JPH11268105A - ブロー成形方法およびブロー成形金型 - Google Patents

ブロー成形方法およびブロー成形金型

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JPH11268105A
JPH11268105A JP7193298A JP7193298A JPH11268105A JP H11268105 A JPH11268105 A JP H11268105A JP 7193298 A JP7193298 A JP 7193298A JP 7193298 A JP7193298 A JP 7193298A JP H11268105 A JPH11268105 A JP H11268105A
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JP
Japan
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parison
mold
fusion
injection pin
blow molding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7193298A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Takimoto
正己 瀧本
Katsuhiko Tada
勝彦 多田
Tadahiro Kaminari
忠宏 神成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パリソン内面間における融着を確実に防止で
き、これにより、不良品の発生率を低減できるブロー成
形方法およびブロー成形金型を提供する。 【解決手段】 金型1内にパリソン3を導入して型締め
を開始してから、注入ピン4を成形面11Aから突出さ
せてパリソン3内に挿入し、融着防止剤をパリソン3の
内面に吹き付ける。これにより、パリソン3内面におい
て融着を防止したい部分に対して融着防止剤を確実に吹
き付けることができ、その吹き付け位置を容易かつ確実
に制御できるから、パリソン3内面間の融着に起因する
成形不良を確実に防止でき、不良品の発生率の低下を図
ることができる。また、融着が必要な部分を避けて融着
剤を吹き付けることができるので、融着部分には優れた
融着強度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイより押し出さ
れて金型内に導入されたパリソンにガスを吹き込んで成
形品の成形を行うブロー成形方法およびブロー成形に用
いられるブロー成形金型に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、ボトルやタンク等の樹脂製容器
は、金型内に導入したパリソンの内部にガスを吹き込ん
で賦形するブロー成形法により成形されている。このブ
ロー成形においては、一般に、ダイから溶融樹脂を押し
出して筒状パリソンを製造し、このパリソンを金型(割
型)で挟み込んで成形を行う。このように成形されたブ
ロー成形品は、中空構造であるため、軽量であり、ま
た、形状、構造によっては剛性が高い上に耐衝撃性およ
び防音性に優れている。また、ブロー成形は、低圧成形
が可能で製造コストが低く済む上、ブロー成形が適用さ
れる容器等は製品形状が単純な場合が多く、金型構造が
簡単なことから安価に金型を作成できる。
【0003】このような利点から、近年、ブロー成形品
は、自動車部品、住宅設備、建材等の工業材料の分野で
広く利用され、このため、ブロー成形品に要求される製
品形状が複雑化、多様化してきている。特に、自動車部
品であるバンパ、インパネ、ドア等は、従来のブロー成
形品にない形状のものが多く、従来のブロー成形法、つ
まり、パリソンを金型に収容してガスを吹き込むという
技術のみでは充分に対応できないことが多く、成形不良
による不良品の発生率が高いという問題がある。また、
住宅設備の分野でも、パネル等の扁平な部材や、深絞り
部分を有する部材等のブロー成形に適さない製品形状の
ものが多いことから、成形不良が発生しやすく、この分
野におけるブロー成形品の展開が困難な状況である。
【0004】このような、製品形状による成形不良は、
製品形状に対応した構造とされる金型構造に起因するも
のであり、その多くは、金型内の狭い部分において、型
締め時にパリソンの内面が融着することにより発生す
る。具体的には、パリソン内面の融着によりその内部空
間が縮小され、パリソンに吹き込んだガスの圧力が高く
なってパリソンがパンクして破れたり、パリソン内面の
融着によりパリソン全体にガスを吹き込むことができな
くなり、賦形不能となって形状不良が生じたりする。
【0005】パリソンの内面間に融着が発生する原因と
しては、次の二つが考えられる。すなわち、(1)パリ
ソンを金型で挟み込むにあたって、金型の成形面に複雑
な凹凸(異形部)が形成されていると、パリソンを、金
型の成形面に沿わせるために、変形させたり、金型内の
狭い部分となる成形面の凹部に折り込んだりする必要が
生じ、この変形・折込み時にパリソンの内面間で融着が
生じる。(2)型締め完了前にパリソンパンクが発生す
ると、パリソンの内圧が急激に減少するため、パリソン
が金型の内部で揺動し、その内面同士が接触して融着す
る。なお、(2)の場合のパリソンパンクは、パリソン
の外周全体をピンチしたとき等に、型締め完了直前に多
く発生する現象であり、発生時期が型締め完了直前であ
るため、多くは賦形可能であり、パンク自体、成形には
特段の支障はないが、パンクに伴ってパリソン内面間で
融着が生じると、成形不良となる。
【0006】このようなパリソン内面の融着を防止する
ために、パリソンの肉厚、型締め速度、金型構造等の条
件を調整することが考えられるが、製品毎に条件設定が
必要になるので、多くの手間がかかる上コスト高にな
る。また、融着を防止する方法として、垂下供給した
筒状パリソンの上端および下端の各開口からそれぞれ加
圧空気を吹き込み、エアカーテン効果を利用してパリソ
ンを筒状に維持しながら型締めを行い、押し出される加
圧空気をパリソン下端の開口から排出しながら型締めし
て成形を行う方法(特公平3−54047号公報)、
パリソン吐出口の内側にノズルを設け、パリソンを押し
出す際に、このノズルから剥離剤等の融着防止剤をパリ
ソンの内面に吹き付ける方法(特開平3−1923号公
報)が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】の方法では、型締め
によってパリソン内から押し出される加圧空気をパリソ
ン下端の開口から排出させるので、型締め完了まで下端
の開口を開放させることが必要となることから、パリソ
ンの下端をピンチしてパリソンを密閉(シール)するこ
とができない。すなわち、ブロー成形では、パリソンの
外表面に生じたダイラインを解消するために、賦形前に
パリソン内へ予備的に空気を吹き込むこと(以下、プリ
ブローという)が行われているが、前記の方法では、
型締め完了までパリソンを密閉できないので、加圧空気
を吹き込んでもプリブローとして充分な量の空気をパリ
ソン内に充満させることができない。このため、の方
法では、成形不良となるダイラインを充分に解消できな
いことから、不良品の発生率を低減できない。
【0008】また、パリソン下端をピンチして保持でき
ないので、パリソンを所定の姿勢に固定できず、加圧空
気の吹き込みによりパリソンが揺動して金型の成形面に
接触することがあり、揺動状態で成形面に接触するため
に成形不良が発生するおそれがある。
【0009】一方、の方法では、吐出口近傍で、押し
出されたばかりのパリソンに融着防止剤を吹き付けるの
で、パリソン全体における吹付け位置の制御が困難で、
吹き付け位置の精度が低いという問題がある。このた
め、パリソン内面間の融着が必要な部分、例えば、金型
でピンチして(挟み込んで)融着させる部分等にも融着
防止剤が吹き付けられて、その部分の融着強度が著しく
低下して、製品品質の低下、不安定化の原因となる場合
がある。また、パリソンは、押出し後に自重等によって
伸びるが、の方法では、押出し直後、つまり、パリソ
ンが伸びる前に融着防止剤を吹き付けるので、この伸び
量が多い場合には、充分な融着防止効果が得られないお
それがある。
【0010】本発明の目的は、成形不良、製品不良が発
生することなくパリソン内面間における融着を確実に防
止でき、これにより、不良品の発生率を低減できるブロ
ー成形方法およびブロー成形金型を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダイより押し
出して金型内に導入したパリソンにガスを吹き込んで成
形品の成形を行うブロー成形方法であって、前記金型を
型開きしておき、この金型内に前記パリソンを導入して
当該金型の型締めを開始し、この金型の型締め完了前
に、パリソン内に注入ピンを挿入して、この注入ピンか
ら融着を防止するための融着防止剤をパリソンの内面に
吹き付けることを特徴とする。
【0012】ここで、パリソンとは、筒状のパリソン、
および、二枚のシートの両端を融着してなるシート状パ
リソンを含むものである。
【0013】本発明では、型締めを開始してから、つま
り、成形に必要な量のパリソンを押し出してから、パリ
ソン内に注入ピンを挿入して融着防止剤を吹き付けるの
で、パリソン内面全体において融着を防止したい部分に
対して融着防止剤を確実に吹き付けることができ、従来
の前記の方法のように押し出したばかりのパリソンに
吹き付けるよりも、融着防止剤の吹き付け位置を容易か
つ確実に制御できる。従って、成形の際に、パリソン内
面のうち融着を防止したい部分が接触しても融着が起こ
らず、パリソン内面の融着に起因する成形不良を防止で
きるから、不良品の発生率を大幅に低下させることがで
きる。
【0014】さらに、パリソンの内面に対し、内面間の
融着が必要な部分を避けて融着剤を吹き付けることがで
きるので、その部分の融着強度の低下を確実に防止でき
る。また、型締めを開始してから、つまり、パリソンの
押出し後に融着剤の吹き付けを行うので、パリソンが自
重等により伸びても、パリソンが伸びた状態で融着防止
剤の吹き付けを行うことになるため、伸び量が多い場合
でも、パリソンの内面に対して必要量の融着防止剤を確
実に吹き付けることができるから、充分な融着防止効果
が得られる。
【0015】さらに、型締めを開始してからパリソン内
に注入ピンを挿入して融着防止剤を吹き付けるので、従
来のの方法のように型締め完了までパリソンを開放さ
せておかなくてもよくなるから、型締め完了前にパリソ
ンを密閉できる。従って、型締め時にパリソンを密閉し
てプリブローを行えば、パリソン内に充分な量の空気を
充満させることができるから、パリソン外表面のダイラ
インを確実に解消できるから、不良品の発生率を低下さ
せることができる。
【0016】また、注入ピンによる融着防止剤の吹き付
けでは、パリソンはほとんど揺動しない上、パリソンの
下端部をピンチして保持できるので、パリソンを一定の
姿勢に固定できる。従って、パリソンを正しい姿勢で成
形面に接触させることができるから、パリソンの揺動に
より発生する成形不良を確実に防止できる。
【0017】前記融着防止剤としては、パリソンの内面
間で接触が起きるときに当該内面間に介在して融着を妨
げるものであればよく、例えば、油膜を形成する油性
物、離型効果や潤滑効果のあるシリコン、フッ素化合
物、金属石鹸、ワックス類等を採用でき、また、パリソ
ンの内面間で一定の厚さ以上の固体層を形成する無機
物、微粉体、パリソンの内面間で気体層を形成する発泡
性物質、蒸気等も採用できる。
【0018】さらに、前記注入ピンを挿入する前に、金
型の成形面とパリソンとの間の空気を排出することによ
り、パリソンのうち少なくとも注入ピンが挿通される部
分を成形面に密着させた後、この密着させた部分に対し
て注入ピンを挿入して融着防止剤の吹き付けを行うこと
が望ましい。
【0019】すなわち、成形面と離間したパリソンに注
入ピンを挿入すると、パリソンの変形・伸び・移動等に
より注入ピンに対してパリソンが位置ずれすることがあ
るので、注入ピンの挿入部分からパリソンに裂け目が生
じたり、パリソンを密閉した場合には、パリソン内の空
気が漏れてパンクしたりする問題が生じるおそれがあ
る。従って、パリソンおよび成形面を密着させれば、そ
の密着した部分では、変形・伸び・移動等は発生しなく
なるので、当該密着させた部分に対して注入ピンを挿入
することで、パリソンにおける裂け目の発生およびパリ
ソンのパンクを確実に防止できる。
【0020】そして、前記融着防止剤は、シリコン化合
物、フッ素化合物およびこれらの化合物の重合体より選
ばれた少なくとも一種を含有する液状物からなることが
好ましい。このように、融着防止剤を液状物により構成
した場合、ムラのない吹き付けを実現できる上、パリソ
ンの内面に融着防止剤からなる層を容易に形成できるか
ら、優れた融着防止効果が得られる。
【0021】或いは、前記融着防止剤は、高分子フレー
ク、高分子パウダおよび無機系粉体より選ばれた少なく
とも一種を含有することが好ましい。このように融着防
止剤を粉粒体を用いて構成した場合、パリソン内面への
付着性に優れ、流れたり垂れ落ちたりすることがないか
ら、必要部分のみに対する吹き付けを確実に行える。
【0022】一方、本発明は、ダイより押し出されたパ
リソンを収容してブロー成形するためのブロー成形金型
であって、成形面から突没可能に設けられてパリソン内
に挿入可能とされた注入ピンを備え、この注入ピンは、
先端部から、融着を防止するための融着防止剤を吹き出
すように構成されていることを特徴とする。
【0023】本発明では、成形面から突没可能な注入ピ
ンが設けられているので、型締め時にこの注入ピンを突
出させてパリソン内に挿入し、当該パリソンの内面に融
着防止剤を吹き付けることができる。従って、注入ピン
により、パリソン内面の融着を防止したい部分に向かっ
て融着防止剤を吹き付けることができるので、融着防止
剤の吹き付け位置を容易かつ確実に制御できるから、パ
リソン内面の融着に起因する成形不良を確実に防止で
き、不良品の発生率を大幅に低下させることができる。
さらに、注入ピンの突出方向を調整することにより、融
着が必要な部分を避けて融着剤を吹き付けることができ
るので、その部分の融着強度の低下を確実に防止でき
る。
【0024】また、注入ピンによる融着防止剤の吹き付
けでは、パリソンはほとんど揺動しない上、パリソンの
下端部を開放させなくてもよいことから当該下端部をピ
ンチして保持できるので、パリソンを正しい姿勢で成形
面に接触させることができる。従って、パリソンの揺動
により発生する成形不良を確実に防止できる。そして、
注入ピンは、突没可能に設けられているので、成形時に
は、予め没した状態にしておき、パリソンと注入ピン周
辺の成形面とが接触してから注入ピンを突出させてパリ
