JPH11266443A - 画像及び音声送受信装置 - Google Patents

画像及び音声送受信装置

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JPH11266443A
JPH11266443A JP10066671A JP6667198A JPH11266443A JP H11266443 A JPH11266443 A JP H11266443A JP 10066671 A JP10066671 A JP 10066671A JP 6667198 A JP6667198 A JP 6667198A JP H11266443 A JPH11266443 A JP H11266443A
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image
window
imaging
sight
unit
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JP10066671A
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Inventor
Mitsuo Sasuga
三夫 流石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像及び音声伝達装置、TV会議システム等
において、送信者と受信者が視線を合わせてコミュニケ
ーションできる装置で、小型、低価格な装置を得る。 【解決手段】 情報表示装置に複数の撮像部を取りつ
け、各撮像部が撮影した映像を合成処理して、正面から
の映像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像及び音声送受信
装置に関し、受信者側の表示画面上に表れた映像におい
て、送信者側の視線がいかにも受信者と正対しているよ
うに、当該送信者の映像を送ることができる装置であ
り、かつ、小型化、低価格化を可能にした装置である。
【0002】
【従来の技術】従来、画像及び音声送受信装置、いわゆ
るTV会議装置やTV電話装置が開発されている。図1
6(a)は,パーソナルコンピュータ11にカメラ12
を設置して、TV電話装置を構成した例(正面図と側面
図を示している)である。図16(b)は、電話機13
に表示装置14とカメラ15を取り付けてTV電話装置
を構成した例である。
【0003】いずれのTV電話装置においても、表示部
と、カメラ部とが別々の個所に位置するために、画面を
みて対話を行う相手の像16は、その視線が直接こちら
の視線と合うことはない。このために、対話者は、互い
に臨場感のある環境を得られない。
【0004】これを解決するヒントになるものとして、
図16(c)に示すようなTV会議装置が開発されてい
る(正面図と側面図を示している)。即ち、表示装置2
1の前面にハーフミラー22を配置し、ハーフミラー2
2の下側にカメラ23を配置する構成である。この構成
によると、対話者は、ハーフミラー22を通して、表示
装置21の画面を見るが、同時に、ハーフミラー22の
下部に配置されたカメラ23によりその顔を撮像され
て、その像が相手側に伝送される。このようにすると、
撮像側と表示画面が対話者に正対するので、表示画面上
に表れた相手の像の視線が、いかにもこちらの顔を見て
いるように映し出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図16(c)で説明し
たように、画面上の対話者の像の視線を、こちらの視線
に合わせるようなTV会議装置が開発されているが、こ
の装置は、構成が大掛かりとなり、TV電話装置として
は不向きであり、また価格が増大するという問題があ
る。
【0006】そこでこの発明は、画面上の対話者の像の
視線を、こちらの視線に合わせるように画像を合成する
ことができ、かつ低価格で小型化を得られる画像及び音
声伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、表示装置
と、この表示装置の周囲に設けられ、表示装置の画面前
方を撮像する複数の撮像部と、前記複数の撮像部からの
撮像信号であって、少なくとも2つ以上の任意の撮像信
号を選択することができる選択手段と、この選択手段に
よって複数の撮像信号を合成して、伝送用の撮像信号を
得る合成手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】上記手段によると、複数の撮像部から得ら
れた撮像信号を合成して、相手側の画面上の対話者の像
の視線を、画面に正対している相手の視線にいかにも合
わせているかのように画像を合成することができる。か
