JPH11266906A - ミッドソールおよび中敷 - Google Patents
ミッドソールおよび中敷Info
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- JPH11266906A JPH11266906A JP9830398A JP9830398A JPH11266906A JP H11266906 A JPH11266906 A JP H11266906A JP 9830398 A JP9830398 A JP 9830398A JP 9830398 A JP9830398 A JP 9830398A JP H11266906 A JPH11266906 A JP H11266906A
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Abstract
る。 【解決手段】 ミッドソールの少なくとも内踏まず部3
の一部または全部にミッドソール本体1よりも硬度に関
する温度依存性の小さいプロネーション抑制部材2を設
け、該プロネーション抑制部材2とミッドソール本体1
とは、5℃〜25℃の温度範囲において硬度が互いに同
一となる温度T℃を有すると共に、該温度T℃よりも温
度が上がった際にプロネーション抑制部材2の硬度の方
がミッドソール本体1の硬度よりも大きくなるように設
定する。
Description
ソールおよび中敷に関するものである。
底)の上に配置され、着地時の衝撃を吸収する。そのた
め、ミッドソールには、たとえばEVA(エチレン−酢
酸ビニル共重合体)スポンジ(EVAの発泡体)のよう
な衝撃緩衝性および反発弾性に優れた材料が用いられて
いる。前記EVAの諸特性を得るために、EVAスポン
ジの硬度は一般に40°から60°の比較的小さな値に設定
されている。そのため、プロネーションの増加を助長す
るという問題がある。
側縁部にスポンジゴムなどからなる硬度の大きいプロネ
ーション抑制部材を設けた発明が知られている(たとえ
ば、特公昭61−7801号公報)。この先行技術によ
ればプロネーションを抑制できる。
では、走行開始時にはプロネーションを抑制できるが、
走行中にプロネーションが徐々に増加するという問題が
あった。かかる問題はミッドソールだけでなく中敷にも
生じる。
たもので、その目的は、走行中に増加するプロネーショ
ンを防止することである。
の説明に先立って、本発明の原理について説明する。プ
ロネーションは、走行中に徐々に増すことが、種々の研
究から明らかにされている。これは、脚などの身体の疲
労に伴って、図2の足のアーチ部Aの高さが走行中に徐
々に低くなり、そのため、プロネーションが増加するた
めであると考えられる。一方、靴の温度は走行中に上昇
する。本発明者は、この温度上昇に伴って、ミッドソー
ルの発泡体の硬度が低下することを発見し、更に、図3
のように、素材によって硬度の低下の度合、つまり、硬
度に関する温度依存性が異なることを発見し本発明を完
成するに至った。
は、図1に示すミッドソールの少なくとも内踏まず部3
にミッドソール本体1よりも硬度に関する温度依存性の
小さいプロネーション抑制部材2を設ける。該プロネー
ション抑制部材2とミッドソール本体1とは、5℃〜2
5℃の温度範囲において硬度が互いに同一となる温度T
℃を有すると共に、該温度T℃よりも温度が上がった際
に前記プロネーション抑制部材2の硬度の方がミッドソ
ール本体1の硬度よりも大きくなるように設定されてい
る。
トレーニング等を行うと、温度の低い(5℃〜25℃) 走
行開始時には、ミッドソール本体1とプロネーション抑
制部材2とが同程度の硬度であるから、内踏まず部3に
違和感を感じるおそれがない。一方、走行開始後、靴の
温度が上昇し始めるが、硬度の低下しにくいプロネーシ
ョン抑制部材2が内踏まず部3に設けてあるから、図2
のアーチ部Aの高さが低くなるのを防止できるので、走
行中のプロネーションの増加を抑制することができる。
は、図2の中足骨B1から立方骨B2までの範囲におけ
る足の内側(踏まず部の内側)の部分をいう。また、
「硬度」とは、JISC型硬度計による測定値をいい、
「硬度に関する温度依存性」とは、温度の変化に対する
