JPH1126565A - 単結晶セラミック静電チャック - Google Patents
単結晶セラミック静電チャックInfo
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- JPH1126565A JPH1126565A JP10098078A JP9807898A JPH1126565A JP H1126565 A JPH1126565 A JP H1126565A JP 10098078 A JP10098078 A JP 10098078A JP 9807898 A JP9807898 A JP 9807898A JP H1126565 A JPH1126565 A JP H1126565A
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- ceramic
- electrostatic chuck
- receiving surface
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H10P72/72—Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof for supporting or gripping using electrostatic chucks
- H10P72/722—Details of electrostatic chucks
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温動作温度で信頼性のある静電チャックを
得ることを目的とする。 【解決手段】 プロセスチャンバ70内に基板40を保
持するための静電チャック20は、単結晶セラミックモ
ノリス25を含み、そこに埋め込まれる電極は、電圧を
印加されると、基板40を静電保持する。セラミックモ
ノリス25は、溶融物形成プロセスにより形成される単
一の単結晶セラミック又は相互に結合された複数の単結
晶セラミックプレート225から作られる。もう1つの
実施形態では、本発明は、下地誘電層245上のメッシ
ュ電極240を被覆する単結晶セラミック層235を含
む静電チャックに向けられる。コネクタ50は、電圧を
電極45に供給するために、単結晶セラミックモノリス
25又は下地誘電層245内に延びる。望ましくは、単
結晶セラミックモノリシック構造25と単結晶セラミッ
ク層235は、単結晶サファイアを含み、電極45は耐
熱金属を含む。
得ることを目的とする。 【解決手段】 プロセスチャンバ70内に基板40を保
持するための静電チャック20は、単結晶セラミックモ
ノリス25を含み、そこに埋め込まれる電極は、電圧を
印加されると、基板40を静電保持する。セラミックモ
ノリス25は、溶融物形成プロセスにより形成される単
一の単結晶セラミック又は相互に結合された複数の単結
晶セラミックプレート225から作られる。もう1つの
実施形態では、本発明は、下地誘電層245上のメッシ
ュ電極240を被覆する単結晶セラミック層235を含
む静電チャックに向けられる。コネクタ50は、電圧を
電極45に供給するために、単結晶セラミックモノリス
25又は下地誘電層245内に延びる。望ましくは、単
結晶セラミックモノリシック構造25と単結晶セラミッ
ク層235は、単結晶サファイアを含み、電極45は耐
熱金属を含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理時の基板保持
に有用な静電チャックに関するものである。
に有用な静電チャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】静電チャックは、プロセスチャンバ内の
シリコンウエハなど、半導体基板の保持に用いられる。
典型的な静電チャックは、誘電層により被覆される電極
を含む。単極チャックでは、チャックの電極が電圧によ
り電気的にバイアスがかけられて、チャンバ内の荷電プ
ラズマにより基板内に静電荷が誘起されるとき、静電引
力が発生する。 双極チャックは、静電引力を発生させ
るよう相互に電気的バイアスがかけられる双極電極を含
む。
シリコンウエハなど、半導体基板の保持に用いられる。
典型的な静電チャックは、誘電層により被覆される電極
を含む。単極チャックでは、チャックの電極が電圧によ
り電気的にバイアスがかけられて、チャンバ内の荷電プ
ラズマにより基板内に静電荷が誘起されるとき、静電引
力が発生する。 双極チャックは、静電引力を発生させ
るよう相互に電気的バイアスがかけられる双極電極を含
む。
【0003】また、静電チャックにより発生する静電引
力は、種々の異なったタイプにすることができる。図1
(a)中に略図で示した通り、チャック10aは高い電
気抵抗を持つ誘電層11を備え、その結果として、対向
する静電荷が、基板12内とチャックの電極13内に蓄
積されるところにクーロン静電力が生じる。クーロン静
電力は、以下の式により説明される。
力は、種々の異なったタイプにすることができる。図1
(a)中に略図で示した通り、チャック10aは高い電
気抵抗を持つ誘電層11を備え、その結果として、対向
する静電荷が、基板12内とチャックの電極13内に蓄
積されるところにクーロン静電力が生じる。クーロン静
電力は、以下の式により説明される。
【0004】
【数1】 ここで、ε0とετはそれぞれ、誘電層11の、真空誘
電率と比誘電率であり、Vは電極13に印加される電
圧、Aは電極の面積、tは誘電層の厚さである。
電率と比誘電率であり、Vは電極13に印加される電
圧、Aは電極の面積、tは誘電層の厚さである。
【0005】図1(b)において、抵抗が低い、つまり
漏出性の誘電層15と基板12との間のエアギャップ、
つまりインターフェイス14が、誘電層15の抵抗より
も遥かに大きい界面接触抵抗を持つとき、すなわち誘電
層15の抵抗が、典型的には約1011から約1014Ω/
cmのとき、ジョンソン−ラーベック静電引力がチャッ
ク10bに生ずる。自由静電荷は、印加された電界内の
誘電層15を通ってドリフトし、 誘電層15と基板1
2とのインターフェイス(境界面)に蓄積する。 この
インターフェイスに蓄積される電荷により、下記式で表
される電位降下が発生する。
漏出性の誘電層15と基板12との間のエアギャップ、
つまりインターフェイス14が、誘電層15の抵抗より
も遥かに大きい界面接触抵抗を持つとき、すなわち誘電
層15の抵抗が、典型的には約1011から約1014Ω/
cmのとき、ジョンソン−ラーベック静電引力がチャッ
ク10bに生ずる。自由静電荷は、印加された電界内の
誘電層15を通ってドリフトし、 誘電層15と基板1
2とのインターフェイス(境界面)に蓄積する。 この
インターフェイスに蓄積される電荷により、下記式で表
される電位降下が発生する。
【数2】 ここで、δは、基板12と低抵抗誘電層15との間のイ
ンターフェイス14の接触抵抗を示す。誘電層15内の
分極と、インターフェイス14に蓄積される自由電荷と
が結合して静電力を高めるので、ジョンソン−ラーベッ
ク静電引力は、普通、クーロン力により与えられるより
も高い。これにより、基板12をチャック上に一層しっ
かりと保持することが可能な、更に強い静電力が得ら
れ、インターフェイスにおける熱伝達率が向上する。ま
た、これらのチャックで用いられる低電圧により、基板
12上の能動デバイスに与えるチャージアップ損傷の可
能性が減少する。
ンターフェイス14の接触抵抗を示す。誘電層15内の
分極と、インターフェイス14に蓄積される自由電荷と
が結合して静電力を高めるので、ジョンソン−ラーベッ
ク静電引力は、普通、クーロン力により与えられるより
も高い。これにより、基板12をチャック上に一層しっ
かりと保持することが可能な、更に強い静電力が得ら
れ、インターフェイスにおける熱伝達率が向上する。ま
た、これらのチャックで用いられる低電圧により、基板
12上の能動デバイスに与えるチャージアップ損傷の可
能性が減少する。
【0006】これらのチャックの電極13を被覆する誘
電層11,15は、引用して本明細書に組み込まれた、
1995年1月31日に出願された、Shamouil
ian他の「形状追従性絶縁体薄膜を有する静電チャッ
ク」と題する米国特許出願番号第08/381,786
号で開示されているような、電極に接着されたポリイミ
ド等の薄いポリマー膜を含むのが一般的である。しか
し、チャック上に保持される基板は破壊したり、欠けた
りして、鋭いエッジを持つ破片でき、ポリマー膜を破壊
して電極を露出させることが多い。誘電層内の電極露出
がたった1つのピンホールで発生しても、電極とプラズ
マ間でのアーク発生の原因になり、チャック全体の交換
が必要になる。またポリマーも、酸素含有ガスやプラズ
マを用いるプロセスなど、腐食性プロセス環境におい
て、寿命が短くなる。また、ポリマー膜をチャックに接
着するために用いられるポリマー又は接着材は、100
0℃を超える高温では機能しないことが多い。
電層11,15は、引用して本明細書に組み込まれた、
1995年1月31日に出願された、Shamouil
ian他の「形状追従性絶縁体薄膜を有する静電チャッ
ク」と題する米国特許出願番号第08/381,786
号で開示されているような、電極に接着されたポリイミ
ド等の薄いポリマー膜を含むのが一般的である。しか
し、チャック上に保持される基板は破壊したり、欠けた
りして、鋭いエッジを持つ破片でき、ポリマー膜を破壊
して電極を露出させることが多い。誘電層内の電極露出
がたった1つのピンホールで発生しても、電極とプラズ
マ間でのアーク発生の原因になり、チャック全体の交換
が必要になる。またポリマーも、酸素含有ガスやプラズ
マを用いるプロセスなど、腐食性プロセス環境におい
て、寿命が短くなる。また、ポリマー膜をチャックに接
着するために用いられるポリマー又は接着材は、100
0℃を超える高温では機能しないことが多い。
【0007】多結晶セラミックも、例えば、引用して本
明細書に組み込んだ、以下全ての文献:Nioriに付
与された米国特許第5,280,156号、米国特許第
4,480,284号、Watanabe他の共著、J
pn.J.Appl.Phys.第32巻第1部第2号
(1993年)の「アルミナ静電チャックの電気抵抗と
静電力との関係」、J. of the Am.Cer.
Soc.of Japan Intl、第101巻第10
号(1993年7月)1107−1114頁に記載され
ている「還元雰囲気中で焼成されるTiO2を添加され
るアルミナセラミックの抵抗とミクロ組織」、に説明さ
れているように、穴あきに対する高い耐性と高温性能を
増すために用いられて、誘電層を形成していた。セラミ
ック誘電層は、典型的には、Al2O3とTiO2、又は
BaTiO3の混合物のような、導電率の低い多結晶セ
ラミックを含む。しかし、TiO2をドープされたAl2
O3のような多結晶セラミックは、電気抵抗が温度とと
もに変化し、高温では低い、すなわち不十分な電気抵抗
を示すことがある。また多結晶セラミックは、粒子をま
とめて保持するガラス状物質の混合物を含有する結晶粒
界を持つ、直径が典型的には0.1から50ミクロンの
小さな粒子又は結晶を含む。このようなセラミック層が
フッ素含有プラズマのような腐食性環境に暴露される
と、プラズマによって粒界域がエッチングされ、基板処
理中に、セラミック粒子が緩んではげ落ちてしまう原因
になる。またチャックを背にした基板の摩耗が原因で、
セラミック粒子がチャックからはげ落ちてしまう。これ
らの微粒子状セラミック粒子は、基板及び/又はプロセ
スチャンバを汚染するとともに、基板からの集積回路チ
ップの歩留まりを減少させる。
明細書に組み込んだ、以下全ての文献:Nioriに付
与された米国特許第5,280,156号、米国特許第
4,480,284号、Watanabe他の共著、J
pn.J.Appl.Phys.第32巻第1部第2号
(1993年)の「アルミナ静電チャックの電気抵抗と
静電力との関係」、J. of the Am.Cer.
