JPH11263759A - 新規なβ−ジ置換アミノケトン誘導体及びその用途 - Google Patents

新規なβ−ジ置換アミノケトン誘導体及びその用途

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JPH11263759A
JPH11263759A JP10257410A JP25741098A JPH11263759A JP H11263759 A JPH11263759 A JP H11263759A JP 10257410 A JP10257410 A JP 10257410A JP 25741098 A JP25741098 A JP 25741098A JP H11263759 A JPH11263759 A JP H11263759A
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carbon atoms
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ring
substituted
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JP10257410A
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English (en)
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Seiichi Saito
清一 斎藤
Masashi Nagai
昌史 永井
Gakudou Satou
学道 佐藤
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】神経細胞分化促進作用を有する新規な化合物を
提供すること。 【解決手段】4−(4−メチルフェニル)−4−オキソ
−3−(1−ピペリジル)メチル酪酸等の新規なβ−ジ
置換アミノケトン誘導体は神経細胞分化促進剤として有
用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、特に神経細
胞分化促進剤等として有用なβ−ジ置換アミノケトン誘
導体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】神経栄養因子は神経の分化誘導、生存維
持に関与する一群の蛋白質性化合物であり、その代表的
な物質として神経成長因子(以下NGFと略する)が知
られている(Ann.Neuro.、10巻、499〜
503項(1981))。神経栄養因子は中枢神経、末
梢神経のいずれにおいても神経の分化、生存維持、修復
に深く関与していることが明らかになってきている。
【0003】加齢、内的要因、外的要因により神経が障
害を受けると病的症状が発現する。たとえば中枢神経で
はアルツハイマー病や脳血管障害による痴呆、脳挫傷等
による意識障害、パーキンソン病による振戦や筋硬直等
が、また末梢神経では筋萎縮性側索硬化症、脊髄性筋萎
縮症や事故等に伴う神経損傷による運動機能障害、糖尿
病、尿毒症、ビタミンB1欠乏、ビタミンB12欠乏、
慢性肝障害、サルコイドーシス、アミロイドーシス、甲
状腺低下症、癌、血管炎、シェーグレン症候群、感染症
に伴う免疫異常、遺伝性疾患、物理的圧迫、薬剤(制癌
剤、抗結核剤、抗てんかん剤等)、または中毒(ヒ素、
タリウム、二硫化炭素等)等によるニューロパチーがよ
く知られている(臨床検査、40巻、760〜766項
(1996)))。これらの障害において神経が不可逆
的損傷を受けた場合、再生・修復は困難であると考えら
れてきた。しかし前述の神経栄養因子の神経に対する作
用を応用すれば神経障害の治療が可能ではないかという
仮説から、神経栄養因子の医薬品としての開発が検討さ
れている(Science、264巻、772〜774
項(1994))。たとえばNGFはアルツハイマー
病、末梢神経障害、または脊髄損傷に対して臨床応用が
試みられている。
【0004】しかしNGFは分子量約5万の蛋白質であ
り、神経障害の治療には長期間を有することから投与法
や製剤化の開発は容易ではない。またその遺伝子を導入
することによる遺伝子治療も検討されているが、効果は
未知数である。
【0005】ところで、ラット副腎髄質褐色細胞腫より
クローン化された株細胞であるPC12細胞はNGFを
添加することにより細胞の増殖を停止し、神経突起を有
する神経様細胞へ分化することが知られている。この方
法により、NGF様の神経細胞分化促進作用を有する物
質のスクリーニングが可能になり、例えば、抗生物質ス
タウロスポリンもPC12細胞の分化促進作用を有する
ことが示されている(神経化学、26巻、200〜22
0項(1987))。また最近、微生物ストレプトミセ
スSP.NK175203株FERMBP−4372に
より生産される生理活性物質NK175203(以下シ
スタサイクリンという)に同様の分化促進作用が見いだ
された(WO95/31992)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
スタウロスポリンは毒性や体内動態などから医薬品とし
ての応用は難しく、神経細胞分化促進作用を有しかつ低
毒性、また製造容易な合成低分子化合物の提供が強く期
待されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはシスタサイ
クリンの誘導体につき鋭意検討の結果、新たに後述一般
式[1]で表されるβ−ジ置換アミノケトン誘導体また
はその薬理学的に許容し得る塩を見い出し本発明を完成
した。すなわち、本発明は下記の発明に関するものであ
る。 (1)一般式[1]
【0008】
【化2】
【0009】[式中、Aは無置換または置換の炭素数1
〜4の脂肪族炭化水素基、または無置換または置換の芳
香族炭化水素、複素芳香環、または複素飽和環を示し、
Bは水素原子、または無置換または置換の炭素数1〜4
の脂肪族炭化水素基を示し、またはAとBが共に結合
し、無置換または置換の炭素数3〜7のシクロアルカン
−1−オン環、又は芳香族炭化水素または複素芳香環と
縮環した炭素数3〜7のシクロアルカン−1−オン環を
形成することを示し、X、Yは無置換または置換の直鎖
または分鎖状の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基を示
し、またはXとYが直接またはヘテロ原子を介して結合
し、無置換または置換の複素環を形成することを示し、
Zはカルボキシ基またはカルボキシ基から誘導される
基、炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基また
はアルケニル基、水酸基または水酸基から誘導される
基、アミノ基またはアミノ基から誘導される基、スルホ
ン酸又はスルホン酸から誘導される基、リン酸又はリン
酸から誘導される基、複素芳香単環、またはハロゲン原
子を示す。但し、Aが無置換のベンゼン環である場合、
Bが水素原子、かつXとYが直接結合してピペリジン環
を形成し、かつZがカルボキシ基である場合は除く]で
表されるβ−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理
学的に許容し得る塩。
【0010】(2)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、Aが無置換または置換の炭素数1〜4の脂肪族炭
化水素基を示し、Bが水素原子、または無置換または置
換の炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基を示し、X、Yが
直鎖または分鎖状の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基
(カルボキシ基またはカルボキシ基から誘導される基、
アミノ基またはアミノ基から誘導される基、または水酸
基または水酸基から誘導される基で1個以上の水素原子
が置換されてもよい)を示し、またはXとYが直接また
はヘテロ原子を介して結合し、複素単環を形成すること
(炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、カルボキシ
基またはそれから誘導される基、アミノ基またはアミノ
基から誘導される基、または水酸基またはそれから誘導
される基で1個以上の水素原子が置換されてもよい)を
示し、Zがカルボキシ基またはカルボキシ基から誘導さ
れる基、炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基
またはアルケニル基、水酸基または水酸基から誘導され
る基、アミノ基またはアミノ基から誘導される基、複素
芳香単環、またはハロゲン原子を示す前記(1)記載の
β−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許
容し得る塩。
【0011】(3)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、Aが無置換または置換のメチル基、エチル基、n
−プロピル基、イソプロピル基を示し、Bが水素原子を
示し、X、Yが同一かまたは各々独立して炭素数1〜6
のアルキル基を示し、またはXとYが直接またはヘテロ
原子を介して結合し、無置換または炭素数1〜4のアル
キル基、またはフェニル基で置換された複素飽和単環を
形成することを示し、Zがカルボキシ基、COOR1
(式中R1は炭素数1〜4の無置換または置換のアルキ
ル基、またはフェニル基を示す)、CONR2R3(式
中R2、R3は同一かまたは各々独立して水素原子、炭
素数1〜4の無置換または置換のアルキル基を示す)、
シアノ基、CH2OR4(式中R4は水素原子、炭素数
1〜4の無置換または置換のアルキル基、または炭素数
1〜5の無置換または置換のアシル基を示す)、水酸
基、OR5(式中R5は炭素数1〜4の無置換または置
換のアルキル基、または炭素数1〜5の無置換または置
換のアシル基を示す)、NR6R7(式中R6、R7は
同一かまたは各々独立して水素原子、炭素数1〜4の無
置換または置換のアルキル基、または炭素数1〜5の無
置換または置換のアシル基を示す)、5−テトラゾリル
基、塩素原子、又はフッ素原子を示す前記(2)記載の
β−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許
容し得る塩。
【0012】(4)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、Aがメチル基を示し、Bが水素原子を示し、X、
Yが共にエチル基、n−プロピル基またはイソプロピル
基を示し、またはXとYが直接またはヘテロ原子を介し
て結合し、ピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン
環、4−メチルピペラジン環、又は4−フェニルピペラ
ジン環を形成することを示し、Zがカルボキシ基、CO
OR1’(式中R1’は炭素数1〜4のアルキル基を示
す)、CONR2’R3’(式中R2’、R3’は同一
かまたは各々独立して水素原子、又は炭素数1〜4のア
ルキル基を示す)、またはシアノ基を示す前記(3)記
載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的
に許容し得る塩。
【0013】(5)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、Aが無置換または置換の芳香族炭化水素、複素芳
香環、または複素飽和環を示し、Bが水素原子、または
無置換または置換の炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基を
示し、X、Yが直鎖または分鎖状の炭素数1〜10の脂
肪族炭化水素基(カルボキシ基またはカルボキシ基から
誘導される基、アミノ基またはアミノ基から誘導される
基、または水酸基または水酸基から誘導される基で1個
以上の水素原子が置換されてもよい)を示し、またはX
とYが直接またはヘテロ原子を介して結合し、複素環を
形成すること(炭素数1〜4のアルキル基、フェニル
基、カルボキシ基またはそれから誘導される基、アミノ
基またはアミノ基から誘導される基、または水酸基また
はそれから誘導される基で1個以上の水素原子が置換さ
れてもよい)を示し、Zがカルボキシ基またはカルボキ
シ基から誘導される基、炭素数1〜4の無置換または置
換のアルキル基またはアルケニル基、水酸基または水酸
基から誘導される基、アミノ基またはアミノ基から誘導
される基、複素芳香単環、またはハロゲン原子を示す前
