JPH1126528A - 光学ブリッジのアライメント装置及びプローブ装置 - Google Patents

光学ブリッジのアライメント装置及びプローブ装置

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JPH1126528A
JPH1126528A JP9197956A JP19795697A JPH1126528A JP H1126528 A JPH1126528 A JP H1126528A JP 9197956 A JP9197956 A JP 9197956A JP 19795697 A JP19795697 A JP 19795697A JP H1126528 A JPH1126528 A JP H1126528A
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義信 工藤
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基弘 久慈
Shigeki Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プローブ装置におけるアライメント装置のア
ライメントの開始時間を短かくする。 【解決手段】 光学ブリッジのアライメント装置20
は、メインチャック上のウエハWをアライメントするた
めのカメラを搭載したアライメントブリッジ22と、こ
れをメインチャックの上方でプローブセンタと待機位置
との間で移動自在に支持する左右一対のガイドロッド2
3と、これらのいずれか一方の側に配設され且つアライ
メントブリッジ22を各ガイドロッド23に従って移動
させるロッドレスエアシリンダ24とを備え、且つ、ア
ライメントブリッジ22の両端部から各ガイドロッド2
3に平行させて左右一対の固定用ロッド29をそれぞれ
突出させると共に、各固定用ロッド29をそれぞれ吸引
してアライメントブリッジ22をプローブセンタで固定
する永久磁石を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学ブリッジのア
ライメント装置及びプローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブ装置10は、例えば図5
に示すように、カセットC内に収納されたウエハWを搬
送するローダ室11と、このローダ室11内に配設され
た搬送機構(図示せず)を介して搬送されたウエハWを
検査するプローバ室12と、このプローバ室12及びロ
ーダ室11を制御するコントローラ13と、このコント
ローラ13を操作する操作パネルを兼ねる表示装置14
とを備えて構成されている。
【0003】上記ローダ室11にはサブチャック15が
配設され、このサブチャック15を介してオリエンテー
ションフラットを基準にしたウエハWのプリアライメン
トを行い、搬送機構を介してプリアライメント後のウエ
ハWをプローバ室12へ搬送するようになっている。
【0004】上記プローバ室12には、ウエハWを載置
するXステージ16、Yステージ17等を介してX、
Y、Z及びθ方向に移動するメインチャック18と、こ
のメインチャック18上に載置されたウエハWを検査位
置に正確にアライメントする光学ブリッジのアライメン
ト装置(以下、単に「アライメント装置」と称す。)2
0と、アライメント装置20によりアライメントされた
ウエハWの電気的検査を行うためのプローブ針を有する
プローブカード(図示せず)とが配設されている。そし
て、プローブカードはプローバ室12の上面に対して開
閉可能なヘッドプレートの中央の開口部にインサートリ
ングを介して固定されている。また、プローバ室12に
はテストヘッド(図示せず)が旋回可能に配設され、プ
ローバ室12上に旋回したテストヘッドを介してプロー
ブカードとテスタ(図示せず)間を電気的に接続し、テ
スタからの所定の信号をプローブカードを介してメイン
チャック18上のウエハWにおいて授受し、ウエハWに
形成された複数のチップの電気的検査をテスタによって
順次行うようにしている。
【0005】ところで、ウエハWの検査を行う時には予
めアライメント装置20を用いてメインチャック18上
のウエハWをアライメントした後、ウエハWの各チップ
