JPH11265195A - 情報配信システム、情報送信装置、情報受信装置、情報配信方法 - Google Patents

情報配信システム、情報送信装置、情報受信装置、情報配信方法

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JPH11265195A
JPH11265195A JP10072811A JP7281198A JPH11265195A JP H11265195 A JPH11265195 A JP H11265195A JP 10072811 A JP10072811 A JP 10072811A JP 7281198 A JP7281198 A JP 7281198A JP H11265195 A JPH11265195 A JP H11265195A
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Japan
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JP10072811A
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Takashi Nakatsuyama
孝 中津山
Tsutomu Imai
勉 今井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/5307Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems for recording messages comprising any combination of audio and non-audio components

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送時間の短縮、音声出力の高品位化、再生
側の処理負担の削減 【解決手段】 情報送信装置側(2,3)ではテキスト
情報に対応する音読情報となる中間言語情報をテキスト
情報とともに送信する(SD)。そして情報受信装置側
(6,7)では、テキスト情報と中間言語情報を分離し
て、テキスト情報を表示出力するとともに、中間言語情
報を用いて音声合成を行ない、その音声合成情報を出力
する。即ち、中間言語情報として、音声合成処理におけ
る音声合成のためにテキストデータを分析し、所定のデ
ータ形態とした情報をサーバ側(情報送信装置)から端
末装置側(情報受信装置)に伝送するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテキスト情報を、そ
の音読情報となる中間言語情報とともに配信する新規な
情報配信システム、情報配信方法、及び、情報配信シス
テムを構成する情報送信装置、情報受信装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えばサーバ側から端末装置側へ通信回
線を利用して音声情報を配信する情報サービスとして
は、従来より次の2つの方式が考えられている。1つは
出版物等の活字やテキストデータとしての文章を、サー
バ側で読み上げ等により音声信号(デジタルオーディオ
信号又はアナログオーディオ信号)に変換し、この音声
信号を通信回線により端末装置に伝送する方式である。
端末装置側では送信されてきた音声信号について所定の
オーディオ処理を行い、音声として出力する。
【0003】もう1つの方式としては、サーバ側はテキ
ストデータの形態で、通信回線により端末装置に情報を
伝送する方式である。この場合端末装置側では送信され
てきたテキストデータに基づいて音声合成処理を行って
音声信号を得、所定のオーディオ処理を行って音声とし
て出力する。これらの2つの方式のいづれかが、例えば
ユーザーの要求に応じて行う情報サービス(on demand
service )において採用されるべく開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの方
式では次のような問題がある。まずサーバ側で音声信号
に変換して送信する方式では、通信回線としての伝送路
の伝送速度の関係から、例えば配信時間の短縮を求める
場合は、或る程度音声信号を圧縮処理することでデータ
量を減らして伝送することが必要になる。この場合、圧
縮処理によりオーディオ情報としての大幅な音質劣化が
生じ、端末装置側のユーザーに高品位な音声を提供でき
ないという問題がある。一方、高音質化を求めて圧縮処
理を行わないまま伝送すれば、当然ながら伝送に長時間
要するようになってしまい、これもユーザーにとって好
ましくない。
【0005】またサーバ側からはテキストデータで伝送
を行い、端末装置側でテキストデータからの音声合成処
理を行って音声出力する方式の場合は、端末装置側のハ
ードウエア、ソフトウエアとして大きな負担がかかって
しまう。例えば音声合成のためにテキストデータを分析
する過程で、不特定のテキストを対象とすると、処理に
用いる辞書や文法などの情報量が膨大なものとならざる
を得ず、また音声出力の高音質化を求めれば、韻律(イ
ントネーション)やアクセントの分析も複雑になり、端
末装置側の処理負担が著しく増大する。これらのことは
端末装置の普及、小型化、低価格化などに大きな障害と
なる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、配信される情報としての音声情報の高音質
化、伝送時間の短縮、端末装置側(受信装置側)での処
理負担の減少を実現することを目的としている。
【0007】このため情報配信システムとして、テキス
ト情報を入力するテキスト情報入力手段と、入力された
テキスト情報を、そのテキスト情報に対応する音読情報
となる中間言語情報を生成する中間言語生成手段と、少
なくともテキスト情報と中間言語情報を合成して送出情
報を生成する送出情報生成手段と、送出情報生成手段で
生成された送出情報を送信する送信手段とを設ける。ま
た、送信手段により送信される送出情報を受信する受信
手段と、受信手段で受信された送出情報を、少なくとも
テキスト情報と中間言語情報に分離する分離手段と、分
離手段で分離されたテキスト情報を表示出力する表示手
段と、分離手段で分離された中間言語情報を用いて音声
合成を行ない音声合成情報を生成する音声合成手段と、
音声合成手段で得られた音声合成情報を出力する出力手
段とを設ける。
【0008】即ち、中間言語情報として、音声合成処理
における音声合成のためにテキストデータを分析し、所
定のデータ形態とした情報をサーバ側(情報送信装置)
から端末装置側(情報受信装置)に伝送するようにす
る。これにより、例えば音声信号自体を伝送することに
比べて著しくデータ量を削減するとともに、サーバ側で
高度なテキストデータ分析を行うことで、端末装置側で
再生出力される音声信号を高音質なものとする。もちろ
ん端末装置側ではテキストデータ分析のためのハードウ
エア、ソフトウエアは不要となる。さらに中間言語情報
だけでなくテキストで情報も送信することで、端末装置
側で音声出力だけでなく表示出力することも可能とす
る。また、音読情報としての中間言語情報としては、少
なくとも発音記号情報を配するようにし、さらに抑揚
(イントネーション)/強調(アクセント)の情報や、
音量の情報を加えることで、中間言語情報に基づく音声
合成による音声出力を高品質なものとする。さらに指示
情報を加えることで、音声合成による音声出力に関し多
様な動作を実現させる。また、送出情報におけるテキス
ト情報と中間言語情報の区切として第1の区切情報を配
すること、中間言語情報内での音読情報(発音記号情
報、抑揚/強調情報、音量情報)の区切として第2の区
切情報を、中間言語情報内での音読情報(発音記号情
報、抑揚/強調情報、音量情報)と指示情報の区切とし
て第3の区切情報を配することにより、受信側での送出
情報内の各情報の分類抽出処理を容易化する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報配信システ
ム、及び情報配信システムを構成する情報送信装置、情
報受信装置、及びその情報配信システムで実行される情
報配信方法としての実施の形態を説明していく。説明は
次の順序で行う。 1.情報配信システムの構成 2.端末装置側の構成 3.オーサリングシステムでの送出情報生成動作(第1
の動作例) 4.第1の動作例に対応する端末側の処理 5.オーサリングシステムでの送出情報生成動作(第2
の動作例) 6.第2の動作例に対応する端末側の処理
【0010】1.情報配信システムの構成 図1は本例の情報配信システムの構成を示している。こ
の情報配信システムは、コンテンツ1、オーサリングシ
ステム2、データベース3、サービスプロバイダ4、伝
送路5、端末側送受信装置6、再生端末装置7から構成
される。
【0011】コンテンツ1は情報ソースとしての各種の
出版物や電子テキストデータを示している。即ち新聞、
雑誌、その他小説などの文字情報として活字として表さ
れているものや、電子出版物としてデータ化されたテキ
ストデータが相当する。
【0012】オーサリングシステム2は、コンテンツ1
として、活字又はテキストデータ形態で提供された情報
を用いて、ユーザーに提供するサービス情報としての送
出情報を生成する部位である。このためオーサリングシ
ステム2には、OCR(Optical Character Reader;光
学式文字読取装置)21、テキスト格納部22、翻訳/
変換部23、中間言語生成部24、送出情報生成部2
5、操作部26が設けられている。
【0013】なお、このオーサリングシステム2内のブ
ロックとしてOCR21及び操作部26以外は機能的な
ブロックとして示している。即ちハードウエア的にみれ
ば、パーソナルコンピュータ又はワークステーションと
しての情報処理装置、データ入力インターフェース装
置、オペレータインターフェース装置により構成される
ことになり、テキスト格納部22、翻訳/変換部23、
中間言語生成部24、送出情報生成部25はパーソナル
コンピュータ内の処理機能として構成される。またデー
タ入力インターフェース装置として、OCR21以外
に、データとしてのコンテンツを入力する入力装置(例
えばCD−ROMドライブや通信端末装置)などが設け
られる。さらにオペレータインターフェース装置とし
て、操作部26に相当することになるキーボードやマウ
スなどの入力機器や、表示モニタなどが配される。
【0014】活字としてのコンテンツが提供された場合
は、OCR21によって読取処理が行われ、電子データ
としてのテキストデータ形態に変換される。そしてテキ
スト格納部22に格納される。また近年は電子化される
出版物が増えているが、電子化されテキストデータ形態
で供給されるコンテンツ(例えばCD−ROMなどの記
録媒体によって提供されたり、通信回線を介して提供さ
れるコンテンツ)に関しては、テキストデータへの変換
は不要であるため、対応する図示しないデータ入力イン
ターフェース装置を介して、直接テキスト格納部22に
格納されることになる。
【0015】翻訳/変換部23は、テキスト格納部22
に格納されているテキストデータを、意味内容は同一の
他の形態の言語に翻訳又は変換することができる部位で
ある。例えばある日本語としてのテキストデータとして
の文字列を、英語、フランス語、ドイツ語などの外国語
に翻訳されたテキストデータに変換したり、もしくはあ
る標準語としての日本語のテキストデータを、東北弁、
大阪弁、九州弁などの方言としてのテキストデータに変
換したりすることができる。さらには、文語体のテキス
トデータを口語体のテキストデータに変換することなど
も考えられる。
【0016】ユーザーに対する情報配信サービスに供さ
れるテキストデータTX(コンテンツ1として提供され
たテキストデータ、もしくは翻訳/変換部で変換された
テキストデータ)は、中間言語生成部24及び送出情報
生成部25に送られる。中間言語生成部24及び送出情
報生成部25の処理については詳しくは後述するが、中
間言語生成部24では、供給されたテキストデータTX
を、変換テキスト列tTXとしての文字列単位毎に音読
情報としての中間言語情報mTに変換し、送出情報生成
部25に供給する。送出情報生成部25は、供給される
テキストデータTX(もしくは変換テキスト列tTX)
と中間言語情報mTを用いて送出情報SDを生成する。
この送出情報SDは、データベース3に格納され、以
降、情報配信サービスとしてのサービスデータとして用
いられることになる。
【0017】サービスプロバイダ4は、ユーザーへの伝
送路5への接続サービス、会員登録、課金処理等を担当
する。
【0018】この情報配信サービスを利用する一般ユー
ザーは、例えば携帯用として小型軽量に形成された再生
端末装置7を用いる。そして情報を得たい際には、再生
端末装置7を端末側送受信装置6に接続する。端末側送
受信装置は、例えば不特定多数のユーザーがそれぞれ所
持する再生端末装置7を接続できるように、例えば駅や
コンビニエンスストアの店頭などに公衆装置として設置
されるものでもよいし、ユーザーが所有して自宅などに
