JPH11267623A - 廃棄物処理方法およびその装置 - Google Patents
廃棄物処理方法およびその装置Info
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- JPH11267623A JPH11267623A JP10079976A JP7997698A JPH11267623A JP H11267623 A JPH11267623 A JP H11267623A JP 10079976 A JP10079976 A JP 10079976A JP 7997698 A JP7997698 A JP 7997698A JP H11267623 A JPH11267623 A JP H11267623A
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Abstract
去率が向上する廃棄物処理装置を提供する。 【解決手段】 生ゴミや屎尿系汚泥などの有機物を含有
する廃棄物を二軸式破砕機1にて2cm〜4cmに破砕す
る。ビニル物などの軽量の夾雑物は紐状に破砕する。破
砕した廃棄物を破砕寸法より目幅の広いトロンメル2に
投入し、軽量の夾雑物と破砕物とに分離する。破砕物を
調質槽4にて加温しつつ攪拌混合してスラリ状の調質物
に調質する。ドラムスクリーン6にて金属片やガラス片
などの重量の重い夾雑物と分離液とに固液分離し、分離
液をメタン発酵処理工程に送る。夾雑物をスクリュープ
レス7にて圧搾し、圧搾液はメタン発酵処理工程に送
る。廃棄物を夾雑物とともに破砕して調質するため、酸
発酵と攪拌とにて夾雑物と廃棄物とを容易に分離でき、
夾雑物とともに排出する有機物を低減できる。
Description
メタン発酵処理するための前処理を行う廃棄物処理方法
およびその装置に関する。
どの有機性の廃棄物をメタン発酵処理する際には、あら
かじめスクリーンなどにて夾雑物を除去しているが、除
去しきれずに残留する夾雑物が核となり、メタン発酵の
際やメタン発酵のために調質する際などにスカムが発生
し、メタン発酵や調質を阻害する。
制するために、例えばビニル袋などに入った生ゴミは破
袋機でビニル袋を破り、除袋機で破いたビニル袋を取り
除く。この後、カッタやハンマミルなどにて生ゴミを粉
砕し、ドラムスクリーンやトロンメルなどにて除袋にて
除去できずに残留するビニル片やスチロールトレイ片な
どの重量の軽い夾雑物と野菜屑などの重量の重い生ゴミ
などとを分離する。そして、夾雑物を除去した生ゴミな
どの有機性の廃棄物を調質槽にて適宜水を添加して攪拌
混合によりさらに裁断して調質し、この調質した廃棄物
をメタン発酵処理している。
除袋し、粉砕後にさらに夾雑物を除去する複雑な構成
で、装置が大型となるとともに、処理する生ゴミなどの
性状などにより夾雑物の除去が不十分で、スカムが発生
する。また、破袋機や除袋機は構造が複雑で、異臭の発
生を防止するために外部との遮断が困難で、遮断するた
めの構成がさらに大型化する問題がある。
・大型化することなく夾雑物の除去率が向上する廃棄物
処理方法およびその装置を提供することを目的とする。
理方法は、夾雑物が混入する有機性の廃棄物を攪拌混合
することによりメタン発酵処理するための調質を行う廃
棄物処理方法において、前記廃棄物を攪拌混合して調質
する前に前記廃棄物を破砕し、前記破砕して調質した後
に前記廃棄物を前記夾雑物とメタン発酵処理するための
分離液とに固液分離するものである。
破砕し、攪拌混合して調質した後、夾雑物とメタン発酵
処理するための分離液とに固液分離するため、調質の際
に生じる酸発酵と攪拌による裁断などの物理的作用によ
り夾雑物と廃棄物とが容易に分離し、調質後の固液分離
が容易となり、構造が簡略化し、夾雑物とともに排出さ
れる有機物を低減しつつ夾雑物の除去率が向上する。
1記載の廃棄物処理方法において、調質は、固液分離し
た夾雑物を洗浄して得られた洗浄排液を破砕された廃棄
物とともに行うものである。
夾雑物に付着していた有機物を含有する洗浄排液を破砕
された廃棄物とともに調質するため、有機物が付着した
夾雑物を処理する際に悪臭が生じにくく、夾雑物の処理
が容易となるとともに、夾雑物とともに排出される有機
物が低減して有機物の処理効率が向上する。さらに、調
質の際に添加する水分が洗浄排液にて補われ、別途水を
用いる必要がなく、廃棄物の処理効率が向上する。
1または2記載の廃棄物処理方法において、破砕は、破
砕刃が軸方向で互いに重なり合う二軸を有した二軸式破
砕機を用いるものである。
重なり合う二軸を有した二軸式破砕機を用いて破砕する
ため、簡単な構造で廃棄物を夾雑物とともに破砕できる
とともに、ビニル物やプラスチック物などの軽量の夾雑
物は紐状に破砕されるので、これらビニル物やプラスチ
ックなどの分離除去が容易となる。
3記載の廃棄物処理方法において、二軸式破砕機は、二
軸間の距離が1.5cm以上7.0cm以下であるものであ
る。
1.5cm以上7.0cm以下に設定するため、調質の際の
攪拌混合が低負荷で容易にできる形状に廃棄物が破砕さ
れて、調質性が向上するとともに、ビニル物やプラスチ
ック物などの軽量の夾雑物と有機物との形状の違いが生
じやすく、固液分離による夾雑物の分離除去が容易とな
り、処理効率が向上する。なお、二軸間の距離が1.5
cmより幅狭の場合、ビニル物やプラスチック物などの軽
量の夾雑物と有機物との形状が近似し、夾雑物と有機物
との固液分離性が低下し、処理効率が低下する。また、
二軸間の距離が7.0cmより幅広の場合、根菜類などの
有機性の廃棄物の破砕状態が不十分となり、調質性が低
下するため、二軸間の距離を1.5cm以上7.0cm以下
に設定する。
1または2記載の廃棄物処理方法において、破砕は、夾
雑物が15%以上含有されている場合、金属性の前記夾
雑物を除去した後にスクリュープレスを用いて圧搾し、
この圧搾により調質する濾液を分集するものである。
性の廃棄物をスクリュープレスにより破砕・圧搾して調
質するための濾液を分集するので、体積当たりの夾雑物
の割合が多く破砕したものでも調質の際の攪拌混合が困
