JPH11265883A - 半導体製造装置及び反応室用プロセスチューブ - Google Patents
半導体製造装置及び反応室用プロセスチューブInfo
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- JPH11265883A JPH11265883A JP6737598A JP6737598A JPH11265883A JP H11265883 A JPH11265883 A JP H11265883A JP 6737598 A JP6737598 A JP 6737598A JP 6737598 A JP6737598 A JP 6737598A JP H11265883 A JPH11265883 A JP H11265883A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 逆拡散による配管或いはガス導入口内での堆
積物の発生を抑制し、不良ウエハの発生を防止する。 【解決手段】ガス導入口2a,2bに、反応ガスの流量
或いは比率,反応室1内の圧力等に基づき、反応室1側
からガス導入口2a,2bへの反応ガスの逆拡散を回避
可能なオリフィス径のオリフィス20を設ける。吸気ポ
ンプ15により吸気しながら反応室1内に反応ガスを導
入した場合、オリフィス20の下流側に比較して上流側
の方が圧力が高くなるため、オリフィス20よりも上流
側への逆拡散が発生することはない。よって、堆積物が
発生する可能性のある領域が狭くなるからその分堆積物
の発生を低減することができ、また、ガス導入口2a,
2bのオリフィス20より下流部分であれば、比較的容
易に堆積物の除去を行うことができるから、堆積物の噴
出によりウエハ10の品質が低下することを回避するこ
とができる。
積物の発生を抑制し、不良ウエハの発生を防止する。 【解決手段】ガス導入口2a,2bに、反応ガスの流量
或いは比率,反応室1内の圧力等に基づき、反応室1側
からガス導入口2a,2bへの反応ガスの逆拡散を回避
可能なオリフィス径のオリフィス20を設ける。吸気ポ
ンプ15により吸気しながら反応室1内に反応ガスを導
入した場合、オリフィス20の下流側に比較して上流側
の方が圧力が高くなるため、オリフィス20よりも上流
側への逆拡散が発生することはない。よって、堆積物が
発生する可能性のある領域が狭くなるからその分堆積物
の発生を低減することができ、また、ガス導入口2a,
2bのオリフィス20より下流部分であれば、比較的容
易に堆積物の除去を行うことができるから、堆積物の噴
出によりウエハ10の品質が低下することを回避するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応室内に、配管
を通して反応ガスを導入するようにした半導体製造装置
及び前記反応室を構成する反応室用プロセスチューブに
関する。
を通して反応ガスを導入するようにした半導体製造装置
及び前記反応室を構成する反応室用プロセスチューブに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、減圧CVD法等によりウエハ上に
薄膜を形成するようにした半導体製造装置においては、
例えば図1に示すように、反応室1を構成する、石英等
で形成されるプロセスチューブ1aと一体に形成された
ガス導入口2a及び2bと、マスフロコントローラ12
a,12bとの間を配管La及びLbでそれぞれ接続
し、また、プロセスチューブ1aに形成されたガス排気
口3に吸気ポンプ15を接続し、吸気ポンプ15を作動
させて反応室1内を減圧しながら、配管La及びLbを
通して反応ガスを導入し、マスフロコントローラ12
a,12bで流量調整を行うことにより、所定流量の反
応ガスを反応炉1内に導入するようになっている。
薄膜を形成するようにした半導体製造装置においては、
例えば図1に示すように、反応室1を構成する、石英等
で形成されるプロセスチューブ1aと一体に形成された
ガス導入口2a及び2bと、マスフロコントローラ12
a,12bとの間を配管La及びLbでそれぞれ接続
し、また、プロセスチューブ1aに形成されたガス排気
口3に吸気ポンプ15を接続し、吸気ポンプ15を作動
させて反応室1内を減圧しながら、配管La及びLbを
通して反応ガスを導入し、マスフロコントローラ12