Soc.of Japan Intl、第101巻第10
号(1993年7月)1107−1114頁に記載され
ている「還元雰囲気中で焼成されるTiO2を添加され
るアルミナセラミックの抵抗とミクロ組織」、に説明さ
れているように、穴あきに対する高い耐性と高温性能を
増すために用いられて、誘電層を形成していた。セラミ
ック誘電層は、典型的には、Al2O3とTiO2、又は
BaTiO3の混合物のような、導電率の低い多結晶セ
ラミックを含む。しかし、TiO2をドープされたAl2
O3のような多結晶セラミックは、電気抵抗が温度とと
もに変化し、高温では低い、すなわち不十分な電気抵抗
を示すことがある。また多結晶セラミックは、粒子をま
とめて保持するガラス状物質の混合物を含有する結晶粒
界を持つ、直径が典型的には0.1から50ミクロンの
小さな粒子又は結晶を含む。このようなセラミック層が
フッ素含有プラズマのような腐食性環境に暴露される
と、プラズマによって粒界域がエッチングされ、基板処
理中に、セラミック粒子が緩んではげ落ちてしまう原因
になる。またチャックを背にした基板の摩耗が原因で、
セラミック粒子がチャックからはげ落ちてしまう。これ
らの微粒子状セラミック粒子は、基板及び/又はプロセ
スチャンバを汚染するとともに、基板からの集積回路チ
ップの歩留まりを減少させる。
【0008】また2,3種類の比較的に大きなセラミッ
ク結晶でできている単結晶セラミックの薄いウエハを含
む誘電層が、電極の被覆に用いられてきた。例えば、A
tari他に付与された米国特許第5,413,360
号は、誘電プレート上の電極を被覆する単結晶セラミッ
クウエハから成る静電チャックを記載している。 At
ariは、接着剤、又は高温接合法を用いて、単結晶セ
ラミックウエハをチャックの電極に接合することを教示
している。もう1つの例である、1994年3月3月に
出願され、Shermanに付与された米国特許第5,
535,090号では、高温真空ろう付装置を用いて、
適切なろう付け合金で電極の表面に接着される単結晶セ
ラミックウエハの小さなセグメントを含む静電チャック
を開示している。例えば、単結晶セラミック層上にプラ
チナ層をスパッタリングさせることができ、プラチナペ
ーストを用いて、単結晶セラミック層を金属電極に接着
することができる。
ク結晶でできている単結晶セラミックの薄いウエハを含
む誘電層が、電極の被覆に用いられてきた。例えば、A
tari他に付与された米国特許第5,413,360
号は、誘電プレート上の電極を被覆する単結晶セラミッ
クウエハから成る静電チャックを記載している。 At
ariは、接着剤、又は高温接合法を用いて、単結晶セ
ラミックウエハをチャックの電極に接合することを教示
している。もう1つの例である、1994年3月3月に
出願され、Shermanに付与された米国特許第5,
535,090号では、高温真空ろう付装置を用いて、
適切なろう付け合金で電極の表面に接着される単結晶セ
ラミックウエハの小さなセグメントを含む静電チャック
を開示している。例えば、単結晶セラミック層上にプラ
チナ層をスパッタリングさせることができ、プラチナペ
ーストを用いて、単結晶セラミック層を金属電極に接着
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなチャックに
伴う1つの問題は、間に結合材料層を用いて金属電極に
接着され、別の材料でできた金属プレート又は誘電プレ
ートに支持される、単体の比較的薄い単結晶セラミック
ウエハを普通に備えるチャックの構造に由来する。チャ
ックの結合プロセス、又は腐食性環境での使用中に、単
結晶セラミックウエハと電極との間の熱膨張の不整合に
より、結合の破壊が起こり得る。また結合材料は、反応
プロセスでチャック使用中、熱的に、又は化学的に劣化
する金属系材料であり、処理中でのチャック故障や、基
板が動いてしまったり、ミスアラインメントの原因にな
る。また薄い単結晶セラミックウエハと電極は、熱膨張
係数の不整合から生ずる応力により、高温時に、支持を
行っている誘電プレート又は金属プレートから分離する
ことがある。もう1つの問題は、冷却剤の保持、つまり
基板下方のインターフェイスへのヘリウムガスの供給に
用いられる溝、チャネル、及び他の中空空間は、脆くて
硬く、かつ薄い単結晶セラミック層内に形成するのが困
難であることに起因する。これらの中空形状の形成に用
いられる一連の機械加工や孔明けのステップ中、脆性層
は、割れたり欠けたりして、チャックの損害を招くこと
が多い。単結晶セラミックウエハに微細孔や溝を精密に
機械加工することも困難である。
伴う1つの問題は、間に結合材料層を用いて金属電極に
接着され、別の材料でできた金属プレート又は誘電プレ
ートに支持される、単体の比較的薄い単結晶セラミック
ウエハを普通に備えるチャックの構造に由来する。チャ
ックの結合プロセス、又は腐食性環境での使用中に、単
結晶セラミックウエハと電極との間の熱膨張の不整合に
より、結合の破壊が起こり得る。また結合材料は、反応
プロセスでチャック使用中、熱的に、又は化学的に劣化
する金属系材料であり、処理中でのチャック故障や、基
板が動いてしまったり、ミスアラインメントの原因にな
る。また薄い単結晶セラミックウエハと電極は、熱膨張
係数の不整合から生ずる応力により、高温時に、支持を
行っている誘電プレート又は金属プレートから分離する
ことがある。もう1つの問題は、冷却剤の保持、つまり
基板下方のインターフェイスへのヘリウムガスの供給に
用いられる溝、チャネル、及び他の中空空間は、脆くて
硬く、かつ薄い単結晶セラミック層内に形成するのが困
難であることに起因する。これらの中空形状の形成に用
いられる一連の機械加工や孔明けのステップ中、脆性層
は、割れたり欠けたりして、チャックの損害を招くこと
が多い。単結晶セラミックウエハに微細孔や溝を精密に
機械加工することも困難である。
【0010】このような従来のチャックに伴うさらに他
の問題は、単結晶セラミックウエハの製造方法に由来す
る。1つの方法であるチョクラルスキータイプ(Czochr
alski-type)の方法では、単結晶セラミックの大結晶
が、ダイ上に取り付けられた種結晶を用いて溶融アルミ
ナから引き抜かれる。引き抜かれた材料は、冷却、固化
して、大型の配向性結晶の円柱を形成する。その後、円
柱をスライスして単結晶セラミックウエハが成形され
る。EFGプロセス(エッジが画成された膜送り成長プ
ロセス)として普通知られるもう1つの方法は、例え
ば、La Bella他に付与された米国特許第3,7
01,636号及び第3,915,662号に教示され
ており、これら両特許とも引用して本明細書に組み込ま
れる。これらの方法では、単結晶セラミックの単一結晶
は、毛管内の溶融アルミナに接触する環状リングのよう
なダイを用いて、溶融アルミナから引き抜かれる。溶融
アルミナは、毛管力により管内を上昇し、ダイは、単結
晶セラミック結晶が成長する種表面を提供する。しか
し、これらの方法により成長する単結晶セラミック結晶
のサイズは、ダイ開口サイズの寸法により制約され、大
きな直径のチャックに必要な大型単結晶セラミック結晶
の成長を阻んでいる。またこれらの製造方法により、比
較的に小さな粒子を有して、ファセット欠陥を伴う結晶
を生成する可能性がある。また、引き抜かれる結晶は、
その引き抜きプロセス中に、ねじれたり、曲がったりし
て、配向性のない、ファセットが刻まれた結晶構造を提
供することにもなりかねない。
の問題は、単結晶セラミックウエハの製造方法に由来す
る。1つの方法であるチョクラルスキータイプ(Czochr
alski-type)の方法では、単結晶セラミックの大結晶
が、ダイ上に取り付けられた種結晶を用いて溶融アルミ
ナから引き抜かれる。引き抜かれた材料は、冷却、固化
して、大型の配向性結晶の円柱を形成する。その後、円
柱をスライスして単結晶セラミックウエハが成形され
る。EFGプロセス(エッジが画成された膜送り成長プ
ロセス)として普通知られるもう1つの方法は、例え
ば、La Bella他に付与された米国特許第3,7
01,636号及び第3,915,662号に教示され
ており、これら両特許とも引用して本明細書に組み込ま
れる。これらの方法では、単結晶セラミックの単一結晶
は、毛管内の溶融アルミナに接触する環状リングのよう
なダイを用いて、溶融アルミナから引き抜かれる。溶融
アルミナは、毛管力により管内を上昇し、ダイは、単結
晶セラミック結晶が成長する種表面を提供する。しか
し、これらの方法により成長する単結晶セラミック結晶
のサイズは、ダイ開口サイズの寸法により制約され、大
きな直径のチャックに必要な大型単結晶セラミック結晶
の成長を阻んでいる。またこれらの製造方法により、比
較的に小さな粒子を有して、ファセット欠陥を伴う結晶
を生成する可能性がある。また、引き抜かれる結晶は、
その引き抜きプロセス中に、ねじれたり、曲がったりし
て、配向性のない、ファセットが刻まれた結晶構造を提
供することにもなりかねない。
【0011】熱膨張による不整合が少なく、プラズマ環
境での低い腐食率、半導体処理で使用中に微粒子生成が
少ない、単結晶セラミックからできたチャックを提供す
ることが望ましい。また、チャックで用いられる単結晶
セラミックは、高温、望ましくは約1000℃を超える
高温での動作が安定した、信頼性のある電気的性質を示
すことが望ましい。基板とチャックの温度を調節するた
めに、チャック本体に冷却流体又はヘリウムガスを保持
するための予め決められた形状の溝、スロット、及びチ
ャネルを設けることが、より好ましい。
境での低い腐食率、半導体処理で使用中に微粒子生成が
少ない、単結晶セラミックからできたチャックを提供す
ることが望ましい。また、チャックで用いられる単結晶
セラミックは、高温、望ましくは約1000℃を超える
高温での動作が安定した、信頼性のある電気的性質を示
すことが望ましい。基板とチャックの温度を調節するた
めに、チャック本体に冷却流体又はヘリウムガスを保持
するための予め決められた形状の溝、スロット、及びチ
ャネルを設けることが、より好ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の静電チャック
は、腐食が削減され、微粒子の生成を妨げ、高温動作温
度で信頼性のある、安定した電気的性質を示す単結晶セ
ラミック材料を含む。静電チャックは、基板を受けるた
めの受面を有する単結晶セラミックモノリスを含む。電
極は、基板を静電的に保持するための静電力を生成する
ために、単結晶セラミックモノリスに埋め込まれる。モ
ノリスを貫通して延びる電気コネクタを用いて、電極を
動作させるための電圧を供給する。好ましくは、単結晶
セラミックは、実質的に、単一の結晶方向に相互配向さ
れた、直径が約0.5から約10cmの大結晶を含む。
チャックの電極は、セラミックプレート内に誘発される
格子欠陥のパターン、セラミックプレート内のドーパン
トのパターン、又は導体金属でできた電極を含む。単結
晶セラミックチャックは、基板の汚染が殆ど、又は全く
生じずに、高温で作動させることができる。
は、腐食が削減され、微粒子の生成を妨げ、高温動作温
度で信頼性のある、安定した電気的性質を示す単結晶セ
ラミック材料を含む。静電チャックは、基板を受けるた
めの受面を有する単結晶セラミックモノリスを含む。電
極は、基板を静電的に保持するための静電力を生成する
ために、単結晶セラミックモノリスに埋め込まれる。モ
ノリスを貫通して延びる電気コネクタを用いて、電極を
動作させるための電圧を供給する。好ましくは、単結晶
セラミックは、実質的に、単一の結晶方向に相互配向さ
れた、直径が約0.5から約10cmの大結晶を含む。
チャックの電極は、セラミックプレート内に誘発される
格子欠陥のパターン、セラミックプレート内のドーパン
トのパターン、又は導体金属でできた電極を含む。単結
晶セラミックチャックは、基板の汚染が殆ど、又は全く
生じずに、高温で作動させることができる。
【0013】静電チャックのもう1つの実施形態は、下
地誘電層上のメッシュ電極を被覆する単結晶セラミック
を含む。単結晶セラミックは、メッシュ電極内の開口部
を貫通して延びて下地誘電層に直接に結合される一体結
合の相互接続部を有する、実質的に相互配向された大結
晶を含む。好ましくは、単結晶セラミック層は、実質的
に何らの接着層を用いることなく、下地誘電層に直接に
結合される。更に好ましくは、単結晶セラミック層と下
地誘電層の1つ以上がサファイアの単一結晶からつくら
れる。
地誘電層上のメッシュ電極を被覆する単結晶セラミック
を含む。単結晶セラミックは、メッシュ電極内の開口部
を貫通して延びて下地誘電層に直接に結合される一体結
合の相互接続部を有する、実質的に相互配向された大結
晶を含む。好ましくは、単結晶セラミック層は、実質的
に何らの接着層を用いることなく、下地誘電層に直接に
結合される。更に好ましくは、単結晶セラミック層と下
地誘電層の1つ以上がサファイアの単一結晶からつくら
れる。
【0014】基板温度の調節に有用な静電チャックのさ
らに他の実施形態は、埋め込まれた電極と基板を受ける
ための受面とを有する誘電部材を含む。誘電部材は、チ
ャック内の熱伝達流体を循環させるための流体導路を備
える。好ましくは、流体導路は、受面からD1の距離に
ある第1通路、及び受面からD2の距離にある第2通路
を含み、距離D1は距離D2よりも大きい。好ましくは、
第1通路は、熱伝達流体を導路へ供給する流体入口に隣
接し、第2通路は、熱伝達流体を除去する流体出口に隣
接する。距離D1は、熱伝達流体がチャック内を循環す
るときの温度上昇又は冷却を補償するのに十分なほど、
距離D2よりも大きい。1つの実施形態では、流体導路
は、受面に対して或る角度をなす中心軸を持つ矩形断面
を持っている。もう1つの実施形態では、流体導路は、
流体入口から流体出口まで、受面へ向かって上がってい
る螺旋導路を備える。もう1つの実施形態の周内縁と周
外縁において、周内縁は受面からDINの距離にあり、周
外縁は受面からDOTの距離にあり、距離DINと距離DOT
の差を選択することにより、チャック受面の全域にわた
って実質的に均一な熱伝達率を維持する。
らに他の実施形態は、埋め込まれた電極と基板を受ける
ための受面とを有する誘電部材を含む。誘電部材は、チ
ャック内の熱伝達流体を循環させるための流体導路を備
える。好ましくは、流体導路は、受面からD1の距離に
ある第1通路、及び受面からD2の距離にある第2通路
を含み、距離D1は距離D2よりも大きい。好ましくは、
第1通路は、熱伝達流体を導路へ供給する流体入口に隣
接し、第2通路は、熱伝達流体を除去する流体出口に隣
接する。距離D1は、熱伝達流体がチャック内を循環す
るときの温度上昇又は冷却を補償するのに十分なほど、
距離D2よりも大きい。1つの実施形態では、流体導路
は、受面に対して或る角度をなす中心軸を持つ矩形断面
を持っている。もう1つの実施形態では、流体導路は、
流体入口から流体出口まで、受面へ向かって上がってい
る螺旋導路を備える。もう1つの実施形態の周内縁と周
外縁において、周内縁は受面からDINの距離にあり、周
外縁は受面からDOTの距離にあり、距離DINと距離DOT
の差を選択することにより、チャック受面の全域にわた
って実質的に均一な熱伝達率を維持する。
【0015】静電チャックは複数の単結晶セラミック板
を相互に結合して、単体のモノリシック構造を形成した
り、溶融したセラミックを方向性をもって固化させた
り、毛管を動かして、電極上に単結晶層を播種させたり
することを含め、様々な方法で製作される。第1の方法
は、サファイアのような単結晶セラミックプレートを複
数用いて、単結晶セラミックプレートの1つ以上に電極
を形成する。単結晶セラミックプレートは、互いに結合
されて、穴部に埋め込まれた電極を有するモノリシック
構造を形成する。単結晶セラミックプレートは、酸化ア
ルミニウムを含む接着配合物を単結晶セラミックプレー
トに塗布して、接着配合物を熱処理することにより、相
互に結合させることができる。好ましくは、接着配合物
は、酸化アルミニウムと共融成分の共融混合物を含み、
この共融混合物の溶融温度は約2000℃未満である。
を相互に結合して、単体のモノリシック構造を形成した
り、溶融したセラミックを方向性をもって固化させた
り、毛管を動かして、電極上に単結晶層を播種させたり
することを含め、様々な方法で製作される。第1の方法
は、サファイアのような単結晶セラミックプレートを複
数用いて、単結晶セラミックプレートの1つ以上に電極
を形成する。単結晶セラミックプレートは、互いに結合
されて、穴部に埋め込まれた電極を有するモノリシック
構造を形成する。単結晶セラミックプレートは、酸化ア
ルミニウムを含む接着配合物を単結晶セラミックプレー
トに塗布して、接着配合物を熱処理することにより、相
互に結合させることができる。好ましくは、接着配合物
は、酸化アルミニウムと共融成分の共融混合物を含み、
この共融混合物の溶融温度は約2000℃未満である。
【0016】静電チャックを形成するもう1つの方法で
は、セラミック材料は、溶融セラミックを形成するため
に、型内で溶解され、型は静電チャックの内側形状を持
つ。電極のチャネルの型、導路の型のうち1つ以上が、
溶融セラミック内に保持され、種晶は、溶融セラミック
との接触が保たれる。溶融セラミックは直冷されて、実
質的に相互に配向された、そして電極の型、チャネルの
型、あるいは導路の型を内部に埋め込まれた、大結晶を
含む単結晶セラミックを形成する。次に、単結晶セラミ
ック内の電極の型、チャネルの型、又は導路の型の1つ
以上は、例えば酸化熱処理又はウエット化学的エッチン
グプロセスなどにより、適切に処理されて、電極、及び
熱伝達流体又は熱伝達ガスを保持するためのチャネル又
は導路をそれぞれ備える単結晶セラミックモノリスを形
成する。この方法は、チャネル及び導路を形成するため
に形取られた1つ以上の、内部に埋め込まれた化学的に
腐食可能な型を1つ以上有する単体モノリシック単結晶
セラミックを含む中間製品が提供される。
は、セラミック材料は、溶融セラミックを形成するため
に、型内で溶解され、型は静電チャックの内側形状を持
つ。電極のチャネルの型、導路の型のうち1つ以上が、
溶融セラミック内に保持され、種晶は、溶融セラミック
との接触が保たれる。溶融セラミックは直冷されて、実
質的に相互に配向された、そして電極の型、チャネルの
型、あるいは導路の型を内部に埋め込まれた、大結晶を
含む単結晶セラミックを形成する。次に、単結晶セラミ
ック内の電極の型、チャネルの型、又は導路の型の1つ
以上は、例えば酸化熱処理又はウエット化学的エッチン
グプロセスなどにより、適切に処理されて、電極、及び
熱伝達流体又は熱伝達ガスを保持するためのチャネル又
は導路をそれぞれ備える単結晶セラミックモノリスを形
成する。この方法は、チャネル及び導路を形成するため
に形取られた1つ以上の、内部に埋め込まれた化学的に
腐食可能な型を1つ以上有する単体モノリシック単結晶
セラミックを含む中間製品が提供される。
【0017】静電チャックを形成するもう1つの方法で
は、溶融セラミックを形成するためにセラミック材料
が、溶融物リザーバ内で溶解される。毛管が溶融物リザ
ーバ内に位置決めされ、この毛管は、溶融物リザーバの
溶融セラミック中に入口を持ち、ワークピース表面(例
えば、誘電層上に保持されるメッシュ電極)に隣接する
出口を含む。出口は、播種面と第1凸部を有する前縁、
及び第1凸部よりも小さい第2凸部を有する後縁を含
む。毛管の出口は、毛管の前縁が後縁の前方を移動し
て、ワークピース表面全域にわたって溶融セラミック層
を堆積するように、ワークピース表面全域にわたって動
かされる。溶融セラミック材料は、毛管から引き抜か
れ、前縁の播種面上の種晶により播種される。溶融セラ
ミック層は、第1凸部と第2凸部との高低差により実質
的に制御される厚さを持つ。冷却すると、播種された溶
融セラミック層は、実質的に相互に配向されて大結晶を
含む単結晶セラミック層を形成する。好ましくは、毛管
とワークピース表面は、単結晶セラミック層の堆積過程
において連続的に加熱される。
は、溶融セラミックを形成するためにセラミック材料
が、溶融物リザーバ内で溶解される。毛管が溶融物リザ
ーバ内に位置決めされ、この毛管は、溶融物リザーバの
溶融セラミック中に入口を持ち、ワークピース表面(例
えば、誘電層上に保持されるメッシュ電極)に隣接する
出口を含む。出口は、播種面と第1凸部を有する前縁、
及び第1凸部よりも小さい第2凸部を有する後縁を含
む。毛管の出口は、毛管の前縁が後縁の前方を移動し
て、ワークピース表面全域にわたって溶融セラミック層
を堆積するように、ワークピース表面全域にわたって動
かされる。溶融セラミック材料は、毛管から引き抜か
れ、前縁の播種面上の種晶により播種される。溶融セラ
ミック層は、第1凸部と第2凸部との高低差により実質
的に制御される厚さを持つ。冷却すると、播種された溶
融セラミック層は、実質的に相互に配向されて大結晶を
含む単結晶セラミック層を形成する。好ましくは、毛管
とワークピース表面は、単結晶セラミック層の堆積過程
において連続的に加熱される。
【0018】本発明のこれらの特長、局面、及び利点
は、以下の説明、付帯請求項、及び本発明の実施形態を
説明する添付図面に関連して理解が深まろう。
は、以下の説明、付帯請求項、及び本発明の実施形態を
説明する添付図面に関連して理解が深まろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
に係る単結晶セラミック静電チャックの実施形態につい
て説明する。
に係る単結晶セラミック静電チャックの実施形態につい
て説明する。
【0020】本発明は、図2(a)により概略的に表さ
れているように、単一の結晶方向に相互配向される比較
的に大きなセラミック結晶30を含む単結晶セラミック
モノリス25の単体構造を備える静電チャック20に関
する。単結晶セラミック材料の静電チャック20は、基
板40を受け取るための受面35、及び内部に埋め込ま
れて受面下にある1つ以上の電極45を含む。図2
(a)に示されている通り、静電チャック20は、モノ
リシック構造25を貫通して延びる電気コネクタ50を
介して電極45に電圧印加すると、基板40を受面35
に静電保持する。
れているように、単一の結晶方向に相互配向される比較
的に大きなセラミック結晶30を含む単結晶セラミック
モノリス25の単体構造を備える静電チャック20に関
する。単結晶セラミック材料の静電チャック20は、基
板40を受け取るための受面35、及び内部に埋め込ま
れて受面下にある1つ以上の電極45を含む。図2
(a)に示されている通り、静電チャック20は、モノ
リシック構造25を貫通して延びる電気コネクタ50を
介して電極45に電圧印加すると、基板40を受面35
に静電保持する。
【0021】単結晶セラミックモノリス25は、集積回
路製造に幾つかの利点を持つ化学的に同質組成の単体ブ
ロックを提供する。単一結晶材料を共通的に指す「単結
晶」という用語は、ここでは、同じ結晶方向に配向され
ている、つまり互いに整合してミラー指数をもつ結晶面
を有する、数の少ない(普通は10以下)大きいセラミ
ック結晶30を含む材料を指す。単結晶セラミックの大
結晶30は、普通は平均直径が約0.5から約10c
m、更に普通には、1から5cmである。対照的に、従
来の多結晶セラミック材料は、0.1から50ミクロン
オーダの直径の小さな粒子又は結晶を持つが、これは、
少なくとも約105から約107の係数だけ小さい。モノ
リシック構造25内の大型セラミック結晶30は、実質
的に同じ単一結晶方向に配向され、不純物が殆ど全くな
い、小さな粒子や結晶に見られるように、腐食性ハロゲ
ン含有環境において速やかに腐食するガラス状粒界域を
持つ露出面を示す。モノリス25の受面35の連続的に
同質で均一な結晶構造は、腐食性環境において腐食又は
粒子生成が少なく、多結晶セラミックチャックの受面と
違い、高温で変化しない比較的安定した電気抵抗を提供
する。
路製造に幾つかの利点を持つ化学的に同質組成の単体ブ
ロックを提供する。単一結晶材料を共通的に指す「単結
晶」という用語は、ここでは、同じ結晶方向に配向され
ている、つまり互いに整合してミラー指数をもつ結晶面
を有する、数の少ない(普通は10以下)大きいセラミ
ック結晶30を含む材料を指す。単結晶セラミックの大
結晶30は、普通は平均直径が約0.5から約10c
m、更に普通には、1から5cmである。対照的に、従
来の多結晶セラミック材料は、0.1から50ミクロン
オーダの直径の小さな粒子又は結晶を持つが、これは、
少なくとも約105から約107の係数だけ小さい。モノ
リシック構造25内の大型セラミック結晶30は、実質
的に同じ単一結晶方向に配向され、不純物が殆ど全くな
い、小さな粒子や結晶に見られるように、腐食性ハロゲ
ン含有環境において速やかに腐食するガラス状粒界域を
持つ露出面を示す。モノリス25の受面35の連続的に
同質で均一な結晶構造は、腐食性環境において腐食又は
粒子生成が少なく、多結晶セラミックチャックの受面と
違い、高温で変化しない比較的安定した電気抵抗を提供
する。
【0022】単結晶セラミックモノリス25の高度に配
向された結晶は、電極45を電気的に絶縁するのに十分
高い抵抗を持つ。モノリス25の抵抗は、好ましくは、
約1×108から約1×1020Ω/cm、更に好ましく
は、約1×1011から約1×1013Ω/cmであり、ま
た、クーロン静電チャック(高抵抗)又はジョンセン−
ラーベック(Johnsen-Rahbek)静電チャック(低抵抗)
のいずれかの形成に適した抵抗を提供するように適合さ
れる。モノリス25は、処理中の粒子生成を減らし、腐
食性ハロゲン含有プラズマ環境において優れた耐腐食性
を提供し、大きなセラミック結晶が在るので、高温時に
一貫した電気抵抗を示す。適切な単結晶セラミック材料
には、Al2O3、AlN、 BaTiO3、BeO、B
N、CaO、LaB6、MgO、MoSi2、Si3N4、
SiO2、Ta2O5、TiB2、TiN、TiO2、Ti
Si2、VB2、W2B3、WSi2、ZrB2又は ZrO2
の単結晶がある。好ましくは、セラミックモノリス25
は、腐食性環境、特にハロゲンプラズマ環境において優
れた耐薬品性と耐腐食性を示すアルミナの単結晶形であ
る単結晶サファイアを含む。また単結晶サファイアは、
1000℃を超える温度、及び多くの場合2000℃を
超える高温での使用が可能な、非常に高い融点を持つ。
また、セラミックモノリス25を適切なドーパントと混
合することにより、抵抗や絶縁破壊強さなど、所望の電
気的性質を提供する。例えば、純粋サファイアの抵抗は
1×1014Ω/cmのオーダであるため、サファイアに
1から3重量%のTiO2を混合することにより、ジョ
ンセン−ラーベックタイプの静電チャックでの使用によ
り適した1×1011から1×1013Ω/cmのオーダで
ある低い抵抗を提供することができる。
向された結晶は、電極45を電気的に絶縁するのに十分
高い抵抗を持つ。モノリス25の抵抗は、好ましくは、
約1×108から約1×1020Ω/cm、更に好ましく
は、約1×1011から約1×1013Ω/cmであり、ま
た、クーロン静電チャック(高抵抗)又はジョンセン−
ラーベック(Johnsen-Rahbek)静電チャック(低抵抗)
のいずれかの形成に適した抵抗を提供するように適合さ
れる。モノリス25は、処理中の粒子生成を減らし、腐
食性ハロゲン含有プラズマ環境において優れた耐腐食性
を提供し、大きなセラミック結晶が在るので、高温時に
一貫した電気抵抗を示す。適切な単結晶セラミック材料
には、Al2O3、AlN、 BaTiO3、BeO、B
N、CaO、LaB6、MgO、MoSi2、Si3N4、
SiO2、Ta2O5、TiB2、TiN、TiO2、Ti
Si2、VB2、W2B3、WSi2、ZrB2又は ZrO2
の単結晶がある。好ましくは、セラミックモノリス25
は、腐食性環境、特にハロゲンプラズマ環境において優
れた耐薬品性と耐腐食性を示すアルミナの単結晶形であ
る単結晶サファイアを含む。また単結晶サファイアは、
1000℃を超える温度、及び多くの場合2000℃を
超える高温での使用が可能な、非常に高い融点を持つ。
また、セラミックモノリス25を適切なドーパントと混
合することにより、抵抗や絶縁破壊強さなど、所望の電
気的性質を提供する。例えば、純粋サファイアの抵抗は
1×1014Ω/cmのオーダであるため、サファイアに
1から3重量%のTiO2を混合することにより、ジョ
ンセン−ラーベックタイプの静電チャックでの使用によ
り適した1×1011から1×1013Ω/cmのオーダで
ある低い抵抗を提供することができる。
【0023】静電チャック20の電極45は、ドーパン
ト材料のパターン、格子欠陥のパターン又はセラミック
モノリス25に埋め込まれる金属構造のうちの1つを含
む。適切な金属電極45は、銅、ニッケル、クロム、ア
ルミニウム、モリブデン及びこれらの組み合わせからつ
くることができる。好ましい実施形態では、電極45
は、静電チャック20の成形を容易にするために、少な
くとも約2200℃の融点を持つ耐熱金属を含み、電極
の厚さは約1μmから約100μm、より典型的には、
約1μmから約50μmである。直径が200から30
0mm(6から8インチ)の基板40に対して、電極3
5は、普通、約7,000から約70,000mm2の
総面積を占める。望ましくは、電極45は小さな開口を
備え、この開口は、(i)電極へ電圧を印加すると基板
40を保持する均一静電界が発生することを可能にする
のに十分なだけ小さなサイズであり、また(ii)単結
晶セラミックモノリス25が開口を通って延びる相互接
続により結合される強靭な凝集性構造の形成を可能にす
るのに十分なだけ大きなサイズを有する。電極45をチ
ャッキング電圧電源55へ電気的に接続するのに用いら
れるコネクタ50は、セラミックモノリス25を貫通し
て延びる電気リード60と、リード端の電気接点65を
備える。普通は、電気リード60の長さは、約10mm
から約60mmであり、電気リードの幅は約0.2mm
から約10mmである。
ト材料のパターン、格子欠陥のパターン又はセラミック
モノリス25に埋め込まれる金属構造のうちの1つを含
む。適切な金属電極45は、銅、ニッケル、クロム、ア
ルミニウム、モリブデン及びこれらの組み合わせからつ
くることができる。好ましい実施形態では、電極45
は、静電チャック20の成形を容易にするために、少な
くとも約2200℃の融点を持つ耐熱金属を含み、電極
の厚さは約1μmから約100μm、より典型的には、
約1μmから約50μmである。直径が200から30
0mm(6から8インチ)の基板40に対して、電極3
5は、普通、約7,000から約70,000mm2の
総面積を占める。望ましくは、電極45は小さな開口を
備え、この開口は、(i)電極へ電圧を印加すると基板
40を保持する均一静電界が発生することを可能にする
のに十分なだけ小さなサイズであり、また(ii)単結
晶セラミックモノリス25が開口を通って延びる相互接
続により結合される強靭な凝集性構造の形成を可能にす
るのに十分なだけ大きなサイズを有する。電極45をチ
ャッキング電圧電源55へ電気的に接続するのに用いら
れるコネクタ50は、セラミックモノリス25を貫通し
て延びる電気リード60と、リード端の電気接点65を
備える。普通は、電気リード60の長さは、約10mm
から約60mmであり、電気リードの幅は約0.2mm
から約10mmである。
【0024】図3を参照して、単極電極45を持つ本発
明の静電チャック20の動作は、プラズマプロセスチャ
ンバ70内の半導体基板の保持に関係して説明がなされ
よう。図3に説明されているプロセスチャンバ70は、
1992年9月8日に出願され、通常に譲渡され、引用
して本明細書に組み込まれている米国特許第07/94
1,507号に述べられているような、カリフオルニア
洲サンタクララ市のApplied Material
s Inc.から市販で入手できるCENTURA 52
00酸化物エッチングチャンバを表す。プロセスチャン
バ70は、典型的には、ガス分配器80を介してプロセ
スガスをプロセスチャンバへ導入するためのプロセスガ
ス供給装置75、及びガス状副生成物をプロセスチャン
バから排気するためのスロットル付き排気装置85を含
む。プラズマは、電界をプロセスチャンバ70内に結合
するプラズマ発生器を用いて、プロセスガスから形成さ
れる。プラズマ発生器は、コイル電源95により電力が
供給される時、プロセスチャンバ70内に誘導電界を形
成できるインダクタコイル90を備えることができる。
代わりに、プロセス電極電源110により電力を供給さ
れる時、プロセスチャンバ70内に容量電界を発生させ
るために用いられるプロセス電極100、105をプロ
セスチャンバ70は含むことができる。プロセス電極1
00は、チャック20(図示しない)内の電極45と同
じ電極、又は図3で示される静電チャック下方の別の電
極でもよい。電極100、105により形成される容量
性電界は、基板40の面に対して垂直であり、誘導形成
プラズマ種を基板40に向けて加速する。プロセス電極
100、105及び/又はインダクタコイル90に印加
される電圧の周波数は、典型的には、約50kHzから
約60MHz、より典型的には、約13.56MHzの
RF範囲にある。コイル90又はプロセス電極100、
105に印加されるRF電圧の電力は、約100から約
5000ワットである。インダクタコイル90とプロセ
ス電極100、105双方の組み合わせは、プラズマ密
度と、プラズマイオンのプラズマエネルギー双方の制御
に好ましい。
明の静電チャック20の動作は、プラズマプロセスチャ
