JPH11267485A - 竪形撹拌装置 - Google Patents
竪形撹拌装置Info
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- JPH11267485A JPH11267485A JP10092277A JP9227798A JPH11267485A JP H11267485 A JPH11267485 A JP H11267485A JP 10092277 A JP10092277 A JP 10092277A JP 9227798 A JP9227798 A JP 9227798A JP H11267485 A JPH11267485 A JP H11267485A
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- gas
- tank
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス巻き込み量の向上を図り、気液接触面積
を大幅に増加させて気液混同を効率的に行えるようにし
た、竪形撹拌装置を提供する。 【解決手段】 竪形円筒形の撹拌槽1の中心に槽外から
回転可能な回転軸4を配置し、回転軸4の下部に、平板
状のボトムパドル5を装着し、ボトムパドル5の上側に
外側縦材7と内側縦材8を組み合わせた格子翼6を装着
し、撹拌槽1の側壁面に、上下方向にのびる複数本のバ
ッフル3を周方向に間隔を有して固着し、格子翼6の外
側縦材7は上方から下方に向って広幅にし、半径方向吐
出流を大きくしている。
を大幅に増加させて気液混同を効率的に行えるようにし
た、竪形撹拌装置を提供する。 【解決手段】 竪形円筒形の撹拌槽1の中心に槽外から
回転可能な回転軸4を配置し、回転軸4の下部に、平板
状のボトムパドル5を装着し、ボトムパドル5の上側に
外側縦材7と内側縦材8を組み合わせた格子翼6を装着
し、撹拌槽1の側壁面に、上下方向にのびる複数本のバ
ッフル3を周方向に間隔を有して固着し、格子翼6の外
側縦材7は上方から下方に向って広幅にし、半径方向吐
出流を大きくしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪形撹拌装置に関
する。さらに詳しくは、水素添加反応、EO(エチレン
オキサイド)・PO(プロピレンオキサイド)の付加反
応、高粘度ガス吸収反応、高粘度系培養などの用途に用
いられ、主として液中に気体を混合し撹拌する竪形撹拌
装置に関する。
する。さらに詳しくは、水素添加反応、EO(エチレン
オキサイド)・PO(プロピレンオキサイド)の付加反
応、高粘度ガス吸収反応、高粘度系培養などの用途に用
いられ、主として液中に気体を混合し撹拌する竪形撹拌
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】古くからある撹拌装置として、図4に示
すような、多段パドル翼100 あるいはタービン翼を用い
た装置がある。しかし、このような上下に不連続な撹拌
翼では、それぞれの撹拌翼により半径方向に吐出された
流れは、槽壁にぶつかって上下に分かれるが、その後の
流れが各撹拌翼の引き起こす流れの相互干渉のため、上
下に分離した複数の循環流101 となり、槽底から液面ま
で全体として単一流動での循環流とならず混合性能が低
下していた。また、不連続な撹拌翼配置のために液面変
化に対し、不安定なガス吸収性能しか得られなかった。
すような、多段パドル翼100 あるいはタービン翼を用い
た装置がある。しかし、このような上下に不連続な撹拌
翼では、それぞれの撹拌翼により半径方向に吐出された
流れは、槽壁にぶつかって上下に分かれるが、その後の
流れが各撹拌翼の引き起こす流れの相互干渉のため、上
下に分離した複数の循環流101 となり、槽底から液面ま
で全体として単一流動での循環流とならず混合性能が低
下していた。また、不連続な撹拌翼配置のために液面変
化に対し、不安定なガス吸収性能しか得られなかった。
【0003】そこで、このような問題を解決した撹拌翼
として、本出願人が提案しているパドルと格子翼を結合
