JPH11268848A - シート供給装置及びそれを用いた記録装置 - Google Patents

シート供給装置及びそれを用いた記録装置

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JPH11268848A
JPH11268848A JP10071644A JP7164498A JPH11268848A JP H11268848 A JPH11268848 A JP H11268848A JP 10071644 A JP10071644 A JP 10071644A JP 7164498 A JP7164498 A JP 7164498A JP H11268848 A JPH11268848 A JP H11268848A
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shaft
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sheet conveying
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史浩 佐藤
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春彦 八島
Shigeki Sakakura
重喜 阪倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート供給装置及びそれを用いた記録装置に
関し、比較的に簡単な構造で確実にシートの斜行を補正
することのできるシート供給装置及びそれを用いた記録
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 シート搬送面24を有するフレーム12
と、該シート搬送面の上方に回転可能に配置されたシャ
フト26と、該シャフトの軸線方向に間隔をあけて且つ
周方向に異なった角度で該シャフトに設けられた複数の
突起36と、該シャフトを回転させる回転装置とを備
え、シートを該突起により該シート搬送面に沿ってシー
ト搬送方向に対して垂直方向に延びる横方向部材に向か
って搬送し、且つ該シートを該横方向部材に突き当てる
ことによりシートの斜行を補正する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートの斜行を自動
的に補正しながらシートを供給することのできるシート
供給装置及びそれを用いたプリンタ等の記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタは、キャリッジに支持された印
字ヘッドと、印字ヘッドと対向するプラテンとを備え、
一対のシート搬送ローラによってシートを印字ヘッドと
プラテンとの間に搬送し、印字ヘッドによってシートに
印字を行うようになっている。シートは、自動的にある
いは手差しによりシート搬送ローラに向かって供給され
ることができる。シート搬送ローラは通常は停止してお
り、シートがこのシート搬送ローラの近くへ供給される
とセンサの出力に基いて回転しはじめる。
【0003】特に、手差しによりシートをシート搬送ロ
ーラに向かって供給するときに、シートが斜行する問題
が発生する。斜行とは、シートの上端(搬送方向で先行
するシートの辺)がシート搬送ローラに対して斜めにな
って供給される現象である。シートが斜行してシート搬
送ローラに供給されると、シート搬送ローラはシートを
斜行したままで印字ヘッドへ搬送し、シートにきちんと
印字されなくなる。従って、シートを供給するときに、
シートが斜行していれば、シートの斜行を補正すること
が望まれる。
【0004】特開昭59−108646号公報は、シー
ト搬送方向に対してシートを斜め方向に動かす斜送ロー
ラと、サイドガイドとを備えた斜行補正装置を開示して
いる。サイドガイドはシート搬送路の側端部に設けら
れ、斜送ローラはシートをこのサイドガイドに接触さ
せ、シートがサイドガイドに沿って進むことにより、シ
ートの斜行が補正される。さらに、この公報では,撓み
防止部材が斜送ローラの上方に設けられ、サイドガイド
に向かって搬送されるシートを上方から押さえて搬送さ
れるシートのひずみを防止するようにしている。
【0005】特開昭55−31796号公報は、1つの
シャフトに2つのパドルホイールを取り付けた斜行補正
装置を開示している。各パドルホイールは等角度間隔で
配置された3つのブレードを有し、各ブレードは捩じれ
ている。捩じれたブレードはシートを斜め方向に動かし
て容器の側壁に押しつけ、シートが側壁に押しつけられ
ることによりシートの斜行が補正される。
【0006】特開昭60−118542号公報は、駆動
シャフトに取り付けられた共通の駆動ローラと、一直線
上に配置された2つの被駆動シャフトに取り付けられた
複数の被駆動ローラとからなる斜行補正装置を開示して
いる。被駆動シャフトは駆動シャフトの上方にあって、
垂直方向に可動に配置されており、被駆動ローラは被駆
動シャフト及び被駆動ローラの自重によって駆動ローラ
に押しつけられ、駆動ローラに従動する。
【0007】シートは駆動ローラと被駆動ローラによっ
て挟持されて、その先のシート搬送ローラに向かって搬
送される。シートが斜めに供給されると、シートの上端
の一側端(例えば搬送方向で先行するシートの辺の左
端)が停止しているシート搬送ローラに当接する。シー
トの一端がシート搬送ローラに当接すると、シートは駆
動ローラ及び当接した側の(左端側の)被駆動ローラに
対してスリップし、駆動ローラ及び反対側の(右端側
の)被駆動ローラによって搬送され続ける。よってシー
トは一端側が停止し、他端側が搬送されるので、シート
搬送ローラに当接した端部を中心に回転し、シートの斜
行が補正される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】斜行ローラや捩じれた
ブレードによってシートを斜めに動かしてシートをサイ
ドガイドや容器の側壁に接触させることによりシートの
斜行を補正している従来の斜行補正装置では、シートが
サイドガイドや容器の側壁に接触してシートの斜行が補
正された後でも、シートは斜め方向の力を受けてシート
の搬送方向がぶれ、シートの斜行が完全に補正されな
い。
【0009】また、一直線上に配置された2本の被駆動
シャフトに被駆動ローラを設け、一方の被駆動シャフト
の被駆動ローラに対してシートをスリップさせ、他方の
被駆動シャフトの被駆動ローラによってシートを動かし
