JPH11265503A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型磁気ヘッド

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JPH11265503A
JPH11265503A JP6575398A JP6575398A JPH11265503A JP H11265503 A JPH11265503 A JP H11265503A JP 6575398 A JP6575398 A JP 6575398A JP 6575398 A JP6575398 A JP 6575398A JP H11265503 A JPH11265503 A JP H11265503A
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JP
Japan
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varistor
head
magnetic
shield
layer
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JP6575398A
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English (en)
Inventor
Akio Takada
昭夫 高田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気等による磁気抵抗効果素子の破壊が生
じ難い磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 磁気記録媒体からの磁界を検出するため
の磁気抵抗効果素子にバリスタを接続する。そして、外
部からの電荷の流入等により、磁気抵抗効果素子に高電
圧が加わったような場合には、バリスタの側に電流が流
れるようにしておく。このようにしておけば、外部から
の電荷の流入等があったとしても、磁気抵抗効果素子に
過電流が流れるようなことはなくなり、磁気抵抗効果素
子の破壊を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体から
の磁界を磁気抵抗効果素子によって検出する磁気抵抗効
果型磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体からの磁界を磁気抵抗効果
素子(以下、MR素子と称する。)によって検出する磁
気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッドと称す
る。)においては、MR素子が静電気又は何らかの電気
的ストレスにより破壊されてしまい、ヘッド性能が劣化
してしまうことが問題となっている。
【0003】なお、この問題は、一般にESD/EOS
と称される。ESDはElectro Static Dischargeの略、
EOSはElectrical Over Stressの略である。
【0004】そして、このような問題は、MR素子に過
電流が流れ、この過電流による発熱や当該過電流により
発生する磁場の影響で、MR素子が破壊されてしまうこ
とによって生じるものと考えられる。
【0005】すなわち、MRヘッドは、ウェハプロセ
ス、加工プロセス、組立プロセス等のプロセスを経て作
製されるが、これらのプロセスにおいて、外部からの電
荷流入があったときに、当該電荷流入によりMR素子に
過電流が流れ、この過電流による発熱や当該過電流によ
り発生する磁場の影響で、MR素子が破壊されるものと
考えられる。
【0006】なお、ウェハプロセスとは、MRヘッドを
構成する素子をウェハ基板上に形成するプロセスのこと
である。また、加工プロセスとは、MRヘッドを構成す
る素子が形成されたウェハ基板を切断して個々のMRヘ
ッドに分割するとともに、それらのMRヘッドに対して
所定の機械加工を施すプロセスのことである。また、組
立プロセスとは、上記機械加工が完了したMRヘッドを
ヘッドベースにマウントしたり、MRヘッドの端子を所
定の配線に接続するなどして、MRヘッドが搭載された
磁気ヘッド装置を組み立てるプロセスのことである。
【0007】また、ESD/EOSによるMR素子の破
壊は、上述のような製造プロセス中だけでなく、磁気ヘ
ッド装置にMRヘッドを組み込んだ後においても生じる
場合がある。すなわち、例えば、MRヘッドをハードデ
ィスク装置に組み込んだときに、磁気ディスクからMR
ヘッドに電荷が流入し、これにより、MR素子に過電流
が流れてしまうような場合がある。そして、このような
過電流も、MR素子の破壊を引き起こす要因の一つとな
る。
【0008】そして、従来、以上のような問題の対策と
しては、例えば、MR素子の一方の端子と他方の端子と
の間にダイオードを形成するという方法が提案されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイオ
ードの形成には高度な半導体プロセスが必要なため、ダ
イオードを形成することにより上記問題を回避しようと
すると、ヘッド製造プロセスが非常に複雑となり、MR
ヘッドの製造コストが大幅に増大してしまう。
【0010】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、磁気記録媒体からの磁界をM
R素子によって検出するMRヘッドにおいて、ダイオー
ドのように形成が難しい素子を使用することなく、ES
D/EOSによるMR素子の破壊が生じないようにする
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るMRヘッド
は、磁気記録媒体からの磁界を検出するためのMR素子
と、上記MR素子に接続されたバリスタとを備えること
を特徴とする。
【0012】このMRヘッドでは、印加電圧の上昇に伴
って非直線的に抵抗値が減少する抵抗器であるバリスタ
が、MR素子に接続されている。したがって、外部から
の電荷の流入等により、MR素子に高電圧が加わったよ
うな場合には、バリスタの側に電流が流れる。したがっ
て、このMRヘッドでは、外部からの電荷の流入等があ
ったとしても、MR素子に過電流が流れるようなことは
ない。
【0013】なお、上記MRヘッドにおいて、MR素子
は上記バリスタが形成された基板上に形成されているこ
とが好ましい。このように、バリスタが形成された基板
上にMR素子を形成するようにした場合には、外部から
の電荷の流入があったときに電流を逃がす経路が、MR
素子を形成する前から存在することとなる。したがっ
て、このMRヘッドでは、当該MRヘッドの製造プロセ
ス全体にわたって、ESD/EOSによるMR素子の破
壊を回避することができる。
【0014】なお、上記MRヘッドにおいて、バリスタ
は、例えば、一方の端子がMR素子に接続され、他方の
端子が接地される。或いは、バリスタは、例えば、当該
バリスタの一方の端子が、MR素子の一方の端子に接続
され、当該バリスタの他方の端子が、MR素子の他方の
端子に接続される。
【0015】また、上記MRヘッドにおいて、バリスタ
は、スパッタリング法を用いて形成されていることが好
ましい。通常、MRヘッドに使用されるMR素子は、ス
パッタリング法を用いて形成される。したがって、バリ
スタをスパッタリング法を用いて形成するようにした場
合には、バリスタの形成からMR素子の形成に至るまで
を、一連のスパッタリング工程とすることができる。し
たがって、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】<第1の実施の形態>本発明を適用した磁
気ヘッドの第1の例を図1に示す。なお、図1では磁気
ヘッド1の一部を切り欠いて図示している。
【0018】この磁気ヘッド1は、ハードディスク装置
等に用いられる磁気ヘッドであり、Al23−TiC等
からなる基板2上に、本発明を適用したMRヘッド3が
形成されてなるとともに、当該MRヘッド3上にインダ
クティブ型磁気ヘッド4が積層形成され、更に当該イン
ダクティブ型磁気ヘッド4上にAl23等からなる保護
層5が形成されてなる。ここで、MRヘッド3は、再生
用ヘッドとして動作するものであり、インダクティブ型
磁気ヘッド4は、記録用ヘッドとして動作するものであ
る。
【0019】MRヘッド3は、下層シールド10と上層
シールド11との間にMR素子12が配された、いわゆ
るシールド型のMRヘッドである。そして、このMRヘ
ッド3は、基板2上に形成されたアンダーコート層13
と、アンダーコート層13上に形成されたバリスタ14
と、バリスタ14上に形成された下層シールド10と、
Al23やSiO2等からなる絶縁層15を介して下層
シールド10上に形成されたMR素子12と、Al23
やSiO2等からなる絶縁層16を介してMR素子12
上に形成された上層シールド11とを備えている。
【0020】アンダーコート層13は、Al23等のよ
うな絶縁材からなり、このアンダーコート層13によ
り、基板2とバリスタ14との絶縁が図られている。そ
して、このアンダーコート層13上にバリスタ14が形
成されている。
【0021】バリスタ14は、印加電圧の上昇に伴って
非直線的に抵抗値が減少する抵抗器として動作するもの
であり、アンダーコート層13上に一様に所定の膜厚に
て形成されてなる。このMRヘッド3において、外部か
らの電荷流入等によりMR素子12に高電圧が加わった
ような場合には、バリスタ14の抵抗値が減少して当該
バリスタ14に電流が流れる。したがって、このMRヘ
ッド3では、外部からの電荷流入等があったとしても、
MR素子12に過電流が流れるようなことはない。
【0022】ここで、バリスタ14は、アンダーコート
層13が形成されてなる基板2上に直接形成されてい
る。換言すれば、バリスタ14は、MRヘッド3の最下
層に形成されている。このようにバリスタ14をMRヘ
ッド3の最下層に形成した場合には、外部からの電荷の
流入があったときに電流を逃がす経路が、MR素子12
を形成する前から存在することとなる。したがって、こ
のMRヘッド3では、当該MRヘッド3の製造プロセス
全体にわたって、ESD/EOSによるMR素子12の
破壊を回避することができる。
【0023】そして、バリスタ14上には、下層シール
ド10が形成されている。下層シールド10は、MR素
子12の下層側を磁気的にシールドするためのものであ
り、Ni−Fe等のような軟磁性材からなる。そして、
この下層シールド10上に、絶縁層15を介してMR素
子12が形成されている。
【0024】MR素子12は、外部磁界の大きさによっ
て抵抗値が変化する素子であり、例えば、Ta膜、Ni
FeNb膜、Ta膜、NiFe膜、Ta膜がスパッタリ
ング法により、この順に積層されてなる。MR素子12
をこのような構成とした場合、磁気抵抗効果を有する軟
磁性膜であるNiFe膜が、MRヘッド3の感磁部とな
る。また、NiFeNb膜が、NiFe膜に対して垂直
バイアス磁界を印加するための軟磁性膜(いわゆるSoft
Adjacent Layer)となる。なお、MR素子12の構成
は、上記の例に限るものではなく、システムの要求等に
応じて適切なものを用いるようにすればよく、例えば、
いわゆる巨大磁気抵抗効果(GMR:Giant Magneto-Re
sistance effect)を示すようなMR素子を用いるよう
にしてもよい。
【0025】また、MR素子12は、略矩形状に形成さ
れてなり、その一側面が磁気記録媒体対向面に露呈する
ようになされている。そして、このMR素子12の両端
には、当該MR素子12に対して水平バイアス磁界を印
加するための永久磁石膜17,18がそれぞれ配されて
いる。
【0026】永久磁石膜17,18は、MR素子12に
対して水平バイアス磁界を印加して、当該MR素子12
の動作の安定化を図るためのものである。この永久磁石
膜17,18の材料としは、保磁力が大きい硬質磁性材
が好ましく、具体的には、CoNiPtやCoCrPt
等が好適である。
【0027】また、MR素子12の一端に接するように
配された永久磁石膜17には、第1の導体19が接続さ
れており、同様に、MR素子12の他端に接するように
配された永久磁石膜18には、第2の導体20が接続さ
れている。これらの導体19,20は、MR素子12に
対して、センス電流を供給するためのものであり、例え
ば、Cr,Ti,Ta,W,Mo,Cu又はこれらの合
金等からなる。
【0028】ここで、第1の導体19は、永久磁石膜1
7に接続されている側の端部は絶縁層15,16に埋設
するように形成されているが、他方の端部は外部に露呈
するように形成されている。そして、外部に露呈してい
る部分が、このMRヘッド3の第1の外部接続用端子1
9aとなる。同様に、第2の導体20も、永久磁石膜1
8に接続されている側の端部は絶縁層15,16に埋設
するように形成されているが、他方の端部は外部に露呈
するように形成されている。そして、外部に露呈してい
る部分が、このMRヘッド3の第2の外部接続用端子2
0aとなる。そして、磁気記録媒体からの磁気信号の再
生時には、これらの外部接続用端子19a,20aから
MR素子12にセンス電流が供給されることとなる。
【0029】また、第1の導体19の下層には、絶縁層
15が形成されているが、当該絶縁層15のうち、第1
の外部接続用端子19aの下に位置する部分には、開口
部21が形成されている。そして、第1の導体19は、
当該開口部21を通してバリスタ14に接続されてい
る。同様に、第2の導体20の下層には、絶縁層15が
形成されているが、当該絶縁層15のうち、第2の外部
接続用端子20aの下に位置する部分には、開口部22
が形成されている。そして、第2の導体20は、当該開
口部22を通してバリスタ14に接続されている。換言
すれば、このMRヘッド3において、バリスタ14は、
当該バリスタ14の一方の端子がMR素子12の一方の
端子に接続され、当該バリスタ14の他方の端子がMR
素子12の他方の端子に接続されている。
【0030】そして、以上のように形成されたMR素子
12、永久磁石膜17,18、第1の導体19及び第2
の導体20の上には、絶縁層16が形成されており、当
該絶縁層16上に上層シールド11が形成されている。
なお、絶縁層16及び上層シールド11は、第1の導体
19の一端が外部に露呈して第1の外部接続用端子19
aとなり、且つ、第2の導体20の一端が外部に露呈し
て第2の外部接続用端子20aとなるように形成されて
いる。
【0031】上層シールド11は、MR素子12の上層
側を磁気的にシールドするためのものであり、Ni−F
e等のような軟磁性材からなる。なお、この上層シール
ド11は、MR素子12の上層側を磁気的にシールドす
るだけでなく、後述するように、MRヘッド3の上に積
層形成されたインダクティブ型磁気ヘッド4の磁気コア
も兼ねている。
【0032】MRヘッド12は、以上のような構成を有
しており、このMRヘッド3の上に、記録用ヘッドであ
るインダクティブ型磁気ヘッド4が積層形成されてい
る。
【0033】このインダクティブ型磁気ヘッド4は、上
層シールド11及び上層コア23によって構成される磁
気コアと、当該磁気コアを巻回するように形成された薄
膜コイル24とを備えている。
【0034】上層コア23は、上層シールド11と共に
閉磁路を形成して、インダクティブ型磁気ヘッド4の磁
気コアとなるものであり、Ni−Fe等のような軟磁性
材からなる。ここで、上層シールド11及び上層コア2
3は、それらの前端部が磁気記録媒体対向面に露呈し、
且つ、それらの後端部において上層シールド11及び上
層コア23が互いに接するように形成されている。ここ
で、上層シールド11及び上層コア23の前端部は、磁
気記録媒体対向面において、上層シールド11及び上層
コア23が所定の間隙t1をもって離間するように形成
されている。
【0035】この磁気ヘッド1において、上層シールド
11は、MR素子12の上層側を磁気的にシールドする
だけでなく、インダクティブ型磁気ヘッド4の磁気コア
も兼ねており、上層シールド11と上層コア23によっ
てインダクティブ型磁気ヘッド4の磁気コアが構成され
ている。そして、磁気記録媒体対向面における上層シー
ルド11と上層コア23との間隙t1が、インダクティ
ブ型磁気ヘッド4の記録用磁気ギャップとなる。
【0036】また、上層シールド11上には、Al23
やSiO2等からなる絶縁層25が形成されており、こ
の絶縁層25に薄膜コイル24が埋設されている。ここ
で、薄膜コイル24は、上層シールド11及び上層コア
23からなる磁気コアを巻回するように形成されてい
る。なお、図示していないが、この薄膜コイル24の両
端部は、外部に露呈するようになされている。そして、
薄膜コイル24の両端に形成された端子が、このインダ
クティブ型磁気ヘッド4の外部接続用端子となる。すな
わち、磁気記録媒体への磁気信号の記録時には、これら
の外部接続用端子から薄膜コイル24に記録電流が供給
されることとなる。
【0037】以上のような構成を有する磁気ヘッド1で
は、MRヘッド3の第1の外部接続用端子19aと第2
の外部接続用端子20aとの間に流れる電流の経路とし
て、第1の外部接続用端子19a、第1の導体19、永
久磁石膜17、MR素子12、永久磁石膜18、第2の
導体20及び第2の外部接続用端子20aを結ぶ第1の
経路と、第1の外部接続用端子19a、バリスタ14及
び第2の外部接続用端子20aを結ぶ第2の経路とを有
している。
【0038】すなわち、このMRヘッド3では、図2に
示すように、MR素子12に対して並列にバリスタ14
が接続されている。ここで、バリスタ14は、印加電圧
の上昇に伴って非直線的に抵抗値が減少する抵抗器とし
て動作する。したがって、外部からの電荷の流入等によ
り、MR素子12に高電圧が加わったような場合には、
バリスタ14の側に電流が流れる。したがって、このM
Rヘッド3では、外部からの電荷の流入等があったとし
ても、MR素子12に過電流が流れるようなことはな
い。
【0039】しかも、このMRヘッド3では、図1に示
すように、バリスタ14は、アンダーコート層13が形
成されてなる基板2上に形成されており、MR素子12
はバリスタ14を形成した後から形成されている。この
ように、バリスタ14を形成した後からMR素子12を
形成するようにした場合には、外部からの電荷の流入が
あったときに電流を逃がす経路が、MR素子12を形成
する前から存在することとなる。したがって、このMR
ヘッド3では、当該MRヘッド3の製造プロセス全体に
わたって、ESD/EOSによるMR素子12の破壊を
回避することができる。
【0040】なお、磁気記録媒体から磁気信号を再生す
る際は、MR素子12にセンス電流が流れるように電圧
が印加されるが、当該電圧はバリスタ14の抵抗値が急
激に低くなる臨界電圧よりも遥かに小さい。したがっ
て、MR素子12に対して並列にバリスタ14が接続さ
れていても、センス電流は、正常時には殆どバリスタ1
4の側には流れず、MR素子12の側に流れることとな
る。
【0041】このようなバリスタ14としては、ZnO
系バリスタ、SiC系バリスタ、SrTiO3系バリス
タ等の各種のバリスタが使用可能であるが、応答速度等
を考慮すると、本例において使用するバリスタ14とし
ては、ZnO系バリスタが好適である。また、ZnO系
バリスタの中でも特に、微量のBi23を添加した、い
わゆるZnO−Bi23系バリスタが好適である。
【0042】バリスタ14としてZnO−Bi23系バ
リスタを用いる際は、先ず、Zn−Oの微粉末に、微量
のBi23を添加するとともに、所望する特性に応じて
CoO、MnO2、Cr23、Sb23、SiO2、Ti
2等を添加して、バリスタ原料を得る。そして、得ら
れたバリスタ原料を、アンダーコート層13が形成され
た基板2上に塗布し、その後、空気中で1100〜12
00℃程度の温度にて焼成する。これにより、ZnO−
Bi23系のバリスタ14がアンダーコート層13上に
形成されることとなる。
【0043】なお、バリスタ14を形成する際は、上述
のような焼成法によって形成するのではなく、スパッタ
リング法によって形成するようにしてもよい。スパッタ
リング法によってバリスタ14を形成する際は、スパッ
タリングターゲットして、バリスタ14の構成元素から
なるターゲットを用いればよい。
【0044】また、バリスタ14をスパッタリング法に
よって形成するようにした場合、上記MRヘッド3を構
成するその他の層(下層シールド10、上層シールド1
1、MR素子12、絶縁層15,16、永久磁石膜1
7,18、導体19,20)の成膜もスパッタリング法
によって行うことが好ましい。この場合、バリスタ14
の形成からその他の各層の形成に至るまでの工程が一連
のスパッタリング工程となるので、バリスタ14を焼成
法によって形成するような場合に比べて、製造工程を簡
略化することができる。
【0045】<第2の実施の形態>本発明を適用した磁
気ヘッドの第2の例を図3に示す。なお、図3では磁気
ヘッド101の一部を切り欠いて図示している。
【0046】この磁気ヘッド101は、ハードディスク
装置等に用いられる磁気ヘッドであり、Al23−Ti
C等のような導電材からなる基板102上に、本発明を
適用したMRヘッド103が形成されてなるとともに、
当該MRヘッド103上にインダクティブ型磁気ヘッド
104が積層形成され、更に当該インダクティブ型磁気
ヘッド104上にAl23等からなる保護層105が形
成されてなる。ここで、MRヘッド103は、再生用ヘ
ッドとして動作するものであり、インダクティブ型磁気
ヘッド104は、記録用ヘッドとして動作するものであ
る。
【0047】MRヘッド103は、下層シールド110
と上層シールド111との間にMR素子112が配され
た、いわゆるシールド型のMRヘッドである。そして、
このMRヘッド103は、基板102上に形成されたバ
リスタ114と、バリスタ114上に形成されたアンダ
ーコート層113と、アンダーコート層113上に形成
された下層シールド110と、Al23やSiO2等か
らなる絶縁層115を介して下層シールド110上に形
成されたMR素子112と、Al23やSiO2等から
なる絶縁層116を介してMR素子112上に形成され
た上層シールド111とを備えている。
【0048】バリスタ114は、印加電圧の上昇に伴っ
て非直線的に抵抗値が減少する抵抗器として動作するも
のであり、基板102上に一様に所定の膜厚にて形成さ
れてなる。このMRヘッド103において、外部からの
電荷流入等によりMR素子112に高電圧が加わったよ
うな場合には、バリスタ114の抵抗値が減少して当該
バリスタ114に電流が流れる。したがって、このMR
ヘッド103では、外部からの電荷流入等があったとし
ても、MR素子112に過電流が流れるようなことはな
い。
【0049】ここで、バリスタ114は、基板102上
に直接形成されている。換言すれば、バリスタ114
は、MRヘッド103の最下層に形成されている。この
ようにバリスタ114をMRヘッド103の最下層に形
成した場合には、外部からの電荷の流入があったときに
電流を逃がす経路が、MR素子112を形成する前から
存在することとなる。したがって、このMRヘッド10
3では、当該MRヘッド103の製造プロセス全体にわ
たって、ESD/EOSによるMR素子112の破壊を
回避することができる。
【0050】そして、バリスタ114上にはアンダーコ
ート層113が形成されている。アンダーコート層11
3は、Al23等のような絶縁材からなり、このアンダ
ーコート層113上に下層シールド110が形成されて
いる。すなわち、このアンダーコート層113により、
バリスタ114と下層シールド110との絶縁が図られ
ている。
【0051】アンダーコート層113上に形成された下
層シールド110は、MR素子112の下層側を磁気的
にシールドするためのものであり、Ni−Fe等のよう
な軟磁性材からなる。そして、この下層シールド110
上に、絶縁層115を介してMR素子112が形成され
ている。
【0052】MR素子112は、外部磁界の大きさによ
って抵抗値が変化する素子であり、例えば、Ta膜、N
iFeNb膜、Ta膜、NiFe膜、Ta膜がスパッタ
リング法により、この順に積層されてなる。MR素子1
12をこのような構成とした場合、磁気抵抗効果を有す
る軟磁性膜であるNiFe膜が、MRヘッド103の感
磁部となる。また、NiFeNb膜が、NiFe膜に対
して垂直バイアス磁界を印加するための軟磁性膜(いわ
ゆるSoft Adjacent Layer)となる。なお、MR素子1
12の構成は、上記の例に限るものではなく、システム
の要求等に応じて適切なものを用いるようにすればよ
く、例えば、巨大磁気抵抗効果を示すようなMR素子を
用いるようにしてもよい。
【0053】また、MR素子112は、略矩形状に形成
されてなり、その一側面が磁気記録媒体対向面に露呈す
るようになされている。そして、このMR素子112の
両端には、当該MR素子112に対して水平バイアス磁
界を印加するための永久磁石膜117,118がそれぞ
れ配されている。
【0054】永久磁石膜117,118は、MR素子1
12に対して水平バイアス磁界を印加して、当該MR素
子112の動作の安定化を図るためのものである。この
永久磁石膜117,118の材料としは、保磁力が大き
い硬質磁性材が好ましく、具体的には、CoNiPtや
CoCrPt等が好適である。
【0055】また、MR素子112の一端に接するよう
に配された永久磁石膜117には、第1の導体119が
接続されており、同様に、MR素子112の他端に接す
るように配された永久磁石膜118には、第2の導体1
20が接続されている。これらの導体119,120
は、MR素子112に対して、センス電流を供給するた
めのものであり、例えば、Cr,Ti,Ta,W,M
o,Cu又はこれらの合金等からなる。
【0056】ここで、第1の導体119は、永久磁石膜
117に接続されている側の端部は絶縁層115,11
6に埋設するように形成されているが、他方の端部は外
部に露呈するように形成されている。そして、外部に露
呈している部分が、このMRヘッド103の第1の外部
接続用端子119aとなる。同様に、第2の導体120
も、永久磁石膜118に接続されている側の端部は絶縁
層115,116に埋設するように形成されているが、
他方の端部は外部に露呈するように形成されている。そ
して、外部に露呈している部分が、このMRヘッド10
3の第2の外部接続用端子120aとなる。そして、磁
気記録媒体からの磁気信号の再生時には、これらの外部
接続用端子119a,120aからMR素子112にセ
ンス電流が供給されることとなる。
【0057】また、第1の導体119の下層には、絶縁
層115及びアンダーコート層113が形成されている
が、絶縁層115及びアンダーコート層113のうち、
第1の外部接続用端子119aの下に位置する部分に
は、開口部121が形成されている。そして、第1の導
体119は、当該開口部121を通してバリスタ114
に接続されている。すなわち、このMRヘッド103に
おいて、バリスタ114の一方の端子は、MR素子に接
続されている。なお、このMRヘッド103において、
第2の導体120はバリスタ114に接続されてはいな
い。
【0058】ところで、この磁気ヘッド101では、バ
リスタ114が基板112の上に直接形成されているの
で、基板112がバリスタ114の他方の端子となる。
そして、基板112は、この磁気ヘッド101の製造プ
ロセス中、接地電位に接続される。また、基板112
は、この磁気ヘッド101を磁気ヘッド装置に組み込ん
だ場合も、接地電位に接続される。したがって、バリス
タ114は、一方の端子は上述のように第1の導体11
9に接続され、他方の端子は接地されることとなる。
【0059】そして、以上のように形成されたMR素子
112、永久磁石膜117,118、第1の導体119
及び第2の導体120の上には、絶縁層116が形成さ
れており、当該絶縁層116上に上層シールド111が
形成されている。なお、絶縁層116及び上層シールド
111は、第1の導体119の一端が外部に露呈して第
1の外部接続用端子119aとなり、且つ、第2の導体
120の一端が外部に露呈して第2の外部接続用端子1
20aとなるように形成されている。
【0060】上層シールド111は、MR素子112の
上層側を磁気的にシールドするためのものであり、Ni
−Fe等のような軟磁性材からなる。なお、この上層シ
ールド111は、MR素子112の上層側を磁気的にシ
ールドするだけでなく、後述するように、MRヘッド1
03の上に積層形成されたインダクティブ型磁気ヘッド
104の磁気コアも兼ねている。
【0061】MRヘッド112は、以上のような構成を
有しており、このMRヘッド103の上に、記録用ヘッ
ドであるインダクティブ型磁気ヘッド4が積層形成され
ている。
【0062】このインダクティブ型磁気ヘッド104
は、上層シールド111及び上層コア123によって構
成される磁気コアと、当該磁気コアを巻回するように形
成された薄膜コイル124とを備えている。
【0063】上層コア123は、上層シールド111と
共に閉磁路を形成して、インダクティブ型磁気ヘッド1
04の磁気コアとなるものであり、Ni−Fe等のよう
な軟磁性材からなる。ここで、上層シールド111及び
上層コア123は、それらの前端部が磁気記録媒体対向
面に露呈し、且つ、それらの後端部において上層シール
ド111及び上層コア123が互いに接するように形成
されている。ここで、上層シールド111及び上層コア
123の前端部は、磁気記録媒体対向面において、上層
シールド111及び上層コア123が所定の間隙t2を
もって離間するように形成されている。
【0064】この磁気ヘッド101において、上層シー
ルド111は、MR素子112の上層側を磁気的にシー
ルドするだけでなく、インダクティブ型磁気ヘッド10
4の磁気コアも兼ねており、上層シールド111と上層
コア123によってインダクティブ型磁気ヘッド104
の磁気コアが構成されている。そして、磁気記録媒体対
向面における上層シールド111と上層コア123との
間隙t2が、インダクティブ型磁気ヘッド104の記録
用磁気ギャップとなる。
【0065】また、上層シールド111上には、Al2
3やSiO2等からなる絶縁層125が形成されてお
り、この絶縁層125に薄膜コイル124が埋設されて
いる。ここで、薄膜コイル124は、上層シールド11
1及び上層コア123からなる磁気コアを巻回するよう
に形成されている。なお、図示していないが、この薄膜
コイル124の両端部は、外部に露呈するようになされ
ている。そして、薄膜コイル124の両端に形成された
端子が、このインダクティブ型磁気ヘッド104の外部
接続用端子となる。すなわち、磁気記録媒体への磁気信
号の記録時には、これらの外部接続用端子から薄膜コイ
ル24に記録電流が供給されることとなる。
【0066】以上のような構成を有する磁気ヘッド10
1では、MRヘッド103の第1の外部接続用端子11
9aと第2の外部接続用端子120aとの間に流れる電
流の経路として、第1の外部接続用端子119a、第1
の導体119、永久磁石膜117、MR素子112、永
久磁石膜118、第2の導体120及び第2の外部接続
用端子120aを結ぶ第1の経路と、バリスタ114を
介して第1の外部接続用端子119aから接地電位に接
続された基板102に至る第2の経路とを有している。
【0067】すなわち、このMRヘッド103では、図
4に示すように、MR素子112の一端がバリスタ11
4を介して接地されている。ここで、バリスタ114
は、印加電圧の上昇に伴って非直線的に抵抗値が減少す
る抵抗器として動作する。したがって、外部からの電荷
の流入等により、MR素子112に高電圧が加わったよ
うな場合には、バリスタ114の側に電流が流れる。し
たがって、このMRヘッド103では、外部からの電荷
の流入等があったとしても、MR素子112に過電流が
流れるようなことはない。
【0068】しかも、このMRヘッド103では、図3
に示すように、バリスタ114は、基板102上に形成
されており、MR素子112はバリスタ114を形成し
た後から形成されている。このように、バリスタ114
を形成した後からMR素子112を形成するようにした
場合には、外部からの電荷の流入があったときに電流を
逃がす経路が、MR素子112を形成する前から存在す
ることとなる。したがって、このMRヘッド103で
は、当該MRヘッド103の製造プロセス全体にわたっ
て、ESD/EOSによるMR素子112の破壊を回避
することができる。
【0069】なお、磁気記録媒体から磁気信号を再生す
る際は、MR素子112にセンス電流が流れるように電
圧が印加されるが、当該電圧はバリスタ114の抵抗値
が急激に低くなる臨界電圧よりも遥かに小さい。したが
って、MR素子112にバリスタ114が接続されてい
ても、センス電流は、正常時には殆どバリスタ114の
側には流れず、MR素子112の側に流れることとな
る。
【0070】このようなバリスタ114としては、Zn
O系バリスタ、SiC系バリスタ、SrTiO3系バリ
スタ等の各種のバリスタが使用可能であるが、応答速度
等を考慮すると、本例において使用するバリスタ114
としては、ZnO系バリスタが好適である。また、Zn
O系バリスタの中でも特に、微量のBi23を添加し
た、いわゆるZnO−Bi23系バリスタが好適であ
る。
【0071】バリスタ114としてZnO−Bi23
バリスタを用いる際は、先ず、Zn−Oの微粉末に、微
量のBi23を添加するとともに、所望する特性に応じ
てCoO、MnO2、Cr23、Sb23、SiO2、T
iO2等を添加して、バリスタ原料を得る。そして、得
られたバリスタ原料を基板102上に塗布し、その後、
空気中で1100〜1200℃程度の温度にて焼成す
る。これにより、ZnO−Bi23系のバリスタ114
が基板102上に形成されることとなる。
【0072】なお、バリスタ114を形成する際は、上
述のような焼成法によって形成するのではなく、スパッ
タリング法によって形成するようにしてもよい。スパッ
タリング法によってバリスタ114を形成する際は、ス
パッタリングターゲットして、バリスタ114の構成元
素からなるターゲットを用いればよい。
【0073】また、バリスタ114をスパッタリング法
によって形成するようにした場合、上記MRヘッド10
3を構成するその他の層(下層シールド110、上層シ
ールド111、MR素子112、絶縁層115,11
6、永久磁石膜117,118、導体119,120)
の成膜もスパッタリング法によって行うことが好まし
い。この場合、バリスタ114の形成からその他の各層
の形成に至るまでの工程が一連のスパッタリング工程と
なるので、バリスタ114を焼成法によって形成するよ
うな場合に比べて、製造工程を簡略化することができ
る。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るMRヘッドでは、MR素子にバリスタを接続してお
き、外部からの電荷の流入等によりMR素子に高電圧が
加わったような場合には、バリスタの側に電流が流れる
ようにしている。したがって、本発明に係るMRヘッド
では、外部からの電荷の流入等があったとしても、MR
素子に過電流が流れるようなことはない。したがって、
本発明に係るMRヘッドでは、ESD/EOSによるM
R素子の破壊が生じ難い。
【0075】しかも、本発明に係るMRヘッドでは、ダ
イオードのように形成が難しい素子ではなく、製造が容
易なバリスタを用いているので、製造工程が複雑化する
ようなことはない。したがって、本発明によれば、ES
D/EOSによるMR素子の破壊に対する対策を施した
としても、MRヘッドの製造コストの上昇を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したMRヘッドを備えた磁気ヘッ
ドの一例について、その一部を切り欠いて示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示した磁気ヘッドに備えられたMRヘッ
ドの等価回路を示す図である。
【図3】本発明を適用したMRヘッドを備えた磁気ヘッ
ドの他の例について、その一部を切り欠いて示す斜視図
である。
【図4】図3に示した磁気ヘッドに備えられたMRヘッ
ドの等価回路を示す図である。
【符号の説明】
1,101 磁気ヘッド、 2,102 基板、 3,
103 MRヘッド、4,104 インダクティブ型磁
気ヘッド、 5,105 保護層、 10,110 下
層シールド、 11,111 上層シールド、 12,
112 MR素子、 13,113 アンダーコート
層、 14,114 バリスタ、 15,16,25,
115,116,125 絶縁層、 17,18,11
7,118 永久磁石膜、 19,20,119,12
0 導体、 19a,20a,119a,120a 外
部接続用端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体からの磁界を検出するため
    の磁気抵抗効果素子と、 上記磁気抵抗効果素子に接続されたバリスタとを備える
    ことを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記バリスタは、基板上に形成されてお
    り、 上記磁気抵抗効果素子は、上記バリスタが形成された基
    板上に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    磁気抵抗効果型磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記バリスタは、一方の端子が上記磁気
    抵抗効果素子に接続され、他方の端子が接地されること
    を特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 上記バリスタの一方の端子は、上記磁気
    抵抗効果素子の一方の端子に接続され、上記バリスタの
    他方の端子は、上記磁気抵抗効果素子の他方の端子に接
    続されていることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗
    効果型磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 上記バリスタは、スパッタリング法を用
    いて形成されていることを特徴とする請求項1記載の磁
    気抵抗効果型磁気ヘッド。
JP6575398A 1998-03-16 1998-03-16 磁気抵抗効果型磁気ヘッド Withdrawn JPH11265503A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657827B1 (en) 1999-09-24 2003-12-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Head
US7061727B2 (en) * 2000-12-28 2006-06-13 Hitachi, Ltd. Magnetoresistive head using multilayered varistor material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6657827B1 (en) 1999-09-24 2003-12-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Head
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