JPH11268725A - 緩衝機能付中仕切り - Google Patents

緩衝機能付中仕切り

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JPH11268725A
JPH11268725A JP10092462A JP9246298A JPH11268725A JP H11268725 A JPH11268725 A JP H11268725A JP 10092462 A JP10092462 A JP 10092462A JP 9246298 A JP9246298 A JP 9246298A JP H11268725 A JPH11268725 A JP H11268725A
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Satoshi Komiyama
智 小宮山
Fumio Yamada
文雄 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱に挿入する複数の仕切りを備えた収納部を
衝撃等の外力から緩和する空間を備えた折り畳み可能な
中仕切りを提供する。 【解決手段】 左右貼付板と中仕切り板と左右側板と前
後ろ板の七面と中前貼付板を組合せ、中仕切り板を境に
複数の仕切りを構成した中仕切りにおいて、後ろ板5に
蓋板11と差し込み板12を連接し、蓋板11に突起1
1 を形成し、前記中前貼付板に形成した仕切り片94,
104 の下辺に勾配を付して段99,109と該段と連接
する帯び板95,105 を形成し、突起111 と帯び板9
5,105 とにより二方向に緩衝機能を付与し、且つ折り
畳みを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用容器収納箱
の取り扱い時の衝撃等で、該箱に収納した割れ易い容器
が相互接触等により損傷することを防止するために、箱
内部に挿入する緩衝機能付中仕切りに関する。
【0002】
【従来の技術】アンプルやバイアルやドリンク等の容器
では、該容器を蓋と身を夫々独立した厚手のプラスチッ
ク材料による成形品とし、中身が固形薬品の時には容器
内の所要箇所にスポンジ等の緩衝材を挿入し、複数の容
器を格納する場合では箱仕切板を設け容器や中身の損傷
防止対策としている。箱と仕切りの一体形にはシールエ
ンドタイプや底ワンタッチ等の種類がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アンプルやバイアルや
注射筒やドリンク瓶等の医薬用容器収納箱は、該箱収納
物が使用前に損傷しないことを最大の課題とし、本出願
人の先願である実願昭63−166915号の「異深区
画を形成する中仕切付包装箱」にも仕切り内蔵形で一部
の仕切りに緩衝機能を増し、組立の容易性を備えた偏平
式の折り畳み箱の技術を開示しているが、損傷防止の問
題解決迄には至らない。
【0004】また緩衝機能を持つプラスチック成形容器
やスポンジ等の使用も、用済み後に廃棄物として処理す
る場合に、比較的小物のために再生処理に要する回収コ
ストが掛かり過ぎ、自然劣化による自壊作用も見込めな
いことから燃焼による処理手段が多用されるが、燃焼ガ
スの発生や燃え滓の始末に絡む公害と炉の耐久性等の問
題を避けて通れない。
【0005】容器収納箱の自動組立ラインを構成する際
に、注意すべきは貼付部分の接着剤がはみ出し内接する
ことで、ワンタッチ底を持つ箱では未使用時は偏平状に
折り畳み保管するので特にこの問題が起こり易く、箱と
仕切りを一体化したシールエンドタイプは底貼機を別途
に必要とし、緩衝材の存在も組立機能を複雑化し緩衝効
果の少ない割りに手間を要し、ラインの延長等設備費の
高騰と故障増も予測され、作業監視に多くの器材と人の
配置を必要としコスト増の要因となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は既述の問題を解
決し、容器または該容器内の薬品に必要な損傷防止機能
を備え、用済み後に再生可能か廃棄物処理をしても公害
問題を提起しない材料で構成し、収納箱に挿入し使用す
る緩衝機能付中仕切りの提供を目的とする。
【0007】本発明は、シート状材料の一端から他端に
向けて、左貼付板と中仕切り板と右貼付板と後ろ板と左
側板と前板と右側板の七面を順次連接し、上方向に対し
て、中仕切り板の上端に中貼付板を、後ろ板の上端に蓋
板と差し込み板を、前板の上端に前貼付板を夫々連接
し、各連接部に押し罫と半切り罫と切り罫を単独か組合
せた何れか線を付与して折り曲げ易くし、中前貼付板を
相手板側に折り曲げ前記貼付板の切り込みに沿い仕切り
片を引き起して直立し、接着剤を塗布した各貼付板と貼
付片を相手板面に接着し、中仕切り板を境とし前後に多
数の仕切り付外枠を形成し、その外枠の上部を上蓋で覆
い、その蓋板に設けた突起と左右側板とで前記上蓋外面
に空間を構成したことを特徴とする緩衝機能付中仕切り
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、医療用薬品収納箱に挿
入する前に、予め組み立てた仕切りを内蔵する収納部に
対し、該収納部の上方に突起を備えた蓋板と下方に帯び
板を配置し、挿入後に同突起と帯び板により箱内壁と前
記収納部の間に空間を形成し、緩衝機能を持せた構造で
紙製の中仕切りである。
【0009】中仕切りは、一面の中仕切り板と二面の左
右貼付板と二面の前後ろ板と二面の左右側板の七面を所
要の組合せで横方向に連接し、中仕切り板と前板の各々
上辺に仕切り片付中前貼付板を前板上辺に蓋板と差し込
み板を順次連接し、各連接部に押し罫と半切り罫と切り
罫の各線を単独か組合せて付与し折り曲げ易くした構成
である。
【0010】七面の板を罫線沿いに順次折り曲げると、
上下を開放し方形状断面の中央に仕切り板を配置した外
枠が出来上がる。中仕切り板と前板の上辺から伸びる中
前貼付板を折り曲げ、下辺一端から勾配付として他端に
段部を設けた各仕切りを前記中仕切り板と前板に対し直
角に引き起こすと、各仕切りの下辺は前記段部を介して
帯び板でつながり各仕切り片の中央付近に位置するの
で、仕切り内に収納した容器の底を弾力的に支え緩衝機
能としての役割を果たす。
【0011】前板の上辺から伸びる蓋板に切り込み付き
の複数の突起を設け、蓋板を折り曲げ突起を引き起こし
て直立し、蓋板に連接した突起付差込み板を折り曲げ
て、前記外枠の内側の仕切り片上端に当たるまで差し込
み、突起を仕切りの間に挿入する。この場合、蓋板を連
接する後ろ板より蓋板が差し込まれる前板の高さを低く
しておくと、差し込み板の幅が広く採れ折り曲げ時に蓋
板自体が安定する。
【0012】この形状の中仕切りの構造は、仕切り片に
囲まれた収納物の上下方向に緩衝機能を備え、従来品に
較べ収納箱の取り扱いに起因する容器等の損傷事故を格
段に減少し、収納箱と仕切りを一体化するシールエンド
タイプに較べ、独立構造の中仕切りは、底貼りがなく半
切り罫線により曲げ易いので、打ち抜きに際し折り曲げ
方向を考慮する必要がなく、自動製箱機での作業と包装
ラインの構築を楽にする効果があり、偏平状に折り畳め
るので未使用時の格納スペースが小さくてすむ他に、収
納物の全数検査から抜き取りに移行する利点を生じた。
【0013】
【作用】本発明になる緩衝機能付中仕切りは、収納箱に
挿入して使用する独立構造で、内部の仕切り片の下辺中
央の段を介し帯び板と連接して収納物を個々に支え、仕
切り片の上辺を覆う蓋板に設けた突起と左右側板で空間
を形成する構造とし、上下方向に対する緩衝機能を備え
る。
【0014】
【実施例】図1は中仕切り1の展開図を、図2は蓋板を
開放し前列仕切り片の断面を含む斜視図を、図3は図2
の状態で外観の斜視図を、図4は蓋を閉じた最終形状の
斜視図を示した。図1に示す様に左より右にかけて左貼
付板2と中仕切り板3と右貼付板4と後ろ板5と左側板
6と前板7と右側板8の七面が連接し、中仕切り板3の
上辺に中貼付板9を、前板7の上辺に前貼付板10を、
後ろ板5の上辺に蓋板11と差し込み板12を夫々連接
し、各連接部に押し罫と半切り罫と切り罫を単独か組合
せた何れか線を付与して折り曲げ易くし、貼付部分には
接着剤を塗布する。
【0015】中貼付板9上に、両端に左右中貼付片
1 ,92 と曲線の切り込み93 を持つ仕切り片94
帯び板95 と貼付片96 ,97 を展開し、同様に前貼付
板10上に、左右前貼付片101 ,102 と曲線の切り
込み103 を持つ仕切り片104と帯び板105 と貼付
片106 ,107 を展開する。図2に示す様に中貼付板
9を中仕切り板3の内側に折り曲げ、前貼付板10を前
板7の内側に折り曲げ、各貼付片を利用して接着材で固
定する。この際に切り込み93 ,103 に沿い仕切り片
4 ,104 を引き起し、左右の中貼付片91 ,92
前貼付片101 ,102 を左右貼付板2,4か左右側板
6,8の何れかに接着する。
【0016】引き起こした仕切り片94 ,104 の下辺
8 ,108 は勾配付として、他端に段99 ,109
形成することにより、前記下辺と切り離された帯び板9
5 ,105 は略中央で前記段と連接し、その帯び板は外
枠を形成する左右の貼付板か側板と接続し、仕切りの間
に収納した容器の底を弾力的に支持し、衝撃等の外力を
吸収し緩和する効果を生む。
【0017】図3は蓋板11を閉じていない状態で仕切
り付のまま偏平状に折り畳めることを仮想線で示してい
る。また蓋板11の四箇所に設けた突起111 には連接
部に折り曲げ罫線を付与していない。従って、図4に示
す様に蓋板11を内向きに折り曲げると突起111 は直
立した状態となり左右側板6,8の先端と合わせて蓋板
11上に空間13を形成し、前記突起が衝撃等の外力を
吸収し緩和するので中仕切り内の収納物を損傷から防止
する。
【0018】後ろ板5と前板7の高低差が有る程、蓋板
11に連接する差し込み板12の幅が広くなり折り曲げ
た時の蓋の形が安定する。この差し込み板は前板7の内
側である前貼付板10の折り返し面に接するようにし
て、仕切り片104 の上端で止まるまで挿入すると、突
起121 が仕切りの間まで入り込み蓋板11の抜け戻り
を防止する。
【0019】図1に示す様に、この中仕切り1は中前貼
付板9,10上に展開した曲線状の切り込み93 ,10
3 を挟む各接着用貼付部96 ,97 ,106 ,10
7 に、R付の切り刃910,1010を設けて、接着面積を
拡大したので接着剤のはみ出し防止ができると共に、付
随的な効果として仕切り片94 ,104 に付与した折り
曲げ罫線の長さが短くなり、組立作業時の引き起し成形
が楽に出来た。
【0020】本中仕切り1は、前貼付板10の右前貼付
片102 に浮き出し1011を設け、自動組立の過程で機
械が接着剤を塗布する最初の位置を認識し易くしたの
で、自動連続組立時の位置ずれに起因する余剰接着剤に
よる内接を防止することが出来た。このような対策は偏
平状に折り畳むことを目的とする組立品に起り勝ちな問
題点の解決に役立った。
【0021】この中仕切り1は、上方向の緩衝能力を増
した空間を形成する左右側板6,8の先端と蓋板11か
ら立ち上げた突起111 先端の夫々の高さを同じにする
必要がある。また緩衝機能の増加をより必要とする場合
は、仕切り片の下辺に構成した帯び板の位置と合わせ、
対応する辺との間に構成する空間13を大きくすること
で達成することが出来る。
【0022】
【発明の効果】本発明になる緩衝機能付中仕切りの使用
により下記の効果を得た。 収納箱の蓋板に付けた突起と側板からなる空間や仕切
り片と帯び板による緩衝機能により、壊れ易いアンプ
ル,バイアル,ドリンク等の容器を取り扱いに起因する
損傷から防止した。 接着剤漏れによる内接防止が出来、且つ偏平状に折り
畳めるので未使用時の格納スペースを小さくした。 この中仕切りは収納箱のタイプが底ワンタッチやシー
ルエンドの種類に関わらず使用出来た。 緩衝効果の向上により収納物の検査を全数から抜き取
りへ移行できた。 底貼りの必要がなく自動糊貼加工が楽になり、包装ラ
インが簡素化して人件費や加工費等が軽減しコスト逓減
が計れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中仕切りの展開図である。
【図2】 蓋板を開放し前列仕切り片の断面を含む斜視
図である。
【図3】 図2の状態で外観の斜視図である。
【図4】 蓋を閉じた最終形状の斜視図である。
【符号の説明】
1 中仕切り 2,4 左右貼付板 3 中仕切り板 5 後ろ板 6,8 左右側板 7 前板 9,10 中前貼付板 91 ,92 ,101 ,102 左右中前貼付片 93 ,103 切り込み 94 ,104 仕切り片 95 ,105 帯び板 96 ,97 ,106 ,107 貼付片 98 ,108 下辺 99 ,109 段 910,1010 切り刃 1011 浮き出し 11 蓋板 111 ,121 突起 12 差し込み板 13 空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状材料の一端から他端に向け
    て、左貼付板(2)と中仕切り板(3)と右貼付板
    (4)と後ろ板(5)と左側板(6)と前板(7)と右
    側板(8)の七面を順次連接し、上方向に対し中仕切り
    板(3)の上端に中貼付板(9)を、後ろ板(5)の上
    端に蓋板(11)と差し込み板(12)を、前板(7)
    の上端に前貼付板(10)を夫々連接し、中前貼付板を
    相手板側に折り曲げ前記貼付板の切り込みに沿い仕切り
    片を引き起して直立し、各連接部に押し罫と半切り罫と
    切り罫を単独か組合せた何れか線を付与して折り曲げ易
    くし、中前貼付板(9,10)を相手板側に折り曲げ前
    記貼付板の切り込みに沿い仕切り片(94 ,104 )を
    引き起して直立し、接着剤を塗布した各貼付板と貼付片
    を相手板面に接着し、中仕切り板(3)を境とし前後に
    多数の仕切り付外枠を形成し、その外枠の上部を蓋板
    (11)で覆い、その上蓋に設けた突起(111 )と左
    右側板(6,8)とで前記上蓋外面に空間(13)を構
    成したことを特徴とする緩衝機能付中仕切り。
  2. 【請求項2】 中仕切り板(3)と前板(7)の高さ
    に差を持たせ、左貼付板(2)と中仕切り板(3)と右
    貼付板(4)と後ろ板(5)と左側板(6)と前板
    (7)と右側板(8)からなる仕切り付外枠に、後ろ板
    (5)に連接した蓋板(11)と差し込み板(12)を
    罫線から折り曲げて、前板(7)の内面に差し込み先端
    を仕切り片(104 )上端に接する迄挿入して、差し込
    み片(12)の先端の突起(121 )が仕切り片(10
    4 )同士で造られた隙間内に達し、突起(121 )が蓋
    板(11)の抜け止め役を果たす構成としたことを特徴
    とする請求項1に記載の緩衝機能付中仕切り。
  3. 【請求項3】 中前貼付板(9,10)上の仕切り片
    (94 ,104 )の下辺の端に勾配を付け他端に段(9
    9 ,109 )を備え、切込み(93 ,103 )に沿い前
    記仕切り片を引き起し、全仕切り片の下辺が前記段を介
    して帯板(95,105 )と連接し、その帯板が各仕切
    りの中央に位置する構成としたことを特徴とする請求項
    1か2に記載の緩衝機能付中仕切り。
  4. 【請求項4】 仕切り片(94 ,104 )を備えた中
    前貼付板(9,10)の両端貼付片の一つに、浮き出し
    (1011)を設けたことを特徴とする請求項1から3の
    何れかに記載の緩衝機能付中仕切り。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007238103A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Sogo Insatsu Shiki Kk 緩衝機能を備えた中仕切り付き収納ケース
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CN111712184A (zh) * 2018-01-31 2020-09-25 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 医疗设备及医用物件收纳箱

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US12491041B2 (en) 2018-01-31 2025-12-09 Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co., Ltd. Medical device and storage box for medical article

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