記(1)記載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体またはそ
の薬理学的に許容し得る塩。
【0014】(6)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、Aが無置換または置換のベンゼン環、または複素
芳香単環を示し、Bが水素原子を示し、X、Yが同一か
または各々独立して直鎖または分鎖状の炭素数1〜6の
脂肪族炭化水素基を示し、またはXとYが直接またはヘ
テロ原子を介して結合し、無置換または炭素数1〜4の
アルキル基、またはフェニル基で置換された複素単環を
形成することを示し、Zがカルボキシ基、COOR1
(式中R1は炭素数1〜4の無置換または置換のアルキ
ル基、またはフェニル基を示す)、CONR2R3(式
中R2、R3は同一かまたは各々独立して水素原子、炭
素数1〜4の無置換または置換のアルキル基を示す)、
シアノ基、CH2OR4(式中R4は水素原子、炭素数
1〜4の無置換または置換のアルキル基、または炭素数
1〜5の無置換または置換のアシル基を示す)、水酸
基、OR5(式中R5は炭素数1〜4の無置換または置
換のアルキル基、または炭素数1〜5の無置換または置
換のアシル基を示す)、NR6R7(式中R6、R7は
同一かまたは各々独立して水素原子、炭素数1〜4の無
置換または置換のアルキル基、または炭素数1〜5の無
置換または置換のアシル基を示す)、5−テトラゾリル
基、塩素原子、又はフッ素原子を示す前記(5)記載の
β−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許
容し得る塩。
【0015】(7)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、Aが無置換または炭素数1〜4のアルキル基、ハ
ロゲン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ア
ミノ基、炭素数1〜4のアルキルまたはジアルキルアミ
ノ基、チオール基、カルボキシ基、炭素数1〜4のアル
コキシカルボニル基、炭素数1〜5のアシルオキシ基、
炭素数1〜5のアシルチオ基、または炭素数1〜5のア
シルアミノ基、シアノ基、またはトリフルオロメチル基
で1〜3個置換されたベンゼン環を示し、Bが水素原子
を示し、X、Yが同一かまたは各々独立して炭素数1〜
6のアルキル基を示し、またはXとYが直接またはヘテ
ロ原子を介して結合し、無置換または炭素数1〜4のア
ルキル基、またはフェニル基で置換された複素飽和単環
を形成することを示し、Zがカルボキシ基、COOR
1’(式中R1’は炭素数1〜4のアルキル基を示
す)、CONR2’R3’(式中R2’、R3’は同一
かまたは各々独立して水素原子、又は炭素数1〜4のア
ルキル基を示す)、シアノ基、CH2OR4’(式中R
4’は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、または炭
素数1〜5のアシル基を示す)を示す前記(6)記載の
β−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許
容し得る塩。
【0016】(8)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、Aが無置換またはメチル基、メトキシ基、メトキ
シカルボニル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、
トリフルオロメチル基で1〜3個置換されたベンゼン環
を示し、Bが水素原子を示し、X、Yが共にエチル基、
n−プロピル基またはイソプロピル基を示し、またはX
とYが直接またはヘテロ原子を介して結合し、ピロリジ
ン環、ピペリジン環、モルホリン環、4−メチルピペラ
ジン環、又は4−フェニルピペラジン環を形成すること
を示し、Zがカルボキシ基、COOR1”(式中R1”
はメチル基、またはエチル基を示す)、CONR2”R
3”(式中R2”、R3”は同一かまたは各々独立して
水素原子、メチル基、またはエチル基を示す)、または
シアノ基を示す前記(7)記載のβ−ジ置換アミノケト
ン誘導体またはその薬理学的に許容し得る塩。
【0017】(9)前記(1)記載の一般式[1]にお
いて、AとBが共に結合し、無置換または置換の炭素数
3〜7のシクロアルカン−1−オン環、または芳香族炭
化水素または複素芳香環と縮環した炭素数3〜7のシク
ロアルカン−1−オン環を形成することを示し、X、Y
が直鎖または分鎖状の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素
基(カルボキシ基またはカルボキシ基から誘導される
基、アミノ基またはアミノ基から誘導される基、または
水酸基または水酸基から誘導される基で1個以上の水素
原子が置換されてもよい)を示し、またはXとYが直接
またはヘテロ原子を介して結合し、複素環を形成するこ
と(炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、カルボキ
シ基またはそれから誘導される基、アミノ基またはアミ
ノ基から誘導される基、または水酸基またはそれから誘
導される基で1個以上の水素原子が置換されてもよい)
を示し、Zがカルボキシ基またはカルボキシ基から誘導
される基、炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル
基またはアルケニル基、水酸基または水酸基から誘導さ
れる基、アミノ基またはアミノ基から誘導される基、複
素芳香単環、またはハロゲン原子を示す前記(1)記載
のβ−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に
許容し得る塩。
【0018】(10)前記(1)記載の一般式[1]に
おいて、AとBが共に結合し、無置換または置換の炭素
数4〜6のシクロアルカン−1−オン環、またはベンゼ
ン環または複素芳香単環と縮環した炭素数4〜6のシク
ロアルカン−1−オン環を形成することを示し、X、Y
が同一かまたは各々独立して直鎖または分鎖状の炭素数
1〜6の脂肪族炭化水素基を示し、またはXとYが直接
またはヘテロ原子を介して結合し、無置換または炭素数
1〜4のアルキル基、またはフェニル基で置換された複
素単環を形成することを示し、Zがカルボキシ基、CO
OR1(式中R1は炭素数1〜4の無置換または置換の
アルキル基、またはフェニル基を示す)、CONR2R
3(式中R2、R3は同一かまたは各々独立して水素原
子、炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基を示
す)、シアノ基、CH2OR4(式中R4は水素原子、
炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基、または
炭素数1〜5の無置換または置換のアシル基を示す)、
水酸基、OR5(式中R5は炭素数1〜4の無置換また
は置換のアルキル基、または炭素数1〜5の無置換また
は置換のアシル基、好ましくは炭素数1〜4のアルキル
基又は炭素数1〜5のアシル基、を示す)、NR6R7
(式中R6、R7は同一かまたは各々独立して水素原
子、炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基、ま
たは炭素数1〜5の無置換または置換のアシル基好まし
くは、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数
1〜5のアシル基、を示す)、5−テトラゾリル基、塩
素原子、又はフッ素原子を示す前記(9)記載のβ−ジ
置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容し得
る塩。
【0019】(11)前記(1)記載の一般式[1]に
おいて、AとBが共に結合し、無置換または置換のシク
ロペンタン−1−オン環、またはベンゼン環または複素
芳香単環と縮環したシクロペンタン−1−オン環を形成
することを示し、X、Yが同一かまたは各々独立して炭
素数1〜6のアルキル基を示し、またはXとYが直接ま
たはヘテロ原子を介して結合し、無置換または炭素数1
〜4のアルキル基、またはフェニル基で置換された複素
飽和単環を形成することを示し、Zがカルボキシ基、C
OOR1’(式中R1’は炭素数1〜4のアルキル基を
示す)、CONR2’R3’(式中R2’、R3’は同
一かまたは各々独立して水素原子、又は炭素数1〜4の
アルキル基を示す)、シアノ基、CH2OR4’(式中
R4’は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、または
炭素数1〜5のアシル基を示す)を示す前記(10)記
載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的
に許容し得る塩。
【0020】(12)前記(1)記載の一般式[1]に
おいて、AとBが共に結合し、シクロペンタン−1−オ
ン環、またはインダン−1−オン環を形成することを示
し、X、Yが共にエチル基、n−プロピル基またはイソ
プロピル基を示し、またはXとYが直接またはヘテロ原
子を介して結合し、ピロリジン環、ピペリジン環、モル
ホリン環、4−メチルピペラジン環、又は4−フェニル
ピペラジン環を形成することを示し、Zがカルボキシ
基、COOR1”(式中R1”はメチル基、またはエチ
ル基を示す)、CONR2”R3”(式中R2”、R
3”は同一かまたは各々独立して水素原子、メチル基、
またはエチル基を示す)、またはシアノ基を示す前記
(11)記載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体またはそ
の薬理学的に許容し得る塩。
【0021】(13)(1)〜(12)のいずれかに記
載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換
のベンゼン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが
直接結合してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキ
シ基である場合を含む)またはその薬理学的に許容し得
る塩を有効成分とする医薬。
【0022】(14)(1)〜(12)のいずれかに記
載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換
のベンゼン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが
直接結合してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキ
シ基である場合を含む)またはその薬理学的に許容し得
る塩を有効成分とする中枢神経障害治療薬。
【0023】(15)(1)〜(12)のいずれかに記
載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換
のベンゼン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが
直接結合してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキ
シ基である場合を含む)またはその薬理学的に許容し得
る塩を有効成分とする末梢神経障害治療薬。
【0024】(16)(1)〜(12)のいずれかに記
載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換
のベンゼン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが
直接結合してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキ
シ基である場合を含む)またはその薬理学的に許容し得
る塩を有効成分とする神経細胞分化促進剤。
【0025】本発明における神経細胞分化促進剤は、中
枢神経障害または末梢神経障害の治療薬として患者に用
いることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明において、一般式[1]の
Aにおける無置換または置換の炭素数1〜4の脂肪族炭
化水素基とは、置換基があってもよい炭素数1〜4のア
ルキル基またはアルケニル基等を示す。アルキル基とし
ては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert
−ブチル基等があげられる。アルケニル基としては、例
えばビニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、
2−ブテニル基等があげられる。好ましくはメチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基であり、さ
らに好ましくはメチル基である。この炭化水素基は無置
換または置換のいずれでもよい。置換基を有する場合
は、例えば1〜6個、好ましくは1〜3個の置換基を有
してよい。置換基としては、例えば炭素数1〜4のアル
キル基、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルコ
キシ基、アミノ基、炭素数1〜4のモノアルキルまたは
ジアルキルアミノ基、ニトロ基、シアノ基、トリフルオ
ロメチル基、カルボキシ基、炭素数1〜4のアルキルオ
キシカルボニル基、炭素数1〜5のアシルオキシ基、炭
素数1〜5のアシルチオ基、または炭素数1〜5のアシ
ルアミノ基等があげられる。ハロゲン原子としては、臭
素原子、塩素原子、またはフッ素原子があげられる。炭
素数1〜4のアルキル基、または炭素数1〜5のアシル
基における炭素数1〜4のアルキル基については、Aの
場合と同様である。
【0027】一般式[1]のAにおける無置換または置
換の芳香族炭化水素、複素芳香環、または複素飽和環と
しては、ベンゼン環、1−ナフタレン環、2−ナフタレ
ン環、チオフェン環、フラン環、ピロール環、イミダゾ
ール環、オキサゾール環、ピラゾール環、イソキサゾー
ル環、ピリジン環、ピラジン環、インダン環、キノリン
環、イソキノリン環、キナゾリン環、クマリン環、ピロ
リジン環、ピペリジン環、ピペラジン環等があげられ
る。好ましくはベンゼン環、複素芳香単環であり、さら
に好ましくはベンゼン環である。またこれらの環は無置
換または置換のいずれでもよい。置換基を有する場合
は、例えば1〜6個、好ましくは1〜3個の置換基を有
してよい。置換基としては、例えば炭素数1〜4のアル
キル基、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルキ
ルオキシ基、アミノ基、炭素数1〜4のモノアルキルま
たはジアルキルアミノ基、チオール基、カルボキシ基、
炭素数1〜4のアルキルオキシカルボニル基、炭素数1
〜5のアシルオキシ基、炭素数1〜5のアシルチオ基、
または炭素数1〜5のアシルアミノ基、シアノ基、また
はトリフルオロメチル基等があげられる。ハロゲン原子
としては、臭素原子、塩素原子、またはフッ素原子があ
げられる。炭素数1〜4のアルキル基、または炭素数1
〜5のアシル基における炭素数1〜4のアルキル基につ
いては、Aの場合と同様である。好ましくは無置換、ま
たはメチル基、メトキシ基、メトキシカルボニル基、ニ
トロ基、シアノ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基で1〜3個置換されることである。
【0028】Bにおける無置換又は置換の炭素数1〜4
の脂肪族炭化水素基については、Aの場合と同様であ
る。
【0029】一般式[1]の、AとBが共に結合するこ
とによる、無置換または置換の炭素数3〜7のシクロア
ルカン−1−オン環とは、シクロプロパン−1−オン、
シクロブタン−1−オン、シクロペンタン−1−オン、
シクロヘキサン−1−オン、又はシクロヘプタン−1−
オンを示す。好ましくはシクロブタン−1−オン、シク
ロペンタン−1−オン、シクロヘキサン−1−オンであ
り、さらに好ましくはシクロペンタン−1−オンであ
る。またこれらの環は無置換または置換のいずれでもよ
い。置換基を有する場合は、例えば1〜2個の置換基を
有してよい。置換基としては、例えばハロゲン原子、水
酸基、カルボキシ基、メトキシカルボニル基、アセトキ
シ基、アセチルチオ基、シアノ基、またはアセチルアミ
ノ基等があげられる。ハロゲン原子としては、臭素原
子、塩素原子、またはフッ素原子があげられる。または
2個の置換基の例として、芳香族炭化水素又は複素芳香
環との縮合環があげられる。芳香族炭化水素としてはベ
ンゼン環、またはナフタレン環等が、複素芳香環として
はピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環等の六員環複
素芳香環、チオフェン環、ピロール環、フラン環、オキ
サゾール環、チアゾール環、イソキサゾール環、イソチ
アゾール環、アゾール環等の五員環複素芳香単環等があ
げられる。好ましくは芳香族炭化水素であり、さらに好
ましくはベンゼン環である。この環が置換基を有する場
合の置換基としては、例えばメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基等の非置換またはトリフル
オロメチル基等のハロゲン原子、例えばフッソ原子で置
換された炭素数1〜4のアルキル基、メトキシ基、エト
キシ基等の炭素数1〜4のアルキルオキシ基、ニトロ
基、またはハロゲン原子、例えばフッ素原子、塩素原子
または臭素原子があげられる。具体的にはインダン−1
−オン、6、7−ジヒドロ−5−オキソ−シクロペンタ
[b]ピリジン、5、6−ジヒドロ−7−オキソ−シク
ロペンタ[b]ピリジン等があげられる。置換基を有す
る好ましい例としてはインダン−1−オンがあげられ
る。
【0030】一般式[1]のX、Yにおける直鎖または
分鎖状の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基とは、炭素
数1〜10のアルキル基またはアルケニル基等を示す。
好ましくは炭素数1〜6のアルキル基であり、例えばエ
チル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基、イソプロピル基、イソブチル基等
があげられ、さらに好ましくはエチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、最も好ましくはエチル基である。
この炭化水素基は無置換または置換のいずれでもよい。
置換基を有する場合は例えば1〜6個、好ましくは1〜
3個の置換基を有してよい。置換基の種類としてはカル
ボキシ基またはカルボキシ基から誘導される基、アミノ
基またはアミノ基から誘導される基、または水酸基また
は水酸基から誘導される基があげられる。
【0031】カルボキシ基から誘導される基としては、
例えばカルボキシ基がエステル化またはアミド化された
官能基(例えば、前記−COOR1、−COOR1’、
−COOR1”、−CONR2R3、−CONR2’R
3’、−CONR2”R3”等)、シアノ基、またはこ
れらの官能基が還元されたヒドロキシルメチル基または
アミノメチル基、さらにはこれらの還元した官能基にア
シル化の修飾を施した官能基(例えば前記−CH2OR
4、−CH2OR4’等)があげられる。
【0032】アミノ基から誘導される基としては、例え
ばアミノ基がアルキル化、アシル化又はスルホニル化さ
れた官能基(例えば前記−NR6R7等)、ニトロ基、
ヒドロキシアミノ基、イミノ基、アミノ基の窒素原子を
含んだ複素環があげられる。
【0033】水酸基から誘導される基としては、例えば
水酸基がアルキル化またはアシル化された官能基(例え
ば前記−OR5等)、ケト基、ハロゲン原子等があげら
れる。
【0034】一般式[1]のX、Yが直接またはヘテロ
環を介して結合し形成する複素環としては、例えばピロ
ール、イミダゾール、インドール、インダゾール、プリ
ン、カルバゾール、イミダゾリジン、イミダゾリン、ピ
ロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、イン
ドリン環等があげられる。好ましくは複素単環であり、
ピロール、イミダゾール、イミダゾリジン、イミダゾリ
ン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン
環等があげられる。さらに好ましくは複素飽和単環であ
り、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン
環等があげられる。この複素環は無置換または置換のい
ずれでもよい。置換基を有する場合は例えば1〜6個、
好ましくは1〜3個の置換基を有してよい。置換位置は
炭素原子、窒素原子いずれでもよい。置換基の種類とし
ては炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、カルボキ
シ基またはカルボキシ基から誘導される基、アミノ基ま
たはアミノ基から誘導される基、または水酸基または水
酸基から誘導される基があげられる。カルボキシ基、ア
ミノ基、または水酸基から誘導される基については先に
述べたとおりである。好ましい置換基としては炭素数1
〜4のアルキル基、またはフェニル基であり、さらに好
ましくはメチル基またはフェニル基である。置換基を有
する複素環として好ましいものはイミダゾリジン、また
はピペラジン環等であり、好ましい構造としては4−メ
チルピペラジン環、4−フェニルピペラジン環があげら
れる。
【0035】また、本発明においてZはカルボキシ基ま
たはカルボキシ基から誘導される基、炭素数1〜4の無
置換または置換のアルキル基またはアルケニル基、水酸
基または水酸基から誘導される基、アミノ基またはアミ
ノ基から誘導される基、スルホン酸又はスルホン酸から
誘導される基、リン酸又はリン酸から誘導される基、複
素芳香単環、またはハロゲン原子があげられる。カルボ
キシ基、アミノ基、または水酸基から誘導される基とし
ては前述の通りである。又、アミノ基から誘導される基
としては、例えばNHSO2Ph、NHCOCF3、N
HCOC2F5、NHSO2CF3、NHSO2C2F
5等もあげられる。スルホン酸から誘導される基として
は、スルホン酸アミド誘導体、例えばSO2NH2、S
O2NHCH3、SO2N(CH3)2、SO2NHC
OCH3等があげられる。リン酸から誘導される基とし
ては、例えばP(O)(OH)H、P(O)(OH)
(NH2)、P(O)(OH)CH(OCH3)2等が
あげられる。また炭素数1〜4のアルキル基は、例えば
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基等があげられる。炭素数1〜4のアル
ケニル基としては、例えばビニル基、2−プロペニル
基、イソプロペニル基、2−ブテニル基等があげられ
る。これらが置換基を有する場合の置換基は、Aの脂肪
族炭化水素基の置換基の場合と同様である。複素芳香単
環としては、例えば5−テトラゾリル基、3−(4H−
5−オキソ−1、2、4−オキサジアゾリル)基、5−
(3−ヒドロキシイソキサゾリル)基、5−(3−ヒド
ロキシイソチアゾリル)基、または4−(3−ヒドロキ
シ−1、2、5−チアジアゾリル)基等があげられる。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子があげられる。好ましいZとしてはカル
ボキシ基、COOR1(式中R1は炭素数1〜4の無置
換または置換のアルキル基、またはフェニル基を示
す)、CONR2R3(式中R2、R3は同一かまたは
各々独立して水素原子、炭素数1〜4の無置換または置
換のアルキル基を示す)、シアノ基、CH2OR4(式
中R4は水素原子、炭素数1〜4の無置換または置換の
アルキル基、または炭素数1〜5の無置換または置換の
アシル基を示す)、水酸基、OR5(式中R5は炭素数
1〜4の無置換または置換のアルキル基、または炭素数
1〜5の無置換または置換のアシル基を示す)、NR6
R7(式中R6、R7は同一かまたは各々独立して水素
原子、炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基、
または炭素数1〜5の無置換または置換のアシル基を示
す)、5−テトラゾリル基、塩素原子、フッ素原子等が
あげられる。ここでアルキル基またはアシル基の置換基
は、Aの脂肪族炭化水素の置換基の場合と同様である。
さらに好ましいZとしてはカルボキシ基、COOR1’
(式中R1’は炭素数1〜4のアルキル基を示す)、C
ONR2’R3’(式中R2’、R3’は同一かまたは
各々独立して水素原子、炭素数1〜4のアルキル基を示
す)、シアノ基、CH2OR4’(式中R4’は水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、または炭素数1〜5の
アシル基を示す)があげられる。特に好ましいZとして
は、カルボキシ基、COOR1”(式中R1”はメチル
基、またはエチル基を示す)、CONR2”R3”(式
中R2”、R3”は同一かまたは各々独立して水素原
子、メチル基、またはエチル基を示す)、またはシアノ
基があげられる。
