JPH11268321A - 記録用電極体の再生方法 - Google Patents
記録用電極体の再生方法Info
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- JPH11268321A JPH11268321A JP7586898A JP7586898A JPH11268321A JP H11268321 A JPH11268321 A JP H11268321A JP 7586898 A JP7586898 A JP 7586898A JP 7586898 A JP7586898 A JP 7586898A JP H11268321 A JPH11268321 A JP H11268321A
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Landscapes
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録用電極体に設けられたコート層が磨耗し
て使用不能になった場合に、使用可能である絶縁基板及
びIC等を無駄にすることなく簡単かつ低コストで記録
用電極体を再生する。 【解決手段】 記録用電極体1の裏面洗浄工程をウェッ
トブラスト加工を用いて行い、記録用電極体裏面の帯電
防止コート層の残りや、固着したトナー等を取り除き、
記録用電極体裏面を平滑にする。次に、記録用電極体の
制御電極4が設けられている面に密着させてコート液吸
収シート30を配置し、記録用電極体1の制御電極4の
設置面と反対面から帯電防止コート液32を塗布する。
吸収シート30を取り、帯電防止コート液32が乾燥固
化すると、帯電防止コート層がアパチャ内壁面、及び絶
縁シート2のトナー担持ローラとの接触面上に形成され
る。
て使用不能になった場合に、使用可能である絶縁基板及
びIC等を無駄にすることなく簡単かつ低コストで記録
用電極体を再生する。 【解決手段】 記録用電極体1の裏面洗浄工程をウェッ
トブラスト加工を用いて行い、記録用電極体裏面の帯電
防止コート層の残りや、固着したトナー等を取り除き、
記録用電極体裏面を平滑にする。次に、記録用電極体の
制御電極4が設けられている面に密着させてコート液吸
収シート30を配置し、記録用電極体1の制御電極4の
設置面と反対面から帯電防止コート液32を塗布する。
吸収シート30を取り、帯電防止コート液32が乾燥固
化すると、帯電防止コート層がアパチャ内壁面、及び絶
縁シート2のトナー担持ローラとの接触面上に形成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、プロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成
装置に使用する記録用電極体の再生方法に関するもので
ある。
タ、プロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成
装置に使用する記録用電極体の再生方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置の1つとして、
複数の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された
記録用電極体を用いて、その電極に対して画像データに
基いて電圧を印加し、トナー粒子がアパチャを通過し得
るよう制御して、通過したトナー粒子により記録媒体上
に画像を形成するものが、米国特許第3689935号
の明細書及び図面において開示されている。この画像形
成装置は、絶縁体よりなる平板と、この平板の一方の面
に形成される連続した基準電極と、他方の面に形成され
る互いに絶縁された複数の制御電極とからなり、各制御
電極毎に前記3者を貫いて少なくも1列のアパチャが形
成された記録用電極体と、基準電極と制御電極との間に
選択的に電位を与える手段と、印加された電位によって
アパチャを通過するトナー粒子の流れが変調されるよう
帯電したトナー粒子を供給するトナー供給手段と、記録
媒体と記録用電極体が相対的に移動し得るよう記録媒体
を粒子流路中に位置決めする手段とから構成されてい
る。また、例えば、特開平6−79907号公報には、
記録用電極体の記録媒体側に制御電極が設けられてい
て、記録用電極体をトナー担持ローラに接触させるよう
に配設した画像形成装置が開示されている。
複数の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された
記録用電極体を用いて、その電極に対して画像データに
基いて電圧を印加し、トナー粒子がアパチャを通過し得
るよう制御して、通過したトナー粒子により記録媒体上
に画像を形成するものが、米国特許第3689935号
の明細書及び図面において開示されている。この画像形
成装置は、絶縁体よりなる平板と、この平板の一方の面
に形成される連続した基準電極と、他方の面に形成され
る互いに絶縁された複数の制御電極とからなり、各制御
電極毎に前記3者を貫いて少なくも1列のアパチャが形
成された記録用電極体と、基準電極と制御電極との間に
選択的に電位を与える手段と、印加された電位によって
アパチャを通過するトナー粒子の流れが変調されるよう
帯電したトナー粒子を供給するトナー供給手段と、記録
媒体と記録用電極体が相対的に移動し得るよう記録媒体
を粒子流路中に位置決めする手段とから構成されてい
る。また、例えば、特開平6−79907号公報には、
記録用電極体の記録媒体側に制御電極が設けられてい
て、記録用電極体をトナー担持ローラに接触させるよう
に配設した画像形成装置が開示されている。
【0003】上記画像形成装置に用いられる記録用電極
体は、トナー供給手段と対向する側の面に、ポリイミド
インクにカーボンが分散された帯電防止コート液が塗布
され、この塗布された帯電防止コート液を乾燥させるこ
とで帯電防止コート層が設けられている。
体は、トナー供給手段と対向する側の面に、ポリイミド
インクにカーボンが分散された帯電防止コート液が塗布
され、この塗布された帯電防止コート液を乾燥させるこ
とで帯電防止コート層が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の記録用電極体は、帯電防止コート層が設
けられた面に、トナー供給手段から供給されてくるトナ
ーが固着すると、コート面がダメージを受ける。また、
トナー担持ローラが接触する構成の記録用電極体では、
記録用電極体とトナー担持ローラとの接触部分において
帯電防止コート層が磨耗すると、ベースの絶縁性フィル
ムがトナー担持ローラと接触して帯電し、この帯電電荷
によってトナーの電界制御が乱され、記録画像が乱れる
という問題がある。このように、記録用電極体の帯電防
