JPH11264841A - 分圧器 - Google Patents
分圧器Info
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- JPH11264841A JPH11264841A JP10090738A JP9073898A JPH11264841A JP H11264841 A JPH11264841 A JP H11264841A JP 10090738 A JP10090738 A JP 10090738A JP 9073898 A JP9073898 A JP 9073898A JP H11264841 A JPH11264841 A JP H11264841A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で開閉器接点の接離によっても分
圧比の精度が高く、出力の周波数特性が安定した分圧器
を得る。 【解決手段】本発明の分圧器は、可動接触子10と固定接
触子1 と消弧筒9 とから成る通電導体の外周に環状空間
を隔てて設けた内側円筒環 5と、内側円筒環の外周に接
地電位とした外側円筒環6 と、内側円筒環と外側円筒環
との間に密着した絶縁材7 とを備えて、固定接触子側の
碍子2 の外周に環状空間を隔て外側円筒環と開閉器容器
とを接続する第1の円筒環61と、内側円筒環に同心上に
2つ並列に空隙を介して設けた固定接触子側の第2の円
筒環5aと、可動接触子側の第3の円筒環5bと、内側円筒
環の外周に絶縁材を介して外側円通を設け、第2の円筒
環と外側円筒環の間に分圧される電圧を出力する出力端
子11と、第3の円筒環と外側円筒環とを接続する導体62
とを設けた構成にしている。
圧比の精度が高く、出力の周波数特性が安定した分圧器
を得る。 【解決手段】本発明の分圧器は、可動接触子10と固定接
触子1 と消弧筒9 とから成る通電導体の外周に環状空間
を隔てて設けた内側円筒環 5と、内側円筒環の外周に接
地電位とした外側円筒環6 と、内側円筒環と外側円筒環
との間に密着した絶縁材7 とを備えて、固定接触子側の
碍子2 の外周に環状空間を隔て外側円筒環と開閉器容器
とを接続する第1の円筒環61と、内側円筒環に同心上に
2つ並列に空隙を介して設けた固定接触子側の第2の円
筒環5aと、可動接触子側の第3の円筒環5bと、内側円筒
環の外周に絶縁材を介して外側円通を設け、第2の円筒
環と外側円筒環の間に分圧される電圧を出力する出力端
子11と、第3の円筒環と外側円筒環とを接続する導体62
とを設けた構成にしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉器の導体電圧
を測定する分圧器に関する。
を測定する分圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉器の主回路に印加された電圧を測定
する手段として例えば、図6(実開平2−93763号
公報)に示すように円筒環によって容量性分圧器を構成
して電圧を測定する方法が知られている。この分圧器
は、絶縁性ガス12を封入した開閉器容器4に互いに異
なった位相の電圧が印加される複数の通電導体を配置
し、前記複数導体のそれぞれの外周に前記絶縁性ガス1
2が介在する環状空間を隔てた内側円筒環5と、前記内
側円筒環5の外周に絶縁材7を介して接地電位とした外
周円筒環6とからなり、前記外側円筒環6の幅を前記内
側円筒環5の幅よりも広くした構成としている。電圧測
定は図8に示す分圧器の等価回路により行い、通電導体
の電圧を算定していた。絶縁材7を介して固定された内
側円筒環5と外側円筒環6の間の静電容量とで容量分圧
した電圧を測定する。C1 は分圧用の静電容量を固定接
触子1とSF6 ガスを介してその外周に設けた内側円筒
電極5との空間による1次側静電容量17、C2 は内側
円筒電極5と絶縁材7を介してその外周に設けた外側円
筒電極6とのギャップ間による2次側静電容量18、R
