JPH11271491A - 原子炉給水制御装置 - Google Patents
原子炉給水制御装置Info
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- JPH11271491A JPH11271491A JP10075139A JP7513998A JPH11271491A JP H11271491 A JPH11271491 A JP H11271491A JP 10075139 A JP10075139 A JP 10075139A JP 7513998 A JP7513998 A JP 7513998A JP H11271491 A JPH11271491 A JP H11271491A
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- reactor
- control
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】原子炉主給水ポンプの異常に際して原子炉補助
給水ポンプが自動起動された時に、当該補助給水ポンプ
調整弁における制御系の選択切替器をオーバーライドし
て自動制御位置にして、原子炉補助給水ポンプによる炉
水位制御を連続的に実行する原子炉給水制御装置を提供
する。 【解決手段】請求項1記載の発明に係る原子炉給水制御
装置27は、外部信号36を受けて原子炉補助給水ポンプ4
を自動的に起動する時に、原子炉補助給水ポンプ4の流
量を調整する調整弁7の自動制御と手動制御を選択する
選択切替器30における制御位置を監視して、前記選択切
替器30の制御位置を常に自動制御に選択維持する判断手
段31と、この判断手段31からの指令により選択切替器30
へ自動制御への切替信号35を出力する切替指令手段32を
設けたことを特徴とする。
給水ポンプが自動起動された時に、当該補助給水ポンプ
調整弁における制御系の選択切替器をオーバーライドし
て自動制御位置にして、原子炉補助給水ポンプによる炉
水位制御を連続的に実行する原子炉給水制御装置を提供
する。 【解決手段】請求項1記載の発明に係る原子炉給水制御
装置27は、外部信号36を受けて原子炉補助給水ポンプ4
を自動的に起動する時に、原子炉補助給水ポンプ4の流
量を調整する調整弁7の自動制御と手動制御を選択する
選択切替器30における制御位置を監視して、前記選択切
替器30の制御位置を常に自動制御に選択維持する判断手
段31と、この判断手段31からの指令により選択切替器30
へ自動制御への切替信号35を出力する切替指令手段32を
設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉水位を調整
する原子炉給水制御系において、通常運転している原子
炉主給水ポンプの後備運転をする原子炉補助給水ポンプ
における給水機能の達成を円滑に実行するための原子炉
給水制御装置に関する。
する原子炉給水制御系において、通常運転している原子
炉主給水ポンプの後備運転をする原子炉補助給水ポンプ
における給水機能の達成を円滑に実行するための原子炉
給水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば沸騰水型原子炉における給水制御
系について、図5(b)の概略構成図に示すように、通
常原子炉1内の炉水2は原子炉主給水ポンプ3により給
水されているが、原子炉1の運転中に前記原子炉主給水
ポンプ3に異常が生じた場合には、後備用の原子炉補助
給水ポンプ4を自動的に起動させて、前記原子炉主給水
ポンプ3の異常による給水の不足を補うようにしてい
る。
系について、図5(b)の概略構成図に示すように、通
常原子炉1内の炉水2は原子炉主給水ポンプ3により給
水されているが、原子炉1の運転中に前記原子炉主給水
ポンプ3に異常が生じた場合には、後備用の原子炉補助
給水ポンプ4を自動的に起動させて、前記原子炉主給水
ポンプ3の異常による給水の不足を補うようにしてい
る。
【0003】この時に原子炉補助給水ポンプ4の運転に
ついては、図6の正面図に示す補助給水ポンプ運転スイ
ッチ5は、常時バネ力等により「自動」の位置にあり、
原子炉補助給水ポンプ4の待機状態としている。従っ
て、図示しない自動起動信号の入力により、原子炉補助
給水ポンプ4は自動的に起動される。また、運転員によ
るハンドル5aの「起動」操作により、前記原子炉補助
給水ポンプ4を駆動する駆動用モータ6に対して電源が
投入され、これにより原子炉補助給水ポンプ4を任意に
起動することができる。
ついては、図6の正面図に示す補助給水ポンプ運転スイ
ッチ5は、常時バネ力等により「自動」の位置にあり、
原子炉補助給水ポンプ4の待機状態としている。従っ
て、図示しない自動起動信号の入力により、原子炉補助
給水ポンプ4は自動的に起動される。また、運転員によ
るハンドル5aの「起動」操作により、前記原子炉補助
給水ポンプ4を駆動する駆動用モータ6に対して電源が
投入され、これにより原子炉補助給水ポンプ4を任意に
起動することができる。
【0004】さらに、運転員が操作するハンドル5aの
「止」位置では、駆動用モータ6に対する電源が切断さ
れ、これにより原子炉補助給水ポンプ4は停止される。
運転員がハンドル5aから手を離すと、補助給水ポンプ
運転スイッチ5は、「自動」の位置に復帰する。なお、
原子炉補助給水ポンプ4の出口側に設置されている補助
給水ポンプ用調整弁7の開度制御により、原子炉1への
給水流量を調整して本来の目的である原子炉1における
給水不足を補うことが達成される。
「止」位置では、駆動用モータ6に対する電源が切断さ
れ、これにより原子炉補助給水ポンプ4は停止される。
運転員がハンドル5aから手を離すと、補助給水ポンプ
運転スイッチ5は、「自動」の位置に復帰する。なお、
原子炉補助給水ポンプ4の出口側に設置されている補助
給水ポンプ用調整弁7の開度制御により、原子炉1への
給水流量を調整して本来の目的である原子炉1における
給水不足を補うことが達成される。
【0005】前記補助給水ポンプ用調整弁7の開度制御
に係る原子炉給水制御について、図5(a)のブロック
構成図に示すように、原子炉給水制御装置8は、制御手
段9と選択切替器10および手動設定器11とからなり、こ
の制御系で行う。前記制御手段9は炉水位設定値12と計
測した炉水位13が入力される加減器14と、この加減器14
の出力を入力して調整弁自動制御信号15を出力する演算
器16とからなっている。
に係る原子炉給水制御について、図5(a)のブロック
構成図に示すように、原子炉給水制御装置8は、制御手
段9と選択切替器10および手動設定器11とからなり、こ
の制御系で行う。前記制御手段9は炉水位設定値12と計
測した炉水位13が入力される加減器14と、この加減器14