硬度の変化の度合をいう。
ル本体1」を構成する部材としては、EVAの発泡体が
最も好ましいが、EVAをメインポリマーとする発泡体
や、該EVAの他にRBなどの発泡樹脂を採用すること
ができる。一方、プロネーション抑制部材2としては、
EVAよりも温度依存性の小さい部材である天然ゴム、
SBR(スチレンブタジエンゴム)、BR(ブタジエン
ゴム)などのジエン系ゴムやネオプレンゴム、ウレタン
ゴムなどを単独またはブレンドしたものや、これらのゴ
ムにEVAやRBなどの樹脂をブレンドしたものの発泡
体もしくは非発泡体を採用することができるが、一般
に、ジエン系ゴムなどのゴムをメインポリマーとする発
泡体もしくは非発泡体を採用するのが好ましい。なお、
本明細書において「メインポリマー」とは含有されてい
るポリマーのうち重量が最も大きいポリマーをいう。
とプロネーション抑制部材2とは、図3のグラフに一例
を示すように、5℃〜25℃の温度範囲において硬度が互
いに同一となる温度T℃を有している必要がある。その
理由は走行開始時にミッドソール本体1とプロネーショ
ン抑制部材2の硬度が略同一でないと、内踏まず部3に
違和感が生じるからである。なお、T℃を何度に設定す
るかは、地域や季節により異なるが、一般に、装着後で
あって、かつ、走行開始の直前(ウォーミングアップ直
後)の温度に設定するのが好ましい。たとえば、日本の
秋の気候(スポーツに適した気候)では、10℃〜25℃の
任意の温度にT℃を設定するのが好ましく、15℃〜25℃
の任意の温度に設定するのが更に好ましい。
ション抑制部材2の23℃における硬度(JIS規格の硬
度)としては、40°〜65°に設定するのが好ましい。
なくとも内踏まず部3にクッション本体1Aよりも硬度
に関する温度依存性の小さいプロネーション抑制部材2
を設ける。該プロネーション抑制部材2とクッション本
体1Aとは、5℃〜35℃の温度範囲において硬度が互
いに同一となる温度T℃を有すると共に、該温度T℃よ
りも温度が上がった際に前記プロネーション抑制部材2
の硬度の方がクッション本体1Aの硬度よりも大きくな
るように設定されている。
ーニング等を行うと、温度の低い(5℃〜35℃) 走行開
始時には、クッション本体1Aとプロネーション抑制部
材2とが同程度の硬度であるから、内踏まず部3に違和
感を感じるおそれがない。一方、走行開始後、靴の温度
が上昇し始めるが、硬度の低下しにくいプロネーション
抑制部材2が内踏まず部3に設けてあるから、図2のア
ーチ部Aの高さが低くなるのを防止できるので、走行中
のプロネーションの増加を抑制することができる。
は、図2の中足骨B1から立方骨B2までの範囲におけ
る足の内側(踏まず部の内側)の部分をいう。
ョン抑制部材2およびクッション本体1A」とは、図6
(c)の中敷における表面の織布、不織布、編物、織物
または人工皮革などからなる吸水性を有する表面生地部
材4を除いた部分をいう。なお、図6(a)では、作図
の便宜上、表面生地部材4を省略して図示している。
よる測定値をいい、「硬度に関する温度依存性」とは、
温度の変化に対する硬度の変化の度合をいう。また、
「前記プロネーション抑制部材2およびクッション部材
1Aの硬度」としては、表面生地部材4が硬度の測定値
に影響を与えるので、中敷の裏面5から硬度を測定す
る。また、一般に、中敷は厚さが薄いので、中敷を複数
枚重ねて、裏面5から硬度を測定する。
本体1A」を構成する部材としては、EVAの発泡体が
最も好ましいが、EVAをメインポリマーとする発泡体
や、該EVAの他にRBなどの発泡樹脂を採用すること
ができる。一方、プロネーション抑制部材2としては、
EVAよりも温度依存性の小さい部材である天然ゴム、
SBR(スチレンブタジエンゴム)、BR(ブタジエン
ゴム)などのジエン系ゴムやネオプレンゴム、ウレタン
ゴムなどを単独またはブレンドしたものや、これらのゴ
ムにEVAやRBなどの樹脂をブレンドしたものの発泡
体もしくは非発泡体を採用することができるが、一般
に、ジエン系ゴムなどのゴムをメインポリマーとする発
泡体もしくは非発泡体を採用するのが好ましい。
とプロネーション抑制部材2とは、図3のグラフに一例
を示すように、5℃〜35℃の温度範囲において硬度が互
いに同一となる温度T℃を有している必要がある。その
理由は走行開始時にクッション本体1Aとプロネーショ
ン抑制部材2の硬度が略同一でないと、内踏まず部3に
違和感が生じるからである。なお、T℃を何度に設定す
るかは、地域や季節により異なるが、一般に、装着後で
あって、かつ、走行開始の直前(ウォーミングアップ直
後)の温度に設定するのが好ましい。たとえば、日本の
秋の気候(スポーツに適した気候)では、20℃〜35℃の
任意の温度にT℃を設定するのが好ましく、25℃〜35℃
の任意の温度に設定するのが更に好ましい。また、中敷
の場合の温度がミッドソールの場合よりも高いのは、中
敷は装着後直ちに昇温するからである。
ション抑制部材2の23℃における硬度(JIS規格の硬
度)としては、35°〜45°程度に設定するのが好まし
い。
したがって説明する。図1(a),(b)に示すよう
に、ミッドソール本体1とプロネーション抑制部材2と
は、突き合わせにより接合してもよいが、図1(c),
(d)に示すように、内踏まず部において厚さ方向に積
層してもよい。なお、図1、図4、図5ではプロネーシ
ョン抑制部材2の部分に網掛けを施している。
ず部3の全部に設ける必要はなく、図4(a)〜(c)
に示すように、内踏まず部3の一部に設けてもよく、た
とえば、内踏まず部3のプロネーション抑制部材2の中
にミッドソール本体1と同材質の島状部10を設けても
よい。つまり、プロネーション抑制部材2に囲まれた島
状部10を内踏まず部3に設けてもよい。一方、図5
(a)〜(c)に示すように、内踏まず部3にもEVA
を入り込ませて、内踏まず部3にプロネーション抑制部
材2を島状に設けてもよい。
材2を主として内踏まず部3に設けると共に、内踏まず
部3以外の部分、たとえば、踵後部にプロネーション抑
制部材2を追加してもよい。また、ミッドソール本体1
とプロネーション抑制部材2とは、接着してもよいが、
一体に加熱プレス成型してもよい。
ールと同様の構造を採用できる。
実施例および比較例を示す。 実施例:図1(a),(b)に示すように、内踏まず部
3にジエン系ゴムの発泡体からなるプロネーション抑制
部材2を設け、その他の部分をEVAとしたミッドソー
ルを有するマラソンシューズを用意した。 比較例:通常のEVAからなるミッドソールを有するマ
ラソンシューズを用意した。前記実施例および比較例の
シューズを1人の被験者に装着させ、各々、ウォーミン
グアップ後の内踏まず部のミッドソールの温度を測定し
たところ22℃〜23℃程度であった。20分間走行後に内踏
まず部のミッドソールの温度を測定したところ27℃〜32
℃程度であった。接地中のアーチ部Aの高さは、走行中
に徐々に低下したが、実施例のシューズの方がアーチ部
Aの高さの低下の度合が小さかった。これにより、プロ
ネーションの増加を抑制し得る本発明の効果が確認でき
た。
ば、温度依存性の小さいプロネーション抑制部材、つま
り、昇温しても硬度が低下しにくい部材をミッドソール
の内踏まず部に設けたので、走行中のアーチ部の低下を
抑制することでプロネーションの増加を抑制し得ると共
に、ミッドソール本体と前記プロネーション抑制部材の
硬度が同一となる温度T℃を5℃〜25℃の温度範囲に設
定したので、走行前のウォーミングアップ時や走行開始
直後等に内踏まず部に違和感を感じるおそれがない。
小さいプロネーション抑制部材、つまり、昇温しても硬
度が低下しにくい部材を中敷の内踏まず部に設けたの
で、走行中のアーチ部の低下を抑制することでプロネー
ションの増加を抑制し得ると共に、クッション本体と前
記プロネーション抑制部材の硬度が同一となる温度T℃
を5℃〜35℃の温度範囲に設定したので、走行前のウォ
ーミングアップ時や走行開始直後等に内踏まず部に違和
感を感じるおそれがない。
略斜視図およびA−A' 線断面図である。
る。
びC−C線断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ミッドソールの少なくとも内踏まず部の
一部または全部にミッドソール本体よりも硬度に関する
温度依存性の小さいプロネーション抑制部材を設け、該
プロネーション抑制部材とミッドソール本体とは、5℃
〜25℃の温度範囲において硬度が互いに同一となる温
度T℃を有すると共に、該温度T℃よりも温度が上がっ
た際に前記プロネーション抑制部材の硬度の方がミッド
ソール本体の硬度よりも大きくなるように設定されてい
るミッドソール。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ミッドソール本
体がエチレン−酢酸ビニル共重合体をメインポリマーと
する発泡体で形成され、前記プロネーション抑制部材が
ゴムをメインポリマーとする発泡体もしくは非発泡体で
構成されているミッドソール。 - 【請求項3】 請求項1もしくは2において、前記ミッ
ドソール本体およびプロネーション抑制部材の23℃に
おける硬度が40°〜65°に設定されているミッドソ
ール。 - 【請求項4】 中敷の少なくとも内踏まず部の一部また
は全部にクッション本体よりも硬度に関する温度依存性
の小さいプロネーション抑制部材を設け、該プロネーシ
ョン抑制部材とクッション本体とは、5℃〜35℃の温
度範囲において硬度が互いに同一となる温度T℃を有す
ると共に、該温度T℃よりも温度が上がった際に前記プ
ロネーション抑制部材の硬度の方がクッション本体の硬
度よりも大きくなるように設定されている中敷。 - 【請求項5】 請求項4において、前記クッション本体
がエチレン−酢酸ビニル共重合体をメインポリマーとす
る発泡体で形成され、前記プロネーション抑制部材がゴ
ムをメインポリマーとする発泡体もしくは非発泡体で構
成されている中敷。 - 【請求項6】 請求項4もしくは5において、前記クッ
ション本体およびプロネーション抑制部材の23℃にお
ける硬度が35°〜45°に設定されている中敷。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP09830398A JP3258625B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ミッドソールおよび中敷 |
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|---|---|---|---|
| JP09830398A JP3258625B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ミッドソールおよび中敷 |
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|---|---|---|---|
| JP09830398A Expired - Fee Related JP3258625B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ミッドソールおよび中敷 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101482833B1 (ko) * | 2010-05-18 | 2015-01-14 | 몬트레일 코포레이션 | 다중 반응 특성 신발 |
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-
1998
- 1998-03-25 JP JP09830398A patent/JP3258625B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP4827734B2 (ja) * | 2003-07-14 | 2011-11-30 | アソロ ソシエタ ペル アチオニ | 複合中敷きを有した靴 |
| KR101482833B1 (ko) * | 2010-05-18 | 2015-01-14 | 몬트레일 코포레이션 | 다중 반응 특성 신발 |
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| WO2021117190A1 (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 株式会社アシックス | 靴底およびこれを備えた靴 |
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