a,12bで流量調整を行うことにより、所定流量の反
応ガスを反応炉1内に導入するようになっている。
【0003】これにより、ガス導入口2a及び2bから
導入された反応ガスが反応室1内を通ってガス排気口3
から排出されると共に、反応室1内での反応により生成
された生成物がウエハボート5上に載置されているウエ
ハ10に被着成長し、薄膜が形成されるようになってい
る。
導入された反応ガスが反応室1内を通ってガス排気口3
から排出されると共に、反応室1内での反応により生成
された生成物がウエハボート5上に載置されているウエ
ハ10に被着成長し、薄膜が形成されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体製造
装置においては、例えばSiH2 Cl2 ガスとNH3 ガ
スとにより窒化膜を生成する場合等には、これらの反応
の際に副産物として塩化アンモニウムが生成されるが、
反応室1内に反応ガスを導入する場合、反応室1内に導
入する反応ガスの導入量や反応ガスの比率、配管La,
Lb或いはガス導入口2a,2bの内径、反応室1内の
圧力等によっては、反応室1内の反応ガスが配管La,
Lb内に逆流する逆拡散が発生することがある。そのた
め、この逆拡散によって、配管La,Lb或いはガス導
入口2a,2bに、副産物としての塩化アンモニウムが
堆積し、使用を重ねていくうちに、この堆積物が突発的
に反応室1内に押し出されてウエハ10上に付着し、不
良ウエハを生成してしまうという問題がある。
装置においては、例えばSiH2 Cl2 ガスとNH3 ガ
スとにより窒化膜を生成する場合等には、これらの反応
の際に副産物として塩化アンモニウムが生成されるが、
反応室1内に反応ガスを導入する場合、反応室1内に導
入する反応ガスの導入量や反応ガスの比率、配管La,
Lb或いはガス導入口2a,2bの内径、反応室1内の
圧力等によっては、反応室1内の反応ガスが配管La,
Lb内に逆流する逆拡散が発生することがある。そのた
め、この逆拡散によって、配管La,Lb或いはガス導
入口2a,2bに、副産物としての塩化アンモニウムが
堆積し、使用を重ねていくうちに、この堆積物が突発的
に反応室1内に押し出されてウエハ10上に付着し、不
良ウエハを生成してしまうという問題がある。
【0005】これに対してこの堆積物を除去するため
に、定期的に清掃を行うようにしているが、例えば窒化
膜を成膜する場合等に用いられるSiH2 Cl2 ガス等
は爆発性ガスであるため、そのガスボンベ13a,13
bは、反応室1とは離れた位置に隔離されている。その
ため、配管La,Lbは2〜3m程度の長さとなり、ガ
ス導入口2a,2b内の反応室1側に堆積した堆積物を
除去するのは比較的簡単であるが、配管Laの上流側に
堆積した堆積物を除去するのは困難であり除去しきれな
い場合がある。このため、定期的に配管La,Lbを交
換する方法も考えられるが、手間がかかる上、交換を行
っている場合には装置を使用することができないという
問題がある。
に、定期的に清掃を行うようにしているが、例えば窒化
膜を成膜する場合等に用いられるSiH2 Cl2 ガス等
は爆発性ガスであるため、そのガスボンベ13a,13
bは、反応室1とは離れた位置に隔離されている。その
ため、配管La,Lbは2〜3m程度の長さとなり、ガ
ス導入口2a,2b内の反応室1側に堆積した堆積物を
除去するのは比較的簡単であるが、配管Laの上流側に
堆積した堆積物を除去するのは困難であり除去しきれな
い場合がある。このため、定期的に配管La,Lbを交
換する方法も考えられるが、手間がかかる上、交換を行
っている場合には装置を使用することができないという
問題がある。
【0006】そこで、この発明は、上記従来の問題に着
目してなされたものであり、逆拡散による配管或いはガ
ス導入口への堆積物の発生を低減することの可能な半導
体製造装置及び反応室用プロセスチューブを提供するこ
とを目的としている。
目してなされたものであり、逆拡散による配管或いはガ
ス導入口への堆積物の発生を低減することの可能な半導
体製造装置及び反応室用プロセスチューブを提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る半導体製造装置は、反応室
内に、その反応室のガス導入口に接続された配管を通じ
