JPH11271843A - Evfスライドロック機構 - Google Patents

Evfスライドロック機構

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JPH11271843A
JPH11271843A JP10070187A JP7018798A JPH11271843A JP H11271843 A JPH11271843 A JP H11271843A JP 10070187 A JP10070187 A JP 10070187A JP 7018798 A JP7018798 A JP 7018798A JP H11271843 A JPH11271843 A JP H11271843A
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evf
slide
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cylindrical thin
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Hiroki Amano
浩己 天野
Takahiro Motobe
隆弘 本部
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EVFユニットやビデオカメラ本体の傷つ
き、破損を防止するEVFスライドロック機構を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 3つの筒状薄肉部材を遊嵌し、第1の筒
状薄肉部材には画像表示ユニットと案内軸受け部を内設
し、前記第3の筒状薄肉部材には、その一端より前記案
内軸受け部に摺動可能に挿嵌される案内軸を固定してな
るEVFスライド機構と、このEVFスライド機構を所
定の角度だけ回動可能に所定の負荷を付与して軸支する
EVFヒンジ機構と、EVFスライド機構の回動に対応
して移動し、前記案内軸の先端にてこの案内軸の移動を
規制/解除する規制部材を設けたロック機構を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等な
どに使用するエレクトリック・ビュー・ファインダー
(以下、EVFと記す)に利用して有効なEVFスライ
ドロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラにおいては小型化の
要求が大きく、なかでも所定の光学経路を確保するため
に小型化が困難なEVFユニットについても、小型化の
要求が高い。
【0003】そこでこれを改善する一手段として、EV
Fにスライド機構を設け、不使用時は小型に収納し、使
用時はこれを引き延ばして必要な光学経路を確保する手
法が取られている。以下に従来のEVFスライド機構に
ついて説明する。
【0004】図11は従来のEVFスライド機構を有す
るビデオカメラの斜視図を示したものであり、ビデオカ
メラ本体2に、EVFスライド機構を内臓するEVFユ
ニット1が固定されている。図11(a)はEVFユニ
ット1を収納した状態、図11(b)はEVFユニット
1を矢印A方向に引き出した状態、図11(c)はEV
Fユニットを引き出した後に矢印Cの方向に起こした状
態(以下、「チルトUPした状態」と表記する。また、
これに対応して、引き出しのみで起こさない状態を「チ
ルトDOWNした状態」と表記する。)を、それぞれ示
したものである。図12及び図13は、EVFスライド
機構の部分的な分解斜視図を示したものである。
【0005】図において、4は鉄板の曲げ加工にて作成
されたEVFスライド中で、収納/引き出し時の位置を
規制し、なおかつ所定の第1の距離だけ相対移動可能と
するストッパーガイド穴4aと所定の第2の距離だけ相
対移動可能とするストッパー外爪(図示せず)を設けて
いる。6は合成樹脂にて作成されたLCDホルダーで、
ストッパー外爪6aが設けられている。5は鉄板の曲げ
加工にて作成されたEVFスライド大で、ストッパーガ
イド穴(図示せず)を形成している。EVFスライド大
5は、EVFスライド中4を囲むように取り付ける。取
り付けはEVFスライド大5の一部を弾性変形させるこ
とにより、ストッパー外爪4bをストッパーガイド穴5
aに入れ込んで行う。これと同様に、EVFスライド中
4は、LCDホルダー6を囲むように取り付ける。取り
付けはEVFスライド中4を弾性変形させることによ
り、ストッパー外爪6aをストッパーガイド穴4aに入
れ込んで行う。このようにして、 LCDホルダー6
と、 EVFスライド中4と、EVFスライド大5とを
組み合わせる。
【0006】なお、EVFスライド大5の外側には、E
VFカバー22が固定される。また、LCDホルダー6
の内部には、画像表示ユニット25があらかじめ収納さ
れている。
【0007】LCDホルダー6には、画像表示ユニット
25が表示する画像を覗くための開口部6bがある。こ
こには外部からごみが進入し、画像表示部に付着して見
苦しくなることを防ぐため、透明保護カバー8を装着固
定している。
【0008】18はアイキャップ、32はアイキャップ
18と嵌合固定された視度調整機構ユニットで、視度調
整機構ユニット32に設けられた爪32aをEVFスラ
イド大5に設けた係合穴5bに係合させ、他方を固定ビ
ス20にてEVFスライド大5に固定して、EVFユニ
ット1が構成される。
【0009】視度調整機構ユニット32は以下のように
構成されている。レンズ11は円筒状のレンズホルダー
10に爪10bにてあらかじめ係合、固定されている。
レンズホルダー10の上下にはカムフォロワー10aが
設けられている。一方、薄肉円筒状の視度調整リング1
3の内周には、カムフォロワー10aに片面当接する片
面カム13aが形成されている。9はガイドホルダー、
12はレンズホルダー10を常時矢印Z方向へ付勢する
コイルばねで、ガイドホルダー9に、コイルばね12、
レンズホルダー10、視度調整リング13の順に挿入す
る。カムフォロワー10aはガイドホルダー9に形成し
たガイド孔9bに挿入して取り付けられる。視度調整リ
ング13の端面13bとガイドホルダー9に設けた爪9
aとが係合することにより各部材は保持され、組み立て
が完了する。
【0010】以上のように構成された従来のEVFスラ
イド機構について、図11から図13を用いて、その動
作を説明する。
【0011】まず図12のように、ストッパー外爪(図
示せず)とストッパーガイド穴(図示せず)の端面、ス
トッパー外爪6aとストッパーガイド穴4aの端面がい
ずれも当接することで所定の引き出し位置まで引き出
し、あるいは所定の位置に収納される。
【0012】視度調整機構ユニット32については、視
度調整リング13を回動して、レンズ11が使用者の視
力にあわせた位置になるように調整されている。EVF
ユニット1を引き出した状態では、コイルばね12によ
ってカムフォロワー10aが片面カム13aに規制され
るので、使用者の視力にあわせた位置に保持される。一
方、収納時にはレンズホルダー10と透明保護カバー8
が、収納過程の途中から当接する。ここで、レンズホル
ダー10の位置は片面カム13aによってコイルばね1
2の反発方向のみに対して位置規制されているので、さ
らに収納動作を継続するとコイルばね12が縮み、片面
カム13aとカムフォロワー部10aは離れる。このよ
うにして、レンズの位置に関係なくコンパクトに収納す
ることができる。
【0013】引き出し位置あるいは収納位置における保
持力は、LCDホルダー6に固定したクリックばね(図
示せず)と、EVFスライド大5に設けたクリック穴
(図示せず)の嵌合力にて得られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、使用時にEVFスライド機構を引き延ば
し、更にこれを図11(c)のようにチルトUPさせた
状態のとき、EVFスライド機構を前記クリックばねに
よる保持力よりも強い力で光軸方向(図示の矢印Dの方
向)に押し込むと、EVFカバー先端がビデオカメラ本
体に衝突し、両者を破損してしまうという課題を有して
いた。
【0015】本発明は前記課題を解決するもので、EV
Fスライド機構のチルトUP/チルトDOWNに対応し
て移動し、案内軸の先端において案内軸の移動を規制/
解除する規制部材を設けたロック機構を設けることによ
り、EVFカバーやビデオカメラ本体の破損を防止する
EVFスライドロック機構を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のEVFスライドロック機構は、第1の筒状薄
肉部材と、第2の筒状薄肉部材と、第3の筒状薄肉部材
をたがいに遊嵌し、前記第1の筒状薄肉部材には画像表
示ユニットと案内軸受け部を内設し、前記第3の筒状薄
肉部材には、その一端より前記案内軸受け部に摺動可能
に挿嵌される案内軸を固定してなるEVFスライド機構
と、このEVFスライド機構を所定の角度だけ回動可能
に所定の負荷を付与して軸支するべく、前記第1の筒状
薄肉部材に固定したEVFヒンジ機構と、前記EVFス
ライド機構の回動に対応して移動し、前記案内軸の先端
にてこの案内軸の移動を規制/解除する規制部材を設け
たロック機構とからなる構成を有している。
【0017】この構成によって、EVFスライド機構の
チルトUP/チルトDOWNに対応して移動し、案内軸
の先端において案内軸の移動を規制/解除する規制部材
を設けたロック機構を設けることにより、EVFカバー
やビデオカメラ本体の破損を防止するEVFスライドロ
ック機構を提供できるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第1の筒状薄肉部材と、この第1の筒状薄肉部材を
所定の第1の距離だけ相対移動可能として内側に遊嵌す
る第2の筒状薄肉部材と、この第2の筒状薄肉部材を所
定の第2の距離だけ相対移動可能として内側に遊嵌する
第3の筒状薄肉部材とからなり、前記第1の筒状薄肉部
材には画像表示ユニットと案内軸受け部を内設し、前記
第3の筒状薄肉部材には、その一端より前記案内軸受け
部に摺動可能に挿嵌される案内軸を固定するとともに、
前記画像表示ユニットの画像を拡大するレンズを有する
視度調整機構を設け、前記第1および第2の筒状薄肉部
材が第3の筒状薄肉部材に略々挿入された状態の位置
と、前記第1から第3の筒状薄肉部材が互いに略々排出
された状態の位置において、所定の規制力を与える規制
機構を設けてなるEVFスライド機構と、このEVFス
ライド機構を所定の角度だけ回動可能に所定の負荷を付
与して軸支するべく、前記第1の筒状薄肉部材に固定し
たEVFヒンジ機構と、前記EVFスライド機構の回動
に対応して移動し、前記案内軸の先端にてこの案内軸の
移動を規制/解除する規制部材を設けたロック機構とか
らなることにより、チルトUPした状態ではEVFユニ
ットが光軸方向に押されてもスライド収納されないの
で、EVFユニットやビデオカメラ本体の傷つき、破損
を防止できるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態のEVFスライド
ロック機構を有するビデオカメラの斜視図を示したもの
であり、ビデオカメラ本体102に、EVFスライドロ
ック機構を内臓するEVFユニット101が固定されて
いる。図1(a)はEVFユニット101を収納した状
態、図1(b)はEVFユニット101を引き出した状
態、図1(c)はEVFユニット101を引き出した後
に起こした状態を、それぞれ示したものである。図2
は、EVFスライドロック機構を含むEVFユニット全
体の分解斜視図を示したものである。図3から図7は、
EVFスライド機構およびEVFスライドロック機構の
部分的な分解斜視図を示したものである。
【0020】図2(a)において、103は第1の筒状
薄肉部材であるEVFスライド小、104は第2の筒状
薄肉部材であるEVFスライド中、105は第3の筒状
薄肉部材であるEVFスライド大であり、いずれも鉄板
の深絞りにて作成されている。EVFスライド大105
には、所定の規制力を与える規制機構であるスライドク
リックバネ131がかしめにて固着されている。EVF
スライド中104にはこのスライドクリックバネ131
の先端に嵌合するクリック穴104aを設けている。E
VFスライド中104には、収納/引き出し時の位置を
規制するためのストッパー内爪104bとストッパー外
爪104cを設けている。またこれに対応して、EVF
スライド小103には所定の第1の距離だけ相対移動可
能とするストッパーガイド穴103bを、EVFスライ
ド大105には所定の第2の距離だけ相対移動可能とす
るストッパーガイド穴105bを、それぞれ設けてい
る。
【0021】EVFスライド大105は、EVFスライ
ド中104を囲むように取り付ける。取り付けはEVF
スライド中104の両側面のストッパー外爪104c付
近を図示Fのように付勢し、弾性変形させることによ
り、ストッパー外爪104cをストッパーガイド穴10
5bに入れ込んで行う。これと同様に、EVFスライド
中104は、EVFスライド小103を囲むように取り
付ける。取り付けはEVFスライド小103の両側面を
図示Eのように付勢し、弾性変形させることにより、ス
トッパー内爪104bをストッパーガイド穴103bに
入れ込んで行う。このようにして、EVFスライド小1
03とEVFスライド中104とEVFスライド大10
5とを組み合わせる。
【0022】106はLCDを保持するLCDホルダ
ー、107はEVFスライド小103とEVFスライド
中104との隙間からの外光もれ込みを防ぐための遮光
シェードで、画像表示ユニットを収納するLCDホルダ
ー106に固定する。遮光シェード107には、常にE
VFスライド中104の内壁に弾性付勢して光漏れを防
ぐように、シリコンゴムの薄板部を形成している。ま
た、この柔らかいゴム部をLCDホルダー106に確実
に固定するため、薄肉板金で作った基板部品にこのシリ
コンゴムをインサート成形することにより、一体の部品
として遮光シェード107を構成している。
【0023】LCDホルダー106には、案内軸受け部
106aを2個所設けている。また、LCDホルダー1
06には、画像表示ユニットが表示する画像を覗くため
の開口部がある。ここには外部からごみが進入して画像
表示部に付着して見苦しくなることを防ぐため、透明保
護カバー108をはめ込んでいる。なお、この透明保護
カバー108の表面に付着したごみは、焦点がずれるた
め、ほとんど見えない。また、この透明保護カバー10
8の周囲縁から画像の光が漏れ出して見苦しいため、こ
の光を遮光するための保護カバーシート108aを透明
カバー108表面に貼り付けている。このように構成し
たLCDホルダー106は、EVFスライド小103に
挿入され、係合爪106bと係合凹部103cにて係合
固定される。
【0024】前記2個所の案内軸受け部106aに摺動
可能に挿嵌される案内軸である2本のガイド軸109a
を圧入固定したガイド軸ホルダー109は、 EVFス
ライド大105にガイド軸ホルダー固定ビス120にて
固定される。
【0025】ガイド軸ホルダー109には、前記画像表
示ユニットの画像を拡大するレンズを有する視度調整機
構を配設して視度調整機構ユニット132を構成してい
る。視度調整機構ユニット132は以下のように構成、
配設されている。
【0026】ガイド軸ホルダー109のガイド軸109
aには、画像表示ユニットにおいて表示される画像を拡
大するためのレンズ111を固定したレンズホルダー1
10を、その案内軸受け孔110aにおいて摺動可能に
挿嵌している。レンズホルダー110とガイド軸ホルダ
ー109のガイド軸109a圧入部根元の間であって、
ガイド軸109aにはコイルばね112を挿入し、この
コイルばね112が反発力によりレンズホルダー110
を常に弾性付勢している。
【0027】一方、ガイド軸ホルダー109に設けた開
口部にはレンズホルダー110の位置を変化させるため
の視度調整レバー113を一方の面より差込み、他方の
面には軸力を与えるトルクばね114、前記軸力に対し
て所定の摩擦力を発生させるためのトルクシート11
5、レンズホルダー110の位置を規制するカムフォロ
ワー部116aを設けた視度調整ピース116を順に挿
入し、これらを視度部固定ビス117にて締結してい
る。レンズホルダー110には、前記カムフォロワー部
116aが当接する片面カム110bを設けている。視
度調整レバー113と視度調整ピース116は一体に締
結されており、視度調整レバー113の回動位置に応じ
てカムフォロワー部116aの位置も移動し、レンズホ
ルダー110の位置が変化する。なお、この片面カム1
10bは、前記コイルばね112の反発方向のみに対し
て位置規制されており、コイルばね112が縮む方向に
対しては自由に移動できるように構成されている。この
ように構成された視度調整機構ユニット132は、ガイ
ド軸ホルダー固定ビス120にてEVFスライド大10
5に取り付けられる。
【0028】図2(b)において、アイキャップ118
は、一端をEVFスライド大105の係合溝105cに
引っかけ、他方は前記ガイド軸ホルダー109にビス1
19にて固定される。このようにして組み立てられたE
VFスライド機構には、EVFカバー122を被せてい
る。EVFカバー122は、この下方内面に設けた2本
の係合リブ122aをEVFスライド大105に設けた
2個所の係合溝105fに係合させることで固定してい
る。
【0029】EVFスライド大105には、透明保護カ
バー108に付着したごみを除去するために開口部10
5dを設けている。そして、この開口部105dを通常
塞いでおく窓カバー121を、このEVFスライド大1
05に差し込んで、窓カバー121の弾性力により窓カ
バー121に設けた係合爪121aとEVFスライド大
105に設けた係合穴105eにおいて係合させること
により、着脱可能に固定している。なお、この窓カバー
121を取り付けることにより、前記EVFカバー12
2の前記係合リブ122a近傍をEVFスライド大10
5との間で挟み込むことにより、前記係合リブ122a
が係合溝105fから外れないように構成している。
【0030】画像表示ユニットは、表示部の画角範囲を
決めるように所定の寸法の角穴をあけた遮光部材である
LCDマスク126、画像表示部であるLCDパネル1
27、各構成部品の厚みばらつきを吸収すべく弾性体シ
ートで構成したEVFラバー128、2枚の基板をフレ
キシブル基板で一体につないだ構成で、LCDの光源と
なる角型蛍光管や種々の駆動回路を搭載したLCD駆動
回路ユニット125、およびこのLCD駆動回路ユニッ
ト125の2枚の基板の間に挿入し、両者を所定の間隔
で支持するためのPBスペーサー129よりなる。これ
らの部品は、前記の順番でLCDホルダー106に挿入
される。
【0031】最後に、ビデオカメラ本体102に対して
EVFユニット1を所定のトルクで回動可能に支持する
ためのEVFヒンジユニット130の一方の部材である
第1のヒンジアングル133をEVFスライド小103
にヒンジ固定ビス124で固定することにより、閉蓋さ
れて画像表示ユニットは収納、固定される。この時、所
定の規制力を与える規制機構であるEVFクリックばね
123をEVFスライド小103の上部に固定ビス12
4で同時に固定している。EVFクリックばね123
は、EVFスライド機構の収納状態においては、所定の
摩擦負荷を発生するようにEVFスライド小103とE
VFスライド中104の間に挟まれている。また、EV
Fスライド機構の引き出し状態においては、EVFクリ
ックばね123の先端傾斜部123aがEVFスライド
中104の端面を付勢するように固定されており、EV
Fスライド機構の収納開始時に所定の負荷を発生させ
て、クリック感を与えるように配置、構成している。ま
た、EVFクリックばね123の他端には、EVFスラ
イド機構の収納時に前記スライドクリックばね131の
先端と係合する係合傾斜部123bを構成している。こ
の係合によって、EVFスライド機構の収納/引き出し
時における所定の負荷を発生させ、収納状態への保持力
およびクリック感を与えている。
【0032】EVFヒンジユニット130の構成につい
て図7を用いて説明する。案内軸109aの先端にてこ
の案内軸109aの移動を規制/解除する規制部材であ
るスライドロック板135に形成したガイド穴135a
に、かしめピン136を挿入し、これを第1のヒンジア
ングル133にかしめにて固定することにより、第1の
ヒンジアングル133に対してスライドロック板135
を移動可能に支持している。第1のヒンジアングル13
3とスライドロック板135には、それぞればね係合溝
133aとばね係合孔135bを形成している。スライ
ドロックばね138の一端をばね係合溝133aに、他
端をばね係合孔135bに、それぞれ挿入することによ
り、第1のヒンジアングル133に対してスライドロッ
ク板135を常に上方に付勢している。スライドロック
板135には合成樹脂製のロックカム137を圧入、固
定している。このように組み立てられた第1のヒンジア
ングル133に対して、第2のヒンジアングル134お
よびワッシャー139を緩挿し、第2のヒンジアングル
134に形成した軸孔134aおよびワッシャー139
の孔139aにトルク軸140を挿入、かしめにて締結
することにより第1のヒンジアングル133と第2のヒ
ンジアングル134は所定の回動トルクを与えられなが
ら回動可能に支持される。
【0033】第1のヒンジアングル133にはクリック
孔133bを、第2のヒンジアングル134にはEVF
ヒンジユニット130を閉じたとき(図1aまたは図1
bの状態のとき)、このクリック孔133bに係合する
クリック凸部134cを、それぞれ形成している。
【0034】第2のヒンジアングル134には、EVF
ユニット1をチルトDOWNするときロックカム137
に当接し、これを介してスライドロック板135を下方
に移動させるためのカムフォロワー部134bを、曲げ
加工により一体的に形成している。また、第2のヒンジ
アングル134のガイド軸109a前方には、ガイド軸
109aが傷つかないように緩挿されるガイド孔134
dをバーリング加工にて形成している。
【0035】第1のヒンジアングル133には、EVF
スライド小103に締結するためのタッピング部133
cを形成している。また、第2のヒンジアングル134
には、ビデオカメラ本体2に固定するための係合部13
4eと、ビス孔134fを形成している。
【0036】このように構成されたEVFヒンジユニッ
ト130が前記のようにEVFスライド機構に締結、固
定されてEVFユニット101を構成しており、第2の
ヒンジアングル134の係合部134eをビデオカメラ
本体102に形成した係合孔(図示せず)に差し込み、
ビス孔134fにおいて本体固定ビス(図示せず)にて
ビデオカメラ本体102に締結、固定される。
【0037】以上のように構成された本実施の形態のE
VFスライド機構について、図8から図10を用いて、
その動作を説明する。
【0038】図8はEVFユニット101を引き出した
状態、図9はEVFユニット101を収納した状態、図
10はEVFユニット101を引き出したのち、回動し
て図1cのように起こした状態における側断面図を、い
ずれも示したものである。先ず、EVFユニット101
を引き出した状態について説明する。
【0039】ストッパー内爪104bとストッパーガイ
ド穴103bの端面、ストッパー外爪104cとストッ
パーガイド穴105bの端面が、いずれも当接すること
で所定の引き出し位置まで引き出される。なおかつ、図
11のようにEVFスライド中104のクリック穴10
4aとEVFスライド大105のスライドクリックバネ
131の先端131aが嵌合し、EVFクリックばね1
23の先端傾斜部123aがEVFスライド中104の
端面に当接、付勢することによって、この引き出し位置
に保持される。
【0040】視度調整機構ユニット132については、
視度調整レバー113の回動位置を変えて、レンズ11
1が使用者の視力にあわせた位置になるように調整され
ている。
【0041】この状態では、スライドロック板135は
ロックカム137がカムフォロワー部134bによって
下方に移動させられており、ガイド軸109aの前方に
はロック板開口部135dが位置している。このため、
所定のクリック力に抗して図1bに示す矢印Bの方向に
押せば、EVFユニット101を収納することができ
る。
【0042】次に、EVFユニット101を収納した状
態について説明する。図9のように、ストッパー内爪1
04bとストッパーガイド穴103bの端面、ストッパ
ー外爪104cとストッパーガイド穴105bの端面
が、いずれも当接することで所定の収納位置まで収納さ
れる。なおかつ、EVFクリックばね123の係合傾斜
部123bとスライドクリックばね131の先端131
aが係合することによって、この収納位置に保持され
る。
【0043】視度調整機構ユニット132については、
収納時にレンズホルダー110と透明保護カバー108
が収納過程の途中から当接する。ここで、レンズホルダ
ー110の位置は片面カム110bによってコイルばね
112の反発方向のみに対して位置規制されているの
で、さらに収納動作を継続するとコイルばね112が縮
み、片面カム110bとカムフォロワー部116aは離
れる。このようにして、レンズ111の位置に関係なく
コンパクトに収納することができる。
【0044】この状態においても、スライドロック板1
35はロックカム137がカムフォロワー部134bに
よって下方に移動させられており、ガイド軸109aの
前方にはロック板開口部135dが位置している。この
ため、所定のクリック力に抗して図1bに示す矢印Aの
方向に引けば、EVFユニット101を引き出すことが
できる。
【0045】最後に、EVFユニット101を引き出し
たのち、回動して起こした状態について説明する。
【0046】図10のように、ストッパー内爪104b
とストッパーガイド穴103bの端面、ストッパー外爪
104cとストッパーガイド穴105bの端面が、いず
れも当接することで所定の引き出し位置まで引き出され
る。なおかつ、EVFスライド中104のクリック穴1
04aとEVFスライド大105のスライドクリックバ
ネ131の先端131aが嵌合し、EVFクリックばね
123の先端傾斜部123aがEVFスライド中104
の端面に当接、付勢することによって、この引き出し位
置に保持される。
【0047】視度調整機構ユニット132については、
視度調整レバー113の回動位置を変えて、レンズ11
1が使用者の視力にあわせた位置になるように調整され
ている。この状態においては、ロックカム137とカム
フォロワー部134bは離れるので、スライドロック板
135はスライドロックばね138によって上方に移動
させられており、ガイド軸109aの前方にはロック板
規制部135cが位置している。このため、所定のクリ
ック力に抗して図1cに示す矢印Dの方向に押しても、
ガイド軸109aとロック板規制部135cが当接する
ので、EVFユニット101を収納することはできな
い。
【0048】なお、本実施の形態において、薄肉部材で
あるEVFスライド小103、EVFスライド中10
4、EVFスライド大105は、いずれも鉄板の深絞り
にて作成したが、曲げ加工後、かしめや溶接によって作
成しても、押し出し加工にて加工してもよく、その加工
方法は問わない。また、材料は必ずしも鉄板でなくてよ
い。
【0049】また、遮光シェード107は薄肉板金で作
った基板部品にシリコンゴムをインサート成形で作成し
たが、材料、加工方法は問わない。たとえば、樹脂の基
材にエラストマーやシリコンゴムを一体成形してもよ
く、加工方法も接着で作成してもかまわない。
【0050】本実施の形態では、所定の規制力をあたえ
る規制機構として、EVFクリックばね123とスライ
ドクリックばね131を使用したが、1つの部材で構成
しても、他の部材の一部に一体的に形成してもよく、そ
の方法は問わない。また所定の規制力は、必ずしもクリ
ック感は必要なく、摩擦等の保持力だけでも構わない。
【0051】また、視度調整機構ユニット132におい
て、レンズホルダー110の移動の案内部材としてガイ
ド軸109aを利用したが、他の部材を使用してもよい
し、コイルばね112は1つでも、あるいは圧縮コイル
ばねでなくてもよい。また、視度調整方法は、必ずしも
レバー方式でなくてもよいし、操作トルクの発生方法も
問わない。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、EVFスライド
機構のチルトUP/チルトDOWNに対応して移動し、
案内軸の先端において案内軸の移動を規制/解除する規
制部材を設けたロック機構を設けたことにより、EVF
ユニットやビデオカメラ本体の傷つき、破損を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構を
有するビデオカメラの斜視図
【図2】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構の
全体の分解斜視図
【図3】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構の
部分的分解斜視図
【図4】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構の
部分的分解斜視図
【図5】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構の
部分的分解斜視図
【図6】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構の
部分的分解斜視図
【図7】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構の
部分的分解斜視図
【図8】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構を
引き出した状態における側断面図
【図9】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構を
収納した状態における側断面図
【図10】本発明の実施の形態1のEVFスライド機構
を引き出したのち、起こした状態における側断面図
【図11】従来のEVFスライド機構を有するビデオカ
メラの斜視図
【図12】従来のEVFスライド機構の部分的分解斜視
【図13】従来のEVFスライド機構の部分的分解斜視
【符号の説明】
101 EVFユニット 102 ビデオカメラ本体 103 Fスライド小 104 EVFスライド中 105 EVFスライド大 106 LCD保持ピース 107 遮光シェード 108 透明保護パネル 109 ガイド軸ホルダー 110 レンズホルダー 111 レンズ 112 コイルばね 113 視度調整レバー 114 トルクばね 115 トルクシート 116 視度調整ピース 117 視度部固定ビス 118 アイキャップ 119 ビス 120 ガイド軸ホルダー固定ビス 121 窓カバー 122 EVFカバー 123 EVFクリックばね 124 ヒンジ固定ビス 125 LCD駆動回路ユニット 126 LCDマスク 127 LCDパネル 128 EVFラバー 129 PBスペーサー 130 EVFヒンジユニット 131 スライドクリックばね 132 視度調整機構ユニット 133 第1のヒンジアングル 134 第2のヒンジアングル 135 スライドロック板 136 かしめピン 137 ロックカム 138 スライドロックばね 139 ワッシャー 140 トルク軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の筒状薄肉部材と、前記第1の筒状
    薄肉部材を所定の第1の距離だけ相対移動可能として内
    側に遊嵌する第2の筒状薄肉部材と、前記第2の筒状薄
    肉部材を所定の第2の距離だけ相対移動可能として内側
    に遊嵌する第3の筒状薄肉部材とからなり前記第1の筒
    状薄肉部材には画像表示ユニットと案内軸受け部を内設
    し前記第3の筒状薄肉部材にはその一端より前記案内軸
    受け部に摺動可能に挿嵌される案内軸を固定するととも
    に前記画像表示ユニットの画像を拡大するレンズを有す
    る視度調整機構を設け、前記第1および第2の筒状薄肉
    部材が前記第3の筒状薄肉部材に略々挿入された状態の
    位置と、前記第1から第3の筒状薄肉部材が互いに略々
    排出された状態の位置とで所定の規制力を与える規制機
    構を設けてなるEVFスライド機構と、前記EVFスラ
    イド機構を所定の角度だけ回動可能に所定の負荷を付与
    して軸支するべく、前記第1の筒状薄肉部材に固定した
    EVFヒンジ機構と、前記EVFスライド機構の回動に
    対応して移動し前記案内軸の先端にてこの案内軸の移動
    を規制/解除する規制部材を設けたロック機構とからな
    ることを特徴とするEVFスライドロック機構。
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