続けることによりシートの斜行を補正する場合には、意
図された通りにシートのスリップをコントロールするこ
とができない。すなわち、一方の被駆動シャフトの被駆
動ローラと、他方の被駆動シャフトの被駆動ローラと
は、互いに同じように構成されているので、シートが一
方の被駆動シャフトの被駆動ローラに対してはスリップ
するが、他方の被駆動シャフトの被駆動ローラに対して
はスリップしないようにすることはできない。また、シ
ートを駆動ローラと被駆動ローラとの間にニップして搬
送する場合、シートは駆動ローラと被駆動ローラによっ
てニップされたままの状態で搬送され、上記したような
斜行を補正するための回転力は生じない。
【0010】また、シートの斜行を強制的に補正しよう
とすると、シートに無理な力がかかり、シートが変形し
たり、損傷したりすることがある。本発明の目的は、比
較的に簡単な構造で確実にシートの斜行を補正すること
のできるシート供給装置及びそれを用いた記録装置を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるシート供給
装置は、シート搬送面を有するフレームと、該シート搬
送面の上方に回転可能に配置されたシャフトと、該シャ
フトの軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異なった角
度で該シャフトに設けられた複数の突起と、該シャフト
を回転させる回転装置とを備え、シートを該突起により
該シート搬送面に沿ってシート搬送方向に対して垂直方
向に延びる横方向部材に向かって搬送し、且つ該シート
を該横方向部材に突き当てることによりシートの斜行を
補正することを特徴とするものである。
【0012】この構成において、シート搬送面に沿って
シート搬送方向に対して垂直方向に延びる横方向部材
は、このシート供給装置を使用する記録装置に設けられ
た部材とすることができる。例えばこのシート供給装置
がプリンタの場合には、横方向部材はプリンタの一対の
シート搬送ローラである。従って、横方向部材として既
存のシート搬送ローラを利用でき、且つ1本のシャフト
のみを設ければよいため、部品点数が少なく、安価なシ
ート供給装置の提供が可能となる。
【0013】複数の突起を有する回転可能なシャフト
が、シートを横方向部材(シート搬送ローラ)に向かっ
て搬送する。すなわち、シートはシャフトに取り付けた
突起の摩擦力のみで搬送される。複数の突起はシャフト
の軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異なった角度で
配置されているので、ある瞬間には1つの突起がシート
に接触し、その突起によりシートを搬送する。そして、
次々に複数の突起がシートに接触することにより、シー
トを横方向部材(シート搬送ローラ)に向かって搬送す
る。
【0014】シートが斜めに供給された場合には、シー
トの上端の一側端(例えば搬送方向で先行するシートの
辺の左端)が停止している横方向部材(シート搬送ロー
ラ)に当接する。シートの一端が横方向部材(シート搬
送ローラ)に当接すると、シートのその端部は停止し、
シートの他の部分はシャフトの突起によって搬送され続
け、シートは停止した端部を中心に回転し、シートの斜
行が補正される。この場合、シートを搬送し、回転させ
るためにシートに係合しているのは実質的に1つの突起
のみであり、1つの突起は一対のピンチローラのように
シートを拘束しないので、シートは簡単に且つ確実に回
転し、シートの斜行が補正される。
【0015】好ましくは、該シャフトに保持されるハブ
と、該ハブから突出する少なくとも1つの突出部とを有
する異型形状ローラを備え、該突起は該突出部として形
成される。この場合、好ましくは、該少なくとも1つの
突出部は該ハブから該シャフトの直径方向に対向して延
びる2つの突出部からなる。さらに、該シャフトは、い
ずれの突出部も該シート搬送面に沿って移動するシート
に接触しない角度範囲を有する。
【0016】好ましくは、該シート搬送面は該突起の位
置に対応して窪みを有する。突起の先端はこの窪み内に
入り、シート搬送面供給されたシートは突起に押されて
窪み内でわずかに変形しつつ突起によって搬送される。
シートの厚さによって、突起のシートに対する摩擦量は
異なる。例えば、薄い単葉シートを搬送するときはシー
トは窪み内で変形しやすく、突起がシートに軽く当たり
ながら弱いフィード力で搬送されることになる。一方、
厚い単葉シートや複数のシートからなる伝票等を搬送す
るときはシートは窪み内で変形しにくく、突起がシート
に強く当たりながら強いフィード力で搬送されることに
なる。従来技術においては、薄紙と厚紙でフィード力を
可変とする必要がある場合には、トーションスプリング
等を設け、紙厚に応じてフィード圧力を可変にする機構
を用いていたが、部品点数が増加し、コストアップとな
っていた。
【0017】好ましくは、該シート搬送面はシートの排
出時にシートを制動するためのパッドを有する。また、
該シャフトの近傍に配置されたシートセンサを含む。ま
た、該シャフトの回転位置を検出する位相センサを含
む。本発明による記録装置は、ケーシングと、移動可能
なキャリッジと、該キャリッジに取り付けられた印字ヘ
ッドと、該印字ヘッドと対向するプラテンと、該プラテ
ンの一方の側に配置された一対のシート搬送ローラと、
シートを該シート搬送ローラへ向かって供給可能なシー
ト供給装置とからなり、該シート供給装置は、該ケーシ
ングに取り付けられ且つシート搬送面を有するフレーム
と、該シート搬送面の上方に回転可能に配置されたシャ
フトと、該シャフトの軸線方向に間隔をあけて且つ周方
向に異なった角度で該シャフトに設けられた複数の突起
と、該シャフトを回転させる回転装置とを備え、シート
を該突起により該シート搬送面に沿って該一対のシート
搬送ローラに向かって搬送し、且つ該シートを該一対の
シート搬送ローラに突き当てることによりシートの斜行
を補正することを特徴とするものである。
【0018】この記録装置は、上記したシート供給装置
と同様の特徴を備えている。好ましくは、該ケーシング
は該シート供給装置のフレームを脱着可能に取り付ける
ための取り付け手段を有する。好ましくは、該シャフト
の近傍に配置された第1のシートセンサと、該一対のシ
ート搬送ローラの近傍に配置された第2のシートセンサ
と、該シャフトの回転位置を検出する第3の位相センサ
とを含む。
【0019】この場合、該第1のシートセンサが該シー
ト供給装置にシートを検出したときに、該第1のシート
センサの出力に応じて該シャフトが回転し、シートを該
突起により該一対のシート搬送ローラに向かって搬送す
る。さらに、シートを該一対のシート搬送ローラに突き
当てた後に、該突起及び該一対のシート搬送ローラによ
ってシートを所定量搬送し、その後で該一対のシート搬
送ローラのみによってシートをさらに搬送する。
【0020】さらに、該印字ヘッドの近傍に位置する第
4の一対のシートセンサをさらに含み、該第4の一対の
シートセンサの検出ステップ数の差により斜行を検出す
る。さらに、前記斜行を検出した場合、シートを該シー
ト供給装置へ排出し、さらに、該シート供給装置により
シートを再供給する。好ましくは、該突起は、該シャフ
トに保持されるハブと、該ハブから該シャフトの直径方
向に対向して延びる少なくとも1つの突出部とを有する
異型形状ローラの該突出部として形成され、該シャフト
は、いずれの突出部も該シート搬送面に沿って移動する
シートに接触しない角度範囲を有し、シートの吸入及び
排出が終了したときは該第3の位相センサの出力に基づ
いて該シャフトを該角度範囲内の位置に位相合わせす
る。
【0021】好ましくは、該プラテンの他方の側に配置
された第2の一対のシート搬送ローラをさらに備え、該
第1の一対のシート搬送ローラ及び該第2の一対のシー
ト搬送ローラは同じ方向に同じ回転速度で駆動される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
を参照して説明する。なお、ここでは、シートとは、薄
い又は厚い1枚の紙や、複写シート等の複数の紙の束
や、通帳等を含むものとする。図1はシート供給装置1
0を有するプリンタ(記録装置)50を示す図である。
図2はシート供給装置10をプリンタ50に取り付ける
ところを示す図である。プリンタ50はケーシング52
を備え、ケーシング52は前部側壁54、56を有す
る。シート供給装置10はケーシング52の前部側壁5
4、56の間に取り付けられるようになっている。操作
パネル58がケーシング52の前部側壁56に設けられ
ている。さらに、ケーシング52は用紙ガイド59を有
し、一対のシート搬送ローラ60、62(図6)がケー
シング52内に設けられる。シート搬送ローラ60、6
2の一方は駆動ローラであり、他方は駆動ローラと接触
して回転する被駆動ローラである。
【0023】図2において、ケーシング52の各前部側
壁54、56の内面は、シート供給装置10の取り付け
手段としてのスタッド64、66を有する。また、ケー
シング52の各前部側壁54、56の内面は、後で説明
するテーブル88の装着のためにリセス(溝)68、7
0を備えている。一方、シート供給装置10はフレーム
12を備え、フレーム12は両側壁の先端部及び底部に
取り付けリセス14、16を有する。
【0024】図3はシート供給装置10をプリンタ50
から取り外すところを示している。図3(A)に示され
るように、スタッド64が取り付けリセス14に嵌ま
り、スタッド66が取り付けリセス16に嵌まることに
よって、シート供給装置10はプリンタ50に取り付け
られている。この状態から、シート供給装置10を取り
外すためには、図3(B)に示されるように、スタッド
64を支点としてシート供給装置10の前端部を持ち上
げて、スタッド66が取り付けリセス16から離れるよ
うにし、それから、図3(C)に示されるように、シー
ト供給装置10を前側へ引き出すと、スタッド64が取
り付けリセス14から離れる。また、逆に、図3(C)
から図3(A)の手順に従って、シート供給装置10を
プリンタ50に取り付けることもできる。よって、シー
ト供給装置10はプリンタ50に脱着可能に取り付けら
れることができるようになっている。
【0025】図4はシート供給装置10の詳細を示す図
である。シート供給装置10はフレーム12と、このフ
レーム12の先端部分を覆うカバー18とを備える。カ
バー18の垂直壁20の下端部をフレーム12のスリッ
ト22に嵌めることにより、カバー18をフレーム12
に取り付けることができる。フレーム12の上壁はほぼ
平坦であって、シート搬送面24を形成している。
【0026】供給シャフト26がシート搬送面24の上
方に回転可能に配置され、軸受を備えた垂直な支持部2
8によってフレーム12に支持される。図9に示される
ように、供給シャフト26の一端には歯車30が取り付
けられ、この歯車30はシート搬送面24の下方に配置
された歯車列32を介して供給モータ34のモータ歯車
34aに接続される。供給モータ34はフレーム12に
支持される。よって、供給モータ34によって供給シャ
フト26を回転させることができる。
【0027】図4に示されるように、複数の突起36が
シャフトの軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異なっ
た角度で供給シャフト26に設けられている。これらの
突起36は、供給シャフト26に保持されるハブと、該
ハブから突出する少なくとも1つの突出部とを有する異
型形状ローラ38の該突出部として形成される。実施例
においては、3つの異型形状ローラ38が供給シャフト
26に設けられ、各異型形状ローラ38において、2つ
の突出部がハブからシャフトの直径方向に対向して延び
る。
【0028】図7は供給シャフト26に取り付けられた
突起36を示すためにフレーム12を横方向から見た側
面図である。供給シャフト26の直径方向に対向する3
つずつのセットの突起36はそれぞれ約50度の角度範
囲内にあり、50度の補角である130度の角度範囲内
には、突起36はない。図7においては、いずれの突起
36もシート搬送面24に沿って移動するシートに接触
せず、この状態ではシートは搬送力を受けない。供給シ
ャフト26は、いずれの突起36もシート搬送面24に
沿って移動するシートに接触しない角度範囲を有する。
【0029】図4において、供給シャフト26の歯車3
0を取り付けるための端部とは反対側の端部に位相セン
サ40が設けられる。図8は位相センサ40を示すため
にフレーム12を横方向から見た側面図である。位相セ
ンサ40は、供給シャフト26に取り付けられた扇形の
双頭ヘッドのセンサレバー40aと、フレーム12に固
定された光学式検出器40bとからなる。光学式検出器
40bは発光部と受光部とからなり、センサレバー40
aが発光部と受光部との間を通過する度に光路を遮断
し、光学式検出器40bが信号を発生するものである。
【0030】図7及び図8では突起36と位相センサ4
0とは別々に示されているが、フレーム12を横方向か
ら見た場合には実際には、図6に示されるように、突起
36と位相センサ40とは同時に見える。突起36と位
相センサ40のセンサレバー40aとはほぼ同じ角度位
相で供給シャフト26に取り付けられている。さらに、
シート供給装置10は供給シャフト26の近傍に配置さ
れたシートセンサ(以後供給シートセンサと言う)42
を含む。シートセンサ42は発光部と受光部とからなる
反射型センサであり、カバー18に取り付けられてい
る。シートセンサ42の下方に位置するフレーム12の
部位は穴43を有する。紙なし時は、フレーム12の穴
43がある為、受光部に反応がない。紙有り時は、発光
が紙に反射し、受光側で反応する。
【0031】さらに、シート搬送面24は突起36の位
置に対応して窪み44を有する。図10に示されるよう
に、突起36の先端はこの窪み44内に入り、シート搬
送面24に供給されたシートPは突起36に押されて窪
み44内でわずかに変形しつつ突起36によって搬送さ
れる。シートPの厚さによって、突起36のシートPに
対する摩擦量は異なる。例えば、薄い単葉シートを搬送
するときはシートPは窪み44内で変形しやすく、突起
36がシートPに軽く当たりながら弱いフィード力で搬
送されることになる。一方、厚い単葉シートや複数のシ
ートからなる伝票等を搬送するときはシートPは窪み4
4内で変形しにくく、突起36がシートPに強く当たり
ながら強いフィード力で搬送されることになる。従来技
術においては、薄紙と厚紙でフィード力を可変とする必
要がある場合には、トーションスプリング等を設け、紙
厚に応じてフィード圧力を可変にする機構を用いていた
が、部品点数が増加し、コストアップとなっていた。
【0032】さらに、シート搬送面24はシートの排出
時にシートを制動するためのゴム等の摩擦係数の大きい
パッド46を有する。これによって、シートを排出する
ときに、シートがフレーム12の端部から落ちることが
なくなる。図5はシート供給装置10の変形例を示す斜
視図である。この例では、それぞれ突起36を含む、4
つの異型形状ローラ38が供給シャフト26に取り付け
られている。その他の点は、図4のシート供給装置10
と同様である。
【0033】図6はシート供給装置10が取り付けられ
たプリンタ50を示す断面図である。プリンタ50は、
移動可能なキャリッジ72と、キャリッジ72に取り付
けられた印字ヘッド74と、印字ヘッド74と対向する
プラテン76と、プラテン76の一方の側に配置された
一対のシート搬送ローラ60、62とを含む。さらに、
プリンタ50はこれまで説明したシート供給装置10を
含む。
【0034】また、第2の一対のシート搬送ローラ7
8、80がプラテン76の他方の側に配置される。第1
の一対のシート搬送ローラ60、62及び第2の一対の
シート搬送ローラ78、80は同じ方向に同じ回転速度
で駆動される。従って、前部側のシート供給装置10か
ら供給され、印字ヘッド74で印字されたシートをシー
ト供給装置10に排出することもでき、あるいは後部側
のスタッカ(図示せず)に排出することもできる。
【0035】さらに、シートセンサ(搬送シートセンサ
と言う)82が一対のシート搬送ローラ60、62の近
傍に配置され、一対のシートセンサ(シート上端センサ
と言う)84が印字ヘッド74の近傍に配置される。図
11に示されるように、シート上端センサ84はキャリ
ッジ72に印字ヘッド74とともに取り付けられ且つプ
ラテン76に対向するシートガイド86に取り付けられ
ている。シートガイド86は中央に印字ヘッド74の印
字ピンを通過させる穴74aを有し、一対のシート上端
センサ84はこの穴74aの両側に等しい距離のところ
に設けてある。2つのシート上端センサ84と穴74a
とはシート搬送方向に垂直な線上に設けてあり、2つの
シート上端センサ84によって、シートの上端が印字ヘ
ッド74の位置へ到着したことと、到着したシートの斜
行とを検出することができる。
【0036】次に図12を参照して、シート供給装置1
0の作用について説明する。複数の突起36を有する回
転可能な供給シャフト26が、シートPをシート搬送ロ
ーラ60、62(のニップ)に向かって搬送する。この
場合、シートPは供給シャフト26に取り付けた突起3
6の摩擦力のみで搬送される。複数の突起36は供給シ
ャフト26の軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異な
った角度で配置されているので、ある瞬間には1つの突
起36がシートに接触し、その突起36によりシートを
搬送する。そして、次々に複数の突起36がシートに接
触することにより、シートPをシート搬送ローラ60、
62に向かって搬送する。
【0037】シートPが斜めに供給された場合には、シ
ートPの上端の一側端(例えば搬送方向で先行するシー
トの辺の左端)が停止しているシート搬送ローラ60、
62に当接する。シートの一端がシート搬送ローラ6
0、62に当接すると、シートPのその端部は停止し、
シートの他の部分は供給シャフト26の突起36によっ
て搬送され続け、シートPは停止した端部を中心に回転
し(A)、シートPの斜行が補正される(B)。この場
合、シートPを搬送し、回転させるためにシートPに係
合しているのは実質的に1つの突起36のみである(こ
の突起36を実線で示し、他の突起36を鎖線で示して
ある)。ただし、供給シャフト26の回転とともに、シ
ートPに係合する突起36は変わる。1つの突起36は
実質的に点接触でシートPに係合するので、シートPは
簡単に且つ確実に回転し、シートPの斜行が補正され
る。実線で示した突起36の代わりに、一対のピンチロ
ーラによってシートを挟持してシートを搬送する場合に
は、シートは斜めになったままで搬送され、思ったよう
に回転しない。
【0038】このようにして、本発明によれば、シート
Pを突起36によりシート搬送面24に沿ってシート搬
送方向に対して垂直方向に延びる横方向部材(シート搬
送ローラ60、62)に向かって搬送し、且つシートP
を横方向部材(シート搬送ローラ60、62)に突き当
てることによりシートPの斜行を補正することができ
る。なお、シート搬送ローラの手前にシャッタ等の横方
向部材を設け、シートの斜行が補正された後で横方向部
材を退避させるようにすることもできる。
【0039】図13から図16は図1から図12の実施
例におけるシート供給の制御を示すフローチャートであ
る。この制御は操作パネル58の電源スイッチをオンに
することによりスタートする(S1)。ステップS2に
おいて、シート供給装置10にシートがあるかどうかを
判断する。この判断は、供給シートセンサ42が供給シ
ャフト26近傍にシートがあるかどうかを判断すること
により行われる。ステップS2においてシートありと判
断された場合には図15のステップPへ進む。ステップ
S2においてシートなしと判断された場合にはステップ
S3へ進み、供給シャフト26の位相合わせを行う。供
給シャフト26の位相合わせは、位相センサ40の出力
に基づいて供給シャフト26を図7及び図8の中立位置
へ回転させて停止させることである。図7及び図8の位
置においては、いずれの突起36もシート搬送路24上
のシートには接触しない。
【0040】ステップS4において、供給シートセンサ
42がオンしたかどうかを判断する。供給シートセンサ
42がオンしていなければ、オンするまで待機する。供
給シートセンサ42がオンしたらステップS5へ進み、
供給モータ34を回転させて、供給シャフト26を回転
させる。供給モータ34はステッピングモータであり、
その回転はステップ数で制御される。こうして、シート
は供給シャフト26に取り付けられた突起36によりシ
ート搬送ローラ60、62に向かって搬送される。
【0041】ステップS6において、プリンタ本体側の
搬送シートセンサ82がオンしたかどうかを判断する。
搬送シートセンサ82がオンしなければ、ステップS7
へ進み、供給モータ34のステップ数が予め定められた
最大値になったかどうかを判断し、ステップ数が最大値
になっても搬送シートセンサ82がオンしなければ、シ
ートにジャミング等が発生したと判断してステップS8
へ進み、ブザーや警告灯等のアラームを発生させる。ス
テップS6の結果がイエスになれば、図14へ進む。
【0042】図14のステップS9においては、プリン
タ本体側の搬送シートセンサ82がオンした後数ステッ
プ供給モータ34を回転させ続けた後で、供給シャフト
26の位相合わせを行う。このようにしてシートをさら
にシート搬送ローラ60、62に向かって搬送し、シー
トをシート搬送ローラ60、62に当接させる間に図1
2を参照して説明したシートの斜行の補正が行われる。
シートをシート搬送ローラ60、62に当接させた後
で、上記したのと同様の供給シャフト26の位相合わせ
を行う。
【0043】ステップS10において、供給モータ34
及び搬送モータ(本体側のシート搬送ローラを駆動する
ためのステッピングモータ、図示せず)の相合わせを行
う。ステップS11において、供給モータ34及び搬送
モータを同時に駆動する。つまり、シート搬送ローラ6
0、62のニップに確実に用紙を送り用紙上端がニップ
の間に入り、ニップされるようにする。ステップS12
において、供給モータ34及び搬送モータを一旦停止さ
せ、ステップS13において、上記したのと同様の供給
シャフト26の位相合わせを行う。つまり、ステップS
11において両モータを同時に駆動し、所定の数ステッ
プ回転させた後で、供給シャフト26のみを定められた
回転角度位置で停止させ、紙に接触させないようにす
る。ステップS14において、搬送モータのみでシート
を搬送する。
【0044】ステップS15において、シート上端セン
サ84がオンしたかどうかを判断する。ステップS15
においてノーであればステップS16に進み、ステップ
S11において回転しはじめた搬送モータのステップ数
が予め定められた最大値になったかどうかを判断し、ス
テップ数が最大値になってもシート上端センサ84がオ
ンしなければ、シートにジャミング等が発生したと判断
してステップS17へ進み、ブザーや警告灯等のアラー
ムを発生させる。
【0045】ステップS15の結果がイエスになれば、
ステップS18へ進み、一対のシート上端センサ84に
よってシートが斜行しているかどうかを判断する。つま
り、一方のシート上端センサ84がシートの上端を検出
した時点と、他方のシート上端センサ84がシートの上
端を検出した時点とを比較し、それらの時点の差が許容
範囲内に入っていれば斜行なしと判断し、同差が許容範
囲内に入っていなければ斜行ありと判断する。ステップ
S18の結果がノーであれば、ステップS19へ進み、
供給モータを所定のステップ数回転させて印字のための
改行動作を行う。これによって、シートの供給は終了す
る。
【0046】ステップS18の結果がイエスになれば、
ステップS20へ進み、リトライ回数が所定値nよりも
小さいかどうかを判断する。リトライとは、これから説
明するように、シートが斜行していると判断された場合
にシートの供給(及び斜行補正)をやり直すことであ
る。ステップS20においてリトライ回数が所定値nよ
りも大きいと判断されたら、図15のステップQへ進
む。
【0047】ステップS20の結果がイエスになれば、
ステップS21へ進み、搬送モータを逆回転させ、シー
トをシート供給装置10に向かって後退させる。それか
ら、ステップ22において、プリンタ本体側の搬送シー
トセンサ82がシートの上端を検出したかどうかを判断
する。この場合にも、シートのジャミングを検出した
ら、アラームを発生する。ステップS22の結果がイエ
スになれば、シートの先端がシート搬送ローラ60、6
2から離れ、シートがシート供給装置10へ戻ったと判
断し、図13のBへ進む。
【0048】そこで、図13のステップS5において、
供給モータ34を回転させて、供給シャフト26を回転
させ、シートは供給シャフト26に取り付けられた突起
36によりシート搬送ローラ60、62に向かって搬送
される。ステップS6において、プリンタ本体側の搬送
シートセンサ82がオンしたと判断されたら、図14の
ステップS9へ進み、さらにステップS10、S11〜
S14を経てステップS15へ進む。この間に、シート
は供給シャフト26の突起36によって搬送され、斜行
を補正される。ステップS15において、シート上端セ
ンサ84がオンしたかどうかを判断し、ステップS18
においてシートが斜行しているかどうかを判断する。ス
テップS11〜S14においてシートの斜行が補正され
ていれば、ステップS18の結果はノーになる。従っ
て、ステップS19において、供給モータを所定のステ
ップ数回転させて印字のための改行動作を行い、シート
の供給は終了する。ステップS18の結果がイエスにな
れば、ステップS20〜S22、ステップS5〜S18
を通ってリトライを行う。
【0049】図15は、シート排出の制御を示すフロー
チャートである。シート排出命令があった場合、及びシ
ート供給時にステップPを通る場合に、ステップS23
において、プリンタ本体側にシートがあるかどうかを搬
送シートセンサ82の出力から判断する。ステップS2
3の結果がノーであれば、ステップS29へ進んで、供
給シャフト26の位相合わせを行う。供給シャフト26
の位相合わせは、供給シャフト26をほぼ半回転させ
て、突起36がシートに接触しない位置で供給シャフト
26を停止させることである。従って、ステップS29
の作動において、シート供給装置10にあったシートは
突起36によって前方へキックされ、取り出しやすくな
る。この場合、シートが前方へ行き過ぎてシート搬送面
24から落下しないように、ゴム等の摩擦係数の大きい
パッド46が設けてある。
【0050】ステップS23の結果がイエスであれば、
ステップS24へ進んで、シート搬送モータを逆回転す
る。また、図14のステップ20の結果がノーの場合に
も、ステップS24へ進んで、シート搬送モータを逆回
転する。それから、ステップS25において、搬送シー
トセンサ82の出力によってシートの上端がシート搬送
ローラ60、62から離れたかどうかを検出する。ステ
ップS25の結果がイエスであれば、ステップS29へ
進んで、供給シャフト26の位相合わせを行う。それに
よって、突起36がシートを前方へキックし、突起36
がシートに接触しない位置で供給シャフト26を停止さ
せる。
【0051】ステップS25の結果がノーであれば、ス
テップS26へ進んで、シート搬送モータのステップ数
が所定の最大値よりも大きいかどうかを判断し、その結
果がイエスであればシートのジャミングが発生したと判
断し、ステップS27においてアラームを発生する。ス
テップS26の結果がノーであれば、ステップS25の
判断を繰り返す。
【0052】以上の作動において、シートの供給及び排
出が終了したときには、シートセット時の引掛け及び搬
送負荷を防止するため、必ず供給シャフト26の位相合
わせを行う。すると、例えばステップS2等の供給の最
初において、供給シャフト26の位相はすでにあってい
るはずである。しかし、このような場合でも、供給シャ
フト26の位相合わせを行い、供給シャフト26が18
0度回転した状態に位相合わせする。なお、ステップS
29での位相合わせは、供給時とは逆の方向に供給シャ
フト26を回転させることは言うまでもない。
【0053】図16は供給シャフト26の位相合わせの
フローチャートである。ステップS31において、位相
センサ40がオフ状態になっているかどうかを判断す
る。図8を参照して説明したように、位相センサ40
は、供給シャフト26に取り付けられた扇形の双頭ヘッ
ドのセンサレバー40aと、光学式検出器40bとから
なる。センサレバー40aが光学式検出器40bの光路
を遮断する位置にない場合に、位相センサ40がオフ状
態になっている。
【0054】ステップS31の結果がイエスであれば、
ステップS32において供給モータ34を回転させ、供
給シャフト26を回転させる。それから、ステップS3
3において、位相センサ40が供給モータ34のステッ
プ数で2ステップ連続してオンになったかどうかを判断
する。これは、センサレバー40aが光学式検出器40
bの光路を遮断しはじめたことを検出している。ステッ
プS33の結果がイエスであれば、供給モータ34を所
定のaステップ回転させ、供給シャフト26が図8に示
す中立位置にくるようにする。このようにして、供給シ
ャフト26はいずれの突起36もシートに接触しない位
置に維持されることになる。このような状態で、例えば
図13のステップS4の判定を行う。
【0055】ステップS31の結果がノーであれば、ス
テップS37において供給モータ34を回転させ、供給
シャフト26を回転させる。それから、ステップS38
において位相センサ40が2ステップ連続してオフにな
ったかどうかを判断する。これは、センサレバー40a
が光学式検出器40bの光路を開放しはじめたことを検
出している。この状態は、ステップS31の結果がイエ
スである場合と同様であり、従って、ステップS33、
S34を通って供給シャフト26を所定の位置で停止さ
せる。
【0056】また、ステップS33、S37の結果がノ
ーであれば、ステップS35、S39へ進んで、供給モ
ータのステップ数が所定の最大値よりも大きいかどうか
を判断し、その結果がイエスであればシートのジャミン
グ及びモータの脱調が発生したと判断し、ステップS3
6、S40においてアラームを発生する。ステップS2
4の結果がノーであれば、ステップS23の判断を繰り
返す。
【0057】図17及び図18は、図1及び図2のプリ
ンタ50のケーシング52にシート供給装置10の代わ
りにテーブル88を取り付けた例を示す図を示す。図1
7ではテーブル88はほぼ水平な使用位置にあり、図1
8ではテーブル88はほぼ垂直な脱着位置にある。図2
を参照して説明したように、プリンタ50のケーシング
52の前部側壁54、56の内面は、シート供給装置1
0の取り付け手段としてのスタッド64、66を有する
とともに、テーブル88の装着のためにリセス68、7
0を備えている。従って、シート供給装置10をプリン
タ50から取り外した場合には、溝リセス68、70を
利用して、テーブル88をプリンタ50に取り付けるこ
とができる。
【0058】図19は図17に相当する状態のプリンタ
10及びテーブル88の内部を示す図である。この図か
ら分かるように、シートをテーブル88からシート搬送
ローラ60、62へ向かって手差し供給できる。図20
はテーブル88をプリンタ50に対して脱着する場合を
示している。図20に明らかなように、テーブル88
は、ケーシング52の前部側壁54、56の内面のリセ
ス68に係合するピン88aと、ケーシング52の前部
側壁54、56の内面のリセス70に係合するピン88
bとを有する。
【0059】図19から図20(A)に示されるよう
に、テーブル88を水平位置から垂直位置へ動かすこと
により、ピン88bがリセス70から外れる。図20
(A)から図20(B)に示されるように、テーブル8
8を垂直上方に持ち上げることによりピン88aがリセ
ス68から外れるようになっている。このようにして、
テーブル88をプリンタ50から取り外すことができ
る。また、逆の手順により、テーブル88をプリンタ5
0に取り付けることができる。
【0060】従って、現存のプリンタ50がテーブル8
8を装着するように形成されていた場合、ケーシング5
2にスタッド64、66を設けることによって、シート
供給装置10を装着することができる。現存のプリンタ
50はシート搬送ローラ60、62や、搬送シートセン
サ82や、シート上端センサ84を含んでおり、シート
供給装置10はこれらの部材を利用するようにデザイン
されており、シート供給装置10の構成を簡単にするこ
とができる。
【0061】さらに、現存のプリンタ50がテーブル8
8を装着するように形成され、且つケーシング52がス
タッド64、66を含むものであれば、現存のプリンタ
50にそのままシート供給装置10を取り付けることが
できる。例えば、本願の出願人により提案されている特
開平9−188016号公報に記載されたプリンタは、
スタッド64、66として使用可能なスタッドを含むよ
うに形成されている。このプリンタの概略が図21に示
されている。図21において、プリンタ10は、テーブ
ル(図示せず)の他に、前カットシートフィーダ102
と、連票用の前トラクタ104と、後カットシートフィ
ーダ106と、連票用の後トラクタ108とを選択的に
取り付けることができるように構成されている。
【0062】プリンタ10は前部のスタッド164、1
66を備えており、このスタッド164、166を利用
して前カットシートフィーダ102又は前トラクタ10
4がプリンタ10に取り付けられることができるように
なっている。これらのスタッド164、166は本願の
シート供給装置10を取り付けるためのスタッド64、
66と同じ構成で配置されている。従って、本願のシー
ト供給装置10をこのプリンタ10に取り付けることが
できる。また、プリンタ10は後部のスタッド168、
170、及びスタッド172、174を備えている。後
カットシートフィーダ106はスタッド168、170
によりプリンタ10に取り付けられることができ、後ト
ラクタ108はスタッド172、174によりプリンタ
10に取り付けられることができる。
【0063】さらに、図6及び図19に示されるよう
に、プリンタ10は、印字ヘッド74及びプラテンの一
方の側に第1のシート搬送ローラ60、62を備え、且
つ印字ヘッド74及びプラテンの他方の側に第2のシー
ト搬送ローラ78、80を備え、第1のシート搬送ロー
ラ60、62と第2のシート搬送ローラ78、80とは
同じ回転速度で回転される。図21では省略されている
けれども、図21のプリンタ10も同様の第1のシート
搬送ローラ60、62及び第2のシート搬送ローラ7
8、80を備えており、前カットシートフィーダ102
又は前トラクタ104から供給したシートをプリンタの
後部側に排出することができ、あるいは、後カットシー
トフィーダ106又は後トラクタ108から供給したシ
ートをプリンタの前部側に排出することができる。さら
に、プリンタ10の前部側から供給したシートをプリン
タ10の前部側へ排出することもでき、同様にプリンタ
10の後部側から供給したシートをプリンタ10の後部
側へ排出することもできる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の突起を有する1本の供給ローラによりシートを供
給し、且つシートの斜行を補正することができる、部品
点数の少ない、安価なシート供給装置及び記録装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるシート供給装置を有する
プリンタを示す斜視図である。
【図2】シート供給装置をプリンタに取り付けるところ
を示す斜視図である。
【図3】シート供給装置をプリンタから取り外すところ
を示す図である。
【図4】シート供給装置の詳細を示す分解斜視図であ
る。
【図5】シート供給装置の変形例を示す図である。
【図6】シート供給装置が取り付けられたプリンタを示
す断面図である。
【図7】供給シャフトに取り付けられた突起を示すため
にシート供給装置のフレームを横方向から見た側面図で
ある。
【図8】位相センサを示すためにシート供給装置のフレ
ームを横方向から見た側面図である。
【図9】シート供給装置の供給シャフトの回転装置を示
す図である。
【図10】複数の突起を有する供給シャフトとシート搬
送路とを示す断面図である。
【図11】印字ヘッド及び2つのシート上端センサを示
す図である。
【図12】シートの斜行を補正する原理を説明する図で
ある。
【図13】図1から図12の実施例におけるシート供給
の制御のフローチャートである。
【図14】図13の続きの部分を示すフローチャートで
ある。
【図15】シート排出の制御を示すフローチャート図で
ある。
【図16】供給シャフトの位相合わせのフローチャート
である。
【図17】図1及び図2のプリンタのケーシングにシー
ト供給装置の代わりにテーブルを取り付けた例を示す図
である。
【図18】図17のテーブルがはほぼ垂直な脱着位置に
あるところを示す図である。
【図19】図17に相当する状態のプリンタ及びテーブ
ルの内部を示す断面図である。
【図20】テーブルをプリンタのケーシングに対して脱
着する場合を示す図である。
【図21】シート供給装置を取り付けるためのスタッド
を備えたプリンタの例を示す略図である。
【符号の説明】
10…シート供給装置 12…フレーム 14…リセス 24…シート搬送面 26…供給シャフト 34…供給モータ 36…突起 38…異型形状ローラ 40…位相センサ 42…シートセンサ 44…窪み 46…パッド 50…プリンタ 52…ケーシング 60、62…シート搬送ローラ 64、66…スタッド 68、70…リセス 72…キャリッジ 74…印字ヘッド 76…プラテン 78、80…シート搬送ローラ 82…シートセンサ 84…シート上端センサ 88…テーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるシート供給
装置は、シート搬送面を有するフレームと、該シート搬
送面の上方に回転可能に配置されたシャフトと、該シャ
フトの軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異なった角
度で該シャフトに設けられた複数の突起と、該シャフト
を回転させる回転装置とを備え、前記複数の突起の各々
は前記シャフトが回転することによりシートに対して同
一方向の搬送力を付与するものであり、これら突起によ
りシートを該シート搬送面に沿ってシート搬送方向に対
して垂直方向に延びる横方向部材に向かって搬送し、且
つ該シートを該横方向部材に突き当てることによりシー
トの斜行を補正することを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の突起を有する1本の供給シャフトによりシートを
供給し、且つシートの斜行を補正することができる、部
品点数の少ない、安価なシート供給装置及び記録装置を
得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八島 春彦 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内 (72)発明者 阪倉 重喜 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送面を有するフレームと、該シ
    ート搬送面の上方に回転可能に配置されたシャフトと、
    該シャフトの軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異な
    った角度で該シャフトに設けられた複数の突起と、該シ
    ャフトを回転させる回転装置とを備え、シートを該突起
    により該シート搬送面に沿ってシート搬送方向に対して
    垂直方向に延びる横方向部材に向かって搬送し、且つ該
    シートを該横方向部材に突き当てることによりシートの
    斜行を補正することを特徴とするシート供給装置。
  2. 【請求項2】 該シャフトに保持されるハブと、該ハブ
    から突出する少なくとも1つの突出部とを有する異型形
    状ローラを備え、該突起は該突出部として形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 【請求項3】 該少なくとも1つの突出部は該ハブから
    該シャフトの直径方向に対向して延びる2つの突出部か
    らなることを特徴とする請求項2に記載のシート供給装
    置。
  4. 【請求項4】 該シャフトは、いずれの突出部も該シー
    ト搬送面に沿って移動するシートに接触しない角度範囲
    を有することを特徴とする請求項3に記載のシート供給
    装置。
  5. 【請求項5】 該シート搬送面は該突起の位置に対応し
    て窪みを有することを特徴とする請求項1に記載のシー
    ト供給装置。
  6. 【請求項6】 該シート搬送面はシートの排出時にシー
    トを制動するためのパッドを有することを特徴とする請
    求項1に記載のシート供給装置。
  7. 【請求項7】 該シャフトの近傍に配置されたシートセ
    ンサを含むことを特徴とする請求項1に記載のシート供
    給装置。
  8. 【請求項8】 該シャフトの回転位置を検出する位相セ
    ンサを含むことを特徴とする請求項1に記載のシート供
    給装置。
  9. 【請求項9】 ケーシングと、移動可能なキャリッジ
    と、該キャリッジに取り付けられた印字ヘッドと、該印
    字ヘッドと対向するプラテンと、該プラテンの一方の側
    に配置された一対のシート搬送ローラと、シートを該シ
    ート搬送ローラへ向かって供給可能なシート供給装置と
    からなり、該シート供給装置は、該ケーシングに取り付
    けられ且つシート搬送面を有するフレームと、該シート
    搬送面の上方に回転可能に配置されたシャフトと、該シ
    ャフトの軸線方向に間隔をあけて且つ周方向に異なった
    角度で該シャフトに設けられた複数の突起と、該シャフ
    トを回転させる回転装置とを備え、シートを該突起によ
    り該シート搬送面に沿って該一対のシート搬送ローラに
    向かって搬送し、且つ該シートを該一対のシート搬送ロ
    ーラに突き当てることによりシートの斜行を補正するこ
    とを特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 該ケーシングは該シート供給装置のフ
    レームを脱着可能に取り付けるための取り付け手段を有
    することを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 該シャフトの近傍に配置された第1の
    シートセンサと、該一対のシート搬送ローラの近傍に配
    置された第2のシートセンサと、該シャフトの回転位置
    を検出する第3の位相センサとを含むことを特徴とする
    請求項9に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 該第1のシートセンサが該シート供給
    装置にシートを検出したときに、該第1のシートセンサ
    の出力に応じて該シャフトが回転し、シートを該突起に
    より該一対のシート搬送ローラに向かって搬送すること
    を特徴とする請求項11に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 シートを該一対のシート搬送ローラに
    突き当てた後に、該突起及び該一対のシート搬送ローラ
    によってシートを所定量搬送し、その後で該一対のシー
    ト搬送ローラのみによってシートをさらに搬送すること
    を特徴とする請求項12に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 該印字ヘッドの近傍に位置する第4の
    一対のシートセンサをさらに含み、該第4の一対のシー
    トセンサの検出ステップ数の差により斜行を検出するこ
    とを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
  15. 【請求項15】 前記斜行を検出した場合、シートを該
    シート供給装置へ排出し、さらに、該シート供給装置に
    よりシートを再供給することを特徴とする請求項14に
    記載の記録装置。
  16. 【請求項16】 該突起は、該シャフトに保持されるハ
    ブと、該ハブから該シャフトの直径方向に対向して延び
    る少なくとも1つの突出部とを有する異型形状ローラの
    該突出部として形成され、該シャフトは、いずれの突出
    部も該シート搬送面に沿って移動するシートに接触しな
    い角度範囲を有し、シートの吸入及び排出が終了したと
    きは該第3の位相センサの出力に基づいて該シャフトを
    該角度範囲内の位置に位相合わせすることを特徴とする
    請求項11に記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 該プラテンの他方の側に配置された第
    2の一対のシート搬送ローラをさらに備え、該第1の一
    対のシート搬送ローラ及び該第2の一対のシート搬送ロ
    ーラは同じ方向に同じ回転速度で駆動されることを特徴
    とする請求項9に記載の記録装置。
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