JPH11266248A - イベント通知制御装置 - Google Patents

イベント通知制御装置

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JPH11266248A
JPH11266248A JP10348674A JP34867498A JPH11266248A JP H11266248 A JPH11266248 A JP H11266248A JP 10348674 A JP10348674 A JP 10348674A JP 34867498 A JP34867498 A JP 34867498A JP H11266248 A JPH11266248 A JP H11266248A
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Application number
JP10348674A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sumiyoshi
正 住吉
Harunobu Mizuno
治展 水野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の装置からイベント情報を受けて、当該
イベント情報が通知すべきものであるか否かの判断を迅
速に行うイベント通知制御装置を提供する。 【解決手段】 イベント通知制御装置は、ブロック番
号、装置種別、状態コード等を構成要素とするイベント
情報を受けると、インデックステーブル310を参照し
てインデックスのブロック番号311と装置種別312
とがイベント情報の内容と一致するかをブロック番号、
装置種別の順に比較することにより条件テーブル320
中の条件レコードを検索して、当該条件レコードに示さ
れた全ての条件を当該イベント情報が満たすか否を判断
して、満たせば当該イベント情報を外部装置に通知す
る。条件テーブル320中の条件レコードは外部装置か
ら登録、変更、削除可能である。登録等の時、条件レコ
ードの内容に応じてインデックステーブル310と、ブ
ロック番号311・装置種別312の比較順序とを変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の装置から送
られる当該装置の状態を示すイベント情報を受け取り、
予め登録された条件を満たすイベント情報のみを出力す
るイベント通知制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信技術の進展を背景とし
て、企業等において専用回線や交換機を用いたネットワ
ークシステムが構築されつつある。一般に交換機は、電
源管理装置、交換機間通信制御のための装置、電話機及
びコンピュータ端末との通信制御のための装置等の複数
の装置から構成されており、交換機内の各装置について
の障害発生等の状態は、イベント情報として交換機外部
に通知される。ネットワークシステムには、交換機の状
態を監視しネットワークを制御するための管理装置が設
けられ、管理装置は、交換機から、交換機内部の各装置
により発生する種々の内容のイベント情報を回線を通じ
て受け取り、この内容に応じて通信経路選択や障害対応
等の適切な処理を行う。また、管理装置には、イベント
情報を補完するため数分の間隔をあけて定期的に交換機
に対して状況の照会を行う機能を有するものもある。
【0003】イベント情報は、管理装置が交換機内部の
各装置の状況を詳細に把握して適切な対応を行うため
に、装置番号、装置状態、障害種別、エラーレベル等の
各種情報を含み、各装置から非同期的に出されるもので
ある。このため、交換機内の各装置からほぼ同時にイベ
ント情報が出されると、管理装置側では一時に連続して
イベント情報を受け取るため過負荷状態となり、交換機
に対する状況の照会やネットワーク制御等の処理が行え
ない可能性がある。
【0004】この問題を回避するには、交換機は、内部
の各装置により発生するイベント情報を、全て記憶媒体
等に保存し管理装置からの定期的な照会に対応して情報
を提供できるようにし、さらに、イベント情報を、管理
装置の管理の都合上必要最小限のものに絞り込んで管理
装置に通知するものであればよい。ここで、管理装置に
よる管理には、例えば、障害復旧後の通信機能回復確認
等のテスト等も含まれるため、管理装置の管理の都合上
必要となるイベント情報は、時期により変化し得るもの
である。従って、管理装置から交換機に対して、通知す
べきイベント情報についての条件を通知しておき、交換
機は、内部の各装置から発生したイベント情報について
当該条件を満たすか否かを判断して、通知すべきイベン
ト情報のみを管理装置に通知することとすれば、上述の
過負荷状態の発生を抑えることが可能となる。
【0005】ところで、通知すべきイベント情報につい
ての条件は、管理装置の管理の都合上、例えば、障害の
内容やエラーレベル等によって通知する必要があるもの
とないものとを区別するため、きめ細かな指定が行える
方が望ましく、複数の装置番号、装置状態、障害種別、
エラーレベル等の複数の項目それぞれについて指定する
条件セットを、複数個指定することを可能とすべきであ
る。
【0006】しかし、条件セットが多数項目からなり、
条件セットの数が多い場合には、交換機は、イベント情
報が通知すべきものであるか否かの判断に多く処理を要
するため、迅速に通知すべきイベント情報を通知できな
いという問題が生じる。この問題は、上述の交換機のみ
でなく、複数の装置から送られる当該装置の状態を示す
イベント情報を受け取り、予め登録された条件セットの
うちのいずれかを満たすイベント情報のみを他の装置に
通知するようなイベント通知制御装置においても、共通
の問題である。
【0007】このような問題を特定の場合において解決
する技術として、特公平8−7723号公報に掲載され
た事象報告処理回路がある。図11は、従来の事象報告
処理回路の構成を示す図である。この事象報告処理回路
は、抽出手段901において、格納手段904に格納さ
れた複数の通知条件式(EFD)から、通知条件に指定
されている属性がすべてイベントに含まれるEFDを洗
い出す(ステップS911〜ステップS913)。洗い
出したEFDのうちの1つを順次取り出し(ステップS
914)、通知条件に関する論理演算を判定手段902
で行い、判定結果が真であれば、イベント通知を通知手
段903によって行う(ステップS915〜ステップS
917)。ここで、EFDは、上述した条件セットに相
当し、属性は、上述した条件セット中の障害種別、エラ
ーレベル等の各項目に相当する。この事象報告処理回路
は、受け取ったイベント中に含まれていない属性の情報
をもつ条件セットを比較判断対象から除き、比較判断処
理の減少により処理の迅速化を図るものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
事象報告処理回路は、イベント情報中に全ての属性が含
まれている場合、即ち、各条件セットが、イベント情報
中に含まれる装置番号、装置状態、障害種別、エラーレ
ベル等の情報それぞれについての指定情報をもつ場合に
は、効果がない。
【0009】そこで、本発明は上述の問題点に鑑みてな
されたものであり、複数の装置からイベント情報を受け
て、不要なイベント情報を通知しないようにするため、
当該イベント情報が通知すべきものであるか否かの判断
を迅速に行うイベント通知制御装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るイベント通知制御装置は、複数の項目か
らなるイベント情報を受け取り、所定条件を満たすイベ
ント情報のみを出力するイベント通知制御装置であっ
て、前記イベント情報の複数の項目それぞれに対応する
条件である複数の条件項目を含み前記所定条件を示す条
件レコードを複数記憶する条件記憶手段と、前記条件記
憶手段に記憶されている複数の前記条件レコードから特
定の条件レコードを検索するために用いられ、前記条件
レコード中の複数の条件項目のうち少なくとも1つの条
件項目を検索のための比較要素として含むとともに当該
条件レコードの索引情報を含むインデックスを記憶する
インデックス記憶手段と、前記インデックスの比較要素
の内容と、受け取った前記イベント情報中の前記比較要
素に対応する項目の内容とを比較することにより、比較
要素である条件項目の内容が当該イベント情報中の対応
する項目の内容と一致する条件レコードを前記条件記憶
手段から検索する検索手段と、前記検索手段により検索
された条件レコードに示された全ての条件を、前記イベ
ント情報の内容が満たす場合にのみ当該イベント情報を
出力する条件判断出力手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】上記構成により、比較要素とされた条件項
目について内容が同一の条件レコードについては、1つ
のインデックスにより指し示され、通常は、条件レコー
ド数よりインデックス数の方が少ないものとなるため、
インデックスを用いた検索によれば、個々の条件レコー
ドを総当たり的にイベント情報と照合する場合と比較す
ると、比較回数が減少でき、結果的にイベント情報を出
力すべきか否かの判断の迅速化が図れる。
【0012】ここで、前記インデックスにおける比較要
素は複数個であり、前記検索手段は、前記インデックス
の各比較要素の内容と、受け取った前記イベント情報中
の前記各比較要素に対応する各項目の内容とを比較する
ことにより、比較要素である全ての条件項目の内容が当
該イベント情報中の対応する項目の内容と一致する条件
レコードを検索し、前記検索手段における前記比較は、
比較結果が一致する限り当該インデックス中の各比較要
