JPH11266222A - 伝送システム及び伝送装置 - Google Patents

伝送システム及び伝送装置

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JPH11266222A
JPH11266222A JP10066900A JP6690098A JPH11266222A JP H11266222 A JPH11266222 A JP H11266222A JP 10066900 A JP10066900 A JP 10066900A JP 6690098 A JP6690098 A JP 6690098A JP H11266222 A JPH11266222 A JP H11266222A
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transmission
signal
switch
line
digital
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JP10066900A
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Kimio Watanabe
君夫 渡辺
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M1/715Substation extension arrangements using two or more extensions per line

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Abstract

(57)【要約】 【課題】オーダワイヤ等の伝送システムにおいて、混信
を無くし、アナログ結合に基づく雑音の発生を防止する
ことを目的とするものである。 【解決手段】伝送路毎に設けられたスイッチは、自律的
に、信号の流れが異方向のときはスイッチを閉じ、同方
向のときはスイッチを開くように制御される。伝送装置
A及び伝送装置D間の伝送を考えると、スイッチ56、
57、62、63、58、59には、その通話に伴い、
異方向の信号が流れるので、スイッチは閉じられる。一
方、スイッチ65には、同方向の信号が流れるので、ス
イッチは開かれる。その結果、伝送装置A及び伝送装置
D間と伝送装置E及び伝送装置F間において、混信無く
独立して通話ができる。また、分岐合成をディジタル段
階で行うことにより、アナログ結合に基づく雑音の発生
を防止することができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】一つのチャネルを共通に使用
する複数の伝送装置を有する伝送システム及びこのシス
テムを構成する伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の伝送分野では、PDH(Plesioc
hronous Digital Hierarchy)、SDH(Synchrono
us Digital Hierarchy)等異なる伝送方式を一つの
監視システムで統合して監視する傾向にあり、監視シス
テムの規模が大きくなってきている。
【0003】図1に示すように、各伝送装置1〜6は、
ユーザ情報伝送ライン7の外に、監視信号の伝送及び伝
送装置間の通話信号であるオーダワイヤ信号の伝送のた
めのオーダワイヤ伝送ライン(OW伝送ライン、打ち合
わせ伝送線)8を有している。昨今の情報伝送システム
の規模が大きくなるに従い、オーダワイヤのネットワー
クの規模も大きくなっている。
【0004】この伝送装置B2、伝送装置C3、伝送装
置D5の具体的構成例を図2に示す。伝送装置C3及び
伝送装置D5は、伝送装置B2の分岐合成部から分岐さ
れた例である。伝送装置Aからの音声のディジタル信号
は、光/無線伝送路20を伝送されて、伝送装置Bの光
/無線信号の送受信を行う光/無線伝送部10に印加さ
れ、次いで信号の多重及び分離を行う多重/分離部11
で多重分離され、更にオーダワイヤ伝送部19を介し
て、2線の電話機16に印加される。これにより、伝送
装置Bにおいて、伝送装置Aの音声を聞くことができ
る。伝送装置Bの電話機16からのアナログ信号は、そ
の逆の経路で伝送装置Aに伝送される。つまり、伝送装
置Bの音声信号は、電話機16からオーダワイヤ伝送部
19を介して、多重/分離部11で多重され、光/無線
伝送部10から、光/無線伝送路20を伝送されて、デ
ィジタル音声信号が、伝送装置Aに送信される。
【0005】前記オーダワイヤ伝送部19は、符号化及
び復号化を行うコーデック部12、信号の分岐及び合成
を行う分岐合成部13、2線と4線の変換を行う2W/
4W変換器14及び局別DTMF(Dual Tone Multi
Frequency)送出・検出部15とで構成される。な
お、分岐合成部13は、一つのポートの出力には、他の
ポートの入力を全て足されたものが出力され、自身のポ
ートには、自身の信号は返さない機能を有している。ま
た、局別DTMF送出・検出部15は、シグナリング用
のDTMF信号の送出、検出を行う。局別DTMF送出
・検出部15は、発呼の場合は、呼出信号を送出し、自
己に対する呼出信号を受信すると呼出検出信号を発呼局
に返送する。これにより、オーダワイヤ伝送システムに
おいて、一つのチャネルを使用して通話を行うが、伝送
装置の通話相手の選択・交換が可能となり、任意の局間
で通話ができるようになっている。また、局別DTMF
送出・検出部15は、オーダワイヤ伝送部19の中に設
けているが、オーダワイヤ伝送部19の外部に設けても
良い。
【0006】オーダワイヤ伝送部19の動作を説明する
と、信号受信の場合は、受信されたディジタル信号は、
コーデック部12でアナログ信号に変換され、分岐合成
部13で伝送装置C及び伝送装置Dからの信号とアナロ
グ状態で合成され、この合成信号は、2W/4W変換器
14を介して、2線の電話機16に印加される。一方、
信号送信の場合は、電話機16からのアナログ信号は、
2W/4W変換器14を介して、分岐合成部13に印加
され、この分岐合成部13で伝送装置C及び伝送装置D
