JPH11270806A - 蒸気温度制御装置 - Google Patents
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- JPH11270806A JPH11270806A JP7771798A JP7771798A JPH11270806A JP H11270806 A JPH11270806 A JP H11270806A JP 7771798 A JP7771798 A JP 7771798A JP 7771798 A JP7771798 A JP 7771798A JP H11270806 A JPH11270806 A JP H11270806A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス分配ダンパを操作して複数のパス中を流
れるガス流量を制御し、各パス中に設置された過熱器、
再熱器の蒸気温度を制御すること。 【解決手段】 火炉2から出たボイラの燃焼ガス13が
過熱器パス14と再熱器パス15に分割され、一方の燃
焼ガスは過熱器パス14に設置された過熱器パスガス分
配ダンパを通り、他方の燃焼ガスは再熱器パス15に設
置された再熱器パスガス分配ダンパを通ってボイラ排ガ
スとなるボイラ装置において、過熱器パスガス分配ダン
パと再熱器パスガス分配ダンパは、それぞれ燃焼ガスの
流れに対して、複数段(16、19)、(17,20)
に設置され、各ガス分配ダンパの多段におけるそれぞれ
のダンパの開度を同一にするとともに、過熱器パスガス
分配ダンパと再熱器パスガス分配ダンパの開度指令の和
を常に100%となるように制御する蒸気温度制御装
置。
れるガス流量を制御し、各パス中に設置された過熱器、
再熱器の蒸気温度を制御すること。 【解決手段】 火炉2から出たボイラの燃焼ガス13が
過熱器パス14と再熱器パス15に分割され、一方の燃
焼ガスは過熱器パス14に設置された過熱器パスガス分
配ダンパを通り、他方の燃焼ガスは再熱器パス15に設
置された再熱器パスガス分配ダンパを通ってボイラ排ガ
スとなるボイラ装置において、過熱器パスガス分配ダン
パと再熱器パスガス分配ダンパは、それぞれ燃焼ガスの
流れに対して、複数段(16、19)、(17,20)
に設置され、各ガス分配ダンパの多段におけるそれぞれ
のダンパの開度を同一にするとともに、過熱器パスガス
分配ダンパと再熱器パスガス分配ダンパの開度指令の和
を常に100%となるように制御する蒸気温度制御装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラに係り、特
に、ガス分配ダンパを適切に操作することにより、複数
のパス中を流れるガス流量を制御し、各パス中に設置さ
れた過熱器、再熱器の蒸気温度を良好に制御するボイラ
装置に関する。
に、ガス分配ダンパを適切に操作することにより、複数
のパス中を流れるガス流量を制御し、各パス中に設置さ
れた過熱器、再熱器の蒸気温度を良好に制御するボイラ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力需要の点から、高い負荷変化率に対
応したボイラ運転が要求されている。そのためには高負
荷変化率下においても再熱蒸気温度を良好に制御できる
制御装置が必要である。本発明に対する公知例として特
公平8−20046号公報がある。以下、図7及び図8
を用いて従来技術について説明する。
応したボイラ運転が要求されている。そのためには高負
荷変化率下においても再熱蒸気温度を良好に制御できる
制御装置が必要である。本発明に対する公知例として特
公平8−20046号公報がある。以下、図7及び図8
を用いて従来技術について説明する。
【0003】図7に一般的な変圧運転貫流ボイラの流体
流れ系統図を示す。図7は蒸発器を有し、再熱を2段で
行う場合であり、1は節炭器、2は火炉水壁、3は蒸発
器、4は気水分離器、5は横置き過熱器、6は吊下げ過
熱器、7は高圧タービン、8は横置き再熱器、9は再熱
器中間減温器、10は吊下げ再熱器、11は中圧タービ
ン、を表し、蒸気はこの順に流れる。
流れ系統図を示す。図7は蒸発器を有し、再熱を2段で
行う場合であり、1は節炭器、2は火炉水壁、3は蒸発
器、4は気水分離器、5は横置き過熱器、6は吊下げ過
熱器、7は高圧タービン、8は横置き再熱器、9は再熱
器中間減温器、10は吊下げ再熱器、11は中圧タービ
ン、を表し、蒸気はこの順に流れる。
【0004】ガス分配系統を有するボイラのガス流れ系
統を図8に示す。図8において、符号1,2,3,5,
6,8,10は図7と同じで、符号12は燃料入熱、1
3はボイラ燃焼ガス、14は過熱器パス、15は再熱器
パス、16は過熱器パスガス分配ダンパ、17は再熱器
パスガス分配ダンパ、18はボイラ排ガス、をそれぞれ
表す。
統を図8に示す。図8において、符号1,2,3,5,
6,8,10は図7と同じで、符号12は燃料入熱、1
3はボイラ燃焼ガス、14は過熱器パス、15は再熱器
パス、16は過熱器パスガス分配ダンパ、17は再熱器
パスガス分配ダンパ、18はボイラ排ガス、をそれぞれ
表す。
【0005】火炉水壁2を出たボイラ燃焼ガス13は、
吊下げ過熱器6、吊下げ再熱器10を通り、ここで分配
されて、一方は過熱器パス14に設置された横置き過熱
器5、蒸発器3、節炭器1及び過熱器パスガス分配ダン
パ16を通り、他方では再熱器パス15に設置された横
置き再熱器8、節炭器1、再熱器パスガス分配ダンパ1
7を通って、ボイラ排ガス18となって排出される。
吊下げ過熱器6、吊下げ再熱器10を通り、ここで分配
されて、一方は過熱器パス14に設置された横置き過熱
器5、蒸発器3、節炭器1及び過熱器パスガス分配ダン
パ16を通り、他方では再熱器パス15に設置された横
置き再熱器8、節炭器1、再熱器パスガス分配ダンパ1
7を通って、ボイラ排ガス18となって排出される。
【0006】ここで、吊下げ再熱器出口蒸気温度を目標
値に一致させるため、ガス分配ダンパ17は再熱器パス
15のガス流量を制御する。また、このとき過熱器パス
ガス分配ダンパ16は、再熱器パス分配ダンパ17の1
00%に対する補数となるように操作される(ガス分配
ダンパ16,17の開度指令の和を常に100%とす
る)。そして、ガス分配ダンパに設置される羽の大きさ
は、例えば10×0.5(m)である。
値に一致させるため、ガス分配ダンパ17は再熱器パス
15のガス流量を制御する。また、このとき過熱器パス
ガス分配ダンパ16は、再熱器パス分配ダンパ17の1
00%に対する補数となるように操作される(ガス分配
ダンパ16,17の開度指令の和を常に100%とす
る)。そして、ガス分配ダンパに設置される羽の大きさ
は、例えば10×0.5(m)である。
【0007】例えば、火炉水壁2でのボイラ燃焼ガス1
3の温度低下や、流量減少等の外乱に対しては、再熱器
パスガス分配ダンパ17を開方向に操作し、再熱器パス
15でのガス流量を多くすることで横置き再熱器8での
熱吸収量を増加させ、その後流側に設けられた吊り下げ
再熱器10(図7参照)の出口蒸気温度を一定に制御す
る。
3の温度低下や、流量減少等の外乱に対しては、再熱器
パスガス分配ダンパ17を開方向に操作し、再熱器パス
15でのガス流量を多くすることで横置き再熱器8での
熱吸収量を増加させ、その後流側に設けられた吊り下げ
再熱器10(図7参照)の出口蒸気温度を一定に制御す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9に、再熱器パスガ
ス分配ダンパ17のダンパ開度(%:90度に対する割
合、ガス流れに対して90°の位置が開度0%)と再熱
器パス15でのガス流量(%:全体のガス流量に対する
比率)の関係を示す。条件として負荷一定で、再熱器パ
スガス分配ダンパ17を0から100%に変動させた。
また、過熱器パス14、再熱器パス15それぞれのガス
分配ダンパ16,17の開度指令の和を常に100%と
した。
ス分配ダンパ17のダンパ開度(%:90度に対する割
合、ガス流れに対して90°の位置が開度0%)と再熱
器パス15でのガス流量(%:全体のガス流量に対する
比率)の関係を示す。条件として負荷一定で、再熱器パ
スガス分配ダンパ17を0から100%に変動させた。
また、過熱器パス14、再熱器パス15それぞれのガス
分配ダンパ16,17の開度指令の和を常に100%と
した。
【0009】図9に示すように、ガス分配ダンパ部での
完全なシールは不可能なため、再熱器パスガス分配ダン
パ17が全閉となっても、再熱器パスのガス流量は0と
はならず、ガス流量全体の29%が流れる。また、再熱
器パスガス分配ダンパ17が全開となっても、再熱器パ
スガス流量は全体の73%となる。再熱器パスガス分配
ダンパ17が全閉から全開へ変動しても再熱器パス15
のガス流量は29%から73%へと44%しか変動せ
ず、制御裕度が小さい。
完全なシールは不可能なため、再熱器パスガス分配ダン
パ17が全閉となっても、再熱器パスのガス流量は0と
はならず、ガス流量全体の29%が流れる。また、再熱
器パスガス分配ダンパ17が全開となっても、再熱器パ
スガス流量は全体の73%となる。再熱器パスガス分配
ダンパ17が全閉から全開へ変動しても再熱器パス15
のガス流量は29%から73%へと44%しか変動せ
ず、制御裕度が小さい。
【0010】ボイラの再熱蒸気温度の制御には、上述の
ガス分配ダンパ16,17を用いたガス量操作による方
法と、ボイラ排ガス18を火炉水壁2内に再循環させ、
その再循環量を操作する方法とがあり、通常、両方法を
組み合わせることが多い。しかし、近年、ボイラのコス
ト低減を図るため、ボイラ排ガス再循環による再熱蒸気
温度制御を廃止する傾向となっている。また、高負荷変
化率に対応するためにも、ガス分配ダンパ16,17に
よるガス量操作の制御裕度が大きい方が望ましい。
ガス分配ダンパ16,17を用いたガス量操作による方
法と、ボイラ排ガス18を火炉水壁2内に再循環させ、
その再循環量を操作する方法とがあり、通常、両方法を
組み合わせることが多い。しかし、近年、ボイラのコス
ト低減を図るため、ボイラ排ガス再循環による再熱蒸気
温度制御を廃止する傾向となっている。また、高負荷変
化率に対応するためにも、ガス分配ダンパ16,17に
よるガス量操作の制御裕度が大きい方が望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0012】ボイラの燃焼ガスが複数のパスに分割さ
れ、各パスを流れるガス流量を各パスに設置されたガス
分配ダンパにより調節できるボイラ装置において、各パ
スのガス流れに対して複数のガス分配ダンパを縦続して
設置する蒸気温度制御装置。
れ、各パスを流れるガス流量を各パスに設置されたガス
分配ダンパにより調節できるボイラ装置において、各パ
スのガス流れに対して複数のガス分配ダンパを縦続して
設置する蒸気温度制御装置。
【0013】また、 火炉から出たボイラの燃焼ガスが
過熱器パスと再熱器パスに分割され、一方の燃焼ガスは
前記過熱器パスに設置された過熱器パスガス分配ダンパ
を通り、他方の燃焼ガスは前記再熱器パスに設置された
再熱器パスガス分配ダンパを通ってボイラ排ガスとなる
ボイラ装置において、前記過熱器パスガス分配ダンパと
再熱器パスガス分配ダンパは、それぞれ燃焼ガスの流れ
に対して、複数段に設置され、各ガス分配ダンパの多段
におけるそれぞれのダンパの開度を同一にするととも
に、前記過熱器パスガス分配ダンパと再熱器パスガス分
配ダンパの開度指令の和を常に100%となるように制
御する蒸気温度制御装置。
過熱器パスと再熱器パスに分割され、一方の燃焼ガスは
前記過熱器パスに設置された過熱器パスガス分配ダンパ
を通り、他方の燃焼ガスは前記再熱器パスに設置された
再熱器パスガス分配ダンパを通ってボイラ排ガスとなる
ボイラ装置において、前記過熱器パスガス分配ダンパと
再熱器パスガス分配ダンパは、それぞれ燃焼ガスの流れ
に対して、複数段に設置され、各ガス分配ダンパの多段
におけるそれぞれのダンパの開度を同一にするととも
に、前記過熱器パスガス分配ダンパと再熱器パスガス分
配ダンパの開度指令の和を常に100%となるように制
御する蒸気温度制御装置。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1〜
図4を用いて以下説明する。図1において、符号1,
2,3,5,6,8,10,12〜18は図8と同じ
で、19は過熱器パス第2ガス分配ダンパ、20は再熱
器パス第2ガス分配ダンパである。各ダンパはそれぞれ
3枚の羽を有している。
図4を用いて以下説明する。図1において、符号1,
2,3,5,6,8,10,12〜18は図8と同じ
で、19は過熱器パス第2ガス分配ダンパ、20は再熱
器パス第2ガス分配ダンパである。各ダンパはそれぞれ
3枚の羽を有している。
【0015】図1に示すガス分配ダンパを上下2段に重
ねた実施形態での、再熱器パスガス分配ダンパ17の開
度指令に対するダンパ部圧力損失係数を図2に、再熱器
パスガス分配ダンパ17の開度指令に対する再熱器パス
15でのガス流量を図3に、再熱器パスガス分配ダンパ
17を静定時から全開へとステップ状に変化させた時の
再熱蒸気温度変動量(縦軸の範囲:−100〜100°
C)を図4に示す。
ねた実施形態での、再熱器パスガス分配ダンパ17の開
度指令に対するダンパ部圧力損失係数を図2に、再熱器
パスガス分配ダンパ17の開度指令に対する再熱器パス
15でのガス流量を図3に、再熱器パスガス分配ダンパ
17を静定時から全開へとステップ状に変化させた時の
再熱蒸気温度変動量(縦軸の範囲:−100〜100°
C)を図4に示す。
【0016】図2、図3、図4中において、実線はガス
分配ダンパを2段にしたもの、破線は1段のものであ
る。第2ガス分配ダンパ19,20はそれぞれの上段の
ガス分配ダンパ16,17と同じ開度となるように制御
した。また、過熱器パス14、再熱器パス15のガス分
配ダンパ16,17の開度指令の和を常に100%とし
た。
分配ダンパを2段にしたもの、破線は1段のものであ
る。第2ガス分配ダンパ19,20はそれぞれの上段の
ガス分配ダンパ16,17と同じ開度となるように制御
した。また、過熱器パス14、再熱器パス15のガス分
配ダンパ16,17の開度指令の和を常に100%とし
た。
【0017】本発明の実施形態は、概略的に云えば、図
2に示すように、過熱器パス14、再熱器パス15に設
置されたガス分配ダンパ16,17をそれぞれのパスに
縦続して複数設置することにより、再熱器パスガス分配
ダンパ17の開度に対するガス変動量を大きくしようと
するものである。
2に示すように、過熱器パス14、再熱器パス15に設
置されたガス分配ダンパ16,17をそれぞれのパスに
縦続して複数設置することにより、再熱器パスガス分配
ダンパ17の開度に対するガス変動量を大きくしようと
するものである。
【0018】次に、本発明の実施形態における機能並び
に作用についてその原理を以下説明する。過熱器パス1
4、再熱器パス15におけるそれぞれのパスのガス流量
について説明する。
に作用についてその原理を以下説明する。過熱器パス1
4、再熱器パス15におけるそれぞれのパスのガス流量
について説明する。
【0019】まず、過熱器パス14、再熱器パス15に
おけるそれぞれのパスでの圧力損失は共に等しく(1)
式のように示すことができる。
おけるそれぞれのパスでの圧力損失は共に等しく(1)
式のように示すことができる。
【0020】 ΔP =K・(Wg)2 =Ks・(Wgs)2=Kr・(Wgr)2 …(1) Wg=Wgs+Wgr …(2) ここで、ΔP :圧力損失(Kg/cm2) K :圧力損失係数(−) Wg :ボイラ燃焼排ガス流量(kg/s) Wgs:過熱器パスガス流量(kg/s) Wgr:再熱器パスガス流量(kg/s) Ks :過熱器パス圧力損失係数(s2/(m2・k
g)) Kr :再熱器パス圧力損失係数(s2/(m2・k
g)) (1)(2)式より、過熱器パス14、再熱器パス15
におけるそれぞれのパスでのガス流量は、次の(3)
(4)式に示すように、過熱器パス14及び再熱器パス
15におけるそれぞれのパスでの圧力損失係数に基づい
て決定される。
g)) Kr :再熱器パス圧力損失係数(s2/(m2・k
g)) (1)(2)式より、過熱器パス14、再熱器パス15
におけるそれぞれのパスでのガス流量は、次の(3)
(4)式に示すように、過熱器パス14及び再熱器パス
15におけるそれぞれのパスでの圧力損失係数に基づい
て決定される。
【0021】 Wgs=Wg×√(Kr)/{√(Ks)+√(Kr)} …(3) Wgr=Wg×√(Ks)/{√(Ks)+√(Kr)} …(4) 過熱器パス14、再熱器パスにおけるそれぞれのパスで
の圧力損失係数は、次の(5),(6)式に示すよう
に、それぞれのパス内に設置された横置き過熱器5、蒸
発器3、横置き再熱器8での圧力損失係数(以下、バン
ク圧力損失係数と称す)の和と、それぞれのガス分配ダ
ンパ16,17での圧力損失係数の和で表される。
の圧力損失係数は、次の(5),(6)式に示すよう
に、それぞれのパス内に設置された横置き過熱器5、蒸
発器3、横置き再熱器8での圧力損失係数(以下、バン
ク圧力損失係数と称す)の和と、それぞれのガス分配ダ
ンパ16,17での圧力損失係数の和で表される。
【0022】 Ks=Kfs+Kvs …(5) Kr=Kfr+Kvr …(6) ここで、 Kfs:過熱器パスバンク部圧力損失係数(S2/(m2
・kg)) Kvs:過熱器パスガス分配ダンパ部圧力損失係数(S
2/(m2・kg)) Kfr:再熱器パスバンク部圧力損失係数(S2/(m2
・kg)) Kvr:再熱器パスガス分配ダンパ部圧力損失係数(S
2/(m2・kg)) また、ダンパ部圧力損失係数は、次の(7),(8)式
に示すように、それぞれのガス分配ダンパ16,17の
開度の関数で表される。
・kg)) Kvs:過熱器パスガス分配ダンパ部圧力損失係数(S
2/(m2・kg)) Kfr:再熱器パスバンク部圧力損失係数(S2/(m2
・kg)) Kvr:再熱器パスガス分配ダンパ部圧力損失係数(S
2/(m2・kg)) また、ダンパ部圧力損失係数は、次の(7),(8)式
に示すように、それぞれのガス分配ダンパ16,17の
開度の関数で表される。
【0023】 Kvs=fx(θs)・(AASH)ー2 …(7) Kvr=fx(θr)・(AARH)ー2 …(8) ここで、 θs:過熱器パスガス分配ダンパ開度(%)(角度90
に対する比率) θr:再熱器パスガス分配ダンパ開度(%) AASH:過熱器パスガス分配ダンパ部ダクト開口面積
(m2) AARH:再熱器パスガス分配ダンパ部ダクト開口面積
(m2) ガス分配ダンパ16,17のダンパ開度に対するダンパ
部圧力損失係数を再熱器側ガス分配ダンパ17を例とし
て、図10に示す。ダンパ部圧力損失係数はダンパ開度
0%時に最大となり、ダンパが開くに従い小さくなり、
ダンパ開度100%でほぼ0となる。
に対する比率) θr:再熱器パスガス分配ダンパ開度(%) AASH:過熱器パスガス分配ダンパ部ダクト開口面積
(m2) AARH:再熱器パスガス分配ダンパ部ダクト開口面積
(m2) ガス分配ダンパ16,17のダンパ開度に対するダンパ
部圧力損失係数を再熱器側ガス分配ダンパ17を例とし
て、図10に示す。ダンパ部圧力損失係数はダンパ開度
0%時に最大となり、ダンパが開くに従い小さくなり、
ダンパ開度100%でほぼ0となる。
【0024】上述のように各パスでのガス流量は決定さ
れるが、再熱器パスガス分配ダンパ全開時のガス流量を
増やすには、それぞれのパスでの圧力損失係数に着目す
る。例えば、(3)、(4)式から再熱器パス圧力損失
係数を無限大に大きくすれば、次式のようになる。
れるが、再熱器パスガス分配ダンパ全開時のガス流量を
増やすには、それぞれのパスでの圧力損失係数に着目す
る。例えば、(3)、(4)式から再熱器パス圧力損失
係数を無限大に大きくすれば、次式のようになる。
【0025】 (kr→∽)limWgs =(kr→∽)lim[Wg×√(Kr)/{√(Ks)+√(Kr)}] =Wg …(9) (kr→∽)limWgr =(kr→∽)lim[Wg×√(Ks)/{√(Ks)+√(Kr)}] =0 …(10) 上記の(9)、(10)式に示すように、ガス流量は、
過熱器パスに100%流れ、再熱器パスでは0となる。
過熱器パスに100%流れ、再熱器パスでは0となる。
【0026】また、過熱器パス圧力損失係数を無限大に
大きくすれば (ks→∽)limWgs =(ks→∽)lim[Wg×√(Kr)/{√(Ks)+√(Kr)}] =0 …(11) (ks→∽)limWgr =(ks→∽)lim[Wg×√(Ks)/{√(Ks)+√(Kr)}] =Wg …(12) 上記の(11)、(12)式に示すように、ガス流量は
再熱器パスに100%流れ、過熱器パスでは0となる。
これを適用する場合、一方の圧力損失係数のみを大きく
し、他方の圧力損失係数には変化なしという条件が必要
となる。つまり、再熱器パスガス分配ダンパ17が全開
の時、再熱器パス15のガス流量を多くするには、再熱
器パス15の圧力損失係数を変えず、過熱器パス14の
圧力損失係数のみを大きくし、また、再熱器パスガス分
配ダンパ17が全閉の時のガス流量を少なくするには、
過熱器パス14の圧力損失係数を変えずに、再熱器パス
15の圧力損失係数のみを大きくするような可変抵抗体
が必要となる。
大きくすれば (ks→∽)limWgs =(ks→∽)lim[Wg×√(Kr)/{√(Ks)+√(Kr)}] =0 …(11) (ks→∽)limWgr =(ks→∽)lim[Wg×√(Ks)/{√(Ks)+√(Kr)}] =Wg …(12) 上記の(11)、(12)式に示すように、ガス流量は
再熱器パスに100%流れ、過熱器パスでは0となる。
これを適用する場合、一方の圧力損失係数のみを大きく
し、他方の圧力損失係数には変化なしという条件が必要
となる。つまり、再熱器パスガス分配ダンパ17が全開
の時、再熱器パス15のガス流量を多くするには、再熱
器パス15の圧力損失係数を変えず、過熱器パス14の
圧力損失係数のみを大きくし、また、再熱器パスガス分
配ダンパ17が全閉の時のガス流量を少なくするには、
過熱器パス14の圧力損失係数を変えずに、再熱器パス
15の圧力損失係数のみを大きくするような可変抵抗体
が必要となる。
【0027】図10に示すように、ガス分配ダンパ1
6,17での圧力損失係数は全閉時に大きく、全開時に
ほぼ0となり、上述の条件を満たす可変抵抗体である。
このガス分配ダンパ16,17を2段またはそれ以上に
重ね、また、それぞれのパスに設置されたガス分配ダン
パ16,17の開度を同じ開度で操作すれば、ダンパ全
閉時の圧力損失係数は、ガス分配ダンパの段数だけ大き
くすることができる。
6,17での圧力損失係数は全閉時に大きく、全開時に
ほぼ0となり、上述の条件を満たす可変抵抗体である。
このガス分配ダンパ16,17を2段またはそれ以上に
重ね、また、それぞれのパスに設置されたガス分配ダン
パ16,17の開度を同じ開度で操作すれば、ダンパ全
閉時の圧力損失係数は、ガス分配ダンパの段数だけ大き
くすることができる。
【0028】また、全閉時には圧力損失係数はほぼ0で
あるため、段数が増えても大きくならず、再熱器パスガ
ス分配ダンパ17の開度に対する再熱器パス15のガス
流量の変動量を大きくすることができる。
あるため、段数が増えても大きくならず、再熱器パスガ
ス分配ダンパ17の開度に対する再熱器パス15のガス
流量の変動量を大きくすることができる。
【0029】図2は、ガス分配ダンパを2段としたこと
により、全閉時のダンパ部圧力損失係数が2倍に増加し
たことを示す図である。その結果、図3に示すように、
再熱器パスガス分配ダンパ開度から全閉から全開へ10
0%変動した時の再熱器パスのガス流量の変動量は、ガ
ス分配ダンパ1段時の44%に対し、57%に増加し
た。
により、全閉時のダンパ部圧力損失係数が2倍に増加し
たことを示す図である。その結果、図3に示すように、
再熱器パスガス分配ダンパ開度から全閉から全開へ10
0%変動した時の再熱器パスのガス流量の変動量は、ガ
ス分配ダンパ1段時の44%に対し、57%に増加し
た。
【0030】ガス変動量が大きくなれば、それに伴い、
再熱蒸気温度変動量も大きくなり、図4に示すように、
再熱蒸気温度変動量の最大値は、ガス分配ダンパ1段時
の46°Cから54°Cに拡大し、ガス分配ダンパ開度
に対する再熱蒸気温度の制御裕度が大きくなった。
再熱蒸気温度変動量も大きくなり、図4に示すように、
再熱蒸気温度変動量の最大値は、ガス分配ダンパ1段時
の46°Cから54°Cに拡大し、ガス分配ダンパ開度
に対する再熱蒸気温度の制御裕度が大きくなった。
【0031】図5に本発明の他の実施形態として、ガス
分配ダンパを3段に重ねた例を示す。図5において符号
1,2,3,5,6,8,10,12〜20は図1と同
じで、21は過熱器パス第3ガス分配ダンパ、22は再
熱器パス第3ガス分配ダンパである。
分配ダンパを3段に重ねた例を示す。図5において符号
1,2,3,5,6,8,10,12〜20は図1と同
じで、21は過熱器パス第3ガス分配ダンパ、22は再
熱器パス第3ガス分配ダンパである。
【0032】以上説明したように、本発明では、その実
施形態として、ガス分配ダンパを2段、及び3段とし、
各ガス分配ダンパは3枚の羽を有したものとしたが、ガ
ス分配ダンパを4段以上としても問題はなく、羽の枚数
は何枚でもかまわない。
施形態として、ガス分配ダンパを2段、及び3段とし、
各ガス分配ダンパは3枚の羽を有したものとしたが、ガ
ス分配ダンパを4段以上としても問題はなく、羽の枚数
は何枚でもかまわない。
【0033】また、本発明の更に他の実施形態として、
図6に示すように、ガス流れに対してガス分配ダンパ1
6,17,19,20を節炭器1の上流側に設置する構
成が考えられる。再熱器8を通過するガス流量を制御す
ることで再熱蒸気温度の制御を本発明の目的としている
ため、前記構成が採用されて何等問題はない。
図6に示すように、ガス流れに対してガス分配ダンパ1
6,17,19,20を節炭器1の上流側に設置する構
成が考えられる。再熱器8を通過するガス流量を制御す
ることで再熱蒸気温度の制御を本発明の目的としている
ため、前記構成が採用されて何等問題はない。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、過熱器パス、再熱器パ
スに設置されたガス分配ダンパを複数段設置すること
で、分配ダンパの開度指令に対するガス流量の変動量を
大きくすることができ、再熱器出口蒸気温度の制御裕度
を大きくとることができる。
スに設置されたガス分配ダンパを複数段設置すること
で、分配ダンパの開度指令に対するガス流量の変動量を
大きくすることができ、再熱器出口蒸気温度の制御裕度
を大きくとることができる。
【図1】本発明の実施形態の基本的構成を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明を適用したガス分配ダンパ開度指令と再
熱器パスダンパ部圧力損失係数の関係図である。
熱器パスダンパ部圧力損失係数の関係図である。
【図3】本発明を適用したガス分配ダンパ開度指令と再
熱器パスガス流量の関係図である。
熱器パスガス流量の関係図である。
【図4】本発明を適用したガス分配ダンパでの再熱蒸気
温度特性図である。
温度特性図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態を示す図である。
【図7】変圧運転還流ボイラの流体流れ系統の従来技術
を示す図である。
を示す図である。
【図8】ガス分配系統を有するボイラのガス流れ系統の
従来技術を示す図である。
従来技術を示す図である。
【図9】従来技術におけるガス分配ダンパ開度指令に対
する再熱器パスガス流量の関係を示す図である。
する再熱器パスガス流量の関係を示す図である。
【図10】ガス分配ダンパ開度指令に対するダンパ部圧
力係数の関係を示す図である。
力係数の関係を示す図である。
1 節炭器 2 火炉水壁 3 蒸発器 4 汽水分離器 5 横置き過熱器 6 吊下げ過熱器 7 高圧タービン 8 横置き再熱器 9 再熱器中間減温器 10 吊下げ再熱器 11 中圧タービン 12 燃料入熱 13 ボイラ燃焼ガス 14 過熱器パス 15 再熱器パス 16 過熱器パスガス分配ダンパ 17 再熱器パスガス分配ダンパ 18 ボイラ排ガス 19 過熱器パス第2ガス分配ダンパ 20 再熱器パス第2ガス分配ダンパ 21 過熱器パス第3ガス分配ダンパ 22 再熱器パス第3ガス分配ダンパ
Claims (2)
- 【請求項1】 ボイラの燃焼ガスが複数のパスに分割さ
れ、各パスを流れるガス流量を各パスに設置されたガス
分配ダンパにより調節できるボイラ装置において、 各パスのガス流れに対して複数のガス分配ダンパを縦続
して設置することを特徴とする蒸気温度制御装置。 - 【請求項2】 火炉から出たボイラの燃焼ガスが過熱器
パスと再熱器パスに分割され、一方の燃焼ガスは前記過
熱器パスに設置された過熱器パスガス分配ダンパを通
り、他方の燃焼ガスは前記再熱器パスに設置された再熱
器パスガス分配ダンパを通ってボイラ排ガスとなるボイ
ラ装置において、 前記過熱器パスガス分配ダンパと再熱器パスガス分配ダ
ンパは、それぞれ燃焼ガスの流れに対して、複数段に設
置され、 各ガス分配ダンパの多段におけるそれぞれのダンパの開
度を同一にするとともに、 前記過熱器パスガス分配ダンパと再熱器パスガス分配ダ
ンパの開度指令の和を常に100%となるように制御す
ることを特徴とする蒸気温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7771798A JPH11270806A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 蒸気温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7771798A JPH11270806A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 蒸気温度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270806A true JPH11270806A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13641651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7771798A Pending JPH11270806A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 蒸気温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270806A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012215340A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気送気システム及び蒸気送気方法 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP7771798A patent/JPH11270806A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012215340A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気送気システム及び蒸気送気方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060403 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
| A02 | Decision of refusal |
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