JPH1127193A - 衛星通信システムと撮像装置 - Google Patents
衛星通信システムと撮像装置Info
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- JPH1127193A JPH1127193A JP17867597A JP17867597A JPH1127193A JP H1127193 A JPH1127193 A JP H1127193A JP 17867597 A JP17867597 A JP 17867597A JP 17867597 A JP17867597 A JP 17867597A JP H1127193 A JPH1127193 A JP H1127193A
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- satellite
- imaging device
- signal
- antenna
- communication system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 SNG車両を介することなく、撮像装置より
静止衛星を介して放送局に画像データなどを送信するこ
とが可能な衛星通信システムを提供する。 【解決手段】 撮像装置CAMにて撮像および集音され
たSNG信号が、撮像装置CAMに備えられたロッド状
のアンテナより、Sバンドの上り回線を通じて静止衛星
SATに向け送信される。これに対して静止衛星SAT
は、撮像装置CAMからのSNG信号を受信可能な15
m級の反射鏡を有するSバンド用アンテナを備えてお
り、このアンテナで受信したSNG信号を、Kuバンド
用アンテナ23よりKuバンドの下り回線を通じて放送
局BCに向け中継送信するようにしたものである。
静止衛星を介して放送局に画像データなどを送信するこ
とが可能な衛星通信システムを提供する。 【解決手段】 撮像装置CAMにて撮像および集音され
たSNG信号が、撮像装置CAMに備えられたロッド状
のアンテナより、Sバンドの上り回線を通じて静止衛星
SATに向け送信される。これに対して静止衛星SAT
は、撮像装置CAMからのSNG信号を受信可能な15
m級の反射鏡を有するSバンド用アンテナを備えてお
り、このアンテナで受信したSNG信号を、Kuバンド
用アンテナ23よりKuバンドの下り回線を通じて放送
局BCに向け中継送信するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、赤道上空の静止
軌道に配置される静止衛星を利用して、ニュース収集や
取材を行なうSNG(Satellite News Gathering)や、
衛星放送などのデジタル通信を提供する衛星通信システ
ム、およびこのシステムに用いられる撮像装置に関す
る。
軌道に配置される静止衛星を利用して、ニュース収集や
取材を行なうSNG(Satellite News Gathering)や、
衛星放送などのデジタル通信を提供する衛星通信システ
ム、およびこのシステムに用いられる撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、放送サービスの多様化への要求と
通信技術の発展に伴い、地上放送に加えて衛星放送が開
始され、さらに伝送方式のデジタル化も実現されるに至
っている。この衛星放送は、地上におおがかりなインフ
ラを整備しなくても広範囲な地域にサービスを提供でき
るため、よりいっそうニーズに対応可能なメディアとし
て注目されている。
通信技術の発展に伴い、地上放送に加えて衛星放送が開
始され、さらに伝送方式のデジタル化も実現されるに至
っている。この衛星放送は、地上におおがかりなインフ
ラを整備しなくても広範囲な地域にサービスを提供でき
るため、よりいっそうニーズに対応可能なメディアとし
て注目されている。
【0003】ところで、我が国における従来の衛星通信
システムには、BS(BroadcastingSatellite)放送、
CS(Communication Satellite )放送が既に実用化さ
れており、デジタル放送も開始されている。他の諸外国
にあってもほぼ同様の規模の衛星通信システムが開発、
実用化されている。
システムには、BS(BroadcastingSatellite)放送、
CS(Communication Satellite )放送が既に実用化さ
れており、デジタル放送も開始されている。他の諸外国
にあってもほぼ同様の規模の衛星通信システムが開発、
実用化されている。
【0004】しかしながら、いずれの衛星通信システム
にあっても、テレビ局の取材班が事故や災害の現場にて
撮影した映像を静止衛星を介して放送局に中継してニュ
ース収集や取材を行なう、いわゆるSNG(Satellite
News Gathering)を実施する場合には、現場にて撮影、
集音した信号(映像信号と音声信号)を1〜2メートル
規模のパラボラアンテナを搭載したSNG車両より静止
衛星を介して放送局に転送するようにしている。
にあっても、テレビ局の取材班が事故や災害の現場にて
撮影した映像を静止衛星を介して放送局に中継してニュ
ース収集や取材を行なう、いわゆるSNG(Satellite
News Gathering)を実施する場合には、現場にて撮影、
集音した信号(映像信号と音声信号)を1〜2メートル
規模のパラボラアンテナを搭載したSNG車両より静止
衛星を介して放送局に転送するようにしている。
【0005】このように、取材現場からの映像などを放
送局に転送するには、SNG車両を必要とするため、お
おがかりなものとなり、SNGを行なう場合の大きな制
約となっている。また取材現場にSNG車両を赴かせる
ことができないような場合には、さらにSNG車両まで
の中継を行なう必要があった。
送局に転送するには、SNG車両を必要とするため、お
おがかりなものとなり、SNGを行なう場合の大きな制
約となっている。また取材現場にSNG車両を赴かせる
ことができないような場合には、さらにSNG車両まで
の中継を行なう必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛星通信システ
ムでは、ニュース収集や取材を行なうSNGを実施する
場合には、SNG車両を必要とするため、おおがかりな
ものとなり中継を行なう場合の大きな制約となってい
た。
ムでは、ニュース収集や取材を行なうSNGを実施する
場合には、SNG車両を必要とするため、おおがかりな
ものとなり中継を行なう場合の大きな制約となってい
た。
【0007】この発明は上記の事情を考慮してなされた
もので、SNG車両を介することなく取材現場の映像情
報などを放送局に送信することが可能な衛星通信システ
ムおよびこのシステムで用いられる撮像装置を提供する
ことを目的とする。
もので、SNG車両を介することなく取材現場の映像情
報などを放送局に送信することが可能な衛星通信システ
ムおよびこのシステムで用いられる撮像装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる衛星通信システムは、赤道上空
の静止軌道に配置される静止衛星のディジタル衛星通信
回線を利用して、撮像装置にて撮像した映像情報を放送
局に伝送する衛星通信システムであって、撮像装置は、
少なくとも撮像した映像情報をデジタル衛星通信回線を
通じて静止衛星に向け送信するSNG(Satellite News
Gathering)送信手段を備え、静止衛星は、撮像装置と
の間で通信可能な径の反射鏡を有するアンテナと、この
アンテナを用いて、前記撮像装置から送信される信号を
受信する受信手段とを具備して構成するようにした。
めに、この発明に係わる衛星通信システムは、赤道上空
の静止軌道に配置される静止衛星のディジタル衛星通信
回線を利用して、撮像装置にて撮像した映像情報を放送
局に伝送する衛星通信システムであって、撮像装置は、
少なくとも撮像した映像情報をデジタル衛星通信回線を
通じて静止衛星に向け送信するSNG(Satellite News
Gathering)送信手段を備え、静止衛星は、撮像装置と
の間で通信可能な径の反射鏡を有するアンテナと、この
アンテナを用いて、前記撮像装置から送信される信号を
受信する受信手段とを具備して構成するようにした。
【0009】上記構成の衛星通信システムでは、撮像装
置が撮像した映像情報をデジタル衛星通信回線を通じて
静止衛星に向け送信し、これに対して静止衛星が撮像装
置より送信される信号を受信可能な径の反射鏡を有する
アンテナを備えて、撮像装置から送信される信号を受信
するようにしている。したがって、上記構成の衛星通信
システムによれば、SNG車両を介することなく取材現
場にて撮像した映像情報を放送局に送信することができ
る。
置が撮像した映像情報をデジタル衛星通信回線を通じて
静止衛星に向け送信し、これに対して静止衛星が撮像装
置より送信される信号を受信可能な径の反射鏡を有する
アンテナを備えて、撮像装置から送信される信号を受信
するようにしている。したがって、上記構成の衛星通信
システムによれば、SNG車両を介することなく取材現
場にて撮像した映像情報を放送局に送信することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる衛星通信システムの構成を示すもので
ある。この衛星通信システムは、放送局BCと、静止衛
星SATと、撮像装置CAMとを備えている。
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる衛星通信システムの構成を示すもので
ある。この衛星通信システムは、放送局BCと、静止衛
星SATと、撮像装置CAMとを備えている。
【0011】図2は、放送局BCの概略構成を示すもの
で、放送局BCは、送受信部110と、アンテナ部12
0と、中央制御部130とを備えている。なお、ここで
従来の放送局と同様の構成についての説明は省略し、発
明にかかわる部分を中心に説明する。
で、放送局BCは、送受信部110と、アンテナ部12
0と、中央制御部130とを備えている。なお、ここで
従来の放送局と同様の構成についての説明は省略し、発
明にかかわる部分を中心に説明する。
【0012】送受信部110は、後述の中央制御部13
0の制御にしたがって、放送事業者等により作成・編集
された複数の番組情報を多重化したのち周波数変換・変
調・増幅を行ない、放送信号としてアンテナ部120に
入力する。
0の制御にしたがって、放送事業者等により作成・編集
された複数の番組情報を多重化したのち周波数変換・変
調・増幅を行ない、放送信号としてアンテナ部120に
入力する。
【0013】アンテナ部120は、パラボラ型のアンテ
ナで、上記放送信号をディジタル伝送路であるKuバン
ドの上り回線を通じて静止衛星SATに向け送信する。
また、静止衛星SATからディジタル伝送路であるKu
バンドの下り回線を通じて送られるSNG信号を受信
し、送受信部110に入力する。
ナで、上記放送信号をディジタル伝送路であるKuバン
ドの上り回線を通じて静止衛星SATに向け送信する。
また、静止衛星SATからディジタル伝送路であるKu
バンドの下り回線を通じて送られるSNG信号を受信
し、送受信部110に入力する。
【0014】これに対して送受信部110は、中央制御
部130の制御によってアンテナ部120にて受信され
るSNG信号を増幅したのち中間周波数に変換し、復号
処理を施して映像信号と音声信号をそれぞれ再生する。
部130の制御によってアンテナ部120にて受信され
るSNG信号を増幅したのち中間周波数に変換し、復号
処理を施して映像信号と音声信号をそれぞれ再生する。
【0015】中央制御部130は、上述したように送受
信部120を制御して、放送信号の送信制御およびSN
G信号の受信制御を行なう機能を備える他に、新たな制
御機能として放送信号切換指示手段130aを備えてい
る。
信部120を制御して、放送信号の送信制御およびSN
G信号の受信制御を行なう機能を備える他に、新たな制
御機能として放送信号切換指示手段130aを備えてい
る。
【0016】この放送信号切換指示手段130aは、オ
ペレータの指示や予め設定した時間が到来した場合など
に、送受信部110を制御して前述のKuバンドの上り
回線の制御チャネルを通じて所定の制御データを送信す
ることにより、静止衛星SATに対して放送に採用する
放送信号の切換指示を行なうものである。
ペレータの指示や予め設定した時間が到来した場合など
に、送受信部110を制御して前述のKuバンドの上り
回線の制御チャネルを通じて所定の制御データを送信す
ることにより、静止衛星SATに対して放送に採用する
放送信号の切換指示を行なうものである。
【0017】次に、静止衛星SATについて説明する。
図3は、静止衛星SATの外観を示す斜視図で、21は
衛星本体であり、この衛星本体21には電力源とする太
陽電池パネル221,222と、2.5m級(これより
小さくてもよい)の口径を有する反射鏡231及び一次
放射器232からなるKuバンド用アンテナ23と、1
5m級の口径を有する反射鏡241及び一次放射器24
2からなるSバンド用アンテナ24とが取りつけられて
いる。
図3は、静止衛星SATの外観を示す斜視図で、21は
衛星本体であり、この衛星本体21には電力源とする太
陽電池パネル221,222と、2.5m級(これより
小さくてもよい)の口径を有する反射鏡231及び一次
放射器232からなるKuバンド用アンテナ23と、1
5m級の口径を有する反射鏡241及び一次放射器24
2からなるSバンド用アンテナ24とが取りつけられて
いる。
【0018】図4は、静止衛星SATの放送信号および
SNG信号の送受信に係わる構成を中心に示した機能ブ
ロック図で、上記Kuバンド用アンテナ23、Sバンド
用アンテナ24の他に、衛星本体21に制御部211と
送受信部212とを備える。
SNG信号の送受信に係わる構成を中心に示した機能ブ
ロック図で、上記Kuバンド用アンテナ23、Sバンド
用アンテナ24の他に、衛星本体21に制御部211と
送受信部212とを備える。
【0019】制御部211は、当該衛星を介した放送お
よびSNG信号の中継を行なうために、送受信部212
