JPH11272203A - 3次元動画像表示装置およびそのための光変調パターンデータの作成方法 - Google Patents
3次元動画像表示装置およびそのための光変調パターンデータの作成方法Info
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- JPH11272203A JPH11272203A JP7169898A JP7169898A JPH11272203A JP H11272203 A JPH11272203 A JP H11272203A JP 7169898 A JP7169898 A JP 7169898A JP 7169898 A JP7169898 A JP 7169898A JP H11272203 A JPH11272203 A JP H11272203A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】空間光変調素子を用いるホログラフィックビデ
オ方式で、空間光変調素子の解像度を上げずに大画面化
と高画質化を図る。 【解決手段】実像を再生させるタイプのホログラムを空
間光変調素子250に表示させ、再生される実像の位置
付近に視野レンズ260を置いて、視野レンズ260で
空間光変調素子250の実像を縮小結像させる。縮小結
像させることで、空間光変調素子250での小さな回折
角を拡大し、視野角が大きく画質の高い像を表示するこ
とが可能になる。また、光変調パターンデータを得る際
に表示データ処理部110にて歪み補正を行なうこと
で、歪みの少ない像を表示することも可能になる。更
に、光変調パターンのデータを計算で求める際に、表示
光学系だけを考慮することで歪みの無い像を表示できる
光変調パターンのデータを比較的単純な方法で求めるこ
とができる。
オ方式で、空間光変調素子の解像度を上げずに大画面化
と高画質化を図る。 【解決手段】実像を再生させるタイプのホログラムを空
間光変調素子250に表示させ、再生される実像の位置
付近に視野レンズ260を置いて、視野レンズ260で
空間光変調素子250の実像を縮小結像させる。縮小結
像させることで、空間光変調素子250での小さな回折
角を拡大し、視野角が大きく画質の高い像を表示するこ
とが可能になる。また、光変調パターンデータを得る際
に表示データ処理部110にて歪み補正を行なうこと
で、歪みの少ない像を表示することも可能になる。更
に、光変調パターンのデータを計算で求める際に、表示
光学系だけを考慮することで歪みの無い像を表示できる
光変調パターンのデータを比較的単純な方法で求めるこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホログラフィの手法
により3次元の動画像を表示する装置およびそのための
光変調パターンデータの作成方法に関する。
により3次元の動画像を表示する装置およびそのための
光変調パターンデータの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホログラフィの手法を用いて3次元の動
画像を表示する方法としては、ホログラム用のフィルム
を用いるホログラフィ映画方式と、光変調素子を用いる
ホログラフィックビデオ方式がある。
画像を表示する方法としては、ホログラム用のフィルム
を用いるホログラフィ映画方式と、光変調素子を用いる
ホログラフィックビデオ方式がある。
【0003】(ホログラフィ映画方式)ホログラフィ映
画では、被写体のホログラムをフィルムに1コマずつ記
録し、再生の時には、このフィルム列から次々に像を再
生することによって動画を表示する。最近では、長尺フ
ィルムに細長いホログラムを毎秒8〜16コマ程度記録
し、ホログラムをのぞき込むことにより3次元動画が観
賞できるようにしたシステムが、樋口らによって試作さ
れている(K.Higuchi,et al.:Pro
c.of SPIE,Vol.2406(1995),
20−26)。また、投射型ホログラムを用いること
で、多くの観察者が同時に映像を見ることができるよう
にする方法も岡田らによって報告されている(岡田他:
画像電子学会誌,Vol.24,No.5(199
5),583−588)。
画では、被写体のホログラムをフィルムに1コマずつ記
録し、再生の時には、このフィルム列から次々に像を再
生することによって動画を表示する。最近では、長尺フ
ィルムに細長いホログラムを毎秒8〜16コマ程度記録
し、ホログラムをのぞき込むことにより3次元動画が観
賞できるようにしたシステムが、樋口らによって試作さ
れている(K.Higuchi,et al.:Pro
c.of SPIE,Vol.2406(1995),
20−26)。また、投射型ホログラムを用いること
で、多くの観察者が同時に映像を見ることができるよう
にする方法も岡田らによって報告されている(岡田他:
画像電子学会誌,Vol.24,No.5(199
5),583−588)。
【0004】岡田らによる投射型ホログラムによる3次
元動画像表示装置のためのホログラム撮影光学系の構成
例を図11に、この装置の表示光学系の構成例を図12
にそれぞれ示す。図11に示すホログラム撮影光学系
は、被写体272のフレネルホログラムをホログラム用
フィルム252に記録するものである。光源210とし
レーザを用いる。この光源210からの光は半透鏡22
2で2つに分けられ、一方は、集光レンズ230とコリ
メータ240でほぼ平行な光となり、スリット254の
開口部を通してホログラム用フィルム252に照射され
る。もう一方は、全反射鏡224と集光レンズ232で
被写体272に導かれ、被写体272を照明する光とし
て用いられる。
元動画像表示装置のためのホログラム撮影光学系の構成
例を図11に、この装置の表示光学系の構成例を図12
にそれぞれ示す。図11に示すホログラム撮影光学系
は、被写体272のフレネルホログラムをホログラム用
フィルム252に記録するものである。光源210とし
レーザを用いる。この光源210からの光は半透鏡22
2で2つに分けられ、一方は、集光レンズ230とコリ
メータ240でほぼ平行な光となり、スリット254の
開口部を通してホログラム用フィルム252に照射され
る。もう一方は、全反射鏡224と集光レンズ232で
被写体272に導かれ、被写体272を照明する光とし
て用いられる。
【0005】被写体272にあたった光は、被写体表面
で拡散反射され、その一部はスリット254の開口部を
通ってホログラム用フィルム252に達する。ホログラ
ム用フィルム252面では、被写体からの光と直接照射
された光とが干渉しあい、干渉縞が形成される。形成さ
れる干渉縞の周期は、短いところでは、1μm以下なる
こともある。したがって、ホログラム用フィルム252
としては、1mmあたり数千本の縞を記録できる解像力
の高いフィルムが用いられる。1コマ分のホログラムの
記録が終わったら、フィルム252をスリット幅だけ送
り、次の1コマのホログラムを記録する。全てのコマの
撮影が終わった後、フィルム252の現像処理を行なっ
て、ホログラフィ映画のフィルムができあがる。
で拡散反射され、その一部はスリット254の開口部を
通ってホログラム用フィルム252に達する。ホログラ
ム用フィルム252面では、被写体からの光と直接照射
された光とが干渉しあい、干渉縞が形成される。形成さ
れる干渉縞の周期は、短いところでは、1μm以下なる
こともある。したがって、ホログラム用フィルム252
としては、1mmあたり数千本の縞を記録できる解像力
の高いフィルムが用いられる。1コマ分のホログラムの
記録が終わったら、フィルム252をスリット幅だけ送
り、次の1コマのホログラムを記録する。全てのコマの
撮影が終わった後、フィルム252の現像処理を行なっ
て、ホログラフィ映画のフィルムができあがる。
【0006】こうして撮影されたフィルムは、図12に
示すホログラム表示光学系で再生される。図12(a)
はホログラム表示光学系の平面図、図12(b)はその
側面図である。表示光学系の光源からホログラム用フィ
ルム252までの光学系は、ホログラム撮影光学系(図
11)と同じである。ホログラム撮影時の照明光と同じ
