JPH11265246A - マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法およびマルチウィンドウ表示プログラムを記憶した媒体 - Google Patents

マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法およびマルチウィンドウ表示プログラムを記憶した媒体

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JPH11265246A
JPH11265246A JP6849198A JP6849198A JPH11265246A JP H11265246 A JPH11265246 A JP H11265246A JP 6849198 A JP6849198 A JP 6849198A JP 6849198 A JP6849198 A JP 6849198A JP H11265246 A JPH11265246 A JP H11265246A
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JP
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window
display
windows
contents
screen
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Application number
JP6849198A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Ikeda
邦彦 池田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH11265246A publication Critical patent/JPH11265246A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウィンドウが重なり合ったとき下層のウィンド
ウの内容も表示・処理することができるようにする。 【解決手段】複数のウィンドウ6a,6bが重なり合っ
たとき、上層ウィンドウ6aの内容はそのまま表示され
る−か下層ウィンドウ6bの内容も、フォントを変え
る、表示濃度を変えるまたは表示色を変えるなどして上
層ウィンドウの内容と区別がつくようにして一緒に表示
する。そして、下層ウィンドウ6bの文字付近をクリッ
クすれば、表示はそのままで、下層ウィンドウのオブジ
ェクト(文字列)を選択でき、コピーや消去などの操作
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画面上に複数の
ウィンドウを同時に表示することができるマルチウィン
ドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法およびマルチ
ウィンドウ表示プログラムを記憶した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のパーソナルコンピュータにおける
表示システムとしては、ウィンドウシステムが主流であ
り、特に、複数のウィンドウを同時に表示することがで
きるマルチウィンドウシステムが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマルチ
ウィンドウシステムでは、限られた面積のディスプレイ
に複数のウィンドウを表示しても、互いに重なり合い下
層のウィンドウは上層のウィンドウに隠されてしまうた
め、実質的に利用できるのはそのうちの最上層の1ウィ
ンドウまたは一部のウィンドウのみであった。そして、
異なるウィンドウに表示されている文書を参照したり、
ウィンドウ間のコピー・ペーストをするためには、ウ
ィンドウの前面表示切換をする、ウィンドウサイズを
小さくして重ならないように表示する、下層ウィンド
ウのレイアウトを自動変更して、上層ウィンドウに覆わ
れていない部分に表示する、という方法をとる必要があ
った。
【0004】しかし、の方法では、画面の切り換えの
手間が余計に掛かるという問題点があり、の方法で
は、1つのウィンドウに表示される情報量が小さくなる
という欠点がある。さらにの方法では、図表などレイ
アウト情報を変更すると意味がわからなくなるものには
利用できないという欠点があった。
【0005】この発明は、ウィンドウが重なり合ったと
き下層のウィンドウの内容も表示・処理することができ
るマルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示シ
ステムおよびマルチウィンドウ表示プログラムを記憶し
た媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、複数のウィンドウを画面に同時に表示するマルチ
ウィンドウ表示装置において、前記画面において複数の
ウィンドウが重なり合っている部分を各ウィンドウの座
標データに基づいて検出する重畳部検出手段と、複数の
ウィンドウが重なり合っている部分について重なり合っ
ている各ウィンドウの表示態様を互いに異ならせて上層
ウィンドウの内容とともに下層ウィンドウの内容を表示
する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0007】この発明では、画面上に複数のウィンドウ
を同時に表示する。パーソナルコンピュータシステムの
ウィンドウシステムの場合、ウィンドウはアプリケーシ
ョンウィンドウとフォルダウィンドウがあり、アプリケ
ーションウィンドウにはそのアプリケーションプログラ
ムで処理している文字列や図形などの処理内容が表示さ
れ、フォルダウィンドウの場合には、そのフォルダが内
包するフォルダやファイルのアイコンが表示される。複
数のウィンドウは重なり合って表示される場合があり、
従来は下層のウィンドウは上層のウィンドウに隠れてそ
の重なり合った部分は表示されないが、この発明では、
下層のウィンドウの内容も上層のウィンドウと一緒に表
示する。このとき、全く同じように表示したのではどの
表示内容がどのウィンドウのものかをユーザが判別する
ことができないため、各ウィンドウ毎に表示態様を変え
て表示する。
【0008】この出願の請求項2の発明は、前記表示制
御手段を、重なり合っているウィンドウのうち、下層側
のウィンドウの文字を上層側のウィンドウの文字よりも
薄くまたは細く表示する手段としたことを特徴とする。
【0009】この出願の請求項3の発明は、請求項2の
発明において、文字の表示濃度または線幅が異なる複数
のフォントを記憶する手段を備え、前記表示制御手段
は、前記下層側のウィンドウの文字を上層側のウィンド
ウの文字よりも表示濃度が薄いフォントまたは線幅が細
いフォントを用いて表示する手段としたことを特徴とす
る。
【0010】上記表示態様の変え方は、請求項2,請求
項3の発明のように、文字の表示濃度や線の太さを各ウ
ィンドウ毎に変える方式。各ウィンドウの内容の表示色
を変える方式など種々の方式を適用することができる。
【0011】この出願の請求項4の発明は、請求項1〜
請求項3の発明において、画面上の1点を指示する指示
手段と、指示手段によって前記複数のウィンドウが重な
り合っている部分が指示されたとき、該指示位置と各ウ
ィンドウの表示オブジェクトとの距離を検出し、距離が
最も短い表示オブジェクトを選択状態にする、または、
距離が最も短い表示オブジェクトのウィンドウにおける
該表示オブジェクトの位置にカーソルを移動させる選択
決定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】従来のマルチウィンドウシステムでは、最
上層のウィンドウのみがアクティブでオブジェクトの指
定やカーソルの移動が可能であり、下層のウィンドウを
処理しようとすればまずそのウィンドウを指定して最上
層に移動させ、そののちにオブジェクトの指定などを行
う必要があった。そこで、請求項4の発明では、請求項
1〜請求項3の発明で、下層ウィンドウのオブジェクト
であってもそれが上層と異なる態様で表示されることを
利用し、指示手段でこれを指示することによって指定し
たりカーソルを移動したりできるようにした。そして、
マウスなどの指示手段によって画面上の点が指示された
とき、その指示位置と各ウィンドウの表示オブジェクト
との距離を検出し、最も距離の短い表示オブジェクトま
たはその表示オブジェクトのウィンドウが選択されたと
して、オブジェクトの指定処理やカーソルの移動処理を
行うようにした。これにより、ウィンドウを指定するス
テップを省略することができ、マルチウィンドウ上の処
理を効率化することができる。マルチウィンドウ間の処
理としては、たとえば、ワープロウィンドウ間における
文字列のコピー・ペーストやフォルダウィンドウ間にお
けるファイルアイコンの移動などがある。
【0013】なお、上記指示手段および選択決定手段に
よって下層ウィンドウ(の表示オブジェクト)が選択さ
れたとき、そのウィンドウを最上層に移動させるなどの
重畳関係の変更を行ってもよく、また、重畳関係はその
ままで処理を続行してもよい。
【0014】この出願の請求項5の発明は、複数のウィ
ンドウを画面に同時に表示するマルチウィンドウ表示方
法において、前記画面において複数のウィンドウが重な
り合っている部分を各ウィンドウの座標データに基づい
て検出し、複数のウィンドウが重なり合っている部分に
ついて、重なり合っている各ウィンドウの表示態様を互
いに異ならせて上層ウィンドウの内容とともに下層ウィ
ンドウの内容を表示することを特徴とする。
【0015】この出願の請求項6の発明は、請求項5に
記載の発明において、前記複数のウィンドウが重なり合
っている部分の1点が指示されたとき、該指示位置と各
ウィンドウの表示オブジェクトとの距離を検出し、距離
が最も短い表示オブジェクトを選択状態にする、また
は、距離が最も短い表示オブジェクトのウィンドウにお
ける該表示オブジェクトの位置にカーソルを移動させる
ことを特徴とする。
【0016】この出願の請求項7の発明は、複数のウィ
ンドウを画面に同時に表示するとき、前記画面において
複数のウィンドウが重なり合っている部分を各ウィンド
ウの座標データに基づいて検出し、複数のウィンドウが
重なり合っている部分について、重なり合っている各ウ
ィンドウの表示態様を互いに異ならせて上層ウィンドウ
の内容とともに下層ウィンドウの内容を表示するマルチ
ウィンドウ表示プログラムを記憶したことを特徴とす
る。
【0017】この出願の請求項8の発明は、複数のウィ
ンドウを画面に同時に表示するとき、前記画面において
複数のウィンドウが重なり合っている部分を各ウィンド
ウの座標データに基づいて検出し、複数のウィンドウが
重なり合っている部分について、重なり合っている各ウ
ィンドウの表示態様を互いに異ならせて上層ウィンドウ
の内容とともに下層ウィンドウの内容を表示し、前記複
数のウィンドウが重なり合っている部分の1点が指示さ
れたとき、該指示位置と各ウィンドウの表示オブジェク
トとの距離を検出し、距離が最も短い表示オブジェクト
を選択状態にする、または、距離が最も短い表示オブジ
ェクトのウィンドウにおける該表示オブジェクトの位置
にカーソルを移動させるマルチウィンドウ表示プログラ
ムを記憶したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施形
態であるパーソナルコンピュータシステムについて説明
する。このパーソナルコンピュータシステムは、ディス
プレイに複数のウィンドウを同時に表示することができ
るマルチウィンドウシステムの機能を備えている。ま
た、複数のウィンドウを同時に表示し、これらが重なり
合った場合でも下になったウィンドウ(下層ウィンド
ウ)の内容を上になったウィンドウ(上層ウィンドウ)
の内容とともに表示する。そのとき、上層ウィンドウの
内容と下層ウィンドウの内容の表示態様を変えることに
よってどの内容がどのウィンドウのものであるかを識別
できるようにしている。文字の場合、フォントやその表
示濃度などを変えることによって識別できるようにし、
図形の場合その表示色などを変えることによって識別で
きるようにしている。
【0019】図1は同パーソナルコンピュータシステム
の外観図、図2は同パーソナルコンピュータシステムの
ブロック図およびメモリの構成図である。図1におい
て、CRTのディスプレイ1は、コンピュータ本体2に
ディスプレイケーブル3によって接続されている。ま
た、コンピュータ本体2には、入力デバイスとしてキー
ボード4およびマウス5が接続されている。このパーソ
ナルコンピュータシステムは、内蔵のシステムプログラ
ムおよびアプリケーションプログラムの機能により、複
数のウィンドウ6を同時に表示可能なマルチウィンドウ
システムで動作する。
【0020】図2(A)において、パーソナルコンピュ
ータ本体2は、CPUやメモリを搭載したメインボード
21と内蔵の周辺機器であるハードディスク22、CD
−ROMドライブ23、フロッピィディスクドライブ2
4、モデム25などで構成される。また、このパーソナ
ルコンピュータ本体2には、入力デバイスのキーボード
4、マウス5などが接続されており、フレームバッファ
を内蔵する表示制御部26を介して前記CRTディスプ
レイ1が接続されている。システムプログラム、フォン
ト群およびアプリケーションプログラムは、ハードディ
スク22に記憶されており、そのプログラムを実行する
ときメインボード21のRAM21aに読み込まれる。
また、上記システムプログラム、フォント群、アプリケ
ーションプログラムは、CD−ROMドライブ23にセ
ットされるCD−ROM33やフロッピィディスクドラ
イブ24にセットされるフロッピィディスク34などに
よって供給され、ハードディスク22にインストールさ
れる。また、モデム25を介して接続されるサーバコン
ピュータ40からこの動作プログラムをダウンロードす
るようにしてもよい。
【0021】同図(B)において、ハードディスクドラ
イブ22には、システムプログラム220、フォントデ
ータ群221およびアプリケーションプログラム222
が記憶されている。システムプログラム220は、パー
ソナルコンピュータの基本機能を制御するプログラムで
あり、パーソナルコンピュータの起動時にRAM21a
に読み込まれる。フォントデータ群221は、各種のフ
ォントデータを含んでおり、システムプログラムやアプ
リケーションプログラムによって適当なフォントが選択
される。アプリケーションプログラム222としては、
たとえばワープロプログラムやCADプログラムなどが
あり、ユーザが各プログラムの起動を指示したときRA
M21aに読み込まれる。
【0022】同図(C)において、このパーソナルコン
ピュータが起動すると、RAM21aにシステムエリア
210が確保され、ハードディスクドライブ22から読
み込まれたシステムプログラムが、このシステムエリア
210内のエリア211に書き込まれる。また、このシ
ステムエリア210内にはウィンドウ表示を制御するウ
ィンドウデータエリア212、フォントキャッシュ21
3、コピーペースト用のバッファ214などの記憶エリ
アが確保される。また、ワープロプログラムなどのアプ
リケーションプログラムが起動されると、このアプリケ
ーションプログラムの実行のためにアプリケーション領
域230が確保され、このなかにアプリケーションプロ
グラム231が読み込まれるとともに、ワークエリア2
32が確保される。ワークエリアは、このアプリケーシ
ョンが表示するアプリケーションウィンドウの内容など
が記憶される。
【0023】図3は前記システムプログラムの制御機能
を説明するブロック図である。ウィンドウ表示部11
は、ウィンドウ制御部12からの命令に応じて実際にウ
ィンドウおよびその内容を描画する機能部であり、描画
内容は表示制御部26のフレームバッファ上に展開され
る。
【0024】ウィンドウ制御部12は、ウィンドウの重
畳関係を管理する機能部である。入力デバイスの操作や
アプリケーションプログラムからの指示に応じて表示す
るウィンドウのレイアウトを決定してウィンドウ表示部
11に指示するとともに、各ウィンドウの表示座標を比
較した結果、複数のウィンドウが重なりあって表示され
ることが検出された場合には、その重なり、上下関係に
応じたフォント、表示濃度、表示色などをウィンドウ表
示部11に指示する。また、ユーザはウィンドウ制御部
12に対して、透過型ウィンドウとして透過表示可能な
ウィンドウ数、すなわち重ねても透けて見えるウィンド
ウの枚数を指定することができる。このウィンドウ制御
部12が重畳部検出手段および表示制御手段に対応す
る。ウィンドウの重なりの検出は、各ウィンドウを実際
に展開してその座標を比較して行ってもよく、各ウィン
ドウの表示位置を定義する式の比較演算に基づいて行っ
てもよい。
【0025】入力デバイス操作認識部13は、マウス
5,キーボード4などの入力デバイスからの操作を認識
する機能部である。マウス5がクリックされたとき、そ
のクリック時にディスプレイ1上に表示されているポイ
ンタの座標を検出する。
【0026】フォント管理部14は、重なり合った複数
のウィンドウのそれぞれで使用するフォントを管理す
る。このシステムでは、上層ウィンドウが上に重なった
部分でも下層ウィンドウの内容を表示する。このため、
上層ウィンドウで使用するフォントと下層ウィンドウで
表示フォントの態様を変える。たとえば、図4のよう
に、上層ウィンドウから下層ウィンドウに下がるにつれ
て線幅が細くなるフォントを用い、且つ、上層ウィンド
ウから下層ウィンドウに下がるにつれて表示濃度が薄く
なるようにフォントを選択する。ここで、同図(A)
は、同じ形のフォント(ローマン)で線幅の異なるもの
(ボールド、ミディアム、ライト)を用いた例であり、
同図(B)はそれぞれ全く異なるフォントを用いた例で
ある。
【0027】このようなフォントの組をフォントセット
としてフォント管理部14に予め用意しておき、ウィン
ドウが重なり合ってフォントセットが必要になったと
き、フォント管理部14が、各ウィンドウに対して適当
なフォントを選択するようにすればよい。フォントセッ
トはフォント管理部14が自動的に設定してもよく、ユ
ーザが選択して設定してもよい。また、フォント管理部