止コート層がダメージを受けることによって、記録用電
極体自体の使用が不可能となり、記録用電極体自体の寿
命が決定され、この寿命がくると記録用電極が廃棄され
るが、記録用電極体には、高価な駆動ICが多数搭載さ
れており、コスト的に遙かに安い帯電防止コート層がダ
メージを受けるだけで、未だ使用可能なICの搭載され
た記録用電極体が廃棄されてしまい、資源が無駄になる
という問題がある。
たような従来の記録用電極体は、帯電防止コート層が設
けられた面に、トナー供給手段から供給されてくるトナ
ーが固着すると、コート面がダメージを受ける。また、
トナー担持ローラが接触する構成の記録用電極体では、
記録用電極体とトナー担持ローラとの接触部分において
帯電防止コート層が磨耗すると、ベースの絶縁性フィル
ムがトナー担持ローラと接触して帯電し、この帯電電荷
によってトナーの電界制御が乱され、記録画像が乱れる
という問題がある。このように、記録用電極体の帯電防
止コート層がダメージを受けることによって、記録用電
極体自体の使用が不可能となり、記録用電極体自体の寿
命が決定され、この寿命がくると記録用電極が廃棄され
るが、記録用電極体には、高価な駆動ICが多数搭載さ
れており、コスト的に遙かに安い帯電防止コート層がダ
メージを受けるだけで、未だ使用可能なICの搭載され
た記録用電極体が廃棄されてしまい、資源が無駄になる
という問題がある。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、記録用電極体に設けられた帯電
防止コート層が磨耗して使用不能になった場合に、使用
可能であるIC等の回路を無駄にすることなく記録用電
極体を再生する方法を提供することを目的とする。
になされたものであり、記録用電極体に設けられた帯電
防止コート層が磨耗して使用不能になった場合に、使用
可能であるIC等の回路を無駄にすることなく記録用電
極体を再生する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1に記載の記録用電極体の再生方法は、絶縁
性基板と、この絶縁性基板を貫く複数の開口部と、この
絶縁性基板の表面に備えられ複数の開口部のそれぞれの
周辺に設けられた制御電極と、この制御電極が設けられ
ている絶縁性基板面の裏面に設けられたコート層とから
構成される記録用電極体を再生する方法であって、コー
ト層又は/及びコート層に付着した付着物質を絶縁性基
板から除去する第1の工程と、第1の工程において除去
処理がなされた側の絶縁性基板面に新たなコート層を設
ける第2の工程とを備えたものである。
めに請求項1に記載の記録用電極体の再生方法は、絶縁
性基板と、この絶縁性基板を貫く複数の開口部と、この
絶縁性基板の表面に備えられ複数の開口部のそれぞれの
周辺に設けられた制御電極と、この制御電極が設けられ
ている絶縁性基板面の裏面に設けられたコート層とから
構成される記録用電極体を再生する方法であって、コー
ト層又は/及びコート層に付着した付着物質を絶縁性基
板から除去する第1の工程と、第1の工程において除去
処理がなされた側の絶縁性基板面に新たなコート層を設
ける第2の工程とを備えたものである。
【0007】上記構成においては、トナー等の付着物質
によりダメージを受けたコート層を絶縁性基板から除去
し、このコート層を除去した絶縁基板面に新たなコート
層を設けるので、コート層がダメージを受けることによ
り使用不可能となっていた記録用電極体を再利用するこ
とができる。
によりダメージを受けたコート層を絶縁性基板から除去
し、このコート層を除去した絶縁基板面に新たなコート
層を設けるので、コート層がダメージを受けることによ
り使用不可能となっていた記録用電極体を再利用するこ
とができる。
【0008】更に、請求項2に記載の記録用電極体の再
生方法は、請求項1に記載の記録用電極体の再生方法で
あって、第1の工程における、コート層又は/及びコー
ト層に付着した付着物質の絶縁性基板からの除去をウェ
ットブラスト加工によって行うものである。
生方法は、請求項1に記載の記録用電極体の再生方法で
あって、第1の工程における、コート層又は/及びコー
ト層に付着した付着物質の絶縁性基板からの除去をウェ
ットブラスト加工によって行うものである。
【0009】上記構成においては、ダメージを受けたコ
ート層の絶縁性基板からの除去をウェットブラスト加工
によって行うので、サンドブラスト加工のように、直接
砥粒を試料に吹き付けることなく、水を介してやさしく
試料に吹き付けることができるとともに、常に試料が水
によって冷却されているために、試料の加工変形及び熱
変形が少なくて済む。
ート層の絶縁性基板からの除去をウェットブラスト加工
によって行うので、サンドブラスト加工のように、直接
砥粒を試料に吹き付けることなく、水を介してやさしく
試料に吹き付けることができるとともに、常に試料が水
によって冷却されているために、試料の加工変形及び熱
変形が少なくて済む。
【0010】更に、請求項3に記載の記録用電極体の再
生方法は、請求項1又は請求項2に記載の記録用電極体
の再生方法であって、新たなコート層は、帯電防止コー
ト層であるものである。
生方法は、請求項1又は請求項2に記載の記録用電極体
の再生方法であって、新たなコート層は、帯電防止コー
ト層であるものである。
【0011】上記構成においては、ダメージを受けたコ
ート層の除去後に帯電防止コート層を新たに設けるの
で、トナー担持ローラ等のトナー供給手段と絶縁性基板
とが接触して帯電するといった事態を確実に回避するこ
とができる。
ート層の除去後に帯電防止コート層を新たに設けるの
で、トナー担持ローラ等のトナー供給手段と絶縁性基板
とが接触して帯電するといった事態を確実に回避するこ
とができる。
【0012】更に、請求項4に記載の記録用電極体の再
生方法は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記
録用電極体の再生方法であって、第2の工程において、
開口部の内壁面にも新たなコート層を設けるようにした
ものである。
生方法は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記
録用電極体の再生方法であって、第2の工程において、
開口部の内壁面にも新たなコート層を設けるようにした
ものである。
【0013】上記構成においては、開口部の内壁面にも
コート層が形成されるので、画像形成装置に当該記録用
電極体を再搭載したときに、トナー供給手段から供給さ
れるトナーとごく近接する全ての部分に帯電防止コート
層が設けられることになり、トナーの電界制御をより正
確に行うことができる。
コート層が形成されるので、画像形成装置に当該記録用
電極体を再搭載したときに、トナー供給手段から供給さ
れるトナーとごく近接する全ての部分に帯電防止コート
層が設けられることになり、トナーの電界制御をより正
確に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
記録用電極体の再生方法について図面を参照して説明す
る。図1は上記記録用電極体が備えられた画像形成装置
の概要を示す図である。電極体としての記録用電極体1
の上側には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面電極
ローラ22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配設さ
れており、上記間隙に挿入される記録媒体20を搬送し
得るように構成されている。また、記録用電極体1の下
側には、記録用電極体1の長手方向に沿って、トナー供
給装置10が配設されており、更には、搬送ローラ19
及び矢印D方向に回転する背面電極ローラ22によっ
て、矢印C方向に搬送される記録媒体20の搬送先には
定着装置26が配設されている。
記録用電極体の再生方法について図面を参照して説明す
る。図1は上記記録用電極体が備えられた画像形成装置
の概要を示す図である。電極体としての記録用電極体1
の上側には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面電極
ローラ22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配設さ
れており、上記間隙に挿入される記録媒体20を搬送し
得るように構成されている。また、記録用電極体1の下
側には、記録用電極体1の長手方向に沿って、トナー供
給装置10が配設されており、更には、搬送ローラ19
及び矢印D方向に回転する背面電極ローラ22によっ
て、矢印C方向に搬送される記録媒体20の搬送先には
定着装置26が配設されている。
【0015】次に、上記各構成要素の詳細を説明する。
トナー供給装置10は、装置全体のハウジングを兼ね、
トナー16を収納するトナーケース11と、供給ローラ
12と、トナー担持ローラ14と、トナー層規制ブレー
ド18とから構成されている。トナー担持ローラ14は
トナー16を担持し、記録用電極体1に向かって搬送す
るものであり、供給ローラ12は、トナー担持ローラ1
4に対してトナー16を供給するものである。供給ロー
ラ12とトナー担持ローラ14は、図に示す矢印A方
向,B方向に回転可能にトナーケース11に支持されて
おり、両者は表面が接した状態で平行に配設されてい
る。また、トナー層規制ブレード18は、トナー担持ロ
ーラ14に担持されるトナー16の量がローラ面上で均
一になるよう調整するとともに、そのトナー16を均一
に帯電させるためのものであり、トナー担持ローラ14
に圧接されている。なお、トナー担持ローラ14及び電
極アレイ1にはこれらの動作制御のための制御電圧印加
回路8が接続され、背面電極ローラ22には電圧印加の
ための直流電源24が接続されている。
トナー供給装置10は、装置全体のハウジングを兼ね、
トナー16を収納するトナーケース11と、供給ローラ
12と、トナー担持ローラ14と、トナー層規制ブレー
ド18とから構成されている。トナー担持ローラ14は
トナー16を担持し、記録用電極体1に向かって搬送す
るものであり、供給ローラ12は、トナー担持ローラ1
4に対してトナー16を供給するものである。供給ロー
ラ12とトナー担持ローラ14は、図に示す矢印A方
向,B方向に回転可能にトナーケース11に支持されて
おり、両者は表面が接した状態で平行に配設されてい
る。また、トナー層規制ブレード18は、トナー担持ロ
ーラ14に担持されるトナー16の量がローラ面上で均
一になるよう調整するとともに、そのトナー16を均一
に帯電させるためのものであり、トナー担持ローラ14
に圧接されている。なお、トナー担持ローラ14及び電
極アレイ1にはこれらの動作制御のための制御電圧印加
回路8が接続され、背面電極ローラ22には電圧印加の
ための直流電源24が接続されている。
【0016】図2は記録用電極体1の斜視図である。記
録用電極体1は、厚さ25μmの絶縁性基板としてのポ
リイミド製の絶縁シート2に直径100μmの複数の穴
としてのアパチャ(開口部)6が1列に形成され、且つ
上面に厚さ8μmの導線部としての制御電極4が各アパ
チャ6毎に形成されたものである。記録用電極体1は、
図1に示すように記録媒体20側に制御電極4を対向さ
せた状態で、絶縁シート2のアパチャ位置でトナー担持
ローラ14に対して圧接されている。記録用電極体1に
は、少なくともトナー担持ローラ14に圧接する部分
に、帯電防止コート層5が一面に設けられている。
録用電極体1は、厚さ25μmの絶縁性基板としてのポ
リイミド製の絶縁シート2に直径100μmの複数の穴
としてのアパチャ(開口部)6が1列に形成され、且つ
上面に厚さ8μmの導線部としての制御電極4が各アパ
チャ6毎に形成されたものである。記録用電極体1は、
図1に示すように記録媒体20側に制御電極4を対向さ
せた状態で、絶縁シート2のアパチャ位置でトナー担持
ローラ14に対して圧接されている。記録用電極体1に
は、少なくともトナー担持ローラ14に圧接する部分
に、帯電防止コート層5が一面に設けられている。
【0017】記録用電極体1のアパチャ6とトナー担持
ローラ14との位置関係の詳細について図3を参照して
説明する。図3は記録用電極体1とトナー担持ローラと
の構成を模式的に表す断面図である。各アパチャ6は各
々の中心線28がトナー担持ローラ14の周面の最上部
分と、トナー担持ローラ14の中心軸29とを通過する
ように配置されている。これによれば、各アパチャ6
は、トナー担持ローラ14の周面の最上部分を基準とし
て、左右に均等に配置されることにより、各アパチャ6
を通過するトナー16の分布をアパチャ内の全域で均一
にすることができる。また、アパチャ6の壁面とトナー
16の飛翔方向とが平行であるため、安定してトナーを
飛翔させることができる。更に、記録用電極体1は、図
3に示すように、トナー担持ローラ14に対して、アパ
チャ6を中心として左右に同じ角度だけ撓むように圧接
されている。これにより、記録用電極体1とトナー担持
ローラ14との接触面積を大きくすることができるとと
もに、アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧接すること
ができるため、トナーの濃度むらが発生することを極力
抑えることができる。
ローラ14との位置関係の詳細について図3を参照して
説明する。図3は記録用電極体1とトナー担持ローラと
の構成を模式的に表す断面図である。各アパチャ6は各
々の中心線28がトナー担持ローラ14の周面の最上部
分と、トナー担持ローラ14の中心軸29とを通過する
ように配置されている。これによれば、各アパチャ6
は、トナー担持ローラ14の周面の最上部分を基準とし
て、左右に均等に配置されることにより、各アパチャ6
を通過するトナー16の分布をアパチャ内の全域で均一
にすることができる。また、アパチャ6の壁面とトナー
16の飛翔方向とが平行であるため、安定してトナーを
飛翔させることができる。更に、記録用電極体1は、図
3に示すように、トナー担持ローラ14に対して、アパ
チャ6を中心として左右に同じ角度だけ撓むように圧接
されている。これにより、記録用電極体1とトナー担持
ローラ14との接触面積を大きくすることができるとと
もに、アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧接すること
ができるため、トナーの濃度むらが発生することを極力
抑えることができる。
【0018】図4は記録用電極体1の全体図である。記
録用電極体1の絶縁シート2上に形成された制御電極4
は、それぞれ独立して駆動IC50にワイヤ51によっ
て接続されている。更に、駆動IC50は、画像データ
信号及び制御電圧が供給されるように、データ入力部5
2に接続されている。そして、データ入力部には制御電
圧印加回路8(図1参照)が接続されている。制御電圧
印加回路8は、画像信号及び、データ電圧としての0
V、もしくは+50Vの電圧を駆動IC50に供給され
るように構成される。更に、図1に示すように、背面電
極ローラ22には直流電源24が接続されており、この
直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+1kVの
電圧を印加し得るようになっている。
録用電極体1の絶縁シート2上に形成された制御電極4
は、それぞれ独立して駆動IC50にワイヤ51によっ
て接続されている。更に、駆動IC50は、画像データ
信号及び制御電圧が供給されるように、データ入力部5
2に接続されている。そして、データ入力部には制御電
圧印加回路8(図1参照)が接続されている。制御電圧
印加回路8は、画像信号及び、データ電圧としての0
V、もしくは+50Vの電圧を駆動IC50に供給され
るように構成される。更に、図1に示すように、背面電
極ローラ22には直流電源24が接続されており、この
直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+1kVの
電圧を印加し得るようになっている。
【0019】次に、記録用電極体1の再生方法について
図5乃至図9を参照して説明する。図5(a)は使用不
能状態における記録用電極体1の制御電極4側を示す平
面図、(b)は(a)に示すA−A’線での断面図、図
6は記録用電極体1の再生方法におけるブラスト噴射時
の記録用電極体1を示す図であり、(a)は(b)のA
−A’線での断面図、(b)は記録用電極体1の制御電
極4側を示す平面図、図7は上記再生方法における帯電
防止コート液塗布時の記録用電極体1を示す図であり、
(a)は(b)のA−A’線での断面図、(b)は記録
用電極体1の制御電極4側を示す平面図、図8は上記再
生方法における帯電防止コート液塗布後の記録用電極体
1を示す図であり、(a)は(b)のA−A’線での断
面図、(b)は記録用電極体1の制御電極4側を示す平
面図、図9は上記再生方法による加工終了時の記録用電
極体1を示す図であり、(a)はこの状態における記録
用電極体1の制御電極4側を示す平面図、(b)は
(a)のA−A’線での断面図である。記録用電極体1
の帯電防止コート層5が、磨耗などで劣化した場合、記
録用電極体1による画像記録において、記録濃度が低下
したり、本来記録されるべきでない部分にトナー付着が
発生する、いわゆるかぶり等の記録画像のコントラスト
不良が発生したり、画像に筋などのむらが目立ちだすこ
とがあるので、これらの症状がユーザから知らされたと
きには、直ちに、少なくとも記録用電極体1を回収し、
以下の再生工程によって、記録用電極体1が再生され
る。
図5乃至図9を参照して説明する。図5(a)は使用不
能状態における記録用電極体1の制御電極4側を示す平
面図、(b)は(a)に示すA−A’線での断面図、図
6は記録用電極体1の再生方法におけるブラスト噴射時
の記録用電極体1を示す図であり、(a)は(b)のA
−A’線での断面図、(b)は記録用電極体1の制御電
極4側を示す平面図、図7は上記再生方法における帯電
防止コート液塗布時の記録用電極体1を示す図であり、
(a)は(b)のA−A’線での断面図、(b)は記録
用電極体1の制御電極4側を示す平面図、図8は上記再
生方法における帯電防止コート液塗布後の記録用電極体
1を示す図であり、(a)は(b)のA−A’線での断
面図、(b)は記録用電極体1の制御電極4側を示す平
面図、図9は上記再生方法による加工終了時の記録用電
極体1を示す図であり、(a)はこの状態における記録
用電極体1の制御電極4側を示す平面図、(b)は
(a)のA−A’線での断面図である。記録用電極体1
の帯電防止コート層5が、磨耗などで劣化した場合、記
録用電極体1による画像記録において、記録濃度が低下
したり、本来記録されるべきでない部分にトナー付着が
発生する、いわゆるかぶり等の記録画像のコントラスト
不良が発生したり、画像に筋などのむらが目立ちだすこ
とがあるので、これらの症状がユーザから知らされたと
きには、直ちに、少なくとも記録用電極体1を回収し、
以下の再生工程によって、記録用電極体1が再生され
る。
【0020】まず、記録用電極体裏面の異物除去工程に
ついて説明する。記録用電極体1の裏面(制御電極4が
設けられている面と反対側の面)の帯電防止コート層5
には、トナー担持ローラ14に担持されたトナー等との
長時間の摩擦により、はがれ部分41と、トナー成分が
固着した固着部分42とが発生するため、このように傷
んだ帯電防止コート層5を除去する工程である。この工
程は、記録用電極体裏面洗浄工程において、溶液分散砥
粒を吹き付ける加工、いわゆるウェットブラスト加工を
用いて行う。ウェットブラスト加工の加工条件の一例と
して、アルミナ砥粒800番を純水中に20パーセント
分散させた溶液分散砥粒を使用し、噴射圧力1.8kg/
m2 にて加工を行う。
ついて説明する。記録用電極体1の裏面(制御電極4が
設けられている面と反対側の面)の帯電防止コート層5
には、トナー担持ローラ14に担持されたトナー等との
長時間の摩擦により、はがれ部分41と、トナー成分が
固着した固着部分42とが発生するため、このように傷
んだ帯電防止コート層5を除去する工程である。この工
程は、記録用電極体裏面洗浄工程において、溶液分散砥
粒を吹き付ける加工、いわゆるウェットブラスト加工を
用いて行う。ウェットブラスト加工の加工条件の一例と
して、アルミナ砥粒800番を純水中に20パーセント
分散させた溶液分散砥粒を使用し、噴射圧力1.8kg/
m2 にて加工を行う。
【0021】この加工により、記録用電極体1の裏面に
設けられた帯電防止コート層5の残りや、トナーの成分
などの固着部分42を取り除き、記録用電極体1の裏面
を平滑にする。このウェットブラスト加工は、サンドブ
ラスト加工のように、直接砥粒を試料に吹き付けること
なく、水を介してやさしく試料に吹き付けることができ
るとともに、常に試料が水によって冷却されているため
に、試料の加工変形及び熱変形が少なくて済む。従っ
て、記録用電極体1による記録において記録むらを引き
起こすような変形などが抑えられ、また、この洗浄工程
によりアパチャ電極の各部分を痛めることがないので、
製造的にも問題は発生しない。
設けられた帯電防止コート層5の残りや、トナーの成分
などの固着部分42を取り除き、記録用電極体1の裏面
を平滑にする。このウェットブラスト加工は、サンドブ
ラスト加工のように、直接砥粒を試料に吹き付けること
なく、水を介してやさしく試料に吹き付けることができ
るとともに、常に試料が水によって冷却されているため
に、試料の加工変形及び熱変形が少なくて済む。従っ
て、記録用電極体1による記録において記録むらを引き
起こすような変形などが抑えられ、また、この洗浄工程
によりアパチャ電極の各部分を痛めることがないので、
製造的にも問題は発生しない。
【0022】記録用電極体1の洗浄面であるトナー担持
ローラ接触面に帯電防止コート層を新たに形成する第2
の工程を説明する。図7に示されるように、記録用電極
体1の制御電極4の設けられた面に密着するようにコー
ト液吸収手段としての吸収シート30が配置される。そ
して、記録用電極体1の裏面側、すなわち制御電極4の
設けられた反対側の面から、シリコンゴム製のスキージ
31によって帯電防止コート液32が塗布される。帯電
防止コート液32は、ポリイミドインクにカーボンなど
の導電性粒子の分散されたものが用いられる。スキージ
31は、帯電防止コート液32が全てのアパチャ上部を
通過するように移動させられる。帯電防止コート液32
は、アパチャ6内部にも注入されて充填されるが、図8
に示すように、アパチャ6内部に注入されてアパチャ壁
面を通過した帯電防止コート液32の大部分は、吸収シ
ート30に吸収される。帯電防止コート液32が通過し
たアパチャ壁面は、この帯電防止コート液に覆われる。
また、このとき同時に、スキージ31の移動によって、
帯電防止コート液32が、絶縁性の基板の上にも塗布さ
れる。
ローラ接触面に帯電防止コート層を新たに形成する第2
の工程を説明する。図7に示されるように、記録用電極
体1の制御電極4の設けられた面に密着するようにコー
ト液吸収手段としての吸収シート30が配置される。そ
して、記録用電極体1の裏面側、すなわち制御電極4の
設けられた反対側の面から、シリコンゴム製のスキージ
31によって帯電防止コート液32が塗布される。帯電
防止コート液32は、ポリイミドインクにカーボンなど
の導電性粒子の分散されたものが用いられる。スキージ
31は、帯電防止コート液32が全てのアパチャ上部を
通過するように移動させられる。帯電防止コート液32
は、アパチャ6内部にも注入されて充填されるが、図8
に示すように、アパチャ6内部に注入されてアパチャ壁
面を通過した帯電防止コート液32の大部分は、吸収シ
ート30に吸収される。帯電防止コート液32が通過し
たアパチャ壁面は、この帯電防止コート液に覆われる。
また、このとき同時に、スキージ31の移動によって、
帯電防止コート液32が、絶縁性の基板の上にも塗布さ
れる。
【0023】そして、吸収シート30が取り除かれる
と、帯電防止コート液32がアパチャ壁面及び絶縁性基
板2側(少なくともトナー担持ローラと摺動する面)に
形成される。最後に、図9に示されるように、この帯電
防止コート液32が乾燥固化されることによって、新た
な帯電防止コート層34がアパチャ壁面及び、絶縁性基
板2(トナー担持ローラ接触面)上に形成される。絶縁
性基板2上に形成された帯電防止コート層34は、トナ
ー担持ローラ14と摺動することにより従前の帯電防止
コート層5と同じ機能を果たす。
と、帯電防止コート液32がアパチャ壁面及び絶縁性基
板2側(少なくともトナー担持ローラと摺動する面)に
形成される。最後に、図9に示されるように、この帯電
防止コート液32が乾燥固化されることによって、新た
な帯電防止コート層34がアパチャ壁面及び、絶縁性基
板2(トナー担持ローラ接触面)上に形成される。絶縁
性基板2上に形成された帯電防止コート層34は、トナ
ー担持ローラ14と摺動することにより従前の帯電防止
コート層5と同じ機能を果たす。
【0024】上記帯電防止コート液32は、先に若干ふ
れているが、更に補足説明を加えると、N−ビニル・2
・ピロリドン(NVP)なる溶剤と、ポリイミドから構
成されるポリイミドインクに、カーボンを混合したもの
である。NVPは、沸点が200度であって、この帯電
防止コート液32の塗布された部分を帯電防止コート層
34とするには、約200度での乾燥が必要とされる。
記録用電極体は、その駆動ICも含めて、耐熱温度は、
200度以上あるので、帯電防止コート層を乾燥させる
ことによって、記録用電極体が破壊されたりすることに
よる機能損失や劣化はない。また、この帯電防止コート
液32は、約15パーセントのポリイミド系のインクに
カーボンを固形分濃度で7パーセントほどよく分散され
たインクが用いられていて、乾燥固化時に高い導電性を
示さない様に構成される。
れているが、更に補足説明を加えると、N−ビニル・2
・ピロリドン(NVP)なる溶剤と、ポリイミドから構
成されるポリイミドインクに、カーボンを混合したもの
である。NVPは、沸点が200度であって、この帯電
防止コート液32の塗布された部分を帯電防止コート層
34とするには、約200度での乾燥が必要とされる。
記録用電極体は、その駆動ICも含めて、耐熱温度は、
200度以上あるので、帯電防止コート層を乾燥させる
ことによって、記録用電極体が破壊されたりすることに
よる機能損失や劣化はない。また、この帯電防止コート
液32は、約15パーセントのポリイミド系のインクに
カーボンを固形分濃度で7パーセントほどよく分散され
たインクが用いられていて、乾燥固化時に高い導電性を
示さない様に構成される。
【0025】上記コート液吸収手段としての吸収シート
30としては、吸水性の高い多孔質シートを用いて実験
したところ、極めて迅速に帯電防止コート液32を吸収
することができた。更に、シートであるために、濾紙な
どの繊維質のものから構成されていないので、吸収シー
ト30をアパチャ電極から引き剥がすときに、アパチャ
に繊維などの異物が付着することがない。
30としては、吸水性の高い多孔質シートを用いて実験
したところ、極めて迅速に帯電防止コート液32を吸収
することができた。更に、シートであるために、濾紙な
どの繊維質のものから構成されていないので、吸収シー
ト30をアパチャ電極から引き剥がすときに、アパチャ
に繊維などの異物が付着することがない。
【0026】また、この帯電防止コート層34の形成工
程によって、上記に説明したように、アパチャ6の内壁
面にも帯電防止コート液32が付着して、帯電防止コー
ト層34が形成されるので、画像形成装置に記録用電極
体1を再搭載したときに、記録用電極体1がトナーと接
触したり、トナーとごく近接する全ての部分に帯電防止
コート層34が設けられることとなって、トナーの電界
制御時に、記録用電極体1の帯電というノイズが抹殺さ
れて、非常に良好な印字が可能となる。
程によって、上記に説明したように、アパチャ6の内壁
面にも帯電防止コート液32が付着して、帯電防止コー
ト層34が形成されるので、画像形成装置に記録用電極
体1を再搭載したときに、記録用電極体1がトナーと接
触したり、トナーとごく近接する全ての部分に帯電防止
コート層34が設けられることとなって、トナーの電界
制御時に、記録用電極体1の帯電というノイズが抹殺さ
れて、非常に良好な印字が可能となる。
【0027】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、初期の記録用電極体には、アパチャ6の内壁面
に帯電防止コート層が設けられていないが、設けられて
いても構わない。この場合、異物除去工程のウェットブ
ラストによって、アパチャ6の内壁面に異物等の付着が
あっても、きれいに洗浄される。
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、初期の記録用電極体には、アパチャ6の内壁面
に帯電防止コート層が設けられていないが、設けられて
いても構わない。この場合、異物除去工程のウェットブ
ラストによって、アパチャ6の内壁面に異物等の付着が
あっても、きれいに洗浄される。
【0028】次に、上述のように構成される画像形成装
置による記録動作について上記図1を参照して簡略に説
明する。記録動作が開始されると、トナー担持ローラ1
4及び供給ローラ12が図1に示す矢印方向A,B方向
へ回転し、供給ローラ12から送られてくるトナー16
はトナー担持ローラ14に擦りつけられ、マイナスに帯
電させられてトナー担持ローラ14上に担持される。担
持されたトナー16は、層規制ブレード18によって薄
層化されるとともに帯電された後、トナー担持ローラ1
4の回転によって記録用電極体1に向かって搬送され
る。そして、トナー担持ローラ14上のトナーは記録用
電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパチャ6の下に
供給される。
置による記録動作について上記図1を参照して簡略に説
明する。記録動作が開始されると、トナー担持ローラ1
4及び供給ローラ12が図1に示す矢印方向A,B方向
へ回転し、供給ローラ12から送られてくるトナー16
はトナー担持ローラ14に擦りつけられ、マイナスに帯
電させられてトナー担持ローラ14上に担持される。担
持されたトナー16は、層規制ブレード18によって薄
層化されるとともに帯電された後、トナー担持ローラ1
4の回転によって記録用電極体1に向かって搬送され
る。そして、トナー担持ローラ14上のトナーは記録用
電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパチャ6の下に
供給される。
【0029】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、駆動IC50より+50V
の電圧が印加される。その結果、画像部分に対応するア
パチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ローラ1
4の間の電位差により、制御電極4よりトナー担持ロー
ラ14に向かう電気力線が形成される。それにより、マ
イナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を
受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過し
て制御電極4側に引き出される。引き出されたトナー1
6は、更に、背面電極22に印加されている電圧によっ
て記録媒体20と記録用電極体1との間に形成される電
界により、記録媒体20に向かって飛翔し、記録媒体2
0上に堆積して画素を形成する。
に対応する制御電極4には、駆動IC50より+50V
の電圧が印加される。その結果、画像部分に対応するア
パチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ローラ1
4の間の電位差により、制御電極4よりトナー担持ロー
ラ14に向かう電気力線が形成される。それにより、マ
イナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を
受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過し
て制御電極4側に引き出される。引き出されたトナー1
6は、更に、背面電極22に印加されている電圧によっ
て記録媒体20と記録用電極体1との間に形成される電
界により、記録媒体20に向かって飛翔し、記録媒体2
0上に堆積して画素を形成する。
【0030】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、駆動IC50より0Vの電圧が印加される。その結
果、トナー担持ローラ14と制御電極4との間には電界
が形成されないことにより、トナー担持ローラ14上の
トナー16は静電力を受けないためアパチャ6を通過し
ない。記録媒体20は、その面上にトナー16により1
列の画素が形成される間に、アパチャ列と垂直の方向に
1画素分送られる。上記のプロセスを繰り返すことによ
り記録媒体20の全面にトナー像が形成される。記録媒
体20上に形成されたトナー像は、定着装置26によっ
て記録媒体20上に定着される。
は、駆動IC50より0Vの電圧が印加される。その結
果、トナー担持ローラ14と制御電極4との間には電界
が形成されないことにより、トナー担持ローラ14上の
トナー16は静電力を受けないためアパチャ6を通過し
ない。記録媒体20は、その面上にトナー16により1
列の画素が形成される間に、アパチャ列と垂直の方向に
1画素分送られる。上記のプロセスを繰り返すことによ
り記録媒体20の全面にトナー像が形成される。記録媒
体20上に形成されたトナー像は、定着装置26によっ
て記録媒体20上に定着される。
【0031】このような記録プロセスにおいては、記録
用電極体1の少なくともトナー接触部分に帯電防止コー
ト層5が設けられているので、記録用電極体1が、トナ
ーとの接触や摩擦によって帯電することがないために、
トナー接触部分にトナーが堆積することによる記録用電
極体1のアパチャ6へのトナーの供給が妨げられること
がなく、記録用電極体1の制御電極4への電圧印加によ
って形成される制御電界が乱されることがない。さら
に、アパチャ6の内壁面にも帯電防止コート層が設けら
れている場合には、トナーのアパチャ6内の通過等によ
って、アパチャ6の内壁面が帯電することがなくなる。
従って、アパチャ6の内壁面にトナーが静電気力によっ
て付着堆積することによるアパチャ6の目詰まりがなく
なり、制御電界が乱されるような帯電がない。
用電極体1の少なくともトナー接触部分に帯電防止コー
ト層5が設けられているので、記録用電極体1が、トナ
ーとの接触や摩擦によって帯電することがないために、
トナー接触部分にトナーが堆積することによる記録用電
極体1のアパチャ6へのトナーの供給が妨げられること
がなく、記録用電極体1の制御電極4への電圧印加によ
って形成される制御電界が乱されることがない。さら
に、アパチャ6の内壁面にも帯電防止コート層が設けら
れている場合には、トナーのアパチャ6内の通過等によ
って、アパチャ6の内壁面が帯電することがなくなる。
従って、アパチャ6の内壁面にトナーが静電気力によっ
て付着堆積することによるアパチャ6の目詰まりがなく
なり、制御電界が乱されるような帯電がない。
【0032】更に、記録用電極体1のトナー摺動部分の
コート層と、アパチャ6の内壁面のコート層とが同一物
質で構成されることによって、トナーが記録用電極体1
に供給された後、記録媒体20に飛翔するまでの間に接
触する物質が同一であるため、トナー飛翔の制御が容易
になるという効果がある。
コート層と、アパチャ6の内壁面のコート層とが同一物
質で構成されることによって、トナーが記録用電極体1
に供給された後、記録媒体20に飛翔するまでの間に接
触する物質が同一であるため、トナー飛翔の制御が容易
になるという効果がある。
【0033】このように再生された記録用電極体1は、
再び画像形成装置に搭載されることによって、従前と同
様、良好に動作する。従来、帯電防止コート層5の劣化
しただけで廃棄されていた記録用電極体が、本実施の形
態のような記録用電極体再生方法によって、簡単に、し
かも低コストで再使用可能となる効果がある。
再び画像形成装置に搭載されることによって、従前と同
様、良好に動作する。従来、帯電防止コート層5の劣化
しただけで廃棄されていた記録用電極体が、本実施の形
態のような記録用電極体再生方法によって、簡単に、し
かも低コストで再使用可能となる効果がある。
【0034】尚、本発明は、上記実施の形態に限定され
るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において、
種々の変更を加えることが可能である。例えば、コート
液吸収手段として、上記の吸着シート30以外に、市販
の紙おむつ等に応用されている高分子吸収ポリマーを用
いることも可能である。又は、コート液吸収手段とし
て、記録用電極体の一方の面に減圧雰囲気をつくってや
ることも有効である。さらに、コート液32を塗布する
際、スクリーン印刷による方法を適用することも可能で
ある。この方法によれば、コート液32の塗布量がスク
リーンのメッシュの大きさなどによって制御可能である
ので、生産時にはこの方法を適用することが望ましい。
るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において、
種々の変更を加えることが可能である。例えば、コート
液吸収手段として、上記の吸着シート30以外に、市販
の紙おむつ等に応用されている高分子吸収ポリマーを用
いることも可能である。又は、コート液吸収手段とし
て、記録用電極体の一方の面に減圧雰囲気をつくってや
ることも有効である。さらに、コート液32を塗布する
際、スクリーン印刷による方法を適用することも可能で
ある。この方法によれば、コート液32の塗布量がスク
リーンのメッシュの大きさなどによって制御可能である
ので、生産時にはこの方法を適用することが望ましい。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の記録用電
極体の再生方法によれば、傷んだコート層を除去して新
たなコート層を絶縁基板面に設けるようにしたので、コ
ート層がダメージを受けることにより使用不可能となっ
ていた記録用電極体を、簡単にしかも低コストでもって
再利用することができる。従って、従来、帯電防止コー
ト層の劣化のみを原因として、高価な基板や駆動ICが
使用可能であるにも拘わらず廃棄されていた記録用電極
体を有効に再利用することができ、資源の無駄をなくす
ことができる。
極体の再生方法によれば、傷んだコート層を除去して新
たなコート層を絶縁基板面に設けるようにしたので、コ
ート層がダメージを受けることにより使用不可能となっ
ていた記録用電極体を、簡単にしかも低コストでもって
再利用することができる。従って、従来、帯電防止コー
ト層の劣化のみを原因として、高価な基板や駆動ICが
使用可能であるにも拘わらず廃棄されていた記録用電極
体を有効に再利用することができ、資源の無駄をなくす
ことができる。
【0036】また、請求項2に記載の記録用電極体の再
生方法によれば、ダメージを受けたコート層の絶縁性基
板からの除去をウェットブラスト加工によって行うの
で、サンドブラスト加工のように、直接砥粒を試料に吹
き付けることなく、水を介してやさしく試料に吹き付け
ることができるとともに、常に試料が水によって冷却さ
れているために、試料の加工変形及び熱変形が少なくて
済む。従って、記録用電極体の記録むらを引き起こすよ
うな変形などが抑えられ、この洗浄工程によりアパチャ
電極の各部分を痛めることがないので、製造的にも問題
は発生しない。
生方法によれば、ダメージを受けたコート層の絶縁性基
板からの除去をウェットブラスト加工によって行うの
で、サンドブラスト加工のように、直接砥粒を試料に吹
き付けることなく、水を介してやさしく試料に吹き付け
ることができるとともに、常に試料が水によって冷却さ
れているために、試料の加工変形及び熱変形が少なくて
済む。従って、記録用電極体の記録むらを引き起こすよ
うな変形などが抑えられ、この洗浄工程によりアパチャ
電極の各部分を痛めることがないので、製造的にも問題
は発生しない。
【0037】また、請求項3に記載の記録用電極体の再
生方法によれば、新たなコート層を帯電防止コート層と
したので、トナー担持ローラ等のトナー供給手段と絶縁
性基板とが接触して帯電するといった事態を確実に回避
することができ、この帯電電荷によってトナーの電界制
御が乱され、記録画像が乱れるという問題を未然に防止
することができる。
生方法によれば、新たなコート層を帯電防止コート層と
したので、トナー担持ローラ等のトナー供給手段と絶縁
性基板とが接触して帯電するといった事態を確実に回避
することができ、この帯電電荷によってトナーの電界制
御が乱され、記録画像が乱れるという問題を未然に防止
することができる。
【0038】また、請求項4に記載の記録用電極体の再
生方法によれば、開口部の内壁面にもコート層が形成さ
れるので、画像形成装置に当該記録用電極体を再搭載し
たときに、トナー供給手段から供給されるトナーとごく
近接する全ての部分に帯電防止コート層が設けられるこ
とになり、トナーの電界制御において、記録用電極体の
帯電というノイズが抹殺され、非常に良好な画像形成が
可能となる。
生方法によれば、開口部の内壁面にもコート層が形成さ
れるので、画像形成装置に当該記録用電極体を再搭載し
たときに、トナー供給手段から供給されるトナーとごく
近接する全ての部分に帯電防止コート層が設けられるこ
とになり、トナーの電界制御において、記録用電極体の
帯電というノイズが抹殺され、非常に良好な画像形成が
可能となる。
【図1】画像形成装置の構成を示した構成図である。
【図2】上記画像形成装置に用いられる記録用電極体の
主要な構成を示す斜視図である。
主要な構成を示す斜視図である。
【図3】上記画像形成装置に用いられる記録用電極体と
トナー担持ローラとの構成を模式的に表す図である。
トナー担持ローラとの構成を模式的に表す図である。
【図4】上記画像形成装置に用いられる記録用電極体の
構成を示す全体斜視図である。
構成を示す全体斜視図である。
【図5】(a)は使用不能状態における記録用電極体の
制御電極側を示す平面図、(b)は(a)に示すA−
A’線での断面図である。
制御電極側を示す平面図、(b)は(a)に示すA−
A’線での断面図である。
【図6】記録用電極体の再生方法におけるブラスト噴射
時の記録用電極体を示す図であり、(a)は(b)のA
−A’線での断面図、(b)は記録用電極体の制御電極
側を示す平面図である。
時の記録用電極体を示す図であり、(a)は(b)のA
−A’線での断面図、(b)は記録用電極体の制御電極
側を示す平面図である。
【図7】上記再生方法における帯電防止コート液塗布時
の記録用電極を示す図であり、(a)は(b)のA−
A’線での断面図、(b)は記録用電極体の制御電極側
を示す平面図である。
の記録用電極を示す図であり、(a)は(b)のA−
A’線での断面図、(b)は記録用電極体の制御電極側
を示す平面図である。
【図8】上記再生方法における帯電防止コート液塗布後
の記録用電極を示す図であり、(a)は(b)のA−
A’線での断面図、(b)は記録用電極体の制御電極側
を示す平面図である。
の記録用電極を示す図であり、(a)は(b)のA−
A’線での断面図、(b)は記録用電極体の制御電極側
を示す平面図である。
【図9】上記再生方法による加工終了時の記録用電極を
示す図であり、(a)はこの状態における記録用電極体
の制御電極側を示す平面図、(b)は(a)のA−A’
線での断面図である。
示す図であり、(a)はこの状態における記録用電極体
の制御電極側を示す平面図、(b)は(a)のA−A’
線での断面図である。
1 記録用電極体 2 絶縁シート(絶縁性基板) 4 制御電極 5,34 帯電防止コート層(コート層) 6 アパチャ(開口部) 30 吸収シート 32 帯電防止コート液
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性基板と、この絶縁性基板を貫く複
数の開口部と、この絶縁性基板の表面に備えられ前記複
数の開口部のそれぞれの周辺に設けられた制御電極と、
この制御電極が設けられている前記絶縁性基板面の裏面
に設けられたコート層とから構成される記録用電極体を
再生する方法において、 前記コート層又は/及びコート層に付着した付着物質を
前記絶縁性基板から除去する第1の工程と、 前記第1の工程において除去処理がなされた側の前記絶
縁性基板面に新たなコート層を設ける第2の工程とを備
えたことを特徴とする記録用電極体の再生方法。 - 【請求項2】 前記第1の工程における、前記コート層
又は/及びコート層に付着した付着物質の絶縁性基板か
らの除去をウェットブラスト加工によって行うことを特
徴とする請求項1に記載の記録用電極体の再生方法。 - 【請求項3】 前記新たなコート層は、帯電防止コート
層であることを特徴とする前記請求項1又は請求項2に
記載の記録用電極体の再生方法。 - 【請求項4】 前記第2の工程において、前記開口部の
内壁面にも前記新たなコート層を設けるようにしたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
記録用電極体の再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7586898A JPH11268321A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 記録用電極体の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7586898A JPH11268321A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 記録用電極体の再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268321A true JPH11268321A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13588677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7586898A Pending JPH11268321A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 記録用電極体の再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268321A (ja) |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP7586898A patent/JPH11268321A/ja active Pending
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