をはじめとする当該衛星の各部を統括して制御するもの
である。
よびSNG信号の中継を行なうために、送受信部212
をはじめとする当該衛星の各部を統括して制御するもの
である。
【0020】送受信部212は、放送局BCから多重送
信された放送信号を、上記Kuバンド用アンテナ23を
通じて受信し、復調・増幅を行ない、Sバンドの信号に
変換する。そして、この変換された放送信号を上記Sバ
ンド用アンテナ24からSバンドの下り回線を通じてサ
ービスエリアに向けて送信する。
信された放送信号を、上記Kuバンド用アンテナ23を
通じて受信し、復調・増幅を行ない、Sバンドの信号に
変換する。そして、この変換された放送信号を上記Sバ
ンド用アンテナ24からSバンドの下り回線を通じてサ
ービスエリアに向けて送信する。
【0021】また、送受信部212は、後述の撮像装置
CAMから送信されたSNG信号を、上記Sバンド用ア
ンテナ24を通じて受信し、復調・増幅した後、Kuバ
ンドの信号に変換する。そして、この変換されたSNG
信号を上記Kuバンド用アンテナ23からKuバンドの
下り回線を通じて放送局BCに向けて送信する。
CAMから送信されたSNG信号を、上記Sバンド用ア
ンテナ24を通じて受信し、復調・増幅した後、Kuバ
ンドの信号に変換する。そして、この変換されたSNG
信号を上記Kuバンド用アンテナ23からKuバンドの
下り回線を通じて放送局BCに向けて送信する。
【0022】また、制御部211は、このような放送お
よびSNG信号の中継に関わる制御機能の他に、新たな
制御機能として放送信号切換制御手段211aを備えて
いる。
よびSNG信号の中継に関わる制御機能の他に、新たな
制御機能として放送信号切換制御手段211aを備えて
いる。
【0023】この放送信号切換制御手段211aは、K
uバンドの上り回線の制御チャネルを通じて放送局BC
から放送信号の切換指示があった場合に、放送局BCか
ら受信した放送信号を送受信部212にてSバンドの信
号に変換させて、Sバンド用アンテナ24から撮像装置
CAMに宛てて送信させる。
uバンドの上り回線の制御チャネルを通じて放送局BC
から放送信号の切換指示があった場合に、放送局BCか
ら受信した放送信号を送受信部212にてSバンドの信
号に変換させて、Sバンド用アンテナ24から撮像装置
CAMに宛てて送信させる。
【0024】またこの時、放送信号切換制御手段211
aは、撮像装置CAMから受信したSNG信号に対して
は、送受信部212にて増幅させた後、Sバンド用アン
テナ24からSバンドの下り回線を通じて放送信号とし
てサービスエリアに向けて送信する。
aは、撮像装置CAMから受信したSNG信号に対して
は、送受信部212にて増幅させた後、Sバンド用アン
テナ24からSバンドの下り回線を通じて放送信号とし
てサービスエリアに向けて送信する。
【0025】なお、上記サービスエリアでは、例えば図
1に示すようにオフィスや家庭に設置された固定局S
S、および車載受信装置や携帯端末装置などの移動局M
Sが、上記静止衛星SATからの放送信号を受信する。
1に示すようにオフィスや家庭に設置された固定局S
S、および車載受信装置や携帯端末装置などの移動局M
Sが、上記静止衛星SATからの放送信号を受信する。
【0026】また、上記Sバンドの下り回線では、64
〜256kbps/チャンネルの伝送速度を有する複数
のチャンネルが最大900チャンネル多重化される。そ
して、各チャンネルにより映像信号を伝送する場合には
映像符号化方式としてMPEG4(moving picture exp
ert group 4 )が用いられる。
〜256kbps/チャンネルの伝送速度を有する複数
のチャンネルが最大900チャンネル多重化される。そ
して、各チャンネルにより映像信号を伝送する場合には
映像符号化方式としてMPEG4(moving picture exp
ert group 4 )が用いられる。
【0027】ここで、上述のような15m級の大型アン
テナ24を衛星本体21に取り付け、宇宙空間に配置す
るための技術としては、例えば特願平1−245707
号公報「展開アンテナ構造体」、特願平1−19570
4号公報「展開型アンテナ」、特願昭63−24200
4号公報「アンテナ反射鏡」、特願平2−261204
号公報「展開型環状体」等が利用できる。
テナ24を衛星本体21に取り付け、宇宙空間に配置す
るための技術としては、例えば特願平1−245707
号公報「展開アンテナ構造体」、特願平1−19570
4号公報「展開型アンテナ」、特願昭63−24200
4号公報「アンテナ反射鏡」、特願平2−261204
号公報「展開型環状体」等が利用できる。
【0028】ところで、上記Sバンド用アンテナ24の
一次放射器242にマルチビーム形成用のものを使用す
れば、サービスエリア内を複数分割して個別に送信ビー
ムを形成することが可能となる。サービスエリアを4分
割した場合のビーム配置の一例を図5に示す。図5にお
いて、#1〜#4は互いに異なる送信ビームで形成され
る受信地域を示している。
一次放射器242にマルチビーム形成用のものを使用す
れば、サービスエリア内を複数分割して個別に送信ビー
ムを形成することが可能となる。サービスエリアを4分
割した場合のビーム配置の一例を図5に示す。図5にお
いて、#1〜#4は互いに異なる送信ビームで形成され
る受信地域を示している。
【0029】このようにSバンド用アンテナ24にマル
チビーム機能を設けることで、衛星放送の全チャンネル
をサービスエリア全域に提供するだけでなく、制御部2
11および送受信部212で任意のチャンネルを任意の
送信ビームに割り当てることにより、必要な地域のみを
選択して放送することができるようになり、よりきめの
細かいサービスが可能となる。
チビーム機能を設けることで、衛星放送の全チャンネル
をサービスエリア全域に提供するだけでなく、制御部2
11および送受信部212で任意のチャンネルを任意の
送信ビームに割り当てることにより、必要な地域のみを
選択して放送することができるようになり、よりきめの
細かいサービスが可能となる。
【0030】次に、図6を参照して撮像装置CAMの構
成について説明する。この図に示すように撮像装置CA
Mは、撮像部311と、マイク部312と、アンテナ3
20と、送受信部330と、モニタ340と、合成部3
50と、制御部360とを備えている。
成について説明する。この図に示すように撮像装置CA
Mは、撮像部311と、マイク部312と、アンテナ3
20と、送受信部330と、モニタ340と、合成部3
50と、制御部360とを備えている。
【0031】撮像部311は、CCD(Charge Coupled
Device )などの撮像素子を用いた撮像部で、制御部3
60によってアイリスやホワイトバランス、焦点位置な
どが制御され、撮像した映像信号を後述の合成部350
に入力する。マイク部312は、指向特性が可変可能な
マイクロホンで、集音した音声信号を合成部350に入
力する。
Device )などの撮像素子を用いた撮像部で、制御部3
60によってアイリスやホワイトバランス、焦点位置な
どが制御され、撮像した映像信号を後述の合成部350
に入力する。マイク部312は、指向特性が可変可能な
マイクロホンで、集音した音声信号を合成部350に入
力する。
【0032】アンテナ320は、前述のSバンド用アン
テナ24との間でSバンドの回線を通じて送受信可能な
ロッド状のアンテナで、一般に図7(a)に示すように
全周方向に広がった指向性を有するものである。
テナ24との間でSバンドの回線を通じて送受信可能な
ロッド状のアンテナで、一般に図7(a)に示すように
全周方向に広がった指向性を有するものである。
【0033】日本国内にあっては、約45°方向から上
記静止衛星SATの送信波が到来するため、十分な利得
で受信することができる。また、受信ビームパターンが
図7(b)に示すように約30°〜60°の傾きを持つ
ようなアンテナATを用いれば、静止衛星SATからの
送信波を略最大利得で受信可能となる。
記静止衛星SATの送信波が到来するため、十分な利得
で受信することができる。また、受信ビームパターンが
図7(b)に示すように約30°〜60°の傾きを持つ
ようなアンテナATを用いれば、静止衛星SATからの
送信波を略最大利得で受信可能となる。
【0034】送受信部330は、合成部350からの映
像信号を例えばMPEG方式によって符号化して圧縮し
たのち変調し、Sバンドの高周波信号に変換・増幅して
アンテナ320よりにて静止衛星SATに向けSNG信
号として送信する。
像信号を例えばMPEG方式によって符号化して圧縮し
たのち変調し、Sバンドの高周波信号に変換・増幅して
アンテナ320よりにて静止衛星SATに向けSNG信
号として送信する。
【0035】また、送受信部330は、アンテナ320
にて受信した静止衛星SATのSバンドの放送信号を増
幅・周波数変換したのち復調して、得られた映像信号お
よび音声信号を合成部350に入力する。
にて受信した静止衛星SATのSバンドの放送信号を増
幅・周波数変換したのち復調して、得られた映像信号お
よび音声信号を合成部350に入力する。
【0036】制御部360は、マイクロコンピュータを
主制御部としたもので、上述したように撮像に関する制
御機能や、撮像部311にて撮像した映像信号をSNG
信号として静止衛星SATに向け送信する制御機能など
を備えており、この他の制御機能として放送信号受信制
御手段360aと、合成部制御手段360bとを備えて
いる。
主制御部としたもので、上述したように撮像に関する制
御機能や、撮像部311にて撮像した映像信号をSNG
信号として静止衛星SATに向け送信する制御機能など
を備えており、この他の制御機能として放送信号受信制
御手段360aと、合成部制御手段360bとを備えて
いる。
【0037】放送信号受信制御手段360aは、静止衛
星SATより当該カメラに宛てて送信される放送信号の
到来を監視し、自機宛ての放送信号が到来した場合に
は、受信するように送受信部330を制御するものであ
る。
星SATより当該カメラに宛てて送信される放送信号の
到来を監視し、自機宛ての放送信号が到来した場合に
は、受信するように送受信部330を制御するものであ
る。
【0038】合成部制御手段360bは、当該カメラに
宛てた放送信号を受信した場合に、合成部350を制御
して、受信した放送信号から得られる映像信号と撮像部
311にて撮像した映像信号とを1つの映像として合成
するとともに、上記放送信号から得られる音声信号と、
マイク部312にて集音した音声信号とをミキシングす
る制御を行なうものである。
宛てた放送信号を受信した場合に、合成部350を制御
して、受信した放送信号から得られる映像信号と撮像部
311にて撮像した映像信号とを1つの映像として合成
するとともに、上記放送信号から得られる音声信号と、
マイク部312にて集音した音声信号とをミキシングす
る制御を行なうものである。
【0039】なお、受信した放送信号から得られる映像
信号と、撮像部311にて撮像した映像信号との合成で
は、例えばこの2つの映像信号を1つの画面上で左右に
分割して表示するように合成する。
信号と、撮像部311にて撮像した映像信号との合成で
は、例えばこの2つの映像信号を1つの画面上で左右に
分割して表示するように合成する。
【0040】モニタ340は、例えば液晶ディスプレイ
などからなり、受信した放送信号から得られる映像信
号、撮像部311にて撮像した映像信号、およびこれら
の映像を合成した映像を例えば図8に示すようにモニタ
表示する。
などからなり、受信した放送信号から得られる映像信
号、撮像部311にて撮像した映像信号、およびこれら
の映像を合成した映像を例えば図8に示すようにモニタ
表示する。
【0041】上記構成の衛星通信システムでは、撮像装
置CAMにて撮像および集音されたSNG信号が、撮像
装置CAMに備えられたロッド状のアンテナ320よ
り、Sバンドの上り回線を通じて静止衛星SATに向け
送信される。
置CAMにて撮像および集音されたSNG信号が、撮像
装置CAMに備えられたロッド状のアンテナ320よ
り、Sバンドの上り回線を通じて静止衛星SATに向け
送信される。
【0042】これに対して静止衛星SATは、撮像装置
CAMからのSNG信号を、15m級の反射鏡241を
有するSバンド用アンテナ24により受信し、Kuバン
ド用アンテナ23よりKuバンドの下り回線を通じて放
送局BCに向け中継送信するようにしている。
CAMからのSNG信号を、15m級の反射鏡241を
有するSバンド用アンテナ24により受信し、Kuバン
ド用アンテナ23よりKuバンドの下り回線を通じて放
送局BCに向け中継送信するようにしている。
【0043】したがって、上記構成の衛星通信システム
によれば、撮像装置CAMより直接静止衛星SATに向
けSNG信号を送信することができるため、SNG車両
を必要とせず、カメラマンによる単独取材も可能とな
る。またこのとき、上り回線と下り回線とで周波数帯域
が異なるため、フェージングの問題は生じない。
によれば、撮像装置CAMより直接静止衛星SATに向
けSNG信号を送信することができるため、SNG車両
を必要とせず、カメラマンによる単独取材も可能とな
る。またこのとき、上り回線と下り回線とで周波数帯域
が異なるため、フェージングの問題は生じない。
【0044】また、この衛星通信システムでは、放送局
BCの指示に応じて、静止衛星SATが放送局BCから
の放送信号を、Sバンドの下り回線を通じて撮像装置C
AMに宛てて送信する。
BCの指示に応じて、静止衛星SATが放送局BCから
の放送信号を、Sバンドの下り回線を通じて撮像装置C
AMに宛てて送信する。
【0045】これに対して撮像装置CAMは、静止衛星
SATを介して送られた放送信号と、自機が撮像および
集音したSNG信号と合成して、Sバンドの上り回線を
通じて静止衛星SATに向け送信する。
SATを介して送られた放送信号と、自機が撮像および
集音したSNG信号と合成して、Sバンドの上り回線を
通じて静止衛星SATに向け送信する。
【0046】そして、静止衛星SATは、撮像装置CA
Mにて合成されたSNG信号をSバンド用アンテナ24
にて受信し、そしてSバンド用アンテナ24からSバン
ドの下り回線を通じてサービスエリアに向けて放送信号
として送信するようにしている。
Mにて合成されたSNG信号をSバンド用アンテナ24
にて受信し、そしてSバンド用アンテナ24からSバン
ドの下り回線を通じてサービスエリアに向けて放送信号
として送信するようにしている。
【0047】したがって、上記構成の衛星通信システム
によれば、撮像装置CAMにおいて、撮像・集音したS
NG信号と放送局からの放送信号と合成し、この合成し
たSNG信号を放送局BCを介することなく静止衛星S
ATよりサービスエリアに向けて放送することができ
る。
によれば、撮像装置CAMにおいて、撮像・集音したS
NG信号と放送局からの放送信号と合成し、この合成し
たSNG信号を放送局BCを介することなく静止衛星S
ATよりサービスエリアに向けて放送することができ
る。
【0048】また、静止衛星SATには15m級の大口
径のSバンド用アンテナ24が搭載されているので、各
固定局SS及び移動局MSでは放送信号が十分に大きな
電界強度で受信可能となる。このため、固定局SS及び
移動局MSでは小型のロッドアンテナや平面アンテナを
使用することにより、簡単に放送信号を受信することが
できるようになる。
径のSバンド用アンテナ24が搭載されているので、各
固定局SS及び移動局MSでは放送信号が十分に大きな
電界強度で受信可能となる。このため、固定局SS及び
移動局MSでは小型のロッドアンテナや平面アンテナを
使用することにより、簡単に放送信号を受信することが
できるようになる。
【0049】ここで、放送局BCから送信される放送信
号のいずれかのチャンネルの中に通信用のチャンネルを
含めるようにすれば、衛星内の信号処理内容の制御、各
受信装置の個別制御等が可能となる。
号のいずれかのチャンネルの中に通信用のチャンネルを
含めるようにすれば、衛星内の信号処理内容の制御、各
受信装置の個別制御等が可能となる。
【0050】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、放送局
BCと静止衛星SATとの間の通信周波数をKuバンド
として説明したが、これに代わってKaバンドを用いる
ようにしてもよい。その他、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であるこ
とはいうまでもない。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、放送局
BCと静止衛星SATとの間の通信周波数をKuバンド
として説明したが、これに代わってKaバンドを用いる
ようにしてもよい。その他、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であるこ
とはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、撮像
装置が撮像した映像情報をデジタル衛星通信回線を通じ
て静止衛星に向け送信し、これに対して静止衛星が撮像
装置より送信される信号を受信可能な径の反射鏡を有す
るアンテナを備えて、撮像装置から送信される信号を受
信するようにしている。
装置が撮像した映像情報をデジタル衛星通信回線を通じ
て静止衛星に向け送信し、これに対して静止衛星が撮像
装置より送信される信号を受信可能な径の反射鏡を有す
るアンテナを備えて、撮像装置から送信される信号を受
信するようにしている。
【0052】したがって、この発明によれば、SNG車
両を介することなく取材現場にて撮像した映像情報を放
送局に送信することが可能な衛星通信システムと撮像装
置を提供できる。
両を介することなく取材現場にて撮像した映像情報を放
送局に送信することが可能な衛星通信システムと撮像装
置を提供できる。
【図1】この発明に係わる衛星通信システムの一実施形
態の構成を示すシステム構成図。
態の構成を示すシステム構成図。
【図2】図1に示した衛星通信システムの放送局の主要
部の構成を示す回路ブロック図。
部の構成を示す回路ブロック図。
【図3】図1に示した衛星通信システムの静止衛星とこ
の衛星に搭載されるアンテナの具体的な構成を示す外観
斜視図。
の衛星に搭載されるアンテナの具体的な構成を示す外観
斜視図。
【図4】図1および図3に示した静止衛星の主要部の構
成を示す回路ブロック図。
成を示す回路ブロック図。
【図5】図1に示した衛星通信システムのマルチビーム
方式を採用した場合のサービスエリア内の分割例を示す
図。
方式を採用した場合のサービスエリア内の分割例を示す
図。
【図6】図1に示した衛星通信システムの撮像装置の構
成を示す回路ブロック図。
成を示す回路ブロック図。
【図7】図1に示した衛星通信システムの撮像装置のア
ンテナの指向特性を示す図。
ンテナの指向特性を示す図。
【図8】図1に示した衛星通信システムの撮像装置のモ
ニタの表示例を示す図。
ニタの表示例を示す図。
BC…放送局 SAT…静止衛星 CAM…撮像装置 SS…固定局 MS…移動局 110…送受信部 120…アンテナ部 130…中央制御部 130a…放送信号切換指示手段 21…衛星本体 211…制御部 211a…放送信号切換制御手段 212…送受信部 221,222…太陽電池パネル 23…Kuバンド用アンテナ 231…反射鏡 232…一次放射器 24…Sバンド用アンテナ 241…反射鏡 242…一次放射器 311…撮像部 312…マイク部 320…アンテナ 330…送受信部 340…モニタ 350…合成部 360…制御部 360a…放送信号受信制御手段 360b…合成部制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小石 洋一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 赤道上空の静止軌道に配置される静止衛
星のディジタル衛星通信回線を利用して、撮像装置にて
撮像した映像情報を放送局に伝送する衛星通信システム
であって、 前記撮像装置は、少なくとも撮像した映像情報を前記デ
ジタル衛星通信回線を通じて静止衛星に向け送信するS
NG(Satellite News Gathering)送信手段を備え、 前記静止衛星は、前記撮像装置との間で通信可能な径の
反射鏡を有するアンテナと、 このアンテナを用いて、前記撮像装置から送信される信
号を受信する受信手段とを備えることを特徴とする衛星
通信システム。 - 【請求項2】 前記静止衛星は、前記撮像装置より受信
した信号を、ディジタル衛星放送用の放送信号に変換
し、前記アンテナを用いて地上の受信局に向け送出する
送信手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の衛
星通信システム。 - 【請求項3】 前記静止衛星は、前記放送局より少なく
とも映像情報を含む信号を受信し、この受信した信号を
前記アンテナを用いて前記撮像装置に宛てて送信する中
継手段を備え、 前記撮像装置は、前記静止衛星より送信される自装置宛
ての信号を受信する手段と、 この手段にて受信した信号に含まれる映像情報と、撮像
した映像情報とを1つの映像に合成する合成手段とを備
え、 前記SNG送信手段が、前記合成手段にて合成した映像
情報をデジタル衛星通信回線を通じて静止衛星に向け送
信することを特徴とする請求項2に記載の衛星通信シス
テム。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の衛星通信システムに用いられる撮像装置であって、 前記静止衛星との間の通信に用いられるアンテナとし
て、全周方向で前記静止衛星の方位に指向性を有するロ
ッドアンテナを備えることを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17867597A JPH1127193A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 衛星通信システムと撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17867597A JPH1127193A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 衛星通信システムと撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1127193A true JPH1127193A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16052601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17867597A Withdrawn JPH1127193A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 衛星通信システムと撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1127193A (ja) |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17867597A patent/JPH1127193A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040128 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040315 |