JPH1127191A - 回線接続制御方式 - Google Patents

回線接続制御方式

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JPH1127191A
JPH1127191A JP9173940A JP17394097A JPH1127191A JP H1127191 A JPH1127191 A JP H1127191A JP 9173940 A JP9173940 A JP 9173940A JP 17394097 A JP17394097 A JP 17394097A JP H1127191 A JPH1127191 A JP H1127191A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子局の送信可能電力に若干の余裕が残ってい
るにもかかわらず子局間の通信ができなくなることを救
済する。 【解決手段】 送信しようとする子局1’の送信可能電
力を監視し、かつ子局1’からの呼が親局1向けなのか
子局1’向けなのかを呼判別装置3により判断し、回線
割当装置2、2’により回線をダイナミックに割り当て
ることにより従来は失われていた呼を救済し回線を接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信システム
に関し、特に、地球局の送信電力を限界まで有効に利用
する回線接続技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来におけるこの種の技術を示す
概略図である。
【0003】図4を参照するに、この種のシステムは、
衛星5と、複数の地球局、即ち、親局用地球局装置7
と、親局7に接続された衛星回線割当装置8と、子局用
地球局装置7’と、子局7’に接続された衛星回線割当
装置8’とにより構成され、それらの地球局が任意に回
線を割り当てられるメッシュ型衛星通信システムにおい
て、例えばDAMA(DEMAND ASSIGNME
NT MULTIPLEACCESS)として知られる
回線割り当て方法は、限られた衛星回線を有効に利用で
きる技術として従来より広く使われてきた。
【0004】また、各地球局の送信電力の制約から限度
以上のキャリアを送信しないように制限する回線制御技
術も従来から使われてきた。
【0005】しかしながら、DAMAに限らず従来の回
線割り当て方法では、各子局からの発呼はダイヤル番号
により一意的に回線のルートを割り当てられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術には下記に示す如き課題があった。
【0007】従来における回線割り当て方法の問題点
は、各子局からの発呼がダイヤル番号により決まる最短
ルート、若しくは予め決められたルートを通って一意的
に回線接続されるために、子局向けには送信電力が不足
するが親局向けには十分に余裕があるような状態のとき
でも発呼が子局向けの場合には送信電力不足として回線
接続を行わないことである。このために、子局間同士の
通話量が制限されることになる。
【0008】本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技
術に内在する上記課題を解決する為になされたものであ
り、従って本発明の目的は、上記のような状況では親局
を経由したルートを割り当てることにより従来なら失わ
れていた呼を接続し、衛星回線全体の回線接続率を高め
ることを可能とした新規な回線接続制御方式を提供する
ことにある。
【0009】通常、衛星回線では衛星を2回経由するダ
ブルホップは好ましくないとされているが、地球局送信
電力に余裕があるにも拘らず回線が接続されないケース
を救済することが本発明の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る回線接続制御方式は、親局及び子局に
設置される衛星回線割当装置(図1の2、2’)と、電
話機などの端末からの呼が親局向けなのか子局向けなの
かを判別する呼判別装置(図1の3)と、子局に設置さ
れる送信電力監視装置(図1の4)とを備えて構成され
る。
【0011】送信電力監視装置は、送信する電力全体を
測定する電力モニタ若しくは送信キャリア数及び各キャ
リアの送信先によって決まる電力とから現在送信してい
る全電力を計算する電力測定/計算装置と、この電力測
定/計算装置により測定された送信電力若しくは計算さ
れた送信電力が地球局の最大可能な送信電力に比較して
どれだけ余裕があるかを計算する電力余裕計算装置とか
ら構成される。
【0012】またこのような電力及びその電力の余裕な
どの情報は子局の監視信号として親局へ送信される。
【0013】また、電話機などの端末からの呼が親局向
けなのか子局向けなのかを判別する呼判別装置は子局側
に内蔵する構成も可能である。
【0014】
【作用】本発明において、子局に設置される送信電力監
視装置は、子局が送信する電力を電力モニタにより測定
する。若しくは送信キャリア数及び各キャリアの送信先
によって決まる電力とから現在送信している電力を計算
する。その後測定された送信電力もしくは計算された送
信電力が地球局の最大可能な送信電力に比較しどれだけ
余裕があるかを計算する。この情報は子局の監視信号と
して親局へ送信される。
【0015】衛星回線割当装置は、子局からのリクエス
ト信号を受けて子局同士の通信回線を割り当てるが、こ
の時子局の送信電力にどの程度余裕があるかの情報を元
に、子局間通信を直接回線とするか親局経由とするか判
定する。その結果により親局用回線割当装置は子局用回
線割当装置に対して割り当てるべき回線を設定する。子
局用回線割当装置は親局用回線割当装置からの指令信号
を受けて子局地球局装置(図1の1’)の回線を設定す
る。
【0016】一例として下記の回線設計値を参照してそ
の効果を検証してみる。
【0017】 衛星 :INTELSAT−7 親局G/T :34.2(DB/K) 子局G/T :17.9(DB/K) 伝送信号速度 :17.5(KBPS) 親局への送信電力 :33.6(DBW) 子局への送信電力 :46.7(DBW) 子局の最大可能送信電力 :47.3(DBW) この例では、子局から子局への直接回線としては1キャ
リアのみしか送信できないが、0.6DB(=47.3
−46.7)の余裕があるために同時に親局へ3キャリ
ア送信可能である。従って子局への呼が2キャリア以上
になった時に親局を経由する回線を設定してやることで
同時に4キャリアまで回線を設定することができる。
【0018】上記の例では親局向けと子局向けで必要な
電力が13.1DB(=20.4倍)の差があることに
よって上記のような結果となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[構成の説明]次に本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0020】図1は本発明による第1の実施の形態を示
すブロック構成図である。
【0021】図1を参照するに、本発明は、子局側の送
信電力を監視若しくは計算する送信電力監視装置と、こ
の送信電力監視装置からの情報を元に回線割当装置と各
呼が親局向けなのか子局向けなのかを判断する呼判別装
置との組み合わせから構成される。すなわち、親局用地
球局送受信装置(以下親局装置と略記する)1には、親
局用回線割当装置2と、親局向け/子局向け呼判別装置
(以下呼判別装置と略記する)3とが接続されている。
子局用地球局送受信装置(以下子局装置と略記する)
1’には、子局用回線割当装置2’と送信電力監視装置
4が接続されている。
【0022】ここで、各呼が親局向けなのか子局向けな
のかを判断する呼判別装置3は、図2に示された第2の
実施の形態に示される如く、子局側に持たせる構成とす
ることも可能である。この場合にはこれらの情報も親局
へ伝送することになる。
【0023】図1において、親局装置1と子局装置1’
の地球局送受信部は、電力増幅器、低雑音受信機、変復
調器等より構成される。親局用及び子局用回線割当装置
2及び2’は、電話機等の端末装置から呼の要求があっ
たときに、どのチャンネルを使うか割り当てを行う機能
を有する。
【0024】呼判別装置3は、一種の交換機であり、例
えばダイヤル番号から接続すべき相手先が親局装置に属
しているのか子局装置に属しているのかを判断する機能
を有する。この機能は各子局装置に内蔵させることも可
能であるし、回線割当装置2、2’に機能として組み込
むことも可能である。
【0025】送信電力監視装置4は、一例としてパワー
メータの機能を有するものであって、送信しようとして
いる電力を計測するものである。もしくはあらかじめ設
定されたパラメータを利用し、送信キャリア数を数える
ことにより送信電力を計算することができるようにプロ
グラムされた装置である。
【0026】[動作の説明]図1に示すように、本発明
では、子局装置側の送信電力を監視もしくは計算する送
信電力監視装置4とそれらからの情報を元に回線割当装
置2、2’と各呼が親局装置向けなのか子局装置向けな
のかを判断する呼判別装置3との組み合わせにより回線
割当をダイナミックに行うことを特徴とする。
【0027】この状況を上記の例で説明する。通常は子
局装置同士の回線は親局装置を経由せずに直接接続され
るように割り当てられるが、上記であげた例では子局装
置の送信電力は他の子局と直接回線を接続できるのは1
キャリアが限度である。子局−1と子局−2が1キャリ
アずつ送信して通信している状況で子局−1から子局−
2への新たな回線接続要求があった場合には、子局−1
は呼の情報と共に送信電力監視装置4から子局−1の送
信可能電力に0.6DBしか余裕がないことを親局装置
1へ送信する。
【0028】親局装置1はこの情報に基づき新たな回線
接続要求に対しては回線割当装置2、2’により親局装
置1を経由した回線を設定する。こうして他の子局装置
と1キャリアの回線が既に設定されて通信が行われてい
る状況で更に子局装置への呼の要求があった場合には、
従来なら切り捨てられていたこれらの呼は、本発明によ
り親局装置1を経由する回線を割り当てることにより、
上記の例では最大3キャリア迄接続することができる。
【0029】つまり、子局同士の直接接続回線1キャリ
アを含め最大4キャリア接続することが可能となる。
【0030】図2は本発明による第2の実施の形態を示
すブロック構成図である。
【0031】図2を参照するに、前述した第1の実施の
形態と異なるところは、呼判別装置3と送信電力監視装
置4とが、親局と子局で入れ替わっていることである。
即ち、親局装置1の衛星回線割当装置2には送信電力監
視装置4が接続され、子局装置1’の衛星回線接続装置
2’には呼判別装置3が接続されている。
【0032】図3は本発明による第3の実施の形態を示
すブロック構成図である。
【0033】図3を参照するに、この第3の実施の形態
が叙上の第1の実施の形態と相違する点は、子局装置側
に設けられていた送信電力監視装置が、親局装置側に配
設されたことである。即ち、送信電力監視装置4は、子
局装置1’側から除去され、親局装置1の衛星回線割当
装置2に接続されている。
【0034】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
具体的に説明する。
【0035】図1は本発明の一実施例であるが、図1に
おいて1は地球局送受信装置(親局用)、1’はその子
局用装置、2は回線割当装置(親局用)、2’はその子
局用装置、3は各呼が親局向けなのか子局向けなのかを
判定する呼判別装置、4は子局に装備される送信電力監
視装置である。
【0036】この内回線割当装置2は衛星通信回線網全
体の監視及び回線割り当てを行い、呼の要求があった場
合にどの回線を使うかを各局へ指示する。各子局からの
呼が親局向けなのか子局向けなのかを判断する呼判別装
置3は、回線割当装置2とともに子局からの呼が子局向
けである時には、その発呼子局の送信可能電力に余裕が
あれば直接子局同士を接続する回線を割り当て、余裕が
無い時には親局を経由する回線を割り当てる。送信電力
監視装置4は子局の送信電力を監視し送信可能電力に余
裕があるかないかを親局へ伝送する装置である。
【0037】ここで呼判別装置3は、各子局に装備する
構成も可能である。各呼に対する地球局の所要送信電力
は受信すべき各地球局の性能によって決まるので、各呼
の送信先と送信キャリアの数を計測すれば各地球局から
送信されている電力は計算によって求めることができる
ので、この機能を親局に持たせることにより送信電力監
視装置4は親局内に構成することも可能である。この一
例を図2及び図3に示す。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大型の親局と複数の子局から構成される衛星通信システ
ムにおいて、子局の送信可能電力に子局間直接通信の余
裕がない場合に子局同士の通信を可能とする効果が得ら
れる。
【0039】その理由は、親局に対する所要送信電力が
通常子局に対する所要送信電力よりも数倍から数十倍も
低くて済むためで、以上に述べてきたよう回線割当てを
工夫することにより今まで切り捨てられてきた呼を救済
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態を示す概略ブロ
ック構成図である。
【図2】本発明による第2の実施の形態を示す概略ブロ
ック構成図である。
【図3】本発明による第3の実施の形態を示す概略ブロ
ック構成図である。
【図4】従来例を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1…親局用地球局送受信装置 1’…子局用地球局送受信装置 2…親局用回線割当装置 2’…子局用回線割当装置 3…親局向け/子局向け呼判別装置 4…送信電力監視装置 5…衛星 7…従来技術の親局装置 7’…従来技術の子局装置 8…従来技術の親局用回線割当装置 8’…従来技術の子局用回線割当装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大型の親局と小型の複数の子局とから構
    成される衛星通信システムにおいて、前記親局及び各子
    局に衛星回線割当装置備え、前記各子局に送信キャリア
    数または送信電力を監視する送信電力監視装置を有し、
    前記親局に電話機等の端末からの発呼が親局向けなのか
    子局向けなのかを識別する呼判別装置を有し、前記各子
    局において発呼が子局向けであって送信電力の限界より
    これ以上子局向けキャリアを送信できないが、前記親局
    向けには余裕がある場合に該子局向けキャリアを前記親
    局経由で送信するように回線を割り当てることを特徴と
    する回線接続制御方式。
  2. 【請求項2】 前記各子局に配設された前記送信電力監
    視装置を該各子局の代わりに前記親局に配設したことを
    更に特徴とする請求項1に記載の回線接続制御方式。
  3. 【請求項3】 前記各子局に配設された前記送信電力監
    視装置を該各子局の代わりに前記親局に配設し、該親局
    に配設された前記呼判別装置を該親局の代わりに前記各
    子局に配設したことを更に特徴とする請求項1に記載の
    回線接続制御方式。
  4. 【請求項4】 前記送信電力監視装置は、送信する電力
    全体を測定する電力モニタ若しくは送信キャリア数及び
    各キャリアの送信先によって決まる電力とから現在送信
    している全電力を計算する電力測定/計算手段と、該電
    力測定/計算手段により測定された送信電力若しくは計
    算された送信電力が地球局の最大可能な送信電力に比較
    してどれだけ余裕があるかを計算する電力余裕計算手段
    とを有し、前記電力及び電力余裕等の情報を子局の監視
    信号として前記親局へ送信することを更に特徴とする請
    求項1に記載の回線接続制御方式。
  5. 【請求項5】 前記親局の衛星回線割当装置は、前記子
    局からのリクエスト信号を受けて子局同士の通信回線を
    割り当て、その際に子局の送信電力にどの程度の余裕が
    あるかの前記情報を元に子局間通信を直接回線とするか
    親局経由とするかの判定をなし、該判定結果により前記
    子局の衛星回線割当装置に対して割り当てるべき回線を
    設定し、該子局の衛星回線割当装置は前記親局の衛星回
    線割当装置からの指令信号を受けて前記子局の回線を設
    定することを更に特徴とする請求項4に記載の回線接続
    制御方式。
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