からの信号とアナログ状態で合成され、この合成信号
は、コーデック部12でディジタル信号に変換されて、
光/無線伝送路20にディジタル信号形式で出力され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、ネット
ワーク規模が増大すると次の影響がでてくる。 (1)複数通話問題 オーダワイヤチャネルは、一つであるが、ネットワーク
規模が大きくなると、オーダワイヤチャネルを使う頻度
も多くなる。その結果、一つのオーダワイヤチャネルで
二つ以上の通話を行うことが多くなり、混信が生じるよ
うになる。 (2)伝送装置間のアナログ結合に基づく雑音の発生 図3は、従来例の伝送装置間のアナログ結合に基づく雑
音の発生を説明するものである。伝送装置32及び伝送
装置34は、伝送装置31の分岐合成部から分岐された
例である。伝送装置30から伝送装置33へ通話する場
合における雑音の発生の様子を示す。伝送装置30から
のアナログ信号aは、アナログ・ディジタル変換器4
0、伝送路35、ディジタル・アナログ変換器41、ア
ナログ結合器44、アナログ結合器45、アナログ・デ
ィジタル変換器42、伝送路37、ディジタル・アナロ
グ変換器43を介して、伝送される。
【0008】この場合のオーダワイヤ伝送路をみると、
伝送装置31と伝送装置32との間が、デジタル回線で
接続されていない(36)ために、ディジタル・アナロ
グ変換器41及びアナログ・ディジタル変換器42を必
要とし、更に、アナログ結合器44とアナログ結合器4
5との間の伝送路42における、雑音α(外来雑音、電
子回路の内部雑音等)を拾う。このアナログの雑音αが
アナログ・ディジタル変換器42により変換される。従
って、伝送装置37からは、伝送装置31で受信した信
号に加えて、雑音α及び雑音αの量子化雑音が伝送され
る。その結果、伝送装置33のディジタル・アナログ変
換器43の出力には、信号aの外に、信号aの量子化雑
音、雑音α、雑音αの量子化雑音を受信する。なお、f
(a)は、アナログ信号aを量子化したときのディジタル
信号であり、Nq (a) は、そのときの量子化誤差を示
す。他の信号についても同じように表現している。
【0009】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、オーダワイヤ等の伝送システムにおいて、混信を無
くし、アナログ結合に基づく雑音の発生を防止すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された伝
送システムに係る発明は、一つのチャネルを共通に使用
する複数の伝送装置A〜Fを有する伝送システムにおい
て、各伝送装置は、隣接する他の伝送装置との間の伝送
路の接続を開閉するスイッチ120〜122と、ライン
別シグナリング信号監視・検出部100と、該ライン別
シグナリング信号監視・検出部の出力に基づき前記スイ
ッチを開閉するネットワーク分割論理部101とを有
し、該ネットワーク分割論理部は、通話する伝送装置間
の伝送経路に位置する前記スイッチを閉じ、それ以外の
前記スイッチを開くことを特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明によれば、各伝送装置
は、隣接する他の伝送装置との間の伝送路の接続を開閉
するスイッチ120〜122を有し、ネットワーク分割
論理部101は、通話する伝送装置間の伝送経路に位置
する前記スイッチを閉じ、それ以外の前記スイッチを開
くことにより、共通使用するオーダワイヤチャネルにお
ける混信を無くすことができる。
【0012】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の伝送システムにおいて、前記ライン別シグナリング
信号監視・検出部100は、呼出信号と該呼出信号に応
答する呼出検出信号とをライン毎に監視・検出し、前記
ネットワーク分割論理部101は、前記ライン別シグナ
リング信号監視・検出部からの出力に基づき、前記スイ
ッチ120〜122を流れる前記呼出信号と前記呼出検
出信号との方向が、反対方向である逆方向ベクトルなの
か、同一方向である同一方向ベクトルなのかを、前記各
スイッチ毎に判断し、逆方向ベクトルのときは当該スイ
ッチを閉じ、同一方向ベクトルのときは当該スイッチを
開くことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明によれば、ネットワー
ク分割論理部101は、前記スイッチ120〜122を
流れる呼出信号と呼出検出信号との方向が、逆方向ベク
トルなのか、同一方向ベクトルなのかを、前記各スイッ
チ毎に判断し、逆方向ベクトルのときは当該スイッチを
閉じ、同一方向ベクトルのときは当該スイッチを開くこ
とにより、通話の開始される以前のシグナリングのとき
に、ネットワーク分割論理部はスイッチ制御をすること
ができ、通話開始時には混信のおきない状態で通話の開
始ができる。
【0014】請求項3に記載された伝送装置に係る発明
は、一つのチャネルを他の伝送装置と共通に使用する伝
送装置A〜Fにおいて、隣接する前記他の伝送装置との
間の伝送路の接続を開閉するスイッチ120〜122
と、隣接する前記他の伝送装置との間のシグナリング信
号をライン毎に監視・検出するライン別シグナリング信
号監視・検出部100と、該ライン別シグナリング信号
監視・検出部の出力に基づき、前記スイッチを開閉する
ネットワーク分割論理部101とを有し、該ネットワー
ク分割論理部は、通話する伝送装置間の伝送経路に位置
する前記スイッチを閉じ、それ以外の前記スイッチを開
くことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明によれば、各伝送装置
は、隣接する他の伝送装置との間の伝送路の接続を開閉
するスイッチ120〜122を有し、ネットワーク分割
論理部101は、通話する伝送装置間の伝送経路に位置
する前記スイッチを閉じ、それ以外の前記スイッチを開
くことにより、共通使用するオーダワイヤチャネルにお
ける混信を無くすことができる。
【0016】請求項4に記載された発明は、請求項3記
載の伝送装置において、前記ライン別シグナリング信号
監視・検出部100は、呼出信号と該呼出信号に応答す
る呼出検出信号とをライン毎に監視・検出し、前記ネッ
トワーク分割論理部101は、前記ライン別シグナリン
グ信号監視・検出部からの出力に基づき、前記スイッチ
120〜122を流れる前記呼出信号と前記呼出検出信
号の方向が、反対方向である逆方向ベクトルなのか、同
一方向である同一方向ベクトルなのかを、前記各スイッ
チ毎に判断し、逆方向ベクトルのときは当該スイッチを
閉じ、同一方向ベクトルのときは当該スイッチを開くこ
とを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明によれば、ネットワー
ク分割論理部101は、前記スイッチ120〜122を
流れる呼出信号と呼出検出信号との方向が、逆方向ベク
トルなのか、同一方向ベクトルなのかを、前記各スイッ
チ毎に判断し、逆方向ベクトルのときは当該スイッチを
閉じ、同一方向ベクトルのときは当該スイッチを開くこ
とにより、通話の開始される以前のシグナリングのとき
に、ネットワーク分割論理部はスイッチ制御をすること
ができ、通話開始時には混信のおきない状態で通話の開
始ができる。
【0018】請求項5に記載された発明は、請求項3又
は4記載の伝送装置において、前記ネットワーク分割論
理部101は、当該伝送装置におけるスイッチが一つで
も閉じている状態では、開状態のスイッチを閉じるよう
な制御を行わないことを特徴とする。請求項5記載の発
明によれば、ネットワーク分割論理部101は、伝送装
置におけるスイッチが一つでも閉じている通話中の状態
では、開状態のスイッチを閉じるような制御を行わない
ことにより、現在通話中の呼を切断することがなくな
る。
【0019】請求項6に記載された発明は、請求項3な
いし5いずれか一項記載の伝送装置において、前記ネッ
トワーク分割論理部101は、伝送装置からの強制スイ
ッチ解除信号を受信することにより、全部又は一部の開
いたスイッチを閉じることを特徴とする。請求項6記載
の発明によれば、ネットワーク分割論理部101は、現
在の通話に新規に加わりたい第三者の伝送装置等からの
強制スイッチ解除信号を受信することにより、全部又は
一部の開いたスイッチを閉じることにより、第三者が新
たに通話に参加することができる。
【0020】請求項7に記載された発明は、請求項3な
いし6いずれか一項記載の伝送装置において、前記ネッ
トワーク分割論理部101は、網間接続の機能を有する
スイッチ64、65を通常は開いておき、他網との通信
を求める網間アクセス信号を受信したとき、該スイッチ
を閉じることを特徴とする。請求項7記載の発明によれ
ば、ネットワーク分割論理部101は、網間接続の機能
を有するスイッチ64、65を通常は開いておき、他網
との通信を求める網間アクセス信号を受信したとき、該
スイッチを閉じることにより、通常は、網別に通話する
ことにより、同時に多くの通話を可能とし、必要に応
じ、網間接続の機能を有するスイッチを閉じることによ
り、網間の通話を可能とした。
【0021】請求項8に記載された伝送システムに係る
発明は、一つのチャネルを共通に使用する複数の伝送装
置A〜Fを有する伝送システムにおいて、各伝送装置
は、ディジタル分岐合成部213を有し、該ディジタル
分岐合成部は、当該伝送装置のディジタル音声信号と隣
接する他の伝送装置との間の伝送路上のディジタル音声
信号をディジタル信号の状態で分岐と合成を行うことを
特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明によれば、当該伝送装
置と隣接する他の伝送装置との間をディジタル信号の状
態で分岐と合成を行うことにより、アナログ結合に基づ
く雑音の発生を防止することができる。請求項9に記載
された発明は、請求項8記載の伝送システムにおいて、
前記ディジタル分岐合成部213は、分岐合成されるオ
ーダワイヤ伝送信号の伝送路毎にポートを有し、該ポー
トの出力信号は、そのポート以外の伝送路から入力する
ディジタル信号の和であることを特徴とする。
【0023】請求項9記載の発明によれば、ディジタル
分岐合成部213におけるポートの出力信号は、そのポ
ート以外の伝送路から入力するディジタル信号の和であ
ることから、加算法が成立する音声の符号化に限定され
る。請求項10に記載された伝送装置に係る発明は、一
つのチャネルを他の伝送装置と共通に使用する伝送装置
において、当該伝送装置のディジタル音声信号と隣接す
る他の伝送装置との間の伝送路上のディジタル音声信号
をディジタル信号の状態で分岐と合成を行うディジタル
分岐合成部213を有し、該ディジタル分岐合成部は、
分岐合成されるオーダワイヤ伝送信号の伝送路毎にポー
トを有し、該ポートの出力信号は、そのポート以外の伝
送路から入力するディジタル信号の和であることを特徴
とする。
【0024】請求項10記載の発明によれば、当該伝送
装置と隣接する他の伝送装置との間をディジタル信号の
状態で分岐と合成を行うことにより、アナログ結合に基
づく雑音の発生を防止することができる。請求項11に
記載された発明は、請求項10記載の伝送装置におい
て、前記ディジタル音声信号は、アナログ値とディジタ
ル値とが一対一に対応する符号であることを特徴とす
る。
【0025】請求項11記載の発明によれば、ディジタ
ル信号として、A法則コーデック又はμ法則コーデック
の符号のようなアナログ値とディジタル値とが一対一に
対応する符号を使用することができる。請求項12に記
載された発明は、請求項11記載の伝送装置において、
伝送路と前記デジタル分岐合成部との間に、アナログ値
とディジタル値とが一対一に対応する符号とADーPC
M符号との間の符号変換を行うAD−PCM回路を設
け、伝送路上はADーPCM符号の信号が伝送されるこ
とを特徴とする。
【0026】請求項12記載の発明によれば、伝送路上
はADーPCM符号であるから伝送路上をビット数を減
らして、伝送速度上げて伝送することができる。請求項
13に記載された発明は、請求項10ないし12いずれ
か一項記載の伝送装置において、隣接する前記他の伝送
装置との間の伝送路の接続を開閉するスイッチ320〜
322と、隣接する前記他の伝送装置との間のシグナリ
ング信号をライン毎に監視・検出するライン別シグナリ
ング信号監視・検出部330と、該ライン別シグナリン
グ信号監視・検出部の出力に基づき、前記スイッチを開
閉するネットワーク分割論理部301とを有し、該ネッ
トワーク分割論理部は、通話する伝送装置間の伝送経路
に位置する前記スイッチを閉じ、それ以外の前記スイッ
チを開くことを特徴とする。
【0027】請求項13記載の発明によれば、隣接する
前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を開閉するスイ
ッチ320〜322を有し、ネットワーク分割論理部3
01は、通話する伝送装置間の伝送経路に位置する前記
スイッチを閉じ、それ以外の前記スイッチを開くこと、
及び当該伝送装置と隣接する他の伝送装置との間をディ
ジタル信号の状態で分岐と合成を行うことにより、オー
ダワイヤチャネルにおいて、混信を無くし、アナログ結
合に基づく雑音の発生を防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。 (1)複数通話を可能とする発明について 図4に、図1と同じネットワーク構成において、複数通
話を可能とする原理説明図を示す。図4は、伝送装置A
及び伝送装置D間の通話と伝送装置Eと伝送装置F間の
通話を混信なく通話可能としたものである。そのため、
伝送装置A、B、C、Dのグループと伝送装置E、Fの
グループを作るために、伝送路72を断とするものであ
る。
【0029】スイッチSW1(56〜61)、スイッチ
SW2(62〜64)及びスイッチSW3(65〜6
7)を有し、各スイッチは、自律的に、そこに流れる信
号の方向(ベクトル)に基づき開閉する。例えば、スイ
ッチ56のように、信号の流れが異方向のとき(以下、
「逆方向ベクトル」という。 )はスイッチを閉じ、スイ
ッチ64、65のように、同一方向のとき(以下、「同
一方向ベクトル」という。 )はスイッチを開くように制
御する。
【0030】伝送装置A及び伝送装置D間の伝送を考え
ると、伝送装置A、B、C、D間のスイッチ56、5
7、62、63、58、59には、シグナリング時の
「呼出信号」とそれに対する応答信号である「呼出検出
信号」のベクトルが異なり、逆方向ベクトルで信号が流
れるので、スイッチは閉じられる。一方、スイッチ65
には、同一方向ベクトルで信号が流れるので、スイッチ
は開かれる。同じように、伝送装置E及び伝送装置F間
の伝送を考えると、伝送装置E、F間のスイッチ60、
61には、シグナリング時の「呼出信号」とそれに対す
る応答信号である「呼出検出信号」とが、逆方向ベクト
ルで信号が流れるので、スイッチは閉じられる。一方、
スイッチ64には、同一方向ベクトルで信号が流れるの
で、スイッチは開かれる。
【0031】その結果、伝送装置A、B、C、Dのグル
ープと伝送装置E、Fのグループが作られ、伝送装置A
及び伝送装置D間と伝送装置E及び伝送装置F間におい
て、混信が生じることなく、それぞれ独立して通話がで
きる。図5にその実施例を示す。図2の伝送装置との違
いは、アナログ分岐合成部113に、他の伝送装置の方
路毎にスイッチ120〜122を設け、更に、シグナリ
ング時の信号を検出するライン別DTMF検出部100
とオーダワイヤネットワーク分割論理部101を有する
点である。ライン別DTMF検出部100は、各ライン
に呼出信号、呼出検出信号が存在しているか否かを検出
し、その結果を、オーダワイヤネットワーク分割論理部
101に送出する。オーダワイヤネットワーク分割論理
部101は、各方路に流れる呼出信号と呼出検出信号の
流れをベクトルとして捕らえ、それが逆方向ベクトルか
同一方向ベクトルかを調べる。その結果、スイッチを流
れる呼出信号と呼出検出信号の方向が、逆方向ベクトル
のときは当該スイッチを閉じ、同一方向ベクトルのとき
は当該スイッチを開くように、各スイッチを制御する。
なお、局別DTMF送出・検出部15は、シグナリング
のための信号の授受を行うのに対し、ライン別DTMF
検出部100自体は、シグナリングのためでなく、あく
までも、シグナリング信号の方向を検出するために設け
たものである。なお、ライン別DTMF検出部100
が、各ラインに呼出信号、呼出検出信号が存在している
か否かを検出するが、その検出は、スイッチング120
〜122の両側で信号の存在を検出する(以下同じ)。
【0032】図6にオーダワイヤ伝送部の詳細の構成例
が示されている。各伝送装置は、通話の前に相手局を呼
び出すDTMF信号を局別DTMF送出・検出部15か
ら送出する。相手局は、この呼出信号を受信すると呼出
信号を検出したという呼出検出信号をDTMF信号で返
送する。局別DTMF送出・検出部15は、この信号を
受けて、通話への次ぎのステップに進む。これらのDT
MF信号は、ライン別DTMF検出部130で各ライン
(1a、1b、2a、2b、3a、3b)毎に検出され
る。その結果を、6ビットで、オーダワイヤネットワー
ク分割論理部101に伝える。各ラインは、その信号の
方向が、矢印で示されるように決められているので、オ
ーダワイヤネットワーク分割論理部101は、信号の流
れた伝送路と信号の内容(「呼出信号」、「呼出検出信
号」)により、逆方向ベクトルか同一方向ベクトルかを
判断する。なお、図6では、ライン別DTMF検出部1
30は、各ライン(1a、1b、2a、2b、3a、3
b)の信号検出をスイッチの外側で行っているが、スイ
ッチの内側で検出しても良い。
【0033】図7は、図4において、伝送装置Aから伝
送装置Dに呼出信号を送出し、それに対し、伝送装置D
が呼出検出信号を返送した例である。実線が呼出信号、
破線が呼出検出信号である。矢印が同じ方向であれば同
一方向ベクトル、矢印が逆方向であれば、逆方向ベクト
ルである。オーダワイヤネットワーク分割論理部101
は、 ・各方路に一つでも逆方向ベクトルがあれば、そのスイ
ッチを閉じ、それ以外の同一方向ベクトルのラインのス
イッチを開く。 ・全ての方路が同一方向ベクトルであったら、全てのス
イッチを開放とする。という論理でスイッチの制御を行
う。
【0034】この制御は、一つの制御が終了すればスイ
ッチは解除される。この論理の結果、図7では、伝送装
置Bのスイッチ65及び伝送装置Cのスイッチ66が開
放制御される。その結果、伝送装置A、B、C、Dのグ
ループが作られ、伝送装置E、Fは分離される。この処
理は、 (1)ライン別シグナリング信号監視・検出部が、ライ
ン毎に呼出信号、呼出検出信号を検出する。 (2)各伝送装置のオーダワイヤネットワーク分割論理
部は、各方路のベクトルを調べる。 (3)自伝送装置内の各伝送路毎に、呼出信号と呼出検
出信号とが同一方向ベクトルか逆方向ベクトルかを調べ
る。 (4)逆方向ベクトルのときは、各伝送路毎に設けられ
たスイッチを閉じ、同一方向ベクトルのときは、当該ス
イッチを開く。 であって、これだけで、オーダワイヤネットワークが分
割される。また、この制御は、各伝送装置が独立に判断
し制御するので、ネットワーク全体として適切な分割が
自律的になされる。
【0035】また、これらのスイッチは、別の信号回線
による強制解除信号を受けると、いつでも解除可能にす
る。この強制解除信号により、特定のスイッチを解除し
て、、第三者が通話中に割り込みむこともできる。図8
に、ラインの状態とベクトルの種別を示す。図6におい
て、1a 、2a 、3a で呼出信号検出後、1b 、2b 、
3b で呼出検出信号を検出した場合、又は、1b 、2b
、3b で呼出信号検出後、1a 、2a 、3a で呼出検
出信号を検出した場合を逆方向ベクトルとし、1a 、2
a 、3a で呼出信号検出後、1a 、2a 、3a で呼出検
出信号を検出した場合、又は、1b 、2b 、3b で呼出
信号検出後、1b 、2b 、3b で呼出検出信号を検出し
た場合を同一方向ベクトルとする。
【0036】また、図9に、上記のように定義したベク
トルとスイッチの制御論理を示す。なお、この場合、伝
送装置の方路に逆方向ベクトルが一つ以上存在する場合
(通話中モード)は、制御条件は無効とされる。つま
り、ネットワーク分割論理部は、伝送装置におけるスイ
ッチが一つでも閉じている場合(通話中モード)では、
新規のスイッチ制御を禁止することにより、現在通話中
の断を防止することができる。
【0037】更に、図10に示すように、各網(網1、
網2)のゲートウエイとなるスイッチ(スイッチ64)
を常時、開い(ゲートは閉じ)ておき、必要時に、この
スイッチを閉じ(ゲートは開く)る。このための制御に
他網アクセス用キャラクタを用い、特定のスイッチのみ
を開閉制御することも可能である。また、この制御によ
り、通常はネットワークを分割して使用し、同時通話者
を多くできる伝送路を提供し、必要時に、スイッチを閉
じて、他網にアクセスすることを可能とすることもでき
る。
【0038】この伝送システムを、伝送装置の保守・工
事に用いることにより、早いサービスインをユーザに提
供することができる。 (2)伝送装置間のアナログ結合に基づく雑音の発生を
防止する発明について 図11に、伝送装置間のアナログ結合に基づく雑音の発
生を防止する原理説明図を示す。ネットワーク構成例
は、図3と同じである。伝送装置81及び82は、ディ
ジタル結合器85、86を有し、両者の結合を、ディジ
タル伝送路88により行う。その結果、伝送装置間のア
ナログ伝送路で発生する雑音の防止及び伝送装置81及
び82におけるディジタル・アナログ変換及びアナログ
・ディジタル変換に伴う誤差の発生が防止できる。
【0039】図12に実施例を示す。ネットワーク構成
例は、図3と同じである。図2の伝送装置との違いは、
信号の分岐合成をディジタル分岐合成部213が、ディ
ジタル信号のままで行う点である。伝送装置B207
は、ディジタル分岐合成部213で伝送装置C208及
び伝送装置D209と接続される。伝送装置Aとは、光
/無線伝送路220を介して接続される。
【0040】従って、伝送がディジタル伝送であり、途
中でアナログ信号に変換されていないから、アナログ・
ディジタル変換は一回で済む。また、そのため、伝送区
間でのアナログ・ディジタル変換に伴う誤差を防止で
き、ディジタル結合であるから、伝送装置間のアナログ
結合に基づく雑音の発生を防止することができる。ディ
ジタル分岐合成部213は、一つのポートの出力には、
他のポートの入力を全て足されたものが出力され、自身
のポートには、自身の信号は返さない機能を有してい
る。つまり、ディジタル分岐合成部213の入出力が、
図13に示すようであれば、その入出力関係は、 F(a)T=F(b)R+F(c)R+F(d)R F(b)T=F(a)R+F(c)R+F(d)R F(c)T=F(a)R+F(b)R+F(d)R F(d)T=F(a)R+F(b)R+F(c)R ここでF(a)、F(b)、F(c)、F(d)は、ア
ナログ信号a、b、c、dのディジタル符号であり、
T、Rは、出力信号、入力信号であることを示す。図1
4に、ROM240〜243を用いたディジタル分岐合
成部のハード構成が示されている。図14(A)は、F
(a)T=F(b)R+F(c)R+F(d)Rの論理
操作を行うROM240で、入力F(b)R、F(c)
R、F(d)RをROMのアドレスに入れて、そこから
得られるデータをF(a)Tとする。外のROM241
〜243同様に行う。
【0041】次に、このように一つの方路の出力ディジ
タル信号が、それ以外の他方路の入力ディジタル信号の
和となる信号、つまり可算法が成立する符号について説
明する。ここで使用する符号は、アナログ値に対してデ
ィジタル信号が一義的に決定される信号である。μ法則
の符号化又はA法則の符号化がこれに該当する。図1
5、図16、図17を用いて、μ法則の符号化の例を説
明する。図15は、3ポートの場合の原理説明図であ
る。伝送路255、256の入力A、入力Bのアナログ
信号が、μ法則コーデック部250、251でディジタ
ル符号に変換され、そのディジタル符号がディジタル分
岐合成部213でディジタル信号のまま合成されて伝送
路259から出力される。このディジタル合成符号を、
μ法則コーデック部252で復号して、入力Aと入力B
の合成されたアナログ信号を出力Cとして得る例であ
る。μ法則コーデック部250、251は、入力信号で
ある入力A[図(A)]、入力B[図(B)]のサンプ
ル時点t1、t2の値をμ法則で量子化して、ディジタル符
号[図(C)、図(D)]に変換するものである。μ法