条件で再生光245をあてることにより、撮影時の被写
体272と同じ位置に被写体の虚像275が再生され
る。被写体の像275は、投射レンズ256で視野レン
ズ260付近に結像される。その結果、視野レンズ26
0付近には、被写体の実像270が形成される。また、
視野レンズ260によってホログラム用フィルム252
の実像280が形成される。ホログラムから再生される
光は、全てこの実像280に集まるので、この付近から
観察することによって再生された被写体の実像270の
全体を見ることができる。
示すホログラム表示光学系で再生される。図12(a)
はホログラム表示光学系の平面図、図12(b)はその
側面図である。表示光学系の光源からホログラム用フィ
ルム252までの光学系は、ホログラム撮影光学系(図
11)と同じである。ホログラム撮影時の照明光と同じ
条件で再生光245をあてることにより、撮影時の被写
体272と同じ位置に被写体の虚像275が再生され
る。被写体の像275は、投射レンズ256で視野レン
ズ260付近に結像される。その結果、視野レンズ26
0付近には、被写体の実像270が形成される。また、
視野レンズ260によってホログラム用フィルム252
の実像280が形成される。ホログラムから再生される
光は、全てこの実像280に集まるので、この付近から
観察することによって再生された被写体の実像270の
全体を見ることができる。
【0007】さらに岡田らは、この系の視野レンズ26
0付近に垂直方向のみ拡散効果を持つ一方向拡散板と水
平方向に回折光を生じさせる回折格子を追加することも
提案している。この方法を用いれば、再生像を観察可能
な領域を上下左右方向ともに拡大することができ、多く
の観察者が同時に再生像を観察することが可能になる。
0付近に垂直方向のみ拡散効果を持つ一方向拡散板と水
平方向に回折光を生じさせる回折格子を追加することも
提案している。この方法を用いれば、再生像を観察可能
な領域を上下左右方向ともに拡大することができ、多く
の観察者が同時に再生像を観察することが可能になる。
【0008】このようにホログラフィ映画では、高解像
力のフィルムを用いることで高画質で大画面の表示が実
現でき、さらに光学系を工夫することで多くの観察者が
同時に観察できるシステムを実現することが可能であ
る。しかし、(1)記録した映像をすぐに見ることがで
きない、(2)歪みの無い像を表示することが難しい、
(3)被写体は実在するものかあるいは実物を製作可能
な物体に限定される、という問題がある。
力のフィルムを用いることで高画質で大画面の表示が実
現でき、さらに光学系を工夫することで多くの観察者が
同時に観察できるシステムを実現することが可能であ
る。しかし、(1)記録した映像をすぐに見ることがで
きない、(2)歪みの無い像を表示することが難しい、
(3)被写体は実在するものかあるいは実物を製作可能
な物体に限定される、という問題がある。
【0009】記録した映像をすぐに見ることができない
のは、フィルムの現像処理が必要だからである。現像処
理を簡単にしたフィルムも開発されてはいるが、これら
はまだ特殊なものであり、その利用は現実的ではない。
一般的なフィルムの場合は、撮影に用いる光学系からフ
ィルムを一旦外して現像処理し、再度再生に用いる光学
系にセットすることが必要である。現像処理を不要にす
る方法としては、フィルムを空間光変調素子で置き換え
るという方法が考えられる。しかし、1mmあたり数千
本にも達する細かい干渉縞を再現できる空間光変調素子
は現在のところ存在せず、実際にはその実現は困難であ
る。
のは、フィルムの現像処理が必要だからである。現像処
理を簡単にしたフィルムも開発されてはいるが、これら
はまだ特殊なものであり、その利用は現実的ではない。
一般的なフィルムの場合は、撮影に用いる光学系からフ
ィルムを一旦外して現像処理し、再度再生に用いる光学
系にセットすることが必要である。現像処理を不要にす
る方法としては、フィルムを空間光変調素子で置き換え
るという方法が考えられる。しかし、1mmあたり数千
本にも達する細かい干渉縞を再現できる空間光変調素子
は現在のところ存在せず、実際にはその実現は困難であ
る。
【0010】歪みの無い像を表示することが難しいの
は、2つの要因による。表示像に生じる歪みとしては、
ホログラム表示光学系(図12)で表示物体の実像27
0が形成される際の収差による歪みと、表示物体の実像
270とホログラムの像280の結像倍率の違いによる
歪みがある。前者は、表示物体の実像270が投射レン
ズ256によって形成される際の収差による歪みであ
る。投射レンズ256としてはフィルム幅をカバーでき
る口径のレンズが必要であるが、口径が十分大きいレン
ズで収差が小さいものを作ることが難しく、像の歪みを
無くすことは困難だからである。また、後者は、表示物
体の実像270が投射レンズ256によって形成される
際の結像倍率と、ホログラムの像280が視野レンズ2
60によって形成される際の結像倍率が異なる場合に生
じる歪みである。この歪みを無くすためには、両者の倍
率を合わせることが必要である。しかし、そのために
は、レンズの位置や焦点距離等の光学系の条件を厳しく
制限することが必要で、歪みを十分小さくするために
は、実質的には結像倍率をともに1にすることが必要と
なる。しかし、このような条件では、実用的な表示装置
を実現することは困難である。その条件を満たすための
解を計算により求めると、負または虚数のレンズ焦点距
離が必要になるなどの問題が生じるからである。
は、2つの要因による。表示像に生じる歪みとしては、
ホログラム表示光学系(図12)で表示物体の実像27
0が形成される際の収差による歪みと、表示物体の実像
270とホログラムの像280の結像倍率の違いによる
歪みがある。前者は、表示物体の実像270が投射レン
ズ256によって形成される際の収差による歪みであ
る。投射レンズ256としてはフィルム幅をカバーでき
る口径のレンズが必要であるが、口径が十分大きいレン
ズで収差が小さいものを作ることが難しく、像の歪みを
無くすことは困難だからである。また、後者は、表示物
体の実像270が投射レンズ256によって形成される
際の結像倍率と、ホログラムの像280が視野レンズ2
60によって形成される際の結像倍率が異なる場合に生
じる歪みである。この歪みを無くすためには、両者の倍
率を合わせることが必要である。しかし、そのために
は、レンズの位置や焦点距離等の光学系の条件を厳しく
制限することが必要で、歪みを十分小さくするために
は、実質的には結像倍率をともに1にすることが必要と
なる。しかし、このような条件では、実用的な表示装置
を実現することは困難である。その条件を満たすための
解を計算により求めると、負または虚数のレンズ焦点距
離が必要になるなどの問題が生じるからである。
【0011】被写体が限定されるのは、被写体にレーザ
をあてて干渉縞をフィルムに記録することが必要だから
である。計算機内にデータとしてだけ存在するような実
在しない物体の像を表示する場合には、そのデータから
実物を実際に作ることが必要になる。それができない場
合には、被写体として扱うことはできない。また、実在
する物体であっても、露光時間の間に被写体が動いては
いけないので、露光時間によっては被写体の材質等が限
られる場合がある。レーザのコヒーレント長によって被
写体の空間的な広がりの範囲が限られる場合もある。被
写体に対する制限を緩和する方法としては、干渉縞のパ
ターンを計算機で計算し、フィルム上に直接描画する方
法が考えられる。この方法では、被写体のデータを計算
機に取り込めさえすれば表示が可能となる。しかし、1
mmあたり数千本にも達する細かい干渉縞を正確に描画
することは、1コマ分の面積に限っても技術的に困難で
あり、多数のコマの干渉縞を描画することは事実上不可
能と考えられる。
をあてて干渉縞をフィルムに記録することが必要だから
である。計算機内にデータとしてだけ存在するような実
在しない物体の像を表示する場合には、そのデータから
実物を実際に作ることが必要になる。それができない場
合には、被写体として扱うことはできない。また、実在
する物体であっても、露光時間の間に被写体が動いては
