JPH11263337A - 紙容器 - Google Patents
紙容器Info
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- JPH11263337A JPH11263337A JP10061604A JP6160498A JPH11263337A JP H11263337 A JPH11263337 A JP H11263337A JP 10061604 A JP10061604 A JP 10061604A JP 6160498 A JP6160498 A JP 6160498A JP H11263337 A JPH11263337 A JP H11263337A
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Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストをアップさせることなく、開封時
に使用する摘み片の強度を増し、スパウトパネルの引き
出しを確実に行なえるようにした紙容器を提供する。 【解決手段】 表裏の全面に熱可塑性樹脂を被覆した板
紙素材から形成され切妻屋根型頂部の折込型注出スパウ
トを有する紙容器1であり、スパウトパネル3内の、縦
クリース7及びその延長線7aで分割される左右2つの
領域の少なくとも一方に、内側頂部シールパネル4a内
における縦クリース7の上端と接する点或いはその上端
近傍の点を始点10aとし、一方の三角形パネル5a内
の一点を終点10bとして、始点10aから外側に膨む
ように一方の内側頂部シールパネル4a内及び三角形パ
ネル5a内を通って終点10bまで延びる摘み片形成用
ハーフカット線10を設けた。
に使用する摘み片の強度を増し、スパウトパネルの引き
出しを確実に行なえるようにした紙容器を提供する。 【解決手段】 表裏の全面に熱可塑性樹脂を被覆した板
紙素材から形成され切妻屋根型頂部の折込型注出スパウ
トを有する紙容器1であり、スパウトパネル3内の、縦
クリース7及びその延長線7aで分割される左右2つの
領域の少なくとも一方に、内側頂部シールパネル4a内
における縦クリース7の上端と接する点或いはその上端
近傍の点を始点10aとし、一方の三角形パネル5a内
の一点を終点10bとして、始点10aから外側に膨む
ように一方の内側頂部シールパネル4a内及び三角形パ
ネル5a内を通って終点10bまで延びる摘み片形成用
ハーフカット線10を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牛乳やジュース等
の飲料液体を収容する切妻屋根型頂部を有する紙容器に
関するものである。
の飲料液体を収容する切妻屋根型頂部を有する紙容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、牛乳カートンに代表される飲料用
紙容器は、表裏面に熱可塑性樹脂を被覆した板紙素材を
成形したものであって、角筒状の胴部の下方をフラット
に塞いで底部を閉塞し、その中に内容物である飲料等の
液体を充填した後、上部を切妻屋根型に折り重ね、その
部分をヒートシールにより密封して形成されるいわゆる
ゲーベルトップ型の紙容器が広く使用されている。
紙容器は、表裏面に熱可塑性樹脂を被覆した板紙素材を
成形したものであって、角筒状の胴部の下方をフラット
に塞いで底部を閉塞し、その中に内容物である飲料等の
液体を充填した後、上部を切妻屋根型に折り重ね、その
部分をヒートシールにより密封して形成されるいわゆる
ゲーベルトップ型の紙容器が広く使用されている。
【0003】この種の紙容器を開封するには、まず、
(A)外側頂部シールパネルのシールを剥して三角形パ
ネルを左右両側に開き、(B)その両端を屋根につく位
まで左右一杯に押し広げ、(C)更にその両端を広げる
ことにより露出した折込型スパウトパネルの左右の三角
形パネルとこれに接する切妻屋根型頂部を形成する上側
の2枚のパネルとを画するクリースに親指と人差し指を
当てて内側頂部シールパネルのシールを剥しながらスパ
ウトパネルが飛び出すように手前に引く操作をするもの
であるが、内側頂部シールパネルの内面シールが強いと
開封操作はしばしば困難を来す。
(A)外側頂部シールパネルのシールを剥して三角形パ
ネルを左右両側に開き、(B)その両端を屋根につく位
まで左右一杯に押し広げ、(C)更にその両端を広げる
ことにより露出した折込型スパウトパネルの左右の三角
形パネルとこれに接する切妻屋根型頂部を形成する上側
の2枚のパネルとを画するクリースに親指と人差し指を
当てて内側頂部シールパネルのシールを剥しながらスパ
ウトパネルが飛び出すように手前に引く操作をするもの
であるが、内側頂部シールパネルの内面シールが強いと
開封操作はしばしば困難を来す。
【0004】そこで、開封操作を容易にするため、例え
ば図7に示す開封手段を備えた紙容器が提案されてい
る。同図に示す紙容器は、スパウトパネルの略中央部に
U字状のハーフカット線50を設け、かつ、その上部カ
ットエンドのすぐ上に横長のフイルム片51を貼りつけ
たものである。この紙容器を開封する際には、外側頂部
シールパネル52のシールを剥して三角形パネル53を
左右両側に開き、露出した折込型スパウトパネル内のハ
ーフカット線50をその下端側から層間剥離させ、この
剥離によりできる摘み片54を指で摘んで下から上に向
って引張り上げながら、内側頂部シールパネルのシール
を剥して注出口(スパウト)55を開口させる(図8
(A)参照)。
ば図7に示す開封手段を備えた紙容器が提案されてい
る。同図に示す紙容器は、スパウトパネルの略中央部に
U字状のハーフカット線50を設け、かつ、その上部カ
ットエンドのすぐ上に横長のフイルム片51を貼りつけ
たものである。この紙容器を開封する際には、外側頂部
シールパネル52のシールを剥して三角形パネル53を
左右両側に開き、露出した折込型スパウトパネル内のハ
ーフカット線50をその下端側から層間剥離させ、この
剥離によりできる摘み片54を指で摘んで下から上に向
って引張り上げながら、内側頂部シールパネルのシール
を剥して注出口(スパウト)55を開口させる(図8
(A)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
封手段では、ハーフカット線50に沿って進む層間剥離
により形成される摘み片54の根元の幅が狭く千切れや
すいので、摘み片54がその根元で千切れるのを防止す
るための横長のフイルム片51をスパウトパネルに貼り
つける必要があり、製造コストがアップしてしまうと共
に、ハーフカット線50の摘み片54を指定の開封方向
に引張り上げずに、図8(B)の矢印で示すように摘み
片54を斜め上方に引張り上げると、摘み片54にこれ
を捻るような無理な力が加わり、摘み片54が千切れて
しまうという問題があった。
封手段では、ハーフカット線50に沿って進む層間剥離
により形成される摘み片54の根元の幅が狭く千切れや
すいので、摘み片54がその根元で千切れるのを防止す
るための横長のフイルム片51をスパウトパネルに貼り
つける必要があり、製造コストがアップしてしまうと共
に、ハーフカット線50の摘み片54を指定の開封方向
に引張り上げずに、図8(B)の矢印で示すように摘み
片54を斜め上方に引張り上げると、摘み片54にこれ
を捻るような無理な力が加わり、摘み片54が千切れて
