JPH11268264A - インクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタ

Info

Publication number
JPH11268264A
JPH11268264A JP7589098A JP7589098A JPH11268264A JP H11268264 A JPH11268264 A JP H11268264A JP 7589098 A JP7589098 A JP 7589098A JP 7589098 A JP7589098 A JP 7589098A JP H11268264 A JPH11268264 A JP H11268264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
pressure
recording head
nozzle portion
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7589098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yakura
雄次 矢倉
Yuichiro Ikemoto
雄一郎 池本
Yasuo Yukita
康夫 雪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7589098A priority Critical patent/JPH11268264A/ja
Publication of JPH11268264A publication Critical patent/JPH11268264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安定的にインク滴を吐出させるこ
とができるインクジェットプリンタ用記録ヘッドを提供
することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、インクジェットプリンタ用記
録ヘッドに関するものである。ここで、インク滴はノズ
ル部1から吐出される。また、インク室3はノズル部1
にインクを供給する。また、圧電素子5は、インク室3
の容積を変化させることによりインク室3内のインク2
に正または負の圧力を与える。ここで、圧電素子5は、
ノズル部1からインク滴を吐出させない範囲の圧力を発
生させ、その後にノズル部1からインク滴を吐出させる
ための圧力を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並び
に、インクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタは、メン
テナンスステーションを有しており、吐出の安定化を図
るため、メンテナンスの動きの中では、ポンプによる吸
引動作、ゴム等によるノズルプレート面のワイピング、
全ノズルからのインク滴の吐出によるフラッシング等の
動作を行っていた。
【0003】また、多くのインクは、水系のインクを使
用しているため、ノズル部のインク先端面におけるイン
クの乾燥は避けられず、数秒〜数十秒でその先端面のイ
ンク組成が変化してしまい、例えば、インクの粘度が上
昇してしまうため、従来、印画中における、吐出の不安
定性の問題を解決するために、フラッシング動作を行
い、インク滴吐出の安定化を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、解像度
の向上を図るため、小液滴の吐出を行う場合、ノズル先
端部では、インク組成が変化し、粘度が上昇してしまっ
ているため、安定的に吐出しないという問題点があっ
た。
【0005】また、インク滴の吐出に圧力発生手段を用
いる場合においては、チップ面積を小さくし、コストダ
ウンを図る上からも、電気回路を簡素化することが望ま
れていた。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、安定的にインク滴を吐出させることがで
きるインクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを
用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタを提
供することを目的とする。さらに、本発明は安定的にイ
ンクを吐出させることができるとともに、圧力発生手段
の電気回路を簡素化することができるインクジェットプ
リンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並び
に、インクジェットプリンタを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタ用記録ヘッドは、インク滴を吐出するためのノ
ズル部と、ノズル部にインクを供給するインク室と、イ
ンク室の容積を変化させることによりインク室内のイン
クに正または負の圧力を与える圧力発生手段とを有する
インクジェットプリンタ用記録ヘッドにおいて、圧力発
生手段が、ノズル部からインク滴を吐出させない範囲の
圧力を発生させ、その後にノズル部からインク滴を吐出
させるための圧力を発生させるものである。
【0008】また、本発明のインクジェットプリンタ用
記録ヘッドを用いる印画方法は、インク滴を吐出するた
めのノズル部と、ノズル部にインクを供給するインク室
と、インク室の容積を変化させることによりインク室内
のインクに正または負の圧力を与える圧力発生手段とを
有するインクジェットプリンタ用記録ヘッドを用いる印
画方法において、圧力発生手段が、ノズル部からインク
滴を吐出させない範囲の圧力を発生させ、その後にノズ
ル部からインク滴を吐出させるための圧力を発生させる
ものである。
【0009】また、本発明のインクジェットプリンタ
は、インク滴を吐出するためのノズル部と、ノズル部に
インクを供給するインク室と、インク室の容積を変化さ
せることによりインク室内のインクに正または負の圧力
を与える圧力発生手段とを有する記録ヘッドを備えたイ
ンクジェットプリンタにおいて、圧力発生手段が、ノズ
