JPH11264936A - 走査型光学顕微鏡装置 - Google Patents
走査型光学顕微鏡装置Info
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Abstract
路切換えが不要で、かつ、透過光を光検出器へ投影する
瞳リレーレンズを用いなくても斑のない良好な透過検出
像が得られる走査型光学顕微鏡を提供する。 【解決手段】 レーザ光を試料7上に走査し、この試料
7の透過像をコンデンサレンズ8を介して光検出器14
で検出するレーザ走査観察光学系2と、前記試料7を前
記コンデンサレンズ8を介してランプ照明し、この試料
7の透過像を接眼レンズ23を通して目視観察可能とす
る通常観察光学系3と、2股に構成され、前記コンデン
サレンズ8側から前記光検出器14側に延出された第1
の光路12bと、前記コンデンサレンズ8側から照明ラ
ンプ20側に延出された第2の光路12cとを有する光
伝送ファイバ12とを有する。
Description
られたレーザ光を試料上で走査し、該試料像を光検出器
で検出して観察を行なう走査型光学顕微鏡装置に関す
る。
料上に照射し光検出器で検出するレーザ走査観察光学系
を備えているが、それに加え、試料像を観察者が目視等
で観察するための通常の観察光学系を備えている機種が
ある。
来、特開平9−15505号公報に開示されているもの
がある。この公報に開示された走査型光学顕微鏡装置
は、レーザ走査観察光学系の光路と通常観察光学系の光
路を、光路切換用反射ミラーにより選択的に切り換える
機構を有する。
ーザ光源から発振されたレーザ光は、試料を透過し、コ
ンデンサレンズを通過する。コンデンサレンズを通過し
たレーザ光は、前記光路切換用反射ミラーで偏向され、
瞳リレーレンズユニットを通過して光検出器に入射され
る。そして、この光検出器により検出された光強度分布
を基に画像処理がなされ、観察画像がモニタ表示される
ことになる。
前記光路切換用反射ミラーが光路から退避される。すな
わち、照明ランプからの照明光は、この反射ミラーを通
過せず、前記レーザ走査観察光学系と逆の光路をたどり
前記コンデンサレンズを介して前記試料上に集光され
る。そして、前記試料を透過した光は、接眼レンズに導
かれ通常の目視観察に供する。
来の走査型光学顕微鏡装置には、以下に説明するような
解決すべき課題がある。すなわち、上記顕微鏡装置は、
コンデンサレンズの瞳を光検出器に投影させる構成であ
るので、反射ミラーの精度が低い場合には、透過光が傾
いて光検出器に入射してしまい、透過光の強度が正確に
検出されず、透過検出像に斑が発生することがある。こ
のため、この反射ミラーを高精度に駆動するための構成
が必要となり、装置が大型化するという問題がある。
コンデンサレンズの瞳位置が異なればそれぞれに対応し
た瞳リレーレンズユニットが必要となるということがあ
る。すなわち、この場合、コンデンサレンズを取り換え
るたびに瞳リレーレンズユニットを交換しなければなら
ない。前記反射ミラーを用いた構成では、瞳リレーレン
ズユニットの交換は、通常観察光学系には悪影響を及ぼ
さないが、装置が複雑化及び大型化することには代わり
がない。
は、レーザ走査観察光学系と通常観察光学系の光路切換
え機構が不要で、かつ、透過光を光検出器へ投影する瞳
リレーレンズを用いなくても斑のない良好な透過検出像
が得られる走査型光学顕微鏡を提供することにある。
め、この発明は以下の手段を提供する。 (1) レーザ光を試料上に走査し、この試料の透過像
をコンデンサレンズを介して光検出器で検出するレーザ
走査観察光学系と、前記試料を前記コンデンサレンズを
介してランプ照明し、この試料の透過像を観察可能とす
る通常観察光学系と、2股に構成され、前記コンデンサ
レンズ側から前記光検出器側に延出された第1の光路
と、前記コンデンサレンズ側からランプ照明側に延出さ
れた第2の光路とを有する光伝送ファイバと、を有し、
前記光伝送ファイバは、前記レーザ走査観察光学系によ
る試料透過光を前記コンデンサレンズ側から受光し前記
第1の光路により前記光検出器側に導くと共に、前記通
常観察光学系のランプ照明光を前記第2の光路により前
記コンデンサレンズ側に出射することを特徴とする走査
型光学顕微鏡装置。
ァイバを通して、走査観察光学系による試料透過像を光
検出器で検出すると共に、通常観察光学系による照明を
行なうことができるので、従来必要だった光路切換用反
射ミラー等の光学手段が不要になり構成が簡略化する。
イバの前記コンデンサレンズ側に対向する入出射面は、
前記コンデンサレンズと光学的に共役な位置に配設され
ていることが好ましい。 (2) (1)の走査型光学顕微鏡装置において、この
顕微鏡装置は、さらに、前記レーザ走査観察光学系によ
る試料透過光が前記コンデンサレンズ側から前記光伝送
ファイバへ入射する位置に挿脱自在に設けられ、この試
料透過光を発散させる光学素子を有することを特徴とす
る走査型光学顕微鏡装置。
散させることで、光学素子の配置位置の誤差によって生
じていた斑が存在しない良好な透過検出像を得られ、か
つ、コンデンサレンズによる透過光投影位置と光検出器
による光検出位置の精度を緩和することが可能となる。
板)であることが好ましい。 (3) (2)の走査型光学顕微鏡装置において、前記
コンデンサレンズは、瞳位置が異なる複数のコンデンサ
レンズからなり、これらのコンデンサレンズが交換可能
に保持されていることを特徴とする走査型光学顕微鏡装
置。
より瞳リレーレンズが不要となるので、コンデンサレン
ズを交換する場合、これに付随して従来必要だった瞳リ
レーレンズユニットの交換が不要となる。 (4) (1)又は(2)の走査型顕微鏡装置におい
て、さらに、前記通常観察光学系のランプ照明光が前記
コンデンサレンズ側から前記光伝送ファイバへ入射する
位置に挿脱自在に設けられ、前記照明光を遮光可能な部
材を有することを特徴とする走査型光学顕微鏡装置。こ
のような構成によれば、ランプ照明光がレーザ走査観察
光学系による観察に悪影響を及ぼすことがない。
1〜図5を参照して説明する。 (第1の実施形態)まず、第1の実施形態を図1を参照
して説明する。
微鏡装置を示す概略構成図である。この顕微鏡装置は、
図に1で示す光路(光軸)を共通にするレーザ走査観察
光学系2と、通常観察光学系3とを有するので、これら
を分けて説明する。 (レーザ走査観察光学系)まず、レーザ走査観察光学系
2について説明する。
光源4から発せられたレーザ光は、光路切換プリズム5
により偏向され、対物レンズ6に入射し、試料7上に集
光される。この際、レーザ光のスポットは、図示しない
光偏向器、例えばガルバノミラーユニットによって試料
7上でXY方向に走査される。そして、試料7を透過し
たレーザ光は、図に8で示すコンデンサレンズを通過し
て反射鏡9に入射し、ここでの反射により水平光路とな
り、リレーレンズ10、コレクタレンズ11を順次通過
する。
光は、光伝送ファイバ12に入射する。この光伝送ファ
イバ12は、2股に構成されたもので、水平光路部12
aと、これから分岐された検出光路部12b(第1の光
路)、照明光路部12c(第2の光路)とを有する。前
記水平光路部12aの端面(光伝送ファイバの入出射
面)は前記コンデンサレンズ8と共役な位置に配置され
ている。また、前記検出光路部12bの端面にはレーザ
走査観察光学系2の光検出器14が接続されている。
略構成図である。この光伝送ファイバ12は、光伝達機
能を有する微小径の複数のバンドル15a、15bを有
し、これらのバンドル15a、15bは、前記水平光路
部12aで均等に束ねられている。この光伝送ファイバ
12は、全体としてフレキシブルに構成されていること
が好ましい。
したレーザ光は、前記水平光路部12aの端面から前記
光伝送ファイバ12内に入射し、前記検出光路部12b
と照明光路部12cとに均等に分配される。そして、前
記検出光路部12b側に分岐したレーザ光は、前記光検
出器14に入射する。
得ることができる光電変換素子であり、例えばフォトマ
ルチプライヤが採用される。光検出器14は入射光量対
応の電気信号を得ることができる精度の高い光電変換素
子であれば良く、精度さえ問題がなくなればフォトマル
チプライヤの他にも、フォトトランジスタや、CdSセ
ル、太陽電池などの利用も考えられる。
ピュータ16に取り込まれ、このコンピュータ16は、
画像処理後、前記試料7の像をモニタ17上に表示する
ようになっている。 (通常観察光学系)次に、通常観察光学系3について説
明する。
照明ランプ(ハロゲンランプや水銀ランプ等)を有す
る。この照明ランプ20は、前記光伝送ファイバ12の
照明光路部12cの端部に固定されている。したがっ
て、この照明ランプ20からの照明光は、前記水平光路
部12aの端面から出射され、コレクタレンズ11及び
リレーレンズ10を経て反射鏡9で反射し、コンデンサ
レンズ8を介して試料7を照明する。
場合には、前記光路切換プリズム5は図に点線で示す位
置に退避している。したがって、前記試料7を透過した
光は、前記対物レンズ6、折り返しミラー21、リレー
レンズ系22を通って接眼レンズ23に導かれる。
ズ23を通して目視による試料観察若しくは試料の位置
決めが行なえるようになっている。 (動作)次に、このような構成の顕微鏡装置の動作例に
ついて説明する。
3を用いて試料7の観察、若しくはレーザ走査観察光学
系2を用いて観察を行なうための位置を探す。すなわ
ち、前記光路切換プリズム5を後退させた後、前記照明
ランプ20を作動させる。この場合、前記光伝送ファイ
バ12の水平光路部12aの端面(入出射面)は、前記
コンデンサレンズ8と共役な位置に配置されているか
ら、理想的な照明(ケーラー照明)となる。
ズ23を通して前記試料7の斑のない像を観察すること
ができる。次にレーザ走査観察光学系2を用いた観察を
行なう場合、前記光路切換プリズム5を図1に実線で示
す位置に前進させる。ついで前記レーザ光源4を作動さ
せると共に図示しない光偏向器を作動させ、試料7上で
レーザ光のスポットをXY方向に走査する。
検出光路部12bに固定された光検出器14によって検
出され、観察者24は、その像をモニタ17を通して観
察することができる。
光路の2つの光路を1つに纏めることができ、コンデン
サレンズ8とリレーレンズ10との間に反射ミラー等の
光学部品介在させて光路を切換える必要がない。したが
って、装置を簡略化及び小型化することができる。 (第2の実施形態)第2の実施形態を図3を参照して説
明する。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同
一符号を付してその詳しい説明は省略する。
様に倒立型顕微鏡に関するものである。第1の実施形態
と異なる点は、前記コレクタレンズ11と光伝送ファイ
バ12の入出射面との間に、フロスト(半透明板)26
が挿脱自在に挿入されている点である。
系2を使用する際に、この位置に挿入され、前記試料7
を透過したレーザ光を発散させる機能を有する。また、
通常観察光学系3を用いる場合には、図3に点線で示す
ように取り外される。
4で検出される像に斑が発生することを有効に防止でき
る効果がある。すなわち、コレクタレンズ11を通過し
た透過光が、前記光伝送ファイバ12の水平光路12a
に対して傾いた状態で入射した場合、光検出器14に対
しても傾いた状態で入射する。このため、透過光が正確
に検出されず、透過検出像に斑が発生するおそれがあ
る。
れている場合には、レーザ光が発散され、均一な状態で
光伝送ファイバ12に入射することになる。したがって
均一な光が光検出器14で検出されるため透過検出像に
斑は発生しない。
前記フロスト26を光路から後退させる。このことによ
り、光量を減少させることなく第1の実施例と同様なケ
ーラ照明が可能となる。
で良く、精密な位置決めは不要である。したがって、装
置を大型化する恐れはない。 (第3の実施形態)次に、第3の実施形態を図4を参照
して説明する。
形態の顕微鏡装置(図3)に加え、前記コンデンサレン
ズ8(以下、「第1のコンデンサレンズ8」という)と
瞳位置の異なる交換用コンデンサレンズ27(以下、
「第2のコンデンサレンズ27」という)を、第1のコ
ンデンサレンズ8と交換可能に保持する。
ズ8を前記第2のコンデンサレンズ27に交換した際の
動作についてのみ説明する。この場合、第2のコンデン
サレンズ27と第1のコンデンサレンズ8の瞳位置は互
いに異なるから、試料7を透過した透過光の投影位置も
異なる。しかしながら、この実施形態では、透過光は前
記フロスト26を通過することで発散され、この状態で
光検出器14により検出されることになる。このためコ
ンデンサレンズの瞳位置の違いによる透過検出像の斑の
差を無くすことができる。
ば、瞳位置の異なる複数のコンデンサレンズ(8、2
7)を切換可能に有する構成において、従来必要だった
瞳リレーレンズユニットの交換が不要となるから、構成
が簡略化される。
を図5を参照して説明する。この実施形態の顕微鏡装置
は、第1の実施形態の構成に加え、光伝送ファイバ12
と照明ランプ20との間を遮るシャッタ装置29を備え
る。このシャッタ装置29によれば、前記レーザ走査観
察光学系2を作動させている際に、前記照明ランプ20
からの照明光が前記コレクタレンズ11で反射して光検
出器14側へ入射してしまうことを防止することができ
る。
レーザ走査観察光学系2による観察を行なう際に前記照
明ランプ20を遮るように作動し、通常観察光学系3に
よる観察を行なう際には光路を開いて試料7の照明を行
なうようになっている。
検出器14への電圧印加とシャッタ装置29を連動させ
ることが好ましい。このような構成によれば、ランプ2
0からの照明光がコレクタレンズ11等で反射してレー
ザ走査観察光学系2による観察に悪影響を及ぼすという
ことがないから、良好な観察を行なうことができる。
ンズ等の光学系を用いた目視観察を例にとって説明した
が、これに限られるものではなく、例えばテレビカメラ
を用いる観察であっても良い。
ば、レーザ走査観察光学系と通常観察光学系の光路切換
え機構が不要で、かつ、透過光を光検出器へ投影する瞳
リレーレンズを用いなくても斑のない良好な透過検出像
が得られる。
であり、光伝送ファイバの構成を示す概略構成図。
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザ光を試料上に走査し、この試料の
透過像をコンデンサレンズを介して光検出器で検出する
レーザ走査観察光学系と、 前記試料を前記コンデンサレンズを介してランプ照明
し、この試料の透過像を観察可能とする通常観察光学系
と、 2股に構成され、前記コンデンサレンズ側から前記光検
出器側に延出された第1の光路と、前記コンデンサレン
ズ側からランプ照明側に延出された第2の光路とを有す
る光伝送ファイバと、を有し、 前記光伝送ファイバは、前記レーザ走査観察光学系によ
る試料透過光を前記コンデンサレンズ側から受光し前記
第1の光路により前記光検出器側に導くと共に、前記通
常観察光学系のランプ照明光を前記第2の光路により前
記コンデンサレンズ側に出射することを特徴とする走査
型光学顕微鏡装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の走査型光学顕微鏡装置に
おいて、 この顕微鏡装置は、さらに、 前記レーザ走査観察光学系による試料透過光が前記コン
デンサレンズ側から前記光伝送ファイバへ入射する位置
に挿脱自在に設けられ、この試料透過光を発散させる光
学素子を有することを特徴とする走査型光学顕微鏡装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の走査型光学顕微鏡装置に
おいて、 前記コンデンサレンズは、瞳位置が異なる複数のコンデ
ンサレンズからなり、 これらのコンデンサレンズが交換可能に保持されている
ことを特徴とする走査型光学顕微鏡装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の走査型顕微鏡装置
において、 さらに、 前記通常観察光学系のランプ照明光が前記コンデンサレ
ンズ側から前記光伝送ファイバへ入射する位置に挿脱自
在に設けられ、前記照明光を遮光可能な部材を有するこ
とを特徴とする走査型光学顕微鏡装置。
Priority Applications (2)
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1999
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