しまうという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、製造コストをアップさせることなく
摘み片の強度を増し、スパウトパネルの引き出しを確実
に行なえるようにした紙容器を提供することにある。
ので、その課題は、製造コストをアップさせることなく
摘み片の強度を増し、スパウトパネルの引き出しを確実
に行なえるようにした紙容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
表裏の全面に熱可塑性樹脂を被覆した板紙素材によって
有底の胴部の上に切妻屋根型頂部が存在するように形成
され、切妻屋根型頂部を形成する上側の2枚のパネルの
下に折り込まれる折込型のスパウトパネルが、左右2個
の内側頂部シールパネル、該2個の内側頂部シールパネ
ルの下に位置する左右2個の三角形パネル、該2個の三
角形パネルの間に位置する中央傾斜パネル、2個の内側
頂部シールパネルを画する縦クリース、2個の内側頂部
シールパネルと2個の三角形パネルとをそれぞれ画する
左右2本の横クリース、及び2個の三角形パネルと中央
傾斜パネルとをそれぞれ画する左右2本の斜めクリース
を有する紙容器において、スパウトパネル内の、前記縦
クリース及びその延長線で分割される左右2つの領域の
少なくとも一方に、内側頂部シールパネル内における縦
クリースの上端と接する点或いはその上端近傍の点を始
点とし、2個の三角形パネルの一方内の一点を終点とし
て、始点から外側に膨むように2個の内側頂部シールパ
ネルの一方内及び一方の三角形パネル内を通って終点ま
で延びる摘み片形成用ハーフカット線を設けた構成とし
た。
表裏の全面に熱可塑性樹脂を被覆した板紙素材によって
有底の胴部の上に切妻屋根型頂部が存在するように形成
され、切妻屋根型頂部を形成する上側の2枚のパネルの
下に折り込まれる折込型のスパウトパネルが、左右2個
の内側頂部シールパネル、該2個の内側頂部シールパネ
ルの下に位置する左右2個の三角形パネル、該2個の三
角形パネルの間に位置する中央傾斜パネル、2個の内側
頂部シールパネルを画する縦クリース、2個の内側頂部
シールパネルと2個の三角形パネルとをそれぞれ画する
左右2本の横クリース、及び2個の三角形パネルと中央
傾斜パネルとをそれぞれ画する左右2本の斜めクリース
を有する紙容器において、スパウトパネル内の、前記縦
クリース及びその延長線で分割される左右2つの領域の
少なくとも一方に、内側頂部シールパネル内における縦
クリースの上端と接する点或いはその上端近傍の点を始
点とし、2個の三角形パネルの一方内の一点を終点とし
て、始点から外側に膨むように2個の内側頂部シールパ
ネルの一方内及び一方の三角形パネル内を通って終点ま
で延びる摘み片形成用ハーフカット線を設けた構成とし
た。
【0008】この構成によれば、開封する場合、スパウ
トパネルの左右の三角形パネルを左右に押し広げるよう
にして、スパウトパネルをほぼ正方形の面を形成するよ
うに開き、摘み片形成用ハーフカット線をその膨み部分
の頂部から層間剥離させ、この剥離によりできる摘み片
を指で摘んで引張る。これにより、摘み片形成用ハーフ
カット線に沿った層間剥離と内側頂部シールパネルの内
面シールの剥離とが同時に進行し、或いはその内面シー
ルの剥離が前記層間剥離より遅れて進行する。
トパネルの左右の三角形パネルを左右に押し広げるよう
にして、スパウトパネルをほぼ正方形の面を形成するよ
うに開き、摘み片形成用ハーフカット線をその膨み部分
の頂部から層間剥離させ、この剥離によりできる摘み片
を指で摘んで引張る。これにより、摘み片形成用ハーフ
カット線に沿った層間剥離と内側頂部シールパネルの内
面シールの剥離とが同時に進行し、或いはその内面シー
ルの剥離が前記層間剥離より遅れて進行する。
【0009】すなわち、前記摘み片を指で摘んで引張る
ことにより、摘み片が摘み片形成用ハーフカット線の始
点と終点との間を残して剥離される間、左右の内側頂部
シールパネルの内面シールも、摘み片を引張る力を受け
て徐々に剥がされて行く。このとき、内側頂部シールパ
ネルのシール力が前記層間剥離を引き起こす力よりも強
い場合には、摘み片を引張ることにより、まず摘み片が
摘み片形成用ハーフカット線の始点と終点との間を残す
ところまで剥離される。ここで、摘み片をさらに引張り
続けることにより、この引張力が前記始点と終点を結ぶ
箇所に作用して内側頂部シールパネルの内面シールが徐
々に剥がされて行き、その内面シールの剥離及びスパウ
トパネルの引き出しが完全になされて注出口が開口す
る。
ことにより、摘み片が摘み片形成用ハーフカット線の始
点と終点との間を残して剥離される間、左右の内側頂部
シールパネルの内面シールも、摘み片を引張る力を受け
て徐々に剥がされて行く。このとき、内側頂部シールパ
ネルのシール力が前記層間剥離を引き起こす力よりも強
い場合には、摘み片を引張ることにより、まず摘み片が
摘み片形成用ハーフカット線の始点と終点との間を残す
ところまで剥離される。ここで、摘み片をさらに引張り
続けることにより、この引張力が前記始点と終点を結ぶ
箇所に作用して内側頂部シールパネルの内面シールが徐
々に剥がされて行き、その内面シールの剥離及びスパウ
トパネルの引き出しが完全になされて注出口が開口す
る。
【0010】ところで、この構成によれば、前記縦クリ
ースの上端と接する点或いはその上端近傍の点を摘み片
形成用ハーフカット線の始点としているので、そのハー
フカット線をスパウトパネルの上部スペースを最大限に
利用して大きくとることができ、そのハーフカット線に
沿った層間剥離により形成される摘み片を大きく剥離さ
せることができる。これによって、前記引張力を受ける
摘み片に作用する力が分散され、摘み片の強度が増す。
また、摘み片は摘み片形成用ハーフカット線の始点と終
点との間の幅の広い根元を残すように剥離されるので、
この部分で千切れにくくなり、その根元が千切れるのを
防止する千切れ防止手段をこの部分に貼り付ける必要も
ない。
ースの上端と接する点或いはその上端近傍の点を摘み片
形成用ハーフカット線の始点としているので、そのハー
フカット線をスパウトパネルの上部スペースを最大限に
利用して大きくとることができ、そのハーフカット線に
沿った層間剥離により形成される摘み片を大きく剥離さ
せることができる。これによって、前記引張力を受ける
摘み片に作用する力が分散され、摘み片の強度が増す。
また、摘み片は摘み片形成用ハーフカット線の始点と終
点との間の幅の広い根元を残すように剥離されるので、
この部分で千切れにくくなり、その根元が千切れるのを
防止する千切れ防止手段をこの部分に貼り付ける必要も
ない。
【0011】また、請求項2に係る発明は摘み片形成用
ハーフカット線の始点側端部が、始点近傍から縦クリー
スに対して斜め上方を向いて始点まで延びている構成と
した。
ハーフカット線の始点側端部が、始点近傍から縦クリー
スに対して斜め上方を向いて始点まで延びている構成と
した。
【0012】この構成によれば、摘み片形成用ハーフカ
ット線に沿った層間剥離が始点まで進んだところで、摘
み片に引張力が依然作用している場合、始点近傍の内側
頂部シールパネルには、引張力が縦クリースに対して斜
め上方への力として作用する。そのため、摘み片形成用
ハーフカット線の始点近傍では、摘み片の根元を引き裂
くような力が作用せず、この部分で千切れにくくなり、
その根元が千切れるのを防止する千切れ防止手段をこの
部分に貼り付ける必要もない。
ット線に沿った層間剥離が始点まで進んだところで、摘