ソン内に挿入することができるから、パリソンにおける
裂け目の発生およびパリソンのパンクを回避できる。
【0025】この場合、注入ピンとパリソンとの間の空
気を排出するための排気手段が設けられていることが望
ましい。すなわち、このような排気手段を設けること
で、注入ピンとパリソンとの間の空気を積極的に排出し
て、パリソンおよび成形面を強固に密着させることがで
きるので、この密着させた部分に対して注入ピンを挿通
すれば、前述した裂け目の発生およびパリソンのパンク
を一層確実に防止できる。
【0026】さらに、前記注入ピンは、パリソンの内部
にガスを吹き込むための吹き込みピンに兼用されている
ことが好ましい。このようにすれば、吹き込みピンとは
別に融着防止剤吹き付け用のピンを特別に設けなくても
よくなるので、部材点数を削減できるとともに構造を簡
略化できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本実施形態のブロー
成形金型1が示されている。ブロー成形金型1は、その
上方に設けられたダイ2から下方向に供給されたパリソ
ン3を収容して賦形するためのものであり、型締めした
状態で、内部に成形品に対応したキャビティが形成され
るようになっている。ダイ2は、樹脂を可塑化した溶融
樹脂をリング状の吐出口2Aから下方に押し出して、円
筒状のパリソン3をブロー成形金型1に供給するもので
ある。
【0028】ブロー成形金型1は、第一金型11および
第二金型12からなる二つ割りの割型であり、型開きし
た状態でダイ2から第一、第二金型11,12の間にパ
リソン3が押し出されるようになっている。第一金型1
1は、第二金型12側に突出した凸部13を備え、この
凸部13の突出方向先端面、つまり、第二金型12側の
面が、型締めの際に成形面11Aにおいて最初にパリソ
ン3に接触する先当り部13Aとなっている。
【0029】第一金型11には、一端が先当り部13A
に開口した排気路14が形成されている。この排気路1
4の他端は、第一金型11の外部に延びて図示しない排
気装置に接続され、先当り部13Aから排気路14を通
じて空気を吸引するようになっている。本実施形態で
は、これらの排気路14および排気装置を含んで、第
一、第二金型11,12の間の空気を排出するための排
気手段が構成されている。
【0030】また、第一金型11には、成形面11Aの
先当り部13Aから突没可能な注入ピン4が設けられて
いる。この注入ピン4は、排気路14の先当り部13A
に開口した部分に挿入され、排気路14の開口から第二
金型12の成形面12Aに向かって突没するように構成
されている。これにより、パリソン3の先当り部13A
に接触する部分、つまり、型締め時にパリソン3におい
て最初に金型1に接触する部分である先接触部3Aか
ら、パリソン3内に注入ピン4を挿脱できるようになっ
ている。
【0031】注入ピン4は、先端から、融着を防止する
ための融着防止剤を空気とともに吹き出すように構成さ
れ、この融着防止剤の吹き出しおよび空気のみの吹き出
しを選択的に行えるようになっている。すなわち、本実
施形態の注入ピン4は、融着防止剤をパリソン3の内部
に吹き出すための注入ピンと、パリソン3の内部に空気
を吹き込むための吹き込みピンとに兼用されている。
【0032】本実施形態の注入ピン4は、第二金型12
の成形面12Aにおいて先当り部13Aと対向する部分
に向かって突出し、融着防止剤を、パリソン3の内面で
先接触部3Aと対向する部分に向かって吹き出すように
構成されている。この注入ピン4の位置、突出方向、数
等は、コンピュータを用いた成形現象のシミュレーショ
ン等による予測結果に基づき、パリソン3内面において
融着を防止したい部分に吹き付けを行うように設定すれ
ばよい。
【0033】融着防止剤としては、シリコン化合物、フ
ッ素化合物およびこれらの化合物の重合体より選ばれた
少なくとも一種を含有する液状物からなるもの、或い
は、高分子フレーク、高分子パウダおよび無機系粉体よ
り選ばれた少なくとも一種を含有する粉粒体からなるも
のを採用できる。融着防止剤として、高分子フレークお
よび高分子パウダの少なくともいずれか一方を採用する
場合は、成形材料の樹脂と同質の樹脂からなるものであ
ることが好ましく、例えば、成形材料と同じ樹脂をフレ
ーク状或いはパウダー状にした樹脂フレーク或いは樹脂
パウダを用いることができる。
【0034】第一、第二金型11,12の下方には、ブ
ロー成形金型1の分割面と略同一面内にピンチ装置15
が設けられている。このピンチ装置15は、パリソン3
の下端部をピンチして(摘んで)保持するとともに、パ
リソン3をその下端部で閉鎖(シール)して密閉できる
ようになっている。
【0035】このように構成された本実施形態において
は、次のような手順で成形品の成形を行う。すなわち、
図2に示すように、予め、第一、第二金型11,12を
離間させて型開きしておくとともに、図示しない進退機
構により注入ピン4を後退させて先当り部13Aから没
した状態にしておく。そして、溶融樹脂をダイ2の吐出
口2Aから下方に押し出して、円筒状のパリソン3を、
金型1内となる第一、第二金型11,12の間の空間に
導入する。
【0036】パリソン3を金型1内に供給したら、図1
に示したように、ピンチ装置15でパリソン3の下端部
をピンチして、パリソン3を密閉するとともに当該パリ
ソン3の姿勢を所定の状態、例えば、金型1の開閉方向
と直交する方向に保持する。次いで、金型1の型締めを
開始する。この型締めは、第一、第二金型11,12を
互いに近接する方向に移動させることにより行う。そし
て、第一金型11の先当り部13Aがパリソン3の先接
触部3Aに接触したら、これと略同時に、排気装置(図
示省略)を作動させて、先当り部13Aから排気路14
を通じて空気を吸引して排出する。すると、先当り部1
3Aとパリソン3との間の空気が排出されて、パリソン
3の先接触部3Aが先当り部13Aに密着して冷却さ
れ、先接触部3Aにおいて変形・伸び・移動等が起きる
ことがなくなる。
【0037】この状態で、注入ピン4を図示しない進退
機構により前進させて先当り部13Aから突出させ、先
接触部3Aに貫通させてパリソン3内に挿入する。この
とき、先接触部3Aは、先当り部13Aに密着している
ため、先接触部3Aの注入ピン4の挿入部分からパリソ
ン3に裂け目が生じたり、パリソン3内の空気が漏れて
パンクしたりすることはない。
【0038】次いで、注入ピン4の先端から融着防止剤
を空気とともに噴出させて、パリソン3内面のうち先接
触部3Aと対向する部分に対してのみ融着防止剤を吹き
付ける。すると、融着防止剤を吹き付けた部分には、融
着防止剤からなる一定厚さ以上の層(膜)が形成され
る。この融着防止剤の吹き付けは、型締め完了前に行
い、好ましくは、先接触部3Aがパリソン3内面で対向
する部分と接触する直前に行う。そして、型締めにより
第一、第二金型11,12を近接させていくと、パリソ
ン3内面のうち先接触部3Aと対向する部分、つまり、
融着防止剤を吹き付けた部分が、先接触部3Aに接触す
る。このとき、先接触部3Aおよびこれと対向する部分
は、融着防止剤を介して接触するので、互いに融着する
ことはない。
【0039】特に、融着防止剤の種類によってはパリソ
ン3の熱により融着防止効果が低減することがあるた
め、融着防止剤の吹き付けを、先接触部3Aに接触が起
こる直前、つまり、型締め完了直前に行った場合には、
融着防止剤の融着防止効果が充分なうちに先接触部3A
およびこれと対向する部分を融着防止剤を介して接触さ
せることができるから、パリソン3内面間の融着をより
確実に防止できる。
【0040】融着防止剤を所定量吹き付けたら、注入ピ
ン4への融着防止剤の供給を停止し、空気のみを供給す
るように切り替えて、型締めが完了する前に注入ピン4
からパリソン3内に空気を吹き込んでプリブローを行
う。プリブローに充分な量の空気をパリソン3内に充満
させたら、空気の供給を停止する。なお、プリブローで
の空気の吹き込み量は、融着防止剤の吹き付けによって
パリソン3に充填される空気の量に応じて適宜調整す
る。また、排気用ピンを設け、この排気用ピンをパリソ
ン3内に挿入して過剰な空気を排出するようにしてもよ
い。
【0041】型締めが完了したら、再び注入ピン4から
空気を吹き込んでパリソン3を成形面11A,12Aに
密着させて賦形し、成形品を得る。このとき、融着防止
剤は、パリソン3内面のうち先接触部3Aと対向する部
分にのみ付着し、パリソン3内面の上端部および下端部
には付着していないので、パリソン3内面間で融着が必
要な部分であるパリソン3の上端部および下端部は、型
締め完了時に第一、第二金型11,12に挟み付けられ
て確実に融着される。また、融着防止剤として、成形材
料の樹脂と同質の樹脂からなる樹脂フレーク或いは樹脂
パウダを採用した場合、仮に、融着防止剤がパリソン3
内面の上端部や下端部に付着しても、第一、第二金型1
1,12に挟み付けられたときに融着防止剤が成形材料
(パリソン3)の熱で溶融して融着防止効果を失うこと
から、パリソン3の上下端部を優れた融着強度で融着で
きる。
【0042】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。すなわち、型締めを開始してから、つ
まり、成形に必要な量のパリソン3を押し出した後に、
パリソン3内に注入ピン4を挿入して融着防止剤を吹き
付けるので、パリソン3内面全体において融着を防止し
たい部分、具体的には、先接触部3Aに対向する部分に
対して融着防止剤を確実に吹き付けることができるか
ら、従来の方法のように押し出したばかりのパリソンに
融着防止剤を吹き付けるよりも、融着防止剤の吹き付け
位置を容易かつ確実に制御できる。また、注入ピン4は
突没可能に設けられているので、パリソン3の所望の位
置に注入ピン4を確実に挿入できるから、融着防止剤の
吹き付け位置精度を向上できる。従って、成形の際に、
パリソン3内面のうち融着を防止したい部分が接触して
も、融着が起きるのを防止でき、これにより、パリソン
3内面間の融着に起因する成形不良を防止できるから、
不良品の発生率を大幅に低下させることができる。
【0043】さらに、パリソン3の内面に対し、内面間
の融着が必要な部分であるパリソン3の上端部および下
端部を避けて融着剤を吹き付けることができるので、そ
の部分の融着強度の低下を確実に防止できる。また、型
締めを開始してから、つまり、パリソン3の押出し後に
融着剤の吹き付けを行うので、パリソン3が自重等によ
り伸びても、パリソン3が伸びた状態で融着防止剤の吹
き付けを行うことになるから、伸び量が多い場合でも、
パリソン3の内面に対して必要量の融着防止剤を確実に
吹き付けることができるから、充分な融着防止効果が得
られる。
【0044】さらに、型締めを開始してからパリソン3
内に注入ピン4を挿入して融着防止剤を吹き付けるの
で、型締め完了前にパリソン3を密閉できる。そして、
型締め時にパリソン3を密閉してプリブローを行うた
め、パリソン3内に充分な量の空気を充満させることが
できるから、パリソン3外表面のダイラインを確実に解
消でき、不良品の発生率を低下させることができる。
【0045】また、融着防止剤を注入ピン4により吹き
付けるので、パリソン3はほとんど揺動しない上、パリ
ソン3の下端部をピンチするので、パリソン3を一定の
姿勢に固定できる。従って、パリソン3を正しい姿勢で
成形面11A,12Aに接触させて賦形できるから、パ
リソン3の揺動により発生する成形不良を確実に防止で
きる。
【0046】さらに、注入ピン4を挿入する前に、第一
金型11の成形面11Aとパリソン3との間の空気を排
気路14を通じて排出して先接触部3Aを先当り部13
Aに密着させるので、その密着した部分では、変形・伸
び・移動等は発生しなくなる。この密着させた部分に対
して注入ピン4を挿入して融着防止剤の吹き付けを行う
ため、パリソン3における裂け目の発生およびパリソン
3のパンクを確実に防止できる。
【0047】そして、融着防止剤として、シリコン化合
物、フッ素化合物およびこれらの化合物の重合体より選
ばれた少なくとも一種を含有する液状物を採用した場
合、ムラのない吹き付けを実現できるとともに融着防止
剤からなる層を容易に形成できるから、優れた融着防止
効果が得られる。
【0048】或いは、融着防止剤として高分子フレー
ク、高分子パウダおよび無機系粉体より選ばれた少なく
とも一種により構成した場合、パリソン3内面への付着
性に優れ、流れたり垂れ落ちたりすることがないから、
必要部分のみに対する吹き付けを確実に行える。
【0049】さらに、注入ピン4は、パリソン3の内部
に空気を吹き込むための吹き込みピンに兼用されている
ので、吹き込みピンとは別に融着防止剤吹き付け用のピ
ンを特別に設けなくてもよくなるので、部材点数を削減
できるとともに構造を簡略化できる。そして、注入ピン
4を排気路14の開口から突没させるようにしたので、
第一金型11に注入ピン4専用の孔を形成しなくてもよ
いから、構造を簡単にできる。
【0050】さらに、パリソンを開放した状態で融着防
止剤を吹き付けると、融着防止剤がパリソンの外部に飛
散することから融着防止剤の種類が制限されるが、本実
施形態では、パリソン3の下端部をピンチ装置15でピ
ンチしてパリソン3を密閉した状態で融着防止剤の吹き
付けを行うので、融着防止剤がパリソン3の外部に漏洩
することがないから、融着防止剤の選択の幅を拡大でき
る。
【0051】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を
含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。す
なわち、前記実施形態では、注入ピン4を排気路14の
開口から突没させるようにしたが、排気路14とは別に
第一金型11に先当たり部13に開口する貫通孔を設
け、この貫通孔から注入ピン4を突没させるようにして
もよい。
【0052】また、前記実施形態では、注入ピン4は空
気の吹き込みピンに兼用されていたが、空気を吹き出す
ための吹出ピンと注入ピンとを別々に設けてプリブロー
やブローアップ用の空気と融着防止剤とを別々のピンか
ら吹き出すようにしてもよい。さらに、前記実施形態で
は、注入ピン4を先当り部13Aに設けたが、成形面1
1Aの先当り部13A以外の部分から突没するようにに
設けて、パリソン3内面で先接触部3Aと対向する部分
に向かって融着防止剤を吹き付けるようにしてもよい。
【0053】前記実施形態の注入ピンは、融着防止剤を
空気とともに吹き出すものであったが、窒素等の他のガ
スとともに吹き出すようにしてもよい。また、プリブロ
ーやブローアップの際に用いるガスも空気に限定され
ず、具体的なガスの種類は、実施にあたって適宜選択す
ればよい。
【0054】前記実施形態では、パリソン3内面間の融
着が必要な部分が、パリソン3の上端部および下端部で
ある場合について説明したが、これに限定されず、例え
ば、融着が必要な部分が、パリソンの中間部分にあって
もよい。また、先当り部の位置、数も特に限定されな
い。
【0055】さらに、前記実施形態では、パリソンが円
筒状である場合について説明したが、パリソンは、二枚
のシートを第一、第二金型の各成形面を覆うように平行
に押し出したシート状パリソンであってもよく、要する
に、ブロー成形時に密閉された状態になっているもので
あれば任意である。なお、シート状パリソンの場合、パ
リソンの内面は、二枚のシートの対向面となる。
【0056】
【実施例】続いて、本発明の効果を具体的な成形実験例
に基づいて説明する。 〔実験例1〕本実験例は、前記実施形態に基づいて、成
形品としての自動車用のバンパをブロー成形方法により
製造する実験である。本実験例では、以下のような成形
材料、成形機、ブロー成形金型、融着防止剤および成形
条件を採用してバンパを成形し、パリソン内面間の融着
(成形品内面)の有無およびパリソンのパンクの有無を
それぞれ評価した。なお、成形条件および評価結果につ
いては、表1に示す。
【0057】(1)成形材料 ・ポリプロピレンブロック共重合体 : 出光石油化学
(株)製IDEMITSU PP E-185G(メルトインデックス;
0.5g/10分,230 ℃,2.16kg荷重) (2)成形機 ・大型多層ブロー成形機 : 石川島播磨工業製 IPB
−EPML−90S (3)ブロー成形金型 ・前記実施形態のブロー成形金型に基づき、フェーシア
一体型のバンパ用金型を用いて構成したもの。なお、前
記実施形態のブロー成形金型の凸部は、本実験例のバン
パ用金型では、バンパの裏面にリブを形成するために突
設された凸部に相当する。 (4)融着防止剤 ・シリコーンオイル : 前記実施形態に基づい
て、バンパにリブを形成するためのバンパ用金型の凸部
から、注入ピンを通じて吹き付けを行うようにした。
【0058】
【表1】
【0059】〔実験例2,3,4〕本実験例2,3,4
では、成形条件を表1に示すように変更した以外は、前
記実験例1と同様にしてバンパを成形した。 〔比較実験例1〕本比較実験例1では、前記実験例1に
おいて、融着防止剤の吹き込みを行わないで成形を行っ
た以外は、実験例1と同様にしてバンパを得た。 〔比較実験例2〕本比較実験例2では、前記実験例1に
おいて、融着剤の吹き込みおよびプリブローを行わない
で成形を行った以外は、実験例1と同様にしてバンパを
得た。
【0060】表1より、実験例1,2では、型締め完了
直前に融着防止剤の吹き付けを行ったので、パリソン内
面間の融着およびパリソンのパンクのいずれも発生する
ことなく、成形不良を確実に防止できることが分かっ
た。実験例3では、型締め完了前に融着防止剤の吹き付
けを行ったので、パリソン内面間の融着は起きなかった
が、融着防止剤を吹き付けるタイミングが若干早いこと
から、パリソンパンクが発生する場合があることが分か
った。実験例4では、融着防止剤を吹き付けるタイミン
グが若干遅く、型締めによってパリソンの内面が接触し
た後に融着防止剤の吹き付けが行われたため、パリソン
内面間に若干融着が発生し、成形不良の原因となること
が分かった。
【0061】これらの実験例1〜4から、実験例のバン
パに関しては、注入ピンの差込みを行う時期が早すぎて
も遅すぎても成形不良の発生を防止できない場合があ
り、成形不良を確実に防止するためには、型締め開始後
3秒〜4秒の範囲で注入ピンの差込みを行うことが好ま
しいことが分かった。一方、比較実験例1,2では、融
着防止剤の吹き付けを行わなかったので、パリソンの内
面間で融着が起きて成形不良が発生し、良好なバンパが
得られないことが分かった。
【0062】〔実験例5〕本実験例5では、前記実験例
1において、融着防止剤として、成形材料と同じポリプ
ロピレンをパウダー状(平均粒径0.1 mm)にした樹脂パ
ウダを採用し、かつ、注入ピンの差込開始時間を型締め
開始後4秒とした以外は、実験例1と同様にしてバンパ
を成形し、パリソン内面間の融着(成形品内面)の有無
およびパリソンのパンクの有無をそれぞれ評価した。 〔実験例6〕本実験例6では、前記実験例5において、
注入ピンの差込開始時間を型締め開始後5秒とした以外
は、実験例5と同様にしてバンパを成形して評価した。
【0063】その結果、実験例5では、パリソン内面間
の融着およびパリソンのパンクのいずれも発生すること
なく、成形不良を確実に防止できることが分かった。実
験例6では、前記実験例4と同様に、融着防止剤を吹き
付けるタイミングが若干遅かったため、パリソン内面間
に若干融着が発生した。なお、これらの実験例1〜6
は、一種類のバンパについての実験であり、成形品(金
型)の形状や構造に応じて、成形条件に対する成形結果
は異なるものであるから、成形条件や注入ピン等の設定
は、製品となる成形品に応じて、適宜行えばよい。
【0064】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
型締めを開始してからパリソン内に注入ピンを挿入して
融着防止剤を吹き付けることで、パリソン内面全体にお
いて融着を防止したい部分に対して融着防止剤を確実に
吹き付けることができるから、融着防止剤の吹き付け位
置を容易かつ確実に制御できる。従って、成形の際に、
パリソン内面のうち融着を防止したい部分が接触したと
しても、融着を防止できるので、パリソン内面間の融着
に起因する成形不良を防止できるから、不良品の発生率
を大幅に低下させることができる。
【0065】さらに、パリソンの内面に対し、内面間の
融着が必要な部分を避けて融着剤を吹き付けることがで
きるので、その部分の融着強度の低下を確実に防止でき
る。また、型締めを開始してから、つまり、パリソンの
押出し後に融着剤の吹き付けを行うので、パリソンが自
重等により伸びても、パリソンが伸びた状態で融着防止
剤の吹き付けを行うことになるから、伸び量が多い場合
でも、パリソンの内面に対して必要量の融着防止剤を確
実に吹き付けることができ、充分な融着防止効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】前記実施形態の他の状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ブロー成形金型 11 第一金型 12 第二金型 11A,12A 成形面 2 ダイ 3 パリソン 4 注入ピン 14 排気路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイより押し出して金型内に導入したパ
    リソンにガスを吹き込んで成形品の成形を行うブロー成
    形方法であって、 前記金型を型開きしておき、 この金型内に前記パリソンを導入して当該金型の型締め
    を開始し、 この金型の型締め完了前に、前記パリソン内に注入ピン
    を挿入して、この注入ピンから融着を防止するための融
    着防止剤を前記パリソンの内面に吹き付けることを特徴
    とするブロー成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したブロー成形方法にお
    いて、 前記注入ピンを挿入する前に、前記金型の成形面と前記
    パリソンとの間の空気を排出することにより、前記パリ
    ソンのうち少なくとも前記注入ピンが挿通される部分を
    前記成形面に密着させた後、 この密着させた部分に対して前記注入ピンを挿入して前
    記融着防止剤の吹き付けを行うことを特徴とするブロー
    成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載したブロ
    ー成形方法において、 前記融着防止剤は、シリコン化合物、フッ素化合物およ
    びこれらの化合物の重合体より選ばれた少なくとも一種
    を含有する液状物からなることを特徴とするブロー成形
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載したブロ
    ー成形方法において、 前記融着防止剤は、高分子フレーク、高分子パウダおよ
    び無機系粉体より選ばれた少なくとも一種を含有するこ
    とを特徴とするブロー成形方法。
  5. 【請求項5】 ダイより押し出されたパリソンを収容し
    てブロー成形するためのブロー成形金型であって、 成形面から突没可能に設けられて前記パリソン内に挿入
    可能とされた注入ピンを備え、 この注入ピンは、先端部から、融着を防止するための融
    着防止剤を吹き出すように構成されていることを特徴と
    するブロー成形金型。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載したブロー成形金型にお
    いて、 前記注入ピンと前記パリソンとの間の空気を排出するた
    めの排気手段が設けられていることを特徴とするブロー
    成形金型。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載したブロ
    ー成形金型において、 前記注入ピンは、前記パリソンの内部にガスを吹き込む
    ための吹き込みピンに兼用されていることを特徴とする
    ブロー成形金型。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101970583B1 (ko) * 2017-11-27 2019-04-19 (주)한엑스 균일한 두께를 가지는 제품을 제조할 수 있는 블로우 성형방법
KR102121328B1 (ko) * 2018-12-19 2020-06-10 (주)한엑스 브라킷과의 결합성이 향상된 자동차 엔진용 인테이크 파이프의 블로우 성형방법
KR102184217B1 (ko) * 2019-10-29 2020-11-27 (주)한엑스 성형성이 향상된 버스의 흡기 파이프 제조방법

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