難となる15%以上の夾雑物を含有する有機性の廃棄物
でも、メタン発酵処理が可能となる。
1ないし5いずれか一記載の廃棄物処理方法において、
固液分離は、スクリュープレスを用いて行うものであ
る。
プレスを用いて圧搾して夾雑物とメタン発酵処理するた
めの分離液とに固液分離するため、例えば特に金属性の
夾雑物などが混入する割合が低い廃棄物を処理する場合
などにおいて、破砕した後に夾雑物を除去しなくても一
括で夾雑物を高度に分離除去でき、また夾雑物に付着す
る有機物を高度に回収でき、有機物が付着した夾雑物を
処理する際に悪臭が生じにくく、夾雑物の処理が容易と
なるとともに、夾雑物とともに排出される有機物が低減
して有機物の処理効率が向上する。なお、スクリュープ
レスを損傷するおそれがある金属性の夾雑物を多く含む
場合には、あらかじめ金属性の夾雑物を分離除去すると
よい。
1ないし5いずれか一記載の廃棄物処理方法において、
廃棄物を破砕した後で前記廃棄物を攪拌混合して調質す
る前に夾雑物を分離除去するものである。
除去した後に調質するため、調質の際の攪拌や酸発酵な
どの調質性が向上するとともに、調質後の固液分離の負
荷が低減して簡単な構成で容易に固液分離できるので、
夾雑物とともに処理すべき有機物が排出することを低減
しつつ簡単な構成で夾雑物の分離除去率が向上する。
7記載の廃棄物処理方法において、破砕した廃棄物から
の夾雑物の分離除去はトロンメルを用い、調質後の前記
廃棄物の固液分離はドラムスクリーンを用いるものであ
る。
いて特に粗大の夾雑物を分離除去することにより簡単な
構成で調質性が向上し、調質するために廃棄物を搬送す
ることが容易となるとともに、調質後の固液分離に簡単
な構造のドラムスクリーンを利用できる。また、ドラム
スクリーンにて調質後の廃棄物から夾雑物を固液分離す
るため、ドラムスクリーンでの閉塞を防止しつつ高度に
夾雑物を分離除去する。
8記載の廃棄物処理方法において、トロンメルは、目幅
寸法が廃棄物を破砕する際の目幅寸法より大きいもので
ある。
破砕する際の目幅寸法より大きく設定したため、粗大の
夾雑物やビニル物あるいはプラスチック物などの軽量の
夾雑物を、この夾雑物とともに有機物が排出される量が
低減し、簡単な構成で容易に高度に夾雑物を分離除去す
る。
項8または9記載の廃棄物処理方法において、ドラムス
クリーンにて固液分離した夾雑物をスクリュープレスを
用いて圧搾し、前記ドラムスクリーンにて固液分離した
分離液とともにメタン発酵処理されるための圧搾液を分
集するものである。
た夾雑物をスクリュープレスを用いて圧搾し、得られた
圧搾液をドラムスクリーンにて固液分離した分離液とと
もにメタン発酵処理するため、夾雑物に付着する有機物
を回収でき、有機物が付着した夾雑物を処理する際に悪
臭が生じにくく、夾雑物の処理が容易となるとともに、
夾雑物とともに排出される有機物が低減して有機物の処
理効率が向上する。
項8ないし10いずれか一記載の廃棄物処理方法におい
て、調質は、トロンメルにて分離除去した夾雑物を、前
記トロンメルにて前記夾雑物が除去された廃棄物ととも
に行うものである。
物を、この夾雑物が除去された廃棄物とともに混合して
調質するため、調質の際に生じる酸発酵と攪拌の外的作
用により夾雑物に付着する有機物が容易に分離し、有機
物が付着したままの夾雑物を処理する際に悪臭が生じに
くく、夾雑物の処理が容易となるとともに、夾雑物とと
もに排出される有機物が低減して処理効率が向上する。
項1ないし5いずれか一記載の廃棄物処理方法におい
て、調質は、内部に廃棄物を貯留可能で底部の前記貯留
する廃棄物を排出させる位置に固液分離手段を備えた調
質槽を用いて行い、固液分離は、前記内部に貯留する廃
棄物を前記固液分離手段を介して前記調質槽の外部に排
出させることにより行うものである。
の底部に設けた固液分離手段を介して調質槽内で調質し
た廃棄物を外部に排出する際に、固液分離手段にて固液
分離して夾雑物を分離除去するので、簡単な構成で調質
後の固液分離ができる。
項12記載の廃棄物処理方法において、固液分離手段に
て固液分離した夾雑物を金属性の前記廃棄物を分離除去
した後にスクリュープレスを用いて圧搾し、メタン発酵
処理されるための圧搾液を分集するものである。
に排出する際に固液分離手段にて固液分離した夾雑物
を、金属性の廃棄物を分離除去した後にスクリュープレ
スを用いて圧搾し、メタン発酵処理されるための圧搾液
を分集するため、夾雑物に付着する有機物をスクリュー
プレスを損傷することなく高度に回収でき、有機物が付
着した夾雑物を処理する際に悪臭が生じにくく、夾雑物
の処理が容易となるとともに、夾雑物とともに排出され
る有機物が低減して有機物の処理効率が向上する。
性の廃棄物を破砕する破砕手段と、この破砕手段にて破
砕された前記廃棄物を攪拌混合して調質する調質手段
と、この調質手段にて調製した前記廃棄物から夾雑物を
分離除去しメタン発酵処理するための分離液を分集する
固液分離手段とを具備したものである。
砕し、この破砕した廃棄物を調質手段にて攪拌混合して
調質し、この調質した廃棄物を固液分離手段にて夾雑物
を分離除去してメタン発酵処理するための分離液を分集
するため、調質の際に生じる酸発酵と攪拌の外的作用に
より夾雑物と廃棄物とが容易に分離し、調質後の固液分
離が容易となり、構造が簡略化し、夾雑物とともに排出
される有機物を低減しつつ夾雑物の除去率が向上する。
項14記載の廃棄物処理装置において、固液分離手段に
て除去した夾雑物を洗浄する洗浄手段と、この洗浄手段
からの前記夾雑物の洗浄により生じた洗浄排液を調質手
段に返送する返送手段とを具備したものである。
て洗浄して、夾雑物に付着していた有機物を含有する洗
浄排液を返送手段にて調質手段に返送して破砕された廃
棄物とともに調質するため、有機物が付着した夾雑物を
処理する際に悪臭が生じにくく、夾雑物の処理が容易と
なるとともに、夾雑物とともに排出される有機物が低減
して有機物の処理効率が向上する。さらに、調質の際に
添加する水分が洗浄排液にて補われ、別途水を用いる必
要がなく、廃棄物の処理効率が向上する。