は絶縁材7の絶縁抵抗19で、2次側静電容量18と並
列になっている。可動接触子10が、固定接触子1に接
離し分圧器周囲の電位に影響を与えると、出力端子11
に誘起する電圧は所望値に対して誤差が生じていた。し
かし、この分圧器は前記外側円筒環6の幅を前記内側円
筒環5の幅よりも広くした構成としているので、可動接
触子10側で前記外側円筒環6と前記通電導体間でシー
ルド効果があり、分圧器周囲の電位が変化しても前記通
電導体と前記内側円筒環5間の電位に変化を来すことは
なく、分圧比の変化はないというものであった。
する手段として例えば、図6(実開平2−93763号
公報)に示すように円筒環によって容量性分圧器を構成
して電圧を測定する方法が知られている。この分圧器
は、絶縁性ガス12を封入した開閉器容器4に互いに異
なった位相の電圧が印加される複数の通電導体を配置
し、前記複数導体のそれぞれの外周に前記絶縁性ガス1
2が介在する環状空間を隔てた内側円筒環5と、前記内
側円筒環5の外周に絶縁材7を介して接地電位とした外
周円筒環6とからなり、前記外側円筒環6の幅を前記内
側円筒環5の幅よりも広くした構成としている。電圧測
定は図8に示す分圧器の等価回路により行い、通電導体
の電圧を算定していた。絶縁材7を介して固定された内
側円筒環5と外側円筒環6の間の静電容量とで容量分圧
した電圧を測定する。C1 は分圧用の静電容量を固定接
触子1とSF6 ガスを介してその外周に設けた内側円筒
電極5との空間による1次側静電容量17、C2 は内側
円筒電極5と絶縁材7を介してその外周に設けた外側円
筒電極6とのギャップ間による2次側静電容量18、R
は絶縁材7の絶縁抵抗19で、2次側静電容量18と並
列になっている。可動接触子10が、固定接触子1に接
離し分圧器周囲の電位に影響を与えると、出力端子11
に誘起する電圧は所望値に対して誤差が生じていた。し
かし、この分圧器は前記外側円筒環6の幅を前記内側円
筒環5の幅よりも広くした構成としているので、可動接
触子10側で前記外側円筒環6と前記通電導体間でシー
ルド効果があり、分圧器周囲の電位が変化しても前記通
電導体と前記内側円筒環5間の電位に変化を来すことは
なく、分圧比の変化はないというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記通電導
体は限られた空間の中に、電圧の位相が異なる複数の通
電導体が収納されているので、通電導体が隣接すると固
定接触子1側の分圧器周囲の電位に他相通電導体の電位
が影響を与え分圧比の誤差になる問題があった。図7は
単相の開閉器に分圧器を用い、分圧器の周囲の電位を示
した図である。固定接触子1側の等電位線が外側円筒環
6よりも外周に漏れているので、分圧器周囲に電気的に
影響を及ぼす電界等があると分圧器出力の分圧誤差とな
っていた。また、等価回路における絶縁抵抗19は、内
側円筒電極5と外側円筒電極6との間の絶縁材7の絶縁
特性すなわち、温度、湿度の環境条件により、その値は
数千から数万MΩと大きく変化する。この分圧器の2次
出力を光電圧センサ等の入力インピーダンスの高いセン
サに接続した場合、この絶縁抵抗値がそのまま2次側静
電容量18と並列に接続された形となり、分圧用の静電
容量17、18と絶縁抵抗19に起因する出力の周波数
特性が絶縁抵抗の変化によって変わり、電圧の振幅や位
相の計測誤差になる問題があった。本発明は、円筒環の
形状を工夫することにより、簡単な構成で開閉器接点の
接離による影響がなく、隣接する通電導体の電位が分圧
比に与える影響を減少させ、周波数特性の安定した誤差
のない電圧が測定できる分圧器を提供することを目的と
する。
体は限られた空間の中に、電圧の位相が異なる複数の通
電導体が収納されているので、通電導体が隣接すると固
定接触子1側の分圧器周囲の電位に他相通電導体の電位
が影響を与え分圧比の誤差になる問題があった。図7は
単相の開閉器に分圧器を用い、分圧器の周囲の電位を示
した図である。固定接触子1側の等電位線が外側円筒環
6よりも外周に漏れているので、分圧器周囲に電気的に
影響を及ぼす電界等があると分圧器出力の分圧誤差とな
っていた。また、等価回路における絶縁抵抗19は、内
側円筒電極5と外側円筒電極6との間の絶縁材7の絶縁
特性すなわち、温度、湿度の環境条件により、その値は
数千から数万MΩと大きく変化する。この分圧器の2次
出力を光電圧センサ等の入力インピーダンスの高いセン
サに接続した場合、この絶縁抵抗値がそのまま2次側静
電容量18と並列に接続された形となり、分圧用の静電
容量17、18と絶縁抵抗19に起因する出力の周波数
特性が絶縁抵抗の変化によって変わり、電圧の振幅や位
相の計測誤差になる問題があった。本発明は、円筒環の
形状を工夫することにより、簡単な構成で開閉器接点の
接離による影響がなく、隣接する通電導体の電位が分圧
比に与える影響を減少させ、周波数特性の安定した誤差
のない電圧が測定できる分圧器を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、絶縁性ガスを封入した開閉器容器内に設けら
れた可動接触子とこの可動接触子と接触する固定接触子
と消弧筒とから成る複数の通電導体と、前記通電導体を
開閉器容器から絶縁し固定する碍子と、前記複数の通電
導体のそれぞれの外周に前記絶縁性ガスが介在する環状
空間を隔てて設けた内側円筒環と、前記内側円筒環の外
周に接地電位とした外側円筒環と、前記内側円筒環と外
側円筒環との間に密着した絶縁材とを備え、前記通電導
体と前記内側円筒環との間及び、前記内側円筒環と前記
外側円筒環との間の静電容量により容量性分圧器を形成
し前記内側円筒環と前記外側円筒環との電圧を測定する
分圧器において、前記固定接触子側の碍子の外周に環状
空間を隔てて設けた前記外側円筒環と前記開閉器容器と
を接続する第1の円筒環と、前記内側円筒環に同心上に
2つ並列に空隙を介して設けた前記固定接触子側の第2
の円筒環と、前記可動接触子側の第3の円筒環と、前記
内側円筒環の外周に前記絶縁材を介して外側円通を設
け、前記第2の円筒環と外側円筒環の間に分圧される電
圧を出力する出力端子と、前記第3の円筒環と前記外側
円筒環とを接続する導体を設けた構成にしている。ま
た、前記第3の円筒環と、前記第2の円筒環と、前記外
側円筒環とを前記絶縁材を介して一体ものにしてもよい
し、前記出力端子に並列抵抗を設けてもよい。前記固定
接触子側の碍子の外周に前記絶縁性ガスが介在する環状
空間を隔て前記外側円筒環と前記開閉器容器に接続され
た第1の円筒環が隣接する通電導体からの影響を減少さ
せ、前記内側円筒環において前記可動接触子側第3の円
筒環が可動接触子の接離の影響を減少させるので、前記
第2の円筒環と外側円筒環の間の電位は周囲の変化によ
らず一定となり、前記出力端子の分圧比の誤差は小さ
い。また、2次側静電容量と並列に絶縁抵抗より小さく
安定な抵抗を接続することにより、絶縁体の絶縁抵抗が
大きく変動しても合成抵抗の変化を小さくできるので、
周波数特性を安定化できる。
本発明は、絶縁性ガスを封入した開閉器容器内に設けら
れた可動接触子とこの可動接触子と接触する固定接触子
と消弧筒とから成る複数の通電導体と、前記通電導体を
開閉器容器から絶縁し固定する碍子と、前記複数の通電
導体のそれぞれの外周に前記絶縁性ガスが介在する環状
空間を隔てて設けた内側円筒環と、前記内側円筒環の外
周に接地電位とした外側円筒環と、前記内側円筒環と外
側円筒環との間に密着した絶縁材とを備え、前記通電導
体と前記内側円筒環との間及び、前記内側円筒環と前記
外側円筒環との間の静電容量により容量性分圧器を形成
し前記内側円筒環と前記外側円筒環との電圧を測定する
分圧器において、前記固定接触子側の碍子の外周に環状
空間を隔てて設けた前記外側円筒環と前記開閉器容器と
を接続する第1の円筒環と、前記内側円筒環に同心上に
2つ並列に空隙を介して設けた前記固定接触子側の第2
の円筒環と、前記可動接触子側の第3の円筒環と、前記
内側円筒環の外周に前記絶縁材を介して外側円通を設
け、前記第2の円筒環と外側円筒環の間に分圧される電
圧を出力する出力端子と、前記第3の円筒環と前記外側
円筒環とを接続する導体を設けた構成にしている。ま
た、前記第3の円筒環と、前記第2の円筒環と、前記外
側円筒環とを前記絶縁材を介して一体ものにしてもよい
し、前記出力端子に並列抵抗を設けてもよい。前記固定
接触子側の碍子の外周に前記絶縁性ガスが介在する環状
空間を隔て前記外側円筒環と前記開閉器容器に接続され
た第1の円筒環が隣接する通電導体からの影響を減少さ
せ、前記内側円筒環において前記可動接触子側第3の円
筒環が可動接触子の接離の影響を減少させるので、前記
第2の円筒環と外側円筒環の間の電位は周囲の変化によ
らず一定となり、前記出力端子の分圧比の誤差は小さ
い。また、2次側静電容量と並列に絶縁抵抗より小さく
安定な抵抗を接続することにより、絶縁体の絶縁抵抗が
大きく変動しても合成抵抗の変化を小さくできるので、
周波数特性を安定化できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明の分圧器を示す開閉器
容器の部分断面図、図2は本発明の分圧器を三相開閉器
に用いた一部切欠正面図である。図において、1は固定
接触子、2は碍子、3は固定電極、5は内側円筒環、5
aは第2の円筒環、5bは第3の円筒環、6は外側円筒
環、61は第1の円筒環、9は消弧筒、10は可動接触
子、11は出力端子である。導線62は外側円筒環6と
前記第3の円筒環5bに接続されており、出力端子11
は外側円筒環6と前記第2の円筒環5aに接続してい
る。この容量性の分圧器が適用される開閉器において
は、通電導体である固定接触子1が碍子2と一体的にな
っている。この固定接触子1は、Oリング21を介して
開閉器容器4に取り付けられている。内側円筒環5の第
2の円筒環5aと外側円筒環6とは、絶縁材7を介して
一体化されており、第1の円筒環61によって、固定接
触子1と同軸上に取付けられている。また、固定接触子
1と同電位に保持された消弧筒9が、碍子2に接続され
ている。可動接触子10は固定接触子1に対して接離さ
れている。5R,5S,5Tは内側円筒環、6R,6
S,6Tは外側円筒環、61R,61S,61Tは外側
円筒環第1の円筒環である。このような構成により、通
電導体と内側の第2の円筒環5aとの間に静電容量C1
が形成され外側円筒環6と内側の第2の円筒環5aとの
間に静電容量C2 が形成される。外側円筒環6は接地さ
れているので、内側円筒環5の電圧は消弧筒9の電圧す
なわち高圧部の電圧を静電容量C1 と静電容量C2 とで
容量分圧した電圧となる。したがって、接地電圧に対す
る第2の円筒環5aの電圧を出力端子11を介して、例
えば、ポッケルス効果を利用した光電圧センサに印加す
るとき、印加電圧に応じた光出力の変化として検出され
る。前記静電容量C1 、C2 による容量分圧比は一定で
あるので、光出力を再度電圧に変換して測定すれば、高
電圧を間接的に測定することができる。図3は本発明の
分圧器の周囲の等電位線を示している。図3(a)は固
定接触子1と可動接触子10が閉じた状態を示し、図3
(b)は開いた状態を示している。この等電位線図から
電位線は碍子2の外周に漏れていないことが分かる。す
なわち、第1の円筒環61が固定接触子1側の碍子2の
外周を包み込んでいるので、分圧器の周囲電位とは完全
にシールドされ、分圧器周辺の電位に変動が起こっても
出力端子間に誘起する電圧に影響をおよぼすことない。
したがって、通電電圧を精度よく測定することができ
る。図4は2次側静電容量18と並列に接続した抵抗を
もつ開閉器容器の部分断面図、図5はその等価回路であ
る。図において、12はシールドケーブル、15は追加
抵抗で、2次側静電容量18と並列にされ絶縁抵抗19
より抵抗値が小さく安定性のある抵抗である。内側円筒
環5と外側円筒環6から引き出された出力は、シールド
ケーブル12を介して開閉器容器4内に固定板16で固
定された端子台14に接続される。端子台14上で出力
は並列抵抗15と接続されシールドケーブル12のシー
ルドは接続され、シールドケーブル12のシールドは接
地される。また、端子台14および並列抵抗15はシー
ルド板13で覆われている。いま、並列抵抗15(R
1)の抵抗値を100MΩとし、絶縁抵抗19(R)の
抵抗値を5000MΩとした場合、合成抵抗は98.0
MΩとなる。絶縁抵抗19(R)の抵抗値が温度上昇な
どにより1000MΩに低下した場合、合成抵抗は9
0.9MΩとなる。すなわち、絶縁抵抗19が5倍の抵
抗値変化をしても、合成抵抗は約7%程度の変化に低減
される。これを位相の周波数特性でみた場合、ほぼ7%
程度の変化と著しく小さい。一方、従来の並列抵抗15
がない場合の位相の周波数特性は約4.5倍変化する。
このように抵抗変化が小さくできるので、分圧器の周波
数特性の変化も著しく小さくでき大幅に安定化される。
また、並列抵抗15をシールド板13でシールドし、分
圧器と並列抵抗15とをシールドケーブル12で接続す
ることにより部品の追加による計測部への外来ノイズの
侵入を防ぐことができる。
具体的に説明する。図1は本発明の分圧器を示す開閉器
容器の部分断面図、図2は本発明の分圧器を三相開閉器
に用いた一部切欠正面図である。図において、1は固定
接触子、2は碍子、3は固定電極、5は内側円筒環、5
aは第2の円筒環、5bは第3の円筒環、6は外側円筒
環、61は第1の円筒環、9は消弧筒、10は可動接触
子、11は出力端子である。導線62は外側円筒環6と
前記第3の円筒環5bに接続されており、出力端子11
は外側円筒環6と前記第2の円筒環5aに接続してい
る。この容量性の分圧器が適用される開閉器において
は、通電導体である固定接触子1が碍子2と一体的にな
っている。この固定接触子1は、Oリング21を介して
開閉器容器4に取り付けられている。内側円筒環5の第
2の円筒環5aと外側円筒環6とは、絶縁材7を介して
一体化されており、第1の円筒環61によって、固定接
触子1と同軸上に取付けられている。また、固定接触子
1と同電位に保持された消弧筒9が、碍子2に接続され
ている。可動接触子10は固定接触子1に対して接離さ
れている。5R,5S,5Tは内側円筒環、6R,6
S,6Tは外側円筒環、61R,61S,61Tは外側
円筒環第1の円筒環である。このような構成により、通
電導体と内側の第2の円筒環5aとの間に静電容量C1
が形成され外側円筒環6と内側の第2の円筒環5aとの
間に静電容量C2 が形成される。外側円筒環6は接地さ
れているので、内側円筒環5の電圧は消弧筒9の電圧す
なわち高圧部の電圧を静電容量C1 と静電容量C2 とで
容量分圧した電圧となる。したがって、接地電圧に対す
る第2の円筒環5aの電圧を出力端子11を介して、例
えば、ポッケルス効果を利用した光電圧センサに印加す
るとき、印加電圧に応じた光出力の変化として検出され
る。前記静電容量C1 、C2 による容量分圧比は一定で
あるので、光出力を再度電圧に変換して測定すれば、高
電圧を間接的に測定することができる。図3は本発明の
分圧器の周囲の等電位線を示している。図3(a)は固
定接触子1と可動接触子10が閉じた状態を示し、図3
(b)は開いた状態を示している。この等電位線図から
電位線は碍子2の外周に漏れていないことが分かる。す
なわち、第1の円筒環61が固定接触子1側の碍子2の
外周を包み込んでいるので、分圧器の周囲電位とは完全
にシールドされ、分圧器周辺の電位に変動が起こっても
出力端子間に誘起する電圧に影響をおよぼすことない。
したがって、通電電圧を精度よく測定することができ
る。図4は2次側静電容量18と並列に接続した抵抗を
もつ開閉器容器の部分断面図、図5はその等価回路であ
る。図において、12はシールドケーブル、15は追加
抵抗で、2次側静電容量18と並列にされ絶縁抵抗19
より抵抗値が小さく安定性のある抵抗である。内側円筒
環5と外側円筒環6から引き出された出力は、シールド
ケーブル12を介して開閉器容器4内に固定板16で固
定された端子台14に接続される。端子台14上で出力
は並列抵抗15と接続されシールドケーブル12のシー
ルドは接続され、シールドケーブル12のシールドは接
地される。また、端子台14および並列抵抗15はシー
ルド板13で覆われている。いま、並列抵抗15(R
1)の抵抗値を100MΩとし、絶縁抵抗19(R)の
抵抗値を5000MΩとした場合、合成抵抗は98.0
MΩとなる。絶縁抵抗19(R)の抵抗値が温度上昇な
どにより1000MΩに低下した場合、合成抵抗は9
0.9MΩとなる。すなわち、絶縁抵抗19が5倍の抵
抗値変化をしても、合成抵抗は約7%程度の変化に低減
される。これを位相の周波数特性でみた場合、ほぼ7%
程度の変化と著しく小さい。一方、従来の並列抵抗15
がない場合の位相の周波数特性は約4.5倍変化する。
このように抵抗変化が小さくできるので、分圧器の周波
数特性の変化も著しく小さくでき大幅に安定化される。
また、並列抵抗15をシールド板13でシールドし、分
圧器と並列抵抗15とをシールドケーブル12で接続す
ることにより部品の追加による計測部への外来ノイズの
侵入を防ぐことができる。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は内側円筒環
である第3の円筒環が可動接触子の設離による第2の円
筒環と通電導体間の電位への影響を無くし、また、第1
の円筒環が固定接触子側碍子の外周を包み込んでいるの
で、分圧器の周囲電位とは完全にシールドされ、分圧器
周辺の電位に変動が起こっても第2の円筒環と通電導体
間の電位への影響が無いので分圧比の誤差になる問題も
なく、分圧比が容易に精度よく得られる。また、2次側
静電容量と並列に抵抗を接続したので、分圧器の出力の
周波数特性を向上させる効果がある。
である第3の円筒環が可動接触子の設離による第2の円
筒環と通電導体間の電位への影響を無くし、また、第1
の円筒環が固定接触子側碍子の外周を包み込んでいるの
で、分圧器の周囲電位とは完全にシールドされ、分圧器
周辺の電位に変動が起こっても第2の円筒環と通電導体
間の電位への影響が無いので分圧比の誤差になる問題も
なく、分圧比が容易に精度よく得られる。また、2次側
静電容量と並列に抵抗を接続したので、分圧器の出力の
周波数特性を向上させる効果がある。
【図1】本発明の分圧器を示す開閉器容器の部分断面図
である。
である。
【図2】本発明の分圧器を三相の開閉器に適用した一部
切欠正面図である。
切欠正面図である。
【図3】本発明の分圧器周囲の等電位線図である。
【図4】本発明の他の分圧器の例を示す部分断面図であ
る。
る。
【図5】図4における分圧器の図である。
【図6】従来の分圧器の例を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図7】従来の分圧器周囲の等電位線図である。
【図8】従来の分圧器の等価回路図である。
1:固定接触子 2:碍子 3:固定電極 15:並
列抵抗 4:開閉器容器 16:端
子台固定板 5:内側円筒環 17:1
次側静電容量 5a:第2の円筒環 18:2
次側静電容量 5b:第3の円筒環 19:絶
縁抵抗 6:外側円筒環 20:シ
ールドケーブル 61:第1の円筒環 21:O
リング 62:導線 7:絶縁材 8:アーク駆動コイル 9:消弧筒 10:可動接触子 11:出力端子 12:シールドケーブル 13:シールド板 14:端子台
列抵抗 4:開閉器容器 16:端
子台固定板 5:内側円筒環 17:1
次側静電容量 5a:第2の円筒環 18:2
次側静電容量 5b:第3の円筒環 19:絶
縁抵抗 6:外側円筒環 20:シ
ールドケーブル 61:第1の円筒環 21:O
リング 62:導線 7:絶縁材 8:アーク駆動コイル 9:消弧筒 10:可動接触子 11:出力端子 12:シールドケーブル 13:シールド板 14:端子台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 正雄 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁性ガスを封入した開閉器容器内に設
けられた可動接触子とこの可動接触子に接触する固定接
触子と消弧筒とから成る複数の通電導体と、前記通電導
体を開閉器容器から絶縁し固定する碍子と、前記複数の
通電導体のそれぞれの外周に前記絶縁性ガスが介在する
環状空間を隔てて設けた内側円筒環と、前記内側円筒環
の外周に接地電位とした外側円筒環と、前記内側円筒環
と外側円筒環との間に密着した絶縁材とを備え、前記通
電導体と前記内側円筒環との間及び、前記内側円筒環と
前記外側円筒環との間の静電容量により容量性分圧器を
形成し前記内側円筒環と前記外側円筒環との電圧を測定
する分圧器において、 前記固定接触子側の碍子の外周に環状空間を隔てて設け
た前記外側円筒環と前記開閉器容器とを接続する第1の
円筒環と、前記内側円筒環に同心上に2つ並列に空隙を
介して設けた前記固定接触子側の第2の円筒環と、前記
可動接触子側の第3の円筒環と、前記内側円筒環の外周
に前記絶縁材を介して外側円通を設け、前記第2の円筒
環と外側円筒環の間に分圧される電圧を出力する出力端
子と、前記第3の円筒環と前記外側円筒環とを接続する
導体とを設けたことを特徴とする分圧器。 - 【請求項2】 前記第3の円筒環と、前記第2の円筒環
と、前記外側円筒環とを前記絶縁材を介して一体のもの
にしたことを特徴とする請求項1記載の分圧器。 - 【請求項3】 前記出力端子に並列抵抗を設けたことを
特徴とする請求項1または2記載の分圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090738A JPH11264841A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 分圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090738A JPH11264841A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 分圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264841A true JPH11264841A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=14006932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090738A Pending JPH11264841A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 分圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11264841A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106468729A (zh) * | 2015-08-20 | 2017-03-01 | 中国电力科学研究院 | 一种带散热结构的直流分压器 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP10090738A patent/JPH11264841A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106468729A (zh) * | 2015-08-20 | 2017-03-01 | 中国电力科学研究院 | 一种带散热结构的直流分压器 |
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