JPH11268385A - 補助情報表示装置、補助情報表示方法および補助情報表示プログラムを記録した媒体 - Google Patents

補助情報表示装置、補助情報表示方法および補助情報表示プログラムを記録した媒体

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JPH11268385A
JPH11268385A JP10079117A JP7911798A JPH11268385A JP H11268385 A JPH11268385 A JP H11268385A JP 10079117 A JP10079117 A JP 10079117A JP 7911798 A JP7911798 A JP 7911798A JP H11268385 A JPH11268385 A JP H11268385A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害復帰にかかる補助情報が複数表示される
場合、いずれの補助情報が適切であるかを判断すること
が困難であり、障害復帰までに時間がかかってしまうこ
とがあった。 【解決手段】 プリンタ30の障害復帰を補助する補助
情報をPC本体10にて表示するにあたり、リファレン
スガイドプログラム12eを実行してプリンタ30の症
状を選択させるとともにプリンタ30の状態情報を取得
し(ステップS310)、この状態情報に基づいて補助
情報データベース12fを検索し(ステップS32
0)、選択された症状に対して予め用意された補助情報
から想定され得る補助情報を選択して表示するようにし
たため(ステップS330)、利用者にとって分かり易
く、障害復帰までの時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺装置における
障害復帰を補助する障害復帰補助情報を表示する補助情
報表示装置、補助情報表示方法および補助情報表示プロ
グラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PC本体に接続される周辺装置に
おいては、マニュアル参照作業の利便性向上を目的とし
て、電子マニュアルが採用されるに至った。この電子マ
ニュアルは、多くの場合、周辺装置に添付されたCD−
ROMなどの記録媒体にて提供され、所定のインストー
ル処理を経てPC本体に組み込まれて利用されるように
なっている。この電子マニュアルは、多くの情報を網羅
しており、例えば、周辺装置が正常に動作しない場合に
は利用者が所定の操作に従って入力を行う。すると、電
子マニュアルは、その症状を利用者に選択させるための
選択画面を表示するので、利用者は表示された選択画面
にて該当する症状を選択すると、その症状を解消するた
めの対処方法が検索されて画面表示される。
【0003】ここにおいて、周辺装置が動作しない原因
として、複数の原因が想定される場合があるため、複数
の対処方法が表示される場合がある。この場合、いずれ
の対処方法が適切であるかは、もはや利用者が判断する
しかないため、当該利用者は最も適切と思われる対処方
法を選択して適用する。
【0004】また、最も適切と思われる対処方法を適用
してみたものの、依然、周辺装置が動作しない場合に
は、次なる対処方法を適用し、周辺装置が動作するま
で、順次、別の対処方法を適用することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、次のような課題があった。
【0006】確かに、周辺装置が正常に動作しない場合
に症状を選択すれば、その症状を解消するための対処方
法が検索されて画面表示されるため、利便性は向上する
といえる。しかし、複数の対処方法が表示される場合に
は、いずれの対処方法が適切であるかを判断することが
困難となる場合がある。従って、このような場合、利用
者はやみくもに対処方法を適用することになって、周辺
装置を正常に動作させるまでの時間を浪費しかねなかっ
た。
【0007】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、周辺装置における障害復帰を補助する補助情報
を表示するにあたり、利用者にとって分かり易く、障害
復帰までの時間を短縮することが可能な補助情報表示装
置、補助情報表示方法および補助情報表示プログラムを
記録した媒体の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、周辺装置における障害復
帰を補助する補助情報を表示する補助情報表示装置であ
って、利用者に上記周辺装置の症状を選択させる症状選
択手段と、上記周辺装置から所定の状態情報を取得する
状態情報取得手段と、この状態情報取得手段にて取得し
た状態情報に基づき上記症状選択手段にて選択された症
状に対して予め用意された補助情報から想定され得る補
助情報を選択して表示する補助情報解析表示手段とを備
えた構成としてある。
【0009】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、周辺装置に障害が発生して正常に動作し
ない場合に、症状選択手段にて利用者は同周辺装置の症
状を選択する。一方、状態情報取得手段は、同周辺装置
から所定の状態情報を取得し、補助情報解析表示手段
は、この取得した状態情報に基づいて各症状に対して予
め用意された補助情報から想定され得る補助情報を選択
して表示する。そして、利用者は表示された補助情報を
視認して障害を復帰させるべく対処する。
【0010】ここにおいて、補助情報とは、現実に周辺
装置が正常に動作しない場合に障害復帰させるための補
助となる情報のみならず、周辺装置が正常に動作しない
と利用者が主観的に思う場合に正常と思われる状態に復
帰させるための補助となる情報を含むものであり、一般
にその原因を障害と呼ぶか否かはここでは問題としな
い。例えば、周辺装置の動作状況を設定可能な場合に、
その設定が通常の設定とは異なっており、客観的に見れ
ば設定通り動作しているが、利用者の主観面からは正常
に動作していないと思われる場合において、正常と思わ
れる状態に復帰させるための補助となる情報も含むもの
である。
【0011】また、状態情報とは、周辺装置の特定の状
態を表す情報であり、上述したように予め用意された補
助情報から想定され得る補助情報を選択するためのもの
である。従って、その内容としては周辺装置の種類など
によっても種々多様であり、特に限定されることはな
い。例えば、周辺装置としてインクジェット方式のカラ