項14または15記載の廃棄物処理装置において、破砕
手段は、二軸式破砕機を備えたものである。
砕するため、簡単な構造で廃棄物を夾雑物とともに破砕
できるとともに、ビニル物やプラスチック物などの軽量
の夾雑物は紐状に破砕されるので、これらビニル物やプ
ラスチックなどの分離除去が容易となる。
項14または15記載の廃棄物処理装置において、破砕
手段は、廃棄物から金属製の夾雑物を分離除去する金属
除去手段と、この金属除去手段にて前記金属製の夾雑物
が分離除去された前記廃棄物を破砕するスクリュープレ
スとを備えたものである。
が分離除去された廃棄物をスクリュープレスにて破砕す
るため、例えば体積当たりの夾雑物の割合が多く破砕し
ても調質の際の攪拌混合が困難となる夾雑物を15%以
上含有する有機性の廃棄物でも、メタン発酵処理が可能
となる。
項14ないし17いずれか一記載の廃棄物処理装置にお
いて、調質手段は、廃棄物が投入される調質槽と、この
調質槽の底部に設けられ貯留する前記廃棄物を排出する
排出口とを備え、固液分離手段は、前記調質槽の底部に
前記排出口を閉塞して設けられ前記廃棄物から夾雑物を
分離するスクリーンを備えたものである。
の底部に排出口を閉塞して設けた固液分離手段を介して
調質した廃棄物を排気口から調質槽外に排出する際に夾
雑物を固液分離して除去するので、簡単な構成で容易に
調質後の固液分離ができる。
項14ないし18いずれか一記載の廃棄物処理装置にお
いて、固液分離手段は、調質手段にて調質した廃棄物か
ら夾雑物を分離除去する夾雑物分離手段と、この夾雑物
分離手段にて夾雑物が分離除去された前記廃棄物を圧搾
し分離液を分集するスクリュープレスとを備えたもので
ある。
にて夾雑物を分離除去し、この夾雑物が分離除去された
廃棄物をスクリュープレスにて圧搾してメタン発酵処理
するための分離液を分集するため、確実に夾雑物を分離
除去でき、メタン発酵の際のスカムの発生を防止する。
性の廃棄物を破砕する破砕手段と、この破砕手段にて破
砕された前記廃棄物から夾雑物を分離除去する夾雑物除
去手段と、この夾雑物除去手段にて前記夾雑物が分離除
去された前記廃棄物を攪拌混合する調質手段と、この調
質手段にて調質した前記廃棄物から夾雑物を分離除去し
メタン発酵処理するための分離液を分集する固液分離手
段と具備したものである。
砕し、この破砕した廃棄物を夾雑物除去手段にて夾雑物
を分離除去し、この夾雑物を分離除去した廃棄物を調質
手段にて攪拌混合して調質し、この調質した廃棄物を固
液分離手段にて夾雑物を分離除去してメタン発酵処理す
るための分離液を分集するため、調質する前に夾雑物除
去手段にてある程度の夾雑物が分離除去されるので調質
の際の攪拌や酸発酵などの調質性が向上するとともに、
調質後の固液分離手段による夾雑物の固液分離の負荷が
低減して簡単な構成で容易に夾雑物の固液分離ができる
ので、夾雑物とともに処理すべき有機物が排出すること
を低減しつつ簡単な構成で夾雑物の分離除去率が向上す
る。
項20記載の廃棄物処理装置において、夾雑物除去手段
は、トロンメルを備え、固液分離手段は、ドラムスクリ
ーンを備えたものである。
いて特に粗大の夾雑物を分離除去することにより簡単な
構成で調質性が向上し、調質するための廃棄物の搬送が
容易となるとともに、調質後の固液分離に簡単な構造の
ドラムスクリーンを利用できる。また、ドラムスクリー
ンにて調質後の廃棄物から夾雑物を固液分離するため、
ドラムスクリーンでの閉塞を防止しつつ高度に夾雑物を
分離除去する。
項21記載の廃棄物処理装置において、トロンメルは、
目幅寸法が廃棄物を破砕する際の目幅寸法より大きいも
のである。
破砕する際の目幅寸法より大きく設定したため、粗大の
夾雑物やビニル物あるいはプラスチック物などの軽量の
夾雑物を、この夾雑物とともに有機物が排出される量が
低減し、簡単な構成で容易に高度に夾雑物を分離除去す
る。
項21または22記載の廃棄物処理装置において、固液
分離手段は、ドラムスクリーンにて分離除去した夾雑物
を圧搾し、前記ドラムスクリーンにて分離した分離液と
ともにメタン発酵処理する圧搾液を分集するスクリュー
プレスを備えたものである。
た夾雑物をスクリュープレスを用いて圧搾し、ドラムス
クリーンにて分離した分離液とともにメタン発酵処理す
る圧搾液を分集するため、夾雑物に付着する有機物を回
収でき、有機物が付着した夾雑物を処理する際に悪臭が
生じにくく、夾雑物の処理が容易となるとともに、夾雑
物とともに排出される有機物が低減して有機物の処理効
率が向上する。
項21ないし23いずれか一記載の廃棄物処理装置にお
いて、トロンメルにて分離除去した夾雑物を調質手段に
投入する再回収手段を備えたものである。
物を再回収手段により調質手段に投入してこのトロンメ
ルにて夾雑物が分離除去された廃棄物とともに調質する
ため、調質の際に生じる酸発酵と攪拌の物理的作用によ
り夾雑物に付着する有機物が容易に分離し、有機物が付
着したままの夾雑物を処理する際の悪臭の発生を抑制
し、夾雑物の処理が容易となるとともに、夾雑物ととも
に排出される有機物が低減して処理効率が向上する。
実施の一形態の構成を図1を参照して説明する。
式破砕機で、この二軸式破砕機1は、有機性の廃棄物、
すなわち、生ゴミなどの厨芥廃棄物、屎尿や浄化槽汚泥
などの屎尿系排水、食品加工汚泥などの有機性の産業廃
棄物、集落排水、下水汚泥、家畜糞尿などの有機物を含
有する廃棄物を破砕するもので、図示しない外周面に所
定のピッチ、例えば2cm〜4cmのピッチで一体に複数設
けた破砕刃を軸方向で重ね合わさるように一対の回転軸
を有している。なお、二軸間の距離は、1.5cm以上
7.0cm以下となるように設定する。すなわち、二軸間
の距離が1.5cmより幅狭の場合、ビニル物やプラスチ
ック物などの軽量の夾雑物と生ゴミである野菜屑などの
有機物との形状が近似し、後工程での夾雑物と廃棄物と
の固液分離性が低下し、処理効率が低下する。また、二
軸間の距離が7.0cmより幅広の場合、根菜類などの有
機性の廃棄物の破砕状態が不十分となり、後工程での調
質性が低下するため、二軸間の距離を1.5cm以上7.
0cm以下に設定する。
することにより、有機物は2〜4cm程度に破砕し、ビニ
ル物やプラスチック物などの軽量の夾雑物はこれより若
干大きな紐状に破砕する。
去手段としてのトロンメル2が接続されている。このト
ロンメル2は、図2に示すように、内周側に二軸式破砕
機1にて破砕された廃棄物が投入される略円筒状で、例
えば二軸式破砕機の破砕の際のピッチ寸法である目幅寸
法より若干大きい2cm〜8cmの目幅寸法で通孔3が複数
設けられている。さらに、軸方向が水平方向に対して約
2°〜10°傾いて配設されている。そして、トロンメ
ル2は、破砕された廃棄物を、通孔3を通過できないス
チロールトレイ片やプラスチック片、ビニル片などの重
量が軽い紐状に破砕された夾雑物と、通孔3を通過する
破砕された野菜屑などの重量が重い破砕物とに分離す
る。
小さいと、粉砕された廃棄物のほとんどが夾雑物として
排出され、後工程でメタン発酵処理するための有機物が
得られなくなる。また、目幅寸法が8cmより大きくなる
と、紐状となったビニル片などの軽量の夾雑物まで通孔
3を通過して、夾雑物を分離除去除去できなくなるた
め、目幅寸法を2cm〜8cmに設定する。さらに、傾きが
2°より小さいと、順次投入された破砕された廃棄物が
トロンメル2の内周側を移動できなくなり、夾雑物と破
砕物とに分離できなくなる。また、傾きが10°より大
きいと、傾斜が急となり、内周側に投入された廃棄物が
直ちに通過して、夾雑物と破砕物とほとんど分離できず
に夾雑物として排出されるため、傾きを2°〜10°に
設定する。
面に突出する部材がない簡単な構成であるため、内周側
を透過する破砕物が突出する部材に引っ掛かり、通孔3
が閉塞されて夾雑物と破砕物との分離性が低下したり、
内周側の通過性が損なわれて処理効率が低下するなどを
防止できるとともに、引っ掛かった破砕物による悪臭の
発生や蛆などの害虫の発生を抑制できる。
ての調質槽4が接続されている。そして、この調質槽4
には、攪拌手段としての例えば0.8kw/m3 の垂下型
スクリュー攪拌機が3基吊り下げ支持され、底部に攪拌
手段としての例えば4.8kw/m3 のパルパ型スクリュ
ー攪拌機が1基設けられているとともに、投入された破
砕物を加温する図示しない加温手段が設けられている。
なお、この加温手段は、設けなくてもよいが、調質の際
に酸発酵を進行させて後工程でのメタン発酵処理の効率
を向上させるために設けるとよい。
含水率が85%〜90%程度となるように水分を適宜添
加され、加温しつつ攪拌混合される。なお、含水率が8
5%より少なくなると攪拌および後工程への搬送が困難
となり、含水率が90%より多くなると濃度が低下して
後工程でのメタン発酵の効率が低下するため、含水率を
約85%〜約90%程度に設定する。
物は、例えば1〜15時間加温しつつ攪拌混合され、加
温により酸発酵が若干進行し、攪拌により破砕物が裁断
され、スラリ状の調質物となる。
成するドラムスクリーン6が接続されている。このドラ
ムスクリーン6は、目幅寸法が例えば破砕時の目幅寸法
である2cm〜4cmより若干小さい1cm〜3cmに形成され
ている。ここで、ドラムスクリーン6の目幅寸法が1cm
より小さいと調質物中のメタン発酵処理する有機物も夾
雑物として排出される割合が増大する。また、目幅寸法
が3cmより大きくなると、夾雑物がほとんど通過し、夾
雑物を分離除去できなくなるため、目幅寸法を1cm〜3
cmに設定する。
調質槽4にて調質された破砕物である調質物が、スラリ
状の分離液とガラス片や金属片などの重量物とに固液分
離される。なお、調質物は、総固形物(TS濃度)が1
5%以下のスラリ状となっているため、簡単な構成で夾
雑物とメタン発酵処理される分離液との分離性が高い湿
式分別装置であるドラムスクリーン6を用いて夾雑物と
分離液とに固液分離する。
手段5を構成するスクリュープレス7が接続されてい
る。そして、このスクリュープレス7は、ドラムスクリ
ーン6にて固液分離された夾雑物を圧搾して圧搾液を分
集し、圧搾液はドラムスクリーン6にて分離した分離液
とともに後工程のメタン発酵処理工程に搬送される。
cm程度まで破砕される。なお、廃棄物中の野菜屑などの
有機物は2cm〜4cm程度に破砕され、ビニル物やプラス
チック物などの軽量の夾雑物はこれより若干大きな紐状
に破砕される。
メル2に投入され、特に紐状に破砕された軽量の夾雑物
はトロンメル2の通孔3を通過できず、夾雑物としてト
ロンメル2の内周側から排出され、2cm〜4cm程度に破
砕された有機物は通孔3を通過して破砕物として回収さ
れ、夾雑物と破砕物とに分離される。なお、夾雑物は、
別途固形燃料などに加工されたり、焼却処分される。
れ、含水率が85%〜90%程度となるように水分が適
宜添加され、図示しない加温手段にて加温されつつ垂下
型スクリュー攪拌機およびパルパ型スクリュー攪拌機に
て攪拌混合され、スラリ状の調質物となる。
スクリーン6に投入され、スラリ状の分離液とトロンメ
ル2にて分離除去されずに残留するビニルなどの軽量の
夾雑物および特にガラス片や金属片などの重量の重い夾
雑物とに固液分離される。そして、スラリ状の分離液
は、後工程のメタン発酵処理工程に搬送され、メタン発
酵処理される。また、ドラムスクリーン6にて固液分離
された夾雑物は、スクリュープレス7に投入されて圧搾
され、夾雑物と圧搾液とに分離され、圧搾液は分離液と
同様に後工程のメタン発酵処理工程に搬送されてメタン
発酵処理される。なお、夾雑物は、別途建材などとして
利用したり、埋め立てたりする。
とともに破砕し、加温しつつ攪拌混合して調質した後、
夾雑物とメタン発酵処理するための分離液とに固液分離
するため、調質の際に生じる酸発酵と攪拌の外的で機械
的な作用である物理的作用により夾雑物と廃棄物とを容
易に分離でき、調質後の固液分離が容易となり、構造を
簡略化でき、夾雑物とともに排出される有機物を低減し
つつ夾雑物の除去率を向上できる。
なり合う二軸を有した二軸式破砕機1を用いて破砕した
ため、簡単な構造で廃棄物を夾雑物とともに破砕できる
とともに、ビニル物やプラスチック物などの軽量の夾雑
物は有機物と異なる形状で大きな寸法となる紐状に破砕
でき、これらビニル物やプラスチックなどの分離除去が
容易にできる。
1.5cm以上7.0cm以下に設定したため、調質の際の
攪拌混合が低負荷で容易にできる形状に廃棄物を破砕で
き、攪拌などの調質性を向上できるとともに、ビニル物
やプラスチック物などの軽量の夾雑物と有機物との形状
の違いが生じやすく、固液分離による夾雑物の分離除去
が容易にでき、処理効率を向上できる。
て夾雑物を分離除去した後に調質するため、調質の際の
攪拌や酸発酵などの調質性を向上できるとともに、調質
後の固液分離の負荷が低減して簡単な構成で容易に固液
分離できるので、夾雑物とともに処理すべき有機物が排
出することを低減しつつ簡単な構成で夾雑物の分離除去
率を向上できる。
用いて特に粗大の夾雑物を分離除去することにより簡単
な構成で調質性を向上でき、調質するために廃棄物を搬
送することが容易にできるとともに、調質後の固液分離
に簡単な構造のドラムスクリーン6を利用できる。ま
た、ドラムスクリーン6にて調質後の廃棄物から夾雑物
を固液分離するため、ドラムスクリーン6での閉塞を防
止しつつ高度に夾雑物を分離除去できる。
を破砕する際の目幅寸法より大きく設定したため、粗大
の夾雑物やビニル物あるいはプラスチック物などの軽量
の夾雑物を、この夾雑物とともに有機物が排出される量
を低減でき、簡単な構成で容易に高度に夾雑物を分離除
去できる。
た夾雑物をスクリュープレス7を用いて圧搾し、得られ
た圧搾液をドラムスクリーン6にて固液分離した分離液
とともにメタン発酵処理するため、夾雑物に付着する有
機物を回収でき、有機物が付着した夾雑物を処理する際
に悪臭が生じにくく、夾雑物を容易に処理できるととも
に、夾雑物とともに排出される有機物が低減して有機物
の処理効率を向上できる。
手段5のスクリュープレス7にて圧搾されて脱水された
夾雑物を、洗浄手段などにて洗浄し、固液分離して得ら
れた夾雑物は埋め立てたり建材などに加工するなどの処
理をし、得られた洗浄排液は調質槽4に返送したり、分
離液および圧搾液とともにメタン発酵処理工程に搬送し
てもよい。この構成によれば、夾雑物に付着する有機物
を回収でき、有機物が付着した夾雑物を処理する際に悪
臭が生じにくく、夾雑物の処理が容易となるとともに、
夾雑物とともに排出される有機物が低減して有機物の処
理効率が向上する。さらに、調質槽4に洗浄排液を返送
する構成では、調質の際に添加する水分が洗浄排液にて
補われ、別途水を用いる必要がなく、廃棄物の処理効率
を向上できる。
調質槽4に搬送し、分離した破砕物とともに調質しても
よい。すなわち、例えばビニル片やスチロールトレイ片
などの軽量の夾雑物にこびりついたメタン発酵処理すべ
き有機物である米粒などは、トロンメル2にて破砕物と
して回収できず、軽量の夾雑物とともに排出される。こ
のため、有機物の処理効率の向上が望めなくなるととも
に、有機物が付着する夾雑物の処理が、悪臭を生じるな
ど煩雑となるとともに装置が大型化するおそれがある。
したがって、一旦調質槽4にて破砕物とともに調質する
ことにより、調質の際に生じる酸発酵と攪拌の外的作用
により夾雑物に付着する有機物が容易に分離でき、有機
物が付着したままの夾雑物を処理する際の悪臭の発生を
抑制して夾雑物の処理が容易となるとともに、夾雑物と
ともに排出される有機物が低減して処理効率を向上でき
る。
1に限らず、いずれのものでもできる。なお、二軸式破
砕機1のように、簡単な構造で夾雑物とともに破砕で
き、ビニルなどの軽量の夾雑物の破砕後の形状が分離除
去可能な紐状など、他に比べて大きく異形となるように
破砕できるものが好ましい。
ル2に限らず、いずれのものでもでき、またトロンメル
2などの夾雑物除去手段を設けなくてもよい。すなわ
ち、破砕後に夾雑物とともに調質し、調質物をスクリュ
ープレス7やドラムスクリーン6などにて固液分離して
もよい。なお、この破砕後の時点では総固形物(TS濃
度)が15%以上であることから、トロンメルなどの乾
式分離装置が好ましい。また、トロンメル2などの構造
が簡単で廃棄物が引っ掛かるなどが生じにくい構成が好
ましい。
スクリーン6に限らず、いずれのものでもよい。なお、
上述したように、ドラムスクリーン6のように、構造が
簡単で夾雑物の分離除去性が高い特に湿式分別するもの
が好ましい。
プレス7を備えた構成について説明したが、スクリュー
プレス7を設けなくてもよい。なお、スクリュープレス
7にて夾雑物を圧搾する際、夾雑物中に金属やガラス片
などが多く含まれるような場合には、一旦金属やガラス
片などを除去した後に圧搾し、スクリュープレス7が金
属片やガラス片などにて損傷することを防止する構成と
する。
S濃度)が15%より多い場合には、二軸式破砕機1に
よる破砕およびトロンメル2による夾雑物除去をせず
に、スクリュープレスを用いて圧搾し、得られた圧搾液
を調質するようにするとよい。すなわち、夾雑物を15
%以上含有する有機性の廃棄物をスクリュープレス7に
より破砕・圧搾して調質するための濾液を分集すること
により、体積当たりの夾雑物の割合が多く破砕したもの
でも調質の際の攪拌混合が困難となる15%以上の夾雑
物を含有する有機性の廃棄物でも、メタン発酵処理が可
能となる。
び図4を参照して説明する。
図1および図2に示す実施の形態の調質槽4に固液分離
手段5を備えたものである。
には、調質手段としての調質槽11が接続されている。そ
して、この調質槽11は、図4に示すように、二軸式破砕
機1にて破砕した廃棄物を投入する投入口12と、底部に
開口し内部の調質物を排出する排出口13を開口した密閉
型の槽で、この排出口13を閉塞するように固液分離手段
としてのスクリーン14を設けている。なお、このスクリ
ーン14は、略円形の挿通孔15が複数開口形成されたパン
チングメタル状に形成されている。
す実施の形態と同様に、攪拌手段としての例えば0.8
kw/m3 の垂下型スクリュー攪拌機17が3基吊り下げ支
持され、底部に攪拌手段としての例えば4.8kw/m3
のパルパ型スクリュー攪拌機18が1基設けられていると
ともに、投入された破砕物を加温する図示しない加温手
段が設けられている。なお、パルパ型スクリュー撹拌機
18には、スクリーン14に対向して放射状に複数のスクレ
ーパ19,19が突設されている。さらに、調質槽11には、
スクレーパ19,19にて掻き取られた夾雑物が排出される
夾雑物排出口20が開口形成されている。
れた破砕物は、含水率が85%〜90%程度となるよう
に水分を適宜添加され、加温されつつ攪拌混合され、加
温により酸発酵が若干進行し、攪拌により破砕物が裁断
され、スラリ状の調質物となる。さらに、調質物は、ス
クリーン14により、スラリ状の分離液とビニル片、ガラ
ス片や金属片などの夾雑物とに固液分離されて、夾雑物
はスクリーン14の挿通孔15を通過できずにスクリーン14
上に貯留され、分離液は挿通孔15を通過して後工程のメ
タン発酵処理工程に搬送される。なお、夾雑物は、スク
レーパ19,19により掻き取られて夾雑物排出口20から調
質槽11外に排出され、スクリーン14が閉塞することはな
い。
施の形態によれば、調質槽11の底部に調質物を排出する
位置にスクリーン14を設けて夾雑物を除去したため、調
質による酸発酵や攪拌による外的作用により夾雑物と廃
棄物とが容易に分離することにより、簡単な構成で夾雑
物を高度に固液分離できる。
けたため、重力による調質物の排出の際に同時に固液分
離できるので、固液分離が容易にできる。
態において、スクリーン14にて固液分離した分離液をさ
らにスクリュープレスにて圧搾してメタン発酵処理する
ための分離液を分集してもよい。この構成によれば、さ
らに夾雑物を高度に分離除去でき、メタン発酵の際のス
カムの発生を防止できる。
説明したように、スクリーン14にて固液分離した夾雑物
を、洗浄手段などにて洗浄し、固液分離して得られた夾
雑物は埋め立てたり建材などに加工するなどの処理を
し、得られた洗浄排液は調質槽11に返送したり、分離液
とともにメタン発酵処理工程に搬送してもよい。
で説明したように、スクリーン14にて固液分離した夾雑
物を、スクリュープレス7により圧搾し、得られた圧搾
液を調質槽11に返送したり、分離液とともにメタン発酵
処理工程に搬送してもよい。
を用いたが、他の構成でもよい。
硬質の夾雑物の混入量が少ない場合には、スクリーン14
を設けず、調質槽11から排出される調質物をスクリュー
プレス7により圧搾し、圧搾液をメタン発酵処理工程に
おくってもよい。この構成によれば、簡単な構成で高度
に夾雑物を分離除去できるとともに、有機物を高度に回
収できる。また、廃棄物中に金属などが混入する場合に
は、スクリュープレスの前にあらかじめ金属性の夾雑物
などを除去すればよい。
ば、有機性の廃棄物を夾雑物とともに破砕し、攪拌混合
して調質した後、夾雑物とメタン発酵処理するための分
離液とに固液分離するため、調質の際に生じる酸発酵と
攪拌による裁断などの物理的作用により夾雑物と廃棄物
とを容易に分離でき、調質後の固液分離が容易にでき、
構造を簡略化でき、夾雑物とともに排出される有機物を
低減しつつ夾雑物の除去率を向上できる。
請求項1記載の廃棄物処理方法の効果に加え、固液分離
した夾雑物を洗浄して、夾雑物に付着していた有機物を
含有する洗浄排液を破砕された廃棄物とともに調質する
ため、有機物が付着した夾雑物を処理する際の悪臭の発
生を防止でき、夾雑物を容易に処理できるとともに、夾
雑物とともに排出される有機物が低減して有機物の処理
効率を向上できる。さらに、調質の際に添加する水分が
洗浄排液にて補われ、別途水を用いる必要がなく、廃棄
物の処理効率を向上できる。
請求項1または2記載の廃棄物処理方法の効果に加え、
廃棄物を破砕刃が軸方向で互いに重なり合う二軸を有し
た二軸式破砕機を用いて破砕するため、簡単な構造で廃
棄物を夾雑物とともに破砕できるとともに、ビニル物や
プラスチック物などの軽量の夾雑物は紐状に破砕される
ので、これらビニル物やプラスチックなどを容易に分離
除去できる。
請求項3記載の廃棄物処理方法の効果に加え、二軸式破
砕機の二軸間の距離を1.5cm以上7.0cm以下に設定
したため、調質の際の攪拌混合が低負荷で容易にできる
形状に廃棄物を破砕でき、調質性を向上できるととも
に、ビニル物やプラスチック物などの軽量の夾雑物と有
機物との形状の違いが生じやすく、固液分離による夾雑
物の分離除去が容易となり、処理効率を向上できる。
請求項1または2記載の廃棄物処理方法の効果に加え、
夾雑物を15%以上含有する有機性の廃棄物をスクリュ
ープレスにより破砕・圧搾して調質するための濾液を分
集するので、体積当たりの夾雑物の割合が多く破砕した
ものでも調質の際の攪拌混合が困難となる15%以上の
夾雑物を含有する有機性の廃棄物でも、メタン発酵処理
ができる。
請求項1ないし5いずれか一記載の廃棄物処理方法の効
果に加え、調質した後の廃棄物をスクリュープレスを用
いて圧搾して夾雑物とメタン発酵処理するための分離液
とに固液分離するため、例えば特に金属性の夾雑物など
が混入する割合が低い廃棄物を処理する場合などにおい
て、破砕した後に夾雑物を除去しなくても一括で夾雑物
を高度に分離除去でき、また夾雑物に付着する有機物を
高度に回収でき、有機物が付着した夾雑物を処理する際
に悪臭が生じにくく、夾雑物を容易に処理できるととも
に、夾雑物とともに排出される有機物が低減して有機物
の処理効率を向上できる。
請求項1ないし5いずれか一記載の廃棄物処理方法の効
果に加え、破砕した廃棄物から夾雑物を分離除去した後
に調質するため、調質の際の攪拌や酸発酵などの調質性
を向上できるとともに、調質後の固液分離の負荷が低減
して簡単な構成で容易に固液分離できるので、夾雑物と
ともに処理すべき有機物が排出することを低減しつつ簡
単な構成で夾雑物の分離除去率を向上できる。
請求項7記載の廃棄物処理方法の効果に加え、破砕した
廃棄物はトロンメルを用いて特に粗大の夾雑物を分離除
去するため、簡単な構成で調質性を向上でき調質するた
めに廃棄物を容易に搬送できるとともに、調質後の固液
分離に簡単な構造のドラムスクリーンを利用できる。ま
た、ドラムスクリーンにて調質後の廃棄物から夾雑物を
固液分離するため、ドラムスクリーンでの閉塞を防止し
つつ高度に夾雑物を分離除去できる。
請求項8記載の廃棄物処理方法の効果に加え、トロンメ
ルの目幅寸法を廃棄物を破砕する際の目幅寸法より大き
く設定したため、粗大の夾雑物やビニル物あるいはプラ
スチック物などの軽量の夾雑物を、この夾雑物とともに
有機物が排出される量を低減でき、簡単な構成で容易に
高度に夾雑物を分離除去できる。
ば、請求項8または9記載の廃棄物処理方法の効果に加
え、ドラムスクリーンにて固液分離した夾雑物をスクリ
ュープレスを用いて圧搾し、得られた圧搾液をドラムス
クリーンにて固液分離した分離液とともにメタン発酵処
理するため、夾雑物に付着する有機物を回収でき、有機
物が付着した夾雑物を処理する際に悪臭が生じにくく、
夾雑物を容易に処理できるとともに、夾雑物とともに排
出される有機物が低減して有機物の処理効率を向上でき
る。
ば、請求項8ないし10いずれか一記載の廃棄物処理方
法の効果に加え、トロンメルにて分離除去した夾雑物
を、この夾雑物が除去された廃棄物とともに混合して調
質するため、調質の際に生じる酸発酵と攪拌の外的作用
により夾雑物に付着する有機物を容易に分離でき、有機
物が付着したままの夾雑物を処理する際に悪臭が生じに
くく、夾雑物を容易に処理できるとともに、夾雑物とと
もに排出される有機物が低減して処理効率を向上でき
る。
ば、請求項1ないし5いずれか一記載の廃棄物処理方法
の効果に加え、破砕した廃棄物を調質する調質槽の底部
に設けた固液分離手段を介して調質槽内の調質した廃棄
物を外部に排出する際に、固液分離手段にて固液分離し
て夾雑物を分離除去するので、簡単な構成で容易に調質
後の固液分離ができる。
ば、請求項12記載の廃棄物処理方法の効果に加え、調
質槽内で調質した廃棄物を外部に排出する際に固液分離
手段にて固液分離した夾雑物を、金属性の廃棄物を分離
除去した後にスクリュープレスを用いて圧搾し、メタン
発酵処理されるための圧搾液を分集するため、夾雑物に
付着する有機物をスクリュープレスを損傷することなく
高度に回収でき、有機物が付着した夾雑物を処理する際
に悪臭が生じにくく、夾雑物を容易に処理できるととも
に、夾雑物とともに排出される有機物が低減して有機物
の処理効率を向上できる。
ば、有機性の廃棄物を破砕手段にて破砕し、この破砕し
た廃棄物を調質手段にて攪拌混合して調質し、この調質
した廃棄物を固液分離手段にて夾雑物を分離除去してメ
タン発酵処理するための分離液を分集するため、調質の
際に生じる酸発酵と攪拌の物理的作用により夾雑物と廃
棄物とを容易に分離でき、調質後の固液分離を容易にで
き、構造を簡略化でき、夾雑物とともに排出される有機
物を低減しつつ夾雑物の除去率を向上できる。
ば、請求項14記載の廃棄物処理装置の効果に加え、固
液分離した夾雑物を洗浄手段にて洗浄して、夾雑物に付
着していた有機物を含有する洗浄排液を返送手段にて調
質手段に返送して破砕された廃棄物とともに調質するた
め、有機物が付着した夾雑物を処理する際に悪臭が生じ
にくく、夾雑物を容易に処理できるとともに、夾雑物と
ともに排出される有機物が低減して有機物の処理効率を
向上できる。さらに、調質の際に添加する水分が洗浄排
液にて補われ、別途水を用いる必要がなく、廃棄物の処
理効率を向上できる。
ば、請求項14または15記載の廃棄物処理装置の効果
に加え、二軸式破砕機を用いて廃棄物を破砕するため、
簡単な構造で廃棄物を夾雑物とともに破砕できるととも
に、ビニル物やプラスチック物などの軽量の夾雑物は紐
状に破砕されるので、これらビニル物やプラスチックな
どを容易に分離除去できる。
ば、請求項14または15記載の廃棄物処理装置の効果
に加え、金属除去手段にて金属製の夾雑物が分離除去さ
れた廃棄物をスクリュープレスにて破砕するため、例え
ば体積当たりの夾雑物の割合が多く破砕しても調質の際
の攪拌混合が困難で後工程のメタン発酵処理が困難とな
る夾雑物を15%以上含有する有機性の廃棄物でも、ス
クリュープレスの損傷を防止しつつメタン発酵処理がで
きる。
ば、請求項14ないし17いずれか一記載の廃棄物処理
装置の効果に加え、破砕した廃棄物を調質する調質槽の
底部に排出口を閉塞して設けた固液分離手段を介して調
質した廃棄物を排気口から調質槽外に排出する際に夾雑
物を固液分離して除去するので、簡単な構成で容易に調
質後の固液分離ができる。
ば、請求項14ないし18いずれか一記載の廃棄物処理
装置の効果に加え、調質後の廃棄物を夾雑物分離手段に
て夾雑物を分離除去し、この夾雑物が分離除去された廃
棄物をスクリュープレスにて圧搾してメタン発酵処理す
るための分離液を分集するため、確実に夾雑物を分離除
去でき、メタン発酵の際のスカムの発生を防止でき、メ
タン発酵の処理効率を向上できる。
ば、有機性の廃棄物を破砕手段にて破砕し、この破砕し
た廃棄物を夾雑物除去手段にて夾雑物を分離除去し、こ
の夾雑物を分離除去した廃棄物を調質手段にて攪拌混合
して調質し、この調質した廃棄物を固液分離手段にて夾
雑物を分離除去してメタン発酵処理するための分離液を
分集するため、調質する前に夾雑物除去手段にてある程
度の夾雑物が分離除去されるので調質の際の攪拌や酸発
酵などの調質性を向上できるとともに、調質後の固液分
離手段による夾雑物の固液分離の負荷を低減でき簡単な
構成で容易に夾雑物の固液分離ができるので、夾雑物と
ともに処理すべき有機物が排出することを低減しつつ簡
単な構成で夾雑物の分離除去率を向上できる。
ば、請求項20記載の廃棄物処理装置の効果に加え、破
砕した廃棄物はトロンメルを用いて特に粗大の夾雑物を
分離除去するため、簡単な構成で調質性を向上でき調質
するための廃棄物の搬送が容易にできるとともに、調質
後の固液分離に簡単な構造のドラムスクリーンを利用で
きる。また、ドラムスクリーンにて調質後の廃棄物から
夾雑物を固液分離するため、ドラムスクリーンでの閉塞
を防止しつつ高度に夾雑物を分離除去できる。
ば、請求項21記載の廃棄物処理装置の効果に加え、ト
ロンメルの目幅寸法を廃棄物を破砕する際の目幅寸法よ
り大きく設定したため、粗大の夾雑物やビニル物あるい
はプラスチック物などの軽量の夾雑物を、この夾雑物と
ともに有機物が排出される量を低減しつつ簡単な構成で
容易に高度に分離除去できる。
ば、請求項21または22記載の廃棄物処理装置の効果
に加え、ドラムスクリーンにて固液分離した夾雑物をス
クリュープレスを用いて圧搾し、ドラムスクリーンにて
分離した分離液とともにメタン発酵処理する圧搾液を分
集するため、夾雑物に付着する有機物を回収でき、有機
物が付着した夾雑物を処理する際に悪臭が生じにくく、
夾雑物を容易に処理できるとともに、夾雑物とともに排
出される有機物が低減して有機物の処理効率を向上でき
る。
ば、請求項21ないし23いずれか一記載の廃棄物処理
装置の効果に加え、トロンメルにて分離除去した夾雑物
を再回収手段により調質手段に投入してこのトロンメル
にて夾雑物が分離除去された廃棄物とともに調質するた
め、調質の際に生じる酸発酵と攪拌の物理的作用により
夾雑物に付着する有機物を容易に分離でき、有機物が付
着したままの夾雑物を処理する際の悪臭の発生を抑制で
き、夾雑物を容易に処理できるとともに、夾雑物ととも
に排出される有機物が低減して処理効率を向上できる。
を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 夾雑物が混入する有機性の廃棄物を攪拌
混合することによりメタン発酵処理するための調質を行
う廃棄物処理方法において、 前記廃棄物を攪拌混合して調質する前に前記廃棄物を破
砕し、 前記破砕して調質した後に前記廃棄物を前記夾雑物とメ
タン発酵処理するための分離液とに固液分離することを
特徴とする廃棄物処理方法。 - 【請求項2】 調質は、固液分離した夾雑物を洗浄して
得られた洗浄排液を破砕された廃棄物とともに行うこと
を特徴とする請求項1記載の廃棄物処理方法。 - 【請求項3】 破砕は、破砕刃が軸方向で互いに重なり
合う二軸を有した二軸式破砕機を用いることを特徴とす
る請求項1または2記載の廃棄物処理方法。 - 【請求項4】 二軸式破砕機は、二軸間の距離が1.5
cm以上7.0cm以下であることを特徴とする請求項3記
載の廃棄物処理方法。 - 【請求項5】 破砕は、夾雑物が15%以上含有されて
いる場合、金属性の前記夾雑物を分離除去した後にスク
リュープレスを用いて圧搾し、 この圧搾により調質する濾液を分集することを特徴とす
る請求項1または2記載の廃棄物処理方法。 - 【請求項6】 固液分離は、スクリュープレスを用いて
行うことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載
の廃棄物処理方法。 - 【請求項7】 廃棄物を破砕した後で前記廃棄物を攪拌
混合して調質する前に夾雑物を分離除去することを特徴
とする請求項1ないし5いずれか一記載の廃棄物処理方
法。 - 【請求項8】 破砕した廃棄物からの夾雑物の分離除去
はトロンメルを用い、調質後の前記廃棄物の固液分離は
ドラムスクリーンを用いることを特徴とする請求項7記
載の廃棄物処理方法。 - 【請求項9】 トロンメルは、目幅寸法が廃棄物を破砕
する際の目幅寸法より大きいことを特徴とする請求項8
記載の廃棄物処理方法。 - 【請求項10】 ドラムスクリーンにて固液分離した夾
雑物をスクリュープレスを用いて圧搾し、前記ドラムス
クリーンにて固液分離した分離液とともにメタン発酵処
理されるための圧搾液を分集することを特徴とする請求
項8または9記載の廃棄物処理方法。 - 【請求項11】 調質は、トロンメルにて分離除去した
夾雑物を、前記トロンメルにて前記夾雑物が除去された
廃棄物とともに行うことを特徴とする請求項8ないし1
0いずれか一記載の廃棄物処理方法。 - 【請求項12】 調質は、内部に廃棄物を貯留可能で底
部の前記貯留する廃棄物を排出させる位置に固液分離手
段を備えた調質槽を用いて行い、 固液分離は、前記内部に貯留する廃棄物を前記固液分離
手段を介して前記調質槽の外部に排出させることにより
行うことを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載
の廃棄物処理方法。 - 【請求項13】 固液分離手段にて固液分離した夾雑物
を金属性の前記廃棄物を分離除去した後にスクリュープ
レスを用いて圧搾し、メタン発酵処理されるための圧搾
液を分集することを特徴とする請求項12記載の廃棄物
処理方法。 - 【請求項14】 有機性の廃棄物を破砕する破砕手段
と、 この破砕手段にて破砕された前記廃棄物を攪拌混合して
調質する調質手段と、この調質手段にて調製した前記廃
棄物から夾雑物を分離除去しメタン発酵処理するための
分離液を分集する固液分離手段とを具備したことを特徴
とする廃棄物処理装置。 - 【請求項15】 固液分離手段にて除去した夾雑物を洗
浄する洗浄手段と、 この洗浄手段からの前記夾雑物の洗浄により生じた洗浄
排液を調質手段に返送する返送手段とを具備したことを
特徴とする請求項14記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項16】 破砕手段は、二軸式破砕機を備えたこ
とを特徴とする請求項14または15記載の廃棄物処理
装置。 - 【請求項17】 破砕手段は、 廃棄物から金属製の夾雑物を分離除去する金属除去手段
と、 この金属除去手段にて前記金属製の夾雑物が分離除去さ
れた前記廃棄物を破砕するスクリュープレスとを備えた
ことを特徴とする請求項14または15記載の廃棄物処
理装置。 - 【請求項18】 調質手段は、 廃棄物が投入される調質槽と、 この調質槽の底部に設けられ貯留する前記廃棄物を排出
する排出口とを備え、 固液分離手段は、前記調質槽の底部に前記排出口を閉塞
して設けられ前記廃棄物から夾雑物を分離するスクリー
ンを備えたことを特徴する請求項14ないし17いずれ
か一記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項19】 固液分離手段は、 調質手段にて調質した廃棄物から夾雑物を分離除去する
夾雑物分離手段と、 この夾雑物分離手段にて夾雑物が分離除去された前記廃
棄物を圧搾し分離液を分集するスクリュープレスとを備
えたことを特徴とした請求項14ないし18いずれか一
記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項20】 有機性の廃棄物を破砕する破砕手段
と、 この破砕手段にて破砕された前記廃棄物から夾雑物を分
離除去する夾雑物除去手段と、 この夾雑物除去手段にて前記夾雑物が分離除去された前
記廃棄物を攪拌混合する調質手段と、 この調質手段にて調質した前記廃棄物から夾雑物を分離
除去しメタン発酵処理するための分離液を分集する固液
分離手段とを具備したことを特徴とする廃棄物処理装
置。 - 【請求項21】 夾雑物除去手段は、トロンメルを備
え、 固液分離手段は、ドラムスクリーンを備えたことを特徴
とする請求項20記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項22】 トロンメルは、目幅寸法が廃棄物を破
砕する際の目幅寸法より大きいことを特徴とする請求項
21記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項23】 固液分離手段は、ドラムスクリーンに
て分離した夾雑物を圧搾し、前記ドラムスクリーンにて
分離した分離液とともにメタン発酵処理する圧搾液を分
集するスクリュープレスを備えたことを特徴とする請求
項21または22記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項24】 トロンメルにて分離除去した夾雑物を
調質手段に投入する再回収手段を備えたことを特徴とす
る請求項21ないし23いずれか一記載の廃棄物処理装
置。
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