つこの装置を小型、低価格で実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。ここから実施の形態の説明に入
るが、説明し易くするために画像を送ろうとする通信者
を送信者、通信相手を受信者と称し区別して説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施の形態である。図
1(A)(B)はこの発明の装置外観であり、正面図と
側面図を示している。正面図にあるように、表示装置1
00の表示部の周囲枠101には、複数の撮像部1A,
1B,1C,1Dが取り付けられている。この実施の形
態では、表示部の上下の枠部と、左右の枠部にそれぞれ
1つ設けられている。
【0011】図2には、上記の撮像部1A,1B,1
C,1Dと,その出力を処理する回路ブロックを示して
いる。即ち、複数個の撮像部1A,1B,1C,1Dか
ら得られた画像信号は、入力画像選択部201によって
特定の撮像部(1Aから1Cの内の複数個)からの画像
信号のみを選択する。
【0012】次に選択された画像信号は画像合成部20
2によって合成され、ここではそれぞれの撮像部からは
得られない正対画像が生成される。この画像合成部20
2から出力された画像信号が、受信者側の画像及び音声
送受信装置203に送信される。
【0013】相手から送られてきた画像信号は、信号処
理部211により処理され、表示部212にてその画像
が表示される。図3は、図1の装置の動作を説明するた
めに示す図である。送信者が受信者対して正対(視線が
合い向き合った状態)した画像を送信するのが円滑なコ
ミュニケーションを実現するのに好ましい訳であるが、
単体の撮像部(この例では1A)から得られる画像だけ
では正対した画像を得る事は出来ない(図3の顔が横を
向いている図を参照)。
【0014】そこで本発明では、撮像部1Aから得られ
る画像に欠如した画像情報を撮像部2B、2Cからの画
像信号によって得て合成している。これにより、受信者
側の画像では、受信者に正対した画像を生成し、受信者
の視線と送信者の像の視線とが一致するようにし(図3
の顔が正面を向いている図を参照)、臨場感のある環境
を得られるようにしている。
【0015】この発明は、上記の実施の形態に限定され
るものではない。図4には、この発明の他の実施の形態
を示している。図1の実施の形態では画像合成した後の
送信画像を、送信者が確認することなく送信したが、場
合によっては送信しようとする画像を送信前に確認した
いこともある。
【0016】そこで図4に示すように、画像合成部20
2の出力を、一旦画像メモリ213に格納できるように
構成する。そしてキーボードあるいはリモコン等の操作
部214からの確認ボタンが操作されると、スイッチ2
15が端子X側に切り替えられる。すると、画像メモリ
213の出力画像信号が信号処理部211に入力し、送
信画像信号の画像を表示部212で確認できる。確認が
終わると、スイッチ215は端子Y側に切換えられ、相
手側から送られてくる画像信号が、信号処理部211で
処理されるようになる。またスイッチ216がオンされ
て、送信者側の画像信号が、受信者側の画像及び音声送
受信装置へ伝達される。
【0017】上記の装置において、送信画像を送信者が
気に入らなければ送信せずに、画像合成に用いる入力画
像の選択の組み合わせを変えるか、或いは被写体自体の
向き等の条件を変えることで合成画像を変更することが
できる。画像合成に用いる入力画像を選択する場合、操
作部214を通じて任意に組み合わせを変えることがで
きる。これを繰り返してモニタ上で送信者が送信する画
像を了解した上で画像を送信することが出来る。この実
施の形態は静止画を送信する場合には特に有効である。
【0018】この発明は上記の実施の形態に限定される
ものではない。図5は、さらにこの発明の他の実施の形
態を示す。この例はパーソナルコンピュータのように表
示装置100の画面上に複数のウィンドウ301,30
2,303を開き、その中の1つのウィンドウに受信者
の画像が表示されている場合である。
【0019】この場合は、相手側においても同様な状態
になっているものとし、かつ、当該ウインドウの方へ、
画面の中央正面から受信者の視線も向くものと想定す
る。そして、送信者の画像を伝送する場合には、当該ウ
インドウを視線が向くように設定、つまり撮像装置の選
択を行い合成画像信号を作成して伝送するようにしてい
る。
【0020】図6には、上記の装置の信号処理回路ブロ
ックを示している。先の受信者の像が表れるウインドウ
203は、信号処理部211の信号を用いてウインドウ
位置検出部311が検出することができる。この検出
は、例えば画面上のXY座標情報から得ることができ
る。受信者の像が表れるウインドウ203は、予め決め
られておりその表示座標情報を取得することにより可能
である。また各撮像部1A乃至1Dから得られる画像信
号において、例えば共通絵柄、例えば目の部分の信号の
加算処理を行い、視線方向の検出が行われる。視線検出
の方法としては各種の実施形態が可能である。視線の方
向が検出されると、その視線の方向が、ウインドウ位置
の方向に向いているかどうかの判定が行われる。
【0021】そして視線の方向が、ウインドウ位置の方
向へ向くように、入力画像の選択を行うための選択信号
が、視線検出部312から出力される。入力画像選択部
201で選択された画像信号は、画像合成部202にて
合成されて送信される。相手側においても同様な処理が
施された画像信号が伝送されてくるので、互いのウイン
ドウに映出された相手像の視線が画面前の使用者を向い
ているようになる。
【0022】このような構成をとることで通信相手と視
線が一致した円滑なコミュニケーションを実現すること
が出来る。図7は、さらにこの発明の他の実施の形態で
ある。
【0023】図7の基本的な構成は図2で説明した構成
と同じ構成である。各部の処理及び制御を、多連動の信
号処理装置400内で処理し、完結させた実施の形態で
ある。
【0024】従来の画像及び音声伝達装置に用いられて
いる撮像部はその殆どがビデオカメラをベースに作られ
ており、インターフェース的には汎用である。またパー
ソナルコンピュータ専用品については、一般的に装備さ
れているインターフェース(I/F)401に合わせて
作られている。
【0025】従って本発明においては、インターフェー
スに関してはこれらに合わせることがより重要である。
本発明の場合通常の撮像部と異なり、複数の画像を合成
して出力するため一般的なビデオ信号処理に加えて専用
の信号処理が必要である。
【0026】この信号処理をホスト側(パーソナルコン
ピュータ等)、つまり外部装置404で行うことも考え
られるがCPU性能の一部を専有するため場合によって
は、動作速度を低下させることも考えられ、パーソナル
コンピュータ等の処理負荷を増大することになる。
【0027】そこで本発明のように、信号処理装置40
0内で画像処理を完結するように構成すれば、外部装置
404に対して信号処理の負荷をかけずに実現できるた
め、撮像部からの画像処理装置を持たない多くのシステ
ムに適用することが可能である。専用のハードウエアが
追加となるが、近年の半導体の進歩を考えれば価格的に
は問題とはならない。
【0028】図8は更にこの発明の他の実施の形態であ
る。この実施の形態でも表示装置100の画面に受信者
の画像を表示するウィンドウ501を含め複数のウィン
ドウ(図中502等)が開かれている場合に適用する。
【0029】通常パーソナルコンピュータで使用するウ
ィンドウをアクティブにするにはポインティグデバイス
(マウス等)をクリックすることで実行している。この
方法は確実な手段である反面、ウィンドウの数が多くな
ったりウィンドウが重なりあっていた場合には目的とす
るウィンドウを探し出してアクティブにするのが煩雑で
あったり時間がかかったりする。これは特に受信者の顔
を見ながら確認する場合等には特に問題となる。
【0030】そこでこの実施の形態ではこの問題を解決
するために送信者の視線のみで自動的に受信者の画像
を、最前列に表示した状態にすることができるようにし
たものである。つまり、図8の左側のように、ウインド
ウ501がウインドウ502の後に合った場合、ユーザ
の視線を検出し、ウインドウ501の表示状態を右側の
ように最前列に持ってくるようにしている。
【0031】図9には上記した機能を実現する回路ブロ
ックを示している。先のウインドウ501、502の位
置は、信号処理部211の信号を用いてウインドウ位置
検出部311が検出することができる。次に、各撮像部
1A乃至1Dから得られる画像信号を用いて、ユーザの
視線方向の検出が行われる。視線の方向が検出される
と、その視線の方向が、ウインドウ位置のどの方向に向
いているかの判定が行われる。この判定は、例えば比較
及び優先表示ウインドウ決定部320において行われ
る。
【0032】そして視線の方向が、ウインドウ501の
位置の方向へ向いていると、当該ウインドウ501が最
前列に表示されるように、信号処理部211に制御信号
が与えられる。
【0033】この動作は、送信者の視線が一致するウイ
ンドウが最前列にくるように制御しているが、制御モー
ドを変えることにより、例えばウインドウ501に一致
したときのみ、当該ウインドウ501が最前列にくるよ
うに制御してもよい。そして一致しなければ表示装置の
画面に合成画像は表示するものの、他のウィンドウがア
クティブになれば画像が隠れる場合もある。このように
することで円滑なコミュニケーションが図れる。
【0034】図10は更にこの発明の他の実施の形態で
ある。この実施の形態では、表示装置100周辺に複数