を1個ずつ正確に検査するようにしている。このアライ
メント装置20は、図5、図6に示すように、ウエハW
等を撮像する撮像手段例えばCCDカメラ21と、この
カメラ21を搭載したアライメントブリッジ22と、こ
のアライメントブリッジ22をY方向に往復移動可能に
支持する左右一対のY方向のリニアガイド23、23
と、両リニアガイド23、23に従って往復移動させる
左右一対の駆動機構例えばエアシリンダ24、24とを
備えている。アライメントブリッジ22は連結部材25
を介してエアシリンダ24に連結され、エアシリンダ2
4によりY方向に移動するようになっている。
【0006】また、アライメント装置20はアライメン
トブリッジ22をプローブセンタで固定するブリッジ固
定装置26を備えている。このブリッジ固定装置26
は、図6に示すように、アライメントブリッジ22の左
右両端の底面前方部に移動方向と平行に取り付けられた
側面形状が略L字状の固定用部材27と、この固定用部
材27の90°彎曲した彎曲面と係合してアライメント
ブリッジ22をプローブセンタで固定するローラ28
と、このローラ28が回転自在に取り付けられたレバー
29と、このレバー29の一端に枢着され且つ他端の支
持ピン30を中心にレバー29を正逆回転させるエアシ
リンダ31とを備えたリンク機構として構成されてい
る。尚、32はショックアブソーバである。
【0007】次に、アライメント装置20の動作につい
て説明する。ウエハWのアライメントを行う場合には、
図示しない左右一対のエアシリンダが駆動すると、アラ
イメントブリッジ22が左右一対のリニアガイド23に
従って待機位置からY方向に移動してプローブセンタに
到達する。この瞬間ブリッジ固定装置26のエアシリン
ダ31が駆動し、リンク機構を介してローラ28を反時
計方向へ回転させると、ローラ28がアライメントブリ
ッジ22底面の固定用部材27の彎曲面と係合し、アラ
イメントブリッジ22をショックアブソーバ32へ瞬間
的に押し付る。その結果、図6に示すようにブリッジ固
定装置26のローラ28とショックアブソーバ32とで
固定用部材27を挟持し、アライメントブリッジ22を
プローブセンタにおいて固定する。この状態で、アライ
メントブリッジ22に搭載されたカメラと図示しないメ
インチャック18側に固定されたカメラとの協働作業で
メインチャック18上のウエハWのアライメントを行
う。アライメント後にはエアシリンダ31が逆向き、即
ち同図の矢印方向に駆動してアライメントブリッジ22
がブリッジ固定装置26から解放され、左右一対の駆動
機構としてのエアシリンダによって元の待機位置まで戻
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プローブ装置におけるアライメント装置20の場合に
は、ブリッジ固定装置26のエアシリンダ31の空気圧
によりローラ28を固定用部材27の彎曲面に押圧し、
ショックアブソーバ32でアライメントブリッジ22を
固定するようにしているが、アライメントブリッジ22
はショックアブソーバ32に弾接した瞬間に移動方向で
微振動するため、この振動が減衰するまでに時間が掛か
り、アライメントブリッジ22のプローブセンタでの固
定が遅れ、この遅れによりアライメント動作開始の遅れ
るという課題があった。また、エアシリンダ31とショ
ックアブソーバ32とでアライメントブリッジ22を固
定しているため、アライメントブリッジ22の固定位置
が不安定でアライメントブリッジ22が本来のプローブ
センタから僅かではあるが位置ずれする虞がある。特
に、今後ウエハWのチップが超微細化すると、ミクロン
オーダの位置ずれでも本来のプロービング動作に狂いが
生じる虞があり、結果的に検査の信頼性を低下させる。
【0009】また、従来のアライメント装置20の場合
には、アライメントブリッジ22をリニアガイド23に
従ってY方向へ移動させるようにしているが、リニアガ
イド23はX、Y及びZ方向を極めて高精度に位置合わ
せした基台(図示せず)上に設置しなくてはならない。
しかも、アライメントブリッジ22をリニアガイド23
に従って円滑に移動させるため、アライメントブリッジ
22の左右から均等な駆動力を付与するエアシリンダを
左右に設けなくてはならず、しかも、ブリッジ固定装置