て反応ガスを導入するようにした半導体製造装置であっ
て、前記反応室側から前記配管への前記反応ガスの逆拡
散を防止する逆拡散防止手段を設けたことを特徴として
いる。
に、本発明の請求項1に係る半導体製造装置は、反応室
内に、その反応室のガス導入口に接続された配管を通じ
て反応ガスを導入するようにした半導体製造装置であっ
て、前記反応室側から前記配管への前記反応ガスの逆拡
散を防止する逆拡散防止手段を設けたことを特徴として
いる。
【0008】この請求項1の発明では、逆拡散防止手段
によって、反応室側から配管への反応ガスの逆拡散が防
止されるから、配管内に逆拡散に伴って堆積物が発生す
ることが防止される。
によって、反応室側から配管への反応ガスの逆拡散が防
止されるから、配管内に逆拡散に伴って堆積物が発生す
ることが防止される。
【0009】また、本発明の請求項2に係る半導体製造
装置は、反応室内に、その反応室のガス導入口に接続さ
れた配管を通じて反応ガスを導入するようにした半導体
製造装置であって、前記ガス導入口に、流体絞りを設け
たことを特徴としている。
装置は、反応室内に、その反応室のガス導入口に接続さ
れた配管を通じて反応ガスを導入するようにした半導体
製造装置であって、前記ガス導入口に、流体絞りを設け
たことを特徴としている。
【0010】この請求項2の発明では、反応室へのガス
導入口に、オリフィス等の流体絞りが設けられているか
ら、配管を通して反応ガスを導入した場合、流体絞りが
抵抗となって配管側の圧力の方が、ガス導入口側の圧力
よりも高くなる。よって、反応室の反応ガスが、流体絞
りよりも上流つまり配管側に逆流することが防止される
から、配管内に逆拡散による堆積物が発生することが防
止される。
導入口に、オリフィス等の流体絞りが設けられているか
ら、配管を通して反応ガスを導入した場合、流体絞りが
抵抗となって配管側の圧力の方が、ガス導入口側の圧力
よりも高くなる。よって、反応室の反応ガスが、流体絞
りよりも上流つまり配管側に逆流することが防止される
から、配管内に逆拡散による堆積物が発生することが防
止される。
【0011】また、本発明の請求項3に係る反応室用プ
ロセスチューブは、ガス導入口を一体に備え、半導体装
置製造用の反応室を形成する反応室用プロセスチューブ
において、前記ガス導入口に流体絞りを設けたことを特
徴としている。
ロセスチューブは、ガス導入口を一体に備え、半導体装
置製造用の反応室を形成する反応室用プロセスチューブ
において、前記ガス導入口に流体絞りを設けたことを特
徴としている。
【0012】この請求項3の発明では、反応室を形成す
る反応室用プロセスチューブにおいて、反応室内に反応
ガスを導入するガス導入口に、オリフィス等の流体絞り
が設けられている。よって、このガス導入口を通して反
応ガスを反応室内に導入した場合、流体絞りが抵抗とな
るから、反応室側から配管側へと反応ガスが逆流するこ
とが防止され、配管内に逆拡散による堆積物が発生する
ことが回避される。
る反応室用プロセスチューブにおいて、反応室内に反応
ガスを導入するガス導入口に、オリフィス等の流体絞り
が設けられている。よって、このガス導入口を通して反
応ガスを反応室内に導入した場合、流体絞りが抵抗とな
るから、反応室側から配管側へと反応ガスが逆流するこ
とが防止され、配管内に逆拡散による堆積物が発生する
ことが回避される。
【0013】さらに、本発明の請求項4に係る反応室用
プロセスチューブは、前記流体絞りを、前記ガス導入口
の前記反応室側に設けたことを特徴としている。この請
求項4の発明では、ガス導入口の反応室側に流体絞りが
設けられているから、配管内だけでなくガス導入口内に
おいても、逆拡散による堆積物の発生が低減されること
になり、また、堆積物が堆積した場合でも、反応室側に
より近い位置に生じることになるから、堆積物の除去を
容易に行うことが可能となる。
プロセスチューブは、前記流体絞りを、前記ガス導入口
の前記反応室側に設けたことを特徴としている。この請
求項4の発明では、ガス導入口の反応室側に流体絞りが
設けられているから、配管内だけでなくガス導入口内に
おいても、逆拡散による堆積物の発生が低減されること
になり、また、堆積物が堆積した場合でも、反応室側に
より近い位置に生じることになるから、堆積物の除去を
