JPH11270067A - 断熱パネルの接続用吊子及び断熱パネルの接続構造 - Google Patents
断熱パネルの接続用吊子及び断熱パネルの接続構造Info
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- JPH11270067A JPH11270067A JP8211198A JP8211198A JPH11270067A JP H11270067 A JPH11270067 A JP H11270067A JP 8211198 A JP8211198 A JP 8211198A JP 8211198 A JP8211198 A JP 8211198A JP H11270067 A JPH11270067 A JP H11270067A
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- insulating panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ない部品点数で隣接する断熱パネル同士を
簡単に接続でき、省施工化を図る。 【解決手段】 隣接する断熱パネル1を接続した状態で
断熱パネル1を下地材12に固定する吊子10である。
吊子10の上部が隣接する一方の断熱パネル1の側端部
に設けた接続片7に取着される断面略略逆U字状の係止
部25で構成されている。下部が下地材12に固定具1
4にて固定される断面略L字状の固定部27で構成され
ている。
簡単に接続でき、省施工化を図る。 【解決手段】 隣接する断熱パネル1を接続した状態で
断熱パネル1を下地材12に固定する吊子10である。
吊子10の上部が隣接する一方の断熱パネル1の側端部
に設けた接続片7に取着される断面略略逆U字状の係止
部25で構成されている。下部が下地材12に固定具1
4にて固定される断面略L字状の固定部27で構成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として屋根材
に用いられる断熱パネルの接続用吊子及び断熱パネルの
接続構造に関するものである。
に用いられる断熱パネルの接続用吊子及び断熱パネルの
接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、表面の金属板と裏面の金属板
との間に断熱材が充填された断熱パネルを断熱屋根材と
して用いることが行われている。そして、隣接する断熱
屋根材同士を接続するにあたっては、図15に示すよう
に、断熱屋根材2の巾方向Aの一側端部に設けた接続片
9′と他側端部に設けた接続片9″とを突き合わせて、
ボルト14を接続片9′,9″から屋根下地(図示せ
ず)に打入するようにしている。
との間に断熱材が充填された断熱パネルを断熱屋根材と
して用いることが行われている。そして、隣接する断熱
屋根材同士を接続するにあたっては、図15に示すよう
に、断熱屋根材2の巾方向Aの一側端部に設けた接続片
9′と他側端部に設けた接続片9″とを突き合わせて、
ボルト14を接続片9′,9″から屋根下地(図示せ
ず)に打入するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では断
熱屋根材2の接続片9,9″をボルト14で屋根下地に
固定する必要があり、固定作業が困難である上に、屋根
上面にボルト14の頭部が露出して外観が損なわれると
いう問題や、ボルト孔から雨水が浸入して腐食が発生し
易く、防水性及び耐久性に劣るという問題があった。
熱屋根材2の接続片9,9″をボルト14で屋根下地に
固定する必要があり、固定作業が困難である上に、屋根
上面にボルト14の頭部が露出して外観が損なわれると
いう問題や、ボルト孔から雨水が浸入して腐食が発生し
易く、防水性及び耐久性に劣るという問題があった。
【0004】なお、ボルト部分の防水対策として、例え
ば図16に示すように、断熱屋根材2の接続部9の上面
にキャップ11を被嵌して、ボルト14を隠すと共にボ
ルト部分の防水性を確保できるようにしたものが知られ
ているが、この従来構造においては、キャップ11の頂
部にボルト14の頭部14aを収納する凸部21を突設
させているために、凸部21によってボルト14の存在
を外部から意識させるようになり、屋根上面の外観が損
なわれるという問題がある。また、別体のキャップ11
を用いるために、部品点数が増えて作業が煩雑になると
いう問題や、キャップ11の構造が凸部21によって複
雑となり、金型のコストが高くつくという問題もあっ
た。尚図14中の12は屋根下地、22は固定金具、2
3はパッキン材である。
ば図16に示すように、断熱屋根材2の接続部9の上面
にキャップ11を被嵌して、ボルト14を隠すと共にボ
ルト部分の防水性を確保できるようにしたものが知られ
ているが、この従来構造においては、キャップ11の頂
部にボルト14の頭部14aを収納する凸部21を突設
させているために、凸部21によってボルト14の存在
を外部から意識させるようになり、屋根上面の外観が損
なわれるという問題がある。また、別体のキャップ11
を用いるために、部品点数が増えて作業が煩雑になると
いう問題や、キャップ11の構造が凸部21によって複
雑となり、金型のコストが高くつくという問題もあっ
た。尚図14中の12は屋根下地、22は固定金具、2
3はパッキン材である。
【0005】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、少ない部品点数で隣接する断熱パネル同士を簡単
に接続でき、省施工化を図ることができる断熱パネルの
接続用吊子を提供することを目的とし、また、外部から
固定具の存在を意識させることがなく、外観を良好に保
つことができ、そのうえ断熱性及び運搬性に優れている
と共に、強度を高めることができる断熱パネルの接続構
造を提供することを目的とする。
ので、少ない部品点数で隣接する断熱パネル同士を簡単
に接続でき、省施工化を図ることができる断熱パネルの
接続用吊子を提供することを目的とし、また、外部から
固定具の存在を意識させることがなく、外観を良好に保
つことができ、そのうえ断熱性及び運搬性に優れている
と共に、強度を高めることができる断熱パネルの接続構
造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、隣接する断熱パネル1を接続した状態で
断熱パネル1を下地材12に固定する吊子であって、上
部が隣接する一方の断熱パネル1の側端部に設けた接続
片7に取着される断面略逆U字状の係止部25で構成さ
れ、下部が下地材12に固定具14にて固定される断面
略L字状の固定部27で構成されて成ることを特徴とし
ており、このように構成することで、吊子10を固定具
14で下地材12に固定するだけで、一方の断熱パネル
1を下地材12に固定でき、従来のように断熱パネル1
の接続片7にボルトを打入する必要がなくなり、固定作
業が容易となる。
に、本発明は、隣接する断熱パネル1を接続した状態で
断熱パネル1を下地材12に固定する吊子であって、上
部が隣接する一方の断熱パネル1の側端部に設けた接続
片7に取着される断面略逆U字状の係止部25で構成さ
れ、下部が下地材12に固定具14にて固定される断面
略L字状の固定部27で構成されて成ることを特徴とし
ており、このように構成することで、吊子10を固定具
14で下地材12に固定するだけで、一方の断熱パネル
1を下地材12に固定でき、従来のように断熱パネル1
の接続片7にボルトを打入する必要がなくなり、固定作
業が容易となる。
【0007】また本発明は、表面の金属板3aと裏面の
金属板3bとの間に断熱材4を充填すると共に、巾方向
Aの一側端部に断面半山形状の接続片7を設け、他側端
部に接続片7に突き合わせられる被接続片8を設け、被
接続片8の上端部から外側方に向かって接続片7の上面
を覆うキャップ部11が延出されて構成される断熱パネ
ル1と、上部に上記接続片7に係止される断面略逆U字
状の係止部25を設け、下部に下地材12に固定される
断面略L字状の固定部27を設けて構成される吊子10
とを備えた断熱パネルの接続構造であって、隣接する断
熱パネル1,1の接続部9において一方の断熱パネル1
の接続片7の頂部に吊子10の係止部25を係止すると
共に吊子10の固定部27を固定具14にて下地材12
に固定した状態で、他方の断熱パネル1の被接続片8を
吊子10を挟んで接続片7に突き合わせて、被接続片8
の上端部より延出したキャップ部11を吊子10の係止
部25の上面側から接続片7の頂部に被嵌して成ること
を特徴としており、このように構成することで、隣接す
る断熱パネル1を接続する際に、一方の断熱パネル1の
接続片7の頂部に吊子10の係止部25を係止した状態
で、吊子10の固定部27を固定具14にて屋根下地1
2に固定し、その後、他方の断熱パネル1の被接続片8
を吊子10を挟んで接続片7に突き合わせて、被接続片
8の上端部より延出したキャップ部11を吊子10の係
止部25の上面側から接続片7の頂部に被嵌することに
より、吊子10を固定具14で屋根下地12に打入する
だけでよく、従来のように断熱パネル1の接続部9にボ
ルトを打入する必要がなく、固定作業がきわめて容易と
なる。またキャップ部11は断熱パネル1と一体化され
ているので、部品点数を削減できると共に、従来のよう
なキャップの取付けの手間を無くすことができる。さら
に接続片7を断面半山形状に形成したことにより接続片
7の下面側に断熱用空間15を形成できるようになり、
接続部9の断熱効果を高めることができる。
金属板3bとの間に断熱材4を充填すると共に、巾方向
Aの一側端部に断面半山形状の接続片7を設け、他側端
部に接続片7に突き合わせられる被接続片8を設け、被
接続片8の上端部から外側方に向かって接続片7の上面
を覆うキャップ部11が延出されて構成される断熱パネ
ル1と、上部に上記接続片7に係止される断面略逆U字
状の係止部25を設け、下部に下地材12に固定される
断面略L字状の固定部27を設けて構成される吊子10
とを備えた断熱パネルの接続構造であって、隣接する断
熱パネル1,1の接続部9において一方の断熱パネル1
の接続片7の頂部に吊子10の係止部25を係止すると
共に吊子10の固定部27を固定具14にて下地材12
に固定した状態で、他方の断熱パネル1の被接続片8を
吊子10を挟んで接続片7に突き合わせて、被接続片8
の上端部より延出したキャップ部11を吊子10の係止
部25の上面側から接続片7の頂部に被嵌して成ること
を特徴としており、このように構成することで、隣接す
る断熱パネル1を接続する際に、一方の断熱パネル1の
接続片7の頂部に吊子10の係止部25を係止した状態
で、吊子10の固定部27を固定具14にて屋根下地1
2に固定し、その後、他方の断熱パネル1の被接続片8
を吊子10を挟んで接続片7に突き合わせて、被接続片
8の上端部より延出したキャップ部11を吊子10の係
止部25の上面側から接続片7の頂部に被嵌することに
より、吊子10を固定具14で屋根下地12に打入する
だけでよく、従来のように断熱パネル1の接続部9にボ
ルトを打入する必要がなく、固定作業がきわめて容易と
なる。またキャップ部11は断熱パネル1と一体化され
ているので、部品点数を削減できると共に、従来のよう
なキャップの取付けの手間を無くすことができる。さら
に接続片7を断面半山形状に形成したことにより接続片
7の下面側に断熱用空間15を形成できるようになり、
接続部9の断熱効果を高めることができる。
【0008】また上記対向する接続片7と被接続片8と
の先端面の一方に凸部40を、他方に該凸部40が挿入
される凹部41をそれぞれ設け、吊子10の接続片7と
被接続片8との間に挿入される部分を凸部40と凹部4
1との隙間に沿って折り曲げるのが好ましく、この場
合、吊子10の折り曲げ部42を凸部40と凹部41の
間に挿入することによって、接続片7と被接続片8とが
吊子10を介して凹凸嵌合された状態となり、接続片7
と被接続片8とを簡単にしかも確実に接続できるように
なる。
の先端面の一方に凸部40を、他方に該凸部40が挿入
される凹部41をそれぞれ設け、吊子10の接続片7と
被接続片8との間に挿入される部分を凸部40と凹部4
1との隙間に沿って折り曲げるのが好ましく、この場
合、吊子10の折り曲げ部42を凸部40と凹部41の
間に挿入することによって、接続片7と被接続片8とが
吊子10を介して凹凸嵌合された状態となり、接続片7
と被接続片8とを簡単にしかも確実に接続できるように
なる。
【0009】また上記対向する接続片7と被接続片8と
の先端面の両方に凹部43,44をそれぞれ設け、吊子
10の接続片7と被接続片8との間に挿入される部分に
両方の凹部43,44内にそれぞれ挿入係止される係止
凸部45を突設させるのが好ましく、この場合、接続片
7と被接続片8とが吊子10の係止凸部45を介して互
いに接続された状態となり、接続片7と被接続片8とを
簡単にしかも確実に接続できるようになる。
の先端面の両方に凹部43,44をそれぞれ設け、吊子
10の接続片7と被接続片8との間に挿入される部分に
両方の凹部43,44内にそれぞれ挿入係止される係止
凸部45を突設させるのが好ましく、この場合、接続片
7と被接続片8とが吊子10の係止凸部45を介して互
いに接続された状態となり、接続片7と被接続片8とを
簡単にしかも確実に接続できるようになる。
【0010】また上記断熱パネル1が軒棟方向に間隔を
隔てて段差部70が形成された段付きパネルで構成され
ているのが好ましく、この場合、段差部70によって大
型化された断熱パネル1に小割り感を持たせて外観を良
くできると同時に、パネル強度を高めることができる。
隔てて段差部70が形成された段付きパネルで構成され
ているのが好ましく、この場合、段差部70によって大
型化された断熱パネル1に小割り感を持たせて外観を良
くできると同時に、パネル強度を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明すると、断熱屋根材2は、図2に示す表面の金属板
3aと裏面の金属板3bとの間に硬質ポリウレタンフォ
ーム等のような断熱材4が充填された断熱パネル1で構
成されている。断熱パネル1の巾方向Aの複数箇所に
は、軒棟方向(図2の紙面に対して垂直方向)の全長に
亘って断面略U字状の山部5が突設されており、山部5
の下面側が断熱用空間を形成するための凹所16となっ
ている。山部5と山部5の間は平坦部6となっている。
断熱パネル1の巾方向Aの一側端部には接続片7が設け
られており、他側端部には接続片7に突き合わせられる
被接続片8が設けられている。断熱パネル1の板厚D
(図1)は、例えば20〜35mmに設定されている。
説明すると、断熱屋根材2は、図2に示す表面の金属板
3aと裏面の金属板3bとの間に硬質ポリウレタンフォ
ーム等のような断熱材4が充填された断熱パネル1で構
成されている。断熱パネル1の巾方向Aの複数箇所に
は、軒棟方向(図2の紙面に対して垂直方向)の全長に
亘って断面略U字状の山部5が突設されており、山部5
の下面側が断熱用空間を形成するための凹所16となっ
ている。山部5と山部5の間は平坦部6となっている。
断熱パネル1の巾方向Aの一側端部には接続片7が設け
られており、他側端部には接続片7に突き合わせられる
被接続片8が設けられている。断熱パネル1の板厚D
(図1)は、例えば20〜35mmに設定されている。
【0012】接続片7は図1に示すように、断面半山形
状に形成されており、基部7aがパネル本体17の外側
方に向かって斜め上方に傾斜しており、先部7bが水平
方向に突出しており、接続片7の下面側が断熱用空間1
5となっている。接続片7の先部7bの上面には、ボル
ト(固定具)14の頭部14aが収納される凹部13が
形成されている。
状に形成されており、基部7aがパネル本体17の外側
方に向かって斜め上方に傾斜しており、先部7bが水平
方向に突出しており、接続片7の下面側が断熱用空間1
5となっている。接続片7の先部7bの上面には、ボル
ト(固定具)14の頭部14aが収納される凹部13が
形成されている。
【0013】一方、被接続片8は、パネル本体17の外
側方に向かって斜め上方に傾斜しており、その先端面が
接続片7の頂部の先端面に隙間をあけて対向配置される
ようになっている。この被接続片8の上端部から外側方
に向かって接続片7の上面を覆うキャップ部11が延出
されている。キャップ部11は、断熱パネル1の上部の
金属板3aを延出させたものであり、接続部9の長さ方
向(軒棟方向)の全長に亘って延びており、例えば0.
6mm程度の板厚を有する断面略逆U字状に形成されて
いる。本実施形態では、キャップ部11は、接続片7の
頂部を覆う平坦状の頂部11aと、接続片7の上側斜面
に沿って斜め下方に延出された傾斜部11bとで構成さ
れている。また、上記接続片7の上面の上側斜面7b1
は下側斜面7b2 より段落ちしており、この下側斜面7
b2 内で、キャップ部11の先端に設けた係止片11c
が後述の吊子10の先端に設けた係止片26に係止され
るようになっている。
側方に向かって斜め上方に傾斜しており、その先端面が
接続片7の頂部の先端面に隙間をあけて対向配置される
ようになっている。この被接続片8の上端部から外側方
に向かって接続片7の上面を覆うキャップ部11が延出
されている。キャップ部11は、断熱パネル1の上部の
金属板3aを延出させたものであり、接続部9の長さ方
向(軒棟方向)の全長に亘って延びており、例えば0.
6mm程度の板厚を有する断面略逆U字状に形成されて
いる。本実施形態では、キャップ部11は、接続片7の
頂部を覆う平坦状の頂部11aと、接続片7の上側斜面
に沿って斜め下方に延出された傾斜部11bとで構成さ
れている。また、上記接続片7の上面の上側斜面7b1
は下側斜面7b2 より段落ちしており、この下側斜面7
b2 内で、キャップ部11の先端に設けた係止片11c
が後述の吊子10の先端に設けた係止片26に係止され
るようになっている。
【0014】また図1、図2、図5(a)に示すよう
に、隣接する一方の断熱パネル1の接続片7と他方の断
熱パネル1の被接続片8との間には吊子10が配置され
ている。吊子10は、略階段状に形成され、隣接する断
熱パネル1の接続片7と被接続片8との間に挿入される
垂直部10aと、垂直部10aの上部から一方向に直角
に突出して接続片7の頂部に係止される断面略逆U字状
の係止部25と、垂直部10aの下部から他方向に直角
に突出して屋根下地12にボルト(固定具)14にて固
定される断面略L字状の固定部27とが一体に構成され
ている。
に、隣接する一方の断熱パネル1の接続片7と他方の断
熱パネル1の被接続片8との間には吊子10が配置され
ている。吊子10は、略階段状に形成され、隣接する断
熱パネル1の接続片7と被接続片8との間に挿入される
垂直部10aと、垂直部10aの上部から一方向に直角
に突出して接続片7の頂部に係止される断面略逆U字状
の係止部25と、垂直部10aの下部から他方向に直角
に突出して屋根下地12にボルト(固定具)14にて固
定される断面略L字状の固定部27とが一体に構成され
ている。
【0015】なお吊子10は、軒棟方向の全長に亘って
延びる長さ、或いは軒棟方向の全長よりも短い長さのい
ずれであってもよい。ここで、上記断熱屋根材2として
用いられる断熱パネル1は、図3に示すように、軒棟方
向に間隔を隔てて段差部70が形成された段付きパネル
で構成されている。段差部70の数は特に限定されな
い。この実施形態では、段差部70は、断熱パネル1の
各山部5、各平坦部6、接続片7、被接続片8及びキャ
ップ部11に亘って横一線上に形成されており、この段
差部70によって大型化される断熱パネル1に小割り感
を持たせて外観を高めることができると同時に、パネル
強度を高めることができる構造となっている。図4は、
断熱パネル1を屋根下地12上に載置した場合を示して
いる。
延びる長さ、或いは軒棟方向の全長よりも短い長さのい
ずれであってもよい。ここで、上記断熱屋根材2として
用いられる断熱パネル1は、図3に示すように、軒棟方
向に間隔を隔てて段差部70が形成された段付きパネル
で構成されている。段差部70の数は特に限定されな
い。この実施形態では、段差部70は、断熱パネル1の
各山部5、各平坦部6、接続片7、被接続片8及びキャ
ップ部11に亘って横一線上に形成されており、この段
差部70によって大型化される断熱パネル1に小割り感
を持たせて外観を高めることができると同時に、パネル
強度を高めることができる構造となっている。図4は、
断熱パネル1を屋根下地12上に載置した場合を示して
いる。
【0016】しかして、断熱屋根材2を屋根下地12上
に葺設する際に、隣接する断熱屋根材2を接続するにあ
たっては、図1に示すように、隣接する一方の断熱パネ
ル1の接続片7の頂部に吊子10の係止部25を係止し
た状態で、吊子10の固定部27を断面L形の補強材5
0を介してボルト14にて屋根下地12に固定する。そ
の後、他方の断熱パネル1の被接続片8を吊子10を挟
んで接続片7に突き合わせて、被接続片8の上端部より
延出したキャップ部11を吊子10の係止部25の上面
側から接続片7の頂部に被嵌する。このとき、係止部2
5の先端に設けた係止片26にキャップ部11の先端に
設けた折り曲げ部11cを係止できるので、被接続片8
側を屋根下地12に固定する必要がなくなり、しかも、
吊子10をボルト14で屋根下地12に打入するだけで
よく、従来のように断熱パネル1の接続部9にボルト1
4を打入する必要がないので、固定作業がきわめて容易
となり、またボルト14によって断熱パネル1の接続部
9が変形する恐れもなくなり、さらに断熱パネル1を取
り替える際にもボルト14を引き抜く必要がないので、
屋根の葺き替え作業も容易に行うことができる。そのう
えキャップ部11は断熱パネル1と一体化されているの
で、部品点数を削減できると共に、従来のようなキャッ
プの取付けの手間を無くすことができ、省施工化を図る
ことができる。
に葺設する際に、隣接する断熱屋根材2を接続するにあ
たっては、図1に示すように、隣接する一方の断熱パネ
ル1の接続片7の頂部に吊子10の係止部25を係止し
た状態で、吊子10の固定部27を断面L形の補強材5
0を介してボルト14にて屋根下地12に固定する。そ
の後、他方の断熱パネル1の被接続片8を吊子10を挟
んで接続片7に突き合わせて、被接続片8の上端部より
延出したキャップ部11を吊子10の係止部25の上面
側から接続片7の頂部に被嵌する。このとき、係止部2
5の先端に設けた係止片26にキャップ部11の先端に
設けた折り曲げ部11cを係止できるので、被接続片8
側を屋根下地12に固定する必要がなくなり、しかも、
吊子10をボルト14で屋根下地12に打入するだけで
よく、従来のように断熱パネル1の接続部9にボルト1
4を打入する必要がないので、固定作業がきわめて容易
となり、またボルト14によって断熱パネル1の接続部
9が変形する恐れもなくなり、さらに断熱パネル1を取
り替える際にもボルト14を引き抜く必要がないので、
屋根の葺き替え作業も容易に行うことができる。そのう
えキャップ部11は断熱パネル1と一体化されているの
で、部品点数を削減できると共に、従来のようなキャッ
プの取付けの手間を無くすことができ、省施工化を図る
ことができる。
【0017】また、ボルト14は断熱パネル1の接続部
9の下面側に配置されているので、ボルト部分の防水性
及び耐久性を向上させることができると同時に、外部か
らはボルト14の存在を意識させないようにすることが
でき、そのうえ、キャップ部11の頂部11aは平坦状
に形成されているので、屋根上面の外観を良好に保つこ
とができる。しかも、山部5の下面側の凹所16(図
2)によって屋根下地12との間で断熱用空間を形成で
き、断熱効果を高めることができると共に、接続片7を
断面半山形状に形成したことにより、接続片7の下面側
にも屋根下地12との間で断熱用空間15を形成できる
ようになり、接続部9の断熱効果も高めることができ
る。
9の下面側に配置されているので、ボルト部分の防水性
及び耐久性を向上させることができると同時に、外部か
らはボルト14の存在を意識させないようにすることが
でき、そのうえ、キャップ部11の頂部11aは平坦状
に形成されているので、屋根上面の外観を良好に保つこ
とができる。しかも、山部5の下面側の凹所16(図
2)によって屋根下地12との間で断熱用空間を形成で
き、断熱効果を高めることができると共に、接続片7を
断面半山形状に形成したことにより、接続片7の下面側
にも屋根下地12との間で断熱用空間15を形成できる
ようになり、接続部9の断熱効果も高めることができ
る。
【0018】しかも、複数の断熱屋根材2を重ねて工場
から現場に運搬するにあたっては、図2に示す巾方向A
に隔設された断面略逆U字状の山部5同士、接続片7同
士及び被接続片8同士を隙間なく重ねてコンパクト化で
きると共に、断熱屋根材2間に滑りが生じるのを防止で
きるので、断熱屋根材2の運搬がきわめて容易となる。
から現場に運搬するにあたっては、図2に示す巾方向A
に隔設された断面略逆U字状の山部5同士、接続片7同
士及び被接続片8同士を隙間なく重ねてコンパクト化で
きると共に、断熱屋根材2間に滑りが生じるのを防止で
きるので、断熱屋根材2の運搬がきわめて容易となる。
【0019】なお、本実施形態では、図5(a)に示す
断面L形の補強材50を用いて吊子10の補強を行って
いるが、これに代えて、図5(b)に示すように、吊子
10の垂直部10aから固定部27に亘ってプレス加工
により断面L形の補強リブ50′を形成するようにして
もよい。また、図5(c)に示すように、2つ(又はそ
れ以上)の補強リブ50″を形成するようにしてもよい
ものである。
断面L形の補強材50を用いて吊子10の補強を行って
いるが、これに代えて、図5(b)に示すように、吊子
10の垂直部10aから固定部27に亘ってプレス加工
により断面L形の補強リブ50′を形成するようにして
もよい。また、図5(c)に示すように、2つ(又はそ
れ以上)の補強リブ50″を形成するようにしてもよい
ものである。
【0020】図6〜図8は他の実施形態を示している。
この実施形態では、接続片7に凹部41を形成し、被接
続片8に凸部40に挿入される凸部40を形成すると共
に、吊子10の垂直部10aに凸部40と凹部41との
隙間に沿って挿入される折り曲げ部42を形成したもの
である。なお、被接続片8に凹部41を設け、接続片7
に凸部40を設けるようにしてもよい。他の構成は図1
と同様である。しかして、吊子10の折り曲げ部42を
接続片7の凹部41に挿入し、被接続片8の凸部40を
吊子10の折り曲げ部42に挿入することによって、接
続片7と被接続片8とが吊子10を介して凹凸嵌合され
た状態となり、接続片7と被接続片8とを簡単にしかも
確実に接続できるようになる。ここで図8(a)に示す
補強材50に代えて、図8(b)に示すように、吊子1
0の垂直部10aの下部から固定部27に亘ってプレス
加工により断面L形の補強リブ50′を形成するように
してもよい。また、図8(c)に示すように、2つ(又
はそれ以上)の補強リブ50″を形成するようにしても
よいものである。
この実施形態では、接続片7に凹部41を形成し、被接
続片8に凸部40に挿入される凸部40を形成すると共
に、吊子10の垂直部10aに凸部40と凹部41との
隙間に沿って挿入される折り曲げ部42を形成したもの
である。なお、被接続片8に凹部41を設け、接続片7
に凸部40を設けるようにしてもよい。他の構成は図1
と同様である。しかして、吊子10の折り曲げ部42を
接続片7の凹部41に挿入し、被接続片8の凸部40を
吊子10の折り曲げ部42に挿入することによって、接
続片7と被接続片8とが吊子10を介して凹凸嵌合され
た状態となり、接続片7と被接続片8とを簡単にしかも
確実に接続できるようになる。ここで図8(a)に示す
補強材50に代えて、図8(b)に示すように、吊子1
0の垂直部10aの下部から固定部27に亘ってプレス
加工により断面L形の補強リブ50′を形成するように
してもよい。また、図8(c)に示すように、2つ(又
はそれ以上)の補強リブ50″を形成するようにしても
よいものである。
【0021】図9〜図11は更に他の実施形態を示して
いる。この実施形態では、対向する接続片7と被接続片
8との先端面の両方に凹部43,44をそれぞれ設け、
吊子10の接続片7と被接続片8との間に挿入される垂
直部10aに両方の凹部43,44内にそれぞれ挿入係
止される係止凸部45を設けるようにしたものである。
他の構成は図6、図7の実施形態と同様である。この実
施形態では、被接続片8の凹部43が断面三角形状に形
成され、接続片7の凹部44が断面略コ字状に形成され
ている。また、吊子10の垂直部10aから切り起こし
た断面ム字状の係止凸部45の基端部分45aが垂直部
10aよりも一方に突出して被接続片8の凹部43に挿
入可能となっており、また垂直部10aよりも他方に突
出した先端部分45bが接続片7の凹部44に挿入可能
となっている。従って、接続片7と被接続片8とが吊子
10の係止凸部45を介して互いに係止された状態とな
り、接続片7と被接続片8とを簡単にしかも確実に接続
できるようになる。しかも、係止凸部45は吊子10と
一体に切り起こされているので、部品点数が増加するの
を防止できるという利点もある。なお、図11(a)に
示す補強材50に代えて、図11(b)に示すように、
吊子10の垂直部10aの下部から固定部27に亘って
プレス加工により断面L形の補強リブ50′を形成する
ようにしてもよい。また、図11(c)に示すように、
2つ(又はそれ以上)の補強リブ50″を形成するよう
にしてもよいものである。
いる。この実施形態では、対向する接続片7と被接続片
8との先端面の両方に凹部43,44をそれぞれ設け、
吊子10の接続片7と被接続片8との間に挿入される垂
直部10aに両方の凹部43,44内にそれぞれ挿入係
止される係止凸部45を設けるようにしたものである。
他の構成は図6、図7の実施形態と同様である。この実
施形態では、被接続片8の凹部43が断面三角形状に形
成され、接続片7の凹部44が断面略コ字状に形成され
ている。また、吊子10の垂直部10aから切り起こし
た断面ム字状の係止凸部45の基端部分45aが垂直部
10aよりも一方に突出して被接続片8の凹部43に挿
入可能となっており、また垂直部10aよりも他方に突
出した先端部分45bが接続片7の凹部44に挿入可能
となっている。従って、接続片7と被接続片8とが吊子
10の係止凸部45を介して互いに係止された状態とな
り、接続片7と被接続片8とを簡単にしかも確実に接続
できるようになる。しかも、係止凸部45は吊子10と
一体に切り起こされているので、部品点数が増加するの
を防止できるという利点もある。なお、図11(a)に
示す補強材50に代えて、図11(b)に示すように、
吊子10の垂直部10aの下部から固定部27に亘って
プレス加工により断面L形の補強リブ50′を形成する
ようにしてもよい。また、図11(c)に示すように、
2つ(又はそれ以上)の補強リブ50″を形成するよう
にしてもよいものである。
【0022】なお、図12〜図14に示すように、被接
続片8の凹部43を断面コ字状に形成すると共に、係止
凸部45の長さを短くして、係止凸部45の基端部分4
5aの突出寸法a及び先端部分45bの突出寸法bを短
くしてもよいものである。他の構成は図9〜図11と同
様である。また、図14(a)に示す補強材50に代え
て、図14(b)に示すように、吊子10の垂直部10
aの下部から固定部27に亘ってプレス加工により断面
L形の補強リブ50′を形成するようにしてもよい。ま
た、図14(c)に示すように、2つ(又はそれ以上)
の補強リブ50″を形成するようにしてもよいものであ
る。
続片8の凹部43を断面コ字状に形成すると共に、係止
凸部45の長さを短くして、係止凸部45の基端部分4
5aの突出寸法a及び先端部分45bの突出寸法bを短
くしてもよいものである。他の構成は図9〜図11と同
様である。また、図14(a)に示す補強材50に代え
て、図14(b)に示すように、吊子10の垂直部10
aの下部から固定部27に亘ってプレス加工により断面
L形の補強リブ50′を形成するようにしてもよい。ま
た、図14(c)に示すように、2つ(又はそれ以上)
の補強リブ50″を形成するようにしてもよいものであ
る。
【0023】ここで、前記図3、図4に示す軒棟方向に
間隔を隔てて段差部70が形成された段付きパネルの構
造は、図6、図7の実施形態の断熱パネル1、図9、図
10の実施形態の断熱パネル1、更に図12、図13の
各実施形態の断熱パネル1にも同様に適用できるもので
あり、いずれの場合も、段差部70によって大型化され
る断熱パネル1に小割り感を持たせて外観を高めるとい
う効果、及びパネル強度を高めることができるという効
果が得られるものである。
間隔を隔てて段差部70が形成された段付きパネルの構
造は、図6、図7の実施形態の断熱パネル1、図9、図
10の実施形態の断熱パネル1、更に図12、図13の
各実施形態の断熱パネル1にも同様に適用できるもので
あり、いずれの場合も、段差部70によって大型化され
る断熱パネル1に小割り感を持たせて外観を高めるとい
う効果、及びパネル強度を高めることができるという効
果が得られるものである。
【0024】なお、本発明の断熱パネル1の構造は、必
ずしも上記の段付きパネルに限定されるものではなく、
フラットなパネルにも適用されるのは勿論のことであ
る。また本発明の断熱パネル1は、断熱屋根材2として
用いられる以外に、建物の外壁材としても広く使用可能
である。
ずしも上記の段付きパネルに限定されるものではなく、
フラットなパネルにも適用されるのは勿論のことであ
る。また本発明の断熱パネル1は、断熱屋根材2として
用いられる以外に、建物の外壁材としても広く使用可能
である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、隣接する断熱パネルを接続した状態
で断熱パネルを下地材に固定する吊子であって、上部が
隣接する一方の断熱パネルの側端部に設けた接続片に取
着される断面略逆U字状の係止部で構成され、下部が固
定具にて下地材に固定される断面略L字状の固定部で構
成されて成るから、吊子を固定具で下地材に固定するだ
けで、一方の断熱パネルを下地材に固定でき、従来のよ
うに断熱パネルの接続片にボルトを打入する必要がなく
なり、固定作業が容易となる。従って、少ない部品点数
で隣接する断熱パネル同士を簡単に接続でき、省施工化
を図ることができる。
項1記載の発明は、隣接する断熱パネルを接続した状態
で断熱パネルを下地材に固定する吊子であって、上部が
隣接する一方の断熱パネルの側端部に設けた接続片に取
着される断面略逆U字状の係止部で構成され、下部が固
定具にて下地材に固定される断面略L字状の固定部で構
成されて成るから、吊子を固定具で下地材に固定するだ
けで、一方の断熱パネルを下地材に固定でき、従来のよ
うに断熱パネルの接続片にボルトを打入する必要がなく
なり、固定作業が容易となる。従って、少ない部品点数
で隣接する断熱パネル同士を簡単に接続でき、省施工化
を図ることができる。
【0026】また請求項2記載の発明は、表面の金属板
と裏面の金属板との間に断熱材を充填すると共に、巾方
向の一側端部に断面半山形状の接続片を設け、他側端部
に接続片に突き合わせられる被接続片を設け、被接続片
の上端部から外側方に向かって接続片の上面を覆うキャ
ップ部が延出されて構成される断熱パネルと、上部に上
記接続片に係止される断面略逆U字状の係止部を設け、
下部に下地材に固定される断面略L字状の固定部を設け
て構成される吊子とを備えた断熱パネルの接続構造であ
って、隣接する断熱パネルの接続部において一方の断熱
パネルの接続片の頂部に吊子の係止部を係止すると共に
吊子の固定部を固定具にて下地材に固定した状態で、他
方の断熱パネルの被接続片を吊子を挟んで接続片に突き
合わせて、被接続片の上端部より延出したキャップ部を
吊子の係止部の上面側から接続片の頂部に被嵌して成る
から、隣接する断熱パネルを接続する際に、一方の断熱
パネルの接続片の頂部に吊子の係止部を係止した状態
で、吊子の固定部を固定具にて屋根下地に固定し、その
後、他方の断熱パネルの被接続片を吊子を挟んで接続片
に突き合わせて、被接続片の上端部より延出したキャッ
プ部を吊子の係止部の上面側から接続片の頂部に被嵌す
ることにより、吊子を固定具で屋根下地に打入するだけ
でよく、従来のように断熱パネルの接続部にボルトを打
入する必要がなく、しかも断熱パネルに固定具を打入す
る必要もないので、固定作業がきわめて容易となり、ま
たボルトによって断熱パネルの接続部が変形する恐れも
なくなり、さらに断熱パネルを取り替える際にもボルト
を引き抜く必要がないので、屋根の葺き替え作業も容易
に行うことができる。そのうえキャップ部は断熱パネル
と一体化されているので、部品点数を削減できると共
に、従来のようなキャップの取付けの手間を無くすこと
ができ、省施工化を図ることができる。さらに、固定具
は断熱パネルの接続部で覆われるので、防水性を確保で
きると同時に外部から固定具の存在を意識させるような
こともなく、屋根上面の外観を良好に保つことができ
る。また、断面半山形状の接続片の下面側に断熱用空間
を形成できるので、接続部の断熱効果を高めることがで
きるようになり、さらに、キャップ部は断熱パネルと一
体化されているので、部品点数を削減できるものであ
る。
と裏面の金属板との間に断熱材を充填すると共に、巾方
向の一側端部に断面半山形状の接続片を設け、他側端部
に接続片に突き合わせられる被接続片を設け、被接続片
の上端部から外側方に向かって接続片の上面を覆うキャ
ップ部が延出されて構成される断熱パネルと、上部に上
記接続片に係止される断面略逆U字状の係止部を設け、
下部に下地材に固定される断面略L字状の固定部を設け
て構成される吊子とを備えた断熱パネルの接続構造であ
って、隣接する断熱パネルの接続部において一方の断熱
パネルの接続片の頂部に吊子の係止部を係止すると共に
吊子の固定部を固定具にて下地材に固定した状態で、他
方の断熱パネルの被接続片を吊子を挟んで接続片に突き
合わせて、被接続片の上端部より延出したキャップ部を
吊子の係止部の上面側から接続片の頂部に被嵌して成る
から、隣接する断熱パネルを接続する際に、一方の断熱
パネルの接続片の頂部に吊子の係止部を係止した状態
で、吊子の固定部を固定具にて屋根下地に固定し、その
後、他方の断熱パネルの被接続片を吊子を挟んで接続片
に突き合わせて、被接続片の上端部より延出したキャッ
プ部を吊子の係止部の上面側から接続片の頂部に被嵌す
ることにより、吊子を固定具で屋根下地に打入するだけ
でよく、従来のように断熱パネルの接続部にボルトを打
入する必要がなく、しかも断熱パネルに固定具を打入す
る必要もないので、固定作業がきわめて容易となり、ま
たボルトによって断熱パネルの接続部が変形する恐れも
なくなり、さらに断熱パネルを取り替える際にもボルト
を引き抜く必要がないので、屋根の葺き替え作業も容易
に行うことができる。そのうえキャップ部は断熱パネル
と一体化されているので、部品点数を削減できると共
に、従来のようなキャップの取付けの手間を無くすこと
ができ、省施工化を図ることができる。さらに、固定具
は断熱パネルの接続部で覆われるので、防水性を確保で
きると同時に外部から固定具の存在を意識させるような
こともなく、屋根上面の外観を良好に保つことができ
る。また、断面半山形状の接続片の下面側に断熱用空間
を形成できるので、接続部の断熱効果を高めることがで
きるようになり、さらに、キャップ部は断熱パネルと一
体化されているので、部品点数を削減できるものであ
る。
【0027】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、対向する接続片と被接続片との先端面
の一方に凸部を、他方に該凸部が挿入される凹部をそれ
ぞれ設け、吊子の接続片と被接続片との間に挿入される
部分を凸部と凹部との隙間に沿って折り曲げて成るか
ら、吊子の折り曲げ部を凸部と凹部の間に挿入すること
によって、接続片と被接続片とが吊子を介して凹凸嵌合
された状態となり、接続片と被接続片とを簡単にしかも
確実に接続できるようになる。
の効果に加えて、対向する接続片と被接続片との先端面
の一方に凸部を、他方に該凸部が挿入される凹部をそれ
ぞれ設け、吊子の接続片と被接続片との間に挿入される
部分を凸部と凹部との隙間に沿って折り曲げて成るか
ら、吊子の折り曲げ部を凸部と凹部の間に挿入すること
によって、接続片と被接続片とが吊子を介して凹凸嵌合
された状態となり、接続片と被接続片とを簡単にしかも
確実に接続できるようになる。
【0028】また請求項4記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、対向する接続片と被接続片との先端面
の両方に凹部をそれぞれ設け、吊子の接続片と被接続片
との間に挿入される部分に両方の凹部内にそれぞれ挿入
係止される係止凸部を突設して成るから、接続片と被接
続片とが吊子の係止凸部を介して互いに接続された状態
となり、接続片と被接続片とを簡単にしかも確実に接続
できると共に、係止凸部は吊子と一体に設けられている
ので、部品点数が増加するのを防止できる。
の効果に加えて、対向する接続片と被接続片との先端面
の両方に凹部をそれぞれ設け、吊子の接続片と被接続片
との間に挿入される部分に両方の凹部内にそれぞれ挿入
係止される係止凸部を突設して成るから、接続片と被接
続片とが吊子の係止凸部を介して互いに接続された状態
となり、接続片と被接続片とを簡単にしかも確実に接続
できると共に、係止凸部は吊子と一体に設けられている
ので、部品点数が増加するのを防止できる。
【0029】また請求項5記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、断熱パネルが軒棟方向に間隔を隔てて
段差部が形成された段付きパネルで構成されているか
ら、段差部によって大型化される断熱パネルに小割り感
を持たせて外観を高めることができると同時に、パネル
強度を高めることができるものである。
の効果に加えて、断熱パネルが軒棟方向に間隔を隔てて
段差部が形成された段付きパネルで構成されているか
ら、段差部によって大型化される断熱パネルに小割り感
を持たせて外観を高めることができると同時に、パネル
強度を高めることができるものである。
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、隣接する断熱
パネルの接続部付近の断面図である。
パネルの接続部付近の断面図である。
【図2】同上の断熱パネルの断面図である。
【図3】同上の断熱屋根材を構成する段付きパネルの斜
視図である。
視図である。
【図4】同上の段付きパネルの施工状態の斜視図であ
る。
る。
【図5】(a)は同上の吊子の斜視図、(b)(c)は
吊子の他例の斜視図である。
吊子の他例の斜視図である。
【図6】他の実施形態の断面図である。
【図7】図6の断熱パネルの断面図である。
【図8】(a)は図6の吊子の斜視図、(b)(c)は
吊子の他例の斜視図である。
吊子の他例の斜視図である。
【図9】更に他の実施形態の断面図である。
【図10】図9の断熱パネルの断面図である。
【図11】(a)は図9の吊子の斜視図、(b)(c)
は吊子の他例の斜視図である。
は吊子の他例の斜視図である。
【図12】更に他の実施形態の断面図である。
【図13】図12の断熱パネルの断面図である。
【図14】(a)は図12の吊子の斜視図、(b)
(c)は吊子の他例の斜視図である。
(c)は吊子の他例の斜視図である。
【図15】従来の断熱屋根材の斜視図である。
【図16】従来の断熱屋根材の接続部付近の断面図であ
る。
る。
1 断熱パネル 3a,3b 金属板 7 接続片 7a 頂部 8 被接続片 10 吊子 11 キャップ部 14 固定具 25 係止部 27 固定部 40 凸部 41,43,44 凹部 45 係止凸部 70 段差部
Claims (5)
- 【請求項1】 隣接する断熱パネルを接続した状態で断
熱パネルを下地材に固定する吊子であって、上部が隣接
する一方の断熱パネルの側端部に設けた接続片に取着さ
れる断面略逆U字状の係止部で構成され、下部が固定具
にて下地材に固定される断面略L字状の固定部で構成さ
れて成ることを特徴とする断熱パネルの接続用吊子。 - 【請求項2】 表面の金属板と裏面の金属板との間に断
熱材を充填すると共に、巾方向の一側端部に断面半山形
状の接続片を設け、他側端部に接続片に突き合わせられ
る被接続片を設け、被接続片の上端部から外側方に向か
って接続片の上面を覆うキャップ部が延出されて構成さ
れる断熱パネルと、上部に上記接続片に係止される断面
略逆U字状の係止部を設け、下部に下地材に固定される
断面略L字状の固定部を設けて構成される吊子とを備え
た断熱パネルの接続構造であって、隣接する断熱パネル
の接続部において一方の断熱パネルの接続片の頂部に吊
子の係止部を係止すると共に吊子の固定部を固定具にて
下地材に固定した状態で、他方の断熱パネルの被接続片
を吊子を挟んで接続片に突き合わせて、被接続片の上端
部より延出したキャップ部を吊子の係止部の上面側から
接続片の頂部に被嵌して成ることを特徴とする断熱パネ
ルの接続構造。 - 【請求項3】 対向する接続片と被接続片との先端面の
一方に凸部を、他方に該凸部が挿入される凹部をそれぞ
れ設け、吊子の接続片と被接続片との間に挿入される部
分を凸部と凹部との隙間に沿って折り曲げて成ることを
特徴とする請求項2記載の断熱パネルの接続構造。 - 【請求項4】 対向する接続片と被接続片との先端面の
両方に凹部をそれぞれ設け、吊子の接続片と被接続片と
の間に挿入される部分に両方の凹部内にそれぞれ挿入係
止される係止凸部を突設して成ることを特徴とする請求
項2記載の断熱パネルの接続構造。 - 【請求項5】 断熱パネルが軒棟方向に間隔を隔てて段
差部が形成された段付きパネルで構成されていることを
特徴とする請求項2記載の断熱パネルの接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8211198A JPH11270067A (ja) | 1998-01-21 | 1998-03-27 | 断熱パネルの接続用吊子及び断熱パネルの接続構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-9311 | 1998-01-21 | ||
| JP931198 | 1998-01-21 | ||
| JP8211198A JPH11270067A (ja) | 1998-01-21 | 1998-03-27 | 断熱パネルの接続用吊子及び断熱パネルの接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270067A true JPH11270067A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=26344012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8211198A Pending JPH11270067A (ja) | 1998-01-21 | 1998-03-27 | 断熱パネルの接続用吊子及び断熱パネルの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270067A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010133121A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Takamata Seisakusho:Kk | 吊子 |
| JP2011219986A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 屋根材固定用吊子及び屋根材の施工構造 |
| JP2016084668A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | 一郎 大本 | 屋根板材および屋根構造 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8211198A patent/JPH11270067A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010133121A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Takamata Seisakusho:Kk | 吊子 |
| JP2011219986A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 屋根材固定用吊子及び屋根材の施工構造 |
| JP2016084668A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | 一郎 大本 | 屋根板材および屋根構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021029 |