JPH11266171A - 周波数変換装置 - Google Patents
周波数変換装置Info
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- JPH11266171A JPH11266171A JP6892798A JP6892798A JPH11266171A JP H11266171 A JPH11266171 A JP H11266171A JP 6892798 A JP6892798 A JP 6892798A JP 6892798 A JP6892798 A JP 6892798A JP H11266171 A JPH11266171 A JP H11266171A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周波数変換装置の局部発振回路に、各チャネ
ルに対応した局発信号を生成するため、PLL(位相同
期ループ)による直接分周形周波数シンセサイザが採用
される。各チャネルに対応すべくPLLの分周比(1/
N)が小さくなるとループ利得Kが低下し、電圧制御発
振器(VCO)の出力は位相雑音特性が低下した。 【解決手段】 局部発振回路3,6からなる複数段の周
波数変換回路のうち、いずれか一方の局部発振回路6を
受信高周波信号の最小ステップ(例えば、100KH
z)に相当する周波数差を形成した2つの周波数信号を
交互に切替え出力するよう構成した。この結果、周波数
変換回路における同調機能は分散化され、他方の局部発
振回路3におけるPLL分周比(1/N)を大きくする
ことができ、VCOにおける位相雑音特性を改善するこ
とができる。
ルに対応した局発信号を生成するため、PLL(位相同
期ループ)による直接分周形周波数シンセサイザが採用
される。各チャネルに対応すべくPLLの分周比(1/
N)が小さくなるとループ利得Kが低下し、電圧制御発
振器(VCO)の出力は位相雑音特性が低下した。 【解決手段】 局部発振回路3,6からなる複数段の周
波数変換回路のうち、いずれか一方の局部発振回路6を
受信高周波信号の最小ステップ(例えば、100KH
z)に相当する周波数差を形成した2つの周波数信号を
交互に切替え出力するよう構成した。この結果、周波数
変換回路における同調機能は分散化され、他方の局部発
振回路3におけるPLL分周比(1/N)を大きくする
ことができ、VCOにおける位相雑音特性を改善するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信の送受信
機に採用されるダブルスーパヘテロダイン方式等の周波
数変換装置の改良に関する。
機に採用されるダブルスーパヘテロダイン方式等の周波
数変換装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数分割多元接続(FDMA)方式が
採用された衛星通信においては、各地球局が1個の衛星
の中継器に対して、互いに異なった周波数帯を使用して
接続できるように、音声やデータを周波数の異なる複数
の搬送波に対し変調する周波数分割多重方式(FDM)
が使用される。
採用された衛星通信においては、各地球局が1個の衛星
の中継器に対して、互いに異なった周波数帯を使用して
接続できるように、音声やデータを周波数の異なる複数
の搬送波に対し変調する周波数分割多重方式(FDM)
が使用される。
【0003】また、1つのチャネルを多数の通話に用い
る移動通信では、周波数分割交換方式が採用されるが、
周波数を分割する場合には上記周波数分割多重方式(F
DM)が採用される。
る移動通信では、周波数分割交換方式が採用されるが、
周波数を分割する場合には上記周波数分割多重方式(F
DM)が採用される。
【0004】周波数分割多重方式を扱う送受信機では、
周波数変換装置が組み込まれるが、シングルスーパ方式
では、局部発振回路の出力信号やその高調波によるビー
ト妨害あるいはイメージ妨害等のスプリアス(spur
ious)の問題が発生するため、これらの問題に対す
る改善策として、しばしばダブルスーパヘテロダイン方
式等の複数段縦続接続による周波数変換回路が使用され
る。
周波数変換装置が組み込まれるが、シングルスーパ方式
では、局部発振回路の出力信号やその高調波によるビー
ト妨害あるいはイメージ妨害等のスプリアス(spur
ious)の問題が発生するため、これらの問題に対す
る改善策として、しばしばダブルスーパヘテロダイン方
式等の複数段縦続接続による周波数変換回路が使用され
る。
【0005】すなわち、受信機の中にダブルスーパヘテ
ロダイン方式を組込んだ従来の周波数変換装置を図6を
参照して説明するに、アンテナ1を介して受信された3
〜30MHzの高周波信号は、第1の周波数変換回路
(MIX)2に供給されるが、この第1の周波数変換回
