JPH11270529A - 特殊ボルト、特殊ナット、締結装置および連結構造 - Google Patents
特殊ボルト、特殊ナット、締結装置および連結構造Info
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- JPH11270529A JPH11270529A JP7057398A JP7057398A JPH11270529A JP H11270529 A JPH11270529 A JP H11270529A JP 7057398 A JP7057398 A JP 7057398A JP 7057398 A JP7057398 A JP 7057398A JP H11270529 A JPH11270529 A JP H11270529A
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】特殊工具によってのみ回転させることができ
る。 【解決手段】特殊ボルト10は、軸部11の一方の端部
にネジ溝が設けられており、軸部11の反対側の端部に
は、軸部11から離れた先端側になるにつれて順次外径
が小さくなった円錐台形状の頭部12が軸部11と同心
状態で設けられている。頭部12の先端側部分には、そ
れぞれコーナー部12cが円弧状に構成された断面正五
角形状の係合凹部12aが、頭部12の先端面に開口し
た状態で設けられている。係合凹部12a内には、先端
側になるにつれて順次外径が小さくなった円錐台形状の
突起部12eが設けられている。
る。 【解決手段】特殊ボルト10は、軸部11の一方の端部
にネジ溝が設けられており、軸部11の反対側の端部に
は、軸部11から離れた先端側になるにつれて順次外径
が小さくなった円錐台形状の頭部12が軸部11と同心
状態で設けられている。頭部12の先端側部分には、そ
れぞれコーナー部12cが円弧状に構成された断面正五
角形状の係合凹部12aが、頭部12の先端面に開口し
た状態で設けられている。係合凹部12a内には、先端
側になるにつれて順次外径が小さくなった円錐台形状の
突起部12eが設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼材同士の連結、
鋼管同士の連結等に使用され、特殊工具によってのみそ
れぞれ回転される特殊ボルトおよび特殊ナットと、それ
ら特殊ボルトおよび特殊ナットによって構成される締結
装置と、さらには、特殊ボルトおよび特殊ナットを使用
した連結構造に関する。
鋼管同士の連結等に使用され、特殊工具によってのみそ
れぞれ回転される特殊ボルトおよび特殊ナットと、それ
ら特殊ボルトおよび特殊ナットによって構成される締結
装置と、さらには、特殊ボルトおよび特殊ナットを使用
した連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼材同士、鋼管同士等の連結に使用され
る締結装置を構成するボルトおよびナットとしては、通
常、六角柱状の頭部を有する六角ボルトおよび六角柱状
の六角ナットが使用されている。このような六角ボルト
および六角ナットは、スパナ、レンチ等の一般的な工具
によってそれぞれ回転されるようになっており、一般的
な工具によって回転されることにより、相互に締め付け
られる。
る締結装置を構成するボルトおよびナットとしては、通
常、六角柱状の頭部を有する六角ボルトおよび六角柱状
の六角ナットが使用されている。このような六角ボルト
および六角ナットは、スパナ、レンチ等の一般的な工具
によってそれぞれ回転されるようになっており、一般的
な工具によって回転されることにより、相互に締め付け
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】六角ボルトおよび六角
ナットによって、鋼材同士等を連結する際には、六角ボ
ルトの頭部または六角ナットが、スパナ等の工具によっ
て回転されるように、外部に露出した状態にする必要が
ある。従って、鋼材同士等の連結部分には、六角ボルト
の頭部または六角ナットが外部に露出した状態になる。
ナットによって、鋼材同士等を連結する際には、六角ボ
ルトの頭部または六角ナットが、スパナ等の工具によっ
て回転されるように、外部に露出した状態にする必要が
ある。従って、鋼材同士等の連結部分には、六角ボルト
の頭部または六角ナットが外部に露出した状態になる。
【0004】このように、六角ボルトの頭部または六角
ナットが露出した状態になっていると、その連結部分に
第三者が容易に近付けるような場合には、第三者が、ス
パナ等の一般的な工具によって、六角ボルトの頭部また
は六角ナットを、容易に回転させて、六角ボルトおよび
六角ナットの締結状態が緩められるおそれがある。特
に、鉄塔、橋梁等を構成する鋼材等が六角ボルトおよび
六角ナットにて締結されている場合に、第三者によって
締結状態が緩められると、鉄塔、橋梁等の倒壊等の大事
故になるおそれがある。
ナットが露出した状態になっていると、その連結部分に
第三者が容易に近付けるような場合には、第三者が、ス
パナ等の一般的な工具によって、六角ボルトの頭部また
は六角ナットを、容易に回転させて、六角ボルトおよび
六角ナットの締結状態が緩められるおそれがある。特
に、鉄塔、橋梁等を構成する鋼材等が六角ボルトおよび
六角ナットにて締結されている場合に、第三者によって
締結状態が緩められると、鉄塔、橋梁等の倒壊等の大事
故になるおそれがある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、通常使用される一般的な工具では
容易に回転させることができず、従って、第三者によっ
て容易に回転されるおそれのない特殊ボルトおよび特殊
ナット、さらには、それらの特殊ボルトおよび特殊ナッ
トによって構成された締結装置を提供するとにある。本
発明の他の目的は、一般的な工具によって回転されるボ
ルトおよびナットによる鋼材等が連結されている場合に
おいて、第三者によって鋼材等の連結状態が容易に解消
されない連結構造を提供することにある。
であり、その目的は、通常使用される一般的な工具では
容易に回転させることができず、従って、第三者によっ
て容易に回転されるおそれのない特殊ボルトおよび特殊
ナット、さらには、それらの特殊ボルトおよび特殊ナッ
トによって構成された締結装置を提供するとにある。本
発明の他の目的は、一般的な工具によって回転されるボ
ルトおよびナットによる鋼材等が連結されている場合に
おいて、第三者によって鋼材等の連結状態が容易に解消
されない連結構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の特殊ボルトは、一方の端部にネジ溝が設けられた軸部
の反対側の端部に、軸部から離れている先端側になるに
つれて順次外径が小さくなった円錐台形状の頭部が軸部
と同心状態で設けられており、この頭部の先端側部分
に、それぞれコーナー部が円弧状に構成された断面正五
角形状の係合凹部が、頭部の先端面に開口した状態で設
けられるとともに、その係合凹部内に、先端側になるに
つれて順次外径が小さくなった円錐台形状の突起部が設
けられていることを特徴とする。
の特殊ボルトは、一方の端部にネジ溝が設けられた軸部
の反対側の端部に、軸部から離れている先端側になるに
つれて順次外径が小さくなった円錐台形状の頭部が軸部
と同心状態で設けられており、この頭部の先端側部分
に、それぞれコーナー部が円弧状に構成された断面正五
角形状の係合凹部が、頭部の先端面に開口した状態で設
けられるとともに、その係合凹部内に、先端側になるに
つれて順次外径が小さくなった円錐台形状の突起部が設
けられていることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の特殊ナットは、先端側に
なるにつれて順次外径が小さくなった円錐台形状をして
おり、その先端側部分を除く軸心部に、内周面にネジ溝
が形成された雌ネジ部が形成されるとともに、この雌ネ
ジ部に連続する先端側部分に、それぞれコーナー部が円
弧状に構成された断面正五角形状の係合孔部が、雌ネジ
部と同心状態で設けられていることを特徴とする。
なるにつれて順次外径が小さくなった円錐台形状をして
おり、その先端側部分を除く軸心部に、内周面にネジ溝
が形成された雌ネジ部が形成されるとともに、この雌ネ
ジ部に連続する先端側部分に、それぞれコーナー部が円
弧状に構成された断面正五角形状の係合孔部が、雌ネジ
部と同心状態で設けられていることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の特殊ナットは、外径が一
定な円筒状をしており、一方の端部を除く内周面にネジ
溝が形成された雌ネジ部が形成されるとともに、この雌
ネジ部に連続する端部に、それぞれコーナー部が円弧状
に構成された断面正五角形状の係合孔部が、雌ネジ部と
同心状態で設けられていることを特徴とする。
定な円筒状をしており、一方の端部を除く内周面にネジ
溝が形成された雌ネジ部が形成されるとともに、この雌
ネジ部に連続する端部に、それぞれコーナー部が円弧状
に構成された断面正五角形状の係合孔部が、雌ネジ部と
同心状態で設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の締結装置は、請求項1に
記載の特殊ボルトにおける軸部のネジ溝に、請求項2ま
たは3に記載の特殊ナットにおける雌ネジ部が、係合孔
部を特殊ボルトの軸部先端側としてネジ結合されている
ことを特徴とする。
記載の特殊ボルトにおける軸部のネジ溝に、請求項2ま
たは3に記載の特殊ナットにおける雌ネジ部が、係合孔
部を特殊ボルトの軸部先端側としてネジ結合されている
ことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の連結構造は、ボルトおよ
びナットによって構成された締結装置によって一対の部
材が相互に連結されており、その締結装置におけるボル
トの頭部を覆うカバー部材が、特殊工具によってのみ回
転される特殊ボルトと、特殊工具によってのみ回転され
る特殊ナットによって構成された締結装置によって、相
互に連結された部材に締結されていることを特徴とす
る。
びナットによって構成された締結装置によって一対の部
材が相互に連結されており、その締結装置におけるボル
トの頭部を覆うカバー部材が、特殊工具によってのみ回
転される特殊ボルトと、特殊工具によってのみ回転され
る特殊ナットによって構成された締結装置によって、相
互に連結された部材に締結されていることを特徴とす
る。
【0011】請求項5に記載の連結構造は、前記特殊ボ
ルトが請求項1に記載の特殊ボルトであり、前記特殊ナ
ットが請求項2または3に記載の特殊ナットである。
ルトが請求項1に記載の特殊ボルトであり、前記特殊ナ
ットが請求項2または3に記載の特殊ナットである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1(a)は、本発明の特殊ボルトおよび
特殊ナットによって構成された本発明の締結装置の実施
の形態の一例を示す側面図、図1(b)は、その一部破
断正面である。この締結装置30は、特殊工具によって
のみ回転される特殊ボルト10と、特殊工具によっての
み回転される特殊ナット20とを有している。
特殊ナットによって構成された本発明の締結装置の実施
の形態の一例を示す側面図、図1(b)は、その一部破
断正面である。この締結装置30は、特殊工具によって
のみ回転される特殊ボルト10と、特殊工具によっての
み回転される特殊ナット20とを有している。
【0014】特殊ボルト10は、直線状に延びる軸部1
1の一方の端部に頭部12が設けられて構成されてい
る。軸部11における頭部12の遠方側の端部には、ネ
ジ溝11aが設けられており、このネジ溝11aに特殊
ナット20がネジ結合されている。
1の一方の端部に頭部12が設けられて構成されてい
る。軸部11における頭部12の遠方側の端部には、ネ
ジ溝11aが設けられており、このネジ溝11aに特殊
ナット20がネジ結合されている。
【0015】特殊ボルト10の頭部12は、軸部11と
は同心状態に配置された円錐台形状をしており、軸部1
1から離れている先端面側になるに連れて順次外径が小
さくなっている。頭部12における軸部11に連続した
基端面と外周面との連続部分は、円弧状に構成されてい
る。
は同心状態に配置された円錐台形状をしており、軸部1
1から離れている先端面側になるに連れて順次外径が小
さくなっている。頭部12における軸部11に連続した
基端面と外周面との連続部分は、円弧状に構成されてい
る。
【0016】頭部12の先端側部分には、先端面に開口
した係合凹部12aが設けられている。この係合凹部1
2aは、頭部12の外周面とは同心状態になった断面正
五角形状に構成されており、底面12bが軸部11の軸
心とは直交する平坦面になっている。係合凹部12aに
おける各コーナー部12cは、それぞれ円弧状に構成さ
れている。また、隣接する各コーナー部12c間の内面
12dは、若干外方に膨出した円弧状に構成されてい
る。
した係合凹部12aが設けられている。この係合凹部1
2aは、頭部12の外周面とは同心状態になった断面正
五角形状に構成されており、底面12bが軸部11の軸
心とは直交する平坦面になっている。係合凹部12aに
おける各コーナー部12cは、それぞれ円弧状に構成さ
れている。また、隣接する各コーナー部12c間の内面
12dは、若干外方に膨出した円弧状に構成されてい
る。
【0017】係合凹部12aの軸心部には、底面12b
から先端側になるに連れて順次外径が小さくなるように
突出した円錐台形状の突起部12eが、底面12bとは
同心状態で設けられている。突起部12eの先端面は、
頭部12aの先端面と同一平面上に位置している。
から先端側になるに連れて順次外径が小さくなるように
突出した円錐台形状の突起部12eが、底面12bとは
同心状態で設けられている。突起部12eの先端面は、
頭部12aの先端面と同一平面上に位置している。
【0018】図2(a)は、特殊ナット20の一部破断
正面図、図2(b)は、その側面図である。この特殊ナ
ット20は、先端側になるにつれて順次外径が小さくな
った円錐台形状をしており、その軸心部には、外径が小
さくなった先端部を除いて、内周面にネジ溝が設けられ
た雌ネジ部21が、外周面とは同心状態で設けられてい
る。また、特殊ナット20の先端部には、雌ネジ部21
とは同心状態で、雌ネジ部21よりも大径になった係合
孔部22が貫通している。この係合孔部22は、断面正
五角形状に構成されており、各ーナー部22aが、それ
ぞれ円弧状に構成されている。また、隣接する各コーナ
ー部22a間の内側面22bは、若干外方に膨出した円
弧状に構成されている。
正面図、図2(b)は、その側面図である。この特殊ナ
ット20は、先端側になるにつれて順次外径が小さくな
った円錐台形状をしており、その軸心部には、外径が小
さくなった先端部を除いて、内周面にネジ溝が設けられ
た雌ネジ部21が、外周面とは同心状態で設けられてい
る。また、特殊ナット20の先端部には、雌ネジ部21
とは同心状態で、雌ネジ部21よりも大径になった係合
孔部22が貫通している。この係合孔部22は、断面正
五角形状に構成されており、各ーナー部22aが、それ
ぞれ円弧状に構成されている。また、隣接する各コーナ
ー部22a間の内側面22bは、若干外方に膨出した円
弧状に構成されている。
【0019】このような特殊ナット20は、外径が小さ
くなった先端部が、特殊ナット10の軸部11における
先端側に位置するように、特殊ボルト10の軸部11に
おけるネジ溝11aにネジ結合される。
くなった先端部が、特殊ナット10の軸部11における
先端側に位置するように、特殊ボルト10の軸部11に
おけるネジ溝11aにネジ結合される。
【0020】特殊ボルト10は、頭部12の係合凹部1
2aに整合状態で嵌合される特殊な工具によって回転さ
れ、また、特殊ナット20も、係合孔部22内に整合状
態で嵌合される特殊な工具によって回転される。
2aに整合状態で嵌合される特殊な工具によって回転さ
れ、また、特殊ナット20も、係合孔部22内に整合状
態で嵌合される特殊な工具によって回転される。
【0021】図3(a)は、特殊ボルト10および特殊
ナット20を回転させる特殊工具60の縦断面図、図3
(b)は、その側面図である。特殊工具60は、六角柱
状の工具本体部61と、この工具本体61の一方の端部
に設けられたヘッド部62とを有している。
ナット20を回転させる特殊工具60の縦断面図、図3
(b)は、その側面図である。特殊工具60は、六角柱
状の工具本体部61と、この工具本体61の一方の端部
に設けられたヘッド部62とを有している。
【0022】ヘッド部62は、特殊ボルト10の頭部1
2における係合凹部12aの内周面に整合した外周面を
有する正五角形柱状をしており、その軸心部には、特殊
ボルト10の頭部12における突起部12eに嵌合し得
る内径を有する貫通孔63が設けられている。この貫通
孔63は、特殊工具60の全長にわたって一定の内径を
有しており、工具本体部61は、軸心部も挿通してい
る。
2における係合凹部12aの内周面に整合した外周面を
有する正五角形柱状をしており、その軸心部には、特殊
ボルト10の頭部12における突起部12eに嵌合し得
る内径を有する貫通孔63が設けられている。この貫通
孔63は、特殊工具60の全長にわたって一定の内径を
有しており、工具本体部61は、軸心部も挿通してい
る。
【0023】特殊ボルト10の頭部12は、先端側にな
るにつれて順次小径の円錐台形状になっているために、
レンチ、スパナ等の通常の工具を係合させようとして
も、頭部12に係合することなく、容易に先端側に抜け
ることになる。同様に、特殊ナット20も、円錐台形状
の小径になった先端面が、特殊ボルト10における先端
側に位置するように、特殊ボルト10にネジ結合されて
いるために、レンチ、スパナ等の通常の工具を特殊ナッ
ト20に係合させようとしても、特殊ナット20に係合
することなく、容易に、特殊ボルト10の先端側に抜け
ることになる。
るにつれて順次小径の円錐台形状になっているために、
レンチ、スパナ等の通常の工具を係合させようとして
も、頭部12に係合することなく、容易に先端側に抜け
ることになる。同様に、特殊ナット20も、円錐台形状
の小径になった先端面が、特殊ボルト10における先端
側に位置するように、特殊ボルト10にネジ結合されて
いるために、レンチ、スパナ等の通常の工具を特殊ナッ
ト20に係合させようとしても、特殊ナット20に係合
することなく、容易に、特殊ボルト10の先端側に抜け
ることになる。
【0024】従って、このような特殊ボルト10および
特殊ナット20によって構成される締結装置30は、市
販されているレンチ、スパナ、チェーンレンチ等の工具
によって、特殊ボルト10および特殊ナット20が回転
されないために、特殊ボルト10および特殊ナット20
をそれぞれ回転させることができる特殊工具60を有し
ていない第三者によって、締結状態を緩められるおそれ
がない。
特殊ナット20によって構成される締結装置30は、市
販されているレンチ、スパナ、チェーンレンチ等の工具
によって、特殊ボルト10および特殊ナット20が回転
されないために、特殊ボルト10および特殊ナット20
をそれぞれ回転させることができる特殊工具60を有し
ていない第三者によって、締結状態を緩められるおそれ
がない。
【0025】このような特殊ボルト10および特殊ナッ
ト20は、通常使用される六角ボルトおよび六角ナット
に替えて、それぞれ使用することができる。また、特殊
ボルト10のネジ溝11aには、通常の六角ナットがネ
ジ結合されるために、例えば、埋め込まれた状態の六角
ナットに対して、六角ボルトに替えて特殊ボルト10を
使用するようにしてもよい。この場合には、六角ナット
が埋め込まれた状態になっているために、六角ナットを
通常の工具に係合させて回転させることができず、ま
た、特殊ボルト10の頭部12の回転には特殊工具60
が必要であるために、特殊工具六例を持たない第三者
は、特殊ボルト10を取り外すことができない。
ト20は、通常使用される六角ボルトおよび六角ナット
に替えて、それぞれ使用することができる。また、特殊
ボルト10のネジ溝11aには、通常の六角ナットがネ
ジ結合されるために、例えば、埋め込まれた状態の六角
ナットに対して、六角ボルトに替えて特殊ボルト10を
使用するようにしてもよい。この場合には、六角ナット
が埋め込まれた状態になっているために、六角ナットを
通常の工具に係合させて回転させることができず、ま
た、特殊ボルト10の頭部12の回転には特殊工具60
が必要であるために、特殊工具六例を持たない第三者
は、特殊ボルト10を取り外すことができない。
【0026】同様に、頭部が埋め込まれた状態の六角ボ
ルトに対して、特殊ナット20をネジ結合するようにし
てもよい。この場合にも、特殊工具60を持たない第三
者は、特殊ナット20を取り外すことができない。さら
に、六角ボルトに対して六角ナットをネジ結合させた後
に、特殊ナット20を六角ボルトに対してネジ結合させ
るダブルナット構造にしてもよい。この場合には、特殊
工具60を持たない第三者が特殊ナット20を取り外す
ことができず、従って、六角ナットも取り外すことがで
きない。
ルトに対して、特殊ナット20をネジ結合するようにし
てもよい。この場合にも、特殊工具60を持たない第三
者は、特殊ナット20を取り外すことができない。さら
に、六角ボルトに対して六角ナットをネジ結合させた後
に、特殊ナット20を六角ボルトに対してネジ結合させ
るダブルナット構造にしてもよい。この場合には、特殊
工具60を持たない第三者が特殊ナット20を取り外す
ことができず、従って、六角ナットも取り外すことがで
きない。
【0027】特殊ボルト10あるいは六角ボルトにネジ
結合された六角ナットに、さらに特殊ナット20をネジ
結合させる場合には、六角ナットがスパナ等の通常の工
具によって回転されないように、円筒状のスリーブを嵌
合させた状態で、特殊ナット20をボルトにネジ結合さ
せるようにしてもよい。
結合された六角ナットに、さらに特殊ナット20をネジ
結合させる場合には、六角ナットがスパナ等の通常の工
具によって回転されないように、円筒状のスリーブを嵌
合させた状態で、特殊ナット20をボルトにネジ結合さ
せるようにしてもよい。
【0028】図4は、特殊ナットの他の例を示す一部破
断正面図である。この特殊ナット20は、雌ネジ部21
における係合孔部22の遠方側の端部に、円筒状のスカ
ート部23が雌ネジ部21と一体的に設けられている。
このような特殊ナット20では、ボルトにネジ結合され
た六角ナットに、さらに、この特殊ナット20をネジ結
合させたダブルナット構造とすると、スカート部23が
六角ナットを覆っうために、六角ナット自体を通常の工
具によって回転させることができなくなる。
断正面図である。この特殊ナット20は、雌ネジ部21
における係合孔部22の遠方側の端部に、円筒状のスカ
ート部23が雌ネジ部21と一体的に設けられている。
このような特殊ナット20では、ボルトにネジ結合され
た六角ナットに、さらに、この特殊ナット20をネジ結
合させたダブルナット構造とすると、スカート部23が
六角ナットを覆っうために、六角ナット自体を通常の工
具によって回転させることができなくなる。
【0029】なお、特殊ナット20は、円錐台形状であ
る必要はなく、例えば、図5に示すように、外径が一定
になった円筒状であってもよい。この場合にも、特殊ナ
ットの一方の端部を除く内周面に、雌ネジ部21が設け
られており、一方の端部には、雌ネジ部21とは同心状
態で、雌ネジ部21よりも大径になった係合孔部22が
設けられている。この係合孔部22は、断面正五角形状
に構成されており、各ーナー部が、それぞれ円弧状に構
成されている。また、隣接する各コーナー部間の内側面
は、若干外方に膨出した円弧状に構成されている。
る必要はなく、例えば、図5に示すように、外径が一定
になった円筒状であってもよい。この場合にも、特殊ナ
ットの一方の端部を除く内周面に、雌ネジ部21が設け
られており、一方の端部には、雌ネジ部21とは同心状
態で、雌ネジ部21よりも大径になった係合孔部22が
設けられている。この係合孔部22は、断面正五角形状
に構成されており、各ーナー部が、それぞれ円弧状に構
成されている。また、隣接する各コーナー部間の内側面
は、若干外方に膨出した円弧状に構成されている。
【0030】このような特殊ナット20は、図5に示す
ように、通常の六角ボルト51に六角ナット52がネジ
結合された締結装置において、六角ナット52が回転さ
れることによって緩められることを防止するために使用
される。この場合には、六角ナット52に円筒状をした
六角ナット保護スリーブ55を嵌合させた状態で、円筒
状をした特殊ナット保護スリーブ56が六角ボルト51
に嵌合される。この特殊ナット保護スリーブ56は、特
殊ナット20が内部に嵌合されるような内径を有してお
り、その下端面には、軸心部に貫通孔が設けられた底面
が設けられている。そして、この特殊ナット保護スリー
ブ56の底面が、六角ナット保護スリーブ55の上端面
に突き合わされた状態とされて、この特殊ボルト保護ス
リーブ56内に特殊ナット20が嵌合されるように、六
角ボルト51に特殊ナット20がネジ結合される。
ように、通常の六角ボルト51に六角ナット52がネジ
結合された締結装置において、六角ナット52が回転さ
れることによって緩められることを防止するために使用
される。この場合には、六角ナット52に円筒状をした
六角ナット保護スリーブ55を嵌合させた状態で、円筒
状をした特殊ナット保護スリーブ56が六角ボルト51
に嵌合される。この特殊ナット保護スリーブ56は、特
殊ナット20が内部に嵌合されるような内径を有してお
り、その下端面には、軸心部に貫通孔が設けられた底面
が設けられている。そして、この特殊ナット保護スリー
ブ56の底面が、六角ナット保護スリーブ55の上端面
に突き合わされた状態とされて、この特殊ボルト保護ス
リーブ56内に特殊ナット20が嵌合されるように、六
角ボルト51に特殊ナット20がネジ結合される。
【0031】これにより、特殊ナット20は、特殊ナッ
ト保護スリーブ56に嵌合された状態になり、特殊ナッ
ト20は、一定の外径になっているにもかかわらず、ス
パナ等の通常の工具によって回転されるおそれがない。
また、六角ナット52も、六角ナット保護スリーブ55
内に嵌合されているために、スパナ等の通常の工具によ
って回転されるおそれがない。六角ナット保護スリーブ
55は、六角ボルト51にネジ結合された特殊ナット2
0にて抜け止めされた特殊ナット保護スリーブ56によ
って抜け止めされており、六角ナット保護スリーブ55
が取り外されるおそれもない。
ト保護スリーブ56に嵌合された状態になり、特殊ナッ
ト20は、一定の外径になっているにもかかわらず、ス
パナ等の通常の工具によって回転されるおそれがない。
また、六角ナット52も、六角ナット保護スリーブ55
内に嵌合されているために、スパナ等の通常の工具によ
って回転されるおそれがない。六角ナット保護スリーブ
55は、六角ボルト51にネジ結合された特殊ナット2
0にて抜け止めされた特殊ナット保護スリーブ56によ
って抜け止めされており、六角ナット保護スリーブ55
が取り外されるおそれもない。
【0032】このように、本発明の特殊ボルト10およ
び特殊ナット20は、六角ボルトおよび六角ナットによ
る既存の連結構造において、六角ボルトおよび六角ナッ
トのいずれか一方に替えて使用することができるため
に、短時間および簡単な作業で、既存の設備における第
三者によるボルトおよびナットの取り外しを防止するこ
とができる。
び特殊ナット20は、六角ボルトおよび六角ナットによ
る既存の連結構造において、六角ボルトおよび六角ナッ
トのいずれか一方に替えて使用することができるため
に、短時間および簡単な作業で、既存の設備における第
三者によるボルトおよびナットの取り外しを防止するこ
とができる。
【0033】図6(a)は、図1に示す締結装置30に
おける特殊ボルト10および特殊ナット20が、それぞ
れ特殊工具60によってのみ回転されるという性質を利
用した山形鋼の連結構造を示す斜視図、図6(b)は、
その横断面図である。この連結構造では、図6(c)に
示すように、一対の長板状の側板41同士が、直角のコ
ーナー部42を形成するように相互に突き合わされた状
態で一体化された一対の山形鋼40の端部同士が相互に
重ねられている。各山形鋼40は、一方の山形鋼40の
コーナー部42内に他方の山形鋼40のコーナー部が嵌
合されて重ねられている。
おける特殊ボルト10および特殊ナット20が、それぞ
れ特殊工具60によってのみ回転されるという性質を利
用した山形鋼の連結構造を示す斜視図、図6(b)は、
その横断面図である。この連結構造では、図6(c)に
示すように、一対の長板状の側板41同士が、直角のコ
ーナー部42を形成するように相互に突き合わされた状
態で一体化された一対の山形鋼40の端部同士が相互に
重ねられている。各山形鋼40は、一方の山形鋼40の
コーナー部42内に他方の山形鋼40のコーナー部が嵌
合されて重ねられている。
【0034】各山形鋼40の各端部における相互に重ね
られたそれぞれの側板部41には、等しい内径を有する
複数の貫通孔孔43がそれぞれ設けられている。各側板
41には、一方の側縁部に沿った4つの貫通孔43と、
他方の側縁部に沿った3つの貫通孔43とが、それぞれ
長手方向に沿って設けられている。各山形鋼40は、そ
れぞれの側板41に設けられた各貫通孔43同士がそれ
ぞれ整合するように相互に重ねられている。
られたそれぞれの側板部41には、等しい内径を有する
複数の貫通孔孔43がそれぞれ設けられている。各側板
41には、一方の側縁部に沿った4つの貫通孔43と、
他方の側縁部に沿った3つの貫通孔43とが、それぞれ
長手方向に沿って設けられている。各山形鋼40は、そ
れぞれの側板41に設けられた各貫通孔43同士がそれ
ぞれ整合するように相互に重ねられている。
【0035】各側板41のコーナー部42の遠方側の側
縁部に沿って配置された4つの貫通孔43における両側
に位置する2つの貫通孔43を除く、他の貫通孔43に
は、通常の六角ボルト51がそれぞれ挿入されている。
各六角ボルト51は、内側に重ねられた山形鋼40の各
側板41に頭部51aが接触するように、それぞれ挿入
されて、外側に重ねられた山形鋼40の各側板41にお
ける整合状態となった各貫通孔43を挿通している。そ
して、外側に重ねられた山形鋼40の各側板41を挿通
した各六角ボルト51の先端部に、通常の六角ナット5
2(図5(b)参照)がそれぞれネジ結合されている。
これにより、各山形鋼40の相互に重ねられた端部同士
が相互に連結されている。
縁部に沿って配置された4つの貫通孔43における両側
に位置する2つの貫通孔43を除く、他の貫通孔43に
は、通常の六角ボルト51がそれぞれ挿入されている。
各六角ボルト51は、内側に重ねられた山形鋼40の各
側板41に頭部51aが接触するように、それぞれ挿入
されて、外側に重ねられた山形鋼40の各側板41にお
ける整合状態となった各貫通孔43を挿通している。そ
して、外側に重ねられた山形鋼40の各側板41を挿通
した各六角ボルト51の先端部に、通常の六角ナット5
2(図5(b)参照)がそれぞれネジ結合されている。
これにより、各山形鋼40の相互に重ねられた端部同士
が相互に連結されている。
【0036】内側に重ねられた山形鋼40には、図6
(a)および(b)に示すように、その山形鋼40と同
様の断面形状の山形鋼によって構成されたカバー部材5
3が嵌合されている。カバー部材53は、相互に重ねら
れた山形鋼40の各端部の長さにほぼ等しい長さを有し
ており、カバー部材53によって、相互に重ねられた山
形鋼40を連結する全ての六角ボルト51の頭部51a
が覆われている。
(a)および(b)に示すように、その山形鋼40と同
様の断面形状の山形鋼によって構成されたカバー部材5
3が嵌合されている。カバー部材53は、相互に重ねら
れた山形鋼40の各端部の長さにほぼ等しい長さを有し
ており、カバー部材53によって、相互に重ねられた山
形鋼40を連結する全ての六角ボルト51の頭部51a
が覆われている。
【0037】カバー部材53には、内側に重ねられた山
形鋼40における六角ボルト51が挿入されていない4
つの貫通孔43に対向するように、水平方向に沿って延
びる4つの長孔53aが設けられている。
形鋼40における六角ボルト51が挿入されていない4
つの貫通孔43に対向するように、水平方向に沿って延
びる4つの長孔53aが設けられている。
【0038】カバー部材53の各貫通孔53aには、図
6(a)および(b)に示すように、第1図に示す特殊
ボルト10がカバー部材53の内側からそれぞれ挿入さ
れて、それぞれの頭部12が、カバー部材53に接した
状態になっている。各特殊ボルト10の軸部11は、相
互に重ねられた各山形鋼40における整合状態になった
各貫通孔43を挿通しており、外側の山形鋼40から突
出した軸部11のネジ溝11aに特殊ナット20がそれ
ぞれネジ結合されている。
6(a)および(b)に示すように、第1図に示す特殊
ボルト10がカバー部材53の内側からそれぞれ挿入さ
れて、それぞれの頭部12が、カバー部材53に接した
状態になっている。各特殊ボルト10の軸部11は、相
互に重ねられた各山形鋼40における整合状態になった
各貫通孔43を挿通しており、外側の山形鋼40から突
出した軸部11のネジ溝11aに特殊ナット20がそれ
ぞれネジ結合されている。
【0039】このような山形鋼の連結構造では、カバー
部材53が、特殊工具60によってのみ回転される4本
の特殊ボルト10と、各特殊ボルト10にネジ結合され
て、それぞれが特殊工具60によってのみ回転される4
つの特殊ナット20とによって、相互に重ねられた山形
鋼40に取り付けられているために、カバー部材53
は、各特殊ボルト10および各特殊ナット20をそれぞ
れを回転させることができる特殊工具60を有する作業
者によってのみ、取り外すことができる。
部材53が、特殊工具60によってのみ回転される4本
の特殊ボルト10と、各特殊ボルト10にネジ結合され
て、それぞれが特殊工具60によってのみ回転される4
つの特殊ナット20とによって、相互に重ねられた山形
鋼40に取り付けられているために、カバー部材53
は、各特殊ボルト10および各特殊ナット20をそれぞ
れを回転させることができる特殊工具60を有する作業
者によってのみ、取り外すことができる。
【0040】カバー部材53は、相互に重ねられた山形
鋼40同士を連結している六角ボルト51の頭部51a
を覆っているために、カバー部材53が取り外されない
状態では、各六角ボルト51の頭部51aに、通常のレ
ンチ等の工具を係合させて回転させることができず、ま
た、各六角ボルト51を相互に重ねられた山形鋼40に
おける整合状態になった各貫通孔43から抜き取ること
もできない。各六角ボルト51にネジ結合された六角ナ
ット52は、外側に重ねられた山形鋼40の各側板部4
1に沿って露出した状態になっているために、通常のレ
ンチ等によって回転させることができる。従って、第三
者が、各六角ナット52を取り外すことは可能である
が、各六角ナット52が取り外された各六角ボルト51
の頭部51aは、カバー部材53によって覆われた状態
になっているために、山形鋼40の貫通孔43から抜き
取ることができない。その結果、各六角ボルト51は、
相互に重ねられた山形鋼40の端部同士の連結状態をそ
れぞれ保持する。
鋼40同士を連結している六角ボルト51の頭部51a
を覆っているために、カバー部材53が取り外されない
状態では、各六角ボルト51の頭部51aに、通常のレ
ンチ等の工具を係合させて回転させることができず、ま
た、各六角ボルト51を相互に重ねられた山形鋼40に
おける整合状態になった各貫通孔43から抜き取ること
もできない。各六角ボルト51にネジ結合された六角ナ
ット52は、外側に重ねられた山形鋼40の各側板部4
1に沿って露出した状態になっているために、通常のレ
ンチ等によって回転させることができる。従って、第三
者が、各六角ナット52を取り外すことは可能である
が、各六角ナット52が取り外された各六角ボルト51
の頭部51aは、カバー部材53によって覆われた状態
になっているために、山形鋼40の貫通孔43から抜き
取ることができない。その結果、各六角ボルト51は、
相互に重ねられた山形鋼40の端部同士の連結状態をそ
れぞれ保持する。
【0041】このように、特殊ボルト10および特殊ナ
ット20をそれぞれ回転させることができる特殊工具6
0によってのみ、特殊ボルト10および特殊ナット20
の締結状態を解消することができないために、カバー部
材53を取り外すことは容易でなく、従って、これらの
特殊工具60を持たない第三者によって、各山形鋼40
同士の連結状態を解除することは容易でない。
ット20をそれぞれ回転させることができる特殊工具6
0によってのみ、特殊ボルト10および特殊ナット20
の締結状態を解消することができないために、カバー部
材53を取り外すことは容易でなく、従って、これらの
特殊工具60を持たない第三者によって、各山形鋼40
同士の連結状態を解除することは容易でない。
【0042】このような連結構造では、複数の六角ボル
トおよび六角ナットによって山形鋼40同士が相互に連
結されている既存の設備において、所定位置の4本の六
角ボルトおよび六角ナットを、特殊ボルト10および特
殊ナット20に替えて、カバー部材53を取り付けるだ
けでよいために、既存の設備における第三者によるナッ
トおよびボルトの取り外し防止対策が容易にできる。
トおよび六角ナットによって山形鋼40同士が相互に連
結されている既存の設備において、所定位置の4本の六
角ボルトおよび六角ナットを、特殊ボルト10および特
殊ナット20に替えて、カバー部材53を取り付けるだ
けでよいために、既存の設備における第三者によるナッ
トおよびボルトの取り外し防止対策が容易にできる。
【0043】なお、図6に示す連結構造では、図1およ
び図2に示す特殊ボルト10および特殊ナット20を使
用する構成であったが、このような構成の特殊ボルト1
0および特殊ナット20に限らず、特殊工具60によっ
てのみ回転される特殊ボルトおよび特殊ナットを使用し
てもよい。
び図2に示す特殊ボルト10および特殊ナット20を使
用する構成であったが、このような構成の特殊ボルト1
0および特殊ナット20に限らず、特殊工具60によっ
てのみ回転される特殊ボルトおよび特殊ナットを使用し
てもよい。
【0044】また、このような連結構造では、露出され
た状態の六角ナット52が六角ボルト51から取り外さ
れることを防止するために、図4に示すスカート部23
が設けられた特殊ナット20を、六角ボルト51の先端
部にそれぞれネジ結合させて、各六角ナット51を特殊
ボルト20のスカート部23によって覆った状態として
もよい。このように、各特殊ボルト20のスカート部2
3によって、六角ナット52がそれぞれ覆われた状態に
なると、各六角ナット52は、通常の工具によっては取
り外すことができなくなる。さらに、図5に示すよう
に、円柱状の特殊ナット20と、特殊ナット保護スリー
ブ56および六角ナット保護スリーブ55とを使用する
ようにしてもよい。
た状態の六角ナット52が六角ボルト51から取り外さ
れることを防止するために、図4に示すスカート部23
が設けられた特殊ナット20を、六角ボルト51の先端
部にそれぞれネジ結合させて、各六角ナット51を特殊
ボルト20のスカート部23によって覆った状態として
もよい。このように、各特殊ボルト20のスカート部2
3によって、六角ナット52がそれぞれ覆われた状態に
なると、各六角ナット52は、通常の工具によっては取
り外すことができなくなる。さらに、図5に示すよう
に、円柱状の特殊ナット20と、特殊ナット保護スリー
ブ56および六角ナット保護スリーブ55とを使用する
ようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明の特殊ボルトおよび特殊ナット
は、それぞれ、特殊工具によってのみ回転されるため
に、特殊工具を持たない第三者によって回転されるおそ
れがない。従って、特殊ボルトおよび特殊ナットのいず
れか一方、あるいは両方によって構成された締結装置
は、第三者によって、締結状態を容易に解除されるおそ
れがない。
は、それぞれ、特殊工具によってのみ回転されるため
に、特殊工具を持たない第三者によって回転されるおそ
れがない。従って、特殊ボルトおよび特殊ナットのいず
れか一方、あるいは両方によって構成された締結装置
は、第三者によって、締結状態を容易に解除されるおそ
れがない。
【0046】また、本発明の連結構造は、特殊工具によ
ってのみそれぞれ回転される特殊ボルトおよび特殊ナッ
トによって取り付けられたカバー部材によって、部材同
士を連結するボルトの頭部が覆われているために、特殊
工具を持たない第三者によって、ボルトによる部材同士
の締結状態を容易に解消することができない。
ってのみそれぞれ回転される特殊ボルトおよび特殊ナッ
トによって取り付けられたカバー部材によって、部材同
士を連結するボルトの頭部が覆われているために、特殊
工具を持たない第三者によって、ボルトによる部材同士
の締結状態を容易に解消することができない。
【図1】(a)は、本発明の特殊ボルトおよび本発明の
特殊ナットを使用した本発明の締結装置の実施の形態の
一例を示す側面図、(b)は、その一部破断正面図であ
る。
特殊ナットを使用した本発明の締結装置の実施の形態の
一例を示す側面図、(b)は、その一部破断正面図であ
る。
【図2】(a)は、その締結装置に使用される本発明の
特殊ナット20の一部破断正面図、(b)は、その側面
図である。
特殊ナット20の一部破断正面図、(b)は、その側面
図である。
【図3】(a)は、本発明の特殊ボルトおよび特殊ナッ
トを回転させることができる特殊工具の一例を示す一部
破断正面図、(b)は、その側面図である。
トを回転させることができる特殊工具の一例を示す一部
破断正面図、(b)は、その側面図である。
【図4】本発明の特殊ナットの他の例を示す一部破断正
面図である。
面図である。
【図5】本発明の特殊ナットのさらに他の例の使用状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】(a)は、本発明の連結構造の実施の形態の一
例を示す斜視図、(b)は、その横断面図、(c)は、
その連結構造におけるカバー部材を取り外した状態の斜
視図である。
例を示す斜視図、(b)は、その横断面図、(c)は、
その連結構造におけるカバー部材を取り外した状態の斜
視図である。
10 特殊ボルト 11 軸部 11a ネジ溝 12 頭部 12a 係合凹部 12b 底面 12c コーナー部 12d 内側面 12e 突起部 20 特殊ナット 21 雌ネジ部 22 係合孔部 22a コーナー部 22b 内側面 23 スカート部 30 締結装置 40 山形鋼 51 六角ボルト 52 六角ナット 60 特殊工具
Claims (6)
- 【請求項1】 一方の端部にネジ溝が設けられた軸部の
反対側の端部に、軸部から離れている先端側になるにつ
れて順次外径が小さくなった円錐台形状の頭部が軸部と
同心状態で設けられており、この頭部の先端側部分に、
それぞれコーナー部が円弧状に構成された断面正五角形
状の係合凹部が、頭部の先端面に開口した状態で設けら
れるとともに、その係合凹部内に、先端側になるにつれ
て順次外径が小さくなった円錐台形状の突起部が設けら
れていることを特徴とする特殊ボルト。 - 【請求項2】 先端側になるにつれて順次外径が小さく
なった円錐台形状をしており、その先端側部分を除く軸
心部に、内周面にネジ溝が形成された雌ネジ部が形成さ
れるとともに、この雌ネジ部に連続する先端側部分に、
それぞれコーナー部が円弧状に構成された断面正五角形
状の係合孔部が、雌ネジ部と同心状態で設けられている
ことを特徴とする特殊ナット。 - 【請求項3】 外径が一定な円筒状をしており、一方の
端部を除く内周面にネジ溝が形成された雌ネジ部が形成
されるとともに、この雌ネジ部に連続する端部に、それ
ぞれコーナー部が円弧状に構成された断面正五角形状の
係合孔部が、雌ネジ部と同心状態で設けられていること
を特徴とする特殊ナット。 - 【請求項4】 請求項1に記載の特殊ボルトにおける軸
部のネジ溝に、請求項2または3に記載の特殊ナットに
おける雌ネジ部が、係合孔部を特殊ボルトの軸部先端側
としてネジ結合されていることを特徴とする締結装置。 - 【請求項5】 ボルトおよびナットによって構成された
締結装置によって一対の部材が相互に連結されており、
その締結装置におけるボルトの頭部を覆うカバー部材
が、特殊工具によってのみ回転される特殊ボルトと、特
殊工具によってのみ回転される特殊ナットによって構成
された締結装置によって、相互に連結された部材に締結
されていることを特徴とする連結構造。 - 【請求項6】 前記特殊ボルトが請求項1に記載の特殊
ボルトであり、前記特殊ナットが請求項2または3に記
載の特殊ナットである請求項4に記載の連結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057398A JPH11270529A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 特殊ボルト、特殊ナット、締結装置および連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057398A JPH11270529A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 特殊ボルト、特殊ナット、締結装置および連結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270529A true JPH11270529A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13435441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7057398A Pending JPH11270529A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 特殊ボルト、特殊ナット、締結装置および連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270529A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7162939B2 (en) | 2002-03-12 | 2007-01-16 | Katsuyuki Totsu | Tamperproof screw, combination with screwdriver bit, and header punch for manufacturing tamperproof screw |
| JP2024054453A (ja) * | 2022-10-05 | 2024-04-17 | ニッタ化工品株式会社 | 道路標識柱 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP7057398A patent/JPH11270529A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7162939B2 (en) | 2002-03-12 | 2007-01-16 | Katsuyuki Totsu | Tamperproof screw, combination with screwdriver bit, and header punch for manufacturing tamperproof screw |
| JP2024054453A (ja) * | 2022-10-05 | 2024-04-17 | ニッタ化工品株式会社 | 道路標識柱 |
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