14が保持するフォントセットは1セットに限定されず
複数セットでもよい。この場合、各ウィンドウに元々使
用されているフォントなどに基づいてどのフォントセッ
トを使用するかを決定すればよい。
【0028】また、重なり合った領域では各ウィンドウ
の内容を識別するために、各ウィンドウの文字を上記の
ように決められたフォントで表示するが、それ以外の重
なり合わない領域の表示フォントは任意であり、各ウィ
ンドウで元々使用されているフォントにしてもよく、重
なり合った領域で使用するべく決定されたフォントをこ
の非重畳領域でも使用するようにしてもよい。
【0029】また、上記フォントセットを用いずに、元
々各ウィンドウで使用されているフォントを使用し、表
示濃度・表示色のみを変えて各ウィンドウが識別できる
ようにしてもよい。
【0030】図5のフローチャートを参照してフォント
管理部14およびウィンドウ制御部12の動作を説明す
る。この動作は、入力デバイスの操作やアプリケーショ
ンプログラムの処理を検出して速やかに表示を変更する
ため、短時間で繰り返し実行されるものである。まず、
現在ディスプレイに表示しているウィンドウの上下関係
を認識する(s1)。表示されているウィンドウのうち
重なり合っている領域(重畳領域)を認識する(s
2)。そして、重なり合っている領域に表示するべき文
字列を判断して(s3)、そのウィンドウの階層に対応
するフォント、またはフォントの濃さ,太さなどを選択
する(s4)。また、この重畳領域の処理と並行して、
各ウィンドウの重なり合っていない領域(非重畳領域)
に表示されるべき文字列を判断して(s5)、各ウィン
ドウの非重畳領域に対応するフォントを選択する(s
6)。このフォント選択動作ののち、各ウィンドウへ上
記選択されたフォントを用いて各ウィンドウ内の文字列
を配置する(s7)。この配置は表示制御部26のフレ
ームバッファ上で行われ、これがディスプレイ1に表示
される(s8)。
【0031】図3において、操作対象ウィンドウ認識部
15は、マクス5がクリックされたとき、ポインタが表
示されている座標(クリック座標)に基づいてどのウィ
ンドウに対する操作であるかを認識する機能部である。
ウィンドウが重なり合っていない部分がクリックされた
場合は、そのクリック座標のウィンドウまたはデスクト
ップが選択されたものと認識する。また、複数のウィン
ドウが重なり合っている領域がクリックされた場合、ク
リック座標からの距離が最も短いオブジェクトを含むウ
ィンドウが選択されたものと認識し、且つ、そのオブジ
ェクトが選択されたものと認識する。オブジェクトが文
字の場合、その文字の中心点とクリック座標との距離を
比較すればよい。
【0032】たとえば、図6に示すように、ウィンドウ
6aとウィンドウ6bにそれぞれ文字「あ」と文字
「か」が含まれているとする。マウス5のクリック座標
と文字「あ」、文字「か」の中心との距離がそれぞれd
1,d2であり、d1<d2であるとすると、距離がd
1の文字「あ」を含むウィンドウ6aが選択されたと認
識する。もしd1=d2の場合には上層のウィンドウで
ある6aが選択されたと認識する。また、この場合にお
いて、d1が一定値以下のとき、上記ウィンドウの選択
とともにオブジェクト「あ」も同時に選択されたと認識
する。
【0033】図3において、アプリケーションインタフ
ェース6は、ワープロプログラムやCADプログラムな
どのアプリケーションプログラムの処理をウィンドウ制
御部12に渡すための機能部である。オブジェクトのコ
ピー、ペースト、削除などの処理は、ユーザの操作に応
じてアプリケーションプログラムが行い、その結果の描
画情報がウィンドウ制御部12に渡される。
【0034】図7の図面および図8のフローチャートを
参照して上記システムプログラムのコピーペースト動作
について説明する。図7は、下層ウィンドウに表示され
ているデータである文字列「あいうえお」をコピーし、
上層ウィンドウにペーストする場合を説明する図であ
る。まず、操作手順を説明する。まず、下層ウィンドウ
6dのオブジェクト60である文字列「あいうえお」付
近をクリックする。これにより、下層ウィンドウ6dお
よびこのオブジェクト60が選択されたとになる。そし
て、所定のコピー操作(「Ctrl+C」など)を行っ
て、オブジェクト60をバッファ214に取り込む。そ
して、上層ウィンドウ6cの非重畳領域をクリックして
上層ウィンドウ6cを選択状態にし、所定のペースト操
作(「Ctrl+V」など)を行ってクリック位置付近
にバッファされたオブジェクトをペーストする。これに
より、上層ウィンドウ6c上に文字列「あいうえお」が
ペーストされる。なお、この例では「あいうえお」を1
つのオブジェクトとし、クリックで全てが選択されるよ
うにしているが、「あいうえお」の各文字がそれぞれ別
々のオブジェクトの場合には、マウスクリックでウィン
ドウ6dを選択したのきマウスをドラッグして、また
は、直接マウスをドラッグして全てのオブジェクト「あ
いうえお」を選択するようにすればよい。
【0035】図8のフローチャートを参照して、パーソ
ナルコンピュータシステムにおける上記コピーペースト
動作を説明する。マウス5がウィンドウ上でクリックさ
れると(s11)、このマウスクリックがウィンドウが
重なり合った重畳領域で行われたものかを判断する(s
12)。重畳領域上でマウスがクリックされた場合は、
重畳領域の全文字列とクリック座標との距離を計測する
(s13)。このうち、クリック座標から最短距離の文
字列を含むウィンドウを操作対象にする(s14)。そ
して、マウスのドラッグによって選択された文字列をバ
ッファにコピーする(s15)。すなわちユーザが、選
択されたウィンドウ上でマウスをドラッグして文字列を
選択し、所定のコピー操作を行った場合にこの処理を行
う。つぎに、再度マウスがウィンドウ上でクリックされ
ると(s16)、このクリックが重畳領域上の場合には
(s17)、最上層のウィンドウを選択し(s18)、
重畳領域でない部分のウィンドウがクリックされた場合
には、クリックされたウィンドウを選択する(s1
9)。そして、バッファにコピーされていた文字列をこ
のウィンドウに貼り付ける(s20)。なお、この2度
目のマウスクリックの場合もそのクリック座標に最も近
いオブジェクトのあるウィンドウを選択するようにして
もよい。
【0036】なお、上記実施形態は、デスクトップ型の
パーソナルコンピュータシステムについて説明したが、
この発明は、ディスプレイを備えた情報処理機器であれ
ばどのようなものにでも適用することができ、ノート型
パーソナルコンピュータ、手帳サイズの小型情報端末な
どの液晶ディスプレイを備えたもの、銀行などの金融機
関に設置されているATM、鉄道駅構内に設置されてい
る自動発券機などディスプレイ表面にタッチパネルを備
えたものにも応用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
ウィンドウが重なり合って表示されている場合でも全て
のウィンドウの内容が表示されるため、同時に全てのウ
ィンドウを見渡すことができ、小さい画面であってもマ
ルチウィンドウの利点を最大限に活かすことができる。
また、その場合に各ウィンドウの内容を異なる態様で表
示するため、どの内容がどのウィンドウのものかを間違
えることがない。
【0038】さらに、この発明によれば、下層ウィンド
ウに表示されているオブジェクトであってもそのまま選
択したり、その下層ウィンドウにカーソルを移動させた
りすることができるため、そのウィンドウを最上層に移
動させるステップを省略することができ、ウィンドウ間
のオブジェクトのコピー・ペーストやオブジェクトの移
動などを極めて効率的に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるパーソナルコンピュ
ータシステムの外観図
【図2】同パーソナルコンピュータシステムのブロック
【図3】同パーソナルコンピュータシステムのシステム
プログラムの機能を説明する図
【図4】同パーソナルコンピュータにおいて複数のウィ
ンドウが重なり合った場合の表示フォントの選択を説明
する図
【図5】同パーソナルコンピュータのフォント管理の処
理を説明する図
【図6】同パーソナルコンピュータで複数のウィンドウ
が重なり合った状態におけるオブジェクトの選択を説明
する図
【図7】同パーソナルコンピュータの複数ウィンドウ間
のコピーペーストを説明する図
【図8】同パーソナルコンピュータの複数ウィンドウ間
のコピーペースト動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…CRTディスプレイ、2…パーソナルコンピュータ
本体、4…キーボード、5…マウス、6…(ディスプレ
イに表示される)ウィンドウ、21…メインボード、2
1a…RAM、22…ハードディスクドライブ、23…
CD−ROMドライブ、33…CD−ROM、24…フ
ロッピィディスクドライブ、34…フロッピィディス
ク、26…表示制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウィンドウを画面に同時に表示す
    るマルチウィンドウ表示装置において、 前記画面において複数のウィンドウが重なり合っている
    部分を各ウィンドウの座標データに基づいて検出する重
    畳部検出手段と、 複数のウィンドウが重なり合っている部分について、重
    なり合っている各ウィンドウの表示態様を互いに異なら
    せて上層ウィンドウの内容とともに下層ウィンドウの内
    容を表示する表示制御手段と、 を有することを特徴とするマルチウィンドウ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、重なり合っている
    ウィンドウのうち、下層側のウィンドウの文字を上層側
    のウィンドウの文字よりも薄くまたは細く表示する手段
    である請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  3. 【請求項3】 文字の表示濃度または線幅が異なる複数
    のフォントを記憶する手段を備え、前記表示制御手段
    は、前記下層側のウィンドウの文字を上層側のウィンド
    ウの文字よりも表示濃度が薄いフォントまたは線幅が細
    いフォントを用いて表示する手段である請求項2に記載
    のマルチウィンドウ表示装置。
  4. 【請求項4】 画面上の1点を指示する指示手段と、 指示手段によって前記複数のウィンドウが重なり合って
    いる部分が指示されたとき、該指示位置と各ウィンドウ
    の表示オブジェクトとの距離を検出し、距離が最も短い
    表示オブジェクトを選択状態にする、または、距離が最
    も短い表示オブジェクトのウィンドウにおける該表示オ
    ブジェクトの位置にカーソルを移動させる選択決定手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2または請
    求項3に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  5. 【請求項5】 複数のウィンドウを画面に同時に表示す
    るマルチウィンドウ表示方法において、 前記画面において複数のウィンドウが重なり合っている
    部分を各ウィンドウの座標データに基づいて検出し、複
    数のウィンドウが重なり合っている部分について、重な
    り合っている各ウィンドウの表示態様を互いに異ならせ
    て上層ウィンドウの内容とともに下層ウィンドウの内容
    を表示することを特徴とするマルチウィンドウ表示方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のマルチウィンドウ表示
    方法において、 前記複数のウィンドウが重なり合っている部分の1点が
    指示されたとき、該指示位置と各ウィンドウの表示オブ
    ジェクトとの距離を検出し、距離が最も短い表示オブジ
    ェクトを選択状態にする、または、距離が最も短い表示
    オブジェクトのウィンドウにおける該表示オブジェクト
    の位置にカーソルを移動させることを特徴とするマルチ
    ウィンドウ表示方法。
  7. 【請求項7】 複数のウィンドウを画面に同時に表示す
    るとき、前記画面において複数のウィンドウが重なり合
    っている部分を各ウィンドウの座標データに基づいて検
    出し、複数のウィンドウが重なり合っている部分につい
    て、重なり合っている各ウィンドウの表示態様を互いに
    異ならせて上層ウィンドウの内容とともに下層ウィンド
    ウの内容を表示するマルチウィンドウ表示プログラムを
    記憶した媒体。
  8. 【請求項8】 複数のウィンドウを画面に同時に表示す
    るとき、前記画面において複数のウィンドウが重なり合
    っている部分を各ウィンドウの座標データに基づいて検
    出し、複数のウィンドウが重なり合っている部分につい
    て、重なり合っている各ウィンドウの表示態様を互いに
    異ならせて上層ウィンドウの内容とともに下層ウィンド
    ウの内容を表示し、 前記複数のウィンドウが重なり合っている部分の1点が
    指示されたとき、該指示位置と各ウィンドウの表示オブ
    ジェクトとの距離を検出し、距離が最も短い表示オブジ
    ェクトを選択状態にする、または、距離が最も短い表示
    オブジェクトのウィンドウにおける該表示オブジェクト
    の位置にカーソルを移動させるマルチウィンドウ表示プ
    ログラムを記憶した媒体。
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