の撮像部が配置されており、これを用いて視線検出、あ
るいは視線検出した後その内の幾つかの撮像部からの画
像を使って画像合成を行うが、画像合成に使用しない撮
像部については、その利用を通信相手側に開放するとい
うものである。
【0035】図10では撮像部が4つの場合の例を挙げ
た。画像合成に撮像部1A,1B,1Cの3つを使用し
たとするとそれ以外の撮像部1Dを通信相手に開放し
て、通信相手からのコマンドで自由に画像を取り込むこ
とができるようにしたものである。図に示す例では、送
信者の顔の画像を撮像部1A,1B,1Cにより取り込
み、撮像部1Dによりインテリアである植木の画像を取
り込んでいる例を示している。
【0036】図11は、上記の機能を実現するための回
路ブロック図である。ここでは通信相手が表示されてい
るウィンドウに対して正対した画像を合成し送信する場
合について説明する。
【0037】まず送信者側の表示部212から通信相手
が表示されているウィンドウの位置をウインドウ位置検
出部311で検出する。また、視線検出部312では、
複数の撮像部を用いての視線方向を検出する。そして視
線検出部312では、視線検出結果と相手画像が表示さ
れるウインドウ位置情報とを比較し、その比較結果から
当該ウィンドウの近くに配置された撮像部からの画像信
号が入力画像選択部201において選択される。入力画
像選択部201の出力画像信号は、画像合成部202に
おいて合成される。この合成画像信号は、受信者に正対
した送信者の画像を、受信者側ディスプレイにて表示さ
せることになる。
【0038】ここで、画像合成のために選択されなかっ
た撮像部については、受信者側からの画像指定部611
で指定し、コマンドを送ることができる。この画像指定
部611から送られたコマンドは、送信者側の信号処理
部211を介して、画像指定部612で解析される。そ
して、画像指定部612は、画像合成に用いられている
撮像部以外の残りの撮像部からの画像信号が任意画像取
り出し部613に取り出されるように制御する。そして
この任意画像取り出し部613で取り出した画像信号
は、合成画像信号とは別画面を構成するように、受信者
側に伝送される。この結果、図10で示したように送信
者側の周辺の画像まで、受信者側の表示装置で監視する
ことができる。
【0039】図12は更にこの発明の他の実施の形態を
示す。この実施の形態でも複数の撮像部を用いて視線検
出し、それに応じて画像合成に使用する撮像部を選択す
るまでは先の実施の形態と同様である。
【0040】ただこの実施の形態では、初期条件として
与えられる受信者の画像が表示されているウィンドウ7
01の位置に対して合成画像を生成する場合に、その合
成に要する処理時間が必要以上に長くかかるような場合
(数多くの撮像部が選択されるかあるいは複数の撮像部
から膨大な情報が送られてきて、処理に時間がかかった
とき等)には表示装置の画面上のウィンドウ位置をウイ
ンドウ702の位置(処理情報が少なく処理が早くスム
ーズになるような位置)に、変更してフィードバックを
かけて再度合成をし直すようにしたものである。
【0041】即ち、図12の点線で示すようなウインド
ウ701の位置に受信者の映像が現れるような場合、送
信者の映像もこれと同様な位置に受信者側で表れるよう
に画像合成が行われる。しかしこの場合、図に示す例で
は、撮像部1A,1Bの被写体画像に対して撮像部1C
の被写体画像が大きくずれる。視線方向を画像合成によ
り調整する場合、同一送信者の顔を、略同じ方向から撮
像し、各撮像部の画像間ではずれが少ない方が望まし
く、信号処理の処理時間が短時間で済む。しかし、ウイ
ンドウ701の位置に受信者の画像が配置されるような
例では、撮像部1A,1Bの被写体画像に対して撮像部
1Cの被写体画像が大きくずれるために、視線方向を調
整するための信号処理に時間がかかる。
【0042】そこでこの実施の形態では、ウインドウの
位置を702の位置にずらして、各撮像部1A、1B、
1Cの被写体画像のずれを少なくし、信号処理の負担を
低減するようにしている。
【0043】このシーケンス制御(あらかじめ定められ
た順序により制御の各段階を逐次進めていく自動制御)
を経て所定処理時間以内で合成が済む状態で送信すれば
スムーズな動きの画像を受信者に送ることができる。
【0044】図13には、視線の向きを調整する画像合
成のために所定処理時間以上かかるような場合には、ウ
インドウの位置を変更する機能を有した送受信装置を示
している。
【0045】送信者自身の合成画像は、初期状態で図1
2中の701の位置に表示されていて、すべて(この場
合は4つ)の撮像部(1Aから1Dまで)を使用して、
非常に表示に(処理に)時間がかかっているとき、固体
撮像素子つまり撮像部(1Aから1Dまで)全部を使用
しないでも良い、または全部使用しても固体撮像素子か
らの情報がすくなる位置(図中では702)に自動的に
移動させ、送信者の自信の画像表示をスムーズに表示で
きるようにする。
【0046】図13において、図6、図11の実施の形
態と同一部分には同一符号を付して説明する。この実施
の形態では、画像合成部202において画像合成が行わ
れる場合、その合成処理時間が所定の時間内であるかど
うかの判定が行われる。この判定は、合成処理時間判定
部711が行う。所定の時間内であれば、そのまま画像
合成処理が実行され、合成画像信号が送信される。
【0047】合成処理時間判定部711の判定結果にお
いて、所定時間以上合成処理に費やされた場合は、ウイ
ンドウ位置変更指令部712から信号処理部211に指
令信号が与えられ、ウインドウ位置が修正され、合成処
理に時間のかからない方向へウインドウ位置が修正され
る。従ってこの場合、ウインドウ位置変更指令部712
は、入力画像選択部201から現在どの撮像装置の出力
が選択されているのかを示す情報を取り込んでいる。そ
して各撮像部の中央位置方向へ(つまりウインドウが各
撮像部から等距離となる方向へ)移動するように制御を
行う。
【0048】図14は、さらにこの発明の他の実施の形
態を示している。この実施の形態は複数の通信者が、そ
れぞれ同一の表示装置に複数のウィンドウ(図の例では
801,802,803,804)を開いた状態で表示
される場合である。
【0049】図14は、ウィンドウ804に送信者の視
線(矢印点線参照)が行っている場合である。このよう
な場合は、ウインドウ804に表れた通信者に対しては
前記の実施の形態の如く正対画像を合成し、送信を行
う。しかし、他の通信者に対しては正対画像合成に用い
る撮像部以外でそれぞれの通信者の画像が表示されてい
るウィンドウの近くの撮像部からの画像をそれぞれの通
信者に送信するようにしている。
【0050】これは、送信者が見ていない受信者(ウイ
ンドウ801,802,803に対応する受信者)に関
しては、斜めを向いた映像を送って、送信者が当該受信
者には視線が向いていないことを表すためである。図の
例では、正対画像合成に用いる撮像部は、1A,1C,
1Hであり、残りの撮像部1B,1E,1F,1D,1
Gは用いていない。そこでこれらの撮像部は、視線を向
けていない通信者のために用いられる。
【0051】このような構成にすることで、話している
相手を明確に識別出来、複数での対話も円滑に行うこと
ができる。図15には、上記の機能を実現するための回
路ブロックを示している。先の実施の形態と同一部分に
は同一符号を付している。ウインドウ位置検出部311
は、各ウインドウの位置を検出している。視線検出部3
12は、送信者の視線の向きを検出している。視線ウイ
ンドウ検出部911は、送信者が視線を向けているウイ
ンドウ(先の例であると804)を検出し、当該ウイン
ドウの受信者に対して、送信者の画像が視線を合致させ
るように、適切な方向からの画像信号を選択して、画像
合成部202において合成させる。
【0052】画像合成に用いられなかった画像信号(用
いられた単独画像信号でもよい)は、送信画像分配部9
12に導かれる。この送信画像分配部912には、先の
ウインドウ位置検出部311からのウインドウ位置情報
も与えられている。これにより、各ウインドウ位置に近
い撮像部からの画像信号が、対応付けられて、当該ウイ
ンドウに対応する受信者に向けて送信される。
【0053】実施の形態では視線検出でウィンドウ80
4に視線が向いていることが検出されれば、複数個配置
された撮像部のうち1B、1C、1Hを用いて正対画像
を合成するとすれば、視線が向いていない他の通信者に
対してはそれぞれのウィンドウに近い位置に配置されて
いる画像合成に使われている固体撮像素子以外の撮像部
から得られる画像をそれぞれの通信者に送信する。
【0054】本実施の形態によれば複数の通信者におい
ても円滑なコミュニケーションを実現することが出来
る。以上、詳述したように、従来の小型、低価格の画像
及び音声伝達装置では実現が難しかった視線を一致させ
た会話が可能となり円滑なコミュニケーションが可能に
なる。さらに、通信者または複数の通信相手は、視線を
自動的に検出して自動的にウインドウを制御できるの
で、ウインドウの切り替えを意識することなくコミュニ
ケーションが可能である。また、情報表示装置周辺に複
数の撮像部を配置したことで非接触の視線検出が実現で
きる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
画面上の対話者の像の視線を、こちらの視線に合わせる
ように画像を合成することができ、かつ低価格で小型化
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の外観を示す図。
【図2】図1の実施の形態の回路ブロックの例を示す
図。
【図3】図1の実施の形態の動作を説明するために示し
た画像の例を示す図。
【図4】この発明の他の実施の形態の回路ブロックの例
を示す図。
【図5】この発明の更に他の実施の形態の外観を示す
図。
【図6】図5の実施の形態の回路ブロックの例を示す
図。
【図7】この発明の更にまた他の実施の形態の回路ブロ
ックを示す図。
【図8】この発明の更にまた他の実施の形態の外観を示
す図。
【図9】図8の実施の形態の回路ブロックの例を示す
図。
【図10】この発明のまた他の実施の形態の外観を示す
図。
【図11】図10の実施の形態の回路ブロックの例を示
す図。
【図12】この発明のまた他の実施の形態の外観を示す
図。
【図13】図12の実施の形態の回路ブロックの例を示
す図。
【図14】この発明の更にまた他の実施の形態の外観を
示す図。
【図15】図14の実施の形態の回路ブロックの例を示
す図。
【図16】従来の映像及び音声送受信装置を示す図。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D…撮像部 100…表示装置 101…表示部の周囲枠 201…入力画像選択部 202…画像合成部 203…画像及び音声送受信装置 211…信号処理部 212…表示部 213…画像メモリ 214…操作部 215、216…スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、 この表示装置の周囲に設けられ、該表示装置の画面前方
    を撮像する複数の撮像部と、 前記複数の撮像部からの撮像信号であって、少なくとも
    2つ以上の任意の撮像信号を選択することができる選択
    手段と、 この選択手段によって複数の撮像信号を合成して、伝送
    用の撮像信号を得る合成手段とを具備したことを特徴と
    する画像及び音声送受信装置。
  2. 【請求項2】 通信相手である受信者の画像が前記表示
    装置の一部のウィンドウに表示される場合、前記選択手
    段は、前記通信相手が表示されるウィンドウの位置に応
    じて前記撮像部からの撮像信号の合成対象となる組み合
    わせを選択することを特徴とする請求項1記載の画像及
    び音声送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の撮像部から合成画像を生成す
    るための信号処理は、一体化された信号処理装置内で行
    うことを特徴とする請求項1記載の画像及び音声送受信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記通信相手の画像を表示する特定ウィ
    ンドウを含め複数のウィンドウを前記表示装置に表示さ
    せる信号処理装置を有し、 前記複数の撮像部の撮像信号を用いて、前記表示装置の
    前に位置する送信者の視線を検出し、この視線方向が前
    記通信相手の画像のウインドウの方向である場合、前記
    信号処理装置を制御して前記特定ウインドウを最前列に
    表示するように制御する手段を具備したことを特徴とす
    る請求項1記載の画像及び音声送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記複数個の撮像部には、前記通信相手
    と正対した画像を生成するために使用される撮像部と、
    前記通信相手から送られてくるコマンドによって制御で
    きる撮像部が存在することを特徴とする請求項項1記載
    の画像及び音声送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記複数個配置された撮像部によって、
    前記表示装置の前に位置する送信者の視線方向を検出
    し、その視線方向に前記通信相手が表示されるウィンド
    ウを移動させる手段を有したことを特徴とする請求項1
    の画像及び音声送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記表示装置に表示された複数の通信相
    手が複数のウィンドウに表示されている場合に、前記表
    示装置周辺に配置された複数の固体撮像素子によって送
    信者の視線を検出し、視線方向に一番近いと判別された
    ウィンドウに表示された前記通信者に正対した合成画像
    を送り、それ以外の通信者には正対した画像合成に使う
    撮像部以外の撮像部の画像を用いた画像、あるいは合成
    画像を送る手段を備えたことを特徴とする請求項1の画
    像及び音声送受信装置。
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