ンバ70内の半導体基板の保持に関係して説明がなされ
よう。図3に説明されているプロセスチャンバ70は、
1992年9月8日に出願され、通常に譲渡され、引用
して本明細書に組み込まれている米国特許第07/94
1,507号に述べられているような、カリフオルニア
洲サンタクララ市のApplied Material
s Inc.から市販で入手できるCENTURA 52
00酸化物エッチングチャンバを表す。プロセスチャン
バ70は、典型的には、ガス分配器80を介してプロセ
スガスをプロセスチャンバへ導入するためのプロセスガ
ス供給装置75、及びガス状副生成物をプロセスチャン
バから排気するためのスロットル付き排気装置85を含
む。プラズマは、電界をプロセスチャンバ70内に結合
するプラズマ発生器を用いて、プロセスガスから形成さ
れる。プラズマ発生器は、コイル電源95により電力が
供給される時、プロセスチャンバ70内に誘導電界を形
成できるインダクタコイル90を備えることができる。
代わりに、プロセス電極電源110により電力を供給さ
れる時、プロセスチャンバ70内に容量電界を発生させ
るために用いられるプロセス電極100、105をプロ
セスチャンバ70は含むことができる。プロセス電極1
00は、チャック20(図示しない)内の電極45と同
じ電極、又は図3で示される静電チャック下方の別の電
極でもよい。電極100、105により形成される容量
性電界は、基板40の面に対して垂直であり、誘導形成
プラズマ種を基板40に向けて加速する。プロセス電極
100、105及び/又はインダクタコイル90に印加
される電圧の周波数は、典型的には、約50kHzから
約60MHz、より典型的には、約13.56MHzの
RF範囲にある。コイル90又はプロセス電極100、
105に印加されるRF電圧の電力は、約100から約
5000ワットである。インダクタコイル90とプロセ
ス電極100、105双方の組み合わせは、プラズマ密
度と、プラズマイオンのプラズマエネルギー双方の制御
に好ましい。
【0025】動作中は、プロセスチャンバ70は排気さ
れ、大気圧よりも低い圧力に保たれ、ロボットアーム
(図示しない)が、スリットバルブを介してロードロッ
クトランスファチャンバ(同じく大気圧よりも低い圧力
で)から基板40を搬送して、プロセスチャンバ70に
入れる。ロボットアームは、空圧リフト機構により上昇
して静電チャック20の受面35よりも約2から5cm
上方に延びるリフトフィンガ(図示しない)の先端に基
板40を載せる。空圧機構は、基板40を受面35上に
降ろし、静電チャック20の電極45は、チャック電圧
電源55により、基板に関して電気的にバイアスされて
いる。図3に示され単極電極45に印加される電圧は、
電極中、又は電極を被覆する単結晶セラミック材料中
に、静電荷を蓄積させる。プロセスチャンバ70内のプ
ラズマは、基板40内に蓄積する反対極性を持つ荷電種
を提供する。蓄積した対向する静電荷により、基板40
を静電チャック20に静電保持できる静電引力が結果と
してもたらされる。処理が完了すると、基板40は、電
極45に加えられる電圧を切ったあとも静電チャック上
に基板を保持する残留電荷を消失させることにより、基
板40は、静電チャック20から電気的に結合を解かれ
る、つまりチャックから開放される。次に、空圧リフト
機構は、基板40を上昇させるリフトピンを上げて、基
板はロボットアームからの取り外されることが可能にな
る。普通は、チャッキング電源55が切られ、チャッキ
ング電極が接地されて、蓄積されている電荷が除去され
る。基板40は、接地導体に接触させられることによ
り、又は低電力レベルでプラズマを形成して基板からプ
ロセスチャンバ70の接地壁までの導電経路を設けるこ
とにより、電気的に接地することができる。
れ、大気圧よりも低い圧力に保たれ、ロボットアーム
(図示しない)が、スリットバルブを介してロードロッ
クトランスファチャンバ(同じく大気圧よりも低い圧力
で)から基板40を搬送して、プロセスチャンバ70に
入れる。ロボットアームは、空圧リフト機構により上昇
して静電チャック20の受面35よりも約2から5cm
上方に延びるリフトフィンガ(図示しない)の先端に基
板40を載せる。空圧機構は、基板40を受面35上に
降ろし、静電チャック20の電極45は、チャック電圧
電源55により、基板に関して電気的にバイアスされて
いる。図3に示され単極電極45に印加される電圧は、
電極中、又は電極を被覆する単結晶セラミック材料中
に、静電荷を蓄積させる。プロセスチャンバ70内のプ
ラズマは、基板40内に蓄積する反対極性を持つ荷電種
を提供する。蓄積した対向する静電荷により、基板40
を静電チャック20に静電保持できる静電引力が結果と
してもたらされる。処理が完了すると、基板40は、電
極45に加えられる電圧を切ったあとも静電チャック上
に基板を保持する残留電荷を消失させることにより、基
板40は、静電チャック20から電気的に結合を解かれ
る、つまりチャックから開放される。次に、空圧リフト
機構は、基板40を上昇させるリフトピンを上げて、基
板はロボットアームからの取り外されることが可能にな
る。普通は、チャッキング電源55が切られ、チャッキ
ング電極が接地されて、蓄積されている電荷が除去され
る。基板40は、接地導体に接触させられることによ
り、又は低電力レベルでプラズマを形成して基板からプ
ロセスチャンバ70の接地壁までの導電経路を設けるこ
とにより、電気的に接地することができる。
【0026】図4で説明されている本発明による静電チ
ャック20を使用できるプロセスチャンバ70のもう1
つの例は、Applied Materialsから市
販で入手できるRPSプロセスチャンバを備える。この
プロセスチャンバ70では、プラズマは、マイクロ波ア
プリケータ120、マイクロ波チューニングアセンブリ
125、及びマグネトロンマイクロ波発生器130を備
えるマイクロ波発生器アセンブリ115を用いて発生さ
れる。適切なマイクロ波アプリケータ120は、引用し
て本明細書に組み込まれている、1995年7月10日
に出願された「マイクロ波プラズマ系アプリケータ」と
題するHerchen他によるApplied Mat
erialsの米国特許出願第08/499,984号
中に説明されている、プロセスガス流路内の遠隔チャン
バ内に位置決めされるマイクロ波導波管を備える。この
プロセスチャンバ70内に示されている静電チャック2
0は、実質的に等価の静電クランプ力を発生する、少な
くとも2個の実質的に同一平面上の電極を含む双極電極
45a、45bを備えている。双極電極45a、45b
は、対向する半円形、即ち、間に電気的隔離ボイドを設
けた内側と外側のリングを形成できる。双極電極45
a、45bは、基板40に対向する静電荷を誘起して基
板を静電チャック20に静電保持する電極に電位差を印
加することにより動作する。
ャック20を使用できるプロセスチャンバ70のもう1
つの例は、Applied Materialsから市
販で入手できるRPSプロセスチャンバを備える。この
プロセスチャンバ70では、プラズマは、マイクロ波ア
プリケータ120、マイクロ波チューニングアセンブリ
125、及びマグネトロンマイクロ波発生器130を備
えるマイクロ波発生器アセンブリ115を用いて発生さ
れる。適切なマイクロ波アプリケータ120は、引用し
て本明細書に組み込まれている、1995年7月10日
に出願された「マイクロ波プラズマ系アプリケータ」と
題するHerchen他によるApplied Mat
erialsの米国特許出願第08/499,984号
中に説明されている、プロセスガス流路内の遠隔チャン
バ内に位置決めされるマイクロ波導波管を備える。この
プロセスチャンバ70内に示されている静電チャック2
0は、実質的に等価の静電クランプ力を発生する、少な
くとも2個の実質的に同一平面上の電極を含む双極電極
45a、45bを備えている。双極電極45a、45b
は、対向する半円形、即ち、間に電気的隔離ボイドを設
けた内側と外側のリングを形成できる。双極電極45
a、45bは、基板40に対向する静電荷を誘起して基
板を静電チャック20に静電保持する電極に電位差を印
加することにより動作する。
【0027】好ましい実施形態では、熱伝達ガス給送装
置135は、熱伝達ガスを静電チャック20の受面35
に供給して基板40の温度を制御する。この実施形態で
は、セラミックモノリス25は、静電チャック20内に
熱伝達ガスを保持するためのガスチャネル140、ガス
チャネルに熱伝達ガスを供給するためのガス供給装置1
45、及び基板40下の受面35に熱伝達ガスを供給す
るために、チャネルから受面35に延びるガスベント1
50を備えている。動作中は、熱伝達ガスはガス給送装
置145内を流れて、ガスチャネル140に入り、ガス
ベント150を出て、受面下から出ていく。基板40は
受面35上のガスベント150を被覆してシールするこ
とにより、熱伝達ガスの基板40下からの漏れを少なく
する。熱伝達ガスは、基板40と静電チャック20間に
十分な熱伝達率を提供して、基板を一定温度に保つ。典
型的には、熱伝達ガスは、約5から約30Torrの圧
力で供給されるヘリウム又はアルゴンなどの不活性ガス
である。
置135は、熱伝達ガスを静電チャック20の受面35
に供給して基板40の温度を制御する。この実施形態で
は、セラミックモノリス25は、静電チャック20内に
熱伝達ガスを保持するためのガスチャネル140、ガス
チャネルに熱伝達ガスを供給するためのガス供給装置1
45、及び基板40下の受面35に熱伝達ガスを供給す
るために、チャネルから受面35に延びるガスベント1
50を備えている。動作中は、熱伝達ガスはガス給送装
置145内を流れて、ガスチャネル140に入り、ガス
ベント150を出て、受面下から出ていく。基板40は
受面35上のガスベント150を被覆してシールするこ
とにより、熱伝達ガスの基板40下からの漏れを少なく
する。熱伝達ガスは、基板40と静電チャック20間に
十分な熱伝達率を提供して、基板を一定温度に保つ。典
型的には、熱伝達ガスは、約5から約30Torrの圧
力で供給されるヘリウム又はアルゴンなどの不活性ガス
である。
【0028】図4に略示されている本発明のもう1つの
実施形態では、静電チャック20と基板40の温度を調
節するために、流体システムが用いられる。この流体シ
ステムは、基板40を支持するための任意のサポートに
使用可能であり、単結晶セラミック材料を含む静電チャ
ック20での使用に制限されるものではなく、本発明の
この実施形態の図解例を提供するにすぎないことに留意
されたい。流体システムは、(i)静電チャック20の
受面35下に熱伝達流体を保持、又は循環させるための
流体導路160、(ii)熱伝達流体を導路160へ供
給するための流体入口165、及び(iii)熱伝達流
体を静電チャック20から除去又は排気するための流体
出口170を備える。好ましくは、流体導路160が、
静電チャック20に埋め込まれて、静電チャック20、
特に、静電チャックが酸化アルミニウム又はサファイア
のような低い熱伝導性のセラミック材料からできている
場合、より良好な温度制御が提供される。動作中は、流
体供給装置175は、冷却された流体又は加熱された流
体を、流体導路160の流体入口165に供給する。流
体入口165に圧送される流体は、流体導路160を通
って循環することにより、流体と静電チャック間の温度
差に依存して静電チャック20を加熱又は冷却し、流体
出口170から流出する。流体導路160は静電チャッ
ク20内に置かれるので、流体を用いて静電チャック下
の別個の金属ベースの温度を制御し、前記ベースのヒー
トシンクと基板との間により大きな熱インピーダンスが
存在する従来の流体システムと比較すると、温度調整応
答時間が短く、また熱伝達率が大きい。
実施形態では、静電チャック20と基板40の温度を調
節するために、流体システムが用いられる。この流体シ
ステムは、基板40を支持するための任意のサポートに
使用可能であり、単結晶セラミック材料を含む静電チャ
ック20での使用に制限されるものではなく、本発明の
この実施形態の図解例を提供するにすぎないことに留意
されたい。流体システムは、(i)静電チャック20の
受面35下に熱伝達流体を保持、又は循環させるための
流体導路160、(ii)熱伝達流体を導路160へ供
給するための流体入口165、及び(iii)熱伝達流
体を静電チャック20から除去又は排気するための流体
出口170を備える。好ましくは、流体導路160が、
静電チャック20に埋め込まれて、静電チャック20、
特に、静電チャックが酸化アルミニウム又はサファイア
のような低い熱伝導性のセラミック材料からできている
場合、より良好な温度制御が提供される。動作中は、流
体供給装置175は、冷却された流体又は加熱された流
体を、流体導路160の流体入口165に供給する。流
体入口165に圧送される流体は、流体導路160を通
って循環することにより、流体と静電チャック間の温度
差に依存して静電チャック20を加熱又は冷却し、流体
出口170から流出する。流体導路160は静電チャッ
ク20内に置かれるので、流体を用いて静電チャック下
の別個の金属ベースの温度を制御し、前記ベースのヒー
トシンクと基板との間により大きな熱インピーダンスが
存在する従来の流体システムと比較すると、温度調整応
答時間が短く、また熱伝達率が大きい。
【0029】図5(a)で示されている通り、好ましく
は、静電チャック20の本体内の流体導路160は、受
面35から第1の距離D1にある第1通路180、及び
前記受面から第2の距離D2にある第2通路185を備
える。距離D1とD2間の差△Dは、流体が、前記静電チ
ャック内を流れながら静電チャック20により加熱又は
冷却されていても、受面35から導路160まで、均一
な熱伝達率を提供するように選択される。距離D1は、
静電チャック20を通って流れる流体の温度変化を補償
するのに十分なだけ、距離D2よりも大きいか小さい。
換言すれば、距離D1は、そうしなければ、受面35の
異なる部位では異なる熱伝達率になりかねない流体のど
のような温度差△Tをも補償するのに十分なだけ、距離
D2よりも大きいか小さい。図5(a)に示される一実
施形態では、第1通路180は、流体入口165に隣接
して位置決めされるが、第2通路185は受面35に、
より近い流体出口170に隣接して位置決めされる。こ
の配置により、受面35と、チャック20から出る流体
との間の温度差よりも大きい、受面35とチャック20
の本体に入る流体との間の温度差△Tが補償される。チ
ャック20の受面で実質的に均一な温度を維持するため
に、流体入口165は、受面35からの距離を、流体出
口170よりも離して位置決めされる。例えば、図5
(a)で示されている1つの配置は、流体入口165か
ら流体出口170へ進むにつれて、受面35に向かって
上がる螺旋導路として形成される流体導路160を備え
るとともに、距離D1を距離D2よりも大きくすることに
より、受面35全域に均一な熱伝達率を提供する。
は、静電チャック20の本体内の流体導路160は、受
面35から第1の距離D1にある第1通路180、及び
前記受面から第2の距離D2にある第2通路185を備
える。距離D1とD2間の差△Dは、流体が、前記静電チ
ャック内を流れながら静電チャック20により加熱又は
冷却されていても、受面35から導路160まで、均一
な熱伝達率を提供するように選択される。距離D1は、
静電チャック20を通って流れる流体の温度変化を補償
するのに十分なだけ、距離D2よりも大きいか小さい。
換言すれば、距離D1は、そうしなければ、受面35の
異なる部位では異なる熱伝達率になりかねない流体のど
のような温度差△Tをも補償するのに十分なだけ、距離
D2よりも大きいか小さい。図5(a)に示される一実
施形態では、第1通路180は、流体入口165に隣接
して位置決めされるが、第2通路185は受面35に、
より近い流体出口170に隣接して位置決めされる。こ
の配置により、受面35と、チャック20から出る流体
との間の温度差よりも大きい、受面35とチャック20
の本体に入る流体との間の温度差△Tが補償される。チ
ャック20の受面で実質的に均一な温度を維持するため
に、流体入口165は、受面35からの距離を、流体出
口170よりも離して位置決めされる。例えば、図5
(a)で示されている1つの配置は、流体入口165か
ら流体出口170へ進むにつれて、受面35に向かって
上がる螺旋導路として形成される流体導路160を備え
るとともに、距離D1を距離D2よりも大きくすることに
より、受面35全域に均一な熱伝達率を提供する。
【0030】第1通路180と第2通路185を備える
流体導路160は、異なる熱インピーダンスを持つ電
極、チャネル、及び導路など、異なる材料又は内部構造
を含むセラミックチャックに固有な問題である、静電チ
ャック20全域での熱生成又は熱伝導の変動を補償する
ことにより、基板40の温度のより精密な制御を提供す
る。第1通路180と第2通路185は、受面35全域
での所望の温度差又は温度の不均一性を与える、当該技
術に通常に精通する者には明らかな、連続導路160
を、静電チャック20を貫通して形成するのに適した任
意の構造も備えることができる。例えば、流体導路16
0は、受面35下の多面断面又は矩形断面を持つ別個の
セグメント、即ち、受面に対し鋭角又は鈍角を成して位
置決めされるセグメント、又は静電チャック20の周辺
部から中心部へ螺旋状に上昇する、又はその逆の連続導
路を含むことができる。
流体導路160は、異なる熱インピーダンスを持つ電
極、チャネル、及び導路など、異なる材料又は内部構造
を含むセラミックチャックに固有な問題である、静電チ
ャック20全域での熱生成又は熱伝導の変動を補償する
ことにより、基板40の温度のより精密な制御を提供す
る。第1通路180と第2通路185は、受面35全域
での所望の温度差又は温度の不均一性を与える、当該技
術に通常に精通する者には明らかな、連続導路160
を、静電チャック20を貫通して形成するのに適した任
意の構造も備えることができる。例えば、流体導路16
0は、受面35下の多面断面又は矩形断面を持つ別個の
セグメント、即ち、受面に対し鋭角又は鈍角を成して位
置決めされるセグメント、又は静電チャック20の周辺
部から中心部へ螺旋状に上昇する、又はその逆の連続導
路を含むことができる。
【0031】チャック20のもう1つの実施形態では、
受面35上に保持される基板40全域での温度プロフィ
ールは、受面35と流体導路160の半径方向内側部分
との間の距離である距離DINと、受面35と流体導路の
半径方向外側部分又は周辺部分との間の距離である距離
DOTとの間の差を制御することにより、更に制御され
る。距離DINとDOTとの差は、受面35における均衡温
度の差に基づいて選択され、距離D1と距離D2とを関連
させて、又は独立させて、流体導路160を設計するの
に使うことができる。例えば、図5(b)は、距離DIN
とDOT、並びに距離D1とD2の双方が、受面35と基板
40の全域に均一な温度を達成するように設けられた導
路を示す。図5(c)と図5(e)は追加の流体導路1
60を示し、静電チャック20の周囲にある外側周径部
DOTが、静電チャックの中心近くの内側周径部DINより
も受面35に近くなっている。流体導路160のこの配
置は、静電チャック20周辺部からの熱伝達を増加し、
周辺部が中心部よりも高温の定常温度又は均衡温度で動
作するのに有用であり、従って、冷却流体は周辺部を中
心部よりも高い冷却率で冷却できる。代わりに、静電チ
ャック20の中心部が周辺部よりも温度が高い場合、流
体導路160は図5(d)で示されている形状を持ち、
静電チャックの中心近くの内側周径部DINは、外側周径
部DOTよりも受面35に近く、また距離DINは距離DOT
よりも小さい。
受面35上に保持される基板40全域での温度プロフィ
ールは、受面35と流体導路160の半径方向内側部分
との間の距離である距離DINと、受面35と流体導路の
半径方向外側部分又は周辺部分との間の距離である距離
DOTとの間の差を制御することにより、更に制御され
る。距離DINとDOTとの差は、受面35における均衡温
度の差に基づいて選択され、距離D1と距離D2とを関連
させて、又は独立させて、流体導路160を設計するの
に使うことができる。例えば、図5(b)は、距離DIN
とDOT、並びに距離D1とD2の双方が、受面35と基板
40の全域に均一な温度を達成するように設けられた導
路を示す。図5(c)と図5(e)は追加の流体導路1
60を示し、静電チャック20の周囲にある外側周径部
DOTが、静電チャックの中心近くの内側周径部DINより
も受面35に近くなっている。流体導路160のこの配
置は、静電チャック20周辺部からの熱伝達を増加し、
周辺部が中心部よりも高温の定常温度又は均衡温度で動
作するのに有用であり、従って、冷却流体は周辺部を中
心部よりも高い冷却率で冷却できる。代わりに、静電チ
ャック20の中心部が周辺部よりも温度が高い場合、流
体導路160は図5(d)で示されている形状を持ち、
静電チャックの中心近くの内側周径部DINは、外側周径
部DOTよりも受面35に近く、また距離DINは距離DOT
よりも小さい。
【0032】1つの好ましい実施形態では、流体導路1
60は、図5(b)から図5(d)で示されるように、
静電チャック20内の周方向に延びていて、中心軸が受
面35の面に対して傾いた矩形断面を持つ環状リングを
含む。受面35に対する環状リングの角度配向を選択し
て、周囲から中心までの受面35全域で実質的に均一な
温度を保つ。環状リングは、受面35からDINの距離に
内周縁を、受面35からDOTの距離に外周縁を持つ。図
5(e)中に示されているもう1つの実施形態では、流
体導路160は、静電チャック20の中心垂直軸周りに
上昇螺旋を形成する円形断面を持つ1つ以上の通路を備
える。また当該技術に通常に精通する者には明らかな、
他の同等な流体導路構造と構成は本発明の範囲内にあ
る。
60は、図5(b)から図5(d)で示されるように、
静電チャック20内の周方向に延びていて、中心軸が受
面35の面に対して傾いた矩形断面を持つ環状リングを
含む。受面35に対する環状リングの角度配向を選択し
て、周囲から中心までの受面35全域で実質的に均一な
温度を保つ。環状リングは、受面35からDINの距離に
内周縁を、受面35からDOTの距離に外周縁を持つ。図
5(e)中に示されているもう1つの実施形態では、流
体導路160は、静電チャック20の中心垂直軸周りに
上昇螺旋を形成する円形断面を持つ1つ以上の通路を備
える。また当該技術に通常に精通する者には明らかな、
他の同等な流体導路構造と構成は本発明の範囲内にあ
る。
【0033】静電チャック20を製作する1つの方法
は、内部に埋め込まれた電極45を有する大結晶30の
単体構造を造る溶融成形・播種プロセスを含む。溶融プ
ロセスは、図6(a)に示されているように、溶融セラ
ミックを形成するために、セラミック材料を溶解するた
めの加熱型200を含む装置を用いる。加熱型200の
側壁は、型内に延びる、又は型の周りを包む従来のヒー
タ205により加熱される。型200は、好ましくは、
溶融セラミック材料を均一に濡らす(wet)材料から成形
され、また溶融セラミックが型材料の溶解により汚染さ
れてはならないので、この材料は高い融点を持ち、化学
的に安定している。サファイアから成る静電チャック2
0の製作するためには、型200は、好ましくは、融点
が2617℃で、溶融アルミナを均一に濡らし、また低
い反応性と溶融アルミナとの高い化学的相容性を持つモ
リブデンのような材料からつくられる。また、水又はヘ
リウムガスのような熱伝達流体を含む冷却管(図示しな
い)を型の周りに設置することにより、熱消散源を制御
することも可能である。
は、内部に埋め込まれた電極45を有する大結晶30の
単体構造を造る溶融成形・播種プロセスを含む。溶融プ
ロセスは、図6(a)に示されているように、溶融セラ
ミックを形成するために、セラミック材料を溶解するた
めの加熱型200を含む装置を用いる。加熱型200の
側壁は、型内に延びる、又は型の周りを包む従来のヒー
タ205により加熱される。型200は、好ましくは、
溶融セラミック材料を均一に濡らす(wet)材料から成形
され、また溶融セラミックが型材料の溶解により汚染さ
れてはならないので、この材料は高い融点を持ち、化学
的に安定している。サファイアから成る静電チャック2
0の製作するためには、型200は、好ましくは、融点
が2617℃で、溶融アルミナを均一に濡らし、また低
い反応性と溶融アルミナとの高い化学的相容性を持つモ
リブデンのような材料からつくられる。また、水又はヘ
リウムガスのような熱伝達流体を含む冷却管(図示しな
い)を型の周りに設置することにより、熱消散源を制御
することも可能である。
【0034】1つ以上の化学分解可能な型210a−d
は、静電チャック20内にガスチャネル140、ガス給
送装置145、ガスベント150、及び流体導路160
を成形するために形取られる。化学分解可能な型210
a−dと、電極45又は静電チャック20の双極電極4
5a、45bは、微細なアルミナファイバにより溶融セ
ラミック材料内に吊るされた状態に保たれる、又はアル
ミナブロックで支持される。
は、静電チャック20内にガスチャネル140、ガス給
送装置145、ガスベント150、及び流体導路160
を成形するために形取られる。化学分解可能な型210
a−dと、電極45又は静電チャック20の双極電極4
5a、45bは、微細なアルミナファイバにより溶融セ
ラミック材料内に吊るされた状態に保たれる、又はアル
ミナブロックで支持される。
【0035】型200内での溶融セラミックの固化の
間、種晶215を溶融セラミックの表面に接触させるこ
とにより、溶融セラミック材料中での単結晶セラミック
の成長を播種、つまり核形成させる。種晶215は、典
型的には、溶融セラミック材料と同じ成分を持つ結晶を
含む。種晶215は、配向された結晶構造を持つので、
単結晶セラミック構造の堆積を開始させる播種面又は核
形成面として働く。次に、溶融セラミックの表面は、徐
冷され、一方、型200の側壁と底部はヒータ205に
より連続的に加熱される。これにより、溶融セラミック
は方向性を持って固化し、種晶215から外側に向かっ
て成長して、型200の内部形状に追従して、内部形状
に倣わされた単結晶構造を形成することができる。型2
00と溶融セラミックの温度は、型200の側壁と底部
を連続的に加熱する温度制御システム220により制御
される。一方、溶融セラミックは、表面から型の底部に
向かって冷却される。溶融材料に加えられる熱をゆっく
りと減らしてゆくことにより、大型で高度に配向された
結晶30を形成することができる。
間、種晶215を溶融セラミックの表面に接触させるこ
とにより、溶融セラミック材料中での単結晶セラミック
の成長を播種、つまり核形成させる。種晶215は、典
型的には、溶融セラミック材料と同じ成分を持つ結晶を
含む。種晶215は、配向された結晶構造を持つので、
単結晶セラミック構造の堆積を開始させる播種面又は核
形成面として働く。次に、溶融セラミックの表面は、徐
冷され、一方、型200の側壁と底部はヒータ205に
より連続的に加熱される。これにより、溶融セラミック
は方向性を持って固化し、種晶215から外側に向かっ
て成長して、型200の内部形状に追従して、内部形状
に倣わされた単結晶構造を形成することができる。型2
00と溶融セラミックの温度は、型200の側壁と底部
を連続的に加熱する温度制御システム220により制御
される。一方、溶融セラミックは、表面から型の底部に
向かって冷却される。溶融材料に加えられる熱をゆっく
りと減らしてゆくことにより、大型で高度に配向された
結晶30を形成することができる。
【0036】冷却後、単結晶セラミック材料の固化セラ
ミックモノリス25は、型200から外され、化学分解
可能な型210a−dを取り除くために処理されて、静
電チャック20に損傷を与えることなく、セラミック結
晶30間に導路とチャネルをつくる。化学分解可能な型
210a−dは、セラミックモノリス25を約24時
間、強硝酸に浸漬するなど、適切な化学薬品によりエッ
チングが行われる。代替えとして、化学分解可能な型2
10a−dは、セラミックモノリス25を、酸素含有雰
囲気内で約700℃の高温になるまで約120分間加熱
するだけで酸化により除去できる、グラファイトのよう
な材料でつくることも可能である。化学分解可能な型2
10a−dの除去に酸化作用を利用する場合、電極45
の不必要な酸化を防止するよう注意されたい。例えば、
電極45が耐熱金属からできている場合、電極型は不活
性ガスによるフラッシング又はパージングを行うことに
より、電極の酸化や割れを防止することが好ましい。
ミックモノリス25は、型200から外され、化学分解
可能な型210a−dを取り除くために処理されて、静
電チャック20に損傷を与えることなく、セラミック結
晶30間に導路とチャネルをつくる。化学分解可能な型
210a−dは、セラミックモノリス25を約24時
間、強硝酸に浸漬するなど、適切な化学薬品によりエッ
チングが行われる。代替えとして、化学分解可能な型2
10a−dは、セラミックモノリス25を、酸素含有雰
囲気内で約700℃の高温になるまで約120分間加熱
するだけで酸化により除去できる、グラファイトのよう
な材料でつくることも可能である。化学分解可能な型2
10a−dの除去に酸化作用を利用する場合、電極45
の不必要な酸化を防止するよう注意されたい。例えば、
電極45が耐熱金属からできている場合、電極型は不活
性ガスによるフラッシング又はパージングを行うことに
より、電極の酸化や割れを防止することが好ましい。
【0037】幾つかの異なる方法を用いて静電チャック
20内に電極45を形成することができる。例えば、図
6(a)から図6(c)に示されているように、耐熱金
属を溶融セラミック中に吊るすことにより、単結晶モノ
リス構造25内に埋め込まれる。適切な電極には、例え
ば、従来のボンディング法、スタンピング法、又は加圧
法を用いて金属箔から形成される電極、導電性ワイヤの
メッシュを形成するために或る相互接続パターンで結合
される金属ワイヤ、又は所望電極パターンを形成するた
めにエッチングされる金属プレートがある。代わりに、
電極は、導電性電極パターンを結晶構造上に形成するた
めに、既定パターンに単結晶セラミックモノリス25の
結晶格子構造を変更することにより形成することも可能
である。この方法では、格子欠陥が、レーザをセラミッ
クモノリス25内に焦点を合わせて、単結晶セラミック
中に導入される。適切なレーザ法は、108ワット/c
m2の強度を持つNd YAGレーザを用いて、単結晶セ
ラミック全域を走査させ、導電性格子欠陥を単結晶セラ
ミック内に形成することができる。格子欠陥は、典型的
には、原子がその初晶位置から割り込み格子位置などに
移動したときに生ずる転移を含む。もう1つの方法で
は、電極45は、抵抗、絶縁破壊強度さなど、所望の電
気的性質を提供するよう、セラミックモノリス25に適
切なドーパントをドーピングすることにより形成され
る。例えば、サファイア単結晶のセラミック材料に、
0.1から5重量%のTiO2を、電極45としての使
用に適した導電性パターンにドーピングすることができ
る。従来のフオトリソグラフイ法やイオン注入法を用い
ても、ドーパントのパターン化層をサファイア層に形成
することができる。
20内に電極45を形成することができる。例えば、図
6(a)から図6(c)に示されているように、耐熱金
属を溶融セラミック中に吊るすことにより、単結晶モノ
リス構造25内に埋め込まれる。適切な電極には、例え
ば、従来のボンディング法、スタンピング法、又は加圧
法を用いて金属箔から形成される電極、導電性ワイヤの
メッシュを形成するために或る相互接続パターンで結合
される金属ワイヤ、又は所望電極パターンを形成するた
めにエッチングされる金属プレートがある。代わりに、
電極は、導電性電極パターンを結晶構造上に形成するた
めに、既定パターンに単結晶セラミックモノリス25の
結晶格子構造を変更することにより形成することも可能
である。この方法では、格子欠陥が、レーザをセラミッ
クモノリス25内に焦点を合わせて、単結晶セラミック
中に導入される。適切なレーザ法は、108ワット/c
m2の強度を持つNd YAGレーザを用いて、単結晶セ
ラミック全域を走査させ、導電性格子欠陥を単結晶セラ
ミック内に形成することができる。格子欠陥は、典型的
には、原子がその初晶位置から割り込み格子位置などに
移動したときに生ずる転移を含む。もう1つの方法で
は、電極45は、抵抗、絶縁破壊強度さなど、所望の電
気的性質を提供するよう、セラミックモノリス25に適
切なドーパントをドーピングすることにより形成され
る。例えば、サファイア単結晶のセラミック材料に、
0.1から5重量%のTiO2を、電極45としての使
用に適した導電性パターンにドーピングすることができ
る。従来のフオトリソグラフイ法やイオン注入法を用い
ても、ドーパントのパターン化層をサファイア層に形成
することができる。
【0038】静電チャック20のもう1つの実施形態
は、図2(b)に示されている通り、静電チャック本体
を形成するため相互に結合された、複数の単結晶セラミ
ックプレート225を備える。電極45は、静電チャッ
ク20内に埋め込まれ、コネクタ50は、電極に電圧を
供給するために1つ以上の単結晶セラミックプレートを
貫通して延在する。普通には、単結晶セラミックプレー
ト225は、普通、厚さ約0.0001から0.005
0インチの単結晶セラミックプレート間に複数の結合域
を持つ、厚さ約0.1から1cm、より望ましくは0.
10から0.25cm(0.04から0.10インチ)
を有する。セラミックモノリス25は、約2枚から約3
0枚の単結晶セラミックプレート225を有する。1つ
以上の単結晶セラミックプレート255に、基板40下
の受面35に熱伝導ガスを供給するため、(i)ガスチ
ャネル140、(ii)ガス給送装置145及び(ii
i)ガスベント150を機械加工した。また、単結晶セ
ラミックプレート225に、流体導路160、流体入口
165、及び流体出口170も機械加工した。単結晶セ
ラミックプレート225は、ガスチャネル140、ガス
給送装置各145、及びガスベント150が連続的なガ
ス分配経路を形成するように、そして、流体導路16
0、流体入口165、及び流体出口170が、静電チャ
ック20内に別個の連続流路を形成するように、互いに
整列される。
は、図2(b)に示されている通り、静電チャック本体
を形成するため相互に結合された、複数の単結晶セラミ
ックプレート225を備える。電極45は、静電チャッ
ク20内に埋め込まれ、コネクタ50は、電極に電圧を
供給するために1つ以上の単結晶セラミックプレートを
貫通して延在する。普通には、単結晶セラミックプレー
ト225は、普通、厚さ約0.0001から0.005
0インチの単結晶セラミックプレート間に複数の結合域
を持つ、厚さ約0.1から1cm、より望ましくは0.
10から0.25cm(0.04から0.10インチ)
を有する。セラミックモノリス25は、約2枚から約3
0枚の単結晶セラミックプレート225を有する。1つ
以上の単結晶セラミックプレート255に、基板40下
の受面35に熱伝導ガスを供給するため、(i)ガスチ
ャネル140、(ii)ガス給送装置145及び(ii
i)ガスベント150を機械加工した。また、単結晶セ
ラミックプレート225に、流体導路160、流体入口
165、及び流体出口170も機械加工した。単結晶セ
ラミックプレート225は、ガスチャネル140、ガス
給送装置各145、及びガスベント150が連続的なガ
ス分配経路を形成するように、そして、流体導路16
0、流体入口165、及び流体出口170が、静電チャ
ック20内に別個の連続流路を形成するように、互いに
整列される。
【0039】図5(a)から図5(c)に示されてい
る、複数の単結晶セラミックプレート225を有する静
電チャック20の製作方法を説明する。溶融セラミック
からセラミックの単一結晶に播種するチョクラスキー法
又はEFG法のような、従来の結晶成長技法を用いて、
単結晶セラミックの大直径単一結晶を成長させる。単結
晶セラミックの単一結晶は、実質的に相互に配向された
大きな酸化アルミニウム結晶30を有する、多数の単結
晶セラミックプレート225に切断される。金属構造、
ドーパントパターン、又は格子欠陥のパターンを有する
電極45は、前記一枚以上の単結晶セラミックプレート
225に形成される。単結晶セラミックプレート225
は、酸化アルミニウムと共融成分の混合物を有する共融
結合配合物230を用いて互いに結合させることによ
り、セラミックモノリス25を形成する。結合配合物2
30は、単結晶セラミックプレート225の熱膨張係数
と整合して、比較的に低温で溶融する酸化アルミニウム
を選択、提供する。共融成分とは、純粋な酸化アルミニ
ウムの溶融温度よりも著しく低い融点温度、好ましく
は、約2000℃未満、より好ましくは、約1550℃
未満の溶融温度を持つ、酸化アルミニウムを含む、共融
すなわちガラス状系を形成する添加剤又は添加剤の混合
物をいう。好ましい共融成分は、例えば、B2O3、P2
O5、及びSiO2などを含む。
る、複数の単結晶セラミックプレート225を有する静
電チャック20の製作方法を説明する。溶融セラミック
からセラミックの単一結晶に播種するチョクラスキー法
又はEFG法のような、従来の結晶成長技法を用いて、
単結晶セラミックの大直径単一結晶を成長させる。単結
晶セラミックの単一結晶は、実質的に相互に配向された
大きな酸化アルミニウム結晶30を有する、多数の単結
晶セラミックプレート225に切断される。金属構造、
ドーパントパターン、又は格子欠陥のパターンを有する
電極45は、前記一枚以上の単結晶セラミックプレート
225に形成される。単結晶セラミックプレート225
は、酸化アルミニウムと共融成分の混合物を有する共融
結合配合物230を用いて互いに結合させることによ
り、セラミックモノリス25を形成する。結合配合物2
30は、単結晶セラミックプレート225の熱膨張係数
と整合して、比較的に低温で溶融する酸化アルミニウム
を選択、提供する。共融成分とは、純粋な酸化アルミニ
ウムの溶融温度よりも著しく低い融点温度、好ましく
は、約2000℃未満、より好ましくは、約1550℃
未満の溶融温度を持つ、酸化アルミニウムを含む、共融
すなわちガラス状系を形成する添加剤又は添加剤の混合
物をいう。好ましい共融成分は、例えば、B2O3、P2
O5、及びSiO2などを含む。
【0040】幾つかの異なる方法を用いて、単結晶セラ
ミックプレート225の1つに金属電極45を形成する
ことができる。1つの方法では、レジストのパターン化
層は、単結晶セラミックプレート225の1つに形成さ
れ、レジストフィーチャ(例えば、電気メッキ又はスパ
ッタリングなどによる)間に金属を堆積することによ
り、電極45の構造を形成する。適切なレジスト材料
は、DuPont de Nemours Chemic
al Co.が製造する「RISTON」を含み、また
従来のフオトリソグラフイ法は、1986年にカリフオ
ルニア州のLattice Pressが発行したStanley W
olfと Richard N.Tauber共著「超大
規模集積回路時代のシリコンプロセス」の第1巻「プロ
セス技術」第12、13、14章に説明されており、こ
れは引用して本明細書に組み込む。代替として、電極4
5は、例えば金属CVD又はスパッタリング等、従来の
PVDやCVD、又は溶液堆積法を用いてサファイアプ
レート上に堆積される金属層をエッチングすることによ
り製造することができる。従来のフオトリソグラフイ法
とエッチング法は、堆積金属を所望の電極構成にエッチ
ングするため用いられる。電極45は、既定パターンの
セラミックウエハの格子構造を導電性電極パターンを形
成できるように変更する、又は抵抗、絶縁破壊強さ等の
所望の電気的特性を備えるために、単結晶セラミックに
適切なドーパントをドーピングすることにより、円柱状
の単結晶セラミックから切り取られた単結晶セラミック
材料のウエハ上に形成することも可能である。
ミックプレート225の1つに金属電極45を形成する
ことができる。1つの方法では、レジストのパターン化
層は、単結晶セラミックプレート225の1つに形成さ
れ、レジストフィーチャ(例えば、電気メッキ又はスパ
ッタリングなどによる)間に金属を堆積することによ
り、電極45の構造を形成する。適切なレジスト材料
は、DuPont de Nemours Chemic
al Co.が製造する「RISTON」を含み、また
従来のフオトリソグラフイ法は、1986年にカリフオ
ルニア州のLattice Pressが発行したStanley W
olfと Richard N.Tauber共著「超大
規模集積回路時代のシリコンプロセス」の第1巻「プロ
セス技術」第12、13、14章に説明されており、こ
れは引用して本明細書に組み込む。代替として、電極4
5は、例えば金属CVD又はスパッタリング等、従来の
PVDやCVD、又は溶液堆積法を用いてサファイアプ
レート上に堆積される金属層をエッチングすることによ
り製造することができる。従来のフオトリソグラフイ法
とエッチング法は、堆積金属を所望の電極構成にエッチ
ングするため用いられる。電極45は、既定パターンの
セラミックウエハの格子構造を導電性電極パターンを形
成できるように変更する、又は抵抗、絶縁破壊強さ等の
所望の電気的特性を備えるために、単結晶セラミックに
適切なドーパントをドーピングすることにより、円柱状
の単結晶セラミックから切り取られた単結晶セラミック
材料のウエハ上に形成することも可能である。
【0041】図8(a)に示すように、本発明による静
電チャック20のさらに他の実施形態は、下地誘電層2
45上のメッシュ電極240を被覆する単結晶セラミッ
ク層235を備え、前記メッシュ電極はそれらを貫通す
る予め形成された開口195を有する。下地誘電層24
5は、単結晶セラミック層235と同じ材料から形成す
ることができるが、異なるセラミック材料でもよい。メ
ッシュ電極240は、導電性のパターン化電極である。
単結晶セラミック層と下地誘電層245に適した材料
は、Al2O3、BeO、SiO2、Ta2O5、ZrO2、
CaO、MgO、TiO2、BaTiO3、AlN、Ti
N、BN、Si3N4、ZrB2、TiB2、VB2、W2B
3、LaB6、MoSi2、WSiX、又はTiSiXを含
む。好ましくは、単結晶セラミック層235と下地誘電
層245はサファイアを含む。より好ましくは単結晶セ
ラミック層235の厚さtは、電界の電極からの拡散を
小さくするために、パターン化メッシュ電極240間の
開口195の直径の少なくとも約3倍である。
電チャック20のさらに他の実施形態は、下地誘電層2
45上のメッシュ電極240を被覆する単結晶セラミッ
ク層235を備え、前記メッシュ電極はそれらを貫通す
る予め形成された開口195を有する。下地誘電層24
5は、単結晶セラミック層235と同じ材料から形成す
ることができるが、異なるセラミック材料でもよい。メ
ッシュ電極240は、導電性のパターン化電極である。
単結晶セラミック層と下地誘電層245に適した材料
は、Al2O3、BeO、SiO2、Ta2O5、ZrO2、
CaO、MgO、TiO2、BaTiO3、AlN、Ti
N、BN、Si3N4、ZrB2、TiB2、VB2、W2B
3、LaB6、MoSi2、WSiX、又はTiSiXを含
む。好ましくは、単結晶セラミック層235と下地誘電
層245はサファイアを含む。より好ましくは単結晶セ
ラミック層235の厚さtは、電界の電極からの拡散を
小さくするために、パターン化メッシュ電極240間の
開口195の直径の少なくとも約3倍である。
【0042】好ましくは、単結晶セラミック層235
は、下地誘電層245を備える単体構造を形成するため
に、メッシュ電極240内の開口195を貫通して延び
る一体結合の相互接続190を更に備える。一体結合の
相互接続190は、実質的に接着剤を用いないで下地誘
電体層245に直接結合される、配向された大型の結晶
30を有する単結晶材料のポストを備える。ポストは、
溶融セラミック材料をメッシュ電極240の露出面上に
施した時に形成される。溶融材料は、メッシュ電極24
0の開口195に浸透し、下地誘電層245と融合し
て、メッシュ電極全体を囲む連続的な化学結合されたセ
ラミック構造を形成する。好ましくは、メッシュ電極2
40内の開口部195は、メッシュ電極に電圧が印加さ
れると、基板40を保持するための均一な静電界を生じ
るのに十分なだけ小さいサイズであり、またそこに形成
される一体結合の相互接続190により単結晶セラミッ
ク層235を下地誘電層245に堅固に結合するのに十
分大きいサイズである。一体結合の相互接続190の使
用により、静電チャック20の従来の誘電層に用いられ
ていた接着剤の使用をやめることにより、約1000℃
を超えて、2000℃を超えることの多い、高い動作温
度でのより安定した、信頼性のある電気的特性が得られ
る。接着剤の使用をやめることにより、腐食性の高いプ
ラズマ環境での耐腐食性も改善される。
は、下地誘電層245を備える単体構造を形成するため
に、メッシュ電極240内の開口195を貫通して延び
る一体結合の相互接続190を更に備える。一体結合の
相互接続190は、実質的に接着剤を用いないで下地誘
電体層245に直接結合される、配向された大型の結晶
30を有する単結晶材料のポストを備える。ポストは、
溶融セラミック材料をメッシュ電極240の露出面上に
施した時に形成される。溶融材料は、メッシュ電極24
0の開口195に浸透し、下地誘電層245と融合し
て、メッシュ電極全体を囲む連続的な化学結合されたセ
ラミック構造を形成する。好ましくは、メッシュ電極2
40内の開口部195は、メッシュ電極に電圧が印加さ
れると、基板40を保持するための均一な静電界を生じ
るのに十分なだけ小さいサイズであり、またそこに形成
される一体結合の相互接続190により単結晶セラミッ
ク層235を下地誘電層245に堅固に結合するのに十
分大きいサイズである。一体結合の相互接続190の使
用により、静電チャック20の従来の誘電層に用いられ
ていた接着剤の使用をやめることにより、約1000℃
を超えて、2000℃を超えることの多い、高い動作温
度でのより安定した、信頼性のある電気的特性が得られ
る。接着剤の使用をやめることにより、腐食性の高いプ
ラズマ環境での耐腐食性も改善される。
【0043】単結晶セラミック層235を備える図8
(a)の静電チャック20の製作方法をここで説明す
る。図8(b)に示すように、結晶成長装置は、溶融セ
ラミックを形成するために、セラミック材料を融解する
ための溶融物リザーバ250を備える。溶融物リザーバ
250は、セラミックファイバ絶縁255により取り囲
まれ、溶融物リザーバ250の周りに巻き付けられた、
タングステン又はニクロム線のような従来のヒータ20
5を含む。溶融物リザーバ250は、普通には、溶融点
が2617℃のモリブデンなど、セラミック材料の高い
溶融温度に耐える耐腐食性材料から成る。このようなセ
ラミック材料の代表的な溶融は1000℃を超える場合
が多く、例えば、融点即ち軟化点は、アルミナは201
5℃、酸化珪素は1200から1700℃、酸化チタン
は1840℃である。
(a)の静電チャック20の製作方法をここで説明す
る。図8(b)に示すように、結晶成長装置は、溶融セ
ラミックを形成するために、セラミック材料を融解する
ための溶融物リザーバ250を備える。溶融物リザーバ
250は、セラミックファイバ絶縁255により取り囲
まれ、溶融物リザーバ250の周りに巻き付けられた、
タングステン又はニクロム線のような従来のヒータ20
5を含む。溶融物リザーバ250は、普通には、溶融点
が2617℃のモリブデンなど、セラミック材料の高い
溶融温度に耐える耐腐食性材料から成る。このようなセ
ラミック材料の代表的な溶融は1000℃を超える場合
が多く、例えば、融点即ち軟化点は、アルミナは201
5℃、酸化珪素は1200から1700℃、酸化チタン
は1840℃である。
【0044】硬質毛管260は、溶融物リザーバ250
の溶融セラミック内に位置決めされる。毛管260の直
径は、リザーバ250内に溶解している特定セラミック
材料の毛管表面張力に基づいて選択される。毛管260
の代表的な直径は、約0.2から約2mmである。硬質
毛管260は、1つ以上のメッシュ電極240の露出面
等、ワークピース表面265上に溶融セラミック層を供
給するため、毛管内に働く毛管張力により、溶融セラミ
ック材料を毛管の長さまで引き上げ、自己充填する。
の溶融セラミック内に位置決めされる。毛管260の直
径は、リザーバ250内に溶解している特定セラミック
材料の毛管表面張力に基づいて選択される。毛管260
の代表的な直径は、約0.2から約2mmである。硬質
毛管260は、1つ以上のメッシュ電極240の露出面
等、ワークピース表面265上に溶融セラミック層を供
給するため、毛管内に働く毛管張力により、溶融セラミ
ック材料を毛管の長さまで引き上げ、自己充填する。
【0045】毛管260は、リザーバ内の溶融セラミッ
クに浸漬された入口270、及び例えば、電極の露出面
のような、ワークピース表面265に隣接する出口27
5を含む。出口275は、(1)第1凸部と播種面28
5を持つ前縁280と(2)第1凸部よりも小さい第2
凸部を持つ後縁290とを備える。ワークピース表面2
65上に堆積される単結晶セラミック層235の厚さt
は、出口275の前縁と後縁280、290の高低差、
即ち第1凸部と第2凸部の差により制御される。毛管2
60の出口275は、毛管260の前縁280が後縁2
90の前方を移動できるような方向にワークピース表面
265全域に移動することにより、ワークピース表面に
溶融セラミック層を堆積する。溶融セラミック層は、毛
管張力により毛管260を介して引き出され、前縁28
0の播種面285によって播種されて、単結晶セラミッ
ク層235をワークピース表面265上に形成する。
クに浸漬された入口270、及び例えば、電極の露出面
のような、ワークピース表面265に隣接する出口27
5を含む。出口275は、(1)第1凸部と播種面28
5を持つ前縁280と(2)第1凸部よりも小さい第2
凸部を持つ後縁290とを備える。ワークピース表面2
65上に堆積される単結晶セラミック層235の厚さt
は、出口275の前縁と後縁280、290の高低差、
即ち第1凸部と第2凸部の差により制御される。毛管2
60の出口275は、毛管260の前縁280が後縁2
90の前方を移動できるような方向にワークピース表面
265全域に移動することにより、ワークピース表面に
溶融セラミック層を堆積する。溶融セラミック層は、毛
管張力により毛管260を介して引き出され、前縁28
0の播種面285によって播種されて、単結晶セラミッ
ク層235をワークピース表面265上に形成する。
【0046】一体結合の相互接続190は、静電チャッ
ク20の電極の露出表面上での溶融セラミック層堆積中
に形成され、溶融セラミック材料は、メッシュ電極24
0内の開口195内を流れることにより、メッシュ電極
の開口195直下に横たわる下地誘電層245上の接合
部に直接に結合される。このようにしてできる構造は、
電極下の下地誘電層245を、電極を被覆する単結晶セ
ラミック層235へ結合するための接着剤のを使用を不
要とする。
ク20の電極の露出表面上での溶融セラミック層堆積中
に形成され、溶融セラミック材料は、メッシュ電極24
0内の開口195内を流れることにより、メッシュ電極
の開口195直下に横たわる下地誘電層245上の接合
部に直接に結合される。このようにしてできる構造は、
電極下の下地誘電層245を、電極を被覆する単結晶セ
ラミック層235へ結合するための接着剤のを使用を不
要とする。
【0047】好ましくは、毛管260とワークピース表
面265の温度は、単結晶セラミック層235の堆積中
に毛管とワークピース表面を加熱する温度制御システム
により均一に維持される。ワークピース表面265の加
熱により、同一面のセラミック層は併合し、相互の流入
が可能になって、実質的にワークピース全体を被覆する
連続的なセラミック層を形成する。温度制御システム
は、熱シールド、加熱及び/又は冷却システム、及び温
度コントローラ300を含む。熱シールドは、毛管26
0を囲むセラミックファイバ絶縁体255のシリンダ及
びワークピース表面265を囲むセラミックファイバ絶
縁体295のボックスを含み、適切なセラミック絶縁体
は、ZIRCAR社から市販されて入手可能なZIRC
ARファイバを含む。好ましくは、セラミック絶縁内の
ヒートコイルは、管とワークピース表面265の温度を
制御するため、閉ループ温度コントローラ300に接続
される。水又はヘリウムガス等の熱伝達流体を含む冷却
管305も、毛管260とワークピース表面265の周
りに備えられて、高速熱放散源(図示せず)を提供する
ことができる。単結晶セラミック層235の堆積速度
は、熱損失を減らし、温度制御システムの使用により堆
積層の熱衝撃を最小にすることにより最大になる。
面265の温度は、単結晶セラミック層235の堆積中
に毛管とワークピース表面を加熱する温度制御システム
により均一に維持される。ワークピース表面265の加
熱により、同一面のセラミック層は併合し、相互の流入
が可能になって、実質的にワークピース全体を被覆する
連続的なセラミック層を形成する。温度制御システム
は、熱シールド、加熱及び/又は冷却システム、及び温
度コントローラ300を含む。熱シールドは、毛管26
0を囲むセラミックファイバ絶縁体255のシリンダ及
びワークピース表面265を囲むセラミックファイバ絶
縁体295のボックスを含み、適切なセラミック絶縁体
は、ZIRCAR社から市販されて入手可能なZIRC
ARファイバを含む。好ましくは、セラミック絶縁内の
ヒートコイルは、管とワークピース表面265の温度を
制御するため、閉ループ温度コントローラ300に接続
される。水又はヘリウムガス等の熱伝達流体を含む冷却
管305も、毛管260とワークピース表面265の周
りに備えられて、高速熱放散源(図示せず)を提供する
ことができる。単結晶セラミック層235の堆積速度
は、熱損失を減らし、温度制御システムの使用により堆
積層の熱衝撃を最小にすることにより最大になる。
【0048】毛管260は、化学的に安定し、高い溶融
温度を持ち、約90°未満の接触角を持つ溶融セラミッ
ク材料を均一に湿潤する材料から製造されるのが好まし
い。適切な高温材料はモリブデンである。モリブデン
も、溶融アルミナを均一に湿潤し、溶融アルミナとの低
反応性と高い化学的相容性とを有する。
温度を持ち、約90°未満の接触角を持つ溶融セラミッ
ク材料を均一に湿潤する材料から製造されるのが好まし
い。適切な高温材料はモリブデンである。モリブデン
も、溶融アルミナを均一に湿潤し、溶融アルミナとの低
反応性と高い化学的相容性とを有する。
【0049】毛管260の高さが高くなるほど、ワーク
ピース面265上に堆積される溶融セラミック層に形成
される機械的不安定性と摂動はそれだけ小さくなる。し
かし、毛管260の最大許容高さは、毛管内の溶融セラ
ミック材料の表面張力と密度により決まる。殆どのセラ
ミック材料は、高い表面張力、低い接触角、低密度を有
し、比較的高い毛管上昇が得られる。モリブデン毛管内
の溶融アルミナに適した毛管260の高さは少なくとも
約25mm、より望ましくは、溶融物リザーバ250内
の溶融物表面上、約50mmである。
ピース面265上に堆積される溶融セラミック層に形成
される機械的不安定性と摂動はそれだけ小さくなる。し
かし、毛管260の最大許容高さは、毛管内の溶融セラ
ミック材料の表面張力と密度により決まる。殆どのセラ
ミック材料は、高い表面張力、低い接触角、低密度を有
し、比較的高い毛管上昇が得られる。モリブデン毛管内
の溶融アルミナに適した毛管260の高さは少なくとも
約25mm、より望ましくは、溶融物リザーバ250内
の溶融物表面上、約50mmである。
【0050】毛管260の出口275は、播種面285
を有する前縁280を備える。播種面285は、溶融セ
ラミック材料から、単結晶セラミック層235を播種す
るか、又はその成長の核をなす。播種面285は、普通
は、単結晶セラミック材料と同じ材料の播種結晶215
を含み、ワークピース表面265上に単結晶セラミック
層235の成長を開始させる播種又は核をなす表面とし
て働く。
を有する前縁280を備える。播種面285は、溶融セ
ラミック材料から、単結晶セラミック層235を播種す
るか、又はその成長の核をなす。播種面285は、普通
は、単結晶セラミック材料と同じ材料の播種結晶215
を含み、ワークピース表面265上に単結晶セラミック
層235の成長を開始させる播種又は核をなす表面とし
て働く。
【0051】毛管260の出口275は、ワークピース
表面265上に、ワークピース表面全域に移動しながら
溶融セラミック材料のリボンを堆積するので、単結晶セ
ラミック層235により被覆される面積の形状にマッチ
させる必要はない。ワークピース表面265は、セラミ
ック材料の多数のリボンの堆積中に、そこに堆積される
セラミック材料の溶融温度近傍の温度まで連続的に加熱
され、ワークピース表面265の全域にわたり連続的か
つ均一なセラミック層を形成するために、リボンの相互
流入を引き起こす。溶融セラミックの各リボンの幅は、
出口275の幅wに対応し、リボンの高さtは、出口開
口を画成する前縁と後縁280、290の高さの差に対
応する。
表面265上に、ワークピース表面全域に移動しながら
溶融セラミック材料のリボンを堆積するので、単結晶セ
ラミック層235により被覆される面積の形状にマッチ
させる必要はない。ワークピース表面265は、セラミ
ック材料の多数のリボンの堆積中に、そこに堆積される
セラミック材料の溶融温度近傍の温度まで連続的に加熱
され、ワークピース表面265の全域にわたり連続的か
つ均一なセラミック層を形成するために、リボンの相互
流入を引き起こす。溶融セラミックの各リボンの幅は、
出口275の幅wに対応し、リボンの高さtは、出口開
口を画成する前縁と後縁280、290の高さの差に対
応する。
【0052】毛管260とワークピース表面265は、
相互の方向に相対的に移動して、電極上に溶融セラミッ
ク材料の均一な層を堆積する。普通、毛管260を介す
る溶融セラミック材料の移動速度は、1分につき約10
から100cmであり、毛管の出口275の移動速度
は、しかるべく調整されてワークピース表面265上の
単結晶セラミック材料の所望の厚さtが得られる。好ま
しくは、ワークピース表面265は、機械的に安定した
溶融界面を提供するに十分に遅い速度で毛管260の出
口275の全域を移動する。毛管260は溶融物リザー
バ250内に固定されるので、管と結晶成長界面内の溶
融セラミック材料の上部は、溶融物リザーバに対して、
共に相対的に静止状態にある。代替として、周囲の加熱
シールドに沿った毛管260の出口275は、ワークピ
ース表面265全域に渡り移動する。相互の上部に積み
重ねられた単結晶セラミック材料の多くの層は、ワーク
ピース表面265上に堆積できる。
相互の方向に相対的に移動して、電極上に溶融セラミッ
ク材料の均一な層を堆積する。普通、毛管260を介す
る溶融セラミック材料の移動速度は、1分につき約10
から100cmであり、毛管の出口275の移動速度
は、しかるべく調整されてワークピース表面265上の
単結晶セラミック材料の所望の厚さtが得られる。好ま
しくは、ワークピース表面265は、機械的に安定した
溶融界面を提供するに十分に遅い速度で毛管260の出
口275の全域を移動する。毛管260は溶融物リザー
バ250内に固定されるので、管と結晶成長界面内の溶
融セラミック材料の上部は、溶融物リザーバに対して、
共に相対的に静止状態にある。代替として、周囲の加熱
シールドに沿った毛管260の出口275は、ワークピ
ース表面265全域に渡り移動する。相互の上部に積み
重ねられた単結晶セラミック材料の多くの層は、ワーク
ピース表面265上に堆積できる。
【0053】本発明は、特定の好ましい実施形態に関し
て十分詳細に説明したが、他の多くの実施形態は、当該
技術に通常に精通する者にとって明らかだろう。例え
ば、単結晶セラミックは、多結晶セラミック材料の結晶
成長、又は他の適切な溶融物形成法により製造すること
ができる。また、電極や他の形状も、例えば単結晶セラ
ミックに孔明けや機械加工を施したり、所望の型や成形
物をインサートすることによって形成できる。故に、添
付請求項の精神と範囲は、本明細書内に包含される好ま
しい実施形態の説明に限定されるものではない。
て十分詳細に説明したが、他の多くの実施形態は、当該
技術に通常に精通する者にとって明らかだろう。例え
ば、単結晶セラミックは、多結晶セラミック材料の結晶
成長、又は他の適切な溶融物形成法により製造すること
ができる。また、電極や他の形状も、例えば単結晶セラ
ミックに孔明けや機械加工を施したり、所望の型や成形
物をインサートすることによって形成できる。故に、添
付請求項の精神と範囲は、本明細書内に包含される好ま
しい実施形態の説明に限定されるものではない。
【図1】(a)はクーロン静電力を用いて動作する静電
チャックの概略図であり、(b)はジョンセン−ラーベ
ック静電力を用いて動作する静電チャックの概略図であ
る。
チャックの概略図であり、(b)はジョンセン−ラーベ
ック静電力を用いて動作する静電チャックの概略図であ
る。
【図2】(a)は本発明の一実施形態による静電チャッ
クの概略断面図であり、(b)は本発明の他の実施形態
による静電チャックの概略断面図である。
クの概略断面図であり、(b)は本発明の他の実施形態
による静電チャックの概略断面図である。
【図3】本発明の単極チャックを含むプロセスチャンバ
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図4】本発明の双極チャックを含むプロセスチャンバ
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図5】(a)から(e)は、本発明の好ましい流体導
路編成を示す概略断面図である。
路編成を示す概略断面図である。
【図6】(a)から(d)は、リザーバ内の溶融セラミ
ックの方向性固化作用を用いて、図2(a)の静電チャ
ックの製造に用いられる逐次ステップを示す概略断面図
である。
ックの方向性固化作用を用いて、図2(a)の静電チャ
ックの製造に用いられる逐次ステップを示す概略断面図
である。
【図7】(a)から(e)は、図2(b)の静電チャッ
クを形成するために用いられる、プレカットされた単結
晶セラミックプレートと電極のアセンブリの概略分解断
面図である。
クを形成するために用いられる、プレカットされた単結
晶セラミックプレートと電極のアセンブリの概略分解断
面図である。
【図8】(a)は下地誘電は層上のメッシュ電極を被覆
する単結晶セラミック層を備える静電チャックの実施形
態の概略断面図であり、(b)は図8(a)の静電チャ
ックの形成に適する装置の概略断面図である。
する単結晶セラミック層を備える静電チャックの実施形
態の概略断面図であり、(b)は図8(a)の静電チャ
ックの形成に適する装置の概略断面図である。
20…静電チャック、25…モノリシック構造、30…
セラミック結晶、35…受面、40…基板、45…金属
電極、45a,45b…双極電極、50…電気コネク
タ、55…チャッキング電極、60…電気リード、70
…プロセスチャンバ、75…プロセスガスの供給、90
…インダクタコイル、95…コイル電源、100,10
5…プロセス電極、110…プロセス電極電源、115
…マイクロ波発生器アセンブリ、120…マイクロ波ア
プリケータ、125…マイクロ波チューニングアセンブ
リ、135…熱伝達ガス給送装置、140…ガスチャン
ネル、145…ガス給送装置、150…ガスベント、1
60…流体導路、165…流体入口、170…流体出
口、175…流体の供給、180…第1通路、185…
第2通路、195…開口、200…加熱型、205…ヒ
ータ、210a−d…型、215…種晶、220…温度
コントローラ、225…単結晶セラミックプレート、2
30…結合配合物、240…メッシュ電極、245…下
地誘電層、250…溶融物リザーバ、255,295…
セラミックファイバ絶縁体、260…毛管、265…ワ
ークピース表面、280…前縁、285…播種面、29
0…後縁、300…温度コントローラ、305…冷却
管。
セラミック結晶、35…受面、40…基板、45…金属
電極、45a,45b…双極電極、50…電気コネク
タ、55…チャッキング電極、60…電気リード、70
…プロセスチャンバ、75…プロセスガスの供給、90
…インダクタコイル、95…コイル電源、100,10
5…プロセス電極、110…プロセス電極電源、115
…マイクロ波発生器アセンブリ、120…マイクロ波ア
プリケータ、125…マイクロ波チューニングアセンブ
リ、135…熱伝達ガス給送装置、140…ガスチャン
ネル、145…ガス給送装置、150…ガスベント、1
60…流体導路、165…流体入口、170…流体出
口、175…流体の供給、180…第1通路、185…
第2通路、195…開口、200…加熱型、205…ヒ
ータ、210a−d…型、215…種晶、220…温度
コントローラ、225…単結晶セラミックプレート、2
30…結合配合物、240…メッシュ電極、245…下
地誘電層、250…溶融物リザーバ、255,295…
セラミックファイバ絶縁体、260…毛管、265…ワ
ークピース表面、280…前縁、285…播種面、29
0…後縁、300…温度コントローラ、305…冷却
管。
Claims (27)
- 【請求項1】 基板を受け取るための受面を有する単結
晶セラミックと、 前記単結晶セラミック内に埋め込まれた電極と、 プロセスチャンバ内に基板を静電的に保持するために前
記電極に電圧を供給するための、前記単結晶セラミック
を貫通して延びる電気コネクタと、 から成ることを特徴とする静電チャック。 - 【請求項2】 前記単結晶セラミックは、0.5から1
0cmの直径を持つ大結晶のモノリスを含み、前記結晶
が実質的に単一の結晶方向に配向されていることを特徴
とする請求項1に記載の静電チャック。 - 【請求項3】 前記単結晶セラミックは、Al2O3、A
lN、BaTiO3、BeO、BN、CaO、LaB6、
MgO、MoSi2、Si3N4、SiO2、Ta2O5、T
iB2、TiN、TiO2、TiSi2、VB2、W2B3、
WSi2、ZrB2、又はZrO2のうちの1つ以上を含
み、前記電極は、(i)少なくとも約2200℃の融点
を持つ耐熱金属、(ii)単結晶セラミックプレート中
のドーパントのパターン、又は(iii)単結晶セラミ
ックプレート中の格子欠陥のパターン、のうちの1つを
含むことを特徴とする請求項2に記載の静電チャック。 - 【請求項4】 前記単結晶セラミックは、本質的にサフ
ァイアから成ることを特徴とする請求項3に記載の静電
チャック。 - 【請求項5】 前記単結晶セラミックは、(i)単体モ
ノリシック構造、又は(ii)相互に結合された複数の
単結晶セラミックプレート、のうち少なくとも1つを含
むことを特徴とする請求項4に記載の静電チャック。 - 【請求項6】 前記単結晶セラミックプレートは、酸化
アルミニウムと共融成分との共融混合物を含む結合配合
物によって結合され、前記共融混合物の融点が約200
0℃未満であることを特徴とする請求項5に記載の静電
チャック。 - 【請求項7】 単結晶セラミックプレートのうち1枚以
上は、(i)熱伝達ガスを保持するためのガスチャネ
ル、(ii)熱伝達ガスを前記ガスチャネルに給送する
ガス給送装置、及び(iii)熱伝達ガスを前記基板の
下へ供給するために、前記ガスチャネルから前記受面ま
で延びているガスベント、を画成するために協働する溝
及び孔を含むことを特徴とする請求項5に記載の静電チ
ャック。 - 【請求項8】 熱伝達流体を中を通して循環させるため
の流体導路を更に含み、前記流体導路は、 (1)断面が前記受面に対して或る角度をなす中心軸を
持ち、 (2)導路が流体入口から流体出口まで前記受面に向か
って延び、 (3)第1通路が受面からD1の距離にあり、第2通路
が前記受面からD2の距離にあり、前記距離D1は前記距
離D2よりも大きく、 (4)第1通路は流体入口に隣接し、第2通路は流体出
口に隣接し、又は、 (5)周内端と周外端であって、前記周内端は前記受面
からDINの距離にあり、周外端は前記受面からDOTの距
離にあり、前記距離DINと距離DOTの差を選択すること
により、チャックの受面全域における熱伝達の実質的に
均一な割合を維持することの少なくとも1つを含むこと
を特徴とする請求項1に記載の静電チャック。 - 【請求項9】 静電チャックを製作する方法であって、
(a)型内でセラミック材料を溶解して、溶融セラミッ
クを形成する工程を有し、前記型は静電チャックの内側
形状を持ち、(b)電極の型、チャネルの型又は導路の
型うち1つ以上を、前記溶融セラミック内に保持する工
程と、(c)前記溶融セラミックとの種晶の接触を維持
する工程と、(d)前記溶融セラミックを冷却して、実
質的に相互に配向される大結晶を含むとともに、内部に
埋め込まれた電極、チャネル、又は導路の型を含む単結
晶セラミックを形成する工程と、及び、(e)前記電
極、チャネル、又は導路のうち1つ以上を処理して、電
極、チャネル、又は導路を内部に持つ単結晶セラミック
モノリスを形成する工程と、を含むことを特徴とする方
法。 - 【請求項10】 前記電極の型は耐熱金属から成り、前
記導路とチャネルの型は、周囲の前記単結晶セラミック
を損傷することなくエッチング除去可能な化学分解性材
料、又は酸化される酸化性材料から作られることを特徴
とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 単結晶静電チャックを形成する方法で
あって、(a)直径が0.5から10cmの大結晶を含
む、複数の単結晶セラミックプレートを形成する工程を
有し、前記大結晶は実質的に単一の結晶方向に配向さ
れ、(b)前記単結晶セラミックプレート間、又はその
上に電極を形成する工程と、(c)単結晶セラミックプ
レートを相互に結合して、前記単結晶セラミックモノリ
スの外部へ延びる電気コネクタを備える埋込電極を持つ
単結晶セラミックモノリスを形成する工程と、を含むこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項12】 前記単結晶セラミックプレートはサフ
ァイアからつくられ、酸化アルミニウムと共融成分との
共融混合物を含む結合配合物を前記単結晶セラミックプ
レートに施し、前記共融混合物は約2000℃未満の融
点を持ち、前記結合配合物を熱処理することにより、前
記単結晶セラミックプレートを互いに結合することを特
徴とする請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 (i)メッシュ電極を単結晶セラミッ
クプレートに取り付ける工程と、(ii)単結晶セラミ
ックプレート上に金属層を堆積させ、前記堆積金属層を
エッチングする工程と、又は、(iii)レジストフイ
ーチャのパターンを単結晶セラミックプレートに形成
し、前記レジストフイーチャ間に金属を堆積させる工程
と、のうち少なくとも1つの工程より電極が形成される
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 - 【請求項14】 前記電極は、少なくとも約2200℃
の融点を持つ耐熱金属を含むことを特徴とする請求項1
3に記載の方法。 - 【請求項15】 前記電極はメッシュ電極を含み、この
メッシュ電極の開口部は、電極が基板を確実に静電的に
保持するのに十分なだけ小さく、また開口部内の接着剤
が単結晶セラミックプレートを確実に相互接着させるの
に十分なだけ大きい寸法であることを特徴とする請求項
14に記載の方法。 - 【請求項16】 プロセスチャンバ内で基板を保持する
ための静電チャックであって、(a)内部に埋め込まれ
た電極、及び基板を受け取るための受面とを有する誘電
部材と、及び、(b)前記誘電体内に熱伝達流体を循環
させるための流体導路と、を含むことを特徴とする静電
チャック。 - 【請求項17】 前記流体導路は、 (1)断面が前記受面に対して或る角度をなす中心軸を
持ち、 (2)導路が流体入口から流体出口まで前記受面に向か
って延び、 (3)第1通路が前記受面からD1の距離にあり、前記
第2通路が前記受面からD2の距離にあり、前記距離D1
は前記距離D2よりも大きく、 (4)第1通路は流体入口に隣接し、第2通路は流体出
口に隣接し、又は、 (5)周内端と周外端であって、前記周内端は前記受面
からDINの距離にあり、前記周外端は前記受面からDOT
の距離にあり、前記距離DINと距離DOTの差を選択する
ことにより、チャックの受面全域で熱伝達の実質的に均
一な率を維持する、 ことの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1
6に記載の静電チャック。 - 【請求項18】 前記第1距離D1は、プロセスチャン
バ内でのチャックの動作時に、熱伝達流体が導路を通っ
て流れるとき前記熱伝達流体の温度上昇を補償するのに
十分なだけ、前記第2距離D2よりも大きいことを特徴
とする請求項17に記載の静電チャック。 - 【請求項19】 支持体の表面に保持される基板の温度
を調節する方法であって、 受面からD1の距離にある第1通路を介して熱伝達流体
を供給する工程と、 前記受面からD2の距離にある第2通路から前記熱伝達
流体を除去する工程とを含み、前記距離D1は前記距離
D2よりも大きいことを特徴とする方法。 - 【請求項20】 前記第1距離D1は、熱伝達流体が導
路を通って流れるとき発生する、前記導路内の前記熱伝
達流体の温度上昇を補償するのに十分なだけ、前記第2
距離D2よりも大きいことを特徴とする請求項19に記
載の方法。 - 【請求項21】 プロセスチャンバ内の基板を支持する
ための誘電部材であって、 前記基板を受け取るための受面と、及び前記受面の下に
熱伝達流体を循環させるための、前記誘電部材に埋め込
まれた流体導路と、 を含むことを特徴とする誘電部材。 - 【請求項22】 前記流体導路は、 (1)断面が前記受面に対して或る角度をなす中心軸を
持ち、 (2)導路が流体入口から流体出口まで前記受面に向か
って延び、 (3)第1通路が前記受面からD1の距離にあり、第2
通路が前記受面からD2の距離にあり、前記距離D1は前
記距離D2よりも大きく、 (4)第1通路は流体入口に隣接し、第2通路は流体出
口に隣接し、又は、 (5)周内端と周外端であって、前記周内端は前記受面
からDINの距離にあり、前記周外端は前記受面からDOT
の距離にあり、前記距離DINと距離DOTの差を選択する
ことにより、チャックの受面全域で熱伝達の実質的に均
一な率を維持する、 ことの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2
1に記載の誘電部材。 - 【請求項23】 プロセスチャンバ内で基板を保持する
ための静電チャックであって、 前記静電チャックは下地誘電層上のメッシュ電極を被覆
する単結晶セラミック層を含み、前記単結晶セラミック
層は、実質的に相互に配向された大結晶と、及び前記メ
ッシュ電極内の開口部を通って延びて、前記下地誘電層
に直接に結合する一体結合を行う相互接続部とを有する
ことを特徴とする静電チャック。 - 【請求項24】 前記単結晶セラミック層は、実質的に
接着剤を用いることなく、下地誘電層に直接に結合され
ることを特徴とする請求項23に記載の静電チャック。 - 【請求項25】 前記単結晶セラミック層又は前記下地
誘電層のうち1つ以上は、サファイアから成ることを特
徴とする請求項24に記載の静電チャック。 - 【請求項26】 ワークピース表面上に単結晶セラミッ
ク層を形成する方法であって、(a)溶融物リザーバ内
でセラミックを溶融して溶融セラミックを形成する工程
と、(b)前記溶融物リザーバの前記溶融セラミック内
に毛管を位置決めする工程とを含み、前記毛管はリザー
バ内の入口と、ワークピース表面に隣接する出口とを備
え、前記出口は第1の高さと播種面を持つ前縁、及び第
1の高さよりも小さな第2の高さを持つ後縁を含み、
(c)前記前縁が前記後縁の前方を移動するように、前
記毛管の出口をワークピース表面の全域に移動する工程
とを含み、前記毛管から引き抜かれる溶融セラミック層
は、前縁の播種面により播種され、前記第1と第2の高
さの差により実質的に制御される厚さtを持つ溶融セラ
ミック層を、ワークピースの表面に堆積させ、(d)播
種された溶融セラミック層を冷却して、実質的に相互に
配向された大結晶を含む単結晶セラミック層を形成する
工程と、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項27】 前記前縁上の前記播種面は単結晶セラ
ミックの種晶を含み、及び前記ワークピース表面は単結
晶セラミック層の堆積時に連続して加熱されることを特
徴とする請求項26に記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/812,194 US5737178A (en) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | Monocrystalline ceramic coating having integral bonding interconnects for electrostatic chucks |
| US08/920,423 US6529362B2 (en) | 1997-03-06 | 1997-08-29 | Monocrystalline ceramic electrostatic chuck |
| US08/920423 | 1997-08-29 | ||
| US08/812194 | 1997-08-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1126565A true JPH1126565A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=27123576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10098078A Withdrawn JPH1126565A (ja) | 1997-03-06 | 1998-03-06 | 単結晶セラミック静電チャック |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6529362B2 (ja) |
| EP (1) | EP0863545A3 (ja) |
| JP (1) | JPH1126565A (ja) |
| KR (1) | KR19980079963A (ja) |
| TW (1) | TW416117B (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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