JPH11267754A - 金属帯のエッジポジションコントロール装置 - Google Patents
金属帯のエッジポジションコントロール装置Info
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- JPH11267754A JPH11267754A JP7617198A JP7617198A JPH11267754A JP H11267754 A JPH11267754 A JP H11267754A JP 7617198 A JP7617198 A JP 7617198A JP 7617198 A JP7617198 A JP 7617198A JP H11267754 A JPH11267754 A JP H11267754A
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Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属帯の側端を検出するフォトヘッドの汚損
を自動的に検出し、エッジポジションコントロールを行
い、自己診断機能を達成する。 【解決手段】 金属帯1のライン走行中、フォトヘッド
8は、第2駆動手段29によってリールに対してエッジ
ポジションコントロール用検出位置に保たれ、フォトヘ
ッドの発光素子26からの光を受光する受光素子28の
受光量が一定になるように、フォトヘッドとリール11
とが、第1駆動手段17によって金属帯1の幅方向に移
動する。これによって金属帯のライン走行中における蛇
行にかかわらず、コイルのエッジを正確に揃える。金属
帯の剪断後、フォトヘッド8は退避位置8aにもたらさ
れ、フォトヘッド8の受光素子28の出力レベルを、レ
ベル弁別手段51によって基準レベルELでレベル弁別
し、受光素子の出力が、光量不足であるとき、フォトヘ
ッド8が汚損していることを、報知手段53によって報
知する。
を自動的に検出し、エッジポジションコントロールを行
い、自己診断機能を達成する。 【解決手段】 金属帯1のライン走行中、フォトヘッド
8は、第2駆動手段29によってリールに対してエッジ
ポジションコントロール用検出位置に保たれ、フォトヘ
ッドの発光素子26からの光を受光する受光素子28の
受光量が一定になるように、フォトヘッドとリール11
とが、第1駆動手段17によって金属帯1の幅方向に移
動する。これによって金属帯のライン走行中における蛇
行にかかわらず、コイルのエッジを正確に揃える。金属
帯の剪断後、フォトヘッド8は退避位置8aにもたらさ
れ、フォトヘッド8の受光素子28の出力レベルを、レ
ベル弁別手段51によって基準レベルELでレベル弁別
し、受光素子の出力が、光量不足であるとき、フォトヘ
ッド8が汚損していることを、報知手段53によって報
知する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、鋼帯などの金属帯
の幅方向側端の位置を揃えてコイル状にリールに巻取る
金属帯のエッジポジションコントロール(略称EPC)
装置に関する。
の幅方向側端の位置を揃えてコイル状にリールに巻取る
金属帯のエッジポジションコントロール(略称EPC)
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯の酸洗設備などの各種工程では、巻
取られたコイルの接続側端であるエッジは、きれいに揃
っている必要がある。エッジポジションコントロール装
置は、鋼帯のライン走行中の蛇行があっても、そのスト
リップエッジをフォトヘッドによって光学的に自動的に
検出して、その変位に追従してテンションリールを移動
させる。これによってエッジを揃えて巻取ることができ
る。このような鋼帯は、比較的大形であるので、コイル
に巻取られた後に、作業者がコイルのエッジをきれいに
揃えることは不可能であり、したがってライン走行中、
鋼帯を正確に巻取ることは重要である。
取られたコイルの接続側端であるエッジは、きれいに揃
っている必要がある。エッジポジションコントロール装
置は、鋼帯のライン走行中の蛇行があっても、そのスト
リップエッジをフォトヘッドによって光学的に自動的に
検出して、その変位に追従してテンションリールを移動
させる。これによってエッジを揃えて巻取ることができ
る。このような鋼帯は、比較的大形であるので、コイル
に巻取られた後に、作業者がコイルのエッジをきれいに
揃えることは不可能であり、したがってライン走行中、
鋼帯を正確に巻取ることは重要である。
【0003】鋼帯が錆を生じるのを防ぐために、その鋼
帯の表面に防錆油が塗布され、その後、鋼帯がテンショ
ンリールによって巻取られる。したがってこの塗布され
た防錆油によって、ストリップエッジを光学的に検出す
るフォトヘッドが汚損しやすい。フォトヘッドが汚損
し、ストリップエッジを正確に検出することができなく
なると、巻取られたコイルのエッジを、きれいに揃える
ことが不可能になる。
帯の表面に防錆油が塗布され、その後、鋼帯がテンショ
ンリールによって巻取られる。したがってこの塗布され
た防錆油によって、ストリップエッジを光学的に検出す
るフォトヘッドが汚損しやすい。フォトヘッドが汚損
し、ストリップエッジを正確に検出することができなく
なると、巻取られたコイルのエッジを、きれいに揃える
ことが不可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フォ
トヘッドが汚損しているかどうかを正確に検出すること
ができるようにし、これによって金属帯の巻取られたコ
イルのエッジを正確に揃えることができるようにした金
属帯のエッジポジションコントロール装置を提供するこ
とである。
トヘッドが汚損しているかどうかを正確に検出すること
ができるようにし、これによって金属帯の巻取られたコ
イルのエッジを正確に揃えることができるようにした金
属帯のエッジポジションコントロール装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属帯を、デ
フレクタロールを経て、リールに巻取り、金属帯の一側
方で、金属帯を厚み方向に挟んで対向する発光素子と、
その発光素子からの光を受光する受光素子とを有するフ
ォトヘッドを、デフレクタロールよりも上流側で、リー
ルとともに、金属帯の幅方向に第1駆動手段によって移
動可能に配置し、金属帯の巻取り時に、エッジポジショ
ンコントロール用検出位置にあるフォトヘッドの受光素
子からの出力が、予め定める一定レベルになるように、
第1駆動手段によってフォトヘッドとリールとを、金属
帯の幅方向に移動して金属帯のエッジポジション制御を
行う金属帯のエッジポジションコントロール装置におい
て、フォトヘッドは、リールに対して金属帯の幅方向
に、第2駆動手段によって、エッジポジションコントロ
ール用検出位置と、そのエッジポジションコントロール
用検出位置よりも金属帯の幅方向外側方の退避位置とに
わたって、移動可能に設けられ、エッジポジションコン
