JPH11264307A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents
内燃機関の可変動弁装置Info
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- JPH11264307A JPH11264307A JP6752698A JP6752698A JPH11264307A JP H11264307 A JPH11264307 A JP H11264307A JP 6752698 A JP6752698 A JP 6752698A JP 6752698 A JP6752698 A JP 6752698A JP H11264307 A JPH11264307 A JP H11264307A
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Abstract
しつつ装置の横方向及び高さ方向の大きさを抑制して全
体のコンパクト化を図り、機関への搭載性の向上を図
る。 【解決手段】 駆動カム15を一体に有するドライブシ
ャフト13と、該駆動カムの回転により揺動するロッカ
アーム18と、このロッカアームの揺動運動によりリン
ク部材20を介して揺動する揺動カム17とを備え、該
揺動カムの揺動により吸気弁12,12を開閉作動させ
ると共に、駆動手段22によってサポートアーム21を
上下方向へ回動させることにより、バルブリフトを可変
にする。前記揺動カム17を駆動カム15と同軸上にド
ライブシャフト13に設けると共に、前記サポートアー
ム21などを機関巾方向へ横倒し状態に配置すると共
に、ロッカアーム18をドライブシャフト13の横方向
に配置した。
Description
時期及びバルブリフト量を機関運転状態に応じて可変に
できる内燃機関の動弁装置に関する。
る燃費の改善や安定した運転性並びに高速高負荷時にお
ける吸気の充填効率の向上による十分な出力を確保する
等のために、吸気・排気弁の開閉時期とバルブリフト量
を機関運転状態に応じて可変制御する動弁装置は従来か
ら種々提供されており、その一例として特開昭55−1
37305号公報等に記載されているもの知られてい
る。
リンダヘッド1のアッパデッキの略中央近傍上方位置に
カムシャフト2が設けられていると共に、該カムシャフ
ト2の外周にカム2aが一体に設けられている。また、
カムシャフト2の側部には、制御シャフト3が平行に配
置されており、この制御シャフト3に偏心カム4を介し
てロッカアーム5が揺動自在に軸支されている。一方、
シリンダヘッド1に摺動自在に設けられた吸気弁6の上
端部には、バルブリフター7を介して揺動カム8が配置
されている。この揺動カム8は、バルブリフター7の上
方にカムシャフト2と並行に配置された支軸9に揺動自
在に軸支され、下端のカム面8aがバルブリフター7の
上面に当接している。また、前記ロッカアーム5は、一
端部5aがカム2aの外周面に当接していると共に、他
端部5bが揺動カム8の上端面8bに当接して、カム2
aのリフトを揺動カム8及びバルブリフター7を介して
吸気弁6に伝達するようになっている。
チュエータによって所定角度範囲で回転制御されて、偏
心カム4の回動位置を制御し、これによってロッカアー
ム5の揺動支点を変化させるようになっている。
に制御されるとロッカアーム5の揺動支点が変化して、
他端部5bの揺動カム8の上端面8bに対する当接位置
が図中上下方向に変化し、これによって揺動カム8のカ
ム面8aのバルブリフター7上面に対する当接位置の変
化に伴い、揺動カム8の揺動軌跡が変化することにより
吸気弁6の開閉時期(バルブタイミング)とバルブリフ
ト量を可変制御するようになっている。尚、図中10
は、揺動カム8の上端面8bを常時ロッカアーム5の他
端部5bに弾接付勢するスプリングである。
来の動弁装置にあっては、カム2aと揺動カム8がそれ
ぞれカムシャフト2と支軸9に設けられて、両者2a,
8は、機関の巾方向へ大きく離間した位置に別個独立に
配置されている。このため、これらカム2aや揺動カム
8の大きな配置スペースが要求される。
へ大きく離れているため、ロッカアーム5の両端部5
a,5bを必然的に機関巾方向へほぼへ字形状に延出さ
せなければならない。したがって、配置スペースの増加
と相俟ってロッカアーム5の大型化により、動弁装置の
機関への搭載性が悪化すると共に、機関の大型化と重量
の増加が余儀なくされている。
動カム8の上方位置に配置されているため、機関の高さ
が必然的に高くなり、この点でも機関への搭載性の悪化
と機関の大型化、重量の増加を招来している。
要とするので、部品点数が増加すると共に、カムシャフ
ト2と支軸9との互いの軸心のずれが生じ易くなり、こ
れによってバルブタイミングの制御精度が低下するおそ