【0036】本発明の具体的なβ−ジ置換アミノケトン
誘導体としては、 (1)4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピペリジ
ル)メチル酪酸 (2)4−(4−メチルフェニル)−4−オキソ−3−
(1−ピペリジル)メチル酪酸 (3)4−(4−メトキシフェニル)−4−オキソ−3
−(1−ピペリジル)メチル酪酸 (4)4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピロリジ
ニル)メチル酪酸 (5)3−(4−モルホリニル)メチル−4−オキソ−
4−フェニル酪酸 (6)3−{1−(4−メチルピペラジニル)}メチル
−4−オキソ−4−フェニル酪酸 (7)3−(ジエチルアミノ)メチル−4−オキソ−4
−フェニル酪酸 (8)(1R、2R)−3−オキソ−2−(1−ピペリ
ジル)メチル−1−シクロペンタンカルボン酸 (9)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−4
−(4−トリフルオロメチルフェニル)酪酸 (10)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(2−トリフルオロメチルフェニル)酪酸 (11)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(3−トリフルオロメチルフェニル)酪酸 (12)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(3−ピリジル)酪酸 (13)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(2−ピリジル)酪酸 (14)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(4−ピリジル)酪酸 (15)3−オキソ−2−(1−ピペリジル)メチル−
1−インダンカルボン酸(16)3−オキソ−2−(1
−ピロリジニル)メチル−1−インダンカルボン酸 (17)2−(4−モルホリニル)メチル−3−オキソ
−1−インダンカルボン酸 (18)2−{1−(4−メチルピペラジニル)}メチ
ル−3−オキソ−1−インダンカルボン酸 (19)3−{1−(4−フェニルピペラジニル)}メ
チル−4−オキソ−4−フェニル酪酸 (20)4−オキソ−4−(1−ナフチル)−3−(1
−ピペリジル)メチル酪酸 (21)4−オキソ−4−(2−ナフチル)−3−(1
−ピペリジル)メチル酪酸 (22)4−オキソ−4−(1−ピペリジル)−3−
(1−ピペリジル)メチル酪酸 (23)4−オキソ−4−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)−3−(1−ピペリジル)メチル酪酸 (24)4−オキソ−4−(4−フェニル−1−ピペラ
ジニル)−3−(1−ピペリジル)メチル酪酸 (25)4−オキソ−4−(1−ナフチル)−3−(1
−ピロリジニル)メチル酪酸 (26)4−オキソ−4−(2−ナフチル)−3−(1
−ピロリジニル)メチル酪酸 (26)4−(2−フリル)−4−オキソ−3−(1−
ピペリジル)メチル酪酸 (27)4−(3−フリル)−4−オキソ−3−(1−
ピペリジル)メチル酪酸 (28)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(2−チエニル)酪酸 (29)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(3−チエニル)酪酸 (30)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(2−ピロリル)酪酸 (31)4−オキソ−3−(1−ピペリジル)メチル−
4−(3−ピロリル)酪酸 (32)4−(2−イミダゾリル)−4−オキソ−3−
(1−ピペリジル)メチル酪酸 (33)4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピペリ
ジル)メチルブチロニトリル (34)4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピペリ
ジル)メチル酪酸 メチルエステル (35)4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピペリ
ジル)メチル酪酸 エチルエステル (36)4−(2−イミダゾリル)−4−オキソ−3−
(1−ピロリジニル)メチル酪酸 (37)4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピロリ
ジニル)メチルブチロニトリル (38)4−オキソ−4−フェニル−3−(4−メチル
−1−ピペラジニル)メチルブチロニトリル (39)4−オキソ−4−フェニル−3−(4−モルホ
リニル)メチルブチロニトリル (40)4−(2−イミダゾリル)−4−オキソ−3−
(4−モルホリニル)メチル酪酸 (41)2−メチル−4−オキソ−4−フェニル−3−
(1−ピペラジニル)メチル酪酸 (42)4−(1−ピペラジニル)メチル−5−オキソ
−5−フェニルペンタン酸 等があげられる。
【0037】尚、本発明で用いられるβ−ジ置換アミノ
ケトン誘導体には立体異性体が存在するが、本発明はこ
れらの異性体すべてを包含する。例えば、幾何異性体及
びその混合物、ジアステレオマー異性体及びその混合
物、光学活性体及びラセミ体等はすべて本発明に含まれ
る。
【0038】本発明における薬理学的に許容し得る塩と
して、酸との塩としては例えば塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩、アルミニウム塩等のIIIA族塩等の無機塩、p−
トルエンスルホン酸塩等の有機塩があげられる。塩基と
の塩としては、ナトリウム、カリウム等とのアルカリ金
属塩、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、メチルアミ
ン、エチレンジアミン等の有機塩があげられる。これら
は常法により作成される。
【0039】本発明のβ−ジ置換アミノケトン誘導体の
代表的な製造方法を以下に示す。なお、本発明のβ−ジ
置換アミノケトン誘導体の合成法は以下の方法に限定さ
れるものではない。また、ここで示される本発明化合物
及びその中間体は、抽出、再結晶、あるいはクロマトグ
ラフィー等の通常の単離方法によって単離される。さら
に、以下に示す反応は、ラセミ体、光学活性体共に全く
同じ挙動を示すので、概要においては一般論として記載
する。
【0040】本発明の一般式[1]の化合物は、一般式
[2]
【0041】
【化3】
【0042】(式中A’、B’及びZ’は各々A、B及
びZと同じ意味を示すが、官能基がある場合にはその官
能基は必要に応じて保護されてもよい)で表される化合
物に、一般式[3]
【0043】
【化4】HNX’Y’ [3]
【0044】(式中X’及びY’は各々X及びYと同じ
意味を示すが、官能基がある場合にはその官能基は必要
に応じて保護されてもよい)を反応させ、必要に応じて
保護基を除去することにより容易に製造することができ
る。一般式[3]の化合物は多くの場合、市販品として
購入可能である。例えば、ピペリジン、ピロリジン、モ
ルホリン、N−メチルピペラジン、N−フェニルピペラ
ジン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジイ
ソプロピルアミン等があげられる。
【0045】上記の反応は一般式[2]の化合物と一般
式[3]の化合物とを縮合させることが出来ればいかな
る方法も使用できる。通常は有機溶媒中、水中またはそ
の混合溶媒中で行う。有機溶媒としては、ベンゼン、ト
ルエン等の芳香族炭化水素類、メタノール、エタノール
等のアルコール類、テトラヒドロフラン、ジエチルエー
テル等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルム等の
ハロゲン系炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド等の極性非プロトン性溶媒類等が使用されるが、
好ましくはテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等の
エーテル類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン
系炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケト
ン類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等
の極性非プロトン性溶媒類、メタノール、エタノール等
のアルコール類、またはこれらの溶媒と水との混合溶媒
が用いられる。反応は一般に、塩基の存在下、または無
触媒で進行する。塩基条件下の反応剤としては、例えば
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基、または
トリエチルアミン、1、8−ジアザビシクロ「5、4、
0」−ウンデカ−7−エン等の有機塩基があげられる。
これらの反応剤は0.1〜20倍モル程度使用し、好ま
しくは0.5〜5倍モル程度を使用する。反応温度とし
ては特に限定されず、冷却、常温、加熱下のいずれでも
よいが、好ましくは−50℃〜150℃がよい。一般式
[2]の化合物と一般式[3]の化合物は等量反応させ
ればよいが、実際の反応においては、一般式[3]の化
合物を過剰に(例えば1〜2倍モル)使用してよい。反
応は0.1〜240時間で行われ、好ましくは0.1〜
96時間である。
【0046】また、一般式[1]の化合物は、一般式
[4]
【0047】
【化5】
【0048】(式中A’、B’及びZ’は各々A、B及
びZと同じ意味を示すが、官能基がある場合にはその官
能基は必要に応じて保護されてもよい)で表される化合
物に、ホルムアルデヒドまたはその等価体存在下、一般
式[3]
【0049】
【化6】HNX’Y’ [3]
【0050】(式中X’及びY’は各々X及びYと同じ
意味を示すが、官能基がある場合にはその官能基は必要
に応じて保護されてもよい)を反応させ、必要に応じて
保護基を除去することにより容易に製造することができ
る。一般式[3]の化合物については前述の通りであ
る。
【0051】一般式[4]の化合物と一般式[3]の化
合物のホルムアルデヒドまたはその等価体存在下の縮合
法はマンニッヒ反応と呼ばれ、その製法についてはすで
に種々の総説にのべられている(例えばTetrahe
dron、46巻、1791項(1990)、Synt
hesis、1973、703項)。通常は有機溶媒
中、水中またはその混合溶媒中で行う。有機溶媒として
は、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、メタノ
ール、エタノール等のアルコール類、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル等のエーテル類、塩化メチレン、
クロロホルム等のハロゲン系炭化水素類、アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン類、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド等の極性非プロトン性溶媒類
等が使用されるが、好ましくはテトラヒドロフラン、ジ
エチルエーテル等のエーテル類、塩化メチレン、クロロ
ホルム等のハロゲン系炭化水素類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルホルムアミド等の極性非プロトン性溶媒類、メタノ
ール、エタノール等のアルコール類、またはこれらの溶
媒と水との混合溶媒が用いられる。反応は一般に無触媒
で進行するが、必要に応じて酸を触媒として用いること
ができる。ホルムアルデヒドの等価体としては、1、
3、5−トリオキサン、ビス(ジメチルアミノ)メタン
等があげられる。ホルムアルデヒドまたはその等価体
は、0.9〜100倍モル程度使用し、好ましくは1〜
20倍モル程度を使用する。反応温度としては特に限定
せず、冷却、常温、加熱下のいずれでもよいが、好まし
くは0℃〜200℃がよい。一般式[4]の化合物と一
般式[3]の化合物は等量反応させればよいが、実際の
反応においては、一般式[3]の化合物を過剰に(例え
ば1〜2倍モル)使用してよい。反応は0.1〜360
時間で行われ、好ましくは0.1〜120時間である。
【0052】さらに、一般式[1]の化合物は、一般式
[5]
【0053】
【化7】
【0054】(式中A’、B’及びZ’は各々A、B及
びZと同じ意味を示すが、官能基がある場合にはその官
能基は必要に応じて保護されてもよい。またUは脱離基
を示し、1位のカルボニル基は必要に応じて保護されて
いてもよい)で表される化合物に、一般式[3]
【0055】
【化8】HNX’Y’ [3]
【0056】(式中X’及びY’は各々X及びYと同じ
意味を示すが、官能基がある場合にはその官能基は必要
に応じて保護されてもよい)を反応させ、必要に応じて
保護基を除去することにより容易に製造することができ
る。一般式[3]の化合物については前述の通りであ
る。この反応条件については、前述の一般式[2]の化
合物と一般式[3]の化合物との反応条件と同様であ
る。
【0057】前記の脱離基の好ましいものとしては、例
えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メタンスルホニ
ルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基、トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基、クロロメタンスルホ
ニルオキシ基、(2、3−O−イソプロピリデン)プロ
ピルスルホニル基等があげられる。
【0058】一般式[5]の化合物としては、さらに具
体的には、例えば以下の化合物があげられる。 (a)2−〔(2、3−O−イソプロピリデン)プロピ
ルスルフォニル〕メチル−3−オキソ−1−シクロペン
タンカルボン酸 (b)2−〔(2、3−O−イソプロピリデン)プロピ
ルスルフォニル〕メチル−3−メトキシカルボニルシク
ロペンタノン
【0059】一般式[2]の化合物の代表的な製造法
は、一般式[4]
【0060】
【化9】
【0061】(式中A’、B’及びZ’は各々A、B及
びZと同じ意味を示すが、官能基がある場合にはその官
能基は必要に応じて保護されてもよい)で表される化合
物に、2級アミン存在下ホルムアルデヒドまたはその等
価体を作用させ、必要に応じて加熱することにより、容
易に製造することができる。反応条件は前述の一般式
[4]の化合物と一般式[3]の化合物との反応条件と
同様であり、さらに加熱が必要な場合は、30℃〜20
0℃に加熱することが好ましい。もしくはマンニッヒ反
応により生じた一般式[1]の化合物の窒素原子を酸
化、またはアルキル化して4級塩に変換し、必要に応じ
て加熱することにより、一般式[2]の化合物を容易に
製造することができる。酸化剤としては、m−クロロ過
安息香酸等の有機過酸、過酸化水素、有機過酸化物等が
用いられる。アルキル化剤としては、ヨウ化メチル、ジ
メチル硫酸、ヨウ化エチル等が用いられる。酸化または
アルキル化後の加熱条件としては前述の条件と同様であ
る。
【0062】一般式[4]の化合物において、例えば
A’が脂肪族炭化水素基の場合、マンニッヒ反応の位置
選択性が問題となる場合がある。この場合は次のように
行うことができる。例えば、公知化合物である3−アセ
チル−γ−ブチロラクトン(Bull.Chem.So
c.Jpn.、32巻、1282項(1959))を酸
性または塩基性条件に供することにより、3−メチリデ
ン−4−オキソ−1−n−ペンタン酸を製造することが
できる。反応剤としては、水酸化ナトリウム等の無機塩
基、トリエチルアミン、1、8−ジアザビシクロ[5、
4、0]−ウンデカ−7−エン等の有機塩基、塩酸、硫
酸等の無機酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸があ
げられる。好ましくは、1、8−ジアザビシクロ[5、
4、0]−ウンデカ−7−エン等の有機塩基、または硫
酸等の無機塩基である。
【0063】または、位置選択性の高いマンニッヒ反応
の試薬(J.Chem.Soc.Chem.Commu
n.、1974、253項)を用いる方法、位置選択的
にケトンをエノラートに変換し、それにアミノメチレン
ユニットを導入する方法(Tetrahedron、4
6巻、987項(1990))を用いることもできる。
【0064】一般式[4]の化合物は、試薬として購入
可能な場合がある。例えば4−フェニル−4−オキソブ
タン酸、4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタ
ン酸、4−(4−メトキシフェニル)−4−オキソブタ
ン酸、2−メチル−4−オキソ−4−フェニル酪酸、4
−ベンゾイル酪酸等である。製造を行う場合は、例えば
Aがベンゼン環または電子供与性基で置換されたベンゼ
ン環の場合、ルイス酸、例えば塩化アルミニウムを触媒
とした、マレイン酸無水物とのフリーデルクラフツアシ
ル化反応により一般式[4]の化合物を製造することが
できる(Org.Synthesis、Coll.II
I、109項(1955))。Aが上記以外の場合は、
例えばリフォマトスキー反応の変法として、該当するA
の酸塩化物、またはアルデヒドに亜鉛存在下γ−ヨード
プロピオン酸エチルを作用させ、一般式[4]の化合物
またはその還元体(アルコール体)を得ることができる
(J.Am.Chem.Soc.、109巻、8056
項(1987))。還元体は常法によりケトンに酸化す
ることにより、一般式[4]の化合物を製造することが
できる。または、該当するAのアルデヒド体にシアン化
ナトリウムまたは3−ベンジル−5−(2−ヒドロキシ
エチル)−4−メチルチアゾリウム クロリド等を触媒
としてアクリル酸誘導体を反応させることにより、一般
式[4]の化合物を得ることができる(Chem.Be
r.、109巻、289項、541頁(1976)。さ
らに、該当するAのメチルケトン体とグリオキシル酸を
加熱減圧下において脱水反応を伴ったアルドール縮合を
行い、生じた炭素ー炭素2重結合を定法(例えば亜鉛粉
末−酢酸)により還元することにより、一般式[4]の
化合物を得ることができる。(J.Med.Che
m.,15巻、918項(1972))。
【0065】一般式[5]の化合物は、例えば以下のよ
うに製造できる。
【0066】
【化10】
【0067】(式中A’、B’及びZ’は各々A、B及
びZと同じ意味を示すが、官能基がある場合にはその官
能基は必要に応じて保護されてもよい。またUは脱離基
を示し、1位のカルボニル基は必要に応じて保護されて
いてもよい) 一般式[4]の化合物から化合物(5−
a)への反応は、例えば一般式[4]の化合物に塩基性
条件下ホルムアルデヒドを作用させる方法、一般式
[4]の化合物のシリルエノール体に酸性条件下ホルム
アルデヒドを作用させる反応等一般に汎用されるβ−ヒ
ドロキシケトンの製造法に準じ、化合物(5−a)から
一般式[5]の化合物への変換は、例えばp−トルエン
スルホニルクロリド等のスルホニルクロリドを必要に応
じて塩基存在下作用させたり、水酸基のハロゲン化とし
て例えば塩化チオニル、トリフェニルフォスフィン−ハ
ロゲン化剤、トリフェニルフォスフィン−ジエチル ア
ゾジカルボキシレート−ハロゲン化剤等の試薬を常法通
り作用させることにより、容易に製造することができ
る。こうして製造された一般式[5]の化合物は、単離
せずに次の反応に供することもできる。また前述の化合
物(a)、(b)は公知化合物であり、WO97/28
114の方法にて製造することができる。
【0068】本発明のβ−ジ置換アミノケトン誘導体ま
たはその薬理学的に許容し得る塩が神経分化促進剤とし
て用いられる場合は、単独または担体、賦形剤、稀釈
剤、溶解補助剤等の製薬上許容し得る添加剤と混合して
注射剤、点滴剤、顆粒剤、錠剤、細粒剤、散剤、カプセ
ル剤、吸入剤、坐剤、点眼剤、貼付剤、軟膏剤、スプレ
ー剤等の製剤形態で用いることができ、投与経路として
は経口投与、または非経口的投与(全身投与、局所投与
等)が選択できる。
【0069】製剤中のβ−ジ置換アミンケトン誘導体ま
たはその薬理学的に許容し得る塩の含量は、製剤により
種々異なるが、通常0.1〜100重量%であることが
好ましい。投与量は患者の年令、性別、体重、症状、治
療目的等により決定されるが、投与量は一般に0.00
1〜5000mg/kg/日程度である。
【0070】
【実施例】次に、β−ジ置換アミノケトン誘導体または
その薬理学的に許容し得る塩の神経細胞分化促進作用及
び製造法について具体的に説明する。
【0071】試験例 化合物のPC12細胞に対する神経様突起伸長作用 グリーンらの方法(Ann.Rev.Neurosc
i.、3巻、353項(1980))に準じて行い、細
胞の形態変化の有無及び程度により効果を判定した。す
なわち、10%牛胎児血清と10%馬血清を添加したダ
ルベッコ変法イーグル培地にPC12細胞を約10万個
/mlになるように加え、コラーゲンコート96穴マル
チプレートで37度C、5%CO2下に一晩培養した。
この状態において試験物質を添加し、1日後の形態変化
を顕微鏡で観察した。その結果、各試験物質のPC12
細胞に対する神経様突起伸長作用を引き起こす最小有効
濃度(MED、μg/ml)は以下に示す通りである。
【0072】PC12細胞に対する神経様突起伸長を引
き起こす最小有効濃度 化合物番号 MED(μg/ml) 1 1.56 2 3.13 3 3.13 4 1.56 5 3.13 6 3.13 7 1.56 8 1.56 12 3.1 26 3.1 9 0.78 41 6.3 42 1.6
【0073】実施例1 4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピペリジル)メ
チル酪酸〔(化合物(1)〕の製造 化合物(1)は公知の方法(J.Chem.Soc.
(C)、2308、1967)により製造することがで
きる。
【0074】実施例2 4−(4−メチルフェニル)−4−オキソ−3−(1−
ピペリジル)メチル酪酸〔(化合物(2)〕の製造 4−(4−メチルフェニル)−4−オキソ酪酸(232
0mg、12.07mmol)にピペリジン(1027
mg、12.07mmol)及び37%ホルムアルデヒ
ド水溶液(0.98ml、12.07mmol)を加
え、均一になるまで加熱する。反応液を室温下15時間
攪拌し、減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム:メタノール=20:1〜
10:1)で精製し、化合物(2)(745mg、収率
22.6%)を得る。 1H−NMR(60MHZ、CDCl3)δ:1.6
6、2.36(6H、m)、2.50〜3.05(2
H、m)、2.85(3H、s)、3.60(2H、
m)、4.70(1H、m)、7.61(2H、d、J
=9.1Hz)、8.30(2H、d、J=9.1H
z)、10.3(1H、brs) MS(FAB、POS)m/z:274(M+H)+
【0075】実施例3 4−(4−メトキシフェニル)−4−オキソ−3−(1
−ピペリジル)メチル酪酸〔(化合物(3)〕の製造 4−(4−メトキシフェニル)−4−オキソ酪酸(20
80mg、10mmol)にピペリジン(851mg、
10mmol)及び37%ホルムアルデヒド水溶液
(0.81ml、10mmol)を加え、均一になるま
で加熱する。反応液を室温下3時間攪拌後、減圧濃縮す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(25
0ml、クロロホルム:メタノール=20:1〜10:
1)で精製し、化合物(3)(552mg、収率19
%)を得る。 1H−NMR(60MHz、CDCl3)δ:1.60
〜2.48(6H、m)、2.66〜3.30(2H、
m)、3.16〜3.50(4H、m)、3.70(3
H、m)、4.33(3H、m)、4.80(1H、
m)、7.35(2H、d、J=9.5Hz)、8.5
0(2H、d、J=9.5Hz)、11.40(1H、
brs) MS(FAB、POS)m/z:290(M+H)+
【0076】実施例4 4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピロリジニル)
メチル酪酸〔(化合物(4)〕の製造 4−オキソ−4−フェニル酪酸(2555mg、14.
34mmol)にピロリジン(1020mg、14.3
4mmol)及び37%ホルムアルデヒド水溶液(1.
16ml)を加え、均一になるまで加熱する。反応液を
室温下10時間攪拌後、減圧濃縮する。残渣の一部(9
20mg)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(9
0ml、クロロホルム:メタノール=5:1〜2:1)
で精製し、化合物(4)(372mg、収率40%)を
得る。 1H−NMR(60MHz、CD3OD)δ:2.17
(4H、m)、2.64(2H、m)、3.30〜3.
72(6H、m)、4.33(1H、m)、7.60
(3H、m)、8.12(2H、m) MS(FAB、POS)m/z:262(M+H)+
【0077】実施例5 3−(4−モルホリニル)メチル−4−オキソ−4−フ
ェニル酪酸〔(化合物(5)〕の製造 4−オキソ−4−フェニル酪酸(797mg、4.47
mmol)にモルホリン(3891mg、4.47mm
ol)及び37%ホルムアルデヒド溶液(0.37g、
4.47mmol)を加え、均一になるまで加熱する。
反応液を室温下15時間攪拌後、減圧濃縮する。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(200ml、ク
ロロホルム:メタノール=10:1〜2:1)で精製
し、化合物(5)(510mg、収率41%)を得る。 1H−NMR(200MHz、CD3CD)δ:2.4
0〜3.08(8H、m)、3.69(4H、t、J=
4.68Hz)、4.21(1H、m)、7.50(3
H、m)、8.00(2H、m)、10.40(1H、
brs) MS(FAB、POS)m/z:278(M+H)+
【0078】実施例6 3−{1−(4−メチルピペラジニル)}メチル−4−
オキソ−4−フェニル酪酸〔(化合物(6)〕の製造 4−オキソ−4−フェニル酪酸(627mg、3.51
mmol)に1−メチルピペラジン(349mg、3.
51mmol)及び37%ホルムアルデヒド水溶液
(0.29ml、3.51mmol)を加え、均一にな
るまで加熱する。反応液を室温下15時間攪拌後、減圧
濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(90ml、ブタノール:酢酸:水=20:1:1)及
びセファデックスLH20(250ml、80%含水メ
タノール)で精製し、化合物(6)(251mg、収率
24.6%)を得る。 1H−NMR(60MHz、CDCl3)δ:2.50
〜3.60(12H、m)、2.84(3H、s)、
4.50(1H、m)、7.80(3H、m)、8.3
0(2H、m)、12.16(1H、brs) MS(FAB、POS)m/z:291(M+H)+
【0079】実施例7 3−(ジエチルアミノ)メチル−4−オキソ−4−フェ
ニル酪酸〔(化合物(7)〕の製造 4−オキソ−4−フェニル酪酸(730mg、4.10
mmol)にジエチルアミン(300mg、4.10m
mol)及び37%ホルムアルデヒド水溶液(0.33
ml)を加え、均一になるまで加熱する。反応液を室温
下16時間攪拌後、減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(90ml、クロロホルム:メ
タノール=10:1〜5:1)で精製し、化合物(7)
(312mg、収率28.9%)を得る。 1H−NMR(60MHz、CDCl3)δ:1.90
(6H、t、J=6.8Hz)、3.06〜4.00
(8H、m)、4.95(1H、m)、8.20(3
H、m)、8.72(2H、m)、11.70(1H、
brs) MS(FAB、POS)m/z:264(M+H)+
【0080】実施例8 (1R、2R)−3−オキソ−2−(1−ピペリジル)
メチル−1−シクロペンタンカルボン酸〔(化合物
(8)〕の製造 (1R、2S)−2−〔(2RS)−(2、3−O−イ
ソプロピリデン)プロピルスルホニル〕メチル−3−オ
キソ−1−シクロペンタンカルボン酸(205mg、
0.64mmol)をアセトン(3ml)に溶解し、ピ
ペリジン(55mg、0.64mmol)、メタノール
(2ml)及び1規定水酸化ナトリウム(0.45m
l)を順次加え、室温下20時間攪拌する。反応液を減
圧濃縮後、残渣をセファデッスLH−20(250m
l、80%含水メタノール)で精製し、化合物(8)
(75mg、収率52%)を得る。 MS(FAB、POS)m/z:226(M+H)+
【0081】実施例9 4−オキソ−4−(3−ピリジル)−3−(1−ピペリ
ジル)メチル酪酸〔(化合物12)〕の製造 その1 4−オキソ−4−(3−ピリジル)酪酸 メチルエステ
ル〔(化合物12−A)〕の製造 窒素雰囲気下、シアンソーダ(2.44g、50mmo
l)の無水ジメチルフォルムアミド(80ml)溶液
に、3−ピリジンカルボキシルアルデヒド(10.7
g、100mmol)の無水ジメチルフォルムアミド
(20ml)の溶液を30度にて30分間かけて滴下す
る。30分間攪拌後、反応液にアクリル酸 メチル
(8.6g、100mmol)の無水ジメチルフォルム
アミド(80ml)溶液を1時間かけて滴下し、30度
で3時間攪拌する。反応液に酢酸(0.66ml)およ
び水(30ml)を加え、10分間攪拌を行った後、減
圧濃縮する。残渣に水(360ml)とクロロホルム
(300mlx3)を加え、分液を行って有機層を得
る。有機層を飽和食塩水(300ml)で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(650ml、ヘキサン:
酢酸エチル=1:1−1:2)で精製し、化合物(12
−A)(7.87g、収率40.7%)を得る。 その2 4−オキソ−4−(3−ピリジル)酪酸〔化合物(12
−B)〕の製造 化合物(12−A)(5.04g、26.11mmo
l)をメタノール(60ml)に溶解し、1規定水酸化
ナトリウム水溶液(32ml)を加え、室温下で3時間
攪拌を行う。2規定塩酸(16ml)を加え減圧濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(25
0ml、クロロホルム:メタノール:酢酸=20:1:
0.5)で精製し、化合物(12−B)(3.13g、
収率66.9%)を得る。 1H−NMR(200MHz、CD3OD)δ:2.7
2(3H、t.J=6.5Hz)、3.33(3H、
t、J=6.5Hz)、7.59(1H、m)、8.4
2(1H、m)、8.73(1H、m)、9.14(1
H、m) MS(FAB、POS)m/z:180(M+H)+ その3 4−オキソ−4−(3−ピリジル)−3−(1−ピペリ
ジル)メチル酪酸〔(化合物12)〕の製造 化合物(12−B)(246mg、1.37mmol)
にピペリジン(140mg、1.64mmol)及び3
7%ホルマリン(0.133ml、1.64mmol)
を加え、100℃で2時間攪拌する。反応液にシリカゲ
ル(1.8g)を加え濃縮後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(30ml、クロロホルム:メタノ
ール:酢酸=10:1:0.5〜10:5:3)で精製
し、化合物(12)(300mg、収率79%)を得
る。 1H−NMR(200MHz、CDCl3)δ:1.4
5〜1.80(6H、m)、2.30〜3.15(8
H、m)、4.28(1H、m)、7.46(1H、d
d、J=4.7z、8.0Hz)、8.00(1H、b
rs)、8.37(1H、dt、J=2.0Hz、8.
0Hz)、8.78(1H、dd、J=1.6Hz、J
=4.8Hz)、9.28(1H、d、J=1.6H
z)
【0082】実施例10 4(2−フリル)−4−オキソ−3−(1−ピペリジ
ル)メチル酪酸〔化合物(26)〕の製造 その1 4−(2−フリル)−4−オキシ酪酸 メチルエステル
〔化合物(26−A)〕の製造 フルフラール(4.8g、50mmol)の無水エタノ
ール(30ml)溶液に、3−ベンジル−5−(2−ヒ
ドロキシエチル)−4−メチルチアゾリウムクロリド
(1.0g、4mmol)とトリエチルアミン(2.0
2g、20mmol)を加え、室温下40分間攪拌す
る。さらにアクリル酸 メチル(5.0g、50mmo
l)を加えて、7時間加熱還流する。反応液を減圧濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(60
0ml、ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、化
合物(26−A)(3430mg、収率37.6%)を
得る。 1H−NMR(200MHz、CDCl3)δ:2.7
4(2H、t、J=6.8Hz)、3.18(2H、
t、J=6.8Hz)、6.54(1H、dd、J=
1.7Hz、3.6Hz)、7.23(1H、dd、J
=0.7Hz、3.6Hz)、7.59(1H、dd、
J=0.7Hz、1.7Hz) その2 4−(2−フリル)−4−オキソ酪酸〔化合物(26−
B)〕の製造 化合物(26−A)(1820mg、10mmol)の
メタノール(20ml)溶液に1規定水酸化ナトリウム
水溶液(10.5ml)を加え、室温下3時間攪拌す
る。減圧濃縮後、残渣に水(30ml)と酢酸エチル
(30ml)を加え分液する。水層を2規定塩酸水溶液
でpH3.0に調整し、酢酸エチル(30ml×2)で
抽出する。有機層を飽和食塩水(50ml)で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧濃縮することにより、
化合物(26−B)(1445mg、収率86%)を得
る。 1H−NMR(200MHz、CDCl3)δ:2.7
7(2H、t、J=6.6Hz)、3.17(2H、
t、J=6.6Hz)、6.55(1H、dd、J=
1.7Hz,3.7Hz)、7.23(1H、dd、J
=0.7Hz、3.6Hz)、7.59(1H、dd、
J=0.7Hz、1.7Hz) MS(FAB、POS)m/z:168(M+H)+ その3 4−(2−フリル)−4−オキソ−3−(1−ピペリジ
ル)メチル酪酸〔化合物(26)〕の製造 化合物(26−B)(1431mg、8.51mmo
l)にピペリジン(797mg、9.36mmol)と
37%ホルマリン(0.76ml、9.36mmol)
を加え、室温下4日間攪拌を行う。反応液にシリカゲル
(4.5g)を加えた後減圧濃縮する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(100ml、クロフォル
ム:メタノール:酢酸=10:1:0.5〜3:1:
0.3)で精製し、化合物(26)(1325mg、収
率62.5%)を得る。 1H−NMR(200MHz、CDCl3)δ:1.5
6(2H、m)、1.79(4H、m)、2.48(1
H、dd、J=10.7Hz、15.5Hz)、2.8
2(5H、m)、3.16(2H、d、J=6.2)、
4.08(1H、m)、6.60(1H、dd、J=
1.7Hz、3.6Hz)、7.49(1H、d、J=
3.6Hz)、7.66(1H、d、J=1.6H
z)、10.7Hz(1H、brs) MS(FAB、NEG)m/z:264(M−H)−
【0083】実施例11 3−(1−ピペラジニル)メチル−4−オキソ−4−
(4’−トリフルオロメチルフェニル)酪酸〔化合物
(9)〕の製造 その1 4’−(トリフルオロメチル)けい皮酸〔化合物(9−
A)〕の製造 4’−(トリフルオロメチル)アセトフェノン〔250
0.5mg、13.29mmol〕とグリオキシル酸1
水和物(1223.3mg、13.29mmol)の混
合物をアスピレーターで減圧しながら95度にて1時間
反応を行う。さらにグリオキシル酸1水和物(439.
5mg、4.77mmol)を加え、アスピレーターで
減圧しながら95度にて2時間反応を行う。室温まで冷
却した後5%炭酸カリウム20mlを加え、酢酸エチル
で2回洗浄する。水層を4規定塩酸でpH1調整した
後、酢酸エチルで2回抽出する。抽出液を水、飽和食塩
水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃
縮する。残渣を酢酸10mlに溶解し、濃塩酸0.5m
lを加え、7時間還流を行う。反応溶液を減圧濃縮し、
酢酸エチルに溶解する。水、飽和食塩水溶液で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮する。残渣をヘ
キサン−酢酸エチルから再結晶を行い、化合物(9−
A)(1554.5mg、収率48%)を得る。 1H−NMR(60MHz、CD3OD)δ:6.93
(1H、d、J=15Hz)、7.83(2H、d、J
=10Hz)、8.00(1H、d、J=15Hz)、
8.14(2H、d、J=10Hz). その2 4−(4’−トリフルオロメチルフェニル)酪酸〔化合
物(9−B)〕の製造化合物(9−A)(1036.9
mg、4.25mmol)を酢酸(9ml)と水(2m
l)に溶解し、亜鉛粉(320.1mg、4.89mm
ol)を加え、室温下4時間攪拌する。セライト濾過し
た後、ろ液を減圧濃縮する。残渣を酢酸エチルで懸濁精
製し、化合物(9−B)(1111.0mg、100
%)を得る。 1H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δ:
3.22(2H、t、J=6.3Hz)、3.37(b
r)、7.88(2H、d、J=8.3Hz)、8.1
5(2H、d、J=8.3Hz). その3 3−(1−ピペラジニル)メチル−4−オキソ−4−
(4’−トリフルオロメチルフェニル)酪酸〔化合物
(9)〕の製造 化合物(9−B)(1005.7mg、4.08mmo
l)をDMSO(10ml)に溶解し、ホルマリン水溶
液(507mg、6.25mmol)とピペリジン(5
32mg、6.25mmol)を加え、100度で24
時間反応を行う。氷冷後析出した結晶をろ別し、ろ液を
水酢酸エチルで分液する。水層を酢酸エチルで抽出した
後、合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄し、減圧濃縮す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(20
0ml、クロロホルム:メタノール=5:1〜1:2)
で精製し、化合物(9)(312.5mg、収率22
%)を得る。 1H−NMR(200MHz、DMSO−d6)δ:
1.4〜2.0(6H、m)、2.36(1H、dd、
J=10.1Hz、15.2Hz)、2.70(1H、
dd、J=15.3Hz、2.4Hz)、2.7〜3.
0(4H、m)、3.26(2H、d、J=6.2H
z)、4.40(1H、m)、7.78(2H、d、J
=8.5Hz)、8.24(2H、d、J=8.1H
z). MS(FAB NEG)m/z:343(M)
【0084】実施例12 2−メチル−4−オキソ−4−フェニル−3−(1−ピ
ペラジニル)メチル酪酸〔化合物(41)〕の製造 2−メチル−4−オキソ−4−フェニル酪酸(100
0.5mg、5.21mmol)をホルマリン水溶液
(507mg、6.25mmol)とピペリジン(53
2mg、6.25mmol)に懸濁し、さらにエタノー
ル(6ml)を加えて100度で40分反応を行う。熱
時ろ過後得られた結晶を乾燥し、化合物(41)(52
9.2mg、収率35%)〕を得る。 MS(FAB、POS)m/z:290(M+H)+
【0085】実施例13 4−(1−ピペラジニル)メチル−5−オキソ−5−フ
ェニルペンタン酸〔化合物(42)〕の製造 4−ベンゾイル酪酸(1000.9mg、5.21mm
ol)をホルマリン水溶液(507mg、6.25mm
ol)とピペリジン(532mg、6.25mmol)
に懸濁し、100度で3時間30分反応を行う。ピペリ
ジン(517mg、6.07mmol)を加え、さらに
3時間100度に加熱する。室温まで空冷後、減圧濃縮
する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(1
00ml、ジクロロメタン:メタノール=10:1〜
5:1)で精製し、化合物(42)(1500.8m
g、収率99%)を得る。 1H−NMR(200MHz、CDCl3)δ:1.2
〜1.8(8H、m)、2.10(1H、m)、2.4
2(1H、m)、2.5〜3.0(4H、m)、3.1
6(1H、dd、J=2.0Hz、12.7Hz)、
3.38(1H、dd、J=8.1Hz、12.5H
z)、4.37(1H、m)、7.2〜7.4(2H、
m)、7.46(1H、t、J=7.4Hz)、8.4
1(2H、d、J=7.2Hz)、9.30(1H、b
r). MS(FAB、POS)m/z:290(M+H)+
【0086】
【発明の効果】本発明より、β−ジ置換アミノケトン誘
導体またはその薬理学的に許容し得る塩が、強力な神経
細胞分化促進作用を有することが見いだされた。よっ
て、本発明記載のβ−N−ジ置換ケトン誘導体またはそ
の薬理学的に許容し得る塩を有効成分として含有する薬
剤組成物は神経細胞分化促進剤として有用であり、医
薬、例えば中枢神経障害治療剤または末梢神経障害治療
剤への用途が示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/34 601 A61K 31/34 601 31/40 31/40 31/445 31/445 31/495 31/495 601 601 31/535 605 31/535 605 C07D 207/33 C07D 207/33 213/50 213/50 233/64 106 233/64 106 295/12 295/12 Z A 295/14 295/14 A Z 307/54 307/54 333/16 333/16

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[1] 【化1】 [式中、Aは無置換または置換の炭素数1〜4の脂肪族
    炭化水素基、または無置換または置換の芳香族炭化水
    素、複素芳香環、または複素飽和環を示し、Bは水素原
    子、または無置換または置換の炭素数1〜4の脂肪族炭
    化水素基を示し、またはAとBが共に結合し、無置換ま
    たは置換の炭素数3〜7のシクロアルカン−1−オン
    環、又は芳香族炭化水素又は複素芳香環と縮環した炭素
    数3〜7のシクロアルカン−1−オン環を形成すること
    を示し、X、Yは無置換または置換の直鎖または分鎖状
    の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基を示し、またはX
    とYが直接またはヘテロ原子を介して結合し、無置換ま
    たは置換の複素環を形成することを示し、Zはカルボキ
    シ基またはカルボキシ基から誘導される基、炭素数1〜
    4の無置換または置換のアルキル基またはアルケニル
    基、水酸基または水酸基から誘導される基、アミノ基ま
    たはアミノ基から誘導される基、スルホン酸又はスルホ
    ン酸から誘導される基、リン酸又はリン酸から誘導され
    る基、複素芳香単環、またはハロゲン原子を示す。但
    し、Aが無置換のベンゼン環である場合、Bが水素原
    子、かつXとYが直接結合してピペリジン環を形成し、
    かつZがカルボキシ基である場合は除く]で表されるβ
    −ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容
    し得る塩。
  2. 【請求項2】請求項1記載の一般式[1]において、A
    が無置換または置換の炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基
    を示し、Bが水素原子、または無置換または置換の炭素
    数1〜4の脂肪族炭化水素基を示し、X、Yが直鎖また
    は分鎖状の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基(カルボ
    キシ基またはカルボキシ基から誘導される基、アミノ基
    またはアミノ基から誘導される基、または水酸基または
    水酸基から誘導される基で1個以上の水素原子が置換さ
    れてもよい)を示し、またはXとYが直接またはヘテロ
    原子を介して結合し、複素単環を形成すること(炭素数
    1〜4のアルキル基、フェニル基、カルボキシ基または
    それから誘導される基、アミノ基またはアミノ基から誘
    導される基、または水酸基またはそれから誘導される基
    で1個以上の水素原子が置換されてもよい)を示し、Z
    がカルボキシ基またはカルボキシ基から誘導される基、
    炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基またはア
    ルケニル基、水酸基または水酸基から誘導される基、ア
    ミノ基またはアミノ基から誘導される基、複素芳香単
    環、またはハロゲン原子を示す請求項1記載のβ−ジ置
    換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容し得る
    塩。
  3. 【請求項3】請求項1記載の一般式[1]において、A
    が無置換または置換のメチル基、エチル基、n−プロピ
    ル基、イソプロピル基を示し、Bが水素原子を示し、
    X、Yが同一かまたは各々独立して炭素数1〜6のアル
    キル基を示し、またはXとYが直接またはヘテロ原子を
    介して結合し、無置換または炭素数1〜4のアルキル
    基、またはフェニル基で置換された複素飽和単環を形成
    することを示し、Zがカルボキシ基、COOR1(式中
    R1は炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基、
    またはフェニル基を示す)、CONR2R3(式中R
    2、R3は同一かまたは各々独立して水素原子、炭素数
    1〜4の無置換または置換のアルキル基を示す)、シア
    ノ基、CH2OR4(式中R4は水素原子、炭素数1〜
    4の無置換または置換のアルキル基、または炭素数1〜
    5の無置換または置換のアシル基を示す)、水酸基、O
    R5(式中R5は炭素数1〜4の無置換または置換のア
    ルキル基、または炭素数1〜5の無置換または置換のア
    シル基を示す)、NR6R7(式中R6、R7は同一か
    または各々独立して水素原子、炭素数1〜4の無置換ま
    たは置換のアルキル基、または炭素数1〜5の無置換ま
    たは置換のアシル基を示す)、5−テトラゾリル基、塩
    素原子、又はフッ素原子を示す請求項2記載のβ−ジ置
    換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容し得る
    塩。
  4. 【請求項4】請求項1記載の一般式[1]において、A
    がメチル基を示し、Bが水素原子を示し、X、Yが共に
    エチル基、n−プロピル基またはイソプロピル基を示
    し、またはXとYが直接またはヘテロ原子を介して結合
    し、ピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン環、4−
    メチルピペラジン環、又は4−フェニルピペラジン環を
    形成することを示し、Zがカルボキシ基、COOR1’
    (式中R1’は炭素数1〜4のアルキル基を示す)、C
    ONR2’R3’(式中R2’、R3’は同一かまたは
    各々独立して水素原子、又は炭素数1〜4のアルキル基
    を示す)、またはシアノ基を示す請求項3記載のβ−ジ
    置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容し得
    る塩。
  5. 【請求項5】請求項1記載の一般式[1]において、A
    が無置換または置換の芳香族炭化水素、複素芳香環、ま
    たは複素飽和環を示し、Bが水素原子、または無置換ま
    たは置換の炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基を示し、
    X、Yが直鎖または分鎖状の炭素数1〜10の脂肪族炭
    化水素基(カルボキシ基またはカルボキシ基から誘導さ
    れる基、アミノ基またはアミノ基から誘導される基、ま
    たは水酸基または水酸基から誘導される基で1個以上の
    水素原子が置換されてもよい)を示し、またはXとYが
    直接またはヘテロ原子を介して結合し、複素環を形成す
    ること(炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、カル
    ボキシ基またはそれから誘導される基、アミノ基または
    アミノ基から誘導される基、または水酸基またはそれか
    ら誘導される基で1個以上の水素原子が置換されてもよ
    い)を示し、Zがカルボキシ基またはカルボキシ基から
    誘導される基、炭素数1〜4の無置換または置換のアル
    キル基またはアルケニル基、水酸基または水酸基から誘
    導される基、アミノ基またはアミノ基から誘導される
    基、複素芳香単環、またはハロゲン原子を示す請求項1
    記載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学
    的に許容し得る塩。
  6. 【請求項6】請求項1記載の一般式[1]において、A
    が無置換または置換のベンゼン環、または複素芳香単環
    を示し、Bが水素原子を示し、X、Yが同一かまたは各
    々独立して直鎖または分鎖状の炭素数1〜6の脂肪族炭
    化水素基を示し、またはXとYが直接またはヘテロ原子
    を介して結合し、無置換または炭素数1〜4のアルキル
    基、またはフェニル基で置換された複素単環を形成する
    ことを示し、Zがカルボキシ基、COOR1(式中R1
    は炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基、また
    はフェニル基を示す)、CONR2R3(式中R2、R
    3は同一かまたは各々独立して水素原子、炭素数1〜4
    の無置換または置換のアルキル基を示す)、シアノ基、
    CH2OR4(式中R4は水素原子、炭素数1〜4の無
    置換または置換のアルキル基、または炭素数1〜5の無
    置換または置換のアシル基を示す)、水酸基、OR5
    (式中R5は炭素数1〜4の無置換または置換のアルキ
    ル基、または炭素数1〜5の無置換または置換のアシル
    基を示す)、NR6R7(式中R6、R7は同一かまた
    は各々独立して水素原子、炭素数1〜4の無置換または
    置換のアルキル基、または炭素数1〜5の無置換または
    置換のアシル基を示す)、5−テトラゾリル基、塩素原
    子、又はフッ素原子を示す請求項5記載のβ−ジ置換ア
    ミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容し得る塩。
  7. 【請求項7】請求項1記載の一般式[1]において、A
    が無置換または炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原
    子、水酸基、炭素数1〜4のアルコキシ基、アミノ基、
    炭素数1〜4のアルキルまたはジアルキルアミノ基、チ
    オール基、カルボキシ基、炭素数1〜4のアルコキシカ
    ルボニル基、炭素数1〜5のアシルオキシ基、炭素数1
    〜5のアシルチオ基、または炭素数1〜5のアシルアミ
    ノ基、シアノ基、またはトリフルオロメチル基で1〜3
    個置換されたベンゼン環を示し、Bが水素原子を示し、
    X、Yが同一かまたは各々独立して炭素数1〜6のアル
    キル基を示し、またはXとYが直接またはヘテロ原子を
    介して結合し、無置換または炭素数1〜4のアルキル
    基、またはフェニル基で置換された複素飽和単環を形成
    することを示し、Zがカルボキシ基、COOR1’(式
    中R1’は炭素数1〜4のアルキル基を示す)、CON
    R2’R3’(式中R2’、R3’は同一かまたは各々
    独立して水素原子又は、炭素数1〜4のアルキル基を示
    す)、シアノ基、CH2OR4’(式中R4’は水素原
    子、又は炭素数1〜4のアルキル基、または炭素数1〜
    5のアシル基を示す)を示す請求項6記載のβ−ジ置換
    アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容し得る
    塩。
  8. 【請求項8】請求項1記載の一般式[1]において、A
    が無置換またはメチル基、メトキシ基、メトキシカルボ
    ニル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、トリフル
    オロメチル基で1〜3個置換されたベンゼン環を示し、
    Bが水素原子を示し、X、Yが共にエチル基、n−プロ
    ピル基またはイソプロピル基を示し、またはXとYが直
    接またはヘテロ原子を介して結合し、ピロリジン環、ピ
    ペリジン環、モルホリン環、4−メチルピペラジン環、
    又は4−フェニルピペラジン環を形成することを示し、
    Zがカルボキシ基、COOR1”(式中R1”はメチル
    基、またはエチル基を示す)、CONR2”R3”(式
    中R2”、R3”は同一かまたは各々独立して水素原
    子、メチル基、またはエチル基を示す)、またはシアノ
    基を示す請求項7記載のβ−ジ置換アミノケトン誘導体
    またはその薬理学的に許容し得る塩。
  9. 【請求項9】請求項1記載の一般式[1]において、A
    とBが共に結合し、無置換または置換の炭素数3〜7の
    シクロアルカン−1−オン環、または芳香族炭化水素ま
    たは複素芳香環と縮環した炭素数3〜7のシクロアルカ
    ン−1−オン環を形成することを示し、X、Yが直鎖ま
    たは分鎖状の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基(カル
    ボキシ基またはカルボキシ基から誘導される基、アミノ
    基またはアミノ基から誘導される基、または水酸基また
    は水酸基から誘導される基で1個以上の水素原子が置換
    されてもよい)を示し、またはXとYが直接またはヘテ
    ロ原子を介して結合し、複素環を形成すること(炭素数
    1〜4のアルキル基、フェニル基、カルボキシ基または
    それから誘導される基、アミノ基またはアミノ基から誘
    導される基、または水酸基またはそれから誘導される基
    で1個以上の水素原子が置換されてもよい)を示し、Z
    がカルボキシ基またはカルボキシ基から誘導される基、
    炭素数1〜4の無置換または置換のアルキル基またはア
    ルケニル基、水酸基または水酸基から誘導される基、ア
    ミノ基またはアミノ基から誘導される基、複素芳香単
    環、またはハロゲン原子を示す請求項1記載のβ−ジ置
    換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容し得る
    塩。
  10. 【請求項10】請求項1記載の一般式[1]において、
    AとBが共に結合し、無置換または置換の炭素数4〜6
    のシクロアルカン−1−オン環、またはベンゼン環また
    は複素芳香単環と縮環した炭素数4〜6のシクロアルカ
    ン−1−オン環を形成することを示し、X、Yが同一か
    または各々独立して直鎖または分鎖状の炭素数1〜6の
    脂肪族炭化水素基を示し、またはXとYが直接またはヘ
    テロ原子を介して結合し、無置換または炭素数1〜4の
    アルキル基、またはフェニル基で置換された複素単環を
    形成することを示し、Zがカルボキシ基、COOR1
    (式中R1は炭素数1〜4の無置換または置換のアルキ
    ル基、またはフェニル基を示す)、CONR2R3(式
    中R2、R3は同一かまたは各々独立して水素原子、炭
    素数1〜4の無置換または置換のアルキル基を示す)、
    シアノ基、CH2OR4(式中R4は水素原子、炭素数
    1〜4の無置換または置換のアルキル基、または炭素数
    1〜5の無置換または置換のアシル基を示す)、水酸
    基、OR5(式中R5は炭素数1〜4の無置換または置
    換のアルキル基、または炭素数1〜5の無置換または置
    換のアシル基を示す)、NR6R7(式中R6、R7は
    同一かまたは各々独立して水素原子、炭素数1〜4の無
    置換または置換のアルキル基、または炭素数1〜5の無
    置換または置換のアシル基を示す)、5−テトラゾリル
    基、塩素原子、又はフッ素原子を示す請求項9記載のβ
    −ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許容
    し得る塩。
  11. 【請求項11】請求項1記載の一般式[1]において、
    AとBが共に結合し、無置換または置換のシクロペンタ
    ン−1−オン環、またはベンゼン環または複素芳香単環
    と縮環したシクロペンタン−1−オン環を形成すること
    を示し、X、Yが同一かまたは各々独立して炭素数1〜
    6のアルキル基を示し、またはXとYが直接またはヘテ
    ロ原子を介して結合し、無置換または炭素数1〜4のア
    ルキル基、またはフェニル基で置換された複素飽和単環
    を形成することを示し、Zがカルボキシ基、COOR
    1’(式中R1’は炭素数1〜4のアルキル基を示
    す)、CONR2’R3’(式中R2’、R3’は同一
    かまたは各々独立して水素原子、又は炭素数1〜4のア
    ルキル基を示す)、シアノ基、CH2OR4’(式中R
    4’は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、または炭
    素数1〜5のアシル基を示す)を示す請求項10記載の
    β−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許
    容し得る塩。
  12. 【請求項12】請求項1記載の一般式[1]において、
    AとBが共に結合し、シクロペンタン−1−オン環、ま
    たはインダン−1−オン環を形成することを示し、X、
    Yが共にエチル基、n−プロピル基またはイソプロピル
    基を示し、またはXとYが直接またはヘテロ原子を介し
    て結合し、ピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン
    環、4−メチルピペラジン環、又は4−フェニルピペラ
    ジン環を形成することを示し、Zがカルボキシ基、CO
    OR1”(式中R1”はメチル基、またはエチル基を示
    す)、CONR2”R3”(式中R2”、R3”は同一
    かまたは各々独立して水素原子、メチル基、またはエチ
    ル基を示す)、またはシアノ基を示す請求項11記載の
    β−ジ置換アミノケトン誘導体またはその薬理学的に許
    容し得る塩。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかに記載のβ−
    ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換のベンゼ
    ン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが直接結合
    してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキシ基であ
    る場合を含む)またはその薬理学的に許容し得る塩を有
    効成分とする医薬。
  14. 【請求項14】請求項1〜12のいずれかに記載のβ−
    ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換のベンゼ
    ン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが直接結合
    してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキシ基であ
    る場合を含む)またはその薬理学的に許容し得る塩を有
    効成分とする中枢神経障害治療薬。
  15. 【請求項15】請求項1〜12のいずれかに記載のβ−
    ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換のベンゼ
    ン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが直接結合
    してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキシ基であ
    る場合を含む)またはその薬理学的に許容し得る塩を有
    効成分とする末梢神経障害治療薬。
  16. 【請求項16】請求項1〜12のいずれかに記載のβ−
    ジ置換アミノケトン誘導体(但し、Aが無置換のベンゼ
    ン環である場合、Bが水素原子、かつXとYが直接結合
    してピペリジン環を形成し、かつZがカルボキシ基であ
    る場合を含む)またはその薬理学的に許容し得る塩を有
    効成分とする神経細胞分化促進剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4814955B2 (ja) * 2005-11-25 2011-11-16 インダストリー−アカデミック コーポレーション ファウンデーション,ヨンセイ ユニバーシティ 筋芽細胞又は筋繊維から神経細胞への分化を誘導する化合物、これを含む薬学的組成物、神経細胞への分化を誘導する方法、及び神経細胞への分化を誘導する化合物を同定するスクリーニング方法

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