JPH11271758A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents
反射型液晶表示装置Info
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- JPH11271758A JPH11271758A JP10072704A JP7270498A JPH11271758A JP H11271758 A JPH11271758 A JP H11271758A JP 10072704 A JP10072704 A JP 10072704A JP 7270498 A JP7270498 A JP 7270498A JP H11271758 A JPH11271758 A JP H11271758A
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Abstract
置の提供。 【解決手段】 液晶層34のΔndが760nmないし
860nm、2枚の位相差板の位相差の和が800nm
ないし880nm、偏光板17の偏光軸αは表示面の底
辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から
見て反時計周りに110度ないし140度、第1の位相
差板14の遅相軸βは方向X1に対してなす角度が光の
入射側から見て反時計周りに50度ないし80度、第2
の位相差板15の遅相軸γは方向X1に対してなす角度
が光の入射側から見て反時計周りに20度ないし40
度、上配向膜26の配向方向aは方向X1に対してなす
角度が光の入射側から見て反時計周りに−35度ないし
−25度、下配向膜27の配向方向bは方向X1に対し
てなす角度が光の入射側から見て反時計周りに25度な
いし35度に設定されている反射型液晶表示装置。
Description
におけるコントラストが良好な範囲が狭くなることや色
付きのない範囲が狭いことを改善でき、視野角依存性を
低減できる反射型液晶表示装置に関する。
バックライトを備えた半透過型、透過型と呼ばれるもの
と、反射型と呼ばれるものがある。反射型液晶表示装置
は、太陽光、照明光等の外光だけを利用してバックライ
ト無しで表示する液晶表示装置であり、例えば薄型で、
軽量化、低消費電力が要求される携帯情報端末等に多く
用いられている。
概略構成を示す断面図であるが、この装置は特に単純マ
トリクス方式のSTN型の液晶表示装置の例である。こ
の反射型液晶表示装置は、下側偏光板70付きの反射板
71の下側偏光板70上に、反射モードSTN(Super-
Twisted Nematic)方式用の液晶セル72、位相差板7
3が下部偏光板70側から順に積層され、さらにこの位
相差板73上に上側偏光板74が積層された概略構成と
なっている。上記液晶セル72は、下側ガラス基板7
5、カラーフィルタ76、下側透明電極層78、下側配
向膜79、この下側配向膜79と隙間を隔てて対向配置
された上側配向膜80、上側透明電極層81、上側ガラ
ス基板82を下側偏光板70側から順に積層され、上記
下側及び上側の配向膜79,80間にSTN液晶層83
が配設された概略構成となっている。カラーフィルタ7
6と下側透明電極層78との間には、シリカやアクリル
樹脂からなるオーバーコート層(図示略)が設けられて
いる。上記位相差板73は、STN液晶を透過する光の
位相差を補償することにより表示が青や黄色に着色する
のを防止するためのものである。
置の表示性能としては、通常、解像度、コントラス
ト、画面の明るさ、色の鮮やかさ、視野角範囲が
広い等の視認性、などが良好であることが要求される。
しかしながら従来の反射型液晶表示装置においては携帯
情報端末等の表示部に適用した場合に表示面(画面)の
上下方向におけるコントラストが良好な範囲が狭く、し
かも色付きのない範囲が狭いため、表示面の上下方向の
視野角が狭く、視野角依存性が大きいという問題があっ
た。
で、表示面の上下方向におけるコントラストが良好な範
囲が狭くなることや色付きのない範囲が狭いことを改善
でき、視野角依存性を低減できる反射型液晶表示装置を
提供することにある。
で対向する透明基板の一方の透明基板の内面側に透明電
極および配向膜を該一方の透明基板側から順に設け、他
方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該他方
の透明基板側から順に設けるとともに上記他方の透明基
板の外面側に2枚の位相差板および偏光板を上記他方の
透明基板側から順に設けてなり、上記液晶層がその厚さ
方向に230度ないし250度ねじれた螺旋構造を持
ち、上記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚
さdとの積Δndが760nmないし860nmであ
り、かつ上記2枚の位相差板のそれぞれの位相差の和が
800nmないし880nmであり、かつ上記偏光板の
偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす
角度が光の入射側から見て反時計周りに110度ないし
140度であり、かつ他方の透明基板に隣接した方の位
相差板の遅相軸βは上記表示面の底辺に沿った方向X1
に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに5
0度ないし80度であり、かつ上記偏光板に隣接した方
の位相差板の遅相軸γは上記表示面の底辺に沿った方向
X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周り
に20度ないし40度であり、かつ上記他方の透明基板
側の配向膜の配向方向aは上記表示面の底辺に沿った方
向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周
りに−35度ないし−25度であり、かつ上記一方の透
明基板側の配向膜の配向方向bは上記表示面の底辺に沿
った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反
時計周りに25度ないし35度に設定されていることを
特徴とする反射型液晶表示装置を上記課題の解決手段と
した。
晶層を挟んで対向する透明基板の一方の透明基板の内面
側に透明電極および配向膜を該一方の透明基板側から順
に設け、他方の透明基板の内面側に透明電極および配向
膜を該他方の透明基板側から順に設けるとともに上記他
方の透明基板の外面側に2枚の位相差板および偏光板を
上記他方の透明基板側から順に設けたことにより、用い
る偏光板を1枚にした構造となり、明表示状態(白表示
状態)での反射率(透過率)が高くなり、明表示が明る
くなり、この結果コントラストが高くなり、優れた表示
特性が得られる。
度ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層
の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δn
dが760nmないし860nmであり、かつ上記2枚
の位相差板のそれぞれの位相差の和が800nmないし
880nmであり、かつ上記偏光板の偏光軸αは表示面
の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側
から見て反時計周りに110度ないし140度であり、
かつ他方の透明基板に隣接した方の位相差板の遅相軸β
は上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度
が光の入射側から見て反時計周りに50度ないし80度
であり、かつ上記偏光板に隣接した方の位相差板の遅相
軸γは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす
角度が光の入射側から見て反時計周りに20度ないし4
0度であり、かつ上記他方の透明基板側の配向膜の配向
方向aは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してな
す角度が光の入射側から見て反時計周りに−35度ない
し−25度であり、かつ上記一方の透明基板側の配向膜
の配向方向bは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対
してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに25度
ないし35度に設定されたことにより、本発明の反射型
液晶表示装置を横置き型の反射型液晶表示装置として使
用する場合(例えば、図1に示すように本発明の反射型
液晶表示装置が適用された携帯情報端末の表示部の使用
時に表示面105の底辺102が方向X1と平行になる
ような状態に設置する場合)に、表示面の上下方向(図
1の方向X1と直交する方向)におけるコントラストが
良好な範囲が広く、しかも色付きのない範囲も広く、従
って、表示面の上下方向の視野角が広いものが得られ
る。
おいては、上記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶
層の厚さdとの積Δndが800nmないし840nm
であり、かつ上記2枚の位相差板のそれぞれの位相差の
和が840nmないし880nmであり、かつ上記偏光
板の偏光軸αは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対
してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに118
度ないし128度であり、かつ上記他方の透明基板に隣
接した方の位相差板の遅相軸βは上記表示面の底辺に沿
った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反
時計周りに58度ないし70度であり、かつ上記偏光板
に隣接した方の位相差板の遅相軸γは上記表示面の底辺
に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見
て反時計周りに24度ないし34度に設定されているこ
とが、表示面の上下方向(図1の方向X1と直交する方
向)におけるコントラストが良好な範囲がより広くな
り、しかも色付きのない範囲もより広くなり、表示面の
上下方向の視野角をより広くできる点で好ましい。
透明基板の一方の透明基板の内面側に透明電極および配
向膜を該一方の透明基板側から順に設け、他方の透明基
板の内面側に透明電極および配向膜を該他方の透明基板
側から順に設けるとともに上記他方の透明基板の外面側
に2枚の位相差板および偏光板を上記他方の透明基板側
から順に設けてなり、上記液晶層がその厚さ方向に23
0度ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶
層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δ
ndが760nmないし860nmであり、かつ上記2
枚の位相差板のそれぞれの位相差の和が800nmない
し880nmであり、かつ上記偏光板の偏光軸αは表示
面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射
側から見て反時計周りに20度ないし50度であり、か
つ上記他方の透明基板に隣接した方の位相差板の遅相軸
βは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角
度が光の入射側から見て反時計周りに140度ないし1
70度であり、かつ上記偏光板に隣接した方の位相差板
の遅相軸γは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対し
てなす角度が光の入射側から見て反時計周りに110度
ないし130度であり、かつ上記他方の透明基板側の配
向膜の配向方向aは上記表示面の底辺に沿った方向X1
に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに5
5度ないし65度であり、かつ上記一方の透明基板側の
配向膜の配向方向bは上記表示面の底辺に沿った方向X
1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに
115度ないし125度に設定されていることを特徴と
する反射型液晶表示装置を上記課題の解決手段とした。
特に、上記液晶層がその厚さ方向に230度ないし25
0度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層の液晶の屈折
率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが760n
mないし860nmであり、かつ上記2枚の位相差板の
それぞれの位相差の和が800nmないし880nmで
あり、かつ上記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿っ
た方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時
計周りに20度ないし50度であり、かつ上記他方の透
明基板に隣接した方の位相差板の遅相軸βは上記表示面
の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側
から見て反時計周りに140度ないし170度であり、
かつ上記偏光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは上
記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光
の入射側から見て反時計周りに110度ないし130度
であり、かつ上記他方の透明基板側の配向膜の配向方向
aは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角
度が光の入射側から見て反時計周りに55度ないし65
度であり、かつ上記一方の透明基板側の配向膜の配向方
向bは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす
角度が光の入射側から見て反時計周りに115度ないし
125度に設定されたことにより、本発明の反射型液晶
表示装置を縦置き型の反射型液晶表示装置として使用す
る場合、使用前には図1に示すように表示面105の底
辺102がX1方向と平行となるような状態で置かれて
いるが、使用時には、例えば、表示部を反時計周りに9
0度の奇数倍または−90度の奇数倍回転させて、図7
に示すように表示面105の底辺(使用者側から見たと
きの表示面の底辺)104が方向X1と平行になるよう
な状態としたとき、表示面の上下方向(図7のX1方向
と直交する方向)におけるコントラストが良好な範囲が
広く、しかも色付きのない範囲が広く、従って、表示面
の上下方向(図7の方向X1と直交する方向)の視野角
が広くなっている。
は、上記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚
さdとの積Δndが800nmないし840nmであ
り、かつ上記2枚の位相差板のそれぞれの位相差の和が
840nmないし880nmであり、かつ上記偏光板の
偏光軸αは上記表示面の底辺に沿った方向X1に対して
なす角度が光の入射側から見て反時計周りに28度ない
し38度であり、かつ上記他方の透明基板に隣接した方
の位相差板の遅相軸βは上記表示面の底辺に沿った方向
X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周り
に148度ないし160度であり、かつ上記偏光板に隣
接した方の位相差板の遅相軸γは上記表示面の底辺に沿
った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反
時計周りに114度ないし124度に設定されているこ
とが、使用前の状態のときには表示面の左右方向(図1
の方向X1)におけるコントラストが良好な範囲がより
広く、しかも色付きのない範囲もより広く、従って、表
示面の左右方向(図1の方向X 1)の視野角がより広い
ものが得られる点、また、使用時の状態の時には表示面
の上下方向(図7の方向X1と直交する方向)における
コントラストが良好な範囲がより広く、しかも色付きの
ない範囲がより広く、従って、表示面の上下方向(図7
の方向X1と直交する方向)の視野角がより広いものが
得られる点で好ましい。
て詳しく説明する。図1は、本発明の第一の実施形態の
反射型液晶表示装置が備えられた携帯情報端末の表示部
の第一の実施形態を示す正面図である。第一の実施形態
の携帯情報端末の表示部は、枠体100と、該枠体10
0内に収容される第一の実施形態の反射型液晶表示装置
101が少なくとも備えられてなるものである。この第
一の実施形態の反射型液晶表示装置101は、横置き型
のものであり、図1に示すように使用時に表示面105
の底辺102が方向X1と平行になるような状態に設置
されるものである。
1は、図2に示すように、液晶セル1と、該液晶セル1
の上側ガラス基板(他方の透明基板)11の外面側に第
1の位相差板(他方の透明基板に隣接した方の位相差
板)14と第2の位相差板(偏光板に隣接した方の位相
差板)15と偏光板17が上記上側ガラス基板11側か
ら順に設けられ、液晶セル1の下側ガラス基板(一方の
透明基板)12の外面側に反射体30が設けられること
により概略構成されている。上記液晶セル1は、液晶層
34を挟んで対向する上側と下側のガラス基板11,1
2の下側ガラス基板12の内面側にカラーフィルタ1
9、第1のオーバーコート20a、コモン電極(透明電
極)23及び下配向膜(一方の透明基板側の配向膜)2
7が下側ガラス基板12側から順に設けられ、上側ガラ
ス基板11の内面側にセグメント電極(透明電極)2
4、トップコート28、上配向膜(他方の透明基板側の
配向膜)26が順に設けられた概略構成である。
されている透明な配向膜が用いられ、例えば、ポリイミ
ドなどの高分子膜がラビング処理されたものである。上
配向膜26の配向方向(ラビング方向)aは、この実施
形態では、図3に示すように光の入射側から見て反時計
周りの方向を+、時計周りの方向を−とした場合、表示
面105の底辺102に沿った方向X1に対してなす角
度が−35度ないし−25度の範囲、好ましくは−30
度になるように設定されている。また、下配向膜27の
配向方向(ラビング方向)bは、この実施形態では、図
3に示すように表示面105の底辺102に沿った方向
X1に対してなす角度が25度ないし35度の範囲、好
ましくは30度に設定されている。なお、図中符号Z
は、液晶セル1、第1及び第2の位相差板14,15及
び偏光板17の光の入射側の面にそれぞれ直交する方向
(法線方向)である。
度ないし250度ねじれた螺旋構造を持つものであり、
上側と下側ガラス基板11,12の内側に設けられた上
下の配向膜26,27と、これら配向膜26,27を所
定の間隔を隔てて接合するシール材(図示略)とに囲ま
れた領域内に封入された常温でネマチック状態となる液
晶分子からなり、この液晶分子はスーパーツイステッド
ネマチック(STN)タイプのものが用いられている。
ために設けられたもので、シリカやZrO2などの無機
材料からなるものである。上記上側ガラス基板11は、
液晶表示装置の種類によって異るが、この実施形態で
は、ソーダライムガラスなどからなるものである。この
上側ガラス基板11の厚みは、液晶表示装置の種類によ
って異るが、0.3ないし1.1mmとされるのが好ま
しい。上記第1のオーバーコート20aは、カラーフィ
ルタ19による凹凸を平坦化するために設けられたもの
で、カラーフィルタ19と密着性の高いポリビニルアル
コールやアクリル系樹脂などの有機材料からなるもので
ある。
ー、グリーンの3原色の各画素がフォトリソグラフィー
や印刷法などの方法により所望のパターン通り形成され
てなるものである。このカラーフィルタ19には、上記
3原色の周りに線状のブラックマトリックスがパターン
ニングされていてもよく、あるいは隣合う画素は一部分
が重なっていてもよい。
2としては、液晶表示装置の種類によって異るが、この
実施形態では、ナトリウムなどのアルカリ金属の酸化物
を含んだソーダライムガラスなどが用いられている。こ
の下側ガラス基板12の厚みは、0.3ないし1.1m
mとされるのが好ましい。上記反射体30は、入射した
光を反射させるとともに拡散させることにより、視野角
を大きくするためのものである。この第一の実施形態の
反射型液晶表示装置における反射体30は、上記下側ガ
ラス基板12の外側に配置したガラス基板35の凹凸を
有する粗面の表面に形成されたAl膜やAg膜等の金属
膜からなるものである。ここでの反射体30は、フッ素
含有のエポキシ系の材料からなる透明接着層36により
下側ガラス基板12に接着されている。
方性Δnと液晶層34の厚さ(液晶層厚)dとの積Δn
dの値は、760ないし860nmの範囲(測定波長5
89nm)に設定されている。Δndが上述の範囲外で
あるとコントラストが低下する、もしくは白あるいは黒
表示が黄色や赤色に着色され良好な表示が得られない。
また、上記Δndは、好ましくは800ないし840n
mの範囲、より好ましくは820nmに設定されている
ことが、コントラストが高く、良好な白黒表示が得られ
る点で比較的好ましい。
は、1または2軸延伸したポリビニルアルコールや、ポ
リカーボネートのフィルムなどからなり、延伸方向が遅
相軸となる。また、第1の位相差板14の位相差R
1と、第2の位相差板15の位相差R2は、これらの和
(R1+R2)が、800nmないし880nmの範囲に
設定されている。位相差R1,R2の和(R1+R2)が、
上述の範囲外であると高いコントラストあるいは良好な
白黒表示が得られない。また、位相差の和は、好ましく
は840nmないし880nmの範囲に設定されている
ことが、高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得
られる点で比較的好ましい。なお、第1と第2の位相差
板14,15の位相差R1,R2は、上述のように和が8
00nmないし880nmの範囲を満たすならば、それ
ぞれ同じ値であっても、異る値であってもよい。
に示すようにその遅相軸(光学軸)βが上記表示面10
5の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が光
の入射側から見て反時計周りに50度ないし80度の範
囲になるように設定されている。遅相軸(光学軸)βが
上述の範囲に設定されていないと、コントラストが低
く、良好な白黒表示が得られない。また、遅相軸βが上
記方向X1に対してなす角度は、光の入射側から見て反
時計周りに58度ないし70度の範囲になるように設定
されていることが、高いコントラストで良好な白黒表示
が得られる点で比較的好ましい。
示すようにその遅相軸(光学軸)γが上記表示面105
の底辺102に沿った方向X1に対してなす角度が光の
入射側から見て反時計周りに20度ないし40度の範囲
になるように設定されている。遅相軸(光学軸)γが上
述の範囲に設定されていないと、高いコントラストで良
好な白黒表示が得られない。また、相軸(光学軸)γが
上記方向X1に対してなす角度は、光の入射側から見て
反時計周りに24度ないし34度の範囲になるように設
定されていることが、高いコントラストあるいは良好な
白黒表示が得られる点で比較的好ましい。
偏光軸αが表示面105の底辺102に沿った方向X1
に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに1
10度ないし140度の範囲に設定されている。偏光板
17の偏光軸αが上述の範囲に設定されていないと、高
いコントラストで良好な白黒表示が得られない。また、
偏光軸αが上記方向X1に対してなす角度が光の入射側
から見て反時計周りに118度ないし128度の範囲に
なるように設定されていることが、高いコントラストあ
るいは良好な白黒表示が得られる点で比較的好ましい。
にあっては、上述の構造としたことにより、用いる偏光
板を1枚にした構造となるので、明表示状態での反射率
(透過率)が高くなり、明表示が明るくなり、この結果
コントラストが高くなり、優れた表示特性が得られる。
また この第一の実施形態の反射型液晶表示装置にあっ
ては、上記液晶層34がその厚さ方向に230度ないし
250度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層34の液
晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが
760nmないし860nmであり、かつ第1及び第2
の位相差板14,15のそれぞれの位相差の和が800
nmないし880nmであり、かつ偏光板17の偏光軸
αは上記上記表示面105の底辺102に沿った方向X
1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに
110度ないし140度であり、かつ第1の位相差板1
4の遅相軸βは上記方向X1に対してなす角度が光の入
射側から見て反時計周りに50度ないし80度であり、
かつ第2の位相差板15の遅相軸γは上記方向X1に対
してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに20度
ないし40度であり、かつ上配向膜26の配向方向aは
上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反
時計周りに−35度ないし−25度であり、かつ下配向
膜27の配向方向bは上記方向X1に対してなす角度が
光の入射側から見て反時計周りに25度ないし35度に
設定されたことにより、この第一の実施形態の反射型液
晶表示装置が横置き型の反射型液晶表示装置として携帯
情報端末の表示部に備えられた場合に、図1に示す表示
面105の上下方向(図1の方向X1と直交する方向)
におけるコントラストが良好な範囲が広く、しかも色付
きのない範囲も広く、従って、表示面105の上下方向
の視野角が広いものが得られ、視角依存性を改善するこ
とができる。
装置においては、液晶層34の液晶の屈折率異方性Δn
と液晶層の厚さdとの積Δndが800nmないし84
0nmであり、かつ上記第1及び第2の位相差板14,
15のそれぞれの位相差の和が840nmないし880
nmであり、かつ図4に示すように偏光板14の偏光軸
αは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見
て反時計周りに118度ないし128度であり、かつ第
1の位相差板14の遅相軸βは上記方向X1に対してな
す角度が光の入射側から見て反時計周りに58度ないし
70度であり、かつ第2の位相差板15の遅相軸γは上
記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時
計周りに24度ないし34度に設定されていることが、
表示面105の上下方向(図1の方向X1と直交する方
向)におけるコントラストが良好な範囲がより広くな
り、しかも色付きのない範囲もより広くなり、表示面1
05の上下方向の視野角をより広くできる点で好まし
い。図4は、第一の実施形態の反射型液晶表示装置の偏
光板17の偏光軸α、第1の位相差板14の遅相軸β、
第2の位相差板の遅相軸γ、上配向膜26の配向方向
a、下配向膜27の配向方向bの好ましい配置関係を示
す平面図である。
置では、表示面105が横長である場合について説明し
たが、縦長のものであってもよい。また、上配向膜26
とセグメント電極24との間にトップコート28が介在
され、コモン電極23とカラーフィルタ19との間に第
1のオーバーコート20aが介在された場合について説
明したが、トップコート28、第1のオーバーコート2
0aは必ずしも設ける必要はなく、反射型液晶表示装置
の種類や要求される特性に応じて適宜設けられる。
られた携帯情報端末の表示部の第二の実施形態について
説明する。第二の実施形態の表示部が、第一の実施形態
の表示部と異なるところは、本発明の第二の実施形態の
反射型液晶装置が備えられている点である。この第二の
実施形態の反射型液晶表示装置は、縦置き型のものであ
り、使用前には図1に示すように表示面105の底辺1
02がX1方向と平行となるような状態で置かれている
が、使用時には図7に示すように表示面105の底辺
(使用者側から見たときの表示面の底辺)104が方向
X1と平行になるような状態に設置されるものである。
この第二の実施形態の反射型液晶表示装置が、第一の実
施形態の反射型液晶表示装置と異なるところは、図5に
示すように偏光板17の偏光軸αは表示面105の底辺
(使用前にX1方向と平行となるような状態で置かれて
いるときの底辺)102に沿った方向X1に対してなす
角度が光の入射側から見て反時計周りに20度ないし5
0度であり、かつ第1の位相差板14の遅相軸βは上記
方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計
周りに140度ないし170度であり、かつ第2の位相
差板15の遅相軸γは上記方向X1に対してなす角度が
光の入射側から見て反時計周りに110度ないし130
度であり、かつ上配向膜26の配向方向aは上記方向X
1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに
55度ないし65度であり、かつ下配向膜27の配向方
向bは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から
見て反時計周りに115度ないし125度に設定されて
いる点である。
れていないと、高いコントラストで良好な白黒表示が得
られない。また、遅相軸βが上記方向X1に対してなす
角度は、光の入射側から見て反時計周りに148度ない
し160度の範囲になるように設定されていることが、
高いコントラストあるいは良好な白黒表示が得られる点
で比較的好ましい。遅相軸(光学軸)γが上述の範囲に
設定されていないと、高いコントラストで良好な白黒表
示が得られない。また、相軸(光学軸)γが上記方向X
1に対してなす角度は、光の入射側から見て反時計周り
に114度ないし124度の範囲になるように設定され
ていることが、高いコントラストあるいは良好な白黒表
示が得られる点で比較的好ましい。
されていないと、高いコントラストで良好な白黒表示が
得られない。また、偏光軸αが上記方向X1に対してな
す角度が光の入射側から見て反時計周りに28度ないし
38度の範囲になるように設定されていることが、高い
コントラストあるいは良好な白黒表示が得られる点で比
較的好ましい。上配向膜26の配向方向aは、上記方向
X1に対してなす角度が60度に設定されていることが
好ましい。また、下配向膜27の配向方向bは、上記方
向X1に対してなす角度が120度に設定されているこ
とが好ましい。
れば、特に、上記液晶層34がその厚さ方向に230度
ないし250度ねじれた螺旋構造を持ち、液晶層34の
液晶の屈折率異方性Δnと液晶層34の厚さdとの積Δ
ndが760nmないし860nmであり、かつ第1及
び第2の位相差板14,15のそれぞれの位相差の和が
800nmないし880nmであり、かつ偏光板17の
偏光軸αは上記表示面105の底辺102に沿った方向
X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周り
に20度ないし50度であり、かつ第1の位相差板14
の遅相軸βは上記方向X1に対してなす角度が光の入射
側から見て反時計周りに140度ないし170度であ
り、かつ第2の位相差板15の遅相軸γは上記方向X1
に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに1
10度ないし130度であり、かつ上配向膜26の配向
方向aは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側か
ら見て反時計周りに55度ないし65度であり、かつ下
配向膜27の配向方向bは上記方向X1に対してなす角
度が光の入射側から見て反時計周りに115度ないし1
25度に設定されたことにより、この第二の実施形態の
反射型液晶表示装置が縦置き型の反射型液晶表示装置と
して携帯情報端末の表示部に備えられた場合に、使用前
の状態のときには表示面105の左右方向(図1の方向
X1)におけるコントラストが良好な範囲が広く、しか
も色付きのない範囲も広く、従って、表示面105の左
右方向(図1の方向X1)の視野角が広いものが得られ
る。そして、このような反射型液晶表示装置が備えられ
た携帯情報端末を使用するときには、表示部105を反
時計周りに90度または−90度回転させて、図7に示
すように表示面105の底辺(使用者側から見た表示面
の底辺)104が方向X1と平行になるような状態とし
たとき、表示面105の上下方向(図7の方向X1と直
交する方向)におけるコントラストが良好な範囲が広
く、しかも色付きのない範囲が広く、従って、表示面1
05の上下方向(図7の方向X1と直交する方向)の視
野角が広いものが得られ、視角依存性を改善することが
できる。
置においては、上記液晶層34の液晶の屈折率異方性Δ
nと液晶層34の厚さdとの積Δndが800nmない
し840nmであり、かつ第1及び第2の位相差板4,
15のそれぞれの位相差の和が840nmないし880
nmであり、かつ図6に示すように上記偏光板17の偏
光軸αは上記表示面105の底辺102に沿った方向X
1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに
28度ないし38度であり、かつ第1の位相差板14の
遅相軸βは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側
から見て反時計周りに148度ないし160度であり、
かつ第2の位相差板15の遅相軸γは上記方向X1に対
してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに114
度ないし124度に設定されていることが、使用前の状
態のときには表示面105の左右方向(図1の方向
X1)におけるコントラストが良好な範囲がより広く、
しかも色付きのない範囲もより広く、従って、表示面1
05の左右方向(図1の方向X 1)の視野角がより広い
ものが得られ、また、使用時の状態の時には表示面10
5の上下方向(図7の方向X1と直交する方向)におけ
るコントラストが良好な範囲がより広く、しかも色付き
のない範囲がより広く、従って、表示面105の上下方
向(図7の方向X1と直交する方向)の視野角がより広
いものが得られる点で好ましい。図6は、第二の実施形
態の反射型液晶表示装置の偏光板17の偏光軸α、第1
の位相差板14の遅相軸β、第2の位相差板の遅相軸
γ、上配向膜26の配向方向a、下配向膜27の配向方
向bの好ましい配置関係を示す平面図である。
TN型の反射型カラー液晶表示装置に適用した第三の実
施形態を示す断面図である。この第三の実施形態の反射
型液晶表示装置が、第一または第二の実施形態の反射型
液晶表示装置と異るところは、下側ガラス基板12とカ
ラーフィルタ19との間に反射体30が設けられ、かつ
該反射体30とカラーフィルタ19との間に第2のオー
バーコート20bが設けられた点である。この第三の実
施形態の反射型液晶表示装置において、液晶層34の液
晶の屈折率異方性Δnと液晶層34の厚さdとの積Δn
dの値、第1及び第2の位相差板4,15のそれぞれの
位相差の和、偏光板17の偏光軸αの上記方向X1に対
してなす角度、第1の位相差板14の遅相軸βの上記方
向X1に対してなす角度、第2の位相差板の遅相軸γの
上記方向X1に対してなす角度、上配向膜26の配向方
向aの上記方向X1に対してなす角度、下配向膜27の
配向方向bの上記方向X1に対してなす角度は、上述の
第一または第二の実施形態の反射型液晶表示装置と同じ
範囲に設定されている。
装置における下側ガラス基板12の厚みは、視差の問題
を考慮する必要がないので、第一の実施形態の反射型液
晶表示装置における下側ガラス基板12にように薄くし
なくてもよい。ここでの下側ガラス基板12のコモン電
極23側の面には、凹凸を有する粗面が形成されてい
る。この第三の実施形態での反射型液晶表示装置におけ
る反射層30は、上記下側ガラス基板12の粗面の表面
に形成されたAl膜等の金属膜からなるものである。上
記第2のオーバーコート20bは、凹凸を平坦化するた
めに設けられたもので、アクリル系の材料からなるもの
である。この第三の実施形態の反射型液晶表示装置にあ
っては、上記の構成としたことにより、上述の反射体外
付け型の第一又は第二の実施形態の反射型液晶表示装置
と略同様の作用効果がある。なお、上記第三の実施形態
の反射型液晶表示装置においては、カラーフィルタ19
と反射体30との間に第2のオーバーコート20bが介
在された場合について説明したが、第2のオーバーコー
ト20bは必ずしも設ける必要はなく、反射型液晶表示
装置の種類や要求される特性に応じて適宜設けられる。
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例の
みに限定されるものではない。 (実施例)図2乃至図4に示した第一の実施形態の反射
型液晶表示装置(実施例1)と、図5乃至図6に示した
第二の実施形態の反射型液晶表示装置(実施例2)にお
ける表示特性について調べた。ここでの液晶セルを構成
する上下の配向膜としてはPSI−2501(商品名;
チッソ株式会社製)を用い、ツイスト角が240度にな
るように配向処理を行った。液晶層の液晶としてはAP
−4268LA(商品名;チッソ石油化学株式会社製)
を用いた。また、液晶セルのΔnd(液晶層の液晶の屈
折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndは81
9.8nm(測定波長589nm)であった。第1の位
相差板としては、NRZ−420(商品名;日東電工株
式会社製 材質:ポリカーボネート)を用い、第2の位
相差板としては、NRZ−430(商品名;日東電工株
式会社製 材質:ポリカーボネート)を用いた。第1と
第2の位相差板の位相差R1,R2はそれぞれ427nm
であり、これら第1と第2の位相差の和は、854nm
であった。偏光板(上側偏光板)としては、NPF−E
G1225DU(商品名;日東電工株式会社製)を用い
た。
αが表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、
第1の位相差板の遅相軸βが上記表示面の底辺に沿った
方向X1に対してなす角度、第2の位相差板の遅相軸γ
が上記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角
度、上配向膜の配向方向aが表示面の底辺に沿った方向
X1に対してなす角度、下配向膜の配向方向bが上記表
示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度をそれぞ
れ下記表1に示すように設定した。このときの表示特性
について以下のようにして調べた。ここでの表示特性
は、光源、液晶セル(Al反射層外付けタイプ)の順に
並べ、さらに光源、液晶セルとの間に上記光源側から順
に偏光板、第2の位相差板、第1の位相差板を回転可能
に配置した構成の色度計を用いて光源からの光(径30
mm、光速500ルクス)を液晶セルに対して方位角3
30度の方向で、図3のZ方向から30度で入射したと
きの反射光を受光角180度で受光した場合のノーマリ
ー黒(N/B)表示の黒表示状態(印加電圧1.55
V)のときと白表示状態(印加電圧1.55V)のとき
のY(明るさ)、x、yの値と、CR(コントラスト)
を調べた。その結果を下記表2に示す。
晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚さdとの積
の値、液晶セルのaの欄の数値は上配向膜の配向方向a
が表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、液
晶セルのbの欄の数値は、下配向膜の配向方向bが上記
表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、上偏
光板のαの角度の欄の数値は、偏光板の偏光軸αが表示
面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第1の位
相差板のR1の欄の数値は位相差の値、βの角度の欄の
数値は第1の位相差板の遅相軸βが上記表示面、の底辺
に沿った方向X1に対してなす角度、第2の位相差のR2
の欄の数値は位相差の値、γの角度の欄の数値は第2の
位相差板の遅相軸γが上記表示面の底辺に沿った方向X
1に対してなす角度、R1+R2の欄の数値は、第1の位
相差板の位相差と第2の位相差板の位相差の和である。
また、表中、黒状態は黒表示状態、白状態は白表示状態
である。なお、ここでの角度は、光の入射側から見て反
時計周りの方向を+、時計周りの方向を−とした。
して液晶セルに対して方位角330度の方向で、図3の
Z方向、すなわち、液晶セル1、第1の位相差板14、
第2の位相差板15及び偏光板17の入射側の面にそれ
ぞれ直交する方向から30度で入射したときの白状態
(印加電圧1.55V)が0.30<x<0.35、
0.30<y<0.35である範囲を色付きがないもの
とし、白状態が上記範囲である領域を図9に示した。ま
た、光源からの光を上述の方法と同様にして液晶セルに
対して方位角330度の方向で、図3のZ方向から30
度で入射したときの黒状態(印加電圧1.55V)が
0.30<x<0.35、0.30<y<0.35であ
る範囲を色付きがないものとし、黒状態が上記範囲であ
る領域を図10に示した。図9乃至図10にしめた実施
例の結果は、実施例1の液晶表示装置の結果である。こ
こでの0.30<x<0.35、0.30<y<0.3
5である範囲とは、図11に示す色度図において破線で
囲んだ領域である。また、光源からの光を上述の方法と
同様にして液晶セルに対して方位角330度の方向で、
図3のZ方向から30度で入射したときのコントラスト
が2より大きい領域を図12に示す。なお、図9乃至図
10、図12中の縦軸は受光側の極角方向であり、中心
点は、図1に示した表示面の中心点に相当する。
置における表示特性について調べた。この比較例の反射
型液晶表示装置の各構成部材をなす材料としては、下側
偏光板としてNPF−F1225DU(商品名;日東電
工株式会社製)を用いる以外は、上記実施例1で用いた
ものと同様の材料を用いた。また、ここでの液晶セルの
Δnd(液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと液晶層の厚
さdとの積Δndは841.2nm(測定波長589n
m)であった。
軸αが表示面の底辺に沿った方向X 1に対してなす角
度、下側偏光板の偏光軸が表示面の底辺に沿った方向X
1に対してなす角度、第1の位相差板の遅相軸βが上記
表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、第2
の位相差板の遅相軸γが上記表示面の底辺に沿った方向
X 1に対してなす角度、上配向膜の配向方向aが表示面
の底辺に沿った方向X1に対してなす角度、下配向膜の
配向方向bが上記表示面の底辺に沿った方向X1に対し
てなす角度をそれぞれ上記表1に示すように設定した。
このときの表示特性については、光源と液晶セルの間に
下側偏光板を配置した以外は上記実施例で用いたものと
同様の色度計を用いて上述の方法と同様にして調べた。
その結果を表2に併せて示す。また、この比較例の反射
型液晶表示装置に、光源からの光を上述の方法と同様に
して液晶セルに対して方位角330度の方向で、図3の
Z方向から30度で入射したとき白状態が0.30<x
<0.35、0.30<y<0.35である範囲である
領域を図9に併せて示す、また、黒状態が0.30<x
<0.35、0.30<y<0.35である範囲である
領域を図10に併せて示し、また、コントラストが2よ
り大きい領域を図12に併せて示す。
実施例1及び実施例2の反射型液晶表示装置は、比較例
の反射型液晶表示装置に比べて白表示(明表示)が明る
いことがわかる。また、図9乃至図10に示した結果か
ら明らかなように実施例の反射型液晶表示装置は、白状
態および黒状態が0.30<x<0.35、0.30<
y<0.35である範囲が比較例の反射型液晶表示装置
に比べて表示面の上下方向に広く、従って、実施例の反
射型液晶表示装置は、表示面の上下方向における色付き
のない範囲が広いことがわかる。さらに、図12に示し
た結果から明らかなように実施例の反射型液晶表示装置
は、表示面の上下方向においてコントラストが2より大
きい範囲が、比較例の反射型液晶表示装置よりも広いこ
とがわかる。従って、実施例の反射型液晶表示装置によ
れば、表示面の上下方向の視野角が広いものが得られて
おり、視角依存性を改善できることがわかる。
表示装置によれば、液晶層を挟んで対向する透明基板の
一方の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該一
方の透明基板側から順に設け、他方の透明基板の内面側
に透明電極および配向膜を該他方の透明基板側から順に
設けるとともに上記他方の透明基板の外面側に2枚の位
相差板および偏光板を上記他方の透明基板側から順に設
けたことにより、用いる偏光板を1枚にした構造とな
り、明表示状態(白表示状態)での反射率(透過率)が
高くなり、明表示が明るくなり、この結果コントラスト
が高くなり、優れた表示特性が得られる。
に、上記液晶層がその厚さ方向に230度ないし250
度ねじれた螺旋構造を持ち、上記液晶層の液晶の屈折率
異方性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが760nm
ないし860nmであり、かつ上記2枚の位相差板のそ
れぞれの位相差の和が800nmないし880nmであ
り、かつ上記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った
方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計
周りに110度ないし140度であり、かつ他方の透明
基板に隣接した方の位相差板の遅相軸βは上記方向X1
に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに5
0度ないし80度であり、かつ上記偏光板に隣接した方
の位相差板の遅相軸γは上記方向X1に対してなす角度
が光の入射側から見て反時計周りに20度ないし40度
であり、かつ上記他方の透明基板側の配向膜の配向方向
aは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側から見
て反時計周りに−35度ないし−25度であり、かつ上
記一方の透明基板側の配向膜の配向方向bは上記方向X
1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに
25度ないし35度に設定されたことにより、本発明の
反射型液晶表示装置を横置き型の反射型液晶表示装置と
して使用する場合に、表示面の上下方向におけるコント
ラストが良好な範囲が広く、しかも色付きのない範囲も
広く、従って、表示面の上下方向の視野角が広いものが
得られ、視角依存性を改善することができる。
記液晶層がその厚さ方向に230度ないし250度ねじ
れた螺旋構造を持ち、上記液晶層の液晶の屈折率異方性
Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが760nmないし
860nmであり、かつ上記2枚の位相差板のそれぞれ
の位相差の和が800nmないし880nmであり、か
つ上記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向X
1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに
20度ないし50度であり、かつ上記他方の透明基板に
隣接した方の位相差板の遅相軸βは上記方向X1に対し
てなす角度が光の入射側から見て反時計周りに140度
ないし170度であり、かつ上記偏光板に隣接した方の
位相差板の遅相軸γは上記表示面の底辺に沿った方向X
1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに
110度ないし130度であり、かつ上記他方の透明基
板側の配向膜の配向方向aは上記方向X1に対してなす
角度が光の入射側から見て反時計周りに55度ないし6
5度であり、かつ上記一方の透明基板側の配向膜の配向
方向bは上記方向X1に対してなす角度が光の入射側か
ら見て反時計周りに115度ないし125度に設定され
たものであってもよい。
れば、該反射型液晶表示装置を縦置き型の反射型液晶表
示装置として使用する場合に、使用前の状態のときには
表示面の左右方向におけるコントラストが良好な範囲が
広く、しかも色付きのない範囲も広く、従って、表示面
の左右方向の視野角が広いものが得られる。そして、こ
のような反射型液晶表示装置は、表示面を例えば反時計
周りに90度の奇数倍または−90度の奇数倍回転させ
て使用するので、使用時の表示面(使用者側から見た表
示面)の上下方向におけるコントラストが良好な範囲が
広く、しかも色付きのない範囲が広く、従って、表示面
の上下方向の視野角が広いものが得られ、視角依存性を
改善することができる。
帯情報端末の表示部の一実施形態を示す正面図である。
射型カラー液晶表示装置に適用した第一の実施形態を示
す断面図である。
分解斜視図である。
板の偏光軸α、第1の位相差板(他方の透明基板に隣接
した方の位相差板)の遅相軸β、第2の位相差板(上記
偏光板に隣接した方の位相差板)の遅相軸γ、上配向膜
(他方の透明基板側の配向膜)の配向方向a、下配向膜
(一方の透明基板側の配向膜)の配向方向bの好ましい
配置関係を示す平面図である。
分解斜視図である。
板の偏光軸α、第1の位相差板(他方の透明基板に隣接
した方の位相差板)の遅相軸β、第2の位相差板(上記
偏光板に隣接した方の位相差板)の遅相軸γ、上配向膜
(他方の透明基板側の配向膜)の配向方向a、下配向膜
(一方の透明基板側の配向膜)の配向方向bの好ましい
配置関係を示す平面図である。
置が備えられたその他の実施形態の携帯情報端末の表示
部の使用時の状態を示す正面図である。
射型カラー液晶表示装置に適用した第三の実施形態を示
す断面図である。
状態が0.30<x<0.35、0.30<y<0.3
5である範囲である領域を図である。
いて、黒状態が0.30<x<0.35、0.30<y
<0.35である範囲である領域を図である。
図である。
いてコントラストが2より大きいの領域を示す図であ
る。
示す断面図である。
板)、12・・・下側ガラ ス基板(一方の透明基板)、1
4・・・第1の位相差板(他方の透明基板に隣接した方の
位相差板)、15・・・第2の位相差板(偏光板に隣接し
た方の位相差板)、17・・・偏光板、19・・・カラーフィ
ルタ、23・・・コモン電極(透明電極)、24・・・セグメ
ント電極(透明電極)、26・・・上配向膜(他方の透明
基板側の配向膜)、27・・・下配向膜(一方の透明基板
側の配向膜)、30・・・反射体、34・・・液晶層、101
・・・反射型液晶表示装置、102・・・底辺、104・・・底
辺、105・・・表示面、a・・・配向方向、b・・・配向方
向、α・・・偏光軸、β・・・遅相軸、γ・・・遅相軸。
Claims (4)
- 【請求項1】 液晶層を挟んで対向する透明基板の一方
の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該一方の
透明基板側から順に設け、他方の透明基板の内面側に透
明電極および配向膜を該他方の透明基板側から順に設け
るとともに前記他方の透明基板の外面側に2枚の位相差
板および偏光板を前記他方の透明基板側から順に設けて
なり、 前記液晶層がその厚さ方向に230度ないし250度ね
じれた螺旋構造を持ち、前記液晶層の液晶の屈折率異方
性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが760nmない
し860nmであり、かつ前記2枚の位相差板のそれぞ
れの位相差の和が800nmないし880nmであり、
かつ前記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向
X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周り
に110度ないし140度であり、かつ他方の透明基板
に隣接した方の位相差板の遅相軸βは前記表示面の底辺
に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見
て反時計周りに50度ないし80度であり、かつ前記偏
光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは前記表示面の
底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側か
ら見て反時計周りに20度ないし40度であり、かつ前
記他方の透明基板側の配向膜の配向方向aは前記表示面
の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側
から見て反時計周りに−35度ないし−25度であり、
かつ前記一方の透明基板側の配向膜の配向方向bは前記
表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の
入射側から見て反時計周りに25度ないし35度に設定
されていることを特徴とする反射型液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと
液晶層の厚さdとの積Δndが800nmないし840
nmであり、かつ前記2枚の位相差板のそれぞれの位相
差の和が840nmないし880nmであり、かつ前記
偏光板の偏光軸αは前記表示面の底辺に沿った方向X1
に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに1
18度ないし128度であり、かつ前記他方の透明基板
に隣接した方の位相差板の遅相軸βは前記表示面の底辺
に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見
て反時計周りに58度ないし70度であり、かつ前記偏
光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは前記表示面の
底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側か
ら見て反時計周りに24度ないし34度に設定されてい
ることを特徴とする請求項1記載の反射型液晶表示装
置。 - 【請求項3】 液晶層を挟んで対向する透明基板の一方
の透明基板の内面側に透明電極および配向膜を該一方の
透明基板側から順に設け、他方の透明基板の内面側に透
明電極および配向膜を該他方の透明基板側から順に設け
るとともに前記他方の透明基板の外面側に2枚の位相差
板および偏光板を前記他方の透明基板側から順に設けて
なり、 前記液晶層がその厚さ方向に230度ないし250度ね
じれた螺旋構造を持ち、前記液晶層の液晶の屈折率異方
性Δnと液晶層の厚さdとの積Δndが760nmない
し860nmであり、かつ前記2枚の位相差板のそれぞ
れの位相差の和が800nmないし880nmであり、
かつ前記偏光板の偏光軸αは表示面の底辺に沿った方向
X1に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周り
に20度ないし50度であり、かつ前記他方の透明基板
に隣接した方の位相差板の遅相軸βは前記表示面の底辺
に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見
て反時計周りに140度ないし170度であり、かつ前
記偏光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは前記表示
面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射
側から見て反時計周りに110度ないし130度であ
り、かつ前記他方の透明基板側の配向膜の配向方向aは
前記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度が
光の入射側から見て反時計周りに55度ないし65度で
あり、かつ前記一方の透明基板側の配向膜の配向方向b
は前記表示面の底辺に沿った方向X1に対してなす角度
が光の入射側から見て反時計周りに115度ないし12
5度に設定されていることを特徴とする反射型液晶表示
装置。 - 【請求項4】 前記液晶層の液晶の屈折率異方性Δnと
液晶層の厚さdとの積Δndが800nmないし840
nmであり、かつ前記2枚の位相差板のそれぞれの位相
差の和が840nmないし880nmであり、かつ前記
偏光板の偏光軸αは前記表示面の底辺に沿った方向X1
に対してなす角度が光の入射側から見て反時計周りに2
8度ないし38度であり、かつ前記他方の透明基板に隣
接した方の位相差板の遅相軸βは前記表示面の底辺に沿
った方向X1に対してなす角度が光の入射側から見て反
時計周りに148度ないし160度であり、かつ前記偏
光板に隣接した方の位相差板の遅相軸γは前記表示面の
底辺に沿った方向X1に対してなす角度が光の入射側か
ら見て反時計周りに114度ないし124度に設定され
ていることを特徴とする請求項3記載の反射型液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072704A JPH11271758A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 反射型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072704A JPH11271758A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 反射型液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271758A true JPH11271758A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13497018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10072704A Pending JPH11271758A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 反射型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11271758A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004151333A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Optrex Corp | 液晶表示装置 |
| KR20050075775A (ko) * | 2004-01-17 | 2005-07-21 | 윤태훈 | 반투과 액정표시장치 모드설계 및 그의 구조 |
| US7379133B2 (en) | 1999-11-02 | 2008-05-27 | Seiko Epson Corporation | Reflective LCD, semitransmitting reflective LCD and electronic device |
| CN102033366A (zh) * | 2011-01-05 | 2011-04-27 | 河北工业大学 | 视角可控pmva液晶显示器 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP10072704A patent/JPH11271758A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7379133B2 (en) | 1999-11-02 | 2008-05-27 | Seiko Epson Corporation | Reflective LCD, semitransmitting reflective LCD and electronic device |
| JP2004151333A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Optrex Corp | 液晶表示装置 |
| KR20050075775A (ko) * | 2004-01-17 | 2005-07-21 | 윤태훈 | 반투과 액정표시장치 모드설계 및 그의 구조 |
| CN102033366A (zh) * | 2011-01-05 | 2011-04-27 | 河北工业大学 | 视角可控pmva液晶显示器 |
| CN102033366B (zh) | 2011-01-05 | 2012-01-04 | 河北工业大学 | 视角可控pmva液晶显示器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050920 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051115 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051205 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |