JPH112715A - カラーフィルタ製造方法およびカラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタ製造方法およびカラーフィルタ

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JPH112715A
JPH112715A JP15692997A JP15692997A JPH112715A JP H112715 A JPH112715 A JP H112715A JP 15692997 A JP15692997 A JP 15692997A JP 15692997 A JP15692997 A JP 15692997A JP H112715 A JPH112715 A JP H112715A
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JP
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pigment
colored layer
color filter
dispersed resist
wire bar
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JP15692997A
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Hiroki Takahashi
弘樹 高橋
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラーフィルタの製造において、異物の発生や
付着等を抑制しつつ、顔料分散レジストの膜厚を均一に
し、省液化を実現する。 【解決手段】ロッド54aにステンレス細線54bを螺
旋状に巻装してワイヤーバー54を形成する。ワイヤー
バー54を回転させて、隣接する細線54b間に形成さ
れた凹部56に顔料分散レジストを蓄えて上側基板11
に塗布し、露光、現像等の処理を行い有色層を形成す
る。細線54bが巻装されている領域の幅を広いものと
し、ワイヤーバーを回転させて凹部56に蓄えられた保
護剤を、有色層が形成された上側基板11に塗布して、
有色層よりも広く保護層を形成する。顔料分散レジスト
等の省液化を図ることができる。上側基板11の周辺部
に顔料分散レジストが残っても、レジスト残りが保護層
で覆われるので、顔料分散レジストの残渣に起因するゴ
ミや異物の発生、あるいは液が垂れたようなムラの発生
を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーフィルタ
の製造方法およびカラーフィルタに関する。詳しくは、
丸い棒状体に細線を巻装して形成されたワイヤーバー
の、隣接する細線間に形成された凹部に顔料分散レジス
トあるいは保護剤を蓄えるものとし、ワイヤーバーを回
転させて、凹部に蓄えられた顔料分散レジストを基板に
付着させて塗布を行い有色層を形成し、次にワイヤーバ
ーの細線が巻装されている領域の幅を広いものとしてワ
イヤーバーを回転させ、凹部に蓄えられた保護剤を有色
層上に付着させて塗布を行い有色層よりも広く保護層を
形成することにより、異物の発生や付着等を抑制しつ
つ、顔料分散レジストの膜厚を均一にし、かつ、省液化
を実現してカラーフィルタを製造するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやカラー
テレビジョン等では薄型の画像表示装置として、液晶画
像表示装置が使用されている。この液晶画像表示装置で
は、STN(Super Twisted Nematic)方式やTFT(Thin
Film Transistor)方式あるいは放電プラズマを利用し
て液晶を駆動するプラズマアドレス方式の表示装置等が
知られている。
【0003】このプラズマアドレス液晶表示装置は、図
8および図9に示すように、表示セル10と、プラズマ
セル20と、それら両者の間に介在する誘電シート30
とを積層したフラットパネル構造とされる。誘電シート
30は、ガラスや雲母あるいはプラスチック等で構成さ
れる。この誘電シート30は表示セル10を駆動するた
めにできるだけ薄くする必要があり、例えば50μm程
度の板厚を有するように形成される。
【0004】表示セル10はガラス基板(上側基板)1
1を用いて構成される。上側基板11の内側面には、カ
