬送経路11を形成するので用紙
5の搬送動作に支障がない。また、切断刃ホルダ36が
待機位置付近から外れて切断動作に移行する際には用紙
押え部材54が案内部材32に当接するように変位して
用紙5を案内部材32上に押えるので、切断刃33,3
4が用紙幅方向に移動しながら切断を行っても用紙5の
動きを規制しているので安定した切断動作となり、特
に、切断位置C近傍で用紙5を案内部材32上に押えて
いるので、プラテンローラ等で押える場合よりも切断位
置Cに近い位置で用紙5を押えることができ、用紙5の
浮きやずれ等を生ずる不具合を回避できる。
断する際に、用紙の浮きや用紙ずれを生ずることがな
く、良好なる切断動作を行わせる。 【解決手段】 切断刃ホルダ36が待機位置付近に位置
する非切断動作時には用紙押え部材54は案内部材32
に対して離間して用紙搬送経路11を形成するので用紙
5の搬送動作に支障がない。また、切断刃ホルダ36が
待機位置付近から外れて切断動作に移行する際には用紙
押え部材54が案内部材32に当接するように変位して
用紙5を案内部材32上に押えるので、切断刃33,3
4が用紙幅方向に移動しながら切断を行っても用紙5の
動きを規制しているので安定した切断動作となり、特
に、切断位置C近傍で用紙5を案内部材32上に押えて
いるので、プラテンローラ等で押える場合よりも切断位
置Cに近い位置で用紙5を押えることができ、用紙5の
浮きやずれ等を生ずる不具合を回避できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシートプリンタ
等に適用される用紙切断装置に関する。
等に適用される用紙切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロール紙等の長尺用紙を用いる
プリンタ、ファクシミリ装置等では、印字後の用紙を適
当な長さに切断するための用紙切断装置を備えたものが
多い。この場合の用紙切断装置としては、用紙全幅に渡
る長さを有する直線板状の可動刃と固定刃とを組合せた
機構のものが多いが、最近では、円盤状の切断刃をホー
ムポジションなる待機位置から用紙の幅方向に移動させ
て用紙を切断する機構のものが小型軽量化を図れる点か
ら注目されている。
プリンタ、ファクシミリ装置等では、印字後の用紙を適
当な長さに切断するための用紙切断装置を備えたものが
多い。この場合の用紙切断装置としては、用紙全幅に渡
る長さを有する直線板状の可動刃と固定刃とを組合せた
機構のものが多いが、最近では、円盤状の切断刃をホー
ムポジションなる待機位置から用紙の幅方向に移動させ
て用紙を切断する機構のものが小型軽量化を図れる点か
ら注目されている。
【0003】ここに、このような切断刃を用紙幅方向に
移動させて用紙を切断する用紙切断装置を搭載したプリ
ンタの一例を図7及び図8を参照して説明する。このプ
リンタは、ECR(電子式金銭登録機)やPOS(販売
時点情報管理)システムのPOS端末において用いられ
るレシート/ジャーナルプリンタ1に、伝票等のシート
紙に印字し得る伝票印字機能を持たせたものである。概
略的には、図7に示すように、下部筐体2に対して上部
筐体3を支点4を中心に回動自在に連結してなる開閉自
在なクラムシェル型構造のもので、上部筐体3を上方に
回動開放させることによりロール紙搬送経路を全て開放
し得るフルオープンタイプとされている。
移動させて用紙を切断する用紙切断装置を搭載したプリ
ンタの一例を図7及び図8を参照して説明する。このプ
リンタは、ECR(電子式金銭登録機)やPOS(販売
時点情報管理)システムのPOS端末において用いられ
るレシート/ジャーナルプリンタ1に、伝票等のシート
紙に印字し得る伝票印字機能を持たせたものである。概
略的には、図7に示すように、下部筐体2に対して上部
筐体3を支点4を中心に回動自在に連結してなる開閉自
在なクラムシェル型構造のもので、上部筐体3を上方に
回動開放させることによりロール紙搬送経路を全て開放
し得るフルオープンタイプとされている。
【0004】このようなレシート/ジャーナルプリンタ
1は、用紙排出方向手前側から見て、左側がレシートプ
リンタ領域、右側がジャーナルプリンタ領域として機能
している。下部筐体2内のレシートプリンタ領域にはレ
シート用のロール紙5を収納する収納部(図示せず)が
設けられている。そして、この収納部より用紙搬送方向
に向けて、図8(a)に示すように、搬送ローラ6とピ
ンチローラ7とのローラ対、ガイド兼用のプラテン8、
搬送コロ9,10なるコロ対、等を経て所定の屈曲され
た用紙搬送経路11を形成しつつ、用紙切断装置12を
経てPOS端末表面に露出するレシート発行口13に連
続している。ジャーナルプリンタ領域側もジャーナル用
のロール紙14に対して基本的には同様な用紙搬送経路
が形成されているが、用紙切断装置は設けられずその代
わりに印字済みのロール紙14を巻き取る巻取装置15
が設けられている。プラテン8はレシートプリンタ領域
からジャーナルプリンタ領域に渡って連続的に形成され
たもので、このプラテン8とプラテン8上を移動する非
接触シリアル型の印字ヘッドであるインクジェットヘッ
ド16とにより印字部17が構成されている。
1は、用紙排出方向手前側から見て、左側がレシートプ
リンタ領域、右側がジャーナルプリンタ領域として機能
している。下部筐体2内のレシートプリンタ領域にはレ
シート用のロール紙5を収納する収納部(図示せず)が
設けられている。そして、この収納部より用紙搬送方向
に向けて、図8(a)に示すように、搬送ローラ6とピ
ンチローラ7とのローラ対、ガイド兼用のプラテン8、
搬送コロ9,10なるコロ対、等を経て所定の屈曲され
た用紙搬送経路11を形成しつつ、用紙切断装置12を
経てPOS端末表面に露出するレシート発行口13に連
続している。ジャーナルプリンタ領域側もジャーナル用
のロール紙14に対して基本的には同様な用紙搬送経路
が形成されているが、用紙切断装置は設けられずその代
わりに印字済みのロール紙14を巻き取る巻取装置15
が設けられている。プラテン8はレシートプリンタ領域
からジャーナルプリンタ領域に渡って連続的に形成され
たもので、このプラテン8とプラテン8上を移動する非
接触シリアル型の印字ヘッドであるインクジェットヘッ
ド16とにより印字部17が構成されている。
【0005】インクジェットヘッド16は上部筐体3に
おいてガイドレール18とキャリアシャフト19とによ
りガイドされて左右方向(用紙搬送方向と直交する方
向)に往復自在なキャリア20に搭載されており、上部
筐体3のフルオープン時には上部筐体3とともに開放さ
れてプラテン8上面を大きく開放させるものである。ま
た、上部筐体3には正逆転自在なキャリアモータ21も
搭載されており、このキャリアモータ21により回転駆
動されるキャリアベルト22が左右方向に渡って掛け渡
されている。キャリア20はキャリアベルト22の一部
に連結されており、キャリアモータ21の駆動に従いキ
ャリア20も左右方向に往復動する構造である。これに
より、キャリア20に搭載されたインクジェットヘッド
16がプラテン8上にて、各々ローラ対により搬送され
るロール紙5,14に対してシリアル印字動作を行い得
ることになる。
おいてガイドレール18とキャリアシャフト19とによ
りガイドされて左右方向(用紙搬送方向と直交する方
向)に往復自在なキャリア20に搭載されており、上部
筐体3のフルオープン時には上部筐体3とともに開放さ
れてプラテン8上面を大きく開放させるものである。ま
た、上部筐体3には正逆転自在なキャリアモータ21も
搭載されており、このキャリアモータ21により回転駆
動されるキャリアベルト22が左右方向に渡って掛け渡
されている。キャリア20はキャリアベルト22の一部
に連結されており、キャリアモータ21の駆動に従いキ
ャリア20も左右方向に往復動する構造である。これに
より、キャリア20に搭載されたインクジェットヘッド
16がプラテン8上にて、各々ローラ対により搬送され
るロール紙5,14に対してシリアル印字動作を行い得
ることになる。
【0006】このようなレシート/ジャーナルプリンタ
1には、伝票等のシート紙23に印字し得る伝票印字機
能が付加されている。この伝票印字機能は、レシートプ
リンタ領域とジャーナルプリンタ領域との全域に渡って
印字部17を共用するもので、この印字部17の水平方
向手前側にはシート挿入口24が形成されている。印字
部17とシート挿入口24との間には、送りローラ25
とばね26により送りローラ25側に向かって押圧され
たピンチローラ27とによる送りローラ対、送りローラ
28とばね29により送りローラ28側に向かって押圧
されたピンチローラ30とによる送りローラ対が順に設
けられている。
1には、伝票等のシート紙23に印字し得る伝票印字機
能が付加されている。この伝票印字機能は、レシートプ
リンタ領域とジャーナルプリンタ領域との全域に渡って
印字部17を共用するもので、この印字部17の水平方
向手前側にはシート挿入口24が形成されている。印字
部17とシート挿入口24との間には、送りローラ25
とばね26により送りローラ25側に向かって押圧され
たピンチローラ27とによる送りローラ対、送りローラ
28とばね29により送りローラ28側に向かって押圧
されたピンチローラ30とによる送りローラ対が順に設
けられている。
【0007】これにより、シート紙23をシート挿入口
24から送りローラ28とピンチローラ30との間に差
し込むと、図示しない駆動系により、送りローラ対が給
紙方向に回転駆動され、シート紙23は印字部17側に
給紙搬送される。これにより、インクジェットヘッド1
6による印字を受け得ることになる。シート紙23への
印字が終了すると、送りローラ対の回転方向が戻し方向
に切換えられ、印字済みのシート紙23は手前側に戻し
搬送されシート挿入口24から伝票として発行される。
24から送りローラ28とピンチローラ30との間に差
し込むと、図示しない駆動系により、送りローラ対が給
紙方向に回転駆動され、シート紙23は印字部17側に
給紙搬送される。これにより、インクジェットヘッド1
6による印字を受け得ることになる。シート紙23への
印字が終了すると、送りローラ対の回転方向が戻し方向
に切換えられ、印字済みのシート紙23は手前側に戻し
搬送されシート挿入口24から伝票として発行される。
【0008】次に、レシートプリンタ領域のレシート発
行口13の直前に設けられた用紙切断装置12について
説明する。この用紙切断装置12は例えば図9に示すよ
うに、下部筐体2等に固定されたカッタフレーム31を
ベースとして構成されている。このカッタフレーム31
はレシート用のロール紙5の全幅以上の長さを有して用
紙搬送経路11の一部を形成する水平平板状の案内部材
32を備えている。また、このような案内部材32のレ
シート発行側端面に沿って用紙幅方向に移動しながら回
転しその協働によりロール紙5を切断する円盤状の一対
の切断刃33,34が設けられている。これらの切断刃
33,34はカッタフレーム31のガイド35に沿って
移動自在に設けられた切断刃ホルダ36に回転自在に保
持されている。切断刃ホルダ36には上部側の切断刃3
3が剥き出しとならないように保護カバー37が設けら
れている。また、切断刃33,34の軸上には案内部材
32上を摩擦摺動することにより回転して切断刃33,
34も一体に回転させるゴム体38,39が取付けられ
ている。
行口13の直前に設けられた用紙切断装置12について
説明する。この用紙切断装置12は例えば図9に示すよ
うに、下部筐体2等に固定されたカッタフレーム31を
ベースとして構成されている。このカッタフレーム31
はレシート用のロール紙5の全幅以上の長さを有して用
紙搬送経路11の一部を形成する水平平板状の案内部材
32を備えている。また、このような案内部材32のレ
シート発行側端面に沿って用紙幅方向に移動しながら回
転しその協働によりロール紙5を切断する円盤状の一対
の切断刃33,34が設けられている。これらの切断刃
33,34はカッタフレーム31のガイド35に沿って
移動自在に設けられた切断刃ホルダ36に回転自在に保
持されている。切断刃ホルダ36には上部側の切断刃3
3が剥き出しとならないように保護カバー37が設けら
れている。また、切断刃33,34の軸上には案内部材
32上を摩擦摺動することにより回転して切断刃33,
34も一体に回転させるゴム体38,39が取付けられ
ている。
【0009】このような切断刃33,34を保持した切
断刃ホルダ36を用紙幅方向に往復移動させる方式とし
てドライブカム40が用いられている。このドライブカ
ム40は、切断刃ホルダ36に設けられた舟形の滑り子
36aが追従する螺旋状のガイド溝41が駆動軸42上
の端部で無端状とされて折り返され往復で交差するよう
にその周面に形成されたものであり、駆動モータ43に
よる一方向駆動の下、モータギヤ44、駆動ギヤ45を
介して回転駆動される。これにより、ホームポジション
センサ46で検知される切断刃ホルダ36のホームポジ
ションにて駆動モータ43が回転して駆動軸42が回転
すると、そのガイド溝41と滑り子36aとの嵌合関係
により切断刃ホルダ36が用紙幅方向に移動する。この
とき、切断刃ホルダ36の移動に伴い案内部材32上を
ゴム体38,39が摩擦摺動することにより切断刃3
3,34も回転しながら移動することになり、これらの
切断刃33,34の協働により切断位置Cにてロール紙
5を順次切断する。ロール紙5の切断が終了し、滑り子
36aがガイド溝41の端部に至ると、そのまま切断刃
ホルダ36の移動方向がホームポジション側に向かう逆
方向(復帰方向)に切換えられ、最終的に切断刃ホルダ
36がホームポジションに戻りホームポジションセンサ
46により検知されると停止して待機する。
断刃ホルダ36を用紙幅方向に往復移動させる方式とし
てドライブカム40が用いられている。このドライブカ
ム40は、切断刃ホルダ36に設けられた舟形の滑り子
36aが追従する螺旋状のガイド溝41が駆動軸42上
の端部で無端状とされて折り返され往復で交差するよう
にその周面に形成されたものであり、駆動モータ43に
よる一方向駆動の下、モータギヤ44、駆動ギヤ45を
介して回転駆動される。これにより、ホームポジション
センサ46で検知される切断刃ホルダ36のホームポジ
ションにて駆動モータ43が回転して駆動軸42が回転
すると、そのガイド溝41と滑り子36aとの嵌合関係
により切断刃ホルダ36が用紙幅方向に移動する。この
とき、切断刃ホルダ36の移動に伴い案内部材32上を
ゴム体38,39が摩擦摺動することにより切断刃3
3,34も回転しながら移動することになり、これらの
切断刃33,34の協働により切断位置Cにてロール紙
5を順次切断する。ロール紙5の切断が終了し、滑り子
36aがガイド溝41の端部に至ると、そのまま切断刃
ホルダ36の移動方向がホームポジション側に向かう逆
方向(復帰方向)に切換えられ、最終的に切断刃ホルダ
36がホームポジションに戻りホームポジションセンサ
46により検知されると停止して待機する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
用紙切断装置12の場合、図9からも分かるように、切
断刃33,34による切断に際して案内部材32上のロ
ール紙5はその動きが規制されておらず、案内部材32
表面から浮いてしまったり、移動する切断刃33,34
に押されてその移動方向にずらされてしまうことがあ
る。このようにロール紙5が浮いたり紙ずれすると、切
断動作が良好に行われず、切断動作に伴うジャムや斜め
カット等の切断不良を生じてしまうこととなる。
用紙切断装置12の場合、図9からも分かるように、切
断刃33,34による切断に際して案内部材32上のロ
ール紙5はその動きが規制されておらず、案内部材32
表面から浮いてしまったり、移動する切断刃33,34
に押されてその移動方向にずらされてしまうことがあ
る。このようにロール紙5が浮いたり紙ずれすると、切
断動作が良好に行われず、切断動作に伴うジャムや斜め
カット等の切断不良を生じてしまうこととなる。
【0011】特に、前述したように伝票印字機能が付加
されたレシート/ジャーナルプリンタ1の場合、図8
(a)等に示すように、レシートプリンタ領域の印字部
17より排紙側の用紙搬送経路11上にシート紙23を
印字部17に向けて水平に往復搬送させる独自の搬送系
部材(送りローラ25,28等)を配設する必要があ
り、印字部17直後の位置に用紙切断装置12を配設で
きない等の制約を受け、印字部17のヘッド位置Aと用
紙切断装置12の切断位置Cとが離れた位置関係となっ
てしまう。この結果、切断位置Cに一番近い位置でロー
ル紙5を規制しているのは、搬送コロ9,10なるコロ
対となり、これでも切断位置Cからかなり離れているの
で、上記のようにロール紙5の動きを規制できないもの
となる。また、レシートの印字発行の場合、図8(b)
に示すようにロール紙5のカットを行う前に次に発行す
るレシートのヘッダ部に店名等のロゴ印字47をロゴ印
字機構48により行うので、印字部17のヘッド位置A
と切断位置Cとを離して、切断位置Cよりも上流側の用
紙搬送経路11に水平部分を持たせる必要があり、か
つ、印字部17においてインクジェットヘッド16によ
り印字されたインクを切断前にできるだけ乾かす上でも
切断位置Cの手前側に開放空間を設ける必要がある。な
お、搬送コロ9,10はロール紙4のレシート印字領域
から外れた両側部に接触して用紙送りを行っている。
されたレシート/ジャーナルプリンタ1の場合、図8
(a)等に示すように、レシートプリンタ領域の印字部
17より排紙側の用紙搬送経路11上にシート紙23を
印字部17に向けて水平に往復搬送させる独自の搬送系
部材(送りローラ25,28等)を配設する必要があ
り、印字部17直後の位置に用紙切断装置12を配設で
きない等の制約を受け、印字部17のヘッド位置Aと用
紙切断装置12の切断位置Cとが離れた位置関係となっ
てしまう。この結果、切断位置Cに一番近い位置でロー
ル紙5を規制しているのは、搬送コロ9,10なるコロ
対となり、これでも切断位置Cからかなり離れているの
で、上記のようにロール紙5の動きを規制できないもの
となる。また、レシートの印字発行の場合、図8(b)
に示すようにロール紙5のカットを行う前に次に発行す
るレシートのヘッダ部に店名等のロゴ印字47をロゴ印
字機構48により行うので、印字部17のヘッド位置A
と切断位置Cとを離して、切断位置Cよりも上流側の用
紙搬送経路11に水平部分を持たせる必要があり、か
つ、印字部17においてインクジェットヘッド16によ
り印字されたインクを切断前にできるだけ乾かす上でも
切断位置Cの手前側に開放空間を設ける必要がある。な
お、搬送コロ9,10はロール紙4のレシート印字領域
から外れた両側部に接触して用紙送りを行っている。
【0012】また、仮に、伝票印字機能が付加されてお
らず、印字部17の位置Aにより近い位置に用紙切断装
置12を配設し得るとしても、インクジェットヘッド1
6等の非接触シリアル型の印字ヘッドを用いた構成の場
合には、印字部17による紙押え力は弱く、浮き防止や
用紙ずれ防止の機能は殆ど果たさない。特に、シリアル
プリンタにあっては、用紙切断時にはインクジェットヘ
ッド16等の印字ヘッドが用紙外のホームポジション
(待機位置)に戻ってしまうため、案内部材32上のロ
ール紙5はフリー状態となりやすい。
らず、印字部17の位置Aにより近い位置に用紙切断装
置12を配設し得るとしても、インクジェットヘッド1
6等の非接触シリアル型の印字ヘッドを用いた構成の場
合には、印字部17による紙押え力は弱く、浮き防止や
用紙ずれ防止の機能は殆ど果たさない。特に、シリアル
プリンタにあっては、用紙切断時にはインクジェットヘ
ッド16等の印字ヘッドが用紙外のホームポジション