路2には、100KHzステップで73.5〜99.5
MHzの第1の局発信号3aを生成する第1の局部発振
回路3が接続されている。
ロダイン方式を組込んだ従来の周波数変換装置を図6を
参照して説明するに、アンテナ1を介して受信された3
〜30MHzの高周波信号は、第1の周波数変換回路
(MIX)2に供給されるが、この第1の周波数変換回
路2には、100KHzステップで73.5〜99.5
MHzの第1の局発信号3aを生成する第1の局部発振
回路3が接続されている。
【0006】従って、第1の周波数変換回路2は受信高
周波信号を100KHzステップからなる69.5〜7
0.5MHzの第1の中間周波数(IF)信号に変換
し、第1のIF信号は帯域幅1MHzの第1の帯域通過
フィルタ(BPF)4を介して、第2の周波数変換回路
(MIX)5に供給される。
周波信号を100KHzステップからなる69.5〜7
0.5MHzの第1の中間周波数(IF)信号に変換
し、第1のIF信号は帯域幅1MHzの第1の帯域通過
フィルタ(BPF)4を介して、第2の周波数変換回路
(MIX)5に供給される。
【0007】第2の周波数変換回路5には、72.5M
Hzの第2の局発信号6aを生成する第2の局部発振回
路6が接続されている。従って、この第2の周波数変換
回路5からは100KHzステップの2〜3MHzの第
2の中間周波数(IF)信号が導出され、この第2のI
F信号は帯域幅1MHzの第2の帯域通過フィルタ(B
PF)7を介して、復調回路8及び音声出力回路9に供
給されるよう構成されている。
Hzの第2の局発信号6aを生成する第2の局部発振回
路6が接続されている。従って、この第2の周波数変換
回路5からは100KHzステップの2〜3MHzの第
2の中間周波数(IF)信号が導出され、この第2のI
F信号は帯域幅1MHzの第2の帯域通過フィルタ(B
PF)7を介して、復調回路8及び音声出力回路9に供
給されるよう構成されている。
【0008】なお、第1の局部発振回路3は、図7に示
すようなPLL(位相同期ループ:Phase Loc
ked Loop)による直接分周形周波数シンセサイ
ザで構成されている。
すようなPLL(位相同期ループ:Phase Loc
ked Loop)による直接分周形周波数シンセサイ
ザで構成されている。
【0009】すなわち、水晶発振素子等で構成された基
準信号発振器31からの高精度の基準周波数fr信号
は、第1の分周器32で分周比(1/R)(Rは正の整
数)により適宜分周され、位相比較器33に供給され
る。位相比較器3には、分周比(1/N)(Nは正の整
数)からなる第2の分周器34を介して供給される電圧
制御発振器(VCO)35からの出力信号3a(周波数
fo)と位相比較され、その検出された位相差はループ
フィルタ36を介して前記VCO35に供給されるよう
に構成されている。
準信号発振器31からの高精度の基準周波数fr信号
は、第1の分周器32で分周比(1/R)(Rは正の整
数)により適宜分周され、位相比較器33に供給され
る。位相比較器3には、分周比(1/N)(Nは正の整
数)からなる第2の分周器34を介して供給される電圧
制御発振器(VCO)35からの出力信号3a(周波数
fo)と位相比較され、その検出された位相差はループ
フィルタ36を介して前記VCO35に供給されるよう
に構成されている。
【0010】このように従来の周波数変換装置における
第1の局部発振回路3は、PLLによる直接分周形周波
数シンセサイザにより構成されたので、例えばVCO3
5から100KHzの間隔(ステップ)の同調出力周波
数fo(73.5〜99.5MHz)を得るために、図
7に示すように分周器34に接続された分周比切替器3
7は、VCO35における100KHzステップの発振
出力に対応して、分周器34における分周比1/Nを1
/735〜1/995に順次切替えるように設定され
た。
第1の局部発振回路3は、PLLによる直接分周形周波
数シンセサイザにより構成されたので、例えばVCO3
5から100KHzの間隔(ステップ)の同調出力周波
数fo(73.5〜99.5MHz)を得るために、図
7に示すように分周器34に接続された分周比切替器3
7は、VCO35における100KHzステップの発振
出力に対応して、分周器34における分周比1/Nを1
/735〜1/995に順次切替えるように設定され
た。
【0011】ところで、このPLLによる直接分周形周
波数シンセサイザにおいて、構成されたVCO35はも
ともと水晶発振器等のように高精度の周波数安定は期待
できないので、その同調出力信号はよく知られているよ
うに発振周波数自体の周波数変動により、搬送波が雑音
により位相変調を受ける、いわゆる位相雑音特性を示す
性質がある。
波数シンセサイザにおいて、構成されたVCO35はも
