JPH11263079A - 中間転写記録媒体 - Google Patents

中間転写記録媒体

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JPH11263079A
JPH11263079A JP10066675A JP6667598A JPH11263079A JP H11263079 A JPH11263079 A JP H11263079A JP 10066675 A JP10066675 A JP 10066675A JP 6667598 A JP6667598 A JP 6667598A JP H11263079 A JPH11263079 A JP H11263079A
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JP
Japan
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layer
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recording medium
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Application number
JP10066675A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kurokawa
黒川  真一
Jiro Onishi
二郎 大西
Katsuyuki Oshima
克之 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP99937903A priority patent/EP0980767B1/en
Priority to US09/423,204 priority patent/US6308630B1/en
Priority to DE69917844T priority patent/DE69917844T2/de
Priority to EP03014888A priority patent/EP1346844B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像が形成された転写層の転写効率を維持し
つつ、転写不良なく被転写体に転写するため、転写時の
剥離力を調整した中間転写記録媒体を提供する。 【解決手段】 少なくとも基材フィルム2と、基材フィ
ルム2上に剥離可能に設けられた転写部12とからな
り、転写部12は画像6が転写される受容層5を少なく
とも有した二層以上の層からなり、画像6が形成された
後の転写部12を被転写体に転写するために用いられる
中間転写記録媒体1Aにおいて、転写部12が被転写体
に転写される際に、転写部12が基材フィルム2から剥
がれる剥離力を、10〜150gf/inchとするこ
とによって、上記課題を解決した。この発明によれば、
受容層5に画像6が形成された後の二層以上の層からな
る転写部12が、上記範囲の剥離力で基材フィルム2か
ら剥離するので、被転写体への転写時に、転写部12の
転写が容易であると共に、尾引きや欠けなどの転写不良
が起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を一旦受容層
に記録し、その後その受容層が被転写体に転写されて印
画物を形成するのに用いられる中間転写記録媒体に関
し、更に詳しくは、画像が記録された受容層を転写不良
なく被転写体に転写するため、転写時の剥離力が調整さ
れた中間転写記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】中間転写記録媒体は、画像を一旦受容層
に記録し、その後その受容層が被転写体に転写されて印
画物を形成するために従来より用いられている。この受
容層には、色材層が設けられた熱転写シートを用いた熱
転写記録方法によって画像が記録されるので、受容層の
構成材料によっては、高画質の画像を形成できる。ま
た、被転写体に対して優れた接着性を有する受容層とす
ることができたり、接着層を介することによって受容層
を被転写体に接着性よく転写することもできるので、色
材が移行しにくく高画質の画像を形成できない被転写体
や、熱転写時に色材層と融着し易い被転写体などに対し
て好ましく用いられている。
【0003】図3は、典型的な中間転写記録媒体の一例
の断面模式図を示したものである。中間転写記録媒体1
01は、基材フィルム102と、少なくとも受容層10
5を有する転写部112とから構成されている。受容層
105には、色材層が設けられた熱転写シートを用いて
熱転写することによって、画像106が形成される。受
容層105に画像106が形成された転写部112は、
基材フィルム102から剥離して被転写体上に転写さ
れ、被転写体上に目的の画像106を形成する。
【0004】中間転写記録媒体101には、被転写体に
転写された後の画像106の劣化を防止するため、保護