容易に行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明による半導体製造装置を適用した
縦型の減圧CVD装置100の一例を示す構成図であっ
て、反応室1を構成する、上端側が封止され且つ下端側
が開口した円筒形の石英製の縦型炉用プロセスチューブ
1aには、その下端側近傍の側面に、プロセスチューブ
1aと一体にガス導入口2a及び2bが形成され、これ
らガス導入口2a,2bと対向する位置にはプロセスチ
ューブ1aと一体にガス排気口3が形成されている。
する。図1は、本発明による半導体製造装置を適用した
縦型の減圧CVD装置100の一例を示す構成図であっ
て、反応室1を構成する、上端側が封止され且つ下端側
が開口した円筒形の石英製の縦型炉用プロセスチューブ
1aには、その下端側近傍の側面に、プロセスチューブ
1aと一体にガス導入口2a及び2bが形成され、これ
らガス導入口2a,2bと対向する位置にはプロセスチ
ューブ1aと一体にガス排気口3が形成されている。
【0015】前記プロセスチューブ1aの開口側端部に
は、プロセスチューブ1aの内周面との間に、適度な隙
間が保たれるようにキャップ4が挿入されていて、この
キャップ4のプロセスチューブ1aの内側を向く上端面
4aには、ウエハ搭載ボート5が支持されている。すな
わち、キャップ4は、その下端部は図示しないボートエ
レベータに支持されていて、上端面4aにウエハ搭載ボ
ート5を支持した状態でプロセスチューブ1a内に下方
から挿入されるものである。そして、前記ウエハ搭載ボ
ート5には、水平姿勢でウエハ10が多段に装填される
ようになっている。
は、プロセスチューブ1aの内周面との間に、適度な隙
間が保たれるようにキャップ4が挿入されていて、この
キャップ4のプロセスチューブ1aの内側を向く上端面
4aには、ウエハ搭載ボート5が支持されている。すな
わち、キャップ4は、その下端部は図示しないボートエ
レベータに支持されていて、上端面4aにウエハ搭載ボ
ート5を支持した状態でプロセスチューブ1a内に下方
から挿入されるものである。そして、前記ウエハ搭載ボ
ート5には、水平姿勢でウエハ10が多段に装填される
ようになっている。
【0016】そして、プロセスチューブ1aの外側に
は、プロセスチューブ1aと適度な間隔を保った状態で
均熱管6が配置され、さらに、その外側には、ヒータ7
が配置されている。そして、ヒータ7により加熱するこ
とによって、均熱管6を介してプロセスチューブ1a
内、つまり反応室1が所定の温度に加熱されるようにな
っている。
は、プロセスチューブ1aと適度な間隔を保った状態で
均熱管6が配置され、さらに、その外側には、ヒータ7
が配置されている。そして、ヒータ7により加熱するこ
とによって、均熱管6を介してプロセスチューブ1a
内、つまり反応室1が所定の温度に加熱されるようにな
っている。
【0017】そして、前記ガス導入口2aには配管La
が接続され、この配管Laの他端は、フィルタ11a及
び流量調整を行うマスフロコントローラ12aを介して
反応ガスとしてのSiH2 Cl2 ガスのガスボンベ13
aと接続されている。同様に、前記ガス導入口2bには
配管Lbが接続され、この配管Lbの他端は、フィルタ
11b及びマスフロコントローラ12bを介して反応ガ
スとしてのNH3 ガスのガスボンベ13bと接続されて
いる。また、前記ガス排気口3には、吸気ポンプ15が
接続されている。
が接続され、この配管Laの他端は、フィルタ11a及
び流量調整を行うマスフロコントローラ12aを介して
反応ガスとしてのSiH2 Cl2 ガスのガスボンベ13
aと接続されている。同様に、前記ガス導入口2bには
配管Lbが接続され、この配管Lbの他端は、フィルタ
11b及びマスフロコントローラ12bを介して反応ガ
スとしてのNH3 ガスのガスボンベ13bと接続されて
いる。また、前記ガス排気口3には、吸気ポンプ15が
接続されている。
【0018】なお、SiH2 Cl2 ガス等の反応ガス
は、爆発性のガスであるため、安全確保のために、反応
ガスのガスボンベ13a及び13b,マスフロコントロ
ーラ12a及び12b,フィルタ11a及び11bは、
減圧CVD装置100とは2〜3m程度離れた図示しな
い隔離室に格納されている。
は、爆発性のガスであるため、安全確保のために、反応
ガスのガスボンベ13a及び13b,マスフロコントロ
