JPH11266224A - 直交周波数多重通信装置 - Google Patents

直交周波数多重通信装置

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JPH11266224A
JPH11266224A JP10068595A JP6859598A JPH11266224A JP H11266224 A JPH11266224 A JP H11266224A JP 10068595 A JP10068595 A JP 10068595A JP 6859598 A JP6859598 A JP 6859598A JP H11266224 A JPH11266224 A JP H11266224A
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JP
Japan
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signal
circuit
level
modulation
systems
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JP10068595A
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Sei Kobayashi
聖 小林
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、直交周波数多重通信装置が周波数
選択性フェージングが生じる回線を利用する場合に低い
受信信号電力で高い伝送品質を実現するとともに、周波
数利用効率の低下を防止することを目的とする。 【解決手段】 複数系統の多値変調手段101〜104
とそれらの出力信号を複数の搬送波周波数のいずれかに
周波数変換するとともに1つの出力信号を2以上の搬送
波周波数に周波数変換する周波数変換手段105とを送
信装置に設け、受信される信号に含まれる複数の搬送波
周波数のそれぞれの信号について復調を行う複数の多値
復調手段と、多値復調手段が出力する信号のうち、送信
装置の同一の多値変調手段に割り当てられた複数の信号
を合成するダイバーシチ合成手段とを受信装置に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速無線データ通
信等に用いられる直交周波数多重通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線により高速且つ高品質なデータ通信
等を実現するためには、多重遅延波による周波数選択性
フェージングを克服することが必要である。直交する複
数の搬送波を並列に用いて信号伝送を行うOFDM(Or
thogonal Frequency DivisionMultiplex:直交周波数多
重)方式は、周波数選択性フェージングの生じる回線に
おいて伝送品質を改善するのに有効である。
【0003】使用する複数の搬送波の互いの周波数間隔
が1/Tの整数倍の関係にあるものを直交する搬送波と
呼ぶ。また、周期Tは変調シンボル周期と呼ばれる。従
来の直交周波数多重通信装置の送信装置及び受信装置の
構成例を図8に示す。図8に示す直交周波数多重通信装
置においては、使用する搬送波周波数の数が8で、それ
ぞれの搬送波がQPSK(Quadrature Phase Shift Key
ing:4相位相シフトキーイング)変調される。
【0004】まず、送信装置について説明する。入力デ
ータは直並列変換回路により2ビット×8系列の並列デ
ータに変換される。直並列変換回路から出力される2ビ
ット×8系列の並列データは、並列に配置された8個の
QPSK変調回路によってそれぞれQPSK変調され、
8系列の複素変調信号として出力される。QPSK変調
回路が出力する8系列の複素変調信号は逆FFT(Fast
FourierTransform:高速離散フーリエ変換)回路に入
力され、逆フーリエ変換される。逆FFT回路の出力に
は、複数の搬送波をQPSK変調した信号の時間波形が
得られる。
【0005】つまり、逆FFT回路におけるサンプリン
グ周波数及びFFTのポイント数をfs及びNsとする
場合、逆FFT回路の各入力は周波数間隔(fs/N
s)で並ぶ複数の搬送波の各複素振幅に対応する。従っ
て、周波数間隔(fs/Ns)と(1/T)とが等しく
なるようにfs,Ns及びTを定めれば逆FFT回路の
出力には直交関係にある複数の搬送波をQPSK変調し
た信号の時間波形が得られる。
【0006】ただし、逆FFT回路の出力には8系列の
信号の時間波形が並列に現れる。従って、並直列変換回
路を用いて、逆FFT回路の出力する8系列の並列の信
号から時系列の複素直列データを生成する。また、並直
列変換回路は、OFDM方式に特有のガードインターバ
ル挿入機能を備える。例えば、文献(斉藤正典、他:
「地上系ディジタル放送用多値OFDM方式」、テレビ
ジョン学会技術報告、Vol.19 ,No.10, BCS95-3, pp.13-
18, 1995年2月)に示されるように、ガードインターバ
ルでは時間波形を一定区間繰り返す。ガードインターバ
ルを設けると、受信側で多重遅延波による符号間干渉の
発生を防止可能になる。
【0007】並直列変換回路の出力するディジタル信号
は、2つのD/A変換器によってアナログ信号に変換さ
れた後、直交変調器により所望の無線周波数に周波数変
換され、アンテナから送信される。
【0008】次に受信装置を説明する。アンテナで受信
された信号は、直交検波器によってベースバンドに周波
数変換され、さらに2つのA/D変換器によって量子化