ル部からインク滴を吐出させない範囲の圧力を発生さ
せ、その後にノズル部からインク滴を吐出させるための
圧力を発生させるものである。
【0010】本発明によれば、圧力発生手段が、ノズル
部からインク滴を吐出させない範囲の圧力を発生させ、
その後にノズル部からインク滴を吐出させるための圧力
を発生させることにより、インク先端面に存在し、蒸発
して粘度が高くなっているインクが、インク室内のイン
クと混ざることによりその粘度が低下する。
【0011】また、本発明のインクジェットプリンタ用
記録ヘッドは、インク滴を吐出するためのノズル部と、
ノズル部にインクを供給するインク室とを有するインク
ジェットプリンタ用記録ヘッドにおいて、インクジェッ
トプリンタ用記録ヘッドが、インク室の容積を変化させ
ることによりインク室内のインクに正または負の圧力を
与える圧力発生手段を複数有し、これらのうち少なくと
も1つの圧力発生手段が、上記ノズル部からインク滴を
吐出させない範囲の圧力を発生させ、残りの少なくとも
1つの圧力発生手段が、ノズル部からインク滴を吐出さ
せるための圧力を発生させるものである。
【0012】また、本発明のインクジェットプリンタ用
記録ヘッドを用いる印画方法は、インク滴を吐出するた
めのノズル部と、ノズル部にインクを供給するインク室
とを有するインクジェットプリンタ用記録ヘッドを用い
る印画方法において、インクジェットプリンタ用記録ヘ
ッドが、インク室の容積を変化させることによりインク
室内のインクに正または負の圧力を与える圧力発生手段
を複数有し、これらのうち少なくとも1つの圧力発生手
段が、上記ノズル部からインク滴を吐出させない範囲の
圧力を発生させ、残りの少なくとも1つの圧力発生手段
が、ノズル部からインク滴を吐出させるための圧力を発
生させるものである。
【0013】また、本発明のインクジェットプリンタ
は、インク滴を吐出するためのノズル部と、ノズル部に
インクを供給するインク室とを有する記録ヘッドを備え
たインクジェットプリンタにおいて、インクジェットプ
リンタ用記録ヘッドが、インク室の容積を変化させるこ
とによりインク室内のインクに正または負の圧力を与え
る圧力発生手段を複数有し、これらのうち少なくとも1
つの圧力発生手段が、ノズル部からインク滴を吐出させ
ない範囲の圧力を発生させ、残りの少なくとも1つの圧
力発生手段が、ノズル部からインク滴を吐出させるため
の圧力を発生させるものである。
【0014】本発明によれば、複数の圧力発生手段のう
ち少なくとも1つの圧力発生手段が、ノズル部からイン
ク滴を吐出させない範囲の圧力を発生させ、残りの少な
くとも1つの圧力発生手段が、ノズル部からインク滴を
吐出させるための圧力を発生させることにより、インク
先端面に存在し、蒸発して粘度が高くなっているインク
が、インク室内のインクと混ざることによりその粘度が
低下するとともに、安定化用圧電素子に入力する安定化
信号は、印画データによらず印画時のみオンするような
制御をすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。まず、インクジェットプリンタ用記録ヘッ
ドに係る発明の実施の形態の例について図1〜図6を参
照しながら説明する。図1は、本発明に係るインクジェ
ットプリンタ用記録ヘッドを模式的に表現したものであ
る。図において、ノズル部1は、紙などに印画する際に
インク滴を吐出させるものであり、インクジェットプリ
ンタ用記録ヘッドにおいては、非常に重要な構成となる
ものである。また、ノズル部1に形成された孔には、ま
さに印画するために吐出されんとするインク2の面、す
なわちインク先端面2aが外界に臨んでおり、外気と接
触している。
【0016】図において、ノズル部1の上方に設けられ
た空間はインク室3であり、ノズル部1にインク2を供
給するために設けられている。このインク室3には、水
性インクが一時的に貯蔵されている。
【0017】このインク室3の壁を介した上の部分に
は、圧力発生手段が設けられている。この圧力発生手段
は、圧電素子5を変位させることにより、インク室3の
容積を変化させてインク室3内に存在するインク2に正
または負の圧力を与えるものである。この圧力発生手段
は、大きく分けて、圧電素子5、振動板4、および圧電
素子の変位を制御する電気回路から構成されている。
【0018】ここで、圧電素子5は、セラミックその他
の材料からなり、素子の軸方向またはその軸方向に対し
て直角の方向に電圧を印加することにより、軸方向また
は軸方向に対して直角方向に変位を生じさせるものであ
り、この変位を振動板4に伝達するものである。なお、
この圧電素子5は、単層型、積層型など種々の型のもの
が存在するが、一定範囲の型に限られるわけではなく、
種々の型のものを採用することができる。
【0019】振動板4は、圧電素子5に生じた変位を、
振動板4自身が有する弾性特性を利用して、インク室3
に圧力の形として伝達するものである。この場合、圧電
素子5の変位の方向により、振動板4は、インク室3に
対して正の圧力すなわちインク室の容積を小さくするよ
うに働く圧力を生じさせたり、負の圧力すなわちインク
室の容積を大きくするように働く圧力を生じさせたりす
ることができる。インク室3に正の圧力が生じれば、イ
ンク室3内に存在するインク2の圧力が高くなり、この
圧力の発散を図るために、ノズル部1に存在するインク
先端面2aは、インク2の圧力よりも圧力の小さな外界
に出ようとする働きが生じる。また、反対にインク室3
に負の圧力が生じると、ノズル部1に存在するインク先
端面2aはインク室3内に引き込まれる方向の働きを受
ける。
【0020】次に、圧力発生手段のもう一つの構成であ
る電気回路について図2を参照しながら説明する。図に
おいて、吐出信号発生回路11は、記録ヘッドのノズル
部1からインク滴を吐出するのに必要な圧力を発生させ
るために、必要な圧電素子15の変位を与えるのに十分
な電圧を発生させるための吐出信号を出力する回路であ
る。また、安定化信号発生回路12は、後に述べるよう
に、ノズル部1のインク先端面2aの乾燥を防止するの
に必要な圧力を生じさせるのに、必要な圧電素子15の
変位を与えるための電圧を発生させるための安定化信号
を出力する回路である。また、停止信号発生回路13
は、印画中に吐出信号または安定化信号を必要としない
ときに、圧電素子5の変位を生じさせないための停止信
号を出力する回路である。
【0021】図において、上述した吐出信号、安定化信
号、および停止信号は、信号切り替え回路14に入力す
る。この信号切り替え回路14においては、入力した吐
出信号、安定化信号、または停止信号のうちどの信号を
出力するかを制御する回路である。この信号切り替え回
路14から出力された吐出信号、安定化信号、または停
止信号が圧電素子15に出力される。
【0022】この圧電素子15は、吐出信号または安定
化信号を入力したときは、入力した信号に応じて変位を
生じる。また、この圧電素子15は停止信号を入力した
ときは変位を生じない。
【0023】次に、圧力発生手段の動作について説明す
る。ここでは、記録ヘッドが1ドットを印画する場合に
ついて説明する。図2の電気回路において、まず、安定
化信号発生回路12は、図3Bに示すようなパルス波形
の安定化信号を出力する。図3Bにおいて、パルス波形
の安定化信号は正の電圧を発生している。この正の電圧
の信号は、信号切り替え回路14を経て圧電素子15に
入力する。この結果、圧電素子15に変位を生じ、この
変位によりインク室3内には正の圧力が生じる。ここで
インク室2内に発生した正の圧力は、ノズル部1に存在
するインク先端面2aを動かすには十分な圧力ではある
が、ノズル部1からインク滴が吐出することがない圧力
の範囲とする。
【0024】すなわちこの場合、圧力発生手段は、ノズ
ル部1からインク滴を吐出させない範囲の圧力を発生さ
せることになる。ここで、インク滴は吐出する前に、ノ
ズル部1のインク先端面2aにインク滴が吐出しない程
度の予備的な振動を与えることになる。このインク先端
面2aの振動により、インク先端面2aに存在するイン
クはインク室3内に存在するインクと混合されることに
なり、インク先端面2aで外気と接触していたインクの
一部がインク室3内に拡散し、これに代わりインク室3
内の新しいインクの一部がインク先端面2aを形成する
ことになる。
【0025】なお、ここでは、インク室3内に単一の正
の圧力を生じさせた場合について説明したが、この単一
の正の圧力だけに限るわけではない。すなわち、このほ
かに、例えば単一の負の圧力、複数の正の圧力、複数の
負の圧力、正負をサイクルとする一対の圧力、または正
負をサイクルとする複数の対の圧力を生じさせることも
できる。要するに、ノズル部1からインク滴を吐出させ
ない範囲の圧力を発生させるものであればその形式は問
わないのである。ただし、負の圧力を生じさせるとき
は、ノズル部1を通じてインク室3の中に空気が侵入し
ない程度の大きさとする必要がある。
【0026】図2において、吐出信号発生回路11から
の吐出信号は、信号切り替え回路14に入力している。
この吐出信号に波形は、図3Aに示すとおりである。図
3Aにおいて、パルス波形の吐出信号は正の電圧を発生
している。この正の電圧の吐出信号は、信号切り替え回
路14を経て圧電素子15に入力する。この結果、圧電
素子15に変位を生じ、この変位によりインク室3内に
は正の圧力が生じる。
【0027】ここでインク室3内に発生した正の圧力
は、ノズル部1からインク滴を吐出するのに十分に大き
な圧力とする。すなわちこの場合、圧力発生手段は、ノ
ズル部1からインク滴を吐出させるための圧力を発生さ
せるのである。この結果、ノズル部1からはインク滴が
吐出され、印画されるべきもの例えば紙にこのインク滴
が到達する。また、信号切り替え回路14から上述の吐
出信号または安定化信号が出力されている以外は、停止
信号が出力され圧電素子15は変位を生じない。
【0028】なお、ここでは、圧力発生手段の構成とし
て圧電素子5、振動板4、および圧電素子の変位を制御
する電気回路の構成について説明したが、この構成に限
るわけではない。すなわち、ノズル部1からインクを吐
出させるのに十分な圧力を発生する手段であり、さら
に、ノズル部1のインク先端面2aの乾燥を防ぐのに十
分な振動を与えられるものであり、またさらに、これら
の場合のほかは圧電素子が変位しないよう制御できるも
のであれば、その他の構成をも採用することができるこ
とはもちろんである。
【0029】また、上述した例では、圧電素子が単一の
場合について説明したが、これに限るわけではない。例
えば複数の圧電素子を形成して、上述した動作、すなわ
ち、少なくとも1つの圧電素子が安定化信号を入力して
振動した後に、少なくとも他の1つの圧電素子が、吐出
信号を入力してインクを吐出する圧力を発生するなどの
構成を採ることができることはもちろんである。
【0030】次に、この記録ヘッドを用いた場合の印画
方法について説明する。ここでは、1のノズルを有する
記録ヘッドでシリアル印画を行う場合について説明す
る。すなわち、記録ヘッドは1ラインを1ドットごと印
画する。次に紙を1ライン送り、上と同様に次のライン
を印画する。これを繰り返し、画像を形成していくので
ある。
【0031】以下図5および6に、従来の方法による場
合のドットの状態と、本発明に係る記録ヘッドを用いた
場合のドットの状態を示す。図5は、従来の方法による
印画状態を模式的に示したものであり、印画しないとき
は圧電素子に変位を与える信号を一切入力せず、印画す
る場合のみに吐出信号形を入力する。
【0032】図4は、本発明に係る記録ヘッドを用いた
場合の印画状態を模式的に示したのである。この場合、
印画しないときは圧電素子に吐出信号を入力しないのだ
が、印画する場合は、その直前の印画しない数ドット
に、インク滴が吐出しない程度の予備滴な振動を与える
安定化信号を入力しておき、それに続くドットに通常の
吐出信号を入力する。この図の例では、予備的な振動を
させるドット数は、2ドットである。
【0033】このように印画する場合は、その直前の印
画しない数ドットに、インク滴が吐出しない程度の予備
滴な振動を与える安定化信号を入力しておき、それに続
くドットに通常の吐出信号を入力することにより、常に
安定的にインク滴を吐出させることができる。すなわ
ち、通常印画を休止している状態では、ノズル部に存在
するインク先端面は蒸発してインクの粘度が高くなって
いる。このときインク先端面に予備的な振動を与えるこ
とによって、インク先端面に存在するインクがインク室
内のインクと混ざることによりインク先端面に存在する
インクの粘度が低下する。これにより、インク先端面に
存在するインクを、ノズル部から吐出させることが容易
になる。
【0034】以上のことから、ノズル部からインク滴を
吐出させる前に、ノズル部のインク先端面にインク滴が
吐出しない範囲の予備的な振動を与えることによって、
ノズル部のインクが撹拌され、その部分のインクの乾燥
が防止でき、インクの粘度上昇が抑えられるため、常に
安定したインク物性の状態を保つことができ、それによ
って、常に安定的にインク滴を吐出させることができる
とともに、フラッシングによるインクの無駄遣いの低減
ができる。
【0035】なお、上述の例では、予備的な振動を2ド
ットしたが、これに限るわけではなく、例えば3ドット
以上とすることもできる。ここで、鮮明な印画ができる
ようにするため、ドット数を最適なものとすることがで
きるが、この数は、記録ヘッドの構造、インクの性状な
どにより決めるものである。すなわち、インクの混ざり
易さ、ノズル先端部におけるインクの乾き易さなどによ
り決定される。
【0036】また、圧電素子に吐出信号を入力するとき
以外は、全て安定化信号を圧電素子に入力することもで
きる。すなわち、ノズル部からインク滴を吐出する前に
一定のドット数について安定化信号を入力することを行
うためには、あらかじめ、データをスキャンし、印画の
直前のドットをあらかじめ検出しておく必要がある。こ
のためデータ処理の時間がかかるので、印画しないドッ
トすべてに、インク滴が吐出しない程度の予備滴な振動
を与える安定化信号を入力すれば、その処理もいらなく
なるという大きな利点がある。
【0037】なお、上述して例では、1のノズルを有す
る記録ヘッドにより印画する例を説明したが、これに限
るわけではない。すなわち、マルチノズルを有する記録
ヘッドの場合でも適用することができることはもちろん
である。すなわち、1行ずつ印画する1のノズルを有す
る記録ヘッドによる印画ばかりでなく、数行の印画を同
時に行いながら印画するマルチノズルを有する記録ヘッ
ドの場合でも適用することができる。
【0038】次に、本発明に係る記録ヘッドを用いた方
法により、実際に印画した場合について図6を参照しな
がら説明する。ただし、本発明はこの実際に印画した例
に限定されないことはもちろんである。図6Bは、従来
の方法により印画した結果である。ここでは、印画しな
いときは圧電素子に変位を与える信号を一切入力せず、
印画する場合のみ吐出信号を入力している。
【0039】ここで記録ヘッドは、図面上縦方向の1行
を印画しながら、図面上左から右の方向に移動してい
る。図からわかるように、印画の初めの部分を見ると圧
電素子が各ドットについて吐出信号を入力しているにも
かかわらず、実際にインクが吐出されているのはわずか
である。これは印画する前に予備的振動がないのでノズ
ル部に存在するインク先端面が乾燥し粘度が高くなって
おり、インク滴が出たり出なかったりするためである。
しかし、印画が進むにつれインク滴が吐出する数が増加
しており、途中からは全てのドットにおいてインク滴が
吐出されている。これは印画が進むにつれ、乾燥して粘
度が高くなったインクが吐出されて少なくなると同時
に、印画中に吐出の圧力がノズル部のインク先端部に多
数回作用することにより、インク先端面に存在するイン
クがその圧力により徐々にインク室内に存在するインク
と混ざることによりインク先端面に存在するインクの粘
度が小さくなり、インクが吐出しやすくなったためであ
る。
【0040】これに対して、本発明に係る記録ヘッドを
用いた印画状態は、図6Aに示すような結果となってい
る。この場合、印画しないときは圧電素子を変位させる
信号を入力しないのだが、印画する場合、その直前の印
画しない数ドットに、インク滴が吐出しない程度の予備
滴な振動を与える安定化信号を入力しておき、それに続
くドットに通常の吐出信号を入力している。ここでは、
吐出信号を入力する前に安定化信号を入力し、インク先
端面に予備的振動を与えているので、印画においては最
初の部分から鮮明な印画状態となっている。
【0041】なお、本発明に係るインクジェットプリン
タ用記録ヘッドを用いる印画方法は、紙ばかりでなく、
オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用フィルム、ま
たは布などにも適用することができる。すなわち、一般
的なインクジェットプリンタ用記録ヘッドが適用できる
ものに対しても十分な範囲で適用できる。また、本発明
に係るインクジェットプリンタ用記録ヘッドは、一般的
に存在する全てのインクジェットプリンタに適用できる
ことはもちろんである。
【0042】次に、インクジェットプリンタ用記録ヘッ
ドに係る発明の実施の形態の他の例について図7〜図9
を参照しながら説明する。図7は、本発明に係るインク
ジェットプリンタ用記録ヘッドの他の例を模式的に表現
したものである。図において、インク滴を吐出するため
のノズル部1と、ノズル部1にインク2を供給するイン
ク室3は、上述した例と同様である。
【0043】本例のインクジェットプリンタ用記録ヘッ
ド7においては、インク室3の容積を変化させることに
よりインク室3内のインク2に正または負の圧力を与え
る圧力発生手段を2個設けたことが特徴となっている。
すなわち、この2個の圧力発生手段がそれぞれの圧電素
子を変位させることにより、インク室3の容積を変化さ
せてインク室3内に存在するインクに対して圧力を発生
させるのである。
【0044】2つの圧力発生手段のうち1つの圧力発生
手段は、ノズル部1からインク滴を吐出させない範囲の
圧力を発生させるものである。ここで、圧電素子と振動
板は上述した例と同様であり、また圧電素子は、単層
型、積層型いずれでも良い。また、もう1つの圧力発生
手段は、ノズル部1からインク滴を吐出させるための圧
力を発生させるものである。ここでも、圧電素子と振動
板は上述した例と同様である。
【0045】次に、圧力発生手段のもう一つの構成であ
る電気回路について図8を参照しながら説明する。図に
おいて、吐出信号発生回路11は、上述の例と同様に、
記録ヘッドのノズル部1からインク滴を吐出するのに必
要な圧力を発生させるために、必要な圧電素子15の変
位を与えるのに十分な電圧を発生させるための吐出信号
を出力する回路である。また、停止信号発生回路13
は、上述の例と同様に、印画中に吐出信号を必要としな
いときに、圧電素子15の変位を生じさせないための停
止信号を出力する回路である。
【0046】図において、上述の吐出信号および停止信
号は、信号切り替え回路14に入力する。この信号切り
替え回路14においては、入力した吐出信号または停止
信号のうちどの信号を出力するかを制御する回路であ
る。
【0047】この信号切り替え回路14から出力された
吐出信号または停止信号は圧電素子15に入力する。こ
の圧電素子15は、吐出信号を入力したときは、入力し
た信号に応じて変位を生じる。また、停止信号を入力し
たときは変位を生じない。
【0048】図において、安定化信号発生回路12は、
上述した例と同様に、ノズル部1のインク先端面2aの
乾燥を防止するのに必要な圧力を生じさせるのに、必要
な圧電素子16に変位を与えるための電圧を発生させる
ための安定化信号を出力する回路である。圧電素子16
は、安定化信号を入力したときは、入力した信号に応じ
て、変位を生じる。
【0049】次に、圧力発生手段の動作について説明す
る。図8の電気回路において、安定化信号発生回路12
は、図9Bに示すようなパルス波形の安定化信号を出力
している。図9Bにおいて、パルス波形の安定化信号は
正の電圧を発生している。この正の電圧の信号は圧電素
子16に入力する。この結果、圧電素子16に変位を生
じ、この変位によりインク室3内には正の圧力が生じ
る。ここで発生した正の圧力は、ノズル部1に存在する
インク先端面2aを動かすには十分な圧力ではあるが、
ノズル部1からインク滴が吐出することがない範囲とす
る。すなわち、この圧力発生手段は、ノズル部1からイ
ンク滴を吐出させない範囲の圧力を発生させることにな
る。
【0050】このように2つの圧力発生手段のうち1つ
の圧力発生手段は、ノズル部1のインク先端面2aにイ
ンク滴が吐出しない程度の振動を与えることになる。す
なわち、1つの圧電素子16に、ノズル部1のインク先
端面2aに存在するインク滴が吐出しない程度の振動を
与える安定化信号を印画プロセス中は常時入力してお
き、ノズル部1のインク先端面2aの状態を安定化させ
ておくのである。
【0051】このインク先端面2aにインク滴が吐出し
ない程度の振動を与えるにより、インク先端面2aに存
在するインクはインク室3内に存在するインクと混合さ
れることになり、インク先端面2aで外気と接触してい
たインクがインク室内に拡散し、新しいインクがインク
先端面を形成することになる。
【0052】なお、ここでは、インク室内に単一の正の
圧力を生じさせた場合について説明したが、この単一の
正の圧力だけに限るわけではない。すなわち、このほか
に、例えば単一の負の圧力、複数の正の圧力、複数の負
の圧力、正負をサイクルとする一対の圧力、または正負
をサイクルとする複数の対の圧力を生じさせることもで
きる。このように、ノズル部からインク滴を吐出させな
い範囲の圧力を発生させるものであればその形式は問わ
ないのである。ただし、負の圧力を生じさせるときは、
ノズル部1を通じてインク室3の中に空気が侵入しない
程度の大きさとする必要がある。
【0053】また、安定化信号発生回路12から出力さ
れる安定化信号は、常時発生させている。すなわち、イ
ンク滴を吐出していないときはもちろん、インク滴を吐
出しているときも同時に安定化信号を出力している。し
たがって、この場合は圧電素子16は、常時圧力を発生
している。ただし、この発生された圧力は、印画の際の
吐出圧力にマイナスの影響を出さない範囲のものとする
必要がある。
【0054】また、安定化信号回路12から出力する安
定化信号は、このように常時発生させる場合に限定され
ない。すなわち、例えば1ドットおきに発生させると
か、数ドットごとに発生させるとか、または、その他の
パターンにより出力することもできる。要するに、吐出
信号発生回路11から出力される吐出信号とは独立に安
定化信号を発生し、その発生した安定化信号に応じて圧
電素子により圧力を発生させ、この圧力がノズル部での
インクの乾燥を防止するのに十分なものであればどのよ
うな形式の安定化信号を出力しても、目的を達成するこ
とができるのである。
【0055】図8において、吐出信号発生回路11から
吐出信号が信号切り替え回路14に入力している。この
吐出信号の波形は図9Aに示すとおりである。図9Aに
おいて、パルス波形の吐出信号は正の電圧を発生してい
る。この正の電圧の信号は、信号切り替え回路14を経
て圧電素子15に入力する。この結果、圧電素子15に
変位を生じ、この変位によりインク室2内には正の圧力
が生じる。ここで発生した正の圧力は、ノズル部1から
インク滴を吐出するのに十分大きな圧力とする。すなわ
ち、この場合、2つの圧力発生手段のうち残りの1つの
圧力発生手段は、ノズル部からインク滴を吐出させるた
めの圧力を発生させるのである。この結果、ノズル部1
からは、インク滴が吐出され印画されるべきもの例えば
紙に到達する。また、信号切り替え回路14から上述の
吐出信号が出力されている以外は停止信号が出力され、
圧電素子15は変位を生じない。
【0056】なお、ここでは、圧力発生手段の構成とし
て圧電素子5、振動板4、および圧電素子の変位を制御
する電気回路の構成について説明したが、この構成に限
るわけではない。すなわち、インクを吐出させるのに十
分な圧力発生手段であり、さらに、ノズル部1のインク
先端面2aに振動を与えるものであり、さらにまた、こ
れらの場合の他は圧電素子が変位しないよう制御できる
ものであれば、その他の構成をも採用することができる
ことはもちろんである。
【0057】また、上述した例では、安定化の圧力を発
生する圧力発生手段が1つで、また吐出する圧力を発生
する圧力発生手段が1つの場合について説明したが、こ
れに限るわけではない。例えば安定化の圧力を発生する
圧力発生手段が2つ以上で、かつ(または)、吐出する
圧力を発生する圧力発生手段が2つ以上であっても良
い。すなわち、複数の圧力発生手段があり、これらのう
ち少なくとも1つの圧力発生手段が、ノズル部1からイ
ンク滴を吐出させない範囲の圧力を発生させ、残りの少
なくとも1つの圧力発生手段が、ノズル部1からインク
滴を吐出させるための圧力を発生させるようにしても良
いことはもちろんである。
【0058】このように、ノズル部からインク滴を吐出
させるのとは独立に、ノズル部のインク先端面にインク
滴が吐出しない範囲の振動を与えることによって、ノズ
ル部のインクが撹拌され、その部分のインクの乾燥が防
止でき、インクの粘度上昇が抑えられるため、常に安定
したインク物性の状態を保つことができる。
【0059】この構成にすると、吐出用圧電素子の駆動
は通常と同じ印画データによりオン/オフ制御をする
が、安定化用圧電素子に入力する安定化信号は、印画デ
ータによらず印画時のみオンするような制御でよいの
で、マルチノズルにした場合は、すべての安定化用圧電
素子で共通化できる。したがって、上述した例のような
安定化信号と吐出信号を切り替える場合よりよも、駆動
回路を簡素化できる。すなわち、図2の例で示した電気
回路に比較して、本例の電気回路は簡素化できるのであ
る。
【0060】このように本発明では、2個以上の圧力発
生手段を用いることで、少なくとも1つの圧力発生手段
を、吐出用圧力発生手段と独立した補助圧力発生手段と
して用いることができる。その補助圧力発生手段によっ
て、ノズル部のインク先端面にインク滴が吐出しない程
度の振動を与えることで、ノズル先端部のインクが撹拌
され、その部分のインクの乾燥が防止でき、インクの粘
度上昇が抑えられるため、残りの少なくとも1つの圧力
発生手段で、常に安定的にインクを吐出させることがで
きるとともに、フラッシングによるインクの無駄遣いを
低減できる。
【0061】また、吐出用の圧力発生手段と安定化用の
圧力発生手段が独立しているので、駆動回路が簡素化で
きる。それによって、信号切り換えのチャンネル数が減
るので、チップ面積が小さくでき、コストダウンを図る
ことができる。また、吐出用圧電素子と安定化用圧電素
子を分けることで、吐出と安定化振動を1枚の圧電素子
で行うよりも、圧電素子の寿命を長くすることができ
る。
【0062】なお、上述して例では、1のノズルを有す
る記録ヘッドにより印画する例を説明したが、これに限
るわけではなく、マルチノズルを有する記録ヘッドの場
合でも適用することができることはもちろんである。す
なわち、1行ずつ印画する1のノズルを有する記録ヘッ
ドによる印画ばかりでなく、数行の印画を同時に行いな
がら印画するマルチノズルを有する記録ヘッドの場合で
も適用することができる。この場合は上述したように、
安定化信号を、安定化振動を発生する圧電素子に共通に
入力することができ、回路上の簡素化の利点を大きく生
かすことができる。
【0063】次に、この方法により、実際に印画した場
合について説明する。ただし、本発明はこの実際の例に
限定されることではない。本発明の記録ヘッドを用いた
印画は、図6Aで説明したと同様な結果となっている。
この場合、印画するときは、常時インク滴が吐出しない
程度の振動を与える安定化信号を入力しているので、印
画においては最初の部分から鮮明な印画状態となってい
る。
【0064】なお、本発明に係るインクジェットプリン
タ用記録ヘッドを用いる印画方法は、紙ばかりでなく、
オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用フィルム、ま
たは布などにも適用することができる。すなわち、一般
的なインクジェットプリンタ用記録ヘッドが適用できる
ものに対しても十分な範囲で適用できる。また、本発明
に係るインクジェットプリンタ用記録ヘッドは、一般的
に存在する全てのインクジェットプリンタに適用できる
ことはもちろんである。
【0065】なお、本発明は上述の実施の形態に限らず
本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以下に記載されるような効果
を奏する。圧力発生手段が、ノズル部からインク滴を吐
出させない範囲の圧力を発生させ、その後にノズル部か
らインク滴を吐出させるための圧力を発生させることに
より、安定的にインク滴を吐出させることができる。
【0067】また、複数の圧力発生手段のうち少なくと
も1つの圧力発生手段が、ノズル部からインク滴を吐出
させない範囲の圧力を発生させ、残りの少なくとも1つ
の圧力発生手段が、ノズル部からインク滴を吐出させる
ための圧力を発生させることにより、安定的にインクを
吐出させることができるとともに、圧力発生手段の電気
回路を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタ用記録ヘッドに係る発
明の実施の形態の例を示す断面図である。
【図2】本発明に係るインクジェットプリンタ用記録ヘ
ッドに用いる電気回路の構成を示す図である。
【図3】本発明に係るインクジェットプリンタ用記録ヘ
ッドの電気回路において、出力する吐出信号および安定
化信号の波形を示す図である。
【図4】本発明に係るインクジェットプリンタ用記録ヘ
ッドを用いた場合の印画状態を模式的に示した図であ
る。
【図5】従来のインクジェットプリンタ用記録ヘッドを
用いた場合の印画状態を模式的に示した図である。
【図6】本発明に係る記録ヘッドを用いた方法により実
際に印画した場合の印画状態、および従来の方法により
印画した場合の印画状態を示す図である。
【図7】インクジェットプリンタ用記録ヘッドに係る発
明の実施の形態の他の例を示す断面図である。
【図8】本発明に係るインクジェットプリンタ用記録ヘ
ッドの他の例に用いる電気回路の構成を示す図である。
【図9】本発明に係るインクジェットプリンタ用記録ヘ
ッドの他の例の電気回路において、出力する吐出信号お
よび安定化信号の波形を示す図である。
【符号の説明】
1‥‥ノズル部、2‥‥インク、2a‥‥インク先端
面、3‥‥インク室、4‥‥振動板、5,6‥‥圧電素
子、7‥‥インクジェットプリンタ用記録ヘッド、11
‥‥吐出信号発生回路、12‥‥安定化信号発生回路、
13‥‥停止信号発

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出するためのノズル部と、 ノズル部にインクを供給するインク室と、 インク室の容積を変化させることによりインク室内のイ
    ンクに正または負の圧力を与える圧力発生手段とを有す
    るインクジェットプリンタ用記録ヘッドにおいて、 上記圧力発生手段は、上記ノズル部からインク滴を吐出
    させない範囲の圧力を発生させ、その後にノズル部から
    インク滴を吐出させるための圧力を発生させることを特
    徴とするインクジェットプリンタ用記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 インク滴を吐出するためのノズル部と、 ノズル部にインクを供給するインク室とを有するインク
    ジェットプリンタ用記録ヘッドにおいて、 上記インクジェットプリンタ用記録ヘッドは、インク室
    の容積を変化させることによりインク室内のインクに正
    または負の圧力を与える圧力発生手段を複数有し、 これらのうち少なくとも1つの圧力発生手段が、上記ノ
    ズル部からインク滴を吐出させない範囲の圧力を発生さ
    せ、 残りの少なくとも1つの圧力発生手段が、ノズル部から
    インク滴を吐出させるための圧力を発生させることを特
    徴とするインクジェットプリンタ用記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 インク滴を吐出するためのノズル部と、
    ノズル部にインクを供給するインク室と、インク室の容
    積を変化させることによりインク室内のインクに正また
    は負の圧力を与える圧力発生手段とを有するインクジェ
    ットプリンタ用記録ヘッドを用いる印画方法において、 上記圧力発生手段は、上記ノズル部からインク滴を吐出
    させない範囲の圧力を発生させ、その後にノズル部から
    インク滴を吐出させるための圧力を発生させることを特
    徴とするインクジェットプリンタ用記録ヘッドを用いる
    印画方法。
  4. 【請求項4】 インク滴を吐出するためのノズル部と、
    ノズル部にインクを供給するインク室とを有するインク
    ジェットプリンタ用記録ヘッドを用いる印画方法におい
    て、 上記インクジェットプリンタ用記録ヘッドは、インク室
    の容積を変化させることによりインク室内のインクに正
    または負の圧力を与える圧力発生手段を複数有し、 これらのうち少なくとも1つの圧力発生手段が、上記ノ
    ズル部からインク滴を吐出させない範囲の圧力を発生さ
    せ、 残りの少なくとも1つの圧力発生手段が、ノズル部から
    インク滴を吐出させるための圧力を発生させることを特
    徴とするインクジェットプリンタ用記録ヘッドを用いる
    印画方法。
  5. 【請求項5】 インク滴を吐出するためのノズル部と、
    ノズル部にインクを供給するインク室と、インク室の容
    積を変化させることによりインク室内のインクに正また
    は負の圧力を与える圧力発生手段とを有する記録ヘッド
    を備えたインクジェットプリンタにおいて、 上記圧力発生手段は、上記ノズル部からインク滴を吐出
    させない範囲の圧力を発生させ、その後にノズル部から
    インク滴を吐出させるための圧力を発生させることを特
    徴とするインクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 インク滴を吐出するためのノズル部と、
    ノズル部にインクを供給するインク室とを有する記録ヘ
    ッドを備えたインクジェットプリンタにおいて、 上記インクジェットプリンタ用記録ヘッドは、インク室
    の容積を変化させることによりインク室内のインクに正
    または負の圧力を与える圧力発生手段を複数有し、 これらのうち少なくとも1つの圧力発生手段が、上記ノ
    ズル部からインク滴を吐出させない範囲の圧力を発生さ
    せ、 残りの少なくとも1つの圧力発生手段が、ノズル部から
    インク滴を吐出させるための圧力を発生させることを特
    徴とするインクジェットプリンタ。
JP7589098A 1998-03-24 1998-03-24 インクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタ Pending JPH11268264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7589098A JPH11268264A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 インクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7589098A JPH11268264A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 インクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11268264A true JPH11268264A (ja) 1999-10-05

Family

ID=13589369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7589098A Pending JPH11268264A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 インクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11268264A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370352A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 印刷装置及び発光装置の作製方法
US7195327B2 (en) 2003-02-12 2007-03-27 Konica Minolta Holdings, Inc. Droplet ejection apparatus and its drive method
US7247198B2 (en) 2002-03-20 2007-07-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Water base for ink-jet recording and ink-jet recording method
US7762650B2 (en) 2003-06-17 2010-07-27 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing ink jet head and ink jet head

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370352A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 印刷装置及び発光装置の作製方法
US8632166B2 (en) 2001-06-15 2014-01-21 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Printing device and method of manufacturing a light emitting device
US7247198B2 (en) 2002-03-20 2007-07-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Water base for ink-jet recording and ink-jet recording method
US7195327B2 (en) 2003-02-12 2007-03-27 Konica Minolta Holdings, Inc. Droplet ejection apparatus and its drive method
US7762650B2 (en) 2003-06-17 2010-07-27 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing ink jet head and ink jet head

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6746100B2 (en) Ink jet recording apparatus and maintenance method
US6174038B1 (en) Ink jet printer and drive method therefor
EP1034934B1 (en) Ink jet printer and method of controlling it
US8403441B2 (en) Liquid ejecting apparatus and control method thereof for restoring an ejection capability
JP2015214150A (ja) 少なくとも1つの印刷機器を有するインク式印刷システムの印刷動作中における振動動作及びリフレッシュ動作を制御するための方法
JP2000168103A (ja) インクジェットヘッドの駆動方法及び駆動装置
JPS5962158A (ja) ドロツプオンデマンド式インクジエツトプリンタ
JP2001026107A (ja) インクジェット記録ヘッドの駆動方法及び駆動装置
JP3587111B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP3056191B1 (ja) インクジェット式プリンタ用ヘッドの駆動装置および方法
JPWO2001062498A1 (ja) インクジェット記録装置
US7234789B2 (en) Apparatus for ejecting droplets, actuator controller used in the apparatus, and method for controlling the actuator
JP2000168071A (ja) インクジェットプリンタのプリントヘッド駆動方法およびプリントヘッド駆動装置
JPH11268264A (ja) インクジェットプリンタ用記録ヘッドおよびこれを用いる印画方法、並びに、インクジェットプリンタ
JP2785727B2 (ja) インクジェット式プリントヘッド及びその駆動方法
JP2002036594A (ja) インクジェット記録装置
JPH02184449A (ja) インクジェットヘッドの駆動装置
JP2001225485A (ja) 液体噴射装置
JP2785701B2 (ja) インクジェット式プリンタヘッド及びその駆動方法
JPH10278302A (ja) インクジェット記録装置
JPH09169111A (ja) インクジェットプリンタ
JPH03253345A (ja) インクジェットヘッド駆動方法
JP3731693B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2004188932A (ja) インクジェットヘッドの駆動方法
JP2002029067A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20041206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Effective date: 20071105

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071112

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20071207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912