則コーデックの圧縮特性の例を図16に示す。横軸がサ
ンプル時点での入力アナログ信号で、縦軸がその圧縮し
た値である。入力アナログ信号は、正規化され、その最
大値を入力振幅値8159としている。このμ法則コー
デックの圧縮特性は、全体として、入力振幅8159を
出力振幅128に圧縮している。領域I〜VIII毎に圧縮
率が異なり、また領域毎に、ステップサイズが異なる。
この圧縮したアナログ値を符号化する。図17に、その
具体的なμ法則の変換表が記載されている。領域等は図
16に対応している。
【0042】例えば、図15の入力Aの入力信号のアナ
ログ値a1 (=3)は、領域I の信号で、入力振幅範囲
1−3に該当し、振幅2に圧縮される。この符号化出力
は、000010となる。実際には、極性判定ビットを
冒頭に付して、入力Aのアナログ値a1は、符号a1(00
000010)となる。同様に、図15の入力Bのアナ
ログ値b1(=39)は、符号b1(00010001)と
なる。
【0043】これらの符号化された信号は、各サンプル
タイミングの信号毎に加算される。符号a1(00000
010)と符号b1(00010001)とは、サンプル
時点が同じt1であるから加算される。図15の入力Bの
アナログ値b1(符号a1(00000010)の復号した
アナログ値は、「4」であり、符号b1(0001000
1)の復号したアナログ値は、「37」であるから、デ
ィジタル分岐合成部213から、その加算した値「4
1」のディジタル加算符号c1(00010010)を出
力する。
【0044】μ法則コーデック部252でこのディジタ
ル加算符号c1(00010010)を復号して、アナロ
グ値c1(=41)を得る。この値は本来42であるが、
量子化誤差により、41となっている。以上の説明で
は、伝送路をディジタル値とアナログ値とが一対一に対
応する符号で伝送していたが、伝送路上の符号をADー
PCM(Adaptive Differential Pulse Code Mod
ulation )に変換して伝送することもできる。ADーP
CMは、ビット数を減らして、伝送できるので、伝送速
度を上げることができる。
【0045】図19は、伝送路上をADーPCMに変換
して伝送する場合の例を示す。今までの説明と異なるの
は、ディジタル分岐合成部287,290、293、2
96と伝送路284,285の間に、A法則コーデック
又はμ法則コーデックの符号とADーPCM符号との符
号変換を行うAD−PCM288,291,294,2
97を設けた。従って、AD−PCM288により、伝
送装置Aからの信号は、ADーPCM符号に変換されて
伝送路284に出力され、伝送路284からのADーP
CM符号は、A法則コーデック又はμ法則コーデックの
符号に変換される。 (3)(1)と(2)の組み合わせ 「(1)複数通話を可能とする発明」と「(2)伝送装
置間のアナログ結合に基づく雑音の発生を防止する発
明」を組み合わせることもできる。その構成例を図18
に示す。図5と図12を組み合わせたものとなってい
る。
【0046】伝送装置C308及び伝送装置D309
は、伝送装置B307の分岐合成部313から分岐され
た例である。伝送装置Aからの音声のディジタル信号
は、光/無線伝送路320を伝送されて、伝送装置B3
07の光/無線信号の送受信を行う光/無線伝送部31
0に印加され、次いで信号の多重及び分離を行う多重/
分離部311で多重分離され、更にオーダワイヤ伝送部
319を介して、2線の電話機316に印加される。こ
れにより、伝送装置B307において、伝送装置Aの音
声を聞くことができる。伝送装置B307の電話機31
6からのアナログ信号は、その逆の経路で伝送装置Aに
伝送される。つまり、伝送装置B307の音声信号は、
電話機316からオーダワイヤ伝送部319を介して、
多重/分離部311で多重され、光/無線伝送部310
から、光/無線伝送路320を伝送されて、ディジタル
音声信号が、伝送装置Aに送信される。
【0047】前記オーダワイヤ伝送部319は、符号化
及び復号化を行うコーデック部312、信号の分岐及び
合成を行うディジタル分岐合成部313、2線と4線の
変換を行う2W/4W変換器314及び局別DTMF
(Dual Tone Multi Frequency)送出・検出部31
5、ディジタル分岐合成部313の伝送装置の方路毎に
設けたスイッチ320〜322、シグナリング時の信号
を検出するライン別DTMF検出部330、オーダワイ
ヤネットワーク分割論理部301とで構成される。
【0048】ライン別DTMF検出部330は、各ライ
ンに呼出信号、呼出検出信号が存在しているか否かを検
出し、その結果を、オーダワイヤネットワーク分割論理
部301に送出する。オーダワイヤネットワーク分割論
理部301は、各方路に流れる呼出信号と呼出検出信号
の流れをベクトルとして捕らえ、それが逆方向ベクトル
か同一方向ベクトルかを調べる。その結果、スイッチを
流れる呼出信号と呼出検出信号の方向が、逆方向ベクト
ルのときは当該スイッチを閉じ、同一方向ベクトルのと
きは当該スイッチを開くように、各スイッチを制御す
る。
【0049】ディジタル分岐合成部313は、一つのポ
ートのディジタル出力には、他のポートのディジタル入
力を全て足されたものが出力され、自身のポートには、
自身の信号は返さない機能を有している。また、局別D
TMF送出・検出部315は、シグナリング用のDTM
F信号の送出、検出を行う。局別DTMF送出・検出部
315は、発呼の場合は、呼出信号を送出し、自己に対
する呼出信号を受信すると呼出検出信号を発呼局に返送
する。局別DTMF送出・検出部315は、オーダワイ
ヤ伝送部319の中に設けているが、オーダワイヤ伝送
部319の外部に設けても良い。
【0050】信号の分岐合成をディジタル分岐合成部3
13が、ディジタル信号のままで行い、伝送装置B30
7は、ディジタル分岐合成部313で伝送装置C308
及び伝送装置D309と接続される。この伝送システム
を用いることにより、伝送装置間の混信を無くし、伝送
途中でのアナログ結合に基づく雑音の発生を防止するこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1及び3記
載の発明によれば、各伝送装置は、隣接する他の伝送装
置との間の伝送路の接続を開閉するスイッチ120〜1
22を有し、ネットワーク分割論理部101は、通話す
る伝送装置間の伝送経路に位置する前記スイッチを閉
じ、それ以外の前記スイッチを開くことにより、共通使
用するオーダワイヤチャネルにおける混信を無くすこと
ができる。
【0052】請求項2及び4記載の発明によれば、ネッ
トワーク分割論理部101は、前記スイッチ120〜1
22を流れる呼出信号と呼出検出信号との方向が、逆方
向ベクトルなのか、同一方向ベクトルなのかを、前記各
スイッチ毎に判断し、逆方向ベクトルのときは当該スイ
ッチを閉じ、同一方向ベクトルのときは当該スイッチを
開くことにより、通話の開始される以前のシグナリング
のときに、ネットワーク分割論理部はスイッチ制御をす
ることができ、通話開始時には混信のおきない状態で通
話の開始ができる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、ネットワー
ク分割論理部101は、伝送装置におけるスイッチが一
つでも閉じている通話中の状態では、開状態のスイッチ
を閉じるような制御を行わないことにより、現在通話中
の呼を切断することがなくなる。請求項6記載の発明に
よれば、ネットワーク分割論理部101は、現在の通話
に新規に加わりたい第三者の伝送装置等からの強制スイ
ッチ解除信号を受信することにより、全部又は一部の開
いたスイッチを閉じることにより、第三者が新たに通話
に参加することができる。
【0054】請求項7記載の発明によれば、ネットワー
ク分割論理部101は、網間接続の機能を有するスイッ
チ64、65を通常は開いておき、他網との通信を求め
る網間アクセス信号を受信したとき、該スイッチを閉じ
ることにより、通常は、網別に通話することにより、同
時に多くの通話を可能とし、必要に応じ、網間接続の機
能を有するスイッチを閉じることにより、網間の通話を
可能とした。
【0055】請求項8記載の発明によれば、当該伝送装
置と隣接する他の伝送装置との間をディジタル信号の状
態で分岐と合成を行うことにより、アナログ結合に基づ
く雑音の発生を防止することができる。請求項10記載
の発明によれば、当該伝送装置と隣接する他の伝送装置
との間をディジタル信号の状態で分岐と合成を行うこと
により、アナログ結合に基づく雑音の発生を防止するこ
とができる。
【0056】請求項11記載の発明によれば、ディジタ
ル信号として、A法則コーデック又はμ法則コーデック
の符号のようなアナログ値とディジタル値とが一対一に
対応する符号を使用することができる。請求項12記載
の発明によれば、伝送路上はADーPCM符号であるか
ら、伝送路上をビット数を減らして、伝送速度上げて伝
送することができる。
【0057】請求項13記載の発明によれば、隣接する
前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を開閉するスイ
ッチ320〜322を有し、ネットワーク分割論理部3
01は、通話する伝送装置間の伝送経路に位置する前記
スイッチを閉じ、それ以外の前記スイッチを開くこと、
及び当該伝送装置と隣接する他の伝送装置との間をディ
ジタル信号の状態で分岐と合成を行うことにより、オー
ダワイヤチャネルにおいて、混信を無くし、アナログ結
合に基づく雑音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝送装置とネットワーク構成例を説明するため
の図である。
【図2】従来の伝送装置の構成例を説明するための図で
ある。
【図3】アナログ結合に基づく雑音の発生を説明するた
めの図である。
【図4】複数通信を可能にする原理説明図。
【図5】本願発明の伝送装置の構成例(その1)
【図6】オーダワイヤ伝送部の構成例を説明するための
図である。
【図7】オーダワイヤネットワークとスイッチの構成例
を説明するための図である。
【図8】ラインの状態とベクトルの種別を説明するため
の表である。
【図9】ベクトル定義とスイッチの制御論理を説明する
ための表である。
【図10】ゲートウエイとなるスイッチの動作を説明す
るための図である。
【図11】アナログ結合に基づく雑音の発生を防止する
原理説明図である。
【図12】本願発明の伝送装置の構成例(その2)
【図13】ディジタル分岐合成部の入出力関係を説明す
るための図である。
【図14】ディジタル分岐合成部のハード構成を説明す
るための図である。
【図15】アナログ信号のディジタル分岐合成部による
分岐合成を説明するための図である。
【図16】μ法則の圧縮特性を説明するための図であ
る。
【図17】μ法則変換表である。
【図18】伝送路をAD−PCMで伝送する場合を説明
するための図である。
【図19】本願発明の伝送装置の構成例(その3)
【符号の説明】
10、210、310 光/無線伝送路 11、211、311 多重/分離部 12、212、312 コーデック部 14、214、314 2W/4W変換器 16、216、316 電話機 107〜109、207〜209、307〜309
伝送装置 119、219、319 オーダワイヤ伝送部 113 アナログ分岐合成部 213、313 ディジタル分岐合成部 100、330 ライン別シグナリング信号監視・検
出部 101、301 オーダワイヤネットワーク分割論理
部 120〜122、320〜322 スイッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのチャネルを共通に使用する複数の
    伝送装置を有する伝送システムにおいて、 各伝送装置は、隣接する他の伝送装置との間の伝送路の
    接続を開閉するスイッチと、ライン別シグナリング信号
    監視・検出部と、該ライン別シグナリング信号監視・検
    出部の出力に基づき前記スイッチを開閉するネットワー
    ク分割論理部とを有し、 該ネットワーク分割論理部は、通話する伝送装置間の伝
    送経路に位置する前記スイッチを閉じ、それ以外の前記
    スイッチを開くことを特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記ライン別シグナリング信号監視・検
    出部は、呼出信号と該呼出信号に応答する呼出検出信号
    とをライン毎に監視・検出し、 前記ネットワーク分割論理部は、前記ライン別シグナリ
    ング信号監視・検出部からの出力に基づき、前記スイッ
    チを流れる前記呼出信号と前記呼出検出信号との方向
    が、反対方向である逆方向ベクトルなのか、同一方向で
    ある同一方向ベクトルなのかを、前記各スイッチ毎に判
    断し、逆方向ベクトルのときは当該スイッチを閉じ、同
    一方向ベクトルのときは当該スイッチを開くことを特徴
    とする請求項1記載の伝送システム。
  3. 【請求項3】 一つのチャネルを他の伝送装置と共通に
    使用する伝送装置において、 隣接する前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を開閉
    するスイッチと、隣接する前記他の伝送装置との間のシ
    グナリング信号をライン毎に監視・検出するライン別シ
    グナリング信号監視・検出部と、該ライン別シグナリン
    グ信号監視・検出部の出力に基づき、前記スイッチを開
    閉するネットワーク分割論理部とを有し、 該ネットワーク分割論理部は、通話する伝送装置間の伝
    送経路に位置する前記スイッチを閉じ、それ以外の前記
    スイッチを開くことを特徴とする伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記ライン別シグナリング信号監視・検
    出部は、呼出信号と該呼出信号に応答する呼出検出信号
    とをライン毎に監視・検出し、 前記ネットワーク分割論理部は、前記ライン別シグナリ
    ング信号監視・検出部からの出力に基づき、前記スイッ
    チを流れる前記呼出信号と前記呼出検出信号の方向が、
    反対方向である逆方向ベクトルなのか、同一方向である
    同一方向ベクトルなのかを、前記各スイッチ毎に判断
    し、逆方向ベクトルのときは当該スイッチを閉じ、同一
    方向ベクトルのときは当該スイッチを開くことを特徴と
    する請求項3記載の伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク分割論理部は、当該伝
    送装置におけるスイッチが一つでも閉じている状態で
    は、開状態のスイッチを閉じるような制御を行わないこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記ネットワーク分割論理部は、伝送装
    置からの強制スイッチ解除信号を受信することにより、
    全部又は一部の開いたスイッチを閉じることを特徴とす
    る請求項3ないし5いずれか一項記載の伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記ネットワーク分割論理部は、網間接
    続の機能を有するスイッチを通常は開いておき、他網と
    の通信を求める網間アクセス信号を受信したとき、該ス
    イッチを閉じることを特徴とする請求項3ないし6いず
    れか一項記載の伝送装置。
  8. 【請求項8】 一つのチャネルを共通に使用する複数の
    伝送装置を有する伝送システムにおいて、 各伝送装置は、ディジタル分岐合成部を有し、 該ディジタル分岐合成部は、当該伝送装置のディジタル
    音声信号と隣接する他の伝送装置との間の伝送路上のデ
    ィジタル音声信号をディジタル信号の状態で分岐と合成
    を行うことを特徴とする伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記ディジタル分岐合成部は、分岐合成
    されるオーダワイヤ伝送信号の伝送路毎にポートを有
    し、 該ポートの出力信号は、そのポート以外の伝送路から入
    力するディジタル信号の和であることを特徴とする請求
    項8記載の伝送システム。
  10. 【請求項10】 一つのチャネルを他の伝送装置と共通
    に使用する伝送装置において、 当該伝送装置のディジタル音声信号と隣接する他の伝送
    装置との間の伝送路上のディジタル音声信号をディジタ
    ル信号の状態で分岐と合成を行うディジタル分岐合成部
    を有し、 該ディジタル分岐合成部は、分岐合成されるオーダワイ
    ヤ伝送信号の伝送路毎にポートを有し、 該ポートの出力信号は、そのポート以外の伝送路から入
    力するディジタル信号の和であることを特徴とする伝送
    装置。
  11. 【請求項11】 前記ディジタル音声信号は、アナログ
    値とディジタル値とが一対一に対応する符号であること
    を特徴とする請求項10記載の伝送装置。
  12. 【請求項12】 伝送路と前記デジタル分岐合成部との
    間に、アナログ値とディジタル値とが一対一に対応する
    符号とADーPCM符号との間の符号変換を行うAD−
    PCM回路を設け、伝送路上はADーPCM符号の信号
    が伝送されることを特徴とする請求項11記載の伝送装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし12いずれか一項記
    載の伝送装置において、 隣接する前記他の伝送装置との間の伝送路の接続を開閉
    するスイッチと、隣接する前記他の伝送装置との間のシ
    グナリング信号をライン毎に監視・検出するライン別シ
    グナリング信号監視・検出部と、該ライン別シグナリン
    グ信号監視・検出部の出力に基づき、前記スイッチを開
    閉するネットワーク分割論理部とを有し、 該ネットワーク分割論理部は、通話する伝送装置間の伝
    送経路に位置する前記スイッチを閉じ、それ以外の前記
    スイッチを開くことを特徴とする伝送装置。
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US6285755B1 (en) 2001-09-04

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