JPH11271460A - 埋設物探査識別装置 - Google Patents
埋設物探査識別装置Info
- Publication number
- JPH11271460A JPH11271460A JP10092636A JP9263698A JPH11271460A JP H11271460 A JPH11271460 A JP H11271460A JP 10092636 A JP10092636 A JP 10092636A JP 9263698 A JP9263698 A JP 9263698A JP H11271460 A JPH11271460 A JP H11271460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonance
- buried
- wave
- specific frequency
- echo wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 12
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 48
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 abstract description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 7
- 238000009933 burial Methods 0.000 abstract description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 23
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 12
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 10
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 10
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 8
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 6
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 6
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 6
- 239000010408 film Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 2
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 埋設物の探査や種類、埋設日時等の埋設情報
の識別を、掘削前に容易に行なうことができ、しかも埋
設コストが安価である埋設物探査識別装置を提供するこ
と。 【解決手段】 特定の周波数の電波に感応してエコー波
を発振するLC共振回路を備えた共振ラベル3と、この
共振ラベル3に任意の周波数帯域の電波を送信し共振ラ
ベル3からのエコー波を受信するアンテナ4と、このア
ンテナ4で受信した特定の周波数のエコー波に対応させ
た案内情報を与える携帯スキャナ5とを備え、この携帯
スキャナ5は、アンテナ4に電気的に接続され、周波数
5〜60Hzの範囲の周波数帯域を送受信する送受信回
路6と、データメモリを備えた検知回路7と、スピーカ
9を備えた出力回路8とから構成されている。
の識別を、掘削前に容易に行なうことができ、しかも埋
設コストが安価である埋設物探査識別装置を提供するこ
と。 【解決手段】 特定の周波数の電波に感応してエコー波
を発振するLC共振回路を備えた共振ラベル3と、この
共振ラベル3に任意の周波数帯域の電波を送信し共振ラ
ベル3からのエコー波を受信するアンテナ4と、このア
ンテナ4で受信した特定の周波数のエコー波に対応させ
た案内情報を与える携帯スキャナ5とを備え、この携帯
スキャナ5は、アンテナ4に電気的に接続され、周波数
5〜60Hzの範囲の周波数帯域を送受信する送受信回
路6と、データメモリを備えた検知回路7と、スピーカ
9を備えた出力回路8とから構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中や壁等に埋設
された埋設物を探査および識別する埋設物探査識別装置
に関するものである。
された埋設物を探査および識別する埋設物探査識別装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、通信ケーブルやガス管などの
埋設管が地中に敷設されていることを掘削工事の作業者
に示すための方法として、埋設管の敷設時にこの埋設管
と地表との間にカラーシートを埋設する方法が一般的に
行なわれている。後日、掘削作業者が重機等で掘削作業
を行なっているときに、カラーシートを掘り起こすこと
によって下方に埋設管が敷設されているのが確認でき、
重機等による埋設管の破損や事故等を防止することがで
きる。
埋設管が地中に敷設されていることを掘削工事の作業者
に示すための方法として、埋設管の敷設時にこの埋設管
と地表との間にカラーシートを埋設する方法が一般的に
行なわれている。後日、掘削作業者が重機等で掘削作業
を行なっているときに、カラーシートを掘り起こすこと
によって下方に埋設管が敷設されているのが確認でき、
重機等による埋設管の破損や事故等を防止することがで
きる。
【0003】この方法によれば、掘削作業者はカラーシ
ートの下方にある埋設管の位置をほとんど把握すること
ができるし、埋設管ごとにシートを色分けしておけば
(例えば、ガス管は緑色、電力線はオレンジ色など)、
下方に敷設されている埋設管の種類を識別することがで
きる。さらに、シート表面に注記事項を記載しておき、
作業者により細かい情報を示すことも可能である。
ートの下方にある埋設管の位置をほとんど把握すること
ができるし、埋設管ごとにシートを色分けしておけば
(例えば、ガス管は緑色、電力線はオレンジ色など)、
下方に敷設されている埋設管の種類を識別することがで
きる。さらに、シート表面に注記事項を記載しておき、
作業者により細かい情報を示すことも可能である。
【0004】また、最近では、埋設管の探査および識別
を行なう方法として、埋設情報の書き込みや読み出しが
可能なメモリチップを備えた標識装置を、埋設管を敷設
する際に埋設管の継手ごとに付設しておく方法も行なわ
れている。これは、埋設管の埋設位置を、地表面に沿っ
て移動しながら探査していくもので、地上から探査装置
が無線信号を地面方向に送信し、もし真下に標識装置が
あれば、この標識装置が無線信号に基づく受信信号から
起電力を発生する。そして、この起電力でメモリから埋
設情報を読み出して探査装置に信号を送信し、探査装置
に設けられた画面に埋設情報が表示されることによって
埋設情報を得ることができる。
を行なう方法として、埋設情報の書き込みや読み出しが
可能なメモリチップを備えた標識装置を、埋設管を敷設
する際に埋設管の継手ごとに付設しておく方法も行なわ
れている。これは、埋設管の埋設位置を、地表面に沿っ
て移動しながら探査していくもので、地上から探査装置
が無線信号を地面方向に送信し、もし真下に標識装置が
あれば、この標識装置が無線信号に基づく受信信号から
起電力を発生する。そして、この起電力でメモリから埋
設情報を読み出して探査装置に信号を送信し、探査装置
に設けられた画面に埋設情報が表示されることによって
埋設情報を得ることができる。
【0005】この方法によれば、掘削作業を行なうこと
なく埋設管の位置を容易に探査することができ、さら
に、管種や埋設日時など多種多量の埋設情報の書き込み
および読み出しが可能である。
なく埋設管の位置を容易に探査することができ、さら
に、管種や埋設日時など多種多量の埋設情報の書き込み
および読み出しが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の方法のうち前者においては、図面等に記載されて
いる埋設位置と実際に埋設されている位置とにずれが生
じている場合には、カラーテープおよび埋設管を探査す
るのが困難であり、無駄な掘削作業が増えるため作業コ
ストの上昇を伴うという問題点があった。また、掘削機
器などで過って埋設管を破損させてしまう可能性があ
り、特に、高圧電線の場合などは大事故につながる危険
性がある。
従来の方法のうち前者においては、図面等に記載されて
いる埋設位置と実際に埋設されている位置とにずれが生
じている場合には、カラーテープおよび埋設管を探査す
るのが困難であり、無駄な掘削作業が増えるため作業コ
ストの上昇を伴うという問題点があった。また、掘削機
器などで過って埋設管を破損させてしまう可能性があ
り、特に、高圧電線の場合などは大事故につながる危険
性がある。
【0007】また、後者においては、埋設管の継手の位
置だけしか探査できないため、探査した継手からどの方
向に埋設管が伸びているかが不明であり、埋設管位置の
追跡が困難であるという問題点があった。この問題点
は、標識装置を継手部分だけでなく管部分にも付設する
ことである程度解消されるが、多くの標識装置を使用す
ると大幅なコストアップを招いてしまうし、標識装置の
精度を維持するためには、製造コストおよび品質維持・
管理コストも上昇してしまうという問題点があった。
置だけしか探査できないため、探査した継手からどの方
向に埋設管が伸びているかが不明であり、埋設管位置の
追跡が困難であるという問題点があった。この問題点
は、標識装置を継手部分だけでなく管部分にも付設する
ことである程度解消されるが、多くの標識装置を使用す
ると大幅なコストアップを招いてしまうし、標識装置の
精度を維持するためには、製造コストおよび品質維持・
管理コストも上昇してしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたものであり、埋設物の探査および種類や埋設日
時等の埋設情報の識別を容易に行なうことができ、しか
も安価な埋設物探査識別装置を提供することを目的とし
ている。
なされたものであり、埋設物の探査および種類や埋設日
時等の埋設情報の識別を容易に行なうことができ、しか
も安価な埋設物探査識別装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明請求項
1記載の埋設物探査識別装置では、埋設物の近傍に埋設
され、特定の周波数の電波に感応共振してエコー波を発
振するLC共振回路を備えフィルム状に形成された共振
手段と、この共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信
する送信手段と、前記共振手段が発振する特定の周波数
のエコー波を受信する受信手段と、この受信手段で受信
した特定の周波数のエコー波に対応させた案内情報を出
力する案内情報出力手段と、からなる構成とした。
1記載の埋設物探査識別装置では、埋設物の近傍に埋設
され、特定の周波数の電波に感応共振してエコー波を発
振するLC共振回路を備えフィルム状に形成された共振
手段と、この共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信
する送信手段と、前記共振手段が発振する特定の周波数
のエコー波を受信する受信手段と、この受信手段で受信
した特定の周波数のエコー波に対応させた案内情報を出
力する案内情報出力手段と、からなる構成とした。
【0010】請求項2記載の発明では、埋設された長尺
物の近傍に埋設され、特定の周波数の電波に感応共振し
てエコー波を発振するLC共振回路を備えた共振手段
と、この共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信し、
この共振手段からの特定の周波数のエコー波を受信する
アンテナと、このアンテナで受信した特定の周波数のエ
コー波に対応させた案内情報を出力する携帯スキャナ
と、を備えた埋設物探査識別装置であって、前記共振手
段が、渦巻状の導体箔からなるインダクタンス素子と、
このインダクタンス素子の少なくとも一部に固着された
誘電体からなるキャパシタンス素子とから構成される共
振ラベルによるものであり、この共振ラベルは、前記誘
電体の両面に形成された同巻方向の一対の渦巻状導体箔
からなる積層構造の回路ユニットを有し、一方側の渦巻
状導体箔の渦巻パターンと、他方側の渦巻状導体箔の渦
巻パターンとが前記誘電体を介して分布容量的に結合さ
れ、かつ、前記回路ユニットが複数個連続している構成
とした。
物の近傍に埋設され、特定の周波数の電波に感応共振し
てエコー波を発振するLC共振回路を備えた共振手段
と、この共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信し、
この共振手段からの特定の周波数のエコー波を受信する
アンテナと、このアンテナで受信した特定の周波数のエ
コー波に対応させた案内情報を出力する携帯スキャナ
と、を備えた埋設物探査識別装置であって、前記共振手
段が、渦巻状の導体箔からなるインダクタンス素子と、
このインダクタンス素子の少なくとも一部に固着された
誘電体からなるキャパシタンス素子とから構成される共
振ラベルによるものであり、この共振ラベルは、前記誘
電体の両面に形成された同巻方向の一対の渦巻状導体箔
からなる積層構造の回路ユニットを有し、一方側の渦巻
状導体箔の渦巻パターンと、他方側の渦巻状導体箔の渦
巻パターンとが前記誘電体を介して分布容量的に結合さ
れ、かつ、前記回路ユニットが複数個連続している構成
とした。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
埋設物探査識別装置において、前記共振手段が、複数の
案内情報に応じた共振周波数の異なる複数の共振ラベル
の組み合わせからなる構成とした。
埋設物探査識別装置において、前記共振手段が、複数の
案内情報に応じた共振周波数の異なる複数の共振ラベル
の組み合わせからなる構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態にか
かる埋設物探査識別装置の構成を示す説明図である。
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態にか
かる埋設物探査識別装置の構成を示す説明図である。
【0013】図に示すように、本実施の形態の埋設物探
査識別装置は、特定の周波数の電波に感応してエコー波
を発振するLC共振回路を備えた共振ラベル3と、この
共振ラベル3に任意の周波数帯域の電波を送信し、前記
共振ラベル3からのエコー波を受信するアンテナ4と、
このアンテナ4で受信した特定の周波数のエコー波に対
応させた案内情報を与える携帯スキャナ5とを備えてい
る。そして、この携帯スキャナ5は、アンテナ4に電気
的に接続され、周波数5〜60Hzの範囲の周波数帯域
を送受信する送受信回路6と、データメモリを備えた検
知回路7と、スピーカ9を備えた出力回路8(ボリュー
ム調整可能)とから構成されている。
査識別装置は、特定の周波数の電波に感応してエコー波
を発振するLC共振回路を備えた共振ラベル3と、この
共振ラベル3に任意の周波数帯域の電波を送信し、前記
共振ラベル3からのエコー波を受信するアンテナ4と、
このアンテナ4で受信した特定の周波数のエコー波に対
応させた案内情報を与える携帯スキャナ5とを備えてい
る。そして、この携帯スキャナ5は、アンテナ4に電気
的に接続され、周波数5〜60Hzの範囲の周波数帯域
を送受信する送受信回路6と、データメモリを備えた検
知回路7と、スピーカ9を備えた出力回路8(ボリュー
ム調整可能)とから構成されている。
【0014】前記共振ラベル3は、渦巻状の導体箔から
なるインダクタンス素子と、このインダクタンス素子の
少なくとも一部に固着された誘電体からなるキャパシタ
ンス素子とからなり、前記誘電体の両面に形成された一
対の渦巻状導体箔からなる積層構造の回路ユニットを有
し、この一対の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側
の渦巻状導体箔の渦巻パターンとの例えば端部同士を前
記誘電体を介して分布容量的に結合されている。具体的
には、共振ラベル3は、図2の展開図に示すように、イ
ンダクタンス素子を形成する一対の渦巻状導体箔である
厚さ約20〜30μmのアルミ箔10を、台紙としての
厚さ約50μm以上の長尺なポリエステルテープ11に
所定間隔毎に貼着された構成とし、このポリエステルテ
ープ11の中央にはミシン目12を設け、このミシン目
12を対称軸として前記アルミ箔10が左右に配置され
ている。そして、ポリエステルテープ11に貼着された
アルミ箔10面上には誘電体となる厚さ約10μmのポ
リエチレン薄膜(図示せず)を積層させている。こうし
てミシン目12を境にポリエステルテープ11を二つ折
りして、両アルミ箔10をポリエチレン薄膜を介して対
面重合させれば、分布容量的にキャパシタンス要素が構
成され、電気的導通を要しないLC共振回路ユニットが
形成され、製品的には、このLC共振回路ユニットが、
長尺なテープに所定間隔で配置された状態として得られ
たものとしている。
なるインダクタンス素子と、このインダクタンス素子の
少なくとも一部に固着された誘電体からなるキャパシタ
ンス素子とからなり、前記誘電体の両面に形成された一
対の渦巻状導体箔からなる積層構造の回路ユニットを有
し、この一対の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側
の渦巻状導体箔の渦巻パターンとの例えば端部同士を前
記誘電体を介して分布容量的に結合されている。具体的
には、共振ラベル3は、図2の展開図に示すように、イ
ンダクタンス素子を形成する一対の渦巻状導体箔である
厚さ約20〜30μmのアルミ箔10を、台紙としての
厚さ約50μm以上の長尺なポリエステルテープ11に
所定間隔毎に貼着された構成とし、このポリエステルテ
ープ11の中央にはミシン目12を設け、このミシン目
12を対称軸として前記アルミ箔10が左右に配置され
ている。そして、ポリエステルテープ11に貼着された
アルミ箔10面上には誘電体となる厚さ約10μmのポ
リエチレン薄膜(図示せず)を積層させている。こうし
てミシン目12を境にポリエステルテープ11を二つ折
りして、両アルミ箔10をポリエチレン薄膜を介して対
面重合させれば、分布容量的にキャパシタンス要素が構
成され、電気的導通を要しないLC共振回路ユニットが
形成され、製品的には、このLC共振回路ユニットが、
長尺なテープに所定間隔で配置された状態として得られ
たものとしている。
【0015】このとき、前記LC共振回路ユニットの共
振周波数は、インダクタンス素子としての渦巻状導体箔
の総渦巻回数と一対の導体箔の間に挟着されるキャパシ
タンス素子としての誘電体の誘電率および厚さによって
決定される。したがって、前記渦巻状導体箔の巻き数を
適宜変更することにより、所望の共振周波数に応答する
共振回路を有する共振ラベル3を設定することができ
る。例えば、一つの共振ラベル3に複数の共振回路を設
けたり、共振周波数の異なる複数の共振ラベル3を組み
合わせて敷設することで複数のメッセージを発信するこ
とが可能である。したがって、さまざまな埋設物に対応
した複数の埋設情報を発振することが可能である。
振周波数は、インダクタンス素子としての渦巻状導体箔
の総渦巻回数と一対の導体箔の間に挟着されるキャパシ
タンス素子としての誘電体の誘電率および厚さによって
決定される。したがって、前記渦巻状導体箔の巻き数を
適宜変更することにより、所望の共振周波数に応答する
共振回路を有する共振ラベル3を設定することができ
る。例えば、一つの共振ラベル3に複数の共振回路を設
けたり、共振周波数の異なる複数の共振ラベル3を組み
合わせて敷設することで複数のメッセージを発信するこ
とが可能である。したがって、さまざまな埋設物に対応
した複数の埋設情報を発振することが可能である。
【0016】次に、本実施の形態にかかる埋設物探査識
別装置の動作について説明する。まず、将来探査が必要
と思われるもの、例えば通信ケーブルを埋設する場合、
この通信ケーブルを埋め戻す途中で、図1に示すように
共振ラベル3を通信ケーブル2に沿って埋設しておく。
そして、この地中1に埋設された通信ケーブル2を探査
する場合、作業者は携帯スキャナ5に接続されたアンテ
ナ4を地表面1aに沿って移動させる。このとき携帯ス
キャナ5の送受信回路6からは、アンテナ4を介して、
周波数5〜60MHzの電波が地中1に向かって発信さ
れる。そして、アンテナ4が移動の途中で共振ラベル3
の直上を通ったとき、共振ラベル3は、アンテナ4から
発振された電波に共振して共振ラベル3に設定されてい
る固有の周波数に基づきエコー波を発信する。
別装置の動作について説明する。まず、将来探査が必要
と思われるもの、例えば通信ケーブルを埋設する場合、
この通信ケーブルを埋め戻す途中で、図1に示すように
共振ラベル3を通信ケーブル2に沿って埋設しておく。
そして、この地中1に埋設された通信ケーブル2を探査
する場合、作業者は携帯スキャナ5に接続されたアンテ
ナ4を地表面1aに沿って移動させる。このとき携帯ス
キャナ5の送受信回路6からは、アンテナ4を介して、
周波数5〜60MHzの電波が地中1に向かって発信さ
れる。そして、アンテナ4が移動の途中で共振ラベル3
の直上を通ったとき、共振ラベル3は、アンテナ4から
発振された電波に共振して共振ラベル3に設定されてい
る固有の周波数に基づきエコー波を発信する。
【0017】このエコー波はアンテナ4を介して携帯ス
キャナ5内の送受信回路6で受信される。受信されたエ
コー波は、検知回路7によりあらかじめメモリに内蔵設
定されている複数のデータと照合される。照合の結果、
受信した固有のエコー波に対応する埋設管に関するデー
タが選択されて、出力回路8によりスピーカ9から音声
に変換されて出力され、作業者は通信ケーブル2に関す
るデータを得ることができる。
キャナ5内の送受信回路6で受信される。受信されたエ
コー波は、検知回路7によりあらかじめメモリに内蔵設
定されている複数のデータと照合される。照合の結果、
受信した固有のエコー波に対応する埋設管に関するデー
タが選択されて、出力回路8によりスピーカ9から音声
に変換されて出力され、作業者は通信ケーブル2に関す
るデータを得ることができる。
【0018】以上説明してきたように、本実施の形態の
埋設物探査識別装置においては、地表面1aから共振ラ
ベル3に任意の電波を送信し、この電波に共振して共振
ラベル3は特定の周波数のエコー波を送受信回路7に返
すことにより共振ラベル3の位置すなわち通信ケーブル
2の上方位置を探査するため、掘削等の作業を行なわず
に容易に通信ケーブル2の探査および識別が可能であ
る。
埋設物探査識別装置においては、地表面1aから共振ラ
ベル3に任意の電波を送信し、この電波に共振して共振
ラベル3は特定の周波数のエコー波を送受信回路7に返
すことにより共振ラベル3の位置すなわち通信ケーブル
2の上方位置を探査するため、掘削等の作業を行なわず
に容易に通信ケーブル2の探査および識別が可能であ
る。
【0019】また、共振ラベル3を、アルミ箔10の二
つの渦巻パターンによって形成されたインダクタンス素
子および両渦巻パターンの電極板間に挟着された誘電体
であるポリエチレン薄膜によって形成されるキャパシタ
ンス素子とからなるLC共振回路ユニットが複数個連続
している構成としたため、通信ケーブル2のような長尺
物の上方に埋設する場合においても、それに沿って簡単
に正確に埋設できるし、埋設時にかかる経費が安価で済
む。また、共振ラベル3は、衝撃、振動および浸水によ
って性能劣化を生じることがないため、長期間埋設して
いる場合でも探査および識別の信頼性が高い。
つの渦巻パターンによって形成されたインダクタンス素
子および両渦巻パターンの電極板間に挟着された誘電体
であるポリエチレン薄膜によって形成されるキャパシタ
ンス素子とからなるLC共振回路ユニットが複数個連続
している構成としたため、通信ケーブル2のような長尺
物の上方に埋設する場合においても、それに沿って簡単
に正確に埋設できるし、埋設時にかかる経費が安価で済
む。また、共振ラベル3は、衝撃、振動および浸水によ
って性能劣化を生じることがないため、長期間埋設して
いる場合でも探査および識別の信頼性が高い。
【0020】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
てきたが、本発明の具体的な構成は上述の実施の形態に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
実施の形態においては、地中1に埋設された通信ケーブ
ル2を探査および識別する例を示したが、これに限ら
ず、例えば、高圧ケーブル、ガス管、水道管、共同溝お
よび埋設管の分岐方向や、壁の中などに埋設された配管
等の探査や識別等にも使用することができる。また、地
下タンクや発掘場所の埋め戻しなど管状ではない埋設物
の探査および識別にも使用することができる。
てきたが、本発明の具体的な構成は上述の実施の形態に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
実施の形態においては、地中1に埋設された通信ケーブ
ル2を探査および識別する例を示したが、これに限ら
ず、例えば、高圧ケーブル、ガス管、水道管、共同溝お
よび埋設管の分岐方向や、壁の中などに埋設された配管
等の探査や識別等にも使用することができる。また、地
下タンクや発掘場所の埋め戻しなど管状ではない埋設物
の探査および識別にも使用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の埋設
物探査識別装置にあっては、特定の周波数の電波に感応
共振してエコー波を発振するLC共振回路を備えたフィ
ルム状に形成された共振手段を、埋設物の近傍に埋設し
ておき、前記埋設物を探査および識別するときには、送
信手段から任意の周波数帯域の電波を前記共振手段に向
かって送信し、この電波に共振して前記共振回路が返し
た特定の周波数のエコー波を受信手段が受信し、この受
信手段で受信した特定の周波数のエコー波に対応した案
内情報を案内情報出力手段によって出力する構成とした
ため、掘削前に埋設物の探査および識別を容易に行なう
ことができる。また、フィルム状に形成したことから、
埋設物の近傍に誰でも簡単な手順で埋設できるし、埋設
物の埋設作業に支障を与えないという効果が得られる。
物探査識別装置にあっては、特定の周波数の電波に感応
共振してエコー波を発振するLC共振回路を備えたフィ
ルム状に形成された共振手段を、埋設物の近傍に埋設し
ておき、前記埋設物を探査および識別するときには、送
信手段から任意の周波数帯域の電波を前記共振手段に向
かって送信し、この電波に共振して前記共振回路が返し
た特定の周波数のエコー波を受信手段が受信し、この受
信手段で受信した特定の周波数のエコー波に対応した案
内情報を案内情報出力手段によって出力する構成とした
ため、掘削前に埋設物の探査および識別を容易に行なう
ことができる。また、フィルム状に形成したことから、
埋設物の近傍に誰でも簡単な手順で埋設できるし、埋設
物の埋設作業に支障を与えないという効果が得られる。
【0022】請求項2記載の埋設物探査識別装置にあっ
ては、埋設物とともに埋設されたLC共振回路が、誘電
体の両面に形成された一対の渦巻状導体箔からなる積層
構造の回路ユニットを有し、前記一対の渦巻状導体箔
は、前記誘電体を介して対向したときに同一の渦巻方向
を示して重合する一対の渦巻パターンが形成されてお
り、一方側の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側の
渦巻状導体箔の渦巻パターンとが前記誘電体を介して分
布容量的に結合されていて、前記渦巻状導体箔が複数個
連続している構成であるため、埋設物が長尺物の場合で
あって、その埋設物に沿って連続して長く埋設しても、
埋設時のコストを低く抑えることができる。
ては、埋設物とともに埋設されたLC共振回路が、誘電
体の両面に形成された一対の渦巻状導体箔からなる積層
構造の回路ユニットを有し、前記一対の渦巻状導体箔
は、前記誘電体を介して対向したときに同一の渦巻方向
を示して重合する一対の渦巻パターンが形成されてお
り、一方側の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側の
渦巻状導体箔の渦巻パターンとが前記誘電体を介して分
布容量的に結合されていて、前記渦巻状導体箔が複数個
連続している構成であるため、埋設物が長尺物の場合で
あって、その埋設物に沿って連続して長く埋設しても、
埋設時のコストを低く抑えることができる。
【0023】請求項3記載の埋設物探査識別装置にあっ
ては、共振手段を複数の共振ラベルの組み合わせから構
成したため、低コストを維持しながらも多数の異なる埋
設情報を共振手段に記憶させておくことができ、埋設物
の探査および識別時に多くの埋設情報を提供することが
できるという効果が得られる。
ては、共振手段を複数の共振ラベルの組み合わせから構
成したため、低コストを維持しながらも多数の異なる埋
設情報を共振手段に記憶させておくことができ、埋設物
の探査および識別時に多くの埋設情報を提供することが
できるという効果が得られる。
【図1】本発明実施の形態にかかる埋設物探査識別装置
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図2】実施の形態で使用する共振ラベルを説明する展
開図である。
開図である。
1 地中 1a 地表面 2 通信ケーブル 3 共振ラベル 4 アンテナ 5 携帯スキャナ 6 送受信回路 7 検知回路 8 出力回路 9 スピーカ 10 アルミ箔 11 ポリエステルテープ 12 ミシン目
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 埋設物探査識別装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中や壁等に埋設
された埋設物を探査および識別する埋設物探査識別装置
に関するものである。
された埋設物を探査および識別する埋設物探査識別装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、通信ケーブルやガス管などの
埋設管が地中に敷設されていることを掘削工事の作業者
に示すための方法として、埋設管の敷設時にこの埋設管
と地表との間にカラーシートを埋設する方法が一般的に
行なわれている。後日、掘削作業者が重機等で掘削作業
を行なっているときに、カラーシートを掘り起こすこと
によって下方に埋設管が敷設されているのが確認でき、
重機等による埋設管の破損や事故等を防止することがで
きる。
埋設管が地中に敷設されていることを掘削工事の作業者
に示すための方法として、埋設管の敷設時にこの埋設管
と地表との間にカラーシートを埋設する方法が一般的に
行なわれている。後日、掘削作業者が重機等で掘削作業
を行なっているときに、カラーシートを掘り起こすこと
によって下方に埋設管が敷設されているのが確認でき、
重機等による埋設管の破損や事故等を防止することがで
きる。
【0003】この方法によれば、掘削作業者はカラーシ
ートの下方にある埋設管の位置をほとんど把握すること
ができるし、埋設管ごとにシートを色分けしておけば
(例えば、ガス管は緑色、電力線はオレンジ色など)、
下方に敷設されている埋設管の種類を識別することがで
きる。さらに、シート表面に注記事項を記載しておき、
作業者により細かい情報を示すことも可能である。
ートの下方にある埋設管の位置をほとんど把握すること
ができるし、埋設管ごとにシートを色分けしておけば
(例えば、ガス管は緑色、電力線はオレンジ色など)、
下方に敷設されている埋設管の種類を識別することがで
きる。さらに、シート表面に注記事項を記載しておき、
作業者により細かい情報を示すことも可能である。
【0004】また、最近では、埋設管の探査および識別
を行なう方法として、埋設情報の書き込みや読み出しが
可能なメモリチップを備えた標識装置を、埋設管を敷設
する際に埋設管の継手ごとに付設しておく方法も行なわ
れている。これは、埋設管の埋設位置を、地表面に沿っ
て移動しながら探査していくもので、地上から探査装置
が無線信号を地面方向に送信し、もし真下に標識装置が
あれば、この標識装置が無線信号に基づく受信信号から
起電力を発生する。そして、この起電力でメモリから埋
設情報を読み出して探査装置に信号を送信し、探査装置
に設けられた画面に埋設情報が表示されることによって
埋設情報を得ることができる。
を行なう方法として、埋設情報の書き込みや読み出しが
可能なメモリチップを備えた標識装置を、埋設管を敷設
する際に埋設管の継手ごとに付設しておく方法も行なわ
れている。これは、埋設管の埋設位置を、地表面に沿っ
て移動しながら探査していくもので、地上から探査装置
が無線信号を地面方向に送信し、もし真下に標識装置が
あれば、この標識装置が無線信号に基づく受信信号から
起電力を発生する。そして、この起電力でメモリから埋
設情報を読み出して探査装置に信号を送信し、探査装置
に設けられた画面に埋設情報が表示されることによって
埋設情報を得ることができる。
【0005】この方法によれば、掘削作業を行なうこと
なく埋設管の位置を容易に探査することができ、さら
に、管種や埋設日時など多種多量の埋設情報の書き込み
および読み出しが可能である。
なく埋設管の位置を容易に探査することができ、さら
に、管種や埋設日時など多種多量の埋設情報の書き込み
および読み出しが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の方法のうち前者においては、図面等に記載されて
いる埋設位置と実際に埋設されている位置とにずれが生
じている場合には、カラーテープおよび埋設管を探査す
るのが困難であり、無駄な掘削作業が増えるため作業コ
ストの上昇を伴うという問題点があった。また、掘削機
器などで過って埋設管を破損させてしまう可能性があ
り、特に、高圧電線の場合などは大事故につながる危険
性がある。
従来の方法のうち前者においては、図面等に記載されて
いる埋設位置と実際に埋設されている位置とにずれが生
じている場合には、カラーテープおよび埋設管を探査す
るのが困難であり、無駄な掘削作業が増えるため作業コ
ストの上昇を伴うという問題点があった。また、掘削機
器などで過って埋設管を破損させてしまう可能性があ
り、特に、高圧電線の場合などは大事故につながる危険
性がある。
【0007】また、後者においては、埋設管の継手の位
置だけしか探査できないため、探査した継手からどの方
向に埋設管が伸びているかが不明であり、埋設管位置の
追跡が困難であるという問題点があった。この問題点
は、標識装置を継手部分だけでなく管部分にも付設する
ことである程度解消されるが、多くの標識装置を使用す
ると大幅なコストアップを招いてしまうし、標識装置の
精度を維持するためには、製造コストおよび品質維持・
管理コストも上昇してしまうという問題点があった。
置だけしか探査できないため、探査した継手からどの方
向に埋設管が伸びているかが不明であり、埋設管位置の
追跡が困難であるという問題点があった。この問題点
は、標識装置を継手部分だけでなく管部分にも付設する
ことである程度解消されるが、多くの標識装置を使用す
ると大幅なコストアップを招いてしまうし、標識装置の
精度を維持するためには、製造コストおよび品質維持・
管理コストも上昇してしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたものであり、埋設物の探査および種類や埋設日
時等の埋設情報の識別を容易に行なうことができ、しか
も安価な埋設物探査識別装置を提供することを目的とし
ている。
なされたものであり、埋設物の探査および種類や埋設日
時等の埋設情報の識別を容易に行なうことができ、しか
も安価な埋設物探査識別装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明請求項
1記載の埋設物探査識別装置では、導体箔からなる素子
を柔軟な台紙上に配置すると共に前記素子が薄膜状誘電
体を介し対面重合するように前記台紙同士を面合させる
ことにより特定の周波数の電波に感応共振してエコー波
を発振するようにしたフィルム状のLC共振回路を備え
て埋設物の近傍に埋設されるようにした共振手段と、こ
の共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信する送信手
段と、前記共振手段が発振する特定の周波数のエコー波
を受信する受信手段と、この受信手段で受信した特定の
周波数のエコー波に対応させた案内情報を出力する案内
情報出力手段と、を有する構成とした。
1記載の埋設物探査識別装置では、導体箔からなる素子
を柔軟な台紙上に配置すると共に前記素子が薄膜状誘電
体を介し対面重合するように前記台紙同士を面合させる
ことにより特定の周波数の電波に感応共振してエコー波
を発振するようにしたフィルム状のLC共振回路を備え
て埋設物の近傍に埋設されるようにした共振手段と、こ
の共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信する送信手
段と、前記共振手段が発振する特定の周波数のエコー波
を受信する受信手段と、この受信手段で受信した特定の
周波数のエコー波に対応させた案内情報を出力する案内
情報出力手段と、を有する構成とした。
【0010】請求項2記載の埋設物探査識別装置では、
埋設された長尺物の近傍に沿って埋設され、特定の周波
数の電波に感応共振してエコー波を発振するLC共振回
路を備えた共振手段と、この共振手段に任意の周波数帯
域の電波を送信し、この共振手段からの特定の周波数の
エコー波を受信するアンテナと、このアンテナで受信し
た特定の周波数のエコー波に対応させた案内情報を出力
する携帯スキャナと、を備えた埋設物探査識別装置であ
って、前記共振手段が、渦巻状の導体箔からなるインダ
クタンス素子と、このインダクタンス素子の少なくとも
一部に固着された薄膜状の誘電体からなるキャパシタン
ス素子とでフィルム状に構成された共振ラベルによるも
のであり、この共振ラベルは、前記誘電体の両面に形成
された同巻方向の一対の渦巻状導体箔からなる積層構造
の回路ユニットを有しており、その回路ユニットはそれ
ぞれ台紙上に配置された一方側の渦巻状導体箔の渦巻パ
ターンと他方側の渦巻状導体箔の渦巻パターンとを前記
誘電体を介して面合し分布容量的に結合させることによ
り形成されると共に長尺なテープを形成するように複数
個一方向に連続して配置されている構成とした。
埋設された長尺物の近傍に沿って埋設され、特定の周波
数の電波に感応共振してエコー波を発振するLC共振回
路を備えた共振手段と、この共振手段に任意の周波数帯
域の電波を送信し、この共振手段からの特定の周波数の
エコー波を受信するアンテナと、このアンテナで受信し
た特定の周波数のエコー波に対応させた案内情報を出力
する携帯スキャナと、を備えた埋設物探査識別装置であ
って、前記共振手段が、渦巻状の導体箔からなるインダ
クタンス素子と、このインダクタンス素子の少なくとも
一部に固着された薄膜状の誘電体からなるキャパシタン
ス素子とでフィルム状に構成された共振ラベルによるも
のであり、この共振ラベルは、前記誘電体の両面に形成
された同巻方向の一対の渦巻状導体箔からなる積層構造
の回路ユニットを有しており、その回路ユニットはそれ
ぞれ台紙上に配置された一方側の渦巻状導体箔の渦巻パ
ターンと他方側の渦巻状導体箔の渦巻パターンとを前記
誘電体を介して面合し分布容量的に結合させることによ
り形成されると共に長尺なテープを形成するように複数
個一方向に連続して配置されている構成とした。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
埋設物探査識別装置において、前記共振手段が、複数の
案内情報に応じた共振周波数の異なる複数の共振ラベル
の組み合わせからなる構成とした。
埋設物探査識別装置において、前記共振手段が、複数の
案内情報に応じた共振周波数の異なる複数の共振ラベル
の組み合わせからなる構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態にか
かる埋設物探査識別装置の構成を示す説明図である。
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態にか
かる埋設物探査識別装置の構成を示す説明図である。
【0013】図に示すように、本実施の形態の埋設物探
査識別装置は、特定の周波数の電波に感応してエコー波
を発振するLC共振回路を備えた共振ラベル3と、この
共振ラベル3に任意の周波数帯域の電波を送信し、前記
共振ラベル3からのエコー波を受信するアンテナ4と、
このアンテナ4で受信した特定の周波数のエコー波に対
応させた案内情報を与える携帯スキャナ5とを備えてい
る。そして、この携帯スキャナ5は、アンテナ4に電気
的に接続され、周波数5〜60Hzの範囲の周波数帯域
を送受信する送受信回路6と、データメモリを備えた検
知回路7と、スピーカ9を備えた出力回路8(ボリュー
ム調整可能)とから構成されている。
査識別装置は、特定の周波数の電波に感応してエコー波
を発振するLC共振回路を備えた共振ラベル3と、この
共振ラベル3に任意の周波数帯域の電波を送信し、前記
共振ラベル3からのエコー波を受信するアンテナ4と、
このアンテナ4で受信した特定の周波数のエコー波に対
応させた案内情報を与える携帯スキャナ5とを備えてい
る。そして、この携帯スキャナ5は、アンテナ4に電気
的に接続され、周波数5〜60Hzの範囲の周波数帯域
を送受信する送受信回路6と、データメモリを備えた検
知回路7と、スピーカ9を備えた出力回路8(ボリュー
ム調整可能)とから構成されている。
【0014】前記共振ラベル3は、渦巻状の導体箔から
なるインダクタンス素子と、このインダクタンス素子の
少なくとも一部に固着された誘電体からなるキャパシタ
ンス素子とからなり、前記誘電体の両面に形成された一
対の渦巻状導体箔からなる積層構造の回路ユニットを有
し、この一対の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側
の渦巻状導体箔の渦巻パターンとの例えば端部同士を前
記誘電体を介して分布容量的に結合されている。具体的
には、共振ラベル3は、図2の展開図に示すように、イ
ンダクタンス素子を形成する一対の渦巻状導体箔である
厚さ約20〜30μmのアルミ箔10を、台紙としての
厚さ約50μm以上の長尺なポリエステルテープ11に
所定間隔毎に貼着された構成とし、このポリエステルテ
ープ11の中央にはミシン目12を設け、このミシン目
12を対称軸として前記アルミ箔10が左右に配置され
ている。そして、ポリエステルテープ11に貼着された
アルミ箔10面上には誘電体となる厚さ約10μmのポ
リエチレン薄膜(図示せず)を積層させている。こうし
てミシン目12を境にポリエステルテープ11を二つ折
りして、両アルミ箔10をポリエチレン薄膜を介して対
面重合させれば、分布容量的にキャパシタンス要素が構
成され、電気的導通を要しないLC共振回路ユニットが
形成され、製品的には、このLC共振回路ユニットが、
長尺なテープに所定間隔で配置された状態として得られ
たものとしている。
なるインダクタンス素子と、このインダクタンス素子の
少なくとも一部に固着された誘電体からなるキャパシタ
ンス素子とからなり、前記誘電体の両面に形成された一
対の渦巻状導体箔からなる積層構造の回路ユニットを有
し、この一対の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側
の渦巻状導体箔の渦巻パターンとの例えば端部同士を前
記誘電体を介して分布容量的に結合されている。具体的
には、共振ラベル3は、図2の展開図に示すように、イ
ンダクタンス素子を形成する一対の渦巻状導体箔である
厚さ約20〜30μmのアルミ箔10を、台紙としての
厚さ約50μm以上の長尺なポリエステルテープ11に
所定間隔毎に貼着された構成とし、このポリエステルテ
ープ11の中央にはミシン目12を設け、このミシン目
12を対称軸として前記アルミ箔10が左右に配置され
ている。そして、ポリエステルテープ11に貼着された
アルミ箔10面上には誘電体となる厚さ約10μmのポ
リエチレン薄膜(図示せず)を積層させている。こうし
てミシン目12を境にポリエステルテープ11を二つ折
りして、両アルミ箔10をポリエチレン薄膜を介して対
面重合させれば、分布容量的にキャパシタンス要素が構
成され、電気的導通を要しないLC共振回路ユニットが
形成され、製品的には、このLC共振回路ユニットが、
長尺なテープに所定間隔で配置された状態として得られ
たものとしている。
【0015】このとき、前記LC共振回路ユニットの共
振周波数は、インダクタンス素子としての渦巻状導体箔
の総渦巻回数と一対の導体箔の間に挟着されるキャパシ
タンス素子としての誘電体の誘電率および厚さによって
決定される。したがって、前記渦巻状導体箔の巻き数を
適宜変更することにより、所望の共振周波数に応答する
共振回路を有する共振ラベル3を設定することができ
る。例えば、一つの共振ラベル3に複数の共振回路を設
けたり、共振周波数の異なる複数の共振ラベル3を組み
合わせて敷設することで複数のメッセージを発信するこ
とが可能である。したがって、さまざまな埋設物に対応
した複数の埋設情報を発振することが可能である。
振周波数は、インダクタンス素子としての渦巻状導体箔
の総渦巻回数と一対の導体箔の間に挟着されるキャパシ
タンス素子としての誘電体の誘電率および厚さによって
決定される。したがって、前記渦巻状導体箔の巻き数を
適宜変更することにより、所望の共振周波数に応答する
共振回路を有する共振ラベル3を設定することができ
る。例えば、一つの共振ラベル3に複数の共振回路を設
けたり、共振周波数の異なる複数の共振ラベル3を組み
合わせて敷設することで複数のメッセージを発信するこ
とが可能である。したがって、さまざまな埋設物に対応
した複数の埋設情報を発振することが可能である。
【0016】次に、本実施の形態にかかる埋設物探査識
別装置の動作について説明する。まず、将来探査が必要
と思われるもの、例えば通信ケーブルを埋設する場合、
この通信ケーブルを埋め戻す途中で、図1に示すように
共振ラベル3を通信ケーブル2に沿って埋設しておく。
そして、この地中1に埋設された通信ケーブル2を探査
する場合、作業者は携帯スキャナ5に接続されたアンテ
ナ4を地表面1aに沿って移動させる。このとき携帯ス
キャナ5の送受信回路6からは、アンテナ4を介して、
周波数5〜60MHzの電波が地中1に向かって発信さ
れる。そして、アンテナ4が移動の途中で共振ラベル3
の直上を通ったとき、共振ラベル3は、アンテナ4から
発振された電波に共振して共振ラベル3に設定されてい
る固有の周波数に基づきエコー波を発信する。
別装置の動作について説明する。まず、将来探査が必要
と思われるもの、例えば通信ケーブルを埋設する場合、
この通信ケーブルを埋め戻す途中で、図1に示すように
共振ラベル3を通信ケーブル2に沿って埋設しておく。
そして、この地中1に埋設された通信ケーブル2を探査
する場合、作業者は携帯スキャナ5に接続されたアンテ
ナ4を地表面1aに沿って移動させる。このとき携帯ス
キャナ5の送受信回路6からは、アンテナ4を介して、
周波数5〜60MHzの電波が地中1に向かって発信さ
れる。そして、アンテナ4が移動の途中で共振ラベル3
の直上を通ったとき、共振ラベル3は、アンテナ4から
発振された電波に共振して共振ラベル3に設定されてい
る固有の周波数に基づきエコー波を発信する。
【0017】このエコー波はアンテナ4を介して携帯ス
キャナ5内の送受信回路6で受信される。受信されたエ
コー波は、検知回路7によりあらかじめメモリに内蔵設
定されている複数のデータと照合される。照合の結果、
受信した固有のエコー波に対応する埋設管に関するデー
タが選択されて、出力回路8によりスピーカ9から音声
に変換されて出力され、作業者は通信ケーブル2に関す
るデータを得ることができる。
キャナ5内の送受信回路6で受信される。受信されたエ
コー波は、検知回路7によりあらかじめメモリに内蔵設
定されている複数のデータと照合される。照合の結果、
受信した固有のエコー波に対応する埋設管に関するデー
タが選択されて、出力回路8によりスピーカ9から音声
に変換されて出力され、作業者は通信ケーブル2に関す
るデータを得ることができる。
【0018】以上説明してきたように、本実施の形態の
埋設物探査識別装置においては、地表面1aから共振ラ
ベル3に任意の電波を送信し、この電波に共振して共振
ラベル3は特定の周波数のエコー波を送受信回路7に返
すことにより共振ラベル3の位置すなわち通信ケーブル
2の上方位置を探査するため、掘削等の作業を行なわず
に容易に通信ケーブル2の探査および識別が可能であ
る。
埋設物探査識別装置においては、地表面1aから共振ラ
ベル3に任意の電波を送信し、この電波に共振して共振
ラベル3は特定の周波数のエコー波を送受信回路7に返
すことにより共振ラベル3の位置すなわち通信ケーブル
2の上方位置を探査するため、掘削等の作業を行なわず
に容易に通信ケーブル2の探査および識別が可能であ
る。
【0019】また、共振ラベル3を、アルミ箔10の二
つの渦巻パターンによって形成されたインダクタンス素
子および両渦巻パターンの電極板間に挟着された誘電体
であるポリエチレン薄膜によって形成されるキャパシタ
ンス素子とからなるLC共振回路ユニットが複数個連続
している構成としたため、通信ケーブル2のような長尺
物の上方に埋設する場合においても、それに沿って簡単
に正確に埋設できるし、埋設時にかかる経費が安価で済
む。また、共振ラベル3は、衝撃、振動および浸水によ
って性能劣化を生じることがないため、長期間埋設して
いる場合でも探査および識別の信頼性が高い。
つの渦巻パターンによって形成されたインダクタンス素
子および両渦巻パターンの電極板間に挟着された誘電体
であるポリエチレン薄膜によって形成されるキャパシタ
ンス素子とからなるLC共振回路ユニットが複数個連続
している構成としたため、通信ケーブル2のような長尺
物の上方に埋設する場合においても、それに沿って簡単
に正確に埋設できるし、埋設時にかかる経費が安価で済
む。また、共振ラベル3は、衝撃、振動および浸水によ
って性能劣化を生じることがないため、長期間埋設して
いる場合でも探査および識別の信頼性が高い。
【0020】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
てきたが、本発明の具体的な構成は上述の実施の形態に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
実施の形態においては、地中1に埋設された通信ケーブ
ル2を探査および識別する例を示したが、これに限ら
ず、例えば、高圧ケーブル、ガス管、水道管、共同溝お
よび埋設管の分岐方向や、壁の中などに埋設された配管
等の探査や識別等にも使用することができる。また、地
下タンクや発掘場所の埋め戻しなど管状ではない埋設物
の探査および識別にも使用することができる。
てきたが、本発明の具体的な構成は上述の実施の形態に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
実施の形態においては、地中1に埋設された通信ケーブ
ル2を探査および識別する例を示したが、これに限ら
ず、例えば、高圧ケーブル、ガス管、水道管、共同溝お
よび埋設管の分岐方向や、壁の中などに埋設された配管
等の探査や識別等にも使用することができる。また、地
下タンクや発掘場所の埋め戻しなど管状ではない埋設物
の探査および識別にも使用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の埋設
物探査識別装置にあっては、特定の周波数の電波に感応
共振してエコー波を発振するようにしたフィルム状のL
C共振回路を備えた共振手段を、埋設物の近傍に埋設し
ておき、前記埋設物を探査および識別するときには、送
信手段から任意の周波数帯域の電波を前記共振手段に向
かって送信し、この電波に共振して前記共振回路が返し
た特定の周波数のエコー波を受信手段が受信し、この受
信手段で受信した特定の周波数のエコー波に対応した案
内情報を案内情報出力手段によって出力する構成とした
ため、掘削前に埋設物の探査および識別を容易に行なう
ことができる。また、フィルム状に形成したことから、
埋設物の近傍に誰でも簡単な手順で埋設できるし、埋設
物の埋設作業に支障を与えないという効果が得られる。
物探査識別装置にあっては、特定の周波数の電波に感応
共振してエコー波を発振するようにしたフィルム状のL
C共振回路を備えた共振手段を、埋設物の近傍に埋設し
ておき、前記埋設物を探査および識別するときには、送
信手段から任意の周波数帯域の電波を前記共振手段に向
かって送信し、この電波に共振して前記共振回路が返し
た特定の周波数のエコー波を受信手段が受信し、この受
信手段で受信した特定の周波数のエコー波に対応した案
内情報を案内情報出力手段によって出力する構成とした
ため、掘削前に埋設物の探査および識別を容易に行なう
ことができる。また、フィルム状に形成したことから、
埋設物の近傍に誰でも簡単な手順で埋設できるし、埋設
物の埋設作業に支障を与えないという効果が得られる。
【0022】請求項2記載の埋設物探査識別装置にあっ
ては、埋設物とともに埋設されたLC共振回路が、誘電
体の両面に形成された一対の渦巻状導体箔からなる積層
構造の回路ユニットを有し、前記一対の渦巻状導体箔
は、前記誘電体を介して対向したときに同一の渦巻方向
を示して重合する一対の渦巻パターンが形成されてお
り、一方側の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側の
渦巻状導体箔の渦巻パターンとが前記誘電体を介して分
布容量的に結合されていて、前記渦巻状導体箔が複数個
連続している構成であるため、埋設物が長尺物の場合で
あって、その埋設物に沿って連続して長く埋設しても、
埋設時のコストを低く抑えることができる。
ては、埋設物とともに埋設されたLC共振回路が、誘電
体の両面に形成された一対の渦巻状導体箔からなる積層
構造の回路ユニットを有し、前記一対の渦巻状導体箔
は、前記誘電体を介して対向したときに同一の渦巻方向
を示して重合する一対の渦巻パターンが形成されてお
り、一方側の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側の
渦巻状導体箔の渦巻パターンとが前記誘電体を介して分
布容量的に結合されていて、前記渦巻状導体箔が複数個
連続している構成であるため、埋設物が長尺物の場合で
あって、その埋設物に沿って連続して長く埋設しても、
埋設時のコストを低く抑えることができる。
【0023】請求項3記載の埋設物探査識別装置にあっ
ては、共振手段を複数の共振ラベルの組み合わせから構
成したため、低コストを維持しながらも多数の異なる埋
設情報を共振手段に記憶させておくことができ、埋設物
の探査および識別時に多くの埋設情報を提供することが
できるという効果が得られる。
ては、共振手段を複数の共振ラベルの組み合わせから構
成したため、低コストを維持しながらも多数の異なる埋
設情報を共振手段に記憶させておくことができ、埋設物
の探査および識別時に多くの埋設情報を提供することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態にかかる埋設物探査識別装置
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図2】実施の形態で使用する共振ラベルを説明する展
開図である。
開図である。
【符号の説明】 1 地中 1a 地表面 2 通信ケーブル 3 共振ラベル 4 アンテナ 5 携帯スキャナ 6 送受信回路 7 検知回路 8 出力回路 9 スピーカ 10 アルミ箔 11 ポリエステルテープ 12 ミシン目
Claims (3)
- 【請求項1】 埋設物の近傍に埋設され、特定の周波数
の電波に感応共振してエコー波を発振するLC共振回路
を備えフィルム状に形成された共振手段と、 この共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信する送信
手段と、 前記共振手段が発振する特定の周波数のエコー波を受信
する受信手段と、 この受信手段で受信した特定の周波数のエコー波に対応
させた案内情報を出力する案内情報出力手段と、を有す
ることを特徴とする埋設物探査識別装置。 - 【請求項2】 埋設された長尺物の近傍に埋設され、特
定の周波数の電波に感応共振してエコー波を発振するL
C共振回路を備えた共振手段と、 この共振手段に任意の周波数帯域の電波を送信し、この
共振手段からの特定の周波数のエコー波を受信するアン
テナと、 このアンテナで受信した特定の周波数のエコー波に対応
させた案内情報を出力する携帯スキャナと、を備えた埋
設物探査識別装置であって、 前記共振手段が、渦巻状の導体箔からなるインダクタン
ス素子と、このインダクタンス素子の少なくとも一部に
固着された誘電体からなるキャパシタンス素子とから構
成される共振ラベルによるものであり、この共振ラベル
は、前記誘電体の両面に形成された同巻方向の一対の渦
巻状導体箔からなる積層構造の回路ユニットを有し、一
方側の渦巻状導体箔の渦巻パターンと、他方側の渦巻状
導体箔の渦巻パターンとが前記誘電体を介して分布容量
的に結合され、かつ、前記回路ユニットが複数個連続し
ていることを特徴とする埋設物探査識別装置。 - 【請求項3】 前記共振手段が、複数の案内情報に応じ
た共振周波数の異なる複数の共振ラベルの組み合わせか
らなることを特徴とする請求項2記載の埋設物探査識別
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10092636A JPH11271460A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 埋設物探査識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10092636A JPH11271460A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 埋設物探査識別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271460A true JPH11271460A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14059943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10092636A Pending JPH11271460A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 埋設物探査識別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11271460A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6748340B2 (en) | 2002-09-20 | 2004-06-08 | Ntt Infrastructure Network Corporation | Cable position information management system, facility information management system, cable core wire management system, and methods and programs thereof |
| JP2011069776A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Honda Elesys Co Ltd | 物体検知方法 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP10092636A patent/JPH11271460A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6748340B2 (en) | 2002-09-20 | 2004-06-08 | Ntt Infrastructure Network Corporation | Cable position information management system, facility information management system, cable core wire management system, and methods and programs thereof |
| JP2011069776A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Honda Elesys Co Ltd | 物体検知方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6073235B2 (ja) | 製造プロセスとして識別センサを備えるポリマーチューブ | |
| US4767237A (en) | Marking tape with wire conductors and methods for use | |
| US9287936B2 (en) | Wireless power transfer to embedded sensors | |
| US6102136A (en) | Bore location system having mapping capability | |
| US20200158910A1 (en) | Electromagnetic marker devices for buried or hidden use | |
| JPH05500110A (ja) | 自己分配式離間電子マーカー | |
| JP5735534B2 (ja) | 資産検出装置および方法 | |
| JPH01321389A (ja) | 受動共振マーカにより埋設された電気導体を位置決めする方式および方法 | |
| US6427784B1 (en) | Bore location system having mapping capability | |
| WO1983001306A1 (en) | A marker for subterrenean marking and a novel application for such a marker | |
| JP2002334314A (ja) | データキャリア構造及びその製造方法 | |
| JPH11271460A (ja) | 埋設物探査識別装置 | |
| JPH0743460A (ja) | 地中埋設物の検出装置 | |
| US4143251A (en) | Circuitry and method for locating buried cable splices | |
| CA1279112C (en) | Marking tape with wire conductors and methods for use | |
| CN208998946U (zh) | 一种集成式温度传感射频同轴漏泄电缆 | |
| US20130076557A1 (en) | Electromagnetic sensor | |
| JP2002181955A (ja) | 埋設物探査装置 | |
| RU2575183C2 (ru) | Полимерная трубка с идентификационным датчиком и способ ее изготовления | |
| JPH11256987A (ja) | 推進工法でのトンネル掘削路誘導方法およびそのための装置 | |
| JP2597381B2 (ja) | 地中埋設物の検出に用いられる標識体およびこの標識体の形成方法 | |
| JPH06232783A (ja) | 地中埋設物の維持管理情報の管理方法 | |
| JP2002070062A (ja) | 地中埋設配管の検出方法 | |
| Doany et al. | A NEW PATH MARKING TECHNOLOGY FOR LOCATING BURIED ASSETS BASED ON A NOVEL MAGNETO-MECHANICAL RESONATOR | |
| JPH1115939A (ja) | 共振ラベル |