JPH11271883A - 透過形スクリーン及び投写型表示装置 - Google Patents

透過形スクリーン及び投写型表示装置

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JPH11271883A
JPH11271883A JP10073802A JP7380298A JPH11271883A JP H11271883 A JPH11271883 A JP H11271883A JP 10073802 A JP10073802 A JP 10073802A JP 7380298 A JP7380298 A JP 7380298A JP H11271883 A JPH11271883 A JP H11271883A
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temperature
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秀彦 堀
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    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54—Accessories
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    • G03B21/60—Projection screens characterised by the nature of the surface
    • G03B21/62—Translucent screens

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過形スクリーンのセパレーションや設置位
置の変化を無くして、映像の劣化の少ない透過形スクリ
ーンを得る。 【解決手段】 透過形スクリーン2を構成する相対的に
低剛性のスクリーン7を、高温又は/且つ高湿中に放置
した後、常温常湿中で相対的に高剛性のスクリーン6に
固定することにより、透過形スクリーン2のセパレーシ
ョンや位置の変化を無くして、映像の劣化の少ない透過
形スクリーンを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、透過形スクリー
ン、及び映像発生源より発せられた映像光を透過形スク
リーンに投写する投写型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の透過形スクリーンを用いた
背面投写型表示装置の基本構成を示す垂直断面図、図9
は図8中の線a−a′に沿う水平断面図である。これら
の図において、1は例えばビデオプロジェクタなどの映
像発生源、2は映像発生源1より発せられた映像光を透
過及び結像させる透過形スクリーン、3、4はそれぞれ
上記透過形スクリーン2を構成するフレネルレンズシー
トとレンチキュラーレンズシート、5は上記透過形スク
リーン2を一体に保持する保持部材である。
【0003】このような従来の透過形スクリーンを用い
た背面投写型表示装置においては、映像発生源1より映
像光が発生すると、その光線は拡大投写されながら透過
形スクリーン2へ向かう。光線がフレネルレンズシー卜
3に発散光として到達すると、図9に示すようにほぼ平
行光に屈折され、その後レンチキュラーレンズシート4
に入射して結像する。レンチキュラーレンズシート4か
らの出射光線は、水平、垂直方向に適度に拡散され、ス
クリーンに正対する観測者に画像として到達する。
【0004】従来の透過形スクリーンは、フレネルレン
ズシート3とレンチキュラーレンズシート4が重ね合わ
せられたもので、例えばスクリーンフレームや背面投写
型表示装置のキャビネットなどの保持部材5に固定して
保持されている。
【0005】また、フレネルレンズシート3とレンチキ
ュラーレンズシート4には、いずれも光の透過性や適度
な剛性や量産性などを考慮して、通常はアクリル系樹脂
やポリカーボネート樹脂等が使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の透過形スクリー
ンを備えた背面投写型表示装置は、以上のように構成さ
れているのでスクリーン2を構成したときに、フレネル
レンズシート3、レンチキュラーレンズシート4の両
者、或いはいずれか一方の厚さが薄い場合、以下に述べ
る理由から2枚のシート3、4が互いに密着せず離れて
しまい、スクリーン2の一部分に、或いは全体的に浮き
(以下、セパレーションという。)が生じてしまう。
【0007】セパレーションは、スクリーン組み立て前
のシート成型工程で、既にスクリーンに歪みが発生し、
組み立て後もその歪みがなくならないために生じること
がある。このようなセパレーションの原因としては、ス
クリーンの成型条件のばらつき等でシート成型工程で内
部応力や歪みが生じ、成型完了時点でスクリーン2が歪
んでしまうことや、スクリーン成型後から組み立てまで
の間の温度や湿度等の環境変化で、スクリーン2が歪ん
でしまうことが挙げられる。また、スクリーン組み立て
後にセパレーションが生じる場合もある。これは、透過
形スクリーン2の組み立て後に投写型表示装置が設置さ
れた環境の変化等に起因するもので、具体的には、2枚
のシートの膨張率の違いによって各々の伸び縮みの量が
異なることによる。これらの現象は、特にスクリーン2
が薄くて、剛性が低い場合には一層顕著に現れる。
【0008】透過形スクリーン2は、映像発生源1に対
して所定の位置関係に配置された時に最適な画像が投影
されるように設計される。また、透過形スクリーン2が
2枚以上のシートで構成される場合には、各シート相互
の位置関係が密着した時に、或いは両者が所定の位置関
係の時に最適となるように設計されている。そのため、
セパレーションが発生した場合には、投影された画像の
解像度劣化や部分的な色付きが発生するなど、スクリー
ン本来の機能が損われるという問題があった。その原因
には、上述したように、初期性能的なものと、スクリー
ン組み立て後の経時的な変化に起因するものとがある。
【0009】従来から、以下に述べる2つの方法が、こ
れらの問題を解決するために採用されていた。
【0010】その一つは、フレネルレンズシート3又は
/且つレンチキュラーレンズシート4の厚さを厚く形成
する方法である。また、他の方法としては、例えば実開
平4−129150号公報に記載されているように、例
えばアクリル板やガラス板のような透過性平板を、レン
チキュラーレンズシート4の観測者側に設置するなどし
て、透過形スクリーン2全体として適度な剛性を持たせ
る方法が考えられていた。
【0011】しかしながら、フレネルレンズシート3や
レンチキュラーレンズシート4を厚く形成する第1の方
法では、フレネルレンズシート3、レンチキュラーレン
ズシート4のレンズ設計の自由度が制限されるため、透
過形スクリーン2としての必要な性能が得られなかった
り、透過形スクリーン2の内部で発生する迷光の影響が
大きくなって、そこに投写される映像の画質を著しく劣
化させてしまうという問題が生じる。
【0012】まず、このスクリーンの厚さと迷光が映像
に与える影響との関係について説明する。
【0013】図10、図11は迷光が映像に与える影響
度の違いを説明するためのものであり、いずれも図8中
の透過形スクリーン2の垂直断面を示す一部拡大図であ
る。図10にはフレネルレンズスシート3がレンチキュ
ラーレンズシート4の厚さより厚い場合を、図11には
フレネルレンズシート3が相対的に薄い場合を示してい
る。また、図中では実線矢印によって映像光の軌跡(の
一部)を示し、破線矢印によってフレネルレンズシート
3の出射面側の空気界面で発生した迷光の軌跡(の一
部)を示している。ここに示されている迷光は一例であ
って、透過形スクリーン2内部で発生する迷光には、他
にも多くの種類が存在する。
【0014】上記迷光はフレネルレンズシート3の入射
面側の空気界面で再び反射して、フレネルレンズシート
3の出射面からレンチキュラーレンズシート4を介して
観測者に到達する。フレネルレンズシート3の厚さが厚
い場合(図10)、上記迷光の光路はその本来の映像光
とはかなり離れて位置する映像光と重なるため、画像の
解像度やコントラストが大きく劣化する。しかし、図1
1に示すように、フレネルレンズシート3の厚さが薄い
場合に生じる迷光は、その本来の映像光にほとんど重な
るか、あるいは近傍の経路を通って観測者に到達するよ
うになる。したがって、フレネルレンズシート3の厚さ
が薄くなればなる程、迷光の影響による映像光の劣化は
小さくなる。
【0015】次に、透過形スクリーン2に対して全体と
して適度な剛性を持たせる第2の方法では、透過性平板
等がレンチキュラーレンズシート4の観測者側に設置さ
れる。しかし、この場合も、一つには、映像光が透過性
平板の内部を透過するときに減衰されるという問題があ
った。また、図10で説明した現象と同様、透過性平板
と空気との界面で反射光が発生することにより、透過性
平板の内部でも迷光が発生し、映像光を著しく劣化させ
てしまうという問題もあった。
【0016】このように、従来の透過形スクリーンを備
えた背面投写型表示装置において、セパレーションの問
題を解決するための2つの方法は、いずれも映像の劣化
等の問題を確実に解決できなかった。
【0017】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、透過形スクリーンまたは保持部
材の環境変化による各々の膨張収縮の差を利用すること
で、厚さの薄い透過形スクリーンを使用した場合でも、
透過形スクリーンのセパレーションや位置の変化を防
ぎ、映像の劣化の少ない投写型表示装置を得ることを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の透過形スクリ
ーンは、温度、湿度の変化で伸縮する複数のスクリーン
から構成され、映像発生源より発せられた映像光が投写
される透過形スクリーンにおいて、第1のスクリーン
と、第1のスクリーンより相対的に低剛性の第2のスク
リーンとを備え、第1のスクリーンに高温又は/且つ高
湿中にて伸長した状態の第2のスクリーンを固定したも
のである。
【0019】請求項2の透過形スクリーンは、温度、湿
度の変化で伸縮する複数のスクリーンから構成され、映
像発生源より発せられた映像光が投写される透過形スク
リーンにおいて、第1のスクリーンと、第1のスクリー
ンより相対的に低剛性の第2のスクリーンとを備え、低
温又は/且つ低湿中にて収縮した状態の第1のスクリー
ンに第2のスクリーンを固定したものである。
【0020】請求項3の透過形スクリーンは、温度、湿
度の変化で伸縮する複数のスクリーンから構成され、映
像発生源より発せられた映像光が投写される透過形スク
リーンにおいて、第1のスクリーンと、第1のスクリー
ンより相対的に低剛性の第2のスクリーンとを備え、低
温又は/且つ低湿中にて収縮した状態の第1のスクリー
ンに、高温又は/且つ高湿中にて伸長した状態の第2の
スクリーンを固定したものである。
【0021】請求項4の透過形スクリーンは、温度、湿
度の変化で伸縮する複数のスクリーンから構成され、映
像発生源より発せられた映像光が投写される透過形スク
リーンにおいて、膨張係数がαの第1のスクリーンと、
膨張係数がβであって第1のスクリーンより相対的に低
剛性の第2のスクリーンとを備え、膨張係数α,βが α<β の関係にあるとき、第1のスクリーンに第2のスクリー
ンを、高温又は/且つ高湿中にて固定したものである。
【0022】請求項5の透過形スクリーンは、温度、湿
度の変化で伸縮する複数のスクリーンから構成され、映
像発生源より発せられた映像光が投写される透過形スク
リーンにおいて、膨張係数がαの第1のスクリーンと、
膨張係数がβであって第1のスクリーンより相対的に低
剛性の第2のスクリーンとを備え、膨張係数α,βが α>β の関係にあるとき、第1のスクリーンに第2のスクリー
ンを、低温又は/且つ低湿中にて固定したものである。
【0023】請求項6の透過形スクリーンは、第1、第
2のスクリーンの上下2辺、左右2辺、又は4辺を互い
に固定する固定手段を備えたものである。
【0024】請求項7の透過形スクリーンは、第1、第
2のスクリーンは、一方がフレネルレンズシート、他方
がレンチキュラーレンズシートからなるものである。
【0025】請求項8の投写型表示装置は、映像発生源
より発せられた映像光を透過形スクリーンに投写する投
写型表示装置において、温度、湿度の変化で伸縮するス
クリーンと、スクリーンより相対的に高剛性の材料から
なるスクリーン保持手段とを備え、高温又は/且つ高湿
中にて伸長した状態のスクリーンを、保持手段によって
保持してなるものである。
【0026】請求項9の投写型表示装置は、映像発生源
より発せられた映像光を透過形スクリーンに投写する投
写型表示装置において、温度、湿度の変化で伸縮するス
クリーンと、スクリーンより相対的に高剛性の材料から
なるスクリーン保持手段とを備え、低温又は/且つ低湿
中にて収縮した状態の保持手段によって、スクリーンを
保持してなるものである。
【0027】請求項10の投写型表示装置は、映像発生
源より発せられた映像光を透過形スクリーンに投写する
投写型表示装置において、温度、湿度の変化で伸縮する
スクリーンと、スクリーンより相対的に高剛性の材料か
らなるスクリーン保持手段とを備え、高温又は/且つ高
湿中にて伸長した状態のスクリーンを、低温又は/且つ
低湿中にて収縮した状態の保持手段によって、保持して
なるものである。
【0028】請求項11の投写型表示装置は、映像発生
源より発せられた映像光を透過形スクリーンに投写する
投写型表示装置において、透過形スクリーンを構成する
膨張係数がβのスクリーンと、膨張係数がγであってス
クリーンより相対的に高剛性の材料からなるスクリーン
保持手段とを備え、膨張係数β,γが β>γ の関係にあるとき、保持手段によってスクリーンを、高
温又は/且つ高湿中にて保持してなるものである。
【0029】請求項12の投写型表示装置は、映像発生
源より発せられた映像光を透過形スクリーンに投写する
投写型表示装置において、透過形スクリーンを構成する
膨張係数がβのスクリーンと、膨張係数がγであってス
クリーンより相対的に高剛性の材料からなるスクリーン
保持手段とを備え、膨張係数β,γが β<γ の関係にあるとき、保持手段によってスクリーンを、低
温又は/且つ低湿中にて保持してなるものである。
【0030】請求項13の投写型表示装置は、透過形ス
クリーンの上下2辺、左右2辺、又は4辺をそれぞれ保
持手段に固定する固定手段を備えたものである。
【0031】請求項14の投写型表示装置は、請求項1
乃至7のいずれかに記載の透過形スクリーンと、第2の
スクリーンより相対的に高剛性の材料からなるスクリー
ン保持手段とを備え、高温又は/且つ高湿中にて伸長し
た状態の透過形スクリーンを、保持手段によって保持し
てなるものである。
【0032】請求項15の投写型表示装置は、請求項1
乃至7のいずれかに記載の透過形スクリーンと、第2の
スクリーンより相対的に高剛性の材料からなるスクリー
ン保持手段とを備え、低温又は/且つ低湿中にて収縮し
た状態の保持手段によって、透過形スクリーンを保持し
てなるものである。
【0033】請求項16の投写型表示装置は、請求項1
乃至7のいずれかに記載の透過形スクリーンと、第2の
スクリーンより相対的に高剛性の材料からなるスクリー
ン保持手段とを備え、高温又は/且つ高湿中にて伸長し
た状態の透過形スクリーンを、低温又は/且つ低湿中に
て収縮した状態の保持手段によって、保持してなるもの
である。
【0034】請求項17の投写型表示装置は、請求項1
乃至7のいずれかに記載の透過形スクリーンと、膨張係
数がγであって第2のスクリーンより相対的に高剛性の
材料からなるスクリーン保持手段とを備え、第2のスク
リーンの膨張係数βと膨張係数γが β>γ の関係にあるとき、保持手段によって透過形スクリーン
を、高温又は/且つ高湿中にて保持してなるものであ
る。
【0035】請求項18の投写型表示装置は、請求項1
乃至7のいずれかに記載の透過形スクリーンと、膨張係
数がγであって第2のスクリーンより相対的に高剛性の
材料からなるスクリーン保持手段とを備え、第2のスク
リーンの膨張係数βと膨張係数γが β<γ の関係にあるとき、保持手段によって透過形スクリーン
を、低温又は/且つ低湿中にて保持してなるものであ
る。
【0036】請求項19の投写型表示装置は、第2のス
クリーンの上下2辺、左右2辺、又は4辺をそれぞれ保
持手段に固定する固定手段を備えたものである。
【0037】請求項20の投写型表示装置は、透過形ス
クリーンは、フィルム状のシートを少なくとも1枚含む
ものである。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
【0039】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1による透過形スクリーンを用いた背面投写型表示
装置の基本構成を示す垂直断面図である。図において、
映像発生源1、透過形スクリーン2、及び保持部材5の
構成は、従来の図8に示すものと同じである。6はフレ
ネルレンズシートからなる第1のスクリーン、7はレン
チキュラーレンズシートからなる第2のスクリーンであ
る。これら透過形スクリーン2を構成する2枚のスクリ
ーン6、7の内、第1のスクリーン6は相対的に高剛性
のスクリーンであって、第2のスクリーン7は相対的に
低剛性のスクリーンである。
【0040】なお、ここでは便宜上、映像発生源1に近
い方から順に、相対的に高剛性のスクリーン6、相対的
に低剛性のスクリーン7を配置しているが、これらの配
置は逆であってもよい。また、第1、第2のスクリーン
6、7には、いずれも光の透過性や適度な剛性や量産性
などを考慮して、通常はアクリル系樹脂やポリカーボネ
ート樹脂等が使用されるが、温度湿度により膨張収縮す
る性質があれば、その他の物質も使用できる。
【0041】図2は、実施の形態1の投写型表示装置に
おける透過形スクリーンの取り付け方法を示す概念図で
ある。図には、スクリーンの伸び縮みに関与する力の大
きさと方向を、矢印によって示してある。同図(a)に
おいて、8は定温度又は/且つ定湿度を保持することが
可能な定温定湿槽であり、その中に第2のスクリーン7
を設置する。同図(b)〜(d)において、9は第1、
第2のスクリーン6、7を互いに所定の位置関係に固定
するための固定手段である。
【0042】次に、図2を用いて背面投写型表示装置に
使用されるスクリーン6、7について説明する。同図
(a)に示すように、高温又は/且つ高湿に保った定温
定湿槽8内であらかじめ第2のスクリーン7を、所定の
時間だけ高温又は/且つ高湿の雰囲気に曝しておく。ア
クリル等の一般のプラスティックは、温度と湿度の上昇
により伸びる性質を有するから、定温定湿槽8内で第2
のスクリーン7は温度と湿度の上昇に応じて伸長してい
る。この伸長した状態の第2のスクリーン7を定温定湿
槽8から取り出し、その直後に常温常湿で、固定手段9
によって第1のスクリーン6と固定する。その後、第2
のスクリーン7の温度が徐々に低下して、図2(b)に
矢印で示すように、常温になったときには第2のスクリ
ーン7には縮む方向の力が加わることになる。
【0043】すなわち、透過形スクリーンはその後の時
間の経過にともなって、伸びていた相対的に低剛性のス
クリーン7が、常温常湿に戻って安定する過程で縮もう
とする。しかし、高剛性の第1のスクリーン6は温度湿
度の変化に曝されていないので、伸び縮みの変化はな
く、透過形スクリーン2には第1のスクリーン6から第
2のスクリーン7に対して外側に引っ張る方向の相対的
なテンションが常に加わえられる。その結果、相対的に
低剛性の第2のスクリーン7にしわが寄らず、或いは透
過形スクリーン2の一部分に、或いは全体的にセパレー
ションが生じたりすることがなくなって、映像の劣化の
少ない背面投写型表示装置が得られる。
【0044】また、この実施の形態1の背面投写型表示
装置は、第2のスクリーン8が常温常湿に戻った初期時
点だけでなく、その後の環境が変化した場合において
も、映像の劣化の少ない透過形スクリーンとして維持さ
れるという利点を有している。
【0045】図2(c)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が高くなった場合の、第1、第2のスク
リーンに働く力を示している。このように環境が変化す
ると、相対的に低剛性である第2のスクリーン7には、
未だ縮む方向に力が加わっているが、相対的に高剛性で
ある第1のスクリーン6に対しては伸びる方向に力が加
わる。そのため、組み立て後に温度、湿度の環境が常温
常湿より少しだけ高くなっても、相対的に低剛性のスク
リーン7にしわが寄ったり、セパレーションが生じたり
することがない。
【0046】図2(d)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が低くなった場合の、第1、第2のスク
リーンに働く力を示している。このように環境が変化す
ると、相対的に低剛性である第2のスクリーン7、相対
的に高剛性である第1のスクリーン6には、共に縮む方
向の力が加わるが、両者の力の大きさを比較すると、第
2のスクリーン7に加わる縮む力の方が大きい。そのた
め、組み立て後に温度、湿度の環境が常温常湿より低く
なっても、相対的に低剛性のスクリーン7にしわが寄っ
たり、セパレーションが生じたりすることがない。
【0047】定温定湿槽8での設定温度、設定湿度は、
第2のスクリーン7の伸び量に応じて決定すればよい。
たとえば、アクリルの熱による線膨張係数が7×10-5
(/℃)、吸湿による線膨張係数が4×10-5(%/%
R.H)であるとすれば、定温定湿槽8の温度が常温よ
り30℃高く設定されていると、第2のスクリーン7は
約0.2%だけ長くなることが知られている。これは、
第2のスクリーン7が2mの長さ(幅)のものであれ
ば、その長さ(幅)が4mmだけ伸びることに相当す
る。
【0048】なお、図2では伸長した状態の第2のスク
リーン7を、相対的に高剛性である第1のスクリーン6
に固定した場合を図示しているが、伸長した状態の第2
のスクリーン7を、相対的に高剛性の保持部材5に固定
して保持する場合でも、同様の効果を奏する。
【0049】また、以上に説明した実施の形態1では、
透過形スクリーンが2枚のスクリーンからなる背面投写
型表示装置について説明したが、透過形スクリーンを3
枚以上のスクリーンで構成した場合でも、同様の効果が
得られる。
【0050】実施の形態2.実施の形態1では、あらか
じめ定温定湿槽8において、相対的に低剛性である第2
のスクリーン7が、高温又は/且つ高湿の雰囲気に曝さ
れて、伸長した状態にあった。これに対して、実施の形
態2の背面投写型表示装置では、相対的に高剛性である
第1のスクリーン6を、低温又は/且つ低湿の雰囲気に
あらかじめ曝して収縮した状態で、第2のスクリーンに
固定することによって、実施の形態1のものと同様の効
果を得るようにしている。
【0051】図3は、実施の形態2の背面投写型表示装
置における透過形スクリーンの取り付け方法を示す概念
図である。実施の形態1の場合とは反対に、低温又は/
且つ低湿に保った定温定湿槽8内で、相対的に高剛性で
ある第1のスクリーン6を所定の時間だけ曝して、収縮
した状態にしておく。アクリル等の一般のプラスティッ
クは、温度と湿度の下降により縮む性質を有するからで
ある。この収縮した状態の第1のスクリーン6を定温定
湿槽8から取り出し、その直後に常温常湿で、固定手段
9によって第2のスクリーン7と固定する。その後、第
1のスクリーン6の温度は徐々に上昇して、図3(b)
に矢印で示すように、常温になったときにこの第1のス
クリーン6には伸びる方向の力が加わることになる。
【0052】すなわち、透過形スクリーンはその後の時
間の経過にともなって、縮んでいた相対的に高剛性のス
クリーン6が、常温常湿に戻って安定する過程で伸びよ
うとする。しかし、低剛性の第2のスクリーン7は温度
湿度の変化に曝されていないので、伸び縮みの変化はな
く、透過形スクリーンには第1のスクリーン6から第2
のスクリーン7に対して外側に引っ張る方向の相対的な
テンションが常に加わえられる。その結果、相対的に低
剛性の第2のスクリーン7にしわが寄らず、或いは透過
形スクリーン2の一部分に、或いは全体的にセパレーシ
ョンが生じたりすることがなくなって、映像の劣化の少
ない背面投写型表示装置が得られる。
【0053】また、実施の形態1と同様に、実施の形態
2の背面投写型表示装置は、第2のスクリーン8が常温
常湿に戻った初期時点だけでなく、その後の環境が変化
した場合においても、映像の劣化の少ない透過形スクリ
ーンとして維持されるという利点を有している。
【0054】図3(c)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が高くなった場合の、第1、第2のスク
リーンに働く力を示している。このように環境が変化す
ると、相対的に低剛性である第2のスクリーン7には、
第1のスクリーン6と共に伸びる方向に力が加わるが、
両者の力の大きさを比較すると、最初に収縮した状態に
ある第1のスクリーン6に加わる伸びる力の方が大き
い。そのため、組み立て後に温度、湿度の環境が常温常
湿より高くなっても、相対的に低剛性のスクリーン7に
しわが寄ったり、セパレーションが生じたりすることが
ない。
【0055】図3(d)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が常温常湿より少し低くなった場合の、
第1、第2のスクリーンに働く力を示している。このよ
うに環境が変化すると、相対的に低剛性である第2のス
クリーン7には縮む方向に力が加わる。しかし、相対的
に高剛性である第1のスクリーン6はまだ伸びようとす
るため、組み立て後に温度、湿度の環境が常温常湿より
少し低くなっても、相対的に低剛性のスクリーン7にし
わが寄ったり、セパレーションが生じたりすることがな
い。
【0056】なお、以上に説明した実施の形態2では、
透過形スクリーンが2枚のスクリーンからなる背面投写
型表示装置について説明したが、透過形スクリーンを3
枚以上のスクリーンで構成した場合でも、同様の効果が
得られる。
【0057】実施の形態3.実施の形態1では、相対的
に低剛性のスクリーン7だけを高温又は/且つ高湿に曝
して、伸長した状態として常温常湿内で相対的に高剛性
のスクリーン6に固定していた。
【0058】また、実施の形態2では、相対的に高剛性
のスクリーン6だけを低温又は/且つ低湿に曝して、収
縮した状態として常温常湿内で相対的に低剛性のスクリ
ーン7に固定していた。
【0059】実施の形態3の背面投写型表示装置におけ
る透過形スクリーンは、あらかじめ定温定湿槽8におい
て、相対的に高剛性のスクリーン6を低温又は/且つ低
湿に曝し、且つ、相対的に低剛性である第2のスクリー
ン7を高温又は/且つ高湿の雰囲気に曝して、その後
に、常温常湿内で両者を固定しているので、同様の効果
が得られる。すなわち、相対的に低剛性のスクリーン7
にしわが寄ったり、セパレーションが生じたりすること
がない。
【0060】なお、以上に説明した実施の形態3では、
透過形スクリーンが2枚のスクリーンからなる背面投写
型表示装置について説明したが、透過形スクリーンを3
枚以上のスクリーンで構成した場合でも、同様の効果が
得られる。
【0061】実施の形態4.実施の形態4の背面投写型
表示装置では、相対的に低剛性である第2のスクリーン
7の膨張係数βが、相対的に高剛性である第1のスクリ
ーン6の膨張係数αより大きい(β>α)場合に、これ
らのスクリーン6、7を高温又は/且つ高湿中にて互い
に固定手段9により固定することによって、実施の形態
1のものと同様の効果を得るようにしている。
【0062】図4は、実施の形態4の背面投写型表示装
置における透過形スクリーンの取り付け方法を示す概念
図である。図には、スクリーンの伸び縮みに関与する力
の大きさと方向を、矢印によって示してある。
【0063】同図(a)に示すように、高温又は/且つ
高湿に保った定温定湿槽8内であらかじめ、相対的に低
剛性のスクリーン7と、相対的に高剛性のスクリーン6
とを、所定の時間だけ高温又は/且つ高湿の雰囲気に曝
しておく。すると、相対的に高剛性のスクリーン6も、
相対的に低剛性のスクリーン7も、温度と湿度の上昇に
応じて伸長している。この時、第1のスクリーン6の膨
張係数αと、第2のスクリーン7の膨張係数βとが α<β の関係にあれば、相対的に低剛性のスクリーン7の方が
より大きく伸長した状態になっている。そこで、各スク
リーン6、7が所望の伸び量に達した時に、この定温定
湿槽8内で各スクリーン6、7を互いに固定手段9によ
り固定する。
【0064】その後、互いに固定された状態のスクリー
ン6、7を定温定湿槽8から取り出すと、第1、第2の
スクリーンが常温常湿に戻り安定する過程で、図4
(b)に矢印で示すように、共に縮む方向の力が加わ
る。しかし、両者の力の大きさを比較すると、相対的に
低剛性のスクリーン7の膨張係数が大きく、より大きく
伸びていたことから、この第2のスクリーン7に加わる
縮む力の方が大きい。そのため、常温常湿に戻した時に
は、高剛性の第1のスクリーン6から、相対的に低剛性
のスクリーン7を外側に引っ張る方向に常にテンション
が加わえられる。その結果、相対的に低剛性の第2のス
クリーン7にしわが寄らず、或いは透過形スクリーンの
一部分に、或いは全体的にセパレーションが生じたりす
ることがなくなって、映像の劣化の少ない背面投写型表
示装置が得られる。
【0065】また、実施の形態1と同様に、実施の形態
4の背面投写型表示装置は、第2のスクリーン8が常温
常湿に戻った初期時点だけでなく、その後の環境が変化
した場合においても、映像の劣化の少ない透過形スクリ
ーンとして維持されるという利点を有している。
【0066】図4(c)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が常温常湿より少し高くなった場合の、
第1、第2のスクリーンに働く力を示している。このよ
うに環境が変化すると、相対的に低剛性である第2のス
クリーン7は、まだ縮む方向に力が加わるが、相対的に
高剛性である第1のスクリーン6には殆ど力が加わらな
い。そのため、温度、湿度の環境が常温常湿より少しだ
け高くなっても、相対的に低剛性のスクリーン7にしわ
が寄ったり、セパレーションが生じたりすることがな
い。
【0067】図4(d)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が低くなった場合の、第1、第2のスク
リーンに働く力を示している。このように環境が変化す
ると、相対的に低剛性である第2のスクリーン7、相対
的に高剛性である第1のスクリーン6には、共に縮む方
向に更に大きな力が加わるが、両者の力の大きさを比較
すると、第2のスクリーン7に加わる縮む力の方が大き
い。そのため、組み立て後に温度、湿度の環境が常温常
湿より低くなっても、相対的に低剛性のスクリーン7に
しわが寄ったり、セパレーションが生じたりすることが
ない。
【0068】なお、以上に説明した実施の形態4では、
透過形スクリーンが2枚のスクリーンからなる背面投写
型表示装置について説明したが、透過形スクリーンを一
枚のスクリーンだけで構成した場合、或いは3枚以上の
スクリーンで構成した場合でも、同様の効果が得られ
る。
【0069】実施の形態5.実施の形態4では、第1の
スクリーン6と第2のスクリーン7とが、高温又は/且
つ高湿の雰囲気に曝されて、伸長した状態にて互いに固
定した。これに対して、実施の形態5では、相対的に低
剛性の第2のスクリーン7の膨張係数βが、相対的に高
剛性である第1のスクリーン6の膨張係数αより小さい
(β<α)場合に、これらのスクリーン6、7を低温又
は/且つ低湿中にて互いに固定手段9により固定するこ
とによって、実施の形態3のものと同様の効果を得るよ
うにしている。
【0070】図5は、実施の形態5の背面投写型表示装
置における透過形スクリーンの取り付け方法を示す概念
図である。同図(a)に示すように、低温又は/且つ低
湿に保った定温定湿槽8内であらかじめ、相対的に低剛
性のスクリーン7と、相対的に高剛性のスクリーン6と
を、所定の時間だけ低温又は/且つ低湿の雰囲気に曝し
ておく。すると、相対的に高剛性のスクリーン6も、相
対的に低剛性のスクリーン7も、温度と湿度の下降に応
じて収縮している。この時、第1のスクリーン6の膨張
係数αと、第2のスクリーン7の膨張係数βとが α>β の関係にあれば、相対的に高剛性のスクリーン6の方が
より収縮した状態になっている。そこで、所望の縮み量
になった時に、この定温定湿槽8内で各スクリーン6、
7を互いに固定手段9により固定する。
【0071】その後、互いに固定された状態のスクリー
ン6、7を定温定湿槽8から取り出すと、第1、第2の
スクリーンが常温常湿に戻り安定する過程で、図5
(b)に矢印で示すように、共に伸びる方向の力が加わ
る。しかし、両者の力の大きさを比較すると、相対的に
高剛性のスクリーン6の膨張係数が大きく、より収縮し
ていたことから、この第1のスクリーン6に加わる伸び
る力の方が大きい。そのため、常温常湿に戻した時に
は、高剛性の第1のスクリーン6から、相対的に低剛性
のスクリーン7を外側に引っ張る方向に常にテンション
が加わえられる。その結果、相対的に低剛性の第2のス
クリーン7にしわが寄らず、或いは透過形スクリーンの
一部分に、或いは全体的にセパレーションが生じたりす
ることがなくなって、映像の劣化の少ない背面投写型表
示装置が得られる。
【0072】また、実施の形態5の背面投写型表示装置
は、第2のスクリーン8が常温常湿に戻った初期時点だ
けでなく、その後の環境が変化した場合においても、映
像の劣化の少ない透過形スクリーンとして維持されると
いう利点を有している。
【0073】図5(c)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が常温常湿より高くなった場合の、第
1、第2のスクリーンに働く力を示している。このよう
に環境が変化すると、相対的に低剛性である第2のスク
リーン7、相対的に高剛性である第1のスクリーン6に
は、共に伸びる方向に更に大きな力が加わるが、両者の
力の大きさを比較すると、第1のスクリーン6に加わる
伸びる力の方が大きい。そのため、組み立て後に温度、
湿度の環境が常温常湿より高くなっても、相対的に低剛
性のスクリーン7にしわが寄ったり、セパレーションが
生じたりすることがない。
【0074】図5(d)には、その後の透過形スクリー
ンの温度、湿度が少し低くなった場合の、第1、第2の
スクリーンに働く力を示している。このように環境が変
化すると、相対的に高剛性である第1のスクリーン6
は、まだ伸びる方向に力が加わるが、相対的に低剛性で
ある第2のスクリーン7には殆ど力が加わらない。その
ため、温度、湿度の環境が常温常湿より少しだけ低くな
っても、相対的に低剛性のスクリーン7にしわが寄った
り、セパレーションが生じたりすることがない。
【0075】以上に説明した実施の形態5では、透過形
スクリーンが2枚のスクリーンからなる背面投写型表示
装置について説明したが、透過形スクリーンを一枚のス
クリーンだけで構成した場合、或いは3枚以上のスクリ
ーンで構成した場合でも、同様の効果が得られる。
【0076】実施の形態6.実施の形態6には、実施の
形態1〜5に示す透過形スクリーンのいずれかにおい
て、第1のスクリーン6と、第2のスクリーン7とを一
体に固定するための固定手段9について示されている。
【0077】図6(a)乃至(f)は、それぞれ固定手
段9の一例を拡大して示す図である。
【0078】図6(a)には、スクリーン6、7を互い
に所定の間隔を保って固定する場合に、その有効画面外
において、互いに両面テープ10で貼り合わせる方法を
示している。両面テープ10に代えて、接着剤12で接
着することも可能である。
【0079】また、スクリーン6、7を互いに密着させ
て固定する場合には、図6(b)に示すように、スクリ
ーンの有効画面外において、外側をテープ11で覆うよ
うに貼ることもできる。テープ11を使用せずに、スク
リーンの有効画面外において、互いのスクリーン6、7
を部分的に溶かして溶着することも可能である。
【0080】また、図6(c)には、スクリーンの有効
画面外において、固定すべき一方のスクリーン7に凸部
7aを、もう一方のスクリーン6には該凸部7aに嵌合
する凹部6aを設けて、両者を嵌合によって固定する方
法を示している。図は、スクリーン6、7を互いに密着
させて固定した場合を示しているが、凸部7aの高さを
凹部6aの深さより高く形成することで、スクリーン
6、7を互いに所定の間隔を保って固定できる。
【0081】図6(d)には、スクリーンの有効画面外
において、それぞれスクリーン7、6の互いに接合しな
い面に2個の凸部7b,7c、6b,6cを設け、断面
がコの字形状の治具13の端部をこれら2個の凸部の間
にそれぞれ挿入して引っかけることによって固定する方
法を示している。また、凸部7b,7c、6b,6cに
代えて、図6(e)に示すような凹部7d、6dを形成
したものであってもよい。
【0082】図6(f)の透過形スクリーンでは、スク
リーンの有効画面外において、スクリーン7、6の複数
位置に、それぞれ対応する穴7e、6eを設けて、互い
にネジ14などによって固定している。また、リベット
のようなものを用い、かしめることによりスクリーンを
固定することもできる。さらに、金属製のリベットでは
なく、引掛けのための頭部をもったプラスチックの丸棒
をスクリーンの一方側から穴7e、6eに挿入して、ス
クリーンの他方側に突き出た棒状部分を溶かしたり、受
け部材で固定することも可能である。
【0083】以上述べたような各種の固定手段9によ
り、それぞれスクリーン6、7の上下2辺、左右2辺、
又は4辺を固定することによって、相対的に低剛性であ
る第2のスクリーン7に、しわやセパレーションが発生
することを効果的に防止でき、映像の劣化の少ない透過
形スクリーンが得られる。
【0084】なお、上記各例において、透過形スクリー
ン2を構成する第1、第2のスクリーン6、7は、それ
ぞれフレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシー
トであり、これらは同じ厚みのシートとして図示されて
いるが、図11に示すように、2枚のスクリーンのう
ち、少なくとも相対的に低剛性の一枚はフィルム状のシ
ートからなるものである。また、ここでは透過形スクリ
ーンが2枚のスクリーン6、7からなる背面投写型表示
装置について説明したが、3枚以上からなる場合でも、
上述した各種の固定手段のいずれかによって同様の効果
が得られる。
【0085】実施の形態7.実施の形態1乃至6では、
図1に示すように、互いに固定した第1、第2のスクリ
ーン6、7を共通の保持部材5で保持していた。ここ
で、保持部材5とは、例えばスクリーンフレームや背面
投写型表示装置のキャビネットである。
【0086】実施の形態7の背面投写型表示装置は、透
過形スクリーンを構成するそれぞれのスクリーン6、7
を別個の保持手段によって固定して保持するものであ
る。すなわち、例えば第1のスクリーン6をキャビネッ
トに固定し、第2のスクリーン7をキャビネットに装着
されるスクリーンフレームに固定して保持することが可
能である。
【0087】実施の形態2では、図3に示すように、収
縮した状態の第1のスクリーン6に、相対的に低剛性で
ある第2のスクリーン7を固定するために、第1のスク
リーン6を低温又は/且つ低湿に保った定温定湿槽8に
あらかじめ曝していた。
【0088】この実施の形態7では、第2のスクリーン
7に対して相対的に高剛性であるスクリーンフレームを
用意し、このスクリーンフレームを低温又は/且つ低湿
に保った定温定湿槽8にあらかじめ曝してから、常温常
湿内で相対的に低剛性のスクリーン7を固定するように
している。低温又は/且つ低湿の雰囲気に曝すことで収
縮した状態のスクリーンフレームに、常温常湿内で相対
的に低剛性のスクリーン7を固定すれば、このスクリー
ンフレームから第2のスクリーン7に対して外側に引っ
張る方向の相対的なテンションが常に加わえられること
になる。
【0089】したがって、収縮した状態の保持部材によ
って相対的に低剛性の第2のスクリーン7を固定して保
持する場合でも、実施の形態2の背面投写型表示装置と
同様に、相対的に低剛性のスクリーンにしわが寄った
り、セパレーションが生じたりすることがない。
【0090】また、実施の形態3の背面投写型表示装置
のように、あらかじめ定温定湿槽8において、相対的に
低剛性である第2のスクリーン7を高温又は/且つ高湿
の雰囲気に曝して伸長した状態で、収縮した状態のスク
リーンフレームに固定した場合でも、同様の効果が得ら
れる。
【0091】なお、ここでは透過形スクリーンが2枚の
スクリーン6、7からなる背面投写型表示装置について
説明したが、透過形スクリーンを一枚のスクリーンだけ
で構成した場合、或いは3枚以上のスクリーンで構成し
た場合でも、同様の効果が得られる。
【0092】実施の形態8.実施の形態4では、相対的
に低剛性のスクリーン7の膨張係数が、相対的に高剛性
のスクリーン6の膨張係数より大きい場合に、2枚のス
クリーン6、7を高温又は/且つ高湿中で互いに固定し
ていた。
【0093】実施の形態8では、相対的に低剛性である
第2のスクリーン7の膨張係数が、保持部材であるスク
リーンフレームの膨張係数より大きい場合に、この第2
のスクリーン7をスクリーンフレームによって、高温又
は/且つ高湿中で固定して保持するようにしている。し
たがって、実施の形態4と同様に、相対的に低剛性のス
クリーン7にしわが寄らず、或いは透過形スクリーンの
一部分に、或いは全体的にセパレーションが生じたりす
ることがなくなって、映像の劣化の少ない背面投写型表
示装置が得られる。
【0094】なお、ここでは透過形スクリーンが一枚の
スクリーンからなる背面投写型表示装置について説明し
たが、2枚以上からなる場合も同様の効果が得られる。
【0095】実施の形態9.実施の形態5では、相対的
に低剛性のスクリーン7の膨張係数が、相対的に高剛性
のスクリーン6の膨張係数より小さい場合に、2枚のス
クリーン6、7を低温又は/且つ低湿中で互いに固定し
ていた。
【0096】実施の形態9では、相対的に低剛性である
第2のスクリーン7の膨張係数が、保持部材であるスク
リーンフレームの膨張係数より小さい場合に、この第2
のスクリーン7をスクリーンフレームによって、低温又
は/且つ低湿中で固定して保持するようにしている。し
たがって、実施の形態5と同様に、相対的に低剛性のス
クリーン7にしわが寄らず、或いは透過形スクリーンの
一部分に、或いは全体的にセパレーションが生じたりす
ることがなくなって、映像の劣化の少ない背面投写型表
示装置が得られる。
【0097】なお、ここでは透過形スクリーンが一枚の
スクリーンからなる背面投写型表示装置について説明し
たが、2枚以上からなる場合も同様の効果が得られる。
【0098】実施の形態10.実施の形態10は、実施
の形態7〜9の背面投写型表示装置のいずれかにおい
て、第2のスクリーン7をスクリーンフレーム51に固
定して保持するための固定手段91である。
【0099】図7(a)乃至(f)は、それぞれ固定手
段91の一例を拡大して示す図である。
【0100】図7(a)には、例えばスクリーンフレー
ム51の4辺の各内側面に第2のスクリーン7の有効画
面外の部分を押しあてて、それらを両面テープ20で互
いに貼り付ける方法を示している。両面テープ20に代
えて、接着剤22で接着することも可能である。また、
第2のスクリーン7の有効画面外において、スクリーン
フレーム51との接合面を部分的に溶かして、両者を溶
着してもよい。
【0101】図7(b)には、第2のスクリーン7の有
効画面外に凹部7f(凸部でもよい。)、スクリーンフ
レーム51の対応する箇所に凸部51a(凹部でもよ
い。)を形成して、両者を嵌合によって固定する方法を
示している。
【0102】図7(c)には、第2のスクリーン7の有
効画面外であって、スクリーン7がスクリーンフレーム
51と接しない側に、2個の凸部7f、7gを設け、断
面がLの字形状の治具21をスクリーンフレーム51側
から2個の凸部7f、7gの間に挿入して引っかけるこ
とによって固定する方法を示している。また、凸部7
f、7gに代えて、図6(d)に示すような凹部7hを
形成したものであってもよい。
【0103】図7(e)の透過形スクリーンでは、第2
のスクリーン7の有効画面外において、スクリーン7の
複数位置に穴7iを設けて、スクリーンフレーム51に
ネジ23などによって固定している。また、リベットの
ようなものを用いて、かしめることによりスクリーン7
をスクリーンフレーム51に固定することもできる。さ
らに、プラスチックの丸棒をスクリーンフレーム51側
から突き出すように形成して、スクリーン7側の穴7i
に挿入して、その先端部分を溶かしたり、受け部材で固
定することも可能である。
【0104】さらに、図7(f)に示すように、第2の
スクリーン7の有効画面外において、スクリーン7の複
数位置に穴7iを設けて、これらの穴7iにスプリング
や板ばね等からなる弾性治具24を引っかけることで、
スクリーンフレーム51に第2のスクリーン7を固定す
ることもできる。
【0105】以上述べたような各種の固定手段91によ
り、スクリーン7の上下2辺、左右2辺、又は4辺をス
クリーンフレーム51に固定して保持することができ
る。したがって、相対的に低剛性である第2のスクリー
ン7に、しわやセパレーションが発生することを効果的
に防止でき、映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得
られる。
【0106】なお、上記各例において、透過形スクリー
ン2を1枚のスクリーン7から構成する場合について説
明したが、2枚以上のスクリーンからなる透過形スクリ
ーン2を固定する場合にも、同様の固定手段91を用い
ることで、同様の効果が得られる。また、透過形スクリ
ーンを構成する2枚のスクリーンを別個の保持手段によ
って固定して保持してもよい。
【0107】実施の形態11.実施の形態11の背面投
写型表示装置では、あらかじめ定温定湿槽において、相
対的に低剛性のスクリーンを高温又は/且つ高湿に曝し
て伸長した状態とし、且つ、相対的に高剛性の保持部材
を低温又は/且つ低湿の雰囲気に曝し、常温常湿内で伸
長した状態のスクリーンを、保持部材により固定して保
持するようにしている。したがって、実施の形態7〜9
と同様に、保持部材により固定された相対的に低剛性の
スクリーンにしわが寄ったり、セパレーションが生じた
りすることがない。
【0108】なお、ここでは透過形スクリーンが1枚の
スクリーンからなる場合について説明したが、実施の形
態1〜5で説明したような2枚や3枚以上からなる透過
形スクリーンの場合でも、同様の効果が得られる。
【0109】実施の形態12.実施の形態12の背面投
写型表示装置では、あらかじめ定温定湿槽において、相
対的に低剛性のスクリーンと相対的に高剛性のスクリー
ンとを、高温又は/且つ高湿の雰囲気内で互いに固定
し、更に、あらかじめ低温又は/且つ低湿の雰囲気に曝
された保持部材によって、常温常湿内で固定して保持し
ている。したがって、相対的に低剛性のスクリーン7に
しわが寄ったり、セパレーションが生じたりすることが
ない。
【0110】なお、この背面投写型表示装置は、実施の
形態1〜5で説明した透過形スクリーンのように2枚の
スクリーンからなる透過形スクリーンのいずれにも適用
でき、また、透過形スクリーンが3枚以上からなる場合
でも、同様の効果が得られる。
【0111】実施の形態13.実施の形態13は、実施
の形態1〜12のいずれかにおいて、透過形スクリーン
2を構成するスクリーンの内、少なくとも一枚をフィル
ム状のスクリーンとした。スクリーン内で発生する迷光
の影響を少なくしながら、しわやセパレーションの発生
を効果的に防止できるため、より映像の劣化の少ない透
過形スクリーンが得られる。
【0112】
【発明の効果】請求項1の透過形スクリーンによれば、
高温又は/且つ高湿中に曝した相対的に低剛性のスクリ
ーンを、常温常湿中で相対的に高剛性のスクリーンに固
定しているので、相対的に低剛性のスクリーンにしわが
寄ったり、セパレーションが生じたりすることが無く、
映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【0113】また、請求項2の透過形スクリーンによれ
ば、低温又は/且つ低湿中に曝した相対的に高剛性のス
クリーンを、常温常湿中で相対的に低剛性のスクリーン
を固定しているので、相対的に低剛性のスクリーンにし
わが寄ったり、セパレーションが生じたりすることが無
く、映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【0114】また、請求項3の透過形スクリーンによれ
ば、低温又は/且つ低湿中にて収縮した状態の、相対的
に高剛性の第1のスクリーンと、高温又は/且つ高湿中
にて伸長した状態の、相対的に低剛性の第2のスクリー
ンとを、互いに固定しているので、相対的に低剛性のス
クリーンにしわが寄ったり、セパレーションが生じたり
することが無く、映像の劣化の少ない透過形スクリーン
が得られる。
【0115】また、請求項4の透過形スクリーンによれ
ば、相対的に低剛性のスクリーンの膨張係数が、相対的
に高剛性のスクリーンの膨張係数より大きい場合に、上
記スクリーンを高温又は/且つ高湿中で互いに固定して
いるので、相対的に低剛性のスクリーンにしわが寄った
り、セパレーションが生じたりすることが無く、映像の
劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【0116】また、請求項5の透過形スクリーンによれ
ば、相対的に低剛性のスクリーンの膨張係数が、相対的
に高剛性のスクリーンの膨張係数より小さい場合に、上
記スクリーンを低温又は/且つ低湿中で互いに固定して
いるので、相対的に低剛性のスクリーンにしわが寄った
り、セパレーションが生じたりすることが無く、映像の
劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【0117】さらに、請求項6の透過形スクリーンによ
れば、相対的に低剛性のスクリーンを相対的に高剛性の
スクリーンに、固定手段により上下2辺、左右2辺、又
は4辺を固定したので、相対的に低剛性のスクリーン
の、しわやセパレーションの発生を効果的に防止できる
ため、映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られ
る。
【0118】また、請求項7の透過形スクリーンによれ
ば、透過形スクリーンを構成するスクリーンは、一方が
フレネルレンズシート、他方がレンチキュラーレンズシ
ートであって、そのうちの少なくとも一枚をフィルム状
のスクリーンとした場合でも、スクリーン内で発生する
迷光の影響を少なくしながら、しわやセパレーションの
発生を効果的に防止できるため、より映像の劣化の少な
い透過形スクリーンが得られる。
【0119】請求項8の投写型表示装置によれば、高温
又は/且つ高湿中に曝した相対的に低剛性のスクリーン
を、常温常湿中で相対的に高剛性のスクリーン保持手段
に固定しているので、相対的に低剛性のスクリーンにし
わが寄ったり、セパレーションが生じたりすることが無
く、映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【0120】また、請求項9の投写型表示装置によれ
ば、低温又は/且つ低湿中に曝した保持手段によって、
常温常湿中で透過形スクリーンを構成する、相対的に低
剛性のスクリーンを固定して保持したので、相対的に低
剛性のスクリーンにしわが寄ったり、セパレーションが
生じたりすることが無く、映像の劣化の少ない投写型表
示装置が得られる。
【0121】また、請求項10の投写型表示装置によれ
ば、低温又は/且つ低湿中にて収縮した状態の、相対的
に高剛性のスクリーン保持手段と、高温又は/且つ高湿
中にて伸長した状態の、相対的に低剛性のスクリーンと
を、互いに固定しているので、相対的に低剛性のスクリ
ーンにしわが寄ったり、セパレーションが生じたりする
ことが無く、映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得
られる。
【0122】また、請求項11の投写型表示装置によれ
ば、相対的に低剛性のスクリーンの膨張係数が、保持部
材の膨張係数より大きい場合に、上記スクリーンを上記
保持部材に高温又は/且つ高湿中で固定しているので、
相対的に低剛性のスクリーンにしわが寄ったり、セパレ
ーションが生じたりすることが無く、映像の劣化の少な
い投写型表示装置が得られる。
【0123】また、請求項12の投写型表示装置によれ
ば、相対的に低剛性のスクリーンの膨張係数が、保持部
材の膨張係数より小さい場合に、上記スクリーンを上記
保持部材に低温又は/且つ低湿中で固定しているので、
相対的に低剛性のスクリーンにしわが寄ったり、セパレ
ーションが生じたりすることが無く、映像の劣化の少な
い投写型表示装置が得られる。
【0124】また、請求項13の投写型表示装置によれ
ば、固定手段によって、相対的に低剛性のスクリーンを
スクリーン保持手段に対して、上下2辺、左右2辺、又
は4辺で固定して、相対的に低剛性のスクリーンの、し
わやセパレーションの発生を効果的に防止できるため、
映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【0125】また、請求項14乃至18の投写型表示装
置によれば、請求項1乃至7に記載の透過形スクリーン
に対して、更に、スクリーン保持手段によって固定して
保持することによって、相対的に低剛性のスクリーンに
しわが寄ったり、セパレーションが生じたりすることが
無く、映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られ
る。
【0126】また、請求項19の投写型表示装置によれ
ば、固定手段によって、相対的に低剛性のスクリーンを
スクリーン保持手段に対して、上下2辺、左右2辺、又
は4辺で固定して、相対的に低剛性のスクリーンの、し
わやセパレーションの発生を効果的に防止できるため、
映像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【0127】また、請求項20の投写型表示装置によれ
ば、透過形スクリーンを構成するスクリーンの内、少な
くとも1枚をフィルム状のスクリーンとして、スクリー
ン内で発生する迷光の影響を少なくしながら、しわやセ
パレーションの発生を効果的に防止できるため、より映
像の劣化の少ない透過形スクリーンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による透過形スクリ
ーンを用いた背面投写型表示装置の基本構成を示す垂直
断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による透過形スクリ
ーンの取り付け方法を示す概念図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による透過形スクリ
ーンの取り付け方法を示す概念図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による透過形スクリ
ーンの取り付け方法を示す概念図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による透過形スクリ
ーンの取り付け方法を示す概念図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による透過形スクリ
ーンの固定手段を示す概略図である。
【図7】 この発明の実施の形態10による透過形スク
リーンの固定手段を示す概略図である。
【図8】 従来の透過形スクリーンを用いた背面投写型
表示装置の基本構成を示す垂直断面図である。
【図9】 図8中の線a−a′で切った水平断面の一部
の図である。
【図10】 フレネルレンズシート3の厚さが厚い場合
の迷光の影響を説明するための図である。
【図11】 フレネルレンズシート3の厚さが薄い合の
迷光の影響を説明するための図である。
【符号の説明】
1 映像発生源、 2 透過形スクリーン、 5 保持
部材、 6 相対的に高剛性のスクリーン(第1のスク
リーン)、 7 相対的に低剛性のスクリーン(第2の
スクリーン)、 8 定温定湿槽、 9 固定手段。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度、湿度の変化で伸縮する複数のスク
    リーンから構成され、映像発生源より発せられた映像光
    が投写される透過形スクリーンにおいて、 第1のスクリーンと、 前記第1のスクリーンより相対的に低剛性の第2のスク
    リーンとを備え、前記第1のスクリーンに高温又は/且
    つ高湿中にて伸長した状態の第2のスクリーンを固定し
    たことを特徴とする透過形スクリーン。
  2. 【請求項2】 温度、湿度の変化で伸縮する複数のスク
    リーンから構成され、映像発生源より発せられた映像光
    が投写される透過形スクリーンにおいて、第1のスクリ
    ーンと、 前記第1のスクリーンより相対的に低剛性の第2のスク
    リーンとを備え、低温又は/且つ低湿中にて収縮した状
    態の第1のスクリーンに前記第2のスクリーンを固定し
    たことを特徴とする透過形スクリーン。
  3. 【請求項3】 温度、湿度の変化で伸縮する複数のスク
    リーンから構成され、映像発生源より発せられた映像光
    が投写される透過形スクリーンにおいて、 第1のスクリーンと、 前記第1のスクリーンより相対的に低剛性の第2のスク
    リーンとを備え、低温又は/且つ低湿中にて収縮した状
    態の第1のスクリーンに、高温又は/且つ高湿中にて伸
    長した状態の第2のスクリーンを固定したことを特徴と
    する透過形スクリーン。
  4. 【請求項4】 温度、湿度の変化で伸縮する複数のスク
    リーンから構成され、映像発生源より発せられた映像光
    が投写される透過形スクリーンにおいて、 膨張係数がαの第1のスクリーンと、 膨張係数がβであって前記第1のスクリーンより相対的
    に低剛性の第2のスクリーンとを備え、前記膨張係数
    α,βが α<β の関係にあるとき、前記第1のスクリーンに第2のスク
    リーンを、高温又は/且つ高湿中にて固定したことを特
    徴とする透過形スクリーン。
  5. 【請求項5】 温度、湿度の変化で伸縮する複数のスク
    リーンから構成され、映像発生源より発せられた映像光
    が投写される透過形スクリーンにおいて、 膨張係数がαの第1のスクリーンと、 膨張係数がβであって前記第1のスクリーンより相対的
    に低剛性の第2のスクリーンとを備え、前記膨張係数
    α,βが α>β の関係にあるとき、前記第1のスクリーンに第2のスク
    リーンを、低温又は/且つ低湿中にて固定したことを特
    徴とする透過形スクリーン。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2のスクリーンの上下2
    辺、左右2辺、又は4辺を互いに固定する固定手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の透過形スクリーン。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2のスクリーンは、一方が
    フレネルレンズシート、他方がレンチキュラーレンズシ
    ートからなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の透過形スクリーン。
  8. 【請求項8】 映像発生源より発せられた映像光を透過
    形スクリーンに投写する投写型表示装置において、 温度、湿度の変化で伸縮するスクリーンと、 前記スクリーンより相対的に高剛性の材料からなるスク
    リーン保持手段とを備え、高温又は/且つ高湿中にて伸
    長した状態の前記スクリーンを、前記保持手段によって
    保持してなることを特徴とする投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 映像発生源より発せられた映像光を透過
    形スクリーンに投写する投写型表示装置において、 温度、湿度の変化で伸縮するスクリーンと、 前記スクリーンより相対的に高剛性の材料からなるスク
    リーン保持手段とを備え、低温又は/且つ低湿中にて収
    縮した状態の前記保持手段によって、前記スクリーンを
    保持してなることを特徴とする投写型表示装置。
  10. 【請求項10】 映像発生源より発せられた映像光を透
    過形スクリーンに投写する投写型表示装置において、 温度、湿度の変化で伸縮するスクリーンと、 前記スクリーンより相対的に高剛性の材料からなるスク
    リーン保持手段とを備え、高温又は/且つ高湿中にて伸
    長した状態の前記スクリーンを、低温又は/且つ低湿中
    にて収縮した状態の前記保持手段によって、保持してな
    ることを特徴とする投写型表示装置。
  11. 【請求項11】 映像発生源より発せられた映像光を透
    過形スクリーンに投写する投写型表示装置において、 前記透過形スクリーンを構成する膨張係数がβのスクリ
    ーンと、 膨張係数がγであって前記スクリーンより相対的に高剛
    性の材料からなるスクリーン保持手段とを備え、前記膨
    張係数β,γが β>γ の関係にあるとき、前記保持手段によって前記スクリー
    ンを、高温又は/且つ高湿中にて保持してなることを特
    徴とする投写型表示装置。
  12. 【請求項12】 映像発生源より発せられた映像光を透
    過形スクリーンに投写する投写型表示装置において、 前記透過形スクリーンを構成する膨張係数がβのスクリ
    ーンと、 膨張係数がγであって前記スクリーンより相対的に高剛
    性の材料からなるスクリーン保持手段とを備え、前記膨
    張係数β,γが β<γ の関係にあるとき、前記保持手段によって前記スクリー
    ンを、低温又は/且つ低湿中にて保持してなることを特
    徴とする投写型表示装置。
  13. 【請求項13】 前記スクリーンの上下2辺、左右2
    辺、又は4辺をそれぞれ前記スクリーン保持手段に固定
    する固定手段を備えたことを特徴とする請求項8乃至1
    2のいずれかに記載の投写型表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至7のいずれかに記載の透
    過形スクリーンと、 前記第2のスクリーンより相対的に高剛性の材料からな
    るスクリーン保持手段とを備え、高温又は/且つ高湿中
    にて伸長した状態の前記透過形スクリーンを、前記保持
    手段によって保持してなることを特徴とする投写型表示
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至7のいずれかに記載の透
    過形スクリーンと、 前記第2のスクリーンより相対的に高剛性の材料からな
    るスクリーン保持手段とを備え、低温又は/且つ低湿中
    にて収縮した状態の前記保持手段によって、前記透過形
    スクリーンを保持してなることを特徴とする投写型表示
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至7のいずれかに記載の透
    過形スクリーンと、 前記第2のスクリーンより相対的に高剛性の材料からな
    るスクリーン保持手段とを備え、高温又は/且つ高湿中
    にて伸長した状態の前記透過形スクリーンを、低温又は
    /且つ低湿中にて収縮した状態の前記保持手段によっ
    て、保持してなることを特徴とする投写型表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至7のいずれかに記載の透
    過形スクリーンと、 膨張係数がγであって前記第2のスクリーンより相対的
    に高剛性の材料からなるスクリーン保持手段とを備え、
    前記第2のスクリーンの膨張係数βと前記膨張係数γが β>γ の関係にあるとき、前記保持手段によって前記透過形ス
    クリーンを、高温又は/且つ高湿中にて保持してなるこ
    とを特徴とする投写型表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至7のいずれかに記載の透
    過形スクリーンと、 膨張係数がγであって前記第2のスクリーンより相対的
    に高剛性の材料からなるスクリーン保持手段とを備え、
    前記第2のスクリーンの膨張係数βと前記膨張係数γが β<γ の関係にあるとき、前記保持手段によって前記透過形ス
    クリーンを、低温又は/且つ低湿中にて保持してなるこ
    とを特徴とする投写型表示装置。
  19. 【請求項19】 前記第2のスクリーンの上下2辺、左
    右2辺、又は4辺をそれぞれ前記保持手段に固定する固
    定手段を備えたことを特徴とする請求項14乃至18の
    いずれかに記載の投写型表示装置。
  20. 【請求項20】 前記透過形スクリーンは、フィルム状
    のシートを少なくとも1枚含む構成であることを特徴と
    する請求項14乃至19のいずれかに記載の投写型表示
    装置。
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