層104などを設けて画像106および受容層105の
耐候性や耐指紋性などを向上させている。また、剥離層
103を設けて、受容層105およびその他必要な層を
基材フィルム102から剥離し易いようにしている。例
えば、図3に示すような中間転写記録媒体101におい
て、画像106が形成された受容層105は、保護層1
04と剥離層103と共に被転写体に転写される。この
とき、受容層105およびその他必要な層(以下「転写
部112」という。)は、剥離層103と基材フィルム
102の境界面で剥離し、被転写体に転写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】剥離層は、転写部を基
材フィルムから容易に剥離して、被転写体への転写効率
を向上させるために設けられ、通常、ポリメタクリルレ
ートやポリアクリレート等のアクリル骨格樹脂によって
形成される。剥離層が、基材フィルムから剥離し易いほ
ど、転写効率が向上するので、必要最小限の接着力で基
材フィルムに接着していることが好ましい。また一方で
は、剥離層と基材フィルムとの接着力が弱すぎると、尾
引きやバリが生じるという問題が起こる。そのため、通
常は、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹
脂を剥離層中に含有させ、剥離層が基材フィルムに適度
に保持される程度の接着力を付与していた。
【0006】ところで、近年の多様な要求に応じて、中
間転写記録媒体には、保護層、紫外線吸収層等の層が、
受容層と剥離層の間に多層に設けられるようになってき
ており、被転写体に転写される転写部の厚さは従来に増
して厚くなてきた。
【0007】こうした転写部の厚さの増加は、転写すべ
き部分と転写する必要のない部分との境界で転写部がき
れいに切れにくく(いわゆる、箔切れしにくく)させる
ので、転写する必要のない部分の転写部を一部伴い、尾
引きやバリといった転写不良を生じる原因となってい
た。さらに、プリンター内での搬送中に、尾引き部分や
バリ部分が脱落し、それ以後に搬送される製品に付着し
てゴミ付きなどの製品不良を引き起こすなどの原因とな
っていた。
【0008】そこで、上記課題を解決するため、本発明
は、画像が形成された転写部の転写効率を維持しつつ、
転写不良なく被転写体に転写するため、転写部が基材フ
ィルムから剥がれる力(以下「剥離力」という。)を調
整した中間転写記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の中間転写記録媒
体は、少なくとも基材フィルムと、当該基材フィルム上
に剥離可能に設けられた転写部とからなり、当該転写部
は画像が転写される受容層を少なくとも有した二層以上
の層からなり、画像が形成された後の前記転写部を被転
写体に転写するために用いられる中間転写記録媒体にお
いて、前記転写部が前記被転写体に転写される際に、前
記転写部が前記基材フィルムから剥がれる剥離力を、1
0〜150gf/inchとすることによって、上記目
的を達成する。
【0010】この発明によれば、受容層に画像が形成さ
れた後の転写部が、10〜150gf/inchの剥離
力で基材フィルムから剥離するので、被転写体への転写
時に、転写部の転写効率が維持されると共に、尾引きや
欠けなどの転写不良が起こらない転写を行なうことがで
きる。
【0011】前記転写部は、前記基材フィルム側の最表
面に剥離層を有し、当該剥離層がアクリル骨格樹脂を主
成分とし、該アクリル骨格樹脂100重量部に対して、
ポリエステル樹脂を3〜10重量部含有することが好ま
しい。
【0012】この発明によれば、尾引きや欠けなどの転
写不良が起こらない10〜150gf/inchの剥離
力で転写部が基材フィルムから剥離し、その剥離は、ア
クリル骨格樹脂を主成分とする剥離層と基材フィルムと
の間で主に起こるので、転写部を転写不良なく被転写体
に転写することができる。
【0013】また、前記転写部が、3μm以上の厚さで
あるとき、特に好ましい。転写部が3μm以上に厚くな
っても、転写すべき部分と転写する必要のない部分との
境界で転写部がきれいに箔切れし、転写不良や製品不良
を起こさずに転写を行なうことができる。
【0014】また、前記転写部にはホログラム層が設け
られ、当該ホログラム層が前記受容層と前記基材フィル
ムとの間に位置するように設けられていることが好まし
い。
【0015】この発明によれば、パスポートや身分証明
書などのようなセキュリティー、即ち偽造や改ざんされ
難く高い信頼性・安全性、が要求される場合にしばしば
設けられるホログラム層を、中間転写記録媒体の転写部
の一部として設けることができるので、セキュリティー
が要求される被転写体に、尾引きや欠けといった転写不
良を起こすことなくホログラム層を転写でき、特に好ま
しい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の中間転写記録媒
体の一例を示す断面図である。中間転写記録媒体1A
は、基材フィルム2と、基材フィルム2上に剥離可能に