ともと水晶発振器等のように高精度の周波数安定は期待
できないので、その同調出力信号はよく知られているよ
うに発振周波数自体の周波数変動により、搬送波が雑音
により位相変調を受ける、いわゆる位相雑音特性を示す
性質がある。
【0012】その位相雑音特性はPLLのループ利得に
依存し、ループ帯域内においては概ねループ利得Kが小
さくなるほど大きな位相雑音が発生する。PLLのルー
プ利得Kは、位相比較器33の利得をKφ、VCO35
の利得をKv、分周器34の分周比を1/Nとした場
合、Kφ・Kv/Nで表されるから、図7に示す回路で
は、ループ利得KはKφ・Kv/735〜995とな
る。
依存し、ループ帯域内においては概ねループ利得Kが小
さくなるほど大きな位相雑音が発生する。PLLのルー
プ利得Kは、位相比較器33の利得をKφ、VCO35
の利得をKv、分周器34の分周比を1/Nとした場
合、Kφ・Kv/Nで表されるから、図7に示す回路で
は、ループ利得KはKφ・Kv/735〜995とな
る。
【0013】上述のように、PLLによる直接分周形周
波数シンセサイザで構成された周波数変換装置におい
て、位相雑音特性はPLLにおけるループ利得Kにより
定まり、また従来装置における出力信号の最小の同調ス
テップ(100KHz)は分周器34の分周比1/Nそ
のものにより設定されるものであった。
波数シンセサイザで構成された周波数変換装置におい
て、位相雑音特性はPLLにおけるループ利得Kにより
定まり、また従来装置における出力信号の最小の同調ス
テップ(100KHz)は分周器34の分周比1/Nそ
のものにより設定されるものであった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
複数の周波数変換回路を縦続接続した例えばダブルスー
パヘテロダイン方式の周波数変換装置では、いずれか一
方に周波数変換回路の局発にPLLが採用されたが、P
LLは上記のように、電圧制御発振器(VCO)出力の
周波数ステップが小さくなると、それに比例してPLL
のループ利得Kも小さくなり、それに伴い発振出力の位
相雑音特性は劣化した。
複数の周波数変換回路を縦続接続した例えばダブルスー
パヘテロダイン方式の周波数変換装置では、いずれか一
方に周波数変換回路の局発にPLLが採用されたが、P
LLは上記のように、電圧制御発振器(VCO)出力の
周波数ステップが小さくなると、それに比例してPLL
のループ利得Kも小さくなり、それに伴い発振出力の位
相雑音特性は劣化した。
【0015】そこで、PLLにおける発振出力の周波数
ステップが仮に小さくなっても、PLLのループ利得を
十分高いものとするためには、PLL自体の中に周波数
変換器を設けることが考えられるが、PLLの中に周波
数変換器を設けることは、回路構成の複雑化とともにそ
れに伴う新たなスプリアスが発生しやすいという欠点が
生じた。
ステップが仮に小さくなっても、PLLのループ利得を
十分高いものとするためには、PLL自体の中に周波数
変換器を設けることが考えられるが、PLLの中に周波
数変換器を設けることは、回路構成の複雑化とともにそ
れに伴う新たなスプリアスが発生しやすいという欠点が
生じた。
【0016】また、局部発信回路の回路構成に、PLL
を採用しないDDS(直接デジタルシンセサイザ:Di
rect Digital Synthesizer)
で構成することも考えられるが、DDSの構成上、必要
とされるD/A変換器の変換特性上で、これも十分なス
プリアス特性が得られないという問題があり、例えば1
00KHzの同調ステップという一定の周波数同調ステ
ップを得たいとした場合に、いかに良好な位相雑音特性
を得るかが課題とされた。
を採用しないDDS(直接デジタルシンセサイザ:Di
rect Digital Synthesizer)
で構成することも考えられるが、DDSの構成上、必要
とされるD/A変換器の変換特性上で、これも十分なス
プリアス特性が得られないという問題があり、例えば1
00KHzの同調ステップという一定の周波数同調ステ
ップを得たいとした場合に、いかに良好な位相雑音特性
を得るかが課題とされた。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記従
来の課題を解決するためになされたもので、第1の周波
数変換回路と、この第1の周波数変換回路に縦続接続さ
れた第2の周波数変換回路とにより構成された周波数変
換装置において、前記第1または第2の周波数変換回路
にそれぞれ接続される局部発振回路のうち、少なくとも
一方はPLLによる直接分周形周波数シンセサイザで構
成され、他方の周波数変換回路に接続される局部発振回
路は、2つの異なった周波数信号を交互に切替え導出す
るように構成されたことを特徴とする。