(待機位置)に戻ってしまうため、案内部材32上のロ
ール紙5はフリー状態となりやすい。
【0013】ちなみに、サーマルプリンタ等の密着ライ
ン型印字ヘッドを用いるプリンタの場合であれば、ライ
ン型印字ヘッドとプラテンローラとによる印字部の直後
の位置に用紙切断装置を配設することにより、比較的切
断位置の近くなる印字部で用紙を押えた状態で切断でき
るので、切断刃による切断移動に際して用紙の浮きやず
れは比較的少ないといえる。しかし、このような密着ラ
イン型印字ヘッドによる場合も、切断位置に対してプラ
テンローラの半径よりも近い位置で用紙を押えることは
できず、切断動作に対する用紙押え機能としては必ずし
も十分とはいえない。
ン型印字ヘッドを用いるプリンタの場合であれば、ライ
ン型印字ヘッドとプラテンローラとによる印字部の直後
の位置に用紙切断装置を配設することにより、比較的切
断位置の近くなる印字部で用紙を押えた状態で切断でき
るので、切断刃による切断移動に際して用紙の浮きやず
れは比較的少ないといえる。しかし、このような密着ラ
イン型印字ヘッドによる場合も、切断位置に対してプラ
テンローラの半径よりも近い位置で用紙を押えることは
できず、切断動作に対する用紙押え機能としては必ずし
も十分とはいえない。
【0014】そこで、本発明は、切断刃が用紙幅方向に
移動しながら用紙を切断する際に、用紙の浮きや用紙ず
れを生ずることがなく、良好なる切断動作を行わせ得る
用紙切断装置を提供することを目的とする。
移動しながら用紙を切断する際に、用紙の浮きや用紙ず
れを生ずることがなく、良好なる切断動作を行わせ得る
用紙切断装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
切断刃が搭載された切断刃ホルダを待機位置から用紙幅
方向に往復移動させて用紙を切断する用紙切断装置にお
いて、前記用紙を前記切断刃による切断位置に案内する
案内部材と、前記切断刃ホルダが待機位置付近に位置す
るか否かに応じて変位する可動部材と、前記切断刃によ
る前記切断位置近傍で前記案内部材に対向配置されて前
記切断刃ホルダが待機位置付近に位置する場合の前記可
動部材に連動して前記案内部材との間に離間した用紙搬
送経路を形成し前記切断刃ホルダが待機位置付近から外
れた場合の前記可動部材に連動して前記案内部材に当接
する用紙押え部材とを備えた。
切断刃が搭載された切断刃ホルダを待機位置から用紙幅
方向に往復移動させて用紙を切断する用紙切断装置にお
いて、前記用紙を前記切断刃による切断位置に案内する
案内部材と、前記切断刃ホルダが待機位置付近に位置す
るか否かに応じて変位する可動部材と、前記切断刃によ
る前記切断位置近傍で前記案内部材に対向配置されて前
記切断刃ホルダが待機位置付近に位置する場合の前記可
動部材に連動して前記案内部材との間に離間した用紙搬
送経路を形成し前記切断刃ホルダが待機位置付近から外
れた場合の前記可動部材に連動して前記案内部材に当接
する用紙押え部材とを備えた。
【0016】従って、切断刃ホルダが待機位置付近に位
置して切断動作を行わないときには用紙押え部材は案内
部材に対して離間して用紙搬送経路を形成するので用紙
の搬送動作に支障がなく、切断刃ホルダが待機位置付近
から外れて切断動作に移行する際には用紙押え部材が案
内部材に当接するように変位して用紙を案内部材上に押
えるので、切断刃が用紙幅方向に移動しながら切断を行
っても用紙の動きが規制されているので安定した切断を
行える。特に、切断位置近傍で用紙を案内部材上に押え
ているので、プラテンローラ等で押える場合よりも切断
位置に近い位置で用紙を押えることができ、用紙の浮き
やずれ等を生ずることはない。
置して切断動作を行わないときには用紙押え部材は案内
部材に対して離間して用紙搬送経路を形成するので用紙
の搬送動作に支障がなく、切断刃ホルダが待機位置付近
から外れて切断動作に移行する際には用紙押え部材が案
内部材に当接するように変位して用紙を案内部材上に押
えるので、切断刃が用紙幅方向に移動しながら切断を行
っても用紙の動きが規制されているので安定した切断を
行える。特に、切断位置近傍で用紙を案内部材上に押え
ているので、プラテンローラ等で押える場合よりも切断
位置に近い位置で用紙を押えることができ、用紙の浮き
やずれ等を生ずることはない。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の用
紙切断装置の可動部材は、待機位置付近に位置する切断
刃ホルダのカム作用を受けて案内部材から離れる方向に
変位する。従って、切断刃ホルダの位置に応じた可動部
材の確実な変位動作を確保でき、用紙押え部材を適正に
連動させることができる。
紙切断装置の可動部材は、待機位置付近に位置する切断
刃ホルダのカム作用を受けて案内部材から離れる方向に
変位する。従って、切断刃ホルダの位置に応じた可動部
材の確実な変位動作を確保でき、用紙押え部材を適正に
連動させることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1記載の用
紙切断装置の用紙押え部材は、少なくともその一部がば
ね性を有して案内部材に弾性的に接離する。従って、用
紙押え部材による用紙の押え状態が安定する。
紙切断装置の用紙押え部材は、少なくともその一部がば
ね性を有して案内部材に弾性的に接離する。従って、用
紙押え部材による用紙の押え状態が安定する。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1記載の用
紙切断装置の用紙押え部材は、案内部材に対する接離部
分に複数の突起形状を有する。従って、用紙の押え状
態、特に、切断動作に伴う用紙ずれを防止し得る押え状
態を突起形状によって確保することができる。
紙切断装置の用紙押え部材は、案内部材に対する接離部
分に複数の突起形状を有する。従って、用紙の押え状
態、特に、切断動作に伴う用紙ずれを防止し得る押え状
態を突起形状によって確保することができる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1記載の用
紙切断装置の用紙押え部材は、用紙搬送方向に沿って回
転自在に保持されて案内部材に接離するスターホイール
を有する。従って、用紙の押え状態、特に、切断動作に
伴う用紙ずれを防止し得る押え状態をスターホイールに
よって確保できる上に、用紙搬送経路を形成している非
切断動作時にあっては用紙が接触することがあってもス
ターホイールが追従して回転するとともに点接触的とな
るので、特にインクジェットプリンタ等のようにインク
を用いるプリンタの場合にそのインクが乾かない印字面
をこすって汚してしまう等の不具合も回避することがで
きる。
紙切断装置の用紙押え部材は、用紙搬送方向に沿って回
転自在に保持されて案内部材に接離するスターホイール
を有する。従って、用紙の押え状態、特に、切断動作に
伴う用紙ずれを防止し得る押え状態をスターホイールに
よって確保できる上に、用紙搬送経路を形成している非
切断動作時にあっては用紙が接触することがあってもス
ターホイールが追従して回転するとともに点接触的とな
るので、特にインクジェットプリンタ等のようにインク
を用いるプリンタの場合にそのインクが乾かない印字面
をこすって汚してしまう等の不具合も回避することがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1及び
図2に基づいて説明する。本実施の形態の用紙切断装置
51は伝票印字機能が付加されたレシート/ジャーナル
プリンタ1中のレシートプリンタに適用されており、図
7ないし図9で示した部分と同一部分は同一符号を用い
て示し、説明も省略する。従って、切断刃33,34等
を用いた切断機構等は図9等に示した機構がそのまま用
いられている。
図2に基づいて説明する。本実施の形態の用紙切断装置
51は伝票印字機能が付加されたレシート/ジャーナル
プリンタ1中のレシートプリンタに適用されており、図
7ないし図9で示した部分と同一部分は同一符号を用い
て示し、説明も省略する。従って、切断刃33,34等
を用いた切断機構等は図9等に示した機構がそのまま用
いられている。
【0022】本実施の形態では、切断位置Cより用紙搬
送方向上流側に位置させて図2に示すようにカッタフレ
ーム31には軸52が回動自在に取付けられている。こ
の軸52上には可動部材53と用紙押え部材54とが嵌
合、一体成形等により固定されている。よって、用紙押
え部材54の動き(回動変位)は軸52を介して可動部
材53の動きに連動する構成とされている。ここに、可
動部材53は切断刃ホルダ36がホームポジション付近
に位置するか否かに応じて軸52とともに回動変位する
もので、左右方向(用紙搬送方向と直交する方向)に移
動する前記切断刃ホルダ36の保護カバー37の頂部カ
ム形状部分にホームポジション付近で干渉し得るように
カム構造状に突出形成されている。用紙経路上の用紙押
え部材54は切断刃ホルダ36の移動動作に支障を来さ
ない範囲で切断位置Cに極力近付けた位置にて案内部材
32上面に接離自在に対向するように突出形成されてい
る。このような用紙押え部材54は上面側から圧縮ばね
55により案内部材32に当接する方向に押圧付勢され
ている。これにより、切断刃ホルダ36がホームポジシ
ョンから離れた位置にある場合には圧縮ばね55による
付勢力を受けて用紙押え部材54が案内部材32(ロー
ル紙5)上に当接するが、切断刃ホルダ36がホームポ
ジションの位置にある場合には切断刃ホルダ36が可動
部材53を押し上げることにより圧縮ばね55による付
勢力に抗して用紙押え部材54を案内部材32上面から
離間させて案内部材32との間に用紙搬送経路11を形
成するように構成されている。
送方向上流側に位置させて図2に示すようにカッタフレ
ーム31には軸52が回動自在に取付けられている。こ
の軸52上には可動部材53と用紙押え部材54とが嵌
合、一体成形等により固定されている。よって、用紙押
え部材54の動き(回動変位)は軸52を介して可動部
材53の動きに連動する構成とされている。ここに、可
動部材53は切断刃ホルダ36がホームポジション付近
に位置するか否かに応じて軸52とともに回動変位する
もので、左右方向(用紙搬送方向と直交する方向)に移
動する前記切断刃ホルダ36の保護カバー37の頂部カ
ム形状部分にホームポジション付近で干渉し得るように
カム構造状に突出形成されている。用紙経路上の用紙押
え部材54は切断刃ホルダ36の移動動作に支障を来さ
ない範囲で切断位置Cに極力近付けた位置にて案内部材
32上面に接離自在に対向するように突出形成されてい
る。このような用紙押え部材54は上面側から圧縮ばね
55により案内部材32に当接する方向に押圧付勢され
ている。これにより、切断刃ホルダ36がホームポジシ
ョンから離れた位置にある場合には圧縮ばね55による
付勢力を受けて用紙押え部材54が案内部材32(ロー
ル紙5)上に当接するが、切断刃ホルダ36がホームポ
ジションの位置にある場合には切断刃ホルダ36が可動
部材53を押し上げることにより圧縮ばね55による付
勢力に抗して用紙押え部材54を案内部材32上面から
離間させて案内部材32との間に用紙搬送経路11を形
成するように構成されている。
【0023】このような構成において、インクジェット
ヘッド16によるロール紙5への印字動作中は、切断刃
ホルダ36はホームポジションに位置している。このと
き、切断刃ホルダ36の保護カバー37の頂部部分が可
動部材53に対応する位置にあり、カム作用によりこの
可動部材53を押し上げているので、図1(a)に示す
ように、用紙押え部材54も案内部材32面から離間し
た状態にある。これにより、用紙搬送経路11が確保さ
れるので、印字動作に伴うロール紙5の搬送状態に支障
を来すことはない。
ヘッド16によるロール紙5への印字動作中は、切断刃
ホルダ36はホームポジションに位置している。このと
き、切断刃ホルダ36の保護カバー37の頂部部分が可
動部材53に対応する位置にあり、カム作用によりこの
可動部材53を押し上げているので、図1(a)に示す
ように、用紙押え部材54も案内部材32面から離間し
た状態にある。これにより、用紙搬送経路11が確保さ
れるので、印字動作に伴うロール紙5の搬送状態に支障
を来すことはない。
【0024】ロール紙5への印字終了後、その切断した
い個所が用紙切断装置12まで搬送されると、ロール紙
5の搬送が停止するとともに、駆動モータ43が駆動さ
れて切断動作が開始される。即ち、ドライブカム40の
駆動に伴い切断刃ホルダ36がホームポジションから切
断方向への移動を開始するが、そのホームポジション付
近から外れる位置まで移動すると保護カバー37の頂部
部分がカム形状に従い滑らかに可動部材53から外れる
ことになる。これにより、図1(b)に示すように圧縮
ばね55による付勢力を受けている用紙押え部材54の
先端側が案内部材32上のロール紙5に当接するよう変
位する。これにより、ロール紙5は切断位置Cの近傍に
て用紙押え部材54の先端部により押えられて動きが規
制される。このような状態で切断刃ホルダ36がロール
紙5側に移動して切断刃33,34の協働による切断動
作が開始される。このとき、ロール紙5は切断位置Cの
近傍で用紙押え部材54により押えられているので、案
内部材32面から浮いたり、切断刃33,34の移動に
伴い切断方向にずれたりすることなく、良好に切断する
ことができる。即ち、安定した切断動作となる。
い個所が用紙切断装置12まで搬送されると、ロール紙
5の搬送が停止するとともに、駆動モータ43が駆動さ
れて切断動作が開始される。即ち、ドライブカム40の
駆動に伴い切断刃ホルダ36がホームポジションから切
断方向への移動を開始するが、そのホームポジション付
近から外れる位置まで移動すると保護カバー37の頂部
部分がカム形状に従い滑らかに可動部材53から外れる
ことになる。これにより、図1(b)に示すように圧縮
ばね55による付勢力を受けている用紙押え部材54の
先端側が案内部材32上のロール紙5に当接するよう変
位する。これにより、ロール紙5は切断位置Cの近傍に
て用紙押え部材54の先端部により押えられて動きが規
制される。このような状態で切断刃ホルダ36がロール
紙5側に移動して切断刃33,34の協働による切断動
作が開始される。このとき、ロール紙5は切断位置Cの
近傍で用紙押え部材54により押えられているので、案
内部材32面から浮いたり、切断刃33,34の移動に
伴い切断方向にずれたりすることなく、良好に切断する
ことができる。即ち、安定した切断動作となる。
【0025】切断後、ドライブカム40に従い切断刃ホ
ルダ36の移動方向がホームポジションへの戻り方向に
切換えられ、切断刃ホルダ36が再びホームポジション
付近に戻ってくると、切断刃ホルダ36により可動部材
53が押上げられるので、用紙押え部材54も案内部材
32から離間するように変位する。これにより、用紙搬
送経路11が確保され、次のロール紙5の搬送に支障を
来すことはない。
ルダ36の移動方向がホームポジションへの戻り方向に
切換えられ、切断刃ホルダ36が再びホームポジション
付近に戻ってくると、切断刃ホルダ36により可動部材
53が押上げられるので、用紙押え部材54も案内部材
32から離間するように変位する。これにより、用紙搬
送経路11が確保され、次のロール紙5の搬送に支障を
来すことはない。
【0026】このように、本実施の形態によれば、用紙
切断装置51内において、その切断刃33,34による
切断位置Cの近傍でロール紙5を案内部材32上に押え
る用紙押え部材54を設けているので、何らかの制約に
より切断位置Cと搬送コロ9,10等とが離れた位置関
係にあっても、ロール紙5の切断動作を安定して行わせ
ることができる。
切断装置51内において、その切断刃33,34による
切断位置Cの近傍でロール紙5を案内部材32上に押え
る用紙押え部材54を設けているので、何らかの制約に
より切断位置Cと搬送コロ9,10等とが離れた位置関
係にあっても、ロール紙5の切断動作を安定して行わせ
ることができる。
【0027】もっとも、本実施の形態の方式は、前述し
たような伝票印字機能が付加されたレシート/ジャーナ
ルプリンタ1に限らず有効なことはもちろん、印字方式
に関してもインクジェットヘッド16等の非接触シリア
ル型の印字ヘッドを用いたものに限らず、サーマルプリ
ンタ等の密着ライン型の印字ヘッドを用いたものにも有
効である。即ち、図3に模式的に示すように、切断刃3
3,34による切断位置をC、用紙押え部材54による
押圧位置をP、印字ヘッド61とプラテンローラ62と
による印字位置(挾持位置)をP′としたとき、印字位
置P′は切断位置Cに対してプラテンローラ62の半径
よりも近い位置に近付けることはできないが、本実施の
形態方式によれば押圧位置Pを切断位置Cにより近付け
ることができるので、切断位置Cでの切断動作をより安
定させることができる。
たような伝票印字機能が付加されたレシート/ジャーナ
ルプリンタ1に限らず有効なことはもちろん、印字方式
に関してもインクジェットヘッド16等の非接触シリア
ル型の印字ヘッドを用いたものに限らず、サーマルプリ
ンタ等の密着ライン型の印字ヘッドを用いたものにも有
効である。即ち、図3に模式的に示すように、切断刃3
3,34による切断位置をC、用紙押え部材54による
押圧位置をP、印字ヘッド61とプラテンローラ62と
による印字位置(挾持位置)をP′としたとき、印字位
置P′は切断位置Cに対してプラテンローラ62の半径
よりも近い位置に近付けることはできないが、本実施の
形態方式によれば押圧位置Pを切断位置Cにより近付け
ることができるので、切断位置Cでの切断動作をより安
定させることができる。
【0028】図4は用紙押え部材71の変形例を示す。
この用紙押え部材71はロール紙5を案内部材32上に
押える先端側に薄く形成されたばね性部材72が一体化
されている。よって、この変形例によれば、用紙押え部
材71はばね部材72によって案内部材32に対して弾
性的に接離することになる。この結果、用紙切断時の用
紙押え部材71によるロール紙5の押え状態がより安定
する。
この用紙押え部材71はロール紙5を案内部材32上に
押える先端側に薄く形成されたばね性部材72が一体化
されている。よって、この変形例によれば、用紙押え部
材71はばね部材72によって案内部材32に対して弾
性的に接離することになる。この結果、用紙切断時の用
紙押え部材71によるロール紙5の押え状態がより安定
する。
【0029】図5は用紙押え部材73の他の変形例を示
す。この用紙押え部材73はロール紙5を案内部材32
上に押える先端部が鋸歯状に形成されて先端が尖った複
数の突起形状部73aを有する形状とされている。よっ
て、この変形例によれば、切断刃33,34による移動
を伴う切断動作に際して、ロール紙5を案内部材32上
に押えている先端部が突起形状部73aであるので、切
断方向のロール紙5の紙ずれを確実に防止することがで
き、切断動作がより安定する。
す。この用紙押え部材73はロール紙5を案内部材32
上に押える先端部が鋸歯状に形成されて先端が尖った複
数の突起形状部73aを有する形状とされている。よっ
て、この変形例によれば、切断刃33,34による移動
を伴う切断動作に際して、ロール紙5を案内部材32上
に押えている先端部が突起形状部73aであるので、切
断方向のロール紙5の紙ずれを確実に防止することがで
き、切断動作がより安定する。
【0030】図6はさらに他の変形例を示す。この変形
例では、まず、可動部材53と用紙押え部材54とが一
体に形成されている。また、用紙押え部材54側にあっ
ては、ロール紙5の搬送方向に沿って回転自在に保持さ
れて案内部材32上のロール紙5に接離する複数のスタ
ーホイール74が設けられている。これらのスターホイ
ール74は薄く形成された円盤状の周面に先端が尖った
多数の歯形が形成されたもので、案内部材32から離間
した状態では案内部材32・スターホイール74間に用
紙搬送経路11を形成するように設定されている。
例では、まず、可動部材53と用紙押え部材54とが一
体に形成されている。また、用紙押え部材54側にあっ
ては、ロール紙5の搬送方向に沿って回転自在に保持さ
れて案内部材32上のロール紙5に接離する複数のスタ
ーホイール74が設けられている。これらのスターホイ
ール74は薄く形成された円盤状の周面に先端が尖った
多数の歯形が形成されたもので、案内部材32から離間
した状態では案内部材32・スターホイール74間に用
紙搬送経路11を形成するように設定されている。
【0031】よって、この変形例によれば、ロール紙5
の押え状態、特に、切断動作に伴う用紙ずれをスターホ
イール74によって突起形状部73aの場合と同様に確
実に防止できる。また、用紙搬送経路11を形成してい
る非切断動作時にあってはロール紙5が用紙押え部材5
4側に接触するようなことがあってもスターホイール7
4が追従して回転することで搬送性を高めるとともに点
接触的となるので、特にインクジェットプリンタ等のよ
うにインクを用いるプリンタの場合にそのインクが乾か
ない印字面をこすって汚してしまう等の不具合も回避す
ることができる。
の押え状態、特に、切断動作に伴う用紙ずれをスターホ
イール74によって突起形状部73aの場合と同様に確
実に防止できる。また、用紙搬送経路11を形成してい
る非切断動作時にあってはロール紙5が用紙押え部材5
4側に接触するようなことがあってもスターホイール7
4が追従して回転することで搬送性を高めるとともに点
接触的となるので、特にインクジェットプリンタ等のよ
うにインクを用いるプリンタの場合にそのインクが乾か
ない印字面をこすって汚してしまう等の不具合も回避す
ることができる。
【0032】なお、本実施の形態及びこれらの変形例で
は、円盤状の切断刃33,34同士の協働により用紙を
切断する方式としたが、このような方式に限らず、例え
ば、案内部材32の排紙側縁を固定刃とし、円盤状の切
断刃33とこの固定刃との協働により用紙を切断する方
式であっても同様に適用することができる。
は、円盤状の切断刃33,34同士の協働により用紙を
切断する方式としたが、このような方式に限らず、例え
ば、案内部材32の排紙側縁を固定刃とし、円盤状の切
断刃33とこの固定刃との協働により用紙を切断する方
式であっても同様に適用することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、切断刃ホ
ルダが待機位置付近に位置して切断動作を行わないとき
には用紙押え部材は案内部材に対して離間して用紙搬送
経路を形成するので用紙の搬送動作に支障がなく、切断
刃ホルダが待機位置付近から外れて切断動作に移行する
際には用紙押え部材が案内部材に当接するように変位し
て用紙を案内部材上に押えるので、切断刃が用紙幅方向
に移動しながら切断を行っても用紙の動きが規制されて
いるので安定した切断動作を行わせることができ、特
に、切断位置近傍で用紙を案内部材上に押えているの
で、プラテンローラ等で押える場合よりも切断位置に近
い位置で用紙を押えることができ、用紙の浮きやずれ等
を生ずる不具合を回避することができる。
ルダが待機位置付近に位置して切断動作を行わないとき
には用紙押え部材は案内部材に対して離間して用紙搬送
経路を形成するので用紙の搬送動作に支障がなく、切断
刃ホルダが待機位置付近から外れて切断動作に移行する
際には用紙押え部材が案内部材に当接するように変位し
て用紙を案内部材上に押えるので、切断刃が用紙幅方向
に移動しながら切断を行っても用紙の動きが規制されて
いるので安定した切断動作を行わせることができ、特
に、切断位置近傍で用紙を案内部材上に押えているの
で、プラテンローラ等で押える場合よりも切断位置に近
い位置で用紙を押えることができ、用紙の浮きやずれ等
を生ずる不具合を回避することができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の用紙切断装置の可動部材は、待機位置付近に位置す
る切断刃ホルダのカム作用を受けて案内部材から離れる
方向に変位するので、切断刃ホルダの位置に応じた可動
部材の確実な変位動作を確保でき、用紙押え部材を適正
に連動させることができる。
載の用紙切断装置の可動部材は、待機位置付近に位置す
る切断刃ホルダのカム作用を受けて案内部材から離れる
方向に変位するので、切断刃ホルダの位置に応じた可動
部材の確実な変位動作を確保でき、用紙押え部材を適正
に連動させることができる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の用紙切断装置の用紙押え部材は、少なくともその一
部がばね性を有して案内部材に弾性的に接離するので、
用紙押え部材による用紙の押え状態をより安定させるこ
とができる。
載の用紙切断装置の用紙押え部材は、少なくともその一
部がばね性を有して案内部材に弾性的に接離するので、
用紙押え部材による用紙の押え状態をより安定させるこ
とができる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の用紙切断装置の用紙押え部材は、案内部材に対する
接離部分に複数の突起形状を有するので、用紙の押え状
態、特に、切断動作に伴う用紙ずれを防止し得る押え状
態を突起形状によって簡単に確保することができる。
載の用紙切断装置の用紙押え部材は、案内部材に対する
接離部分に複数の突起形状を有するので、用紙の押え状
態、特に、切断動作に伴う用紙ずれを防止し得る押え状
態を突起形状によって簡単に確保することができる。
【0037】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の用紙切断装置の用紙押え部材は、用紙搬送方向に沿
って回転自在に保持されて案内部材に接離するスターホ
イールを有するので、用紙の押え状態、特に、切断動作
に伴う用紙ずれを防止し得る押え状態をスターホイール
によって確保できる上に、用紙搬送経路を形成している
非切断動作時にあっては用紙が接触することがあっても
スターホイールが追従して回転するとともに点接触的と
なるので、特にインクジェットプリンタ等のようにイン
クを用いるプリンタの場合にそのインクが乾かない印字
面をこすって汚してしまう等の不具合も回避することが
できる。
載の用紙切断装置の用紙押え部材は、用紙搬送方向に沿
って回転自在に保持されて案内部材に接離するスターホ
イールを有するので、用紙の押え状態、特に、切断動作
に伴う用紙ずれを防止し得る押え状態をスターホイール
によって確保できる上に、用紙搬送経路を形成している
非切断動作時にあっては用紙が接触することがあっても
スターホイールが追従して回転するとともに点接触的と
なるので、特にインクジェットプリンタ等のようにイン
クを用いるプリンタの場合にそのインクが乾かない印字
面をこすって汚してしまう等の不具合も回避することが
できる。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、(a)は非切断
動作時の概略側面図、(b)は切断動作時の概略側面図
である。
動作時の概略側面図、(b)は切断動作時の概略側面図
である。
【図2】用紙切断装置を示す概略斜視図である。
【図3】概念的に示す模式図である。
【図4】変形例を示す斜視図である。
【図5】他の変形例を示す斜視図である。
【図6】さらに他の変形例を示す裏返した斜視図であ
る。
る。
【図7】従来例を示すレシート/ジャーナルプリンタの
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図8】(a)はそのレシートプリンタ部分の概略側面
図、(b)はレシート用のロール紙を示す平面図であ
る。
図、(b)はレシート用のロール紙を示す平面図であ
る。
【図9】その用紙切断装置を示す概略斜視図である。
5 用紙 11 用紙搬送経路 32 案内部材 33,34 切断刃 36 切断刃ホルダ 53 可動部材 54 用紙押え部材 71 用紙押え部材 73 用紙押え部材 73a 突起形状 74 スターホイール
Claims (5)
- 【請求項1】 切断刃が搭載された切断刃ホルダを待機
位置から用紙幅方向に往復移動させて用紙を切断する用
紙切断装置において、前記用紙を前記切断刃による切断
位置に案内する案内部材と、前記切断刃ホルダが待機位
置付近に位置するか否かに応じて変位する可動部材と、
前記切断刃による前記切断位置近傍で前記案内部材に対
向配置されて前記切断刃ホルダが待機位置付近に位置す
る場合の前記可動部材に連動して前記案内部材との間に
離間した用紙搬送経路を形成し前記切断刃ホルダが待機
位置付近から外れた場合の前記可動部材に連動して前記
案内部材に当接する用紙押え部材とを備えたことを特徴
とする用紙切断装置。 - 【請求項2】 可動部材は、待機位置付近に位置する切
断刃ホルダのカム作用を受けて案内部材から離れる方向
に変位することを特徴とする請求項1記載の用紙切断装
置。 - 【請求項3】 用紙押え部材は、少なくともその一部が
ばね性を有して案内部材に弾性的に接離することを特徴
とする請求項1記載の用紙切断装置。 - 【請求項4】 用紙押え部材は、案内部材に対する接離
部分に複数の突起形状を有することを特徴とする請求項
1記載の用紙切断装置。 - 【請求項5】 用紙押え部材は、用紙搬送方向に沿って
回転自在に保持されて案内部材に接離するスターホイー
ルを有することを特徴とする請求項1記載の用紙切断装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6828398A JPH11262893A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 用紙切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6828398A JPH11262893A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 用紙切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262893A true JPH11262893A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13369290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6828398A Pending JPH11262893A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 用紙切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11262893A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007326184A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Canon Inc | 切断装置およびその制御方法 |
| US8736870B2 (en) | 2009-06-04 | 2014-05-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Print control apparatus and method |
| CN113400367A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-09-17 | 深圳市美松智能设备有限公司 | 一种纸张切断装置 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6828398A patent/JPH11262893A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007326184A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Canon Inc | 切断装置およびその制御方法 |
| US8736870B2 (en) | 2009-06-04 | 2014-05-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Print control apparatus and method |
| CN113400367A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-09-17 | 深圳市美松智能设备有限公司 | 一种纸张切断装置 |
| CN113400367B (zh) * | 2021-06-10 | 2022-07-26 | 深圳市美松智能设备有限公司 | 一种纸张切断装置 |
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