トロール用検出位置から退避位置寄りにある受光素子の
出力を、エッジポジション制御時の出力レベルを超える
予め定める基準レベルELでレベル弁別する手段と、レ
ベル弁別手段の出力に応答し、受光素子の出力が、前記
基準レベルELに関して受光量が少ないレベルであると
き、フォトヘッドが汚損していることを表す報知信号を
出力する報知手段とを含むことを特徴とする金属帯のエ
ッジポジションコントロール装置である。
フレクタロールを経て、リールに巻取り、金属帯の一側
方で、金属帯を厚み方向に挟んで対向する発光素子と、
その発光素子からの光を受光する受光素子とを有するフ
ォトヘッドを、デフレクタロールよりも上流側で、リー
ルとともに、金属帯の幅方向に第1駆動手段によって移
動可能に配置し、金属帯の巻取り時に、エッジポジショ
ンコントロール用検出位置にあるフォトヘッドの受光素
子からの出力が、予め定める一定レベルになるように、
第1駆動手段によってフォトヘッドとリールとを、金属
帯の幅方向に移動して金属帯のエッジポジション制御を
行う金属帯のエッジポジションコントロール装置におい
て、フォトヘッドは、リールに対して金属帯の幅方向
に、第2駆動手段によって、エッジポジションコントロ
ール用検出位置と、そのエッジポジションコントロール
用検出位置よりも金属帯の幅方向外側方の退避位置とに
わたって、移動可能に設けられ、エッジポジションコン
トロール用検出位置から退避位置寄りにある受光素子の
出力を、エッジポジション制御時の出力レベルを超える
予め定める基準レベルELでレベル弁別する手段と、レ
ベル弁別手段の出力に応答し、受光素子の出力が、前記
基準レベルELに関して受光量が少ないレベルであると
き、フォトヘッドが汚損していることを表す報知信号を
出力する報知手段とを含むことを特徴とする金属帯のエ
ッジポジションコントロール装置である。
【0006】本発明に従えば、鋼帯などの金属帯は、た
とえば酸洗設備からブライドルロールを経て金属帯に張
力が作用され、防錆油塗布装置で防錆油が塗布され、剪
断機からフォトヘッドを経て、さらにセンサによって金
属帯の有無が検出され、デフレクタロールを経て、テン
ションリールに巻回され、ブライドルロールおよびデフ
レクタロールはいずれも、金属帯の幅方向の変位が阻止
されて、その位置が固定的である。金属帯の走行中、金
属帯はテンションリールに巻回される。フォトヘッドと
リールとは、金属帯の幅方向に、第1駆動手段によって
移動可能に配置される。フォトヘッドによって、金属帯
の側端の位置が光学的に検出され、このフォトヘッドの
出力に応答して第1駆動手段は、リールに巻回されるコ
イルの前記一側端が揃えられるように、フォトヘッドと
リールとを金属帯の幅方向に移動する。フォトヘッドに
よって、たとえば金属帯の一側端がその金属帯の幅方向
の一側方に蛇行したとき、第1駆動手段はフォトヘッド
とリールとを前記一側方に移動し、フォトヘッドの出力
が予め定める値になるように、フォトヘッドとリールと
の位置を決定し、こうして金属帯のライン走行中の蛇行
にかかわらず、コイルのエッジを正確に揃える。
とえば酸洗設備からブライドルロールを経て金属帯に張
力が作用され、防錆油塗布装置で防錆油が塗布され、剪
断機からフォトヘッドを経て、さらにセンサによって金
属帯の有無が検出され、デフレクタロールを経て、テン
ションリールに巻回され、ブライドルロールおよびデフ
レクタロールはいずれも、金属帯の幅方向の変位が阻止
されて、その位置が固定的である。金属帯の走行中、金
属帯はテンションリールに巻回される。フォトヘッドと
リールとは、金属帯の幅方向に、第1駆動手段によって
移動可能に配置される。フォトヘッドによって、金属帯
の側端の位置が光学的に検出され、このフォトヘッドの
出力に応答して第1駆動手段は、リールに巻回されるコ
イルの前記一側端が揃えられるように、フォトヘッドと
リールとを金属帯の幅方向に移動する。フォトヘッドに
よって、たとえば金属帯の一側端がその金属帯の幅方向
の一側方に蛇行したとき、第1駆動手段はフォトヘッド
とリールとを前記一側方に移動し、フォトヘッドの出力
が予め定める値になるように、フォトヘッドとリールと
の位置を決定し、こうして金属帯のライン走行中の蛇行
にかかわらず、コイルのエッジを正確に揃える。
【0007】フォトヘッドは、金属帯の厚み方向に対向
して発光素子と受光素子とが配置されて構成される。発
光素子は、金属帯がたとえば水平に張架されて搬送され
るとき、その金属帯の厚み方向の一方側、たとえば下方
に配置され、受光素子は金属帯の厚み方向の他方側、た
とえば上方に配置される。フォトヘッドは、防錆油およ
びその作業現場における粉塵などによって汚損され、特
に水平に張架された金属帯の下方に配置された発光素子
が汚損しやすい。これによって受光素子によるエッジポ
ジション制御時の受光量が減少し、その制御を正確に行
うことが困難になる。本発明では、フォトヘッドが汚損
したとき、このことを、たとえば報知ランプによる光の
報知信号によって、または警報ブザーなどによる音の報
知信号を出力する報知手段で、フォトヘッドが汚損して
いることを報知する。これによって作業者はフォトヘッ
ドを清浄にして、金属帯の側端を光学的に正確に検出す
ることが可能になる。本発明の実施の他の形態では、報
知手段からのフォトヘッドが汚損していることを表す電
気的な報知信号が出力されることによって、フォトヘッ
ドに、たとえば圧縮空気などの気体または洗浄液などの
流体を噴射して、フォトヘッドを自動的に清浄化するよ
うにしてもよい。
して発光素子と受光素子とが配置されて構成される。発
光素子は、金属帯がたとえば水平に張架されて搬送され
るとき、その金属帯の厚み方向の一方側、たとえば下方
に配置され、受光素子は金属帯の厚み方向の他方側、た
とえば上方に配置される。フォトヘッドは、防錆油およ
びその作業現場における粉塵などによって汚損され、特
に水平に張架された金属帯の下方に配置された発光素子
が汚損しやすい。これによって受光素子によるエッジポ
ジション制御時の受光量が減少し、その制御を正確に行
うことが困難になる。本発明では、フォトヘッドが汚損
したとき、このことを、たとえば報知ランプによる光の
報知信号によって、または警報ブザーなどによる音の報
知信号を出力する報知手段で、フォトヘッドが汚損して
いることを報知する。これによって作業者はフォトヘッ
ドを清浄にして、金属帯の側端を光学的に正確に検出す
ることが可能になる。本発明の実施の他の形態では、報
知手段からのフォトヘッドが汚損していることを表す電
気的な報知信号が出力されることによって、フォトヘッ
ドに、たとえば圧縮空気などの気体または洗浄液などの
流体を噴射して、フォトヘッドを自動的に清浄化するよ
うにしてもよい。
【0008】本発明に従えば、フォトヘッドが汚損して
いるかどうかが検出される。フォトヘッドは、第2駆動
手段によって、ライン走行中の蛇行防止のために金属帯
の側端を検出するエッジポジションコントロール用検出
位置と、そのエッジポジションコントロール用検出位置