来の課題を解決するためになされたもので、第1の周波
数変換回路と、この第1の周波数変換回路に縦続接続さ
れた第2の周波数変換回路とにより構成された周波数変
換装置において、前記第1または第2の周波数変換回路
にそれぞれ接続される局部発振回路のうち、少なくとも
一方はPLLによる直接分周形周波数シンセサイザで構
成され、他方の周波数変換回路に接続される局部発振回
路は、2つの異なった周波数信号を交互に切替え導出す
るように構成されたことを特徴とする。
【0018】このように、本発明による周波数変換装置
は、第1及び第2の各周波数変換回路のうち、一方の局
部発振回路を2つの異なった周波数信号を交互に切替え
導出するように構成したので、同調機能の分散化が実現
し、装置として一定の周波数同調ステップを得るのに、
他方の周波数変換回路に接続される局部発振回路の周波
数同調ステップを大きくすることができ、PLLのルー
プ利得低下にともなう位相雑音特性の劣化を抑制するこ
とができる。
は、第1及び第2の各周波数変換回路のうち、一方の局
部発振回路を2つの異なった周波数信号を交互に切替え
導出するように構成したので、同調機能の分散化が実現
し、装置として一定の周波数同調ステップを得るのに、
他方の周波数変換回路に接続される局部発振回路の周波
数同調ステップを大きくすることができ、PLLのルー
プ利得低下にともなう位相雑音特性の劣化を抑制するこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明による周波数変換
装置の一実施の形態を図1ないし図5を参照して詳細に
説明する。なお、図6及び図7に示した従来の装置と同
一構成には、同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
装置の一実施の形態を図1ないし図5を参照して詳細に
説明する。なお、図6及び図7に示した従来の装置と同
一構成には、同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
【0020】すなわち、図1は、この発明による周波数
変換装置の第1の実施の形態を示す構成図である。
変換装置の第1の実施の形態を示す構成図である。
【0021】アンテナ1を介して受信された3〜30M
Hzの高周波信号は、第1の周波数変換回路2に供給さ
れ、この第1の周波数変換回路(MIX)2には、従来
と同様に、PLLによる直接分周形周波数シンセサイザ
で構成された第1の局部発振回路3が接続されている
が、この第1の実施の形態において、第1の局部発振回
路3は下記表1にも示したように、200KHzステッ
プにより73.4MHz〜99.4MHzの局発信号3
aを生成し導出する。
Hzの高周波信号は、第1の周波数変換回路2に供給さ
れ、この第1の周波数変換回路(MIX)2には、従来
と同様に、PLLによる直接分周形周波数シンセサイザ
で構成された第1の局部発振回路3が接続されている
が、この第1の実施の形態において、第1の局部発振回
路3は下記表1にも示したように、200KHzステッ
プにより73.4MHz〜99.4MHzの局発信号3
aを生成し導出する。
【0022】
【表1】 従って、第1の周波数変換回路2は受信高周波信号を2
00KHzステップの69.4〜70.5MHzの第1
の中間周波数(IF)信号に変換し、変換された第1の
IF信号は帯域幅1.1MHzの第1のBPF4を介し
て、第2の周波数変換回路(MIX)5に供給される。
00KHzステップの69.4〜70.5MHzの第1
の中間周波数(IF)信号に変換し、変換された第1の
IF信号は帯域幅1.1MHzの第1のBPF4を介し
て、第2の周波数変換回路(MIX)5に供給される。
【0023】第2の周波数変換回路5には、第2の局部
発振回路6が接続されているが、この第2の局部発振回
路6は、その出力周波数差が最小周波数ステップである
100KHzの差をなす72.4MHzの第1の水晶発
振回路61、及び72.5MHzの第2の水晶発振回路
62が切替え導出され、第2の周波数変換回路(MI
X)5に供給されるよう構成されている。
発振回路6が接続されているが、この第2の局部発振回
路6は、その出力周波数差が最小周波数ステップである
100KHzの差をなす72.4MHzの第1の水晶発
振回路61、及び72.5MHzの第2の水晶発振回路
62が切替え導出され、第2の周波数変換回路(MI
X)5に供給されるよう構成されている。
【0024】このように、第2の局部発振回路6は、1
00KHz異なる2つの局発信号(72.4MHz,7
2.5MHz)を交互に切替え導出するように構成した
ので、アンテナ1を介して受信された3.0〜30.0
MHzの高周波信号は、第1の局部発振回路3でのPL
Lによる直接分周形周波数シンセサイザにおいて200
KHzステップで局発信号3aが生成されたにもかかわ
らず、第2の周波数変換回路5からは、上記表1に示す
ように所望の100KHzステップでの受信IF信号が
導出され、従来と同様に帯域幅1MHzの第2のBPF
7を介し、復調回路8及び音声出力回路9に供給され
る。
00KHz異なる2つの局発信号(72.4MHz,7
2.5MHz)を交互に切替え導出するように構成した
ので、アンテナ1を介して受信された3.0〜30.0
MHzの高周波信号は、第1の局部発振回路3でのPL
Lによる直接分周形周波数シンセサイザにおいて200
KHzステップで局発信号3aが生成されたにもかかわ
らず、第2の周波数変換回路5からは、上記表1に示す
ように所望の100KHzステップでの受信IF信号が
導出され、従来と同様に帯域幅1MHzの第2のBPF
7を介し、復調回路8及び音声出力回路9に供給され
る。
【0025】なお、上記説明において、第2の局部発振
回路6は2つの水晶発振回路61,62とその切替器で
構成したが、この局部発振回路6を図3に示すように構
成することができる。
回路6は2つの水晶発振回路61,62とその切替器で
構成したが、この局部発振回路6を図3に示すように構
成することができる。
【0026】すなわち、基準信号発振器63からの10
MHzの基準周波数信号は、分周器64においてそれぞ
れ1/25及び1/20に交互に切替え分周され、差の
周波数が100KHzである0.4MHz及び0.5M
Hzの信号が生成され位相比較器65に供給される。
MHzの基準周波数信号は、分周器64においてそれぞ
れ1/25及び1/20に交互に切替え分周され、差の
周波数が100KHzである0.4MHz及び0.5M
Hzの信号が生成され位相比較器65に供給される。
【0027】この位相比較器65には他の分周器66が
接続され、分周器66は電圧制御発振器(VCO)67
から交互に供給される72.4MHz及び72.5MH
zの出力信号を、それぞれ1/181及び1/145に
分周し、同じく0.4MHz及び0.5MHzの信号を
生成し位相比較器65に供給する。
接続され、分周器66は電圧制御発振器(VCO)67
から交互に供給される72.4MHz及び72.5MH
zの出力信号を、それぞれ1/181及び1/145に
分周し、同じく0.4MHz及び0.5MHzの信号を
生成し位相比較器65に供給する。
【0028】従って、VCO67からは、100KHz
の間隔(ステップ)に対応した周波数差からなる2つの
周波数信号fo(72.4MHz及び72.5MHz)
が交互に切替え導出されるが、この切替え導出は電圧制
御によるVCO67における出力信号の切替えに同期し
た信号が、分周比切替器69から各分周器64,66に
供給されることによってタイミング良く実行される。
の間隔(ステップ)に対応した周波数差からなる2つの
周波数信号fo(72.4MHz及び72.5MHz)
が交互に切替え導出されるが、この切替え導出は電圧制
御によるVCO67における出力信号の切替えに同期し
た信号が、分周比切替器69から各分周器64,66に
供給されることによってタイミング良く実行される。
【0029】上記のように、この第1の実施の形態にお
いては、第1の局部発振回路3及び第2の局部発振回路
6は、いずれもPLLによる直接分周形周波数シンセサ
イザで構成されたが、少なくとも第1の局部発振回路3
を構成したPLLにおいては、その出力周波数である7
3.4〜99.4MHz帯において、同調周波数ステッ
プは200KHzとなるように構成され、PLLの分周
器34における分周比1/Nは1/367〜1/497
の範囲で切替えられる。
いては、第1の局部発振回路3及び第2の局部発振回路
6は、いずれもPLLによる直接分周形周波数シンセサ
イザで構成されたが、少なくとも第1の局部発振回路3
を構成したPLLにおいては、その出力周波数である7
3.4〜99.4MHz帯において、同調周波数ステッ
プは200KHzとなるように構成され、PLLの分周
器34における分周比1/Nは1/367〜1/497
の範囲で切替えられる。
【0030】従って、図2に示すPLLのループ利得K
はKφ・Kv/367〜497となり、図6及び図7に
示した従来の第1の局部発振回路3における、分周器3
4の分周比、すなわち1/735〜995の場合と比較
し、ループ利得Kは略2倍となり、位相雑音特性を約6
dB改善することができる。
はKφ・Kv/367〜497となり、図6及び図7に
示した従来の第1の局部発振回路3における、分周器3
4の分周比、すなわち1/735〜995の場合と比較
し、ループ利得Kは略2倍となり、位相雑音特性を約6
dB改善することができる。
【0031】上記第1の実施の形態では、周波数変換回
路を2段の縦続接続により構成したが、受信周波数帯や
