JPH11263603A - プレート型オゾン発生装置用放電セル及びその製造方法 - Google Patents
プレート型オゾン発生装置用放電セル及びその製造方法Info
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- JPH11263603A JPH11263603A JP9099798A JP9099798A JPH11263603A JP H11263603 A JPH11263603 A JP H11263603A JP 9099798 A JP9099798 A JP 9099798A JP 9099798 A JP9099798 A JP 9099798A JP H11263603 A JPH11263603 A JP H11263603A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレート型オゾン発生装置に使用される放電
セルにおいて、0.1mm以下の放電ギャップ量を高精
度に実現する。 【解決手段】 一対の平板ユニット10,10の間に放
電空隙30を形成するために、リブ50を介して平板ユ
ニット10,10を接合する。各平板ユニット10は、
誘電体11の裏面側に平面電極12を設けた構造であ
る。リブ50は、一方の平板ユニット10の表面にガラ
ス材を印刷し焼成することにより形成され、そのガラス
材又は封着用の別のガラス材により他方の平板ユニット
10の表面に融着される。
セルにおいて、0.1mm以下の放電ギャップ量を高精
度に実現する。 【解決手段】 一対の平板ユニット10,10の間に放
電空隙30を形成するために、リブ50を介して平板ユ
ニット10,10を接合する。各平板ユニット10は、
誘電体11の裏面側に平面電極12を設けた構造であ
る。リブ50は、一方の平板ユニット10の表面にガラ
ス材を印刷し焼成することにより形成され、そのガラス
材又は封着用の別のガラス材により他方の平板ユニット
10の表面に融着される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレート型オゾン
発生装置に使用される放電セル及びその製造方法に関す
る。
発生装置に使用される放電セル及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オゾン発生装置は、種々の化学処理に使
用される一方で、半導体の製造に使用され始めた。例え
ば、酸化膜の形成、レジストのアッシング、シリコンウ
エーハの洗浄等に、オゾン発生装置は現在使用されてい
る。このような半導体用途の場合、高純度のオゾンガス
を発生させるために、原料ガスとしては高純度の酸素ガ
スが使用される。
用される一方で、半導体の製造に使用され始めた。例え
ば、酸化膜の形成、レジストのアッシング、シリコンウ
エーハの洗浄等に、オゾン発生装置は現在使用されてい
る。このような半導体用途の場合、高純度のオゾンガス
を発生させるために、原料ガスとしては高純度の酸素ガ
スが使用される。
【0003】図6は従来の代表的なオゾン発生装置の一
つであるプレート型オゾン発生装置に使用される放電セ
ルの概略構成図である。
つであるプレート型オゾン発生装置に使用される放電セ
ルの概略構成図である。
【0004】この放電セルは、所定の隙間をあけて積層
された一対の平板ユニット10,10を備えている。各
平板ユニット10は、平板状の誘電体11の裏面に、平
面電極12として導電性材料からなる薄膜を被覆した構
造になっており、平板ユニット10,10の誘電体1
1,11間に放電空隙30を形成するべく、額縁状のス
ペーサ20を介して平板ユニット10,10は積層固定
されている。
された一対の平板ユニット10,10を備えている。各
平板ユニット10は、平板状の誘電体11の裏面に、平
面電極12として導電性材料からなる薄膜を被覆した構
造になっており、平板ユニット10,10の誘電体1
1,11間に放電空隙30を形成するべく、額縁状のス
ペーサ20を介して平板ユニット10,10は積層固定
されている。
【0005】ここで、スペーサ20は放電空隙30の周