れがある。
カム8の上端面8bを直接押圧することによって該揺動
カム8の揺動を得る構成のため、ロッカアーム5の押圧
点(当接位置)が揺動カム8の上端面8bから離脱する
おそれがある。したがって、ロッカアーム5の揺動支点
位置に制約が生じ、揺動カム8の揺動軌跡、ひいては吸
気弁6のバルブタイミング/リフト量を比較的大きく設
定することができない、といった種々の問題がある。
変動弁装置の技術的課題に鑑みて案出されたもので、請
求項1記載の発明は、機関のクランク軸によって回転駆
動し、外周に駆動カムが固定されたドライブシャフト
と、該ドライブシャフトに揺動自在に設けられ、機関弁
を開作動させる揺動カムと、一端部が前記駆動カムに回
転自在に連係しかつ他端部がリンク部材を介して揺動カ
ムの端部に連係したロッカアームと、機関の巾方向に沿
ってほぼ横方向に配置され、基端部がドライブシャフト
に回転自在に支持されかつ先端部がロッカアームの揺動
支点位置に連係したサポートアームと、該サポートアー
ムを上下方向へ回動させる駆動手段と、該駆動手段を機
関運転状態に応じて制御する制御手段とを備え、前記駆
動手段によってサポートアームを上下方向へ回動させる
ことにより、ロッカアーム及びリンク部材を介して揺動
カムの揺動位置を制御して機関弁のリフト量を可変制御
することを特徴としている。
ば、駆動カムと揺動カムの両方をドライブシャフトに同
軸上に設け、つまりドライブシャフトに一緒に設けたた
め、機関巾方向への配置スペースを十分に小さくするこ
とができると共に、ロッカアームも小型化でき、装置の
機関への搭載性が向上する。
ドライブシャフトと並行に配設された制御軸と、該制御
軸に固定された制御カムと、一端部が制御カムの外周に
回転自在に連係し、他端部が前記サポートアームに連係
した制御リンクと、前記制御軸を所定回転角度範囲で回
転駆動するアクチュエータとから構成したことを特徴と
している。
や制御カムを介して制御軸に支持された形になるため、
駆動カムやリンク部材からロッカアームを介して上下方
向の荷重を受けても前記制御アームなどによる安定化支
持によりガタ付きや打音の発生を防止できる。
ムを、前記駆動カムと、揺動カムとの間に挾持状態に配
置したことを特徴としている。
揺動カムとの間に挾持状態に配置したため、ロッカアー
ムから伝達されるローリング状の偏荷重を抑制でき、ド
ライブシャフトに対するサポートアームの倒れを規制で
きる。この結果、サポートアームの基部とドライブシャ
フトとの間の肩当たりなどによるフリクションの発生や
偏摩耗等を防止できる。
転中心点から前記ロッカアームの揺動中心点の距離が一
定となるよう配置したことを特徴としている。
揺動カムとリンク部材の連結中心点を結ぶ直線と該連結
中心点からリンク部材の軸心を通る直線との両直線間を
所定の角度で常時ほぼく字形状に折曲状態となるように
配置することにより、揺動カムとリンク部材との屈伸
時、特に最大伸長時(最大開度時)から屈曲時において
いわゆる突張りがなくなり、屈伸折性が良好となる。
フト域から小リフト域への変換時における前記サポート
アームの回動方向を、前記ドライブシャフトの回転方向
と同方向に設定したことを特徴としている。
り駆動カムが回転して、ロッカアーム,リンク部材を介
して揺動カムが回動することにより、機関弁が開閉作動
するわけであるが、機関弁の大リフト域から小リフト域
に切換え制御される際に、サポートアームがドライブシ
ャフトの回転方向と同方向へ傾動すると、駆動カムによ
るロッカアームの揺動開始時期が若干遅れる。この結
果、揺動カムによる機関弁のリフト開始時期が若干遅く
なる。
フト域から小リフト域への変換時に前記サポートアーム
の回動方向を、前記ドライブシャフトの回転方向と逆方
向に設定したことを特徴としている。
に、サポートアームの大リフト域が小リフト域への回動
方向がドライブシャフトの回転方向とは逆になっている
ため、大から小リフトへの切換え制御時に、駆動カムに
よるロッカアームの揺動開始時が若干早くなり、したが
って、揺動カムによる機関弁のリフト開始時期が早くな
る。したがって、エンジン仕様などに応じた特異なバル
ブタイミング制御が得られる。
上り時における揺動カムの回動方向に対して、機関弁の
大リフト域から小リフト域への変換時のサポーアームの
回動方向を逆方向に設定したことを特徴としている。
の切り換え時には、まずサポートアームが駆動手段によ
って上方向へ回動すると共に、ロッカアームもそれに伴
って上動するが、駆動カムは逆方向に回転しているた
め、ロッカアームの揺動タイミングが一時的に早くな
る。したがって、揺動カムは、リフト立上り方向の回動
が早くなり、吸気弁のリフト特性が結果的に開弁開始時
期が早くなる一方、閉弁時期が遅くなる。
施形態を示し、1気筒あたり2つの吸気弁を有する内燃