26としてエアシリンダ31及びリンク機構を用いてい
るため、アライメント装置20の構造が複雑でコスト高
なものになっていた。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、アライメント用の撮像手段をプローブセン
タに対して瞬時に固定し、アライメント動作を素早く行
うことができる光学ブリッジのアライメント装置を提供
すると共に、構造を簡素化してコストを低減することが
できる光学ブリッジのアライメント装置を提供すること
を目的としている。また、アライメント用の撮像手段を
プローブセンタに対して短時間に固定してスループット
を高めることができると共に構造を簡素化してコストを
低減することができ、ひいては検査の信頼性を高めるこ
とができるプローブ装置を併せて提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の光学ブリッジのアライメント装置は、X、Y、Z及び
θ方向に移動可能な載置台上の被検査体をアライメント
するための撮像手段を搭載したアライメントブリッジ
と、このアライメントブリッジを上記載置台の上方でプ
ローブセンタと待機位置との間で移動自在に支持し且つ
プローブ装置本体に配設された左右一対のガイド部材
と、これら両ガイド部材の少なくともいずれか一方の側
で上記アライメントブリッジを上記各ガイド部材に従っ
て移動させる駆動機構とを備え、且つ、上記アライメン
トブリッジをその両端部でそれぞれ吸着してプローブセ
ンタで固定する磁石を上記プローブ装置本体にそれぞれ
設けたことを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項2に記載の光学ブリ
ッジのアライメント装置は、X、Y、Z及びθ方向に移
動可能な載置台上の被検査体をアライメントするための
撮像手段を搭載したアライメントブリッジと、このアラ
イメントブリッジを上記載置台の上方でプローブセンタ
と待機位置との間で移動自在に支持し且つプローブ装置
本体に配設された左右一対のガイド部材と、両ガイド部
材のいずれか一方の側で上記アライメントブリッジを上
記各ガイド部材に従って移動させる駆動機構とを備え、
且つ、上記アライメントブリッジの両端部から上記各ガ
イド部材に平行させて左右一対の固定用ロッドをそれぞ
れ突出させると共に上記各固定用ロッドがぞれぞれ嵌入
するソレノイドを設け、上記駆動機構のない側のソレノ
イドの反発力を上記駆動機構を有する側のソレノイドの
反発力よりも大きく設定したことを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明の請求項3に記載の光学ブリ
ッジのアライメント装置は、請求項1または請求項2に
記載の発明において、上記ガイド部材がガイドロッドか
らなることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項4に記載の光学ブリ
ッジのアライメント装置は、請求項3に記載の発明にお
いて、上記アライメントブリッジの両端部から上記各ガ
イドロッドに平行させて上下にテーパ面を有する左右一
対の位置決め用突起をそれぞれ突出させると共に、上記
各位置決め用突起がそれぞれ当接して上記アライメント
ブリッジをプローブセンタで位置決めする逆テーパ面を
有する位置決めブロックを設けたことを特徴とするもの
である。
【0015】また、本発明の請求項5に記載のプローブ
装置は、プローブ装置本体上面に配設されたプローブカ
ードと、このプローブカードの下方にX、Y、Z及びθ
方向に移動可能に配設された載置台と、この載置台の上
方においてプローブセンタと待機位置の間で左右一対の
ガイドロッドに従って移動し且つ上記載置台上の被検査
体をアライメントするための撮像手段を搭載したアライ
メントブリッジと、このアライメントブリッジを上記各
ガイドロッドに従って移動させる両ガイドロッドのいず
れか一方の側に配設され駆動機構とを備え、且つ、上記
アライメントブリッジをその両端部でそれぞれ吸着して
プローブセンタで固定する永久磁石を上記プローブ装置
本体にそれぞれ設けると共に各永久磁石の吸着力を相殺
し得る反発力を生じるソレノイドを各永久磁石とそれぞ
れ一体に設け、上記プローブセンタにおいて上記各ソレ
ノイドに嵌入する左右一対の固定用ロッドを上記アライ
メントブリッジの両端部から上記各ガイドロッドに平行
させてそれぞれ突設したことを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の請求項6に記載のプローブ
装置は、請求項5に記載の発明において、上記駆動機構
のない側のソレノイドの反発力を上記駆動機構を有する
側のソレノイドの反発力よりも大きく設定したことを特
徴とするものである。
【0017】また、本発明の請求項7に記載のプローブ
装置は、請求項5または請求項6に記載の発明におい
て、上記アライメントブリッジの両端部から上記各ガイ
ドロッドに平行させて上下にテーパ面を有する左右一対
の位置決め用突起をそれぞれ突出させると共に、上記各
位置決め用突起がそれぞれ当接して上記アライメントブ
リッジをプローブセンタで位置決めする逆テーパ面を有
する位置決めブロックを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。本実施形態のプローブ装
置は、光学ブリッジのアライメント装置(以下、単に
「アライメント装置」と称す。)を除き従来のプローブ
装置に準じて構成されている。従って、本実施形態では
アライメント装置を中心に説明する。尚、図1、図2は
本実施形態のアライメント装置のローダ室側のみの構成
部材を図示してある。本実施形態のアライメント装置2
0は、例えば図1、図4に示すように、アライメント時
にウエハWの表面等を撮像するカメラ21(図4参照)
を搭載したアライメントブリッジ22と、このアライメ
ントブリッジ22をメインチャック18(図5参照)の
上方でプローブセンタ(プローブカードPの検査中心の
垂直下方)と待機位置との間で移動自在に支持するよう
にプローバ室12に配設された左右一対のガイドロッド
23、23と、両ガイドロッド23、23のうちローダ
室側のガイドロッド23と平行にその真下に配設された
ロッドレスエアシリンダ(以下、単に「エアシリンダ」
と称す。)24とを備えている。そして、各ガイドロッ
ド23及びエアシリンダ24の両端部はプローバ室12
内の前後に立設された基柱12A、12Bによって支持
されている。
【0019】上記アライメントブリッジ22底面の左右
両端には例えば略矩形状に形成された連結ブロック25
がそれぞれ固定され、プローバ室12の左側の図示しな
い連結ブロックを介して左側のガイドロッドがアライメ
ントブリッジ22の左端部と摺動代(極めて微細な隙
間)を持って連結されている。また、アライメントブリ
ッジ22の右端部は連結ブロック25を介して右側のガ
イドロッド23及びエアシリンダ24とそれぞれ摺動代
を持って連結されている。つまり、連結ブロック25に
は上下に貫通孔が形成され、上側の貫通孔にはリニアブ
ッシュ23Aが装着され、このリニアブッシュ23Aを
介してアライメントブリッジ22がガイドロッド23に
従って摺動するようにしてある。また、下側の貫通孔に
はエアシリンダ24の移動体24Aが装着され、エアシ
リンダ24に供給される圧縮空気の作用で移動体24A
を介してアライメントブリッジ22がシリンダ24Bに
従って移動するようにしてある。このようにアライメン
トブリッジ22はプローバ室12の右側(ローダ室側)
のガイドロッド23の下方に配設された1台のエアシリ
ンダ24によってガイドロッド23に従って往復移動す
るようにしてあるため、エアシリンダ24のない方のガ
イドロッド23では移動速度に若干の遅れが生じ、アラ
イメントブリッジ22が水平面内で両ガイドロッド23
に対して極めて僅かではあるが傾斜する。
【0020】また、図2を参照すれば明らかなように上
記各連結ブロック25の前面(図2では左側の面)には
位置決め用突起26がそれぞれ固定されている。この位
置決め用突起26はガイドロッド23と前方に突出し、
その先端部に上下のテーパ面26A、26Aが形成され
ている。また、前方の基柱12Aには各位置決め用突起
26に対応させた位置決めブロック27が固定されてい
る。この位置決めブロック27には位置決め用突起26
のテーパ面26A、26Aと係合する上下の逆テーパ面
27A、27Aからなる凹部が形成されている。そし
て、位置決め用突起26と位置決めブロック27が当接
した位置がプローブセンタとなるようにしてある。
【0021】そして、アライメントブリッジ22をプロ
ーブセンタで固定する装置として固定用ロッド、永久磁
石及びソレノイドがそれぞれ設けられている。左右の固
定用ロッド及びソレノイドはいずれも同一構造を有する
ため左側(ローダ室側)の固定用ロッド及びソレノイド
について図1、図2を参照しながら説明する。即ち、上
記各位置決め用突起26の基部には図1、図2に示すよ
うに基板部28が垂直下方へ延設され、これらの基板部
28に強磁性体からなる固定用ロッド29がガイドロッ
ド23と平行に取り付けられている。そして、前方の基
柱12Aには固定用ロッド29を吸引してアライメント
ブリッジ22をプローブセンタで固定する固定手段30
が固定されている。この固定手段30は、図3に示すよ
うに、全面に配置されたリング状の永久磁石30Aと、
この永久磁石30Aの背面側に配置されたソレノイド3
0Bとを備え、ソレノイド30Bを流れる電流の向きを
切り換えられるようにしてある。従って、例えばアライ
メントブリッジ22をプローブセンタで固定する時に
は、永久磁石30A及びソレノイド30Bにより固定用
ロッド29を吸引し、アライメントブリッジ22をプロ
ーブセンタで停止させるようにしてある。逆にアライメ
ントブリッジ22を待機位置へ戻す時には、ソレノイド
30Bの電流の向きを逆方向にして固定用ロッド29に
反発力を付与すると共に永久磁石30Aの吸着力を相殺
して固定用ロッド29が固定手段30から円滑に抜け出
るようにしてある。また、永久磁石30Aは、単に固定
用ロッド29を吸引するのみならず、より大きな役割と
して待機位置から移動して来るアライメントブリッジ2
2をプローブセンタで瞬時に固定し、アライメント開始
までの待ち時間を殆ど無くし、アライメントを短時間で
開始できる態勢を作る機能を有している。尚、アライメ
ントブリッジ22がプローブセンタ及び待機位置に位置
する時には、左右の固定手段30のソレノイド30Bは
いずれも非励磁状態になっている。
【0022】また、アライメントブリッジ22は上述し
たように1台のエアシリンダ24によって駆動し、エア
シリンダ24のない方のガイドロッド23ではアライメ
ントブリッジ22が従動するため、エアシリンダ24の
ない方ではアライメントブリッジ22が移動が若干遅れ
る。従って、エアシリンダ24のない方(左側)が遅れ
た状態でアライメントブリッジ22が移動すると、アラ
イメントブリッジ22が左右方向で傾斜し、連結ブロッ
ク25とリニアブッシュ23A間でカジリを生じる虞が
ある。
【0023】そこで、本実施形態ではアライメントブリ
ッジ22がプローブセンタから待機位置へ戻る時には、
エアシリンダ24のない左側のソレノイド30Bのソレ
ノイドの反発力をエアシリンダ24のある右側のソレノ
イド30Bの反発力よりも大きく、例えば1.5倍の反
発力を発生するようにしてある。アライメントブリッジ
22をプローブセンタから待機位置へ戻す時には左側の
ソレノイド30Bに発生する磁束により左側の永久磁石
30Aの吸着作用を相殺し、固定用ロッド29の吸着力
を殆ど無くし、固定用ロッド29が固定手段30から円
滑に抜け、左側の固定手段30内におけるアライメント
ブリッジ22の遅れを無くすようにしてある。また、ア
ライメントブリッジ22が待機位置からプローブセンタ
へ移動する時には、エアシリンダ24のない左側のソレ
ノイド30Bの吸引力とエアシリンダ24のある右側の
ソレノイド30Bの吸引力とが略等しく、左右の固定用
ロッド29を均等な吸引力で吸引し、アライメントブリ
ッジ22の傾斜を解消するようにしてある。
【0024】また、前方の基柱12Aには後方へ延びる
基台部12Cがソレノイド30の下方に位置させて形成
され、この基台部12C上にショックアブソーバ31が
配設されている。その結果、アライメントブリッジ22
がエアシリンダ24の作用で待機位置からプローブセン
タへ移動し、固定手段30が固定用ロッド29を吸引
し、アライメントブリッジ22が急速にプローブセンタ
へ移動し始めると、アライメントブリッジ22の連結ブ
ロック25が停止位置直前にショックアブソーバ31と
当接し、位置決め用突起26と位置決めブロック27が
プローブセンタで当接する時の衝撃をショックアブソー
バ31によって緩和するようにしてある。
