JPH11269368A - 難燃性ポリカ―ボネ―ト樹脂/absグラフトコポリマ―ブレンド - Google Patents

難燃性ポリカ―ボネ―ト樹脂/absグラフトコポリマ―ブレンド

Info

Publication number
JPH11269368A
JPH11269368A JP11016458A JP1645899A JPH11269368A JP H11269368 A JPH11269368 A JP H11269368A JP 11016458 A JP11016458 A JP 11016458A JP 1645899 A JP1645899 A JP 1645899A JP H11269368 A JPH11269368 A JP H11269368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
thermoplastic resin
phase
rubber
monomers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11016458A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuh-Sheng Fred Chen
フュー−シェング・フレッド・チェン
Luc Carlos Govaerts
ルック・カルロス・ホハエルツ
Bennekom Antoinette C M Van
アントイネッテ・コルネリア・マリア・ハン・ベンネコム
Hiroshi Miyake
三宅浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH11269368A publication Critical patent/JPH11269368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/12Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • C08L27/18Homopolymers or copolymers or tetrafluoroethene

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明の熱可塑性樹脂組成物はポリカーボネート樹脂、
連続した硬質熱可塑性樹脂相中に不連続なゴム相を分散
して含み前記硬質熱可塑性樹脂相の少なくとも一部が前
記ゴム相に化学的にグラフトされている塊状重合された
ゴム変性グラフトコポリマーおよび有機燐難燃剤を含有
しており、改善された性質を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は改善された性能を示す難燃性ポ
リカーボネート樹脂/ABSグラフトコポリマーブレン
ドに係わる。
【0002】
【関連技術の簡単な記述】芳香族ポリカーボネート樹
脂、ABSグラフトコポリマー、フルオロポリマーおよ
びオルガノホスフェート難燃剤を含有する難燃性熱可塑
性樹脂組成物は知られており良好な難燃性および良好な
熱抵抗性を示すことが分かっている。例えば、本件出願
人に同じく譲渡されている米国特許5204394を参
照されたい。
【0003】改善された物理的特性および加水分解安定
性を示す難燃性樹脂組成物が望ましい。
【0004】
【発明の要約】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、(a)
芳香族ポリカーボネート樹脂、(b)連続した硬質熱可
塑性樹脂相中に不連続なゴム相を分散して含み、前記硬
質熱可塑性樹脂相の少なくとも一部が前記ゴム相に化学
的にグラフトされている、塊状重合法で製造されたゴム
変性グラフトコポリマー、および(c)難燃化量のオル
ガノホスフェート難燃剤を含む。
【0005】本発明の組成物は良好な加工性、高温に対
する抵抗および衝撃強さを含めた良好な物理的特性を与
え、そして改善された加水分解安定性および改善された
熱劣化抵抗性を提供する。ここに使用される用語「加水
分解安定性」とは高い温度および湿度の条件に曝された
ときに化学組成および/または分子量に変化を受けない
傾向を意味する。例えば、理想的な加水分解安定性を有
する熱可塑性樹脂組成物の熱可塑性樹脂成分の化学組成
および分子量は高温および高い湿度の条件下で変化を受
けないままであるのに対して、加水分解安定性に乏しい
熱可塑性樹脂組成物の熱可塑性樹脂成分の化学組成およ
び/または分子量はこのような条件に曝されると著しく
変化しよう。
【0006】
【本発明の詳細な記述】好適な実施の態様においては、
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性樹脂組成物1
00重量部に基づいて、芳香族ポリカーボネート樹脂4
0−95重量部、より好ましくは50−90重量部そし
て更に好ましくは55−80重量部、ゴム変性グラフト
コポリマー4−59重量部、より好ましくは8−48重
量部そして更に好ましくは14−39重量部、並びにオ
ルガノホスフェート難燃剤1−20重量部、より好まし
くは2−15重量部そして更に好ましくは6−12重量
部含んでいる。
【0007】本発明の熱可塑性樹脂組成物のポリカーボ
ネート樹脂成分として使用するのに適する芳香族ポリカ
ーボネート樹脂は既知の化合物であり、その調製法およ
び特性は既に記述されており、一般的には米国特許31
69121、4487896および5411999を参
照でき、これらの開示をそれぞれ参考文献としてこの明
細書の記載に編入する。
【0008】好適な実施の態様では、本発明の芳香族ポ
リカーボネート樹脂成分は構造式(I) HO−A−OH (ここに、上記式中、Aは二価の芳香族基である)に従
う二価フェノールとカーボネート前駆体との反応生成物
であり、式(II) (ここに、上記式中、Aは上記定義のとおり)に従う構
造単位を含有する。
【0009】ここに使用される用語「二価芳香族基」と
は例えばフェニレンのように単一の芳香族環を含有する
ような二価の基、例えばナフタリンのように縮合された
芳香族環系を含有するような二価の基、アルキレン、ア
ルキリデンまたはスルホニル基のような非−芳香族結合
によって結合された2つまたはそれ以上の芳香族環を含
有するような二価の基を包含しており、これらのいずれ
もハロ基または(C1−C6 )アルキル基で芳香族環上
の1つまたはそれ以上の部位において置換されていても
よい。
【0010】好適な実施の態様においては、Aは式(II
I)
【0011】
【化3】
【0012】に従う二価の芳香族基である。適当な二価
フェノールには例えば、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(「ビスフェノールA」)、2,2
−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、
(3,5,3′,5′−テトラクロロ−4,4′−ジヒ
ドロキシフェニル)プロパン、2,6−ジヒドロキシナ
フタリン、ヒドロキノン、2,4′−ジヒドロキシフェ
ニルスルホンの1種またはそれ以上が含まれる。大いに
好ましい実施の態様においては、この二価フェノールは
ビスフェノールAである。
【0013】カーボネート前駆体はハロゲン化カルボニ
ル、炭酸エステルまたはハロホーメートの1種またはそ
れ以上である。適当なハロゲン化カルボニルには例えば
臭化カルボニルおよび塩化カルボニルが含まれる。適当
な炭酸エステルには例えば炭酸ジフェニル、炭酸ジクロ
ロフェニル、炭酸ジナフチル、炭酸フェニルトリルおよ
び炭酸ジトリルが含まれる。適当なハロホーメートには
例えば、例えばヒドロキノンのような二価フェノールあ
るいは例えばエチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ールのようなグリコールのビスハロホーメートが含まれ
る。大いに好ましい実施の態様においては、カーボネー
ト前駆体は塩化カルボニルである。
【0014】適当な芳香族ポリカーボネート樹脂には線
状の芳香族ポリカーボネート樹脂、分岐された芳香族ポ
リカーボネート樹脂が含まれる。適当な線状の芳香族ポ
リカーボネート樹脂には例えばビスフェノールAポリカ
ーボネート樹脂が含まれる。適当な分岐されたポリカー
ボネートは知られており、二価フェノールおよびカーボ
ネート前駆体に多官能性芳香族化合物を反応させて分岐
ポリマーを生成することによって製造され、一般的には
米国特許3544514、3635895および400
1184を参照でき、これらの開示をそれぞれ参考文献
としてこの明細書の記載に編入する。この多官能性化合
物は一般に芳香族であってカルボキシル、カルボン酸無
水物、フェノール、ハロホーメートまたはこれらの混合
物である官能基を少なくとも3つ含有しており、例えば
1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタン、
1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、無水トリメリト
酸、トリメリト酸、トリメリチルトリクロライド、4−
クロロホルミル無水フタル酸、ピロメリト酸、ピロメリ
ト酸二無水物、メリト酸、無水メリト酸、トリメシン
酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物である。好ましくは多官能性
芳香族化合物は1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェ
ニル)エタン、無水トリメリト酸またはトリメリト酸あ
るいはそれらのハロホーメート誘導体である。
【0015】好適な実施の態様においては、本発明のポ
リカーボネート樹脂成分はビスフェノールAとホスゲン
とから誘導される線状ポリカーボネート樹脂である。好
適な実施の態様においては、ポリカーボネート樹脂の重
量平均分子量はポリスチレンと比較してゲル透過クロマ
トグラフィーによって測定して約10,000乃至約2
00,000グラム/モル(「g/モル」)である。こ
のような樹脂は典型的には25℃のメチレンクロライド
中で約0.3乃至約1.5デシリットル/グラムの固有
粘度を示す。
【0016】ポリカーボネート樹脂は例えば界面重合、
エステル交換、溶融重合または溶融重合のような既知の
方法によって製造される。本発明の芳香族ポリカーボネ
ート樹脂成分として使用するにはコポリエステル−カー
ボネート樹脂も適する。本発明の熱可塑性樹脂組成物の
芳香族ポリカーボネート樹脂成分として使用するのに適
するコポリエステル−カーボネート樹脂は既知の化合物
であり、その調製法および特性は既に記述されており、
一般的には米国特許3169121、4430484お
よび4487896を参照でき、これらの開示をそれぞ
れ参考文献としてこの明細書の記載に編入する。
【0017】コポリエステル−カーボネート樹脂は、ポ
リマー鎖中にカーボネート基、カルボキシレート基およ
び芳香族炭素環式基を反復して含み、カーボネート基の
少なくとも幾分かは芳香族炭素環式基の環炭素原子に直
接結合されている、線状またはランダムに分岐されたポ
リマーを含む。好適な実施の態様においては、本発明の
コポリエステル−カーボネート樹脂成分はカーボネート
前駆体、少なくとも1種の二価フェノールおよび少なく
とも1種のジカルボン酸またはジカルボン酸等価物から
誘導される。好適な実施の態様においては、このジカル
ボン酸は式(IV) に従い、ここに、上記式中、A′はアルキレン、アルキ
リデン、脂環式または芳香族であって、好ましくは非−
置換フェニレン基、または芳香族環上の1つまたはそれ
以上の部位において置換されその置換基の各々が個々に
(C1 −C6 )アルキルである置換されたフェニレン基
であり、このコポリエステル−カーボネート樹脂は上記
の式(II)に従う第一の構造単位および式(V) (ここに、上記式中、A′は上記定義のとおり)に従う
第二の構造単位を含んでいる。
【0018】適当なカーボネート前駆体および二価フェ
ノールは上記に開示したものである。適当なジカルボン
酸には例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、ジメチルテレフタル酸、蓚酸、マロン酸、琥珀酸、
グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、ジメチルマロン酸、1,12
−ドデカン酸、シス−1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、トランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、4,4′−ビス安息香酸、ナフタリン−2,6−ジ
カルボン酸が含まれる。適当なジカルボン酸等価物には
例えば、例えば無水フタル酸、テレフタル酸ジメチル、
塩化スクシニルのような、上記に開示したジカルボン酸
の無水物、エステルまたはハロゲン化物誘導体が含まれ
る。
【0019】好適な実施の態様においては、ジカルボン
酸は芳香族ジカルボン酸、より好ましくはテレフタル酸
およびイソフタル酸の1種またはそれ以上である。好適
な実施の態様においては、コポリエステル−カーボネー
ト樹脂中に存在するエステル結合対カーボネート結合の
比はカーボネート結合当たり0.25−0.9のエステ
ル結合である。
【0020】好適な実施の態様においては、コポリエス
テル−カーボネートコポリマーは約10,000乃至約
200,000の重量平均分子量を有する。コポリエス
テル−カーボネート樹脂は例えば界面重合、エステル交
換、溶融重合または溶融重合のような既知の方法によっ
て製造される。本発明のゴム変性熱可塑性樹脂として使
用するのに適したゴム変性熱可塑性樹脂は塊状重合(英
語ではbulk polymerizationとmass polymerizationが同
義で用いられる)法によって製造され、連続した硬質熱
可塑性樹脂相中に不連続なゴム相を分散して含み、硬質
熱可塑性樹脂相の少なくとも一部がゴム相に化学的にグ
ラフトされている、ゴム変性熱可塑性樹脂である。
【0021】ゴム変性グラフトコポリマーを製造する塊
状重合法は当業技術において周知であって、例えば米国
特許2646418、3243481、4254236
および5414045を参照でき、これらの開示をそれ
ぞれ参考文献としてこの明細書の記載に編入する。好適
な実施の態様においては、ゴム変性熱可塑性樹脂は連続
した反応帯域を提供するように互いに逐次的に連結され
た連続した重合反応器中で行われる塊状重合法によって
製造される。ゴム、例えばスチレン−ブタジエンゴム
を、例えばスチレンモノマーあるいはスチレンおよびア
クリロニトリルモノマーのような、グラフトコポリマー
の硬質熱可塑性樹脂相を誘導する出発材料であるモノマ
ーの1種またはそれ以上の中に溶解して、反応混合物を
形成し、これを反応系に供給して反応混合物を重合条件
にかける。反応混合物のモノマーの重合は化学的または
熱的に開始できる。重合反応の過程の間に反応混合物の
粘度が上昇し、硬質熱可塑性樹脂相例えばスチレン−ア
クリロニトリル(”SAN”)コポリマーが形成され、
その一部がゴムに化学的にグラフトされそして一部はゴ
ムにグラフトされない。この反応の或る時点で、反応混
合物は分離して2つの相、即ち、連続したゴム溶液相
と、このゴム溶液相に分散された不連続のグラフトされ
ていない硬質熱可塑性樹脂相とを形成する。重合反応が
進むにつれて、ゴム溶液相は成長中の硬質熱可塑性樹脂
相中に分散され始め、ついには「転相」が起き、グラフ
トされていない硬質熱可塑性樹脂相が連続した相とな
り、ゴム溶液相が不連続な相となってグラフトされてい
ない硬質熱可塑性樹脂相中に分散される。典型的には、
第三の相も存在し、転相の間に若干のグラフトされてい
ない硬質熱可塑性樹脂相が不連続のゴム溶液相の内部に
吸蔵される。転相に続いて、重合反応は継続され、グラ
フトされていない硬質熱可塑性樹脂相が更に形成され
る。次いで反応混合物はより活発な反応条件にかけられ
て、所望のレベル、典型的には60−90%の範囲のモ
ノマー変換まで反応を駆動する。この反応によってゴム
相と硬質熱可塑性樹脂相とが生成され、硬質熱可塑性樹
脂相の少なくとも一部がゴム相にグラフトされる。この
生成物は次いで脱揮発成分処理されていずれの残留する
未反応モノマーおよび溶剤を除去する。
【0022】このゴム相を成形するのに使用するために
適当なゴムは25℃以下、より好ましくは0℃以下、更
により好ましくは−30℃以下のガラス転位温度(T
g)を有するポリマーである。ここに言及されるポリマ
ーのTgは示差走査熱量測定(加熱速度20℃/分で、
Tg値を変曲点で測定)によって測定したポリマーのT
g値である。
【0023】好適な実施の態様においては、ゴムは1種
またはそれ以上の共役ジエンモノマーから誘導される構
造単位を有する線状ポリマーを含む。適当な共役ジエン
モノマーには例えば1,3−ブタジエン、イソプレン、
1,3−ヘプタジエン、メチル−1,3−ペンタジエ
ン、2,3−ジメチルブタジエン、2−エチル−1,3
−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、2,4−ヘキ
サジエン、ジクロロブタジエン、ブロモブタジエンおよ
びジブロモブタジエン並びに共役ジエンモノマーの混合
物が含まれる。好適な実施の態様においては、共役ジエ
ンモノマーは1,3−ブタジエンである。
【0024】ゴムは、随意には、(C2 −C8 )オレフ
ィンモノマー、ビニル芳香族モノマー、モノエチレン性
不飽和ニトリルモノマーおよび(C1 −C12)アルキル
(メタ)アクリレートモノマーから選択された1種また
はそれ以上の共重合可能なモノエチレン性不飽和モノマ
ーから誘導された構造単位を含むことができる。ここに
使用される用語「(C2 −C8 )オレフィンモノマー」
は分子当たり2−8個の炭素原子を有しそして分子当た
り単一のエチレン性不飽和部位を有する化合物を意味す
る。適当な(C2 −C8 )オレフィンモノマーにはエチ
レン、プロペン、1−ブテン、1−ペンテン、ヘプテン
が含まれる。
【0025】適当なビニル芳香族モノマーには、例え
ば、スチレン;例えばα−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、トリメチ
ルスチレン、ブチルスチレン、クロロスチレン、ジクロ
ロスチレン、ブロモスチレン、p−ヒドロキシスチレ
ン、メトキシスチレンを含めた芳香族環に1つまたはそ
れ以上のアルキル、アルコキシ、ヒドロキシルまたはハ
ロ置換基が結合されている置換されたスチレン;例えば
ビニルナフタリン、ビニルアントラセンのようなビニル
置換された縮合芳香族環構造体;並びにビニル芳香族モ
ノマーの混合物が含まれる。
【0026】ここに使用される用語「モノエチレン性不
飽和ニトリルモノマー」は分子当たり単一のニトリル基
および単一のエチレン性不飽和部位を含む非環式化合物
を意味し、例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、α−クロロアクリロニトリルを含む。ここに使用さ
れる用語「(C1 −C12)アルキル」は基当たり1−1
2個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アルキル置換
基を意味し、例えばメチル、エチル、n−ブチル、第二
ブチル、第三ブチル、n−プロピル、イソプロピル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、ウンデシルおよびドデシルを含み、また用語「(メ
タ)アクリレートモノマー」はアクリルモノマーおよび
メタクリレートモノマーを集約して言及している。適当
な(C1 −C12)アルキル(メタ)アクリレートモノマ
ーには、例えばエチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト、イソペンチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレートのような(C1
−C12)アルキルアクリレートモノマー、並びにこれら
の類似体であるメチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、プロピルメタクリレート、イソプロピルメタク
リレート、ブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレ
ート、デシルメタクリレートのような(C1 −C12)ア
ルキルメタクリレートモノマーが含まれる。
【0027】第一の好適な実施の態様では、ゴムはポリ
ブタジエンホモポリマーである。別の好適な実施の態様
では、ゴムは、例えばスチレン−ブタジエンコポリマ
ー、アクリロニトリル−ブタジエンコポリマーあるいは
スチレン−ブタジエン−アクリロニトリルコポリマーの
ような、1種またはそれ以上の共役ジエンモノマーから
誘導された構造単位とビニル芳香族モノマーおよびモノ
エチレン性不飽和ニトリルモノマーから選択された1種
またはそれ以上のモノマーから誘導された50重量%ま
での構造単位とを含む、コポリマー、好ましくはブロッ
クコポリマーである。
【0028】大いに好適な実施の態様においては、ゴム
はブタジエンから誘導された構造単位50−95重量%
とスチレンから誘導された構造単位5−50重量%を含
有するスチレン−ブタジエンブロックコポリマーであ
る。硬質熱可塑性樹脂相は1種またはそれ以上の熱可塑
性樹脂ポリマーを含み、25℃より高い、好ましくは9
0℃以上、更により好ましくは100℃以上のTgを示
す。
【0029】好適な実施の態様においては、硬質熱可塑
性樹脂相は(C1 −C12)アルキル(メタ)アクリレー
トモノマー、ビニル芳香族モノマーおよびモノエチレン
性不飽和ニトリルモノマーからなる群から選ばれる1種
またはそれ以上のモノマーから誘導される構造単位をそ
れぞれ有する1種またはそれ以上のポリマーを含む。適
当なビニル芳香族モノマー、モノエチレン性不飽和ニト
リルモノマーおよび(C1 −C12)アルキル(メタ)ア
クリレートモノマーはゴム相の記載のところで上記に示
したものである。
【0030】好適な実施の態様においては、硬質熱可塑
性樹脂相は1種またはそれ以上のビニル芳香族モノマー
好ましくはスチレンから誘導された第一の構造単位と1
種またはそれ以上のモノエチレン性不飽和ニトリルモノ
マー好ましくはアクリロニトリルから誘導された第二の
構造単位とを有するビニル芳香族ポリマーを含む。より
好ましくは、硬質相はスチレンから誘導された構造単位
55−99更に好ましくは60−90重量%とアクリロ
ニトリルから誘導された構造単位1−45更に好ましく
は10−40重量%を含む。
【0031】硬質熱可塑性樹脂相とゴム相との間に起き
るグラフト化の量はゴム相の相対的な量と組成により変
動する。好適な実施の態様では、硬質熱可塑性樹脂相の
10−90重量%、好ましくは25−60重量%がゴム
相に化学的にグラフトされ、硬質熱可塑性樹脂10−9
0重量%、好ましくは40−75重量%が遊離、即ちグ
ラフトされないまま残る。
【0032】ゴム変性熱可塑性樹脂の硬質熱可塑性樹脂
相は:(i)ゴム相の存在下で行われる重合のみによる
かまたは(ii)ゴム相の存在下で重合された硬質熱可塑
性樹脂ポリマーに1種またはそれ以上の別個に重合され
た硬質熱可塑性樹脂ポリマーを加えて、調製しうる。好
適な実施の態様においては、ゴム変性熱可塑性樹脂は1
種またはそれ以上の共役ジエンモノマーから誘導された
構造単位を有し、随意には更にビニル芳香族モノマーお
よびモノエチレン性不飽和ニトリルモノマーから選択さ
れる1種またはそれ以上のモノマーから誘導される構造
単位を含んだポリマーを含むゴム相を含んでおり、硬質
熱可塑性樹脂相はビニル芳香族モノマーおよびモノエチ
レン性不飽和ニトリルモノマーから選択された1種また
はそれ以上のモノマーから誘導される構造単位を有する
ポリマーを含んでいる。
【0033】大いに好ましい実施の態様では、ゴム変性
グラフトコポリマーのゴム相はポリブタジエンまたはポ
リ(スチレン−ブタジエン)ゴムを含み、硬質相はスチ
レン−アクリロニトリルコポリマーを含む。ゴム変性熱
可塑性樹脂のゴム相および硬質熱可塑性樹脂相のポリマ
ーそれぞれは、それぞれの相に対するTgの制限が満た
される限りは、例えばモノエチレン性不飽和カルボン酸
例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸;ヒドロ
キシ(C1 −C12)アルキル(メタ)アクリレートモノ
マー例えばヒドロキシエチルメタクリレート;(C4
12)シクロアルキル(メタ)アクリレートモノマー例
えばシクロへキシルメタクリレート;(メタ)アクリル
アミドモノマー例えばアクリルアミド、メタクリルアミ
ド;マレイミドモノマー例えばN−アルキルマレイミ
ド、N−アリールマレイミド;無水マレイン酸;ビニル
エステル例えば酢酸ビニル、ブロピオン酸ビニルのよう
な1種またはそれ以上の他の共重合可能なモノエチレン
性不飽和モノマーから誘導された構造単位を随意に含ん
でもよい。ここに使用される用語「(C4 −C12)シク
ロアルキル」は基当たり4−12個の炭素原子を有する
環式アルキル置換基を意味し、用語「(メタ)アクリル
アミド」はアクリルアミドおよびメタクリルアミドを集
約して言及している。
【0034】好適な実施の態様においては、ゴム変性熱
可塑性樹脂のゴム相は0.1−3.0マイクロメーター
(”μm”)より好ましくは0.2−2.0μmの粒度
を有する。好適な実施の態様においては、本発明の組成
物は樹脂組成物に滴下防止特性を付与するのに有効な
量、典型的には熱可塑性樹脂組成物100重量部当たり
フルオロポリマー0.01−0.5重量部の量のフルオ
ロポリマーを含む。適当なフルオロポリマーおよびかか
るフルオロポリマーの製造方法は知られており、例えば
米国特許3671487、3723373および338
3092を参照されたい。適当なフルオロポリマーには
1種またはそれ以上のフッ素化されたα−オレフィンモ
ノマーから誘導された構造単位を含むホモポリマーおよ
びコポリマーが含まれる。この用語「フッ素化されたα
−オレフィンモノマー」は少なくとも1つのフッ素原子
の置換基を含んだα−オレフィンモノマーを意味する。
適当なフッ素化されたα−オレフィンモノマーには、例
えばフルオロエチレン類例えばCF2 =CF2 、CHF
=CF2 、CH2 =CF2 、CH2 =CHF、CClF
=CF2 、CCl2 =CF2 、CClF=CClF、C
HF=CCl2 、CH2 =CClFおよびCCl2 =C
ClF並びにフルオロプロピレン類例えばCF3 CF=
CF2 、CF3 CF=CHF、CF3 CH=CF2 、C
3 CH=CH2 、CF3 CF=CHF、CHF2 CH
=CHFおよびCF3 CH=CH2 が含まれる。好適な
実施の態様においては、フッ素化されたα−オレフィン
モノマーはテトラフルオロエチレン(CF2 =C
2 )、クロロトリフルオロエチレン(CClF=CF
2 )、フッ化ビニリデン(CH2 =CF2 )およびヘキ
サフルオロプロピレン(CF3 CF=CF2 )の1種ま
たはそれ以上である。
【0035】適当なフッ素化されたα−オレフィンホモ
ポリマーには例えばポリ(テトラフルオロエチレン)お
よびポリ(ヘキサフルオロプロピレン)が含まれる。適
当なフッ素化されたα−オレフィンコポリマーには、例
えばポリ(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプ
ロピレン)のような2種またはそれ以上のフッ素化され
たα−オレフィンコモノマーから誘導された構造単位を
含むコポリマー並びに例えばポリ(テトラフルオロエチ
レン−エチレン−プロピレン)コポリマーのような1種
またはそれ以上のフッ素化されたモノマーおよびフッ素
化されたモノマーと共重合可能な1種またはそれ以上の
フッ素化されてないモノエチレン性不飽和モノマーから
誘導された構造単位を含むコポリマーが含まれる。適当
なフッ素化されてないモノエチレン性不飽和モノマーに
は例えば、例えばエチレン、プロピレン、ブテンのよう
なα−オレフィンモノマー;例えばメチルメタクリレー
ト、ブチルアクリレートのようなアクリレートモノマ
ー;例えばシクロへキシルビニルエーテル、エチルビニ
ルエーテル、n−ブチルビニルエーテルのようなビニル
エーテル;例えば酢酸ビニル、ビニルバーサテート(ve
rsatate )のようなビニルエステルが含まれる。
【0036】好適な実施の態様では、フルオロポリマー
粒子の大きさは電子顕微鏡で測定して50−500nm
の範囲である。大いに好ましい実施の態様では、フルオ
ロポリマーはポリ(テトラフルオロエチレン)ホモポリ
マー(”PTFE”)である。フルオロポリマーを熱可
塑性樹脂組成物に直接混合するのは難しい傾向なので、
フルオロポリマーを例えば芳香族ポリカーボネート樹脂
またはスチレン−アクリロニトリル樹脂のような第二の
ポリマーと或る態様で予備的に混合するのが好ましい。
例えば米国特許5521230に開示されているよう
に、フルオロポリマーの水性分散液とポリカーボネート
樹脂を水蒸気沈殿させて熱可塑性樹脂組成物中に滴下抑
制添加剤として使用するためのフルオロポリマー濃縮物
を形成するか、あるいは別法として例えば米国特許45
79906に開示されているように、水性スチレン−ア
クリロニトリル樹脂エマルジョンまたは水性アクリロニ
トリル −ブタジエン−スチレン樹脂エマルジョンを使
い次いで析出させそして同時に凝集沈殿されたフルオロ
ポリマー−熱可塑性樹脂組成物を乾燥してPTFE−熱
可塑性樹脂粉末を提供する。
【0037】好適な実施の態様では、フルオロポリマー
添加剤はフルオロポリマー30−70重量%、より好ま
しくは40−60重量%および第二のポリマー30−7
0重量%、より好ましくは40−60重量%を含む。好
適な実施の態様では、フルオロポリマー添加剤は本発明
に使用される水性フルオロポリマー分散液の存在下にお
いて1種またはそれ以上のモノエチレン性不飽和モノマ
ーを乳化重合してフルオロポリマーの存在下において第
二のポリマーを形成することによって製造される。適当
なモノエチレン性不飽和モノマーは上記に開示されてい
る。このエマルジョンは次いで例えば硫酸の添加によっ
て析出される。この析出物は例えば遠心分離によって脱
水され、次いで乾燥されてフルオロポリマーとこれに随
伴した第二のポリマーとを含むフルオロポリマー添加剤
を生成する。乾燥した乳化重合されたフルオロポリマー
添加剤は自由流動性の粉末の形態をしている。
【0038】好適な実施の態様においては、第二のポリ
マーを形成するために乳化重合されるモノエチレン性不
飽和モノマーはビニル芳香族モノマー、モノエチレン性
不飽和ニトリルモノマーおよび(C1 −C12)アルキル
(メタ)アクリレートモノマーから選ばれる1種または
それ以上のモノマーを含む。適当なビニル芳香族モノマ
ー、モノエチレン性不飽和ニトリルモノマーおよび(C
1 −C12)アルキル(メタ)アクリレートモノマーは上
記に開示されている。
【0039】大いに好ましい実施の態様では、第二のポ
リマーはスチレンおよびアクリロニトリルから誘導され
た構造単位を含む。より好ましくは、第二のポリマーは
スチレンから誘導された構造単位60−90重量%およ
びアクリロニトリルから誘導された構造単位10−40
重量%を含む。乳化重合反応混合物は随意には例えば乳
化されたブタジエンゴムラテックスのような第三のポリ
マーの乳化されたまたは分散された粒子を含むことがで
きる。
【0040】この乳化重合反応は例えば、例えば過酸化
ベンゾイルのような有機過酸化物化合物;例えば過硫酸
カリウムのような過硫酸塩化合物;例えば2,2′−ア
ゾビス−2,3,3−トリメチルブチロニトリルのよう
なアゾニトリル化合物;あるいは例えばクメンヒドロペ
ルオキシド、硫酸第一鉄、ピロ燐酸四ナトリウムおよび
還元糖またはナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレ
ートの組合せのようなレドックス開始系;のような慣用
の遊離基開始剤を使用して開始される。
【0041】第二のポリマーの分子量を減少するために
例えばノニルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン
のような(C9 −C13)アルキルメルカプタン化合物の
ような連鎖移動剤を重合反応の間に反応容器に随意に添
加することができる。好適な実施の態様では、連鎖移動
剤は使用されない。好適な実施の態様では、安定化され
たフルオロポリマー分散液を反応容器に仕込みそして撹
拌しながら加熱する。次いでこの反応容器に開始剤系お
よび1種またはそれ以上のモノエチレン性不飽和モノマ
ーを仕込みそれから加熱して前記分散液のフルオロポリ
マー粒子の存在下においてこのモノマーを重合すること
により第二のポリマーを形成する。
【0042】適当なフルオロポリマー添加剤および乳化
重合法がEP0739914A1に開示されている。好
適な実施の態様においては、第二のポリマーは約10,
000乃至約200,000g/モルの重量平均分子量
を示す。本発明の有機燐難燃剤として適当な有機燐化合
物は周知の化合物であり、例えばトリフェニルホスフェ
ート、トリクレジルホスフェート、トリトリルホスフェ
ート、ジフェニルトリクレジルホスフェート、フェニル
ビスドデシルホスフェート、エチルジフェニルホスフェ
ートのようなモノホスフェート;並びに例えばレゾルシ
ノールジホスフェートのようなジホスフェートエステル
およびオリゴマー性ホスフェート;ジフェニル水素ホス
フェート、2−エチルヘキシル水素ホスフェート;が含
まれる。適当なオリゴマー性ホスフェート化合物は「芳
香族ポリカーボネート、スチレン含有コポリマーおよび
/またはグラフトコポリマーと難燃剤を有するポリマー
混合物、これから成形された物品" Polymer Mixture Ha
vingAromatic Polycarbonate, Styrene Containing Cop
olymer and/or Graft Copolymer and a Flame Retardan
t, Articles Formed Therefrom"」に対してJohannesC.G
ossens et alに付与され本件出願人に同じく譲渡されて
いる米国特許5672645に開示されており、この開
示を参考文献としてこの明細書の記載に編入する。
【0043】好適な実施の態様においては、本発明の有
機燐難燃剤は構造式(VI)
【0044】
【化4】
【0045】(但し、上記式中、R1 、R2 、R3 およ
びR4 はそれぞれ個々にアリールであって、随意にはハ
ロまたはアルキルで置換されていてもよく、Xはアリー
レンで随意にはハロまたはアルキルで置換されており、
a、b、cおよびdはそれぞれ個々に0または1であ
り、そしてnは0−5、より好ましくは1−5の整数で
ある)に従う化合物の1種またそれ以上の化合物を含
む。
【0046】ここに使用されるアリールは基あたり1つ
またはそれ以上の芳香族環を含有し、基が2つまたはそ
れ以上の環を含有する場合には縮合環でよく、また随意
には1つまたはそれ以上の芳香族環上で1つまたはそれ
以上のアルキル基、好ましくはそれぞれ(C1 −C6
アルキル、で置換されていてもよい、1価の基を意味す
る。
【0047】ここに使用されるアリーレンは、基あたり
1つまたはそれ以上の芳香族環を含有し、随意には1つ
またはそれ以上の芳香族環上で1つまたはそれ以上のア
ルキル基、好ましくはそれぞれ(C1 −C6 )アルキ
ル、で置換されていてもよく、基が2つまたはそれ以上
の環を含有する場合には環は縮合されていてもあるいは
例えばアルキレン、アルキリデンのような非−芳香族結
合で結合されていてもよく、またこれらのいずれもハロ
基または(C1 −C6 )アルキル基で芳香族環上の1つ
またはそれ以上の部位において置換されていてもよい、
二価の基を意味する。
【0048】大いに好ましい実施の態様では、R1 、R
2 、R3 およびR4 はそれぞれフェニルであり、a、
b、cおよびdはそれぞれ1であり、そしてXはフェニ
レン、より好ましくは1,3−フェニレンである。別の
大いに好ましい実施の態様では、R1 、R2 、R3 およ
びR4 はそれぞれフェニルであり、a、b、cおよびd
はそれぞれ1であり、そしてXは構造式(VII )
【0049】
【化5】
【0050】に従う二価基である。好適な実施の態様で
は、有機燐難燃剤は、それぞれの有機燐オリゴマーが式
(VI)に従い、式中のnは各オリゴマーに対して個々に
1−5の整数であり、オリゴマーブレンドの平均のnが
1より大きく5より小さいか、より好ましくは1より大
きく3より小さいか、更により好ましくは1より大きく
2より小さいか、更に一層好ましくは1.2−1.7で
ある、有機燐オリゴマーのブレンドを含む。本発明の熱
可塑性樹脂組成物はまた随意に以下のような種々の慣用
された添加剤を含むこともできる。酸化防止剤例えば有
機ホスファイト例えばトリス(ノニル−フェニル)ホス
ファイト、(2,4,6−トリ−t−ブチルフェニル)
(2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル)ホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル)ペンタエリトリットジホスファイトまたはジステ
アリルペンタエリトリットジホスファイト並びにアルキ
ル化されたモノフェノール、ポリフェノール、ポリフェ
ノールとジエンとのアルキル化された反応生成物例えば
パラ−クレゾールとジシクロペンタジエンのブチル化さ
れた反応生成物、アルキル化されたヒドロキノン、ヒド
ロキシル化されたチオジフェニルエーテル、アルキリデ
ン−ビスフェノール、ベンジル化合物、アシルアミノフ
ェノール、ベータ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)ブロピオン酸と1価または多価アル
コールとのエステル、ベータ−(5−t−ブチル−4−
ヒドロキシ−3−メチルフェニル)ブロピオン酸と1価
または多価アルコールとのエステル、ベータ−(5−t
−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)ブロ
ピオン酸と1または多−価アルコールとのエステル、チ
オアルキルまたはチオアリール化合物のエステル例えば
ジステアリルチオプロピオネート、ジラウリルチオプロ
ピオネート、ジトリデシルチオジプロピオネート、ベー
タ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)ブロピオン酸のアミド;UV吸収剤および光安定剤
例えば(i)2−(2′−ヒドロキシフェニル)−ベン
ゾトリアゾール、2−ヒドロキシ−ベンゾフェノン、
(ii)置換されたおよび置換されていない安息香酸のエ
ステル、(iii )アクリレート、(iv)ニッケル化合
物、立体障害されたアミン例えばトリイソプロパノール
アミンまたは2,4−ジクロロ−6−(4−モルホリニ
ル)−1,3,5−トリアジンと1,6−ジアミン−
N,N′−ビス−(2,2,4,6−テトラメチル−4
−ピペリデニル)ヘキサンのポリマーとの反応生成物;
中和剤例えばステアリン酸マグネシウム、酸化マグネシ
ウム、酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ハイドロタルク
石;耐衝撃性改良剤;充填剤および強化剤例えば珪酸
塩、TiO2 、ガラス繊維、カーボンブラック、グラフ
ァイト、炭酸カルシウム、タルク、雲母;およびその他
の添加剤例えば潤滑剤例えばペンタエリトリットテトラ
ステアレート、EBSワックス、シリコーン流体、可塑
剤、光沢剤、顔料、染料、着色剤、防炎剤、静電防止剤
および発泡剤並びに上記に開示した有機燐難燃剤および
フルオロポリマーの他の追加の難燃剤。
【0051】本発明の熱可塑性樹脂組成物は例えば2−
ロールミル、バンバリーミキサまたは単軸スクリュー押
出機あるいは二軸スクリュー押出機などを使用して溶融
混合することによる等して成分のブレンドの形成に適し
た条件下で本発明の組成物の成分を組合せそして混合
し、次いで随意にはこうして形成された組成物をペレッ
ト化または粉砕する等して粒状形態に大きさを縮小する
ことによって製造される。
【0052】本発明の熱可塑性樹脂組成物は射出成形、
押出、回転成形、吹込成形および熱成形のような種々の
手段によって有用な成形された物品に成形して、例えば
コンピュータおよび事務機器のハウジング、家庭用具の
ような物品を形成できる。実施例1−5および比較例C1−C4 本発明の実施例1−5および比較例C1−C4の熱可塑
性樹脂組成物の各々は以下に記載する成分を以下の表I
およびVに示した相対量(それぞれ重量部で表示)で組
み合わせて調製した。実施例1−3および比較例C1−
C3の組成物それぞれに含まれるブタジエンの相対量も
重量%で表示して表Iに記す。熱可塑性樹脂組成物中に
使用した成分は以下のとおりであった。 PC:ビスフェノールAおよびホスゲンから誘導され2
5℃のメチレンクロライド中で約53ミリリットル/グ
ラムの固有粘度を有する線状ポリカーボネート樹脂 ABS−1:不連続なポリブタジエンゴム相50重量%
および硬質スチレン−アクリロニトリル熱可塑性樹脂相
(スチレン75重量%およびアクリロニトリル25重量
%のコポリマー)50重量%を含む乳化重合されたアク
リロニトリル−ブタジエン−スチレングラフトコポリマ
ー ABS−2:塊状重合されたアクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレングラフトコポリマー(Mitsui Chemical
Industries, Ltd.のSANTAC AT-05) ABS−3:粒度約0.45μmを有するゴム(スチレ
ン30重量%/ブタジエン70重量%)11重量%およ
びコポリマー(スチレン81重量%/アクリロニトリル
19重量%)89重量%を含む塊状重合されたアクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレングラフトコポリマー SAN:スチレン75重量%およびアクリロニトリル2
5重量%のコポリマー TSAN:PTFEの水性分散液の存在下でスチレンお
よびアクリロニトリルを共重合させて調製された添加剤
(PTFE50重量部およびスチレン75重量%および
アクリロニトリル25重量%を含有するスチレン−アク
リロニトリルコポリマー50重量部) RDP:レゾルシノールジホスフェート(Akzo Chemica
lsのFyroflex(登録商標)RDP) 表I C1 C2 C3 PC 71.27 64.27 59.27 71.27 64.27 59.27 ABS−1 4.6 6.4 7.68 --- --- --- ABS−2 --- --- --- 18 25 30 SAN 13.4 18.6 22.32 --- --- --- RDP 10 10 10 10 10 10 TSAN 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 添加剤 0.23 0.23 0.23 0.23 0.23 0.23フ゛タシ゛エン 含量 (重量%) 2.3 3.2 3.84 2.3 3.2 3.84 表1に示されているように、比較例C1−C3の組成物
では実施例1−3の組成物の類似のものに使用されてい
る塊状重合されたABS樹脂に代えてこれと当量のゴム
含量を与えるに有効な量の乳化重合されたABS樹脂を
使用した以外は、比較例C1−C3の組成物の各々は実
施例1−3の組成物のそれぞれに類似している。
【0053】一連の実験では、諸成分は230−260
℃の温度分布を使用して二軸スクリュー押出機で配合し
て実施例1−3および比較例C1−C3の組成物をそれ
ぞれ形成した。次いでこれらの組成物を押し出してスト
ランドとし、切断してペレットとし、それから射出成形
して物理的特性を試験するための試験供試体を形成し
た。
【0054】実施例1−3および比較例C1−C3の組
成物の物理的特性は以下のようにして測定した。メルト
フローインデックス(”MFI”)は2.16キログラ
ムの荷重を使用して500°Fで測定した。溶融粘
度(”MV”)は毛管粘度計(Kayeness, Model 8052)
を使用して500°Fおよび剪断速度100/秒および
500/秒で測定した。ノッチ付きアイゾット衝撃強さ
はASTM D256に従って測定した。ダート衝撃強
さはASTM D3763(直径4インチ×0.125
インチのディスクを使用)に従って測定した。引張強さ
および引張伸びは2.0インチ/分のクロスヘッド速度
でASTM D638に従って測定した。曲げ弾性率お
よび曲げ強さはASTM D790に従って測定した。
熱変形温度はASTM D648に従ってアニーリング
していない0.125インチ厚の試験供試体で264ポ
ンド/平方インチにて測定した。組成物の難燃性特性は
UL94 V−Oに従って測定した。
【0055】これらの試験の結果は以下に実施例1−3
および比較例C1−C3に対して次のようにして表IIに
示した。MFIはグラム/10分(”g/10分”)で
表し、500°Fおよび100/秒および500/秒で
のMVはポイズで表し、23℃でのノッチ付きアイゾッ
ト衝撃強さはフィート−ポンド/インチ(”ft-lb/i
n”)で表し、23℃、0℃および−20℃でのダート
衝撃強さはフィート−ポンド(”ft-lb” )で表しかつ
延性破壊を示した供試体の百分率(”%延性”)を書き
とめ、降伏引張強さ、曲げ強さおよび曲げ弾性率はそれ
ぞれキロポンド/平方インチ(”kpsi”)で表し、
破断時伸びは当初の試料の長さの百分率(”%”)で表
し、熱変形温度は°F(”HDT,°F”)で表し、U
L94 V−0等級(V−0またはV−1)は各組成物
の2つのグループの供試体のそれぞれに対して示し平均
燃焼時間は2つのグループの供試体を合わせて分(”
分”)で表した。
【0056】 表II C1 C2 C3 MFI;500°F(g/10分) 17.3 19.3 20.8 16.9 18.5 20.4 MV;500°F(ホ゜イス゛) 100/秒 8140 6597 5944 8073 7166 6493 500/秒 4270 3566 3237 4129 3611 3275ノッチ 付アイソ゛ット衝撃 (ft-lb/in) 23℃ 1.8 2.5 2.3 11.9 13.4 15.6 0℃ 1.6 1.7 1.8 3.3 7.3 4.9 -20℃ 1.6 1.6 1.1 2.0 2.1 1.5タ゛ート 衝撃 (ft-lb/%延性) 23℃ 49.2/ 50.4/ 45.6/ 46/ 42.5/ 41.2/ 100 100 100 100 100 100 0℃ 51.1/ 48.9/ 46.7/ 45.6/ 46.3/ 44.4/ 100 100 100 100 100 100 -20℃ 54.3/ 51.2/ 50.1/ 50.8/ 50.7/ 48.2/ 100 100 60 80 100 100 降伏引張強さ(kpsi) 10.5 10.3 10.1 9.7 9.4 9.1 降伏引張伸び(%) 12 12 11 11 11 11 曲げ強さ(kpsi) 16.2 15.9 15.8 15.0 14.6 14.4 曲げ弾性率(kpsi) 400.0 400.0 390.0 380.0 370.0 340.0 HDT (°F) 185 180 178 180 179 177 UL94 V-0 セット 1 (5供試体) V-1 V-1 V-1 V-1 V-1 V-1 セット 2 (5供試体) V-0 V-1 V-1 V-0 V-1 V-1 セット1&2合計 平均燃焼(分) 2.9 20.9 37.1 8.4 32.5 36.4 比較例C1−C3のそれぞれ類似する組成物に比較し
て、実施例1−3の組成物の各々はそれぞれ同様の溶融
粘度およびメルトフローインデックスを示す一方改善さ
れたノッチ付きアイゾット衝撃強さの性能を示した。一
般に、ノッチ付き衝撃強さの性能の違いは異なる破壊モ
ードを示し、即ち、約8ft-lb/inより大きいノッチ付き
アイゾット衝撃強さ値は延性破壊モードを示し、約8ft
-lb/inより大きいノッチ付きアイゾット衝撃強さ値は脆
性破壊モードを示し、そして約5−約8ft-lb/inのノッ
チ付きアイゾット衝撃強さ値は或る試料は脆性破壊を示
しそして或る試料は延性破壊を示す遷移破壊モードを示
す。23℃でのノッチ付きアイゾット衝撃強さ値はそれ
故に実施例1−3の組成物は比較例C1−C3の組成物
が脆性破壊を受ける様子であるのとは異なる破壊モー
ド、即ち、延性破壊モードを受けることを暗に示してい
る。
【0057】実施例1−3および比較例C1−C3の組
成物の試料は63℃および100%相対湿度(”R
H”)で老化にかけた。老化にかけた組成物のそれぞれ
の試料に対して上記に開示した方法に従って500°F
および100/秒および500/秒でのMVおよび23
℃でのノッチ付きアイゾット衝撃強さ特性を測定した。
その結果を老化滞留時間3、6および9日の各々につい
て、MVをポイズで表し、ノッチ付きアイゾット衝撃強
さ値をft-lb/inで表して表III に示した。t=0で測定
したMV値の%として表したt=9でのMV値の相対変
化(”△MV(%)”)も組成物のそれぞれに対して表III
に示した。
【0058】 表III C1 C2 C3 MV 500°F(ホ゜イス゛) 63℃、100%RHで 以下の滞留時間"t" 老化にかけた後の値 t=O 100/秒 8140 6597 5944 8073 7166 6493 500/秒 4270 3566 3237 4129 3611 3275 t=3日 100/秒 3759 3241 3014 4557 3925 3562 500/秒 2311 1980 1822 2543 2163 1955 t=6日 100/秒 3687 3014 2848 3987 3790 3490 500/秒 2290 1864 1735 2398 2132 1941 t=9日 100/秒 3417 2900 2703 4091 3407 3490 △MV(%) 138 127 120 97 110 86 500/秒 2159 1814 1656 2381 1972 1972 △MV(%) 98 97 95 73 83 66ノッチ 付アイソ゛ット衝撃 23℃ (ft-lb/in) 63℃、100%RHで 以下の滞留時間"t" 老化にかけた後の値 t=3日 1.5 1.7 1.7 8.6 9.9 10.7 t=6日 1.5 1.6 1.6 7.6 9.7 10.5 t=9日 1.4 1.6 1.6 7.8 9.7 10.3 実施例1−3の組成物の各々は比較例C1−C3のそれ
ぞれ類似した組成物に比較して改善されたノッチ付きア
イゾット衝撃性能を示している。老化条件下で滞留時間
の増加につれて比較例の組成物が溶融粘度のより顕著な
低下を示すことに示されるように、実施例1−3の組成
物のそれぞれは高い温度および湿度の条件下において比
較例C1−C3のそれぞれ類似した組成物よりも加水分
解に対してより抵抗性であった。比較例によって示され
るMV値の減少は老化条件下での樹脂の加水分解により
芳香族ポリカーボネート樹脂の分子量が低下した結果で
あると考えられる。
【0059】実施例1−3および比較例C1−C3の組
成物を、組成物を475°Fの加工温度に32秒のサイ
クル時間かけた”通常の”成形条件並びに組成物を53
0°Fの加工温度に120秒のサイクル時間かける”過
酷な”成形条件にかけた。過酷な成形後組成物の各々に
対して上記に開示した方法によって23℃および0℃で
のMFIおよびノッチ付きアイゾット衝撃特性を測定し
た。その結果を以下の表IVにMFIおよびノッチ付きア
イゾット衝撃値(ft-lb/inで表示)で示した。通常の成
形条件後に測定したMFI値の百分率として表した過酷
な成形後のMFIの相対変化("△MFI(%)")も組成物そ
れぞれに対して表IVに示した。
【0060】 表IV C1 C2 C3 MFI;500°F(g/10分) ”通常”成形条件 (475°F;32秒) 14.1 15.7 9.1 12.7 13.8 12.5 ”過酷”成形条件 (530°F;120秒) 20.1 21.7 23 17.7 19.6 25.4 △MFI(%) 42.6 38.2 152.7 39.4 42.0 103.2ノッチ 付アイソ゛ット衝撃 (ft-lb/in) ”過酷”成形条件 (530°F;120秒) 23℃ 1.8 2.0 1.8 7.0 9.0 9.7 0℃ 1.4 1.5 1.1 2.4 2.3 1.9 実施例1−3の組成物の各々は比較例C1−C3のそれ
ぞれ類似した組成物と比較して改善されたノッチ付きア
イゾット衝撃性能を示した。本発明の組成物はまた改善
された安定性をも提供しており、その改善の度合いは表
IVのMFIの結果の比較に示されるようにゴム含有量の
増加と共に増している。MFIの増加は過酷な成形条件
下での樹脂の熱劣化のために芳香族ポリカーボネート樹
脂の分子量が減少する結果であると考えられる。比較例
C1およびC2に対するMFIの増加は実施例1および
2と目立って違うようには見えないが、比較例C3の組
成物によって過酷な成形後に示されるMFIの増加は実
施例3によって示されるよりもづっと顕著であった。
【0061】実施例4および5並びに比較例C4の組成
物の試験供試体を、組成物を475°Fの温度に120
秒のサイクル時間さらす”通常”成形条件および組成物
を530°Fの温度に120秒のサイクル時間さらす”
過酷”成形条件の下で成形した。実施例4および5並び
に比較例C4の組成物の供試体を23℃でノッチ付きア
イゾット衝撃試験にかけた。結果は以下の表Vにノッチ
付きアイゾット衝撃強さ値としてft-lb/inで表して示し
た。
【0062】実施例4および5並びに比較例C4の組成
物の供試体を63℃および100%RHでの老化にかけ
た。老化にかけた試料の23℃でのダート衝撃性能およ
び引張特性は上記に開示された試験法によりそれぞれ測
定した。結果は表Vに、%延性破壊として表されるダー
ト衝撃試験で延性破壊を示した供試体の%、およびt=
Oで組成物によって示される破断時伸びの1週および6
週の老化滞留時間における%保持率として表される破断
時伸びとして示される。
【0063】 表V C4 PC 73.43 64.77 64.77 ABS−1 6.5 --- --- ABS−2 --- 25 --- ABS−3 --- --- 25 SAN 8.84 --- --- RDP 9.5 9.5 9.5 TSAN 0.5 0.5 0.5 諸添加剤 1.23 0.23 0.23ノッチ 付アイソ゛ット衝撃 23℃ (ft-lb/in) ”通常”成形条件 (475°F;120秒) 11.3 13.5 13.6 ”過酷”成形条件 (530°F;120秒) 2.5 10.5 11.4タ゛ート 衝撃 23℃ (%延性破壊) 63℃、100%RHで 以下の滞留時間"t" 老化にかけた後の値 t=O 100 100 100 t=1週 100 100 100 t=6週 60 100 100 破断時伸び (%保持率) 63℃、100%RHで 以下の滞留時間"t" 老化にかけた後の値 t=1週 39 49 45 t=6週 8 23 30 表Vの結果に示されているように、実施例4および5の
組成物の各々は比較例C4の組成物と比較して”過酷”
成形条件の下で成形した後に改善されたノッチ付きアイ
ゾット衝撃性能を示していた。”過酷な”条件下で成形
された比較例C4の組成物のノッチ付きアイゾット衝撃
性能は”通常の”条件下で成形された同じ組成物の性能
より劇的に低下していたのに対して、実施例4および5
の組成物は”過酷な”成形条件に対してさほど敏感でな
かった。
【0064】実施例4および5の組成物の各々は比較例
C4の組成物に比較して高い熱および湿度条件の下で老
化にかけられた後改善されたダート衝撃性能を示した。
比較例C4の組成物の試験供試体で延性破壊モードを示
した相対的な量は6週の老化の後に劇的に減少されたの
に対して、実施例4および5の組成物の供試体は全て6
週の老化の後も延性破壊モードを示した。
【0065】実施例4および5の組成物の各々は比較例
C4の組成物に比較して高い熱および湿度条件の下で老
化にかけられた後伸び性能の改善された保持を示した。
比較例C4の組成物の試験供試体によって示される破断
時伸びは実施例4および5の組成物の供試体によって示
されるのと比べて6週の老化後の減少は劇的であった。
【0066】本発明の組成物は良好な加工性、高温に対
する抵抗および衝撃強さを含めた良好な物理的特性を与
え、そして改善された加水分解安定性と熱的劣化に対す
る改善された抵抗性を提供する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 27:18) (72)発明者 ルック・カルロス・ホハエルツ ベルギー、9111、ベルセレ、ヴィヘルスト ラート、1エイ (72)発明者 アントイネッテ・コルネリア・マリア・ハ ン・ベンネコム オランダ、ベルゲン・オプ・ゾーム、デ・ ブールハルト、136番 (72)発明者 三宅浩 栃木県芳賀郡益子町前沢900

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリカーボネート樹脂、 (b)連続した硬質熱可塑性樹脂相中に不連続なゴム相
    を分散して含み、前記硬質熱可塑性樹脂相の少なくとも
    一部が前記ゴム相に化学的にグラフトされている、塊状
    重合法で製造されたゴム変性グラフトコポリマー、およ
    び (c)難燃化量の有機燐難燃剤 を含む熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂組成物100重量部に基づ
    いて、芳香族ポリカーボネート樹脂40−95重量部、
    ゴム変性グラフトコポリマー4−59重量部およびオル
    ガノホスフェート難燃剤1−20重量部を含む請求項1
    記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ポリカーボネート樹脂がビスフェノール
    −Aおよびホスゲンから誘導される請求項1記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 ゴム相がポリブタジエンポリマーまたは
    ポリ(スチレン−ブタジエン)コポリマーを含み、硬質
    熱可塑性樹脂相がビニル芳香族モノマーおよびモノエチ
    レン性不飽和ニトリルモノマーから選ばれた1種または
    それ以上のモノマーから誘導された構造単位を含む請求
    項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 硬質相がスチレン、α−メチルスチレン
    およびアクリロニトリルからなる群から選ばれるモノマ
    ーから誘導されたコポリマーを含む請求項4記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】 有機燐難燃剤が構造式(VI) 【化1】 (但し、上記式中、R1 、R2 、R3 およびR4 はそれ
    ぞれ個々にアリールであって、随意にはハロまたはアル
    キルで置換されていてもよく、Xはアリーレンで随意に
    はハロまたはアルキルで置換されており、a、b、cお
    よびdはそれぞれ個々に0または1であり、そしてnは
    0−5の整数である)に従う化合物を1種またはそれ以
    上含む請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 R1 、R2 、R3 およびR4 がそれぞれ
    フェニルであり、a、b、cおよびdがそれぞれ1であ
    り、そしてXがフェニレンまたは式 【化2】 の二価の基である請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】 Xが1,3−フェニレンである請求項7
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】 nが1−5の整数である請求項6記載の
    組成物。
  10. 【請求項10】 有機燐難燃剤がそれぞれ式(VI)に従
    った有機燐化合物2種またはそれ以上のブレンドを含ん
    でおり、その式(VI)中のnは各有機燐化合物に対して
    個々に1−5の整数であり、そしてこのブレンドの平均
    のnが1より大きく5より小さい、請求項6記載の組成
    物。
  11. 【請求項11】 更に、組成物に滴下防止特性を与える
    のに有効な量のフルオロポリマーを含んでいる請求項1
    記載の組成物。
  12. 【請求項12】 フルオロポリマーがテトラフルオロエ
    チレンポリマーである請求項1記載の組成物。
  13. 【請求項13】 フルオロポリマーが、フルオロポリマ
    ーの水性分散液の存在下における1種またはそれ以上の
    モノエチレン性不飽和モノマーの乳化重合によって製造
    された添加剤の形態で組成物に加えられる請求項1記載
    の組成物。
  14. 【請求項14】 添加剤がポリテトラフルオロエチレン
    粒子の水性分散液の存在下におけるスチレンおよびアク
    リロニトリルの乳化重合によって製造される請求項13
    記載の組成物。
  15. 【請求項15】 請求項1の組成物を成形して製造され
    た物品。
  16. 【請求項16】(a)ポリカーボネート樹脂、 (b)連続した硬質熱可塑性樹脂相中に不連続なゴム相
    を分散して含み、前記硬質熱可塑性樹脂相の少なくとも
    一部が前記ゴム相に化学的にグラフトされている、塊状
    重合法で製造されたゴム変性グラフトコポリマー、およ
    び (c)難燃化量の有機燐難燃剤 を配合して得られる組成物を含む熱可塑性樹脂組成物。
JP11016458A 1998-01-28 1999-01-26 難燃性ポリカ―ボネ―ト樹脂/absグラフトコポリマ―ブレンド Pending JPH11269368A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US1478298A 1998-01-28 1998-01-28
US09/014782 1998-01-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11269368A true JPH11269368A (ja) 1999-10-05

Family

ID=21767721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11016458A Pending JPH11269368A (ja) 1998-01-28 1999-01-26 難燃性ポリカ―ボネ―ト樹脂/absグラフトコポリマ―ブレンド

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0933396A3 (ja)
JP (1) JPH11269368A (ja)
KR (1) KR19990068246A (ja)
CN (1) CN1174048C (ja)
SG (1) SG72917A1 (ja)
TW (1) TW500764B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6403683B1 (en) 1998-08-28 2002-06-11 Teijin Chemicals Ltd Polycarbonate resin composition and molded article
JP2002530499A (ja) * 1998-11-18 2002-09-17 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 耐燃性ポリカーボネートabs成形用材料
JP2003526717A (ja) * 2000-03-06 2003-09-09 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 押出成形用途のための耐燃性ポリカーボネート成形用組成物
JP2003526718A (ja) * 2000-03-06 2003-09-09 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 耐燃性ポリカーボネート成形用組成物
CN102344661A (zh) * 2011-10-26 2012-02-08 惠州市沃特新材料有限公司 Pc/abs工程塑料、其制备方法和应用

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19962929A1 (de) * 1999-12-24 2001-06-28 Bayer Ag Polycarbonat-Formmassen mit speziellem Talk
DE10010428A1 (de) * 2000-03-03 2001-09-06 Bayer Ag Polymergemische mit Phosphaten
US6605659B2 (en) 2000-12-20 2003-08-12 General Electric Company Flame retardant polycarbonate resin/ABS graft copolymer blends
AU2002239769A1 (en) * 2000-12-20 2002-07-01 General Electric Company Flame retardant polycarbonate resin/abs graft copolymer blends
CN100408629C (zh) * 2002-07-29 2008-08-06 拜尔材料科学股份公司 阻燃的聚碳酸酯模塑组合物
US7223804B2 (en) 2003-12-30 2007-05-29 General Electric Company Polycarbonate composition
US20060004154A1 (en) * 2004-07-02 2006-01-05 Derudder James L Thermoplastic polycarbonate compositions, method of manufacture, and method of use thereof
US20060069207A1 (en) * 2004-09-29 2006-03-30 General Electric Company Resinous composition with improved resistance to plate-out formation, and method
US20060069208A1 (en) * 2004-09-29 2006-03-30 General Electric Company Weatherable resinous composition with improved heat resistance
CN101139459B (zh) * 2007-08-30 2011-12-21 上海金发科技发展有限公司 一种无卤阻燃耐热聚碳酸酯和丙烯腈-丁二烯-苯乙烯接枝共聚物合金树脂及其制备方法
KR100877291B1 (ko) * 2007-11-19 2009-01-07 제일모직주식회사 비할로겐계 난연성 폴리카보네이트계 수지 조성물
KR101447270B1 (ko) * 2011-12-01 2014-10-06 제일모직주식회사 폴리카보네이트계 수지 조성물
CN114539755A (zh) * 2022-02-25 2022-05-27 金发科技股份有限公司 一种聚碳酸酯组合物及其制备方法和应用

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187052A (ja) * 1983-04-06 1984-10-24 Mitsui Toatsu Chem Inc ポリカーボネート系樹脂組成物の製造方法
JPH07507353A (ja) * 1992-06-03 1995-08-10 ザ ダウ ケミカル カンパニー 発火抵抗性カーボネートポリマーブレンド物
WO1995035346A1 (en) * 1994-06-21 1995-12-28 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Aromatic polycarbonate-styrene polymer resin composition
JPH08239551A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Mitsui Toatsu Chem Inc 熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法
JPH0995583A (ja) * 1995-04-28 1997-04-08 General Electric Co <Ge> テトラフルオロエチレン誘導体の群を含んでなる重合物を基体とする新規ポリマーブレンド、該ブレンドの製造法と該ブレンドから得られる製品並びに該ブレンドのポリマー組成物における使用
JPH09104811A (ja) * 1995-07-26 1997-04-22 General Electric Co <Ge> ポリカーボネートとモノビニリデン芳香族コンパウンドとの耐燃性組成物
JPH09188808A (ja) * 1995-11-01 1997-07-22 General Electric Co <Ge> 熱老化安定性を示す難燃性ポリカーボネート/グラフトブレンド
JPH1025399A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリカーボネート/abs樹脂組成物
JPH10101920A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Nippon G Ii Plast Kk ポリカ−ボネ−ト系樹脂組成物
JPH10101921A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Nippon Ge Plast Kk ポリカ−ボネ−ト系樹脂組成物

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596253A (ja) * 1982-07-02 1984-01-13 Daicel Chem Ind Ltd 耐熱・耐衝撃性樹脂組成物
US4526926A (en) * 1983-04-22 1985-07-02 The Dow Chemical Company Low gloss carbonate polymer blends
DE3545609A1 (de) * 1985-12-21 1987-06-25 Bayer Ag Verfahren zur herstellung thermoplastischer formmassen mit flammwidrigen eigenschaften
US5204394A (en) * 1988-09-22 1993-04-20 General Electric Company Polymer mixture having aromatic polycarbonate, styrene I containing copolymer and/or graft polymer and a flame-retardant, articles formed therefrom
NL8802346A (nl) * 1988-09-22 1990-04-17 Gen Electric Polymeermengsel met aromatisch polycarbonaat, styreen bevattend copolymeer en/of entpolymeer en een vlamvertragend middel, daaruit gevormde voorwerpen.
JP2997544B2 (ja) * 1989-07-24 2000-01-11 ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー 耐発火性ポリカーボネートブレンド
JP3286586B2 (ja) * 1997-12-03 2002-05-27 奇美実業股▲分▼有限公司 成形材料用難燃性スチレン系樹脂組成物

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187052A (ja) * 1983-04-06 1984-10-24 Mitsui Toatsu Chem Inc ポリカーボネート系樹脂組成物の製造方法
JPH07507353A (ja) * 1992-06-03 1995-08-10 ザ ダウ ケミカル カンパニー 発火抵抗性カーボネートポリマーブレンド物
WO1995035346A1 (en) * 1994-06-21 1995-12-28 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Aromatic polycarbonate-styrene polymer resin composition
JPH08239551A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Mitsui Toatsu Chem Inc 熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法
JPH0995583A (ja) * 1995-04-28 1997-04-08 General Electric Co <Ge> テトラフルオロエチレン誘導体の群を含んでなる重合物を基体とする新規ポリマーブレンド、該ブレンドの製造法と該ブレンドから得られる製品並びに該ブレンドのポリマー組成物における使用
JPH09104811A (ja) * 1995-07-26 1997-04-22 General Electric Co <Ge> ポリカーボネートとモノビニリデン芳香族コンパウンドとの耐燃性組成物
JPH09188808A (ja) * 1995-11-01 1997-07-22 General Electric Co <Ge> 熱老化安定性を示す難燃性ポリカーボネート/グラフトブレンド
JPH1025399A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリカーボネート/abs樹脂組成物
JPH10101920A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Nippon G Ii Plast Kk ポリカ−ボネ−ト系樹脂組成物
JPH10101921A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Nippon Ge Plast Kk ポリカ−ボネ−ト系樹脂組成物

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6403683B1 (en) 1998-08-28 2002-06-11 Teijin Chemicals Ltd Polycarbonate resin composition and molded article
US6664362B2 (en) 1998-08-28 2003-12-16 Teijin Chemicals Ltd Polycarbonate resin composition and molded article
JP2002530499A (ja) * 1998-11-18 2002-09-17 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 耐燃性ポリカーボネートabs成形用材料
JP2011157560A (ja) * 1998-11-18 2011-08-18 Bayer Ag 耐燃性ポリカーボネートabs成形用材料
JP4823418B2 (ja) * 1998-11-18 2011-11-24 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 耐燃性ポリカーボネートabs成形用材料
JP2003526717A (ja) * 2000-03-06 2003-09-09 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 押出成形用途のための耐燃性ポリカーボネート成形用組成物
JP2003526718A (ja) * 2000-03-06 2003-09-09 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 耐燃性ポリカーボネート成形用組成物
JP4776135B2 (ja) * 2000-03-06 2011-09-21 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 押出成形用途のための耐燃性ポリカーボネート成形用組成物
JP4780890B2 (ja) * 2000-03-06 2011-09-28 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 耐燃性ポリカーボネート成形用組成物
CN102344661A (zh) * 2011-10-26 2012-02-08 惠州市沃特新材料有限公司 Pc/abs工程塑料、其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
KR19990068246A (ko) 1999-08-25
CN1174048C (zh) 2004-11-03
SG72917A1 (en) 2000-05-23
EP0933396A3 (en) 1999-12-15
TW500764B (en) 2002-09-01
EP0933396A2 (en) 1999-08-04
CN1232837A (zh) 1999-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1123350B1 (en) Polycarbonate resin blends containing titanium dioxide
US6063844A (en) Polycarbonate/rubber-modified graft copolymer resin blends having improved thermal stability
EP1117742B1 (en) Flame retardant polycarbonate/rubber-modified graft copolymer resin blend having a metallic appearance
JPH11269368A (ja) 難燃性ポリカ―ボネ―ト樹脂/absグラフトコポリマ―ブレンド
US20010009946A1 (en) Polycarbonate resin/graft copolymer blends
JP2002513837A (ja) ハロゲン含量が低い難燃性ポリカーボネート/ゴム変性グラフト共重合体樹脂ブレンド
JPH11310695A (ja) 加水分解安定性の改善された難燃性カ―ボネ―トポリマ―組成物
JP2002212445A (ja) 難燃性カーボネートポリマー組成物
EP1080153B1 (en) Flame retardant polycarbonate resin/abs graft copolymer blends
EP1349893B1 (en) Flame retardant polycarbonate resin/abs graft copolymer blends
US6605659B2 (en) Flame retardant polycarbonate resin/ABS graft copolymer blends
JPH11315200A (ja) 加水分解安定性の改善された難燃性カ―ボネ―トポリマ―組成物
US20020111405A1 (en) Flame retardant polycarbonate resin/ABS graft copolymer blends
MXPA01003242A (en) Polycarbonate resin/graft copolymer blends

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060126

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20071025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090127