JPH11269090A - 医療材料 - Google Patents

医療材料

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JPH11269090A
JPH11269090A JP10076006A JP7600698A JPH11269090A JP H11269090 A JPH11269090 A JP H11269090A JP 10076006 A JP10076006 A JP 10076006A JP 7600698 A JP7600698 A JP 7600698A JP H11269090 A JPH11269090 A JP H11269090A
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JP
Japan
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medical material
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hydrogen
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JP10076006A
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English (en)
Inventor
Akihiko Fujiwara
昭彦 藤原
Tadao Kawamori
唯夫 河盛
Yoshiko Abe
佳子 阿部
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 創傷治癒促進作用等の点において、より有効
な医療材料を提供する。 【解決手段】 一般式〔I〕 (式中、R1 はH、アシル、アルキル、OH、アミノ、
R2 はOH、R3 は保護されてもよいカルボキシル、R
4 はH、アルキル、R5 はH、アルキル、OH、R6 は
H、アルキル、R7 はH、アルキル、アミノ、OH、R
8 はH、アルキル、R9 はH、アルキル、OH、R10は
H、アルキル、R11はH、アルキル、OH、R12はH、
アルキル、R13はH、アルキル、アミノ、OHであり、
該アシル、アルキル、OH、アミノは置換されてもよ
い)のペプチドのうちの特定ペプチドを含有する、又は
これにより表面処理された医療材料。材料の例として
は、上記特定ペプチド含有ガーゼ、上記特定ペプチド固
定化複合繊維等。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌作用と創傷治
癒促進作用が付与された医療材料に関する。
【0002】
【従来の技術】創傷は、外科的切開、消化管潰瘍、火
傷、裂傷、又は皮膚潰瘍(褥創等)などの表面組織の損
傷であり、感染のリスクは非常に高いものとなる。そこ
で、創部に対する局所治療は非常に重要であり、創部の
感染を防ぎ、傷の治癒を促進させる目的で、創傷被覆剤
の開発が進められてきている。
【0003】従来より、外科的に使用されるガーゼ、縫
合糸等の医療材料に対しては、消毒剤、トロンビン、カ
ルシウム化合物、各種蛋白質等の加工が行われている。
また、特開昭62−275468号公報には、線維芽細
胞増殖物質にて表面処理し、もしくはこれを混入してな
る医療材料が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの医療
材料は、創傷治癒促進の重要なポイントとなる肉芽形
成、末梢循環改善などの作用は殆どなく、治癒促進効果
は非常に弱かった。本発明の目的は、上記の点に鑑み、
創傷治癒促進作用等の点において、より有効な医療材料
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、一般式
〔I〕
【化3】 (式中、R1 は水素、アシル基または置換されたアシル
基、アルキル基または置換されたアルキル基、水酸基ま
たは置換された水酸基、アミノ基または置換されたアミ
ノ基を、R2 は水酸基または置換された水酸基を、R3
はカルボキシル基または保護されたカルボキシル基をそ
れぞれ示すか、またはR3 とR2 は互いに結合して−C
OO−基を示し、R4 は水素、アルキル基または置換さ
れたアルキル基を、R5 は水素、アルキル基または置換
されたアルキル基、水酸基または置換された水酸基を、
R6 は水素、アルキル基または置換されたアルキル基
を、R 7 は水素、アルキル基または置換されたアルキル
基、アミノ基または置換されたアミノ基、水酸基または
置換された水酸基をそれぞれ示すか、またはR6 とR7
はそれらの一部で互いに結合しており、R8 は水素、ア
ルキル基または置換されたアルキル基を、R9 は水素、
アルキル基または置換されたアルキル基、水酸基または
置換された水酸基を、R10は水素、アルキル基または置
換されたアルキル基を、R11は水素、アルキル基または
置換されたアルキル基、水酸基または置換された水酸基
を、R12は水素、アルキル基または置換されたアルキル
基を、R13は水素、アルキル基または置換されたアルキ
ル基、アミノ基または置換されたアミノ基、水酸基また
は置換された水酸基をそれぞれ示すか、またはR12とR
13はそれらの一部で互いに結合している)で表されるペ
プチドのうち、下記式(II)
【化4】 で表されるペプチドを除くペプチド(以下、本発明ペプ
チドという)が、創傷治癒促進の重要なポイントとなる
肉芽形成の作用を有すると共に、抗菌作用も有している
ことから、強い創傷治癒促進作用を現すと考え、さら
に、本発明ペプチドと末梢循環改善剤との組み合わせに
より、さらに強い創傷治癒促進作用を現すと考え、鋭意
研究の結果、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明の請求項1記載の医療材
料は、本発明ペプチドを含有する、又はこれにより表面
処理されたことを特徴とする医療材料である。
【0007】本発明の請求項14記載の医療材料は、請
求項1から13のいずれかに記載のペプチドと末梢循環
改善剤とを含有する、又はこれらにより表面処理され
た、或いは、これらのどちらか一方が含有され、他の一
方により表面処理されたことを特徴とする医療材料であ
る。
【0008】本発明ペプチドの代表例としては、R8 が
水素を示す、請求項1記載のペプチド(請求項2記載の
ペプチド);R10が水素を示す、請求項2記載のペプチ
ド(請求項3記載のペプチド);R10がメチル基を示
す、請求項2記載のペプチド(請求項4記載のペプチ
ド);R10がメチル基以外のアルキル基または、置換さ
れたアルキル基を示す、請求項2記載のペプチド(請求
項5記載のペプチド);R 8 がメチル基を示す、請求項
1記載のペプチド(請求項6記載のペプチド);R 10が
メチル基を示す、請求項6記載のペプチド(請求項7記
載のペプチド);R 10が水素、メチル基以外のアルキル
基または、置換されたアルキル基を示す、請求項6記載
のペプチド(請求項8記載のペプチド);R8 がメチル
基以外のアルキル基または、置換されたアルキル基を示
す、請求項1記載のペプチド(請求項9記載のペプチ
ド);R10がメチル基を示す、請求項9記載のペプチド
(請求項10記載のペプチド);R10が水素、メチル基
以外のアルキル基または、置換されたアルキル基を示
す、請求項9記載のペプチド(請求項11記載のペプチ
ド);R4 がヒドロキシメチル基または、その水酸基が
保護されたヒドロキシメチル基を示す、請求項10記載
のペプチド(請求項12記載のペプチド);R4 が水
素、アルキル基または、ヒドロキシメチル基以外の置換
されたアルキル基を示す、請求項10記載のペプチド
(請求項13記載のペプチド)が挙げられる。
【0009】本発明ペプチドの置換基をさらに詳しく説
明する。
【0010】「アシル基」の適当な例としては、カルバ
モイル基、脂肪族アシル基、芳香環を持つアシル基(以
下、「芳香族アシル基」と称する)または複素環を持つ
アシル基(以下、「複素環アシル基」と称する)を挙げ
ることができる。上記アシル基の適当な具体例として
は、アルカノイル基(例えば、ホルミル、アセチル、プ
ロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノイル、ペ
ンタノイル、2,2−ジメチルプロパノイル、ヘキサノ
イル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイル、デカ
ノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリデカノイ
ル、テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘキサデカ
ノイル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイル、ノナデ
カノイル、アイコサノイル等)、アルコキシカルボニル
基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、t−ブトキシカルボニル、t−ペンチルオキシカル
ボニル、ヘプチルオキシカルボニル等)、アルカンスル
ホニル基(例えば、メタンスルホニル、エタンスルホニ
ル等)、アルコキシスルホニル(例えば、メトキシスル
ホニル、エトキシスルホニル等)等のような脂肪族アシ
ル基;アロイル基(例えば、ベンゾイル、トルオイル、
ナフトイル等)、アリールアルカノイル基(例えば、フ
ェニルアセチル、フェニルプロパノイル、フェニルブタ
ノイル、フェニルイソブチリル、フェニルペンタノイ
ル、フェニルヘキサノイル等のフェニルアルカノイル、
ナフチルアセチル、ナフチルプロパノイル、ナフチルブ
タノイル等のナフチルアルカノイル等)、アリールアル
ケノイル基(例えば、フェニルプロペノイル、フェニル
ブテノイル、フェニルメタクリロイル、フェニルペンテ
ノイル、フェニルヘキセノイル等のフェニルアルケノイ
ル、ナフチルプロペノイル、ナフチルブテノイル、ナフ
チルペンテノイル等のナフチルアルケノイル等)、アリ
ールアルコキシカルボニル基(例えば、ベンジルオキシ
カルボニル等のフェニルアルコキシカルボニル等)、ア
リールオキシカルボニル基(例えば、フェノキシカルボ
ニル、ナフチルオキシカルボニル等)、アリールオキシ
アルカノイル基(例えば、フェノキシアセチル、フェノ
キシプロピオニル等)、アリールグリオキシロイル基
(例えばフェニルグリオキシロイル、ナフチルグリオキ
シロイル等)、アリールスルホニル基(例えばベンゼン
スルホニル、p−トルエンスルホニル等)等のような芳
香族アシル基;複素環カルボニル基(例えば、テノイ
ル、フロイル、ニコチノイル等)、複素環アルカノイル
基(例えば、チエニルアセチル、チエニルプロパノイ
ル、チエニルブタノイル、チエニルペンタノイル、チエ
ニルヘキサノイル、チアゾリルアセチル、チアジアゾリ
ルアセチル、テトラゾリルアセチル等)、複素環グリオ
キシロイル基(例えば、チアゾリルグリオキシロイル、
チエニルグリオキシロイル等)等のような複素環アシル
基が挙げられ、上記「複素環カルボニル基」「複素環ア
ルカノイル基」および「複素環グリオキシロイル基」中
の複素環部分の適当な具体例としては、酸素、硫黄、窒
素その他の少なくとも1つのヘテロ原子を持つ飽和また
は不飽和の、単環または多環状の複素環基が挙げられ
る。
【0011】また、「アルキル基」の適当な例として
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデ
シル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキ
サデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、
アイコシル等が挙げられる。
【0012】前記の「アシル基」、「アルキル基」およ
び「アミノ基」は、1つあるいは複数の適当な置換基を
もっていてもよく、このような置換基の例としては、上
記のアシル基、上記のアルキル基、アルケニル基(例え
ば、ビニル、アリル、1−プロペニル、1−,2−また
は3−ブテニル、1−,2−,3−または4−ペンテニ
ル、1−,2−,3−,4−または5−ヘキセニル
等)、アリール基(フェニル、トリル、キシリル、ナフ
チル等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ等)、アルキルチオ基(例えば、メチル
チオ、エチルチオ等)、アルキルアミノ基(例えばメチ
ルアミノ、エチルアミノ等)、シクロアルキル基(例え
ば、シクロペンチル、シクロヘキシル等)、シクロアル
ケニル基(シクロヘキセニル等)、ハロゲン、アミノ
基、置換されたアミノ基、水酸基、置換された水酸基、
シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、置換されたカル
ボキシル基、スルホ基、スルファモイル基、イミノ基、
オキソ基、アミノアルキル基(例えば、アミノメチル、
アミノエチル等)、カルバモイルオキシ基、ヒドロキシ
アルキル基(例えば、ヒドロキシメチル、1−または2
−ヒドロキシエチル、1−,2−または3−ヒドロキシ
プロピル等)、シアノアルケニルチオ基(例えばシアノ
ビニルチオ等)等を挙げることができる。
【0013】「置換された水酸基」における「水酸基置
換基」の適当な例としては、フェニルアルキル基(例え
ば、ベンジル等)や上記のアシル基等が挙げられる。
【0014】適当な「置換されたカルボキシル基」とし
ては、エステル化されたカルボキシル基が含まれる。エ
ステル化されたカルボキシル基のエステル部分の適当な
例としては、少なくとも一つの適当な置換基を持ってい
てもよいメチルエステル、エチルエステル、プロピルエ
ステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、イソ
ブチルエステル、t−ブチルエステル、ペンチルエステ
ル、ヘキシルエステル等のアルキルエステル、例えばア
ルカノイルオキシアルキルエステル(例えばアセトキシ
メチルエステル、プロピオニルオキシメチルエステル、
ブチリルオキシメチルエステル、バレリルオキシメチル
エステル、ピバロイルオキシメチルエステル、ヘキサノ
イルオキシメチルエステル、1−または2−アセトキシ
エチルエステル、1−,2−または3−アセトキシプロ
ピルエステル、1−,2−,3−または4−アセトキシ
ブチルエステル、1−または2−プロピオニルオキシエ
チルエステル、1−,2−または3−プロピオニルオキ
シプロピルエステル、1−または2−ブチリルオキシエ
チルエステル、1−または2−イソブチルオキシエチル
エステル、1−または2−ピバロイルオキシエチルエス
テル、1−または2−ヘキサノイルオキシエチルエステ
ル、イソブチリルオキシメチルエステル、2−エチルブ
チリルオキシメチルエステル、3,3−ジメチルブチリ
ルオキシメチルエステル、1−または2−ペンタノイル
オキシエチルエステル等)、アルカンスルホニルアルキ
ルエステル(例えば、2−メシルエチル等)、モノ−,
ジ−またはトリハロアルキルエステル(例えば、2−ヨ
ードエチルエステル、2,2,2−トリクロロエチルエ
ステル等)、アルコキシカルボニルオキシアルキルエス
テル(例えば、メトキシカルボニルオキシメチルエステ
ル、エトキシカルボニルオキシメチルエステル、2−メ
トキシカルボニルオキシエチルエステル、1−エトキシ
カルボニルオキシエチルエステル、1−イソプロポキシ
カルボニルオキシエチルエステル等)、フタリジリデン
アルキルエステルまたは(5−アルキル−2−オキソ−
1,3−ジオキソール−4−イル)アルキルエステル
[例えば(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
−ル−4−イル)メチルエステル、(5−エチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソール)メチルエステル、(5
−プロピル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−
イル)エチルエステル等]等、アルケニルエステル(例
えば、ビニルエステル、アリルエステル等)、アルキニ
ルエステル(例えば、エチニルエステル、プロピニルエ
ステル等)、少なくとも一つの適当な置換基を持ってい
てもよいアリールアルキルエステル、例えば非置換また
は置換モノ、ジまたはトリフェニルアルキルエステル
(例えば、ベンジルエステル、4−メトキシベンジルエ
ステル、4−ニトロベンジルエステル、フェネチルエス
テル、トリチルエステル、ベンズヒドリルエステルビス
(メトキシフェニル)メチルエステル、3,4−ジメト
キシベンジルエステル、4−ヒドロキシ−3,5−ジ−
t−ブチルベンジルエステル等)等、少なくとも一つの
適当な置換基を持っていてもよいアリールエステル(例
えばフェニルエステル、4−クロロフェニルエステル、
トリルエステル、t−ブチルフェニルエステル、キシリ
ルエステル、メシチルエステル、クメニルエステル
等)、フタリジルエステル等を挙げることができる。
【0015】本発明ペプチドの具体例としては、公知化
合物である、式(III) で示されるA83586C(Smitk
a ら、J.Antibiotics 41:726-733,1988)、式(IV)で示
されるVariapeptin(Nakagawa ら、J.Antibi
otics 43:477-484,1990)、式(V)で示されるVeru
copeptin(Nishiyamaら、J.Antibiotics 46:921
-927,1993)、式(VI)で示されるAzinothric
in(Maehrら、J.Antibiotics 39:17-25,1986)、式(VI
I) で示されるCitropeptin(Nakagawa ら、
J.Antibiotics 43:477-484,1990)、式(VIII)で示される
Aurantimycin A、式(IX)で示されるAu
rantimycin B、式(X)で示されるAur
antimycin C(Grafeら、J.Antibiotics 48:1
19-125,1995)、式(XI)で示されるL−156602(Hen
sen ら、J.Antibiotics 44:249-254,1991)、式(XII) で
示されるIC−101(Ueno ら、J.Antibiotics 46:165
8-1665,1993)、式(XIII)で示されるGE3( 特開平7−
278188号公報)等が挙げられる。
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】
【化9】
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】
【化13】
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】上記末梢循環改善剤としては、例えば、ビ
タミンE;d−又はdl−カンフル;ヘパリン類似物
質;プロスタグランジン(PG);イクタモール;カン
タリス;トウガラシチンキ;ニコチン酸;薬理学的に許
容され得る、ニコチン酸のエステル、アミドもしくは
塩;などが挙げられ、これらは医薬品として使用可能な
ものが用いられる。
【0028】上記ビタミンEとは、トコフェロール(ビ
タミンE)及びその誘導体をいい、日本薬局方に収載さ
れているものとしては、例えば、酢酸トコフェロール、
コハク酸トコフェロールなどが挙げられる。上記以外の
ものとしては、例えば、α−トコフェロール、β−トコ
フェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロー
ル、ニコチン酸トコフェロール、リン酸トコフェロー
ル、天然型ビタミンEなどが挙げられるが、これらに限
定されるものではなく、トコフェロールの単糖、オリゴ
糖又は多糖との結合物や水溶性のビタミンEも含まれ
る。
【0029】上記ヘパリン類似物質としては、ヘパリ
ン、ポリ硫酸ペントザン、デキストラン硫酸ナトリウム
などが挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
【0030】上記プロスタグランジンとしては、例え
ば、PGE1 、PGI2 、TXA2 などが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0031】上記ニコチン酸のエステルとしては、例え
ば、ニコチン酸メチルエステル、ニコチン酸エチルエス
テルなどが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0032】上記ニコチン酸のアミドとしては、例え
ば、ニコチン酸アミド等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0033】上記ニコチン酸の塩としては、各種塩基と
の塩を挙げることができる。具体的には、アルカリ金属
塩(例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩な
ど)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩、マ
グネシウム塩など)などが挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0034】本発明でいう医療材料とは、例えば、ガー
ゼ、織布、不織布、脱脂綿、縫合糸、被覆材などが挙げ
られる。
【0035】上記不織布の材料としては、例えば、綿、
ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アクリロニトリル繊
維、塩化ビニル繊維、ポリオレフィン繊維、コラーゲ
ン、キチンなどが挙げられる。
【0036】上記縫合糸としては、生体吸収性のものと
生体非吸収性のものとが挙げられるが、生体吸収性縫合
糸の材料としては、コラーゲン、ポリグリコール酸、ポ
リジオキサノンなどが、生体非吸収性縫合糸の材料とし
ては、スチール、ポリエステル、ナイロンなどが挙げら
れる。
【0037】上記被覆材の材料としては、ポリウレタ
ン、ポリアミノ酸、再生コラーゲン、キチンなどが挙げ
られる。
【0038】請求項1〜13の医療材料において、本発
明ペプチドを含有するとは、医療材料の構成体中や表面
に本発明ペプチドが存在することを指し、本発明ペプチ
ドにより表面処理されたとは、医療材料の構成体中の構
成成分の表面に本発明ペプチドが化学的に結合又は物理
的に吸着していることを指す。
【0039】また、請求項14の医療材料において、請
求項1から13のいずれかに記載のペプチドと末梢循環
改善剤とを含有するとは、医療材料の構成体中や表面に
請求項1から13のいずれかに記載の本発明ペプチドと
末梢循環改善剤とが存在することを指し、請求項1から
13のいずれかに記載のペプチドと末梢循環改善剤とに
より表面処理されたとは、医療材料の構成体中の構成成
分の表面に請求項1から13のいずれかに記載の本発明
ペプチドと末梢循環改善剤とが化学的に結合又は物理的
に吸着していることを指し、これらのどちらか一方が含
有され、他の一方により表面処理されたとは、どちらか
一方が医療材料の構成体中や表面に存在し、他の一方が
医療材料の構成体中の構成成分の表面に化学的に結合又
は物理的に吸着していることを指す。
【0040】請求項1〜13記載の、本発明ペプチドを
含有する医療材料の製造方法としては、例えば、本発明
ペプチドを溶剤に溶解して医療材料に含浸させる方法、
本発明ペプチドを医療材料表面に被覆剤を用いて被覆さ
せる方法などが挙げられる。
【0041】請求項14記載の、請求項1から13のい
ずれかに記載の本発明ペプチドと末梢循環改善剤とを含
有する医療材料の製造方法としては、例えば、請求項1
から13のいずれかに記載の本発明ペプチドと末梢循環
改善剤とを溶剤に溶解して医療材料に含浸させる方法、
請求項1から13のいずれかに記載の本発明ペプチドと
末梢循環改善剤とを医療材料表面に被覆剤を用いて被覆
させる方法などが挙げられる。
【0042】上記含浸の際に用いられる溶剤としては、
特に限定されないが、酢酸エチルなどのエステル類、メ
タノール、エタノール、プロパノールなどのアルコール
類、エチルエーテルなどのエーテル類、アセトン、メチ
ルエチルケトンなどのケトン類の他、ジクロロメタン、
クロロホルムなどが挙げられる。被覆剤を用いて被覆さ
せる場合の被覆剤としては、例えば、白糖、ゼラチン、
炭酸カルシウム、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ポリビニルピロリドン、カーボワックスな
どが挙げられる。
【0043】請求項1〜13記載の、本発明ペプチドに
より表面処理された医療材料の製造方法としては、例え
ば、本発明ペプチドを医療材料の構成成分の表面に直
接、又は、官能基を導入して共有結合等を用いて固定化
させる方法が挙げられる。上記の官能基としては、アミ
ノ基、カルボキシル基、α−クロロメチル基、α−クロ
ロアセトアミドメチル基などが挙げられる。
【0044】請求項14記載の、請求項1から13のい
ずれかに記載の本発明ペプチドと末梢循環改善剤とによ
り表面処理された医療材料の製造方法としては、例え
ば、請求項1から13のいずれかに記載の本発明ペプチ
ドと末梢循環改善剤とを医療材料の構成成分の表面に直
接、又は、官能基を導入して共有結合等を用いて固定化
させる方法が挙げられる。上記の官能基としては、アミ
ノ基、カルボキシル基、α−クロロメチル基、α−クロ
ロアセトアミドメチル基などが挙げられる。
【0045】請求項14記載の、請求項1から13のい
ずれかに記載の本発明ペプチドと末梢循環改善剤との、
どちらか一方が含有され、他の一方により表面処理され
た医療材料の製造方法としては、どちらか一方を上述の
含有するための製造方法で製造し、他の一方を上述の表
面処理するための製造方法で製造する方法が挙げられ
る。
【0046】請求項1〜13記載の医療材料中に含有す
べき本発明ペプチドの量は、特に限定されず広範囲に適
宜選択されるが、好ましくは、医療材料中に10-7〜1
0重量%の範囲である。
【0047】請求項14記載の医療材料中に含有すべき
請求項1から13のいずれかに記載の本発明ペプチドと
末梢循環改善剤との量は、特に限定されず広範囲に適宜
選択されるが、好ましくは、請求項1から13のいずれ
かに記載の本発明ペプチドは医療材料中に10-7〜10
重量%、末梢循環改善剤は10-4〜10重量%の範囲で
ある。
【0048】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を挙げて、
上述した効果を実証する。
【0049】本発明における一般式(I)で示されるペ
プチドのうち、前記式(III) で示されるA83586
C、前記式(IV)で示されるVariapeptin、
前記式(V)で示されるVerucopeptin、前
記式(VI)で示されるAzinothricin、前記
式(VII) で示されるCitropeptin、前記式(V
III)で示されるAurantimycin A、前記式
(IX)で示されるAurantimycin B、前記式
(X)で示されるAurantimycin C、前記
式(XI)で示されるL−156602、前記式(XII) で示
されるIC−101または前記式(XIII)で示されるGE
3を用いて、以下のようにして実施例1〜4の医療材料
を製造し、その薬理試験を行った。なお、これらのペプ
チドは、前述の文献に記載されている方法によって製造
した。
【0050】実施例1 それぞれのペプチドについて、その0.04mg/ml
メタノール溶液10mlを、噴霧器を用いて、ガーゼ
(20cm×20cm)に均一に噴霧し、次いで、乾燥
させペプチド含有ガーゼからなる医療材料を得た。
【0051】実施例2 ポリプロピレン(三井東圧社製、ノーブレン、J3H−
G)50重量部とポリスチレン(旭化成工業社製、スタ
イロン679)50重量部を原料として280℃で溶融
紡糸した後、延伸して複合繊維を得た。この複合繊維を
編地加工したもの700gを開孔ボビンに巻き取り、直
径20cm、高さ30cmのカラムに充填した。
【0052】ステンレス鋼製容器にて、ニトロベンゼン
15kg、98%濃硫酸15kg、N−メチロール−α
−クロロアセトアミド2.25kg、パラホルムアルデ
ヒド32.3gを混合した反応液を調製した。この反応
液を、上記のカラムに充填された開孔ボビンの芯中央部
にポンプで供給し、編地に反応液を流した。編地を通過
してカラムより流出した反応液は繰り返し循環させた。
【0053】10〜20℃で2時間反応後、カラム及び
ステンレス鋼製容器より反応液を抜き出した。室温下に
てニトロベンゼン20kg、精製水20kgの順で用い
て、反応と同様の操作でカラム中の編地を洗浄した。残
存硫酸は、24%水酸化ナトリウム水溶液で中和した。
残存するニトロベンゼンをメタノールで抽出除去し、更
に70℃の熱水で洗浄して精製α−クロロアセトアミド
メチル化複合繊維950gを得た。
【0054】それぞれのペプチドについて、その1gを
無水メタノール20リットルに溶解して固定化反応液を
調製し、約65℃で上記アミドメチル化反応と同様の経
路で、上記で得られた精製α−クロロアセトアミドメチ
ル化複合繊維の編地に供給し2時間循環させた。その
後、反応液をカラム及びステンレス鋼製容器より抜き出
し、冷却した。メタノール20リットルで洗浄し、更に
70℃の熱水で洗浄してペプチド固定化複合繊維からな
る医療材料を得た。
【0055】実施例3 実施例1における、それぞれのペプチドの0.04mg
/mlメタノール溶液10mlの代わりに、それぞれの
ペプチドが0.04mg/ml濃度で、ニコチン酸が1
0mg/ml濃度で溶解されたメタノール溶液10ml
を用いたことの他は、実施例1と同様にしてペプチド及
びニコチン酸含有ガーゼからなる医療材料を得た。
【0056】実施例4 実施例2で得られたペプチド固定化複合繊維からなる医
療材料の20cm×20cmの大きさのものに、ニコチ
ン酸アミドの10mg/mlメタノール溶液10ml
を、噴霧器を用いて均一に噴霧し、次いで、乾燥させペ
プチド固定化ニコチン酸アミド含有複合繊維からなる医
療材料を得た。
【0057】薬理試験 試験例1 糖尿病マウス皮膚欠損モデルに対する作用 実施例1〜4で得られた医療材料の創傷治癒促進作用を
以下のようにして試験した。被験動物としては体重30
〜45gの雌性糖尿病マウス(db/db)を用いた。
【0058】欠損作成3日前に剃毛したマウスをエーテ
ル麻酔下で背部正中線を中心に肩甲部にまたがる直径1
6mmの欠損部を眼科用ハサミを用いて作成した。創面
(2cm2 )を本発明の医療材料2cm2 で覆い、その
上からポリウレタンフィルム材(ジョンソン社製、商品
名 バイオクルーシブ)で覆った。投与は、欠損作成日
に行い、3日後に医療材料を取り除き、創面を洗浄後、
再びポリウレタンフィルム材で覆い10日後に創傷治癒
効果を確認した。創傷治癒効果は、ノギスを用いて欠損
部の短径、長径を測定し、欠損部を楕円とみなして欠損
部の面積(短径×長径×3.14÷4)を求め、欠損作
成日の欠損部面積に対する、測定日の欠損部面積の割合
(これを、面積率という)を求めることにより評価し
た。
【0059】コントロールとしては、上記ペプチドを含
まないことの他は実施例1と同様にして製造した医療材
料(実施例1のコントロール)、上記ペプチドを含まな
いことの他は実施例2と同様にして製造した医療材料
(実施例2のコントロール)、上記ペプチドを含まない
ことの他は実施例3と同様にして製造した医療材料(実
施例3のコントロール)、または上記ペプチドを含まな
いことの他は実施例4と同様にして製造した医療材料
(実施例4のコントロール)を用い、その他の点は上記
操作と同様に行った。
【0060】本試験はそれぞれ5頭のマウスを用いて行
い、欠損部面積はこれらのマウスについて得られた欠損
部面積の平均値を取った。この試験の欠損作成10日目
の面積率を、実施例1については表1に、実施例2につ
いては表2に、実施例3については表3に、実施例4に
ついては表4に、それぞれ示す。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】表1及び表2から判るように、請求項3、
4、5、7、8、11、12、13記載の医療材料を投
与した群(実施例1及び2)では、コントロール群に比
べて欠損作成10日目の欠損部面積が有意に縮小した。
このように、請求項3、4、5、7、8、11、12、
13記載の医療材料は、顕著な創傷治癒促進効果を示す
ことが認められた。また請求項14記載の医療材料を投
与した群(実施例3及び4)では、請求項3、4、5、
7、8、11、12、13記載の医療材料を投与した群
よりも、さらに欠損部面積が縮小した。このように、請
求項14記載の医療材料は、請求項3、4、5、7、
8、11、12、13記載の医療材料より一層顕著な創
傷治癒促進効果を示すことが認められた。
【0066】試験例2 抗菌作用 実施例1〜4で得られた医療材料の抗菌作用を以下のよ
うにして試験した。
【0067】Mueller Hinton Brot
h寒天培地上に2cm×2cmの本発明の医療材料を置
いた。その上から黄色ブドウ球菌(IFO12732)
の浮遊液(約106 個/ml)を10μl添加し、35
℃で約20時間培養した。培養後、医療材料を除去し、
医療材料直下の菌の増殖状態を観察した。コントロール
としては、上記ペプチドを含まないことの他は実施例
1、実施例2、実施例3又は実施例4と同様にして製造
した医療材料を用い、その他の点は上記操作と同様に行
った。
【0068】観察の結果、実施例1〜4で得られた医療
材料は、いずれも、菌の増殖は認められなかったが、上
記のコントロールでは、いずれも、多数のコロニーの形
成が認められた。このように本発明の医療材料は、抗菌
作用を有することが認められた。
【0069】
【発明の効果】請求項1〜13記載の医療材料の構成
は、上記の通りであり、請求項1〜13記載の医療材料
によると、抗菌作用を有し、顕著な創傷治癒促進効果を
示す医療材料が提供される。請求項14記載の医療材料
の構成は、上記の通りであり、請求項14記載の医療材
料によると、抗菌作用を有し、請求項1〜13記載の医
療材料より一層顕著な創傷治癒促進効果を示す医療材料
が提供される。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素、アシル基または置換されたアシル
    基、アルキル基または置換されたアルキル基、水酸基ま
    たは置換された水酸基、アミノ基または置換されたアミ
    ノ基を、R2 は水酸基または置換された水酸基を、R3
    はカルボキシル基または保護されたカルボキシル基をそ
    れぞれ示すか、またはR3 とR2 は互いに結合して−C
    OO−基を示し、R4 は水素、アルキル基または置換さ
    れたアルキル基を、R5 は水素、アルキル基または置換
    されたアルキル基、水酸基または置換された水酸基を、
    R6 は水素、アルキル基または置換されたアルキル基
    を、R 7 は水素、アルキル基または置換されたアルキル
    基、アミノ基または置換されたアミノ基、水酸基または
    置換された水酸基をそれぞれ示すか、またはR6 とR7
    はそれらの一部で互いに結合しており、R8 は水素、ア
    ルキル基または置換されたアルキル基を、R9 は水素、
    アルキル基または置換されたアルキル基、水酸基または
    置換された水酸基を、R10は水素、アルキル基または置
    換されたアルキル基を、R11は水素、アルキル基または
    置換されたアルキル基、水酸基または置換された水酸基
    を、R12は水素、アルキル基または置換されたアルキル
    基を、R13は水素、アルキル基または置換されたアルキ
    ル基、アミノ基または置換されたアミノ基、水酸基また
    は置換された水酸基をそれぞれ示すか、またはR12とR
    13はそれらの一部で互いに結合している)で表されるペ
    プチドのうち、下記式(II) 【化2】 で表されるペプチドを除くペプチドを含有する、又は、
    これにより表面処理されたことを特徴とする医療材料。
  2. 【請求項2】 R8 が水素を示す、請求項1記載の医療
    材料。
  3. 【請求項3】 R10が水素を示す、請求項2記載の医療
    材料。
  4. 【請求項4】 R10がメチル基を示す、請求項2記載の
    医療材料。
  5. 【請求項5】 R10がメチル基以外のアルキル基また
    は、置換されたアルキル基を示す、請求項2記載の医療
    材料。
  6. 【請求項6】 R8 がメチル基を示す、請求項1記載の
    医療材料。
  7. 【請求項7】 R10がメチル基を示す、請求項6記載の
    医療材料。
  8. 【請求項8】 R10が水素、メチル基以外のアルキル基
    または、置換されたアルキル基を示す、請求項6記載の
    医療材料。
  9. 【請求項9】 R8 がメチル基以外のアルキル基また
    は、置換されたアルキル基を示す、請求項1記載の医療
    材料。
  10. 【請求項10】 R10がメチル基を示す、請求項9記載
    の医療材料。
  11. 【請求項11】 R10が水素、メチル基以外のアルキル
    基または、置換されたアルキル基を示す、請求項9記載
    の医療材料。
  12. 【請求項12】 R4 がヒドロキシメチル基または、そ
    の水酸基が保護されたヒドロキシメチル基を示す、請求
    項10記載の医療材料。
  13. 【請求項13】 R4 が水素、アルキル基または、ヒド
    ロキシメチル基以外の置換されたアルキル基を示す、請
    求項10記載の医療材料。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の
    ペプチドと末梢循環改善剤とを含有する、又はこれらに
    より表面処理された、或いは、これらのどちらか一方が
    含有され、他の一方により表面処理されたことを特徴と
    する医療材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015517485A (ja) * 2012-05-07 2015-06-22 ピラマル エンタープライジーズ リミテッド 抗がん化合物としてのヘキサデプシペプチド類縁体

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