ープリンタを考慮した場合、「カラー印刷の色が正しく
ない」という症状に対しては、一般には特定のインクが
無いであるとか、インクを噴射するノズルが目詰まりし
ているといった原因が考えられるが、同カラープリンタ
がインクの有無を検知してその検知結果を状態情報とし
て保持していれば、少なくとも前者の原因は排除するこ
とができることになる。
【0012】上述したように、状態情報取得手段にて取
得した状態情報は、補助情報解析表示手段にて利用され
る構成としてあるが、むろん、取得した状態情報を他で
利用するようにしてもかまわない。その一例として、請
求項2にかかる発明は、請求項1に記載の補助情報表示
装置において、上記症状選択手段は、上記状態情報取得
手段にて取得した状態情報に基づいて利用者が選択可能
な症状に絞り込みをかける構成としてある。
【0013】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、状態情報取得手段にて周辺装置の状態情
報を取得していることから、症状選択手段は、この状態
情報を利用して予め絞り込みをかけて症状を選択させ
る。
【0014】例えば、上述したカラープリンタにおい
て、症状選択手段にて「プリンタが動かない」という症
状を選択可能な場合、同プリンタの電源の投入・非投入
やエラー情報などの状態情報を取得し、この状態情報か
らプリンタが確実に動くものと判断される場合には、
「プリンタが動かない」という症状は選択できないよう
にし、「カラー印刷の色が正しくない」など他の症状を
選択可能とする。
【0015】状態情報取得手段が周辺装置の状態情報を
取得する場合、その状態情報の所在としては各種の態様
が考慮される。その一例として、請求項3にかかる発明
は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の補助情
報表示装置において、上記周辺装置は、自己の状態情報
を出力可能であり、上記状態情報取得手段は、上記周辺
装置から所定の通信手段を介して同状態情報を取得する
構成としてある。
【0016】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、周辺装置は、自己の状態情報を出力可能
であるとともに、補助情報表示装置と所定の通信手段を
介して通信可能となっており、状態情報取得手段は、周
辺装置から同通信手段を介して状態情報を取得する。
【0017】むろん、通信手段の媒体としては、周辺装
置と補助情報表示装置との接続インターフェイスに依存
し、ケーブルであったり、赤外線や電波など各種の態様
を含む。
【0018】また、状態情報の所在の別の一例として、
請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3のいずれ
かに記載の補助情報表示装置において、上記状態情報取
得手段は、当該補助情報表示装置に保持される上記周辺
装置の使用状況を表す状態情報を取得する構成としてあ
る。
【0019】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、補助情報表示装置の側に周辺装置の使用
状況を表す状態情報が保持されており、状態情報取得手
段は、この補助情報表示装置の側に保持された状態情報
を取得する。
【0020】例えば、PC本体に接続される周辺装置に
おいては、PC本体側の設定ファイルで同周辺装置の使
用状況を設定可能な場合があり、かかる設定ファイルの
設定内容を状態情報として取得する。
【0021】このように、補助情報表示装置の側に周辺
装置の使用状況を表す状態情報が保持されている場合、
その状態情報が原因となって周辺装置が正常に動作しな
い場合もある。そこで、請求項5にかかる発明は、請求
項4に記載の補助情報表示装置において、上記補助情報
解析表示手段は、上記使用状況を表す状態情報の修正方
法を表示する構成としてある。
【0022】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、補助情報解析表示手段は、補助情報表示
装置の側に保持される周辺装置の使用状況を表す状態情
報に誤りがある場合などの修正方法を表示する。
【0023】ここにおいて、修正方法を表示するとは、
むろん、具体的な修正内容を表示する場合も含まれる
が、所定の操作を行えば自動で状態情報を修正可能な場
合に、その操作方法を表示する場合も含まれる。例え
ば、後者の一例としては、自動で状態情報を修正するか
否かの確認メッセージを表示し、了承された場合に状態
情報を修正する場合などが含まれる。
【0024】ところで、複数の情報からなる状態情報を
取得するといった場合、その取得タイミングとしては各
種の態様が考えられる。例えば、全体の処理手順の一態
様として、まず補助情報解析表示手段にて利用者が選択
した症状に基づき補助情報を選択し、当該補助情報に関
連する状態情報を取得してさらに絞り込みをかけるとい
った場合を考慮する。この場合において、最初の補助情
報の選択段階で複数の補助情報が選択されたものとする
と、各々の補助情報が実際に想定され得るものであるか
否かを判断するにあたり、逐次、対応する状態情報を取
得しながら行うことも可能である。また、別の一例とし
て、請求項6にかかる発明は、請求項1〜請求項5のい
ずれかに記載の補助情報表示装置において、上記状態情
報取得手段は、複数の状態情報を一括して取得する構成
としてある。
【0025】上記のように構成した請求項6にかかる発
明においては、状態情報取得手段は、複数の状態情報が
存在する場合に、同状態情報を一括して取得する。
【0026】すなわち、上述したように補助情報が実際
に想定され得るものか否かを判断するにあたり、必要な
状態情報を逐次取得するのではなく、必要性を考慮せず
して一括して取得し、補助情報解析表示手段の側で判断
する。
【0027】補助情報解析表示手段の具体的な処理内容
の一態様として、請求項7にかかる発明は、請求項1〜
請求項6のいずれかに記載の補助情報表示装置におい
て、上記補助情報解析表示手段は、表示可能な複数の補
助情報のそれぞれに対して、上記症状選択手段にて選択
可能な症状と、実際の障害発生時に充足する状態情報と
を記憶した補助情報データベースを備え、上記症状選択
手段にて選択された症状と上記状態情報取得手段にて取
得した状態情報とを用いて同補助情報データベースを検
索して該当する補助情報を表示する構成としてある。
【0028】上記のように構成した請求項7にかかる発
明においては、補助情報解析表示手段は、所定の補助情
報データベースを備えており、症状選択手段にて選択さ
れた症状と状態情報取得手段にて取得した状態情報とを
用いて同補助情報データベースを検索する。この補助情
報データベースは、表示可能な複数の補助情報のそれぞ
れに対して、症状選択手段にて選択可能な症状と、実際
の障害発生時に充足する状態情報とを記憶しているた
め、実際の症状と状態情報とを充足する補助情報が検索
されて表示される。
【0029】この補助情報データベースは、いわゆるマ
スターデータとして捉えることができるが、必ずしも固
定された情報である必要はなく、適宜、更新するように
してもかまわない。その一例として、請求項8にかかる
発明は、請求項7に記載の補助情報表示装置において、
当該補助情報表示装置は、所定のネットワークに接続さ
れており、上記補助情報解析表示手段は、上記ネットワ
ーク上の所定ホストから新たな補助情報データベースを
取得して更新する構成としてある。
【0030】上記のように構成した請求項8にかかる発
明においては、補助情報表示装置は、所定のネットワー
クに接続されており、当該ネットワーク上の所定ホスト
と通信可能となっている。このホストは、更新された補
助情報データベースを有しており、補助情報解析表示手
段は、自己に備えられた補助情報データベースを更新す
る場合に、上記ホストが有している補助情報データベー
スを取得して更新する。
【0031】補助情報の内容に従って所定の処置を施し
た結果、周辺装置の状態情報に変化があったものとする
と、再度、状態情報を取得し直して補助情報を表示すれ
ば、さらに適切な補助情報が表示される結果となるのは
容易に分かることである。特に、複数の補助情報が表示
される場合などにおいては、補助情報を表示させつつそ
の内容に従って処置を施すこともあるため、処置を施し
た結果、状態情報に変化があったら、変化後の状態情報
を表示内容に反映できれば好適である。そこで、請求項
9にかかる発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記
載の補助情報表示装置において、上記状態情報取得手段
は、繰り返して上記状態情報を取得し、上記補助情報解
析表示手段は、上記状態情報取得手段が状態情報を取得
する毎に上記補助情報を選択して表示する構成としてあ
る。
【0032】上記のように構成した請求項9にかかる発
明は、状態情報取得手段は、繰り返して状態情報を取得
し、補助情報解析表示手段は、新たに状態情報が取得さ
れる毎に補助情報を選択して表示内容に反映させる。
【0033】むろん、状態情報取得手段が繰り返して状
態情報を取得するというものの、その取得タイミングは
限定されるものではない。例えば、ある一定期間毎に状
態情報を取得し直すようにしてもよいし、利用者からの
所定の入力に応じて状態情報を取得し直すようにしても
よい。
【0034】一方、周辺装置の起動時には、各種の前処
理が行われることがあるが、この前処理の実行段階にお
いてエラーなどが発生して前処理が中断されてしまう場
合がある。かかる場合において、周辺装置の側で補助情
報表示装置との間の通信手段に関する前処理が実行され
ていなければ、状態情報取得手段は同通信手段にて周辺
装置から状態情報を取得することができなくなってしま
う。そこで、請求項10にかかる発明は、請求項3に記
載の補助情報表示装置において、上記周辺装置は、電源
投入後に同補助情報表示装置との通信手段を含む複数段
の前処理を順次実行して起動完了となる場合に、同通信
手段以外の前処理が実行不能であっても同通信手段の前
処理を実行して起動完了状態とする構成としてある。
【0035】上記のように構成した請求項10にかかる
発明においては、上述したように状態情報取得手段は、
所定の通信手段にて周辺装置から状態情報を取得するよ
うになっており、同周辺装置は、電源投入後に同通信手
段を含む所定の前処理を順次実行して起動完了となる。
この前処理の実行段階において、例えば、エラーなどが
発生して通信手段以外の前処理が実行不能であっても、
同通信手段の前処理を実行して起動完了状態とする。
【0036】周辺装置の障害の症状と状態情報とに基づ
いて想定され得る補助情報を表示する手法は、必ずしも
実体のある装置に限られる必要もなく、その一例とし
て、請求項11にかかる発明は、周辺装置における障害
復帰を補助する補助情報を表示する補助情報表示装置の
ための補助情報表示方法であって、利用者に上記周辺装
置の症状を選択させるとともに同周辺装置から所定の状
態情報を取得し、取得した状態情報に基づき上記選択さ
れた症状に対して予め用意された補助情報から想定され
得る補助情報を選択して表示する構成としてある。
【0037】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0038】ところで、上述したように周辺装置の障害
の症状と状態情報とに基づいて想定され得る補助情報を
表示する補助情報表示装置は単独で存在する場合もある
し、ある機器に組み込まれた状態で利用されることもな
るなど、発明の思想としては各種の態様を含むものであ
る。また、ハードウェアで実現されたり、ソフトウェア
で実現されるなど、適宜、変更可能である。
【0039】発明の思想の具現化例として情報を表示す
るソフトウェアとなる場合には、かかるソフトウェアを
記録した記録媒体上においても当然に存在し、利用され
るといわざるをえない。
【0040】その一例として、請求項12にかかる発明
は、周辺装置における障害復帰を補助する補助情報を表
示する補助情報表示装置のための補助情報表示プログラ
ムを記録した媒体であって、利用者に上記周辺装置の症
状を選択させるとともに同周辺装置から所定の状態情報
を取得し、取得した状態情報に基づき上記選択された症
状に対して予め用意された補助情報から想定され得る補
助情報を選択して表示する構成としてある。
【0041】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行う場合でも本
発明が利用されていることには変わりはないし、半導体
チップに書き込まれたようなものであっても同様であ
る。
【0042】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、周辺装置
の障害の症状と状態情報とに基づいて想定され得る補助
情報を表示するようにしたため、利用者にとって分かり
易く、障害復帰までの時間を短縮することが可能な補助
情報表示装置を提供することができる。
【0044】また、請求項2にかかる発明によれば、利
用者が症状を選択するにあたり、状態情報から想定され
得ない症状は選択の余地がないため、さらに分かり易
い。
【0045】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
周辺装置が自己の状態情報を出力可能な場合に同状態情
報を取得することができる。
【0046】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
補助情報表示装置の側に周辺装置の設定情報を備える場
合など、状態情報が使用状況によって変化する場合にも
状態情報を取得することができる。
【0047】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
使用状況を表す状態情報の修正方法を表示するようにし
たため、容易に正常な状態に復帰させることができる。
【0048】さらに、請求項6にかかる発明によれば、
複数の状態情報を一括して取得するため、アクセス頻度
を軽減することができる。
【0049】さらに、請求項7にかかる発明によれば、
所定の補助情報データベースを検索するという容易な構
成で補助情報を選択することができる。
【0050】さらに、請求項8にかかる発明によれば、
ネットワーク上のホストから補助情報データベースを取
得して更新するようにしたため、磁気記録媒体等の可搬
記録媒体を使用する必要がなく、補助情報データベース
の更新を容易に行うことができる。
【0051】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
繰り返して状態情報を取得して表示する補助情報に反映
させるようにしたため、適切な補助情報のみが表示され
ることとなって好適である。
【0052】さらに、請求項10にかかる発明によれ
ば、周辺装置の起動時に通信手段を含む各種の前処理が
行われる場合において、前処理の実行段階においてエラ
ーなどが発生しても通信手段は有効であり、この通信手
段を介して状態情報を取得することができる。
【0053】さらに、請求項11にかかる発明によれ
ば、同様にして利用者にとって分かり易く、障害復帰ま
での時間を短縮することが可能な補助情報表示方法を提
供することができ、請求項12にかかる発明によれば、
補助情報表示プログラムを記録した媒体を提供すること
ができる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。
【0055】図1は、本発明の一実施形態にかかる補助
情報表示装置のハードウェア構成を概略ブロック図によ
り示しており、図2は、同補助情報表示装置が備えるハ
ードディスクに記録された各種プログラムを概略構成図
により示している。
【0056】図において、補助情報表示装置は、PC本
体10と当該PC本体10に接続されたディスプレイ2
0とから構成されている。PC本体10は、図示しない
CPUやROMやRAMといった電子部品を備えた主基
板11を備えてプログラムを実行可能であるとともに、
この主基盤11にて各種のハードウェアの動作を制御し
ている。具体的には、PC本体10は、HDドライブ1
2やFDドライブ13、あるいは図示しないCD−RO
Mドライブなどの各種ドライブ装置を備え、GUI(G
raphical User Interface)を
備えたオペレーティングシステム12aを介してこれら
のドライブ装置にアクセス可能であるとともにディスプ
レイボード14を介してディスプレイ20の表示制御を
行う。また、PC本体10は、モデムボード15を備え
て公衆回線に接続されており、外部と通信可能となって
いる。
【0057】さらに、PC本体10は、プリンタボード
16を備え、このプリンタボード16を介して周辺装置
としてのプリンタ30を接続可能であり、上記オペレー
ティングシステム12a上でアプリケーション12bを
実行しつつ、当該アプリケーション12bから印刷指示
を発行すると、プリンタドライバ12cを介して所定の
データが作成されてプリンタ30から出力される。な
お、図2において、破線で表される矢印は印刷データの
流れを示しており、実線で表される矢印はプログラム間
で送受されるその他のデータの流れを示している。同図
からも明らかなように、プリンタドライバ12cは、オ
ペレーティングシステム12aを介してプリンタ30と
双方向通信することが可能であり、印刷データ以外のデ
ータ通信については後述する。
【0058】また、プリンタ30は、インクジェット方
式のカラープリンタであり、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)のインク
を備え、解像度に応じて各色のインクをドット状に吹き
付けることにより所望の発色を表現している。すなわ
ち、上述しなかったが、プリンタドライバ12cの役割
としては、RGBの階調データを入力し、所定のラスタ
ライズを経て生成されたラスタライズデータをRGBか
らCMYKへ色変換し、その後でCMYKの階調データ
から二値データへ変換してプリンタ30へ出力すること
になる。
【0059】プリンタドライバ12c内の色変換処理
は、予め定められた標準値に従って行われるが、機体相
互のインク噴射量のバラツキなどの要因によって、同一
機種のプリンタであっても、あるプリンタでは全体とし
て赤みが強く表現されたり、また別のプリンタでは赤み
が弱く表現されたりなどする。かかる事情にかんがみ、
シアン、マゼンタ、イエローの各色のインクについて
は、そのインク噴射量を利用者が微調整して補正できる
ようになっており、補正後の色設定がプリンタドライバ
12cに反映される。なお、本実施形態においては、実
際の色設定は専用のユーティリティ12dを起動して行
うことができるようになっている。
【0060】また、このユーティリティ12dは、プリ
ンタ30のメンテナンスを行うことが可能であり、図3
に示すメンテナンス画面で所望の項目を選択すると、プ
リンタドライバ12cを介して所定の信号がプリンタ3
0に発信され、プリンタ30の側で対応する処理が実行
される。同図からも分かるように、メンテナンス画面で
は、「プリンタウィンドウ」、「目詰まりパターン印
刷」、「ヘッドクリーニング」および「ギャップ調整」
の四項目が表示されており、利用者が所望の項目を選択
すると、対応する処理が実行される。
【0061】ここにおいて、「プリンタウィンドウ」で
は、後述するようにしてプリンタ30から出力されるエ
ラー情報などを表示することができる。また、「目詰ま
りパターン印刷」では、パターン印刷で印刷ヘッドの目
詰まりを目視で確認することができ、ここで目詰まりが
確認されれば、「ヘッドクリーニング」を選択して印刷
ヘッドのクリーニング処理を行うこととなる。ここで、
実際にヘッドクリーニングを行うと、ユーティリティ1
2dは、ヘッドクリーニングの実行日時をオペレーティ
ングシステム12aのシステム時計から取得して所定の
ファイルに記憶するようになっている。さらに、「ギャ
ップ調整」を選択すれば印刷ギャップを調整することが
できる。なお、これらの各処理については、従来技術の
範疇であるため、ここでは詳述しない。
【0062】一方、プリンタ30の側では、電源投入後
に図4のフローチャートに従った処理を実行する。同図
において、まずステップS110では、プリンタ30の
動作を司る複数のモジュールにて構成されるファームウ
ェア(FW)の各モジュールを図示しないROMから、
順次、ワークエリアに読み込んで起動完了状態となる。
むろん、このモジュールには、プリンタドライバ12c
との間で双方向通信を行うための通信モジュールも含ま
れており、仮に、この通信モジュール以外のモジュール
の読み込みに失敗したとしても、通信モジュールを優先
して読み込んで起動完了状態となるようにしてある。
【0063】すなわち、上述したように、プリンタ30
の側のエラー情報をPC本体10の側で取得可能となっ
ているため、通信モジュール以外のモジュール読込に失
敗して読込処理を中断してしまうと、エラー情報を取得
できなくなってしまう可能性がある。そこで、かかる事
情にかんがみ、モジュール読込処理の途中で読込エラー
が発生しても通信モジュールを優先して読み込んでPC
本体10と通信可能となるようにする。
【0064】起動完了状態となったら、次のステップS
120にてファームウェアの読込エラーが発生したか否
かを判定し、読込エラーがなければ次なるステップS1
30で自己診断を行う。ここに、自己診断とは、プリン
タ30が正常に動作するか否かを判定するための処理で
あり、主にプリンタ30のハードウェアや、その他の備
品に関連するエラーを検出するものである。例えば、イ
ンクが不足している場合には、この自己診断にて検出さ
れる。そして、ステップS140で上述した自己診断や
ファームウェアの読込結果に対するエラー情報を出力す
る。以降、ステップS130,S140をループして同
様の処理を繰り返し、印刷要求が入力されると、割り込
み処理にて実際の印刷処理を開始する。また、実際の印
刷処理において紙詰まりなどのエラーが発生した場合に
も同様にしてエラー情報が出力されるようになってい
る。
【0065】一般に、プリンタに障害が発生した場合の
対処方法など、障害復帰にかかる補助情報は、プリンタ
に添付されたマニュアルに記載されているため、必要に
応じて適宜マニュアルを参照すればよい。しかし、この
ようなマニュアルの参照作業は煩わしいことから、近年
ではいわゆる電子マニュアルが採用されるに至った。こ
の電子マニュアルでは、所定のリファレンスガイドプロ
グラムを実行して利用者が所望の項目を入力すると、入
力された項目に関連する補助情報が検索されて表示され
るようになっており、マニュアル参照作業の効率を飛躍
的に向上させることができる。本実施形態におけるプリ
ンタ30においても、上記のようなリファレンスガイド
プログラム12eの記録された記録媒体が添付されてお
り、所定のインストール処理によりPC本体10にイン
ストールして利用することができるようになっている。
【0066】リファレンスガイドプログラム12eを実
行して所定の操作を行うと、図5に示すような画面表示
が行われる。同図を参照すると、表示画面には上から順
に、「印刷してみよう」、「プリンタのお手入れ」、
「プリンタを知ろう」、「困ったときには」、「サポー
ト/サービス」の五項目が表示されている。リファレン
スガイドプログラム12eは、所定のブラウザと、この
ブラウザにて読み込み可能なHTML形式等で記述され
たスクリプトファイルと、ブラウザの表示画面上に貼り
付けられるイメージデータなどから構成されており、利
用者の操作に対応してブラウザ側で異なる複数のスクリ
プトファイルを読み込むなどして表示画面をページ更新
する。例えば、図5に示す表示画面上においては、表示
画面上の五項目から所望の項目を選択可能であり、実際
に項目が選択されると表示画面がページ更新されること
となる。
【0067】ここにおいて、「困ったときには」を選択
した場合、図6のフローチャートに従って表示画面がペ
ージ更新され、図7などに示す画面表示が行われる。
【0068】図6において、ステップS210では所定
の状態情報を取得する。ここにおいて、状態情報とは、
インク不足や紙詰まりといったプリンタ30にて出力さ
れるエラー情報や、プリンタドライバ12cにおける色
設定の状態や、上記のようにして記憶されるヘッドクリ
ーニングの実行日時などであり、これらの情報を一括し
て取得し、ワークエリアに保存する。
【0069】次なるステップS220では、取得した状
態情報を用いて補助情報データベース12fを検索す
る。この補助情報データベース12fは、図8に示すよ
うに、図7の表示画面上に表示される各項目について、
障害の原因として想定され得るプリンタ30の状態情報
と、各々の状態情報が原因となって発生する障害の復帰
を補助する補助情報とが関連づけて記憶されている。
【0070】例えば、図8を参照すれば、「印刷結果が
良くない」という項目については、インク不足や、印刷
ヘッドの目詰まりや、プリンタドライバ12cの色設定
が不適切であるといった原因が考慮されるが、これらの
原因となる条件を充足しなければ、少なくとも現実に発
生している障害が「印刷結果が良くない」ではないとい
うことを判断することができる。ここにおいて、インク
不足は取得した状態情報から直接検知することができる
し、印刷ヘッドの目詰まりは、長期間に渡ってヘッドク
リーニングが実行されていなければ発生している可能性
が高いということができる。また、プリンタドライバ1
2cの色設定が適切か否かは、利用者により色設定が操
作されていれば色設定が不適切となっていることが考え
られる。
【0071】すなわち、取得した状態情報を用いて補助
情報データベース12fを検索すれば、図7の表示画面
で選択可能な項目において、現実に発生している障害と
は明らかに無縁と判断される項目を検知することができ
る。ステップS230では、かかる項目について利用者
が選択できないように表示しつつ、その他の項目のみを
利用者から選択可能に表示する。従って、利用者は、現
実に発生している障害とは無縁の選択肢を考慮する必要
がなくなることになる。
【0072】また、図7に示す表示画面において、所望
の項目を選択すると、図9のフローチャートに従って表
示画面がページ更新される。
【0073】同図において、ステップS310では同様
にして状態情報を取得し、次のステップS320で取得
した状態情報に基づいて補助情報データベース12fを
検索し、選択された項目に関する状態情報の当否を検知
する。例えば、図7の表示画面において、「印刷結果が
良くない」という項目が選択されたら、ステップS31
0で取得した状態情報が補助情報データベース12fの
対応する状態情報を充足するか否かを検知する。そし
て、ステップS330にて該当する状態情報に対して記
憶された補助情報に関する項目を、図10などに示すよ
うに利用者から選択可能に表示するとともに、その他の
補助情報に関する項目については利用者から選択できな
いように表示する。
【0074】すなわち、図7の表示画面において選択可
能な項目であっても、同項目にかかる補助情報データベ
ース12f内の状態情報は複数存在するため、これらの
状態情報を全て充足すると断言することはできない。上
述した例で言えば、「印刷結果が良くない」という障害
が発生しているとしても、インク残量は充分にあり、且
つ、ヘッドクリーニングを行ってから間もないという場
合も考慮され得る。従って、このような場合には、色設
定の補助情報に関する項目のみが表示されることにな
る。
【0075】さらに、図10に示す表示画面において、
利用者が所望の項目を選択すると、表示画面がページ更
新されて対応する補助情報が表示される。
【0076】ここにおいて、「インクカートリッジの交
換」を選択すると、図11に示すようにインクカートリ
ッジの交換方法が図解で表示される。この表示画面に
は、「テスト印刷」ボタンが表示されており、インクカ
ートリッジの交換後に「テスト印刷」ボタンを押し下げ
ると、所定の印刷パターンが印刷されるようになってい
る。ここで、利用者は、同印刷パターンを視認して問題
がなければ、「問題は解決しましたか?」という問い合
わせに対して「はい」を選択する。
【0077】また、図10に示す表示画面において、
「印刷ヘッドのクリーニング」を選択した場合は、当該
リファレンスガイドプログラム12eからプリンタドラ
イバ12cを介してプリンタ30に所定の信号を発信
し、プリンタ30の側でヘッドクリーニングを実行させ
るとともに、オペレーティングシステム12aのシステ
ム時計から日時を取得し、上述したようにして記憶され
ているヘッドクリーニング実行日時を更新する。その
後、プリンタ30の側からヘッドクリーニング終了信号
が返送されると、これを検知して図12に示すような表
示画面にページ更新する。この表示画面においても「テ
スト印刷」ボタンが表示されており、利用者は同様にし
て所定の印刷パターンを印刷することができ、その印刷
結果に応じて問題解決の成否を選択する。
【0078】さらに、図10に示す表示画面において、
「色設定を標準に戻す」を選択した場合は、当該リファ
レンスガイドプログラム12eからプリンタドライバ1
2cの色設定を標準に戻し、その後、図13に示す表示
画面にページ更新する。この表示画面においても、「テ
スト印刷」ボタンが表示されており、利用者は同様にし
て所定の印刷パターンを印刷することができ、その印刷
結果に応じて問題解決の成否を選択する。
【0079】図11〜13に示す表示画面上の問題解決
の成否にかかる選択において、「はい」を選択した場合
は、リファレンスガイドプログラム12eは終了する
が、「いいえ」を選択した場合は、図9のフローチャー
トに従って図10に示す表示画面を再表示する。ここ
で、図9を参照すると、ステップS310で状態情報を
取得していることから、ある処置を実行して状態情報に
変化が生じた場合は、ステップS310で検出されてそ
の内容が表示画面に反映されることが分かる。
【0080】従って、図10に示す表示画面において表
記の三項目が選択可能である場合、例えば、「インクカ
ートリッジの交換」を選択して図11の表示画面を表示
させる。そして、インクカートリッジの交換を行っても
問題が解決されない場合に「いいえ」を選択すると、図
10の表示画面に戻ることになるが、この時点では「イ
ンクカートリッジの交換」の項目は利用者が選択できな
いようになっており、分かりやすいと言える。
【0081】ところで、プリンタドライバ12cをバー
ジョンアップした場合など、リファレンスガイドプログ
ラム12eで表示する補助情報に変更があったり、ま
た、かかる変更とは別に補助情報の追加などが行われる
ことがある。本実施形態においては、このような場合に
対処すべく、補助情報データベース12fを更新できる
ようにしてある。具体的には、所定のダイヤルアップユ
ーティリティを起動してプロバイダ40に接続した後、
ブラウザを起動してWebサーバ50にアクセスする
と、所定の操作に従って新たな補助情報データベースを
ダウンロードすることができるようになっている。する
と、このダウンロード以降は、新たな補助情報データベ
ース12fに基づいて補助情報が表示されるようにな
る。
【0082】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。
【0083】利用者は、インクカートリッジを装着する
など、プリンタ30の初期設定を行った後、プリンタボ
ード16を介してPC本体10にプリンタ30を接続す
るとともに、当該プリンタ30を使用するにあたり、プ
リンタドライバ12cやユーティリティ12d、あるい
はリファレンスガイドプログラム12eといった各種プ
ログラムのセットアップを予め済ませておく。すると、
アプリケーション12bを実行して印刷指示を発行する
と、プリンタドライバ12cを介して所定のデータが作
成されてプリンタ30から出力される。
【0084】プリンタ30は、電源投入後に自己のハー
ドウェアや、その他の備品に関連するエラー情報を所定
の自己診断処理にて検出し(ステップS130)、その
エラー情報を出力する(ステップS140)という一連
の処理を繰り返して実行しており、ユーティリティ12
dを起動して所定の操作を実行すると、かかるエラー情
報が画面表示される。また、このユーティリティ12d
を用いれば、プリンタ30にてヘッドクリーニングを実
行させることが可能であり、実際にヘッドクリーニング
を実行させると、ユーティリティ12dは、ヘッドクリ
ーニングの実行日時を取得して所定のファイルに記憶す
る。
【0085】さらに、プリンタ30は、インクジェット
方式のカラープリンタであり、プリンタドライバ12c
は、予め定められた標準値に従ってRGBの階調データ
を入力としてCMYKの二値データに変換しているが、
発色が良くない場合にはユーティリティ12dを用いて
色設定を操作する。すると、操作後の色設定がプリンタ
ドライバ12cに反映される。
【0086】アプリケーション12bから印刷指示を発
行してプリンタ30にて印刷を行った結果、印刷結果が
よくなかったものとする。この場合、PC本体10にイ
ンストールされたリファレンスガイドプログラム12e
を実行して所定の操作を行う。そして、図5に示すよう
な表示画面が表示されたら、さらに「困ったときには」
を選択する。
【0087】すると、リファレンスガイドプログラム1
2eは、インク不足や紙詰まりといったプリンタ30に
て出力されるエラー情報や、プリンタドライバ12cに
おける色設定の状況や、ヘッドクリーニング実行日時な
ど各種の情報からなる状態情報を一括して取得してワー
クエリアに保存する(ステップS210)。
【0088】その後、取得した状態情報に基づいて補助
情報データベース12fを検索し、現実に発生している
障害とは明らかに無縁と判断される項目を検知するとと
もに(ステップS220)、かかる項目について利用者
が選択できないように表示しつつ、その他の項目のみを
利用者から選択可能に表示する(ステップS230)。
すると、プリンタ30に印刷結果が良くないという障害
以外に障害が発生していない場合には、図7の表示画面
において「印刷結果が良くない」の項目のみが選択可能
となる。従って、利用者は、かかる表示画面を視認し
て、何ら迷うことなく「印刷結果が良くない」を選択す
ることになる。
【0089】「印刷結果が良くない」が選択されると、
リファレンスガイドプログラム12eは、同様にして状
態情報を取得するとともに(ステップS310)、この
状態情報に基づいて補助情報データベース12fを検索
し、「印刷結果が良くない」という項目に関する状態情
報の当否を検知する(ステップS320)。
【0090】例えば、本例においては、長期間に渡って
印刷ヘッドをクリーニングしていないことによる印刷ヘ
ッドの汚れと、利用者によるプリンタドライバ12cの
色設定が不適切であることの二つの要因が、印刷結果が
良くないという障害の原因であったとする。すると、取
得した状態情報からヘッドクリーニングが長期間に渡っ
て実行されていないことと、利用者によりプリンタドラ
イバ12cの色設定が操作されていることから、補助情
報データベース12fにおいてこれらの二つの状態を充
足することが検知される。
【0091】そして、こららの二つの状態情報に対して
記憶された補助情報に関する項目を利用者から選択可能
に表示するとともに、その他の補助情報に関する項目に
ついては利用者から選択できないように表示する(ステ
ップS330)。すなわち、本例においては、図10に
示す表示画面において、「印刷ヘッドのクリーニング」
と「色設定を標準に戻す」の二項目が選択可能となる。
【0092】ここで、利用者は、「印刷ヘッドのクリー
ニング」を選択したものとする。
【0093】すると、リファレンスガイドプログラム1
2eは、プリンタドライバ12cを介してプリンタ30
に所定の信号を発信し、プリンタ30の側でヘッドクリ
ーニングを実行させるとともに、ヘッドクリーニングの
実行日時を取得して従前まで記憶されていた日時を更新
する。ヘッドクリーニングが終了すると、図12に示す
ような表示画面を表示する。利用者は、問題が解決され
たか否かを確認すべく表示画面上で「テスト印刷」ボタ
ンを押し下げる。すると、所定の印刷パターンが印刷さ
れるので、これを視認する。
【0094】ところが、上述したように本例において
は、印刷ヘッドの汚れと、利用者によるプリンタドライ
バ12cの色設定が不適切であることの二つの要因が障
害の原因であるから、問題は解決されていない。従っ
て、利用者は、図12に示す表示画面上において「問題
は解決しましたか?」という問い合わせに対して「いい
え」を選択する。すると、図10に示す表示画面にペー
ジ更新されるが、このとき、新たに状態情報が取得され
るため(ステップS210)、「印刷ヘッドのクリーニ
ング」はもはや選択できないようになっている。そこ
で、利用者は、「色設定を標準に戻す」を選択する。
【0095】すると、リファレンスガイドプログラム1
2eは、プリンタドライバ12cの色設定を標準に戻
し、その後、図13に示す表示画面にページ更新する。
この表示画面においても、「テスト印刷」ボタンが表示
されており、利用者は同様にして所定の印刷パターンを
印刷する。すると、「印刷結果が良くない」という障害
は解消されるので、表示画面上において「問題は解決し
ましたか?」という問い合わせに対して「はい」を選択
し、当該リファレンスガイドプログラム12eを終了さ
せる。
【0096】このように、プリンタ30の障害復帰を補
助する補助情報をPC本体10にて表示するにあたり、
リファレンスガイドプログラム12eを実行してプリン
タ30の症状を選択させるとともにプリンタ30の状態
情報を取得し(ステップS310)、この状態情報に基
づいて補助情報データベース12fを検索し(ステップ
S320)、選択された症状に対して予め用意された補
助情報から想定され得る補助情報を選択して表示するよ
うにしたため(ステップS330)、利用者にとって分
かり易く、障害復帰までの時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる補助情報表示装置
のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
【図2】同補助情報表示装置を構成するPC本体のハー
ドディスクに記録された各種プログラムを示す概略構成
図である。
【図3】ユーティリティによるメンテナンス画面であ
る。
【図4】電源投入後のプリンタ内部の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】リファレンスガイドプログラム起動時の表示画
面である。
【図6】同表示画面において「困ったときには」を選択
した場合のリファレンスガイドプログラムの処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】同表示画面において「困ったときには」を選択
した場合の表示画面の一例を示す図である。
【図8】補助情報データベースのデータ内容を示すテー
ブルである。
【図9】「困ったときには」を選択した場合の表示画面
において、項目を選択したときのリファレンスガイドプ
ログラムの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】「印刷結果が良くない」を選択した場合の表
示画面の一例を示す図である。
【図11】同表示画面において、「インクカートリッジ
の交換」を選択した場合の表示内容を示す図である。
【図12】同表示画面において、「印刷ヘッドのクリー
ニング」を選択した場合の表示内容を示す図である。
【図13】同表示画面において、「色設定を標準に戻
す」を選択した場合の表示内容を示す図である。
【符号の説明】
10…PC本体 11…主基板 12…HDドライブ 12a…オペレーティングシステム 12b…アプリケーション 12c…プリンタドライバ 12d…ユーティリティ 12e…リファレンスガイドプログラム 12f…補助情報データベース 13…FDドライブ 14…ディスプレイボード 15…モデムボード 16…プリンタボード 20…ディスプレイ 30…プリンタ 40…プロバイダ 50…Webサーバ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置における障害復帰を補助する補
    助情報を表示する補助情報表示装置であって、 利用者に上記周辺装置の症状を選択させる症状選択手段
    と、 上記周辺装置から所定の状態情報を取得する状態情報取
    得手段と、 この状態情報取得手段にて取得した状態情報に基づき上
    記症状選択手段にて選択された症状に対して予め用意さ
    れた補助情報から想定され得る補助情報を選択して表示
    する補助情報解析表示手段とを具備することを特徴とす
    る補助情報表示装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の補助情報表示装置
    において、上記症状選択手段は、上記状態情報取得手段
    にて取得した状態情報に基づいて利用者が選択可能な症
    状に絞り込みをかけることを特徴とする補助情報表示装
    置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の補助情報表示装置において、上記周辺装置は、
    自己の状態情報を出力可能であり、 上記状態情報取得手段は、上記周辺装置から所定の通信
    手段を介して同状態情報を取得することを特徴とする補
    助情報表示装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の補助情報表示装置において、上記状態情報取得手段
    は、当該補助情報表示装置に保持される上記周辺装置の
    使用状況を表す状態情報を取得することを特徴とする補
    助情報表示装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の補助情報表示装置
    において、上記補助情報解析表示手段は、上記使用状況
    を表す状態情報の修正方法を表示することを特徴とする
    補助情報表示装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の補助情報表示装置において、上記状態情報取得手段
    は、複数の状態情報を一括して取得することを特徴とす
    る補助情報表示装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の補助情報表示装置において、上記補助情報解析表示
    手段は、表示可能な複数の補助情報のそれぞれに対し
    て、上記症状選択手段にて選択可能な症状と、実際の障
    害発生時に充足する状態情報とを記憶した補助情報デー
    タベースを備え、上記症状選択手段にて選択された症状
    と上記状態情報取得手段にて取得した状態情報とを用い
    て同補助情報データベースを検索して該当する補助情報
    を表示することを特徴とする補助情報表示装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項7に記載の補助情報表示装置
    において、当該補助情報表示装置は、所定のネットワー
    クに接続されており、 上記補助情報解析表示手段は、上記ネットワーク上の所
    定ホストから新たな補助情報データベースを取得して更
    新することを特徴とする補助情報表示装置。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜請求項8のいずれかに記
    載の補助情報表示装置において、上記状態情報取得手段
    は、繰り返して上記状態情報を取得し、 上記補助情報解析表示手段は、上記状態情報取得手段が
    状態情報を取得する毎に上記補助情報を選択して表示す
    ることを特徴とする補助情報表示装置。
  10. 【請求項10】 上記請求項3に記載の補助情報表示装
    置において、上記周辺装置は、電源投入後に同補助情報
    表示装置との通信手段を含む複数段の前処理を順次実行
    して起動完了となる場合に、同通信手段以外の前処理が
    実行不能であっても同通信手段の前処理を実行して起動
    完了状態とすることを特徴とする補助情報表示装置。
  11. 【請求項11】 周辺装置における障害復帰を補助する
    補助情報を表示する補助情報表示装置のための補助情報
    表示方法であって、 利用者に上記周辺装置の症状を選択させるとともに同周
    辺装置から所定の状態情報を取得し、 取得した状態情報に基づき上記選択された症状に対して
    予め用意された補助情報から想定され得る補助情報を選
    択して表示することを特徴とする補助情報表示方法。
  12. 【請求項12】 周辺装置における障害復帰を補助する
    補助情報を表示する補助情報表示装置のための補助情報
    表示プログラムを記録した媒体であって、 利用者に上記周辺装置の症状を選択させるとともに同周
    辺装置から所定の状態情報を取得し、 取得した状態情報に基づき上記選択された症状に対して
    予め用意された補助情報から想定され得る補助情報を選
    択して表示することを特徴とする補助情報表示プログラ
    ムを記録した媒体。
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