した結合翼(従来例I、特公平1−37173号公報)
や、前記従来例Iの格子翼を傾斜させ上方の半径を小さ
く下方の半径を大きくした傾斜結合翼(従来例II、特開
平8−281089号公報)がある。
として、本出願人が提案しているパドルと格子翼を結合
した結合翼(従来例I、特公平1−37173号公報)
や、前記従来例Iの格子翼を傾斜させ上方の半径を小さ
く下方の半径を大きくした傾斜結合翼(従来例II、特開
平8−281089号公報)がある。
【0004】まず、前記従来例Iの結合翼を図5に基づ
き説明する。図5の(A) 図に示すように、円筒形の撹拌
槽1の中心に回転軸4が設けられ、この回転軸4に撹拌
翼2が固着されている。また、撹拌翼2の回転に伴う流
体の上下循環流を良好にするために槽内側壁に複数本の
バッフル3が設けられている。撹拌翼2は、回転軸4の
下部つまり槽底壁に近接する平板状のボトムパドル5
と、ボトムパドル5の上端に該パドル5の回転半径と同
じ回転半径をもつ格子翼6とからなる。この格子翼6は
一対の外側縦材7および一対の内側縦材8と、これらを
連結する横材によって構成されている。
き説明する。図5の(A) 図に示すように、円筒形の撹拌
槽1の中心に回転軸4が設けられ、この回転軸4に撹拌
翼2が固着されている。また、撹拌翼2の回転に伴う流
体の上下循環流を良好にするために槽内側壁に複数本の
バッフル3が設けられている。撹拌翼2は、回転軸4の
下部つまり槽底壁に近接する平板状のボトムパドル5
と、ボトムパドル5の上端に該パドル5の回転半径と同
じ回転半径をもつ格子翼6とからなる。この格子翼6は
一対の外側縦材7および一対の内側縦材8と、これらを
連結する横材によって構成されている。
【0005】図5の(B) 図は半径方向吐出流の強さを示
しており、はボトムパドル5の吐出流、は外側縦材
7による吐出流、は内側縦材8による吐出流である。
同(C) 図は半径方向吐出流が撹拌槽1の内壁に衝突して
上向きに流れる上昇流の強さを示している。図7は半径
方向吐出流と上昇流を総合した流動パターンを示してい
る。
しており、はボトムパドル5の吐出流、は外側縦材
7による吐出流、は内側縦材8による吐出流である。
同(C) 図は半径方向吐出流が撹拌槽1の内壁に衝突して
上向きに流れる上昇流の強さを示している。図7は半径
方向吐出流と上昇流を総合した流動パターンを示してい
る。
【0006】前記図5の(B) 図〜(C) 図の流れを説明す
ると、撹拌槽1内に満たされた液は、ボトムパドル5に
より半径方向に吐出されて槽側壁面に衝突すると共に、
バッフル3により円運動を抑制されて槽上部へと上昇さ
せられ、槽上部の側壁側から中心側へ移動して回転軸4
および格子翼6の最上段部分の近傍から下方へ移動し、
ボトムパドル5の所へ戻る。かかる大きな循環流の中
で、ボトムパドル5より上位に配置された格子翼6の縦
材と横材により下降中の液が剪断細分化され、この細分
化された液は、縦材と横材の後側に発生する微細渦に巻
き込まれて混合され、図7に示すような渦流/混合流が
生ずる。
ると、撹拌槽1内に満たされた液は、ボトムパドル5に
より半径方向に吐出されて槽側壁面に衝突すると共に、
バッフル3により円運動を抑制されて槽上部へと上昇さ
せられ、槽上部の側壁側から中心側へ移動して回転軸4
および格子翼6の最上段部分の近傍から下方へ移動し、
ボトムパドル5の所へ戻る。かかる大きな循環流の中
で、ボトムパドル5より上位に配置された格子翼6の縦
材と横材により下降中の液が剪断細分化され、この細分
化された液は、縦材と横材の後側に発生する微細渦に巻
き込まれて混合され、図7に示すような渦流/混合流が
生ずる。
【0007】この従来例Iによると、液深Hと槽内径
(直径)Dとの比率がH/D<1.5 の低液深であり、か
つ低粘度では、液面からのガスの巻き込み量も多く、剪
断が強いために、巻き込んだガスが細分化され、非常に
大きな気液接触面積を形成し、気液反応に極めて有効な
翼形状である。
(直径)Dとの比率がH/D<1.5 の低液深であり、か
つ低粘度では、液面からのガスの巻き込み量も多く、剪
断が強いために、巻き込んだガスが細分化され、非常に