ラー表示を行うためのカラーフィルタ12が形成され
る。また、カラーフィルタ12上には透明導電材料から
なり行方向に延びる複数本のデータ電極13が所定の間
隔を保持して列方向に並列的に形成される。この上側基
板11はスペーサ14によって所定の間隙を保持した状
態で誘電シート30に接合される。上側基板11および
誘電シート30の間隙には、電気光学材料としてのネマ
チック液晶が充填されて液晶層15が形成される。ここ
で、上側基板11および誘電シート30の間隙の寸法は
例えば4〜10μmとされ、表示面全体に亘って均一に
保たれる。なお、電気光学材料としては液晶以外のもの
を使用することもできる。
【0005】一方、プラズマセル20はガラス基板(下
側基板)21を用いて構成される。下側基板21の内側
面には、プラズマ電極を構成する列方向に延びる複数の
アノード電極22Aとカソード電極22Kが交互に所定
の間隔を保持して行方向に並列的に形成される。また、
アノード電極22Aおよびカソード電極22Kの各上面
のほぼ中央部には、それぞれ電極に沿って延在するよう
に所定幅の隔壁23が形成される。そして、各隔壁23
の頂部は誘電シート30の下面に当接され、下側基板2
1および誘電シート30の間隙の寸法が一定に保持され
る。
【0006】下側基板21の周辺部には、その周辺部に
沿って低融点ガラス等を使用したフリットシール材24
が配設され、下側基板21と誘電シート30とが気密的
に接合される。下側基板21および誘電シート30の間
隙は放電チャネル25とされて、イオン化可能なガスが
封入される。封入されるガスとしては、例えばヘリウ
ム、ネオン、アルゴンあるいはこれらの混合気体等が使
用される。
【0007】この放電チャネル25は行方向に並列的
に、すなわちデータ電極13と直交するように形成され
る。各データ電極13は列駆動単位となると共に、放電
チャネル25は行駆動単位となり、両者の交差部が図1
0に示すように画素41とされる。
【0008】また、カラーフィルタ12は、赤(R)緑
(G)青(B)の有色層12a,12b,12cが画素
に対応してストライプ状あるいはモザイク状等に配列さ
れて、更にこれらの各有色層12a,12b,12c
が、隔壁23に重なるように形成されたブラックマスク
12dによって仕切られている。なお、ブラックマスク
12dは、遮光と画素間の漏れ光によるコントラスト及
び色純度の低下を防止する目的で設置されている。
【0009】ここで、カラーフィルタ12の形成方法と
しては、フォトリソグラフィー法、印刷法、電着法等、
幾つかの方法があるが、カラーフィルタ12に高い加工
精度が要求されるときにはフォトリソグラフィー法が一
般に採用されている。このフォトリソグラフィー法は、
例えば感光性樹脂に所定色の顔料、例えば黒色、赤色、
緑色、青色の顔料を分散した顔料分散レジストを上側基
板11に塗布し、露光、現像を行っていき、順次、黒
色、赤色、緑色、青色のパターンを形成する方法であ
る。
【0010】このように構成されたフラスマアドレス液
晶表示装置では、所定の放電チャネル25に対応するア
ノード電極22Aとカソード電極22Kとの間に所定電
圧が印加されると、その放電チャネル25の内部のガス
が選択的にイオン化されてプラズマ放電が発生し、その
内部は略アノード電位に維持される。この状態で、デー
タ電極13にデータ電圧が印加されると、その放電チャ
ネル25に対応して列方向に並ぶ複数の画素41の液晶
層15に誘電シート30を介してデータ電圧が書き込ま
れる。プラズマ放電が終了すると、放電チャネル25は
浮遊電位となり、各画素41の液晶層15に書き込まれ
たデータ電圧は、次の書き込み期間(例えば1フィール
ド後あるいは1フレーム後)まで保持される。この場
合、放電チャネル25はサンプリングスイッチとして機
能すると共に、各画素41の液晶層15はサンプリング
キャパシタとして機能する。
【0011】この各画素41の液晶層15に書き込まれ
たデータ電圧によって液晶が動作されることにより画素
単位での色表示が行なわれる。したがって、列方向に並
ぶ複数の画素41の液晶層15にデータ電圧を書き込む
放電チャネル25を行方向に順次プラズマ放電させるこ
とにより、二次元カラー画像の表示を行うことができ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトリソ
グラフィー法によるカラーフィルタの製造では、例えば
スピンコート方法を用いて上側基板11に顔料分散レジ
ストが均一に塗布される。次にプリベークにより、溶剤
を揮発させた後、所定のストライプパターンあるいはモ
ザイクパターンを有するフォトマスクを介して露光し、
現像してからボストベークを行うことで顔料分散レジス
トを固着させてカラーフィルタが形成されていた。
【0013】このスピンコート法は、塗布された顔料分
散レジストの厚さのばらつきを例えば5%以内にするこ
とができるという長所があるが、回転により顔料分散レ
ジストを振り切るようにして広げていくため、上側基板
11上に滴下したレジストの90%以上が捨てられてし
まい、省液化が困難であった。また、振り切った顔料分
散レジストが回転により巻き上げられ、異物として上側
基板11に付着し、歩留りが低下したり、不要な部分に
顔料分散レジストが塗布されてしまい上側基板11の周
辺や裏面が汚れること等といったような欠点があった。
【0014】このため、顔料分散レジストの省液化、異
物の付着の防止を図るようなレジスト塗布方法が望まれ
ていたが、顔料分散レジストを塗布する対象がガラス基
板であり、その耐剛性、厚さのばらつき等の要求度が高
いことから、他に有効な方法がなかった。
【0015】そこで、この発明は、上記の実情に鑑みて
なされたものであり、異物の発生、付着等を抑制しつ
つ、顔料分散レジストの膜厚を均一にし、かつ、省液化
を実現できるカラーフィルタの製造方法およびカラーフ
ィルタを提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラーフ
ィルタ製造方法は、丸い棒状体に細線を巻装して形成さ
れたワイヤーバーの、隣接する細線間に形成された凹部
に顔料分散レジストあるいは保護剤を蓄えるものとし、
ワイヤーバーを回転させて、凹部に蓄えられた上記顔料
分散レジストあるいは保護剤を上記基板に付着させて塗
布を行うものとし、有色層上に保護剤を塗布して保護層
を形成する際には顔料分散レジストを塗布して有色層を
形成する際よりもワイヤーバーの細線が巻装されている
領域の幅を広いものとし、有色層よりも保護層を広く形
成するものである。
【0017】また、この発明に係るカラーフィルタは、
透明で平坦な基板上に、感光性樹脂に所定色の顔料を分
散してなる顔料分散レジストを塗布し、露光、現像を行
って所定のパターンとされた有色層と、この有色層上に
有色層よりも広く保護剤を塗布して形成された保護層を
有するものである。
【0018】この発明においては、丸い棒状体に細線を
例えば螺旋状に巻装して形成されたワイヤーバーを用
い、このワイヤーバーが回転されて、ワイヤーバーの隣
接する細線間に形成された凹部に蓄えられた顔料分散レ
ジストが透明で平坦な基板上に塗布される。この顔料分
散レジストは、感光性樹脂に所定色の顔料を分散して生
成されたものであり、露光、現像を行うことにより所定
のパターンの有色層が形成される。次に、ワイヤーバー
の細線が巻装されている領域の幅が広いものとされ、こ
のワイヤーバーが回転されることにより、ワイヤーバー
の凹部に蓄えられた保護剤が、有色層が形成された基板
上に付着されて、有色層よりも広く保護層が形成され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態に
ついて図を用いて詳細に説明する。カラーフィルタはフ
ォトリソグラフィー法を用いて形成され、例えば感光性
樹脂に所定色の顔料、例えば黒色、赤色、緑色、青色の
顔料を分散した顔料分散レジストが、図1に示す塗布装
置を用いて上側基板11に塗布される。
【0020】ここで、顔料分散レジストは、アクリル
系、ボリイミド系、エボキシ系、ポリビニールアルコー
ル系等、比較的耐熱性の高い高分子樹脂に感光特性を持
たせ、顔料を分散させたものである。なお、顔料は、有
機顔料あるいは無機顔料のいずれでも良く、例えば有機
顔料としては、赤色顔料としてジアンスラキノン、緑色
顔料としてハロゲン化銅フタロシアニン、青色顔料とし
て銅フタロシアニン等が用いられる。
【0021】図1において、上側基板11は塗布装置の
搬送部51a,51bによって矢印A方向に搬送され
る。搬送部51aと搬送部51bの間には塗布部52が
設けられており、上側基板11が搬送部51aから搬送
部51bに搬送中に塗布部52によって上側基板11に
顔料分散レジストが塗布される。
【0022】塗布部52は、図2に示すように顔料分散
レジストを蓄えるための塗布液槽53、塗布液槽53に
蓄えられた顔料分散レジストを上側基板11に塗布する
ためのワイヤーバー54、上側基板11をワイヤーバー
54に接触させるためのローラ55から構成される。
【0023】このワイヤーバー54は図3に示すよう
に、例えば直径が12mmの棒状体であるのロッド54
aに直径100μm程度のステンレス細線54bが間隙
を生ずることなく螺旋状に巻装されて形成される。この
ワイヤーバー54は塗布液槽53内で回転自在に保持さ
れており、ワイヤーバー54の一部は図2に示すように
顔料分散レジストに浸漬される。
【0024】このため、ワイヤーバー54が図2に示す
矢印B方向に回転されたときには、隣接するステンレス
細線54b間に形成された凹部56に顔料分散レジスト
が所定量だけ蓄えられる。また、ワイヤーバー54とロ
ーラ55は平行に対峙されており、ワイヤーバー54と
ローラ55の間に上側基板11が挟み込まれる。ここ
で、ローラ55も矢印C方向に回転されて、上側基板1
1がワイヤーバー54とローラ55で挟まれながら塗布
部52を矢印A方向に通過すると、ワイヤーバー54の
ステンレス細線54b間の凹部56に蓄えられた顔料分
散レジストが上側基板11に付着されて、顔料分散レジ
ストの塗布が行われる。その後、上側基板11は顔料分
散レジストの塗布面11aが上に向けられて顔料分散レ
ジストの平坦化が図られる。
【0025】このように、ワイヤーバーを用いた塗布装
置では、ワイヤーバーを介して塗布液槽から上側基板に
顔料分散レジストが必要とされる量だけ供給されるの
で、回転によりレジストを振り切るスピンコート法に比
べて顔料分散レジストの使用量が少ないものとされて省
液化を図ることができる。また、顔料分散レジストが異
物として上側基板11に付着したり、不要な部分に顔料
分散しジストが塗布されて上側基板11の周辺や裏面が
汚れることもない。
【0026】次に、カラーフィルタの形成工程について
図4〜図7を使用して説明する。図4および図5は有色
層の形成工程を示しており、図4のフローチャートのス
テップST1では、ワイヤーバーを用いた塗布装置を使
用して、図5Aに示すように上側基板11に顔料分散レ
ジストが所定の厚さ(例えば1〜3μm)で塗布されて
顔料分散レジスト層61が形成される。なお、このカラ
ーフィルタの製造に用いられる顔料分散レジストは、液
晶パネルの特性を決定する大きな要因となるため、透明
性、耐熱性、密着性等に優れていることが必要である。
次にステップST2では、溶媒を揮発させるためにプリ
ベーク(例えば85〜110°C、2〜5分)が行われ
る。ステップST3では、図5Bに示すように所定のパ
ターンを有するフォトマスク62を介して紫外線が照射
され(例えば1000〜2000mj/cm2)露光が
行われる。ステップST4では、現像(例えばアルカリ
溶液1%に60秒浸漬、揺動)が行われて、例えば図5
Cに示すように紫外線が照射された部分の顔料分散レジ
スト層が除かれ、ステップST5でリンス(水洗い)処
理が行われた後、ステップST6でポストベーク(例え
ば200〜300°C、5〜30分)が行われてブラッ
クマスク12dが形成される。
【0027】また、赤色や緑色および青色の各色フィル
タもブラックマスクと同様な工程を繰り返すことで順次
形成される。この場合、ステップST1では、顔料分散
レジストの厚さは例えば1〜2μmに設定される。この
膜厚の変更は、ロッドに巻装されるステンレス細線の径
と顔料分散レジストの固形分濃度により容易に制御する
ことができる。またステップST3の露光工程では、図
6に示すようなフォトマスク62が使用される。
【0028】図6において、領域LCの斜線部は有色層
の形成部であり、領域LBはブラックマスク12dの形
成部である。また、領域SPの斜線部はスペーサ14の
形成部を示している。このフォトマスクを各有色層の形
成工程で1ピッチずつ順次ずしてアライメントすること
により、各有色層を同じ寸法でストライプ状に形成する
ことができ、図5Dに示すようにブラックマスク12d
や有色層12a,12b,12dが形成される。また、
フォトマスクの領域SPによって、顔料分散レジストが
順次積層されてスペーサ14が形成される。
【0029】このようにして有色層の形成が完了する
と、アクリル樹脂等を用いて保護層の形成が行われる。
この保護層の形成では、塗布装置の塗布液槽53に保護
剤が蓄えられて、有色層の形成と同様にワイヤーバーを
用いて保護剤が有色層の形成された基板上に塗布され
る。
【0030】ここで、有色層の形成工程では、図7Aに
示すようにロッド54aにステンレス細線54bが「W
1」の幅で巻装されたワイヤーバーを用いて、図7Bに
示すように顔料分散レジストが塗布されて有色層の形成
が行われるが、保護層の形成工程では、図7Cに示すよ
うにロッド54aにステンレス細線54bが「W1」よ
りも広い幅の「W2」で巻装されたワイヤーバーが用い
られて、図7Dに示すように顔料分散レジストよりも広
く保護剤が塗布されて保護層の形成が行われる。
【0031】このため、ワイヤーバーコート法で顔料分
散レジストを塗布した際に、上側基板11の周辺部に顔
料分散レジストが厚く塗布されてしまい、現像時に取り
きれないで残った場合であっても、このレジスト残りを
十分に保護層で覆うことができるので、その後にエッチ
ング処理してストライプ状のデータ電極13を形成する
際に、レジスト残りが剥離して異物となったり、あるい
は上側基板11のレジスト残りが溶け出して上側基板1
1に液が垂れたようなムラを生ずることを防止すること
ができる。
【0032】このように、上述の実施の形態によればワ
イヤーバーコート法で顔料分散レジストの塗布が行われ
るので省液化を図ることができると共に、保護層の形成
時には、顔料分散レジストの塗布時よりも広い幅でステ
ンレス細線が巻装されたワイヤーバーを用いて保護剤の
塗布が行われるので、上側基板の周辺部に顔料分散レジ
ストが取りきれないで残った場合であっても、このレジ
スト残りを保護層で覆うことができるため、歩留まりを
向上させることができる。
【0033】なお、上述の実施の形態では、ストライプ
状のフォトマスクを用いてカラーフィルタを形成するも
のとしたが、モザイク状のフォトマスクを用いてカラー
フィルタを形成するものとしてもよい。また、プラズマ
アドレス表示装置のカラーフィルタに限らず、他の表示
装置等で用いるカラーフィルタに対しても本願の発明を
容易に適用することができることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、丸い棒状体に細線を
巻装して形成されたワイヤーバーを用いて顔料分散レジ
ストが透明で平坦な基板上に塗布され、露光、現像を行
うことにより所定のパターンの有色層が形成される。次
に、ワイヤーバーの細線が巻装されている領域の幅が広
いものとされて、有色層が形成された基板上に保護剤が
塗布されて有色層よりも広く保護層が形成される。この
ため、カラーフィルタの形成に用いられる顔料分散レジ
ストの省液化と共に、顔料分散レジストの残渣に起因す
るゴミや異物の発生、あるいは液が垂れたようなムラの
発生を抑えて、歩留りが向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカラーフィルタ製造方法で用い
られる塗布装置の構成を示す斜視図である。
【図2】上側基板の搬送方向に対して横方向から見た塗
布部の構成を示すである。
【図3】上側基板の搬送方向から見たときのワイヤーバ
ーの構成を示す図である。
【図4】有色層の形成工程を示すフローチャートであ
る。
【図5】有色層の形成工程での状態を示す図である。
【図6】フォトマスクを示す図である。
【図7】有色層と保護層の形成を示す図である。
【図8】プラズマアドレス表示装置の構成を示す斜視図
である。
【図9】プラズマアドレス表示装置の構成を示す図であ
る。
【図10】データ電極、プラズマ電極、放電チャネルの
配列を示す図である。
【符号の説明】
10・・・電気光学表示セル、30・・・誘電シート、
11・・・ガラス基板(上側基板)、11a・・・塗布
面、12・・・カラーフィルタ、12a,12b,12
c・・・有色層、12d・・・ブラックマスク、13・
・・データ電極、14・・・スペーサ、15・・・液晶
層、20・・・プラズマセル、21・・・ガラス基板
(下側基板)、22A・・・アノード電極、22K・・
・カソード電極、23・・・隔壁、24・・・フリット
シール材、25・・・放電チャネル、41・・・画素、
51a,51b・・・搬送部、52・・・塗布部、53
・・・塗布液槽、54・・・ワイヤーバー、54a・・
・ロッド、54b・・・ステンレス細線、55・・・ロ
ーラ、56・・・凹部、62・・・フォトマスク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次に、カラーフィルタの形成工程について
図4〜図7を使用して説明する。図4および図5は有色
層の形成工程を示しており、図4のフローチャートのス
テップST1では、ワイヤーバーを用いた塗布装置を使
用して、図5Aに示すように上側基板11に顔料分散レ
ジストが所定の厚さ(例えば1〜3μm)で塗布されて
顔料分散レジスト層61が形成される。なお、このカラ
ーフィルタの製造に用いられる顔料分散レジストは、液
晶パネルの特性を決定する大きな要因となるため、透明
性、耐熱性、密着性等に優れていることが必要である。
次にステップST2では、溶媒を揮発させるためにプリ
ベーク(例えば85〜110°C、2〜5分)が行われ
る。ステップST3では、図5Bに示すように所定のパ
ターンを有するフォトマスク62を介して紫外線が照射
され(例えば1000〜2000mj/cm2)露光が
行われる。ステップST4では、現像(例えばアルカリ
溶液1%に60秒浸漬、揺動)が行われて、例えば図5
Cに示すように紫外線が照射されていない部分の顔料分
散レジスト層が除かれ、ステップST5でリンス(水洗
い)処理が行われた後、ステップST6でポストベーク
(例えば200〜300°C、5〜30分)が行われて
ブラックマスク12dが形成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図6において、領域LCの斜線部は有色層
の形成部であり、領域LBはブラックマスク12dの形
成部である。こようなフォトマスクを各有色層の形成
工程で1ピッチずつ順次ずしてアライメントすることに
より、各有色層を同じ寸法でストライプ状に形成するこ
とができ、図5Dに示すようにブラックマスク12dや
有色層12a,12b,12dが形成される
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性樹脂に所定色の顔料を分散してな
    る顔料分散レジストを透明で平坦な基板上に塗布し、露
    光、現像を行って所定のパターンの有色層を形成し、こ
    の有色層上に保護層を形成してカラーフィルタを生成す
    るカラーフィルタの製造方法において、 丸い棒状体に細線を巻装して形成されたワイヤーバー
    の、隣接する細線間に形成された凹部に上記顔料分散レ
    ジストあるいは上記保護剤を蓄えるものとし、上記ワイ
    ヤーバーを回転させて、上記凹部に蓄えられた上記顔料
    分散レジストあるいは上記保護剤を上記基板に付着させ
    て塗布を行うものとし、上記有色層上に上記保護剤を塗
    布して保護層を形成する際には、上記顔料分散レジスト
    を塗布して有色層を形成する際よりも上記ワイヤーバー
    の細線が巻装されている領域の幅を広いものとし、上記
    有色層よりも上記保護層を広く形成することを特徴とし
    たカラーフィルタ製造方法。
  2. 【請求項2】 透明で平坦な基板上に、感光性樹脂に所
    定色の顔料を分散してなる顔料分散レジストを塗布し、
    露光、現像を行って所定のパターンとされた有色層と、
    この有色層上に有色層よりも広く保護剤を塗布して形成
    された保護層を有することを特徴としたカラーフィル
    タ。
  3. 【請求項3】 上記有色層と上記保護層は、丸い棒状体
    に細線を巻装して形成されたワイヤーバーを用い、この
    ワイヤーバーを回転させて、ワイヤーバーの隣接する細
    線間に形成された凹部に蓄えられた上記顔料分散レジス
    トあるいは上記保護剤を上記基板に付着させて形成され
    たものであり、 上記保護層は、上記ワイヤーバーの細線が巻装されてい
    る領域の幅を可変することにより上記有色層よりも広く
    形成されたものであることを特徴とした請求項2記載の
    カラーフィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9058525B2 (en) 2010-12-07 2015-06-16 Compagnie Indusrielle et Financiere d'Ingenierie “Ingenico” Device for holding a magnetic reading head

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