よりも金属帯の幅方向外側方の退避位置とにわたって、
移動可能に設けられる。剪断機によって金属帯が剪断さ
れた時点以降、次のコイルの巻取りのために、フォトヘ
ッドは、エッジポジションコントロール用検出位置か
ら、退避位置に第2駆動手段によって移動されて退避さ
れる。
いるかどうかが検出される。フォトヘッドは、第2駆動
手段によって、ライン走行中の蛇行防止のために金属帯
の側端を検出するエッジポジションコントロール用検出
位置と、そのエッジポジションコントロール用検出位置
よりも金属帯の幅方向外側方の退避位置とにわたって、
移動可能に設けられる。剪断機によって金属帯が剪断さ
れた時点以降、次のコイルの巻取りのために、フォトヘ
ッドは、エッジポジションコントロール用検出位置か
ら、退避位置に第2駆動手段によって移動されて退避さ
れる。
【0009】エッジポジションコントロール用検出位置
から退避位置に退避する移動の途中で、もしくはその逆
方向の移動の途中で、または退避位置にあるとき、受光
素子の出力が、レベル弁別手段によって、予め定める基
準レベルELで受光素子の出力レベルがレベル弁別され
る。こうしてフォトヘッドが、金属帯のライン走行中に
おける側端位置から幅方向外側方にずれたとき、受光素
子の出力が、前記基準レベルELに関して受光量が少な
いレベルであれば、フォトヘッド、したがって発光素子
または受光素子の光経路が防錆油または粉塵などによっ
て汚損しているものと判断され、報知信号が報知手段に
よって前述のように、光、音または電気信号などによっ
て出力される。フォトヘッドが退避位置にある状態で、
次の金属帯が走行され、リールに巻付けられる。したが
ってはたまた金属帯の先端部がフォトヘッドに衝突する
ことが避けられる。したがってフォトヘッドが損傷する
ことはなく、また金属帯の先端部が不所望に変形するお
それがない。レベル弁別手段には、受光素子の出力が直
接に与えられてもよいけれども、受光素子の出力と等価
な信号が与えられてもよく、たとえば後述の実施の形態
では、ムービングコイル35に与えられる信号またはそ
のムービングコイルの出力の信号が与えられてもよく、
そのほかの受光素子の出力と等価な信号が与えられれば
よく、本発明は、このような構成の変更を全て含む。
から退避位置に退避する移動の途中で、もしくはその逆
方向の移動の途中で、または退避位置にあるとき、受光
素子の出力が、レベル弁別手段によって、予め定める基
準レベルELで受光素子の出力レベルがレベル弁別され
る。こうしてフォトヘッドが、金属帯のライン走行中に
おける側端位置から幅方向外側方にずれたとき、受光素
子の出力が、前記基準レベルELに関して受光量が少な
いレベルであれば、フォトヘッド、したがって発光素子
または受光素子の光経路が防錆油または粉塵などによっ
て汚損しているものと判断され、報知信号が報知手段に
よって前述のように、光、音または電気信号などによっ
て出力される。フォトヘッドが退避位置にある状態で、
次の金属帯が走行され、リールに巻付けられる。したが
ってはたまた金属帯の先端部がフォトヘッドに衝突する
ことが避けられる。したがってフォトヘッドが損傷する
ことはなく、また金属帯の先端部が不所望に変形するお
それがない。レベル弁別手段には、受光素子の出力が直
接に与えられてもよいけれども、受光素子の出力と等価
な信号が与えられてもよく、たとえば後述の実施の形態
では、ムービングコイル35に与えられる信号またはそ
のムービングコイルの出力の信号が与えられてもよく、
そのほかの受光素子の出力と等価な信号が与えられれば
よく、本発明は、このような構成の変更を全て含む。
【0010】また本発明は、フォトヘッドの上流側に配
置され、金属帯を剪断する剪断機と、フォトヘッドとデ
フレクタロールとの間に配置され、金属帯の有無を検出
するセンサと、剪断機による金属帯の剪断後から、セン
サが金属帯を検出するまでの期間中、第2駆動手段によ
って、フォトヘッドを退避位置にもたらす制御手段とを
含むことを特徴とする。
置され、金属帯を剪断する剪断機と、フォトヘッドとデ
フレクタロールとの間に配置され、金属帯の有無を検出
するセンサと、剪断機による金属帯の剪断後から、セン
サが金属帯を検出するまでの期間中、第2駆動手段によ
って、フォトヘッドを退避位置にもたらす制御手段とを
含むことを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、金属帯が剪断機によって
剪断された後に、フォトヘッドが第2駆動手段によって
退避位置に移動され、その後、新たな金属帯が走行され
てセンサによって金属帯が検出されるまでの期間中は少
なくとも、フォトヘッドが退避位置に退避される。こう
して新たな金属帯の走行時に、フォトヘッドと金属帯の
先端部との衝突が防がれる。またフォトヘッドが退避位
置にあるとき、作業者によってフォトヘッドの清浄化作
業が行われ、作業者にとって安全である。
剪断された後に、フォトヘッドが第2駆動手段によって
退避位置に移動され、その後、新たな金属帯が走行され
てセンサによって金属帯が検出されるまでの期間中は少
なくとも、フォトヘッドが退避位置に退避される。こう
して新たな金属帯の走行時に、フォトヘッドと金属帯の
先端部との衝突が防がれる。またフォトヘッドが退避位
置にあるとき、作業者によってフォトヘッドの清浄化作
業が行われ、作業者にとって安全である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の金
属帯である鋼帯1のエッジポジションコントロール装置
2の全体の構成を簡略化して示す斜視図であり、図2は
このエッジポジションコントロール装置2を備える巻取
り設備3の全体の構成を簡略化して示す系統図である。
鋼帯1は、酸洗設備ブライドルロール5で張力が付与さ
れ、オイラと呼ばれる防錆油塗布装置6で、防錆油が塗
布され、シャーである剪断機7を経て、エッジポジショ
ンコントロール装置2のフォトヘッド8によって鋼帯1
の一側端9の幅方向の位置が検出され、デフレクタロー
ル10を経て、テンションリール11によってコイルに
巻取られる。フォトヘッド8とデフレクタロール10と
の間には、センサ12が配置される。このセンサ12
は、発光素子13と受光素子14とが、鋼帯1の厚み方
向の両側に配置され、鋼帯1の先端部、したがって鋼帯
1の有無を検出する。ブライドルロール5とデフレクタ
ロール10とは、水平な回転軸線を有し、鋼帯1の幅方
向の位置が固定的に定められる。
属帯である鋼帯1のエッジポジションコントロール装置
2の全体の構成を簡略化して示す斜視図であり、図2は
このエッジポジションコントロール装置2を備える巻取
り設備3の全体の構成を簡略化して示す系統図である。
鋼帯1は、酸洗設備ブライドルロール5で張力が付与さ
れ、オイラと呼ばれる防錆油塗布装置6で、防錆油が塗
布され、シャーである剪断機7を経て、エッジポジショ
ンコントロール装置2のフォトヘッド8によって鋼帯1
の一側端9の幅方向の位置が検出され、デフレクタロー
ル10を経て、テンションリール11によってコイルに
巻取られる。フォトヘッド8とデフレクタロール10と
の間には、センサ12が配置される。このセンサ12
は、発光素子13と受光素子14とが、鋼帯1の厚み方
向の両側に配置され、鋼帯1の先端部、したがって鋼帯
1の有無を検出する。ブライドルロール5とデフレクタ
ロール10とは、水平な回転軸線を有し、鋼帯1の幅方
向の位置が固定的に定められる。
【0013】エッジポジションコントロール装置2にお
いて、移動体15には、水平軸線を有するテンションリ
ール11をその軸線まわりに回転駆動するモータおよび
減速機などを備える駆動源16が取付けられる。この移
動体15は、第1駆動手段である油圧シリンダ17によ
って、レール18に沿って鋼帯1の幅方向19に移動さ
れて駆動される。
いて、移動体15には、水平軸線を有するテンションリ
ール11をその軸線まわりに回転駆動するモータおよび
減速機などを備える駆動源16が取付けられる。この移
動体15は、第1駆動手段である油圧シリンダ17によ
って、レール18に沿って鋼帯1の幅方向19に移動さ
れて駆動される。
【0014】図3はフォトヘッド8付近の全体の構成を
示す斜視図であり、図4はフォトヘッド8の側面図であ
る。移動体15には、支持部材20が固定される。この
支持部材20には、鋼帯1の下方で鋼帯1の幅方向に延
びるレール21が固定される。フォトヘッド8の縦断面
がほぼC字状に構成された保持部材22の下保持片23
は、レール21に沿って、鋼帯1の幅方向に移動可能で
ある。下保持片23の鋼帯1における幅方向の一外側方
の端部には、立上り片24が固定される。この立上り片
24の上端部には、上保持片25が固定される。下保持
片23には、発光素子26が固定され、鋼帯1の下方か
ら上方に、偏平なスリット光27を発光する。上保持片
25には、発光素子26からの光27を受光する受光素
子28が固定される。支持部材20には、第2駆動手段
である複動油圧シリンダ29が取付けられる。この油圧
シリンダ29は、保持部材22を、レール21に沿って
鋼帯1の幅方向19に、移動体15、したがってリール
11と相対的に移動して駆動する。図3および図4で
は、フォトヘッド8は、鋼帯1の一側端9を検出するエ
ッジポジションコントロール用検出位置にある状態が示
されている。
示す斜視図であり、図4はフォトヘッド8の側面図であ
る。移動体15には、支持部材20が固定される。この
支持部材20には、鋼帯1の下方で鋼帯1の幅方向に延
びるレール21が固定される。フォトヘッド8の縦断面
がほぼC字状に構成された保持部材22の下保持片23
は、レール21に沿って、鋼帯1の幅方向に移動可能で
ある。下保持片23の鋼帯1における幅方向の一外側方
の端部には、立上り片24が固定される。この立上り片
24の上端部には、上保持片25が固定される。下保持
片23には、発光素子26が固定され、鋼帯1の下方か
ら上方に、偏平なスリット光27を発光する。上保持片
25には、発光素子26からの光27を受光する受光素
子28が固定される。支持部材20には、第2駆動手段
である複動油圧シリンダ29が取付けられる。この油圧
シリンダ29は、保持部材22を、レール21に沿って
鋼帯1の幅方向19に、移動体15、したがってリール
11と相対的に移動して駆動する。図3および図4で
は、フォトヘッド8は、鋼帯1の一側端9を検出するエ
ッジポジションコントロール用検出位置にある状態が示
されている。
【0015】油圧シリンダ29によってフォトヘッド8
が図1、図3および図4の左方の退避位置にもたらされ
たとき、発光素子26からの光27は、仮想線27aで
示される位置に移動する。この退避位置にあるフォトヘ
ッド8は、仮想線8aで示される。
が図1、図3および図4の左方の退避位置にもたらされ
たとき、発光素子26からの光27は、仮想線27aで
示される位置に移動する。この退避位置にあるフォトヘ
ッド8は、仮想線8aで示される。
【0016】発光素子26からの光27は、鋼帯1の幅
方向に細長い断面形状を有し、鋼帯1の一側端9によっ
て部分的に遮光されることによって、参照符27bで示
される光部分だけが、受光素子28によって検出され
る。こうしてフォトヘッド8がエッジポジションコント
ロール用検出位置にある状態で、受光素子28の受光
量、したがって検出レベルは、鋼帯1の蛇行による幅方
向の位置に対応して、増減する。
方向に細長い断面形状を有し、鋼帯1の一側端9によっ
て部分的に遮光されることによって、参照符27bで示
される光部分だけが、受光素子28によって検出され
る。こうしてフォトヘッド8がエッジポジションコント
ロール用検出位置にある状態で、受光素子28の受光
量、したがって検出レベルは、鋼帯1の蛇行による幅方
向の位置に対応して、増減する。
【0017】図5は、鋼帯1の一側端9の幅方向の位置
と受光素子28の出力レベルとの関係を示すグラフであ
る。水平に張架されて走行する鋼帯1の一側端9が、図
5の横軸に示される位置A1〜A2に蛇行して幅方向に
変位するとき、フォトヘッド8の受光素子28は、出力
レベルE1〜E2で変化する。受光素子28の出力レベ
ルEは、たとえば全入光で負、全遮光で正である。こう
して受光素子28の出力レベルEによって、鋼帯1の一
側端9の幅方向の位置が検出されることになる。発光素
子26からの光27は、スリット光の代りに、その光軸
に垂直な断面がたとえば円形であってもよく、その他の
形状であってもよく、鋼帯1の幅方向に拡がっていれば
よい。受光素子28の受光量が大きいとき、油圧シリン
ダ17は、移動体15およびリール11を、図1の左方
に変位して移動する。
と受光素子28の出力レベルとの関係を示すグラフであ
る。水平に張架されて走行する鋼帯1の一側端9が、図
5の横軸に示される位置A1〜A2に蛇行して幅方向に
変位するとき、フォトヘッド8の受光素子28は、出力
レベルE1〜E2で変化する。受光素子28の出力レベ
ルEは、たとえば全入光で負、全遮光で正である。こう
して受光素子28の出力レベルEによって、鋼帯1の一
側端9の幅方向の位置が検出されることになる。発光素
子26からの光27は、スリット光の代りに、その光軸
に垂直な断面がたとえば円形であってもよく、その他の
形状であってもよく、鋼帯1の幅方向に拡がっていれば
よい。受光素子28の受光量が大きいとき、油圧シリン
ダ17は、移動体15およびリール11を、図1の左方
に変位して移動する。
【0018】図6は、鋼帯1のライン走行中におけるエ
ッジポジション制御時に油圧シリンダ17によって移動
体15、したがってフォトヘッド8およびリール11が
幅方向19に移動して、受光素子28の出力レベルE
が、予め定める値E0となるように駆動される構成を簡
略化して示す断面図である。図7は、図6に示される油
圧シリンダ17を含む本発明の実施の一形態の全体の構
成を示すブロック図である。フォトヘッド8がエッジポ
ジションコントロール用検出位置にあるとき、鋼帯1の
ライン走行中では、コイルのエッジを正確に揃えるため
