JPH11264349A - 蒸発燃料の蒸散抑止装置 - Google Patents
蒸発燃料の蒸散抑止装置Info
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- JPH11264349A JPH11264349A JP7062198A JP7062198A JPH11264349A JP H11264349 A JPH11264349 A JP H11264349A JP 7062198 A JP7062198 A JP 7062198A JP 7062198 A JP7062198 A JP 7062198A JP H11264349 A JPH11264349 A JP H11264349A
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- canister
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で、蒸発燃料のキャニスタからの
蒸発を抑制すると共に、キャニスタ容積を小さくできる
蒸発燃料の蒸散抑止装置を提供する。 【解決手段】 燃料タンク1とキャニスタ2とを連通す
る連通管8に電磁式開閉弁3を設け、タンク内圧を検出
する内圧センサの検出値に基づいて電磁式開閉弁を制御
することで、タンク内圧を予め設定された設定値に保つ
ことができる。更にこの連通管の電磁式開閉弁の下流側
には、邪魔板19が設置されている。従って、燃料給油
時に電磁式開閉弁が開弁し、燃料タンクからの蒸発燃料
は邪魔板により迂回させられ、キャニスタに達するまで
にタイムラグが生じ、キャニスタ過飽和により、生ガス
が大気へ蒸散する前に給油を終了させることができる。
蒸発を抑制すると共に、キャニスタ容積を小さくできる
蒸発燃料の蒸散抑止装置を提供する。 【解決手段】 燃料タンク1とキャニスタ2とを連通す
る連通管8に電磁式開閉弁3を設け、タンク内圧を検出
する内圧センサの検出値に基づいて電磁式開閉弁を制御
することで、タンク内圧を予め設定された設定値に保つ
ことができる。更にこの連通管の電磁式開閉弁の下流側
には、邪魔板19が設置されている。従って、燃料給油
時に電磁式開閉弁が開弁し、燃料タンクからの蒸発燃料
は邪魔板により迂回させられ、キャニスタに達するまで
にタイムラグが生じ、キャニスタ過飽和により、生ガス
が大気へ蒸散する前に給油を終了させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料供
給系で発生する蒸発燃料が大気中に放出されるのを抑止
する蒸発燃料の蒸散抑止装置に関する。
給系で発生する蒸発燃料が大気中に放出されるのを抑止
する蒸発燃料の蒸散抑止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガソリンを燃料とする自動車
等において、燃料タンク内で揮発した蒸発燃料が給油中
に大気中に放出されるのを防止する蒸発燃料排出抑止装
置は公知である(例えば特開平6−74118号公
報)。この特開平6−74118号公報に記載された装
置では、燃料タンクの上部空間と大気開放口とを連通す
るベーパ通路に、蒸発燃料成分を透過させず空気成分の
みを透過させる燃料空気分離器を設け、燃料タンクから
蒸発燃料が排出されるのを抑止することが開示されてい
る。また、燃料タンクの上部空間を途中にチェックバル
ブを有するベーパ通路でキャニスタに連通し、キャニス
タによって捕捉された蒸発燃料を内燃機関の吸気通路に
放出する構成を前記の構成と併用したものも開示されて
いる。これによれば、キャニスタの容量を小さくでき、
キャニスタが過飽和となって蒸発燃料成分を大気中へ放
出するのを回避することができる。
等において、燃料タンク内で揮発した蒸発燃料が給油中
に大気中に放出されるのを防止する蒸発燃料排出抑止装
置は公知である(例えば特開平6−74118号公
報)。この特開平6−74118号公報に記載された装
置では、燃料タンクの上部空間と大気開放口とを連通す
るベーパ通路に、蒸発燃料成分を透過させず空気成分の
みを透過させる燃料空気分離器を設け、燃料タンクから
蒸発燃料が排出されるのを抑止することが開示されてい
る。また、燃料タンクの上部空間を途中にチェックバル
ブを有するベーパ通路でキャニスタに連通し、キャニス
タによって捕捉された蒸発燃料を内燃機関の吸気通路に
放出する構成を前記の構成と併用したものも開示されて
いる。これによれば、キャニスタの容量を小さくでき、
キャニスタが過飽和となって蒸発燃料成分を大気中へ放
出するのを回避することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来装
置では、空気成分は燃料空気分離器により大気に放出で
きるが、蒸発燃料成分が燃料タンク内に留まってしまう
ため、特に高気温で長時間運転した場合等は、ガソリン
の飽和蒸気圧が大気圧を超えて燃料タンクに大きな圧力
が作用する。またそれを避けるために、燃料タンクと燃
料空気分離器との間のベーパ通路に冷却器を設置して、
ベーパ通路内のベーパを液化する必要があり、システム
が全体としてコスト高になる。或いは、分離器とキャニ
スタのシステムを併用しなくてはならず、システムが複
雑になるというような問題がある。
置では、空気成分は燃料空気分離器により大気に放出で
きるが、蒸発燃料成分が燃料タンク内に留まってしまう
ため、特に高気温で長時間運転した場合等は、ガソリン
の飽和蒸気圧が大気圧を超えて燃料タンクに大きな圧力
が作用する。またそれを避けるために、燃料タンクと燃
料空気分離器との間のベーパ通路に冷却器を設置して、
ベーパ通路内のベーパを液化する必要があり、システム
が全体としてコスト高になる。或いは、分離器とキャニ
スタのシステムを併用しなくてはならず、システムが複
雑になるというような問題がある。
【0004】本発明は、従来技術における前述のような
問題に鑑み、シンプルな構成で、蒸発燃料成分のキャニ
スタからの蒸散を抑制することができるとともに、キャ
ニスタ容積を小さくできる蒸発燃料の蒸散抑止装置を提
供することを目的とする。
問題に鑑み、シンプルな構成で、蒸発燃料成分のキャニ
スタからの蒸散を抑制することができるとともに、キャ
ニスタ容積を小さくできる蒸発燃料の蒸散抑止装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、課題を解決す
るための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載
された蒸発燃料の蒸散抑止装置を提供する。
るための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載
された蒸発燃料の蒸散抑止装置を提供する。
【0006】請求項1に記載された蒸発燃料の蒸散抑止
装置においては、連通管内に邪魔板を設けたことによ
り、燃料タンク内で発生した蒸発燃料は邪魔板に行く手
を阻まれて迂回するので、キャニスタに達する迄にタイ
ムラグが生ずる。このことは特に燃料給油時に重要であ
り、キャニスタ過飽和により生ガスがキャニスタから大
気に蒸散する前に給油を終了させることができる。
装置においては、連通管内に邪魔板を設けたことによ
り、燃料タンク内で発生した蒸発燃料は邪魔板に行く手
を阻まれて迂回するので、キャニスタに達する迄にタイ
ムラグが生ずる。このことは特に燃料給油時に重要であ
り、キャニスタ過飽和により生ガスがキャニスタから大
気に蒸散する前に給油を終了させることができる。
【0007】請求項2または3に記載された蒸発燃料の
蒸散抑止装置は、邪魔板の材質を特定することにより、
蒸発燃料の分流効果を高めたものであり、特に、請求項
3に記載の様にゼオライトで邪魔板を形成した場合は、
4オングストロームを超える分子径をもつガソリン分子
を通過させず、空気成分を通過させるようにしている。
従ってより一層分流効果は高まる。なお、分流されたガ
ソリン分子は行く手を阻まれながらも迂回しながらキャ
ニスタへ向って確実に流れる為、燃料タンクが異常高圧
になることもなく、冷却器を設置することも必要としな
い。
蒸散抑止装置は、邪魔板の材質を特定することにより、
蒸発燃料の分流効果を高めたものであり、特に、請求項
3に記載の様にゼオライトで邪魔板を形成した場合は、
4オングストロームを超える分子径をもつガソリン分子
を通過させず、空気成分を通過させるようにしている。
従ってより一層分流効果は高まる。なお、分流されたガ
ソリン分子は行く手を阻まれながらも迂回しながらキャ
ニスタへ向って確実に流れる為、燃料タンクが異常高圧
になることもなく、冷却器を設置することも必要としな
い。
【0008】請求項3に記載された蒸発燃料の蒸散抑止
装置は、燃料タンク内圧を検出する内圧センサの検出値
に基づいて電磁式開閉弁を制御することで、タンク内圧
を予め設定された設定値に保つことができるようにした
ものである。これにより燃料タンク内の燃料温度が上昇
し、タンク内圧が予め設定された設定圧よりも高くなる
と、電磁式開閉弁が開弁し、タンク内で発生した蒸発燃
料がキャニスタに流れる。反対に外気温の影響等でタン
クが冷却されてタンク内圧が設定圧よりも低くなると電
磁開閉弁が開弁し、キャニスタに蓄えられている蒸発燃
料をタンク内に戻すことで、タンク内圧を設定値に近づ
ける。このようにして燃料タンク内圧を所定の範囲内に
保つことができるため、蒸発燃料の発生量や燃料残量の
変動に伴ってタンク内圧が大きく変化することがなく、
タンク強度を低く設定できる。また、タンク内圧の設定
値を変えることにより、蒸発燃料の発生を抑えることが
できる。
装置は、燃料タンク内圧を検出する内圧センサの検出値
に基づいて電磁式開閉弁を制御することで、タンク内圧
を予め設定された設定値に保つことができるようにした
ものである。これにより燃料タンク内の燃料温度が上昇
し、タンク内圧が予め設定された設定圧よりも高くなる
と、電磁式開閉弁が開弁し、タンク内で発生した蒸発燃
料がキャニスタに流れる。反対に外気温の影響等でタン
クが冷却されてタンク内圧が設定圧よりも低くなると電
磁開閉弁が開弁し、キャニスタに蓄えられている蒸発燃
料をタンク内に戻すことで、タンク内圧を設定値に近づ
ける。このようにして燃料タンク内圧を所定の範囲内に
保つことができるため、蒸発燃料の発生量や燃料残量の
変動に伴ってタンク内圧が大きく変化することがなく、
タンク強度を低く設定できる。また、タンク内圧の設定
値を変えることにより、蒸発燃料の発生を抑えることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の全体
の構成図であり、図2は本発明の実施形態の要部である
邪魔板の概念的構成を説明するための図である。燃料タ
ンク1は、給油筒1aを備え、その給油筒1aの先端開
口部にキャップが着脱自在に取り付けられている。給油
筒1aの内部(但し、満タン時の液面より上方)には、
キャップ4が開いた時等に燃料が流出するのを防止する
開閉板5が設けられている。この開閉板5は、バネ等に
より付勢されて常時閉じており、給油筒1aに給油ノズ
ル(図示しない)が挿入された時に、給油ノズルに押し
込まれて開くことができる。燃料タンク1の内部にはサ
ブタンク6が設けられ、このサブタンク6内より吸い上
げた燃料をエンジンに供給する燃料ポンプ7が収納され
ている。
の構成図であり、図2は本発明の実施形態の要部である
邪魔板の概念的構成を説明するための図である。燃料タ
ンク1は、給油筒1aを備え、その給油筒1aの先端開
口部にキャップが着脱自在に取り付けられている。給油
筒1aの内部(但し、満タン時の液面より上方)には、
キャップ4が開いた時等に燃料が流出するのを防止する
開閉板5が設けられている。この開閉板5は、バネ等に
より付勢されて常時閉じており、給油筒1aに給油ノズ
ル(図示しない)が挿入された時に、給油ノズルに押し
込まれて開くことができる。燃料タンク1の内部にはサ
ブタンク6が設けられ、このサブタンク6内より吸い上
げた燃料をエンジンに供給する燃料ポンプ7が収納され
ている。
【0010】キャニスタ2は、燃料タンク1内で発生し
た蒸発燃料を蓄えるための容器であり、連通管8を通じ
て燃料タンク1に接続されている。キャニスタ2の内部
には、連通管8を通って流入した蒸発燃料を吸着する吸
着剤(例えば活性炭)が収納されている。このキャニス
タ2には外気を導入するための大気孔が設けられ、この
大気孔にキャニスタ開閉弁9が取り付けられている。キ
ャニスタ開閉弁9は、制御回路10により通電制御され
る電磁弁であり、通電時に閉弁して大気孔を閉塞する。
このキャニスタ2は、パージ通路11を通じてエンジン
の吸気管(スロットル弁の近傍)に接続されている。パ
ージ通路11には、キャニスタ2から吸気管に供給され
る蒸発燃料のパージ流量を調節するパージ制御弁12が
設けられている。このパージ制御弁12は、エンジンの
運転状態に応じて制御回路10により制御される。
た蒸発燃料を蓄えるための容器であり、連通管8を通じ
て燃料タンク1に接続されている。キャニスタ2の内部
には、連通管8を通って流入した蒸発燃料を吸着する吸
着剤(例えば活性炭)が収納されている。このキャニス
タ2には外気を導入するための大気孔が設けられ、この
大気孔にキャニスタ開閉弁9が取り付けられている。キ
ャニスタ開閉弁9は、制御回路10により通電制御され
る電磁弁であり、通電時に閉弁して大気孔を閉塞する。
このキャニスタ2は、パージ通路11を通じてエンジン
の吸気管(スロットル弁の近傍)に接続されている。パ
ージ通路11には、キャニスタ2から吸気管に供給され
る蒸発燃料のパージ流量を調節するパージ制御弁12が
設けられている。このパージ制御弁12は、エンジンの
運転状態に応じて制御回路10により制御される。
【0011】燃料タンク1とキャニスタ2とを連通する
連通管8のタンク側に電磁式開閉弁3が設けられる。こ
の電磁式開閉弁3は、内圧センサ13の検出値に基づい
て制御回路10によりオン/オフ制御される。内圧セン
サ13は、電磁式開閉弁3の近傍で燃料タンク1の上壁
面に固定され、通気管14を通じて導入されるタンク内
圧を検出する。なお、通気管14の先端にはカットバル
ブ17が設けられている。
連通管8のタンク側に電磁式開閉弁3が設けられる。こ
の電磁式開閉弁3は、内圧センサ13の検出値に基づい
て制御回路10によりオン/オフ制御される。内圧セン
サ13は、電磁式開閉弁3の近傍で燃料タンク1の上壁
面に固定され、通気管14を通じて導入されるタンク内
圧を検出する。なお、通気管14の先端にはカットバル
ブ17が設けられている。
【0012】また電磁式開閉弁3には、燃料タンク1内
の液面を検知したときに閉弁する2段カットバルブ16
が一体に設けられている。この2段カットバルブ16
は、大型カットバルブと小型カットバルブとからなり、
それぞれスプリングにより液面を検知した際の浮力を補
って閉弁する様に構成されたフロート式カットバルブで
ある。
の液面を検知したときに閉弁する2段カットバルブ16
が一体に設けられている。この2段カットバルブ16
は、大型カットバルブと小型カットバルブとからなり、
それぞれスプリングにより液面を検知した際の浮力を補
って閉弁する様に構成されたフロート式カットバルブで
ある。
【0013】燃料タンク1とキャニスタ2との連通管8
には、電磁式開閉弁3の外にその下流側に邪魔板19が
設けられている。この邪魔板19は、図1と2では連通
管8の上下方向から順次互い違いに、連通管の中心軸に
向かい延設されているが、これは一例にすぎず、円板と
中空円板とを交互に配設したり、多数開口板を複数枚配
設する等の構造でもよい。また図2に概念的に示される
ように、邪魔板を、蒸発燃料の空気成分は通して、ガソ
リン成分は通さないような多孔質の材料で形成すれば、
分流効果が期待でき一層効果的である。そのために、邪
魔板は、例えばゼオライト等、孔径が3.5〜4オング
ストローム程度の多孔質結晶を材料として形成される。
には、電磁式開閉弁3の外にその下流側に邪魔板19が
設けられている。この邪魔板19は、図1と2では連通
管8の上下方向から順次互い違いに、連通管の中心軸に
向かい延設されているが、これは一例にすぎず、円板と
中空円板とを交互に配設したり、多数開口板を複数枚配
設する等の構造でもよい。また図2に概念的に示される
ように、邪魔板を、蒸発燃料の空気成分は通して、ガソ
リン成分は通さないような多孔質の材料で形成すれば、
分流効果が期待でき一層効果的である。そのために、邪
魔板は、例えばゼオライト等、孔径が3.5〜4オング
ストローム程度の多孔質結晶を材料として形成される。
【0014】制御回路10は、燃料ポンプ7に取り付け
られて燃料タンク1内に配され、電気配線によってエン
ジン制御装置(ECU)18に接続されている。この制
御回路10は、マイクロコンピュータであり、内圧セン
サ13より入力したセンサ信号、ECU18より受信し
た通信信号(例えば、エンジン回転数や車速等の運転状
態を知らせる信号)、及びROMに記憶された制御用プ
ログラムに基づいて、電磁式開閉弁3、キャニスタ開閉
弁9、パージ制御弁12、及び燃料ポンプ7を通電制御
する。
られて燃料タンク1内に配され、電気配線によってエン
ジン制御装置(ECU)18に接続されている。この制
御回路10は、マイクロコンピュータであり、内圧セン
サ13より入力したセンサ信号、ECU18より受信し
た通信信号(例えば、エンジン回転数や車速等の運転状
態を知らせる信号)、及びROMに記憶された制御用プ
ログラムに基づいて、電磁式開閉弁3、キャニスタ開閉
弁9、パージ制御弁12、及び燃料ポンプ7を通電制御
する。
【0015】本発明は、前述したような構成を有するこ
とにより、以下のように作用する。燃料タンク1内の燃
料温度が上昇し、タンク内圧が予め設定された設定圧よ
りも高くなると、内圧センサ13からの信号に基づく制
御回路10の信号により、電磁式開閉弁3が開弁し、燃
料タンク1内で発生した蒸発燃料は、連通管8を通り邪
魔板19を迂回しながらキャニスタ2へと流入し、キャ
ニスタ2内の吸着剤に吸着されることによりタンク内圧
が低下する。また反対に、外気温の影響等で燃料タンク
1が冷却されてタンク内圧が設定圧よりも低くなると、
同様にして電磁式開閉弁3は開弁し、キャニスタ2内に
蓄えられた蒸発燃料が吸着剤から脱離して連通管8を通
って燃料タンク1内に戻ることによりタンク内圧を上昇
させ設定値に近づける。
とにより、以下のように作用する。燃料タンク1内の燃
料温度が上昇し、タンク内圧が予め設定された設定圧よ
りも高くなると、内圧センサ13からの信号に基づく制
御回路10の信号により、電磁式開閉弁3が開弁し、燃
料タンク1内で発生した蒸発燃料は、連通管8を通り邪
魔板19を迂回しながらキャニスタ2へと流入し、キャ
ニスタ2内の吸着剤に吸着されることによりタンク内圧
が低下する。また反対に、外気温の影響等で燃料タンク
1が冷却されてタンク内圧が設定圧よりも低くなると、
同様にして電磁式開閉弁3は開弁し、キャニスタ2内に
蓄えられた蒸発燃料が吸着剤から脱離して連通管8を通
って燃料タンク1内に戻ることによりタンク内圧を上昇
させ設定値に近づける。
【0016】このように内圧センサ13の検出値に基づ
いて電磁式開閉弁3の開閉動作を制御することにより、
常にタンク内圧を所定の範囲内に保つことができるた
め、蒸発燃料の発生量や燃料残量の変動等に伴ってタン
ク内圧が大きく変化することがない。更に、燃料温度や
大気圧によってタンク内圧の設定値(目標圧力)を補正
できるため、蒸発燃料が発生し易い条件の時(例えばタ
ンク内の燃料温度が高い時、大気圧が低い時)はタンク
内圧を高くすることで蒸発燃料の発生を抑えることがで
きる。この結果、蒸発燃料を蓄えるためのキャニスタ2
の容量を小さくでき、車両搭載性を向上できる。
いて電磁式開閉弁3の開閉動作を制御することにより、
常にタンク内圧を所定の範囲内に保つことができるた
め、蒸発燃料の発生量や燃料残量の変動等に伴ってタン
ク内圧が大きく変化することがない。更に、燃料温度や
大気圧によってタンク内圧の設定値(目標圧力)を補正
できるため、蒸発燃料が発生し易い条件の時(例えばタ
ンク内の燃料温度が高い時、大気圧が低い時)はタンク
内圧を高くすることで蒸発燃料の発生を抑えることがで
きる。この結果、蒸発燃料を蓄えるためのキャニスタ2
の容量を小さくでき、車両搭載性を向上できる。
【0017】特に、燃料タンク1内で大量の蒸発燃料が
発生する燃料給油時においては、給油開始判定手段(な
お、給油開始は、給油流量計のタービン回転、リッドS
W、タンク内圧変化速度等で判定が可能である。)によ
り給油開始が判定されると、電磁式開閉弁3を開弁して
燃料タンク1とキャニスタ2とを連通させて、燃料タン
ク1内で発生した蒸発燃料をキャニスタ2へと流し、そ
こで吸着剤に吸着させる。その際、連通管8内に邪魔板
19が設けられているために、図2に示されるように、
蒸発燃料は邪魔板19に行く手を阻まれる結果、迂回し
てキャニスタ2の方へ流れるほかはないので、この間に
タイムラグが生じる。従って、キャニスタ2の過飽和に
より、生ガスがキャニスタ2から大気中へ蒸散する前に
給油を終了させることができる。更には、キャニスタ容
積が小さい燃料タンクシステムを提供することも可能と
なる。
発生する燃料給油時においては、給油開始判定手段(な
お、給油開始は、給油流量計のタービン回転、リッドS
W、タンク内圧変化速度等で判定が可能である。)によ
り給油開始が判定されると、電磁式開閉弁3を開弁して
燃料タンク1とキャニスタ2とを連通させて、燃料タン
ク1内で発生した蒸発燃料をキャニスタ2へと流し、そ
こで吸着剤に吸着させる。その際、連通管8内に邪魔板
19が設けられているために、図2に示されるように、
蒸発燃料は邪魔板19に行く手を阻まれる結果、迂回し
てキャニスタ2の方へ流れるほかはないので、この間に
タイムラグが生じる。従って、キャニスタ2の過飽和に
より、生ガスがキャニスタ2から大気中へ蒸散する前に
給油を終了させることができる。更には、キャニスタ容
積が小さい燃料タンクシステムを提供することも可能と
なる。
【図1】本発明の実施形態としての蒸発燃料の蒸散抑止
装置の全体の構成を示す図である。
装置の全体の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態としての邪魔板の概念的構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
1…燃料タンク 2…キャニスタ 3…電磁式開閉弁 6…サブタンク 7…燃料ポンプ 8…連通管 9…キャニスタ開閉弁 10…制御回路 11…パージ通路 12…パージ制御弁 13…内圧センサ 14…通気管 16…2段カットバルブ 19…邪魔板
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関の燃料タンク内で発生した蒸発
燃料が大気中に放出されるのを抑止する蒸発燃料の蒸散
抑止装置において、 燃料タンクとキャニスタとを連通する連通管内に邪魔板
を設けることを特徴とする蒸発燃料の蒸散抑止装置。 - 【請求項2】 前記邪魔板が、多孔質結晶を材料として
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸発
燃料の蒸散抑止装置。 - 【請求項3】 前記邪魔板が、孔径が3.5〜4オング
ストロームのゼオライトの多孔質結晶を材料として形成
されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸
発燃料の蒸散抑止装置。 - 【請求項4】 前記連通管における前記燃料タンクと前
記邪魔板との間に電磁式開閉弁を設け、前記燃料タンク
内圧を検出する内圧センサの検出値に基づいて前記電磁
式開閉弁を制御することを特徴とする請求項1,2又は
3に記載の蒸発燃料の蒸散抑止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062198A JPH11264349A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 蒸発燃料の蒸散抑止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062198A JPH11264349A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 蒸発燃料の蒸散抑止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264349A true JPH11264349A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13436880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7062198A Pending JPH11264349A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 蒸発燃料の蒸散抑止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11264349A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010242723A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-10-28 | Toyota Motor Corp | 燃料タンクシステムの制御装置 |
| CN103335096A (zh) * | 2013-07-20 | 2013-10-02 | 山东东华水泥有限公司 | 冷却塔齿轮箱油位监控及补油装置 |
| JP2023104332A (ja) * | 2022-01-17 | 2023-07-28 | 株式会社Subaru | 圧力調整装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP7062198A patent/JPH11264349A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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