される。量子化された信号は直並列変換回路によって並
列信号に変換された後、FFT回路によりフーリエ変換
される。FFT回路におけるサンプリング周波数及びF
FTのポイント数をfs及びNsとする場合、FFT回
路の出力には、周波数間隔が(fs/Ns)の複数の搬
送波の各々の複素振幅を示す信号が得られる。従って、
fs,Nsを送信装置と同じに定めれば、受信された信
号の各搬送波の複素振幅がFFT回路の出力に得られ
る。
【0009】FFT回路の出力は、8個のQPSK復調
回路によってそれぞれ復調される。さらに各QPSK復
調回路が出力する信号は、8個の識別回路によって2ビ
ット×8系列のデータに識別される。8個の識別回路が
出力する2ビット×8系列のデータは、並直列変換回路
で直列データに変換され出力される。周波数選択性フェ
ージングを生じる回線においては、伝送路の周波数特性
が伝送帯域内で一様ではない。従って、OFDM伝送方
式を用いない場合には波形歪みが発生して著しく伝送品
質が劣化する。
【0010】図8のような周波数直交多重通信装置にお
いては、送信信号スペクトルは複数の狭帯域信号の和で
表される。狭帯域信号に関する伝送路周波数特性は、各
帯域内でほぼ一様(フラットフェージング)とみなせる
ので、それぞれの狭帯域信号を波形歪み無く伝送でき
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の直交周波数多重
通信装置においては、受信装置が受信する遅延波の遅延
時間がガードインターバル内であれば、各狭帯域信号の
符号誤り率はフラットフェージング条件での符号誤り率
に等しい。従って、総合誤り率特性もフラットフェージ
ング条件での符号誤り率特性と何ら変わらず、高い伝送
品質を得るためには高いS/N(信号対雑音電力比)を
必要とする。すなわち、高い受信信号電力が必要であっ
た。
【0012】本発明は、直交周波数多重通信装置が周波
数選択性フェージングが生じる回線を利用する場合に、
低い受信信号電力で高い伝送品質を実現するとともに、
周波数利用効率の低下を防止することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1は、互いの周波
数の間隔が1/T(Tは実数)の整数倍に定められた複
数のM系統の搬送波を並列に用いる直交周波数多重通信
装置において、変調シンボル周期がT[s]に定めら
れ、1変調シンボルあたりの伝送ビット数を示す多値数
がJの変調信号を出力するM以下のK系統の多値変調手
段と、該多値変調手段の出力信号を前記M系統の搬送波
の周波数のいずれかに周波数変換するとともに、前記K
系統の多値変調手段からの出力信号のうち少なくとも1
系統については、1つの出力信号を2以上の搬送波周波
数に周波数変換する周波数変換手段とを送信装置に設
け、受信される信号に含まれるM系統の搬送波周波数の
それぞれの信号について復調を行うM系統の多値復調手
段と、該多値復調手段が出力する信号のうち、送信装置
の同一の多値変調手段に割り当てられた複数の信号を合
成するダイバーシチ合成手段とを受信装置に設けたこと
を特徴とする。
【0014】伝送路の遅延分散が大きい(フェージング
の周波数相関が小さい)周波数選択性フェージングが生
じる回線を利用する場合には、伝送する信号に含まれる
複数の狭帯域信号は、それぞれほぼ独立なフェージング
変動を受ける。そこで、請求項1の発明では、2以上の
搬送波周波数を用いて同一の信号を並列に伝送する周波
数ダイバーシチを行う。
【0015】通常、周波数ダイバーシチを用いると、冗
長性が増すため周波数利用効率が低下するという不具合
が生じる。本発明では、変調信号の多値数Jを増加する
ことにより周波数利用効率の低下を回避している。
【0016】変調信号の多値数Jを増加すれば所要受信
電力が増加するが、周波数ダイバーシチの併用によって
それを上回るダイバーシチ利得が得られるため、総合的
には高い伝送品質が比較的低い所要受信電力で達成され
る。また周波数利用効率の低下も防止される。なお、周
波数ダイバーシチを行う系統数の最大値Lは、(M−
K)とKの何れか小さい方の系統数に制限される。
【0017】請求項2は、請求項1記載の直交周波数多
重通信装置において、前記多値変調手段の多値数J及び
系統数Kを可変に構成し、送信装置と受信装置との間の
無線伝搬路の遅延分散の大きさを検出する遅延分散検出
手段と、該遅延分散検出手段の検出結果に応じて前記多
値変調手段の多値数J及び系統数Kを制御する制御手段
とを設け、検出された遅延分散が比較的大きい場合には
少なくとも1系統については多値数Jを大きくして系統
数Kを小さくし、検出された遅延分散が比較的小さい場
合には少なくとも1系統については多値数Jを小さくし
て系統数Kを大きくすることを特徴とする。
【0018】一方、伝送路の遅延分散が小さい場合には
各狭帯域信号間の周波数相関が大きくなり、十分なダイ
バーシチ利得が得られなくなる。そこで本発明の請求項
2では、検出した遅延分散の大小に応じて、変調信号の
多値数J及び同一信号を送出する搬送波数(ダイバーシ
チブランチ数:系統数Kと同じ)を減少させる。この制
御により、遅延分散が小さい場合の伝送品質の劣化が自
動的に回避され、一層安定した通信が可能になる。
【0019】遅延分散検出手段としては、例えば特開平
5−276059号公報に示されるような遅延分散判別
回路を利用できる。検出された遅延分散を所定の閾値と
比較することにより、遅延分散の大小を識別できる。遅
延分散の検出を周期的に実施すれば、伝送路の状態変化
に自動的に適応するように多値変調手段の多値数J及び
系統数Kを切り替えることができる。
【0020】請求項3は、請求項2記載の直交周波数多
重通信装置において、前記遅延分散検出手段に、受信装
置の受信した信号に含まれるM系統の搬送波周波数のそ
れぞれの成分の受信信号レベルを検出する複数のレベル
検出手段と、該レベル検出手段が検出した複数の受信信
号レベルに基づいてそれらの不均一性を示す値を求める
演算手段とを設けたことを特徴とする。
【0021】特開平5−276059号公報に示される
ような従来の遅延分散判別回路を用いる場合には、遅延
分散の検出のために同期語などの特別な信号を送信装置
から受信装置に送出する必要があるため、通信制御が複
雑になり、伝送効率が低下する。本発明の請求項3で
は、同期語などの特別な信号を送信装置から受信装置に
送出する必要がない。従って伝送効率の低下を回避でき
る。
【0022】周波数選択性フェージングが生じる回線を
利用する場合には、伝送する信号に含まれる複数の狭帯
域信号は、それぞれほぼ独立なフェージング変動を受け
る。従って、複数の狭帯域信号の受信レベルは不均一に
なる。つまり、レベル検出手段が検出した複数の狭帯域
信号の受信レベルの不均一性(ばらつき)を識別するこ
とにより、遅延分散の大小を検出できる。
【0023】請求項4は、請求項2記載の直交周波数多
重通信装置において、前記制御手段は前記遅延分散検出
手段の検出結果に応じて、多値数J及び系統数Kの切替
を指示する無線信号を送信装置を介して通信相手局の受
信装置に送信し、多値数J及び系統数Kの切替を指示す
る無線信号を受信した受信装置は、受信した無線信号に
従って前記多値変調手段の多値数J及び系統数Kを切り
替えることを特徴とする。
【0024】通信装置同士の間でデータを伝送するため
には、双方の通信装置の多値数J及び系統数Kが一致し
ている必要がある。多値数J及び系統数Kが一致してい
るかどうかを調べるのは難しい。本発明の請求項4で
は、遅延分散検出手段の検出結果に応じて多値数J及び
系統数Kを切り替えるときに、一方の通信装置から通信
相手の通信装置に特別な制御信号を送出するので、双方
の多値数J及び系統数Kを一致させるのが容易である。
【0025】請求項5は、請求項4記載の直交周波数多
重通信装置において、多値数J及び系統数Kの切替を指
示する前記制御手段からの制御信号を少なくとも所定時
間遅らせて自局の送信装置及び受信装置に印加する遅延
手段を設けたことを特徴とする。多値数J及び系統数K
を切り替えるときに一方の通信装置から制御信号を送出
してから通信相手の通信装置が実際に多値数J及び系統
数Kを切り替えるまでにはある程度の時間遅れが発生す
る。
【0026】本発明の請求項5においては、遅延手段を
用いて、自局の送信装置及び受信装置に印加する制御信
号を遅らせるので、互いに通信する通信装置の多値数J
及び系統数Kの切替タイミングを同期させることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)この形態の
直交周波数多重通信装置の構成を図1及び図2に示す。
この形態は請求項1に対応する。
【0028】図1は直交周波数多重通信装置の送信装置
の構成例を示すブロック図である。図2は直交周波数多
重通信装置の受信装置の構成例を示すブロック図であ
る。本発明の直交周波数多重通信装置は、最低1つの送
信装置と1つの受信装置とで構成される。この形態で
は、請求項1の多値変調手段,周波数変換手段,多値復
調手段及びダイバーシチ合成手段は、それぞれ16QA
M変調回路101〜104,逆FFT回路105,16
QAM復調回路117〜124及びダイバーシチ合成回
路125〜128に対応する。
【0029】図1及び図2に示す直交周波数多重通信装
置は、使用する搬送波の系統数M,係数N,多値変調手
段の多値数J及び多値変調手段の系統数Kが、それぞれ
8,2,4及び4の場合の構成例を示している。また、
この例では周波数変換手段が1つの出力信号を2以上の
搬送波周波数に周波数変換する系統数(L)は4になっ
ている。
【0030】図1に示すように、この送信装置はディジ
タル送信信号処理ユニット51,アナログ送信信号処理
ユニット52及びアンテナ110で構成されている。デ
ィジタル送信信号処理ユニット51には、直並列変換回
路100,16QAM変調回路101,102,10
3,104,逆FFT回路105及び並直列変換回路1
06が備わっている。アナログ送信信号処理ユニット5
2にはD/A変換器107,108及び直交変調器10
9が備わっている。
【0031】ディジタル送信信号処理ユニット51に入
力される時系列の入力データは、直並列変換回路100
によって4系列の4ビット並列データS1,S2,S3
及びS4に変換される。直並列変換回路100が出力す
る4系列の4ビット並列データS1,S2,S3及びS
4は、それぞれ16QAM変調回路101,102,1
03及び104に印加される。
【0032】16QAM変調回路101,102,10
3及び104は、各々、搬送波を16値直交振幅変調
(16 Quadrature Amplitude Modulation)した変調波を
出力する。これらの変調波は、振幅及び位相の違いによ
って16値の符号を表すので、実数成分と虚数成分とで
構成される複素変調信号の形で16QAM変調回路10
1,102,103及び104から出力される。
【0033】16QAM変調回路101,102,10
3及び104が出力する4系統の複素変調信号は、逆F
FT回路105に入力される。ここで、各複素変調信号
はそれぞれ2系統に分岐され、分岐された2系統の複素
変調信号は逆FFT回路105の互いに異なる入力端子
に入力される。すなわち、16QAM変調回路101が
出力する複素変調信号は、2つの信号S11,S12に
分岐され、16QAM変調回路102が出力する複素変
調信号は、2つの信号S21,S22に分岐され、16
QAM変調回路103が出力する複素変調信号は、2つ
の信号S31,S32に分岐され、16QAM変調回路
104が出力する複素変調信号は、2つの信号S41,
S42に分岐され、それぞれの信号S11,S12,S
21,S22,S31,S32,S41及びS42が逆
FFT回路105に入力される。
【0034】逆FFT回路105は逆フーリエ変換を実
施するので、逆FFT回路105に入力された信号は、
所定の搬送波周波数に変換される。また、逆FFT回路
105はそれぞれの入力端子の信号を互いに異なる搬送
波周波数に変換する。従って、16QAM変調回路10
1,102,103及び104が出力する4系統の複素
変調信号から8系統の搬送波周波数の信号が生成され
る。すなわち、4系統のそれぞれについて、同一の複素
変調信号から搬送波周波数の異なる2つの信号が同時に
生成される。
【0035】逆FFT回路105は、逆フーリエ変換に
より8種類の搬送波周波数の信号を生成する。これらの
搬送波周波数は、複数の搬送波が直交するための条件を
満たすように予め定められている。すなわち、互いの搬
送波周波数の間隔が1/T[Hz](Tは実数)の整数
倍になるように変換後の信号の搬送波周波数が定めてあ
る。
【0036】搬送波周波数の間隔は、逆FFT回路10
5におけるサンプリング周波数fsとFFTポイント数
Nsとで決定される。逆FFT回路105の出力には、
互いに直交関係にある8系統の搬送波を16QAM変調
した信号の時間波形が並列に現れる。その出力を並直列
変換回路106を用いて時系列の複素直列データに変換
する。
【0037】また、並直列変換回路106は出力する信
号にガードインターバルを挿入する機能を備えている。
ガードインターバルにおいては、時間波形を一定区間繰
り返す。並直列変換回路106の出力は、D/A変換器
107,108によってアナログ信号に変換された後、
直交変調器109により所望の無線周波数に周波数変換
されてアンテナ110から送信される。
【0038】次に、図2に示す受信装置について説明す
る。この受信装置は、アンテナ111,アナログ受信信
号処理ユニット61及びディジタル受信信号処理ユニッ
ト62を備えている。アナログ受信信号処理ユニット6
1には直交検波器112,A/D変換器113及び11
4が備わっている。ディジタル受信信号処理ユニット6
2には、直並列変換回路115,FFT回路116,1
6QAM復調回路117〜124,ダイバーシチ合成回
路125〜128,識別回路129〜132及び並直列
変換回路133が備わっている。
【0039】アンテナ111で受信された信号は、直交
検波器112によってベースバンドに周波数変換され、
さらにA/D変換器113及び114によって量子化さ
れる。量子化された信号は、直並列変換回路115によ
って8系統の並列データに変換される。直並列変換回路
115が出力する8系統の並列データは、FFT回路1
16に入力される。FFT回路116は入力された8系
統の並列データをフーリエ変換(FFT)する。
【0040】FFT回路116におけるサンプリング周
波数及びFFTのポイント数は、図1の送信装置の逆F
FT回路105におけるサンプリング周波数fs及びF
FTのポイント数Nsと同一に定めてある。
【0041】従って、FFT回路116の出力には、周
波数間隔が(fs/Ns)の各搬送波の複素振幅、すな
わち、送信装置で生成された各搬送波成分の複素振幅の
信号が得られる。FFT回路116が出力する8つの各
搬送波成分の複素振幅信号は16QAM復調回路117
〜124によってそれぞれ復調される。
【0042】8個の16QAM復調回路117〜124
は、処理する信号の搬送波周波数に応じて予め4組に区
分されている。すなわち、16QAM復調回路117及
び118は第1組に区分され、16QAM復調回路11
9及び120は第2組に区分され、16QAM復調回路
121及び122は第3組に区分され、16QAM復調
回路123及び124は第4組に区分されている。
【0043】第1組に区分された16QAM復調回路1
17及び118は、送信装置の逆FFT回路105にお
ける信号S11及びS12の各搬送波周波数に対応づけ
られている。同様に、第2組に区分された16QAM復
調回路119及び120は信号S21及びS22の各搬
送波周波数に対応づけられ、第3組に区分された16Q
AM復調回路121及び122は、信号S31及びS3
2の各搬送波周波数に対応づけられ、第4組に区分され
た16QAM復調回路123及び124は信号S41及
びS42の各搬送波周波数に対応づけられている。
【0044】つまり、16QAM復調回路117,11
8,119,120,121,122,123及び12
4は、それぞれ信号S11,S12,S21,S22,
S31,S32,S41及びS42を復調する。第1組
に区分された16QAM復調回路117及び118が出
力する2系統の信号はダイバーシチ合成回路125に入
力され、第2組に区分された16QAM復調回路119
及び120が出力する2系統の信号はダイバーシチ合成
回路126に入力され、第3組に区分された16QAM
復調回路121及び122が出力する2系統の信号はダ
イバーシチ合成回路127に入力され、第4組に区分さ
れた16QAM復調回路123及び124が出力する2
系統の信号はダイバーシチ合成回路128に入力され
る。
【0045】ダイバーシチ合成回路125は、第1組の
16QAM復調回路117,118から入力される2系