その受信回路構成によっては、3段構成するようにして
も良い。
路を2段の縦続接続により構成したが、受信周波数帯や
その受信回路構成によっては、3段構成するようにして
も良い。
【0032】図4は、3段の周波数変換回路を備えたこ
の発明による周波数変換装置の第2の実施の形態を示す
構成図である。
の発明による周波数変換装置の第2の実施の形態を示す
構成図である。
【0033】すなわち、アンテナ1を介して受信された
1.5GHz帯(1500〜1532MHz)の高周波
信号は、第1の周波数変換回路(MIX)2に供給さ
れ、この第1の周波数変換回路2には、下記表2にも示
すように、4MHzステップで1432MHz〜146
0MHzの局発信号3aを生成するPLLによる直接分
周形周波数シンセサイザで構成された第1の局部発振回
路3が接続されている。
1.5GHz帯(1500〜1532MHz)の高周波
信号は、第1の周波数変換回路(MIX)2に供給さ
れ、この第1の周波数変換回路2には、下記表2にも示
すように、4MHzステップで1432MHz〜146
0MHzの局発信号3aを生成するPLLによる直接分
周形周波数シンセサイザで構成された第1の局部発振回
路3が接続されている。
【表2】 第1の周波数変換回路2において、68.0〜72.0
MHzの第1の中間周波数(IF)信号に変換された
後、帯域幅4MHzの第1のBPF4を経て、第2の周
波数変換回路(MIX)5に供給され、この第2の周波
数変換回路5には、第1の実施の形態と同様に200K
Hzステップで、98.0MHz〜101.8MHzの
局発信号6aを生成するPLLによる直接分周形周波数
シンセサイザで構成された第2の局部発振器6が接続さ
れている。
MHzの第1の中間周波数(IF)信号に変換された
後、帯域幅4MHzの第1のBPF4を経て、第2の周
波数変換回路(MIX)5に供給され、この第2の周波
数変換回路5には、第1の実施の形態と同様に200K
Hzステップで、98.0MHz〜101.8MHzの
局発信号6aを生成するPLLによる直接分周形周波数
シンセサイザで構成された第2の局部発振器6が接続さ
れている。
【0034】従って、第2の周波数変換回路5で変換出
力された29.8MHz〜30.0MHzの第2のIF
信号は、通過帯域幅が200KHzの第2のBPF7を
介して、第3の周波数変換回路(MIX)10に供給さ
れる。
力された29.8MHz〜30.0MHzの第2のIF
信号は、通過帯域幅が200KHzの第2のBPF7を
介して、第3の周波数変換回路(MIX)10に供給さ
れる。
【0035】第3の周波数変換回路10には、第3の局
部発振回路11が接続され、第3の局部発振回路11
は、周波数差が100KHzとなる32.4MHzの第
1の水晶発振回路111、及び32.5MHzの第2の
水晶発振回路112の各出力信号111a,112aが
交互に切替え導出され、第3の周波数変換回路10に供
給される。
部発振回路11が接続され、第3の局部発振回路11
は、周波数差が100KHzとなる32.4MHzの第
1の水晶発振回路111、及び32.5MHzの第2の
水晶発振回路112の各出力信号111a,112aが
交互に切替え導出され、第3の周波数変換回路10に供
給される。
【0036】従って、第3の周波数変換回路10で変換
出力される第3のIF信号は、上記表2にも示したよう
に、100KHzステップの受信信号として、第3のB
PF12を介して、復調回路8及び音声出力回路9に供
給される。
出力される第3のIF信号は、上記表2にも示したよう
に、100KHzステップの受信信号として、第3のB
PF12を介して、復調回路8及び音声出力回路9に供
給される。
【0037】上記のように、図4に示す第2の実施の形
態での周波数変換装置においては、第1の局部発振回路
3に構成されるPLLでは4MHzステップで出力同調
され、第2の局部発振回路6のPLLでは200KHz
ステップで出力同調され、第3の局部発振回路11では
32.4MHz及び32.5MHzが切替え導出され
る。
態での周波数変換装置においては、第1の局部発振回路
3に構成されるPLLでは4MHzステップで出力同調
され、第2の局部発振回路6のPLLでは200KHz
ステップで出力同調され、第3の局部発振回路11では
32.4MHz及び32.5MHzが切替え導出され
る。
【0038】従って、第1の局部発振回路3における、
PLLの周波数ステップは4MHzであるから分周器3
4における分周比1/Nは1/358〜1/365と十
分大きく、また、第2の局部発振回路6におけるPLL
の分周比1/Nも、第1の実施の形態と同様に1/49
0〜1/509となるので、この第2の実施の形態にお
ける装置においても、PLLのループ利得Kの値は、精
々Kφ・Kv/500程度となり、従来装置と比較して