配置するものでもよい。いづれにしても端末側送受信装
置7は、例えばISDN回線などの公衆回線や、当該情
報配信サービス専用の通信回線などとしての伝送路5と
接続され、通信可能とされる形態であればよい。また伝
送路5の一部又は全部が、有線回線に限らず、無線通信
回線とされてもよい。さらに、再生端末装置7と端末側
送受信装置6の接続形態も、装置自体を嵌合して各種端
子が接続される接続形態の他、ケーブル接続や、赤外線
や電波による無線接続形態も考えられる。
【0019】ユーザーは、端末側送受信装置6側からサ
ービスプロバイダ4を介してデータベース3に対する欲
しい情報のリクエストを行う。するとデータベース3か
ら該当する情報、即ちオーサリングシステム2で生成さ
れた送出情報が読み出され、その送出情報が伝送路5を
介して端末側送受信装置6に送信される。端末側送受信
装置6で受信された送出情報、即ちユーザーが求めたサ
ービス情報は、接続されている再生端末装置7において
音声及び画像として出力されることになる。
【0020】2.端末装置側の構成 図2に、端末側送受信装置6及び再生端末装置7の構成
を示す。端末側送受信装置6は、モデム62の端子61
が伝送路5と接続され、サービスプロバイダ4と通信可
能とされる。またこの例では、端末側送受信装置6は電
源端子(コンセントプラグ)63により商用電源に接続
され、例えば電源回路64により整流平滑処理等が行わ
れて動作電源電圧を得るとともに、バッテリー充電回路
65として、再生端末装置7内のバッテリー74に対す
る充電回路が設けられている。即ち端末側送受信装置6
と再生端末装置7が接続される際には、端子67と端子
72が接続され、これによってバッテリー充電回路65
がバッテリー74に対して充電電流を供給することがで
きるようにされている。従って再生端末装置7は、バッ
テリー74を電源として動作電源電圧を得るとともに、
端末側送受信装置6に接続することで充電が行われる。
【0021】また端末側送受信装置6と再生端末装置7
が接続されると、モデム62からの端子66とインター
フェース部73からの端子71が接続され、これによっ
て、サービスプロバイダ4から伝送路5を介して供給さ
れる送出情報が、モデム62及び再生端末装置7のイン
ターフェース部73を介してコントローラ75に取り込
まれるようになる。またユーザー側からの送信情報は、
コントローラ75が、インターフェース73、モデム6
2を介してサービスプロバイダ4に送信できるようにな
る。
【0022】コントローラ75は、いわゆるマイクロコ
ンピュータとして形成され、再生端末装置7の各部の動
作制御、操作部77によるユーザー操作の監視、受信さ
れた送出情報に関する音声や画像の出力のために必要な
情報処理等を行う。音声や画像の出力のために必要な情
報処理とは、例えば図9で後述するが、送出情報からテ
キストデータと中間言語情報を分離する処理や、中間言
語情報に基づいて音声合成を行う処理などである。コン
トローラ75は必要な処理を、メモリ76を利用して実
行する。メモリ76としては、動作プログラムや各種処
理に必要なパラメータ、音声合成用の素片情報等を保持
したROM又はRAMや、送出情報として送られてきた
情報を格納するRAM、作業領域としてのRAMなどか
ら構成されている。
【0023】再生端末装置7には音声出力系として、オ
ーディオ回路78、音声出力部80が設けられている。
コントローラ75の処理によって、送出情報から中間言
語情報が分離され、さらに音声合成処理されて生成され
た合成音声情報(音声信号)は、オーディオ回路78
で、D/A変換、イコライジング、増幅処理等が行わ
れ、音声出力部80に供給される。音声出力部80は、
スピーカSPやヘッドホンHPとして構成され、ユーザ
ーに対して合成音声情報に基づく音声を出力する。即ち
ユーザーは、サービスプロバイダ4から供給されたサー
ビス情報(送出情報)としての音声を聴くことができ
る。
【0024】また再生端末装置7には表示出力系とし
て、表示ドライバ79、表示部81が設けられる。コン
トローラ75の処理によって、送出情報からテキストデ
ータが分離されると、そのテキストデータは表示ドライ
バ79に供給される。表示ドライバ79は供給されたテ
キストデータに基づいて表示部81を駆動することで、
文字としての表示出力をユーザーに提供する。表示部8
1は例えば液晶パネルや表示管などで形成されればよ
い。表示部81でテキストデータが表示されることによ
り、ユーザーは、音声出力部80から出力される音声と
合わせて、その内容を表示上でも確認できることにな
る。
【0025】操作部77としては、ユーザーが各種操作
を行うための操作子が設けられている。例えばサービス
情報のリクエスト操作や、受信した情報の音声や表示出
力としての再生出力を指示するためのキー等が設けられ
る。コントローラ75は操作部77の操作に応じて所要
の処理を実行することになる。
【0026】3.オーサリングシステムでの送出情報生
成動作(第1の動作例) 以上、図1、図2により説明したシステム構成におい
て、オーサリングシステム2での送出情報の生成処理、
及び再生端末装置7での音声/表示出力処理について説
明していく。まずオーサリングシステム2での送出情報
の生成処理としての第1の動作例を図3、図4、図5で
説明する。
【0027】オーサリングシステム2では、テキスト格
納部22に格納されているテキストデータTXを中間言
語生成部24に転送して中間言語情報mTを生成させ
る。そして生成された中間言語情報mTとテキストデー
タTX(又は図3で説明する変換テキスト列tTX)が
用いられて、送出情報生成部25で送出情報SDが生成
される。このための中間言語生成部24及び送出情報生
成部25の処理を図3に示す。
【0028】中間言語情報mTへの変換を目的として或
るテキストデータTXが中間言語生成部24に入力され
ると、図3のステップF101以降の処理が行われる。
まずステップF101で、中間言語生成部24は変換テ
キスト列tTXとして保持しているデータ(処理用のレ
ジスタデータ)を初期化する。
【0029】続いてステップF102,F103,F1
04の処理として、入力テキスト列(テキストデータT
X)について、例えば1文字づつ分析を行い、テキスト
区切りパラメータを探す処理を行う。区切りパラメータ
とは、例えば句読点、段落、文節などに相当する情報で
あり、つまり1単位の文の区切りの情報である。句読
点、段落、文節などのうちのどの段階でテキストの区切
を行うか(つまり区切パラメータの設定)は、例えば操
作部26からのオペレータからの指示などにより設定さ
れればよい。
【0030】ステップF102では、入力テキスト列に
対して1文字づつ分析していき、ステップF104で
は、区切りパラメータではないデータ(文字)を変換テ
キスト列tTXに追加していく処理を行う。或る時点で
区切りパラメータが確認されると処理はステップF10
3からF105に進むが、この時点で変換テキスト列t
TXとして、その区切りパラメータまでの、1つの文、
文節、単語などに相当するテキスト列が保持されている
ことになる。
【0031】ステップF105は、その時点で変換テキ
スト列tTXとして保持されている情報を中間言語列m
Tに変換する処理を行う。このステップF105の変換
処理手順は、図4に示すようになる。即ち手順S1とし
て変換テキスト列tTXを取り込んだら、日本語文法情
報(S2)、辞書情報(S3)を用いながら、変換テキ
スト列tTXの日本語文節変換を行う(S4)。参照さ
れる辞書情報としては例えば発音記号辞書、音韻辞書な
どが設けられている。
【0032】そして日本語文節変換処理により、発音記
号列としての情報を生成し(S5)、また抑揚/強調デ
ータ(イントネーション(韻律)やアクセントとしての
情報)を生成する(S6)。また音量データも生成する
(S7)。さらに発音記号列の情報を、母音、子音、無
音に分類する(S8、S9、S10)。これらの母音、
子音、無音の情報や、抑揚/強調データ、音量データが
中間言語変換テーブル処理に供され(S11)、それぞ
れ変換された後、合成されて(S12)、中間言語情報
mTとしての情報が形成される(S13)。
【0033】以上のようにステップF105の処理で生
成された中間言語情報mTは送出情報生成部25に送ら
れて、変換テキスト列tTXとともに送出情報SDの生
成処理に供される。これがステップF106として表さ
れている。このステップF106の処理では中間言語情
報mTと変換テキスト列tTXが、区切情報(sp1、
sp2)によって区切られた状態でデータ列として合成
される。
【0034】そして、ステップF105で得られた中間
言語情報mTに関するステップF106の送出情報SD
の生成処理を終えたら、ステップF107で、入力テキ
スト列としての全てのデータについての中間言語情報生
成、送出情報生成処理を終えたか否かを判断し、終えて
いなければ、ステップF101に戻って変換テキスト列
tTXを初期化するとともに、上記同様の処理を行う。
【0035】このステップF101〜F107の処理に
よって、送出情報SDは例えば図5のように生成されて
いく。まず図5(a)のように送出情報SDとしてのヘ
ッダデータが用意され、最初にステップF105で中間
言語情報mTが生成されステップF106に進んだ時点
で、送出情報SDは図5(b)のような状態となる。即
ちヘッダに続いて、変換テキスト列tTXとしてのテキ
ストデータ部分、区切情報sp1、中間言語情報mT、
区切情報sp2としてのデータが形成される。つまり、
中間言語情報mTと、それに対応するテキストデータ部
分tTXが区切情報で区切られた上で対応される1つの
ブロックとしての情報となる(ブロックBR1)。区切
情報sp1は、テキストデータ部分tTXと中間言語情
報mTの区切位置を示し、区切情報sp2は、1つの中
間言語情報mTの終了位置を示す情報となる。つまり、
ここでいう区切情報sp1、sp2は本発明でいう第1
の区切情報に相当する。
【0036】その後ステップF101〜F107の処理
が繰り返されることにより、図5(c)(d)のように
順次ステップF106の処理で送出情報SDとしてのデ
ータ列が更新されていく。即ち変換テキスト列tTXと
中間言語情報mTを含むブロック単位でデータが追加さ
れていく(ブロックBR2〜BR(n))。
【0037】1つの送出情報SDとして生成する対象と
しての入力テキスト列の全データについて、以上のよう
な処理を終えると、処理はステップF107からF10
8に進み、例えばその時点で図5(d)のように形成さ
れている送出情報SDに対して、図5(e)のようにエ
ンドマークEDを付加する。つまり、1単位の送出情報
SDが完成されたことになる。なお、送出情報SDのヘ
ッダデータとして、データ長などの管理情報を付加する
場合は、データ内容が確定したこのステップF108の
時点でヘッダデータを付加するようにするとよい。
【0038】ステップF108で1単位の送出情報SD
が完成されたら、ステップF109の処理としてオーサ
リングシステム25はその送出情報SDをデータベース
3に格納させる。以上で、ユーザーに提供できる形態の
1つの送出情報SDが形成されることになる。
【0039】ところで、実際に送出情報SDとしてのデ
ータ内容は、各種多様な例が考えられる。これを図6〜
図8で、例示して説明する。図6は標準的な例を示して
おり、一例として「本日は晴天なり」というテキストデ
ータから送出情報SDを生成する場合を示している。こ
の場合、中間言語情報mTとしては図示するように「ho
nnjiituuwa-seiitennaari 」という発音記号列としての
データが生成され、この中間言語情報mTとテキストデ
ータに上記した区切情報sp1としての「/」(スラッ
シュ)、区切情報sp2としての「//」(ダブルスラ
ッシュ)を加えて、図示するような送出情報SDが形成
される。なお、図6〜図8の送出情報SDの例では、図
5にあげたような送出情報SDのうちの1つのブロック
(BR)のみを示している。またヘッダ及びエンドマー
クの図示は省略してある。また発音記号列のデータとし
ての表記例に関しては、後述する第2の動作例の説明の
際に図14、図15で説明する。
【0040】ここでは最も簡単な例を示しているが、も
ちろん多数の文、文節、単語等から形成されるテキスト
データであれば、このテキストデータ、区切情報sp
1、中間言語情報mT、区切情報sp2により形成され
るブロックが多数連続されることになる。
【0041】また、中間言語情報mTの情報としては、
このように発音記号列としての情報だけでなく、抑揚
(イントネーション)、強調(アクセント)、音量な
ど、音読情報としての各種情報も付加することで、再生
端末装置7側でのより高度な発音動作を可能とすること
ができる。
【0042】図7は、日本語のテキストデータに基づい
て、英語としての音読情報となる中間言語情報mTを生
成して送出情報SDを形成する例である。例えば「本日
は晴天なり」というテキストデータを、上述した翻訳/
変換部23の処理で「today is fine 」という翻訳デー
タに変換し、オーサリングシステム24での処理に供す
る。すると中間言語情報mTとして図示するように「tu
dei-iz-fain 」という発音記号列としてのデータが生成
され、この中間言語情報mTと日本語の元々のテキスト
データ、及び区切情報sp1、区切情報sp2により、
図示するような例1としての送出情報SDが形成され
る。
【0043】また例2として示すように翻訳された「to
day is fine 」というテキストデータと、発音記号列
「tudei-iz-fain 」という中間言語情報mTが用いられ
て送出情報SDが形成されるようにしてもよいし、さら
に例3として示すように日本語と英語のテキストデータ
と、発音記号列「tudei-iz-fain 」という中間言語情報
mTが用いられて送出情報SDが形成されるようにして
もよい。もちろんさらに多様な例も考えられる。また、
このような英語などの外国語に変換した音読情報として
の中間言語情報mTを用いる場合でも、抑揚、強調、音
量などの情報を付加する場合もある。
【0044】図8は、標準的な日本語のテキストデータ
に基づいて、方言としての音読情報となる中間言語情報
mTを生成して送出情報SDを形成する例である。例え
ば「吾輩は猫である」というテキストデータを、上述し
た翻訳/変換部23の処理で図示するように或る方言に
相当するデータに変換し、オーサリングシステム24で
の処理に供する。すると中間言語情報mTとして図示す
るように方言としての音読情報となる発音記号列「oora
-neegookkooda 」が生成され、例えばこの方言としての
中間言語情報mTと元々のテキストデータ、及び区切情
報sp1、区切情報sp2により、図示するような方言
モードでの送出情報SDが形成される。もちろんこの場
合も、抑揚、強調、音量などの情報を付加することで、
よりリアルな方言としての音声の再生が可能となる。
【0045】以上例示した以外にも、送出情報SDとし
ての内容については各種考えられ、サービス内容やユー
ザーの要望、サービス対象地域などに応じて設定された
り、ユーザーによって選択できるようにしたりすればよ
い。
【0046】4.第1の動作例に対応する端末側の処理 次に以上のように生成されてデータベース3に格納され
ている送出情報SDを、ユーザーが再生端末装置7側に
ロードして再生出力させる場合の、再生端末装置7の処
理を説明する。
【0047】上述のように再生端末装置7のコントロー
ラ75は、端末側送受信装置6を介して送出情報SDを
取り込むことができる。コントローラ75は受信した情
報(=送出情報SD)について再生開始指示の操作があ
った際には、図9のステップF201以降の処理を行う
ことになる。まずステップF201で、再生対象データ
と位置づけられるデータ列(レジスタ)として、再生テ
キスト列、及び再生中間言語列の初期化を行う。
【0048】そしてステップF202,F203,F2
04で、送出情報SDからテキストデータの分離及びそ
のテキストデータの再生(表示出力)のための再生テキ
スト列の生成を行う。
【0049】即ち、送出情報SDの各データを順次分析
して、区切情報sp1を監視する。区切情報sp1でな
いデータ(文字)については、ステップF203で、そ
れを再生テキスト列に追加していくように再生テキスト
列の更新を行い、ステップF204で分析対象データ
(文字)を次の文字に送って、ステップF202の区切
情報sp1の判別を行う。或る時点で区切情報sp1が
検出されたら、図5で説明した送出情報SDのデータ形
態から理解されるように、その時点で、1つの文として
のテキストデータ(tTX)が再生テキスト列として保
持されていることになる。
【0050】このときステップF205でさらに受信情
報としての送出情報SDの分析対象データを次のデータ
に送り、ステップF206,F207,F208で、送
出情報SDから中間言語情報mTの分離及びその中間言
語情報mTの再生(音声出力)のための再生中間言語列
の生成を行う。即ち、送出情報SDの各データを順次分
析して、区切情報sp2を監視する。区切情報sp2で
ないデータ(文字)については、ステップF207で、
それを再生中間言語列に追加していくように再生中間言
語列の更新を行い、ステップF208で分析対象データ
(文字)を次の文字に送って、ステップF206の区切
情報sp2の判別を行う。
【0051】或る時点で区切情報sp2が検出された
ら、その時点で、上記再生テキスト列として保持されて
いる1つの文としてのテキストデータに対応する音読情
報としての中間言語情報mtのデータ列が、再生中間言
語列として保持されていることになる。即ち図5で示し
た1つのブロックとしてのテキストデータtTXと中間
言語情報mtが取り込めたことになる。
【0052】このとき処理をステップF209、F21
0に進め、コントローラ75は再生テキスト列として保
持されているデータを表示ドライバ79に供給して、表
示部81において表示出力させるとともに、再生中間言
語列として保持されている音読情報に基づいて音声合成
処理を行って合成音声信号を生成し、その合成音声信号
をオーディオ回路78に供給していって音声出力部80
から音声として再生出力させる。
【0053】以上のステップF201〜F210の処理
で、受信した送出情報SDのうちで1つの文としての音
声及び表示出力が行われる。従ってステップF211で
受信情報の確認を行い、受信した送出情報SDとしての
全データ(即ち全ブロック)について出力処理を終了し
ていなければ、ステップF201に戻って同様の処理を
行うことになる。つまり次のブロックとしての文や文節
等の再生出力を行う。そして、受信した送出情報の全ブ
ロックについての再生を終了した時点で、ステップF2
11から処理を終える。
【0054】以上の処理により、受信した送出情報SD
に基づいて、配信サービスされる対象とされた元々のテ
キストデータに関する音声再生及び表示再生が実現され
ることになる。しかも図9の処理のようにテキストデー
タとしての1つの文と、それに対応する中間言語情報m
Tとしての1つのデータ列が同時に再生処理されなが
ら、送出情報SDとしての各ブロックの再生処理が進行
していくことになるため、表示再生と音声再生の同期が
とられていることになり、ユーザーは音声を聞きながら
その内容を表示上で確認していくことができるものとな
る。
【0055】また、コントローラ75は、既に音読情報
とされている中間言語情報mTに基づいて音声合成処理
を行って音声信号出力を行えばよく、例えば膨大な辞書
や文法データを用いるテキストデータの分析処理は、オ
ーサリングシステム2側で既に行われているため、不要
となる。従って、処理負担は小さく、ハードウエア、ソ
フトウエアとしても小規模なもので対応できる。従って
再生端末装置7としての小型軽量化、消費電力の削減、
低価格化なども容易に実現できる。さらに、受信した送
出情報SDに対するブロック単位の処理や、各ブロック
におけるテキストデータtTXと中間言語情報mTの分
離は区切情報sp1、sp2を監視して行えばよいた
め、コントローラ75の分離処理は単純化され、これに
よっても処理負担の縮小、ハードウエア、ソフトウエア
の小規模化を促進できる。
【0056】そしてさらに、例えば音声信号データが圧
縮されたデータ形態で送信されてくるものではないた
め、圧縮処理による音質劣化はなく、さらに上述のよう
にアクセントやイントネーションなどの情報も付加され
ていることで、非常に高品位な音声再生出力を行うこと
が可能となる。さらに伝送路5で伝送される送出情報S
Dは、オーディオデータに比べてデータ量が非常に少な
いため、伝送に時間がかかることはなく、ユーザーにと
って快適な情報提供を行うことができる。
【0057】5.オーサリングシステムでの送出情報生
成動作(第2の動作例)上述してきた第1の動作例で
は、テキストデータtTX、中間言語情報mT、区切情
報sp1、sp2により送出情報SDが形成された例を
説明してきたが、続いて第2の動作例として、より多様
な区切情報を用いることで、より高度かつ多様な中間言
語情報を形成する際に好適となる動作例を説明する。
【0058】まずこの第2の動作例で用いられる区切情
報について図10で説明する。この場合、図示するよう
に区切情報sp11、sp12、sp13、sp14、
sp15が設けられる。
【0059】区切情報sp11は、送出情報SDにおけ
るブロック内でのテキスト列と中間言語情報の区切りを
示すコードとされる。具体例としては例えばASCII
コードの「7C」としての「|」が割り当てられる。
【0060】区切情報sp12は、中間言語情報内にお
けるセクションの区切りを示すコードとされる。ここで
「セクション」とは、中間言語情報内の音読情報として
の1つの情報を指すこととしており、本例では音読情報
として、発音記号列、抑揚/強調データ、音量データの
3つの情報の例をあげるが、これらの各情報に相当する
データ区間をそれぞれ1つのセクションと呼ぶこととす
る(図12のセクションSC参照)。区切情報sp12
の具体例としては例えば「/」が割り当てられる。
【0061】区切情報sp13は、区切情報sp12と
同じく中間言語情報内におけるセクションの区切りを示
すコードとされるが、これは或るセクションが省略され
る場合の区切位置を意味することになる。詳しくは図1
2で説明する。区切情報sp13の具体例としては例え
ば「//」が割り当てられる。
【0062】区切情報sp14は、中間言語情報内にお
けるコントロールコマンドのセクションの区切りを示す
コードとされる。コントロールコマンドとは音読情報と
しての発音記号列等による音声合成処理を行う際の各種
設定の指示を行うことのできる指示情報であり、詳しく
は図20〜図23で説明する。区切情報sp14の具体
例としては例えば「:」が割り当てられる。
【0063】区切情報sp15は、コントロールコマン
ドセクション内における各コマンドの区切りを示すコー
ドとされる。コントロールコマンドセクションに含むこ
とのできるコマンドとしては、本例ではsコマンド、t
コマンド、vコマンドをあげ、それぞれ後述するが、こ
れらの各コマンドの区切が区切情報sp15によって示
される。区切情報sp15の具体例としては例え
ば「,」が割り当てられる。
【0064】なお、1バイトのNuLLコード、つまり
「00000000」(以下「00h」と16進表記で
示す)は、送出情報SDにおいて各ブロックの先頭に付
加されるコードとされている。つまり区切情報の1つと
して考えれば、ブロックの区切を示すことになる。
【0065】これらの区切情報が用意されるが、区切情
報sp11(及びNullコード)は、本発明でいう第
1の区切情報に相当する。また区切情報sp12、sp
13が本発明の第2の区切情報に相当し、区切情報sp
14が第3の区切情報に相当する。
【0066】これらの区切情報が用いられて送出情報S
Dが形成されるわけであるが、オーサリングシステム2
における中間言語生成部24、送出情報生成部25によ
る送出情報SDの生成処理に関しては、上記第1の動作
例で説明した図3の処理と概略同様になる。ただし図3
のステップF105、つまり中間情報生成部24におけ
る中間言語情報mTの生成処理手順は図11に示すよう
になり、また、図3のステップF106における送出情
報生成部25での送出情報生成処理に関しては、上記第
1の動作例とは異なる点として、第1の動作例では区切
情報sp1,sp2に関する処理としていた点が、区切
情報sp11及びNullコードに関する処理となる。
【0067】まずこの第2の動作例として図3のステッ
プF105で行われる中間言語情報mTの生成処理を図
11で説明する。図3の説明で述べたようにステップF
101〜F104までの処理で、1つの文、文節、単語
などに相当するテキスト列が変換テキスト列tTXとし
て保持されることになるが、その変換テキスト列tTX
を中間言語列mTに変換する場合は、まず図11の手順
S1として変換テキスト列tTXを取り込んだら、日本
語文法情報(S2)、辞書情報(S3)を用いながら、
変換テキスト列tTXの日本語文節変換を行う(S
4)。参照される辞書情報は例えば発音記号辞書、音韻
辞書などとなる。
【0068】そして日本語文節変換処理により、発音記
号列としての情報を生成し(S5)、また抑揚/強調デ
ータ(イントネーション(韻律)やアクセントとしての
情報)を生成する(S6)。また音量データも生成する
(S7)。さらに発音記号列の情報を、母音、子音、無
音に分類する(S8、S9、S10)。これらの母音、
子音、無音の情報や、抑揚/強調データ、音量データが
中間言語変換テーブル処理に供され(S11)、それぞ
れ変換される。
【0069】さらに、母音、子音、無音の情報から得ら
れる発音記号情報とともに、抑揚/強調データ、音量デ
ータの一方又は両方が付加される場合、そのデータ列の
区切情報が付加されることになるため、必要に応じて区
切情報sp12、sp13が発生される(S15)。
【0070】またオペレータの指示などに応じてコント
ロールコマンドが付加される場合は、そのコマンド値が
設定されて発生される(S14)。このとき、コントロ
ールコマンドセクションを区分する情報、及びコントロ
ールコマンドセクション内での各コマンドを区分する情
報として、区切情報sp14、sp15が発生される
(S15)。
【0071】そして中間言語変換テーブル処理で変換さ
れた情報、発生された区切情報、発生されたコントロー
ルコマンドが合成処理(S12)に供されてデータ列と
して合成され、中間言語情報mTとしての情報が形成さ
れることになる(S13)。
【0072】以上のようにステップF105の処理(図
11の処理)で生成された中間言語情報mTは送出情報
生成部25に送られて、変換テキスト列tTXとともに
送出情報SDの生成処理に供される。即ち図3のステッ
プF106の処理である。このステップF106の処理
では中間言語情報mTと変換テキスト列tTXが、区切
情報(sp11、Nullコード)によって区切られた
状態でデータ列として合成される。つまり送出情報SD
としての1つのブロックが形成されることになる。以降
の処理は上記第1の動作例として説明した図3の処理と
同様になる。
【0073】この第2の動作例において生成される送出
情報SDの形態例を説明していく。なお、送出情報SD
の形態例として図12、図20の例をあげるが、図12
はコントロールコマンドが付加されていない例、図20
はコントロールコマンドが付加されている例を示してい
る。まず図12〜図19で、コントロールコマンドが付
加されていない場合の例とともに、各種音読情報の具体
例などを説明していく。
【0074】図12(a)は1つの送出情報SDの全体
を示しており、ヘッダ及びエンドマークEDの間に複数
のブロック(BR1〜BR(n))が配されて形成され
ることは第1の動作例(図5(e)参照)と同様とな
る。ただしこの第2の動作例では、各ブロックBR内に
おける区切情報や情報内容形態が異なるものとなる。
【0075】図12(a)〜図12(e)に示すよう
に、1つのブロック内には必ずテキスト情報tTXと中
間言語情報mTが配されることになり、この点は図5
(e)のような構造と同様となる。ただし区切情報とし
ては、まずブロックの先頭にNullコードが配され、
それに続いてテキスト情報tTXが配される。続いて区
切情報sp11を介して中間言語情報mTが配される。
中間言語情報mTの後は、再び区切情報sp11が配さ
れ1つのブロックが完了する。つまりこの最後尾の区切
情報sp11の次は、次のブロックの先頭のNullコ
ードとなる。このように、基本的には1つのブロック内
にはテキスト情報tTXと中間言語情報mTが配され、
かつその区分が区切情報sp11とNullコードによ
って行われることになる。
【0076】図12(b)〜図12(e)のそれぞれ
は、中間言語情報mT内の情報形態のバリエーションを
示しているものとなる。まず図12(b)は、中間言語
情報mTが発音記号列としての1つのセクションSCの
みで形成されているものである。つまり図11の手順S
6、S7、S14、S15が実行されずに中間言語情報
mTが生成された場合の例となる。
【0077】図12(c)は、中間言語情報mTが発音
記号列、抑揚/強調データとしての2つのセクションS
Cで形成され、またこれに応じて区切情報sp12が付
加された例である。つまりこの場合は図11の手順S
7、S14のみが実行されていなかったことになる。図
12(d)は、中間言語情報mTが発音記号列、抑揚/
強調データ、音量データとしての3つのセクションSC
で形成され、またこれに応じて2ヶ所に区切情報sp1
2が付加された例である。つまりこれは図11の手順S
14のみが実行されていなかった場合となる。
【0078】図12(e)は、中間言語情報mTが発音
記号列、音量データとしての2つのセクションSCを含
む場合である。但し、本例では、音読情報として送出情
報SD内に付加可能な情報は発音記号列、抑揚/強調デ
ータ、音量データとしての3つのセクションSCとして
いるが、この3つは中間言語情報mT内で必ずこの順番
を守って並べられることと規定する。これは再生端末装
置7での分離処理を容易化するための意味もある。とこ
ろが中間言語情報mTが発音記号列と音量データにより
構成される場合は、セクションの順番が守られないこと
になる(つまり音量データのセクションが抑揚/強調デ
ータのセクションの次とはならない)ため、不規則な状
態になったことを示すために何らかの処置が必要とな
る。そこで、本例では抑揚/強調データが省略されて発
音記号列の次に音量データが配される場合は、この2つ
のセクションを区切情報sp13で区切ることで、不規
則な順番となっている状態を示すようにしている。な
お、この図12(e)は図11の手順S6、S14が実
行されなかった場合の例となる。
【0079】以上の例からわかるように、中間言語情報
mTとしては、少なくとも発音記号情報は含まれ、さら
にそれに加えて抑揚/強調データや音量データを配する
ことができる。抑揚/強調データや音量データが設けら
れることで、再生端末装置7側で高品位な音声合成が可
能となる。また例えば、日本語のように音量変化が少な
い言語では音量データを配さないことで高品質な音声合
成出力を維持したまま中間言語情報mTとしてのデータ
量を削減することなども可能となる。
【0080】コントロールコマンドが付加されない場合
はこれらのような形態が考えられるが、続いて各ブロッ
クBRの区分けの形態例や、各音読情報の具体例を説明
していく。なお、コントロールコマンドが付加される場
合については後述するが、それらの例でも、以下説明す
る各ブロックBRの区分形態例や、各音読情報の具体例
は同様となる。
【0081】まず図12(b)の形態を例にとって、テ
キスト情報(変換テキスト列tTX)と中間言語情報m
Tの配列に関して図13で説明する。中間言語生成部2
4に供給されたテキスト情報TXが図13に示すように
「毎朝新聞 1月1日 朝刊」であったとする。この場
合に、図3のステップF101〜F104での処理で形
成された変換テキスト列tTXがそのまま「毎朝新聞
1月1日 朝刊」とされた場合、送出情報SDは図13
に例1として示すように形成される(ヘッダ及びエンド
マークは省略している)。即ち例1では、「毎朝新聞
1月1日 朝刊」というテキスト情報TXに対して、1
つのブロックとしての送出情報SDが形成される。その
ブロックは図示するように、Nullコード「00
h」、変換テキスト列tTX「毎朝新聞 1月1日 朝
刊」、区切情報sp11「|」、中間言語情報mT「ma
ityousinbun itigatutuitati tyoukan」、区切情報sp
11「|」というデータ列となる。
【0082】一方例2では、「毎朝新聞 1月1日 朝
刊」というテキスト情報TXに対して、3つのブロック
としての送出情報SDが形成される。即ち図示するよう
に、Nullコード「00h」、変換テキスト列tTX
「毎朝新聞」、区切情報sp11「|」、中間言語情報
mT「maityousinbun 」、区切情報sp11「|」とい
うブロックと、Nullコード「00h」、変換テキス
ト列tTX「1月1日」、区切情報sp11「|」、中
間言語情報mT「itigatutuitati 」、区切情報sp1
1「|」というブロックと、Nullコード「00
h」、変換テキスト列tTX「朝刊」、区切情報sp1
1「|」、中間言語情報mT「tyoukan」、区切情報s
p11「|」というブロックとが形成される。
【0083】この例1、例2からわかるように、もとも
とのテキスト情報TXに対するブロックの区切は任意に
設定できるものである。例えばオペレータの操作に応じ
て設定できる。つまりこのブロックの区切は、図3のス
テップF102、F103での処理によって設定される
ものであり、テキスト区切パラメータを、どのように設
定するかによるものとなる。
【0084】上記第1の動作例における再生端末装置7
側での再生処理からもわかるように、1つのブロックに
おけるテキスト情報と中間言語情報mTが同期的に再生
されることになるため、ブロックの区切を任意に設定で
きることは、そのテキスト情報の内容に応じたフレキシ
ブルな再生動作設定(再生端末装置7でのテキスト表示
と中間言語情報に基づく発音処理の同期状態)が可能と
なる。例えば、新聞、雑誌などの情報であれば、1つの
ブロックを或る程度長いテキスト列で形成したり、英会
話教材のような情報であれば、細かくブロック分けする
などの設定を行うことで、再生端末装置7側で、再生さ
れるテキストの内容に応じた好適な同期処理が可能とな
る。
【0085】次に、中間言語情報mTとしての各音読情
報の具体的なデータ例を説明していく。上記のように本
例では音読情報として、発音記号情報、抑揚/強調デー
タ、音量データを挙げている。
【0086】まず発音記号情報に関しては、その発音記
号の表記を基本的にローマ字表記によるものとしてい
る。図14に日本語としてのテキスト情報に関する発音
記号の表記例を、また図15に英語/米語としてのテキ
スト情報に関する発音記号の表記例を、それぞれ示す。
各図において、実際の発音音声(左側)に対応させて、
表記例を右側に示している。
【0087】上記図11(及び図4)における手順S
5、S8、S9、S10で分析され、手順S11での変
換処理で得られる発音記号情報は、日本語テキストの場
合は図14の表記例に従って生成され、また英語/米語
テキストの場合は、図15の表記例に従って生成される
ものとなる。
【0088】抑揚/強調データは、図16に示すような
例となる。即ち抑揚は基本的にはA=440Hzとする
平均律音階で表現され、それが発音記号に1:1で対応
される形態を採る。まず図16(a)に示すように、平
均律音階(C、C#・・・・B)に対応する音階記号と
してアルファベット小文字が割り当てられる。即ち平均
律音階「C、D、E、F、G、A、B」にそれぞれ対応
して音階記号「c、d、e、f、g、a、b」が割り当
てられるとともに、平均律音階「C#、D#、F#、G
#、A#」にそれぞれ対応して音階記号「i、j、k、
l、h」が割り当てられる。そして強調に関しては、音
階記号「a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、
k、l」がアルファベット大文字による音階記号「A、
B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L」とされ
ることで表現される。
【0089】また平均律音階は、その音階名(C、C#
・・・・B)とともに数字によりオクターブが表現され
るが、抑揚/強調データとしてのオクターブ表現も図1
6(b)に示すように同様の数字が用いられる。
【0090】従って、抑揚/強調データは、図16
(c)に例を示すように、平均律音階C1は「c1」と
なり、アクセント(強調)をつける場合は「C1」とな
る。また同様に平均律音階A4は「a4」又は「A4」
となり、平均律音階A#9は「h9」又は「H9」とな
る。
【0091】そして、このような抑揚/強調データが発
音記号情報に1:1で対応される形態となるため、例え
ば発音として5音分のテキストについて図17のように
「ミ、ミ、ミ、ラ、シ」(音階名でE3、E3、E3、
A3、B2とする)と発音させたく、かつ1音目と4音
目を強調させたい場合には、抑揚/強調データは「E
3、e3、e3、A3、b2」となる。但し本例では、
オクターブ記号として同じ数字が連続する部分について
は、その2つめ以降のデータに関してオクターブ数字を
省略することで、データ量を減少させることを可能とし
ている。この場合、省略形として示すように、抑揚/強
調データは「E3、e、e、A、b2」となる。
【0092】次に音量データの表記例を図18に示す。
音量データは再生端末装置7におけるマスターボリュー
ムに対する相対的な音量変化を表す情報とされる。音量
データのデータ値は図18に示すように「1」〜「9」
の値で示され、中間値である「5」は、dBとしての相
対音量が0とされる。つまり再生端末装置7におけるマ
スターボリュームによる音量を示すことになる。そして
「1」〜「4」及び「6」〜「9」は、それぞれ図示す
るように相対音量(dB)を示すことになり、例えば音
量データ「3」は、再生端末装置7におけるマスターボ
リュームによる音量より−6dB低い音量を示すデータ
となる。
【0093】以上のように具体例として挙げた発音記号
情報、抑揚/強調データ、音量データなどを中間言語情
報mT内に配する場合の送出情報SDの例を図19に示
す。ここでは「毎朝新聞」というテキストに対して生成
される送出情報SDの例を示す(ヘッダ及びエンドマー
クは省略)。
【0094】図19に示すように「毎朝新聞」というテ
キストに対する発音記号情報は例えば「maityo-sinbu
n」となり、それに対応する抑揚/強調データは「d3
eeEcb2a」となる。また音量データは「5667
543」となる。従って図12(c)の形態とされる場
合は、送出情報SDは、例1として示すように、Nul
lコード「00h」、変換テキスト列tTX「毎朝新
聞」、区切情報sp11「|」、中間言語情報mTの発
音記号情報「maityo-sinbun」、区切情報sp12
「/」、中間言語情報mTの抑揚/強調データ「d3e
eEcb2a」、区切情報sp11「|」というデータ
列となる。
【0095】また図12(d)の形態とされる場合は、
送出情報SDは、例2として示すように、Nullコー
ド「00h」、変換テキスト列tTX「毎朝新聞」、区
切情報sp11「|」、中間言語情報mTの発音記号情
報「maityo-sinbun」、区切情報sp12「/」、中間
言語情報mTの抑揚/強調データ「d3eeEcb2
a」、区切情報sp12「/」、中間言語情報mTの音
量データ「5667543」、区切情報sp11「|」
というデータ列となる。
【0096】また図12(e)の形態とされる場合は、
送出情報SDは、例3として示すように、Nullコー
ド「00h」、変換テキスト列tTX「毎朝新聞」、区
切情報sp11「|」、中間言語情報mTの発音記号情
報「maityo-sinbun」、区切情報sp13「//」、中
間言語情報mTの音量データ「5667543」、区切
情報sp11「|」というデータ列となる。
【0097】続いて、中間言語情報mTに指示情報とし
てのコントロールコマンドが付加される場合の送出情報
SDの形態例を図20で説明する。図20(a)は図1
2(a)と同様に1つの送出情報SDの全体を示してい
る。そして各ブロック内にコントロールコマンドが付加
された場合の例を図20(b)〜(e)に示している。
図20(b)(c)(d)(e)は、それぞれ図12
(b)(c)(d)(e)の形態にコントロールコマン
ドが付加された場合を示している。つまりテキスト情報
tTXと中間言語情報mTの区分のための区切情報、中
間言語情報mT内の音読情報の各セクションSCの配置
及びその区分のための区切情報については、図12で説
明したとおりであるため重複説明は避ける。
【0098】この場合、図20(b)(c)(d)
(e)のそれぞれからわかるように、中間言語情報mT
としての先頭部分にコントロールコマンドCCとしての
セクションSCが配され、しかもそのコントロールコマ
ンドCCとしてのセクションSCの前後には、そのセク
ションの区分のための区切情報sp14が配されること
になる。つまりテキスト情報tTXの直後の区切情報s
p11に続いて区切情報sp14が配され、その後コン
トロールコマンドセクション、区切情報sp14が続く
ことになる。
【0099】また、コントロールコマンドCCとしての
セクションSCには、1又は複数のコマンドを配するこ
とができるが、図20(f)には、3つのコマンドが配
された場合の例を示している。そしてこの図からわかる
ように複数のコマンドが配された場合は、各コマンドの
区分が区切情報sp15によって行われる状態とされ
る。
【0100】本例では、コントロールコマンドCCとし
てのセクションSCに配することのできるコマンドとし
て、sコマンド、tコマンド、vコマンドを設定してい
る。そしてこれらのコマンドによる指示は、次のブロッ
ク、即ち次のNullコードまで、もしくは次のコマン
ドが配されるまでのデータ区間に有効とされる。
【0101】これらのコマンドの指示内容について説明
していく。sコマンド(スピードコマンド)は、再生端
末装置7側での音声合成出力の際の出力速度(読上速
度)を設定するコマンドである。即ち図21に示すよう
にコマンド値として「s1」〜「s9」が用意され、
「s5」は標準速度を指示するものとなる。そして「s
1」〜「s4」及び「s6」〜「s9」は、それぞれ図
21に示すレベルで読上速度の変更を指示する情報とな
る。
【0102】tコマンド(トーンコマンド)は、再生端
末装置7側での音声合成出力の際の音の高さ(音階)を
決定する基本周波数を設定するコマンドである。即ち図
22(a)に示すようにコマンド値として「t1」〜
「t9」が用意され、「t5」は、基準音程として標準
音程を指示するものとなる。標準音程とは、A4(低い
方から4オクターブ目の「ラ」の音)=440Hzとさ
れる音程である。そして「t1」〜「t4」及び「t
6」〜「t9」は、それぞれ図22(a)に示すように
基準音程の変更を指示する情報となる。例えば「t1」
の場合、基準音程を長3度下げるという意味となる。
【0103】つまりtコマンドの値が標準を示す「t
5」の場合、上述した抑揚/強調データの値が「a4」
であったときに発生される音声の平均律音階はA4(4
オクターブ目の「ラ」)となるのであるが、tコマンド
が「t1」とされていた場合は、抑揚/強調データの値
が「a4」であったときに発生される音声の平均律音階
は長3度下げられることでF4(4オクターブ目の「フ
ァ」)となる。即ち、上記抑揚/強調データによって発
音記号の1音毎に音の高さの変動が設定されるが、tコ
マンドによってその音程変動を維持したまま全体の音程
をシフトさせることができる。
【0104】図22(b)に発音される音階の例を示
す。抑揚/強調データが図17に示したように「E3、
e、e、A、b2」とされていた場合、tコマンド=
「t5」で標準とされる場合は、発音される音の音階は
図22(b)に示すように「E3、E3、E3、A3、
B2」となる。ところがtコマンド=「t7」とされて
いると、基準音程が長2度あげられるため、発音される
音の音階は「F#3、F#3、F#3、B3、C#3」
となる。さらに、tコマンド=「t1」とされている
と、基準音程が長3度下げられるため、発音される音の
音階は「C3、C3、C3、F3、G2」となる。
【0105】vコマンド(ボリュームコマンド)は、再
生端末装置7側での音声合成出力の際の基準の音量を設
定するコマンドである。即ち図23に示すようにコマン
ド値として「v1」〜「v9」が用意され、「v5」
は、基準音量として標準を指示するものとなる(標準音
量よりの変化量0)。そして「v1」〜「v4」及び
「v6」〜「v9」は、それぞれ図23に示すように基
準音量の変更を指示する情報となる。例えば「v1」の
場合、基準音量を標準の−40%とするという意味とな
る。即ち、上記音量データによって発音記号の1音毎に
設定されていく音量変動が、vコマンドによってその音
量変動状態を維持したまま、全体の音量をシフトさせる
ことができる。
【0106】これらのsコマンド、tコマンド、vコマ
ンドにより、或るブロックもしくは複数ブロックの範囲
で、読上速度を変えたい場合、音程をシフトさせたい場
合、音量をシフトさせたい場合に、その設定が可能とな
る。例えばゆっくり発音させたい箇所や早口で発音させ
たい箇所がある時は、その該当するブロックにおけるs
コマンド値で設定すればよい。またtコマンドの設定に
よれば、例えば会話音声などで、会話文毎に音程をシフ
トさせることで、男性と女性が会話しているような音声
出力を実現させることなどが可能となる。さらにvコマ
ンドの設定によれば、例えば会話音声などで、会話文毎
に音量をシフトさせることで、複数の話者の遠近感を表
現するような音声出力を実現させることなどができる。
【0107】なお、各コマンドのコマンド値の内容や、
コマンド値のステップ幅(例えば上記例では、sコマン
ド、vコマンドは10%刻み、tコマンドは半音刻みと
している)については、図21から図23の例に限定さ
れるものではない。また、コマンドの種別としてはこれ
ら以外にも各種考えられる。
【0108】これらのコントロールコマンドが配される
場合の送出情報SDの例を図24に示す。図19と同様
に「毎朝新聞」というテキストに対して生成される送出
情報SDの例を示す。そして、コントロールコマンドと
しては、sコマンド「s7」、tコマンド「t8」、v
コマンド「v2」とされる例をあげている。
【0109】例えば送出情報SDが図20(b)の形態
とされる場合は、送出情報SDは、例1として示すよう
に、Nullコード「00h」、変換テキスト列tTX
「毎朝新聞」、区切情報sp11「|」、区切情報sp
14「:」、sコマンド「s7」、区切情報sp1
5「,」、tコマンド「t8」、区切情報sp1
5「,」、vコマンド「v2」、区切情報sp1
4「:」、中間言語情報mTの発音記号情報「maityo-s
inbun」、区切情報sp11「|」というデータ列とな
る。
【0110】また図20(c)の形態とされる場合は、
送出情報SDは、例2として示すように、Nullコー
ド「00h」、変換テキスト列tTX「毎朝新聞」、区
切情報sp11「|」、区切情報sp14「:」、sコ
マンド「s7」、区切情報sp15「,」、tコマンド
「t8」、区切情報sp15「,」、vコマンド「v
2」、区切情報sp14「:」、中間言語情報mTの発
音記号情報「maityo-sinbun」、区切情報sp12
「/」、中間言語情報mTの抑揚/強調データ「d3e
eEcb2a」、区切情報sp11「|」というデータ
列となる。
【0111】図20(d)の形態とされる場合は、送出
情報SDは、例3として示すように、Nullコード
「00h」、変換テキスト列tTX「毎朝新聞」、区切
情報sp11「|」、区切情報sp14「:」、sコマ
ンド「s7」、区切情報sp15「,」、tコマンド
「t8」、区切情報sp15「,」、vコマンド「v
2」、区切情報sp14「:」、中間言語情報mTの発
音記号情報「maityo-sinbun」、区切情報sp12
「/」、中間言語情報mTの抑揚/強調データ「d3e
eEcb2a」、区切情報sp12「/」、中間言語情
報mTの音量データ「5667543」、区切情報sp
11「|」というデータ列となる。
【0112】図20(e)の形態とされる場合は、送出
情報SDは、例4として示すように、Nullコード
「00h」、変換テキスト列tTX「毎朝新聞」、区切
情報sp11「|」、区切情報sp14「:」、sコマ
ンド「s7」、区切情報sp15「,」、tコマンド
「t8」、区切情報sp15「,」、vコマンド「v
2」、区切情報sp14「:」、中間言語情報mTの発
音記号情報「maityo-sinbun」、区切情報sp13「/
/」、中間言語情報mTの音量データ「566754
3」、区切情報sp11「|」というデータ列となる。
【0113】6.第2の動作例に対応する端末側の処理 第2の動作例では、以上のように送出情報SDが形成さ
れ、このように形成された送出情報SDがデータベース
3に格納されることになるが、このような送出情報SD
に対応する再生端末装置7での再生処理を図25、図2
6、図27のフローチャートで説明していく。
【0114】上述のように再生端末装置7のコントロー
ラ75は、端末側送受信装置6を介して送出情報SDを
取り込むことができる。コントローラ75は受信した情
報(=送出情報SD)について再生開始指示の操作があ
った際には、図25のステップF301以降の処理を行
うことになる。まずステップF301で、送出情報SD
としてのデータ列から1つのブロックの先頭、つまりN
ullコードを検出する。そして、Nullコードの検
出に応じて、それに続くデータ列、すなわちブロックの
実データに関する処理に移るが、その処理のためにまず
ステップF302で初期化処理を行う。ここではそのブ
ロックに含まれている再生動作処理に関するデータとな
る、テキスト情報、発音記号情報、抑揚/強調データ、
音量データ、及びコントロールコマンドを保持するため
のレジスタの初期化を行う。それぞれのレジスタもしく
はレジスタに取り込まれるデータを、説明上、再生テキ
スト列、再生発音記号列、再生抑揚/強調データ列、再
生音量データ列、コントロールコマンドレジスタRG
(1)〜RG(n)ということとする。なおステップF
302の初期化処理はステップF301の処理の前に行
ってもよい。
【0115】続いてステップF302,F304,F3
05で、送出情報SDからテキストデータの分離及びそ
のテキストデータの再生(表示出力)のための再生テキ
スト列の生成を行う。
【0116】即ち、送出情報SDとしてNullコード
に続く各データを順次分析して、区切情報sp11を監
視する。区切情報sp11でないデータ(文字)につい
ては、ステップF304で、それを再生テキスト列に追
加していくように再生テキスト列の更新を行い、ステッ
プF305で分析対象データ(文字)を次の文字に送っ
て(以下、「受信情報の順送り」という)、ステップF
303の区切情報sp11の判別を行う。或る時点で区
切情報sp11が検出されたら、図12又は図20で説
明した送出情報SDのデータ形態から理解されるよう
に、その時点で、1つの文としてのテキストデータ(t
TX)が再生テキスト列として保持されていることにな
る。
【0117】このときステップF306でさらに受信情
報としての送出情報SDの分析対象データを次のデータ
に送り(受信情報の順送り)、ステップF307で次の
データが区切情報sp14であるか否かを判別する。区
切情報sp14であった場合は、図20の例のように、
続いてコントロールコマンドCCが配されている場合で
ある。そこで、その場合はステップF307〜F313
のコントロールコマンドCCの取込処理を行う。
【0118】まずステップF308で変数Mを1にセッ
トし、ステップF309で受信情報の順送りを行う。そ
してステップF310、F311では識別情報sp14
の判別、識別情報sp15の判別を行い、ステップF3
09での順送りによって分析対象となったデータがこれ
らの識別情報でなければ、ステップF312においてそ
のデータをレジスタRG(M)に取り込む。また、ステ
ップF311で識別情報sp15と判別された場合は、
ステップF313で変数Mをインクリメントしてステッ
プF309に戻る。
【0119】即ちこのステップF309〜F313の処
理により、コントロールコマンドレジスタRGにコント
ロールコマンドとしてのデータが取り込まれていく。こ
の処理はステップF310で区切情報sp14が検出さ
れるまで、つまり順送りが進んでコントロールコマンド
セクションの終端となるまで継続される。
【0120】例えば区切情報sp14に挟まれたコント
ロールコマンドセクションに、sコマンド、tコマン
ド、vコマンドとしての3つのコマンドが識別情報sp
15で区切られて配されていたとすれば、コントロール
コマンドレジスタRG1、RG2、RG3に、各コマン
ドの値が取り込まれる。また、sコマンド、tコマン
ド、vコマンドのうちの或る1つのコマンドが配されて
いたとすれば、コントロールコマンドレジスタRG1
に、そのコマンドの値が取り込まれる。また、sコマン
ド、tコマンド、vコマンドのうちの2つのコマンドが
配されていたとすれば、コントロールコマンドレジスタ
RG1、RG2に、それらのコマンドの値が取り込まれ
る。
【0121】ステップF310で区切情報sp14が検
出され、コントロールコマンドの取込が完了した場合は
ステップF314で受信情報の順送りを行い、図中と
して示すように、図26のステップF315に進む。ま
たステップF307で区切情報sp14が検出されない
ことで、コントロールコマンドが存在しないと判断され
た場合も、図中として示すように、図26のステップ
F315に進む。
【0122】この時点では、順送りにより分析対象とさ
れているデータは、発音記号情報の最初のデータとなっ
ているため、ステップF315でそのデータを再生発音
記号列に取り込む処理を行う。そしてステップF316
で受信情報の順送りを行って、ステップF317,F3
18,F319で、その順送りにより分析対象となった
データが、区切情報sp11であるか否か、区切情報s
p12であるか否か、区切情報sp13であるか否か
を、それぞれ判別する。これらのいずれでもなければ、
そのデータは発音記号情報を構成するデータであるた
め、ステップF315に戻ってそのデータを再生発音記
号列に追加する更新処理を行う。
【0123】ステップF315〜F319の処理が繰り
返されると、或る時点でステップF317,F318,
F319のいずれかで区切情報が検出される。受信情報
(送出情報SD)が図12(b)又は図20(b)の形
態であったのなら、或る時点でステップF317で区切
情報sp11が検出される。受信情報(送出情報SD)
が図12(c)(d)又は図20(c)(d)の形態で
あったのなら、或る時点でステップF318で区切情報
sp12が検出される。受信情報(送出情報SD)が図
12(e)又は図20(e)の形態であったのなら、或
る時点でステップF319で区切情報sp13が検出さ
れる。
【0124】ステップF318で区切情報sp12が検
出された場合は、続いて抑揚/強調データのセクション
となっているはずであるため、ステップF320に進
み、受信情報の順送りを行う。すると、分析対象のデー
タは抑揚/強調データの最初のデータになるため、ステ
ップF321でそのデータを再生抑揚/強調データ列に
取り込む処理を行う。そしてステップF322で受信情
報の順送りを行って、ステップF323,F324で、
その順送りにより分析対象となったデータが、区切情報
sp11であるか否か、区切情報sp12であるか否か
を、それぞれ判別する。これらのいずれでもなければ、
そのデータは抑揚/強調データを構成するデータである
ため、ステップF321に戻ってそのデータを再生抑揚
/強調データ列に追加する更新処理を行う。
【0125】ステップF321〜F324の処理が繰り
返されると、或る時点でステップF323又はF324
で区切情報が検出される。受信情報(送出情報SD)が
図12(c)又は図20(c)の形態であったのなら、
或る時点でステップF323で区切情報sp11が検出
される。受信情報(送出情報SD)が図12(d)又は
図20(d)の形態であったのなら、或る時点でステッ
プF324で区切情報sp12が検出される。
【0126】ステップF324で区切情報sp12が検
出された場合は、続いて音量データのセクションとなっ
ているはずであるため、ステップF325に進み、受信
情報の順送りを行う。また上記ステップF318で区切
情報sp13が検出された場合も、続いて音量データの
セクションとなっているはずであるため、ステップF3
25に進み、受信情報の順送りを行う。ステップF32
5での順送りが行われると、分析対象のデータは音量デ
ータの最初のデータになるため、ステップF326でそ
のデータを再生音量データ列に取り込む処理を行う。
【0127】そしてステップF327で受信情報の順送
りを行って、ステップF328で、その順送りにより分
析対象となったデータが、区切情報sp11であるか否
かを判別する。区切情報sp11でなければ、そのデー
タは音量データを構成するデータであるため、ステップ
F326に戻ってそのデータを再生音量データ列に追加
する更新処理を行う。
【0128】受信情報(送出情報SD)が図12(d)
(e)又は図20(d)(e)の形態であったのなら、
或る時点でステップF328で区切情報sp11が検出
される。また上記のように、受信情報の形態が図12
(c)又は図20(c)の形態であったのなら、或る時
点でステップF323で区切情報sp11が検出され、
受信情報の形態が図12(b)又は図20(b)の形態
であったのなら、或る時点でステップF317で区切情
報sp11が検出される。これらの区切情報sp11が
検出された場合は、その時点で、送出情報SDの1つの
ブロックとしてのデータの取込が完了されたことにな
り、図中として示すように図27のステップF329
以降の処理に進むことになる。つまり送出情報SDの1
つのブロックから抽出され各レジスタに取り込まれたデ
ータに基づく再生動作が行われる。
【0129】まずステップF329では、コントローラ
75は再生テキスト列として保持されているデータを表
示ドライバ79に供給して、表示部81において表示出
力させる。続いてステップF330、F332、F33
4で、コントロールコマンドレジスタRGの状況を確認
し、sコマンドが存在すれば、ステップF331でその
コマンド値に応じて読上速度を設定する。またtコマン
ドが存在すれば、ステップF333で、そのコマンド値
に応じて基準音程を設定する。またvコマンドが存在す
れば、ステップF335で、そのコマンド値に応じて基
準音量を設定する。
【0130】続いてステップF336、F337、F3
38では、中間言語情報mTとしての音読情報の取込状
況を判断する。即ち本例の場合、中間言語情報mTとし
て発音記号情報は含まれるが、抑揚/強調データ、及び
音量データに関しては含まれない場合もある。そこでス
テップF336、F337、F338では、再生抑揚/
強調データ列、音量データ列としての取込データの有無
を判断し、処理を分岐させる。
【0131】そして抑揚/強調データ、及び音量データ
の両方が存在しない場合(受信情報が図12(b)又は
図20(b)の形態であった場合)は、ステップF33
9に進んで、再生発音記号列として保持されている発音
記号情報に基づいて音声合成処理を行って合成音声信号
を生成し、その合成音声信号をオーディオ回路78に供
給していって音声出力部80から音声として再生出力さ
せる。
【0132】抑揚/強調データは存在するが、音量デー
タが存在しない場合(受信情報が図12(c)又は図2
0(c)の形態であった場合)は、ステップF342に
進んで、再生発音記号列として保持されている発音記号
情報と、再生抑揚/強調データ列として保持されている
抑揚/強調データに基づいて音声合成処理を行って合成
音声信号を生成し、その合成音声信号をオーディオ回路
78に供給していって音声出力部80から音声として再
生出力させる。
【0133】抑揚/強調データと音量データの両方が存
在する場合(受信情報が図12(d)又は図20(d)
の形態であった場合)は、ステップF340に進んで、
再生発音記号列として保持されている発音記号情報と、
再生抑揚/強調データ列として保持されている抑揚/強
調データと、再生音量データ列として保持されている音
量データとに基づいて音声合成処理を行って合成音声信
号を生成し、その合成音声信号をオーディオ回路78に
供給していって音声出力部80から音声として再生出力
させる。
【0134】抑揚/強調データは存在せずに、音量デー
タが存在する場合(受信情報が図12(e)又は図20
(e)の形態であった場合)は、ステップF341に進
んで、再生発音記号列として保持されている発音記号情
報と、再生音量データ列として保持されている音量デー
タとに基づいて音声合成処理を行って合成音声信号を生
成し、その合成音声信号をオーディオ回路78に供給し
ていって音声出力部80から音声として再生出力させ
る。
【0135】もちろんこのブロックにコントロールコマ
ンドが存在していた場合(もしくはこのブロックより前
のブロックに含まれていたコントロールコマンドが依然
有効とされていた場合)は、ステップF339、F34
0、F341、F342のいづれで音声合成出力が行わ
れる場合でも、sコマンド、tコマンド、vコマンドの
全部又は一部による設定に基づいた処理が行われること
になる。
【0136】以上の処理で、受信した送出情報SDのう
ちで1つのブロック(文、文節、単語などの単位)とし
ての音声及び表示出力が行われる。従ってステップF3
43で受信情報の確認を行い、受信した送出情報SDと
しての全データ(即ち全ブロック)について出力処理を
終了していなければ(エンドマークEDが検出されなけ
れば)、ステップF301に戻って同様の処理を行うこ
とになる。つまり次のブロックとしての文や文節等の再
生出力を行う。そして、受信した送出情報の全ブロック
についての再生を終了した時点で、ステップF343か
ら処理を終える。
【0137】以上の処理により、第2の動作例では、上
記第1の動作例の場合と同様に、受信した送出情報SD
に基づいて、配信サービスされる対象とされた元々のテ
キストデータに関する音声再生及び表示再生が実現され
ることになる。しかもこの第2の動作例でも、ブロック
単位でテキストデータと、それに対応する中間言語情報
mTのデータが同時に再生処理されながら、送出情報S
Dとしての各ブロックの再生処理が進行していくことに
なるため、表示再生と音声再生の同期がとられているこ
とになる。従ってユーザーは音声を聞きながらその内容
を表示上で確認していくことができる。
【0138】また、コントローラ75は、既に音読情報
とされている中間言語情報mTに基づいて音声合成処理
を行って音声信号出力を行えばよく、例えば膨大な辞書
や文法データを用いるテキストデータの分析処理は、オ
ーサリングシステム2側で既に行われているため、不要
となり、処理負担は小さく、ハードウエア、ソフトウエ
アとしても小規模なもので対応できる。このため再生端
末装置7としての小型軽量化、消費電力の削減、低価格
化なども容易に実現できる。
【0139】さらに、受信した送出情報SDに対するブ
ロック単位の処理や、各ブロックにおけるテキストデー
タtTXと中間言語情報mTの分離は区切情報sp11
やNullコードを監視して行えばよいため、コントロ
ーラ75の分離処理は単純化される。なお、本例ではブ
ロックの先頭にNullコードを入れることとしたが、
上述のように中間言語情報mTの後ろ(ブロックの後
端)にも区切情報spllは入れられるため、それによ
ってもブロックの区切の判別は可能となり、すなわちN
ullコードを入れないような送出情報SDの構造も考
えられる。その場合は、図25のステップF301で区
切情報sp11の判別を行うようにすればよい。
【0140】また本例では、中間言語情報mT内の各セ
クションの分離/抽出に関しても、区切情報sp12、
sp13、sp14を監視すればよく、同様に簡単な処
理となる。コントロールコマンド内の各コマンドの分離
/抽出も、区切情報sp15を基準として容易に実行で
きる。これらによっても処理負担の縮小、ハードウエ
ア、ソフトウエアの小規模化を促進できる。
【0141】そしてさらに、例えば音声信号データが圧
縮されたデータ形態で送信されてくるものではないた
め、圧縮処理による音質劣化はなく、さらに上述のよう
に抑揚/強調データ、音量データなどの情報も付加され
ていることで、非常に高品位な音声再生出力を行うこと
が可能となる。さらにコントロールコマンドによる設定
によって、音声出力の際の多様な表現形態を実現できる
ことにもなる。さらに伝送路5で伝送される送出情報S
Dは、オーディオデータに比べてデータ量が非常に少な
いため、伝送に時間がかかることはなく、ユーザーにと
って快適な情報提供を行うことができる。
【0142】以上実施の形態の例を説明してきたが、本
発明としては各種の変形例が考えられることはいうまで
もない。例えば再生端末装置7として携帯用の小型装置
を想定したが、本発明のシステムの場合、汎用のパーソ
ナルコンピュータでも十分に音声合成出力が可能になる
ため、端末装置をパーソナルコンピュータとして、上記
図9(又は図25〜図27)のような処理を行うアプリ
ケーションソフトウエアを提供するという形態でも本シ
ステムを実現できる。特にパーソナルコンピュータとし
てサウンド機能が搭載されているものであれば、ソフト
ウエア提供のみで音声合成ができる。
【0143】また、本発明ではテキスト情報と中間言語
情報を合成して送出情報を生成することを基本としてい
るが、システム形態によっては、例えば本発明における
中間言語情報のみを送出情報SDとして提供することも
考えられる。また、映像記録媒体からの映像信号の副情
報としてテキストデータが付加される場合があるが、こ
のようなテキストデータに対応する中間言語情報も付加
して例えば映像記録媒体に記録しておくことで、再生時
に再生装置において上記同様の簡易な処理で高品位な音
声合成出力を行うこともでき、さらにはこれを映像信号
とともに再生される音声信号とミキシングしてナレーシ
ョン等の音声再生としてなどに利用できる。
【0144】また、再生端末側(再生端末装置7)にお
いて音声合成用の素片情報テーブルを更新することで、
合成音声の声の質をユーザーの好みにより選択できた
り、将来的な音質改善に対応できる。また、ユーザーの
好みに合わせて声の高さや読出速度などを自由に選択で
きるようにすることも考えられる。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、情報送
信装置側ではテキスト情報に対応する音読情報となる中
間言語情報をテキスト情報とともに送信する。そして情
報受信装置側では、テキスト情報と中間言語情報を分離
して、テキスト情報を表示出力するとともに、中間言語
情報を用いて音声合成を行ない、その音声合成情報を出
力する。即ち、中間言語情報として、音声合成処理にお
ける音声合成のためにテキストデータを分析し、所定の
データ形態とした情報をサーバ側(情報送信装置)から
端末装置側(情報受信装置)に伝送するようにする。こ
れにより、例えば音声信号自体を伝送することに比べて
著しくデータ量を削減することができ、音声情報サービ
スの際の伝送時間を短縮化でき、ユーザーに対して待た
せることなく情報配信を行うことができる。また換言す
れば、通信回線がさほど高速なデータ伝送を行う回線で
なくとも十分にサービスが可能となる。さらに、中間言
語情報の作成をサーバ側で行うことになるため、例えば
テキストデータ分析のために用いる辞書情報、文法情報
などの追加、更新が容易であり、将来的なサービス拡張
や情報品質の高品位化、新造語の追加などにも容易に対
応できる。
【0146】また、サーバ側で高度なテキストデータ分
析を行なって中間言語情報を生成することが可能である
ため、端末装置側では、その中間言語情報を用いて高音
質な再生音声出力を行うことができる。特に、中間言語
情報には、抑揚/強調情報や音量情報が含まれるように
することで、非常に高品位な音声出力が可能となる。例
えば合成音声としていわゆるロボットボイスのような音
声ではなく、人が普通に話しているような音声とするこ
とができる。さらに中間言語情報には指示情報も含める
ようにすれば、端末装置側での音声合成処理に関しての
指示を行うことができるようになり、より高品質かつ多
様な音声出力が可能となる。
【0147】また、端末装置側ではテキストデータ分析
のためのハードウエア、ソフトウエアは不要となり、そ
れは特に高音質化が求められる場合でも同様であるた
め、端末装置の処理負担が削減され、装置の小型軽量
化、低価格化、低消費電力化が実現され、例えば携帯用
の端末装置などとしても好適なものとなる。さらにサー
バ側からは中間言語情報だけでなくテキストで情報も送
信するため、端末装置側で音声出力だけでなく、対応す
る文字を表示出力することも可能となり、例えばユーザ
ーは出力される音声を聞きながら表示される文字を確認
できる。またサーバ側では、活字情報を認識してテキス
ト情報としてのデータを得ることで、電子データ化され
ていない出版物の情報の配信サービスにも好適である。
【0148】またテキスト情報を、意味内容が同一とな
る他の言語形態のテキスト情報、例えば英語などの他の
言語や、標準語以外の方言などに変換し、その変換され
たテキスト情報に対応する音読情報としての中間言語情
報を生成するようにすれば、端末装置側で他の言語形態
による音声出力を行うことができる。即ち端末装置側の
ユーザーに合わせて、その母国語や方言で情報提供を行
うことができる。
【0149】また端末装置側では表示手段によるテキス
ト情報の表示タイミングと、出力手段による音声合成情
報の出力タイミングの同期制御を行うことで、ユーザー
による音声と表示文字の同時確認に好適となる。さら
に、中間言語生成手段が、入力されたテキスト情報に対
する中間言語情報生成処理単位を可変設定でき、その中
間言語情報生成処理単位毎に中間言語情報を生成してい
くとともに、送出情報生成手段は、中間言語情報生成処
理単位毎にテキスト情報と前記中間言語情報を合成して
送出情報を生成する。つまり実施の形態において説明し
たように送出情報としてのブロックの区切単位を任意に
設定できるようにすることで、テキスト情報の内容に応
じたフレキシブルな再生動作設定(端末装置側でのテキ
スト表示と中間言語情報に基づく発音処理の同期状態設
定)が可能となる。
【0150】また情報送信装置側から端末装置側への送
出情報において、テキスト情報と中間言語情報が第1の
区切情報(例えば上記実施の形態における区切情報sp
1、sp2、sp11、Null)によって区切られて
いるようにすることで、端末装置側ではテキスト情報と
中間言語情報の分離処理が非常に容易に可能となる。さ
らに、中間言語情報内での音読情報(発音記号情報、抑
揚/強調情報、音量情報)の区切として第2の区切情報
(例えば上記実施の形態における区切情報sp12、s
p13)が用いられることで、端末装置側での各音読情
報の分離及び対応処理を容易なものとすることができ
る。また、中間言語情報内での指示情報の区切として第
3の区切情報(例えば上記実施の形態における区切情報
sp14)を配することにより、端末装置側で中間言語
情報から指示情報を抽出することも容易となる。そし
て、これらの区切情報により処理の容易化に伴い、端末
装置での処理負担の削減、装置の小型軽量化、低価格
化、低消費電力化を一段と促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム構成のブロック
図である。
【図2】実施の形態の端末装置側の構成のブロック図で
ある。
【図3】実施の形態の送出情報生成処理のフローチャー
トである。
【図4】実施の形態の第1の動作例の中間言語情報変換
手順のフローチャートである。
【図5】実施の形態の第1の動作例の送出情報生成処理
の説明図である。
【図6】実施の形態の第1の動作例の送出情報のデータ
例の説明図である。
【図7】実施の形態の第1の動作例の送出情報のデータ
例の説明図である。
【図8】実施の形態の第1の動作例の送出情報のデータ
例の説明図である。
【図9】実施の形態の第1の動作例での受信した送出情
報の再生処理のフローチャートである。
【図10】実施の形態の区切情報の説明図である。
【図11】実施の形態の第2の動作例の中間言語情報変
換手順のフローチャートである。
【図12】実施の形態の第2の動作例の送出情報の形態
の説明図である。
【図13】実施の形態の第2の動作例の送出情報のデー
タ例の説明図である。
【図14】実施の形態の発音記号情報の説明図である。
【図15】実施の形態の発音記号情報の説明図である。
【図16】実施の形態の抑揚/強調データの説明図であ
る。
【図17】実施の形態の抑揚/強調データの具体例の説
明図である。
【図18】実施の形態の音量のデータの説明図である。
【図19】実施の形態の第2の動作例の送出情報のデー
タ例の説明図である。
【図20】実施の形態の第2の動作例の送出情報の形態
の説明図である。
【図21】実施の形態のsコマンドの説明図である。
【図22】実施の形態のtコマンドの説明図である。
【図23】実施の形態のvコマンドの説明図である。
【図24】実施の形態の第2の動作例の送出情報のデー
タ例の説明図である。
【図25】実施の形態の第2の動作例での受信した送出
情報の再生処理のフローチャートである。
【図26】実施の形態の第2の動作例での受信した送出
情報の再生処理のフローチャートである。
【図27】実施の形態の第2の動作例での受信した送出
情報の再生処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンテンツ、2 オーサリングシステム、3 デー
タベース、4 サービスプロバイダ、5 伝送路、6
端末側送受信装置、7 再生端末装置、21OCR、2
2 テキスト格納部、23 翻訳/変換部、24 中間
言語生成部、25 送出情報生成部、26 操作部、6
2 モデム、73 インターフェース部、75 コント
ローラ、76 メモリ、77 操作部、78 オーディ
オ回路、79 表示ドライバ、80 音声出力部、81
表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10L 5/02 G06F 15/38 V

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト情報を入力するテキスト情報入
    力手段と、 前記テキスト情報入力手段から入力されたテキスト情報
    を、そのテキスト情報に対応する音読情報となる中間言
    語情報を生成する中間言語生成手段と、 少なくとも前記テキスト情報と前記中間言語情報を合成
    して送出情報を生成する送出情報生成手段と、 前記送出情報生成手段で生成された送出情報を送信する
    送信手段と、 前記送信手段により送信される前記送出情報を受信する
    受信手段と、 前記受信手段で受信された送出情報を、少なくとも前記
    テキスト情報と前記中間言語情報に分離する分離手段
    と、 前記分離手段で分離された前記テキスト情報を表示出力
    する表示手段と、 前記分離手段で分離された前記中間言語情報を用いて音
    声合成を行ない音声合成情報を生成する音声合成手段
    と、 前記音声合成手段で得られた音声合成情報を出力する出
    力手段と、 を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 前記送出情報生成手段は、前記テキスト
    情報と前記中間言語情報を第1の区切情報で区分した状
    態で合成して送出情報を生成することを特徴とする請求
    項1に記載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】 前記中間言語生成手段は、入力されたテ
    キスト情報に対する中間言語情報生成処理単位を可変設
    定でき、その中間言語情報生成処理単位毎に中間言語情
    報を生成していくとともに、 前記送出情報生成手段は、前記中間言語情報生成処理単
    位毎に、前記テキスト情報と前記中間言語情報を合成し
    て送出情報を生成することを特徴とする請求項1に記載
    の情報配信システム。
  4. 【請求項4】 前記中間言語生成手段は、前記中間言語
    情報として発音記号情報を生成することを特徴とする請
    求項1に記載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】 前記中間言語生成手段は、発音記号情報
    を生成するとともに、抑揚/強調情報もしくは音量情報
    の一方又は両方を加えることで前記中間言語情報として
    の情報列を形成することを特徴とする請求項1に記載の
    情報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記中間言語生成手段は、前記中間言語
    情報としての情報列を形成する各情報が、第2の区切情
    報で区切られている状態とすることを特徴とする請求項
    5に記載の情報配信システム。
  7. 【請求項7】 前記中間言語生成手段は、発音記号情報
    を生成するとともに、その発音記号情報による発音処理
    の際の指示情報を加えることで前記中間言語情報として
    の情報列を形成することを特徴とする請求項1に記載の
    情報配信システム。
  8. 【請求項8】 前記指示情報としては、発音処理の際の
    発音速度情報、発音処理の際の基準音程情報、発音処理
    の際の基準音量情報の全部又は一部が含まれることを特
    徴とする請求項7に記載の情報配信システム。
  9. 【請求項9】 前記中間言語生成手段は、前記中間言語
    情報としての情報列において前記指示情報が、第3の区
    切情報で区切られている状態とすることを特徴とする請
    求項7に記載の情報配信システム。
  10. 【請求項10】 前記テキスト情報入力手段は、活字情
    報を認識してテキスト情報としてのデータを得ることを
    特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  11. 【請求項11】 前記中間言語生成手段は、テキスト情
    報を、意味内容が同一となる他の言語形態のテキスト情
    報に対応する音読情報としての中間言語情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  12. 【請求項12】 前記分離手段は、前記第1の区切情報
    を検出することで前記テキスト情報と前記中間言語情報
    を分離することを特徴とする請求項2に記載の情報配信
    システム。
  13. 【請求項13】 前記表示手段による前記テキスト情報
    の表示タイミングと、前記出力手段による前記音声合成
    情報の出力タイミングの同期制御を行う同期手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の情報配信
    システム。
  14. 【請求項14】 前記音声合成手段は、前記分離手段で
    分離された前記中間言語情報から前記発音記号情報を抽
    出し、その抽出された発音記号情報を用いて音声合成情
    報を生成することを特徴とする請求項4に記載の情報配
    信システム。
  15. 【請求項15】 前記音声合成手段は、前記分離手段で
    分離された前記中間言語情報から前記発音記号情報を抽
    出するとともに、前記抑揚/強調情報もしくは前記音量
    情報の一方又は両方を抽出し、その抽出された発音記号
    情報とともに、抽出された抑揚/強調情報もしくは音量
    情報の一方又は両方を用いて音声合成情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の情報配信システム。
  16. 【請求項16】 前記音声合成手段は、前記分離手段で
    分離された前記中間言語情報について、前記第2の区切
    情報を検出することで、前記発音記号情報を抽出すると
    ともに、前記抑揚/強調情報もしくは前記音量情報の一
    方又は両方を抽出し、その抽出された発音記号情報とと
    もに、抽出された抑揚/強調情報もしくは音量情報の一
    方又は両方を用いて音声合成情報を生成することを特徴
    とする請求項6に記載の情報配信システム。
  17. 【請求項17】 前記音声合成手段は、前記分離手段で
    分離された前記中間言語情報から前記発音記号情報と前
    記指示情報を抽出し、抽出された発音記号情報を用いた
    音声合成情報の生成の際に、抽出された指示情報に基づ
    いた処理設定を行うことを特徴とする請求項7に記載の
    情報配信システム。
  18. 【請求項18】 前記音声合成手段は、前記分離手段で
    分離された前記中間言語情報から前記発音記号情報と前
    記指示情報を抽出し、抽出された発音記号情報を用いた
    音声合成情報の生成の際に、抽出された指示情報に基づ
    いて、発音処理の際の発音速度、発音処理の際の基準音
    程、発音処理の際の基準音量の全部又は一部の設定を行
    うことを特徴とする請求項8に記載の情報配信システ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記音声合成手段は、前記分離手段で
    分離された前記中間言語情報について、前記第3の区切
    情報を検出することで、前記発音記号情報と前記指示情
    報を抽出し、抽出された発音記号情報を用いた音声合成
    情報の生成の際に、抽出された指示情報に基づいた処理
    設定を行うことを特徴とする請求項9に記載の情報配信
    システム。
  20. 【請求項20】 テキスト情報を入力するテキスト情報
    入力手段と、 前記テキスト情報入力手段から入力されたテキスト情報
    を、そのテキスト情報に対応する音読情報となる中間言
    語情報を生成する中間言語生成手段と、 少なくとも前記テキスト情報と前記中間言語情報を合成
    して送出情報を生成する送出情報生成手段と、 前記送出情報生成手段で生成された送出情報を送信する
    送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報送信装置。
  21. 【請求項21】 前記送出情報生成手段は、前記テキス
    ト情報と前記中間言語情報を第1の区切情報で区分した
    状態で合成して送出情報を生成することを特徴とする請
    求項20に記載の情報送信装置。
  22. 【請求項22】 前記中間言語生成手段は、入力された
    テキスト情報に対する中間言語情報生成処理単位を可変
    設定でき、その中間言語情報生成処理単位毎に中間言語
    情報を生成していくとともに、 前記送出情報生成手段は、前記中間言語情報生成処理単
    位毎に前記テキスト情報と前記中間言語情報を合成して
    送出情報を生成することを特徴とする請求項20に記載
    の情報送信装置。
  23. 【請求項23】 前記中間言語生成手段は、前記中間言
    語情報として発音記号情報を生成することを特徴とする
    請求項20に記載の情報送信装置。
  24. 【請求項24】 前記中間言語生成手段は、発音記号情
    報を生成するとともに、抑揚/強調情報もしくは音量情
    報の一方又は両方を加えることで前記中間言語情報とし
    ての情報列を形成することを特徴とする請求項20に記
    載の情報送信装置。
  25. 【請求項25】 前記中間言語生成手段は、前記中間言
    語情報としての情報列を形成する各情報が、第2の区切
    情報で区切られている状態とすることを特徴とする請求
    項24に記載の情報送信装置。
  26. 【請求項26】 前記中間言語生成手段は、発音記号情
    報を生成するとともに、その発音記号情報による発音処
    理の際の指示情報を加えることで前記中間言語情報とし
    ての情報列を形成することを特徴とする請求項20に記
    載の情報送信装置。
  27. 【請求項27】 前記指示情報としては、発音処理の際
    の発音速度情報、発音処理の際の基準音程情報、発音処
    理の際の基準音量情報の全部又は一部が含まれることを
    特徴とする請求項26に記載の情報送信装置。
  28. 【請求項28】 前記中間言語生成手段は、前記中間言
    語情報としての情報列において前記指示情報が、第3の
    区切情報で区切られている状態とすることを特徴とする
    請求項26に記載の情報送信装置。
  29. 【請求項29】 前記テキスト情報入力手段は、活字情
    報を認識してテキスト情報としてのデータを得ることを
    特徴とする請求項20に記載の情報送信装置。
  30. 【請求項30】 前記中間言語生成手段は、テキスト情
    報を、意味内容が同一となる他の言語形態のテキスト情
    報に対応する音読情報としての中間言語情報を生成する
    ことを特徴とする請求項20に記載の情報送信装置。
  31. 【請求項31】 少なくともテキスト情報と、そのテキ
    スト情報に対応する音読情報としての中間言語情報が合
    成された送出情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信された送出情報を、少なくとも前記
    テキスト情報と前記中間言語情報に分離する分離手段
    と、 前記分離手段で分離された前記テキスト情報を表示出力
    する表示手段と、 前記分離手段で分離された前記中間言語情報を用いて音
    声合成を行ない音声合成情報を生成する音声合成手段
    と、 前記音声合成手段で得られた音声合成情報を出力する出
    力手段と、 を備えたことを特徴とする情報受信装置。
  32. 【請求項32】 前記受信手段で受信される送出情報
    は、前記テキスト情報と前記中間言語情報が第1の区切
    情報で区分された状態で合成されているとともに、 前記分離手段は、前記第1の区切情報を検出することで
    前記テキスト情報と前記中間言語情報を分離することを
    特徴とする請求項31に記載の情報受信装置。
  33. 【請求項33】 前記表示手段による前記テキスト情報
    の表示タイミングと、前記出力手段による前記音声合成
    情報の出力タイミングの同期制御を行う同期手段が設け
    られていることを特徴とする請求項31に記載の情報受
    信装置。
  34. 【請求項34】 前記受信手段で受信される送出情報に
    おいて、前記中間言語情報には発音記号情報が含まれて
    いるとともに、 前記音声合成手段は、前記分離手段で分離された前記中
    間言語情報から前記発音記号情報を抽出し、その抽出さ
    れた発音記号情報を用いて音声合成情報を生成すること
    を特徴とする請求項31に記載の情報受信装置。
  35. 【請求項35】 前記受信手段で受信される送出情報に
    おいて、前記中間言語情報には発音記号情報が含まれて
    いるとともに、抑揚/強調情報もしくは音量情報の一方
    又は両方が含まれており、 前記音声合成手段は、前記分離手段で分離された前記中
    間言語情報から前記発音記号情報を抽出するとともに、
    前記抑揚/強調情報もしくは前記音量情報の一方又は両
    方を抽出し、その抽出された発音記号情報とともに、抽
    出された抑揚/強調情報もしくは音量情報の一方又は両
    方を用いて音声合成情報を生成することを特徴とする請
    求項31に記載の情報受信装置。
  36. 【請求項36】 前記受信手段で受信される送出情報に
    おいて、前記中間言語情報には発音記号情報に加えて、
    抑揚/強調情報もしくは音量情報の一方又は両方が含ま
    れており、かつこれらの各情報が第2の区切情報で区分
    されている場合に、 前記音声合成手段は、前記分離手段で分離された前記中
    間言語情報について、前記第2の区切情報を検出するこ
    とで、前記発音記号情報を抽出するとともに、前記抑揚
    /強調情報もしくは前記音量情報の一方又は両方を抽出
    し、その抽出された発音記号情報とともに、抽出された
    抑揚/強調情報もしくは音量情報の一方又は両方を用い
    て音声合成情報を生成することを特徴とする請求項31
    に記載の情報受信装置。
  37. 【請求項37】 前記受信手段で受信される送出情報に
    おいて、前記中間言語情報には発音記号情報と指示情報
    が含まれており、 前記音声合成手段は、前記分離手段で分離された前記中
    間言語情報から前記発音記号情報と前記指示情報を抽出
    し、抽出された発音記号情報を用いた音声合成情報の生
    成の際に、抽出された指示情報に基づいた処理設定を行
    うことを特徴とする請求項31に記載の情報受信装置。
  38. 【請求項38】 前記受信手段で受信される送出情報に
    おいて、前記中間言語情報には発音記号情報と指示情報
    が含まれており、 前記音声合成手段は、前記分離手段で分離された前記中
    間言語情報から前記発音記号情報と前記指示情報を抽出
    し、抽出された発音記号情報を用いた音声合成情報の生
    成の際に、抽出された指示情報に基づいて、発音処理の
    際の発音速度、発音処理の際の基準音程、発音処理の際
    の基準音量の全部又は一部の設定を行うことを特徴とす
    る請求項31に記載の情報受信装置。
  39. 【請求項39】 前記受信手段で受信される送出情報に
    おいて、前記中間言語情報には発音記号情報と指示情報
    が含まれており、かつこれらの情報が第3の区切情報で
    区分されている場合に、 前記音声合成手段は、前記分離手段で分離された前記中
    間言語情報について、前記第3の区切情報を検出するこ
    とで、前記発音記号情報と前記指示情報を抽出し、抽出
    された発音記号情報を用いた音声合成情報の生成の際
    に、抽出された指示情報に基づいた処理設定を行うこと
    を特徴とする請求項31に記載の情報受信装置。
  40. 【請求項40】 入力されたテキスト情報を、そのテキ
    スト情報に対応する音読情報となる中間言語情報に変換
    して、少なくとも前記テキスト情報と前記中間言語情報
    を合成した送出情報を生成して送信するとともに、 送信される前記送出情報を受信して少なくとも前記テキ
    スト情報と前記中間言語情報に分離し、分離された前記
    テキスト情報の表示出力、及び分離された前記中間言語
    情報を用いて音声合成された音声合成情報の出力を行う
    ことを特徴とする情報配信方法。
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