素について順次比較し、比較結果が不一致となった後は
他の比較要素についての比較を行わないこととすること
もできる。
【0013】上記構成により、比較要素の比較順序を、
比較判断が高速に行える順等の一定の基準で定めておけ
ば、全体的には、比較判断の高速化が図れる可能性が高
まる。また、前記イベント情報は複数の管理対象装置の
いずれかから送られ、送信元の管理対象装置を特定する
情報と当該管理対象装置の状態を示す情報をそれぞれ項
目として含み、前記条件レコードは、前記管理対象装置
を限定する条件項目と当該管理対象装置の状態に関する
条件を示す条件項目と、さらに抑止対象の送信元を示す
情報である抑止制御指示情報とを含み、前記インデック
スは、前記管理対象装置を限定する情報を検索のための
比較要素とし、前記イベント通知制御装置はさらに、前
記検索手段により検索された条件レコードに示された全
ての条件を前記イベント情報の内容が満たす場合に、当
該条件レコードに含まれる前記抑止制御指示情報が示す
送信元を、前記管理対象装置を限定する条件項目として
含む条件レコードについては前記インデックスを用いて
は検索できないように、前記インデックスを再構築する
インデックス再構築手段を備えることとすることもでき
る。
【0014】上記構成により、イベント情報の出力条件
を示す条件レコードの登録、変更又は削除を外部装置か
ら指示しなくても、イベント情報に基づき動的に、特定
の条件レコードを指し示すインデックスを生成しないよ
うにインデックスを再構築する抑止制御を行うため、あ
るイベント情報の発生と連動して発生した他のイベント
情報の出力の抑止を即座に行うことができ、無駄なイベ
ント情報の出力を防ぐことができる。また、抑止制御の
結果、特定の条件レコードを指し示すインデックスが消
滅するため、他の条件レコードについての検索はより迅
速に行え、イベント情報を出力すべきか否かの判断の高
速化が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るイベント通知
制御装置の実施の形態について図面を用いて詳細に説明
する。 <実施の形態1>以下、実施の形態1に係るATM(A
synchronous Transmission
Mode:非同期交換モード)交換機のイベント通知制
御部について、図1〜図6を用いて説明する。
【0016】<構成>図1は、本発明の実施の形態1に
係るATM交換機を含むネットワークシステムの構成図
である。同図に示すように、ネットワークシステム1に
おいてATM交換機100は、他のATM交換機と専用
回線で接続され、ルータを介してパーソナルコンピュー
タ(以下、パソコンという。)とも接続され、また、電
話機とも接続され、更に管理装置10とも接続されてい
る。
【0017】ここで、管理装置10は、ATM交換機1
00の状態を管理するパソコンであり、ATM交換機内
部の各装置の状況を示す種々の内容のイベント情報を、
ATM交換機100から回線を通じて受け取り、この内
容に応じて通信経路選択や障害対応等の適切な処理を行
う。また、管理装置10は、イベント情報のうち、必要
なもののみを受け取るために、自装置に送信すべきイベ
ント情報の条件を示す条件レコードをATM交換機10
0に登録したり、既に登録済みの条件レコードを変更又
は削除することができる。
【0018】図2は、実施の形態1に係るATM交換機
100の構成図である。同図は、ATM交換機100の
ハードウェア構成を示しており、さらに、イベント通知
制御部110については内部の機能構成を示している。
ATM交換機100は、各々16個のスロットを有する
10個のブロックとイベント通知制御部110とから構
成され、各スロットには、電源管理装置や交換機間通信
制御のための装置等の装置がそれぞれ格納されており、
各装置から装置状態を示すイベント情報がイベント通知
制御部110に送られ、イベント通知制御部110は、
送られたイベント情報のうち必要なイベント情報のみを
管理装置10に送信する。
【0019】詳しくは、ATM交換機100内の各装置
は、ブロック120内のスロット121〜125等、ブ
ロック130内のスロット131〜135等、ブロック
140内の各スロット等に実装されており、各装置は、
1から10までのブロック番号及び1から16までのス
ロット番号により特定できる。ここでは、ブロック12
0のブロック番号は1であり、スロット121には、ブ
ロック120内の各スロットに格納された装置とイベン
ト通知制御部110とのデータ交換を可能とする装置
(以下、SWCONパッケージという。)が格納され、
スロット122には、電話機やパソコンとの通信制御を
行う装置(以下、VIFIパッケージという。)が格納
され、スロット124には、交換機間の通信制御を行う
装置(以下、S6.3パッケージという。)が格納さ
れ、スロット125には、S6.3パッケージとはプロ
トコルを別にして交換機間の通信制御を行う装置(以
下、A156パッケージという。)が格納され、スロッ
ト123には、VIFIパッケージと、S6.3パッケ
ージ又はA156パッケージとの間のデータ交換を行う
装置(以下、SWパッケージという。)が格納されてい
るものとする。
【0020】また、ブロック130のブロック番号は3
であるものとし、スロット131にはSWCONパッケ
ージが、スロット132にはVIFIパッケージが、ス
ロット133にはSWパッケージが、スロット134に
はS6.3パッケージが、スロット135にはA156
パッケージが格納されているものとする。なお、各ブロ
ック中の同一番号のスロットに同一種別の装置を格納し
なければならないわけではない。
【0021】イベント通知制御部110は、ハードウェ
ア的には、CPU、メモリ、ハードディスク等を備える
コンピュータで構成され、これらのハードウェアによ
り、又はメモリに格納されたプログラムがCPUにより
実行されることにより、必要なイベント情報のみを選択
的に出力する機能を実現するものであり、機能的には、
イベント情報取得部111と、条件判断部112と、イ
ベント情報出力部113と、検索部114と、比較順序
記憶部115と、条件記憶部116と、条件更新部11
7とを有する。
【0022】ここで、イベント情報取得部111は、各
装置からSWCONパッケージを介して送られるイベン
ト情報を受け取るものである。条件判断部112は、イ
ベント情報取得部111により取得したイベント情報
が、予め登録された条件を満たすものであるか否かを、
検索部114により検索された条件レコードを参照して
イベント情報と比較することにより判断し、条件を満た
す場合には、イベント情報をイベント情報出力部113
に伝えるものである。
【0023】イベント情報出力部113は、条件判断部
112から伝えられたイベント情報を回線を通じて管理
装置10に送信するものである。条件記憶部116は、
ハードディスク又はメモリに、管理装置に送信すべきイ
ベント情報についての条件を示す条件レコードの集合で
ある条件テーブルと、条件テーブルを検索するためのイ
ンデックスの集合であるインデックステーブルとを記憶
するものであり、比較順序記憶部115は、メモリの一
領域に、検索部114がインデックステーブルを用いて
検索する場合に、先にブロック番号を比較するか、先に
装置種別を比較するかを示す比較順序情報を記憶するも
のである。ここで、条件レコードには、ブロック番号及
び装置種別が項目として含まれており、また、インデッ
クスは、ブロック番号と装置種別とを比較要素とするも
のである。なお、条件テーブル、インデックステーブル
については後に詳細に説明する。
【0024】検索部114は、比較順序記憶部115と
条件記憶部116とを参照し、イベント情報と、ブロッ
ク番号及び装置種別において適合する条件レコードを検
索するものである。条件更新部117は、管理装置10
からの条件レコードの登録、変更、削除の要求に応じ
て、条件記憶部116に記憶されている条件テーブル及
びインデックステーブルを更新し、必要に応じて比較順
序記憶部115に記憶されている比較順序情報を更新す
るものである。また、条件更新部117は、条件レコー
ドを登録した場合には、管理装置10にレコード番号を
返却する。
【0025】<データ構造>まず、各装置からイベント
通知制御部110に送られるイベント情報について説明
する。図3は、イベント情報のデータ構造と内容例とを
示した図である。イベント情報200は、装置番号21
0と、装置種別220と、状態コード230と、エラー
レベル240とを含み、装置番号210はブロック番号
211とスロット番号212とからなる。
【0026】ここで、ブロック番号211は、イベント
情報の発生源がどのブロックに属する装置であるかを示
す4ビットのデータであり、1から10までのいずれか
の番号となる。また、スロット番号212は、イベント
情報の発生源がブロック内においてどのスロットに格納
された装置であるかを示す4ビットのデータであり、1
から16までのいずれかの番号となる。
【0027】装置種別220は、イベント情報の発生源
の装置が、どのような種類の装置であるかを示す1バイ
トのデータであり、SWCONパッケージ、VIFIパ
ッケージ等の別を示す。なお、装置の種類は、10種類
ある。状態コード230は、通信障害発生、装置障害発
生等の装置の状態を示す2バイトのデータであり、例え
ば、通信障害であっても、物理的な障害か、通信用のメ
モリ不足か等の詳細な区別をも識別可能である。
【0028】また、エラーレベル240は、状態コード
230を補足する1バイトデータであり、障害等の程度
に応じて、重大性の大きい方からメジャーレベル、マイ
ナーレベル、警告レベルのいずれかを意味する値をと
る。同図中に例示したイベント情報は、図2におけるブ
ロック120中のスロット125に格納された装置から
発されたイベント情報の例であり、この内容は、ブロッ
ク番号が1でスロット番号が16で装置種別はA156
パッケージである装置から発されたこと及び重大性の程
度の大きいメジャーレベルの通信障害が発生したことを
意味している。なお、図3の例では、装置種別、状態コ
ード、エラーレベルの内容を文字列で表現したが、実際
にはそれぞれは、その意味を識別可能なビット列であ
る。
【0029】次に、条件記憶部116に記憶されている
条件テーブル及びインデックステーブルについて説明す
る。図4は、条件記憶部116に記憶されている条件テ
ーブル及びインデックステーブルのデータ構造及びその
内容例を示す図である。条件テーブル320は、管理装
置10により登録された条件レコードの集合であり、各
条件レコードは、管理装置10に通知すべきイベント情
報が満たすべき条件を示すもので、レコード番号321
と、ブロック番号322と、装置種別323と、状態コ
ード・エラーレベル条件324とを含む。
【0030】レコード番号321は、各条件レコード毎
を識別するために付された番号であり、条件更新部11
7が条件レコード登録時に付し、後に条件レコードの変
更又は削除をする場合に変更又は削除の対象を特定する
ために利用できるものである。ブロック番号322及び
装置種別323は、管理装置10に通知すべきイベント
情報の発生源の装置を限定するための条件であり、この
条件は、図3に示すイベント情報中のブロック番号21
1及び装置種別220に対応する。
【0031】状態コード・エラーレベル条件324は、
管理装置10に通知すべきイベント情報の内容を限定す
るための条件であり、図3に示すイベント情報中の状態
コード230及びエラーレベル240に対応し、これら
が条件を具備するか否かを判断するため、一定の書式で
記述されるものである。例えば、条件の論理積(an
d)や論理和(or)等の記述や、状態コードの各ビッ
トの検査をする記述や、状態コードがある数値範囲に入
るか否かを検査する記述等の書式が予め定められてい
る。
【0032】また、インデックステーブル310は、条
件テーブル320の各条件レコードをブロック番号及び
装置番号種別を索引として指し示すようにしたインデッ
クスの集合であり、各インデックスは、ブロック番号3
11と、装置種別312と、ポインタ313と、次ポイ
ンタ314とからなる。即ち、インデックステーブル3
10は、ブロック番号322と装置種別323とが同一
の条件レコードについては1つにまとめて、1つのイン
デックスを対応づけたものであり、これによれば、各条
件レコードの検索が迅速に行える。従って、ポインタ3
13は、図4中にもみられるように、複数の条件レコー
ドへのポインタを有する場合もある。
【0033】また、インデックステーブル310は、ブ
ロック番号311又は装置種別312のいずれかの内容
でソートされ、次ポインタ314は、そのソートした内
容について次の異なるインデックスを指し示すポインタ
であり、ソートした内容の異なるインデックスが次にな
い場合には、次ポインタ314はNULLとする。以
下、同図の例示内容について簡単に説明する。
【0034】インデックステーブルは、同図の例ではブ
ロック番号についてソートされており、ブロック番号が
1であるインデックス331の次ポインタは、ブロック
番号が1と異なり3であるインデックス332を指し示
し、ブロック番号が3より大きなインデックスが存在し
ないため、インデックス332の次ポインタはNULL
となっている。
【0035】インデックス331は、ブロック番号が1
で装置種別がA156パッケージであることを条件とす
る条件レコードをポインタで指し示し、ポインタで指し
示された条件レコードは、レコード番号が1で、状態コ
ード・エラーレベル条件として、状態コードが通信障害
発生の旨を示しかつエラーレベルがマイナーレベル以上
であることを条件とする。
【0036】また、インデックス333は、ブロック番
号が3で装置種別がSWパッケージであることを条件と
する条件レコードをポインタで指し示し、ポインタで指
し示された条件レコードは2つあり、1つはレコード番
号が4で、状態コードが装置障害発生の旨を示すことを
条件とする条件レコードで、他の1つはレコード番号が
5で、状態コードが装置復旧完了の旨を示すことを条件
とする条件レコードである。
【0037】<動作>以下、上述の構成を備えるイベン
ト通知制御部110の動作について説明する。まず、管
理装置10から条件レコードを登録する場合における条
件更新部117の動作について説明する。
【0038】図5は、条件更新部117の条件レコード
登録の動作を示すフローチャートである。管理装置10
から、ATM交換機100に、1つの条件レコードを登
録要求とともに送信された場合には、条件更新部117
は、受信した条件レコードの文法チェックを行う(ステ
ップS401)。ここで、文法チェックとは、受信した
条件レコードが、ブロック番号、装置種別、状態コード
・エラーレベル条件からなることのチェック、それぞれ
の値の範囲が適当であるかのチェック、状態コード・エ
ラーレベル条件についての記述書式が適式であるかのチ
ェック等をいう。
【0039】条件レコードの文法チェックの結果が正常
であれば(ステップS402)、条件更新部117は、
条件レコードにレコード番号を含ませて、条件テーブル
に追加し(ステップS403)、これに対応して、イン
デックステーブルを構築する(ステップS404)。こ
こで、インデックステーブルの構築は、条件テーブルを
参照して、ブロック番号及び装置種別が同一のものをま
とめ、ブロック番号、装置種別、条件レコードへのポイ
ンタからなるインデックスを作成することをいう。
【0040】インデックステーブルの構築の後、条件更
新部117は、インデックステーブルを参照し、ブロッ
ク番号又は装置種別のいずれについて先に比較対象とす
れば、イベント情報を管理装置10に通知すべきか否か
のための比較判断回数を減少させる可能性が高まるかと
いう観点で、比較順序を決定する(ステップS40
5)。
【0041】ここでは、全てのインデックス中において
存在する異なるブロック番号の数を、イベント情報に含
まれ得る全てのブロック番号の数で割った場合の商と、
全てのインデックス中において存在する異なる装置種別
の数を、イベント情報に含まれ得る全ての装置種別の数
で割った場合の商とを比較して、小さい方がブロック番
号に係る商である場合には、比較順序記憶部115に記
憶する比較順序情報をブロック番号が先である旨のもの
とし、その逆である場合には、比較順序情報を装置種別
が先である旨のものとする。
【0042】比較順序の決定の後、条件更新部117
は、ブロック番号と装置種別とのうち先に比較対象とす
る方について、例えば昇順となるように全インデックス
をソートした後、先に比較対象とする方の値が異なるイ
ンデックスをポインタチェーンで連結しインデックステ
ーブルを利用可能状態とする(ステップS406)。こ
のとき、条件テーブル及びインデックステーブルの状態
は、例えば、図4に示す様になる。図4においては、イ
ンデックステーブル中のブロック番号の値は1又は3の
2種類のみであり、これを全てのブロック番号の数であ
る10で割ると0.2となり、また、装置種別の値はA
156、SWCON、S6.3、SW、VIFIの5種
利であり、これを全ての装置種別の数である10で割る
と0.5となるため、ブロック番号に係る商が小さいた
めブロック番号を先に比較するものとしている。
【0043】インデックステーブルを利用可能状態にし
た後、条件更新部117は、ステップS403において
付与したレコード番号を管理装置10に返却し(ステッ
プS407)、条件レコードの登録の処理を終了する。
また、条件レコードの文法チェック結果が正常でない場
合(ステップS402)は、条件更新部117は、文法
エラーの旨のコードを管理装置10に返却し(ステップ
S408)、条件レコードの登録の処理を終了する。
【0044】なお、条件レコードの変更の場合には、変
更すべき条件レコードを特定するためのレコード番号を
管理装置10から受け取り、その後は上述のステップS
403を指定された条件レコードの変更に置き換え、ス
テップS407を除く他は条件レコードの登録と同様の
処理を行い、また、条件レコードの削除の場合には、削
除すべき条件レコードを特定するためのレコード番号を
管理装置10から受け取り、その後は上述のステップS
403を指定された条件レコードの削除に置き換え、ス
テップS401、S402、S407、S408を除く
他は条件レコードの登録と同様の処理を行う。
【0045】次に、イベント通知制御部110がATM
交換機100内のいずれかの装置からイベント情報を受
けた場合の動作について説明する。図6は、イベント通
知制御部110のイベント情報の通知制御処理を示すフ
ローチャートである。但し、同図に示す手順は、比較順
序記憶部115に記憶されている比較順序情報が、ブロ
ック番号を先に比較する旨を示している場合におけるイ
ベント情報の処理手順であり、繰り返し実行されるもの
である。
【0046】なお、比較順序情報が、装置種別を先に比
較する旨を示している場合におけるイベント情報の処理
手順は、同図におけるステップS502とステップS5
05との処理内容を交換し、ステップS503とステッ
プS506との判断内容を交換し、ステップS504と
ステップS507との判断内容を交換したものとなる。
即ち、比較順序情報は、2種類のアルゴリズムを実現す
るプログラムのうちいずれかのメモリ内における格納位
置を指し示すポインタとして実現される。
【0047】図6に示すイベント情報の通知制御処理
は、イベント情報を取得するステップS501と、イベ
ント情報とインデックスとをブロック番号について比較
するステップS502〜S504と、イベント情報とイ
ンデックスとを装置種別について比較して、そのイベン
ト情報を通知すべき条件を示す条件レコードを特定する
ステップS505〜S507と、イベント情報が通知す
べき条件を満たすか判断するステップS508〜S51
0と、条件を満たす場合にイベント情報を管理装置に通
知するステップS511とからなる。
【0048】以下、動作を詳細に説明する。イベント情
報取得部111はイベント情報を取得し(ステップS5
01)、条件判断部112に伝え、条件判断部112は
このイベント情報を検索部114に伝える。検索部11
4は、インデックステーブルを参照して、1つめのイン
デックスのブロック番号に着目し(ステップS50
2)、イベント情報中のブロック番号と比較し(ステッ
プS503)、一致しなければ、インデックスの次ポイ
ンタを参照して(ステップS504)、NULLであれ
ば当該イベント情報についての通知は行わず通知制御処
理を終了する。ここで、次ポインタがNULLでなく次
のブロック番号を有するインデックスを指し示している
場合は(ステップS504)、ステップS502に戻
り、そのブロック番号に着目してイベント情報中のブロ
ック番号と比較する(ステップS503)。
【0049】インデックスのブロック番号と、イベント
情報中のブロック番号とが一致する場合には(ステップ
S503)、検索部114は、インデックスの装置種別
に着目し(ステップS505)、イベント情報中の装置
種別と比較し(ステップS506)、一致しなければ、
次のインデックスが存在しなければ(ステップS50
7)、当該イベント情報についての通知は行わず通知制
御処理を終了する。次のインデックスが存在すれば、即
ち次の装置種別を含むインデックスが存在すれば(ステ
ップS507)、ステップS505に戻り、その装置種
別に着目してイベント情報中の装置種別と比較する(ス
テップS506)。
【0050】インデックスの装置種別と、イベント情報
中の装置種別とが一致する場合には(ステップS50
6)、検索部114は、その着目に係るインデックスに
含まれる全てのポインタを条件判断部112に与え、条
件判断部112は1つのポインタが指し示す条件レコー
ドの状態コード・エラーレベル条件に着目して(ステッ
プS508)、イベント情報中の状態コードとエラーレ
ベルとを参照することにより、当該イベント情報が条件
を満たすか否かを判断し(ステップS509)、条件を
満たさない場合には、条件判断部112は、まだ着目し
ていない条件レコードを指し示すポインタを得ていなけ
れば(ステップS510)、当該イベント情報について
の通知は行わず通知制御処理を終了し、また、まだ着目
していない条件レコードを指し示すポインタを得ていれ
ば、ステップS508に戻り、その条件レコードの状態
コード・エラーレベル条件に着目して、イベント情報が
条件を満たすか否かを判断する(ステップS509)。
【0051】また、ステップS509の判断において条
件を満たす場合には、当該イベント情報をイベント情報
出力部113を介して管理装置10に送信し(ステップ
S511)、通知制御処理を終了する。なお、条件判断
部112と検索部114とは機能が異なるため別の機能
ブロックとして表現したが、イベント通知制御部110
のイベント情報の通知制御処理において、条件判断部1
12と検索部114とは一体として動作するものであ
り、実際上、両者間でデータの授受を行うのには時間を
要しない。
【0052】以下、具体例に基づいて、上述のイベント
情報の通知制御動作を簡単に説明する。前提として、条
件テーブル及びインデックステーブルは、図4に例示し
た内容であるものとする。第1の例として、ATM交換
機100のブロック120のスロット125に格納され
たA156パッケージから図3に示すイベント情報が発
された場合について説明する。
【0053】イベント情報取得部111は、図3に示す
イベント情報を取得し(ステップS501)、これを受
けて検索部114は、インデックステーブル310の先
頭のインデックス331のブロック番号である1とイベ
ント情報中のブロック番号である1とを比較し(ステッ
プS502、S503)、一致するため、次に装置種別
を比較する(ステップS505、S506)。装置種別
はA156であり、一致するため、検索部114は条件
判断部112にレコード番号が1の条件レコードのポイ
ンタを通知し、条件判断部112は、当該条件レコード
の状態コード・エラーレベル条件を参照し、これが「通
信障害発生andマイナーレベル以上」であり、イベン
ト情報中の状態コードは「通信障害発生」、エラーレベ
ルは「メジャーレベル」であるため、条件を満たすと判
断し(ステップS509)、当該イベント情報をイベン
ト情報出力部113を介して管理装置10に送信する
(ステップS511)。
【0054】第2の例として、ATM交換機100のブ
ロック番号が10であるブロック140のあるスロット
に格納されたA156パッケージからイベント情報が発
された場合について説明する。イベント情報取得部11
1は、イベント情報を取得し(ステップS501)、こ
のイベント情報を受けて検索部114は、インデックス
テーブル310の先頭のインデックス331のブロック
番号である1とイベント情報中のブロック番号である1
0とを比較し(ステップS502、S503)、一致し
ないため、インデックス331の次ポインタを参照し、
NULLではないため(ステップS504)、次ポイン
タが指し示すインデックス332のブロック番号である
3とイベント情報中のブロック番号である10とを比較
し(ステップS502、S503)、一致しないため、
インデックス332の次ポインタを参照し、これがNU
LLであるため(ステップS504)、当該イベント情
報を管理装置10に通知することなく当該イベント情報
に対する動作を終了する。
【0055】このように、イベント通知制御部110
は、イベント情報を通知するための条件を示す随時追加
・変更・削除され得る条件レコードに対して、その追加
等の際に、条件ブロック番号、装置種別といった条件レ
コード中の一部の項目に着目してインデックスを作成し
て、さらに、インデックスとなる各項目については、比
較回数が少なくなる可能性を高めるために一定の順序で
比較するように比較順序を定めることにより、イベント
情報が送られた場合に通知すべきか否かの判断を速やか
に行うことを可能にしている。 <実施の形態2>以下、実施の形態2に係るATM交換
機のイベント通知制御部について、図7〜図10を用い
て説明する。
【0056】<構成>図7は、実施の形態2に係るAT
M交換機1100の構成図である。同図は、ATM交換
機1100のハードウェア構成を示しており、さらに、
イベント通知制御部1110については内部の機能構成
を示している。なお、ATM交換機1100は、実施の
形態1に係るATM交換機100を変形したものであ
り、ATM交換機1100の構成要素のうちATM交換
機100と同等なものは同図中同一符号で示している。
また、ATM交換機1100は、図1に示すネットワー
クシステムにおいてATM交換機100に換えて位置づ
けられ、管理装置10と接続される。
【0057】ATM交換機1100は、実施の形態1に
係るATM交換機100のイベント通知制御部110を
変形したイベント通知制御部1110を備える他は、A
TM交換機100と同様である。イベント通知制御部1
110は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、ハー
ドディスク等を備えるコンピュータで構成され、これら
のハードウェアにより、又はメモリに格納されたプログ
ラムがCPUにより実行されることにより、必要なイベ
ント情報のみを選択的に出力する機能を実現するもので
あり、機能的には、イベント情報取得部111と、条件
判断部1112と、イベント情報出力部113と、検索
部114と、比較順序記憶部115と、条件記憶部11
16と、条件更新部1117と、抑止装置情報記憶部1
118とを有する。以下、イベント通知制御部1110
内の各部について説明するが、実施の形態1と同一の符
号で示した部分については実施の形態1において説明済
みであるためここでは説明を省略する。
【0058】条件判断部1112は、イベント情報取得
部111により取得したイベント情報が、予め登録され
た条件を満たすものであるか否かを、検索部114によ
り検索された条件レコードを参照してイベント情報と比
較することにより判断し、条件を満たす場合には、イベ
ント情報をイベント情報出力部113に伝え、さらに、
当該イベント情報が満たした条件に係る条件レコード中
にインデックス再構築指示が記述されている場合には、
この指示に従って、インデックス再構築指示対応処理を
行う。ここで、イベント情報は、ATM交換機1100
内の各装置より発されるものであり、実施の形態1に示
したものと同等である(図3参照)。インデックス再構
築指示及びインデックス再構築指示対応処理について
は、後述する。
【0059】条件記憶部1116は、ハードディスク又
はメモリに、管理装置に送信すべきイベント情報につい
ての条件を示す条件レコードの集合である条件テーブル
と、条件テーブルを検索するためのインデックスの集合
であるインデックステーブルとを記憶するものである。
条件テーブルを構成する条件レコードは、実施の形態1
に示した条件レコード(図4参照)にインデックス再構
築指示なる項目が追加されたものであり、これについて
は後に詳細に説明する。
【0060】抑止装置情報記憶部1118は、メモリ
に、ある装置から発されたイベント情報は管理装置10
へ通知しないようにするために、通知を抑止すべき発生
源の装置を特定する抑止装置情報の集合である抑止装置
情報テーブルを記憶するものである。条件更新部111
7は、管理装置10からの条件レコードの登録、変更、
削除の要求に応じて、条件記憶部1116に記憶されて
いる条件テーブルを更新し、インデックステーブルを更
新し、必要に応じて比較順序記憶部115に記憶されて
いる比較順序情報を更新するものである。なお、条件更
新部1117によるインデックステーブルの更新は、抑
止装置情報記憶部1118に記憶されている抑止装置情
報テーブルを参照して行われる。
【0061】<データ構造>まず、条件記憶部1116
に記憶されている条件テーブル及びインデックステーブ
ルについて説明する。図8は、条件記憶部1116に記
憶されている条件テーブル及びインデックステーブルの
データ構造及びその内容例を示す図である。
【0062】条件テーブル1320は、管理装置10に
より登録された条件レコードの集合であり、各条件レコ
ードは、管理装置10に通知すべきイベント情報が満た
すべき条件を示すレコード番号321と、ブロック番号
322と、装置種別323と、状態コード・エラーレベ
ル条件324とに加えて、当該条件を満たすイベント情
報を通知した後に、特定の装置が発生源となるイベント
情報の通知を抑止するか、或いは、その抑止を解除する
かの指示を示すインデックス再構築指示1325を含む
ものである。なお、レコード番号321、ブロック番号
322、装置種別323及び状態コード・エラーレベル
条件324は、実施の形態1に示したものと同等であ
る。
【0063】インデックス再構築指示1325は、具体
的には、抑止指示又は解除指示と、抑止又は解除対象と
なる装置種別からなり、抑止又は解除対象となる装置種
別は、複数個の指定が可能である。以下、同図の例示内
容に基づいて条件レコードについて説明する。条件レコ
ード1331は、ブロック番号が3のSWパッケージを
発生源とする装置障害発生の旨のイベント情報を受けた
場合に、当該イベントを管理装置10に通知した後に、
当該SWパッケージと同一のブロック番号のブロックに
位置するA156パッケージとS6.3パッケージとV
IFIパッケージとを抑止対象にすべき指示を示す条件
レコードである。なお、SWパッケージは、A156パ
ッケージ又はS6.3パッケージとVIFIパッケージ
との間のデータ交換を行う装置であるため、SWパッケ
ージにおいて装置障害が発生した状態においては、これ
に連動して、A156パッケージ、S6.3パッケージ
及びVIFIパッケージは通信障害のイベント情報を発
生するが、条件レコード1331のインデックス再構築
指示はこの2次的に発生するイベント情報を抑止するた
めのものとなる。
【0064】また、条件レコード1332は、ブロック
番号が3のSWパッケージを発生源とする装置復旧完了
の旨のイベント情報を受けた場合に、当該イベントを管
理装置10に通知した後に、当該SWパッケージと同一
のブロック番号のブロックに位置するA156パッケー
ジとS6.3パッケージとVIFIパッケージとを抑止
対象から除くべき指示を示す条件レコードである。
【0065】なお、条件記憶部1116に記憶されてい
るインデックステーブルについてのデータ構造は、実施
の形態1におけるものと同様である。次に、抑止装置情
報記憶部1118に記憶されている抑止装置情報テーブ
ルについて説明する。図9は、抑止装置情報テーブルの
データ構造及びその内容例を示す図である。
【0066】抑止装置情報テーブル1600は、抑止装
置情報の集合であり、各抑止装置情報は、ブロック番号
1601と装置種別1602とからなる。各抑止装置情
報は、条件判断部1112により追加又は削除されるも
のであり、条件判断部1112が、上述のインデックス
再構築指示1325(図8参照)に応じて、抑止すべき
装置を特定する抑止装置情報の追加、又は抑止を解除す
るために抑止装置情報の削除を行う。
【0067】図9に示す内容例は、ブロック番号が3の
ブロックに位置するA156パッケージとS6.3パッ
ケージとVIFIパッケージとが抑止対象であることを
示している。 <動作>以下、上述の構成を備えるイベント通知制御部
1110の動作について説明する。
【0068】まず、イベント通知制御部1110がAT
M交換機1100内のいずれかの装置からイベント情報
を受けた場合の動作について説明する。イベント通知制
御部1110によるイベント情報の通知制御処理は、実
施の形態1におけるイベント通知制御部110によるイ
ベント情報の通知制御処理(図6参照)のイベント情報
を出力するステップS511の後の手順として、インデ
ックス再構築指示対応処理を付加したものである。
【0069】図10は、イベント通知制御部1110に
よるインデックス再構築指示対応処理を示すフローチャ
ートである。イベント情報を出力した後(図6中ステッ
プS511)、条件判断部1112は、当該イベント情
報が満たした条件レコード中のインデックス再構築指示
を参照し、抑止指示か解除指示かを判断する(ステップ
S1601)。なお、インデックス再構築指示が記述さ
れていないレコードについては、インデックス再構築指
示対応処理は実行しない。
【0070】抑止指示である場合には、当該条件レコー
ド中のブロック番号と、インデックス再構築指示に含ま
れる抑止対象を特定する装置種別とを参照して、抑止装
置情報を作成して、抑止装置情報記憶部1118に記憶
されている抑止装置情報テーブルに追加する(ステップ
S1602)。また、解除指示である場合には、当該条
件レコード中のブロック番号と、インデックス再構築指
示に含まれる解除対象を特定する装置種別とを参照し
て、これらにより特定される装置の情報を、抑止装置情
報記憶部1118に記憶されている抑止装置情報テーブ
ルから削除する(ステップS1603)。
【0071】条件判断部1112は、抑止装置情報テー
ブルの更新をした後、当該抑止装置情報テーブルに登録
されているブロック番号及び装置種別を含む条件レコー
ドについてのインデックスを含まないようにインデック
ステーブルを構築する(ステップS1604)。インデ
ックステーブルを構築した後、条件判断部1112は、
インデックステーブルを参照し、ブロック番号又は装置
種別のいずれについて先に比較対象とすれば、イベント
情報を管理装置10に通知すべきか否かのための比較判
断回数を減少させる可能性が高まるかという観点で、比
較順序を決定し(ステップS1605)、ブロック番号
と装置種別とのうち先に比較対象とする方について、例
えば昇順となるように全インデックスをソートした後、
先に比較対象とする方の値が異なるインデックスをポイ
ンタチェーンで連結しインデックステーブルを利用可能
状態とし(ステップS1606)、インデックス再構築
指示対応処理を終了する。なお、このステップS160
5及びS1606における処理内容は、実施の形態1に
おいて示したステップS405及びS406における処
理内容と同等である。
【0072】以下、具体例に基づいて、上述のインデッ
クス再構築指示対応の動作を簡単に説明する。条件テー
ブルは図8に例示した内容であり、インデックステーブ
ルは図4に例示した内容であることを前提とし、ATM
交換機1100のブロック130のスロット133に格
納されたSWパッケージから装置障害発生の旨のイベン
ト情報が発された場合について説明する。
【0073】条件判断部1112は、当該イベント情報
が条件レコード1331の条件を満たすため、イベント
情報出力部113を介して管理装置10に送信した後、
条件レコード1331のインデックス再構築指示が抑止
指示であるため(ステップS1601)、ブロック番号
が3番のブロックのA156パッケージとS6.3パッ
ケージとVIFIパッケージとを示す抑止装置情報を抑
止装置情報記憶部1118に記憶している抑止装置情報
テーブルに登録する(ステップS1602)。ここで
は、最初は抑止装置情報テーブルに何も登録されていな
かったとすると、ステップS1602の実行結果とし
て、抑止装置情報テーブルは図9に示す内容になる。
【0074】抑止装置情報テーブルへの登録の後、条件
判断部1112は、当該抑止装置情報テーブルに登録さ
れた抑止装置情報を参照して、抑止対象の装置であるブ
ロック番号が3番のブロックのA156パッケージ、S
6.3パッケージ又はVIFIパッケージを発生源の条
件とする条件レコードをインデックスに含まないように
インデックステーブルを構築し(ステップS160
4)、比較順序決定を行い(ステップS1605)、イ
ンデックスのソート及びポインタチェーン化を行う(ス
テップS1606)。この結果、インデックステーブル
は、図8に示す内容になる。
【0075】このインデックステーブルに登録されない
条件レコードは、検索部114により検索されることが
ないため、これ以後、ブロック番号が3番のブロックの
SWパッケージから装置復旧完了の旨のイベント情報が
発されることにより条件レコード1332に記述された
指示に基づいて抑止が解除されるまでの間は、ブロック
番号が3番のブロックのA156パッケージ、S6.3
パッケージ及びVIFIパッケージを発生源とするイベ
ント情報は、管理装置10に通知されない。
【0076】次に、管理装置10から条件レコードを登
録する場合における条件更新部1117の動作について
説明する。条件更新部1117の動作は、実施の形態1
において説明した条件更新部117の動作と基本的に同
様であるが、インデックステーブルの構築(図5中ステ
ップS404)の処理内容を、条件判断部1112のイ
ンデックス再構築指示対応処理におけるステップS16
04の処理内容に置き換えたものとなる。
【0077】即ち、条件更新部1117は、抑止装置情
報記憶部1118に記憶されている抑止装置情報テーブ
ルを参照して、当該抑止装置情報テーブルに登録されて