約6dBの位相雑音特性の改善を図ることができる。
PLLの周波数ステップは4MHzであるから分周器3
4における分周比1/Nは1/358〜1/365と十
分大きく、また、第2の局部発振回路6におけるPLL
の分周比1/Nも、第1の実施の形態と同様に1/49
0〜1/509となるので、この第2の実施の形態にお
ける装置においても、PLLのループ利得Kの値は、精
々Kφ・Kv/500程度となり、従来装置と比較して
約6dBの位相雑音特性の改善を図ることができる。
【0039】なお、図4に示す第3の局部発振回路11
を2つの水晶発振回路111,112及びその切替器で
構成するように説明したが、この局部発振回路11にお
いても図5に示すようにPLLによる直接分周形周波数
シンセサイザで構成することができる。
を2つの水晶発振回路111,112及びその切替器で
構成するように説明したが、この局部発振回路11にお
いても図5に示すようにPLLによる直接分周形周波数
シンセサイザで構成することができる。
【0040】すなわち、基準信号発振器113からの1
0MHzの基準信号を分周器114においてそれぞれ1
/25及び1/20に切替え分周し、0.4MHz及び
0.5MHzの信号を位相比較器115に切替え供給す
る。
0MHzの基準信号を分周器114においてそれぞれ1
/25及び1/20に切替え分周し、0.4MHz及び
0.5MHzの信号を位相比較器115に切替え供給す
る。
【0041】この位相比較器115には、分周比が1/
81及び1/65である第2の分周器166を介して、
電圧制御発振器(VCO)117からの出力信号(周波
数fo:32.4MHz及び32.5MHz)が供給さ
れ、その検出された位相差はループフィルタ118を介
してVCO117に供給される。
81及び1/65である第2の分周器166を介して、
電圧制御発振器(VCO)117からの出力信号(周波
数fo:32.4MHz及び32.5MHz)が供給さ
れ、その検出された位相差はループフィルタ118を介
してVCO117に供給される。
【0042】従って、各分周器114及び116は共に
分周比切替器119からの切替え信号により、同期的に
切替え制御され、VCO117からは、100KHzの
間隔(ステップ)に対応した周波数差を有する2つの周
波数信号foが交互に切替え導出される。
分周比切替器119からの切替え信号により、同期的に
切替え制御され、VCO117からは、100KHzの
間隔(ステップ)に対応した周波数差を有する2つの周
波数信号foが交互に切替え導出される。
【0043】なお、上記各実施の形態では、いずれも受
信機にダブル以上のスーパヘテロダインを含む構成につ
いて説明したが、送信機においても同様な効果が得られ
る。
信機にダブル以上のスーパヘテロダインを含む構成につ
いて説明したが、送信機においても同様な効果が得られ
る。
【0044】また、PLLで構成された第1〜第3の各
局部発振回路3,6,11において、各分周比切替器3
6,37,69,119における切替え操作は、いずれ
もVCOの電圧制御のタイミングに対応したプリスケー
ラー等によるプログラム制御により実行することができ
る。
局部発振回路3,6,11において、各分周比切替器3
6,37,69,119における切替え操作は、いずれ
もVCOの電圧制御のタイミングに対応したプリスケー
ラー等によるプログラム制御により実行することができ
る。
【0045】以上説明のように、本発明による周波数変
換装置は、複数段による周波数変換回路に接続される局
部発振回路において、少なくとも一方の局部発振回路は
その差の周波数が最小ステップに対応する2つの周波数
信号を交互に切替え導出するように構成したので、全体
として同調機能は分散され、PLLに構成される分周器
の分周比1/Nを大きくすることができた。従って、そ
の結果、ループ利得低下に伴う位相雑音特性は大幅に改
善され、一般の無線通信はもとより衛星通信等に適用し
て顕著な効果が得られる。
換装置は、複数段による周波数変換回路に接続される局
部発振回路において、少なくとも一方の局部発振回路は
その差の周波数が最小ステップに対応する2つの周波数
信号を交互に切替え導出するように構成したので、全体
として同調機能は分散され、PLLに構成される分周器
の分周比1/Nを大きくすることができた。従って、そ
の結果、ループ利得低下に伴う位相雑音特性は大幅に改
善され、一般の無線通信はもとより衛星通信等に適用し
て顕著な効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明のように、本発明による周波数
変換装置によれば、簡単な構成により、PLLにより構
成された局部発振回路の周波数分周比(1/N)を大き
くすることができるので、良好な位相雑音特性が得ら
れ、送受信機におけるS/Nを大幅に改善することがで
きる。
変換装置によれば、簡単な構成により、PLLにより構
成された局部発振回路の周波数分周比(1/N)を大き
くすることができるので、良好な位相雑音特性が得ら
れ、送受信機におけるS/Nを大幅に改善することがで
きる。
【図1】本発明による周波数変換装置の第1の実施の形
態を示す構成図である。
態を示す構成図である。
【図2】図1に示す装置における、第1の局部発振回路
の回路図である。
の回路図である。
【図3】図1における第2の局部発振回路の回路図であ
る。
る。
【図4】本発明による周波数変換装置の第2の実施の形
態を示す構成図である。
態を示す構成図である。
【図5】図4における第3の局部発振回路の回路図であ
る。
る。
【図6】従来の周波数変換装置を示す構成図である。
【図7】図6に示す第1の局部発振回路の回路図であ
る。
る。
1 アンテナ 2 第1の周波数変換回路(MIX) 3 第1の局部発振回路 31 基準信号発振器 33 位相比較器 34 分周器(1/N) 35 電圧制御発振器(VCO) 37 分周比切替器 4 第1の帯域通過フィルタ(BPF) 5 第2の周波数変換回路(MIX) 6 第2の局部発振回路 61 第1の水晶発振回路 62 第2の水晶発振回路 63 基準信号発振器 64 分周器(1/R) 65 位相比較器 66 分周器(1/N) 67 電圧制御発振器(VCO) 69 分周比切替器 7 第2の帯域通過フィルタ(BPF) 8 復調回路 9 音声出力回路 10 第3の周波数変換回路(MIX) 11 第3の局部発振回路
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の周波数変換回路と、この第1の周
波数変換回路に縦続接続された第2の周波数変換回路と
により構成された周波数変換装置において、 前記第1または第2の周波数変換回路にそれぞれ接続さ
れる局部発振回路のうち、少なくとも一方はPLLによ
る直接分周形周波数シンセサイザで構成され、他方の周
波数変換回路に接続される局部発振回路は、2つの異な
った周波数信号を交互に切替え導出するように構成され
たことを特徴とする周波数変換装置。 - 【請求項2】 前記交互に切替え導出される2つの周波
数信号の周波数差が最小周波数ステップとなるように構
成されたことを特徴とする請求項1記載の周波数変換装
置。 - 【請求項3】 前記他方の周波数変換回路に接続される
局部発振回路は、PLLによる直接分周形周波数シンセ
サイザで構成されるとともに、前記2つの異なった周波
数信号は、PLLによる直接分周形周波数シンセサイザ
を形成する分周器の分周比切替えによって生成されるよ
う構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の周波数変換装置。 - 【請求項4】 前記分周器は、前記PLLによる直接分
周形周波数シンセサイザを形成する電圧制御発振器及び
基準信号発振器の各出力信号を同時に切替え分周するよ
うに制御されることを特徴とする請求項3記載の周波数
変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6892798A JPH11266171A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 周波数変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6892798A JPH11266171A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 周波数変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11266171A true JPH11266171A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13387788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6892798A Pending JPH11266171A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 周波数変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11266171A (ja) |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6892798A patent/JPH11266171A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |