JPH11269432A - 微粒子分散塗布液 - Google Patents
微粒子分散塗布液Info
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- JPH11269432A JPH11269432A JP10073774A JP7377498A JPH11269432A JP H11269432 A JPH11269432 A JP H11269432A JP 10073774 A JP10073774 A JP 10073774A JP 7377498 A JP7377498 A JP 7377498A JP H11269432 A JPH11269432 A JP H11269432A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ビヒクル中に添加した機能性微粒子が、長時間
凝集することなく安定した微粒子分散塗布液を提供す
る。 【解決手段】ビヒクル中に機能性微粒子を混合分散後の
分散液に超音波を印加されて微粒子の凝集を抑制し、安
定化された微粒子分散塗布液。
凝集することなく安定した微粒子分散塗布液を提供す
る。 【解決手段】ビヒクル中に機能性微粒子を混合分散後の
分散液に超音波を印加されて微粒子の凝集を抑制し、安
定化された微粒子分散塗布液。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビヒクル中に微粒
子を均一に分散させる、基板表面成膜用の微粒子分散液
に関する。
子を均一に分散させる、基板表面成膜用の微粒子分散液
に関する。
【0002】
【従来技術とその解決する課題】従来、塗料、印刷イン
キ、接着剤などの分野では、例えば、樹脂液に顔料を分
散させた液をガラス表面に塗布して種々の色調の着色ガ
ラスを得るもの、或いはガラス粉末と導電性金属粉との
混合体をセラッミック基板表面に塗布して回路素子等を
得るもの等、各種の機能性を付与するために種々の微粒
子、すなわち機能性微粒子をビヒクル中に分散させるこ
とが、盛んに行われている。
キ、接着剤などの分野では、例えば、樹脂液に顔料を分
散させた液をガラス表面に塗布して種々の色調の着色ガ
ラスを得るもの、或いはガラス粉末と導電性金属粉との
混合体をセラッミック基板表面に塗布して回路素子等を
得るもの等、各種の機能性を付与するために種々の微粒
子、すなわち機能性微粒子をビヒクル中に分散させるこ
とが、盛んに行われている。
【0003】しかし、ビヒクルと微粒子との比重差等か
ら、微粒子は常に沈降しようとする状態にあり、貯蔵中
に微粒子が凝集して、容器の底部に沈殿を生じて分散液
が不均一となり、安定化せず、塗膜の色ムラ、光沢の差
異、塗膜の強度物性に影響を与え、品質上問題となるこ
とがある。
ら、微粒子は常に沈降しようとする状態にあり、貯蔵中
に微粒子が凝集して、容器の底部に沈殿を生じて分散液
が不均一となり、安定化せず、塗膜の色ムラ、光沢の差
異、塗膜の強度物性に影響を与え、品質上問題となるこ
とがある。
【0004】これらの微粒子の沈降を防止するための一
つの方法として、沈降防止剤を分散液中に添加する方法
が広く採用されており、例えば非極性溶媒中に膨潤・微
細に分散させたペースト状で一般に用いられる酸化ポリ
エチレン系、微粒子等とともに緩いフローキュレーショ
ン構造を形成したり、あるいは両性的性質を持ち微粒子
に吸着して吸着層を厚くすることにより分散安定性を向
上する等の界面活性剤系等がある。
つの方法として、沈降防止剤を分散液中に添加する方法
が広く採用されており、例えば非極性溶媒中に膨潤・微
細に分散させたペースト状で一般に用いられる酸化ポリ
エチレン系、微粒子等とともに緩いフローキュレーショ
ン構造を形成したり、あるいは両性的性質を持ち微粒子
に吸着して吸着層を厚くすることにより分散安定性を向
上する等の界面活性剤系等がある。
【0005】しかしながら、例えばポリシラザン溶液等
のビヒクルにおいては、汎用のアルコール系あるいは水
系が主溶剤である沈降防止剤を用いるとポリシラザンと
沈降防止剤が反応してゲル化し、使用することが出来な
いなどの問題があった。また、機能性微粒子が有機顔料
の場合には、塗布液の非水溶媒中で結晶が成長したり、
粒子が凝集したりして、着色力が低下したりするため、
沈降防止剤を使用したとしても、分散後約10分程度以
内に塗布しなければ微粒子が凝集をし始め、安定化せ
ず、結果色ムラ、ヘーズ値(曇度値)等が増加し透明性
を失う等の欠点を有していた。
のビヒクルにおいては、汎用のアルコール系あるいは水
系が主溶剤である沈降防止剤を用いるとポリシラザンと
沈降防止剤が反応してゲル化し、使用することが出来な
いなどの問題があった。また、機能性微粒子が有機顔料
の場合には、塗布液の非水溶媒中で結晶が成長したり、
粒子が凝集したりして、着色力が低下したりするため、
沈降防止剤を使用したとしても、分散後約10分程度以
内に塗布しなければ微粒子が凝集をし始め、安定化せ
ず、結果色ムラ、ヘーズ値(曇度値)等が増加し透明性
を失う等の欠点を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビヒクル中に
機能性微粒子を混合分散させた後の分散液に、超音波を
印加することにより、液の安定性が増大し、超音波印加
後、少なくとも10数時間後にこの分散液を成膜・焼成
しても色ムラのない、ヘーズ値の小さい、均一で高品質
の透光性塗膜を形成することができる基板成膜用の微粒
子分散液を提供するものである。
機能性微粒子を混合分散させた後の分散液に、超音波を
印加することにより、液の安定性が増大し、超音波印加
後、少なくとも10数時間後にこの分散液を成膜・焼成
しても色ムラのない、ヘーズ値の小さい、均一で高品質
の透光性塗膜を形成することができる基板成膜用の微粒
子分散液を提供するものである。
【0007】すなわち本発明は、ビヒクル中に機能性微
粒子を混合分散させた分散液を透光性基材上に塗布成膜
し、透光性膜付き基材を製造する分散液において、混合
分散後の分散液に超音波を印加した後または印加しなが
ら透光性基材表面に成膜する微粒子分散塗布液に関す
る。
粒子を混合分散させた分散液を透光性基材上に塗布成膜
し、透光性膜付き基材を製造する分散液において、混合
分散後の分散液に超音波を印加した後または印加しなが
ら透光性基材表面に成膜する微粒子分散塗布液に関す
る。
【0008】また、ポリシラザン樹脂と有機顔料を溶液
中に分散させた分散液において、該分散液中のポリシラ
ザン樹脂の含有量は固形分で45〜99重量%であるこ
とが好ましく、さらに混合分散後の分散液中の微粒子の
粒径は100nm以下であることが好ましい。さらに、
分散液は沈降防止剤を含有しないことが適当である。
中に分散させた分散液において、該分散液中のポリシラ
ザン樹脂の含有量は固形分で45〜99重量%であるこ
とが好ましく、さらに混合分散後の分散液中の微粒子の
粒径は100nm以下であることが好ましい。さらに、
分散液は沈降防止剤を含有しないことが適当である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を説明する。
分散液は、ビヒクル中に機能性微粒子を分散させたもの
より構成される。ビヒクルとしては、主なものとして有
機系としてポリシラザン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ
樹脂、ポロウレタン樹脂、弗素樹脂、フェノール樹脂、
アルキド樹脂、等を用いることが出来る。なお、ポリシ
ラザン樹脂の場合分散液中の固形分としてのポリシラザ
ン樹脂を45〜99重量%含有させることができ、45
重量%以下であると成膜された膜の強度が弱くなり好ま
しくない。
分散液は、ビヒクル中に機能性微粒子を分散させたもの
より構成される。ビヒクルとしては、主なものとして有
機系としてポリシラザン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ
樹脂、ポロウレタン樹脂、弗素樹脂、フェノール樹脂、
アルキド樹脂、等を用いることが出来る。なお、ポリシ
ラザン樹脂の場合分散液中の固形分としてのポリシラザ
ン樹脂を45〜99重量%含有させることができ、45
重量%以下であると成膜された膜の強度が弱くなり好ま
しくない。
【0010】機能性微粒子としては、顔料としては無機
系顔料として、例えば酸化物系(酸化チタン、酸化鉄、
べんがら)、複合酸化物系等が、また有機系顔料として
はアゾ系、縮合多環系顔料(キナクリドン系、イソイン
ドリノ系、イソインドリン系、スレン系、ペリレン系、
チオインジゴ系、ジオキサジン系、キノフタロン系、ジ
ケトピロロピロール系)、フタロシアニン系等、その他
カーボンブラック等を使用することが出来る。
系顔料として、例えば酸化物系(酸化チタン、酸化鉄、
べんがら)、複合酸化物系等が、また有機系顔料として
はアゾ系、縮合多環系顔料(キナクリドン系、イソイン
ドリノ系、イソインドリン系、スレン系、ペリレン系、
チオインジゴ系、ジオキサジン系、キノフタロン系、ジ
ケトピロロピロール系)、フタロシアニン系等、その他
カーボンブラック等を使用することが出来る。
【0011】ビヒクルと微粒子の混合溶液を混合分散す
る方法としては、水平に設置された円筒状の容器とその
中に適量のボールまたはペブル分散媒体とから構成され
たボールミル法或いはペブルミル法、強力な撹拌が生じ
ている砂粒の詰まった円筒容器中にて混合分散させるサ
ンドグラインダー法、ロールとロール間で混合分散させ
るロールミル法、その他高速インペラー法、高速度スト
ーンミル法等を使用することが出来る。なお、そのうち
のボールミル法は、ビヒクルと微粒子と予混合を必要と
せず、蒸発による溶剤の消失・外部からの汚染等がない
ので、特に好ましい方法であり、微粒子が充分に解離す
るまで混合粉砕し、基材がガラスなどの透光性であり且
つ透光性被膜を成膜する場合には、混合分散後の解離下
微粒子の大きさを100nm以下にすると、成膜された
膜はヘイズ値(濁度)も2%以下と小さく、透光性が大
きくなり、より好ましい。
る方法としては、水平に設置された円筒状の容器とその
中に適量のボールまたはペブル分散媒体とから構成され
たボールミル法或いはペブルミル法、強力な撹拌が生じ
ている砂粒の詰まった円筒容器中にて混合分散させるサ
ンドグラインダー法、ロールとロール間で混合分散させ
るロールミル法、その他高速インペラー法、高速度スト
ーンミル法等を使用することが出来る。なお、そのうち
のボールミル法は、ビヒクルと微粒子と予混合を必要と
せず、蒸発による溶剤の消失・外部からの汚染等がない
ので、特に好ましい方法であり、微粒子が充分に解離す
るまで混合粉砕し、基材がガラスなどの透光性であり且
つ透光性被膜を成膜する場合には、混合分散後の解離下
微粒子の大きさを100nm以下にすると、成膜された
膜はヘイズ値(濁度)も2%以下と小さく、透光性が大
きくなり、より好ましい。
【0012】本発明に用いられる基材は、透光性を有す
るガラス、セラミックス、樹脂等に用いることが可能で
あり、その形状は板状が好ましいがこれに限定されるも
のではない。例えば、ガラス基板としては、建築用窓ガ
ラスや自動車用窓ガラス等に通常使用されているフロ−
トガラス(無色または着色)、ならびにその種類あるい
は色調、他の機能性膜との組み合わせ、形状等に特に限
定されるものではなく、さらに曲げ板ガラスとしてはも
ちろん各種強化ガラスや強度アップガラスであり、平板
や単板で使用できるとともに、複層ガラスあるいは合せ
ガラスとしても使用できる。また、樹脂製の基材として
は、アクリル樹脂、塩ビ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂等特に限定され
るものではない。
るガラス、セラミックス、樹脂等に用いることが可能で
あり、その形状は板状が好ましいがこれに限定されるも
のではない。例えば、ガラス基板としては、建築用窓ガ
ラスや自動車用窓ガラス等に通常使用されているフロ−
トガラス(無色または着色)、ならびにその種類あるい
は色調、他の機能性膜との組み合わせ、形状等に特に限
定されるものではなく、さらに曲げ板ガラスとしてはも
ちろん各種強化ガラスや強度アップガラスであり、平板
や単板で使用できるとともに、複層ガラスあるいは合せ
ガラスとしても使用できる。また、樹脂製の基材として
は、アクリル樹脂、塩ビ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂等特に限定され
るものではない。
【0013】分散液に印加される超音波は、10〜50
KHzの範囲で、通常5時間以内印加することが好まし
く、特に5分間〜60分間、さらに好ましくは10分間
〜30分間印加するのが良い。なお、基板表面に成膜す
る際に超音波を印加していても差し支えない。成膜され
た膜は、通常室温〜400℃(有機顔料の場合、300
℃以下)の範囲で焼成し、該膜を硬化させる。
KHzの範囲で、通常5時間以内印加することが好まし
く、特に5分間〜60分間、さらに好ましくは10分間
〜30分間印加するのが良い。なお、基板表面に成膜す
る際に超音波を印加していても差し支えない。成膜され
た膜は、通常室温〜400℃(有機顔料の場合、300
℃以下)の範囲で焼成し、該膜を硬化させる。
【0014】
【作用】本発明は、ビヒクルと機能性微粒子をボールミ
ル等で混合分散して微粒子を充分に解離後、超音波を印
加することにより液の安定性を増大させ、超音波印加後
少なくとも10数時間放置後にこの分散液を塗布しても
得られる透光性塗膜付き基材は、色ムラのない、ヘーズ
値の小さな、微粒子の凝集によるムラの発生がない、均
一且つ高品質の透光性膜付き基材が得られる。超音波を
印加することにより微粒子が凝集しなくなる理由につい
てははっきりしないが、超音波を印加することによりゼ
ータ電位が上昇し、微粒子の凝集を抑制し安定化するも
のと考えられる。
ル等で混合分散して微粒子を充分に解離後、超音波を印
加することにより液の安定性を増大させ、超音波印加後
少なくとも10数時間放置後にこの分散液を塗布しても
得られる透光性塗膜付き基材は、色ムラのない、ヘーズ
値の小さな、微粒子の凝集によるムラの発生がない、均
一且つ高品質の透光性膜付き基材が得られる。超音波を
印加することにより微粒子が凝集しなくなる理由につい
てははっきりしないが、超音波を印加することによりゼ
ータ電位が上昇し、微粒子の凝集を抑制し安定化するも
のと考えられる。
【0015】実施例1 ビヒクルとしての珪素−窒素結合を有する化合物である
ポリシラザン樹脂の溶液(東燃(株)製、ポリシラザン
樹脂の固形分20wt%:キシレン溶媒80wt%)1
00gと有機顔料であるキナクリドン(大日精化工業
(株)製、c.i.ピグメントレッド122)0.2gをボ
ールミルに投入し、12時間混合分散する。次いで該分
散液をディピング槽(サイズ;300×300×40m
m)に移し替えたのち、超音波(神明台工業(株)製、
26KHz−出力600W)を30分間印加させる。分
散液をディピング槽中に2時間放置後、片面にマスキン
グを施したガラス基板(サイズ;250×300×3.
5mm)をこの槽に浸漬させたのち、5mm/sの引き
上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたのち、2
00℃に保持された乾燥炉で30分間乾燥することによ
り、被膜を硬化させた。
ポリシラザン樹脂の溶液(東燃(株)製、ポリシラザン
樹脂の固形分20wt%:キシレン溶媒80wt%)1
00gと有機顔料であるキナクリドン(大日精化工業
(株)製、c.i.ピグメントレッド122)0.2gをボ
ールミルに投入し、12時間混合分散する。次いで該分
散液をディピング槽(サイズ;300×300×40m
m)に移し替えたのち、超音波(神明台工業(株)製、
26KHz−出力600W)を30分間印加させる。分
散液をディピング槽中に2時間放置後、片面にマスキン
グを施したガラス基板(サイズ;250×300×3.
5mm)をこの槽に浸漬させたのち、5mm/sの引き
上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたのち、2
00℃に保持された乾燥炉で30分間乾燥することによ
り、被膜を硬化させた。
【0016】得られた機能性膜は、膜厚1.5μmの桃
色の着色膜であり、この膜のヘーズ値は0.5%、可視
光線透過率77%と非常に透明性のよい着色膜付きガラ
スが得られた。このガラスは建築用装飾ガラス或いは車
両用のフロントドアの窓ガラス等として使用可能であ
る。
色の着色膜であり、この膜のヘーズ値は0.5%、可視
光線透過率77%と非常に透明性のよい着色膜付きガラ
スが得られた。このガラスは建築用装飾ガラス或いは車
両用のフロントドアの窓ガラス等として使用可能であ
る。
【0017】なお、得られた機能性被膜付きガラス基板
の膜厚、ヘーズ値、可視光透過率の測定は、次の装置を
用いて行った。 (膜厚測定) 測定機器;日本真空技術(株)製、型式Dektak3
030 サンプルサイズ;100×50×3.5mm(測定サイ
ズに切断) (ヘーズ値測定) 測定機器;日本電色工業(株)製、型式NDH20D サンプルサイズ;100×50×3.5mm (可視光透過率) 測定機器;日立(株)製、型式U−4000 サンプルサイズ;100×50×3.5mm 実施例2 実施例1と同様のビヒクル及び顔料を用い、実施例1と
同一の条件で混合分散する。次いで実施例1と同様な方
法で分散液に同じ超音波を15分間印加させる。分散液
をディピング槽中に10時間放置後 実施例1と同一の
ガラス基板をこの槽に浸漬させたのち、5mm/sの引
き上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたのち、
200℃に保持された乾燥炉で60分間乾燥する。
の膜厚、ヘーズ値、可視光透過率の測定は、次の装置を
用いて行った。 (膜厚測定) 測定機器;日本真空技術(株)製、型式Dektak3
030 サンプルサイズ;100×50×3.5mm(測定サイ
ズに切断) (ヘーズ値測定) 測定機器;日本電色工業(株)製、型式NDH20D サンプルサイズ;100×50×3.5mm (可視光透過率) 測定機器;日立(株)製、型式U−4000 サンプルサイズ;100×50×3.5mm 実施例2 実施例1と同様のビヒクル及び顔料を用い、実施例1と
同一の条件で混合分散する。次いで実施例1と同様な方
法で分散液に同じ超音波を15分間印加させる。分散液
をディピング槽中に10時間放置後 実施例1と同一の
ガラス基板をこの槽に浸漬させたのち、5mm/sの引
き上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたのち、
200℃に保持された乾燥炉で60分間乾燥する。
【0018】得られた機能性膜は、実施例1と同様に、
膜厚1.5μmの桃色の着色膜であり、この膜のヘーズ
値は0.5%、可視光線透過率77%と非常に透明性の
よい着色膜付きガラスが得られた。このガラスは建築用
装飾ガラス或いは車両用のフロントドアの窓ガラス等と
して使用可能である。
膜厚1.5μmの桃色の着色膜であり、この膜のヘーズ
値は0.5%、可視光線透過率77%と非常に透明性の
よい着色膜付きガラスが得られた。このガラスは建築用
装飾ガラス或いは車両用のフロントドアの窓ガラス等と
して使用可能である。
【0019】実施例3 ビヒクルとしてのポリシラザン樹脂の溶液(東燃(株)
製、ポリシラザン樹脂の固形分20wt%:キシレン溶
媒80wt%)100gと無機顔料である複合酸化物
(大日精化工業製、9550(黒色顔料)6.3gをボ
ールミルに投入し、12時間混合分散する。次いで該分
散液をディピング槽(サイズ;300×300×40m
m)に移し替えたのち、超音波(神明台工業(株)製、
26KHz−出力600W)を30分間印加させる。分
散液をディピング槽中に1時間放置後、片面にマスキン
グを施したガラス基板(サイズ;250×300×3.
5mm)をこの槽に浸漬させたのち、6mm/sの引き
上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたのち、2
50℃に保持された乾燥炉で30分間乾燥することによ
り、被膜を硬化させた。
製、ポリシラザン樹脂の固形分20wt%:キシレン溶
媒80wt%)100gと無機顔料である複合酸化物
(大日精化工業製、9550(黒色顔料)6.3gをボ
ールミルに投入し、12時間混合分散する。次いで該分
散液をディピング槽(サイズ;300×300×40m
m)に移し替えたのち、超音波(神明台工業(株)製、
26KHz−出力600W)を30分間印加させる。分
散液をディピング槽中に1時間放置後、片面にマスキン
グを施したガラス基板(サイズ;250×300×3.
5mm)をこの槽に浸漬させたのち、6mm/sの引き
上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたのち、2
50℃に保持された乾燥炉で30分間乾燥することによ
り、被膜を硬化させた。
【0020】得られた機能性膜は、膜厚2.0μmのグ
レーの着色膜であり、この膜のヘーズ値は0.6%、可
視光線透過率30%と非常に透明性のよい着色膜付きガ
ラスが得られた。このガラスは建築用装飾ガラス或いは
車両用のリアドアの窓ガラス等として使用可能である。
レーの着色膜であり、この膜のヘーズ値は0.6%、可
視光線透過率30%と非常に透明性のよい着色膜付きガ
ラスが得られた。このガラスは建築用装飾ガラス或いは
車両用のリアドアの窓ガラス等として使用可能である。
【0021】実施例4 ビヒクルとしてのポリシラザン樹脂溶液(東燃(株)
製、ポリシラザン樹脂の固形分10wt%:キシレン溶
媒80wt%)100gと無機顔料である複合酸化物
(大日精化工業(株)製、9410(青色顔料)10g
をボールミルに投入し、24時間混合分散する。次いで
該分散液をディピング槽(サイズ;300×300×4
0mm)に移し替えたのち、超音波(神明台工業(株)
製、26KHz−出力600W)を30分間印加させ
る。分散液をディピング槽中に1時間放置後、片面にマ
スキングを施したガラス基板(サイズ;250×300
×3.5mm)をこの槽に浸漬させたのち、8mm/s
の引き上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたの
ち、250℃に保持された乾燥炉で30分間乾燥するこ
とにより、被膜を硬化させた。
製、ポリシラザン樹脂の固形分10wt%:キシレン溶
媒80wt%)100gと無機顔料である複合酸化物
(大日精化工業(株)製、9410(青色顔料)10g
をボールミルに投入し、24時間混合分散する。次いで
該分散液をディピング槽(サイズ;300×300×4
0mm)に移し替えたのち、超音波(神明台工業(株)
製、26KHz−出力600W)を30分間印加させ
る。分散液をディピング槽中に1時間放置後、片面にマ
スキングを施したガラス基板(サイズ;250×300
×3.5mm)をこの槽に浸漬させたのち、8mm/s
の引き上げ速度で該基板を垂直に該槽より引き上げたの
ち、250℃に保持された乾燥炉で30分間乾燥するこ
とにより、被膜を硬化させた。
【0022】得られた機能性膜は、膜厚1.5μmの青
色の着色膜であり、この膜のヘーズ値は0.4%、可視
光線透過率46%と非常に透明性のよい着色膜付きガラ
スが得られた。このガラスは建築用装飾ガラス或いは車
両用のリアドアの窓ガラス等として使用可能である。
色の着色膜であり、この膜のヘーズ値は0.4%、可視
光線透過率46%と非常に透明性のよい着色膜付きガラ
スが得られた。このガラスは建築用装飾ガラス或いは車
両用のリアドアの窓ガラス等として使用可能である。
【0023】比較例1 実施例1と同様のビヒクル及び顔料を用い、実施例1と
同一の条件で混合分散する。その後、超音波を印加させ
ることなく、混合分散後30分後に、実施例1と同一の
条件でガラス基板表面に成膜し、乾燥する。
同一の条件で混合分散する。その後、超音波を印加させ
ることなく、混合分散後30分後に、実施例1と同一の
条件でガラス基板表面に成膜し、乾燥する。
【0024】得られた膜は、可視光線透過率は77%で
あったが、ヘーズ値が3.5と非常に高く、ガラスに濁
り感が生じており、建築用、車のフロントドアの窓ガラ
スとしては使用不可能であった。
あったが、ヘーズ値が3.5と非常に高く、ガラスに濁
り感が生じており、建築用、車のフロントドアの窓ガラ
スとしては使用不可能であった。
【0025】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ビヒクル中に添
加した機能性微粒子を混合分散後、少なくとも10数時
間以上放置しても該微粒子が凝集することがなく、安定
化し、均一且つヘイズの小さな透光性の高品質の被膜が
得られる。さらに、沈降防止剤が使用出来ないような液
においても適用出来、また、沈降防止剤を用いた液であ
っても微粒子が沈降する傾向が極めて小さいので、作業
効率が図れる等、簡単な方法で高品質の透明塗膜が得ら
れる効果を有する。
加した機能性微粒子を混合分散後、少なくとも10数時
間以上放置しても該微粒子が凝集することがなく、安定
化し、均一且つヘイズの小さな透光性の高品質の被膜が
得られる。さらに、沈降防止剤が使用出来ないような液
においても適用出来、また、沈降防止剤を用いた液であ
っても微粒子が沈降する傾向が極めて小さいので、作業
効率が図れる等、簡単な方法で高品質の透明塗膜が得ら
れる効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 183/16 C09D 183/16
Claims (4)
- 【請求項1】ビヒクル中に機能性微粒子を混合分散させ
た分散液を透光性基材上に塗布成膜し、透光性膜付き基
材を製造する分散液において、該分散液は、ビヒクル中
に微粒子を混合分散後の分散液に超音波を印加されて微
粒子の凝集を抑制し、安定化されたものであることを特
徴とする微粒子分散塗布液。 - 【請求項2】ポリシラザン樹脂と有機顔料を溶液中に分
散させた分散液において、分散液中のポリシラザン樹脂
の含有量は固形分で45〜99重量%であることを特徴
とする請求項1記載の微粒子分散塗布液。 - 【請求項3】分散液中の微粒子の粒径は100nm以下
であることを特徴とする請求項1乃至2記載の微粒子分
散塗布液。 - 【請求項4】分散液は沈降防止剤を含有しないことを特
徴とする請求項1乃至3記載の微粒子分散塗布液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10073774A JPH11269432A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 微粒子分散塗布液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10073774A JPH11269432A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 微粒子分散塗布液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11269432A true JPH11269432A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13527904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10073774A Pending JPH11269432A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 微粒子分散塗布液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11269432A (ja) |
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- 1998-03-23 JP JP10073774A patent/JPH11269432A/ja active Pending
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