JPH11268663A - 車両フレームへのバンパー固定構造 - Google Patents
車両フレームへのバンパー固定構造Info
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- JPH11268663A JPH11268663A JP7746698A JP7746698A JPH11268663A JP H11268663 A JPH11268663 A JP H11268663A JP 7746698 A JP7746698 A JP 7746698A JP 7746698 A JP7746698 A JP 7746698A JP H11268663 A JPH11268663 A JP H11268663A
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Abstract
フレーム86の前端側に初期最大耐力を低減するための
第1ビード92がフレーム全周に亘って形成され、第1
ビード92の後方に連続する左右両側の平面部58,6
6に、前後に連続凹凸状をなす第2ビード90が形成さ
れていて、そのフロントフレーム86の前端部にバンパ
ーレインフォースメント30を連結するようにしたバン
パー固定構造において、初期荷重の低減等のフレーム側
構造による効果を十分に引き出せるようにする。 【解決手段】フレーム閉断面の崩れを抑制する第2節状
部材20を、第1ビード92に近接してフレーム閉断面
内に配設する。フレーム86の前端開口部に第1節状部
材10を配設し、それにレインフォースメント30をウ
ェルドボルト31及びナット33により締結固定する。
Description
延びるように設けられた閉断面状のフレームに、例えば
フロントバンパーやリアバンパーを固定するバンパー固
定構造に関する。
フレームなどのフレームにおいては、車両衝突時等にフ
レームの前端又は後端から軸方向(延設方向)に圧縮荷
重が作用した場合、その初期にはそれほど大きくない荷
重によって潰れ初めることで、乗員が最初に感じるショ
ックを緩和する一方、一旦、潰れ始めた後は、規則的か
つ安定的に折れ曲がることなく潰れることで、なるべく
大きな潰れ荷重を維持し、そのことにより、十分に大き
な衝突エネルギーを吸収できることが望ましい。
く安定的に潰れて大きな潰れ荷重が維持される好適な潰
れモードとしては、例えば矩形閉断面を有するフレーム
の場合、軸方向に延びる周方向4つの平面部がそれぞれ
フレーム固有の潰れピッチにて軸方向に交互に凹凸を繰
り返すように潰れ変形するとともに、隣り合う2つの平
面部同士は、一方が凹状であれば他方が凸状になるよう
に潰れ変形するモードが知られている。
定される車両のフロントフレームに種々の潰れ案内ビー
ドを形成して、車両の衝突時には、上記フロントバンパ
ーからの入力荷重を受けたフロントフレームが所望の態
様で潰れるようにしたものが知られている。すなわち、
例えば、特開昭61−287871号公報、特開平5−
305877号公報、実開平2−24777号公報等に
は、フレームに軸方向に並設した種々形状の案内ビード
により、車両の衝突時に上記フレームを上述の如き好適
な潰れモードで潰れ変形するように導いて、比較的大き
な潰れ荷重(平均耐力)を維持するようにしたものが開
示されている。
報に開示されるものでは、上下左右の壁部で構成された
矩形閉断面構造のフレームに、角部を挟んで隣り合う2
つの壁部の一方では凹条、他方では凸条をなす周方向に
延びるビードを設けて、衝突時に軸方向に圧縮荷重が作
用したとき最初に上記ビードが潰れることで、入力初期
の最大潰れ荷重(初期最大耐力)をある程度低く抑える
ようにしている。
は、上記の初期最大耐力低減用のビード及び平均耐力向
上用のビードを両方共に設けたものが開示されている。
ムにフロントバンパーを固定する場合、フレームの前端
部に左右に折れ曲がったフランジを一体的に設け、この
フランジにバンパーを連結固定することが一般に行われ
ている。
にバンパーに加わる衝突荷重は必ずしもフレーム軸方向
に平行に作用するとは限らず、このような平行でない衝
突荷重の作用があると、上記従来のバンパー固定構造で
は、衝突の初期にフレームの左右いずれか一方のフラン
ジが先に曲げ変形して、入力荷重がその方に大きく偏っ
てずれてしまい、フレーム側に十分に伝達されない。し
たがって、その場合には、上述の如くフレーム側に種々
の案内ビードを設けていても、フレームを狙い通りの好
適な潰れモードで変形させることができず、初期荷重の
低減や衝突エネルギーの吸収といった機能が十分に発揮
されない虞れがある。
あり、その目的とするところは、衝突荷重がバンパー側
からフレーム側に十分に伝達されるように工夫を凝らし
て、初期荷重の低減等のフレーム側構造による効果を十
分に引き出すことにある。
に、本発明の解決手段では、初期荷重を低減するための
潰れビードよりもバンパー側のフレーム閉断面内に、該
フレームを補強する節状部材を設け、かつその節状部材
にバンパーを連結することとした。
方向に隣り合う平面部間に角部を有し、車両の所定方向
に延びる閉断面状フレームの延設方向の車両外端側に、
上記角部両側の隣り合う2つの平面部の一方に形成され
た凹条と、他方に該凹条に角部を介して連続するように
形成された凸条とからなっていて、上記フレームの初期
最大耐力を低減するための第1ビードが設けられ、該第
1ビードよりも車両外端側のフレームにバンパーが連結
固定されたバンパー固定構造を前提とする。そして、上
記第1ビードよりも車両外端側のフレーム閉断面内に、
フレーム内周面に接合されかつ該フレーム内を区分する
節状部材が設けられ、該節状部材に上記バンパーが連結
固定されている構成とする。
ーに加わった荷重は、最初に、フレーム閉断面内に設け
られた節状部材に伝えられるので、フレームの外側にず
れることなく上記節状部材からフレームに伝達される。
また、節状部材によってフレーム前端部の閉断面形状の
潰れが阻止されるので、バンパー側から伝達された荷重
を十分に第1ビードに加えることができ、このことで、
第1ビードを狙い通りに潰して、初期荷重を低減させる
ことができる。
を介して連続するように即ち角部にかかって形成されて
いることで、フレームの初期最大耐力は十分に小さくな
っており、また、第1ビードが隣り合う2つの平面部の
一方では凹条を、他方では凸条をそれぞれなしているの
で、潰れ変形の際の角部での引張りによる破断や圧縮に
よる肉余りが抑制されて、そのことによる悪影響が回避
される。
ーム側に十分に伝達することができ、フレーム側の構造
による効果を十分に引き出して、荷重入力初期の最大潰
れ荷重を低減することができる。
発明における節状部材は、第1ビードに近接して設けら
れているものとする。このことで、バンパー側から節状
部材に伝達された荷重は確実かつ直接的に第1ビードに
加えられることになり、第1ビードの潰れによる初期荷
重の低減効果をより高め、狙い通り最大限に発揮させる
ことができる。
記載の発明における節状部材には、ババンパー側へ向か
って延びるボルトが固定されており、バンパーは、上記
ボルトと該ボルトにバンパー側から螺合締結されるナッ
トとにより節状部材に固定されている構成とする。この
ことで、節状部材とバンパーとの連結構造が明確化され
る。
発明において、2つの節状部材がフレーム延設方向に並
んで設けられ、該2つの節状部材の一方が第1ビードに
近接して配置される一方、他方の節状部材には、バンパ
ー側へ向かって延びるボルトが固定されており、バンパ
ーは、上記ボルトと該ボルトにバンパー側から螺合締結
されるナットとにより節状部材に固定されている構成と
する。
結構造が具体化される。また、並んで設けられた2つの
節状部材によってフレームの閉断面形状の潰れが阻止さ
れ、特に、第1ビードに近接配置された一方の節状部材
により該第1ビード近傍でのフレームの閉断面形状の潰
れを確実に防止することができる。このため、バンパー
側の節状部材に伝達された荷重をフレームを介して確実
に第1ビードに加えることができ、よって、第1ビード
による初期荷重の低減機能を最大限に発揮させることが
できる。
接配置されていても、他方の節状部材はフレームの車体
外方端側に離して配置することができるので、この他方
の節状部材に対するバンパーの連結構造を比較的自由に
設計することができる。
いずれか1つに記載の発明における第1ビードは、フレ
ームの全ての角部を含む略全周に亘って形成されてい
る。このことで、潰れにくいフレーム角部の全てが第1
ビードによって潰れ易くなり、よって、潰れ初期最大耐
力を一層有効に低減できる。
いずれか1つに記載の発明における第1ビードは、各角
部を形成する隣り合う2つの平面部の一方の凹条の深さ
と、他方の凸条の高さとが略同一に設定されている。
1ビードの各角部に作用する凹条の変形による圧縮力と
凸条の変形による引張り力とが略等しくなるので、上記
各角部における引張りによる破断や圧縮による肉余りが
略完全に抑制される。よって、上記破断や肉余りによっ
て第1ビードによる潰れ変形案内に支障をきたすことを
確実に防止できる。
いずれか1つに記載の発明において、第1ビードよりも
車体内方側のフレーム平面部には、フレーム延設方向に
沿って略潰れピッチにて該略潰れピッチ全長に亘る凹部
及び凸部が交互に繰り返す平均耐力向上のための第2ビ
ードが、両側の角部にかからない範囲に形成されている
構成とする。
によって、フレームを折れ曲がり変形することなくフレ
ーム延設方向に略潰れピッチにて規則正しく安定的に潰
れ残りなく狙いの潰れモードで潰れ変形させるように導
くことができ、このことで、より大きな潰れ平均耐力を
確保して、より高い潰れ耐力を安定的に持続させること
ができる。また、上記第2ビードはフレームの角部には
形成されていないので、角部が潰れ易くなることによる
潰れ平均耐力の低下を阻止でき、この点においてもより
大きな潰れ平均耐力を確保することができる。
発明における第1ビードのフレーム延設方向の幅は、第
2ビードの潰れピッチよりも短く設定されている。
面内において、第1ビードの凹条及び凸条ビードの上記
フレーム延設方向に沿った傾斜角が大きくなるので、上
記フレーム延設方向の荷重による凹条及び凸条ビードの
潰れ易さが増大し、このことによっても、潰れ初期最大
耐力のより大きな低減を図ることができる。
記載の発明における第2ビードは、フレーム延設方向に
おいて第1ビードに連続して、又は該第1ビードに対し
て潰れピッチの整数倍の長さの中間平面部を介在させて
形成されている。
間の中間平面部の潰れ変形が上記潰れピッチで行われる
ので、上記第2ビードの第1ビード側端部領域におい
て、その第2ビードに従ってスムーズかつ確実に潰れピ
ッチにて狙い通りの潰れモードで潰れ変形を開始させる
ことができる。
のいずれか1つに記載の発明における第2ビードは、フ
レームの互いに対向する2つの平面部に形成されてい
る。このことで、第2ビードによる潰れ変形案内をより
確実に行うことができる。
載の発明における互いに対向する2つの第2ビードは、
フレーム延設方向において一方が凹部のときは他方が凸
部になるように形成されている。
形するとき、該フレーム延設方向の各位置の断面内で引
張りや圧縮が生じないので、その引張りや圧縮に起因す
る破断や肉余りを回避することができる。よって、上記
破断や肉余りによって第2ビードによる潰れ変形案内に
支障をきたすことを防止できる。
1のいずれか1つに記載の発明における第2ビードは、
該第2ビードが形成されている平面部の両側の角部から
少なくともフレーム潰れ時における上記角部の移動分を
差し引いた残りの範囲に形成されている。
形するとき、角部(稜線)が第2ビードの形成された部
分にまで移動して入り込む虞れがないので、その移動し
た角部が入り込むことによる潰れ変形の乱れを回避する
ことができる。よって、角部の移動によって第2ビード
による潰れ変形案内に支障をきたすことを防止できる。
載の発明における第2ビードは、該第2ビードが形成さ
れている平面部の両側の角部から潰れピッチの略1/2
の長さを差し引いた残りの範囲に形成されている。
れピッチ毎に行われるので、角部の移動量は最大で潰れ
ピッチの1/2になる。そこで、本発明では、第2ビー
ドを平面部の両側の角部から潰れピッチの略1/2の長
さを差し引いた残りの範囲に形成することで、請求項1
2記載の発明による作用を確実に得ることができる。
のいずれか1つに記載の発明において、第1ビードより
も車体内方側のフレーム閉断面内に、該フレームの少な
くとも1つの平面部に対向してフレーム延設方向に延び
る補強平面部を有する補強板が配設され、該補強平面部
には、フレーム延設方向に沿って略潰れピッチにて該略
潰れピッチ全長に亘る凹部及び凸部が交互に繰り返す平
均耐力向上のための第2ビードが形成されている構成と
する。
潰れ変形するとき、該フレーム内に設けられた補強板が
第2ビードに従って潰れ変形し、該補強板の潰れ変形に
より、フレームを狙い通りの潰れモードで潰れ変形する
ように導くことができる。よって、請求項7記載の発明
と同様に大きな潰れ平均耐力を確保することができる。
基いて説明する。
フレームへのバンパー固定構造Cを、乗用車のフロント
フレームへのフロントバンパーの固定に適用した実施形
態を示し、同図の手前左側が前方すなわち車体外方であ
り、右奥側が後方すなわち車体内方である。尚、以下、
特に断らない限り車体の前後左右を前後左右というもの
とする。
ボディ右側下部において前後方向に延びる右側のフロン
トフレームであり、後述するが、該フレーム86は複数
の平面部により構成され、隣り合う平面部同士の連結部
が角部とされた閉断面状のものである。上記フレーム8
6の前端部(車体外方端)の近傍には、該フレーム86
の初期最大耐力を低減して、衝突時の最初の荷重をある
程度低く抑えるための第1ビード92が設けられ、ま
た、該第1ビード92に連続する後側のフレームの左右
両側の平面部58,66(図2参照)には、フレーム8
6の平均耐力を高めて吸収し得る衝突エネルギー量を十
分に確保するための連続凹凸状の第2ビード90、90
が設けられている。
するフレーム86の閉断面内には、衝突時に該閉断面形
状の崩れを抑制するようにフレーム86を補強する節状
部材10,20が前後に並んで2つ設けられていて、そ
のうちの前側の第1節状部材10に、フロントバンパー
のレインフォースメント30が連結固定されている。
の潰れ変形時の態様について詳細に説明する。
に、車体前後方向に延びる断面ハット状の第1パネル5
0及び第2パネル52を向かい合わせて、それぞれフラ
ンジ50a,52a同士を接合してなるダブルハット型
フレームであり、車体前後方向に延びる8つの平面部5
4,56,58,60,62,64,66,68(平面
部54と平面部62とは、2枚のフランジ50a,52
aにより構成されている)と、隣り合う平面部同士の連
結部である8つの角部70,72,74,76,78,
80,82,84とからなる断面四角形の閉断面状のも
のである。
平面部58,66には、それぞれ平均耐力向上用の第2
ビード90(図には一方のみ示す)が形成されている。
この第2ビード90は、上記互いに対向する2つの平面
部58,66において、それらの平面部58,66の両
側の角部72,74,80,82にかからない範囲に形
成されるとともに、さらに、両側の角部72,74,8
0,82からそれぞれ所定長H=P/2(Pは以下に説
明する潰れピッチ)の長さ分を差し引いた残りの範囲に
形成されている。
第2ビード90は、特に図3に示すように、それぞれ車
体前後方向つまりフレーム86の軸方向に沿って上記潰
れピッチPにて該潰れピッチP全長に亘る凹部90aと
凸部90bとが交互に繰り返す連続凹凸状をなすように
形成されている。また、これらの2つの平面部58,6
6に形成された第2ビード90は、上記軸方向において
同一位相で、つまり上記軸方向の各潰れピッチ領域A
1,A2,…において一方の第2ビードが凹部90aの
ときは他方の第2ビードが凸部90bとなるように形成
されている。
状、肉厚及び材質などによって定まるフレームに固有の
値であり、例えば1986年にイギリスで発行された
「Int.J.Impact Engng Vol.4 No.4」の第243頁〜第
270頁に記載された「DYNAMICPROGRESSIVE BUCKLING
OF CIRCULAR AND SQUARE TUBES」の第243頁及び第2
44頁に、「2H」(この2Hが1潰れピッチ)として
定義されている。
の前端側に連続する位置に、該フレーム86の全ての角
部70,72,74,76,78,80,82,84を
含む全周に亘って初期最大耐力低減用の第1ビード92
が形成されている。この第1ビード92は、上記各角部
を挟んで隣り合う2つの平面部の一方では凹条92a、
他方では凸条92bをなしている。より具体的には、図
4に示すように、角部70を挟む平面部54,56にお
いては、平面部54では凸条(角部70から見れば平面
部54におけるビードは凸条である)をなすとともに、
平面部56では凹条をなし、角部72を形成する平面部
56,58においては、平面部56では凹条であるので
平面部58では凸条をなし、角部74を形成する平面部
58,60においては、平面部58では凸条であるので
平面部60では凹条をなし、角部76を形成する平面部
60,62においては、平面部60では凹条であるので
平面部62では凸条(角部76から見れば平面部62に
おけるビードは凸条である)をなす。
を形成する平面部62,64においては、平面部62で
は凹条(角部78から見れば平面部62におけるビード
は凹条である)であるので平面部64では凸条をなし、
角部80を形成する平面部64,66においては、平面
部64では凸条であるので平面部66では凹条をなし、
角部82を形成する平面部66,68においては、平面
部66では凹条であるので平面部68では凸条をなし、
角部84を形成する平面部68,54においては、平面
部68では凸条であるので平面部54では凹条(角部8
4から見れば平面部54におけるビードは凹条である)
をなしている。
方向の幅L2が潰れピッチPよりも十分に小さく設定さ
れ、また、フレーム86の各角部を形成する隣り合う2
つの平面部の一方の凹条の深さSiと、他方の凸条の高
さSoとが略同一になるように形成されている。さら
に、上記第1ビード92は、フレーム86の前端部から
所定長さLf={P/2(Pは潰れピッチ)の整数倍}だ
け後方に形成されている。
フレーム86の後端から所定長さLr={P/2(Pは
潰れピッチ)の整数倍}だけ前方に離れるように形成さ
れている。尚、上記フレーム86の後端とは、フレーム
86の軸方向にストレートに略同一の断面が続いている
部分、つまり、フレーム86の衝突荷重の吸収のために
潰そうとしている部分の後端を意味する。
ーム86に図3に示すように前端から軸方向後方に向け
て荷重Wが作用した場合、まず、図5及び図6に示すよ
うに、第1ビード92部分が潰れ変形する。この第1ビ
ード92の潰れ変形は、図示の如く凹条92aはより凹
の状態に、また凸条92bはより凸の状態になるように
変形する。そして、第1ビード92が潰れた後、続いて
この第1ビード92よりも後方側のフレーム部分が第2
ビード90に導かれて、図7、図8、図9及び図10に
示すように潰れ変形する。
56,58,60,62,64,66,68のそれぞれ
は各潰れピッチ領域A1,A2,…毎に軸方向に交互に
凹凸を繰り返して潰れ変形するとともに、各角部70,
72,74,76,78,80,82,84を挟んで隣
り合う2つの平面部同士、例えば角部72を挟んで隣り
合う平面部56と平面部58とは、同一潰れピッチ領域
において一方が凹部であれば他方が凸部になるように変
形するのである。
図10に示すものに限定されるものではなく、例えば図
11に示すように、断面ハット状パネルと断面直線パネ
ルとからなるシングルハット型のフレーム86を用いて
もよい。また、図12に示すように、フレーム86の各
角部70,72,74,76を面取り状に形成したり、
第1ビード92と第2ビード90との間にフレーム軸方
向に潰れピッチPの整数倍(この変形例では1倍)の長
さL3の中間平面部91を介在させたりしてもよい。
初期最大耐力低減用の第1ビード92が形成され、この
第1ビード92が全ての角部を含むフレーム全周に亘っ
て形成されているので、潰れにくい角部の全てがこの第
1ビード92により潰れ易くなり、このことにより初期
最大耐力を小さくさせて衝突時の初期荷重を十分に低減
させることができる。
方向の幅L2がフレーム86の潰れピッチPよりも短く
設定されているので、図13に示すように、フレーム軸
方向に沿った断面内での凹条92a及び凸条92bの該
軸方向に対する傾斜角α1が、同図に破線で示すように
軸方向の幅が潰れピッチPの場合の傾斜角α2よりも大
きくなり、その結果、軸方向の荷重Wが作用した場合に
上記凹条92a及び凸条92bが潰れやすくなるので、
このことによっても初期最大耐力を小さくさせて衝突時
の最初の荷重を十分に低減させることができる。このこ
とから、上記第1ビード92の幅は十分に小さく設定す
ることが好ましい。
ることで、潰れ初期最大耐力を変えて、フレーム86の
潰れ変形案内を調整することも可能である。すなわち、
フレーム86の板厚が同じであるとすれば、図14に示
すように第1ビード92の角θ及び曲率Rを変えること
で、例えば曲率Rを大きくすれば、応力集中度合が小さ
くなるので初期最大耐力を大きくすることができ、ま
た、角θを小さくすれば、軸方向荷重が入力した場合に
第2ビード92に作用する力のフレーム軸方向に垂直な
成分が小さくなるので初期最大耐力を大きくすることが
できる。
ーム86の各角部を挟んで隣り合う2つの平面部におい
て、一方では凹条92aをなし、他方では凸条92bを
なしており、しかも、該凹条92aの深さと凸条92b
の高さとが略同一に形成されているので、この第1ビー
ド92が潰れる際に該第1ビード92の各角部では、上
記凹条92aの変形による圧縮と上記凸条92bの変形
による引張りとの両方が作用してそれらが互いに相殺さ
れる。このことで、上記第1ビード92の各角部での引
張りのよる破断や圧縮による肉余りを回避でき、よっ
て、この破断や肉余りによる潰れ変形への悪影響を回避
しつつ、第2ビード90で導こうとする狙い通りの潰れ
モードを実現させて、十分に大きな潰れ平均耐力を確保
することができる。
2つの平面部58,66には、それぞれ平均耐力向上用
の第2ビード90が形成され、該第2ビード90はそれ
ぞれフレーム軸方向に沿って潰れピットPにて、該潰れ
ピッチP全長に亘る凹部90a及び凸部90bが繰り返
す連続凹凸状をなしている。このため、上記フレーム8
6は、車両衝突時に第2ビード90に導かれて、軸方向
に潰れピッチPにて規則正しく安定的に折れ曲がること
なく、狙い通りの潰れモードで潰れ残りなく変形し、こ
れにより、より大きな潰れ平均耐力が確保され、より高
い潰れ耐力を安定的に持続させることができる。
面部58,66において両側の角部にかからない範囲に
形成されているので、角部が潰れやすくなることによる
潰れ平均耐力の低下を阻止でき、この点においてもより
大きな潰れ平均耐力を確保することができる。
方向において第1ビード92に連続して形成されている
ので、第2ビード90の前端側領域において、その第2
ビード90に従ってスムーズかつ確実に潰れピッチPに
て狙い通りの潰れモードで変形を開始させることができ
る。しかも、上記第2ビード90がフレーム86の互い
に対向する2つの平面部58,66に形成されているの
で、1つの平面部のみに形成されている場合に比べて、
第2ビード90による潰れ案内がより確実に行われる。
ーム86の互いに対向する2つの平面部58,66にお
いて、一方が凹条92aであれば他方が凸条92bにな
るように形成されているので、フレーム86が軸方向に
潰れ変形する場合に各潰れピッチ領域の軸方向に垂直な
断面内で引張りや圧縮が生じない。従って、その引張り
に因る破断や圧縮による肉余りが回避され、上記第2ビ
ード90による潰れ変形の案内に支障をきたさない。
8,66の両側の角部からそれぞれ潰れピッチPの1/
2の長さ分を差し引いた残りの範囲に形成されているの
で、フレーム86が軸方向に潰れ変形する場合に、各角
部が第2ビード90の部分にまで移動して該第2ビード
90の変形を乱すことを回避することができる。すなわ
ち、フレーム86の潰れ変形は潰れピッチP毎に行われ
るので、角部の移動量は最大でもP/2になり、上記の
ように両側の角部からP/2だけ差し引いた残りの範囲
に第2ビード90を形成しておけば、角部が第2ビード
90の形成された範囲まで移動することを確実に回避で
きる。
ド90による効果を確かめるために、上記図11に示す
フレーム86と従来例の一つ(実開平2−24777号
公報)のフレームとを同一材料で同一寸法、同一形状に
形成した試験フレームを製作し、それらを同一条件で潰
した場合の潰れ量と荷重との関係を調べた試験結果を図
15に示す。
ド92と第2ビード90とを設けることにより、同一材
質で同一寸法、同一形状のフレームであっても、初期最
大耐力十分に低減させるとともに、平均耐力をより増大
させることができる。尚、なんらのビードも設けなかっ
たフレームの場合は、同図に破線で示すように初期最大
耐力が大きく立ち上がるとともに、例えば途中で折れ曲
がる等して平均耐力が著しく小さくなることがある。
き構成のフレーム86へフロントバンパーのレインフォ
ースメント30を固定する構造について、上記図1及び
図16,17,18に基づいて詳細に説明する。
端開口部には、僅かに突出した状態で第1節状部材10
が設けられている。この第1節状部材10は、フレーム
軸方向に対し垂直な面内に広がる隔壁部11を有してお
り、該隔壁部11が左側の平面部58から右側の平面部
66まで左右方向に延びていて、その左右両端部で折り
曲げられて後方に延びる左右両側の側壁部12,13が
一体的に形成されるとともに、上記隔壁部11の上下両
端部がそれぞれ上側の平面部56,82よりもやや低い
位置、及び下側の平面部60,64よりもやや高い位置
で後方に折り曲げられて、それぞれ上壁部14及び底部
15が一体的に形成されている。また、上記左右両側の
側壁部12,13はそれぞれ上下両端部がフレーム86
の内側に折り曲げられ、上壁部14及び底部15にそれ
ぞれ重ね合わされて接合(溶接)されており、このこと
で、上記第1節状部材10が強固な閉断面状に形成され
ている。
壁部13は、フレーム86の右側の平面部66に内側か
ら重ね合わされていて、上下2本のボルト16,16に
より該平面部66に締結されている。一方、左側の側壁
部12は、第2節状部材20の左側の側壁部22と共に
フレーム86の左側の平面部58に内側から重ね合わさ
れていて、上下2本のボルト17,17により上記側壁
部22及び平面部58に締結されている。
ド92のフレーム前端側に連続するように配置され、フ
レーム86の内部空間を前後に区画するようにフレーム
軸方向に垂直に広がる隔壁部21と、該隔壁部21の左
右両側端部が折り曲げられて前方に延びる左右両側の側
壁部22,23とにより、略コの字状に構成されてい
る。そして、上記右側の側壁部23は、フレーム86の
右側の平面部66に内側から重ね合わされていて、上下
2本のボルト24、24(図17及び図18に示す)に
より該平面部66に締結されており、また、該側壁部2
3の上端部はフレーム86の上側の平面部82に沿って
内側に折り曲げられている。一方、左側の側壁部22は
フレーム86の前端部まで延びていて、上述の如く第1
節状部材10の左側の側壁部12と共にフレーム86の
左側の平面部58に締結されている。
貨物列車等で運搬する際に床に固定するために用いるタ
イダウンフックである。このタイダウンフック26の上
端側には、フレーム86の第1ビード92よりも前端側
の右側外側面全体を概ね覆うように広がる接合面26a
が設けられていて、上記タイダウンフック26はその接
合面26aにおいてフレーム86に締結固定されてい
る。すなわち、上記タイダウンフック26の接合面26
aは、第1節状部材10の右側の側壁部13と共に、フ
レーム86の右側の平面部66に対し上下2本のボルト
16,16により締結固定されるとともに、第2節状部
材20の右側の側壁部23と共に、フレーム86の右側
の平面部66に対し上下2本のボルト24、24により
締結固定されている。
第2節状部材20は、左側の側壁部同士が互いに重ね合
わされて上下2本のボルト17,17により締結される
とともに、右側の側壁部同士がタイダウンフック26の
接合面26aを介して締結されて一体とされており、こ
のことで、第1ビード92よりもフレーム前端側のフレ
ーム86は、上記第1節状部材10及び第2節状部材2
0によって強固に補強されている。
には、該隔壁部11から略垂直に前方に延びる3本のウ
ェルドボルト31,31,31が立設されている。この
各ウェルドボルト31は、上記隔壁部11における上段
右側及び下段左右両側で後側から前側に貫通した状態
で、該隔壁部11に基端部が接合される一方、先端部
は、車体の左右両端間に延びる樹脂製のレインフォース
メント30の左右両端部に形成された取り付け面32
(図には右側のみ示す)の貫通孔を貫通していて、前方
から螺合するナット33,33,…と共に上記レインフ
ォースメント30を第1節状部材10に固定するように
なっている。
いが車体前方からレインフォースメント30に被せられ
るバンパー表皮の上下両端部を支持するためのブラケッ
トである。
定構造Cによれば、車両衝突時にバンパーに加わった衝
突荷重が、レインフォースメント30からフレーム閉断
面内に設けられた第1節状部材10に伝えられるので、
フレーム86よりも外側にずれることなく上記第1節状
部材10からフレーム86に対し十分に伝達される。こ
のことで、簡単な構成により衝突荷重をフレーム86の
第2ビード90が形成された部分まで十分に伝達して、
フレーム86を第2ビード90の案内によって狙い通り
の潰れモードで潰れ変形させることができるので、上述
の如き第2ビード90によるフレーム86の潰れ平均耐
力向上の効果を有効に発揮させることができる。
に可及的に近接して配置されており、しかも、第1節状
部材10、第2節状部材20及びフレーム86の前端部
が一体とされて、該フレーム前端部が強固に補強されて
いるので、その部分のフレーム閉断面形状の潰れを阻止
して、バンパー側から伝達された荷重を十分に第1ビー
ド92に加えることができる。このことで、第1ビード
92を狙い通りに潰して、上述の如き第1ビード92に
よる入力初期の最大潰れ荷重の低減機能を設計通り最大
限に発揮させることができる。
2に可及的に近接配置する一方、第1節状部材10は比
較的自由に配置できるので、この第1節状部材10に対
するバンパーの連結構造を比較的自由に設計することが
できる。そして、この実施形態では、第1節状部材10
をフレーム86の前端部に配置しているので、該第1節
状部材10とバンパーのレインフォースメント30とを
直接的に強固に連結固定することができる。
態2に係るバンパー固定構造Cを示し、この実施形態2
におけるフレーム86へのバンパー固定構成は実施形態
1のもの(図1等参照)と同様のものであるので、以
下、同様の部分には同一の符号を付して説明する。
れは上記実施形態1と同様にフレーム86に設けられた
節状部材であり、第1節状部材10は、フレーム軸方向
に対し垂直な面内に広がる隔壁部11と、該隔壁部11
の左右両側端部が折り曲げられて後方に延びる左右両側
の側壁部12,13とにより、略コの字状に構成されて
いる。そして、上記第1節状部材10の右側の側壁部1
3は、上記実施形態1と同様にフレーム86の右側の平
面部66に内側から重ね合わされて、上下2本のボルト
(図示せず)により締結され、また、左側の側壁部12
はフレーム86の左側の平面部58に内側から重ね合わ
されて、上下2本のボルト17,17により締結されて
いる。さらに、上記実施形態1と同様、上記第1節状部
材10の隔壁部11には2本のウェルドボルト31,3
1が立設され、このウェルドボルト31,31と該ウェ
ルドボルト31,31にそれぞれバンパー側から螺合す
るナット33,33とにより、鋼製のレインフォースメ
ント30が第1節状部材10に締結固定されている。
2のフレーム前端側に連続する位置でフレーム86内の
空間を前後に区画する隔壁部21と、該隔壁部21が左
右両端部で折り曲げられて前方に延びる左右両側の側壁
部22,23と、上記隔壁部21が上下両端部で折り曲
げられてそれぞれ前方に延びる上側の壁部41、及び底
部42とを備えており、上記左右両側の側壁部22,2
3はそれぞれ上下両端部がフレームの内側に折り曲げら
れ、上壁部41及び底部42にそれぞれ重ね合わされて
接合(溶接)されており、このことで、上記第2節状部
材20は強固な閉断面状に形成されている。
壁部23はフレーム86の右側の平面部66に内側から
重ね合わされていて、該平面部66に外側から重ね合わ
されているタイダウンフック26の接合面26aと共
に、上下2本のボルト24,24により平面部66に締
結されている。上記タイダウンフック26の接合面26
aは、第1ビード92の前縁からフレーム86の前端ま
での間の後側の半分程度を覆うように形成されていて、
上記第1実施形態とは異なり、第1節状部材10の右側
側壁部13とは重ならないようになっている。一方、上
記第2節状部材20の左側の側壁部12はフレーム86
の左側の平面部58に内側から接合(溶接)されてい
る。つまり、この実施形態では、上記両節状部材10,
20はそれぞれ単独でフレーム86に締結されている。
記実施形態1と同様、車両衝突時にバンパーに加わる衝
突荷重を、フレーム閉断面内に設けられた第1節状部材
10を介してフレーム86に対し十分に伝達することが
できるので、第1ビード92による入力初期の最大潰れ
荷重の低減機能を狙い通りに発揮させることができる
上、第2ビード90によるフレーム86の潰れ平均耐力
向上の効果を有効に発揮させることができる。また、第
1節状部材10に対するバンパーの連結構造を比較的自
由に設計することができる。
形態1,2に限定されるものではなく、その他種々の実
施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態
1,2では、節状部材を2つ設けて、第2節状部材20
を第1ビード92に近接配置する一方、第1節状部材1
0をフレーム86の前端に配置して、それにバンパーの
レインフォースメント30を連結するようにしている
が、これに限るものではない。すなわち、例えば図20
に示すように、1つの節状部材20′を上記第2節状部
材20と同様に第1ビード92に近接配置して、この節
状部材20′にレインフォースメント30から延びるよ
うに設けたブラケット35を連結するようにしてもよ
い。
材20′に伝達された荷重は、確実かつ直接的に第1ビ
ード92に加えられるので、該第1ビード92の潰れに
よる初期最大耐力の低減効果を狙い通り最大限に発揮さ
せることができる。
車両のフロントフレームへのフロントバンパーの固定構
造に適用しているが、これに限らず、例えば車両のリア
フレームへのリアバンパーの固定構造に適用してもよ
い。
造は、上記実施形態1,2のものに限らない。すなわ
ち、上記実施形態1,2では、フレーム86の左右両側
の平面部58,66にそれぞれ第2ビード90を形成し
ているが、これに限らず、例えば図21に示すように
(尚、同一の部材には同一の符号を付す)、フレーム8
6の内部にフレーム軸方向に延びる左右一対の補強板9
6,98を設け、該各補強板96,98のフレーム平面
部58,66にそれぞれ対向する補強平面部に、上記実
施形態1,2の第2ビード90と同様の潰れ案内ビード
を形成してもよい。
側からの圧縮荷重を受けて、フレーム86が軸方向に潰
れ変形するとき、該フレーム86内に設けられた補強板
96,98が潰れビードに従って潰れ変形するので、該
補強板96,98の潰れ変形により、フレーム86を狙
い通りの潰れモードで潰れ変形するように導くことがで
きる。よって、上記実施形態1,2のフレーム86と同
様に大きな潰れ平均耐力を確保することができる。
ーム86に形成されている第1ビード92や第2ビード
90を、フレーム86が取り付けられている上方のエプ
ロンパネルや下方のフレームロアパネルにも形成するよ
うにしてもよい。このようにすれば、フレーム86の潰
れ変形の際にその周囲のパネルをフレーム86と同様の
潰れモードで変形させることができるので、それらのパ
ネルの変形によってフレーム86の潰れ変形が乱される
ことがない。。
レーム86内に節状部材10,20を形成し、その節状
部材10,20にバンパーを連結するようにしている
が、これに限らず、例えば、上記実施形態1のフレーム
86の前端部に該フレーム86と同様に閉断面状に形成
されたブラケットを連結し、このブラケット内に節状部
材を設けてバンパーを連結するようにしてもよい。ま
た、この場合には、上記ブラケットに第1ビード92を
形成してもよく、さらに、上記ブラケットに第1ビード
92及び第2ビード90を形成してもよい。
明における車両フレームへのバンパー固定構造によれ
ば、車両衝突時にバンパーに加わった荷重を、フレーム
閉断面内に設けた節状部材を介して簡単な構造で十分に
フレーム側に伝達し、第1ビードに加えることができる
ので、フレーム側の構造による効果を十分に引き出し
て、荷重入力初期の最大潰れ荷重を低減することができ
る。
から節状部材に伝達された荷重を確実かつ直接的に第1
ビードに加えることができ、初期荷重の低減効果をより
高めて、狙い通り最大限に発揮させることができる。
からの荷重を確実に第1ビードに加えて、初期荷重の低
減機能を最大限に発揮させることができる上、節状部材
に対するバンパーの連結構造を比較的自由に設計するこ
とができる。
角部の全てを潰れ易くして、潰れ初期最大耐力を一層有
効に低減できる。
各角部における破断や肉余りによって第1ビードによる
潰れ変形案内に支障をきたすことを確実に防止できる。
に、第2ビードによってフレームを狙いの潰れモードで
潰れ変形させるように導くことができるので、より大き
な潰れ平均耐力を確保して、より高い潰れ耐力を安定的
に持続させることができる。
設方向の荷重による凹条及び凸条ビードの潰れ易さを増
大させて、そのことによる潰れ初期最大耐力のより大き
な低減を図ることができる。
の第1ビード側端部領域においてその第2ビードに従っ
てスムーズかつ確実に潰れ変形を開始させることができ
る。
ドによる潰れ変形案内をより確実に行うことができる。
の潰れ変形時にフレーム延設方向各位置の断面内での引
張りや圧縮を防止することができ、その引張りや圧縮に
伴う破断や肉余りが第2ビードの潰れ変形案内に支障を
きたすことを防止できる。
よれば、フレームの潰れ変形に伴う角部の移動が第2ビ
ードによる潰れ変形案内に支障をきたすことを防止でき
る。
記載の発明と同様に大きな潰れ平均耐力を確保すること
ができる。
ー固定構造を示す斜視図である。
ある。
ある。
である。
を示す図1相当図である。
す説明図である。
である。
である。
の上面図である。
る。
ある。
を示す図2相当図である。
平面部 70,72,74,76,78,80,82,84
角部 86 フロントフレーム(フレーム) 90 第2ビード 90a 凹部 90b 凸部 92 第1ビード 92a 凹条 92b 凸条 96,98 補強板
Claims (14)
- 【請求項1】 周方向に隣り合う平面部間に角部を有
し、車両の所定方向に延びる閉断面状フレームの延設方
向の車両外端側に、上記角部両側の隣り合う2つの平面
部の一方に形成された凹条と、他方に該凹条に角部を介
して連続するように形成された凸条とからなっていて、
上記フレームの初期最大耐力を低減するための第1ビー
ドが設けられ、 上記第1ビードよりも車両外端側のフレームにバンパー
が連結固定されたバンパー固定構造において、 上記第1ビードよりも車両外端側のフレーム閉断面内
に、フレーム内周面に接合されかつ該フレーム内を区分
する節状部材が設けられ、 上記節状部材に上記バンパーが連結固定されていること
を特徴とする車両フレームへのバンパー固定構造。 - 【請求項2】 請求項1において、 節状部材は第1ビードに近接して設けられていることを
特徴とする車両フレームへのバンパー固定構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 節状部材には、バンパー側へ向かって延びるボルトが固
定されており、 バンパーは、上記ボルトと該ボルトにバンパー側から螺
合締結されるナットとにより節状部材に固定されている
ことを特徴とする車両フレームへのバンパー固定構造。 - 【請求項4】 請求項1において、 2つの節状部材がフレーム延設方向に並んで設けられ、 上記2つの節状部材の一方が第1ビードに近接して配置
される一方、 他方の節状部材には、バンパー側へ向かって延びるボル
トが固定されており、 バンパーは、上記ボルトと該ボルトにバンパー側から螺
合締結されるナットとにより節状部材に固定されている
ことを特徴とする車両フレームへのバンパー固定構造。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つにおいて、 第1ビードは、フレームの全ての角部を含む略全周に亘
って形成されていることを特徴とする車両フレームへの
バンパー固定構造。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、 第1ビードは、各角部を形成する隣り合う2つの平面部
の一方の凹条の深さと、他方の凸条の高さとが略同一に
設定されていること特徴とする車両フレームへのバンパ
ー固定構造。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1つにおいて、 第1ビードよりも車体内方側のフレーム平面部には、フ
レーム延設方向に沿って略潰れピッチにて該略潰れピッ
チ全長に亘る凹部及び凸部が交互に繰り返す平均耐力向
上のための第2ビードが、両側の角部にかからない範囲
に形成されていることを特徴とする車両フレームへのバ
ンパー固定構造。 - 【請求項8】 請求項7において、 第1ビードのフレーム延設方向の幅は、第2ビードの潰
れピッチよりも短く設定されていることを特徴とする車
両フレームへのバンパー固定構造。 - 【請求項9】 請求項7又は8において、 第2ビードは、フレーム延設方向において第1ビードに
連続して、又は該第1ビードに対して潰れピッチの整数
倍の長さの中間平面部を介在させて形成されていること
を特徴とする車両フレームへのバンパー固定構造。 - 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか1つにおい
て、 第2ビードは、フレームの互いに対向する2つの平面部
に形成されていることを特徴とする車両フレームへのバ
ンパー固定構造。 - 【請求項11】 請求項10において、 互いに対向する2つの第2ビードは、フレーム延設方向
において一方が凹部のときは他方が凸部になるように形
成されていることを特徴とする車両フレームへのバンパ
ー固定構造。 - 【請求項12】 請求項7〜11のいずれか1つにおい
て、 第2ビードは、該第2ビードが形成されている平面部の
両側の角部から少なくともフレーム潰れ時における上記
角部の移動分を差し引いた残りの範囲に形成されている
ことを特徴とする車両フレームへのバンパー固定構造。 - 【請求項13】 請求項12において、 第2ビードは、該第2ビードが形成されている平面部の
両側の角部から潰れピッチの略1/2の長さを差し引い
た残りの範囲に形成されていることを特徴とする車両フ
レームへのバンパー固定構造。 - 【請求項14】 請求項1〜6のいずれか1つにおい
て、 第1ビードよりも車体内方側のフレーム閉断面内に、該
フレームの少なくとも1つの平面部に対向してフレーム
延設方向に延びる補強平面部を有する補強板が配設さ
れ、 上記補強平面部には、フレーム延設方向に沿って略潰れ
ピッチにて該略潰れピッチ全長に亘る凹部及び凸部が交
互に繰り返す平均耐力向上のための第2ビードが形成さ
れていることを特徴とする車両フレームへのバンパー固
定構造。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP07746698A JP3840788B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 車両フレームへのバンパー固定構造 |
| EP98305129A EP0888953B1 (en) | 1997-06-30 | 1998-06-29 | Front body structure for vehicle |
| DE69806695T DE69806695T2 (de) | 1997-06-30 | 1998-06-29 | Vorderwagenaufbau eines Kraftfahrzeuges |
| ES98305129T ES2176911T3 (es) | 1997-06-30 | 1998-06-29 | Estructura delantera de carroceria para vehiculo. |
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