ーラ12a及び12b,フィルタ11a及び11bは、
減圧CVD装置100とは2〜3m程度離れた図示しな
い隔離室に格納されている。
【0019】そして、吸気ポンプ15を作動させた状態
で、マスフロコントローラ12a及び12bの弁開度を
調整することにより、所定量の反応ガスを配管La及び
Lbを通して反応室1内に導入するようになっている。
で、マスフロコントローラ12a及び12bの弁開度を
調整することにより、所定量の反応ガスを配管La及び
Lbを通して反応室1内に導入するようになっている。
【0020】これにより、ガス導入口2a及び2bから
導入された反応ガスが反応室1内を通ってガス排気口3
から排出されると共に、反応室1内での反応ガスの反応
により生成されたSi3 N4 がウエハボート5上に載置
されているウエハ10に被着成長し、薄膜が形成される
ようになっている。
導入された反応ガスが反応室1内を通ってガス排気口3
から排出されると共に、反応室1内での反応ガスの反応
により生成されたSi3 N4 がウエハボート5上に載置
されているウエハ10に被着成長し、薄膜が形成される
ようになっている。
【0021】図2は、ガス導入口2a部分の説明図であ
り、ガス導入口2bも同様であるので、ここでは、ガス
導入口2aについて説明する。前記ガス導入口2aと配
管Laとは例えばネジ止め等により接続されるようにな
っている。そして、ガス導入口2a内には、逆拡散防止
手段としてのオリフィス20が形成されている。このオ
リフィス20の内径は、反応ガスの種類,反応ガスの流
量,反応ガスの比率,反応室1内の圧力等によって決定
され、反応室1側からガス導入口2a側への逆拡散を防
止することの可能な圧力差を得ることができる程度の値
であって、例えば、配管Laの内径が1/4から3/8
インチ程度であり、反応室1内の圧力が30Pa,毎秒
200ccの各反応ガスを反応室1内に供給する場合等
には、SiH2 Cl2 ガスの場合には0.5mm程度,
NH3 ガスの場合には1.5mm程度が好ましく、一般
には0.1〜2mm程度に設定される。
り、ガス導入口2bも同様であるので、ここでは、ガス
導入口2aについて説明する。前記ガス導入口2aと配
管Laとは例えばネジ止め等により接続されるようにな
っている。そして、ガス導入口2a内には、逆拡散防止
手段としてのオリフィス20が形成されている。このオ
リフィス20の内径は、反応ガスの種類,反応ガスの流
量,反応ガスの比率,反応室1内の圧力等によって決定
され、反応室1側からガス導入口2a側への逆拡散を防
止することの可能な圧力差を得ることができる程度の値
であって、例えば、配管Laの内径が1/4から3/8
インチ程度であり、反応室1内の圧力が30Pa,毎秒
200ccの各反応ガスを反応室1内に供給する場合等
には、SiH2 Cl2 ガスの場合には0.5mm程度,
NH3 ガスの場合には1.5mm程度が好ましく、一般
には0.1〜2mm程度に設定される。
【0022】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
例えば、反応ガスとしてSiH2 Cl2 ガス及びNH3
ガスを用いて、Si3N4 膜をウエハ10上に成膜する
ものとすると、まず、ガス排気口3に接続された吸気ポ
ンプ15を作動させて、反応室1内を減圧する。そし
て、吸気ポンプ15を作動させたまま、各マスフロコン
トローラ12a及び12bで弁の開度調整を行うことに
より、例えば毎秒毎の流量が200cc程度のSiH2
Cl2 ガス及びNH3 ガスが、それぞれ、フィルタ11
a,11bを介して配管La,Lbを通ってガス導入口
2a,2bから反応室1内に導入される。
例えば、反応ガスとしてSiH2 Cl2 ガス及びNH3
ガスを用いて、Si3N4 膜をウエハ10上に成膜する
ものとすると、まず、ガス排気口3に接続された吸気ポ
ンプ15を作動させて、反応室1内を減圧する。そし
て、吸気ポンプ15を作動させたまま、各マスフロコン
トローラ12a及び12bで弁の開度調整を行うことに
より、例えば毎秒毎の流量が200cc程度のSiH2
Cl2 ガス及びNH3 ガスが、それぞれ、フィルタ11
a,11bを介して配管La,Lbを通ってガス導入口
2a,2bから反応室1内に導入される。
【0023】これによって、ガス導入口2a及び2bか