機関に適用したものを示している。
ヘッド11に図外のバルブガイドを介して摺動自在に設
けられた一対の吸気弁12,12と、シリンダヘッド1
1上部の図外のカム軸受に回転自在に支持された中空状
のドライブシャフト13と、該ドライブシャフト13
に、圧入等により固設された駆動カム15と、前記シャ
フト13に駆動カム15と同軸上に軸受14に軸受けさ
れつつ設けられて、各吸気弁12,12をバルブリフタ
ー16,16を介して押圧開動させる一対の揺動カム1
7,17と、一端部18aが前記駆動カム15にリンク
アーム19を介して連係し、他端部18bがリンク部材
20を介して前記揺動カム17,17に連係したロッカ
アーム18と、基端部21aがドライブシャフト13に
回転自在に支持され、先端部21bがロッカアーム18
の揺動支点に連結されたサポートアーム21と、該サポ
ートアーム21を所定角度範囲で傾動させる駆動手段2
2と、該駆動手段22を機関運転状態に応じて制御する
制御手段とを備えている。
向に沿って配置されていると共に、一端部に設けられた
図外の従動スプロケットや該従動スプロケットに巻装さ
れたタイミングチェーン等を介して機関のクランク軸か
ら回転力が伝達されている。
に、ほぼリング状を呈し、大径なカム本体15aと、該
カム本体15aの外端面に一体に設けられた筒状部15
bとからなり、内部軸方向にドライブシャフト挿通孔1
5cが貫通形成されていると共に、カム本体15aの軸
心Xがドライブシャフト13の軸心Yから径方向へ所定
量だけオフセットしている。また、この駆動カム15
は、ドライブシャフト13に対し前記両バルブリフター
16,16に干渉しない両外側にドライブシャフト挿通
孔15cを介して圧入固定されている。
径な円環状の基部19aと、該基部19aの外周面所定
位置に突設された突出端19bとを備え、基部19aの
中央位置には、前記駆動カム15のカム本体15aの外
周面に回転自在に嵌合する嵌合孔19cが形成されてい
る一方、突出端19bには、前記ピン23が回転自在に
挿通するピン孔19dが貫通形成されている。また、リ
ンクアーム19は、機関の巾方向に沿って横倒し状態に
配置されている。
に示すようにほぼ横U字形状を呈し、両者17,17間
のほぼ円筒状の基部17aにドライブシャフト13が嵌
挿されて回転自在に支持される支持孔17bが貫通形成
されていると共に、ロッカアーム18他端部18b側に
位置する端部24にピン孔24aが貫通形成されてい
る。また、各揺動カム17,17の下面(カムフェー
ス)には、基部17a側の基円面25aと該基円面25
aから端部23端縁側に円弧状に延びるカム面25bと
が形成されており、該基円面25aとカム面25bと
が、揺動カム17の揺動位置に応じて各バルブリフター
16の上面所定位置に当接するようになっている。すな
わち、図5に示すバルブリフト特性からみると、図1に
示すように基円面25aの所定角度範囲θ1がベースサ
ークル区間になり、カム面25bの前記ベースサークル
区間θ1から所定角度範囲θ2がいわゆるランプ区間と
なり、さらにカム面25bのランプ区間θ2から所定角
度範囲θ3がリフト区間になるように設定されている。
また、揺動カム17,17は、基端円25aからカム面
25bの端縁までのリフト立ち上がり時における回動方
向がドライブシャフト13の回転方向と逆方向に設定さ
れている。
端部に設けられて揺動カム17,17間の基部17aを
支持するメインブラケット14aと、該メインブラケッ
ト14aの上端部に設けられて後述する制御軸を回転自
在に支持するサブブラケット14bとを有し、両ブラケ
ット14a,14bが一対のボルト14c,14cによ
って上方から共締め固定されている。
に、ほぼく字形に折曲形成されて、シリンダヘッド11
の上方内側にほぼ上下方向に沿って配置されており、中
央に有する基部18cにサポートアーム21の先端部2
1bがピン26を介して回転自在に連結していると共
に、一端部18aが前記ピン23を介してリンクアーム
19の突出端19bに回転自在に連結されている一方、
他端部18bがピン27を介してリンク部材20の一端
部20aに回転自在に連結されている。
に所定長さの直線状に形成され、円形状の両端部20
a,20bは前記ロッカアーム18の他端部18cと揺
動カム17の端部24にピン27,28を介して回転自
在に連結している。
回転中心点から該揺動カム17とリンク部材20の連結
中心点を結ぶ直線Z1と、該連結中心点からリンク部材
20の軸心を通る直線Z2とを所定の角度θで常時ほぼ
く字形状に折曲状態となるように配置している。尚、各
ピン23,26,27の端部には、リンクアーム19や
リンク部材20の軸方向の移動を規制する各スナップリ
ング29が設けられている。
に示すようにほぼ直線状の平板状を呈し、前記リンクア
ーム19やリンク部材20と同様に機関の巾方向に沿っ
て横倒し状態に配置され、筒状の基端部21aが該基端
部21a内に形成されたドライブシャフト挿通孔21c
を介してドライブシャフト13の外周面に回転自在に支
持されていると共に、先端部21bが前述のようにピン
26を介してロッカアーム18の基部18cのピン孔1
8dに揺動支点となるように連結されている。また、こ
のサポートアーム21は、基端部21aが駆動カム15
と揺動カム17との間に挾持された形で配置されてい
る。さらに、このサポートアーム21は、駆動手段22
によって上下方向へ回動して吸気弁12,12のリフト
量を可変にするが、大リフト域から小リフト域への制御
切換時における回動方向がドライブシャフト13の回転
方向(矢印)と同一方向の下方へ回動するように設定さ
れている。
ンブラケット14aとサブブラケット14bとの間に軸
受された制御軸30と、該制御軸30の外周に一体に固
定された制御カム31と、該制御カム31とサポートア
ーム21とを連係した制御リンク32と、前記制御軸3
0を回転制御する図外の電磁アクチュエータとから構成
されている。
御軸30外周に固定されていると共に、図1に示すよう
に軸心P1位置が制御軸30の軸心Pからα分だけ偏倚
している。
成された一端部32aが円形孔32cを介して制御カム
31の外周面に回転自在に支持されていると共に、小径
円環状の他端部32bがピン33を介してサポートアー
ム21の長手方向のほぼ中央位置に回転自在に連結され
ている。
記電磁アクチュエータによって所定回転角度範囲内で回
転するように制御されており、前記電磁アクチュエータ
は、機関の運転状態を検出する図外のコントローラから
の制御信号によって駆動するようになっている。コント
ローラは、クランク角センサやエアーフローメータ,水
温センサ等の各種のセンサからの検出信号に基づいて現
在の機関運転状態を演算等により検出して、前記電磁ア
クチュエータに制御信号を出力している。
ず、機関低速低負荷時には、コントローラからの制御信
号によって電磁アクチュエータが一方に回転駆動され
る。このため、制御カム31は、軸心P1が図1及び図
6に示すように制御軸16の軸心P2から左下方の回動
位置に保持され、厚肉部31aがドライブシャフト13
方向へ接近するように移動する。このため、サポートア
ーム21は、図示のように基端部21aを中心として下
方へ回動してほぼ水平状態位置に保持される。したがっ
て、ロッカアーム18は、全体が下方向へ移動し、この
ため、各揺動カム17は、リンク部材20を介して端部
24が強制的に若干引き上げられて全体が左方向(反時
計方向)へ回動する。
ンクアーム19を介してロッカアーム18の一端部18
bを押し上げあるいは押し下げるとロッカアーム18が
サポートアーム21の先端部21bを支点として揺動
し、他端部18bからその揺動力がリンク部材20を介
して揺動カム17及びバルブリフター16に伝達される
が、そのリフト量L1は図6に示すように比較的小さく
なる。
破線で示すようにバルブリフト量が小さくなると共に、
各吸気弁12の開時期が遅くなり、排気弁とのバルブオ
ーバラップが小さくなる。このため、燃費の向上と機関
の安定した回転が得られる。
は、コントローラからの制御信号によって電磁アクチュ
エータが反対方向に回転駆動される。したがって、図7
A,Bに示すように制御軸30が、制御カム31を図1
及び6に示す位置から時計方向に約180°回転させ、
軸心P1(厚肉部31a)を上方向へ移動させる。この
ため、サポートアーム21は基端部21aを中心に上方
へ回動して所定角度の回動位置に保持される。したがっ
て、ロッカアーム18は、今度は全体が上方向に移動し
て他端部18bが揺動カム17の上端部24をリンク部
材20を介して図中右方向へ押圧して該揺動カム17全
体を所定量だけ時計方向へ回動させる。
ム17のカム面25bはバルブリフター16上面に接近
した状態になる。このため、駆動カム17が回転してロ
ッカアーム18の一端部18aをリンクアーム19を介
して押し上げると、バルブリフター16に対するそのリ
フト量L2は図7Bに示すように大きくなる。
実線で示すようにカムリフト特性が低速低負荷域に比較
して大きくなってバルブリフト量も大きくなると共に、
各吸気弁12の開時期が早くなる一方、閉時期が遅くな
る。この結果、吸気充填効率が向上し、十分な出力が確
保できる。
2の開閉時期やバルブリフト量を可変にできることは勿
論のこと、ドライブシャフト13に、駆動カム15と各
揺動カム17とを同軸上に設けたため、機関巾方向の配
置スペースを十分に小さくすることができる。
ム19,リンク部材20の全体を横倒し状態に配置し、
したがって、ロッカアーム18もドライブシャフト13
の側部側に配置したため、機関上下方向の配置スペース
も十分に小さくすることができる。特に、前述のように
最大リフト状態におけるロッカアーム18の揺動もサブ
ブラケット14bの高さよりも低い位置で行われるの
で、図外のロッカカバー高さつまり機関の高さを十分に
低くすることが可能になり、装置全体のコンパクト化が
図れる。この結果、装置の機関への搭載性が向上する。
また、ドライブシャフト13の配置を変更することな
く、現行のドライブシャフト13の配置によって装置を
設けることができるため、この点でも機関への搭載性が
良好になる。
ドライブシャフト13に同軸上に設けることにより、従
来のような揺動カム17を支持する支軸が不要となり、
この分、部品点数の削減が図れ、また、ドライブシャフ
ト13と揺動カム17の互いの軸心のずれが生じないた
め、バルブタイミングの制御精度の低下を防止できる。
ター16とオフセット配置し互いに干渉しない位置に配
したため、各駆動カム15の外形を大きくとることがで
き、外周面15dの設計の自由度を向上させることが可
能となり、これによって、揺動カム17の揺動量を確保
するためのリフト量を十分に確保できると共に、駆動カ
ム15の駆動面圧を低減するためのカム幅を十分に確保
できる。
され、外周面全体がリンクアーム基部19aの嵌合孔1
9cの内周面全体に摺接するため、外周面の面圧が分散
されて、該面圧を十分に低減できる。したがって、嵌合
孔19cの内周面間との摩耗の発生が抑制できると共
に、潤滑も行い易い。さらに、面圧の低下に伴い駆動カ
ム15の材料選択の自由度が向上し、加工し易くかつ低
コストの材料を選択できる。
方式となるため、ロッカアーム18のロッカ比を大きく
とることが可能となり、これによって駆動カム15のド
ライブシャフト13に対するオフセット量を大きく設定
しなくても、つまり駆動カム15の外径を大きく設定し
なくても、揺動カム17の大きな揺動角が得られる。こ
の結果、装置全体のコンパクト化がさらに助長できる。
がリンク部材20介して連係しているため、ロッカアー
ム18のロッカ比を比較的大きく設定しても、ロッカア
ーム18と揺動カム17との連係状態が常に保たれる。
したがって、揺動カム17の大きな揺動角が得られるこ
とにより、揺動カム17の前記ランプ区間θ2を大きく
することが可能になり、これによってバルブリフター1
6と揺動カム17の衝突速度が緩和することができ、こ
の結果、駆動騒音の発生を抑制することが可能になる。
2の間に設けられた軸受14に制御軸30も一緒に軸受
けすることができるので、従来の内燃機関にそのまま搭
載することが可能となり、この結果、シリンダヘッド1
1の形状変更を要さず、製造コストの高騰を防止でき
る。また、ドライブシャフト13も従来と同様のカムシ
ャフト近傍位置とすることができるので、この点でもシ
リンダヘッドの形状変更が不要になる。
32や制御カム31を介して制御軸30に支持された形
になるため、駆動カム15やリンク部材20からロッカ
アーム18を介して上下方向の荷重を受けても、前記制
御リンク32などによる安定した支持により上下のガタ
付きや打音の発生を防止できる。
ーム21はドライブシャフト13に回動自在に保持され
るので、駆動カム15やリンク部材20あるいはロッカ
アームに作用する荷重のうち、サポートアーム21の長
手方向成分Fx(先端部21b方向)は、サポートアー
ム21によって支持されるので、制御カム31は制御リ
ンク32を介してサポートアーム21の回動力を支えれ
ばよく、制御カム31に作用する荷重が軽減する。した
がって、制御カム31の駆動が容易となり、制御応答性
の向上が図れるとともにアクチュエータのコンパクト化
が図れる。ちなみに、従来例はロッカアームに作用する
荷重はすべて制御カムで保持する構成であり、大きな制
御トルクを必要としている。
が所定の角度θで常時ほぼく字形状に折曲状態となるよ
うに配置されているため、揺動カム17とリンク部材2
0との屈曲時、特に図7Aに示す大リフト制御時におけ
る最大伸長時から図1に示す小リフト制御時における最
大伸長時まで、直線Z1と直線Z2のなす角度θは略一
定となり、いわゆる突張り現象がなくなって屈伸性が良
好になる。したがって、吸気弁12,12の常時円滑な
開閉作動得られる。何故なら、図1に示すように小リフ
ト制御のために、揺動カム17を、反時計方向へ回動さ
せるのにドライブシャフト13の中心からロッカアーム
18の揺動中心を遠ざけるのではなく、両中心間の距離
を一定に保ったままロッカアーム18の揺動中心をドラ
イブシャフト13を支点として反時計方向に回動させる
ため、ロッカアーム18とリンク部材20と揺動カム1
7の相対位置関係をほぼ一定に保てるからである。
5と揺動カム17との間に挾持状態に配置されているた
め、ロッカアーム18からサポートアーム21に伝達さ
れるローリング状の偏荷重すなわち、サポートアーム2
1をドライブシャフト13の長手方向に倒そうとするモ
ーメントの発生が少なく、該サポートアーム21の基端
部21aのドライブシャフト挿通孔21c内周面とドラ
イブシャフト13の外周面との間の肩当たりなどによる
フリクションの発生や偏摩耗等を防止でき、常時安定か
つスムーズな回動(回動)が得られる。
高負荷域から低回転低負荷域への移行時には、サポート
アーム21が図7A,Bに示す上方回動位置(大リフト
量)から図1,図6に示す水平回動位置(小リフト量)
へ回動するわけであるが、この回動方向が、ドライブシ
ャフト13(駆動カム)の回転方向と同一であり、かつ
揺動カム17のリフト立上り時の回動方向とは逆回転方
向になっているため、吸気弁12,12の開時期が図8
に示すように遅くなり、リフトピーク点が遅れ側にずれ
る特性となる。すなわち、この大リフト状態から小リフ
トへ移行する際には、前述のようにまず制御カム31の
下方回動に伴いサポートアーム21が下方向へ回動する
が、このとき駆動カム15も同方向に回転しているた
め、上死点後からリフト開始(立上り)までの時間的な
長さが長くなり、ロッカアーム18の揺動開始時期も一
時的に遅くなる。一方、かかるサポートアーム21の回
動方向とリフト立上り時の揺動カム17の回動方向が逆
になっているので、ロッカアーム18の揺動開始時期の
遅れに起因して揺動カム17のリフト立上り時期にも遅
れが生じる。したがって、図8に示すように大リフト域
から小リフト域への移行時の開弁時期が遅れる。
半分近くまで下降しても吸気弁は閉じたままとなり、そ
の後、吸気弁が開くので気筒内に発生した負圧により、
急激に吸入が行われて燃焼室内の混合ガスの流動が強く
なって燃焼を改善できる。特に、冷機始動直後や低温時
の低速低負荷時の燃焼改善が図れる。
本構造は、第1の実施形態と全く同一であるが、ドライ
ブシャフト13の回転方向に対して、大リフト域から小
リフト域への切換時におけるサポートアーム21の回動
方向を逆方向に設定するとともに、揺動カム17を逆向
きに配置し、リフト立上り時の揺動カム17の回動方向
を、ドライブシャフト13の回転方向(駆動カムの回転
方向)同方向となるように設定したものである。即ち、
リフト立上り時の揺動カム17の回動方法は、サポート
アーム21の回動方向と逆方向となるように設定したも
のである。
の切り換え時には、まずサポートアーム21が駆動手段
22によって上方向へ回動すると共に、ロッカアーム1
8もそれに伴って上動するが、駆動カム15は逆方向に
回転しているため、ロッカアーム18の揺動タイミング
が一時的に早くなる。したがって、揺動カム17は、リ
フト立上り方向の回動が早くなり、吸気弁12,12の
リフト特性が結果的に図10に示すように開弁開始時期
が早くなる一方、閉弁時期が遅くなる。
を大きく変化させることができるので、吸入行程の有効
な行程長さを減じることにより、燃焼室内への吸気流量
を規制できる。したがって、その分、スロットルバルブ
の絞り度合いを小さくすることが可能となり、結果とし
て、ポンプ損失を低減できるのである。
トアーム21の回動方向を同一あるいは逆方向に設定し
たことにより、揺動カム17の配置を変えれば、大リフ
ト域から小リフト域への切り換え時における開弁時期あ
るいは閉弁時期を進遅制御できるので、最適なリフト特
性が得られることは勿論のこと、機関の仕様に応じた最
適なバルブタイミング制御が得られる。
形態を示し、駆動手段22の制御カムの構造を変更した
もので、制御カム34を制御軸30に対してクランク状
に折曲すると共に、該制御カム34に制御リンク32の
一端部32aを軸受ブラケット35を介してボルト36
により回転自在に連結したものである。
1のように大径な偏心円弧カムとする必要がなくなり、
コンパクトな形状で偏心量を大きく取れる。この結果、
駆動手段22の小型化により、機関の高さをさらに低く
することが可能になる。
るものではなく、例えば両揺動カム17,17の外形状
を異ならせて2つの吸気弁12,12にリフト差を与え
るようにすれば、1つの気筒内で吸気スワール効果が大
きくなり、燃焼性が良好となるといった効果が得られ
る。
に適用した場合を示したが、排気弁側あるいは吸気・排
気弁の両方に適用することも可能であり、さらに1気筒
あたり2弁ではなく、1弁のものに適用することも可能
である。
よれば、機関弁のバルブタイミング及びバルブリフト量
を可変制御できることは勿論のこと、駆動カムと揺動カ
ムとをドライブシャフトに同軸上に設けたため、機関巾
方向の配置スペースを十分に小さくすることができると
共に、ロッカアームも機関巾方向へ延設する必要がなく
なるため、装置全体のコンパクト化が図れる。この結
果、装置の機関への搭載性が向上する。
イブシャフトに設けることにより、従来のような支軸が
不要になるため、部品点数の削減が図れると共に、ドラ
イブシャフトと揺動カムの互いの軸心のずれが生じない
ため、バルブタイミングの制御精度の低下を防止でき
る。
ートアーム等を介してドライブシャフト上方位置ではな
く、横方向へ配置したため、上下方向の揺動スペースが
不要になり、機関の高さを十分に低くすることが可能に
なる。この結果、前記横巾方向の省配置スペース化と相
俟って装置の機関への搭載性が一層向上する。
ポートアームが制御リンクや制御カムを介して制御軸に
安定に支持されているため、駆動カムなどからロッカア
ームを介して上下方向の荷重を受けても、ガタ付きや打
音の発生が防止される。
ムからサポートアームに伝達されるローリング状の偏荷
重が抑制されて、ドライブシャフトに対するサポートア
ームの倒れが規制できる。この結果、サポートアームの
基部とドライブシャフト外周面との間の肩当たりなどに
よるフリクションの発生や偏摩耗等を防止できる。
リンク部材との屈伸時におけるいわゆる突張り現象が回
避されて常時円滑な屈伸運動が得られ、この結果、機関
弁の開閉作動が良好になる。
の開閉時期特性を機関の仕様などに応じて変えることが
できるので、優れた機関性能を引き出すことができる。
断面図。
図。
フト特性図。
図。
B線断面図。
の特性図。
トの特性図。
Claims (7)
- 【請求項1】 機関のクランク軸によって回転駆動し、
外周に駆動カムが固定されたドライブシャフトと、該ド
ライブシャフトに揺動自在に設けられ、機関弁を開作動
させる揺動カムと、一端部が前記駆動カムに回転自在に
連係しかつ他端部がリンク部材を介して揺動カムの端部
に連係したロッカアームと、機関の巾方向に沿ってほぼ
横方向に配置され、基端部がドライブシャフトに回転自
在に支持されかつ先端部がロッカアームの揺動支点位置
に連係したサポートアームと、該サポートアームを上下
方向へ回動させる駆動手段と、該駆動手段を機関運転状
態に応じて制御する制御手段とを備え、前記駆動手段に
よってサポートアームを上下方向へ回動させることによ
り、ロッカアーム及びリンク部材を介して揺動カムの揺
動位置を制御して機関弁のリフト量を可変制御すること
を特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 【請求項2】 前記駆動手段は、ドライブシャフトと並
行に配設された制御軸と、該制御軸に固定された制御カ
ムと、一端部が制御カムの外周に回転自在に連係し、他
端部が前記サポートアームに連係した制御リンクと、前
記制御軸を所定回転角度範囲で回転駆動するアクチュエ
ータとから構成したことを特徴とする請求項1記載の内
燃機関の可変動弁装置。 - 【請求項3】 前記サポートアームを、前記駆動カム
と、揺動カムとの間に挾持状態に配置したことを特徴と
する請求項1または2記載の内燃機関の可変動弁装置。 - 【請求項4】 前記揺動カムの回転中心点から前記ロッ
カアームの揺動中心点の距離が一定となるよう配置した
ことを特徴とする請求項1,2または3記載の内燃機関
の可変動弁装置。 - 【請求項5】 前記機関弁の大リフト域から小リフト域
への変換時における前記サポートアームの回動方向を、
前記ドライブシャフトの回転方向と同方向に設定したこ
とを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の内燃機関
の可変動弁装置。 - 【請求項6】 前記機関弁の大リフト域から小リフト域
への変換時に前記サポートアームの回動方向を、前記ド
ライブシャフトの回転方向と逆方向に設定したことを特
徴とする請求項1〜4いずれかに記載の内燃機関の可変
動弁装置。 - 【請求項7】 機関弁のリフト立上り時における揺動カ
ムの回動方向に対して、機関弁の大リフト域から小リフ
ト域への変換時のサポーアームの回動方向を逆方向に設
定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の内燃機関の可変動弁装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06752698A JP3914631B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 内燃機関の可変動弁装置 |
| US09/208,003 US6041746A (en) | 1997-12-09 | 1998-12-09 | Variable valve actuation apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06752698A JP3914631B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264307A true JPH11264307A (ja) | 1999-09-28 |
| JP3914631B2 JP3914631B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=13347518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06752698A Expired - Fee Related JP3914631B2 (ja) | 1997-12-09 | 1998-03-18 | 内燃機関の可変動弁装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3914631B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008223744A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Hitachi Ltd | 内燃機関の可変動弁装置 |
| JP2009085153A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Mazda Motor Corp | エンジンの可変動弁装置およびその組立て方法 |
| JP2009085151A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Mazda Motor Corp | エンジンの可変動弁装置 |
| DE102008056893A1 (de) | 2007-11-13 | 2009-05-14 | Hitachi, Ltd. | Variables Ventilsystem für einen Verbrennungsmotor |
| JP2011064070A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関及び内燃機関の制御装置。 |
| US8006658B2 (en) | 2008-01-30 | 2011-08-30 | Hitachi, Ltd. | Variable valve actuation apparatus of internal combustion engine |
| US8036806B2 (en) | 2008-03-06 | 2011-10-11 | Hitachi, Ltd. | Variable valve actuation system of internal combustion engine and control apparatus of internal combustion engine |
| US8215285B2 (en) | 2008-12-10 | 2012-07-10 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Variable valve device of internal combustion engine and controller therefor |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP06752698A patent/JP3914631B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US7942123B2 (en) | 2007-11-13 | 2011-05-17 | Hitachi, Ltd. | Variable valve system for internal combustion engine |
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| US8215285B2 (en) | 2008-12-10 | 2012-07-10 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Variable valve device of internal combustion engine and controller therefor |
| JP2011064070A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関及び内燃機関の制御装置。 |
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| JP3914631B2 (ja) | 2007-05-16 |
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