み片に引張力が依然作用している場合、始点近傍の内側
頂部シールパネルには、引張力が縦クリースに対して斜
め上方への力として作用する。そのため、摘み片形成用
ハーフカット線の始点近傍では、摘み片の根元を引き裂
くような力が作用せず、この部分で千切れにくくなり、
その根元が千切れるのを防止する千切れ防止手段をこの
部分に貼り付ける必要もない。
【0013】また、請求項3に係る発明は、摘み片形成
用ハーフカット線の終点が、一方の三角形パネルの下端
側角部近くに設けられている構成とした。
用ハーフカット線の終点が、一方の三角形パネルの下端
側角部近くに設けられている構成とした。
【0014】この構成によれば、摘み片形成用ハーフカ
ット線を三角形パネルの下部スペースを最大限に利用し
て大きくとることができ、そのハーフカット線に沿った
層間剥離により形成される摘み片をより大きく剥離させ
ることができる。これによって、引張力を受けて摘み片
に作用する力がより分散され、摘み片の強度がさらに増
し、摘み片は一層千切れにくくなる。
ット線を三角形パネルの下部スペースを最大限に利用し
て大きくとることができ、そのハーフカット線に沿った
層間剥離により形成される摘み片をより大きく剥離させ
ることができる。これによって、引張力を受けて摘み片
に作用する力がより分散され、摘み片の強度がさらに増
し、摘み片は一層千切れにくくなる。
【0015】また、請求項4に係る発明は、前記延長線
で分割される中央傾斜パネル内の左右2つの領域のう
ち、摘み片形成用ハーフカット線を設けた側の領域内に
中央傾斜パネルの下端と延長線の交点或いはその近傍の
一点を始点とし、中央傾斜パネルの下端上で摘み片形成
用ハーフカット線の終点より延長線側に寄った位置にあ
る一点を終点として、これらの2点間で上方に膨むよう
に延びた剥離案内用ハーフカット線を設けた構成とし
た。
で分割される中央傾斜パネル内の左右2つの領域のう
ち、摘み片形成用ハーフカット線を設けた側の領域内に
中央傾斜パネルの下端と延長線の交点或いはその近傍の
一点を始点とし、中央傾斜パネルの下端上で摘み片形成
用ハーフカット線の終点より延長線側に寄った位置にあ
る一点を終点として、これらの2点間で上方に膨むよう
に延びた剥離案内用ハーフカット線を設けた構成とし
た。
【0016】この構成によれば、摘み片形成用ハーフカ
ット線に沿った層間剥離が終点或いはその近傍まで進ん
だ後、この剥離がハーフカット線を施してない部分を延
長線側へ進んでいくと、この剥離により形成される摘み
片の下端が剥離案内用ハーフカット線の一部に達したと
ころで、この剥離が剥離案内用ハーフカット線に受け渡
される。この後、層間剥離が剥離案内用ハーフカット線
に沿ってその始点まで進む。そのため、形成される摘み
片の基部が最終的には縦クリース及びその延長線、即ち
スパウトパネルの中心線上に確実に位置することになる
ので、この摘み片をさらに引張るとその引張力はこの中
心線上に集中し、従って摘み片に加えられる引張力をよ
り効果的に内側頂部シールパネルの内面シールの剥離及
びスパウトパネルの引出しに利用することができる。
ット線に沿った層間剥離が終点或いはその近傍まで進ん
だ後、この剥離がハーフカット線を施してない部分を延
長線側へ進んでいくと、この剥離により形成される摘み
片の下端が剥離案内用ハーフカット線の一部に達したと
ころで、この剥離が剥離案内用ハーフカット線に受け渡
される。この後、層間剥離が剥離案内用ハーフカット線
に沿ってその始点まで進む。そのため、形成される摘み
片の基部が最終的には縦クリース及びその延長線、即ち
スパウトパネルの中心線上に確実に位置することになる
ので、この摘み片をさらに引張るとその引張力はこの中
心線上に集中し、従って摘み片に加えられる引張力をよ
り効果的に内側頂部シールパネルの内面シールの剥離及
びスパウトパネルの引出しに利用することができる。
【0017】さらに、請求項5に係る発明は、摘み片形
成用ハーフカット線及び剥離案内用ハーフカット線が、
前記縦クリース及びその延長線で分割されるスパウトパ
ネル内の左右の領域の両方にそれぞれ設けられており、
左右2本の剥離案内用ハーフカット線の各始点を、前記
交点或いはその近傍の位置でほぼ一致させてあり、か
つ、左右の剥離案内用ハーフカット線の各始点上に、剥
離の進行を阻止する千切れ防止手段が設けられている構
成とした。
成用ハーフカット線及び剥離案内用ハーフカット線が、
前記縦クリース及びその延長線で分割されるスパウトパ
ネル内の左右の領域の両方にそれぞれ設けられており、
左右2本の剥離案内用ハーフカット線の各始点を、前記
交点或いはその近傍の位置でほぼ一致させてあり、か
つ、左右の剥離案内用ハーフカット線の各始点上に、剥
離の進行を阻止する千切れ防止手段が設けられている構
成とした。
【0018】この構成によれば、剥離片形成用ハーフカ
ット線がスパウトパネル内の左右の領域の両方に設けて
あるので、左右の摘み片形成用ハーフカット線のいずれ
か一方を層間剥離させ、この剥離により形成される摘み
片を引張ることにより、スパウトパネルを引き出して注
出口を開口させることができる。また、左右の剥離案内
用ハーフカット線のいずれか一方に沿った層間剥離がそ
の始点まで進んだところで、摘み片に引張力が依然作用
している場合、その始点近傍の中央傾斜パネルにはその
始点を越えて層間剥離させる力が作用するが、この力は
千切れ防止手段により受け止められ、それから先への剥
離が阻止される。
ット線がスパウトパネル内の左右の領域の両方に設けて
あるので、左右の摘み片形成用ハーフカット線のいずれ
か一方を層間剥離させ、この剥離により形成される摘み
片を引張ることにより、スパウトパネルを引き出して注
出口を開口させることができる。また、左右の剥離案内
用ハーフカット線のいずれか一方に沿った層間剥離がそ
の始点まで進んだところで、摘み片に引張力が依然作用
している場合、その始点近傍の中央傾斜パネルにはその
始点を越えて層間剥離させる力が作用するが、この力は
千切れ防止手段により受け止められ、それから先への剥
離が阻止される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る紙容器の実施
の形態の一例を図1〜図3により説明する。図1はその
一例に係る紙容器のスパウトパネルの正面図、図2は図
1の紙容器の開封操作を示す説明図で、同図(A)はス
パウトパネルの左右の三角形パネルを押し開いた状態を
示し、同図(B)は摘み片を引張っている状態を示して
いる。
の形態の一例を図1〜図3により説明する。図1はその
一例に係る紙容器のスパウトパネルの正面図、図2は図
1の紙容器の開封操作を示す説明図で、同図(A)はス
パウトパネルの左右の三角形パネルを押し開いた状態を
示し、同図(B)は摘み片を引張っている状態を示して
いる。
【0020】図1及び図2に示す紙容器1は、表裏面に
熱可塑性樹脂を被覆した板紙素材を成形したものであっ
て、角筒状の胴部の下方をフラットに塞いで底部を閉塞
し、その中に内容物である飲料等の液体を充填した後、
上部を切妻屋根型に密封して形成されるいわゆるゲーベ
ルトップ型の紙容器である。
熱可塑性樹脂を被覆した板紙素材を成形したものであっ
て、角筒状の胴部の下方をフラットに塞いで底部を閉塞
し、その中に内容物である飲料等の液体を充填した後、
上部を切妻屋根型に密封して形成されるいわゆるゲーベ
ルトップ型の紙容器である。
【0021】前記切妻屋根型頂部を形成する上側の2枚
のパネル2の下に折り込まれる折込型注出口を形成する
スパウトパネル3は、左右2個の内側頂部シールパネル
4a,4b、該内側頂部シールパネル4a,4bの下に
それぞれ位置する左右2個の三角形パネル5a,5b、
該2個の三角形パネル5a,5bの間に位置する中央傾
斜パネル6と、2個の内側頂部シールパネル4a,4b
を画する縦クリース7、内側頂部シールパネル4a,4
bと三角形パネル5a,5bとをそれぞれ画する横クリ
ース8a,8b、及び三角形パネル5a,5bと中央傾
斜パネル6とをそれぞれ画する斜めクリース9a,9b
を有している。
のパネル2の下に折り込まれる折込型注出口を形成する
スパウトパネル3は、左右2個の内側頂部シールパネル
4a,4b、該内側頂部シールパネル4a,4bの下に
それぞれ位置する左右2個の三角形パネル5a,5b、
該2個の三角形パネル5a,5bの間に位置する中央傾
斜パネル6と、2個の内側頂部シールパネル4a,4b
を画する縦クリース7、内側頂部シールパネル4a,4
bと三角形パネル5a,5bとをそれぞれ画する横クリ
ース8a,8b、及び三角形パネル5a,5bと中央傾
斜パネル6とをそれぞれ画する斜めクリース9a,9b
を有している。
【0022】前記スパウトパネル3内の、縦クリース7
及びその延長線7aで分割される左右2つの領域の一方
(図1では右側の領域)には、内側頂部シールパネル4
a内における縦クリース7の上端と接する点を始点10
aとし、三角形パネル5a内の一点を終点10bとし
て、始点10aから外側に膨むように内側頂部シールパ
ネル4a内及び三角形パネル5a内を通って終点10b
まで延びる摘み片形成用ハーフカット線10が設けられ
ている。
及びその延長線7aで分割される左右2つの領域の一方
(図1では右側の領域)には、内側頂部シールパネル4
a内における縦クリース7の上端と接する点を始点10
aとし、三角形パネル5a内の一点を終点10bとし
て、始点10aから外側に膨むように内側頂部シールパ
ネル4a内及び三角形パネル5a内を通って終点10b
まで延びる摘み片形成用ハーフカット線10が設けられ
ている。
【0023】摘み片形成用ハーフカット線10の始点側
端部が、縦クリース7に対して斜め上方を向いて始点1
0aまで延びている。また、摘み片形成用ハーフカット
線10の終点10bが、三角形パネル5aの下端側角部
近くに設けられている。
端部が、縦クリース7に対して斜め上方を向いて始点1
0aまで延びている。また、摘み片形成用ハーフカット
線10の終点10bが、三角形パネル5aの下端側角部
近くに設けられている。
【0024】次に、上記の紙容器1の開封について説明
する。この紙容器1は、飲料等の液体が充填された後
に、スパウトパネル3が折り込まれ、外側頂部シールパ
ネル11a,11bと内側シールパネル4a,4bがシ
ールされて上部開口部が密封されるとともに、向い合わ
せとなる外側頂部シールパネル11a,11b同士、及
び内側シールパネル4a,4b同士がシールされ切妻屋
根型頂部が形成されるものである。この紙容器の開封に
あたっては、まず、スパウトパネル3の左右の三角形パ
ネル5a,5bを左右に押し広げるようにして外側シー
ルパネル11a,11b間及び内側シールパネル4a,
4b間のシールを剥しスパウトパネル3をほぼ正方形の
面を形成するように開く(図2(A)参照)。
する。この紙容器1は、飲料等の液体が充填された後
に、スパウトパネル3が折り込まれ、外側頂部シールパ
ネル11a,11bと内側シールパネル4a,4bがシ
ールされて上部開口部が密封されるとともに、向い合わ
せとなる外側頂部シールパネル11a,11b同士、及
び内側シールパネル4a,4b同士がシールされ切妻屋
根型頂部が形成されるものである。この紙容器の開封に
あたっては、まず、スパウトパネル3の左右の三角形パ
ネル5a,5bを左右に押し広げるようにして外側シー
ルパネル11a,11b間及び内側シールパネル4a,
4b間のシールを剥しスパウトパネル3をほぼ正方形の
面を形成するように開く(図2(A)参照)。
【0025】次に、摘み片形成用ハーフカット線10の
膨み部分の頂部から層間剥離させ、この剥離により形成
された摘み片12を指で摘んで斜め下方(所定の開封方
向)に引張る(図2(B)参照)。なお、この膨み部分
の頂部は、スパウトパネル3の左右の三角形パネル5
a,5bを押し開いた際、一旦この三角形パネル5a,
5bを切妻屋根型頂部斜面につく位まで一杯に押し広げ
ることにより、自然と層間剥離させることもできる。
膨み部分の頂部から層間剥離させ、この剥離により形成
された摘み片12を指で摘んで斜め下方(所定の開封方
向)に引張る(図2(B)参照)。なお、この膨み部分
の頂部は、スパウトパネル3の左右の三角形パネル5
a,5bを押し開いた際、一旦この三角形パネル5a,
5bを切妻屋根型頂部斜面につく位まで一杯に押し広げ
ることにより、自然と層間剥離させることもできる。
【0026】これにより、摘み片形成用ハーフカット線
10に沿った層間剥離と内側頂部シールパネル4a,4
bの内面シールの剥離とがほぼ同時に進行する。すなわ
ち、摘み片12を指で摘んで引張ることにより、摘み片
12が摘み片形成用ハーフカット線10の始点10aと
終点10bとの間を残して剥離されるまでの間、左右の
内側頂部シールパネル4a,4bの内面シール即ち、内
側頂部シールパネル4a,4bと外側頂部シールパネル
11a,11b間のシールも、摘み片12を引張る力を
受けて徐々に剥がされて行く(図2(B)参照)。摘み
片12をさらに引張り続けることにより、内側頂部シー
ルパネル4a,4bの内面シールの剥離及びスパウトパ
ネル3の引き出しが完全になされて注出口が開口する。
10に沿った層間剥離と内側頂部シールパネル4a,4
bの内面シールの剥離とがほぼ同時に進行する。すなわ
ち、摘み片12を指で摘んで引張ることにより、摘み片
12が摘み片形成用ハーフカット線10の始点10aと
終点10bとの間を残して剥離されるまでの間、左右の
内側頂部シールパネル4a,4bの内面シール即ち、内
側頂部シールパネル4a,4bと外側頂部シールパネル
11a,11b間のシールも、摘み片12を引張る力を
受けて徐々に剥がされて行く(図2(B)参照)。摘み
片12をさらに引張り続けることにより、内側頂部シー
ルパネル4a,4bの内面シールの剥離及びスパウトパ
ネル3の引き出しが完全になされて注出口が開口する。
【0027】内側頂部シールパネル4a,4bの内面シ
ール力が摘み片形成用ハーフカット線10に沿った層間
剥離を引き起こす力よりも強い場合には、内側頂部シー
ルパネル4a,4bの内面シールの剥離が摘み片形成用
ハーフカット線10に沿った層間剥離より遅れて進行す
る。すなわち、図2(A)に示す状態で摘み片12を引
張ることにより、まず摘み片12が始点10aと終点1
0bとの間を残すところまで剥離される。ここで、摘み
片12をさらに引張り続けることにより、この引張力が
始点10aと終点10bの間の箇所に作用して内側頂部
シールパネル4a,4bの内面シールが徐々に剥がされ
て行き、その内面シールの剥離及びスパウトパネル3の
引き出しが完全になされて注出口が開口する。
ール力が摘み片形成用ハーフカット線10に沿った層間
剥離を引き起こす力よりも強い場合には、内側頂部シー
ルパネル4a,4bの内面シールの剥離が摘み片形成用
ハーフカット線10に沿った層間剥離より遅れて進行す
る。すなわち、図2(A)に示す状態で摘み片12を引
張ることにより、まず摘み片12が始点10aと終点1
0bとの間を残すところまで剥離される。ここで、摘み
片12をさらに引張り続けることにより、この引張力が
始点10aと終点10bの間の箇所に作用して内側頂部
シールパネル4a,4bの内面シールが徐々に剥がされ
て行き、その内面シールの剥離及びスパウトパネル3の
引き出しが完全になされて注出口が開口する。
【0028】ところで、この紙容器では、縦クリース7
の上端と接する点を摘み片形成用ハーフカット線10の
始点としているので、そのハーフカット線10をスパウ
トパネル3の上部スペースを最大限に利用して大きくと
ることができ、そのハーフカット線10に沿った層間剥
離により形成される摘み片を大きく剥離させることがで
きる。これによって、引張力を受ける摘み片12に作用
する力が分散され、摘み片12の強度が増す。また摘み
片12は摘み片形成用ハーフカット線10の始点10a
と終点10bとの間に幅の広い根元を残すように剥離さ
れるので、この部分が千切れにくくなる。
の上端と接する点を摘み片形成用ハーフカット線10の
始点としているので、そのハーフカット線10をスパウ
トパネル3の上部スペースを最大限に利用して大きくと
ることができ、そのハーフカット線10に沿った層間剥
離により形成される摘み片を大きく剥離させることがで
きる。これによって、引張力を受ける摘み片12に作用
する力が分散され、摘み片12の強度が増す。また摘み
片12は摘み片形成用ハーフカット線10の始点10a
と終点10bとの間に幅の広い根元を残すように剥離さ
れるので、この部分が千切れにくくなる。
【0029】また、摘み片形成用ハーフカット線10に
沿った層間剥離が始点10aまで進んだところで、摘み
片12に引張力が依然作用している場合、始点10a近
傍の内側頂部シールパネル4aには、引張力が縦クリー
ス7に対して斜め上方への力として作用する。そのた
め、始点10aの近傍では、摘み片12の根本を引き裂
くような力が作用せず、摘み片12はその上部側でより
ちぎれにくくなる。
沿った層間剥離が始点10aまで進んだところで、摘み
片12に引張力が依然作用している場合、始点10a近
傍の内側頂部シールパネル4aには、引張力が縦クリー
ス7に対して斜め上方への力として作用する。そのた
め、始点10aの近傍では、摘み片12の根本を引き裂
くような力が作用せず、摘み片12はその上部側でより
ちぎれにくくなる。
【0030】さらに、摘み片形成用ハーフカット線10
の終点10bが、三角形パネル5aの下端側角部近くに
設けられているので、摘み片形成用ハーフカット線10
を三角形パネル5aの下部スペースを最大限に利用して
大きくとることができ、摘み片12をより大きく剥離さ
せることができる。これによって、引張力を受けて摘み
片12に作用する力がより軽減され、摘み片12の強度
がさらに増す。また、摘み片12は摘み片形成用ハーフ
カット線10の始点10aと終点10bの間に最大限の
幅の根元を残すように剥離されるので、この部分は一層
千切れにくくなる。
の終点10bが、三角形パネル5aの下端側角部近くに
設けられているので、摘み片形成用ハーフカット線10
を三角形パネル5aの下部スペースを最大限に利用して
大きくとることができ、摘み片12をより大きく剥離さ
せることができる。これによって、引張力を受けて摘み
片12に作用する力がより軽減され、摘み片12の強度
がさらに増す。また、摘み片12は摘み片形成用ハーフ
カット線10の始点10aと終点10bの間に最大限の
幅の根元を残すように剥離されるので、この部分は一層
千切れにくくなる。
【0031】したがって、上記実施の形態の一例によれ
ば、製造コストをアップさせることなく、摘み片12の
強度を増し、スパウトパネル3の引き出しを確実に行な
うことができる。
ば、製造コストをアップさせることなく、摘み片12の
強度を増し、スパウトパネル3の引き出しを確実に行な
うことができる。
【0032】また、本例では、図3で示すように、摘み
片形成用ハーフカット線10に沿った層間剥離が始点1
0aと終点10b或いは両点の近傍まで進んだ後、この
剥離がハーフカットを施してない部分を同図の剥がれ線
Aで示すような経路を辿って前記延長線7a側へ進んで
いく場合がある。この剥離は延長線7aの近傍で停止す
る。この状態で摘み片12をさらに引張ると、この引張
り力がスパウトパネル3の延長線7aにほぼ沿った部分
に作用し、内側頂部シールパネル4a,4bの内面シー
ルの剥離及びスパウトパネル3の引き出しが完全になさ
れて注出口が開口する。
片形成用ハーフカット線10に沿った層間剥離が始点1
0aと終点10b或いは両点の近傍まで進んだ後、この
剥離がハーフカットを施してない部分を同図の剥がれ線
Aで示すような経路を辿って前記延長線7a側へ進んで
いく場合がある。この剥離は延長線7aの近傍で停止す
る。この状態で摘み片12をさらに引張ると、この引張
り力がスパウトパネル3の延長線7aにほぼ沿った部分
に作用し、内側頂部シールパネル4a,4bの内面シー
ルの剥離及びスパウトパネル3の引き出しが完全になさ
れて注出口が開口する。
【0033】なお、本例では、摘み片形成用ハーフカッ
ト線10の始点10aは、内側頂部シールパネル4a,
4b内において縦クリース7の上端に接しているが、必
しも接する必要はなく、同パネル内でその上端の近傍で
あればよい。また、摘み片形成用ハーフカット線10
を、縦クリース7及びその延長線7aで左右2つの領域
に分割されるスパウトパネル3内の右側の領域に設ける
代わりに、その左側の領域に設けてもよい。
ト線10の始点10aは、内側頂部シールパネル4a,
4b内において縦クリース7の上端に接しているが、必
しも接する必要はなく、同パネル内でその上端の近傍で
あればよい。また、摘み片形成用ハーフカット線10
を、縦クリース7及びその延長線7aで左右2つの領域
に分割されるスパウトパネル3内の右側の領域に設ける
代わりに、その左側の領域に設けてもよい。
【0034】次に、本発明に係る紙容器の実施の形態の
他例を図4及び図5により説明する。図5は図4の紙容
器の開封操作を示す説明図で、同図(A)はスパウトパ
ネル3の左右の三角形パネル5a,5bを押し開いた状
態を示し、同図(B)は第1の開封方法を示している。
他例を図4及び図5により説明する。図5は図4の紙容
器の開封操作を示す説明図で、同図(A)はスパウトパ
ネル3の左右の三角形パネル5a,5bを押し開いた状
態を示し、同図(B)は第1の開封方法を示している。
【0035】本例の紙容器1では、図4で示すように、
延長線7aで左右2つの領域に分割される中央傾斜パネ
ル6内の右側の領域に、中央傾斜パネル6の下端(この
下端を形成する横クリース)14と延長線7aの交点を
始点13aとし、その下端14上で摘み片形成用ハーフ
カット線10の終点10bより延長線7a側に寄った位
置にある一点を終点13bとして、これらの2点間で半
円形状に延びた剥離案内用ハーフカット線13が設けら
れている。
延長線7aで左右2つの領域に分割される中央傾斜パネ
ル6内の右側の領域に、中央傾斜パネル6の下端(この
下端を形成する横クリース)14と延長線7aの交点を
始点13aとし、その下端14上で摘み片形成用ハーフ
カット線10の終点10bより延長線7a側に寄った位
置にある一点を終点13bとして、これらの2点間で半
円形状に延びた剥離案内用ハーフカット線13が設けら
れている。
【0036】次に、上記紙容器1の開封について説明す
る。最初に、第1の開封方法について説明する。まず、
三角形パネル5a,5bを左右に押し広げることによ
り、外側シールパネル11a,11bを剥してスパウト
パネル3を開き、摘み片形成用ハーフカット線10の膨
み部分の頂部から層間剥離させる(図5(A)参照)。
この剥離部すなわち摘み片12を指で摘んで斜め下方
(所定の開封方向)に引張ることにより、摘み片形成用
ハーフカット線10に沿って層間剥離させながら、内側
頂部シールパネル4a,4bの内面シールを徐々に剥が
していく(同図(B)参照)。
る。最初に、第1の開封方法について説明する。まず、
三角形パネル5a,5bを左右に押し広げることによ
り、外側シールパネル11a,11bを剥してスパウト
パネル3を開き、摘み片形成用ハーフカット線10の膨
み部分の頂部から層間剥離させる(図5(A)参照)。
この剥離部すなわち摘み片12を指で摘んで斜め下方
(所定の開封方向)に引張ることにより、摘み片形成用
ハーフカット線10に沿って層間剥離させながら、内側
頂部シールパネル4a,4bの内面シールを徐々に剥が
していく(同図(B)参照)。
【0037】摘み片形成用ハーフカット線10に沿った
層間剥離をその始点10aと終点10b或いは両点の近
傍まで進めた後、摘み片12を引張り続けることにより
その下端側を延長線7a側へ剥離させていく(同図(B
参照)参照)。この剥離がハーフカットを施してない部
分15を剥がれ線Bで示すような経路を辿って延長線7
a側へ進んでいき、この剥離により摘み片12の下端が
剥離案内用ハーフカット線13の一部に達したところ
で、この剥離が剥離案内用ハーフカット線13に受け渡
される(同図(B参照)参照)。
層間剥離をその始点10aと終点10b或いは両点の近
傍まで進めた後、摘み片12を引張り続けることにより
その下端側を延長線7a側へ剥離させていく(同図(B
参照)参照)。この剥離がハーフカットを施してない部
分15を剥がれ線Bで示すような経路を辿って延長線7
a側へ進んでいき、この剥離により摘み片12の下端が
剥離案内用ハーフカット線13の一部に達したところ
で、この剥離が剥離案内用ハーフカット線13に受け渡
される(同図(B参照)参照)。
【0038】この後、剥離片12をさらに引張り続ける
ことにより、剥離が半円形状の剥離案内用ハーフカット
線13に沿ってその始点13aまで進むと共に、内側頂
部シールパネル4a,4bの内面シールの剥離及びスパ
ウトパネル3の引き出しが完全になされて注出口が開口
する。このように、剥離案内用ハーフカット線13に沿
ってその始点13aまで層間剥離させる間に、スパウト
パネル3の注出口が開口する。
ことにより、剥離が半円形状の剥離案内用ハーフカット
線13に沿ってその始点13aまで進むと共に、内側頂
部シールパネル4a,4bの内面シールの剥離及びスパ
ウトパネル3の引き出しが完全になされて注出口が開口
する。このように、剥離案内用ハーフカット線13に沿
ってその始点13aまで層間剥離させる間に、スパウト
パネル3の注出口が開口する。
【0039】次に、第2の開封方法について説明する。
内側頂部シールパネル4a,4bの内面シールを剥がす
力が両ハーフカット線10,13に沿った層間剥離を引
き起こす力よりも強い場合には、図5(A)で示す摘み
片12を引張ることにより、摘み片形成用ハーフカット
線10に沿って層間剥離させ、摘み片形成用ハーフカッ
ト線10の終点10b或いはその近傍から剥離案内用ハ
ーフカット線13までの間で前記剥がれ線Bで示すよう
な経路を辿って剥離させ、さらに、剥離案内用ハーフカ
ット線13に沿ってその始点13aまで層間剥離させ
る。このとき、内側頂部シールパネル4a,4bの内面
シールは剥がれていない。
内側頂部シールパネル4a,4bの内面シールを剥がす
力が両ハーフカット線10,13に沿った層間剥離を引
き起こす力よりも強い場合には、図5(A)で示す摘み
片12を引張ることにより、摘み片形成用ハーフカット
線10に沿って層間剥離させ、摘み片形成用ハーフカッ
ト線10の終点10b或いはその近傍から剥離案内用ハ
ーフカット線13までの間で前記剥がれ線Bで示すよう
な経路を辿って剥離させ、さらに、剥離案内用ハーフカ
ット線13に沿ってその始点13aまで層間剥離させ
る。このとき、内側頂部シールパネル4a,4bの内面
シールは剥がれていない。
【0040】この状態で、摘み片12をさらに引張る
と、この引張力が両ハーフカット線10,13の始点1
0a,13aの間でスパウトパネル3に作用するので、
内側頂部シールパネル4a,4bの内面シールが剥がさ
れ、その内面シールの剥離及びスパウトパネル3の引き
出しが完全になされて注出口が開口する。
と、この引張力が両ハーフカット線10,13の始点1
0a,13aの間でスパウトパネル3に作用するので、
内側頂部シールパネル4a,4bの内面シールが剥がさ
れ、その内面シールの剥離及びスパウトパネル3の引き
出しが完全になされて注出口が開口する。
【0041】このように、図4に示す本例によれば、摘
み片12の基部が最終的には縦クリース7及びその延長
線7a、即ちスパウトパネル3の中心線上に確実に位置
することになるので、この摘み片12をさらに引張ると
その引張力はこの中心線上に集中し、従って摘み片12
に加えられる引張力をより効果的に内側頂部シールパネ
ル4a,4bの内面シールの剥離及びスパウトパネル3
の引出しに利用することができる。
み片12の基部が最終的には縦クリース7及びその延長
線7a、即ちスパウトパネル3の中心線上に確実に位置
することになるので、この摘み片12をさらに引張ると
その引張力はこの中心線上に集中し、従って摘み片12
に加えられる引張力をより効果的に内側頂部シールパネ
ル4a,4bの内面シールの剥離及びスパウトパネル3
の引出しに利用することができる。
【0042】また、摘み片形成用ハーフカット線10の
終点10b或いはその近傍からの層間剥離は、ハーフカ
ットを施してない部分15を通って剥離案内用ハーフカ
ット線13に受け渡され、この後、半円形状の剥離案内
用ハーフカット線13により案内されてその始点13a
まで進むので、この剥離により形成される摘み片12の
下端部が半円形状にきれいに剥がれる。したがって、開
封時にスパウトパネル3の外観上の美観が損なわれな
い。
終点10b或いはその近傍からの層間剥離は、ハーフカ
ットを施してない部分15を通って剥離案内用ハーフカ
ット線13に受け渡され、この後、半円形状の剥離案内
用ハーフカット線13により案内されてその始点13a
まで進むので、この剥離により形成される摘み片12の
下端部が半円形状にきれいに剥がれる。したがって、開
封時にスパウトパネル3の外観上の美観が損なわれな
い。
【0043】さらに、内側頂部シールパネル4a,4b
のシール力と、両ハーフカット線10,13に沿った層
間剥離を引き起こすのに必要な力とが、製造誤差等によ
り多少変動したとしても、上記2通りの開封方法が可能
であるので、注出口の開口を確実に行なうことができ
る。
のシール力と、両ハーフカット線10,13に沿った層
間剥離を引き起こすのに必要な力とが、製造誤差等によ
り多少変動したとしても、上記2通りの開封方法が可能
であるので、注出口の開口を確実に行なうことができ
る。
【0044】なお、本例では、摘み片形成用ハーフカッ
ト線10の終点10b或いはその近傍からの層間剥離
は、剥離案内用ハーフカット線13に受け渡される。こ
のとき、終点10bと剥離案内用ハーフカット線13の
間にハーフカットを施していない領域15があるので、
終点10bからそのハーフカット線13に向う剥離力の
大きさや方向にバラつきがあっても、その力の大きさや
方向に応じて常に一定とはいえない経路(例えば剥がれ
線B)を辿ってそのハーフカット線13に受け渡される
ことになり、更に剥離案内用ハーフカット線13が終点
10bより延長線7a側にあってこの終点10bよりも
上方の位置まで半円形状に延びていることと相俟って、
終点10b或いはその近傍からの層間剥離は、一定の方
向ではないが無理のない経路を辿って確実に剥離案内用
ハーフカット線13に受け渡される。
ト線10の終点10b或いはその近傍からの層間剥離
は、剥離案内用ハーフカット線13に受け渡される。こ
のとき、終点10bと剥離案内用ハーフカット線13の
間にハーフカットを施していない領域15があるので、
終点10bからそのハーフカット線13に向う剥離力の
大きさや方向にバラつきがあっても、その力の大きさや
方向に応じて常に一定とはいえない経路(例えば剥がれ
線B)を辿ってそのハーフカット線13に受け渡される
ことになり、更に剥離案内用ハーフカット線13が終点
10bより延長線7a側にあってこの終点10bよりも
上方の位置まで半円形状に延びていることと相俟って、
終点10b或いはその近傍からの層間剥離は、一定の方
向ではないが無理のない経路を辿って確実に剥離案内用
ハーフカット線13に受け渡される。
【0045】また、本例では、剥離案内用ハーフカット
線13の始点13aが前記交点と一致しているが、中央
傾斜パネル6内におけるその交点近傍の点を始点13a
としてもよい。
線13の始点13aが前記交点と一致しているが、中央
傾斜パネル6内におけるその交点近傍の点を始点13a
としてもよい。
【0046】さらに、本例では、剥離案内用ハーフカッ
ト線13を半円形にしているが、そのハーフカット線1
3の形状は、始点13aと終点13bの間で上方に膨ら
むように延びる形状であればよい。例えば、中央傾斜パ
ネル6の下端14を底辺とする台形状であってもよい。
ト線13を半円形にしているが、そのハーフカット線1
3の形状は、始点13aと終点13bの間で上方に膨ら
むように延びる形状であればよい。例えば、中央傾斜パ
ネル6の下端14を底辺とする台形状であってもよい。
【0047】次に、本発明に係る紙容器の実施の形態の
他例を図6により説明する。この紙容器では、摘み片形
成用ハーフカット線10及び半円形の剥離案内用ハーフ
カット線13が、縦クリース7及びその延長線7aで分
割されるスパウトパネル3内の左右の領域の両方に、縦
クリース7及びその延長線7aに関してそれぞれほぼ対
称に設けられており、左右2本の剥離案内用ハーフカッ
ト線13の各始点13aを、中央傾斜パネル6内でその
下端14と延長線7aの交点或いはその近傍の位置でほ
ぼ一致させてある。また左右の剥離案内用ハーフカット
線13の各始点13a上に、剥離がそれぞれ他の領域に
ある剥離案内用ハーフカット線13まで進行していかな
いように千切れ防止手段16が設けられている。この千
切れ防止手段16として横線状の型押しが採用されてい
る。
他例を図6により説明する。この紙容器では、摘み片形
成用ハーフカット線10及び半円形の剥離案内用ハーフ
カット線13が、縦クリース7及びその延長線7aで分
割されるスパウトパネル3内の左右の領域の両方に、縦
クリース7及びその延長線7aに関してそれぞれほぼ対
称に設けられており、左右2本の剥離案内用ハーフカッ
ト線13の各始点13aを、中央傾斜パネル6内でその
下端14と延長線7aの交点或いはその近傍の位置でほ
ぼ一致させてある。また左右の剥離案内用ハーフカット
線13の各始点13a上に、剥離がそれぞれ他の領域に
ある剥離案内用ハーフカット線13まで進行していかな
いように千切れ防止手段16が設けられている。この千
切れ防止手段16として横線状の型押しが採用されてい
る。
【0048】本例によれば、剥離片形成用ハーフカット
線10がスパウトパネル3内の左右の領域の両方に設け
てあるので、左右の摘み片形成用ハーフカット線10の
いずれか一方の頂部を層間剥離させ、この剥離により形
成される摘み片を引張ることにより、スパウトパネル3
を引き出して注出口を開口させることができる。したが
って、右利き及び左利きのどちらの人にとっても開封を
容易に行なえ、使いやすい。
線10がスパウトパネル3内の左右の領域の両方に設け
てあるので、左右の摘み片形成用ハーフカット線10の
いずれか一方の頂部を層間剥離させ、この剥離により形
成される摘み片を引張ることにより、スパウトパネル3
を引き出して注出口を開口させることができる。したが
って、右利き及び左利きのどちらの人にとっても開封を
容易に行なえ、使いやすい。
【0049】また、左右の剥離案内用ハーフカット線1
3のいずれか一方に沿った層間剥離がその始点13aま
で進んだところで、摘み片12に引張力が依然作用して
いる場合、その始点13a近傍で中央傾斜パネル6には
その始点13aを越えて層間剥離させる力が作用する
が、この力は千切れ防止手段16により受け止められ、
それから先への剥離が阻止される。そのため、摘み片1
2にかけられた引張力が摘み片形成用ハーフカット線1
0の始点10aと剥離案内用ハーフカット13の始点1
3aとを結んだ線上、即ち延長線7a上にほぼ集中し、
この引張力をより効果的に内側頂部シールパネル4a,
4bの内面シールの剥離及びスパウトパネル3の引出し
に利用することができる。
3のいずれか一方に沿った層間剥離がその始点13aま
で進んだところで、摘み片12に引張力が依然作用して
いる場合、その始点13a近傍で中央傾斜パネル6には
その始点13aを越えて層間剥離させる力が作用する
が、この力は千切れ防止手段16により受け止められ、
それから先への剥離が阻止される。そのため、摘み片1
2にかけられた引張力が摘み片形成用ハーフカット線1
0の始点10aと剥離案内用ハーフカット13の始点1
3aとを結んだ線上、即ち延長線7a上にほぼ集中し、
この引張力をより効果的に内側頂部シールパネル4a,
4bの内面シールの剥離及びスパウトパネル3の引出し
に利用することができる。
【0050】なお,本例では、本例ではこの千切れ防止
手段16として横線状の型押しが採用されているが、こ
れに限定されるものではない。
手段16として横線状の型押しが採用されているが、こ
れに限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、摘み片形成用ハーフカット線をスパウトパネルの
上部スペースを最大限に利用して大きくとることがで
き、そのハーフカット線に沿った層間剥離により形成さ
れる摘み片を大きく剥離させることができるので、引張
力を受ける摘み片に作用する力が分散され、摘み片の強
度が増す。また、摘み片は摘み片形成用ハーフカット線
の始点と終点との間の幅の広い根元を残すように剥離さ
れるので、この部分で千切れにくくなる。したがって、
製造コストをアップさせることなく、摘み片は強度を増
し、スパウトパネルの引き出しを確実に行うことができ
る。
れば、摘み片形成用ハーフカット線をスパウトパネルの
上部スペースを最大限に利用して大きくとることがで
き、そのハーフカット線に沿った層間剥離により形成さ
れる摘み片を大きく剥離させることができるので、引張
力を受ける摘み片に作用する力が分散され、摘み片の強
度が増す。また、摘み片は摘み片形成用ハーフカット線
の始点と終点との間の幅の広い根元を残すように剥離さ
れるので、この部分で千切れにくくなる。したがって、
製造コストをアップさせることなく、摘み片は強度を増
し、スパウトパネルの引き出しを確実に行うことができ
る。
【0052】また、請求項2に係る発明によれば、摘み
片形成用ハーフカット線の始点近傍では、摘み片の根元
を引き裂くような力が作用しないので、摘み片の上部側
(始点側)が千切れるのを一層防止することができる。
片形成用ハーフカット線の始点近傍では、摘み片の根元
を引き裂くような力が作用しないので、摘み片の上部側
(始点側)が千切れるのを一層防止することができる。
【0053】また、請求項3に係る発明によれば、摘み
片の強度を一層増すことができる。
片の強度を一層増すことができる。
【0054】また、請求項4に係る発明によれば、摘み
片に加えられる引張力をより効果的に内側頂部シールパ
ネルの内面シールの剥離及びスパウトパネルの引出しに
利用することができる。また、摘み片の下端部を剥離案
内用ハーフカット線に沿ってきれいに剥がすことがで
き、開封時にスパウトパネルの外観上の美観が損なわれ
ない。
片に加えられる引張力をより効果的に内側頂部シールパ
ネルの内面シールの剥離及びスパウトパネルの引出しに
利用することができる。また、摘み片の下端部を剥離案
内用ハーフカット線に沿ってきれいに剥がすことがで
き、開封時にスパウトパネルの外観上の美観が損なわれ
ない。
【0055】さらに、請求項5に係る発明によれば、右
利き及び左利きのどちらの人にとっても開封を容易に行
なうことができ、使いやすい。また、摘み片を左右のい
ずれの側から引張る場合でも、1つの千切れ防止手段に
よって剥離を剥離案内用ハーフカットの所定に位置で停
止させることができる。
利き及び左利きのどちらの人にとっても開封を容易に行
なうことができ、使いやすい。また、摘み片を左右のい
ずれの側から引張る場合でも、1つの千切れ防止手段に
よって剥離を剥離案内用ハーフカットの所定に位置で停
止させることができる。
【図1】本発明に係る紙容器の実施の形態の一例を示す
スパウトパネルの正面図。
スパウトパネルの正面図。
【図2】図1の紙容器の開封操作を示す説明図。
【図3】図1の紙容器の開封操作を示す説明図。
【図4】本発明に係る紙容器の実施の形態の他例を示す
スパウトパネルの正面図。
スパウトパネルの正面図。
【図5】図4の紙容器の開封操作を示す説明図。
【図6】本発明に係る紙容器の実施の形態の他例を示す
スパウトパネルの正面図。
スパウトパネルの正面図。
【図7】従来例を示すスパウトパネルの正面図。
【図8】図7の従来例の開封操作を示す説明図。
1 紙容器 2 パネル 3 スパウトパネル 4a,4b 内側頂部シールパネル 5a,5b 三角形パネル 6 中央傾斜パネル 7 縦クリース 8a,8b 横クリース 9a,9b 斜めクリース 10 摘み片形成用ハーフカット線 10a 始点 10b 終点 11a,11b 外側頂部シールパネル 12 摘み片 13 剥離案内用ハーフカット線 14 中央傾斜パネルの下端(横クリース) 15 ハーフカットを施してない部分 16 千切れ防止手段
Claims (5)
- 【請求項1】 表裏の全面に熱可塑性樹脂を被覆した板
紙素材によって有底の胴部の上に切妻屋根型頂部が存在
するように形成され、切妻屋根型頂部を形成する上側の
2枚のパネルの下に折り込まれる折込型のスパウトパネ
ルが、左右2個の内側頂部シールパネル、該2個の内側
頂部シールパネルの下に位置する左右2個の三角形パネ
ル、該2個の三角形パネルの間に位置する中央傾斜パネ
ル、前記2個の内側頂部シールパネルを画する縦クリー
ス、前記2個の内側頂部シールパネルと前記2個の三角
形パネルとをそれぞれ画する左右2本の横クリース、及
び2個の三角形パネルと中央傾斜パネルとをそれぞれ画
する左右2本の斜めクリースを有する紙容器において、
前記スパウトパネル内の、前記縦クリース及びその延長
線で分割される左右2つの領域の少なくとも一方に、前
記内側頂部シールパネル内における前記縦クリースの上
端と接する点或いはその上端近傍の点を始点とし、前記
2個の三角形パネルの一方内の一点を終点として、前記
始点から外側に膨むように前記2個の内側頂部シールパ
ネルの一方内及び前記一方の三角形パネル内を通って前
記終点まで延びる摘み片形成用ハーフカット線を設けた
ことを特徴とする紙容器。 - 【請求項2】 前記摘み片形成用ハーフカット線の始点
側端部が、前記縦クリースに対して斜め上方を向いて前
記始点まで延びていることを特徴とする請求項1記載の
紙容器。 - 【請求項3】 前記摘み片形成用ハーフカット線の終点
が、前記一方の三角形パネルの下端側角部近くに設けら
れていることを特徴とする請求項1又は2記載の紙容
器。 - 【請求項4】 前記延長線で分割される前記中央傾斜パ
ネル内の左右2つの領域のうち、前記摘み片形成用ハー
フカット線を設けた側の領域内に前記中央傾斜パネルの
下端と前記延長線の交点或いはその近傍の一点を始点と
し、前記中央傾斜パネルの下端上で前記摘み片形成用ハ
ーフカット線の終点より前記延長線側に寄った位置にあ
る一点を終点として、これらの2点間で上方に膨むよう
に延びた剥離案内用ハーフカット線を設けたことを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の紙容器。 - 【請求項5】 前記摘み片形成用ハーフカット線及び前
記剥離案内用ハーフカット線が、前記縦クリース及びそ
の延長線で分割される前記スパウトパネル内の左右の領
域の両方にそれぞれ設けられており、左右2本の前記剥
離案内用ハーフカット線の各始点を、前記交点或いはそ
の近傍の位置でほぼ一致させてあり、かつ、前記左右の
剥離案内用ハーフカット線の各始点上に、剥離の進行を
阻止する千切れ防止手段が設けられていることを特徴と
する請求項4記載の紙容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061604A JPH11263337A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061604A JPH11263337A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 紙容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263337A true JPH11263337A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13175947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10061604A Withdrawn JPH11263337A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 紙容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263337A (ja) |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP10061604A patent/JPH11263337A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050114 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060912 |