統の信号を最大比合成する。すなわち、互いに異なる搬
送波周波数で伝送された2系統の信号をダイバーシチ合
成して元の1つの信号(S1)を生成する。同様に、ダ
イバーシチ合成回路126,127及び128は、それ
ぞれに入力される2系統の信号を最大比合成し、合成さ
れた信号を出力する。
【0046】ダイバーシチ合成回路125,126,1
27及び128が出力する4系統の信号は、識別回路1
29,130,131及び132によってそれぞれ4ビ
ットのデータに識別される。識別回路129,130,
131及び132が出力する4系統の4ビットデータ
は、並直列変換回路133によって直列データに変換さ
れ出力される。
【0047】なお、ここでは使用する搬送波の系統数
M,係数N,多値変調手段の多値数J及び多値変調手段
の系統数Kが、それぞれ8,2,4及び4の場合を説明
したが、これらは必要に応じて変更することができる。
例えば、多値数Jが8の64QAM変調回路及び64Q
AM復調回路を16QAM変調回路101〜104及び
16QAM復調回路117〜124の代わりに用いても
よい。また、16QAM変調回路101の出力を3以上
の系統に分岐して、3以上の搬送波周波数を同時に利用
して1つの信号を伝送してもよい。
【0048】(第2の実施の形態)この形態の直交周波
数多重通信装置の構成を図3〜図6に示す。この形態は
請求項1,請求項2,請求項4及び請求項5に対応す
る。図3はこの形態の通信装置を用いるシステムの構成
例を示すブロック図である。図4はこの形態の送信装置
の構成例を示すブロック図である。図5はこの形態のデ
ィジタル受信信号処理ユニット62Bの構成例を示すブ
ロック図である。図6は多値数可変変調回路201及び
多値数可変復調回路217の構成例を示すブロック図で
ある。
【0049】なお、図3〜図6において、第1の実施の
形態と同一の構成要素には同一の符号を付けて示してあ
る。この形態では、請求項1の多値変調手段,周波数変
換手段,多値復調手段及びダイバーシチ合成手段は、そ
れぞれ多値数可変変調回路201〜204,逆FFT回
路105,多値数可変復調回路217〜224及びダイ
バーシチ合成回路225〜228に対応する。
【0050】また、請求項2の遅延分散検出手段及び制
御手段は、それぞれ遅延分散検出回路249及び制御回
路250に対応する。請求項5の遅延手段は遅延回路2
51に対応する。この形態では、使用する搬送波の系統
数M及び係数Nがそれぞれ8及び2の場合について説明
する。この形態では、多値変調手段の多値数J及び系統
数Kは可変である。具体的には、多値数J及び系統数K
がそれぞれ4及び4の状態と、多値数J及び系統数Kが
それぞれ2及び8の状態との2種類の何れかの状態に自
動的に切り替わる。
【0051】互いに通信する通信局の間で多値数J及び
系統数Kを一致させる必要があるので、この例では多値
数J及び系統数Kの切替を指示する制御信号を第1の通
信局から第2の通信局に送信する。従って、図3に示す
ように互いに通信を行う第1の通信局と第2の通信局
は、それぞれが送信装置50A(50B)と受信装置6
0A(60B)とを備えている。
【0052】受信装置60Aには、アナログ受信信号処
理ユニット61,ディジタル受信信号処理ユニット62
B,遅延分散検出回路249,制御回路250及び遅延
回路251が備わっている。遅延分散検出回路249
は、例えば特開平5−276059号に示されているよ
うに、同期語と受信信号との相関係数の時間波形に基づ
いて遅延分散を検出する。検出された遅延分散は予め定
めた閾値と比較される。この比較の結果、遅延分散の大
小を示す2値の制御信号が得られる。
【0053】通信の間、遅延分散の検出は周期的に繰り
返される。従って遅延分散に応じた制御信号は逐次更新
される。検出された遅延分散の大小が変化すると、制御
回路250は多値数J及び系統数Kの切替を指示する制
御信号を出力する。この制御信号は、送信装置50Aを
介して第2の通信局に送信される。また、制御回路25
0が出力する制御信号は、遅延回路251を介して自局
のディジタル受信信号処理ユニット62Bにも印加され
る。
【0054】第2の通信局においては、第1の通信局か
らの制御信号を受信すると、それを制御信号識別回路6
5が識別する。そして、制御信号識別回路65は制御信
号をディジタル送信信号処理ユニット51Bに印加し
て、その多値数J及び系統数Kが、第1の通信局と一致
するように制御する。第1の通信局で制御回路250が
制御信号を生成してから第2の通信局の多値数J及び系
統数Kが切り替わるまでにはある程度の時間遅れが発生
する。第1の通信局と第2の通信局の多値数J及び系統
数Kの切り替わりのタイミングがずれるのを防止するた
めに、遅延回路251はディジタル受信信号処理ユニッ
ト62Bに印加する制御信号の出力を少なくとも所定時
間遅らせる。
【0055】ここでは、遅延分散が閾値より大きい場合
に制御信号は1になり、遅延分散が閾値以下の場合には
制御信号は0になるものとする。送信装置50Bの動作
について、図4を参照して説明する。ディジタル送信信
号処理ユニット51Bに入力される入力データは、直並
列変換回路100により(2+2)ビット×4系列の並
列データに変換され、多値数可変変調回路201〜20
4に入力される。
【0056】多値数可変変調回路201〜204は、制
御信号が1の場合には16QAM変調を行う。すなわ
ち、入力データを4ビット並列データとして扱い、この
4ビット並列データで16QAM変調された複素変調信
号を出力する。この場合、得られた複素変調信号は多値
数可変変調回路201〜204内でそれぞれ2系統に分
岐されて出力される。
【0057】一方、制御信号が0の場合には、多値数可
変変調回路201〜204はQPSK変調を行う。すな
わち、入力データを2系統の2ビット並列データとして
扱い、2ビット並列データでQPSK変調された2系統
の複素変調信号を出力する。多値数可変変調回路201
〜204が出力する複素変調信号は、逆FFT回路10
5に入力される。
【0058】逆FFT回路105のそれぞれの出力端子
には、互いに直交関係にある8種類の搬送波を16QA
M変調又はQPSK変調した信号の時間波形が得られ
る。これらの信号は、並直列変換回路106によって時
系列の複素直列データに変換される。並直列変換回路1
06はガードインターバルの挿入機能を備えている。ガ
ードインターバルでは、時間波形を一定区間繰り返す。
【0059】並直列変換回路106が出力する信号は、
D/A変換器107,108によってアナログ信号に変
換された後、直交変調器109により所望の無線周波数
に周波数変換され、アンテナ110から送信される。次
に受信装置60Aについて説明する。アンテナ111で
受信された信号は、第1の実施の形態と同様に、直交検
波器112によりベースバンドに周波数変換され、さら
にA/D変換器113,114によって量子化される
(図2参照)。
【0060】量子化された信号は、図5に示す直並列変
換回路115に入力され、8系統の並列データに変換さ
れる。直並列変換回路115から出力される8系統の並
列データは、FFT回路116に入力されてフーリエ変
換される。FFT回路116におけるサンプリング周波
数及びFFTのポイント数は、図4の送信装置の逆FF
T回路105におけるサンプリング周波数fs及びFF
Tのポイント数Nsと同一に定めてある。
【0061】従って、FFT回路116の出力には、周
波数間隔が(fs/Ns)の各搬送波の複素振幅、すな
わち、送信装置で生成された各搬送波成分の複素振幅の
信号が得られる。FFT回路116が出力する8系統の
信号は、多値数可変復調回路217〜224によってそ
れぞれ復調される。
【0062】制御信号が1の場合には、多値数可変復調
回路217〜224は16QAM復調を実施する。多値
数可変復調回路217〜224が出力する8系統の信号
は、送信された変調信号の区分に応じて2系統ずつ4組
に区分されて、ダイバーシチ合成回路225〜228に
入力される。8個の多値数可変復調回路217〜224
は、処理する信号の搬送波周波数に応じて予め4組に区
分されている。すなわち、多値数可変復調回路217及
び218は第1組に区分され、多値数可変復調回路21
9及び220は第2組に区分され、多値数可変復調回路
221及び222は第3組に区分され、多値数可変復調
回路223及び224は第4組に区分されている。
【0063】第1組に区分された多値数可変復調回路2
17及び218は、送信装置の逆FFT回路105にお
ける信号S11及びS12の各搬送波周波数に対応づけ
られている。同様に、第2組に区分された多値数可変復
調回路219及び220は信号S21及びS22の各搬
送波周波数に対応づけられ、第3組に区分された多値数
可変復調回路221及び222は、信号S31及びS3
2の各搬送波周波数に対応づけられ、第4組に区分され
た多値数可変復調回路223及び224は信号S41及
びS42の各搬送波周波数に対応づけられている。
【0064】つまり、多値数可変復調回路217,21
8,219,220,221,222,223及び22
4は、それぞれ信号S11,S12,S21,S22,
S31,S32,S41及びS42を復調する。第1組
に区分された多値数可変復調回路217及び218が出
力する2系統の信号はダイバーシチ合成回路225に入
力され、第2組に区分された多値数可変復調回路219
及び220が出力する2系統の信号はダイバーシチ合成
回路226に入力され、第3組に区分された多値数可変
復調回路221及び222が出力する2系統の信号はダ
イバーシチ合成回路227に入力され、第4組に区分さ
れた多値数可変復調回路223及び224が出力する2
系統の信号はダイバーシチ合成回路228に入力され
る。
【0065】ダイバーシチ合成回路225〜228はそ
れぞれ入力された2系統の信号を最大比合成した信号を
出力する。ダイバーシチ合成回路225〜228が出力
する信号は、それぞれ識別回路237〜240によって
4ビットのデータに識別される。つまり、4系列の4ビ
ットデータが識別回路237〜240の出力に得られ
る。
【0066】一方、制御信号が0の場合には、多値数可
変復調回路217〜224は入力信号に対してQPSK
復調を行う。この場合には、多値数可変復調回路217
〜224が出力する信号は、それぞれ識別回路229〜
237によって2ビットのデータに識別される。つま
り、識別回路229〜237の出力には8系列の2ビッ
トデータが得られる。
【0067】このようにして生成される4系列の4ビッ
トデータ及び8系列の2ビットデータが切替回路241
〜248に入力される。切替回路241〜248は、入
力される制御信号の値が1の場合には4系列の4ビット
データを並直列変換回路133に出力し、制御信号の値
が0の場合には8系列の2ビットデータを並直列変換回
路133に出力する。
【0068】並直列変換回路133は、入力される4系
列の4ビットデータ又は8系列の2ビットデータを直列
データに変換して出力する。多値数可変変調回路201
及び多値数可変復調回路217は、図6に示すように構
成されている。多値数可変変調回路202〜204の構
成は多値数可変変調回路201と同一であり、多値数可
変復調回路218〜224の構成は多値数可変復調回路
217と同一である。
【0069】図6を参照すると、多値数可変変調回路2
01は16QAM変調回路81,QPSK変調回路8
2,83,選択回路84及び85で構成されている。多
値数可変変調回路201に入力される4ビットデータ
は、16QAM変調回路81に入力される。また、多値
数可変変調回路201に入力される4ビットデータは、
上位2ビットと下位2ビットとに区分され、上位2ビッ
トの信号はQPSK変調回路82に入力され、下位2ビ
ットの信号はQPSK変調回路83に入力される。
【0070】選択回路84及び85は、制御信号に応じ
て、16QAM変調回路81で変調された信号とQPS
K変調回路82,83で変調された信号との何れか一方
を選択して出力する。多値数可変復調回路217は、1
6QAM復調回路91,QPSK復調回路92及び選択
回路93で構成されている。多値数可変復調回路217
に入力される信号は16QAM復調回路91及びQPS
K復調回路92にそれぞれ入力される。選択回路93
は、制御信号に応じて、16QAM復調回路91からの
信号とQPSK復調回路92からの信号との何れか一方
を選択して出力する。
【0071】なお、多値数可変変調回路201〜204
及び多値数可変復調回路217〜224の構成について
は、必要に応じて変更してもよい。特に、この形態では
16QAM変調とQPSK変調とを切り替える場合を説
明したが、例えば64QAM変調と16QAM変調とを
切り替えるように変更することも可能である。
【0072】(第3の実施の形態)この形態の直交周波
数多重通信装置の主要部の構成を図7に示す。図7に示
した部分以外の構成については、第1の実施の形態と同
一である。この形態は請求項3に対応する。この形態で
は、請求項3の前記遅延分散検出手段,レベル検出手段
及び演算手段は、それぞれ遅延分散検出回路249B,
レベル検出回路311〜318及び演算回路321に対
応する。
【0073】図7に示すように遅延分散検出回路249
Bには8個のレベル検出回路311〜318と演算回路
321が備わっている。図7に示す遅延分散検出回路2
49Bは、第2の実施の形態における遅延分散検出回路
249と同一の機能を果たすものである。但し、遅延分
散検出回路249Bは受信装置のディジタル受信信号処
理ユニット62BにおけるFFT回路116の出力信号
を監視して受信信号の遅延分散を検出する。
【0074】レベル検出回路311〜318は、FFT
回路116が出力する8系統の信号の搬送波のレベルを
それぞれ監視する。レベル検出回路311〜318が検
出した8系統の信号の各々の搬送波レベルを示す信号
が、演算回路321に入力される。演算回路321は、
入力される信号から、8系統の信号の搬送波レベルの分
散を算出する。受信した信号の遅延分散が小さい場合に
は8系統の信号の搬送波レベルが均一になるが、遅延分
散が大きいと8系統の信号の搬送波レベルは不均一にな
る。従って、演算回路321が算出する8系統の信号の
搬送波レベルの分散は受信信号の遅延分散の大きさに応
じた値を示す。
【0075】演算回路321は、検出した遅延分散の値
を予め定めた閾値と比較して、遅延分散の大小を2値的
に識別する。この識別の結果が制御信号として出力され
る。この制御信号は、図3に示す制御回路250に印加
される。演算回路321は、遅延分散の検出を周期的に
実施するので、通信回線の状態の変化に対応して、制御
信号は逐次更新される。
【0076】この形態においては、8系統の信号の搬送
波レベルの分散から受信信号の遅延分散を求めている
が、別の方法を用いても遅延分散を検出できる。例え
ば、複数の信号の搬送波レベルの最大値と最小値との差
分の大きさから遅延分散を求めてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、周波数選択性フェージングが生じる通信回線を
利用する場合においても、高い伝送品質を低い受信信号
電力で実現でき、しかも周波数利用効率が低下しない直
交周波数多重通信装置が実現される。
【0078】また、請求項2の発明によれば、遅延分散
の大小とは無関係に良好な通信品質が維持される。更
に、請求項3の発明によれば、遅延分散の検出のために
特別な信号を送出する必要がないので、伝送効率の低下
を回避できる。請求項4の発明によれば、遅延分散検出
手段の検出結果に応じて多値数J及び系統数Kを切り替
えるときに、一方の通信装置から通信相手の通信装置に
特別な制御信号を送出するので、双方の多値数J及び系
統数Kを一致させるのが容易である。
【0079】請求項5の発明によれば、遅延手段を用い
て、自局の送信装置及び受信装置に印加する制御信号を
遅らせるので、互いに通信する通信装置の多値数J及び
系統数Kの切替タイミングを同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の送信装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】第1の実施の形態の受信装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】第2の実施の形態の通信装置を用いるシステム
の構成例を示すブロック図である。
【図4】第2の実施の形態の送信装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】第2の実施の形態のディジタル受信信号処理ユ
ニット62Bの構成例を示すブロック図である。
【図6】多値数可変変調回路201及び多値数可変復調
回路217の構成例を示すブロック図である。
【図7】第3の実施の形態の主要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】直交周波数多重通信装置の従来例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
50A,50B 送信装置 51,51B ディジタル送信信号処理ユニット 52 アナログ送信信号処理ユニット 60A,60B 受信装置 61 アナログ受信信号処理ユニット 62,62B ディジタル受信信号処理ユニット 65 制御信号識別回路 81 16QAM変調回路 82,83 QPSK変調回路 84,85 選択回路 91 16QAM復調回路 92 QPSK復調回路 93 選択回路 100 直並列変換回路 101,102,103,104 16QAM変調回路 105 逆FFT回路 106 並直列変換回路 107,108 D/A変換器 109 直交変調器 110,111 アンテナ 112 直交検波器 113,114 A/D変換器 115 直並列変換回路 116 FFT回路 117,118,119,120 16QAM復調回路 121,122,123,124 16QAM復調回路 125,126,127,128 ダイバーシチ合成回
路 129,130,131,132 識別回路 133 並直列変換回路 201,202,203,204 多値数可変変調回路 217,218,219,220 多値数可変復調回路 221,222,223,224 多値数可変復調回路 225,226,227,228 ダイバーシチ合成回
路 229,230,231,232 識別回路 233,234,235,236 識別回路 237,238,239,240 識別回路 241,242,243,244 切替回路 245,246,247,248 切替回路 249 遅延分散検出回路 250 制御回路 251 遅延回路 311,312,313,314 レベル検出回路 315,316,317,318 レベル検出回路 321 演算回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの周波数の間隔が1/T(Tは実
    数)の整数倍に定められた複数のM系統の搬送波を並列
    に用いる直交周波数多重通信装置において、 変調シンボル周期がT[s]に定められ、1変調シンボ
    ルあたりの伝送ビット数を示す多値数がJの変調信号を
    出力するM以下のK系統の多値変調手段と、 該多値変調手段の出力信号を前記M系統の搬送波の周波
    数のいずれかに周波数変換するとともに、前記K系統の
    多値変調手段からの出力信号のうち少なくとも1系統に
    ついては、1つの出力信号を2以上の搬送波周波数に周
    波数変換する周波数変換手段とを送信装置に設け、 受信される信号に含まれるM系統の搬送波周波数のそれ
    ぞれの信号について復調を行うM系統の多値復調手段
    と、 該多値復調手段が出力する信号のうち、送信装置の同一
    の多値変調手段に割り当てられた複数の信号を合成する
    ダイバーシチ合成手段とを受信装置に設けたことを特徴
    とする直交周波数多重通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の直交周波数多重通信装置
    において、前記多値変調手段の多値数J及び系統数Kを
    可変に構成し、送信装置と受信装置との間の無線伝搬路
    の遅延分散の大きさを検出する遅延分散検出手段と、該
    遅延分散検出手段の検出結果に応じて前記多値変調手段
    の多値数J及び系統数Kを制御する制御手段とを設け、
    検出された遅延分散が比較的大きい場合には少なくとも
    1系統については多値数Jを大きくして、系統数Kを小
    さくし、検出された遅延分散が比較的小さい場合には少
    なくとも1系統については多値数Jを小さくして、系統
    数Kを大きくすることを特徴とする直交周波数多重通信
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の直交周波数多重通信装置
    において、前記遅延分散検出手段に、受信装置の受信し
    た信号に含まれるM系統の搬送波周波数のそれぞれの成
    分の受信信号レベルを検出する複数のレベル検出手段
    と、該レベル検出手段が検出した複数の受信信号レベル
    に基づいてそれらの不均一性を示す値を求める演算手段
    とを設けたことを特徴とする直交周波数多重通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の直交周波数多重通信装置
    において、前記制御手段は前記遅延分散検出手段の検出
    結果に応じて、多値数J及び系統数Kの切替を指示する
    無線信号を送信装置を介して通信相手局の受信装置に送
    信し、多値数J及び系統数Kの切替を指示する無線信号
    を受信した受信装置は、受信した無線信号に従って前記
    多値変調手段の多値数J及び系統数Kを切り替えること
    を特徴とする直交周波数多重通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の直交周波数多重通信装置
    において、多値数J及び系統数Kの切替を指示する前記
    制御手段からの制御信号を少なくとも所定時間遅らせて
    自局の送信装置及び受信装置に印加する遅延手段を設け
    たことを特徴とする直交周波数多重通信装置。
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