【0025】次に、本実施形態のアライメント装置20
を用いたプローブ装置の動作について図5をも参照しな
がら説明する。例えばローダ室11からプローバ室12
内のメインチャック18上にウエハWが移載されると、
X、Yステージ16、17が駆動してメインチャック1
8がプローブセンタに移動する。次いで、図1に示すア
ライメント装置20のエアシリンダ24が駆動し、エア
シリンダ24の移動体24Aを介してアライメントブリ
ッジ22がガイドロッド23及びシリンダ24Bに従っ
て待機位置からプローブセンタに向かって移動する。こ
の際、エアシリンダ24は1台しかないため、エアシリ
ンダ24のない方ではアライメントブリッジ22の移動
が若干遅れ、アライメントブリッジ22は水平面内で両
ガイドロッド23に対して極めて僅かではあるが傾斜す
るが、この傾斜は固定手段30が固定用ロッド29を吸
引する間に解消される。尚、この時点で固定手段30に
は正方向の電流が流れ、固定用ロッド29を吸引できる
状態になっている。
【0026】その後、アライメントブリッジ22がプロ
ーブセンタに近づき、図2に示すように左右の固定用ロ
ッド29がそれぞれの対応する固定手段30内に差し掛
かると、永久磁石30A及び励磁されたソレノイド30
B内に固定用ロッド29を強力に吸引する。これにより
素早くアライメントブリッジ22の微振動が収まり、ア
ライメント開始のための待機時間が極めて短くなる。こ
の時、アライメントブリッジ22がプローブセンタに到
達する直前にアライメントブリッジ22がショックアブ
ソーバ31と弾接し、固定手段30によるアライメント
ブリッジ22の移動速度を制動する。そのため、位置決
め用突起26は位置決めブロック27に対して衝撃力を
伴うことなく当接すると、この瞬間に上述のように永久
磁石30Aによって固定用ロッド29を固定してアライ
メントブリッジ22を微振動させることなくプローブセ
ンタにおいて瞬時に停止させ、アライメント動作を極め
て短時間で開始することができる。また、この時、位置
決めブロック27の作用と相俟って左右の固定手段30
の永久磁石30Aによりそれぞれの固定用ロッド29を
強力に吸引しているため、アライメントブリッジ22は
プローブセンタにおいて強固に固定され、プローブセン
タからの位置ずれを確実に防止する。
【0027】以上説明したように本実施形態によれば、
アライメントブリッジ22を1台のエアシリンダ24に
よって左右一対のガイドロッド23に従って移動させ、
しかも固定手段30によって固定用ロッド29を強力に
吸引してアライメントブリッジ22をプローブセンタに
おいて固定するようにしたため、駆動機構であるエアシ
リンダ24が1台でもアライメントブリッジ22をガイ
ドロッド23に従って円滑に移動させることができ、ア
ライメント装置20の構造を簡素化してコストを低減で
きる。しかも、本実施形態によれば、固定手段30の永
久磁石30Bによってアライメントブリッジ22を固定
するようにしたため、永久磁石30Aによってアライメ
ントブリッジ22を吸着後プローブセンタにおいて瞬時
固定することができ、これによりアライメント動作を極
めて短時間で素早く開始してアライメントのスループッ
トを高めることができると共に、プローブセンタにおい
て安定的に正確且つ確実にアライメント動作を行うこと
ができ、ひいては信頼性の高いプロービングを行って検
査の信頼性を高めることができる。
【0028】また、本実施形態によれば、エアシリンダ
24のない方の固定手段30のソレノイド30Bの反発
力をエアシリンダ24のある方の固定手段30のソレノ
イド30Bの反発力より大きく、その約1.5倍の大き
さに設定してあるため、アライメントブリッジ22をプ
ローブセンタから待機位置へ戻す場合には、アライメン
トブリッジ22はエアシリンダ24のある方がない方よ
り先に移動しようとするが、エアシリンダ24のない方
の固定手段30では吸引力が殆ど作用しない状態になっ
ているため、固定用ロッド29が固定手段30から円滑
に抜け出てアライメントブリッジ22に傾斜を生じさせ
ることなく、換言すれば連結ブロック25とリニアブッ
シュ23A間でカジリを生じさせることなく円滑に待機
位置へ戻すことができる。
【0029】更に、アライメントブリッジ22に上下の
テーパ面26Aを有する位置決め用突起26を設けると
共に基柱12Aに上下のテーパ面27Aを有する位置決
めブロック27を設けたため、位置決め用突起26と位
置決めブロック27の当接面が横方向でフリーになり、
位置決め用突起26と位置決めブロック27を取り付け
る際に両者26、27の位置調整を容易に行うことがで
きる。
【0030】尚、上記実施形態では、永久磁石30A及
びソレノイド30Bを有する固定手段30について説明
したが、本発明における永久磁石30Aはアライメント
ブリッジ22をプローブセンタで瞬時に固定する機能を
有し、ソレノイド30Bはアライメントブリッジ22の
駆動源が1箇所でも固定用ロッド29を介してアライメ
ントブリッジ22を傾斜させることなく円滑にガイドロ
ッド24に従って移動させる機能を有しているため、本
発明において永久磁石30A及びソレノイド30Bは単
独であっても、それぞれ固有の効果を有している。即
ち、永久磁石はアライメント動作を素早く開始すること
ができるという効果を有し、ソレノイドは駆動源が片方
だけでも良く、装置の簡素化を実現するという効果を有
している。永久磁石に代えて電磁石を用いても良い。
【0031】また、上記実施形態ではアライメントブリ
ッジ22をプローブセンタに固定する装置として位置決
め用突起26、位置決めブロック27、固定用ロッド2
9及び固定手段30を用い、しかも、この固定装置をガ
イドロッド23及び1台のエアシリンダ24を用いたプ
ローブ装置に対して適用した場合について説明したが、
この固定装置は従来のプローブ装置、即ち、リニアガイ
ド及び2台のエアシリンダを駆動源とするプローブ装置
に対しても適用することができる。また、上記実施形態
では固定装置として位置決め用突起26及び位置決めブ
ロック27を用いたものについて説明したが、固定手段
30を固定用ロッド29の係止部材としての機能を付与
することにより、位置決め用突起26及び位置決めブロ
ック27を省略することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、アライメント用の撮像手段をプローブセンタに対し
て瞬時に固定し、アライメント動作を素早く行うことが
できる光学ブリッジのアライメント装置を提供すること
ができる。
【0033】また、本発明の請求項2〜請求項4に記載
の発明によれば、構造を簡素化してコストを低減するこ
とができる光学ブリッジのアライメント装置を提供する
ことができる。
【0034】また、本発明の請求項5〜請求項7に記載
の発明によれば、アライメント用の撮像手段をプローブ
センタに対して短時間に固定してスループットを高める
ことができると共に構造を簡素化してコストを低減する
ことができ、ひいては検査の信頼性を高めることができ
るプローブ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアライメント装置の一実施形態を示す
ローダ室側からの側面図である。
【図2】図1に示すアライメント装置の要部を示す斜視
図である。
【図3】図1、図2に示すアライメントブリッジがプロ
ーブセンタにある時の固定用ロッドろソレノイドとの関
係を示すソレノイドの軸方向の断面図である。
【図4】図1、図2に示すアライメントブリッジを示す
裏面側の平面図である。
【図5】従来のプローブ装置のプローバ室を破断して示
す斜視図である。
【図6】図5に示すプローブ装置に用いられたアライメ
ント装置の要部を示すローダ室側からの側面図である。
【符号の説明】
12 プローバ室(装置本体) 16 メインチャック(載置台) 20 アライメント装置 21 カメラ(撮像手段) 22 アライメントブリッジ 23 ガイドロッド 24 ロッドレスエアシリンダ(駆動機構) 26 位置決め用突起 26A テーパ面 27 位置決め用ブロック 27A 逆テーパ面 29 固定用ロッド 30 ソレノイド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X、Y、Z及びθ方向に移動可能な載置
    台上の被検査体をアライメントするための撮像手段を搭
    載したアライメントブリッジと、このアライメントブリ
    ッジを上記載置台の上方でプローブセンタと待機位置と
    の間で移動自在に支持し且つプローブ装置本体に配設さ
    れた左右一対のガイド部材と、これら両ガイド部材の少
    なくともいずれか一方の側で上記アライメントブリッジ
    を上記各ガイド部材に従って移動させる駆動機構とを備
    え、且つ、上記アライメントブリッジをその両端部でそ
    れぞれ吸着してプローブセンタで固定する磁石を上記プ
    ローブ装置本体にそれぞれ設けたことを特徴とする光学
    ブリッジのアライメント装置。
  2. 【請求項2】 X、Y、Z及びθ方向に移動可能な載置
    台上の被検査体をアライメントするための撮像手段を搭
    載したアライメントブリッジと、このアライメントブリ
    ッジを上記載置台の上方でプローブセンタと待機位置と
    の間で移動自在に支持し且つプローブ装置本体に配設さ
    れた左右一対のガイド部材と、両ガイド部材のいずれか
    一方の側で上記アライメントブリッジを上記各ガイド部
    材に従って移動させる駆動機構とを備え、且つ、上記ア
    ライメントブリッジの両端部から上記各ガイド部材に平
    行させて左右一対の固定用ロッドをそれぞれ突出させる
    と共に上記各固定用ロッドがぞれぞれ嵌入するソレノイ
    ドを設け、上記駆動機構のない側のソレノイドの反発力
    を上記駆動機構を有する側のソレノイドの反発力よりも
    大きく設定したことを特徴とする光学ブリッジのアライ
    メント装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部材がガイドロッドからなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学
    ブリッジのアライメント装置。
  4. 【請求項4】 上記アライメントブリッジの両端部から
    上記各ガイドロッドに平行させて上下にテーパ面を有す
    る左右一対の位置決め用突起をそれぞれ突出させると共
    に、上記各位置決め用突起がそれぞれ当接して上記アラ
    イメントブリッジをプローブセンタで位置決めする逆テ
    ーパ面を有する位置決めブロックを設けたことを特徴と
    する請求項3に記載の光学ブリッジのアライメント装
    置。
  5. 【請求項5】 プローブ装置本体上面に配設されたプロ
    ーブカードと、このプローブカードの下方にX、Y、Z
    及びθ方向に移動可能に配設された載置台と、この載置
    台の上方においてプローブセンタと待機位置の間で左右
    一対のガイドロッドに従って移動し且つ上記載置台上の
    被検査体をアライメントするための撮像手段を搭載した
    アライメントブリッジと、このアライメントブリッジを
    上記各ガイドロッドに従って移動させる両ガイドロッド
    のいずれか一方の側に配設され駆動機構とを備え、且
    つ、上記アライメントブリッジをその両端部でそれぞれ
    吸着してプローブセンタで固定する永久磁石を上記プロ
    ーブ装置本体にそれぞれ設けると共に各永久磁石の吸着
    力を相殺し得る反発力を生じるソレノイドを各永久磁石
    とそれぞれ一体に設け、上記プローブセンタにおいて上
    記各ソレノイドに嵌入する左右一対の固定用ロッドを上
    記アライメントブリッジの両端部から上記各ガイドロッ
    ドに平行させてそれぞれ突設したことを特徴とするプロ
    ーブ装置。
  6. 【請求項6】 上記駆動機構のない側のソレノイドの反
    発力を上記駆動機構を有する側のソレノイドの反発力よ
    りも大きく設定したことを特徴とする請求項5に記載の
    光学ブリッジのプローブ装置。
  7. 【請求項7】 上記アライメントブリッジの両端部から
    上記各ガイドロッドに平行させて上下にテーパ面を有す
    る左右一対の位置決め用突起をそれぞれ突出させると共
    に、上記各位置決め用突起がそれぞれ当接して上記アラ
    イメントブリッジをプローブセンタで位置決めする逆テ
    ーパ面を有する位置決めブロックを設けたことを特徴と
    する請求項5または請求項6に記載のプローブ装置。
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