大きな気液接触面積を形成し、気液反応に極めて有効な
翼形状である。
【0008】しかし、高液深(H/D>1.5 )かつ高粘
度になると、ボトムパドル5の吐出力が不足するため、
上部の縦方向の格子部分で形成される吐出流と下部のボ
トムパドル5で形成された上昇流とが衝突し、上昇流が
減衰して液面上部に図5の(C) 図および図7に示す低流
動層Nができ、この結果、液面中心からの下降流が減少
してしまうために、一部のガスは下部の格子翼まで巻き
込まれずに上部の格子翼で吐出され、そのまま気相部へ
出るガスもあり、ガス巻き込み量が低下するという問題
があった。
度になると、ボトムパドル5の吐出力が不足するため、
上部の縦方向の格子部分で形成される吐出流と下部のボ
トムパドル5で形成された上昇流とが衝突し、上昇流が
減衰して液面上部に図5の(C) 図および図7に示す低流
動層Nができ、この結果、液面中心からの下降流が減少
してしまうために、一部のガスは下部の格子翼まで巻き
込まれずに上部の格子翼で吐出され、そのまま気相部へ
出るガスもあり、ガス巻き込み量が低下するという問題
があった。
【0009】つぎに、前記従来例IIの傾斜結合翼を図6
に基づき説明する。図6の(A) 図に示すように、撹拌槽
の底部近くのボトムバドルを半径の大きい大形のパドル
翼5Aとし、これに結合される格子翼6Aを上方へ向け
て半径が漸減するように構成した傾斜格子翼6Aとした
ものである。図6の(B) 図は半径方向吐出流の強さを示
しており、はボトムパドル5Aの吐出流、は外側縦
材7Aによる吐出流、は内側縦材8による吐出流であ
る。同(C) 図は半径方向吐出流が撹拌槽1の内壁に衝突
して上向きに流れる上昇流の強さを示している。図8は
半径方向吐出流と上昇流を総合した流動パターンを示し
ている。
に基づき説明する。図6の(A) 図に示すように、撹拌槽
の底部近くのボトムバドルを半径の大きい大形のパドル
翼5Aとし、これに結合される格子翼6Aを上方へ向け
て半径が漸減するように構成した傾斜格子翼6Aとした
ものである。図6の(B) 図は半径方向吐出流の強さを示
しており、はボトムパドル5Aの吐出流、は外側縦
材7Aによる吐出流、は内側縦材8による吐出流であ
る。同(C) 図は半径方向吐出流が撹拌槽1の内壁に衝突
して上向きに流れる上昇流の強さを示している。図8は
半径方向吐出流と上昇流を総合した流動パターンを示し
ている。
【0010】この従来例IIでは、液深比H/Dが1.5 以
上のものでも大形パドル翼5Aによる強い吐出流を確保
でき、格子翼6Aの外側部が先細形に傾斜していること
から、槽上部に低流動層が形成されにくくなっている。
しかし、パドル翼5Aの半径の長大化により回転数が低
下しており、格子部分での剪断が小さくなる。特に、高
粘度となりレイノイズ数が低くなると、巻き込んだガス
が細分化されにくくなり、やはり気体と液体の混合は十
分に行われ難いという問題がある。
上のものでも大形パドル翼5Aによる強い吐出流を確保
でき、格子翼6Aの外側部が先細形に傾斜していること
から、槽上部に低流動層が形成されにくくなっている。
しかし、パドル翼5Aの半径の長大化により回転数が低
下しており、格子部分での剪断が小さくなる。特に、高
粘度となりレイノイズ数が低くなると、巻き込んだガス
が細分化されにくくなり、やはり気体と液体の混合は十
分に行われ難いという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
み、ガス巻き込み量の向上を図り、気液接触面積を大幅
に増加させて気液混合を効率的に行えるようにした、竪
形撹拌装置を提供することを目的とする。
み、ガス巻き込み量の向上を図り、気液接触面積を大幅
に増加させて気液混合を効率的に行えるようにした、竪
形撹拌装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の竪形撹拌装置
は、竪形円筒形の撹拌槽の中心に槽外から回転駆動され
る回転軸を配置し、該回転軸の下部に、前記撹拌槽の底
壁面と僅かな間隔をあけて平板状のボトムパドルを装着
し、前記回転軸における前記ボトムパドルの上側に外側
縦材と内側縦材を組み合わせた格子翼を装着し、前記格
子翼の縦材の幅を上方から下方に向かって増大させてお
り、前記撹拌槽の側壁面に、上下方向にのびる複数本の
バッフルを周方向に間隔を有して固着していることを特
徴とする。請求項2の竪形撹拌装置は、前記格子翼の縦
材の内、外側の縦材の幅を上方から下方に向って増大さ
せたことを特徴とする。
は、竪形円筒形の撹拌槽の中心に槽外から回転駆動され
る回転軸を配置し、該回転軸の下部に、前記撹拌槽の底
壁面と僅かな間隔をあけて平板状のボトムパドルを装着
し、前記回転軸における前記ボトムパドルの上側に外側
縦材と内側縦材を組み合わせた格子翼を装着し、前記格
子翼の縦材の幅を上方から下方に向かって増大させてお
り、前記撹拌槽の側壁面に、上下方向にのびる複数本の
バッフルを周方向に間隔を有して固着していることを特
徴とする。請求項2の竪形撹拌装置は、前記格子翼の縦
材の内、外側の縦材の幅を上方から下方に向って増大さ
せたことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明によれば、格子翼の縦材は
上方が狭く、下方に向うにつれて広幅になっているの
で、格子翼の半径方向吐出流は上方から下方に向うにつ
れて強くなっている。また、撹拌翼の下端のボトムパド
ルは最も半径方向吐出流が強いので、撹拌翼全体として
みると、半径方向吐出流は上方から下方に向って強くな
っている。したがって、槽内で底部から槽内壁に沿って
上方に向う強い上昇流が得られ、しかも槽内上部の半径
方向吐出流は弱いので、上昇流との衝突が弱くなる。こ
のため、上下循環流が大きくなり、このことによって軸
中心部はより負圧となって、気液界面からガス巻き込み
量が増加し気液混合が効率よく行われる。請求項2の発
明によれば、軸心から遠く離れた格子翼の外側の縦材を
上方が狭く、下方に向くにつれて広幅にしているので、
広幅の部分の半径方向吐出流が強くなる。このため、上
下循環流が大きくなり、このことによって軸中心部はよ
り負圧となって、気液界面からガス巻き込み量が増加し
気液混合が効率よく行われる。
上方が狭く、下方に向うにつれて広幅になっているの
で、格子翼の半径方向吐出流は上方から下方に向うにつ
れて強くなっている。また、撹拌翼の下端のボトムパド
ルは最も半径方向吐出流が強いので、撹拌翼全体として
みると、半径方向吐出流は上方から下方に向って強くな
っている。したがって、槽内で底部から槽内壁に沿って
上方に向う強い上昇流が得られ、しかも槽内上部の半径
方向吐出流は弱いので、上昇流との衝突が弱くなる。こ
のため、上下循環流が大きくなり、このことによって軸
中心部はより負圧となって、気液界面からガス巻き込み
量が増加し気液混合が効率よく行われる。請求項2の発
明によれば、軸心から遠く離れた格子翼の外側の縦材を
上方が狭く、下方に向くにつれて広幅にしているので、
広幅の部分の半径方向吐出流が強くなる。このため、上
下循環流が大きくなり、このことによって軸中心部はよ
り負圧となって、気液界面からガス巻き込み量が増加し
気液混合が効率よく行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る竪
形撹拌装置の縦断面図、図2の(A) 図は本発明の竪形撹
拌装置の概略縦断面図、同(B) 図は半径方向吐出流の説
明図、同(C) 図は上昇流の説明図、図3は図1の竪形撹
拌装置における液体の流動パターンの説明図である。
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る竪
形撹拌装置の縦断面図、図2の(A) 図は本発明の竪形撹
拌装置の概略縦断面図、同(B) 図は半径方向吐出流の説
明図、同(C) 図は上昇流の説明図、図3は図1の竪形撹
拌装置における液体の流動パターンの説明図である。
【0015】図1において、1は円筒形の撹拌槽であ
り、この中心に回転軸4が上下に延びるように設けられ
ている。回転軸4の上方には、図示しない駆動モータ等
が連結され、回転軸4の下端は図示しない軸受で回転自
在に支持されている。また、撹拌槽1の内壁には複数本
のバッフル3が取付けられている。このバッフル3は、
流体の水平面内での旋回を止め、半径方向の吐出流を上
昇流に変換するためのものである。
り、この中心に回転軸4が上下に延びるように設けられ
ている。回転軸4の上方には、図示しない駆動モータ等
が連結され、回転軸4の下端は図示しない軸受で回転自
在に支持されている。また、撹拌槽1の内壁には複数本
のバッフル3が取付けられている。このバッフル3は、
流体の水平面内での旋回を止め、半径方向の吐出流を上
昇流に変換するためのものである。
【0016】前記回転軸4には、撹拌翼2が取付けられ
ており、この撹拌翼2はボトムパドル5と格子翼6とか
ら構成されている。ボトムパドル5は槽底壁との間にわ
ずかの隙間をあけて、回転軸4の下部に取付けられた板
状の翼である。格子翼6は前記ボトムパドル5と同一半
径を有し、ボトムパドル5の上方において回転軸4に取
付けられている。そして、格子翼6の翼径は、上下方向
において同じである。
ており、この撹拌翼2はボトムパドル5と格子翼6とか
ら構成されている。ボトムパドル5は槽底壁との間にわ
ずかの隙間をあけて、回転軸4の下部に取付けられた板
状の翼である。格子翼6は前記ボトムパドル5と同一半
径を有し、ボトムパドル5の上方において回転軸4に取
付けられている。そして、格子翼6の翼径は、上下方向
において同じである。
【0017】この格子翼6は、一対の外側縦材7と一対
の内側縦材8を有し、これらを結合する複数本の横材9
とから構成されている。図示の例では、横材9を上端に
のみ1本設けているが、格子翼6の上端と下端の間に適
数本の横材を組合せてもよい。
の内側縦材8を有し、これらを結合する複数本の横材9
とから構成されている。図示の例では、横材9を上端に
のみ1本設けているが、格子翼6の上端と下端の間に適
数本の横材を組合せてもよい。
【0018】前記内側縦材8は上下にわたって同じ幅で
あるが、前記外側縦材7は、上端から下端に向うにつれ
て広幅となるように連続的に変化しており、この点に本
実施形態の特徴がある。
あるが、前記外側縦材7は、上端から下端に向うにつれ
て広幅となるように連続的に変化しており、この点に本
実施形態の特徴がある。
【0019】上記の竪形撹拌装置では、図2の(B) 図に
示すように、半径方向の吐出量、すなわち、ボトムパド
ル5の吐出流、内側縦材8の吐出流は図7の従来例
Iと同様であるが、つぎの特徴がある。すなわち、格子
翼6外側縦材7の吐出流は、上方が弱く、下方に向う
につれて連続的に強くなっている。この結果、撹拌翼2
の下方に強い半径方向吐出流が得られ、それが槽内壁に
衝突して強い上昇流となり、一方では格子翼6の上方の
半径方向吐出流は弱いので、上昇流との衝突も弱くな
る。このため、同図(C) に示すように、上方に向って連
続的に減少するが下方で非常に強い上昇流が発生し、図
3に示すよう上下循環流が大きくなる。
示すように、半径方向の吐出量、すなわち、ボトムパド
ル5の吐出流、内側縦材8の吐出流は図7の従来例
Iと同様であるが、つぎの特徴がある。すなわち、格子
翼6外側縦材7の吐出流は、上方が弱く、下方に向う
につれて連続的に強くなっている。この結果、撹拌翼2
の下方に強い半径方向吐出流が得られ、それが槽内壁に
衝突して強い上昇流となり、一方では格子翼6の上方の
半径方向吐出流は弱いので、上昇流との衝突も弱くな
る。このため、同図(C) に示すように、上方に向って連
続的に減少するが下方で非常に強い上昇流が発生し、図
3に示すよう上下循環流が大きくなる。
【0020】上記の理由により、軸中心部はより負圧の
程度が高くなり、気液界面からのガス差込み量が増加す
るので、気液混合が効率よく行える。さらに、格子翼6
を構成する縦材7.8や横材9により、液を剪断細分化
することができるので、気体を微細渦に巻き込みやすく
なる。よって、槽内径(直径)Dと液深Hの比が、高液
深(H/D>1.5 )であり、かつ高粘度であっても、効率よ
く気液混合することができる。なお、内側縦材8を外側
縦材7と同様に上端から下端に向けて広幅とした場合、
外側縦材ほどの効果はないが半径方向吐出流を変化させ
ることはでき、上記に準ずる気液混合効果を奏すること
ができる。
程度が高くなり、気液界面からのガス差込み量が増加す
るので、気液混合が効率よく行える。さらに、格子翼6
を構成する縦材7.8や横材9により、液を剪断細分化
することができるので、気体を微細渦に巻き込みやすく
なる。よって、槽内径(直径)Dと液深Hの比が、高液
深(H/D>1.5 )であり、かつ高粘度であっても、効率よ
く気液混合することができる。なお、内側縦材8を外側
縦材7と同様に上端から下端に向けて広幅とした場合、
外側縦材ほどの効果はないが半径方向吐出流を変化させ
ることはでき、上記に準ずる気液混合効果を奏すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、格子翼の半径
方向吐出流は上方から下方に向うにつれて強くなってい
るので、槽内で底部から槽内壁に沿って上方に向う強い
上昇流が得られ、しかも槽内上部の半径方向吐出流は弱
いので、上昇流との衝突が弱くなる。このため、上下循
環流が大きくなり、このことによって軸中心部はより負
圧となって、気液界面からガス巻き込み量が増加し気液
混合が効率よく行われる。よって、高液深かつ高粘度で
あっても、効率の良い気液混合が行える。請求項2の発
明によれば、軸心から遠く離れた格子翼の外側の縦材を
上方が狭く、下方に向くにつれて広幅にしているので、
広幅の部分の半径方向吐出流が強くなる。このため、上
下循環流が大きくなり、このことによって軸中心部はよ
り負圧となって、気液界面からガス巻き込み量が増加し
気液混合が効率よく行われる。
方向吐出流は上方から下方に向うにつれて強くなってい
るので、槽内で底部から槽内壁に沿って上方に向う強い
上昇流が得られ、しかも槽内上部の半径方向吐出流は弱
いので、上昇流との衝突が弱くなる。このため、上下循
環流が大きくなり、このことによって軸中心部はより負
圧となって、気液界面からガス巻き込み量が増加し気液
混合が効率よく行われる。よって、高液深かつ高粘度で
あっても、効率の良い気液混合が行える。請求項2の発
明によれば、軸心から遠く離れた格子翼の外側の縦材を
上方が狭く、下方に向くにつれて広幅にしているので、
広幅の部分の半径方向吐出流が強くなる。このため、上
下循環流が大きくなり、このことによって軸中心部はよ
り負圧となって、気液界面からガス巻き込み量が増加し
気液混合が効率よく行われる。
【図1】本発明の一実施形態に係る竪形撹拌装置の縦断
面図である。
面図である。
【図2】(A) 図は図1の竪形撹拌装置の概略縦断面図、
(B) 図は半径方向吐出流の説明図、(C) 図は上昇流の説
明図である。
(B) 図は半径方向吐出流の説明図、(C) 図は上昇流の説
明図である。
【図3】図1の竪形撹拌装置における液体の流動パター
ンの説明図である。
ンの説明図である。
【図4】従来の撹拌装置の縦断面図である。
【図5】(A) 図は従来例Iの撹拌装置の縦断面図、(B)
図は半径方向吐出流の説明図、(C) 図は上昇流の説明図
である。
図は半径方向吐出流の説明図、(C) 図は上昇流の説明図
である。
【図6】(A) 図は従来例IIの撹拌装置の縦断面図、(B)
図は半径方向吐出流の説明図、(C) 図は上昇流の説明図
である。
図は半径方向吐出流の説明図、(C) 図は上昇流の説明図
である。
【図7】従来例Iにおける流動パターンの説明図であ
る。
る。
【図8】従来例IIにおける流動パターンの説明図であ
る。
る。
1 撹拌槽 2 撹拌翼 4 回転軸 5 ボトムパドル 6 格子翼 7 外側縦材 8 内側縦材
Claims (2)
- 【請求項1】竪形円筒形の撹拌槽の中心に槽外から回転
駆動される回転軸を配置し、該回転軸の下部に、前記撹
拌槽の底壁面と僅かな間隔をあけて平板状のボトムパド
ルを装着し、前記回転軸における前記ボトムパドルの上
側に外側縦材と内側縦材を組み合わせた格子翼を装着
し、前記格子翼の縦材の幅を上方から下方に向かって増
大させており、前記撹拌槽の側壁面に、上下方向にのび
る複数本のバッフルを周方向に間隔を有して固着してい
ることを特徴とする竪形撹拌装置。 - 【請求項2】前記格子翼の縦材の内、外側の縦材の幅を
上方から下方に向って増大させたことを特徴とする請求
項1記載の竪形撹拌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10092277A JPH11267485A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 竪形撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10092277A JPH11267485A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 竪形撹拌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11267485A true JPH11267485A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14049918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10092277A Pending JPH11267485A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 竪形撹拌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11267485A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002282667A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-02 | Nagase Kasei Kogyo Kk | 攪拌装置 |
| JP2007203163A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Nitto Denko Corp | 撹拌装置 |
| JP2008012452A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Nitto Denko Corp | 撹拌装置 |
| WO2009040886A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Shi Mechanical & Equipment Inc. | 撹拌装置 |
| CN111107917A (zh) * | 2017-09-21 | 2020-05-05 | 惠斯勒科技公司 | 用于树脂提取的设备和方法 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP10092277A patent/JPH11267485A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002282667A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-02 | Nagase Kasei Kogyo Kk | 攪拌装置 |
| JP2007203163A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Nitto Denko Corp | 撹拌装置 |
| JP2008012452A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Nitto Denko Corp | 撹拌装置 |
| WO2009040886A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Shi Mechanical & Equipment Inc. | 撹拌装置 |
| CN111107917A (zh) * | 2017-09-21 | 2020-05-05 | 惠斯勒科技公司 | 用于树脂提取的设备和方法 |
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