の出力を入力して調整弁自動制御信号15を出力する演算
器16とからなっている。
【0006】また、選択切替器10は前記調整弁自動制御
信号15と、手動設定器11からの運転員により任意設定が
可能な調整弁手動制御信号17を入力し、運転員による
「自動制御」または「手動制御」の制御位置の選択によ
り、前記調整弁自動制御信号15または調整弁手動制御信
号17のいづれかを出力する。
信号15と、手動設定器11からの運転員により任意設定が
可能な調整弁手動制御信号17を入力し、運転員による
「自動制御」または「手動制御」の制御位置の選択によ
り、前記調整弁自動制御信号15または調整弁手動制御信
号17のいづれかを出力する。
【0007】選択切替器10において「自動制御」の制御
位置が選択されていた場合で、原子炉1の通常運転中に
前記原子炉主給水ポンプ3に異常が発生すると、前記補
助給水ポンプ運転スイッチ5は「自動」とされているの
で、後備用の原子炉補助給水ポンプ4が自動起動する。
位置が選択されていた場合で、原子炉1の通常運転中に
前記原子炉主給水ポンプ3に異常が発生すると、前記補
助給水ポンプ運転スイッチ5は「自動」とされているの
で、後備用の原子炉補助給水ポンプ4が自動起動する。
【0008】この際に制御手段9においては、炉水位設
定値12と計測した炉水位13との加減器14における加減演
算した偏差を、演算器16で演算してこの調整弁自動制御
信号15を切替器10を介して補助給水ポンプ用調整弁7へ
伝達し、原子炉1への給水流量18が調整される。この結
果として、前記炉水位設定値12と計測した炉水位13とが
一致するように制御が行われることになり、原子炉補助
給水ポンプ4により、原子炉主給水ポンプ3の異常によ
り不足した給水を補わせる。
定値12と計測した炉水位13との加減器14における加減演
算した偏差を、演算器16で演算してこの調整弁自動制御
信号15を切替器10を介して補助給水ポンプ用調整弁7へ
伝達し、原子炉1への給水流量18が調整される。この結
果として、前記炉水位設定値12と計測した炉水位13とが
一致するように制御が行われることになり、原子炉補助
給水ポンプ4により、原子炉主給水ポンプ3の異常によ
り不足した給水を補わせる。
【0009】従って、後備用の原子炉補助給水ポンプ4
が自動的に起動し、炉水位13を自動制御するためには、
選択切替器10が「自動制御」の制御位置を選択されてい
る必要がある。また一方、選択切替器10が「手動制御」
の制御位置を選択されている時には、運転員が手動設定
器11を調整して、補助給水ポンプ用調整弁7の開度を増
減することになる。
が自動的に起動し、炉水位13を自動制御するためには、
選択切替器10が「自動制御」の制御位置を選択されてい
る必要がある。また一方、選択切替器10が「手動制御」
の制御位置を選択されている時には、運転員が手動設定
器11を調整して、補助給水ポンプ用調整弁7の開度を増
減することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この前記選択切替器10
において、「手動制御」の制御位置が選択されている時
には、前記原子炉補助給水ポンプ4が自動起動しても、
制御手段9からの調整弁自動制御信号15が補助給水ポン
プ用調整弁7には伝達されない。従って、補助給水ポン
プ用調整弁7は、前記手動設定器11における調整弁手動
制御信号17により開度設定がされていることから、もし
も、調整弁手動制御信号17が零であると、補助給水ポン
プ用調整弁7の開度は全閉となり、この原子炉補助給水
ポンプ4からの給水が行われない。
において、「手動制御」の制御位置が選択されている時
には、前記原子炉補助給水ポンプ4が自動起動しても、
制御手段9からの調整弁自動制御信号15が補助給水ポン
プ用調整弁7には伝達されない。従って、補助給水ポン
プ用調整弁7は、前記手動設定器11における調整弁手動
制御信号17により開度設定がされていることから、もし
も、調整弁手動制御信号17が零であると、補助給水ポン
プ用調整弁7の開度は全閉となり、この原子炉補助給水
ポンプ4からの給水が行われない。
【0011】また、「手動制御」の制御位置では、前記
手動設定器11の調整により、補助給水ポンプ用調整弁7
の開度制御をして、不足した給水を補わせることで炉水
位13を速やかに調整する適切な作業は、運転員に大きな
負担がかかる。このことから、制御対象である原子炉1
に対する給水不足を迅速に補い、炉水位13を炉水位設定
値12に維持するための、後備用としての原子炉補助給水
ポンプ4を運転する本来の目的が十分に達成されないと
いう支障があった。
手動設定器11の調整により、補助給水ポンプ用調整弁7
の開度制御をして、不足した給水を補わせることで炉水
位13を速やかに調整する適切な作業は、運転員に大きな
負担がかかる。このことから、制御対象である原子炉1
に対する給水不足を迅速に補い、炉水位13を炉水位設定
値12に維持するための、後備用としての原子炉補助給水
ポンプ4を運転する本来の目的が十分に達成されないと
いう支障があった。
【0012】さらに、前記選択切替器10において、「自
動制御」が選択されていて、原子炉補助給水ポンプ4に
よる給水運転が順調に行われている場合でも、人為的な
誤りにより選択切替器10における「自動制御」が「手動
制御」に変更された場合には、前記と同様に調整弁自動
制御信号15による、炉水位13の炉水位設定値12に維持す
る制御が行われなくなる不具合が生ずる。
動制御」が選択されていて、原子炉補助給水ポンプ4に
よる給水運転が順調に行われている場合でも、人為的な
誤りにより選択切替器10における「自動制御」が「手動
制御」に変更された場合には、前記と同様に調整弁自動
制御信号15による、炉水位13の炉水位設定値12に維持す
る制御が行われなくなる不具合が生ずる。
【0013】本発明の目的とするところは、原子炉主給
水ポンプの異常に際して原子炉補助給水ポンプが自動起
動された時に、当該補助給水ポンプ調整弁における制御
系で選択切替器がたとえ手動制御位置に選択されていて
も、これをオーバーライドして自動制御位置とすること
により、原子炉補助給水ポンプによる炉水位制御を連続
的に実行する原子炉給水制御装置を提供することにあ
る。
水ポンプの異常に際して原子炉補助給水ポンプが自動起
動された時に、当該補助給水ポンプ調整弁における制御
系で選択切替器がたとえ手動制御位置に選択されていて
も、これをオーバーライドして自動制御位置とすること
により、原子炉補助給水ポンプによる炉水位制御を連続
的に実行する原子炉給水制御装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係る原子炉給水制御装置は、原子
炉の炉水位を調整する原子炉給水制御装置において、外
部信号を受けて原子炉補助給水ポンプを自動的に起動す
る時に、前記原子炉補助給水ポンプの流量を調整する調
整弁の自動制御と手動制御を選択する選択切替器におけ
る制御位置を監視して、前記選択切替器の制御位置を常
に自動制御に選択維持する判断手段と、この判断手段か
らの指令により前記選択切替器に自動制御への切替指令
を出力する切替指令手段を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明に係る原子炉給水制御装置は、原子
炉の炉水位を調整する原子炉給水制御装置において、外
部信号を受けて原子炉補助給水ポンプを自動的に起動す
る時に、前記原子炉補助給水ポンプの流量を調整する調
整弁の自動制御と手動制御を選択する選択切替器におけ
る制御位置を監視して、前記選択切替器の制御位置を常
に自動制御に選択維持する判断手段と、この判断手段か
らの指令により前記選択切替器に自動制御への切替指令
を出力する切替指令手段を設けたことを特徴とする。
【0015】原子炉主給水ポンプが異常により停止する
と給水量が減少するので、この減少した給水を原子炉補
助給水ポンプの自動起動により補うが、この時の原子炉
補助給水ポンプによる給水量を調整するための補助給水
ポンプ調整弁の制御系には選択切替器がある。
と給水量が減少するので、この減少した給水を原子炉補
助給水ポンプの自動起動により補うが、この時の原子炉
補助給水ポンプによる給水量を調整するための補助給水
ポンプ調整弁の制御系には選択切替器がある。
【0016】この選択切替器において手動制御の制御位
置が選択されていた場合には、補助給水ポンプ調整弁に
よる原子炉補助給水ポンプの給水量は自動制御すること
ができない。しかし、判断手段は選択切替器における制
御位置が手動制御と判断すると、切替指令手段を介して
自動制御の制御位置に切替えて給水量の自動制御を行
う。
置が選択されていた場合には、補助給水ポンプ調整弁に
よる原子炉補助給水ポンプの給水量は自動制御すること
ができない。しかし、判断手段は選択切替器における制
御位置が手動制御と判断すると、切替指令手段を介して
自動制御の制御位置に切替えて給水量の自動制御を行
う。
【0017】請求項2記載の発明に係る原子炉給水制御
装置は、請求項1において、判断手段は、原子炉補助給
水ポンプを自動的に起動するための外部信号から前記選
択切替器におけるその時点の制御位置を監視して、この
時の制御位置が手動制御の場合には前記切替指令手段へ
選択切替器の制御位置を自動制御に変更する切替指令を
すると共に、前記選択切替器において自動制御への変更
が完了しない時には、繰り返し切替指令を出力して選択
切替器における制御位置を自動制御に変更させることを
特徴とする。
装置は、請求項1において、判断手段は、原子炉補助給
水ポンプを自動的に起動するための外部信号から前記選
択切替器におけるその時点の制御位置を監視して、この
時の制御位置が手動制御の場合には前記切替指令手段へ
選択切替器の制御位置を自動制御に変更する切替指令を
すると共に、前記選択切替器において自動制御への変更
が完了しない時には、繰り返し切替指令を出力して選択
切替器における制御位置を自動制御に変更させることを
特徴とする。
【0018】外部信号を受けた判断手段は、その時点で
の選択切替器における制御位置を監視し、手動制御の場
合には切替指令手段へ自動制御に変更する切替指令を出
力する。さらに、この切替指令手段を監視して自動制御
への変更が完了しない時には、繰り返し切替指令を切替
指令手段へ出力して選択切替器における制御位置を自動
制御に変更させる。
の選択切替器における制御位置を監視し、手動制御の場
合には切替指令手段へ自動制御に変更する切替指令を出
力する。さらに、この切替指令手段を監視して自動制御
への変更が完了しない時には、繰り返し切替指令を切替
指令手段へ出力して選択切替器における制御位置を自動
制御に変更させる。
【0019】請求項3記載の発明に係る原子炉給水制御
装置は、請求項2において、判断手段は、原子炉補助給
水ポンプを自動的に起動するための外部信号から、選択
切替器の選択位置が自動制御へ変更完了した時に、その
旨を報知するメッセージを出力することを特徴とする。
判断手段は、選択切替器において制御位置が自動制御に
変更されると、この変更完了についてのメッセージを出
力して、その旨を運転員に報知する。
装置は、請求項2において、判断手段は、原子炉補助給
水ポンプを自動的に起動するための外部信号から、選択
切替器の選択位置が自動制御へ変更完了した時に、その
旨を報知するメッセージを出力することを特徴とする。
判断手段は、選択切替器において制御位置が自動制御に
変更されると、この変更完了についてのメッセージを出
力して、その旨を運転員に報知する。
【0020】請求項4記載の発明に係る原子炉給水制御
装置は、請求項2において、判断手段は、外部信号によ
る選択切替器の自動制御とした原子炉補助給水ポンプの
起動運転中に前記選択切替器を人為的に手動制御に選択
した時は、前記選択切替器の選択位置が自動制御より除
外されたことを報知するメッセージを出力することを特
徴とする。
装置は、請求項2において、判断手段は、外部信号によ
る選択切替器の自動制御とした原子炉補助給水ポンプの
起動運転中に前記選択切替器を人為的に手動制御に選択
した時は、前記選択切替器の選択位置が自動制御より除
外されたことを報知するメッセージを出力することを特
徴とする。
【0021】判断手段は、選択切替器における自動制御
の制御位置が、人為的に手動制御に選択されると、前記
選択位置が自動制御より除外されたことを報知するメッ
セージを出力して、その旨を運転員に警報する。
の制御位置が、人為的に手動制御に選択されると、前記
選択位置が自動制御より除外されたことを報知するメッ
セージを出力して、その旨を運転員に警報する。
【0022】請求項5記載の発明に係る原子炉給水制御
装置は、請求項1において、外部信号は、原子炉補助給
水ポンプを自動的に起動するためのもので、原子炉主給
水ポンプの停止信号と、前記原子炉補助給水ポンプの手
動操作による運転スイッチにおけるシステム自動起動の
信号とからなることを特徴とする。原子炉主給水ポンプ
の停止信号と、原子炉補助給水ポンプの運転スイッチに
おけるシステム自動起動の信号とによる外部信号によ
り、原子炉補助給水ポンプを自動起動させて給水の自動
制御をする。
装置は、請求項1において、外部信号は、原子炉補助給
水ポンプを自動的に起動するためのもので、原子炉主給
水ポンプの停止信号と、前記原子炉補助給水ポンプの手
動操作による運転スイッチにおけるシステム自動起動の
信号とからなることを特徴とする。原子炉主給水ポンプ
の停止信号と、原子炉補助給水ポンプの運転スイッチに
おけるシステム自動起動の信号とによる外部信号によ
り、原子炉補助給水ポンプを自動起動させて給水の自動
制御をする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と同じ
構成部分については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。図1の構成図に示すように原子炉1で発生した
高温高圧の蒸気は、点線矢印19で示すように主蒸気配管
20を通って、蒸気タービン21に送られ、タービン発電機
22を駆動して発電を行う。
面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と同じ
構成部分については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。図1の構成図に示すように原子炉1で発生した
高温高圧の蒸気は、点線矢印19で示すように主蒸気配管
20を通って、蒸気タービン21に送られ、タービン発電機
22を駆動して発電を行う。
【0024】蒸気タービン21を出た蒸気は復水器23にお
いて復水となり、復水配管24を通って原子炉主給水ポン
プ3a,3bにより圧送されて、実線矢印25で示すよう
に給水として給水配管26から原子炉1内に供給される。
従って、この原子炉1に対する給水系については、2台
の原子炉主給水ポンプ3a,3bと、後備用の原子炉補
助給水ポンプ4及び補助給水ポンプ用調整弁7とからな
るが、その給水制御系としては、図2のブロック構成図
に示す原子炉給水制御装置27を設けた構成としてる。
いて復水となり、復水配管24を通って原子炉主給水ポン
プ3a,3bにより圧送されて、実線矢印25で示すよう
に給水として給水配管26から原子炉1内に供給される。
従って、この原子炉1に対する給水系については、2台
の原子炉主給水ポンプ3a,3bと、後備用の原子炉補
助給水ポンプ4及び補助給水ポンプ用調整弁7とからな
るが、その給水制御系としては、図2のブロック構成図
に示す原子炉給水制御装置27を設けた構成としてる。
【0025】前記原子炉主給水ポンプ3a,3bは、蒸
気を駆動源とする駆動用タービン28a,28bにより駆動
されるタービン駆動ポンプで、原子力発電プラントが定
格出力運転時には、この2台のそれぞれ50%容量の原子
炉主給水ポンプ3a,3bが運転されて、原子炉1への
給水を行っている。
気を駆動源とする駆動用タービン28a,28bにより駆動
されるタービン駆動ポンプで、原子力発電プラントが定
格出力運転時には、この2台のそれぞれ50%容量の原子
炉主給水ポンプ3a,3bが運転されて、原子炉1への
給水を行っている。
【0026】また、この原子炉主給水ポンプ3a,3b
の後備用としては、駆動モータ6で駆動される原子炉補
助給水ポンプ4を設けているが、この原子炉補助給水ポ
ンプ4は、一般的に2台のそれぞれ25%容量の給水ポン
プが設置されているが、ここでは、説明と共に理解を容
易とするために簡略化して1台で50%容量の原子炉補助
給水ポンプ4として示している。
の後備用としては、駆動モータ6で駆動される原子炉補
助給水ポンプ4を設けているが、この原子炉補助給水ポ
ンプ4は、一般的に2台のそれぞれ25%容量の給水ポン
プが設置されているが、ここでは、説明と共に理解を容
易とするために簡略化して1台で50%容量の原子炉補助
給水ポンプ4として示している。
【0027】なお、前記2台で50%容量とする原子炉補
助給水ポンプ4の出口側には、それぞれ補助給水ポンプ
用調整弁7が設けられてあり、この開度を制御すること
により原子炉補助給水ポンプ4の流量を調整している。
助給水ポンプ4の出口側には、それぞれ補助給水ポンプ
用調整弁7が設けられてあり、この開度を制御すること
により原子炉補助給水ポンプ4の流量を調整している。
【0028】また、前記原子炉補助給水ポンプ4の駆動
モータ6には、図3(a)の正面図に示す補助給水ポン
プ運転スイッチ29が接続されていて、この補助給水ポン
プ運転スイッチ29のハンドル29aは、常時「自動」の位
置にあり、図示しない外部信号等による自動運転の条件
が成立した場合には、原子炉補助給水ポンプ4を自動的
に起動させる。
モータ6には、図3(a)の正面図に示す補助給水ポン
プ運転スイッチ29が接続されていて、この補助給水ポン
プ運転スイッチ29のハンドル29aは、常時「自動」の位
置にあり、図示しない外部信号等による自動運転の条件
が成立した場合には、原子炉補助給水ポンプ4を自動的
に起動させる。
【0029】さらに、運転員による「切」または「起
動」および図3(b)に示す「システム自動起動」への
操作により、前記原子炉補助給水ポンプ4を駆動する駆
動用モータ6に対する電源の切りと、投入により運転停
止と起動を行うもので、運転員がハンドル29aから手を
離すと「自動」の位置に復帰する。
動」および図3(b)に示す「システム自動起動」への
操作により、前記原子炉補助給水ポンプ4を駆動する駆
動用モータ6に対する電源の切りと、投入により運転停
止と起動を行うもので、運転員がハンドル29aから手を
離すと「自動」の位置に復帰する。
【0030】図2に示すように原子炉給水制御装置27
は、制御手段9と選択切替器30および手動設定器11と共
に、判断手段31と切替指令手段32および報知手段33とか
ら構成されている(請求項1)。制御手段9は、炉水位
設定値12と計測した炉水位13が入力される加減器14と、
この加減器14の出力を入力して調整弁自動制御信号15を
出力する演算器16とからなっている。
は、制御手段9と選択切替器30および手動設定器11と共
に、判断手段31と切替指令手段32および報知手段33とか
ら構成されている(請求項1)。制御手段9は、炉水位
設定値12と計測した炉水位13が入力される加減器14と、
この加減器14の出力を入力して調整弁自動制御信号15を
出力する演算器16とからなっている。
【0031】また、選択切替器30は前記調整弁自動制御
信号15と、手動設定器11からの調整弁手動制御信号17を
入力し、運転員の操作による「自動制御」または「手動
制御」の制御位置が選択されて、前記調整弁自動制御信
号15または調整弁手動制御信号17のいづれかを出力す
る。なお、選択切替器30は、この際に前記選択された
「自動制御」または「手動制御」の制御位置信号34を判
断手段31に出力すると共に、切替指令手段32からの切替
信号35により、強制的に「自動制御」の制御位置を選択
する(請求項2)。
信号15と、手動設定器11からの調整弁手動制御信号17を
入力し、運転員の操作による「自動制御」または「手動
制御」の制御位置が選択されて、前記調整弁自動制御信
号15または調整弁手動制御信号17のいづれかを出力す
る。なお、選択切替器30は、この際に前記選択された
「自動制御」または「手動制御」の制御位置信号34を判
断手段31に出力すると共に、切替指令手段32からの切替
信号35により、強制的に「自動制御」の制御位置を選択
する(請求項2)。
【0032】前記判断手段31は、外部信号36として前記
補助給水ポンプ運転スイッチ29からのシステム自動起動
信号37と、主給水ポンプ停止信号38を入力すると共に、
前記選択切替器30から入力される制御位置信号34によ
り、選択切替器30における制御位置を監視する。
補助給水ポンプ運転スイッチ29からのシステム自動起動
信号37と、主給水ポンプ停止信号38を入力すると共に、
前記選択切替器30から入力される制御位置信号34によ
り、選択切替器30における制御位置を監視する。
【0033】この監視結果から、制御位置信号34から選
択切替器30において「手動制御」の制御位置が選択され
ており、かつ前記外部信号36が入力された時には、切替
指令手段32に対して選択切替器30へ「自動制御」の制御
位置を選択するための切替信号35を出力するように切替
指令信号39を発する。なお、この切替指令信号39は、選
択切替器30において「自動制御」の制御位置が選択され
るまで繰り返し出力される(請求項4)。
択切替器30において「手動制御」の制御位置が選択され
ており、かつ前記外部信号36が入力された時には、切替
指令手段32に対して選択切替器30へ「自動制御」の制御
位置を選択するための切替信号35を出力するように切替
指令信号39を発する。なお、この切替指令信号39は、選
択切替器30において「自動制御」の制御位置が選択され
るまで繰り返し出力される(請求項4)。
【0034】さらに判断手段31においては、前記切替指
令手段32により選択切替器30において、制御位置が「手
動制御」から「自動制御」へ切替えが完了した場合、お
よび「自動制御」制御位置における運転中に、人為的に
「自動制御」制御位置から除外された場合は、それぞ
れ、その旨のメッセージを報知手段33に表示するように
構成されている(請求項3,5)。
令手段32により選択切替器30において、制御位置が「手
動制御」から「自動制御」へ切替えが完了した場合、お
よび「自動制御」制御位置における運転中に、人為的に
「自動制御」制御位置から除外された場合は、それぞ
れ、その旨のメッセージを報知手段33に表示するように
構成されている(請求項3,5)。
【0035】次に、上記構成による作用について説明す
る。通常運転中の原子炉1内の炉水2は、駆動用タービ
ン28a,28bにより駆動される原子炉主給水ポンプ3
a,3bにより給水されているが、前記原子炉主給水ポ
ンプ3aまたは原子炉主給水ポンプ3bに異常が生じて
停止された場合には、その停止による給水不足が発生す
る。この給水不足に対しては、後備用の原子炉補助給水
ポンプ4を自動的に起動させて、不足分を補うようにし
ている。
る。通常運転中の原子炉1内の炉水2は、駆動用タービ
ン28a,28bにより駆動される原子炉主給水ポンプ3
a,3bにより給水されているが、前記原子炉主給水ポ
ンプ3aまたは原子炉主給水ポンプ3bに異常が生じて
停止された場合には、その停止による給水不足が発生す
る。この給水不足に対しては、後備用の原子炉補助給水
ポンプ4を自動的に起動させて、不足分を補うようにし
ている。
【0036】この時の原子炉補助給水ポンプ4の運転に
ついては、前記補助給水ポンプ運転スイッチ29が、常時
バネ力等により「自動」の位置にあることから、原子炉
補助給水ポンプ4としては待機状態とされている。従っ
て、補助給水ポンプ運転スイッチ29の「自動」位置にお
いては、主給水ポンプ停止信号等の自動起動信号によ
り、駆動用モータ6に対して電源が投入されて、原子炉
補助給水ポンプ4は自動的に起動される。
ついては、前記補助給水ポンプ運転スイッチ29が、常時
バネ力等により「自動」の位置にあることから、原子炉
補助給水ポンプ4としては待機状態とされている。従っ
て、補助給水ポンプ運転スイッチ29の「自動」位置にお
いては、主給水ポンプ停止信号等の自動起動信号によ
り、駆動用モータ6に対して電源が投入されて、原子炉
補助給水ポンプ4は自動的に起動される。
【0037】なお、原子炉補助給水ポンプ4は、運転員
により補助給水ポンプ運転スイッチ29のハンドル29aを
「起動」に操作することによっても、任意に起動するこ
とができる。また、運転員が操作するハンドル29aの
「止」位置では、駆動用モータ6に対する電源が切断さ
れるので、原子炉補助給水ポンプ4は停止されるが、運
転員がハンドル29aから手を離すと、補助給水ポンプ運
転スイッチ29は、「自動」の位置に復帰する。
により補助給水ポンプ運転スイッチ29のハンドル29aを
「起動」に操作することによっても、任意に起動するこ
とができる。また、運転員が操作するハンドル29aの
「止」位置では、駆動用モータ6に対する電源が切断さ
れるので、原子炉補助給水ポンプ4は停止されるが、運
転員がハンドル29aから手を離すと、補助給水ポンプ運
転スイッチ29は、「自動」の位置に復帰する。
【0038】原子炉補助給水ポンプ4により供給される
制御対象である原子炉1に対する給水量は、原子炉補助
給水ポンプ4の出口側に設置している補助給水ポンプ用
調整弁7の開度制御により調整されて、原子炉主給水ポ
ンプ3a,3bの異常による不足分を補って、原子炉1
の炉水位13を炉水位設定値12に維持させる。
制御対象である原子炉1に対する給水量は、原子炉補助
給水ポンプ4の出口側に設置している補助給水ポンプ用
調整弁7の開度制御により調整されて、原子炉主給水ポ
ンプ3a,3bの異常による不足分を補って、原子炉1
の炉水位13を炉水位設定値12に維持させる。
【0039】原子炉給水制御装置27においては、選択切
替器10の「自動制御」または「手動制御」の制御位置の
選択が運転員により行われるが、「自動制御」が選択さ
れている場合に、原子炉1の通常運転中に原子炉主給水
ポンプ3aあるいは原子炉主給水ポンプ3bに異常が発
生して停止すると、主給水ポンプ停止信号38等の自動起
動信号が発せられる。この時に、前記補助給水ポンプ運
転スイッチ29は図3(a)のように「自動」とされてい
るので、後備用の原子炉補助給水ポンプ4が自動起動す
る。
替器10の「自動制御」または「手動制御」の制御位置の
選択が運転員により行われるが、「自動制御」が選択さ
れている場合に、原子炉1の通常運転中に原子炉主給水
ポンプ3aあるいは原子炉主給水ポンプ3bに異常が発
生して停止すると、主給水ポンプ停止信号38等の自動起
動信号が発せられる。この時に、前記補助給水ポンプ運
転スイッチ29は図3(a)のように「自動」とされてい
るので、後備用の原子炉補助給水ポンプ4が自動起動す
る。
【0040】これにより制御手段9においては、炉水位
設定値12と計測した炉水位13との加減器14における加減
演算した偏差を演算器16で演算して、この調整弁自動制
御信号15を選択切替器30を介して補助給水ポンプ用調整
弁7へ伝達し、制御対象である原子炉1への給水流量18
が調整される。
設定値12と計測した炉水位13との加減器14における加減
演算した偏差を演算器16で演算して、この調整弁自動制
御信号15を選択切替器30を介して補助給水ポンプ用調整
弁7へ伝達し、制御対象である原子炉1への給水流量18
が調整される。
【0041】この結果として、前記炉水位設定値12と計
測した炉水位13とが一致するように制御が行われること
になり、原子炉補助給水ポンプ4により、原子炉主給水
ポンプ3aあるいは原子炉主給水ポンプ3bの異常によ
る不足給水を適切に補うことができる。
測した炉水位13とが一致するように制御が行われること
になり、原子炉補助給水ポンプ4により、原子炉主給水
ポンプ3aあるいは原子炉主給水ポンプ3bの異常によ
る不足給水を適切に補うことができる。
【0042】従って、後備用の原子炉補助給水ポンプ4
が自動的に起動し、原子炉1における炉水位13を自動制
御するためには、選択切替器30が「自動制御」の制御位
置を選択されている必要がある。しかしながら、選択切
替器30が「手動制御」の制御位置を選択されている時に
は、前記調整弁自動制御信号15が補助給水ポンプ用調整
弁7に伝達されないことから、炉水位13を自動制御する
ことができない。
が自動的に起動し、原子炉1における炉水位13を自動制
御するためには、選択切替器30が「自動制御」の制御位
置を選択されている必要がある。しかしながら、選択切
替器30が「手動制御」の制御位置を選択されている時に
は、前記調整弁自動制御信号15が補助給水ポンプ用調整
弁7に伝達されないことから、炉水位13を自動制御する
ことができない。
【0043】なお、この際に運転員が手動設定器11を操
作し、調整弁手動制御信号17を任意に調整して、補助給
水ポンプ用調整弁7の開度を増減させることにより、原
子炉1への給水流量18を調整することはできる。ここ
で、運転員が前記補助給水ポンプ運転スイッチ29を「シ
ステム自動起動」とすると、前記判断手段31には、補助
給水ポンプ運転スイッチ29からのシステム自動起動信号
37と、前記主給水ポンプ停止信号38とによる外部信号36
が入力される。
作し、調整弁手動制御信号17を任意に調整して、補助給
水ポンプ用調整弁7の開度を増減させることにより、原
子炉1への給水流量18を調整することはできる。ここ
で、運転員が前記補助給水ポンプ運転スイッチ29を「シ
ステム自動起動」とすると、前記判断手段31には、補助
給水ポンプ運転スイッチ29からのシステム自動起動信号
37と、前記主給水ポンプ停止信号38とによる外部信号36
が入力される。
【0044】また、前記外部信号36は、原子炉1への給
水を目的として、原子炉補助給水ポンプ4を自動的に起
動するために判断手段31の外部で作られる信号で、原子
炉主給水ポンプ3a,3bの停止を示す主給水ポンプ停
止信号38と、運転員の判断に基づき原子炉補助給水ポン
プ4を起動するための前記補助給水ポンプ運転スイッチ
29を「システム自動起動」の位置にした時に発生するシ
ステム自動起動信号37である。
水を目的として、原子炉補助給水ポンプ4を自動的に起
動するために判断手段31の外部で作られる信号で、原子
炉主給水ポンプ3a,3bの停止を示す主給水ポンプ停
止信号38と、運転員の判断に基づき原子炉補助給水ポン
プ4を起動するための前記補助給水ポンプ運転スイッチ
29を「システム自動起動」の位置にした時に発生するシ
ステム自動起動信号37である。
【0045】なお、原子炉主給水ポンプ3a,3bの停
止を示す主給水ポンプ停止信号38は、原子炉主給水ポン
プ3a,3bが2台設けられている時には、いずれか1
台の原子炉主給水ポンプ3a,3bに故障が発生して、
自己の損傷防止のために自ら停止した場合の停止を示す
信号のことである。
止を示す主給水ポンプ停止信号38は、原子炉主給水ポン
プ3a,3bが2台設けられている時には、いずれか1
台の原子炉主給水ポンプ3a,3bに故障が発生して、
自己の損傷防止のために自ら停止した場合の停止を示す
信号のことである。
【0046】前記判断手段31は、選択切替器30から「自
動制御」であるか「手動制御」かの制御位置信号34を受
けて、この制御位置信号34が「手動制御」である場合に
は、この状態を判断して切替指令手段32に切替指令信号
39を出力する。これにより、切替指令手段32は切替指令
信号35により、選択切替器32に対して「自動制御」の制
御位置への選定を行なわせる。
動制御」であるか「手動制御」かの制御位置信号34を受
けて、この制御位置信号34が「手動制御」である場合に
は、この状態を判断して切替指令手段32に切替指令信号
39を出力する。これにより、切替指令手段32は切替指令
信号35により、選択切替器32に対して「自動制御」の制
御位置への選定を行なわせる。
【0047】前記判断手段31における判断機能につい
て、図4の機能フロー図により説明する。原子炉主給水
ポンプ3aあるいは原子炉主給水ポンプ3bに異常が発
生して停止すると、この停止を示す主給水ポンプ停止信
号38が発せられる。また、運転員の判断に基づき、原子
炉補助給水ポンプ4を起動するための補助給水ポンプ運
転スイッチ29を、図3(b)の「システム自動起動」の
位置にすると、補助給水ポンプ運転スイッチ29から、シ
ステム自動起動信号37が出力される。
て、図4の機能フロー図により説明する。原子炉主給水
ポンプ3aあるいは原子炉主給水ポンプ3bに異常が発
生して停止すると、この停止を示す主給水ポンプ停止信
号38が発せられる。また、運転員の判断に基づき、原子
炉補助給水ポンプ4を起動するための補助給水ポンプ運
転スイッチ29を、図3(b)の「システム自動起動」の
位置にすると、補助給水ポンプ運転スイッチ29から、シ
ステム自動起動信号37が出力される。
【0048】前記システム自動起動信号37と主給水ポン
プ停止信号38とからなる外部信号33が判断手段31に入力
すると、ステップ1(以下、S1 のように略称する)に
て、<この外部信号33があるか?>との確認をする。
プ停止信号38とからなる外部信号33が判断手段31に入力
すると、ステップ1(以下、S1 のように略称する)に
て、<この外部信号33があるか?>との確認をする。
【0049】次に、S2 において前記選択切替器30の制
御位置信号34から、選択切替器30が<「自動制御」位置
か?>の確認をして、「自動制御」の制御位置であった
場合には、判断作用を完了させる(S3 )。なお、この
時にS2 において、選択切替器30が「自動制御」位置で
ない場合に、判断手段31は切替指令手段31へ選択切替器
30に、「自動制御」の制御位置を選択させるための切替
指令(切替指令信号39)を出力する(S4 )。
御位置信号34から、選択切替器30が<「自動制御」位置
か?>の確認をして、「自動制御」の制御位置であった
場合には、判断作用を完了させる(S3 )。なお、この
時にS2 において、選択切替器30が「自動制御」位置で
ない場合に、判断手段31は切替指令手段31へ選択切替器
30に、「自動制御」の制御位置を選択させるための切替
指令(切替指令信号39)を出力する(S4 )。
【0050】S4 による切替指令信号39で切替指令手段
32が切替作動し(S5 )、選択切替器30に対して切替信
号35を出力することから、選択切替器30は「手動制御」
の制御位置から、「自動制御」の制御位置への選択替え
が行われる(S6 )。また、この選択切替器30において
「自動制御」が選択されたことは、S7 にて<「自動制
御」位置か?>の判断(制御位置信号34)をして、「自
動制御」になれば、判断作用を完了させる(S3 )。
32が切替作動し(S5 )、選択切替器30に対して切替信
号35を出力することから、選択切替器30は「手動制御」
の制御位置から、「自動制御」の制御位置への選択替え
が行われる(S6 )。また、この選択切替器30において
「自動制御」が選択されたことは、S7 にて<「自動制
御」位置か?>の判断(制御位置信号34)をして、「自
動制御」になれば、判断作用を完了させる(S3 )。
【0051】なお、この際に前記選択切替器30において
「自動制御」の選択が行われなかった場合には、これを
前記S7 が判断すると前記S4 に戻して、切替指令手段
32が選択切替器30に対して、「自動制御」を選択させる
切替信号35を、選択切替器30において「自動制御」の制
御位置が選択されるまで繰り返し出力する。
「自動制御」の選択が行われなかった場合には、これを
前記S7 が判断すると前記S4 に戻して、切替指令手段
32が選択切替器30に対して、「自動制御」を選択させる
切替信号35を、選択切替器30において「自動制御」の制
御位置が選択されるまで繰り返し出力する。
【0052】前記S3 では判断作用が完了し、選択切替
器30において「自動制御」が選択された場合には、この
「自動制御」の位置選択が完了した旨のメッセージを出
力して(S8 )、例えば運転員に伝達し易い制御室内に
設置された前記報知手段33において表示する(S9 )。
さらに判断手段31では、S3 において判断作用が完了し
た後にも、S10により前記選択切替器30において<「自
動制御」位置か?>により、「自動制御」が選択されて
いることの監視をしている。
器30において「自動制御」が選択された場合には、この
「自動制御」の位置選択が完了した旨のメッセージを出
力して(S8 )、例えば運転員に伝達し易い制御室内に
設置された前記報知手段33において表示する(S9 )。
さらに判断手段31では、S3 において判断作用が完了し
た後にも、S10により前記選択切替器30において<「自
動制御」位置か?>により、「自動制御」が選択されて
いることの監視をしている。
【0053】従って、前記一旦原子炉補助給水ポンプ4
が起動し、選択切替器30において「自動制御」の制御位
置が選択されている状態で、人為的に前記選択切替器30
を「手動制御」位置に選択すると、S10では前記選択切
替器30における「自動制御」の制御位置が除外されたと
判断する。このことは、「自動制御」の制御位置が除外
された旨のメッセージとして出力し(S11)、例えば運
転員に伝達し易い制御室内に設置された前記報知手段33
において警報として表示される(S12)。
が起動し、選択切替器30において「自動制御」の制御位
置が選択されている状態で、人為的に前記選択切替器30
を「手動制御」位置に選択すると、S10では前記選択切
替器30における「自動制御」の制御位置が除外されたと
判断する。このことは、「自動制御」の制御位置が除外
された旨のメッセージとして出力し(S11)、例えば運
転員に伝達し易い制御室内に設置された前記報知手段33
において警報として表示される(S12)。
【0054】これにより、原子炉補助給水ポンプ4の自
動起動と共に、補助給水ポンプ運転スイッチ29が「シス
テム自動起動」で、前記選択切替器30により原子炉1の
炉水位13を炉水位設定値12に維持する給水制御について
は、もしも誤って、人為的に前記選択切替器30における
「自動制御」を「手動制御」の制御位置に切替えた場合
には、前記S12における表示により警報を報知して、誤
操作を禁止することができる。
動起動と共に、補助給水ポンプ運転スイッチ29が「シス
テム自動起動」で、前記選択切替器30により原子炉1の
炉水位13を炉水位設定値12に維持する給水制御について
は、もしも誤って、人為的に前記選択切替器30における
「自動制御」を「手動制御」の制御位置に切替えた場合
には、前記S12における表示により警報を報知して、誤
操作を禁止することができる。
【0055】
【発明の効果】以上本発明によれば、原子炉主給水ポン
プの異常から停止した場合で、後備用の原子炉補助給水
ポンプを自動起動させた際に、たとえ当該原子炉補助給
水ポンプ用の調整弁を制御する選択切替器が、「手動制
御」を選択していた場合でも、これを直ちに「自動制
御」に変更させる。
プの異常から停止した場合で、後備用の原子炉補助給水
ポンプを自動起動させた際に、たとえ当該原子炉補助給
水ポンプ用の調整弁を制御する選択切替器が、「手動制
御」を選択していた場合でも、これを直ちに「自動制
御」に変更させる。
【0056】これにより、原子炉補助給水ポンプからの
給水で、原子炉の水位を迅速で適切に維持することがで
きると共に、選択切替器が「手動制御」のまま放置され
て、後備用の原子炉補助給水ポンプによる原子炉水位の
自動制御が妨げられることが防止できるので、信頼性の
向上と共に運転員の負担が軽減される。
給水で、原子炉の水位を迅速で適切に維持することがで
きると共に、選択切替器が「手動制御」のまま放置され
て、後備用の原子炉補助給水ポンプによる原子炉水位の
自動制御が妨げられることが防止できるので、信頼性の
向上と共に運転員の負担が軽減される。
【図1】本発明に係る一実施の形態の給水制御系の構成
図を示す。
図を示す。
【図2】本発明に係る一実施の形態の原子炉給水制御装
置のブロック構成図。
置のブロック構成図。
【図3】本発明に係る一実施の形態の補助給水ポンプ運
転スイッチの正面図で、(a)は自動位置とした状態、
(b)はシステム自動起動位置とした状態を示す。
転スイッチの正面図で、(a)は自動位置とした状態、
(b)はシステム自動起動位置とした状態を示す。
【図4】本発明に係る一実施の形態の判断手段における
機能フロー図。
機能フロー図。
【図5】従来の原子炉給水制御装置で、(a)はブロッ
ク構成図、(b)は概略構成図。
ク構成図、(b)は概略構成図。
【図6】従来の補助給水ポンプ運転スイッチの正面図。
1…原子炉、2…炉水、3,3a,3b…原子炉主給水
ポンプ、4…原子炉補助給水ポンプ、5,29…補助給水
ポンプ運転スイッチ、5a,29a…ハンドル、6…駆動
用モータ、7…補助給水ポンプ用調整弁、8,27…原子
炉給水制御装置、9…制御手段、10,30…選択切替器、
11…手動設定器、12…水位設定値、13…炉水位、14…加
減器、15…調整弁自動制御信号、16…演算器、17…調整
弁手動制御信号、18…原子炉給水流量、19…蒸気(点線
矢印)、20…主蒸気配管、21…蒸気、22…タービン発電
機、23…復水器、24…復水配管、25…給水(実線矢
印)、26…給水配管、28a,28b…駆動用タービン、31
…判断手段、32…切替指令手段、33…報知手段、34…制
御位置信号、35…切替信号、36…外部信号、37…システ
ム自動起動信号、38…主給水ポンプ停止信号、39…切替
指令信号、S1 〜S12…判断機能の作用ステップ。
ポンプ、4…原子炉補助給水ポンプ、5,29…補助給水
ポンプ運転スイッチ、5a,29a…ハンドル、6…駆動
用モータ、7…補助給水ポンプ用調整弁、8,27…原子
炉給水制御装置、9…制御手段、10,30…選択切替器、
11…手動設定器、12…水位設定値、13…炉水位、14…加
減器、15…調整弁自動制御信号、16…演算器、17…調整
弁手動制御信号、18…原子炉給水流量、19…蒸気(点線
矢印)、20…主蒸気配管、21…蒸気、22…タービン発電
機、23…復水器、24…復水配管、25…給水(実線矢
印)、26…給水配管、28a,28b…駆動用タービン、31
…判断手段、32…切替指令手段、33…報知手段、34…制
御位置信号、35…切替信号、36…外部信号、37…システ
ム自動起動信号、38…主給水ポンプ停止信号、39…切替
指令信号、S1 〜S12…判断機能の作用ステップ。
Claims (5)
- 【請求項1】 原子炉の炉水位を調整する原子炉給水制
御装置において、外部信号を受けて原子炉補助給水ポン
プを自動的に起動する時に、前記原子炉補助給水ポンプ
の流量を調整する調整弁の自動制御と手動制御を選択す
る選択切替器における制御位置を監視して、前記選択切
替器の制御位置を常に自動制御に選択維持する判断手段
と、この判断手段からの指令により前記選択切替器に自
動制御への切替指令を出力する切替指令手段を設けたこ
とを特徴とする原子炉給水制御装置。 - 【請求項2】 前記判断手段は、原子炉補助給水ポンプ
を自動的に起動するための外部信号から前記選択切替器
におけるその時点の制御位置を監視して、この時の制御
位置が手動制御の場合には前記切替指令手段へ選択切替
器の制御位置を自動制御に変更する切替指令をすると共
に、前記選択切替器において自動制御への変更が完了し
ない時には、繰り返し切替指令を出力して選択切替器に
おける制御位置を自動制御に変更させることを特徴とす
る請求項1記載の原子炉給水制御装置。 - 【請求項3】 前記判断手段は、原子炉補助給水ポンプ
を自動的に起動するための外部信号から、前記選択切替
器の選択位置が自動制御へ変更完了した時に、その旨を
報知するメッセージを出力することを特徴とする請求項
2記載の原子炉給水制御装置。 - 【請求項4】 前記判断手段は、外部信号による選択切
替器の自動制御とした原子炉補助給水ポンプの起動運転
中に前記選択切替器を人為的に手動制御に選択した時
は、前記選択切替器の選択位置が自動制御より除外され
たことを報知するメッセージを出力することを特徴とす
る請求項2記載の原子炉給水制御装置。 - 【請求項5】 前記外部信号は、原子炉補助給水ポンプ
を自動的に起動するためのもので、原子炉主給水ポンプ
の停止信号と、前記原子炉補助給水ポンプの手動操作に
よる運転スイッチにおけるシステム自動起動の信号とか
らなることを特徴とする請求項1記載の原子炉給水制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10075139A JPH11271491A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 原子炉給水制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10075139A JPH11271491A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 原子炉給水制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271491A true JPH11271491A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13567577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10075139A Pending JPH11271491A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 原子炉給水制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11271491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2535834A (en) * | 2015-01-08 | 2016-08-31 | China Nuclear Power Eng Co Ltd | Method for segmental control of auxillary feedwater flow |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP10075139A patent/JPH11271491A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2535834A (en) * | 2015-01-08 | 2016-08-31 | China Nuclear Power Eng Co Ltd | Method for segmental control of auxillary feedwater flow |
| GB2535834B (en) * | 2015-01-08 | 2019-04-10 | China Nuclear Power Eng Co Ltd | Method for segmental control of auxillary feedwater flow |
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