ら導入された反応ガスが反応室1内で互いに反応し、そ
の結果、Si3 N4 がウエハ10上に被着してこれによ
りSi3 N4 膜が形成される。そして、余剰の反応ガス
や反応の副産物である塩化アンモニウム等はガス排気口
3から吸気ポンプ15により外部に排出される。
ら導入された反応ガスが反応室1内で互いに反応し、そ
の結果、Si3 N4 がウエハ10上に被着してこれによ
りSi3 N4 膜が形成される。そして、余剰の反応ガス
や反応の副産物である塩化アンモニウム等はガス排気口
3から吸気ポンプ15により外部に排出される。
【0024】このとき、吸気ポンプ15を作動して反応
室1内を減圧すると、反応ガスの流量、反応ガスの比率
或いは圧力条件等によって、反応室1側からガス導入口
2a,2b側への逆拡散が発生することがある。しかし
ながら、図2に示すように、ガス導入口2a及び2b
に、それぞれオリフィス20を形成したから、ガス導入
口2a,2b及び配管La,Lbでは、オリフィス20
を境にして、これよりも反応室1側に比較して、オリフ
ィス20よりも上流側はより圧力が高くなる。
室1内を減圧すると、反応ガスの流量、反応ガスの比率
或いは圧力条件等によって、反応室1側からガス導入口
2a,2b側への逆拡散が発生することがある。しかし
ながら、図2に示すように、ガス導入口2a及び2b
に、それぞれオリフィス20を形成したから、ガス導入
口2a,2b及び配管La,Lbでは、オリフィス20
を境にして、これよりも反応室1側に比較して、オリフ
ィス20よりも上流側はより圧力が高くなる。
【0025】したがって、この状態で、反応ガスを導入
した場合には、オリフィス20が抵抗となって、オリフ
ィス20の上流側の方が下流側、つまり反応室1内より
も高圧であるから、オリフィス20よりも上流側への逆
拡散は防止されることになる。よって、逆拡散が生じ、
反応の副産物である塩化アンモニウムが堆積した場合で
も、これは、オリフィス20よりも下流に堆積すること
になり、この場合、図2に示すように、ガス導入口2a
にオリフィス20を形成しているから、堆積物が発生し
たとしてもガス導入口2a内に堆積され、配管La或い
はLbの上流側に堆積されることはない。
した場合には、オリフィス20が抵抗となって、オリフ
ィス20の上流側の方が下流側、つまり反応室1内より
も高圧であるから、オリフィス20よりも上流側への逆
拡散は防止されることになる。よって、逆拡散が生じ、
反応の副産物である塩化アンモニウムが堆積した場合で
も、これは、オリフィス20よりも下流に堆積すること
になり、この場合、図2に示すように、ガス導入口2a
にオリフィス20を形成しているから、堆積物が発生し
たとしてもガス導入口2a内に堆積され、配管La或い
はLbの上流側に堆積されることはない。
【0026】よって、堆積物が可能性のある領域が狭く
なるから、その分、堆積物が噴出する可能性が小さくな
り、また、ガス導入口2aの清掃は比較的容易に行うこ
とができるから、堆積物の噴出によって、ウエハ10の
品質が低下することを抑制することができる。
なるから、その分、堆積物が噴出する可能性が小さくな
り、また、ガス導入口2aの清掃は比較的容易に行うこ
とができるから、堆積物の噴出によって、ウエハ10の
品質が低下することを抑制することができる。
【0027】また、オリフィス20をガス導入口2aに
設けることによって、配管La或いはLb内での堆積物
の発生を回避することができるから、定期的に配管L
a,Lbの交換を行う必要がない。よって、減圧CVD
装置100の稼働効率の低下を回避することができる。
設けることによって、配管La或いはLb内での堆積物
の発生を回避することができるから、定期的に配管L
a,Lbの交換を行う必要がない。よって、減圧CVD
装置100の稼働効率の低下を回避することができる。
【0028】なお、上記実施の形態においては、プロセ
スチューブ1aが石英製であり製造上の制約から、オリ
フィス20をガス導入口2a及び2bの上流側に設けた
場合について説明したが、これに限るものではなく、オ
リフィス20をより反応室1に近い位置に形成すれば、
配管La,Lb或いはガス導入口2a,2b内での堆積
物の発生を回避することができ、堆積物の噴出をより低
減することができると共に、堆積物の除去をより容易に
行うことができる。例えば、図3に示すように、ガス導
入口2a,2bの反応室側の端部にオリフィス20を設
ければ、ガス導入口2a,2b内での堆積物の発生を回
避することができる。
スチューブ1aが石英製であり製造上の制約から、オリ
フィス20をガス導入口2a及び2bの上流側に設けた
場合について説明したが、これに限るものではなく、オ
リフィス20をより反応室1に近い位置に形成すれば、
配管La,Lb或いはガス導入口2a,2b内での堆積
物の発生を回避することができ、堆積物の噴出をより低
減することができると共に、堆積物の除去をより容易に
行うことができる。例えば、図3に示すように、ガス導
入口2a,2bの反応室側の端部にオリフィス20を設
ければ、ガス導入口2a,2b内での堆積物の発生を回
避することができる。
【0029】また、上記実施の形態においては、SiH
2 Cl2 ガス及びNH3 ガスを用いて窒化膜を形成する
ようにした場合について説明したが、これに限るもので
はなく、減圧CVD装置を用いて薄膜を生成する場合で
あれば適用することができる。また、減圧CVD装置に
限らず、例えばプラズマエッチング装置に適用すること
も可能である。
2 Cl2 ガス及びNH3 ガスを用いて窒化膜を形成する
ようにした場合について説明したが、これに限るもので
はなく、減圧CVD装置を用いて薄膜を生成する場合で
あれば適用することができる。また、減圧CVD装置に
限らず、例えばプラズマエッチング装置に適用すること
も可能である。
【0030】また、上記実施の形態においては、オリフ
ィス20を設けることにより配管及びガス導入口内に圧
力差を設けるようにした場合について説明したが、例え
ばチョーク等を設けるようにしてもよく、また、流体絞
りに限らず、例えば管の断面積を絞り込む機構を持った
弁でもよい。
ィス20を設けることにより配管及びガス導入口内に圧
力差を設けるようにした場合について説明したが、例え
ばチョーク等を設けるようにしてもよく、また、流体絞
りに限らず、例えば管の断面積を絞り込む機構を持った
弁でもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る半導体製造装置によれば、逆拡散防止手段によ
り、反応室側から配管への反応ガスの逆拡散が防止され
るから、配管内に逆拡散に伴う堆積物が発生することを
防止することができる。
に係る半導体製造装置によれば、逆拡散防止手段によ
り、反応室側から配管への反応ガスの逆拡散が防止され
るから、配管内に逆拡散に伴う堆積物が発生することを
防止することができる。
【0032】また、本発明の請求項2に係る半導体製造
装置によれば、反応室へのガス導入口に、流体絞りを設
けたから、反応室の反応ガスが流体絞りよりも上流側に
逆流することを防止することができ、ガス導入口と接続
される配管内に逆拡散による堆積物が発生することを防
止することができる。
装置によれば、反応室へのガス導入口に、流体絞りを設
けたから、反応室の反応ガスが流体絞りよりも上流側に
逆流することを防止することができ、ガス導入口と接続
される配管内に逆拡散による堆積物が発生することを防
止することができる。
【0033】また、本発明の請求項3に係る反応室用プ
ロセスチューブによれば、ガス導入口に流体絞りを設け
たから、反応室の反応ガスが流体絞りよりも上流側に逆
流することを防止することができ、流体絞りよりも上流
側で逆拡散による堆積物が発生することを防止すること
ができる。
ロセスチューブによれば、ガス導入口に流体絞りを設け
たから、反応室の反応ガスが流体絞りよりも上流側に逆
流することを防止することができ、流体絞りよりも上流
側で逆拡散による堆積物が発生することを防止すること
ができる。
【0034】さらに、本発明の請求項4に係る反応室用
プロセスチューブによれば、ガス導入口の反応室側に流
体絞りを設けたから、配管内だけでなくガス導入口内に
おける逆拡散に伴う堆積物の発生をも低減することがで
きる。
プロセスチューブによれば、ガス導入口の反応室側に流
体絞りを設けたから、配管内だけでなくガス導入口内に
おける逆拡散に伴う堆積物の発生をも低減することがで
きる。
【図1】本発明における半導体製造装置を適用した減圧
CVD装置の一例を示す概略構成図である。
CVD装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】ガス導入口部分の説明図である。
【図3】本発明のその他の実施の形態の一例である。
1 反応室 1a プロセスチューブ 2a,2b ガス導入口 3 ガス排気口 4 キャップ 5 ウエハボート 7 ヒータ 12a,12b マスフロコントローラ 15 吸気ポンプ 20 オリフィス
Claims (4)
- 【請求項1】 反応室内に、その反応室のガス導入口に
接続された配管を通じて反応ガスを導入するようにした
半導体製造装置であって、 前記反応室側から前記配管への前記反応ガスの逆拡散を
防止する逆拡散防止手段を設けたことを特徴とする半導
体製造装置。 - 【請求項2】 反応室内に、その反応室のガス導入口に
接続された配管を通じて反応ガスを導入するようにした
半導体製造装置であって、 前記ガス導入口に、流体絞りを設けたことを特徴とする
半導体製造装置。 - 【請求項3】 ガス導入口を一体に備え、半導体装置製
造用の反応室を形成する反応室用プロセスチューブにお
いて、 前記ガス導入口に流体絞りを設けたことを特徴とする反
応室用プロセスチューブ。 - 【請求項4】 前記流体絞りを、前記ガス導入口の前記
反応室側に設けたことを特徴とする請求項3記載の反応
室用プロセスチューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6737598A JPH11265883A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 半導体製造装置及び反応室用プロセスチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6737598A JPH11265883A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 半導体製造装置及び反応室用プロセスチューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11265883A true JPH11265883A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13343215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6737598A Withdrawn JPH11265883A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 半導体製造装置及び反応室用プロセスチューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11265883A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004006321A1 (ja) * | 2002-07-08 | 2005-11-10 | 関西ティー・エル・オー株式会社 | シリコン窒化膜の形成方法および形成装置 |
| JP2016143888A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | アイクストロン、エスイー | Iii−v族半導体層の堆積方法及び堆積装置 |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP6737598A patent/JPH11265883A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004006321A1 (ja) * | 2002-07-08 | 2005-11-10 | 関西ティー・エル・オー株式会社 | シリコン窒化膜の形成方法および形成装置 |
| JP2016143888A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | アイクストロン、エスイー | Iii−v族半導体層の堆積方法及び堆積装置 |
| KR20160094867A (ko) * | 2015-02-02 | 2016-08-10 | 아익스트론 에스이 | 3-5족-반도체 층을 증착하기 위한 방법 및 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |