JPH11266105A - 信号伝送基板 - Google Patents

信号伝送基板

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JPH11266105A
JPH11266105A JP10065596A JP6559698A JPH11266105A JP H11266105 A JPH11266105 A JP H11266105A JP 10065596 A JP10065596 A JP 10065596A JP 6559698 A JP6559698 A JP 6559698A JP H11266105 A JPH11266105 A JP H11266105A
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JP
Japan
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signal transmission
back surface
main surface
transmission lines
groove
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Withdrawn
Application number
JP10065596A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Shibuya
佳樹 澁谷
Kiyoshi Nagai
清 長井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0218Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
    • H05K1/0219Printed shielding conductors for shielding around or between signal conductors, e.g. coplanar or coaxial printed shielding conductors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0237High frequency adaptations
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/107Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by filling grooves in the support with conductive material

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の信号伝送線路間のクロストークの低減
を図る。 【解決手段】 セラミック基板10の第1主表面10a
上に複数の信号伝送線路12をストライプ状に設けてい
る。そして、信号伝送線路12間のセラミック基板10
部分の中央に、それぞれ信号伝送線路12から離間させ
て第1主表面10aに露出させた接地線路14を埋め込
んである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高周波の信号を
伝送する信号伝送線路(分布定数線路)を具えた信号伝
送基板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の信号伝送基板の構造の一例が、例
えば、文献「特開平2−271690号公報」に開示さ
れている。この文献には、光伝送モジュールのレーザモ
ジュールの構成が開示されている。このレーザモジュー
ルにおいては、セラミック基板上のサブマウントにレー
ザダイオードがダイスボンドされている。そして、この
レーザダイオードに信号を伝送する信号伝送線路(第1
および第2の電極ピン)が、セラミック基板上に形成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1つの光伝送モジュー
ル中に複数のレーザダイオードを設ける場合には、各レ
ーザダイオードにそれぞれ信号を伝送する複数の信号伝
送線路を個別に設ける必要がある。
【0004】しかしながら、複数の信号伝送線路にそれ
ぞれ個別の信号が並列的に伝送されると、信号伝送線路
間に電界が発生する。その結果、この電界によって、信
号伝送線路どうしでクロストークが生じる。特に、複数
の半導体レーザを具えた光伝送モジュールの信号伝送基
板においては、GHz帯域の高周波信号の伝送を複数の
信号伝送線路で並列に行うため、信号伝送線路どうしの
クロストークが大きな問題となる。
【0005】このため、複数の信号伝送線路どうしのク
ロストークの低減を図ることができる信号伝送基板の出
現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願に係る発明者
は、種々の検討および実験を重ねた結果、隣り合った信
号伝送線路間の誘電体基板部分に接地線路を設ければ、
信号伝送線路を伝送する信号によって発生する電界が、
その信号伝送線路と直近の接地線路との間に主に分布
し、その結果、隣り合った信号伝送線路間での電界の発
生を抑制することにより、信号伝送線路間のクロストー
クの低減を図ることができることに想到した。
【0007】(第1の信号伝送基板)そこで、この発明
の第1の信号伝送基板によれば、誘電体基板の第1主表
面上に複数の信号伝送線路を具えた信号伝送基板におい
て、信号伝送線路間の誘電体基板部分に、当該信号伝送
線路の延在方向に沿って延在した接地線路を、当該信号
伝送線路から離間させて第1主表面に露出させて埋め込
んでなることを特徴とする。
【0008】このように、信号伝送線路間の誘電体基板
(以下、単に「基板」とも称する。)に埋め込まれた接
地線路を設けると、隣り合った信号伝送線路間の距離
は、当該信号伝送線路とその直近の接地線路との間の距
離よりも長くなる。このため、信号伝送線路を伝送する
高周波信号によって発生する電界は、信号伝送線路と直
近の接地線路との間で主に分布する。その結果、隣り合
った信号伝送線路間での電界の発生を抑制することがで
きる。このため、信号伝送線路間のクロストークの低減
を図ることができる。
【0009】特に、この発明の第1の信号伝送基板にお
いては、接地線路を基板中に埋め込んであるので、基板
の第1主表面の上側および基板中にそれぞれ発生する電
界のうち、基板中に発生する電界が、より効果的に信号
伝送線路と接地線路との間に分布する。その結果、隣り
合った信号伝送線路間での電界の発生をより効果的に抑
制することができる。このため、信号伝送線路間のクロ
ストークのより効果的な低減を図ることができる。
【0010】また、この発明によれば、信号伝送線路間
のクロストークの抑制を図ることができるので、誘電体
基板上に複数の信号伝送線路を、信号伝送線路どうしの
間隔(ピッチ)をより狭くして、配置することが可能と
なる。その結果、複数の信号伝送線路をもって構成され
る回路の集積化を図ることができる。
【0011】また、この発明の第1の信号伝送基板にお
いて、好ましくは、接地線路の露出部分は、第1主表面
上に突出していると良い。
【0012】このように、接地線路を第1主表面上にも
突出させれば、第1主表面の上側に発生する電界は、信
号電送線路とその直近の接地線路の突出部との間で主に
分布する。このため、第1主表面の上側において、隣り
合った信号伝送線路間に分布する電界の発生を一層抑制
することができる。その結果、信号伝送線路間のクロス
トークのより効果的な低減を図ることができる。
【0013】(第2の信号伝送基板)また、この発明の
第2の信号伝送基板によれば、誘電体基板の第1主表面
上に複数の信号伝送線路を具えた信号伝送基板におい
て、信号伝送線路間の第1主表面部分に、断面形状がV
字形状のV字溝を、当該信号伝送線路の延在方向に沿っ
て延在させて設けてあり、V字溝の斜面に、接地線路を
具えてなることを特徴とする。
【0014】このように、信号伝送線路間の誘電体基板
にV字溝に接地線路を設けると、隣り合った信号伝送線
路間の距離は、当該信号伝送線路とその直近の接地線路
との間の距離よりも長くなる。このため、信号伝送線路
を伝送する高周波信号によって発生する電界は、信号伝
送線路と直近の接地線路との間で主に分布する。その結
果、隣り合った信号伝送線路間での電界の発生を抑制す
ることができる。このため、信号伝送線路間のクロスト
ークの低減を図ることができる。
【0015】特に、この発明の第2の信号伝送基板にお
いては、V字溝に接地線路を設けてあるので、基板中に
発生する電界は、接地線路と信号伝送線路との間に効果
的に分布する。その結果、隣り合った信号伝送線路間で
の電界の発生を効果的に抑制することができる。このた
め、信号伝送線路間のクロストークのより効果的な低減
を図ることができる。
【0016】その上、この発明の第2の信号伝送線基板
においては、接地線路をV字溝の斜面に設けてあるの
で、基板の第1主表面の上側に発生する電界を、斜面の
接地線路と信号伝送線路との間に、より分布させ易くす
るという効果が期待される。
【0017】また、この発明によれば、信号伝送線路間
のクロストークの抑制を図ることができるので、誘電体
基板上に複数の信号伝送線路を、信号伝送線路どうしの
間隔(ピッチ)をより狭くして、配置することが可能と
なる。その結果、複数の信号伝送線路をもって構成され
る回路の集積化を図ることができる。
【0018】また、この発明の第2の信号伝送基板にお
いて、好ましくは、信号伝送線路間の第1主表面部分
に、V字溝を2本具え、この2本のV字溝間の第1主表
面部分に、当該V字溝の延在方向に沿って延在して突出
させた突出部を具え、この突出部の斜面に、接地線路を
具えるのが良い。
【0019】このように、突出部の斜面に接地線路を設
ければ、第1主表面の上側に発生する電界は、信号電送
線路とその直近の突出部に形成された接地線路との間で
主に分布する。その結果、第1主表面の上側において、
隣り合った信号伝送線路間での電界の発生をより効果的
に抑制することができる。このため、信号伝送線路間の
クロストークのより一層効果的な低減を図ることができ
る。
【0020】(第3の信号伝送基板)また、この発明の
第3の信号伝送基板によれば、誘電体基板の第1主表面
上に複数の信号伝送線路を具えた信号伝送基板におい
て、信号伝送線路間の第1主表面部分に、当該信号伝送
線路の延在方向に沿って延在して突出した突出部を具
え、突出部の斜面に、接地線路を具えてなることを特徴
とする。
【0021】このように、信号伝送線路間の誘電体基板
の突出部の斜面に接地線路を設けると、隣り合った信号
伝送線路間の距離は、当該信号伝送線路とその直近の接
地線路との間の距離よりも長くなる。このため、信号伝
送線路を伝送する高周波信号によって発生する電界は、
信号伝送線路と直近の接地線路との間で主に分布する。
その結果、隣り合った信号伝送線路間での電界の発生を
抑制することができる。このため、信号伝送線路間のク
ロストークの低減を図ることができる。
【0022】特に、この発明の第3の信号伝送基板にお
いては、突出部の斜面に接地線路を設けてあるので、基
板の第1主表面の上側および基板中にそれぞれ発生する
電界のうち、第1主表面の上側に発生する電界が、より
効果的に信号伝送線路と接地線路との間に分布する。そ
の結果、隣り合った信号伝送線路間での電界の発生をよ
り効果的に抑制することができる。このため、信号伝送
線路間の第1主表面の上側に発生する電界のクロストー
クのより効果的な低減を図ることができる。
【0023】また、この発明によれば、信号伝送線路間
のクロストークの抑制を図ることができるので、誘電体
基板上に複数の信号伝送線路を、信号伝送線路どうしの
間隔(ピッチ)をより狭くして、配置することが可能と
なる。その結果、複数の信号伝送線路をもって構成され
る回路の集積化を図ることができる。
【0024】また、この発明の第3の信号伝送基板にお
いて、好ましくは、信号伝送線路と突出部との間の第1
主表面部分に、断面形状がV字形状のV字溝を、当該突
出部の延在方向に沿って延在させて設けてあり、このV
字溝の斜面に、接地線路を具えるのが良い。
【0025】このように、信号伝送線路間の誘電体基板
のV字溝にも接地線路を設ければ、基板中の電界は、信
号電送線路とその直近のV字溝に形成された接地線路と
の間でより効率的に分布する。このため、基板中に発生
する電界によるクロストークのより効果的な低減も図る
ことができる。
【0026】(第1〜第3の信号伝送基板共通)また、
この発明の第1〜第3の信号伝送基板において、好まし
くは、誘電体基板の、第1主表面と対向する裏面である
第2主表面のうち、信号伝送線路の裏側に相当する部分
に、裏面側溝を具え、この裏面側溝に、接地用の裏面電
極を具えるのが良い。
【0027】このように、裏面側溝に裏面電極を設けれ
ば、信号伝送線路と裏面電極との間にも電界が分布す
る。その結果、基板中において、隣り合った信号伝送線
路間での電界の発生を抑制することができる。このた
め、信号伝送線路間のクロストークの低減をより一層効
果的に達成することができる。
【0028】また、この発明の第1〜第3の信号伝送基
板において、好ましくは、誘電体基板の、第1主表面と
対向する裏面である第2主表面のうち、信号伝送線路間
の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具え、この裏面側
溝に、接地用の裏面電極を具えるのが良い。
【0029】このように、裏面側溝に裏面電極を設けれ
ば、信号伝送線路と裏面電極との間にも電界が分布す
る。その結果、基板中において、隣り合った信号伝送線
路間での電界の発生を抑制することができる。このた
め、信号伝送線路間のクロストークの低減をより一層効
果的に達成することができる。
【0030】また、裏面側溝を信号伝送線路間の裏側に
相当する部分に形成した場合、裏面側溝に形成される裏
面電極と信号伝送線路との距離を長くとることができ
る。このため、裏面電極の特性インピーダンスに対する
影響は小さい。その結果、特性インピーダンスを考慮せ
ずに裏面電極の配置を容易に設計することもできる。
【0031】(第4の信号伝送基板)また、この発明の
第4の信号伝送基板によれば、誘電体基板の第1主表面
上に複数の信号伝送線路を具えた信号伝送基板におい
て、誘電体基板の第1主表面の裏面である第2主表面の
うち、信号伝送線路の裏側に相当する部分に、裏面側溝
を具え、裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなるこ
とを特徴とする。
【0032】このように、裏面側溝に裏面電極を設けれ
ば、信号伝送線路と裏面電極との間にも電界が分布す
る。その結果、基板中において、隣り合った信号伝送線
路間での電界の発生を抑制することができる。このた
め、信号伝送線路間のクロストークのより一層効果的な
低減を図ることができる。
【0033】また、この発明によれば、信号伝送線路間
のクロストークの抑制を図ることができるので、誘電体
基板上に複数の信号伝送線路を、信号伝送線路どうしの
間隔(ピッチ)をより狭くして、配置することが可能と
なる。その結果、複数の信号伝送線路をもって構成され
る回路の集積化を図ることができる。
【0034】(第5の信号伝送基板)また、この発明の
第5の信号伝送基板によれば、誘電体基板の第1主表面
上に複数の信号伝送線路を具えた信号伝送基板におい
て、誘電体基板の第1主表面の裏面である第2主表面の
うち、信号伝送線路間の裏側に相当する部分に、裏面側
溝を具え、裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなる
ことを特徴とする。
【0035】このように、裏面側溝に裏面電極を設けれ
ば、信号伝送線路と裏面電極との間にも電界が分布す
る。その結果、基板中において、隣り合った信号伝送線
路間での電界の発生を抑制することができる。このた
め、信号伝送線路間のクロストークのより一層効果的な
低減を図ることができる。
【0036】また、この発明によれば、信号伝送線路間
のクロストークの抑制を図ることができるので、誘電体
基板上に複数の信号伝送線路を、信号伝送線路どうしの
間隔(ピッチ)をより狭くして、配置することが可能と
なる。その結果、複数の信号伝送線路をもって構成され
る回路の集積化を図ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
信号伝送基板の一例について説明する。尚、参照する図
は、この発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、
形状および配置関係を概略的に示してあるにすぎない。
従って、この発明は、図示例にのみ限定されるものでは
ない。また、図中、断面を表すハッチング等を一部省略
してある。
【0038】(第1の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては、図1を参照して、この発明の第1の信号伝送
基板の一例について説明する。図1の(A)は、第1の
実施の形態の信号伝送基板の要部の断面斜視図である。
また、図1の(B)は、図1の(A)に示した信号伝送
基板およびその電界分布の説明に供する断面図である。
【0039】そして、図1の(A)に示すように、この
実施の形態の信号伝送基板100は、誘電体基板10の
第1主表面10a上に、複数の信号伝送線路12を具え
ている。ここでは、誘電体基板10としてセラミック基
板10を用いる。このセラミック基板10の厚さは、1
mm程度である。また、誘電体基板10の材料として
は、例えばテフロン(商品名)などの誘電率の比較的低
い樹脂を用いても良い。また、信号伝送線路12の幅
は、約0.3mmである。そして、信号伝送線路12
は、セラミック基板10上に形成したニッケルの下地
(図示せず)上に金メッキを施して形成してある。
【0040】また、この実施の形態の信号伝送基板10
0においては、複数の信号伝送線路12を、互いに平行
に延在するストライプ状の平面パタンで形成してある。
尚、図1には、3本の信号伝送線路12を代表して示
す。また、各信号伝送線路12の信号の伝送方向に沿っ
た方向、即ち、これら信号伝送線路12の延在方向に垂
直な断面切り口の形状は矩形となっている。
【0041】そして、この信号伝送基板100では、信
号伝送線路12間の第1主表面10部分に、信号伝送線
路12から離間させて第1主表面10aに露出させた接
地線路14を埋め込んである。この例では、この接地線
路14は、ストライプ状の形状となっていて、信号伝送
線路と平行に延在させて設けてあり、かつ、図示はして
いないが、電気的に接地(GND)される。
【0042】また、この接地線路14の材料の熱膨張係
数は、セラミック基板10の熱膨張係数と同程度である
ことが望ましい。この実施の形態では、接地線路14の
材料として、例えばコバールを用いると良い。また、接
地線路14の材料として、例えば、銀蝋を用いても良
い。
【0043】また、接地線路14は、例えば、セラミッ
ク基板10の第1主表面10aの信号伝送線路12間の
部分に溝を形成して、この溝に銀蝋または金属棒を埋め
て形成しても良い。また、例えば、スルーホールを互い
に連続するように形成して、連続したスルーホールに銀
蝋その他の導電性の物質を埋め込んで接地線路14を形
成しても良い。
【0044】また、この実施の形態では、図1の(A)
および(B)に示すように、接地線路14の断面形状を
矩形とする。そして、この接地線路14の幅は、例えば
0.1mm程度以上とする。また、接地線路14の深さ
は、例えば0.2mm程度以上とする。また、接地線路
14と信号伝送線路12との間の距離は、例えば0.2
mm程度以上とする。また、接地線路14は、両側の信
号伝送線路12から等距離となる位置に設けてある。
【0045】尚、接地線路14の具体的な寸法および接
地線路14と信号伝送線路12との具体的な離間距離の
設計にあたっては、信号伝送線路12と当該接地線路1
4との間の特性インピーダンスが、この信号伝送基板1
00の構成する例えば光伝送モジュールを含むシステム
の特性インピーダンス(例えば50Ω)と一致するよう
に設計する。特性インピーダンスの設計にあたっては、
従来周知の計算機シミュレーション技術を利用すると良
い。
【0046】次に、図1の(B)に、第1の実施の形態
の信号伝送基板の断面図を示す。この図1の(B)で
は、この断面図の中央に設けられた1つの信号伝送線路
12と、その両側にそれぞれ設けられた接地線路14と
の間に形成される電界の分布を、両端に矢印を有する曲
線群で模式的に示す。この曲線群で示すように、信号伝
送線路12を伝送する高周波信号によって発生する電界
は、信号伝送線路12と直近の接地線路14との間で主
に分布する。その結果、隣り合った信号伝送線路12間
での電界の発生を抑制することができる。このため、信
号伝送線路12間のクロストークの低減を図ることがで
きる。
【0047】特に、第1の実施の形態の信号伝送基板1
00においては、接地線路14を基板10中に埋め込ん
であるので、基板10の第1主表面10aの上側および
基板10中にそれぞれ発生する電界のうち、基板10中
に発生する電界が、より効果的に信号伝送線路12と接
地線路14との間に分布する。その結果、隣り合った信
号伝送線路12間での電界の発生をより効果的に抑制す
ることができる。このため、信号伝送線路12間のクロ
ストークのより効果的な低減を図ることができる。
【0048】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、図2を参照して、この発明の第1の信号伝送基板の
例について説明する。図2は、第2の実施の形態の信号
伝送基板の説明に供する、信号の伝送方向に直交する切
り口での断面図である。尚、第2の実施の形態において
は、図1に示した第1の実施の形態の信号伝送線路基板
100の構成成分と同一の構成成分には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0049】第2の実施の形態の信号伝送基板102
は、誘電体基板10の、第1主表面10aに対向する裏
面である第2主表面10b上全面に裏面電極16を具え
ている。ここでは、裏面電極16を金メッキで形成して
ある。
【0050】この信号伝送基板102においては、信号
伝送線路12を伝送する高周波信号によって発生する電
界は、その信号伝送線路12とその直近の接地線路14
との間の他に、その信号伝送線路12と裏面電極16と
の間にも分布する。このため、この信号伝送基板102
においては、基板10中に発生する電界が、隣り合った
信号伝送線路12間で分布することをより一層抑制する
ことができる。その結果、第2の実施の形態において
は、信号伝送線路12間のクロストークを、第1の実施
の形態の場合のクロストークよりも、一層効果的に抑制
することができる。
【0051】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、図3を参照して、この発明の第1の信号伝送基板お
よび第4の信号伝送基板の例について併せて説明する。
図3は、第3の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る、信号の伝送方向に直交する切り口での断面図であ
る。尚、第3の実施の形態においては、図1に示した第
1の実施の形態の信号伝送線路基板100の構成成分と
同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0052】第3の実施の形態の信号伝送基板106
は、誘電体基板10の、第1主表面10aに対向する裏
面である第2主表面10bのうち、信号伝送線路12の
裏側に相当する部分に、裏面側溝18を具えている。そ
して、この裏面側溝18に、接地用の裏面電極16aを
設けている。この実施の形態では、裏面電極16aを、
裏面側溝18だけではなく、第2主表面10b側全面に
金メッキにより設けている。
【0053】また、この実施の形態では、裏面側溝18
は、ストライプ形状の溝であって、その断面形状を台形
とする。そして、この裏面側溝18は、信号伝送線路1
2と平行にこれら信号伝送線路12の延在方向に延在さ
せて設けてある。また、この裏面側溝18の側面は、溝
18の底面での幅が溝18の間口での幅よりも狭くなる
ように、傾斜している。また、この裏面側溝18の間口
の幅は、例えば0.4mm程度以上とする。また、この
裏面側溝18の第2主表面10bから第1主表面10a
側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上とする。
【0054】このように、裏面側溝18に裏面電極16
aを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16aとの
間にも電界が分布する。このため、基板10中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第1の実施の形態の場合よりも、一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路12間のクロスト
ークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0055】尚、第3の実施の形態では、第2主表面1
0b側全面に裏面電極16aを形成したが、この発明で
は、例えば、裏面側溝18の表面にのみ裏面電極16a
を形成しても良い。また、裏面側溝18を形成すれば、
基板10の反りが抑制される効果が期待される。
【0056】(第4の実施の形態)第4の実施の形態で
は、図4を参照して、この発明の第1の信号伝送基板お
よび第5の信号伝送基板の例について併せて説明する。
図4は、第4の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る、信号の伝送方向に直交する切り口での断面図であ
る。尚、第4の実施の形態においては、図1に示した第
1の実施の形態の信号伝送線路基板100の構成成分と
同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0057】この実施の形態の信号伝送基板108は、
誘電体基板10の、第1主表面10aに対向する裏面で
ある第2主表面10bのうち、信号伝送線路12間の裏
側に相当する部分に、裏面側溝20を具えている。そし
て、この裏面側溝20に、接地用の裏面電極16bを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16bを、裏
面側溝20だけではなく、第2主表面10b側全面に金
メッキにより設けている。
【0058】また、この実施の形態では、裏面側溝20
は、ストライプ形状の溝であって、信号伝送線路12と
平行にその延在方向に延在させて設けてある。また、こ
の裏面側溝20は、その断面形状をV字形状とする。こ
の裏面側溝20の間口の幅は、例えば0.2mm程度以
上とする。また、この裏面側溝20の第2主表面10b
から第1主表面10a側に向かう深さは、例えば0.2
mm程度以上とする。
【0059】このように、裏面側溝20に裏面電極16
bを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16bとの
間にも電界が分布する。このため、基板10中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第1の実施の形態の場合よりも、一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路12間のクロスト
ークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0060】また、裏面側溝20を信号伝送線路12間
の裏側に相当する部分に形成した場合、裏面側溝20に
形成される裏面電極16bと信号伝送線路12との距離
を長くとることができる。このため、特性インピーダン
スに対する裏面電極16bの影響は小さい。その結果、
特性インピーダンスを考慮せずに裏面電極16bの配置
条件を緩和することもできる。
【0061】尚、第4の実施の形態では、第2主表面1
0b側全面に裏面電極16bを形成したが、この発明で
は、例えば、裏面側溝20の表面にのみ裏面電極16b
を形成しても良い。また、裏面側溝20を形成すれば、
基板10の反りが抑制される効果が期待される。
【0062】(第5の実施の形態)第5の実施の形態で
は、図5を参照して、この発明の第1の信号伝送基板の
例について説明する。図5の(A)は、第5の実施の形
態の信号伝送基板の説明に供する断面斜視図である。ま
た、図5の(B)は、第5の実施の形態の信号伝送基板
およびその電界分布の説明に供する、信号の伝送方向に
直交する切り口での断面図である。尚、第5の実施の形
態においては、図1に示した第1の実施の形態の信号伝
送線路基板100の構成成分と同一の構成成分には同一
の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0063】図5の(A)に示すように、この実施の形
態の信号伝送基板110では、接地線路14の露出部分
が、第1主表面10a上に突出している。この突出させ
た部分14aの第1主表面10aからの高さは、例えば
0.2mm以上とすると良い。また、この実施の形態に
おける接地線路14は、例えば、セラミック基板10の
第1主表面10aの信号伝送線路12間の部分に溝を形
成して、この溝に金属棒を部分的に例えば直径の半分だ
け埋めて形成しても良い。
【0064】次に、図5の(B)に、第5の実施の形態
の信号伝送基板110の断面図を示す。この図5の
(B)では、この断面図の中央に設けられた信号伝送線
路12と、その両側にそれぞれ設けられた接地線路14
との間に形成される電界の分布を、両端に矢印を有する
曲線群で模式的に示す。この曲線群で示すように、信号
伝送線路12を伝送する信号によって発生する電界は、
信号伝送線路12と直近の接地線路14との間で主に分
布する。その結果、隣り合った信号伝送線路12間での
電界の発生を抑制することができる。このため、信号伝
送線路12間のクロストークの低減を図ることができ
る。
【0065】特に、この実施の形態の信号伝送基板11
0では、接地線路14を第1主表面10a上に突出させ
てあるので、第1主表面10aの上側に発生する電界
は、信号電送線路12とその直近の接地線路14の突出
部14aとの間で主に分布する。このため、第1主表面
10aの上側において、隣り合った信号伝送線路12に
分布する電界の発生を一層抑制することができる。その
結果、信号伝送線路12のクロストークのより効果的な
低減を図ることができる。
【0066】(第6の実施の形態)第6の実施の形態で
は、図6を参照して、この発明の第1の信号伝送基板の
例について説明する。図6は、第6の実施の形態の信号
伝送基板の説明に供する、信号の伝送方向に直交する切
り口での断面図である。尚、第6の実施の形態において
は、図5に示した第5の実施の形態の信号伝送線路基板
110の構成成分と同一の構成成分には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0067】第6の実施の形態の信号伝送基板112
は、誘電体基板10の、第1主表面10aに対向する裏
面である第2主表面10b上全面に裏面電極16を具え
ている。ここでは、裏面電極16を金メッキで形成して
ある。
【0068】また、図6の断面図に、この断面図の中央
に設けられた信号伝送線路12の周囲の電界分布を、両
端に矢印を有する曲線群で模式的に示す。この曲線群で
示すように、この信号伝送基板112においては、信号
伝送線路12を伝送する電気信号によって発生する電界
は、その信号伝送線路12とその直近の接地線路14と
の間の他に、その信号伝送線路12と裏面電極16との
間にも分布する。このため、この信号伝送基板112に
おいては、基板10中に発生する電界が、隣り合った信
号伝送線路12間で分布することをより一層抑制するこ
とができる。その結果、第6の実施の形態においては、
信号伝送線路12間のクロストークを、第5の実施の形
態の場合のクロストークよりも、一層効果的に抑制する
ことができる。
【0069】(第7の実施の形態)第7の実施の形態で
は、図7を参照して、この発明の第1の信号伝送基板お
よび第4の信号伝送基板の例について併せて説明する。
図7は、第7の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る、信号の伝送方向に直交する切り口での断面図であ
る。尚、第7の実施の形態においては、図5に示した第
5の実施の形態の信号伝送線路基板110の構成成分と
同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0070】第7の実施の形態の信号伝送基板114
は、誘電体基板10の、第1主表面10aに対向する裏
面である第2主表面10bのうち、信号伝送線路の裏側
に相当する部分に、裏面側溝18を具えている。そし
て、この裏面側溝18に、接地用の裏面電極16aを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16aを、裏
面側溝18だけではなく、第2主表面10b側全面に金
メッキにより設けている。
【0071】また、この実施の形態では、裏面側溝18
は、信号伝送線路12の延在方向に延在したストライプ
形状を有していて、その断面形状を台形とする。即ち、
この裏面側溝18の側面は、溝18の底面での幅が、溝
18の間口での幅よりも狭くなるように、傾斜してい
る。また、この裏面側溝18の間口の幅は、例えば0.
4mm程度以上とする。また、この裏面側溝18の第2
主表面10bから第1主表面10a側に向かう深さは、
例えば0.2mm程度以上とする。
【0072】このように、裏面側溝18に裏面電極16
aを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16aとの
間にも電界が分布する。このため、基板10中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第1の実施の形態の場合よりも一層抑制すること
ができる。その結果、信号伝送線路12間のクロストー
クのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0073】尚、第7の実施の形態では、第2主表面1
0b側全面に裏面電極16aを形成したが、この発明で
は、例えば、裏面側溝18の表面にのみ裏面電極16a
を形成しても良い。
【0074】(第8の実施の形態)第8の実施の形態で
は、図8を参照して、この発明の第1の信号伝送基板お
よび第5の信号伝送基板の例について併せて説明する。
図8は、第8の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る、信号の伝送方向に直交する切り口での断面図であ
る。尚、第8の実施の形態においては、図5に示した第
5の実施の形態の信号伝送線路基板110の構成成分と
同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0075】この実施の形態の信号伝送基板116は、
誘電体基板10の、第1主表面10aに対向する裏面で
ある第2主表面10bのうち、信号伝送線路12間の裏
側に相当する部分に、裏面側溝20を具えている。そし
て、この裏面側溝20に、接地用の裏面電極16bを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16を、裏面
側溝20だけではなく、第2主表面10b側全面に金メ
ッキにより設けている。
【0076】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状をV字形状とする。この裏面側溝20の間口
の幅は、例えば0.2mm程度以上とする。また、この
裏面側溝20の第2主表面10bから第1主表面10a
側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上とする。
【0077】このように、裏面側溝20に裏面電極16
bを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16bとの
間にも電界が分布する。このため、基板10中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第5の実施の形態の場合よりも、一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路12間のクロスト
ークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0078】また、裏面側溝20を信号伝送線路12間
の裏側に相当する部分に形成した場合、裏面側溝20に
形成される裏面電極16bと信号伝送線路12との距離
を長くとることができる。このため、特性インピーダン
スに対する裏面電極16bの影響は小さい。その結果、
特性インピーダンスを考慮せずに裏面電極16bの配置
条件を緩和することもできる。
【0079】尚、第8の実施の形態では、第2主表面1
0b側全面に裏面電極16bを形成したが、この発明で
は、例えば、裏面側溝20の表面にのみ裏面電極16b
を形成しても良い。
【0080】(第9の実施の形態)第9の実施の形態で
は、図9を参照して、この発明の第2の信号伝送基板の
例について説明する。図9の(A)は、第9の実施の形
態の信号伝送基板の説明に供する断面斜視図である。ま
た、図9の(B)は、第9の実施の形態の信号伝送基板
およびその電界分布の説明に供する、信号の伝送方向に
直交する切り口での断面図である。尚、第9の実施の形
態においては、図1に示した第1の実施の形態の信号伝
送線路基板100の構成成分と同一の構成成分には同一
の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0081】第9の実施の形態の信号伝送基板118
は、誘電体基板30の第1主表面30a上に複数の信号
伝送線路12を具えている。ここでは、誘電体基板30
として、樹脂基板30を用いる。この樹脂基板30の厚
さは、1mm程度である。また、この樹脂基板の誘電率
は、3程度である。また、誘電体基板30としては、例
えば、セラミック基板を用いても良い。また、信号伝送
線路12は、樹脂基板30上に形成したニッケルの下地
(図示せず)上に金メッキを施して形成してある。
【0082】そして、この信号伝送基板118は、信号
伝送線路12間の第1主表面30a部分に、断面形状が
V字形状のV字溝22を具えている。そして、このV字
溝22の斜面22aに、信号伝送線路の延在方向に平行
に延在させて、接地線路34を設けている。このV字溝
22の間口の幅は、0.2mm程度以上である。また、
このV字溝22の深さは、0.2mm程度以上である。
また、この接地線路34も、他の実施の形態の場合と同
様に、電気的に接地(GND)されている。
【0083】尚、接地線路34の具体的な寸法および接
地線路34と信号伝送線路12との具体的な離間距離の
設計にあたっては、信号伝送線路12と当該接地線路3
4との間の特性インピーダンスが、この信号伝送基板1
18の構成する例えば光伝送モジュールを含むシステム
の特性インピーダンス(例えば50Ω)と一致するよう
に設計する。特性インピーダンスの設計にあたっては、
従来周知の計算機シミュレーション技術を利用すると良
い。
【0084】また、この接地線路34の形成にあたって
は、例えば、先ず、このV字溝22に開口部を有するフ
ォトレジストのマスクパタン(図示せず)を形成する。
次に、このマスクパタンの開口部に露出したV字溝22
の斜面22aに、無電解メッキにより銅メッキを施す。
次に、この銅メッキを下地として、ニッケルメッキおよ
び金メッキの順に電解メッキを施す。次に、マスクパタ
ンを除去して、接地線路34を得る。尚、この接地線路
34を形成する際に、マスクパタンおよびメッキ工程を
共用して、信号伝送線路12を形成しても良い。
【0085】また、V字溝22の形状は、樹脂基板30
をインジェクション形成する際に、形成型にV字溝形成
用の凸部を設けておくことにより、容易に形成すること
ができる。
【0086】尚、インジェクション形成によるV字溝の
形成にあたっては、溝の断面形状がV字形状であるの
で、断面形状が矩形状の溝を形成する場合よりも、形成
型の型抜きがしやすい。このため、V字溝を形成する場
合は、矩形状の溝を形成する場合よりも、溝の幅を狭く
して、インジェクション形成することが可能である。例
えば、矩形状の溝を形成する際には、形成型の強度を維
持するために、溝の幅が0.4mm程度以上であること
が必要である。これに対して、V字溝を形成する際に
は、溝の幅を0.2mm程度まで狭くすることが可能で
ある。
【0087】このように、信号伝送線路12間の第1主
表面30a部分にV字溝22に接地線路34を設ける
と、信号伝送線路12を伝送する高周波信号によって発
生する電界は、信号伝送線路12と直近の接地線路34
との間で主に分布する。その結果、隣り合った信号伝送
線路12間での電界の発生を抑制することができる。こ
のため、信号伝送線路12間のクロストークの低減を図
ることができる。
【0088】特に、第9の実施の形態の信号伝送基板1
18においては、V字溝22に接地線路34を設けてあ
るので、基板30中に発生する電界は、接地線路34と
信号伝送線路12との間に効果的に分布する。その結
果、隣り合った信号伝送線路12間での電界の発生を効
果的に抑制することができる。このため、信号伝送線路
12間のクロストークのより効果的な低減を図ることが
できる。
【0089】その上、この信号伝送線基板118におい
ては、接地線路34をV字溝22の斜面22aに設けて
あるので、基板30の第1主表面30aの上側に発生す
る電界を、斜面22aの接地線路34と信号伝送線路1
2との間により分布させ易くする効果が期待される。
【0090】(第10の実施の形態)第10の実施の形
態では、この発明の第2の信号伝送基板および第4の信
号伝送基板の例について併せて説明する。図10は、第
10の実施の形態の信号伝送基板の説明に供する、信号
の伝送方向に直交する切り口での断面図である。尚、第
10の実施の形態においては、図9に示した第9の実施
の形態の信号伝送線路基板118の構成成分と同一の構
成成分には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。
【0091】第10の実施の形態の信号伝送基板120
は、樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面
である第2主表面30bのうち、信号伝送線路12の裏
側に相当する部分に、裏面側溝18を具えている。そし
て、この裏面側溝18に、接地用の裏面電極16aを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16aを、裏
面側溝18だけではなく、第2主表面30b側全面に金
メッキにより設けている。
【0092】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状を台形とする。即ち、この裏面側溝18の側
面は、溝18の底面での幅が溝18の間口での幅よりも
狭くなるように、傾斜している。また、この裏面側溝1
8の間口の幅は、例えば0.4mm程度以上とする。ま
た、この裏面側溝18の第2主表面30bから第1主表
面30a側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上
とする。
【0093】このように、裏面側溝18に裏面電極16
aを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16aとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第9の実施の形態の場合よりも、一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路12間のクロスト
ークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0094】尚、第10の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16aを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝18の表面にのみ裏面電極16
aを形成しても良い。
【0095】(第11の実施の形態)また、第11の実
施の形態では、この発明の第2の信号伝送基板および第
5の信号伝送基板の例について併せて説明する。図11
は、第11の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る、信号の伝送方向に直交する切り口での断面図であ
る。尚、第11の実施の形態においては、図9に示した
第9の実施の形態の信号伝送線路基板118の構成成分
と同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳細な
説明を省略する。
【0096】この実施の形態の信号伝送基板122は、
樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面であ
る第2主表面30bのうち、信号伝送線路12間の裏側
に相当する部分に、裏面側溝20を具えている。そし
て、この裏面側溝20に、接地用の裏面電極16bを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16bを、裏
面側溝20だけではなく、第2主表面30b側全面に金
メッキにより設けている。
【0097】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状をV字形状とする。この裏面側溝20の間口
の幅は、例えば0.2mm程度以上とする。また、この
裏面側溝20の第2主表面30bから第1主表面30a
側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上とする。
【0098】このように、裏面側溝20に裏面電極16
bを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16bとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第9の実施の形態の場合よりも、一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路12間のクロスト
ークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0099】また、裏面側溝20を信号伝送線路12間
の裏側に相当する部分に形成した場合、裏面側溝20に
形成される裏面電極16bと信号伝送線路12との距離
を長くとることができる。このため、特性インピーダン
スに対する裏面電極16bの影響は小さい。その結果、
特性インピーダンスを考慮せずに裏面電極16bの配置
条件を緩和することもできる。
【0100】尚、第11の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16bを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝20の表面にのみ裏面電極16
bを形成しても良い。
【0101】(第12の実施の形態)また、第12の実
施の形態では、この発明の第3の信号伝送基板の例につ
いて説明する。図12は、第12の実施の形態の信号伝
送基板の説明に供する、信号の伝送方向に直交する切り
口での断面図である。尚、第12の実施の形態において
は、図1に示した第1の実施の形態の信号伝送線路基板
100の構成成分と同一の構成成分には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0102】第12の実施の形態の信号伝送基板124
は、誘電体基板30の第1主表面30a上に、複数の信
号伝送線路12を具えている。ここでは、誘電体基板3
0として、上記の第9の実施の形態と同様に、樹脂基板
30を用いる。
【0103】そして、この信号伝送基板124は、信号
伝送線路12間の第1主表面30a部分に、当該信号伝
送線路12の延在方向と平行に延在して突出した突出部
24を具えている。そして、この信号伝送基板124
は、この突出部24の斜面26に、接地線路36を設け
てある。この突出部24の、畝を横断する切り口での断
面形状は、台形状となっている。そして、突出部24の
底面の幅は、0.4mm程度以上である。また、突出部
24の上面の幅は、0.2mm程度以上である。
【0104】尚、接地線路36の具体的な寸法および接
地線路34と信号伝送線路12との具体的な離間距離の
設計にあたっては、信号伝送線路12と当該接地線路3
6との間の特性インピーダンスが、光伝送モジュールを
含むシステムの特性インピーダンス(例えば50Ω)と
一致するように設計する。特性インピーダンスの設計に
あたっては、従来周知の計算機シミュレーション技術を
利用すると良い。
【0105】また、この接地線路36の形成にあたって
は、例えば、先ず、この突出部24に開口部を有するフ
ォトレジストのマスクパタン(図示せず)を形成する。
次に、このマスクパタンの開口部に露出した突出部24
の斜面26を含む表面に、無電解メッキにより銅メッキ
を施す。次に、この銅メッキを下地として、ニッケルメ
ッキおよび金メッキの順に電解メッキを施す。次に、マ
スクパタンを除去して、接地線路36を得る。尚、この
接地線路36を形成する際に、マスクパタンおよびメッ
キ工程を共用して、信号伝送線路12を形成すると良
い。また、この接地線路36も、他の実施の形態の場合
と同様に、電気的に接地(GND)されている。
【0106】また、突出部24の形状は、樹脂基板30
をインジェクション形成する際に、形成型に突出部形成
用の凹部を設けておくことにより、容易に形成すること
ができる。
【0107】このように、信号伝送線路12間の第1主
表面30aの突出部24の斜面26に接地線路36を設
けると、信号伝送線路12を伝送する高周波信号によっ
て発生する電界は、信号伝送線路12と直近の接地線路
36との間で主に分布する。その結果、隣り合った信号
伝送線路12間での電界の発生を抑制することができ
る。このため、信号伝送線路12間のクロストークの低
減を図ることができる。
【0108】特に、この実施の形態の信号伝送基板12
4においては、突出部24の斜面26に接地線路36を
設けてあるので、基板30の第1主表面30aの上側お
よび基板30中にそれぞれ発生する電界のうち、第1主
表面30aの上側に発生する電界が、より効果的に信号
伝送線路12と接地線路36との間に分布する。その結
果、隣り合った信号伝送線路12間での電界の発生をよ
り効果的に抑制することができる。このため、信号伝送
線路12間の第1主表面30の上側に発生する電界のク
ロストークのより効果的な低減を図ることができる。
【0109】尚、この実施の形態においては、接地線路
36を断面が台形状の突出部の斜面26および突出部の
上面に設けたが、接地線路36を斜面26にのみ設けて
も良い。
【0110】また、この実施の形態においては、突出部
の断面形状を台形状としたが、突出部の断面形状は、下
記の変形例に示す形状をはじめとして、任意好適な形状
とすることができる。
【0111】(変形例)ここで、図13を参照して、上
記の第12の実施の形態の変形例について説明する。図
13の(A)および(B)は、第12の実施の形態の変
形例の信号伝送基板の説明に供する、信号の伝送方向に
直交する切り口での断面図である。
【0112】尚、この変形例においては、図12に示し
た第12の実施の形態の信号伝送線路基板124の構成
成分と同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳
細な説明を省略する。
【0113】図13の(A)に示す変形例の信号伝送基
板126においては、突出部24aの断面形状を三角形
とする。そして、この三角形の斜面26aに、接地線路
36を設けている。
【0114】また、図13の(B)に示す変形例の信号
伝送基板128においては、突出部24bの断面形状を
半円形とする。そして、この半円形の外周の曲面状の斜
面26bに、接地線路36を設けている。
【0115】(第13の実施の形態)第13の実施の形
態では、図14を参照して、この発明の第3の信号伝送
基板および第4の信号伝送基板の例について併せて説明
する。図14は、第13の実施の形態の信号伝送基板の
説明に供する、信号の伝送方向に直交する切り口での断
面図である。尚、第13の実施の形態においては、図1
2示した第12実施の形態の信号伝送線路基板124の
構成成分と同一の構成成分には同一の符号を付して、そ
の詳細な説明を省略する。
【0116】第13の実施の形態の信号伝送基板130
は、樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面
である第2主表面30bのうち、信号伝送線路12の裏
側に相当する部分に、裏面側溝18を具えている。そし
て、この裏面側溝18に、接地用の裏面電極16aを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16aを、裏
面側溝18だけではなく、第2主表面30b側全面に金
メッキにより設けている。
【0117】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状を台形とする。即ち、この裏面側溝18の側
面は、溝18の底面での幅が溝18の間口での幅よりも
狭くなるように、傾斜している。また、この裏面側溝1
8の間口の幅は、例えば0.4mm程度以上とする。ま
た、この裏面側溝18の第2主表面30bから第1主表
面30a側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上
とする。
【0118】このように、裏面側溝18に裏面電極16
aを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16aとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第12の実施の形態の場合よりも、一層抑制する
ことができる。その結果、信号伝送線路12間のクロス
トークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0119】尚、第13の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16aを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝18の表面にのみ裏面電極16
aを形成しても良い。
【0120】(第14の実施の形態)第14の実施の形
態では、図15を参照して、この発明の第3の信号伝送
基板および第5の信号伝送基板の例について併せて説明
する。図15は、第14の実施の形態の信号伝送基板の
説明に供する、信号の伝送方向に直交する切り口での断
面図である。尚、第14の実施の形態においては、図1
2に示した第12実施の形態の信号伝送線路基板124
の構成成分と同一の構成成分には同一の符号を付して、
その詳細な説明を省略する。
【0121】この実施の形態の信号伝送基板132は、
樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面であ
る第2主表面30bのうち、信号伝送線路12間の裏側
に相当する部分に、裏面側溝20を具えている。そし
て、この裏面側溝20に、接地用の裏面電極16bを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16bを、裏
面側溝20だけではなく、第2主表面30b側全面に金
メッキにより設けている。
【0122】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状をV字形状とする。この裏面側溝20の間口
の幅は、例えば0.2mm程度以上とする。また、この
裏面側溝20の第2主表面30bから第1主表面30a
側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上とする。
【0123】このように、裏面側溝20に裏面電極16
bを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16bとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第12の実施の形態の場合よりも、一層抑制する
ことができる。その結果、信号伝送線路12間のクロス
トークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0124】また、裏面側溝20を信号伝送線路12間
の裏側に相当する部分に形成した場合、裏面側溝20に
形成される裏面電極16bと信号伝送線路12との距離
を長くとることができる。このため、特性インピーダン
スに対する裏面電極16bの影響は小さい。その結果、
特性インピーダンスを考慮せずに裏面電極16bの配置
条件を緩和することもできる。
【0125】尚、第14の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16bを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝20の表面にのみ裏面電極16
bを形成しても良い。
【0126】(第15の実施の形態)第15の実施の形
態では、図16を参照して、この発明の第2の信号伝送
基板および第3の信号伝送基板の例について併せて説明
する。図16は、第15の実施の形態の信号伝送基板の
説明に供する、信号の伝送方向に直交する切り口での断
面図である。尚、第15の実施の形態においては、図1
に示した第1の実施の形態の信号伝送線路基板100の
構成成分と同一の構成成分には同一の符号を付して、そ
の詳細な説明を省略する。
【0127】第15の実施の形態の信号伝送基板134
は、樹脂基板30の第1主表面30a上に複数の信号伝
送線路12を具えている。この樹脂基板30の厚さは、
1mm程度である。また、この樹脂基板の誘電率は、3
程度である。また、信号伝送線路12は、樹脂基板30
上に形成したニッケルの下地(図示せず)上に金メッキ
を施して形成してある。
【0128】そして、この信号伝送基板134は、信号
伝送線路12間の第1主表面30a部分に、断面形状が
V字形状のV字溝22を2本互いに平行に具えている。
そして、この信号伝送基板134は、この2本のV字溝
22間の第1主表面30a部分に、V字溝22の延在方
向に平行に延在して突出した突出部24を具えている。
【0129】言い換えれば、信号伝送基板134は、信
号伝送線路12間の第1主表面30a部分に、信号伝送
線路12の延在方向に平行に延在して突出した突出部2
4を具え、この突出部24と信号伝送線路12との間の
第1主表面30a部分に、この突出部24の延在方向に
平行に延在したV字溝22を具え、このV字溝22の斜
面26に接地線路38を具えている。
【0130】この実施の形態においては、突出部の畝を
横断する切り口での断面形状を台形状とする。また、こ
こでは、V字溝22の斜面26の片側と突出部の斜面2
6とが連続している。そして、このV字溝の斜面26お
よび突出部24の斜面26に、接地線路38を設けてあ
る。また、この実施の形態では、突出部24の上面にも
接地線路38を設けてある。また、この接地線路38
も、他の実施の形態の場合と同様に、電気的に接地(G
ND)されている。
【0131】このV字溝22の間口の幅は、約0.2m
mである。また、信号伝送線路12が形成された面を基
準とした、このV字溝22の深さは、約0.2mmであ
る。また、信号伝送線路12が形成された面を基準とし
た、この突出部24の高さは、約0.2mmである。ま
た、隣り合った信号伝送線路12間の2つのV字溝22
の互いに遠い側の縁どうしの間の距離は、約1.1mm
である。また、V字溝22と信号伝送線路12との離間
距離は、約0.2mmである。
【0132】尚、接地線路38の具体的な寸法および接
地線路38と信号伝送線路12との具体的な離間距離の
設計にあたっては、信号伝送線路12と当該接地線路3
8との間の特性インピーダンスが、光伝送モジュールを
含むシステムの特性インピーダンス(例えば50Ω)と
一致するように設計する。特性インピーダンスの設計に
あたっては、従来周知の計算機シミュレーション技術を
利用すると良い。
【0133】また、この接地線路38の形成にあたって
は、例えば、先ず、このV字溝22および突出部24上
に開口部を有するフォトレジストのマスクパタン(図示
せず)を形成する。次に、このマスクパタンの開口部に
露出したV字溝22および突出部24の斜面26および
上面に、無電解メッキにより銅メッキを施す。次に、こ
の銅メッキを下地として、ニッケルメッキおよび金メッ
キの順に電解メッキを施す。次に、マスクパタンを除去
して、接地線路38を得る。尚、この接地線路38を形
成する際に、マスクパタンおよびメッキ工程を共用し
て、信号伝送線路12を形成すると良い。
【0134】また、V字溝22の形状は、樹脂基板30
をインジェクション形成する際に、形成型にV字溝形成
用の凸部および突出部形成の凹部を設けておくことによ
り、容易に形成することができる。
【0135】このように、信号伝送線路12間の第1主
表面30a部分に、2本のV字溝22およびそのV字溝
22に挟まれた突出部24を設けて、そのV字溝22お
よび突出部24の斜面26に接地線路38を設ければ、
信号伝送線路12を伝送する高周波信号によって発生す
る電界は、その信号伝送線路12と接地線路38との間
で主に分布する。その結果、隣り合った信号伝送線路間
での電界の発生を抑制することができる。このため、信
号伝送線路間のクロストークの低減を図ることができ
る。
【0136】特に、この実施の形態においては、第1主
表面の上側に発生する電界は、信号伝送線路12と突出
部24の斜面26に形成された接地線路38部分との間
で主に分布する。また、基板30中に発生する電界は、
信号伝送線路12とV字溝22の斜面26に形成された
接地線路38部分との間で主に分布する。このため、こ
の実施の形態の信号伝送基板134によれば、隣り合っ
た信号伝送線路間での電界の分布を、上述の第9および
第12の実施の形態での信号伝送基板118および12
4の場合よりも、効果的に抑制することができる。この
ため、この信号伝送基板134では、信号伝送線路12
間のクロストークのより一層の低減を図ることができ
る。
【0137】(第16の実施の形態)第16の実施の形
態では、図17を参照して、この発明の第2、第3およ
び第4の信号伝送基板の例について併せて説明する。図
17は、第16の実施の形態の信号伝送基板の説明に供
する、信号の伝送方向に直交する切り口での断面図であ
る。尚、第16の実施の形態においては、図16に示し
た第15の実施の形態の信号伝送線路基板134の構成
成分と同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳
細な説明を省略する。
【0138】第16の実施の形態の信号伝送基板136
は、樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面
である第2主表面30bのうち、信号伝送線路12の裏
側に相当する部分に、裏面側溝18を具えている。そし
て、この裏面側溝18に、接地用の裏面電極16aを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16aを、裏
面側溝18だけではなく、第2主表面30b側全面に金
メッキにより設けている。
【0139】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状を台形とする。即ち、この裏面側溝18の側
面は、溝18の底面での幅が溝18の間口での幅よりも
狭くなるように、傾斜している。また、この裏面側溝1
8の間口の幅は、例えば0.4mm程度以上とする。ま
た、この裏面側溝18の第2主表面30bから第1主表
面30a側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上
とする。
【0140】このように、裏面側溝18に裏面電極16
aを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16aとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第15の実施の形態の場合よりも、一層抑制する
ことができる。その結果、信号伝送線路12間のクロス
トークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0141】尚、第16の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16aを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝18の表面にのみ裏面電極16
aを形成しても良い。
【0142】(第17の実施の形態)第17の実施の形
態では、図18を参照して、この発明の第2、第3およ
び第5の信号伝送基板の例について併せて説明する。図
18は、第17の実施の形態の信号伝送基板の説明に供
する、信号の伝送方向に直交する切り口での断面図であ
る。尚、第17の実施の形態においては、図16に示し
た第15の実施の形態の信号伝送線路基板134の構成
成分と同一の構成成分には同一の符号を付して、その詳
細な説明を省略する。
【0143】第17の実施の形態の信号伝送基板138
は、樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面
である第2主表面30bのうち、信号伝送線路12間の
裏側に相当する部分に、裏面側溝20を具えている。そ
して、この裏面側溝20に、接地用の裏面電極16bを
設けている。この実施の形態では、裏面電極16bを、
裏面側溝20だけではなく、第2主表面30b側全面に
金メッキにより設けている。
【0144】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状をV字形状とする。この裏面側溝20の間口
の幅は、例えば0.2mm程度以上とする。また、この
裏面側溝20の第2主表面30bから第1主表面30a
側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上とする。
【0145】このように、裏面側溝20に裏面電極16
bを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16bとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第15の実施の形態の場合よりも、一層抑制する
ことができる。その結果、信号伝送線路12間のクロス
トークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0146】また、裏面側溝20を信号伝送線路12間
の裏側に相当する部分に形成した場合、裏面側溝20に
形成される裏面電極16bと信号伝送線路12との距離
を長くとることができる。このため、特性インピーダン
スに対する裏面電極16bの影響は小さい。その結果、
特性インピーダンスを考慮せずに裏面電極16bの配置
条件を緩和することもできる。
【0147】尚、第17の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16bを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝20の表面にのみ裏面電極16
bを形成しても良い。
【0148】(第18の実施の形態)第18の実施の形
態では、図19を参照して、この発明の第4の信号伝送
基板の例について説明する。図19は、第18の実施の
形態の信号伝送基板の説明に供する、信号の伝送方向に
直交する切り口での断面図である。尚、第18の実施の
形態においては、図1に示した第1の実施の形態の信号
伝送線路基板100の構成成分と同一の構成成分には同
一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0149】第18の実施の形態の信号伝送基板140
は、樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面
である第2主表面30bのうち、信号伝送線路12の裏
側に相当する部分に、裏面側溝18を具えている。そし
て、この裏面側溝18に、接地用の裏面電極16aを設
けている。この実施の形態では、裏面電極16aを、裏
面側溝18だけではなく、第2主表面30b側全面に金
メッキにより設けている。
【0150】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状を台形とする。即ち、この裏面側溝18の側
面は、溝18の底面での幅が溝18の間口での幅よりも
狭くなるように、傾斜している。また、この裏面側溝1
8の間口の幅は、例えば0.4mm程度以上とする。ま
た、この裏面側溝18の第2主表面30bから第1主表
面30a側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上
とする。
【0151】このように、裏面側溝18に裏面電極16
aを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16aとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第1の実施の形態の場合よりも、一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路12間のクロスト
ークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0152】尚、第18の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16aを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝18の表面にのみ裏面電極16
aを形成しても良い。
【0153】(第19の実施の形態)第19の実施の形
態では、図20を参照して、この発明の第5の信号伝送
基板の例について説明する。図20は、第19の実施の
形態の信号伝送基板の説明に供する、信号の伝送方向に
直交する切り口での断面図である。尚、第19の実施の
形態においては、図1に示した第1の実施の形態の信号
伝送線路基板100の構成成分と同一の構成成分には同
一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0154】第19の実施の形態の信号伝送基板142
は、樹脂基板30の、第1主表面30aに対向する裏面
である第2主表面30bのうち、信号伝送線路12間の
裏側に相当する部分に、裏面側溝20を具えている。そ
して、この裏面側溝20に、接地用の裏面電極16bを
設けている。この実施の形態では、裏面電極16bを、
裏面側溝20だけではなく、第2主表面30b側全面に
金メッキにより設けている。
【0155】また、この実施の形態では、裏面側溝18
の断面形状をV字形状とする。この裏面側溝20の間口
の幅は、例えば0.2mm程度以上とする。また、この
裏面側溝20の第2主表面30bから第1主表面30a
側に向かう深さは、例えば0.2mm程度以上とする。
【0156】このように、裏面側溝20に裏面電極16
bを設ければ、信号伝送線路12と裏面電極16bとの
間にも電界が分布する。このため、基板30中におい
て、隣り合った信号伝送線路12間に分布する電界の発
生を、第1の実施の形態の場合よりも、一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路12間のクロスト
ークのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0157】また、裏面側溝20を信号伝送線路12間
の裏側に相当する部分に形成した場合、裏面側溝20に
形成される裏面電極16bと信号伝送線路12との距離
を長くとることができる。このため、特性インピーダン
スに対する裏面電極16bの影響は小さい。その結果、
特性インピーダンスを考慮せずに裏面電極16bの配置
条件を緩和することもできる。
【0158】尚、第19の実施の形態では、第2主表面
30b側全面に裏面電極16bを形成したが、この発明
では、例えば、裏面側溝20の表面にのみ裏面電極16
bを形成しても良い。
【0159】上述した実施の形態では、これらの発明を
特定の材料を用い、特定の条件で構成した例についての
み説明したが、これらの発明は多くの変更および変形を
行うことができる。例えば、上述した実施の形態では、
直線状の複数の信号伝送線路を平行に並べてある場合に
ついて説明したが、この発明では、信号伝送線路の形状
は、これに限定されるものではない。例えば、信号伝送
線路どうしの間隔が不均一であっても良い。また、信号
伝送線路は直線でなくとも良い。
【0160】また、上述した実施の形態では、接地線
路、V字溝及び突出部をそれぞれ信号伝送線路の延在方
向と平行に延在させたが、この発明では、これらは、信
号伝送線路の延在方向に沿っていれば良く、必ずしも平
行である必要はない。
【0161】また、上述した実施の形態では、V字溝の
斜面全体に接地線路を形成したが、この発明では、例え
ば、V字溝の片側の斜面のみ、或いは、斜面の一部分に
のみ信号伝送線路の延在方向に沿って延在させた接地線
路を設けても良い。
【0162】
【発明の効果】この発明の第1の信号伝送基板によれ
ば、信号伝送線路間の誘電体基板に埋め込まれた接地線
路を設けてあるので、信号伝送線路を伝送する信号によ
って発生する電界は、信号伝送線路と直近の接地線路と
の間で主に分布する。その結果、隣り合った信号伝送線
路間での電界の発生を抑制することができる。このた
め、信号伝送線路間のクロストークの低減を図ることが
できる。
【0163】特に、この発明の第1の信号伝送基板にお
いては、接地線路を基板中に埋め込んであるので、基板
の第1主表面の上側および基板中にそれぞれ発生する電
界のうち、基板中に発生する電界が、より効果的に信号
伝送線路と接地線路との間に分布する。その結果、隣り
合った信号伝送線路間での電界の発生をより効果的に抑
制することができる。このため、信号伝送線路間のクロ
ストークのより効果的な低減を図ることができる。
【0164】また、この発明の第1の信号伝送基板にお
いて、接地線路を第1主表面上にも突出させれば、第1
主表面の上側に発生する電界は、信号電送線路とその直
近の突出部に形成された接地線路との間で主に分布す
る。このため、第1主表面の上側において、隣り合った
信号伝送線路間に分布する電界の発生を一層抑制するこ
とができる。その結果、信号伝送線路間のクロストーク
のより効果的な低減を図ることができる。
【0165】また、この発明の第2の信号伝送基板によ
れば、信号伝送線路間の誘電体基板にV字溝に接地線路
を設けてあるので、信号伝送線路を伝送する信号によっ
て発生する電界は、信号伝送線路と直近の接地線路との
間で主に分布する。その結果、隣り合った信号伝送線路
間での電界の発生を抑制することができる。このため、
信号伝送線路間のクロストークの低減を図ることができ
る。
【0166】特に、この発明の第2の信号伝送基板にお
いては、V字溝に接地線路を設けてあるので、基板中に
発生する電界は、接地線路と信号伝送線路との間に効果
的に分布する。その結果、隣り合った信号伝送線路間で
の電界の発生を効果的に抑制することができる。このた
め、信号伝送線路間のクロストークのより効果的な低減
を図ることができる。
【0167】その上、この発明の第2の信号伝送線基板
においては、接地線路をV字溝の斜面に設けてあるの
で、基板の第1主表面の上側に発生する電界を、斜面の
接地線路と信号伝送線路との間により分布させ易くする
効果が期待される。
【0168】また、この発明の第2の信号伝送基板にお
いて、信号伝送線路間に、V字溝を2本具え、この2本
のV字溝間の突出部の斜面に、接地線路を設ければ、第
1主表面の上側に発生する電界は、信号電送線路とその
直近の突出部に形成された接地線路との間で主に分布す
る。その結果、第1主表面の上側において、隣り合った
信号伝送線路間での電界の発生をより効果的に抑制する
ことができる。このため、信号伝送線路間のクロストー
クのより一層効果的な低減を図ることができる。
【0169】また、この発明の第3の信号伝送基板によ
れば、信号伝送線路間の誘電体基板の突出部の斜面に接
地線路を設けてあるので、信号伝送線路を伝送する信号
によって発生する電界は、信号伝送線路と直近の接地線
路との間で主に分布する。その結果、隣り合った信号伝
送線路間での電界の発生を抑制することができる。この
ため、信号伝送線路間のクロストークの低減を図ること
ができる。
【0170】特に、この発明の第3の信号伝送基板にお
いては、突出部の斜面に接地線路を設けてあるので、基
板の第1主表面の上側および基板中にそれぞれ発生する
電界のうち、第1主表面の上側に発生する電界が、より
効果的に信号伝送線路と接地線路との間に分布する。そ
の結果、隣り合った信号伝送線路間での電界の発生をよ
り効果的に抑制することができる。このため、信号伝送
線路間の第1主表面の上側に発生する電界のクロストー
クのより効果的な低減を図ることができる。
【0171】また、この発明の第3の信号伝送基板にお
いて、信号伝送線路と突出部との間の誘電体基板部分の
V字溝の斜面に接地線路を設ければ、基板中の電界は、
信号電送線路とその直近のV字溝に形成された接地線路
との間でより効率的に分布する。このため、基板中に発
生する電界によるクロストークのより効果的な低減も図
ることができる。
【0172】また、この発明の第4の信号伝送基板によ
れば、信号伝送線路の裏側の裏面側溝に裏面電極を設け
てあるので、信号伝送線路と裏面電極との間にも電界が
分布する。その結果、基板中において、隣り合った信号
伝送線路間での電界の発生を抑制することができる。こ
のため、信号伝送線路間のクロストークのより一層効果
的な低減を図ることができる。
【0173】また、この発明の第5の信号伝送基板によ
れば、信号伝送線路間の裏側の裏面側溝に裏面電極を設
けてあるので、信号伝送線路と裏面電極との間にも電界
が分布する。その結果、基板中において、隣り合った信
号伝送線路間での電界の発生を抑制することができる。
このため、信号伝送線路間のクロストークのより一層効
果的な低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、第1の実施の形態の信号伝送基板の
説明に供する断面斜視図であり、(B)は、第1の実施
の形態の信号伝送基板の電界分布の説明に供する断面図
である。
【図2】第2の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る断面図である。
【図3】第3の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る断面図である。
【図4】第4の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る断面図である。
【図5】(A)は、第5の実施の形態の信号伝送基板の
説明に供する断面斜視図であり、(B)は、第5の実施
の形態の信号伝送基板の電界分布の説明に供する断面図
である。
【図6】第6の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る断面図である。
【図7】第7の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る断面図である。
【図8】第8の実施の形態の信号伝送基板の説明に供す
る断面図である。
【図9】(A)は、第9の実施の形態の信号伝送基板の
説明に供する断面斜視図であり、(B)は、第9の実施
の形態の信号伝送基板の電界分布の説明に供する断面図
である。
【図10】第10の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【図11】第11の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【図12】(A)は、第12の実施の形態の信号伝送基
板の説明に供する断面斜視図であり、(B)は、第12
の実施の形態の信号伝送基板の電界分布の説明に供する
断面図である。
【図13】(A)および(B)は、第12の実施の形態
の変形例の説明に供する断面図である。
【図14】第13の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【図15】第14の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【図16】(A)は、第15の実施の形態の信号伝送基
板の説明に供する断面斜視図であり、(B)は、第15
の実施の形態の信号伝送基板の電界分布の説明に供する
断面図である。
【図17】第16の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【図18】第17の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【図19】第18の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【図20】第19の実施の形態の信号伝送基板の説明に
供する断面図である。
【符号の説明】
10:誘電体基板(セラミック基板) 10a:第1主表面 10b:第2主表面 12:信号伝送線路 14:接地線路 14a:突出部 16、16a、16b:裏面電極 18、20:裏面側溝 22:V字溝 22a:斜面 24、24a、24b:突出部 26、26a、26b:斜面 30:誘電体基板(樹脂基板) 30a:第1主表面 30b:第2主表面 34、36、38:接地線路 100,102,106,108,110,112,1
14,116,118,120,122,124,12
6,128,130,132,134,136,13
8,140,142:信号伝送基板

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板の第1主表面上に複数の信号
    伝送線路を具えた信号伝送基板において、 前記信号伝送線路間の誘電体基板部分に、当該信号伝送
    路の延在方向に沿って延在した接地線路を、当該信号伝
    送線路から離間させて前記第1主表面に露出させて埋め
    込んでなることを特徴とする信号伝送基板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記接地線路の露出部分は、前記第1主表面上に突出し
    てなることを特徴とする信号伝送基板。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路間の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具
    え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
  5. 【請求項5】 誘電体基板の第1主表面上に複数の信号
    伝送線路を具えた信号伝送基板において、 前記信号伝送線路間の第1主表面部分に、断面形状がV
    字形状のV字溝を、当該信号伝送線路の延在方向に沿っ
    て延在させて設けてあり、 前記V字溝の斜面に、接地線路を具えてなることを特徴
    とする信号伝送基板。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記信号伝送線路間の第1主表面部分に、前記V字溝を
    2本具え、 2本の前記V字溝間の第1主表面部分に、当該V字溝の
    延在方向に沿って延在して突出した突出部を具え、 前記突出部の斜面に、接地線路を具えてなることを特徴
    とする信号伝送基板。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路間の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具
    え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
  9. 【請求項9】 誘電体基板の第1主表面上に複数の信号
    伝送線路を具えた信号伝送基板において、 前記信号伝送線路間の第1主表面部分に、当該信号伝送
    線路の延在方向に沿って延在して突出した突出部を具
    え、 前記突出部の斜面に、接地線路を具えてなることを特徴
    とする信号伝送基板。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記信号伝送線路と前記突出部との間の第1主表面部分
    に、断面形状がV字形状のV字溝を、当該突出部の延在
    方向に沿って延在させて設けてあり、 前記V字溝の斜面に、接地線路を具えてなることを特徴
    とする信号伝送基板。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の信号伝送基板におい
    て、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路間の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具
    え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
  13. 【請求項13】 誘電体基板の第1主表面上に複数の信
    号伝送線路を具えた信号伝送基板において、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
  14. 【請求項14】 誘電体基板の第1主表面上に複数の信
    号伝送線路を具えた信号伝送基板において、 前記誘電体基板の裏面である第2主表面のうち、前記信
    号伝送線路間の裏側に相当する部分に、裏面側溝を具
    え、 前記裏面側溝に、接地用の裏面電極を具えてなることを
    特徴とする信号伝送基板。
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