いるブロック番号及び装置種別を含む条件レコードにつ
いてのインデックスを含まないようにインデックステー
ブルを構築する点を除けば、実施の形態1における条件
更新部117と同等の動作を行う。
【0078】このように、イベント通知制御部1110
は、イベント情報を通知するための条件を示す随時追加
・変更・削除され得る条件レコードに条件を満たした場
合に他のイベント情報の抑止等に係る指示情報を含ま
せ、この指示情報に基づいて制御を行うことにより、あ
る状態の発生を契機とした条件レコードの有効無効制御
を可能にしている。
【0079】以上、本発明に係るイベント通知制御装置
について実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこ
れらの実施の形態に限られないことは勿論である。即
ち、 (1)両実施の形態では、ATM交換機内の各装置から
イベント通知制御部に送られたイベント情報は、一定条
件を具備するもののみ管理装置10に出力することを示
したが、イベント通知制御部は、イベント情報の発生履
歴を管理するために、各装置から送られたイベント情報
をすべてATM交換機内のハードディスクその他の記憶
媒体に格納することとしてもよく、また、同様にイベン
ト情報の通知履歴を管理するために、イベント通知制御
部から管理装置10に出力したイベント情報をATM交
換機内の記憶媒体に格納することとしてもよい。 (2)両実施の形態では、管理装置に通知すべきイベン
ト情報の満たすべき条件を条件レコードとしたが、通知
を抑止すべきイベント情報についての条件を条件レコー
ドとしてもよい。この場合、実施の形態2に示したイン
デックス再構築指示に対応するために、当該インデック
ス再構築指示が抑止指示であれば、これを実行するに
は、抑止するための条件レコードを作成して条件テーブ
ルに追加登録することとし、当該インデックス再構築指
示が解除指示であれば、これを実行するには、抑止指示
に応じて追加した条件レコードを削除することとすれば
よい。 (3)実施の形態1では管理装置10はATM交換機1
00についての管理を行い、実施の形態2では管理装置
10はATM交換機1100の管理を行うこととした
が、管理装置10は、他のATM交換機についての管理
を行うものであってもよい、即ち、管理される側のAT
M交換機はATM交換機100等を経由して管理装置1
0にイベント情報を通知するものであってもよい。この
場合、イベント情報内にATM交換機についての識別情
報を含めてもよい。 (4)両実施の形態に示したイベント情報は、他に各種
情報を含むものとしてもよく、また、イベント情報の構
成要素である各項目のサイズは実施の形態に示したサイ
ズと異なるものであってもよい。また、実施の形態にお
いて装置の種類は10種類としたが、これに限定される
ことはなく、装置の種類は10種類以上であっても以下
であってもよい。 (5)実施の形態1で示した条件レコードの登録時の文
法チェック(ステップS401)については、同一内容
の条件レコードが存在してはならない又は重複した条件
をもつ条件レコードが存在してはならない等の規則を設
けてこれを条件レコードが満たすかをチェックすること
としてもよい。 (6)実施の形態1で示したブロック番号と装置種別と
の比較順序を定めるための計算方法は、これに限定され
ることはなく、例えばイベントの発生率を予測して行う
方法等を用いて比較順序を定めることとしてもよい。ま
た、ブロック番号の比較速度と装置種別の比較速度が情
報のビット数等の相違により異なる場合には、その比較
速度も加味して比較順序を定めることとしてもよい。 (7)実施の形態2では、ある条件レコードのインデッ
クス再構築指示により抑止又は解除対象となる装置は、
当該条件レコードのブロック番号のブロックに位置する
装置であることとしたが、これに限定されることはな
く、他のブロックのものであってもよく、この場合、イ
ンデックス再構築指示にはブロック番号をも記述するこ
とにすればよい。
【0080】また、実施の形態2では、抑止装置情報に
より装置を特定し、当該装置から発されるイベント情報
は全て抑止することができるようにしたが、装置指定に
加えて状態コード指定をも加えて、特定の状態コードを
含むイベント情報を抑止することができるようにしても
よい。このためには、インデックス再構築指示に状態コ
ードを指定する記述を含めることとし、これに従ってイ
ンデックスの再構築を行う場合に、当該状態コードを状
態コード・エラーレベル条件に含む条件レコードについ
てのポインタをインデックスに含めないようにすればよ
い。 (8)両実施の形態において条件レコード内の項目とし
て示したブロック番号又は装置種別は、いずれか一方が
無指定であってもよいこととしてもよい。この場合、無
指定は条件の限定がないことを意味する。インデックス
作成においては、無指定も1つのブロック番号又は1つ
の装置種別であるものとみなせばよく、無指定を含む条
件レコードについては、抑止装置情報と関係なく常にイ
ンデックスが作成されることとしてもよい。なお、比較
順序決定においては、例えば無指定のものは除いて計算
してもよい。
【0081】また、ブロック番号又は装置種別の一方の
みをインデックスの項目要素としてもよく、この場合で
あっても、インデックス再構築指示に基づくイベント情
報の抑止制御は可能である。各インデックス項目につい
て順次比較対象とする方法でなくても、インデックスを
所定の規則に基づいてソート等しておき二分探索法その
他の方法を用いて、イベント情報とインデックスとの照
合を行うこととしてもよい。
【0082】また、イベント情報中の状態コードやエラ
ーレベル等の他の項目、又はある項目の上位数ビットの
み等を、条件レコードのインデックスの項目要素として
もよく、この場合であっても、インデックスの全項目要
素の比較順序は一定の計算により比較判断回数を減少す
る可能性を高めるように定めることとすればよい。例え
ばATM交換機内の装置種別が多種類である場合のよう
に、多くの装置種別に対応しなければならない場合に
は、装置種別をメイン種別とサブ種別に階層化し、それ
ぞれをインデックスの項目要素としてもよい。但し、イ
ンデックスとすることができる項目は、複雑な計算を要
する条件式ではなく、例えば固定長のビット列等を値と
するような同一か否かが単純に比較できる項目に限る。 (9)実施の形態1において示したイベント情報の通知
制御処理(図6参照)は、ブロック番号を装置種別より
先に比較するものであるが、ブロック番号と装置種別と
の組を一度に比較することとしてもよい。この場合に
は、比較順序記憶部等の比較順序に関する構成要素等は
不要となる。 (10)両実施の形態において示した条件レコードに
は、さらに通知の宛先情報を含ませることとしてもよ
く、イベント通知制御部が当該宛先情報に示された宛先
にイベント情報を通知することとしてもよい。この場
合、宛先が異なる場合には重複した条件をもつ条件レコ
ードが存在してもよいこととして、ステップS511の
処理の後にステップS510の処理を行うこととしても
よい。 (11)両実施の形態では、本発明に係るイベント通知
制御装置がATM交換機におけるイベント通知制御部と
して実施される場合についてのみ説明したが、本発明に
係るイベント通知制御装置は、イベント情報を入力さ
れ、入力されたイベント情報のうち一部を選択的に外部
に出力するものであればよく、ATM交換機以外の機器
に含まれて利用されるものであってもよい。 (12)実施の形態に示したような本発明に係るイベン
ト通知制御装置のイベント通知制御(図5,6,10の
フローチャートに示した手順等)に関する機能を実現す
るための機械語プログラムを記録媒体に記録して流通・
販売の対象にしても良い。このような記録媒体には、I
Cカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM
等があるが、これらに記録された機械語プログラムは、
汎用コンピュータにインストールされることにより利用
に供される。即ち、汎用のコンピュータは、インストー
ルした上記機械語プログラムを逐次実行して、本発明に
係るイベント通知制御装置のイベント通知制御機能を実
現する。
【0083】また、汎用のコンピュータに、上述のイベ
ント通知制御機能を実現するための処理手順を実行させ
るコンピュータプログラムは、ハードディスク等の記録
媒体及び各種通信路等を介して流通させ頒布することも
できる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るイベント通知制御装置は、複数の項目からなるイ
ベント情報を受け取り、所定条件を満たすイベント情報
のみを出力するイベント通知制御装置であって、前記イ
ベント情報の複数の項目それぞれに対応する条件である
複数の条件項目を含み前記所定条件を示す条件レコード
を複数記憶する条件記憶手段と、前記条件記憶手段に記
憶されている複数の前記条件レコードから特定の条件レ
コードを検索するために用いられ、前記条件レコード中
の複数の条件項目のうち少なくとも1つの条件項目を検
索のための比較要素として含むとともに当該条件レコー
ドの索引情報を含むインデックスを記憶するインデック
ス記憶手段と、前記インデックスの比較要素の内容と、
受け取った前記イベント情報中の前記比較要素に対応す
る項目の内容とを比較することにより、比較要素である
条件項目の内容が当該イベント情報中の対応する項目の
内容と一致する条件レコードを前記条件記憶手段から検
索する検索手段と、前記検索手段により検索された条件
レコードに示された全ての条件を、前記イベント情報の
内容が満たす場合にのみ当該イベント情報を出力する条
件判断出力手段とを備えることを特徴とする。
【0085】これにより、比較要素とされた条件項目に
ついて内容が同一の条件レコードについては、1つのイ
ンデックスにより指し示され、通常は、条件レコード数
よりインデックス数の方が少ないものとなるため、イン
デックスを用いた検索によれば、個々の条件レコードを
総当たり的にイベント情報と照合する場合と比較する
と、比較回数が減少でき、比較判断の迅速化が図れる。
また、インデックスの比較要素として、高速に比較可能
な内容の条件項目を選択すれば、比較判断の高速化を図
ることができる。
【0086】また、前記インデックスにおける比較要素
は複数個であり、前記検索手段は、前記インデックスの
各比較要素の内容と、受け取った前記イベント情報中の
前記各比較要素に対応する各項目の内容とを比較するこ
とにより、比較要素である全ての条件項目の内容が当該
イベント情報中の対応する項目の内容と一致する条件レ
コードを検索し、前記検索手段における前記比較は、比
較結果が一致する限り当該インデックス中の各比較要素
について順次比較し、比較結果が不一致となった後は他
の比較要素についての比較を行わないこととすることも
できる。
【0087】これにより、比較要素の比較順序を一定の
基準で定めておけば、全体的には、比較判断の高速化が
図れる可能性が高まる。例えば、ある比較要素について
の比較速度が他の比較要素についての比較速度より高速
である場合に、比較速度が高速な比較要素から順にイベ
ント情報中の当該比較要素に対応する項目と比較して、
比較結果が不一致であれば他の比較要素についての比較
を行わないこととすれば、多数のイベント情報を処理し
た場合、当該処理は総合的には高速化される。
【0088】また、前記イベント情報は複数の管理対象
装置のいずれかから送られ、送信元の管理対象装置の種
別を示す情報と当該管理対象装置の配置を示す情報と当
該管理対象装置の状態を示す情報とをそれぞれ項目とし
て含み、前記条件レコードは、前記管理対象装置の種別
を限定する条件項目と、当該管理対象装置の配置を限定
する条件項目と、当該管理対象装置の状態に関する条件
を示す条件項目とを含み、前記インデックスは、前記管
理対象装置の種別を限定する情報と、当該管理対象装置
の配置を限定する情報とを検索のための比較要素とする
ものであることとすることもできる。
【0089】これにより、イベント情報が各装置の多様
な状態を示す内容を含み、条件レコードは、状態を限定
するための詳細な条件を含むものである場合において、
条件レコードが多量に存在しても、本発明に係るイベン
ト通知制御装置は、イベント情報の発生源の装置を特定
するための情報をインデックスとして利用することによ
り、発生源に着目して高速に条件レコードを絞り込むた
め迅速に条件比較を行うことができる。一般に交換機等
の内部装置の管理においては、管理対象となる装置の数
の方が、装置のとり得る状態の数より少ないため、イベ
ント情報の発生源の装置を特定するための情報に着目し
て比較を行うことにより条件レコードを絞り込めば、イ
ベント情報の発生源の装置を特定するための情報のデー
タサイズが小さいことに起因して比較判断が比較的容易
であり、この結果、イベント情報が条件レコードに示さ
れる条件を満たすか否かの判断も高速化できる。
【0090】また、前記イベント通知制御装置はさら
に、前記条件記憶手段に記憶している条件レコードにつ
いての追加登録、変更又は削除の指示を受け付け、これ
に応じて条件レコードの追加登録、内容変更、又は削除
を行う条件更新手段と、前記条件更新手段により前記追
加登録、内容変更又は削除が行われた後に、前記条件記
憶手段に記憶している前記条件レコードに適合するよう
に前記インデックス記憶手段に記憶されている前記イン
デックスを再構築するインデックス再構築手段と、前記
インデックスの各比較要素についての比較順序を決定す
る比較順序決定手段とを備え、前記検索手段における前
記比較は、前記比較順序決定手段により決定された比較
順序に従って行うものであることとすることもできる。
【0091】これにより、特定の管理対象装置を保守等
のために交換する場合に、当該管理対象装置に関連する
障害が発生してもイベント情報を出力しないように条件
レコードを登録した後で交換作業を行い、交換作業終了
後に、その条件レコードを削除するということも簡単に
実現できる。従って、無駄なイベント情報の出力を防い
だり、必要なイベント情報を出力させたりといった制御
を外部から動的に行うことができる。また、イベント情
報の出力のための条件を示す条件レコードを外部から登
録、変更又は削除しても、これに応じてインデックスを
再構築し、各比較要素の比較順序を決定するため、常に
迅速に比較判断を行うことができ、結果的にイベント情
報を出力すべきか否かの判断の高速化が図れる。
【0092】また、前記比較順序決定手段は、前記イン
デックスの各比較要素の内容がとる値の種類の数に基づ
く所定の基準に従って前記比較順序の決定を行うことと
することもできる。また、前記所定の基準は、前記比較
要素の内容がとる値の種類の数の、前記イベント情報中
の前記比較要素に対応する項目がとり得る値の数に対す
る比を、各比較要素について計算し、得られる比の昇順
に前記順序を決定するという基準であることとすること
もできる。
【0093】これらにより、インデックスの各比較要素
についての比較順序を、各比較要素の内容のとる異なる
値の数に関連して定めるため、条件レコードの内容に応
じて、最適な比較順序でイベント情報の項目とインデッ
クスの比較要素を比較することができる。ここで最適な
比較順序とは、全体的にみた場合にインデックスの各比
較要素についての比較回数を減少することができる比較
順序をいい、多様なイベント情報が送られてきた場合
に、早い順の比較要素によって、それ以後の比較は必要
なくなる確率が高まるような比較順序である。従って、
これにより、比較回数を減少させることができ、結果的
にイベント情報を出力すべきか否かの判断の高速化が図
れる。
【0094】また、前記イベント情報は複数の管理対象
装置のいずれかから送られ、送信元の管理対象装置を特
定する情報と当該管理対象装置の状態を示す情報をそれ
ぞれ項目として含み、前記条件レコードは、前記管理対
象装置を限定する条件項目と当該管理対象装置の状態に
関する条件を示す条件項目と、さらに抑止対象の送信元
を示す情報である抑止制御指示情報とを含み、前記イン
デックスは、前記管理対象装置を限定する情報を検索の
ための比較要素とし、前記イベント通知制御装置はさら
に、前記検索手段により検索された条件レコードに示さ
れた全ての条件を前記イベント情報の内容が満たす場合
に、当該条件レコードに含まれる前記抑止制御指示情報
が示す送信元を、前記管理対象装置を限定する条件項目
として含む条件レコードについては前記インデックスを
用いては検索できないように、前記インデックスを再構
築するインデックス再構築手段を備えることとすること
もできる。
【0095】これにより、例えば、複数の管理対象装置
から障害等の装置状態を示すイベント情報が送られる場
合において、ある管理対象装置で発生した1次障害から
誘発されて他の管理対象装置で2次障害が発生するよう
なときには、2次障害を示すイベント情報は管理対象装
置を管理する管理装置に出力しないようにすることがで
きる。即ち、イベント情報の出力条件を示す条件レコー
ドの登録、変更又は削除を外部装置から指示しなくて
も、イベント情報に基づき動的に、特定の条件レコード
を指し示すインデックスを生成しないようにインデック
スを再構築する抑止制御を行うため、あるイベント情報
の発生と連動して発生した他のイベント情報の出力の抑
止を即座に行うことができ、無駄なイベント情報の出力
を防ぐことができる。また、抑止制御の結果、特定の条
件レコードを指し示すインデックスが消滅するため、他
の条件レコードについての検索はより迅速に行え、イベ
ント情報を出力すべきか否かの判断の高速化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るATM交換機を含
むネットワークシステムの構成図である。
【図2】実施の形態1に係るATM交換機100の構成
図である。
【図3】イベント情報のデータ構造と内容例とを示した
図である。
【図4】条件記憶部116に記憶されている条件テーブ
ル及びインデックステーブルのデータ構造及びその内容
例を示す図である。
【図5】条件更新部117の条件レコード登録の動作を
示すフローチャートである。
【図6】イベント通知制御部110のイベント情報の通
知制御処理を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態2に係るATM交換機1100の構
成図である。
【図8】条件記憶部1116に記憶されている条件テー
ブル及びインデックステーブルのデータ構造及びその内
容例を示す図である。
【図9】抑止装置情報テーブルのデータ構造及びその内
容例を示す図である。
【図10】イベント通知制御部1110によるインデッ
クス再構築指示対応処理を示すフローチャートである。
【図11】従来の事象報告処理回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 管理装置 100,1100 ATM交換機 110,1110 イベント通知制御部 111 イベント情報取得部 112,1112 条件判断部 113 イベント情報出力部 114 検索部 115 比較順序記憶部 116,1116 条件記憶部 117,1117 条件更新部 1118 抑止装置情報記憶部 200 イベント情報 210 装置番号 211 ブロック番号 212 スロット番号 220 装置種別 230 状態コード 240 エラーレベル 310 インデックステーブル 311 ブロック番号 312 装置種別 313 ポインタ 314 次ポインタ 320,1320 条件テーブル 321 レコード番号 322 ブロック番号 323 装置種別 324 状態コード・エラーレベル条件 1325 インデックス再構築指示 1600 抑止装置情報テーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の項目からなるイベント情報を受け
    取り、所定条件を満たすイベント情報のみを出力するイ
    ベント通知制御装置であって、 前記イベント情報の複数の項目それぞれに対応する条件
    である複数の条件項目を含み前記所定条件を示す条件レ
    コードを複数記憶する条件記憶手段と、 前記条件記憶手段に記憶されている複数の前記条件レコ
    ードから特定の条件レコードを検索するために用いら
    れ、前記条件レコード中の複数の条件項目のうち少なく
    とも1つの条件項目を検索のための比較要素として含む
    とともに当該条件レコードの索引情報を含むインデック
    スを記憶するインデックス記憶手段と、 前記インデックスの比較要素の内容と、受け取った前記
    イベント情報中の前記比較要素に対応する項目の内容と
    を比較することにより、比較要素である条件項目の内容
    が当該イベント情報中の対応する項目の内容と一致する
    条件レコードを前記条件記憶手段から検索する検索手段
    と、 前記検索手段により検索された条件レコードに示された
    全ての条件を、前記イベント情報の内容が満たす場合に
    のみ当該イベント情報を出力する条件判断出力手段とを
    備えることを特徴とするイベント通知制御装置。
  2. 【請求項2】 前記インデックスにおける比較要素は複
    数個であり、 前記検索手段は、前記インデックスの各比較要素の内容
    と、受け取った前記イベント情報中の前記各比較要素に
    対応する各項目の内容とを比較することにより、比較要
    素である全ての条件項目の内容が当該イベント情報中の
    対応する項目の内容と一致する条件レコードを検索し、 前記検索手段における前記比較は、比較結果が一致する
    限り当該インデックス中の各比較要素について順次比較
    し、比較結果が不一致となった後は他の比較要素につい
    ての比較を行わないことを特徴とする請求項1記載のイ
    ベント通知制御装置。
  3. 【請求項3】 前記イベント情報は複数の管理対象装置
    のいずれかから送られ、送信元の管理対象装置の種別を
    示す情報と当該管理対象装置の配置を示す情報と当該管
    理対象装置の状態を示す情報とをそれぞれ項目として含
    み、 前記条件レコードは、前記管理対象装置の種別を限定す
    る条件項目と、当該管理対象装置の配置を限定する条件
    項目と、当該管理対象装置の状態に関する条件を示す条
    件項目とを含み、 前記インデックスは、前記管理対象装置の種別を限定す
    る情報と、当該管理対象装置の配置を限定する情報とを
    検索のための比較要素とするものであることを特徴とす
    る請求項2記載のイベント通知制御装置。
  4. 【請求項4】 前記イベント通知制御装置はさらに、 前記条件記憶手段に記憶している条件レコードについて
    の追加登録、変更又は削除の指示を受け付け、これに応
    じて条件レコードの追加登録、内容変更、又は削除を行
    う条件更新手段と、 前記条件更新手段により前記追加登録、内容変更又は削
    除が行われた後に、前記条件記憶手段に記憶している前
    記条件レコードに適合するように前記インデックス記憶
    手段に記憶されている前記インデックスを再構築するイ
    ンデックス再構築手段と、 前記インデックスの各比較要素についての比較順序を決
    定する比較順序決定手段とを備え、 前記検索手段における前記比較は、前記比較順序決定手
    段により決定された比較順序に従って行うものであるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のイベント通知制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記比較順序決定手段は、前記インデッ
    クスの各比較要素の内容がとる値の種類の数に基づく所
    定の基準に従って前記比較順序の決定を行うことを特徴
    とする請求項4記載のイベント通知制御装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の基準は、前記比較要素の内容
    がとる値の種類の数の、前記イベント情報中の前記比較
    要素に対応する項目がとり得る値の数に対する比を、各
    比較要素について計算し、得られる比の昇順に前記順序
    を決定するという基準であることを特徴とする請求項5
    記載のイベント通知制御装置。
  7. 【請求項7】 前記イベント情報は複数の管理対象装置
    のいずれかから送られ、送信元の管理対象装置を特定す
    る情報と当該管理対象装置の状態を示す情報をそれぞれ
    項目として含み、 前記条件レコードは、前記管理対象装置を限定する条件
    項目と当該管理対象装置の状態に関する条件を示す条件
    項目と、さらに抑止対象の送信元を示す情報である抑止
    制御指示情報とを含み、 前記インデックスは、前記管理対象装置を限定する情報
    を検索のための比較要素とし、 前記イベント通知制御装置はさらに、前記検索手段によ
    り検索された条件レコードに示された全ての条件を前記
    イベント情報の内容が満たす場合に、当該条件レコード
    に含まれる前記抑止制御指示情報が示す送信元を、前記
    管理対象装置を限定する条件項目として含む条件レコー
    ドについては前記インデックスを用いては検索できない
    ように、前記インデックスを再構築するインデックス再
    構築手段を備えることを特徴とする請求項1記載のイベ
    ント通知制御装置。
  8. 【請求項8】 複数の項目からなるイベント情報を受け
    取り所定条件を満たすイベント情報のみを出力するイベ
    ント通知制御処理を、前記イベント情報の複数の項目そ
    れぞれに対応する条件である複数の条件項目を含み前記
    所定条件を示す条件レコードを複数記憶し、かつ、複数
    の前記条件レコードから特定の条件レコードを検索する
    ために用いられ前記条件レコード中の複数の条件項目を
    検索のための複数の比較要素とするインデックスを記憶
    するメモリを備えるコンピュータに、実行させるための
    制御プログラムを記録した記録媒体であって、 前記イベント通知制御処理は、前記インデックスの各比
    較要素の内容と、受け取った前記イベント情報中の前記
    各比較要素に対応する各項目の内容とを比較することに
    より、比較要素である全ての条件項目の内容が当該イベ
    ント情報中の対応する項目の内容と一致する条件レコー
    ドを検索する検索ステップと、 前記検索ステップにより検索された条件レコードに示さ
    れた全ての条件を、前記イベント情報の内容が満たす場
    合にのみ当該イベント情報を出力する条件判断出力ステ
    ップとを含み、 前記検索ステップにおける前記比較は、比較結果が一致
    する限り当該インデックス中の各比較要素について順次
    比較し、比較結果が不一致となった後は他の比較要素に
    ついての比較を行わないことを特徴とする記録媒体。
JP10348674A 1997-12-10 1998-12-08 イベント通知制御装置 Pending JPH11266248A (ja)

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JP10348674A JPH11266248A (ja) 1997-12-10 1998-12-08 イベント通知制御装置

Applications Claiming Priority (3)

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JP9-339670 1997-12-10
JP33967097 1997-12-10
JP10348674A JPH11266248A (ja) 1997-12-10 1998-12-08 イベント通知制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123601A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Nec Corp イベント一致判定装置、イベント一致判定方法、および、イベント一致判定プログラム
JP2012089040A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nec Corp メッセージ監視システム、メッセージ監視装置、メッセージフィルタのカテゴリ分類方法およびプログラム
JP2012212227A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Nec Corp イベント処理システム、該システムに用いられるイベント処理方法及びイベント処理プログラム
JP2017162203A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 ヤフー株式会社 検索装置、検索方法及び検索プログラム

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