辺シールを兼ね、その材料としては金属板、セラミック
板、ガラス板、樹脂シートなどが使用される。
辺シールを兼ね、その材料としては金属板、セラミック
板、ガラス板、樹脂シートなどが使用される。
【0006】オゾンを発生させるときは、平板ユニット
10,10の平面電極12,12に高圧電源装置40を
接続し、平面電極12,12間に高電圧を印加して、平
板ユニット10,10間の放電空隙30で無声放電を発
生させる。また、放電空隙30に原料ガスとして酸素ガ
ス等を流通させる。これにより、原料ガス中の酸素ガス
が放電空隙30でオゾン化され、放電空隙30から排出
される。
10,10の平面電極12,12に高圧電源装置40を
接続し、平面電極12,12間に高電圧を印加して、平
板ユニット10,10間の放電空隙30で無声放電を発
生させる。また、放電空隙30に原料ガスとして酸素ガ
ス等を流通させる。これにより、原料ガス中の酸素ガス
が放電空隙30でオゾン化され、放電空隙30から排出
される。
【0007】図6に示された放電セルの場合、平板ユニ
ット10,10のそれぞれが誘電体12を備えている
が、この誘電体12は平板ユニット10,10の一方に
のみ設けられる場合もある。また、放電空隙30での放
電に伴う熱を逃がすために、平板ユニット10,10は
背面側から強制的に冷却されるのが一般的である。
ット10,10のそれぞれが誘電体12を備えている
が、この誘電体12は平板ユニット10,10の一方に
のみ設けられる場合もある。また、放電空隙30での放
電に伴う熱を逃がすために、平板ユニット10,10は
背面側から強制的に冷却されるのが一般的である。
【0008】このようなプレート型オゾン発生装置に使
用される放電セルにおいては、平板ユニット10,10
間に形成される放電空隙30のギャップ量Gを小さくす
ることが、最近の傾向となっている。これは、放電空隙
30のギャップ量Gを小さくすることにより、放電空隙
30内の冷却効率が上がり、これによりオゾンガスの高
濃度化が可能になること、電子エネルギーレベルの関係
でオゾン発生に適した放電効果が得られることなどが理
由とされている。
用される放電セルにおいては、平板ユニット10,10
間に形成される放電空隙30のギャップ量Gを小さくす
ることが、最近の傾向となっている。これは、放電空隙
30のギャップ量Gを小さくすることにより、放電空隙
30内の冷却効率が上がり、これによりオゾンガスの高
濃度化が可能になること、電子エネルギーレベルの関係
でオゾン発生に適した放電効果が得られることなどが理
由とされている。
【0009】そして、このギャップ量Gの縮小に関して
は、0.4mm以下にすることの有効性が特開平8−0
12304号公報に記載されている。また、PCT/U
S/10764の公開明細書には、0.005インチ以
下(0.13mm以下)にすることの有効性が記載され
ている。実際、本発明者らによる試験・解析でも、0.
1mm以下のギャップ量Gは、高濃度オゾンの発生に明
らかに有効である。
は、0.4mm以下にすることの有効性が特開平8−0
12304号公報に記載されている。また、PCT/U
S/10764の公開明細書には、0.005インチ以
下(0.13mm以下)にすることの有効性が記載され
ている。実際、本発明者らによる試験・解析でも、0.
1mm以下のギャップ量Gは、高濃度オゾンの発生に明
らかに有効である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、0.1
mm以下というような極小の放電ギャップ量Gを、量産
レベルで実現することは、非常に困難な技術である。
mm以下というような極小の放電ギャップ量Gを、量産
レベルで実現することは、非常に困難な技術である。
【0011】即ち、極小の放電ギャップ量Gを実現する
ためには、そのギャップ量Gと同じ厚さのスペーサ20
が必要となるが、そのスペーサ20がセラミック板やガ
ラス板である場合は、0.1mm以下の薄板を製作する
ことが困難であり、仮に製作できたとしても、剛性がな
く、破損しやすいため、スペーサ20としての使用は困
難である。
ためには、そのギャップ量Gと同じ厚さのスペーサ20
が必要となるが、そのスペーサ20がセラミック板やガ
ラス板である場合は、0.1mm以下の薄板を製作する
ことが困難であり、仮に製作できたとしても、剛性がな
く、破損しやすいため、スペーサ20としての使用は困
難である。
【0012】スペーサ20が樹脂シートである場合は、
耐久性の欠除が問題になる。金属板の場合は、金属表面
がスパッタリングを受けることにより、オゾンガス中へ
コンタミネーションを放出する問題がある。
耐久性の欠除が問題になる。金属板の場合は、金属表面
がスパッタリングを受けることにより、オゾンガス中へ
コンタミネーションを放出する問題がある。
【0013】また、スペーサ20の材質に関係なく、従
来の放電セルにおいては、スペーサ20は平板ユニット
10,10に対する拘束力を持たないのが通例である。
このため、図6に破線で示すような反りが平板ユニット
10,10に生じるおそれがある。このため、スペーサ
20の厚みが確定されていても、実際のギャップ量Gは
不明確になり、ギャップ量Gが小さい場合は、平板ユニ
ット10,10の反りによるギャップ量Gの不均一が顕
著となる。
来の放電セルにおいては、スペーサ20は平板ユニット
10,10に対する拘束力を持たないのが通例である。
このため、図6に破線で示すような反りが平板ユニット
10,10に生じるおそれがある。このため、スペーサ
20の厚みが確定されていても、実際のギャップ量Gは
不明確になり、ギャップ量Gが小さい場合は、平板ユニ
ット10,10の反りによるギャップ量Gの不均一が顕
著となる。
【0014】そして、このギャップ量Gの不均一は、オ
ゾン発生効率の低下を招くので、この点からも、0.1
mm以下というような極小の放電ギャップ量Gの実現は
困難である。
ゾン発生効率の低下を招くので、この点からも、0.1
mm以下というような極小の放電ギャップ量Gの実現は
困難である。
【0015】なお、ギャップ量Gの不均一によるオゾン
発生効率の低下は、放電空隙30の周囲だけでなく、そ
の内部の広い範囲にスペーサ20を配置することによ
り、防止が可能であるが、そのような複雑な平面形状の
スペーサ20は、製作が一層困難である。
発生効率の低下は、放電空隙30の周囲だけでなく、そ
の内部の広い範囲にスペーサ20を配置することによ
り、防止が可能であるが、そのような複雑な平面形状の
スペーサ20は、製作が一層困難である。
【0016】加えて、従来のスペーサ20は、その厚さ
に関係なく、平板ユニット10,10との間のシール性
を有しない。このため、別途シール材が必要になるが、
有機系の接着剤の場合は一般的には耐久性がない。
に関係なく、平板ユニット10,10との間のシール性
を有しない。このため、別途シール材が必要になるが、
有機系の接着剤の場合は一般的には耐久性がない。
【0017】以上のように、スペーサ20の製作上の制
限や、ギャップ量Gの管理の困難性等の点から、放電空
隙30のギャップ量Gは、従来は0.1mmが限界であ
った。また、そのギャップ量Gに関係なく、平板ユニッ
ト10,10とスペーサ20の間を簡単かつ確実にシー
ルすることは困難であった。
限や、ギャップ量Gの管理の困難性等の点から、放電空
隙30のギャップ量Gは、従来は0.1mmが限界であ
った。また、そのギャップ量Gに関係なく、平板ユニッ
ト10,10とスペーサ20の間を簡単かつ確実にシー
ルすることは困難であった。
【0018】本発明の目的は、0.1mm以下の放電ギ
ャップ量Gを簡単に実現でき、しかも、そのような極小
ギャップ量Gにあっても、ギャップ量Gを高精度に管理
できるプレート型オゾン発生装置用放電セル、及びその
製造方法を提供することにある。
ャップ量Gを簡単に実現でき、しかも、そのような極小
ギャップ量Gにあっても、ギャップ量Gを高精度に管理
できるプレート型オゾン発生装置用放電セル、及びその
製造方法を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、平板ユニットとスペ
ーサの間を簡単に、しかも確実にシールできるプレート
型オゾン発生装置用放電セル、及びその製造方法を提供
することにある。
ーサの間を簡単に、しかも確実にシールできるプレート
型オゾン発生装置用放電セル、及びその製造方法を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプレート型オゾン発生装置用放電セルは、
それぞれが平面電極を有し、少なくとも一方がその電極
表面上に平面状の誘電体を有する一対の平板ユニットを
備えており、且つ、一対の平板ユニット間に放電空隙を
形成するべく、一対の平板ユニットが、その表面上にガ
ラス材又はセラミック材を成膜して形成された被覆型の
リブを介して貼り合わされた構成を採用する。
に、本発明のプレート型オゾン発生装置用放電セルは、
それぞれが平面電極を有し、少なくとも一方がその電極
表面上に平面状の誘電体を有する一対の平板ユニットを
備えており、且つ、一対の平板ユニット間に放電空隙を
形成するべく、一対の平板ユニットが、その表面上にガ
ラス材又はセラミック材を成膜して形成された被覆型の
リブを介して貼り合わされた構成を採用する。
【0021】また、本発明の放電セル製造方法は、それ
ぞれが平面電極を有し、少なくとも一方がその電極表面
上に平面状の誘電体を有する一対の平板ユニットの一方
の表面上に、ガラス材を所定パターンに印刷し焼成して
リブを形成する工程、又はセラミック材を所定パターン
に溶射してリブを形成する工程と、一方の平板ユニット
と他方の平板ユニットを重ねてガラス材により封着する
工程とを包含する。
ぞれが平面電極を有し、少なくとも一方がその電極表面
上に平面状の誘電体を有する一対の平板ユニットの一方
の表面上に、ガラス材を所定パターンに印刷し焼成して
リブを形成する工程、又はセラミック材を所定パターン
に溶射してリブを形成する工程と、一方の平板ユニット
と他方の平板ユニットを重ねてガラス材により封着する
工程とを包含する。
【0022】被覆型リブを形成するためのガラス材又は
セラミック材の成膜は、半導体デバイス等の製造に使用
されている。本発明の放電セル及びその製造方法では、
半導体デバイス等を製造するためのミクロンレベルで、
しかも完成度の高い超精密技術が、リブの形成及び平板
ユニットの貼り合わせに使用される。このため、0.1
mm以下という極薄のリブも比較的簡単に且つ確実に形
成される。また、複雑な平面形状のリブも比較的簡単に
形成される。
セラミック材の成膜は、半導体デバイス等の製造に使用
されている。本発明の放電セル及びその製造方法では、
半導体デバイス等を製造するためのミクロンレベルで、
しかも完成度の高い超精密技術が、リブの形成及び平板
ユニットの貼り合わせに使用される。このため、0.1
mm以下という極薄のリブも比較的簡単に且つ確実に形
成される。また、複雑な平面形状のリブも比較的簡単に
形成される。
【0023】従って、0.1mm以下の放電ギャップ量
Gを簡単に実現でき、しかも、そのような極小ギャップ
量Gにあっても、ギャップ量Gを高精度に管理できる。
更に、一対の平板ユニットを確実に封着できる。
Gを簡単に実現でき、しかも、そのような極小ギャップ
量Gにあっても、ギャップ量Gを高精度に管理できる。
更に、一対の平板ユニットを確実に封着できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0025】図1(a)(b)は本発明の実施形態に係
るプレート型オゾン発生装置用放電セルの構造説明図
で、(a)は同放電セルの縦断面図、(b)は(a)の
A−A線矢示図である。また、図2(a)〜(c)は本
発明の実施形態に係る放電セル製造方法の工程説明図
で、図1の放電セルを製造する場合を示す。
るプレート型オゾン発生装置用放電セルの構造説明図
で、(a)は同放電セルの縦断面図、(b)は(a)の
A−A線矢示図である。また、図2(a)〜(c)は本
発明の実施形態に係る放電セル製造方法の工程説明図
で、図1の放電セルを製造する場合を示す。
【0025】本発明の実施形態に係る放電セルは、図1
(a)に示すように、微小な隙間をあけて対向配置され
た一対の平板ユニット10,10と、平板ユニット1
0,10の間に所定のギャップ量Gを確保するためにこ
の間に介在したリブ50とを備えている。
(a)に示すように、微小な隙間をあけて対向配置され
た一対の平板ユニット10,10と、平板ユニット1
0,10の間に所定のギャップ量Gを確保するためにこ
の間に介在したリブ50とを備えている。
【0026】各平板ユニット10は、平板状の誘電体1
1の裏面に、平面電極12として導電性材料からなる薄
膜を被覆した構造になっている。誘電体11としては、
アルミナ、窒化アルミ、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス
等が適している。
1の裏面に、平面電極12として導電性材料からなる薄
膜を被覆した構造になっている。誘電体11としては、
アルミナ、窒化アルミ、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス
等が適している。
【0027】リブ50は、図1(b)に示すように、額
縁状の周辺シール部50aと、その内側に設けられた複
数の隔壁部50b,50b・・とからなる。周辺シール
部50aは、ギャップ量Gの管理に加え、平板ユニット
10,10間の周縁部をシールする。複数の隔壁部50
b,50b・・は、周辺シール部50aの内側に千鳥状
に変位して平行に設けらており、各隔壁部50bの変位
側の端部は周辺シール部50aに連続している。この構
成により、複数の隔壁部50b,50b・・は、ギャッ
プ量Gの管理に加え、放電空隙30に蛇行状のガス流路
を形成する。
縁状の周辺シール部50aと、その内側に設けられた複
数の隔壁部50b,50b・・とからなる。周辺シール
部50aは、ギャップ量Gの管理に加え、平板ユニット
10,10間の周縁部をシールする。複数の隔壁部50
b,50b・・は、周辺シール部50aの内側に千鳥状
に変位して平行に設けらており、各隔壁部50bの変位
側の端部は周辺シール部50aに連続している。この構
成により、複数の隔壁部50b,50b・・は、ギャッ
プ量Gの管理に加え、放電空隙30に蛇行状のガス流路
を形成する。
【0028】なお、図1(b)中の13はガス流入口、
14はガス流出口である。
14はガス流出口である。
【0029】リブ50の周辺シール部50a及び隔壁部
50b,50b・・は、一体的に形成されており、具体
的には、一方の平板ユニット10の誘電体11の表面上
に形成された第1ガラス層51の上に、第2ガラス層5
2を積層した2層構造になっている。第2ガラス層52
は、第1ガラス層51と他方の平板ユニット10の誘電
体11を接着する接着層である。
50b,50b・・は、一体的に形成されており、具体
的には、一方の平板ユニット10の誘電体11の表面上
に形成された第1ガラス層51の上に、第2ガラス層5
2を積層した2層構造になっている。第2ガラス層52
は、第1ガラス層51と他方の平板ユニット10の誘電
体11を接着する接着層である。
【0030】次に、本発明の実施形態に係る放電セルの
製造方法を、図2(a)〜(c)に基づいて説明する。
製造方法を、図2(a)〜(c)に基づいて説明する。
【0031】予め作製された一方の平板ユニット10の
誘電体11の表面上に、ガラス材にアルミナ等の金属酸
化物を混合して製造された印刷ペーストを、スクリーン
印刷法により塗布する。印刷パターンはリブ50の平面
形状に対応している。
誘電体11の表面上に、ガラス材にアルミナ等の金属酸
化物を混合して製造された印刷ペーストを、スクリーン
印刷法により塗布する。印刷パターンはリブ50の平面
形状に対応している。
【0032】この印刷を繰り返して、誘電体11表面上
のリブ50形成位置に、印刷ペーストを所定高さまで盛
り上げる。その後、平板ユニット10を加熱して、印刷
ペーストを焼成する。その結果、図2(a)に示すよう
に、平板ユニット10の誘電体11表面上に第1ガラス
層51が形成される。
のリブ50形成位置に、印刷ペーストを所定高さまで盛
り上げる。その後、平板ユニット10を加熱して、印刷
ペーストを焼成する。その結果、図2(a)に示すよう
に、平板ユニット10の誘電体11表面上に第1ガラス
層51が形成される。
【0033】第1ガラス層51を形成する方法について
は、上記の印刷法に限らず、例えばペーストを塗布後、
その上にフィルムレジストを貼り付け、露光、エッチン
グで必要な部分を残す感光性ペースト法を用いてもよ
く、その種類は問わない。
は、上記の印刷法に限らず、例えばペーストを塗布後、
その上にフィルムレジストを貼り付け、露光、エッチン
グで必要な部分を残す感光性ペースト法を用いてもよ
く、その種類は問わない。
【0034】第1ガラス層51が形成されると、図2
(b)に示すように、その表面上にガラス材52′をス
クリーン印刷法により塗布する。これが終わると、図2
(c)に示すように、塗布を終えた平板ユニット10
と、予め作製された他方の平板ユニット10を、位置決
めして重ね合わせる。
(b)に示すように、その表面上にガラス材52′をス
クリーン印刷法により塗布する。これが終わると、図2
(c)に示すように、塗布を終えた平板ユニット10
と、予め作製された他方の平板ユニット10を、位置決
めして重ね合わせる。
【0035】最後に、重ね合わされた平板ユニット1
0,10を加熱して、ガラス材52′を焼成する。これ
により、第1ガラス層51が第2ガラス層52を介して
他方の平板ユニット10の誘電体11に固着され、平板
ユニット10,10が封着される。
0,10を加熱して、ガラス材52′を焼成する。これ
により、第1ガラス層51が第2ガラス層52を介して
他方の平板ユニット10の誘電体11に固着され、平板
ユニット10,10が封着される。
【0036】かくして、図1に示された放電セルが製造
される。なお、第2ガラス層52を省略し、第1ガラス
層51に接着層を兼用させることも可能である。
される。なお、第2ガラス層52を省略し、第1ガラス
層51に接着層を兼用させることも可能である。
【0037】リブ50は、ここではガラス材の成膜によ
り形成されているが、セラミック材の成膜により形成す
ることができる。この場合は、第1ガラス層51に対応
する層を、マスキングを用いたセラミック材の溶射によ
り形成し、その上に第2ガラス層52と同様の封着用ガ
ラス層を形成する。
り形成されているが、セラミック材の成膜により形成す
ることができる。この場合は、第1ガラス層51に対応
する層を、マスキングを用いたセラミック材の溶射によ
り形成し、その上に第2ガラス層52と同様の封着用ガ
ラス層を形成する。
【0038】このようにして製造される放電セルの特徴
を以下に列記する。
を以下に列記する。
【0038】リブ50の形成に使用されるガラス材の印
刷・焼成技術や、セラミック材の溶射成膜技術、平板ユ
ニット10,10の貼り合わせに使用される封着技術
は、半導体デバイス等を製造するための精密技術分野に
属し、且つ完成度の高いものである。このため、0.1
mm以下という極薄のリブ50も比較的簡単に且つ確実
に形成され、その結果、0.1mm以下の放電ギャップ
量Gが実現される。
刷・焼成技術や、セラミック材の溶射成膜技術、平板ユ
ニット10,10の貼り合わせに使用される封着技術
は、半導体デバイス等を製造するための精密技術分野に
属し、且つ完成度の高いものである。このため、0.1
mm以下という極薄のリブ50も比較的簡単に且つ確実
に形成され、その結果、0.1mm以下の放電ギャップ
量Gが実現される。
【0039】複雑な平面形状のリブ50も比較的簡単に
形成できる。加えて、リブ50は両側の平板ユニット1
0,10に強固に固着され、平板ユニット10,10に
対して大きな拘束力をもつ。このため、平板ユニット1
0,10の反りが効果的に防止される。従って、0.1
mm以下という極小の放電ギャップ量Gの場合も、その
ギャップ量Gの不均一が解消され、その不均一によるオ
ゾン発生効率の低下が防止される。
形成できる。加えて、リブ50は両側の平板ユニット1
0,10に強固に固着され、平板ユニット10,10に
対して大きな拘束力をもつ。このため、平板ユニット1
0,10の反りが効果的に防止される。従って、0.1
mm以下という極小の放電ギャップ量Gの場合も、その
ギャップ量Gの不均一が解消され、その不均一によるオ
ゾン発生効率の低下が防止される。
【0040】リブ50の耐久性に優れる上、リブ50を
介して平板ユニット10,10が封着されるので、平板
ユニット10,10とリブ50との間、更には平板ユニ
ット10,10間が確実にシールされる。
介して平板ユニット10,10が封着されるので、平板
ユニット10,10とリブ50との間、更には平板ユニ
ット10,10間が確実にシールされる。
【0041】リブ50の横幅を小さくでき、3mm以下
というな極小幅も可能である。このような幅の狭いリブ
50は、ガスの冷却及び整流の点から好都合である。
というな極小幅も可能である。このような幅の狭いリブ
50は、ガスの冷却及び整流の点から好都合である。
【0042】図3〜図5は本発明の実施形態に係る別の
プレート型オゾン発生装置用放電セルの放電空隙の平面
形状を示す図1(b)相当図である。
プレート型オゾン発生装置用放電セルの放電空隙の平面
形状を示す図1(b)相当図である。
【0043】図3の放電セルでは、リブ50の周辺シー
ル部50aの内側にU字状のガス流路を形成するべく、
周辺シール部50aの内側に1本の隔壁部50bが設け
られている。
ル部50aの内側にU字状のガス流路を形成するべく、
周辺シール部50aの内側に1本の隔壁部50bが設け
られている。
【0044】図4の放電セルでは、リブ50の周辺シー
ル部50aの内側に複数の平行なガス流路を形成するべ
く、周辺シール部50aの内側に複数本の平行な隔壁部
50b,50b・・が設けられている。
ル部50aの内側に複数の平行なガス流路を形成するべ
く、周辺シール部50aの内側に複数本の平行な隔壁部
50b,50b・・が設けられている。
【0045】また、図5の放電セルはオープンタイプで
ある。ここでは、円板形状の平板ユニット10,10
が、この間に放射状に設けられたリブ50(隔壁部50
b,50b・・)により、所定のギャップ量Gをもって
封着されている。これにより、平板ユニット10,10
間に形成される放電空隙30は、周辺部が開放した構成
となり、その周辺部から流入する原料ガスを、中心部に
設けられたガス流出口14に導く。
ある。ここでは、円板形状の平板ユニット10,10
が、この間に放射状に設けられたリブ50(隔壁部50
b,50b・・)により、所定のギャップ量Gをもって
封着されている。これにより、平板ユニット10,10
間に形成される放電空隙30は、周辺部が開放した構成
となり、その周辺部から流入する原料ガスを、中心部に
設けられたガス流出口14に導く。
【0046】このタイプの放電セルでは、放電空隙30
の周囲を封止する必要がなく、ギャップ量Gの管理も容
易である。
の周囲を封止する必要がなく、ギャップ量Gの管理も容
易である。
【0047】いずれの放電セルにおいても、リブ50が
ガラス材を焼成して形成されているので、0.1mm以
下の放電ギャップ量Gを簡単に実現でき、しかも、その
ような極小ギャップ量Gにあっても、ギャップ量Gを高
精度に管理できる。更に、平板ユニット10,10間を
簡単に、しかも確実にシールできる。更に又、複雑なリ
ブ形状も簡単に実現できるので、そのリブ形状の工夫に
よる性能アップなどが簡単である。
ガラス材を焼成して形成されているので、0.1mm以
下の放電ギャップ量Gを簡単に実現でき、しかも、その
ような極小ギャップ量Gにあっても、ギャップ量Gを高
精度に管理できる。更に、平板ユニット10,10間を
簡単に、しかも確実にシールできる。更に又、複雑なリ
ブ形状も簡単に実現できるので、そのリブ形状の工夫に
よる性能アップなどが簡単である。
【0048】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明のプレート
型オゾン発生装置用放電セル及びその製造方法は、スペ
ーサに対応するリブの形成及び平板ユニットの貼り合わ
せに、半導体デバイス等を製造するための精密技術分野
に属する完成度の高い技術を使用することにより、0.
1mm以下という極薄のリブも比較的簡単に且つ確実に
形成できるので、0.1mm以下の放電ギャップ量Gを
簡単に実現できる。
型オゾン発生装置用放電セル及びその製造方法は、スペ
ーサに対応するリブの形成及び平板ユニットの貼り合わ
せに、半導体デバイス等を製造するための精密技術分野
に属する完成度の高い技術を使用することにより、0.
1mm以下という極薄のリブも比較的簡単に且つ確実に
形成できるので、0.1mm以下の放電ギャップ量Gを
簡単に実現できる。
【0049】また、複雑な平面形状のリブも比較的簡単
に形成でき、且つこのリブは両側の平板ユニットに強固
に固着され、平板ユニットに対して大きな拘束力をもつ
ので、0.1mm以下というような極小ギャップ量Gに
あっても、ギャップ量Gを高精度に管理できる。
に形成でき、且つこのリブは両側の平板ユニットに強固
に固着され、平板ユニットに対して大きな拘束力をもつ
ので、0.1mm以下というような極小ギャップ量Gに
あっても、ギャップ量Gを高精度に管理できる。
【0050】更には、リブ自体の耐久性に優れる上、こ
のリブを介して平板ユニットが強固に封着されるので、
平板ユニットとリブとの間、更には平板ユニット間を確
実にシールできる。
のリブを介して平板ユニットが強固に封着されるので、
平板ユニットとリブとの間、更には平板ユニット間を確
実にシールできる。
【図1】本発明の実施形態に係るプレート型オゾン発生
装置用放電セルの構造説明図で、(a)は同放電セルの
縦断面図、(b)は(a)のA−A線矢示図である。
装置用放電セルの構造説明図で、(a)は同放電セルの
縦断面図、(b)は(a)のA−A線矢示図である。
【図2】本発明の実施形態に係る放電セル製造方法の工
程説明図で、図1の放電セルを製造する場合を示す。
程説明図で、図1の放電セルを製造する場合を示す。
【図3】本発明の実施形態に係る別のプレート型オゾン
発生装置用放電セルの放電空隙の平面形状を示す図1
(b)相当図である。
発生装置用放電セルの放電空隙の平面形状を示す図1
(b)相当図である。
【図4】本発明の実施形態に係る更に別のプレート型オ
ゾン発生装置用放電セルの放電空隙の平面形状を示す図
1(b)相当図である。
ゾン発生装置用放電セルの放電空隙の平面形状を示す図
1(b)相当図である。
【図5】本発明の実施形態に係る更に別のプレート型オ
ゾン発生装置用放電セルの放電空隙の平面形状を示す図
1(b)相当図である。
ゾン発生装置用放電セルの放電空隙の平面形状を示す図
1(b)相当図である。
【図6】従来の放電セルの概略的な縦断面図である。
10 平板ユニット 11 誘電体 12 平面電極 13 ガス流入口 14 ガス流出口 20 スペーサ 30 放電空隙 40 高圧電源装置 50 リブ 50a 周辺シール部 50b 隔壁部 51 第1ガラス層 52 第2ガラス層
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれが平面電極を有し、少なくとも
一方がその電極表面上に平面状の誘電体を有する一対の
平板ユニットを備えており、一対の平板ユニット間に放
電空隙を形成するべく、一対の平板ユニットが、その表
面上にガラス材又はセラミック材を成膜して形成された
被覆型のリブを介して貼り合わされていることを特徴と
するプレート型オゾン発生装置用放電セル。 - 【請求項2】 前記一対の平板ユニットは、ガラス材に
より封着されていることを特徴とする請求項1に記載の
プレート型オゾン発生装置用放電セル。 - 【請求項3】 それぞれが平面電極を有し、少なくとも
一方がその電極表面上に平面状の誘電体を有する一対の
平板ユニットの一方の表面上に、ガラス材を所定パター
ンに印刷し焼成してリブを形成する工程と、一方の平板
ユニットと他方の平板ユニットを重ねてガラス材により
封着する工程とを包含することを特徴とするプレート型
オゾン発生装置用放電セルの製造方法。 - 【請求項4】 それぞれが平面電極を有し、少なくとも
一方がその電極表面上に平面状の誘電体を有する一対の
平板ユニットの一方の表面上に、セラミック材を所定パ
ターンに溶射してリブを形成する工程と、一方の平板ユ
ニットと他方の平板ユニットを重ねてガラス材により封
着する工程とを包含することを特徴とするプレート型オ
ゾン発生装置用放電セルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099798A JPH11263603A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | プレート型オゾン発生装置用放電セル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099798A JPH11263603A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | プレート型オゾン発生装置用放電セル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263603A true JPH11263603A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=14014151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9099798A Pending JPH11263603A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | プレート型オゾン発生装置用放電セル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263603A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220209A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-08-09 | Max Co Ltd | オゾン発生装置 |
| CN100358798C (zh) * | 2004-09-28 | 2008-01-02 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 自冷式板式高浓度臭氧放电装置 |
| JP7789248B1 (ja) * | 2025-03-27 | 2025-12-19 | 住友精密工業株式会社 | オゾンガス発生用放電セル及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP9099798A patent/JPH11263603A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220209A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-08-09 | Max Co Ltd | オゾン発生装置 |
| CN100358798C (zh) * | 2004-09-28 | 2008-01-02 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 自冷式板式高浓度臭氧放电装置 |
| JP7789248B1 (ja) * | 2025-03-27 | 2025-12-19 | 住友精密工業株式会社 | オゾンガス発生用放電セル及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061212 |