に、エッジポジション制御回路30が動作する。またフ
ォトヘッド8がエッジポジションコントロール用検出位
置以外の位置にあるとき、すなわちエッジポジションコ
ントロール用検出位置と退避位置との間または退避位置
にあるとき、フォトヘッド8の汚損状態を検出して自己
診断機能を達成する自己診断回路31が設けられる。
ッジポジション制御時に油圧シリンダ17によって移動
体15、したがってフォトヘッド8およびリール11が
幅方向19に移動して、受光素子28の出力レベルE
が、予め定める値E0となるように駆動される構成を簡
略化して示す断面図である。図7は、図6に示される油
圧シリンダ17を含む本発明の実施の一形態の全体の構
成を示すブロック図である。フォトヘッド8がエッジポ
ジションコントロール用検出位置にあるとき、鋼帯1の
ライン走行中では、コイルのエッジを正確に揃えるため
に、エッジポジション制御回路30が動作する。またフ
ォトヘッド8がエッジポジションコントロール用検出位
置以外の位置にあるとき、すなわちエッジポジションコ
ントロール用検出位置と退避位置との間または退避位置
にあるとき、フォトヘッド8の汚損状態を検出して自己
診断機能を達成する自己診断回路31が設けられる。
【0019】エッジポジション制御回路30において、
フォトヘッド8の受光素子28からの出力は、図7の主
フィードバック要素32において増幅器33で増幅さ
れ、サーボ弁34を構成するムービングコイル35に与
えられる。ムービングコイル35は、作動油を噴射する
噴射管36に連結され、ばね37,38によってそのム
ービングコイル35が励磁されない状態で、噴射管36
のノズル39は噴射管中心位置40にある。ムービング
コイル35が励磁され、永久磁石片41との電磁力によ
って噴射管36が角変位され、ノズル39から噴射され
る作動油が、噴射受口42,43に向けて変位すること
によって、油圧シリンダ17のピストン棒側の部屋44
とヘッド側の部屋45とに、油路46,47を経て作動
油が供給される。こうして油圧シリンダ17は、移動体
15を、受光素子28の出力レベルEが、図5の基準値
E0になるように、油圧シリンダ17を駆動する。サー
ボ弁34のばね37,38のばね力は、エッジポジショ
ン制御回路30における目標値を設定する働きをし、ム
ービングコイル35の励磁による電磁力はばね37,3
8のばね力に抗して、等価的な減算器の働きが達成され
て、平衡されて、噴射管36が駆動される。油路46,
47には、絞り弁50が介在される。
フォトヘッド8の受光素子28からの出力は、図7の主
フィードバック要素32において増幅器33で増幅さ
れ、サーボ弁34を構成するムービングコイル35に与
えられる。ムービングコイル35は、作動油を噴射する
噴射管36に連結され、ばね37,38によってそのム
ービングコイル35が励磁されない状態で、噴射管36
のノズル39は噴射管中心位置40にある。ムービング
コイル35が励磁され、永久磁石片41との電磁力によ
って噴射管36が角変位され、ノズル39から噴射され
る作動油が、噴射受口42,43に向けて変位すること
によって、油圧シリンダ17のピストン棒側の部屋44
とヘッド側の部屋45とに、油路46,47を経て作動
油が供給される。こうして油圧シリンダ17は、移動体
15を、受光素子28の出力レベルEが、図5の基準値
E0になるように、油圧シリンダ17を駆動する。サー
ボ弁34のばね37,38のばね力は、エッジポジショ
ン制御回路30における目標値を設定する働きをし、ム
ービングコイル35の励磁による電磁力はばね37,3
8のばね力に抗して、等価的な減算器の働きが達成され
て、平衡されて、噴射管36が駆動される。油路46,
47には、絞り弁50が介在される。
【0020】自己診断回路31において、フォトヘッド
8の受光素子28からの出力と等価なムービングコイル
35の変位量を表す信号は、レベル弁別回路51に与え
られる。レベル弁別回路51は、基準レベル設定回路5
2で設定された基準レベルで、受光素子28の出力レベ
ルEと等価なムービングコイル35の信号をレベル弁別
する。以下のレベル弁別に関する説明では、理解の便宜
のために、ムービングコイル35の信号に対応する受光
素子28の出力レベルEを用いる。
8の受光素子28からの出力と等価なムービングコイル
35の変位量を表す信号は、レベル弁別回路51に与え
られる。レベル弁別回路51は、基準レベル設定回路5
2で設定された基準レベルで、受光素子28の出力レベ
ルEと等価なムービングコイル35の信号をレベル弁別
する。以下のレベル弁別に関する説明では、理解の便宜
のために、ムービングコイル35の信号に対応する受光
素子28の出力レベルEを用いる。
【0021】この基準レベル設定回路52で設定される
基準レベルELは、エッジポジション制御時の図5に示
される出力レベルE1〜E2を超える範囲、すなわちそ
の出力レベルE1〜E2から外れた範囲に定められる。
すなわちエッジポジション制御時には、受光素子28
は、発光素子26からの光27が鋼帯1の一側端9によ
って部分的に遮断され、基準レベルELを超える値E1
〜E2の範囲である。フォトヘッド8が、エッジポジシ
ョンコントロール用検出位置からずれたとき、発光素子
26からの光27のすべてが、受光素子28によって受
光され、したがって発光素子26および受光素子28が
防錆油および粉塵などによって汚損されていない正常時
では、受光素子28は、エッジポジション制御が可能な
基準レベルEL以下(E≦EL)である。
基準レベルELは、エッジポジション制御時の図5に示
される出力レベルE1〜E2を超える範囲、すなわちそ
の出力レベルE1〜E2から外れた範囲に定められる。
すなわちエッジポジション制御時には、受光素子28
は、発光素子26からの光27が鋼帯1の一側端9によ
って部分的に遮断され、基準レベルELを超える値E1
〜E2の範囲である。フォトヘッド8が、エッジポジシ
ョンコントロール用検出位置からずれたとき、発光素子
26からの光27のすべてが、受光素子28によって受
光され、したがって発光素子26および受光素子28が
防錆油および粉塵などによって汚損されていない正常時
では、受光素子28は、エッジポジション制御が可能な
基準レベルEL以下(E≦EL)である。
【0022】レベル弁別回路51において、フォトヘッ
ド8がエッジポジションコントロール用検出位置以外の
位置にあるとき、受光素子28の出力レベルEが、レベ
ル弁別回路51によって基準レベルELを超えることが
判断されると、レベル弁別回路51は、受光素子28の
出力レベルが、前記基準レベルELを超えることを表す
信号を導出して報知手段53に与える。報知手段53
は、たとえばランプなどのように目視表示する構成であ
ってもよく、またはブザーなどのように音響表示する構
成であってもよく、または電気的な報知信号を出力する
構成であってもよい。こうして報知手段53から、目視
表示または音響表示の報知信号が出力されることによっ
て、作業者は、フォトヘッド8が汚損していることを知
ることができる。さらに報知手段53からの電気的報知
信号は、本発明の実施の他の形態では、清浄化手段54
を能動化し、発光素子26の発光面および/または受光
素子28の受光面に付着している防錆油のオイルミスト
などまたは粉塵を吹飛ばして払拭する圧縮空気などの気
体または洗浄液などの流体を噴射するように構成しても
よい。
ド8がエッジポジションコントロール用検出位置以外の
位置にあるとき、受光素子28の出力レベルEが、レベ
ル弁別回路51によって基準レベルELを超えることが
判断されると、レベル弁別回路51は、受光素子28の
出力レベルが、前記基準レベルELを超えることを表す
信号を導出して報知手段53に与える。報知手段53
は、たとえばランプなどのように目視表示する構成であ
ってもよく、またはブザーなどのように音響表示する構
成であってもよく、または電気的な報知信号を出力する
構成であってもよい。こうして報知手段53から、目視
表示または音響表示の報知信号が出力されることによっ
て、作業者は、フォトヘッド8が汚損していることを知
ることができる。さらに報知手段53からの電気的報知
信号は、本発明の実施の他の形態では、清浄化手段54
を能動化し、発光素子26の発光面および/または受光
素子28の受光面に付着している防錆油のオイルミスト
などまたは粉塵を吹飛ばして払拭する圧縮空気などの気
体または洗浄液などの流体を噴射するように構成しても
よい。
【0023】図7に示される処理回路55は、たとえば
マイクロコンピュータなどによって実現され、剪断機7
の出力およびセンサ12の出力などに応答して、エッジ
ポジション制御回路30および自己診断回路31を制御
するとともに、第2駆動手段である油圧シリンダ29を
制御する。
マイクロコンピュータなどによって実現され、剪断機7
の出力およびセンサ12の出力などに応答して、エッジ
ポジション制御回路30および自己診断回路31を制御
するとともに、第2駆動手段である油圧シリンダ29を
制御する。
【0024】図8は処理回路55の動作を説明するため
のフーローチャートであり、図9は図1〜図8に示され
るエッジポジションコントロール装置2の全体の動作を
説明するための図である。初期状態において、鋼帯1の
先端部は、剪断機7にあり、フォトヘッド8は、油圧シ
リンダ29によって退避位置8aにあり、フォトヘッド
8の発光素子26および受光素子28は汚損しておら
ず、したがって受光素子28の出力レベルEは、基準レ
ベルEL以下であるものとする。鋼帯1をリール11に
よって巻取るために、鋼帯1の先端部が剪断機7から走
行して搬送されてゆき、その鋼帯1の先端部がセンサ1
2によって、図9(1)の時刻t1において検出され
る。図9(1)は、センサ12が鋼帯1を検出している
センサ12の出力を示す。処理回路55は、図8のステ
ップa1からステップa2に移り、センサ12によって
鋼帯1が走行していることを検出すると、次のステップ
a3ににおいて、第2駆動手段である油圧シリンダ29
によってフォトヘッド8をエッジポジションコントロー
ル用検出位置にもたらす。図9(2)は、この油圧シリ
ンダ29によるフォトヘッド8の移動状態を示す。時刻
t2〜t4において、油圧シリンダ29はフォトヘッド
8を前進して、退避位置からエッジポジションコントロ
ール用検出位置にもたらす。油圧シリンダ29は、時刻
t4以降において、フォトヘッド8を、エッジポジショ
ンコントロール用検出位置に停止したままとする。この
フォトヘッド8の図9(3)に示される時刻t3〜t4
の期間中において、第1駆動手段である油圧シリンダ1
7は休止されたままで、フォトヘッド8の受光素子28
の出力レベルEが、図5に示される目標値である値E0
が得られるまで、処理回路55は、油圧シリンダ29を
前進駆動する。時刻t4では、受光素子28の出力レベ
ルEは、目標値E0に到達する。図9(3)は、この受
光素子28の出力によって油圧シリンダ29がフォトヘ
ッド8の保持部材22を前進駆動する状態を示す。
のフーローチャートであり、図9は図1〜図8に示され
るエッジポジションコントロール装置2の全体の動作を
説明するための図である。初期状態において、鋼帯1の
先端部は、剪断機7にあり、フォトヘッド8は、油圧シ
リンダ29によって退避位置8aにあり、フォトヘッド
8の発光素子26および受光素子28は汚損しておら
ず、したがって受光素子28の出力レベルEは、基準レ
ベルEL以下であるものとする。鋼帯1をリール11に
よって巻取るために、鋼帯1の先端部が剪断機7から走
行して搬送されてゆき、その鋼帯1の先端部がセンサ1
2によって、図9(1)の時刻t1において検出され
る。図9(1)は、センサ12が鋼帯1を検出している
センサ12の出力を示す。処理回路55は、図8のステ
ップa1からステップa2に移り、センサ12によって
鋼帯1が走行していることを検出すると、次のステップ
a3ににおいて、第2駆動手段である油圧シリンダ29
によってフォトヘッド8をエッジポジションコントロー
ル用検出位置にもたらす。図9(2)は、この油圧シリ
ンダ29によるフォトヘッド8の移動状態を示す。時刻
t2〜t4において、油圧シリンダ29はフォトヘッド
8を前進して、退避位置からエッジポジションコントロ
ール用検出位置にもたらす。油圧シリンダ29は、時刻
t4以降において、フォトヘッド8を、エッジポジショ
ンコントロール用検出位置に停止したままとする。この
フォトヘッド8の図9(3)に示される時刻t3〜t4
の期間中において、第1駆動手段である油圧シリンダ1
7は休止されたままで、フォトヘッド8の受光素子28
の出力レベルEが、図5に示される目標値である値E0
が得られるまで、処理回路55は、油圧シリンダ29を
前進駆動する。時刻t4では、受光素子28の出力レベ
ルEは、目標値E0に到達する。図9(3)は、この受
光素子28の出力によって油圧シリンダ29がフォトヘ
ッド8の保持部材22を前進駆動する状態を示す。
【0025】時刻t4において、フォトヘッド8が、エ
ッジポジションコントロール用検出位置に到達すると、
処理回路55は、エッジポジション制御回路30に図9
(4)に示されるエッジポジションコントロール指令信
号を与える。これによってエッジポジション制御回路3
0は、図9(5)に示されるように、油圧シリンダ17
の働きによってフォトヘッド8の受光素子28の出力レ
ベルEが、目標値E0に保たれるように、移動体15、
したがってフォトヘッド8およびリール11を、鋼帯1
の幅方向に移動して駆動する。こうしてリール11に巻
回されるコイルのフォトヘッド8で検出される一側端9
が正確に揃えられて、鋼帯1が巻取られる。
ッジポジションコントロール用検出位置に到達すると、
処理回路55は、エッジポジション制御回路30に図9
(4)に示されるエッジポジションコントロール指令信
号を与える。これによってエッジポジション制御回路3
0は、図9(5)に示されるように、油圧シリンダ17
の働きによってフォトヘッド8の受光素子28の出力レ
ベルEが、目標値E0に保たれるように、移動体15、
したがってフォトヘッド8およびリール11を、鋼帯1
の幅方向に移動して駆動する。こうしてリール11に巻
回されるコイルのフォトヘッド8で検出される一側端9
が正確に揃えられて、鋼帯1が巻取られる。
【0026】鋼帯1のコイルが形成されて、剪断機7に
よって鋼帯1が剪断されると、その剪断されたことを表
す信号は、剪断機7から処理回路55に与えられ、この
ことはステップa5において検出される。図9(6)
は、剪断機7から導出される鋼帯1を剪断したことを表
す信号を示す。処理回路55は、この剪断機7からの剪
断したことを表す信号に応答し、次のステップa6で
は、油圧シリンダ29によってフォトヘッド8を退避位
置8aに後退させる。剪断機7によって鋼帯1が剪断さ
れた後、その鋼帯1の尾端は、リール11によって巻取
られて、コイルが完成される。フォトヘッド8が退避位
置に後退される途中で、発光素子26からの光27が鋼
帯1の一側端9を横切らずに部分的に遮断されないよう
になった後、ステップa7では、処理回路55は、自己
診断回路31を動作させる。これによってフォトヘッド
8の受光素子28の出力レベルEが、レベル弁別回路5
1において基準レベルEL以下であるかどうかがステッ
プa9において判断される。受光素子28の出力レベル
Eが、基準レベルEL以下であれば(E≦EL)、報知
手段53は、報知信号を発生せず、次の鋼帯1の巻取り
の準備状態とされる。ステップa9において、受光素子
28の出力レベルEが、基準レベルELを超えることが
判断されると、報知手段53はステップa10において
目視表示または音響表示の報知信号を出力する。これに
よって作業者は、フォトヘッド8の発光素子26の発光
面および/または受光素子28の受光面が汚損している
ことを知ることができ、掃除を行う。さらにこの報知手
段53からの電気的報知信号に応答する清浄化手段54
は、フォトヘッド8の発光素子26の発光面および/ま
たは受光素子28の受光面に、前述のように圧縮流体を
噴射して清浄化動作を行う。このようなレベル弁別動作
のステップa8は、フォトヘッド8が退避位置8aに到
達した状態で行ってもよく、または本発明の実施の他の
形態では、鋼帯1の巻取り動作のためにフォトヘッド8
がエッジポジションコントロール用検出位置に向けて前
進する直前に、またはその前進途中に行うようにしても
よい。受光素子28の出力レベルEが、基準レベルEL
未満であるとき、処理回路55は、鋼帯1が搬送されて
走行することがないように、ブライドルロール5および
リール11の駆動源16などを休止したままに保ち、こ
れによって巻不良の発生を確実に防止する。
よって鋼帯1が剪断されると、その剪断されたことを表
す信号は、剪断機7から処理回路55に与えられ、この
ことはステップa5において検出される。図9(6)
は、剪断機7から導出される鋼帯1を剪断したことを表
す信号を示す。処理回路55は、この剪断機7からの剪
断したことを表す信号に応答し、次のステップa6で
は、油圧シリンダ29によってフォトヘッド8を退避位
置8aに後退させる。剪断機7によって鋼帯1が剪断さ
れた後、その鋼帯1の尾端は、リール11によって巻取
られて、コイルが完成される。フォトヘッド8が退避位
置に後退される途中で、発光素子26からの光27が鋼
帯1の一側端9を横切らずに部分的に遮断されないよう
になった後、ステップa7では、処理回路55は、自己
診断回路31を動作させる。これによってフォトヘッド
8の受光素子28の出力レベルEが、レベル弁別回路5
1において基準レベルEL以下であるかどうかがステッ
プa9において判断される。受光素子28の出力レベル
Eが、基準レベルEL以下であれば(E≦EL)、報知
手段53は、報知信号を発生せず、次の鋼帯1の巻取り
の準備状態とされる。ステップa9において、受光素子
28の出力レベルEが、基準レベルELを超えることが
判断されると、報知手段53はステップa10において
目視表示または音響表示の報知信号を出力する。これに
よって作業者は、フォトヘッド8の発光素子26の発光
面および/または受光素子28の受光面が汚損している
ことを知ることができ、掃除を行う。さらにこの報知手
段53からの電気的報知信号に応答する清浄化手段54
は、フォトヘッド8の発光素子26の発光面および/ま
たは受光素子28の受光面に、前述のように圧縮流体を
噴射して清浄化動作を行う。このようなレベル弁別動作
のステップa8は、フォトヘッド8が退避位置8aに到
達した状態で行ってもよく、または本発明の実施の他の
形態では、鋼帯1の巻取り動作のためにフォトヘッド8
がエッジポジションコントロール用検出位置に向けて前
進する直前に、またはその前進途中に行うようにしても
よい。受光素子28の出力レベルEが、基準レベルEL
未満であるとき、処理回路55は、鋼帯1が搬送されて
走行することがないように、ブライドルロール5および
リール11の駆動源16などを休止したままに保ち、こ
れによって巻不良の発生を確実に防止する。
【0027】第1および第2駆動手段は、油圧シリンダ
だけでなく、電動機などを用いて実現されてもよい。
だけでなく、電動機などを用いて実現されてもよい。
【0028】本発明は、鋼帯だけでなく、その他の金属
帯のエッジポジションコントロールのために広範囲に実
施することができる。
帯のエッジポジションコントロールのために広範囲に実
施することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の実施によってコイルのエッジを
正確に揃えることができ、巻き不良の大量発生を防止す
ることが確実になる。こうして金属帯のエッジポジショ
ンコントロール装置の自己診断機能が達成される。
正確に揃えることができ、巻き不良の大量発生を防止す
ることが確実になる。こうして金属帯のエッジポジショ
ンコントロール装置の自己診断機能が達成される。
【0030】さらに次のコイルの先端部の走行時に、そ
の金属帯の先端部がフォトヘッドに衝突することが避け
られる。したがってフォトヘッドの損傷が防がれ、また
金属帯の先端部の衝突による変形が防がれる。さらにフ
ォトヘッドが退避位置にある状態で、フォトヘッドの清
浄化作業を、作業者が行うことができ、作業者が安全で
ある。
の金属帯の先端部がフォトヘッドに衝突することが避け
られる。したがってフォトヘッドの損傷が防がれ、また
金属帯の先端部の衝突による変形が防がれる。さらにフ
ォトヘッドが退避位置にある状態で、フォトヘッドの清
浄化作業を、作業者が行うことができ、作業者が安全で
ある。
【図1】本発明の実施の一形態の金属帯である鋼帯1の
エッジポジションコントロール装置2の全体の構成を簡
略化して示す斜視図である。
エッジポジションコントロール装置2の全体の構成を簡
略化して示す斜視図である。
【図2】エッジポジションコントロール装置2を備える
巻取り設備3の全体の構成を簡略化して示す系統図であ
る。
巻取り設備3の全体の構成を簡略化して示す系統図であ
る。
【図3】フォトヘッド8付近の全体の構成を示す斜視図
である。
である。
【図4】フォトヘッド8の側面図である。
【図5】鋼帯1の一側端9の幅方向の位置と受光素子2
8の出力レベルとの関係を示すグラフである。
8の出力レベルとの関係を示すグラフである。
【図6】鋼帯1のライン走行中におけるエッジポジショ
ン制御時に油圧シリンダ17によって移動体15、した
がってフォトヘッド8およびリール11が幅方向19に
移動して、受光素子28の出力レベルEが、予め定める
値E0となるように駆動される構成を簡略化して示す断
面図である。
ン制御時に油圧シリンダ17によって移動体15、した
がってフォトヘッド8およびリール11が幅方向19に
移動して、受光素子28の出力レベルEが、予め定める
値E0となるように駆動される構成を簡略化して示す断
面図である。
【図7】油圧シリンダ17を含む本発明の実施の一形態
の全体の構成を示すブロック図である。
の全体の構成を示すブロック図である。
【図8】処理回路55の動作を説明するためのフーロー
チャートである。
チャートである。
【図9】図1〜図8に示されるエッジポジションコント
ロール装置2の全体の動作を説明するための図である。
ロール装置2の全体の動作を説明するための図である。
1 鋼帯 2 エッジポジションコントロール装置 3 巻取り設備 7 剪断機 8 フォトヘッド 9 一側端 10 デフレクタロール 11 テンションリール 12 センサ 13,26 発光素子 14,28 受光素子 15 移動体 16 駆動源 17,29 油圧シリンダ 18,21 レール 27 スリット光 30 エッジポジションコントロール制御回路 31 自己診断回路 34 サーボ弁 48 目標値設定回路 49 減算器 50 絞り弁 51 レベル弁別回路 52 基準レベル設定回路 53 報知手段 54 清浄化手段 55 処理回路
Claims (2)
- 【請求項1】 金属帯を、デフレクタロールを経て、リ
ールに巻取り、 金属帯の一側方で、金属帯を厚み方向に挟んで対向する
発光素子と、その発光素子からの光を受光する受光素子
とを有するフォトヘッドを、デフレクタロールよりも上
流側で、リールとともに、金属帯の幅方向に第1駆動手
段によって移動可能に配置し、 金属帯の巻取り時に、エッジポジションコントロール用
検出位置にあるフォトヘッドの受光素子からの出力が、
予め定める一定レベルになるように、第1駆動手段によ
ってフォトヘッドとリールとを、金属帯の幅方向に移動
して金属帯のエッジポジション制御を行う金属帯のエッ
ジポジションコントロール装置において、 フォトヘッドは、リールに対して金属帯の幅方向に、第
2駆動手段によって、エッジポジションコントロール用
検出位置と、そのエッジポジションコントロール用検出
位置よりも金属帯の幅方向外側方の退避位置とにわたっ
て、移動可能に設けられ、 エッジポジションコントロール用検出位置から退避位置
寄りにある受光素子の出力を、エッジポジション制御時
の出力レベルを超える予め定める基準レベルELでレベ
ル弁別する手段と、 レベル弁別手段の出力に応答し、受光素子の出力が、前
記基準レベルELに関して受光量が少ないレベルである
とき、フォトヘッドが汚損していることを表す報知信号
を出力する報知手段とを含むことを特徴とする金属帯の
エッジポジションコントロール装置。 - 【請求項2】 フォトヘッドの上流側に配置され、金属
帯を剪断する剪断機と、 フォトヘッドとデフレクタロールとの間に配置され、金
属帯の有無を検出するセンサと、 剪断機による金属帯の剪断後から、センサが金属帯を検
出するまでの期間中、第2駆動手段によって、フォトヘ
ッドを退避位置にもたらす制御手段とを含むことを特徴
とする請求項1記載の金属帯のエッジポジションコント
ロール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7617198A JPH11267754A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 金属帯のエッジポジションコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7617198A JPH11267754A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 金属帯のエッジポジションコントロール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11267754A true JPH11267754A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13597652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7617198A Withdrawn JPH11267754A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 金属帯のエッジポジションコントロール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11267754A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100369684C (zh) * | 2005-05-31 | 2008-02-20 | 武汉航天波纹管股份有限公司 | 光机电液一体化全数字式钢带自动纠偏控制系统 |
| JP2008247610A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-10-16 | Toray Ind Inc | シート状物の巻取り方法および巻取り装置とその巻取り体の製造方法 |
| CN105369033A (zh) * | 2014-08-29 | 2016-03-02 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种连续退火炉带钢卷取的控制方法 |
| CN112431009A (zh) * | 2020-11-22 | 2021-03-02 | 苏州比达尔创新材料科技有限公司 | 一种纺织面料水平度验布校核设备 |
| CN114890204A (zh) * | 2022-05-06 | 2022-08-12 | 安徽达顺不锈钢有限公司 | 一种不锈钢带卷绕纠偏装置 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP7617198A patent/JPH11267754A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114890204B (zh) * | 2022-05-06 | 2023-11-10 | 安徽达顺不锈钢有限公司 | 一种不锈钢带卷绕纠偏装置 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |