JPH11271222A - 尿検査方法 - Google Patents
尿検査方法Info
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- JPH11271222A JPH11271222A JP7601198A JP7601198A JPH11271222A JP H11271222 A JPH11271222 A JP H11271222A JP 7601198 A JP7601198 A JP 7601198A JP 7601198 A JP7601198 A JP 7601198A JP H11271222 A JPH11271222 A JP H11271222A
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- urine
- light
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試薬や試験紙等を用いずに尿中のグルコース
量を測定して高精度に尿検査を行うことができる尿検査
方法を提供すること。 【解決手段】 1600〜1680nmの領域に波長を有する光と
2100〜2300nmの領域に波長を有する光の少なくとも一方
を尿に照射して、その尿を透過した光から得られた吸収
スペクトルに対して微分演算処理を行うことにより尿中
のグルコース量を測定する方法であって、1600〜1680nm
の領域に波長を有する光を利用して測定する時の光路長
を、2100〜2300nmの領域に波長を有する光を利用して測
定する時の光路長よりも長くする。
量を測定して高精度に尿検査を行うことができる尿検査
方法を提供すること。 【解決手段】 1600〜1680nmの領域に波長を有する光と
2100〜2300nmの領域に波長を有する光の少なくとも一方
を尿に照射して、その尿を透過した光から得られた吸収
スペクトルに対して微分演算処理を行うことにより尿中
のグルコース量を測定する方法であって、1600〜1680nm
の領域に波長を有する光を利用して測定する時の光路長
を、2100〜2300nmの領域に波長を有する光を利用して測
定する時の光路長よりも長くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試薬や試験紙等を
用いずに吸光光度法等の光学的方法によって尿中成分を
検査する尿検査方法に関する。
用いずに吸光光度法等の光学的方法によって尿中成分を
検査する尿検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的な尿検査方法としては、特開昭6
3−94158号公報や特開平2−27262号公報に
記載されているように、試験紙上に塗布した試薬と検査
尿の呈色反応を光学的に測定する方法が一般的である。
しかしながら、上記方法は、試薬や試験紙等の消耗品が
必要になるといったことや、媒介反応を介した間接法で
あるために潜在的な誤差が生じ易いといった問題がある
ことから、試薬や試験紙等を使用せずに尿検査を行う方
法が望まれている。
3−94158号公報や特開平2−27262号公報に
記載されているように、試験紙上に塗布した試薬と検査
尿の呈色反応を光学的に測定する方法が一般的である。
しかしながら、上記方法は、試薬や試験紙等の消耗品が
必要になるといったことや、媒介反応を介した間接法で
あるために潜在的な誤差が生じ易いといった問題がある
ことから、試薬や試験紙等を使用せずに尿検査を行う方
法が望まれている。
【0003】ところで、試薬や試験紙等を使用しない尿
検査方法としては、特開平9−145605号公報に記
載されているような検糖計の原理を応用した方法や、特
開平9−171015号公報に記載されているようなラ
マン分光法を用いた方法が知られている。
検査方法としては、特開平9−145605号公報に記
載されているような検糖計の原理を応用した方法や、特
開平9−171015号公報に記載されているようなラ
マン分光法を用いた方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、試薬に
よる呈色反応を利用するものは主に反射光測定による比
色法を採用していたため、測定試料の光路長を考慮する
必要がなかったものの、検糖計を利用した検査方法で
は、可視光を使用するため、透明である水の影響を受け
難いが、ラマン分光法を用いた方法のように近赤外光を
利用して尿を直接判定する方法の場合には、尿の主成分
である水の吸収が検査に大きく影響する。特に、1400nm
付近や1900nm付近の波長での水の吸収は大きく、尿中の
光路長を考慮した計測をしなければ正確な計測結果を出
すことができない。
よる呈色反応を利用するものは主に反射光測定による比
色法を採用していたため、測定試料の光路長を考慮する
必要がなかったものの、検糖計を利用した検査方法で
は、可視光を使用するため、透明である水の影響を受け
難いが、ラマン分光法を用いた方法のように近赤外光を
利用して尿を直接判定する方法の場合には、尿の主成分
である水の吸収が検査に大きく影響する。特に、1400nm
付近や1900nm付近の波長での水の吸収は大きく、尿中の
光路長を考慮した計測をしなければ正確な計測結果を出
すことができない。
【0005】ところで、尿中のグルコース量は尿検査項
目としての利用価値が高く、また、波長1600〜1680nmな
らびに2100〜2300nm付近の吸光特性がグルコース濃度と
大きな相関があることも解っている。
目としての利用価値が高く、また、波長1600〜1680nmな
らびに2100〜2300nm付近の吸光特性がグルコース濃度と
大きな相関があることも解っている。
【0006】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、試薬や試験紙等を用いずに尿中のグルコース量を
測定して高精度に尿検査を行うことができるようにする
ことを目的としている。
目し、試薬や試験紙等を用いずに尿中のグルコース量を
測定して高精度に尿検査を行うことができるようにする
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、1600〜1680nmの領域に波
長を有する光と2100〜2300nmの領域に波長を有する光の
少なくとも一方を尿に照射して、その尿を透過した光か
ら尿中のグルコース量を測定する方法とした。また、請
求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、
尿を透過した光から得られた吸収スペクトルに対して微
分演算処理を行うことにより尿中のグルコース量を測定
する方法とし、請求項3記載の発明では、請求項1また
は2記載の発明において、1600〜1680nmの領域に波長を
有する光を利用して尿中のグルコース量を測定する時に
は、2100〜2300nmの領域に波長を有する光を利用して尿
中のグルコース量を測定する時よりも尿中の光路長を長
くする方法とした。
に、請求項1記載の発明では、1600〜1680nmの領域に波
長を有する光と2100〜2300nmの領域に波長を有する光の
少なくとも一方を尿に照射して、その尿を透過した光か
ら尿中のグルコース量を測定する方法とした。また、請
求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、
尿を透過した光から得られた吸収スペクトルに対して微
分演算処理を行うことにより尿中のグルコース量を測定
する方法とし、請求項3記載の発明では、請求項1また
は2記載の発明において、1600〜1680nmの領域に波長を
有する光を利用して尿中のグルコース量を測定する時に
は、2100〜2300nmの領域に波長を有する光を利用して尿
中のグルコース量を測定する時よりも尿中の光路長を長
くする方法とした。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、グルコース濃度との
相関が大きい1600〜1680nmの領域に波長を有する光と21
00〜2300nmの領域に波長を有する光の少なくとも一方を
尿に照射して、その尿を透過した光から尿中のグルコー
ス量を測定するので、試薬や試験紙等を用いずに尿中の
グルコース量によって尿検査を行なうことができる。
相関が大きい1600〜1680nmの領域に波長を有する光と21
00〜2300nmの領域に波長を有する光の少なくとも一方を
尿に照射して、その尿を透過した光から尿中のグルコー
ス量を測定するので、試薬や試験紙等を用いずに尿中の
グルコース量によって尿検査を行なうことができる。
【0009】請求項2記載の発明では、尿中の成分量を
定量化するのに有効な微分演算処理を用いて尿中のグル
コース量を測定するので、正確にグルコース量を測定す
ることができ、測定精度の向上を図ることができる。
定量化するのに有効な微分演算処理を用いて尿中のグル
コース量を測定するので、正確にグルコース量を測定す
ることができ、測定精度の向上を図ることができる。
【0010】請求項3記載の発明では、1600〜1680nmの
領域に波長を有する光を利用して尿中のグルコース量を
測定する時には、2100〜2300nmの領域に波長を有する光
を利用して尿中のグルコース量を測定する時よりも、尿
中の光路長を長くしたので、水の吸光度を考慮した最適
な光路長で尿中のグルコース量を測定することができ、
測定精度の向上を図ることができる。
領域に波長を有する光を利用して尿中のグルコース量を
測定する時には、2100〜2300nmの領域に波長を有する光
を利用して尿中のグルコース量を測定する時よりも、尿
中の光路長を長くしたので、水の吸光度を考慮した最適
な光路長で尿中のグルコース量を測定することができ、
測定精度の向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態の尿検査方法に
ついて詳述する。図1は尿検査装置の構成を示すブロッ
ク図で、この尿検査装置は、検査装置制御部1と、光源
部2と、分光器3と、波長制御部4と、光路長制御部5
と、受光部7と、演算計測部8と、メモリ部9と、表示
部10と、で構成されている。
ついて詳述する。図1は尿検査装置の構成を示すブロッ
ク図で、この尿検査装置は、検査装置制御部1と、光源
部2と、分光器3と、波長制御部4と、光路長制御部5
と、受光部7と、演算計測部8と、メモリ部9と、表示
部10と、で構成されている。
【0012】前記検査装置制御部1は、光源部2と波長
制御部4と光路長制御部5と演算計測部8とメモリ部9
と表示部10とを制御する。前記光源部2は、近赤外光
域において十分な強度の光を安定的に出力できる白色光
源を使用している。前記分光器3は、前記光源部2から
出力された光を分光するもので、スリットやグレーティ
ングを使用している。前記波長制御部4は、前記分光器
3から出力される光の波長を制御する回路である。前記
受光部7は、尿6を入れる検査容器内に設けられ、前記
分光器3から出力された光を受光するもので、前記検査
容器内を前記分光器3と離間ならびに近接する方向へ移
動可能になっている。前記光路長制御部5は、前記受光
部7を移動させることにより前記分光器3と前記受光部
7との間の距離すなわち光路長を制御する回路で、分光
器3から出力される光が長波長である程、光路長が短く
なるような制御を行う。例えば、波長1400nmまでの吸光
度測定時には光路長を1cmにし、波長1600nm付近の吸光
度測定時には光路長を1mmにし、波長2200nm付近の吸光
度測定時には光路長を1mm以下にするようになってい
る。
制御部4と光路長制御部5と演算計測部8とメモリ部9
と表示部10とを制御する。前記光源部2は、近赤外光
域において十分な強度の光を安定的に出力できる白色光
源を使用している。前記分光器3は、前記光源部2から
出力された光を分光するもので、スリットやグレーティ
ングを使用している。前記波長制御部4は、前記分光器
3から出力される光の波長を制御する回路である。前記
受光部7は、尿6を入れる検査容器内に設けられ、前記
分光器3から出力された光を受光するもので、前記検査
容器内を前記分光器3と離間ならびに近接する方向へ移
動可能になっている。前記光路長制御部5は、前記受光
部7を移動させることにより前記分光器3と前記受光部
7との間の距離すなわち光路長を制御する回路で、分光
器3から出力される光が長波長である程、光路長が短く
なるような制御を行う。例えば、波長1400nmまでの吸光
度測定時には光路長を1cmにし、波長1600nm付近の吸光
度測定時には光路長を1mmにし、波長2200nm付近の吸光
度測定時には光路長を1mm以下にするようになってい
る。
【0013】前記メモリ部9には、検査容器に尿6が入
る前の状態、つまり、前記分光器3と前記受光部7との
間に空気が存在している場合の受光部7における光強度
が記憶されている。前記演算計測部8は、前記メモリ部
に記憶されたリファレンスを用い、微分処理に必要な微
小区間の連続吸収スペクトルを求めると共に、その連続
吸収スペクトルに対して2回の微分演算処理を行って2
次微分スペクトルを求める回路である。前記表示部10
は、前記演算計測部8で測定された結果を表示する。
る前の状態、つまり、前記分光器3と前記受光部7との
間に空気が存在している場合の受光部7における光強度
が記憶されている。前記演算計測部8は、前記メモリ部
に記憶されたリファレンスを用い、微分処理に必要な微
小区間の連続吸収スペクトルを求めると共に、その連続
吸収スペクトルに対して2回の微分演算処理を行って2
次微分スペクトルを求める回路である。前記表示部10
は、前記演算計測部8で測定された結果を表示する。
【0014】つまり、この検査装置を使用することによ
り、測定者が光路長の条件を意識しなくても、自動的に
測定波長に応じた最適光路長で吸光度を測定することが
できることになる。
り、測定者が光路長の条件を意識しなくても、自動的に
測定波長に応じた最適光路長で吸光度を測定することが
できることになる。
【0015】図2は、赤外線域における水の吸光度特性
を示す図である。この図で解るように、水は波長1200nm
付近まではほとんど吸光しない。そのため、1200nm以下
の波長においては、試料に含まれる物質による吸光を強
調して計測するために光路長を長くするのがよい。尿の
ようにそのほとんどが水である試料の場合には水の吸光
がほとんどないため、光路長 1〜10cm程度でも十分に測
定可能な透過光が得られる。また、波長1400nm付近と19
00nm付近とに吸光ピークがあり、その吸光ピークを境に
長波長になるに従い吸光度は極端に増加していく。つま
り、波長1200nm以上での測定においては、試料の光路長
を極端に短くしなければ試料中を光が透過できなくなり
測定が不可能になり、1700nm以上では試料の光路長を更
に短くしなければ試料中を光が透過できなくなり測定が
不可能になる。よって、波長1200nm以上で尿を検査する
場合には、1cm以下の光路長が好ましい。
を示す図である。この図で解るように、水は波長1200nm
付近まではほとんど吸光しない。そのため、1200nm以下
の波長においては、試料に含まれる物質による吸光を強
調して計測するために光路長を長くするのがよい。尿の
ようにそのほとんどが水である試料の場合には水の吸光
がほとんどないため、光路長 1〜10cm程度でも十分に測
定可能な透過光が得られる。また、波長1400nm付近と19
00nm付近とに吸光ピークがあり、その吸光ピークを境に
長波長になるに従い吸光度は極端に増加していく。つま
り、波長1200nm以上での測定においては、試料の光路長
を極端に短くしなければ試料中を光が透過できなくなり
測定が不可能になり、1700nm以上では試料の光路長を更
に短くしなければ試料中を光が透過できなくなり測定が
不可能になる。よって、波長1200nm以上で尿を検査する
場合には、1cm以下の光路長が好ましい。
【0016】図3はグルコースの吸光度特性を示す図
で、この図から、波長域1600〜1680nmと波長域2100〜23
00nmにグルコースの吸光ピークがあることが解る。つま
り、尿検査を行うにあたって、グルコースとの相関性が
大きい波長域1600〜1680nmと波長域2100〜2300nmの吸光
度を測定することにより、グルコース量を測定すること
ができる。なお、上記波長域内においては、複数箇所の
波長で測定を行っても、単数箇所の波長で測定を行って
もよく、また、上記波長域内の測定結果に上記波長域以
外の測定結果を加えてもよい。ちなみに、微分処理を行
うためには、ある程度狭い波長域について細かく連続的
に吸光度を測定することが前提となるため、上記の箇所
が最終的に得られた微分結果を意味する場合には、単数
箇所でも実際には多数の波長で吸光度測定した結果を意
味することになる。
で、この図から、波長域1600〜1680nmと波長域2100〜23
00nmにグルコースの吸光ピークがあることが解る。つま
り、尿検査を行うにあたって、グルコースとの相関性が
大きい波長域1600〜1680nmと波長域2100〜2300nmの吸光
度を測定することにより、グルコース量を測定すること
ができる。なお、上記波長域内においては、複数箇所の
波長で測定を行っても、単数箇所の波長で測定を行って
もよく、また、上記波長域内の測定結果に上記波長域以
外の測定結果を加えてもよい。ちなみに、微分処理を行
うためには、ある程度狭い波長域について細かく連続的
に吸光度を測定することが前提となるため、上記の箇所
が最終的に得られた微分結果を意味する場合には、単数
箇所でも実際には多数の波長で吸光度測定した結果を意
味することになる。
【0017】図4は尿吸光度の2次微分スペクトルを示
す図で、図中に示された線(5水準、N=3)は、正常
な尿中に予め5水準に決めたグルコース濃度となるよう
に作成したサンプルの結果である。この図から、グルコ
ース濃度によって2次微分値に違いが表れているのが確
認できる。ただし、ここで示すデータは、波長域1600〜
1680nmと波長域2100〜2300nmのデータの一部である。
す図で、図中に示された線(5水準、N=3)は、正常
な尿中に予め5水準に決めたグルコース濃度となるよう
に作成したサンプルの結果である。この図から、グルコ
ース濃度によって2次微分値に違いが表れているのが確
認できる。ただし、ここで示すデータは、波長域1600〜
1680nmと波長域2100〜2300nmのデータの一部である。
【0018】図5は近赤外吸光度から推定した尿中グル
コース量と真の尿中グルコース量の関係を示す図で、こ
の図から推定値と真値とがほぼ一値していることが解
る。
コース量と真の尿中グルコース量の関係を示す図で、こ
の図から推定値と真値とがほぼ一値していることが解
る。
【0019】本実施の形態の尿検査方法は、これらを考
え合わせた合理的な検査方法であって、すなわち、上記
検査装置を用い、グルコース濃度との相関が大きい1600
〜1680nmの領域に波長を有する光を尿に照射して、その
尿を透過した光から尿中のグルコース量を測定すると共
に、同様にして、グルコース濃度との相関が大きい2100
〜2300nmの領域に波長を有する光を尿に照射して、その
尿を透過した光から尿中のグルコース量を測定する方法
である。つまり、尿検査に最適な測定波長と、その測定
波長に最適な光路長と、微分処理とを組み合わせた方法
であるので、従来難しかった尿の直接検査が容易に可能
となる。
え合わせた合理的な検査方法であって、すなわち、上記
検査装置を用い、グルコース濃度との相関が大きい1600
〜1680nmの領域に波長を有する光を尿に照射して、その
尿を透過した光から尿中のグルコース量を測定すると共
に、同様にして、グルコース濃度との相関が大きい2100
〜2300nmの領域に波長を有する光を尿に照射して、その
尿を透過した光から尿中のグルコース量を測定する方法
である。つまり、尿検査に最適な測定波長と、その測定
波長に最適な光路長と、微分処理とを組み合わせた方法
であるので、従来難しかった尿の直接検査が容易に可能
となる。
【0020】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、分光器と受光部との間の距離を制御す
ることで光路長を変えるようにしたが、光路長は別の手
段で調整するようにしてもよい。例えば、図6に示すよ
うな平面形状L時形の検査容器11に尿を入れるように
し、この検査容器11を分光器と受光部との間で動か
し、光路長を変えるようにしてもよい。更に、図6の検
査容器11に代えて、図7に示すような平面三角形状の
検査容器12を用いてもよい。
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、分光器と受光部との間の距離を制御す
ることで光路長を変えるようにしたが、光路長は別の手
段で調整するようにしてもよい。例えば、図6に示すよ
うな平面形状L時形の検査容器11に尿を入れるように
し、この検査容器11を分光器と受光部との間で動か
し、光路長を変えるようにしてもよい。更に、図6の検
査容器11に代えて、図7に示すような平面三角形状の
検査容器12を用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明にあっては、グルコース濃度との相関が大きい1600〜
1680nmの領域に波長を有する光と2100〜2300nmの領域に
波長を有する光の少なくとも一方を尿に照射して、その
尿を透過した光から尿中のグルコース量を測定するの
で、試薬や試験紙等を用いずに尿中のグルコース量を測
定して尿検査を行うことができるという効果が得られ
る。
明にあっては、グルコース濃度との相関が大きい1600〜
1680nmの領域に波長を有する光と2100〜2300nmの領域に
波長を有する光の少なくとも一方を尿に照射して、その
尿を透過した光から尿中のグルコース量を測定するの
で、試薬や試験紙等を用いずに尿中のグルコース量を測
定して尿検査を行うことができるという効果が得られ
る。
【0022】請求項2記載の発明にあっては、微分演算
処理を用いて尿中のグルコース量を測定するので、正確
なグルコース量を測定することができ、測定精度の向上
を図ることができるという効果が得られる。
処理を用いて尿中のグルコース量を測定するので、正確
なグルコース量を測定することができ、測定精度の向上
を図ることができるという効果が得られる。
【0023】請求項3記載の発明にあっては、1600〜16
80nmの領域に波長を有する光を利用して尿中のグルコー
ス量を測定する時には、2100〜2300nmの領域に波長を有
する光を利用して尿中のグルコース量を測定する時より
も、尿中の光路長を長くしたので、水の吸光度を考慮し
た最適な光路長で尿中のグルコース量を測定することが
でき、測定精度の向上を図ることができるという効果が
得られる。
80nmの領域に波長を有する光を利用して尿中のグルコー
ス量を測定する時には、2100〜2300nmの領域に波長を有
する光を利用して尿中のグルコース量を測定する時より
も、尿中の光路長を長くしたので、水の吸光度を考慮し
た最適な光路長で尿中のグルコース量を測定することが
でき、測定精度の向上を図ることができるという効果が
得られる。
【図1】 尿検査装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 赤外線域における水の吸光度特性を示す図で
ある。
ある。
【図3】 グルコースの吸光度特性を示す図である。
【図4】 尿吸光度の2次微分スペクトルを示す図であ
る。
る。
【図5】 近赤外吸光度から推定した尿中グルコース量
と真の尿中グルコース量との関係を示す図である。
と真の尿中グルコース量との関係を示す図である。
【図6】 検査容器を示す(i)斜視図と(ii)平面図
である。
である。
【図7】 検査容器を示す(i)斜視図と(ii)平面図
である。
である。
1 検査装置制御部 2 光源部 3 分光器 4 波長制御部 5 光路長制御部 6 尿 7 受光部 8 演算計測部 9 メモリ部 10 表示部 11,12 検査容器
Claims (3)
- 【請求項1】1600〜1680nmの領域に波長を有する光と21
00〜2300nmの領域に波長を有する光の少なくとも一方を
尿に照射して、その尿を透過した光から尿中のグルコー
ス量を測定することを特徴とする尿検査方法。 - 【請求項2】尿を透過した光から得られた吸収スペクト
ルに対して微分演算処理を行うことにより尿中のグルコ
ース量を測定することを特徴とする請求項1記載の尿検
査方法。 - 【請求項3】1600〜1680nmの領域に波長を有する光を利
用して尿中のグルコース量を測定する時には、2100〜23
00nmの領域に波長を有する光を利用して尿中のグルコー
ス量を測定する時よりも、尿中の光路長を長くすること
を特徴とする請求項1または2記載の尿検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7601198A JPH11271222A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 尿検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7601198A JPH11271222A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 尿検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271222A true JPH11271222A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13592887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7601198A Pending JPH11271222A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 尿検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11271222A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006517670A (ja) * | 2003-02-04 | 2006-07-27 | ジ アドミニストレイターズ オブ ザ チューレン エデュケイショナル ファンド | マリノブファゲニンの増加を利用して子癇前症の有無を判定する方法及び関連装置 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP7601198A patent/JPH11271222A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006517670A (ja) * | 2003-02-04 | 2006-07-27 | ジ アドミニストレイターズ オブ ザ チューレン エデュケイショナル ファンド | マリノブファゲニンの増加を利用して子癇前症の有無を判定する方法及び関連装置 |
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