設けられた転写部12とから構成されている。転写部1
2は、画像が転写される受容層5を少なくとも有した二
層以上の層からなり、基材フィルム2側から剥離層3、
保護層4、ホログラム層7、透明蒸着層8、アンカー層
9、受容層5の順で積層されている。この中間転写記録
媒体1は、被転写体上に、画像6が形成された後の転写
部12を転写するために用いられる。
【0017】転写部12が被転写体に転写される際、転
写部12が基材フィルム2から剥がれる剥離力は、10
〜150gf/inchであることが好ましく、特に3
0〜100gf/inchであることが好ましい。
【0018】基材フィルム2からの転写部12の剥離
は、通常は、転写部12と基材フィルム2との界面で起
こり、また、剥離層3が設けられている場合には、剥離
層3と基材フィルム2との界面で起こる。しかし、剥離
層3が設けられている場合に、剥離層3が凝集破壊する
ことによって、受容層5等の転写されるべき必要な層を
被転写体に転写させてもよい。本発明においての剥離力
は、こうした剥離の際の力、即ち転写部12と基材フィ
ルム2との界面で起こる力および剥離層3の凝集破壊力
の何れかを指している。なお、以下では、特に断りのな
い限り、転写部12と基材フィルム2との界面、即ち剥
離層3と基材フィルム2との界面で起こるものとして説
明するが、剥離層3の凝集破壊による場合であっても同
様の作用を示す。
【0019】剥離力が10gf/inch未満では、転
写部12が容易に基材フィルム2から剥離するので、被
転写体への転写効率はよいが、転写時に、転写すべき部
分と転写する必要のない部分との境界で転写部12がき
れいに切れにくく(箔切れしにくく)なってしまう。そ
の結果、転写する必要のない部分の転写部12を一部伴
い、尾引きやバリなどの転写不良を生じる。さらに、プ
リンター内での搬送中に、尾引き部分やバリ部分が脱落
し、それ以後に搬送される製品に付着してゴミ付きなど
の製品不良が発生する。
【0020】剥離力が150gf/inchを超える
と、箔切れ性はよくなるが、転写部12が基材フィルム
2から容易に剥離せず転写部の転写効率が悪くなると共
に、転写されるべき被転写体が破れて中間転写記録媒体
1の側に剥ぎ取られてしまう、いわゆる紙むけや欠けと
いった転写不良が生じる。
【0021】このため、転写部12が基材フィルム2か
ら剥がれる剥離力を、10〜150gf/inchに限
定する。これにより、少なくとも受容層5を含んだ二層
以上の層からなる転写部12を、転写効率を悪化させず
に尚且つ上述したような転写不良を起こすことなく、被
転写体に転写することができる。
【0022】転写部12に設けられた受容層5以外の
層、例えば剥離層3、保護層4、ホログラム層7、アン
カー層9は必ずしも必須の層ではなく、被転写体の材
質、印画物の用途および使用態様などにより適宜選択さ
れて設けられるものであり、特に限定されるものではな
いが、近年の多様な要求により、何れかの層が適宜設け
られて転写部12は多層を構成している。なお、これら
の層の代わりに、または、これらの層に加えて、紫外線
吸収層などの特有の作用を有する層を適宜選択して設け
ることもできる。
【0023】このように、受容層5以外にその目的に応
じた多種の層が転写部12の一部として設けられると、
転写部12の厚さが従来に増して厚くなる。そのため、
従来では考慮されなかった転写部12の箔切れが問題と
なるが、本発明のように、転写部の厚さの変化を考慮
し、尚且つ、転写効率を考慮して、転写部12が基材フ
ィルム2から剥離する剥離力を10〜150gf/in
chとするので、箔切れよく転写することができる。
【0024】基材フィルム2からの転写部12の剥離
は、通常、図1に示すように転写部12の基材フィルム
2側の最表面に設けられた剥離層3と、基材フィルム2
との間で行なわれる。
【0025】剥離層3は、通常、アクリル骨格樹脂によ
って形成される。アクリル骨格樹脂としては、ポリメタ
クリレート、ポリアクリレート、ポリアクリルニトリ
ル、ポリアクリル酸ソーダ等が挙げられる。
【0026】また、転写部12が基材フィルムから剥が
れる剥離力を調節するために、剥離層3中にポリエステ
ル樹脂を含有させることが好ましい。このポリエステル
樹脂は、基材フィルム2と剥離層3との間の剥離力を調
節すると共に、剥離層3の凝集破壊力も調節することが
できる。
【0027】剥離力を10〜150gf/inchとす
るためには、アクリル骨格樹脂100重量部にポリエス
テル樹脂を3〜10重量部含有させることが好ましい。
【0028】ポリエステル樹脂は、上述したように、ア
クリル骨格樹脂に含有させることによって、剥離層3と
基材フィルム2との間の剥離力を調節することができ、
転写部12が転写する際の剥離力を、上述の範囲に容易
に調節することができる。
【0029】アクリル骨格樹脂100重量部に対して、
ポリエステル樹脂の含有量を3重量部未満とすると、転
写部12に受容層5以外の層が多層に設けられて膜厚が
厚くなったとき、上述の範囲の剥離力が10gf/in
chより小さくなってしまうので、転写不良が生じる場
合がある。一方、アクリル骨格樹脂100重量部に対し
て、ポリエステル樹脂の含有量が10重量部を超える
と、剥離層3と基材フィルム2との密着力が大きくなり
すぎて、上述の範囲の剥離力が150gf/inchを
超えてしまい、いわゆる紙むけや欠けといった転写不良
が生じる。このため、ポリエステル樹脂は、アクリル骨
格樹脂100重量部に対して3〜10重量部の範囲に限
定する。
【0030】本発明は、多層になることによって3μm
以上に膜厚が増した転写部12を、転写不良なく転写す
る場合に特に効果的である。そして、転写部12の厚さ
と、剥離力との関係は、以下の関係がある。
【0031】少なくとも受容層を含んだ2層以上の転写
部12の厚さが3〜5μmの範囲のとき、転写部の剥離
力は10〜50gf/inchの範囲であることが好ま
しい。この剥離力は、上記厚さの転写部12がきれいに
箔切れされる程度の剥離力であり、この剥離力を持たせ
るために、アクリル骨格樹脂100重量部に対してポリ
エステル樹脂を3〜4重量部含有させることが好まし
い。
【0032】転写部12の厚さが5〜10μmの範囲の
とき、転写部の剥離力は50〜100gf/inchの
範囲であることが好ましい。この剥離力は、上記厚さの
転写部12がきれいに箔切れされる程度の剥離力であ
り、この剥離力を持たせるために、アクリル骨格樹脂1
00重量部に対してポリエステル樹脂を4〜6重量部含
有させることが好ましい。
【0033】また、転写部12の厚さが10〜20μm
の範囲のとき、転写部の剥離力は100〜150gf/
inchの範囲であることが好ましい。この剥離力は、
上記厚さの転写部12がきれいに箔切れされる程度の剥
離力であり、この剥離力を持たせるために、アクリル骨
格樹脂100重量部に対してポリエステル樹脂を6〜1
0重量部含有させることが好ましい。
【0034】転写部12の厚さと剥離力との関係および
所定の剥離力を持たせるための組成を上述のような範囲
にすることによって、多層によって構成された3μm以
上の厚さの転写部12であっても、剥離力が小さすぎる
時に起こる尾引きやバリおよび箔切れ不良が発生せず、
また、剥離力が大きい時に起こる紙むけや欠けが発生し
ない。
【0035】剥離層3は、所定量のアクリル骨格樹脂と
ポリエステル樹脂を適当な溶剤により、溶解または分散
させて剥離層用塗工液を調製し、これを基材フィルム2
上にグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア
版を用いたリバースコーティング法等の手段により塗
布、乾燥して形成することができる。その乾燥後の厚さ
は、通常0.1〜10μmである。
【0036】また、剥離層3を有していない転写部12
であっても、保護層4に剥離性をもたせることによっ
て、保護層4と基材フィルム2との間で上述したような
適度な剥離力をもたせることもできる。また、保護層4
も有していない転写部12であっても、基材フィルム2
に相対する層に剥離性をもたせることによって、上述と
同様の作用をもたせることもできる。
【0037】図2は、本発明の中間転写記録媒体の他の
一例を示す断面図である。この中間転写記録媒体1B
は、基材フィルム2と、基材フィルム2上に設けられた
離型層13と、離型層13上に設けられた転写部12と
から構成されている。転写部12は、画像6が転写され
る受容層5を少なくとも有した二層以上の層からなり、
基材フィルム2側から保護層4、ホログラム層7、透明
蒸着層8、アンカー層9、受容層5の順で積層されてい
る。
【0038】この中間転写記録媒体1Bは、図1で示し
た中間転写記録媒体1Aとは異なり、転写部12の基材
フィルム2側の最表面に剥離層3を設ける代わりに、基
材フィルム2の転写部12側の最表面に離型層13を設
けている。
【0039】この場合、基材フィルム2からの転写部1
2の剥離は、図2に示すように転写部12の基材フィル
ム2側の最表面に設けられた保護層4と、基材フィルム
2の転写部12側の最表面に設けられた離型層13との
間で行なわれる。このときの剥離も上述と同様な作用、
すなわち、10〜150gf/inchの剥離力で基材
フィルム2上に設けられた転写部12を、離型層13と
の境界面から剥離させることができる。そのため、尾引
きや欠けといった転写不良のない転写を行なうことがで
きる。
【0040】離型層13は、通常、バインダ樹脂と離型
性材料とから形成される。バインダ樹脂としては、熱可
塑性樹脂であるポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリ
ル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹
脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等の
ビニル系樹脂、エチルセルロース、ニトロセルロース、
酢酸セルロース等のセルロース誘導体、あるいは熱硬化
型樹脂である不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂等が使用
できる。また、離型性材料としては、ワックス類、シリ
コーンワックス、シリコーン系樹脂、メラミン樹脂、フ
ッ素系樹脂、タルクやシリカの微粉末、界面活性剤や金
属セッケン等の潤滑等が使用できる。
【0041】上述の剥離力は、離型層中の離型性材料の
含有量を調節することによって調整できる。
【0042】離型層13は、上記樹脂を適当な溶剤によ
り、溶解または分散させて離型層用塗工液を調製し、こ
れを基材フィルム2上にグラビア印刷法、スクリーン印
刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法
等の手段により塗布、乾燥して形成することができる。
その乾燥後の厚さは、通常0.1〜10μmである。
【0043】次に、本発明の中間転写記録媒体を構成す
る各層について説明する。
【0044】基材フィルム2は、従来の中間転写記録媒
体に使用されているものと同じ基材フィルムをそのまま
用いることができ、特に限定するものではない。好まし
い基材フィルム2の具体例としては、グラシン紙、コン
デンサー紙またはパラフィン紙等の薄紙、あるいは、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサル
ファイド、ポリエーテルケトンもしくはポリエーテルサ
ルホン等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン
誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリス
チレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリメチルペンテン
またはアイオノマー等のプラスチックの延伸または未延
伸フィルムが挙げられる。また、これらの材料を2種以
上積層した複合フィルムも使用することができる。基材
フィルム2の厚さは、その強度および耐熱性等が適切に
なるように材料に応じて適宜選択することができるが、
通常は1〜100μm程度のものが好ましく用いられ
る。
【0045】基材フィルム2は、その表面状態によって
転写部12との間の剥離力が異なるが、このような場合
の剥離力の調整は、通常、転写部12側の材料の組成や
含有量を調整することによって行なう。
【0046】基材フィルム2の転写部12側とは反対の
面に、必要に応じて背面層を従来公知の方法で設けるこ
とができる。背面層は、中間転写記録媒体を用いて被転
写体に転写部12を転写する際、基材フィルム2とサー
マルヘッド等の加熱デバイスとの融着を防止し、摺動性
を向上させるために、従来用いられている樹脂と同様の
樹脂によって設けることができる。
【0047】受容層5は、中間転写記録媒体を構成する
転写部12の一部として、基材フィルム2側とは反対側
の最表面に位置するように設けられる。この受容層5上
には、熱転写によって、色材層を有する熱転写シートか
ら熱転写法によって画像6が転写される。そして、画像
6が転写された中間転写記録媒体1A、1Bの転写部1
2は、被転写体に転写され、その結果、印画物が形成さ
れる。
【0048】このため、受容層5を形成するための材料
としては、昇華性染料または熱溶融性インキ等の色材を
受容し易い従来公知の樹脂材料を使用することができ
る。例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン等のハ
ロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはポ
リアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、ポリエチレン
テレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等
のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド
系樹脂、エチレンもしくはプロピレン等のオレフィンと
他のビニルポリマーとの共重合体系樹脂、アイオノマー
もしくはセルロースジアスターゼ等のセルロース系樹
脂、ポリカーボネイト等が挙げられ、特に、塩化ビニル
系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂またはポリエステル
樹脂が好ましい。
【0049】受容層5が接着層を介して被転写体に転写
される場合には、受容層5自体の接着性は必ずしも要求
されない。しかし、受容層5が接着層を介さないで被転
写体に転写される場合には、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体などの接着性を有する樹脂材料を用いて受容層5
を形成することが好ましい。
【0050】受容層5は、上述の材料の中から選択され
た単独または複数の材料および必要に応じて各種添加剤
等を加え、水または有機溶剤等の適当な溶剤に溶解また
は分散させて受容層用塗工液を調製し、これをグラビア
印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリ
バースコーティング法等の手段により、基材フィルム2
上に、または、基材フィルム2上に保護層4等が設けら
れている場合にはその上に塗布、乾燥して形成すること
ができる。その厚さは、乾燥状態で1〜10μm程度で
ある。
【0051】保護層4は、必要に応じて転写部の12一
部として設けられ、被転写体に転写された後に受容層5
を覆い、画像6の品質を維持する。保護層4を形成する
ための材料は、従来公知の保護層用の材料を用いること
ができ、表面保護層として所望の物性、例えば耐指紋性
を有する樹脂組成を選定することが好ましい。また、耐
擦過性、耐薬品性、耐汚染性が特に要求される場合は、
保護層用の樹脂として電離放射線硬化型樹脂を用いるこ
ともできる。また、画像形成物の耐擦過性を向上させる
ための滑剤、汚染防止のための界面活性剤、耐候性能を
向上させるための紫外線吸収剤、酸化防止剤等を適宜添
加した保護層用材料を用いて保護層4を形成することも
できる。また、上述したように、剥離層3を設けない場
合は、転写部12が基材フィルム2から剥離する剥離力
が、上述の範囲となるように保護層の構成成分を調整
し、保護層4と基材フィルム2との密着性が調整され
る。
【0052】保護層4は、剥離層3と同様の方法で形成
することができ、厚さは0.1〜10μmが好ましい。
【0053】ホログラム層7は、必要に応じて転写部1
2の一部として設けられ、被転写体に転写された後に受
容層5を覆い、ホログラムパターンを伴う印画物を得る
ことができる。ホログラムパターンが設けられた印画物
は、装飾的な効果を有すると共に、複写による偽造等が
困難なことからクレジットカードやパスポートなどセキ
ュリティーが要求される場合に好ましく使用される。ホ
ログラム層7を形成するための材料は、従来公知のもの
を使用することができ、特に限定されない。また、その
形成方法も、従来と同様の方法で形成することができ
る。
【0054】透明蒸着層8は、通常、ホログラム層7に
接して受容層5の側に設けられる。この透明蒸着層8
は、他の層とは屈折率が異なるので、形成された印画物
において、ホログラムの絵柄を浮き立たせる作用を有す
る。透明蒸着層8を形成するための材料は、従来公知の
もの、例えばZnS、TiO2、SiO2、Cr23等の
金属酸化物や硫化物等を使用することができ、特に限定
されない。また、その形成方法も、真空蒸着法、スパッ
タリング法等の従来と同様の方法で形成することができ
る。
【0055】アンカー層9は、例えば図2においては、
その表面に透明蒸着層8が設けられたホログラム層7と
受容層5とを接着させるために設けられる。このアンカ
ー層9を形成するための材料は、従来公知のものを使用
することができ、特に限定されない。また、その形成方
法も、従来と同様の方法で形成することができる。
【0056】紫外線吸収層は、必要に応じて転写部12
の一部として、受容層5と基材フィルム2の間の適当な
位置に設けることもできる。この紫外線吸収層は、転写
後の受容層5を覆って、自然光中の紫外線から印画物の
画像6の劣化を防止する。この紫外線吸収層を形成する
ための材料は、従来公知のものを使用することができ、
特に限定されない。また、その形成方法も、従来と同様
の方法で形成することができる。
【0057】また、被転写体の指定された位置に中間転
写記録媒体1A、1Bの転写部12を転写するため、ま
たは、転写部12の受容層5に、熱転写シートを用い
て、画像6を位置ズレおよび色ズレなく転写するため、
中間転写記録媒体に位置決め用の検知マークを設けるこ
とが好ましい。
【0058】検知マークは、光学的に認識可能であれば
どのような形状であってもよい。例えば、丸形状、四角
形状、ライン形状等の印刷マークまたは貫通穴等の従来
公知の検知マークを設けることができる。印刷による検
知マークは、中間転写記録媒体1A、1Bの基材フィル
ム2の何れか一方の面の一部または複数箇所に、従来公
知の印刷方法等によって設けることができる。印刷によ
って検知マークを設ける場合、使用されるインキとして
は、従来から使用されている材料を使用することがで
き、特に限定されない。
【0059】次に、被転写体について説明する。被転写
体上には、上述した中間転写記録媒体1A、1Bの転写
部12が転写され、その結果、印画物が得られる。本発
明の中間転写記録媒体1A、1Bが適用される被転写体
は特に限定されず、例えば天燃繊維紙、コート紙、トレ
ーシングペーパー、転写時の熱で変形しないプラスチッ
クフイルム、ガラス、金属、セラミックス、木材、布等
いずれのものでもよい。
【0060】被転写体の形状・用途についても、株券、
証券、証書、通帳類、乗車券、車馬券、印紙、切手、鑑
賞券、入場券、チケット等の金券類、キヤッシユカー
ド、クレジットカード、プリペイドカード、メンバーズ
カード、グリーティングカード、ハガキ、名刺、運転免
許証、ICカード、光カードなどのカード類、カート
ン、容器等のケース類、バッグ類、帳票類、封筒、タ
グ、OHPシート、スライドフィルム、しおり、カレン
ダー、ポスター、パンフレット、メニュー、パスポー
ト、POP用品、コースター、ディスプレイ、ネームプ
レート、キーボード、化粧品、腕時計、ライター等の装
身具、文房具、レポート用紙など文具類、建材、パネ
ル、エンブレム、キー、布、衣類、履物、ラジオ、テレ
ビ、電卓、OA機器等の装置類、各種見本帳、アルバ
ム、また、コンピュータグラフィックスの出力、医療画
像出力等、種類を問うものではない。
【0061】特に、高解像度で高品質な画像を要求され
るパスポートにフルカラーの顔写真やその他の必要とさ
れる事項を転写する場合に、転写部12の剥離力が調整
された本発明の中間転写記録媒体1A、1Bを用いる
と、転写不良が起こらず、画像品質に優れて画像の欠落
や剥離が起こらない印画物とすることができるので好ま
しく用いられる。
【0062】
【実施例】以下に本発明の中間転写記録媒体について具
体的に説明する。
【0063】(実施例1)先ず、厚さ12μmで透明な
ポリエチレンテレフタレートを基材フィルム2として用
い、その表面に、以下に示す剥離層用塗工液を塗布・乾
燥して、基材フィルム2上に厚さ1.5μmの剥離層3
を形成した。
【0064】剥離層用塗工液; アクリル樹脂 100重量部 ポリエステル樹脂 5重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部
【0065】次いで、上記の剥離層3上に、以下に示す
ホログラム層用塗工液を塗布・乾燥して、厚さ2.0μ
mのホログラム層7を形成した。
【0066】ホログラム層用塗工液; アクリル樹脂 40重量部 メラミン樹脂 10重量部 シクロヘキサン 50重量部 メチルエチルケトン 50重量部
【0067】さらに、上記のホログラム層7上に、透明
蒸着層8として厚さ500Åの酸化チタンを真空蒸着法
によって形成し、さらにこの透明蒸着層8上に、以下に
示す受容層用塗工液を塗布・乾燥して、厚さ2.0μm
の受容層5を形成し、実施例1の中間転写記録媒体を作
製した。したがって、得られた中間転写記録媒体1Aの
転写部12は、剥離層3とホログラム層7と透明蒸着層
8と受容層5との積層体であり、その厚さは5.55μ
mであった。
【0068】 受容層用塗工液; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 40重量部 アクリルシリコーン 1.5重量部 メチルエチルケトン 50重量部 トルエン 50重量部
【0069】(実施例2)前記実施例1において、剥離
層用塗工液を下記の組成のものに代えて厚さ1.5μm
の剥離層3を形成した。
【0070】剥離層用塗工液; アクリル樹脂 100重量部 ポリエステル樹脂 7.5重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部
【0071】次いで、得られた剥離層3上に、実施例1
と同じ方法によって、ホログラム層7を3.0μm、透
明蒸着層8である酸化チタン蒸着膜を500Å、受容層
5を6.0μm順次形成して、実施例2の中間転写記録
媒体を作製した。転写部12の厚さは10.55μmで
あった。
【0072】(比較例1)前記実施例1において、剥離
層用塗工液を下記の組成のものに代えて厚さ1.5μm
の剥離層3を形成した。
【0073】剥離層用塗工液; アクリル樹脂 100重量部 ポリエステル樹脂 2.5重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部
【0074】次いで、得られた剥離層3上に、実施例1
と同じ方法によって、ホログラム層7、透明蒸着層8で
ある酸化チタン蒸着膜、受容層5を、実施例1と同じ厚
さで順次形成して、比較例1の中間転写記録媒体を作製
した。転写部12の厚さは5.55μmであった。
【0075】(比較例2)前記実施例2において、剥離
層用塗工液を下記の組成のものに代えて厚さ1.5μm
の剥離層3を形成した。
【0076】剥離層用塗工液; アクリル樹脂 100重量部 ポリエステル樹脂 5重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部
【0077】次いで、得られた剥離層3上に、実施例2
と同じ方法によって、ホログラム層7、透明蒸着層8で
ある酸化チタン蒸着膜、受容層5を、実施例2と同じ厚
さで順次形成して、比較例2の中間転写記録媒体を作製
した。転写部12の厚さは10.55μmであった。
【0078】(比較例3)前記実施例1において、剥離
層用塗工液を下記の組成のものに代えて厚さ1.5μm
の剥離層3を形成した。
【0079】剥離層用塗工液; アクリル樹脂 100重量部 ポリエステル樹脂 20重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部
【0080】次いで、得られた剥離層3上に、実施例1
と同じ方法によって、ホログラム層7、透明蒸着層8で
ある酸化チタン蒸着膜、受容層5を実施例1と同じ厚さ
で順次形成して、比較例3の中間転写記録媒体を作製し
た。転写部12の厚さは5.55μmであった。
【0081】(実験および実験結果)実施例1、2およ
び比較例1〜3で得られた中間転写記録媒体を、図4
(a)に示すように、幅1インチとなるように短冊状の
試験片41に切出し、この試験片41の受容層5上に、
その試験片41と同じ大きさの硬質塩化ビニルシートか
らなる試験片42を加熱接着によって貼り合せて剥離力
試験用の試験片40とした。
【0082】剥離力(gf/inch)の測定は、図4
(b)に示すように、試験片41と試験片42を引き剥
がし、基材フィルム2と転写部12との間で生ずる力を
ロードセルによって検出することにより行なった。得ら
れた結果を表1に示した。
【0083】次いで、中間転写記録媒体の受容層5に、
熱転写シートを用いた熱転写法によって画像6を形成
し、画像が形成された後の転写部を、被転写体である天
然繊維紙上に熱転写し、転写時の尾引き、カケおよび紙
ムケの有無について観察し、これらが何れも発生しない
場合を「○」、何れかが発生した場合を「×」として評
価した。ここで、尾引きとは、剥離力が小さくて、転写
する必要のない部分の転写部12を一部伴って転写され
ることをいい、欠けとは、剥離力が大きくて、転写すべ
き部分の転写部12が転写できずに基材フィルム2上に
残ってしまうことをいい、紙ムケとは、剥離力および被
転写体と転写部12との接着力が大きくて、被転写体が
中間転写記録媒体側に剥ぎ取られるような状態をいう。
得られた結果を表1に示した。
【0084】
【表1】
【0085】実施例1、2においては、転写部の厚さと
の関係において適した剥離力とすることができたので、
転写性に優れ、尾引き、欠け、紙ムケは発生しなかっ
た。
【0086】比較例1においては、ポリエステル量が少
なく、剥離力が小さくなったので、転写時に尾引きが発
生した。
【0087】比較例2においては、転写部が厚いので、
得られた剥離力であっても、箔切れしにくく、尾引きが
発生した。
【0088】比較例3においては、ポリエステル量が多
く、剥離力が大きくなったので、欠けや紙ムケが発生し
た。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中間転写
記録媒体によれば、画像が形成された受容層を少なくと
も有した二層以上の層からなる転写部が被転写体に転写
される際に、転写部が基材フィルムから剥がれる剥離力
を、10〜150gf/inchとするので、多層によ
って構成された転写部であっても剥離力が小さすぎる時
に起こる尾引きやバリが発生せず、また、剥離力が大き
い時に起こる紙むけや欠けが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間転写記録媒体の一例を示す断面模
式図である。
【図2】本発明の中間転写記録媒体の他の一例を示す断
面模式図である。
【図3】典型的な中間転写記録媒体の構成の断面模式図
である。
【図4】本発明の中間転写記録媒体を用いた剥離力試験
を示す模式図である。
【符号の説明】
1A、1B 中間転写記録媒体 2 基材フィルム 3 剥離層 4 保護層 5 受容層 6 画像 7 ホログラム層 8 透明蒸着層 9 アンカー層 12 転写部 13 離型層 101 中間転写記録媒体 102 基材フィルム 103 剥離層 104 保護層 105 受容層 112 転写部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基材フィルムと、当該基材フ
    ィルム上に剥離可能に設けられた転写部とからなり、当
    該転写部は画像が転写される受容層を少なくとも有した
    二層以上の層からなり、画像が形成された後の前記転写
    部を被転写体に転写するために用いられる中間転写記録
    媒体において、 前記転写部が前記被転写体に転写される際に、前記転写
    部が前記基材フィルムから剥がれる剥離力が、10〜1
    50gf/inchであることを特徴とする中間転写記
    録媒体。
  2. 【請求項2】 前記転写部は、前記基材フィルム側の最
    表面に剥離層を有し、当該剥離層がアクリル骨格樹脂を
    主成分とし、該アクリル骨格樹脂100重量部に対し
    て、ポリエステル樹脂を3〜10重量部含有することを
    特徴とする請求項1に記載の中間転写記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記転写部が、3μm以上の厚さである
    ことを特徴とする請求項2に記載の中間転写記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記転写部にはホログラム層が設けら
    れ、当該ホログラム層が前記受容層と前記基材フィルム
    との間に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れかに記載の中間転写記録媒体。
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