いけないので、露光時間によっては被写体の材質等が限
られる場合がある。レーザのコヒーレント長によって被
写体の空間的な広がりの範囲が限られる場合もある。被
写体に対する制限を緩和する方法としては、干渉縞のパ
ターンを計算機で計算し、フィルム上に直接描画する方
法が考えられる。この方法では、被写体のデータを計算
機に取り込めさえすれば表示が可能となる。しかし、1
mmあたり数千本にも達する細かい干渉縞を正確に描画
することは、1コマ分の面積に限っても技術的に困難で
あり、多数のコマの干渉縞を描画することは事実上不可
能と考えられる。
【0012】(ホログラフィックビデオ方式)一方、ホ
ログラフィックビデオ方式では、ホログラフィ映画でフ
ィルムに記録していた干渉縞のパターンを光変調素子上
に再現し、これを書換えることによって動画像の表示を
実現する。被写体のホログラムに対応する干渉縞のパタ
ーンは、ホログラム撮影光学系で、ホログラム用フィル
ムの位置にCCDカメラ等の撮像素子を置き、これを用
いて1コマずつ取り込むか、あるいは、被写体の形状等
のデータから計算機で計算する等の方法によって電子的
なデータとして蓄積する。干渉縞パターンを再現するた
めの光変調素子として音響光学素子を用いる方法(例え
ば、S.A.Benton:Proc.of SPI
E,Vol.1461(1991))や、空間光変調素
子である液晶パネルを用いる方法(例えば、橋本:Pr
oc.of SPIE,Vol.1461(199
1))が提案されている。
ログラフィックビデオ方式では、ホログラフィ映画でフ
ィルムに記録していた干渉縞のパターンを光変調素子上
に再現し、これを書換えることによって動画像の表示を
実現する。被写体のホログラムに対応する干渉縞のパタ
ーンは、ホログラム撮影光学系で、ホログラム用フィル
ムの位置にCCDカメラ等の撮像素子を置き、これを用
いて1コマずつ取り込むか、あるいは、被写体の形状等
のデータから計算機で計算する等の方法によって電子的
なデータとして蓄積する。干渉縞パターンを再現するた
めの光変調素子として音響光学素子を用いる方法(例え
ば、S.A.Benton:Proc.of SPI
E,Vol.1461(1991))や、空間光変調素
子である液晶パネルを用いる方法(例えば、橋本:Pr
oc.of SPIE,Vol.1461(199
1))が提案されている。
【0013】音響光学素子では、1方向のみの光の変調
しかできないので、これを用いる前者の方法はフィルム
に記録したホログラムとは表示特性が異なるが、液晶パ
ネル等の空間光変調素子は、2方向の変調(すなわち面
での変調)が可能なので、これを用いる後者の方法で
は、フィルムを用いるホログラムと等価な表示を実現で
きる可能性がある。
しかできないので、これを用いる前者の方法はフィルム
に記録したホログラムとは表示特性が異なるが、液晶パ
ネル等の空間光変調素子は、2方向の変調(すなわち面
での変調)が可能なので、これを用いる後者の方法で
は、フィルムを用いるホログラムと等価な表示を実現で
きる可能性がある。
【0014】光変調素子として空間光変調素子である液
晶パネルを用いた3次元動画像表示装置の構成例を図9
に示す。光源210にはレーザを用いる。光源210か
ら出た光は、集光レンズ230とコリメートレンズ24
0で広げられ、太いビームの再生光245となって、ほ
ぼ垂直に空間光変調素子250に入射する。空間光変調
素子250としては、TN型の液晶を用いたTFT液晶
パネルを用いる。空間光変調素子250は、ホログラム
撮影光学系や計算によって求められた信号を基に図示し
ない光変調素子駆動回路によって駆動され、素子面に干
渉縞パターンが形成される。素子を通過した光は、干渉
縞パターンによって回折を受け、レンズ410と、レン
ズの後方焦点面に置かれた遮光板420を経て観察領域
290に到達する。レンズ410と遮光板420は、不
要な回折光を除去するために設けられている。すなわ
ち、遮光板420によって0次光の集まる光軸付近と光
軸から少し離れた−1次光が集まる領域の付近の光が遮
られ、表示に必要な+1次の回折光だけが観察領域29
0に届けられる。
晶パネルを用いた3次元動画像表示装置の構成例を図9
に示す。光源210にはレーザを用いる。光源210か
ら出た光は、集光レンズ230とコリメートレンズ24
0で広げられ、太いビームの再生光245となって、ほ
ぼ垂直に空間光変調素子250に入射する。空間光変調
素子250としては、TN型の液晶を用いたTFT液晶
パネルを用いる。空間光変調素子250は、ホログラム
撮影光学系や計算によって求められた信号を基に図示し
ない光変調素子駆動回路によって駆動され、素子面に干
渉縞パターンが形成される。素子を通過した光は、干渉
縞パターンによって回折を受け、レンズ410と、レン
ズの後方焦点面に置かれた遮光板420を経て観察領域
290に到達する。レンズ410と遮光板420は、不
要な回折光を除去するために設けられている。すなわ
ち、遮光板420によって0次光の集まる光軸付近と光
軸から少し離れた−1次光が集まる領域の付近の光が遮
られ、表示に必要な+1次の回折光だけが観察領域29
0に届けられる。
【0015】液晶パネル250に表示する干渉縞パター
ンを撮影するホログラム撮影光学系の構成例を図10に
示す。光源210にはレーザを用いる。光源210から
出た光は、集光レンズ230とコリメートレンズ240
で広げられる。広げられたビームは、半透鏡450で二
つに分けられ、一方は、全反射鏡460と半透鏡455
で導かれ、撮像素子470に照射される。もう一方は、
被写体272に導かれ、被写体272を照射する光とし
て用いられる。被写体272にあたった光は、被写体表
面で拡散反射され、レンズ480と半透鏡455を通っ
て撮像素子470に達する。撮像素子470面では、直
接照射された光と被写体からの光とが干渉しあい、干渉
縞が形成される。これを撮像素子470でデータとして
取り込む。取り込む際に情報が失われないようにするた
めには、形成される干渉縞の周期が撮像素子470で取
り込める最小周期よりも大きくなるようにすることが必
要がある。この系では、干渉縞の周期ができるだけ大き
くなるように、光源210から直接導かれた光と、被写
体表面を経由して来た光とを重ね合わせる際に、光軸の
ずれがわずかな角度となるように設定されている。こう
することで、撮像素子470として画素周期10μm程
度のCCDカメラ等の撮像素子を用いることも可能にな
る。
ンを撮影するホログラム撮影光学系の構成例を図10に
示す。光源210にはレーザを用いる。光源210から
出た光は、集光レンズ230とコリメートレンズ240
で広げられる。広げられたビームは、半透鏡450で二
つに分けられ、一方は、全反射鏡460と半透鏡455
で導かれ、撮像素子470に照射される。もう一方は、
被写体272に導かれ、被写体272を照射する光とし
て用いられる。被写体272にあたった光は、被写体表
面で拡散反射され、レンズ480と半透鏡455を通っ
て撮像素子470に達する。撮像素子470面では、直
接照射された光と被写体からの光とが干渉しあい、干渉
縞が形成される。これを撮像素子470でデータとして
取り込む。取り込む際に情報が失われないようにするた
めには、形成される干渉縞の周期が撮像素子470で取
り込める最小周期よりも大きくなるようにすることが必
要がある。この系では、干渉縞の周期ができるだけ大き
くなるように、光源210から直接導かれた光と、被写
体表面を経由して来た光とを重ね合わせる際に、光軸の
ずれがわずかな角度となるように設定されている。こう
することで、撮像素子470として画素周期10μm程
度のCCDカメラ等の撮像素子を用いることも可能にな
る。
【0016】この様なホログラフィックビデオ方式で
は、干渉縞パターンを実時間で書換えることにより、動
く被写体から来る光の波面を実時間で再生することが可
能である。フィルムを用いないため写真処理が必要無
く、撮影した映像をその場ですぐ再生して見ることも可
能である。また、計算機内にデータとして蓄えられてい
る物体の像を表示することも可能であるので、仮想物体
やレーザをあててホログラムを撮影することが困難な物
体も表示することができる。さらには、計算機内にデー
タとして蓄えられている物体を表示する場合には、物体
の向き等をユーザからの要求などに応じてインタラクテ
ィブに変えながらその像を表示することも可能である。
は、干渉縞パターンを実時間で書換えることにより、動
く被写体から来る光の波面を実時間で再生することが可
能である。フィルムを用いないため写真処理が必要無
く、撮影した映像をその場ですぐ再生して見ることも可
能である。また、計算機内にデータとして蓄えられてい
る物体の像を表示することも可能であるので、仮想物体
やレーザをあててホログラムを撮影することが困難な物
体も表示することができる。さらには、計算機内にデー
タとして蓄えられている物体を表示する場合には、物体
の向き等をユーザからの要求などに応じてインタラクテ
ィブに変えながらその像を表示することも可能である。
【0017】しかし、現在のところ表示できる物体像の
大きさが限られており、また、表示像の画質も低く、実
用に耐える物は実現されていない。特に空間光変調素子
を用いる方式では、表示できる像の大きさは1cm〜2
cm程度で、しかも像から1m程度離れて見る必要があ
ったので像の見かけの大きさは非常に小さかった。これ
は、主に光変調素子で十分に細かい変調パターンを実現
できていないことが原因である。変調パターンの周期に
よって、像形成に関与する回折光の広がり角が制限され
てしまうためである。
大きさが限られており、また、表示像の画質も低く、実
用に耐える物は実現されていない。特に空間光変調素子
を用いる方式では、表示できる像の大きさは1cm〜2
cm程度で、しかも像から1m程度離れて見る必要があ
ったので像の見かけの大きさは非常に小さかった。これ
は、主に光変調素子で十分に細かい変調パターンを実現
できていないことが原因である。変調パターンの周期に
よって、像形成に関与する回折光の広がり角が制限され
てしまうためである。
【0018】一般にホログラフィの表示には、1μm以
下の周期の干渉縞を記録再生することが必要とされる
が、現在入手可能な空間光変調素子では、周期20〜3
0μm程度が限界となっている。
下の周期の干渉縞を記録再生することが必要とされる
が、現在入手可能な空間光変調素子では、周期20〜3
0μm程度が限界となっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ホログラフィ映画で
は、高画質で大画面の3次元動画像を多くの観察者が同
時に観察できるシステムを実現することが可能である
が、現像処理が必要であるので記録した映像をすぐに見
ることができないという問題がある。また、被写体のホ
ログラムをフィルムに記録する際に、被写体にレーザを
あてて撮影することが必要であり撮影可能な物体が限定
されるという問題もある。
は、高画質で大画面の3次元動画像を多くの観察者が同
時に観察できるシステムを実現することが可能である
が、現像処理が必要であるので記録した映像をすぐに見
ることができないという問題がある。また、被写体のホ
ログラムをフィルムに記録する際に、被写体にレーザを
あてて撮影することが必要であり撮影可能な物体が限定
されるという問題もある。
【0020】一方、ホログラフィックビデオでは、フィ
ルムの代りに空間光変調素子を用いるので、現像処理が
必要無く、記録した映像をすぐに再生することや、更に
はインタラクティブな表示も可能である。形状等のデー
タしか存在しない仮想的な物体を表示することも可能で
ある。しかし、空間光変調素子では、周期20〜30μ
m以下の細かい変調パターンの実現は難しいことから、
現在のところ表示できる物体の大きさが1〜2cm程度
に限られており、また、表示像の画質も低く、実用に耐
える物は実現されていない。
ルムの代りに空間光変調素子を用いるので、現像処理が
必要無く、記録した映像をすぐに再生することや、更に
はインタラクティブな表示も可能である。形状等のデー
タしか存在しない仮想的な物体を表示することも可能で
ある。しかし、空間光変調素子では、周期20〜30μ
m以下の細かい変調パターンの実現は難しいことから、
現在のところ表示できる物体の大きさが1〜2cm程度
に限られており、また、表示像の画質も低く、実用に耐
える物は実現されていない。
【0021】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであり、空間光変調素子を用いるホログラフィック
ビデオ方式で、空間光変調素子の解像度を上げずに大画
面化と高画質化を実現できるようにし、ホログラフィ映
画にせまる画面サイズと画質をもった3次元動画像を表
示することができる3次元動画像表示装置およびそのた
めの光変調パターンデータの作成方法を提供することを
目的とする。
ものであり、空間光変調素子を用いるホログラフィック
ビデオ方式で、空間光変調素子の解像度を上げずに大画
面化と高画質化を実現できるようにし、ホログラフィ映
画にせまる画面サイズと画質をもった3次元動画像を表
示することができる3次元動画像表示装置およびそのた
めの光変調パターンデータの作成方法を提供することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の3次元動画像表示装置は、表示する物体像
に対応する光変調パターンデータが与えられ、それを基
に光を変調する空間光変調素子と、該空間光変調素子に
より変調された光が形成する前記表示物体の実像の位置
付近に配置され、前記空間光変調素子の実像を縮小結像
させる視野レンズとを具備することを特徴とする。
め、本発明の3次元動画像表示装置は、表示する物体像
に対応する光変調パターンデータが与えられ、それを基
に光を変調する空間光変調素子と、該空間光変調素子に
より変調された光が形成する前記表示物体の実像の位置
付近に配置され、前記空間光変調素子の実像を縮小結像
させる視野レンズとを具備することを特徴とする。
【0023】この3次元動画像表示装置においては、実
像を再生させるタイプのホログラムを空間光変調素子に
表示させ、再生される実像の位置付近に視野レンズを置
いて、視野レンズで空間光変調素子の実像を縮小結像さ
せる。像の大きさを縮小する系では光の広がり角が拡大
されるので、空間光変調素子の実像を視野レンズで縮小
結像させることで、空間光変調素子での比較的小さな回
折角を拡大し、視野角が大きく画質の高い像を表示する
ことが可能になる。
像を再生させるタイプのホログラムを空間光変調素子に
表示させ、再生される実像の位置付近に視野レンズを置
いて、視野レンズで空間光変調素子の実像を縮小結像さ
せる。像の大きさを縮小する系では光の広がり角が拡大
されるので、空間光変調素子の実像を視野レンズで縮小
結像させることで、空間光変調素子での比較的小さな回
折角を拡大し、視野角が大きく画質の高い像を表示する
ことが可能になる。
【0024】表示物体の実像は、空間光変調素子から所
定の広がり角をもって広がる像形成に関与する回折光に
よって再生されるものであるので、視野レンズはその広
がり角の範囲内に置けばよい。再生される実像の大きさ
は、像形成に関与する回折光の広がり角と、空間光変調
素子から視野レンズまでの距離で決まる。像形成に関与
する回折光の広がり角は空間光変調素子上の変調周期で
制限されるため回折光の広がり角を大きくすることは難
しいが、空間光変調素子から視野レンズまでの距離を調
整することにより、所望の大きさの実像を確保できる。
したがって、このように所望の大きさが確保される表示
物体の実像再生位置近傍に視野レンズを置いて空間光変
調素子の実像を縮小結像させることで、空間光変調素子
から表示物体の実像を見込む角度よりも、空間光変調素
子の実像から表示物体の実像を見込む角度を大きくでき
る。よって、空間光変調素子の実像付近に目を置けば、
表示物体の実像全体を大きな視野角で観察することが可
能となる。
定の広がり角をもって広がる像形成に関与する回折光に
よって再生されるものであるので、視野レンズはその広
がり角の範囲内に置けばよい。再生される実像の大きさ
は、像形成に関与する回折光の広がり角と、空間光変調
素子から視野レンズまでの距離で決まる。像形成に関与
する回折光の広がり角は空間光変調素子上の変調周期で
制限されるため回折光の広がり角を大きくすることは難
しいが、空間光変調素子から視野レンズまでの距離を調
整することにより、所望の大きさの実像を確保できる。
したがって、このように所望の大きさが確保される表示
物体の実像再生位置近傍に視野レンズを置いて空間光変
調素子の実像を縮小結像させることで、空間光変調素子
から表示物体の実像を見込む角度よりも、空間光変調素
子の実像から表示物体の実像を見込む角度を大きくでき
る。よって、空間光変調素子の実像付近に目を置けば、
表示物体の実像全体を大きな視野角で観察することが可
能となる。
【0025】さらに、視野レンズは表示物体の像の結像
にはほとんど影響しないので、大口径のものを比較的作
りやすく安価なフレネルレンズ等を利用しても、十分な
表示品質を確保することができる。
にはほとんど影響しないので、大口径のものを比較的作
りやすく安価なフレネルレンズ等を利用しても、十分な
表示品質を確保することができる。
【0026】また、第1および第2の二つの空間光変調
素子を用意し、これら空間光変調素子によって再現され
る表示物体の実像の重畳位置付近に置いた視野レンズで
第1および第2の空間光変調素子の実像をそれぞれ縮小
結像させるようにしても良い。この構成では、例えば同
一の被写体について異なる角度から撮影した干渉縞パタ
ーンを第1および第2の空間光変調素子面上に表示さ
せ、縮小結像された二つの空間光変調素子の実像付近に
左右両眼を置けば、左右両眼で表示物体の実像全体を観
察できる。空間光変調素子の実像は縮小結像されている
ので、視域は比較的小さな領域となるが、このような両
眼方式を採用することで観察条件を向上することができ
る。
素子を用意し、これら空間光変調素子によって再現され
る表示物体の実像の重畳位置付近に置いた視野レンズで
第1および第2の空間光変調素子の実像をそれぞれ縮小
結像させるようにしても良い。この構成では、例えば同
一の被写体について異なる角度から撮影した干渉縞パタ
ーンを第1および第2の空間光変調素子面上に表示さ
せ、縮小結像された二つの空間光変調素子の実像付近に
左右両眼を置けば、左右両眼で表示物体の実像全体を観
察できる。空間光変調素子の実像は縮小結像されている
ので、視域は比較的小さな領域となるが、このような両
眼方式を採用することで観察条件を向上することができ
る。
【0027】空間光変調素子に与える光変調パターンデ
ータは、干渉縞撮影光学系を用いて撮像素子で取り込む
か、計算で求めるか、あるいは、両者を組み合わせた方
法等で求める。請求項4〜請求項8の方法では干渉縞撮
影光学系によって得られた干渉縞パターンデータを用い
て光変調パターンデータが作成され、また請求項9〜1
1の方法で計算機内のデータを用いて光変調パターンデ
ータが作成される。このように複数の方法を利用できる
ので、様々な物体の表示に対応することが可能である。
ータは、干渉縞撮影光学系を用いて撮像素子で取り込む
か、計算で求めるか、あるいは、両者を組み合わせた方
法等で求める。請求項4〜請求項8の方法では干渉縞撮
影光学系によって得られた干渉縞パターンデータを用い
て光変調パターンデータが作成され、また請求項9〜1
1の方法で計算機内のデータを用いて光変調パターンデ
ータが作成される。このように複数の方法を利用できる
ので、様々な物体の表示に対応することが可能である。
【0028】干渉縞撮影光学系としては、コヒーレント
光を発する光源と、この光源からの光を2つに分ける手
段と、分けられた光の一方を被写体にあてる光学系と、
被写体の実像を形成できるように配置された結像レンズ
と、該結像レンズを前記被写体からの光が通過した後の
位置に配置された撮像素子と、前記光源からの光を分け
る手段によって分けられた他方の光を前記撮像素子に参
照光として導く光学系とを含むものを利用できる。これ
により、実像を再生させるタイプのホログラムが撮像素
子面上に干渉縞パターンとして形成できる。
光を発する光源と、この光源からの光を2つに分ける手
段と、分けられた光の一方を被写体にあてる光学系と、
被写体の実像を形成できるように配置された結像レンズ
と、該結像レンズを前記被写体からの光が通過した後の
位置に配置された撮像素子と、前記光源からの光を分け
る手段によって分けられた他方の光を前記撮像素子に参
照光として導く光学系とを含むものを利用できる。これ
により、実像を再生させるタイプのホログラムが撮像素
子面上に干渉縞パターンとして形成できる。
【0029】また、前記結像レンズと前記撮像素子とを
近接して配置し、前記撮像素子に参照光として入射され
る前記他方の光を前記結像レンズを通して前記撮像素子
に導くことにより、小型の撮影光学系を実現できる。
近接して配置し、前記撮像素子に参照光として入射され
る前記他方の光を前記結像レンズを通して前記撮像素子
に導くことにより、小型の撮影光学系を実現できる。
【0030】また、干渉縞撮影光学系によって得られた
干渉縞パターンデータを用いて光変調パターンデータを
得る際には、被写体そのものの形状や反射率などを予め
変化させておくこと等により歪み補正を行なうことが出
来、歪みの小さい像を表示することが可能になる。形状
データを用いる場合には、その形状データを変化させる
ことで同様の歪み補正を行うことができる。
干渉縞パターンデータを用いて光変調パターンデータを
得る際には、被写体そのものの形状や反射率などを予め
変化させておくこと等により歪み補正を行なうことが出
来、歪みの小さい像を表示することが可能になる。形状
データを用いる場合には、その形状データを変化させる
ことで同様の歪み補正を行うことができる。
【0031】更に、光変調パターンのデータを計算で求
める際に表示光学系だけを考慮することで、歪みのほと
んど無い像を表示できる光変調パターンデータを、比較
的単純な方法で求めることができる。
める際に表示光学系だけを考慮することで、歪みのほと
んど無い像を表示できる光変調パターンデータを、比較
的単純な方法で求めることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1に本発明の実施形態に関わる3次元動画
像表示装置の構成を示す。本発明の3次元動画像表示装
置100は、表示データ処理部110、光変調素子駆動
部120、表示光学系130の3つの部分から構成され
る。表示する物体のデータ300は物体を記録したホロ
グラムの干渉縞パターンのデータ、あるいはその物体の
形状のデータ等から構成されるものであり、これが表示
データ処理部110によって処理されて表示光学系13
0の空間光変調素子250に渡す光変調パターンデータ
に変換される。光変調パターンデータは空間光変調素子
駆動部120にて空間光変調素子250を駆動する信号
に変換され、これにより空間光変調素子駆動部120の
素子表面上に干渉縞パターンが再現される。
説明する。図1に本発明の実施形態に関わる3次元動画
像表示装置の構成を示す。本発明の3次元動画像表示装
置100は、表示データ処理部110、光変調素子駆動
部120、表示光学系130の3つの部分から構成され
る。表示する物体のデータ300は物体を記録したホロ
グラムの干渉縞パターンのデータ、あるいはその物体の
形状のデータ等から構成されるものであり、これが表示
データ処理部110によって処理されて表示光学系13
0の空間光変調素子250に渡す光変調パターンデータ
に変換される。光変調パターンデータは空間光変調素子
駆動部120にて空間光変調素子250を駆動する信号
に変換され、これにより空間光変調素子駆動部120の
素子表面上に干渉縞パターンが再現される。
【0033】表示光学系130は、図示のように、光源
210とそれを含む照明光学系、空間光変調素子25
0、投射光学系から構成されており、表示データ処理部
110から空間光変調素子駆動部120を経て与えられ
る信号をもとに、空間光変調素子250で光源210か
らの光を変調して、物体像を表示する。
210とそれを含む照明光学系、空間光変調素子25
0、投射光学系から構成されており、表示データ処理部
110から空間光変調素子駆動部120を経て与えられ
る信号をもとに、空間光変調素子250で光源210か
らの光を変調して、物体像を表示する。
【0034】光源210としては、レーザやLED等発
光波長の幅が狭いものを用いる。図には、レーザを用い
た場合の例を示している。ここでは特に、波長0.63
3μmのHe−Neレーザを用いるものとする。なお、
カラーの表示を行なう際には、それぞれ赤青緑の波長の
光を出す3本のレーザを用いて、時分割で表示するか、
あるいは赤青緑の色別に空間光変調素子を3枚用意して
ダイクロイックミラーで合成する等の方法を用いること
ができる。
光波長の幅が狭いものを用いる。図には、レーザを用い
た場合の例を示している。ここでは特に、波長0.63
3μmのHe−Neレーザを用いるものとする。なお、
カラーの表示を行なう際には、それぞれ赤青緑の波長の
光を出す3本のレーザを用いて、時分割で表示するか、
あるいは赤青緑の色別に空間光変調素子を3枚用意して
ダイクロイックミラーで合成する等の方法を用いること
ができる。
【0035】図2(a)に表示光学系130の平面図、
図2(b)に表示光学系130の側面図を示す。光源2
10から出た光は、ミラー220で導かれ、集光レンズ
230で集光された後コリメータレンズ240で幅の広
い平行光245とされ、所定の角度で空間光変調素子2
50に入射する。空間光変調素子250を照明する光2
45の入射角度は、空間光変調素子250での変調周期
の最小値と使用する光の波長を考慮し、空間光変調素子
250上の変調パターンで回折された光のうち、像の表
示に関与する+1次の回折光の成分と空間光変調素子2
50を素通りした0次の成分とが角度的に分離できるよ
うにする。これは、オフアクシス((off axi
s)のホログラムとすることを意味する。
図2(b)に表示光学系130の側面図を示す。光源2
10から出た光は、ミラー220で導かれ、集光レンズ
230で集光された後コリメータレンズ240で幅の広
い平行光245とされ、所定の角度で空間光変調素子2
50に入射する。空間光変調素子250を照明する光2
45の入射角度は、空間光変調素子250での変調周期
の最小値と使用する光の波長を考慮し、空間光変調素子
250上の変調パターンで回折された光のうち、像の表
示に関与する+1次の回折光の成分と空間光変調素子2
50を素通りした0次の成分とが角度的に分離できるよ
うにする。これは、オフアクシス((off axi
s)のホログラムとすることを意味する。
【0036】具体的には、空間光変調素子250での変
調周期の最小値をpとし、使用する光の波長をλとする
場合は、+1次の回折光の広がり角度ψとして、 ψ=λ/p の角度が確保できるので、照明光245の入射角θR を θR =ψ/2 とすると良い。この実施形態では、波長λ=0.633
μmの光を使うので、例えば、変調周期の最小値p=4
0μmの空間光変調素子を使う場合には、照明光の入射
角は、θR =0.00791(rad)=0.453
(deg)とすれば良い。
調周期の最小値をpとし、使用する光の波長をλとする
場合は、+1次の回折光の広がり角度ψとして、 ψ=λ/p の角度が確保できるので、照明光245の入射角θR を θR =ψ/2 とすると良い。この実施形態では、波長λ=0.633
μmの光を使うので、例えば、変調周期の最小値p=4
0μmの空間光変調素子を使う場合には、照明光の入射
角は、θR =0.00791(rad)=0.453
(deg)とすれば良い。
【0037】空間光変調素子250を通った光のうち、
+1次の回折光は、ψ=2θR であるため、空間光変調
素子250の法線に対して±ψ/2=θR の角度内に広
がり、一方0次の回折光は偏向されずにまっすぐ空間光
変調素子250を素通りする。よって、+1次の回折光
は、0次光と分離することが可能になる。なお、θ
Rは、図2では上下方向にとる例を示しているが、左右
方向にとっても良い。ただし、表示データ処理部110
で、空間光変調素子250に表示する変調パターンを求
める時に用いる角度も、これと同じ方向で同じ大きさと
する必要がある。
+1次の回折光は、ψ=2θR であるため、空間光変調
素子250の法線に対して±ψ/2=θR の角度内に広
がり、一方0次の回折光は偏向されずにまっすぐ空間光
変調素子250を素通りする。よって、+1次の回折光
は、0次光と分離することが可能になる。なお、θ
Rは、図2では上下方向にとる例を示しているが、左右
方向にとっても良い。ただし、表示データ処理部110
で、空間光変調素子250に表示する変調パターンを求
める時に用いる角度も、これと同じ方向で同じ大きさと
する必要がある。
【0038】空間光変調素子250としては、TN型の
液晶パネル等の面内の光の強度分布の変調が可能なも
の、あるいは、平行配向の液晶パネル等の位相分布の変
調が可能なもの、あるいはそれらの2種類の液晶パネル
を重ねたもののように複素振幅分布の変調が可能なもの
等を用いることができる。変調可能な最小周期は、小さ
い方がよいが、10〜100μm程度でも構わない。こ
の実施形態では、変調可能な最小周期40μmつまり画
素間隔20μmのTN型のTFT液晶パネルを用いるこ
ととする。
液晶パネル等の面内の光の強度分布の変調が可能なも
の、あるいは、平行配向の液晶パネル等の位相分布の変
調が可能なもの、あるいはそれらの2種類の液晶パネル
を重ねたもののように複素振幅分布の変調が可能なもの
等を用いることができる。変調可能な最小周期は、小さ
い方がよいが、10〜100μm程度でも構わない。こ
の実施形態では、変調可能な最小周期40μmつまり画
素間隔20μmのTN型のTFT液晶パネルを用いるこ
ととする。
【0039】空間光変調素子250に入射した光245
は、表示データ処理部110で計算された光変調パター
ンに従ってこの素子で変調を受ける。変調された光は、
複数の回折次数に分けられる。そして、それらのうち+
1次の回折光成分によって視野レンズ260付近に表示
物体の実像270が形成される。形成される表示物体の
実像270の大きさは、像形成に関与する回折光成分の
広がり角と空間光変調素子250から実像270までの
距離で決まる。空間光変調素子250を用いる系では、
高解像力のフィルムを用いる系と異なり回折光の広がり
角を大きくとることが難しい。そこで、この系では、空
間光変調素子250から像270までの距離を長くとる
ことによって像の大きさを確保する。+1次となる回折
光の上下の広がり角ψv は、既に説明したように、空間
光変調素子の上下方向での変調周期の最小値をpv 、使
用する光の波長をλとすると、 ψv =λ/pv で与えられる。この実施形態では、波長λ=0.633
μmの光を使い、変調周期の最小値pv =40μmの空
間光変調素子を使うので、+1次の回折光の広がり角
は、ψv =0.0158(rad)=0.907(de
g)しかない。そこで、この実施形態では、例えば空間
光変調素子250から表示物体の実像270までの距離
Lを、5000mmとする。表示物体の実像270の高
さWv は、 Wv =ψv L と書くことができるので、このとき、Wv =79mmを
確保することが可能になる。表示物体の実像270の幅
Wh も、同様に回折光の広がり角で決まるので、横方向
の変調周期の最小値が同じくph =40μmであれば、
同じ幅が確保できる。
は、表示データ処理部110で計算された光変調パター
ンに従ってこの素子で変調を受ける。変調された光は、
複数の回折次数に分けられる。そして、それらのうち+
1次の回折光成分によって視野レンズ260付近に表示
物体の実像270が形成される。形成される表示物体の
実像270の大きさは、像形成に関与する回折光成分の
広がり角と空間光変調素子250から実像270までの
距離で決まる。空間光変調素子250を用いる系では、
高解像力のフィルムを用いる系と異なり回折光の広がり
角を大きくとることが難しい。そこで、この系では、空
間光変調素子250から像270までの距離を長くとる
ことによって像の大きさを確保する。+1次となる回折
光の上下の広がり角ψv は、既に説明したように、空間
光変調素子の上下方向での変調周期の最小値をpv 、使
用する光の波長をλとすると、 ψv =λ/pv で与えられる。この実施形態では、波長λ=0.633
μmの光を使い、変調周期の最小値pv =40μmの空
間光変調素子を使うので、+1次の回折光の広がり角
は、ψv =0.0158(rad)=0.907(de
g)しかない。そこで、この実施形態では、例えば空間
光変調素子250から表示物体の実像270までの距離
Lを、5000mmとする。表示物体の実像270の高
さWv は、 Wv =ψv L と書くことができるので、このとき、Wv =79mmを
確保することが可能になる。表示物体の実像270の幅
Wh も、同様に回折光の広がり角で決まるので、横方向
の変調周期の最小値が同じくph =40μmであれば、
同じ幅が確保できる。
【0040】表示物体の実像270の形成に関与した光
は、空間光変調素子250から距離Lの位置、すなわ
ち、その実像270の近くに配置された視野レンズ26
0によって、観察領域290へ導かれる。このとき、視
野レンズ260によって、空間光変調素子250の縮小
された実像280が形成されるようにしておく。この空
間光変調素子250の実像280付近の領域290に目
を置くことによって、表示物体の実像270の全体を観
察することができる。
は、空間光変調素子250から距離Lの位置、すなわ
ち、その実像270の近くに配置された視野レンズ26
0によって、観察領域290へ導かれる。このとき、視
野レンズ260によって、空間光変調素子250の縮小
された実像280が形成されるようにしておく。この空
間光変調素子250の実像280付近の領域290に目
を置くことによって、表示物体の実像270の全体を観
察することができる。
【0041】この表示光学系では、空間光変調素子25
0の像を縮小投影することにより、大きな視野角を確保
することを可能にしている。像の大きさを縮小する系で
は光の広がり角が拡大されるので、空間光変調素子25
0の実像270を視野レンズ260で縮小結像させるこ
とで、空間光変調素子での小さな回折角を拡大すること
ができる。すなわち、空間光変調素子250から表示物
体の像270を見込む角度(ψv ,ψh )よりも、空間
光変調素子250の実像280から表示物体の像270
を見込む角度(φv ,φh )の方を大きくすることが可
能になり、大きな視野角を確保することが可能になる。
以下に具体的な例を示す。
0の像を縮小投影することにより、大きな視野角を確保
することを可能にしている。像の大きさを縮小する系で
は光の広がり角が拡大されるので、空間光変調素子25
0の実像270を視野レンズ260で縮小結像させるこ
とで、空間光変調素子での小さな回折角を拡大すること
ができる。すなわち、空間光変調素子250から表示物
体の像270を見込む角度(ψv ,ψh )よりも、空間
光変調素子250の実像280から表示物体の像270
を見込む角度(φv ,φh )の方を大きくすることが可
能になり、大きな視野角を確保することが可能になる。
以下に具体的な例を示す。
【0042】視野レンズ260から空間光変調素子25
0の実像280の位置までの距離をlとすると、空間光
変調素子の投影の倍率mは、 m=l/L と書くことができる。この実施形態では、1/10の縮
小投影を用いることにし、m=1/10とする。このと
き、l=500mmとなる。空間光変調素子の実像28
0の位置から表示物体の像270を観察するものと仮定
すると、距離lは観察距離と等しくなるので、観察距離
500mmの位置に高さと幅がWv=Wh=79mmの
像が見えることになる。このとき、縦横それぞれの視野
角φv ,φh は、 φv =Wv /l,φh =Wh /l より、φv =φh =0.158(rad)=9.07
(deg)が得られる。縮小投影により、大きな視野角
が確保できていることがわかる。なお、この光学系で
は、実像を再生させるタイプのホログラムを空間光変調
素子250に表示させており、視野レンズ260は表示
物体の実像270の結像にはほとんど影響しないため、
視野レンズ260としてフレネルレンズ等の安価なレン
ズを使用することが可能である。フレネルレンズは大口
径のものも作りやすいので、これを用いることで更に大
きな像の表示も可能になる。また、この光学系では、前
述のように実像を再生させるタイプのホログラムを空間
光変調素子250に表示させているので、図12の従来
のホログラフィ映画の光学系で表示像の結像に関与して
いる投影レンズ256に対応するレンズが必要無くな
り、このレンズの収差による表示像の歪み等の劣化がな
く、高画質の像を実現することが可能である。
0の実像280の位置までの距離をlとすると、空間光
変調素子の投影の倍率mは、 m=l/L と書くことができる。この実施形態では、1/10の縮
小投影を用いることにし、m=1/10とする。このと
き、l=500mmとなる。空間光変調素子の実像28
0の位置から表示物体の像270を観察するものと仮定
すると、距離lは観察距離と等しくなるので、観察距離
500mmの位置に高さと幅がWv=Wh=79mmの
像が見えることになる。このとき、縦横それぞれの視野
角φv ,φh は、 φv =Wv /l,φh =Wh /l より、φv =φh =0.158(rad)=9.07
(deg)が得られる。縮小投影により、大きな視野角
が確保できていることがわかる。なお、この光学系で
は、実像を再生させるタイプのホログラムを空間光変調
素子250に表示させており、視野レンズ260は表示
物体の実像270の結像にはほとんど影響しないため、
視野レンズ260としてフレネルレンズ等の安価なレン
ズを使用することが可能である。フレネルレンズは大口
径のものも作りやすいので、これを用いることで更に大
きな像の表示も可能になる。また、この光学系では、前
述のように実像を再生させるタイプのホログラムを空間
光変調素子250に表示させているので、図12の従来
のホログラフィ映画の光学系で表示像の結像に関与して
いる投影レンズ256に対応するレンズが必要無くな
り、このレンズの収差による表示像の歪み等の劣化がな
く、高画質の像を実現することが可能である。
【0043】表示データ処理部110は、表示する物体
のデータ300を受け取り、これを表示光学系130の
中の空間光変調素子250に渡すデータに変換する。図
3に本発明の実施形態に関わる3次元動画像表示装置の
表示データ処理部110での変調パターンデータの計算
手順の例を示す。
のデータ300を受け取り、これを表示光学系130の
中の空間光変調素子250に渡すデータに変換する。図
3に本発明の実施形態に関わる3次元動画像表示装置の
表示データ処理部110での変調パターンデータの計算
手順の例を示す。
【0044】表示データ処理部110は、まず、表示す
る物体のデータ300を表示装置100の外部から受け
取る(ステップ710)。表示する物体のデータ300
としては、その物体を記録したホログラムの干渉縞パタ
ーンのデータ、あるいは、その物体の形状および照明光
のデータ等が利用できる。形状データの場合には、例え
ば、物体のある空間に座標系をもうけ、物体をその座標
系のxyzの各軸方向でサンプリングし、サンプル点で
の光の透過率や輝度等のスカラー値で表したものを利用
することができる。また、表示物体を、空間の任意の位
置に分布する点の集まり、あるいは、それらの点を結ん
でできる線や面の集まりとして表示したもの等も利用す
ることができる。
る物体のデータ300を表示装置100の外部から受け
取る(ステップ710)。表示する物体のデータ300
としては、その物体を記録したホログラムの干渉縞パタ
ーンのデータ、あるいは、その物体の形状および照明光
のデータ等が利用できる。形状データの場合には、例え
ば、物体のある空間に座標系をもうけ、物体をその座標
系のxyzの各軸方向でサンプリングし、サンプル点で
の光の透過率や輝度等のスカラー値で表したものを利用
することができる。また、表示物体を、空間の任意の位
置に分布する点の集まり、あるいは、それらの点を結ん
でできる線や面の集まりとして表示したもの等も利用す
ることができる。
【0045】空間光変調素子250に渡すデータは、空
間光変調素子面での光の変調パターンのデータである。
変調パターンは、ホログラフィ映画等のフィルムを用い
るホログラムでフィルム上に記録される干渉縞パターン
に相当するものであり、そのデータは干渉縞パターンの
データから作ることができる。したがって、変調パター
ンのデータを得るには、干渉縞パターンのデータを作れ
ばよい。
間光変調素子面での光の変調パターンのデータである。
変調パターンは、ホログラフィ映画等のフィルムを用い
るホログラムでフィルム上に記録される干渉縞パターン
に相当するものであり、そのデータは干渉縞パターンの
データから作ることができる。したがって、変調パター
ンのデータを得るには、干渉縞パターンのデータを作れ
ばよい。
【0046】表示する物体のデータ300として、その
物体を記録したホログラムの干渉縞パターンのデータが
与えられる場合には(ステップ720のY)、その干渉
縞が作られた撮影光学系のレイアウト等の条件が表示光
学系130のそれと一致しているか否かがそれら撮影光
学系および表示光学系の条件データを比較することなど
によって判断される(ステップ760)。両者の光学系
の条件が一致すれば、ステップ730における干渉縞パ
ターンデータの計算処理は行われず、受け取った干渉縞
データをもとに後で説明する空間光変調素子にあわせた
データ変換および変調パターンデータ出力処理(ステッ
プ740,750)だけが行われる。したがって、表示
データ変換部110での処理が非常に簡単になる。
物体を記録したホログラムの干渉縞パターンのデータが
与えられる場合には(ステップ720のY)、その干渉
縞が作られた撮影光学系のレイアウト等の条件が表示光
学系130のそれと一致しているか否かがそれら撮影光
学系および表示光学系の条件データを比較することなど
によって判断される(ステップ760)。両者の光学系
の条件が一致すれば、ステップ730における干渉縞パ
ターンデータの計算処理は行われず、受け取った干渉縞
データをもとに後で説明する空間光変調素子にあわせた
データ変換および変調パターンデータ出力処理(ステッ
プ740,750)だけが行われる。したがって、表示
データ変換部110での処理が非常に簡単になる。
【0047】干渉縞が作られた光学系のレイアウト等の
条件が、表示光学系130のそれと一致していない場合
には、かえって複雑な処理が必要になる。ただし、表示
に必要なデータを得ることは可能である。まず、干渉縞
が作られた光学系の条件を用いて物体光の波面を計算し
(ステップ770)、そして、あらためて、表示光学系
130の条件を用いて干渉縞パターンを計算すればよい
(ステップ730)。
条件が、表示光学系130のそれと一致していない場合
には、かえって複雑な処理が必要になる。ただし、表示
に必要なデータを得ることは可能である。まず、干渉縞
が作られた光学系の条件を用いて物体光の波面を計算し
(ステップ770)、そして、あらためて、表示光学系
130の条件を用いて干渉縞パターンを計算すればよい
(ステップ730)。
【0048】一方、表示する物体のデータ300とし
て、その物体の形状等のデータが与えられる場合には、
ステップ730にて、干渉縞パターンを計算で求める。
この計算方法については後述する。そして、この後、計
算された干渉縞データをもとに後で説明する空間光変調
素子にあわせたデータ変換および変調パターンデータ出
力処理(ステップ740,750)が行われる。
て、その物体の形状等のデータが与えられる場合には、
ステップ730にて、干渉縞パターンを計算で求める。
この計算方法については後述する。そして、この後、計
算された干渉縞データをもとに後で説明する空間光変調
素子にあわせたデータ変換および変調パターンデータ出
力処理(ステップ740,750)が行われる。
【0049】図4に本実施形態の3次元動画像表示装置
のための干渉縞撮影系の構成例を示す。この系では、被
写体272で拡散反射された光を結像レンズ510を通
して撮像素子470に導き、参照光を重ねて干渉縞作
り、撮影する。光源210としてレーザを用いる。光源
210からの光は半透鏡222で2つに分けられ、一方
は、全反射鏡224と集光レンズ232で被写体272
に導かれ、被写体272を照明する光として用いられ
る。被写体272にあたった光は、被写体表面で拡散反
射され、結像レンズ510を通って撮像素子470に達
する。結像レンズ510は、被写体272の実像270
を撮像素子470の後方(図面上の右側)に作るために
用いられる。被写体の実像270の位置は、撮像素子4
70と実像の距離が、表示光学系130の空間光変調素
子250と視野レンズ260の距離Lに等しくなるよう
に決める。被写体の結像倍率は、任意に決めて良いが、
等倍にすると結像時の像歪みが小さくなるため歪み補正
を省くことが可能になる場合がある。一方、拡大あるい
は縮小する設定にすると、被写体272の大きさと表示
する像の大きさとの関係をある程度自由に選ぶことが可
能になり、表示の自由度を高めることが可能になる。な
お、この場合には、光軸方向の倍率すなわち縦倍率と光
軸に直交する面内の倍率すなわち横倍率とが異なること
による像の歪みが生じるが、被写体272そのものの形
状や反射率などを予め変形させておく等の方法により、
歪みの補正を行なうことが可能である。
のための干渉縞撮影系の構成例を示す。この系では、被
写体272で拡散反射された光を結像レンズ510を通
して撮像素子470に導き、参照光を重ねて干渉縞作
り、撮影する。光源210としてレーザを用いる。光源
210からの光は半透鏡222で2つに分けられ、一方
は、全反射鏡224と集光レンズ232で被写体272
に導かれ、被写体272を照明する光として用いられ
る。被写体272にあたった光は、被写体表面で拡散反
射され、結像レンズ510を通って撮像素子470に達
する。結像レンズ510は、被写体272の実像270
を撮像素子470の後方(図面上の右側)に作るために
用いられる。被写体の実像270の位置は、撮像素子4
70と実像の距離が、表示光学系130の空間光変調素
子250と視野レンズ260の距離Lに等しくなるよう
に決める。被写体の結像倍率は、任意に決めて良いが、
等倍にすると結像時の像歪みが小さくなるため歪み補正
を省くことが可能になる場合がある。一方、拡大あるい
は縮小する設定にすると、被写体272の大きさと表示
する像の大きさとの関係をある程度自由に選ぶことが可
能になり、表示の自由度を高めることが可能になる。な
お、この場合には、光軸方向の倍率すなわち縦倍率と光
軸に直交する面内の倍率すなわち横倍率とが異なること
による像の歪みが生じるが、被写体272そのものの形
状や反射率などを予め変形させておく等の方法により、
歪みの補正を行なうことが可能である。
【0050】また、表示光学系の視野レンズ260は縮
小結像するものであるので、この視野レンズ260の結
像倍率と、結像レンズ510による結像倍率は基本的に
一致させる必要はなく、互いに各種条件を考慮して自由
に決定すればよい。
小結像するものであるので、この視野レンズ260の結
像倍率と、結像レンズ510による結像倍率は基本的に
一致させる必要はなく、互いに各種条件を考慮して自由
に決定すればよい。
【0051】半透鏡222で分けられた光のもう一方
は、集光レンズ230と242を通り、さらに結像レン
ズ510を通って撮像素子470に照射される。この光
は参照光として用いられるので、本来は、集光レンズ2
42で平行光にし、結像レンズ510を通さずに直接撮
像素子470に入射させるほうが望ましい。しかし、装
置寸法などの問題で撮像素子470と結像レンズ510
を離すことが難しい場合には、それら撮像素子470と
結像レンズ510を図示のように近接して配置し、結像
レンズ510を通った後の参照光が平行光となるよう
に、集光レンズ242で広がり角や波面収差の事前補正
を行ない、結像レンズ510を通して撮像素子470に
入射させることもできる。こうすることで、より小さな
光学系を用いることが可能になる。
は、集光レンズ230と242を通り、さらに結像レン
ズ510を通って撮像素子470に照射される。この光
は参照光として用いられるので、本来は、集光レンズ2
42で平行光にし、結像レンズ510を通さずに直接撮
像素子470に入射させるほうが望ましい。しかし、装
置寸法などの問題で撮像素子470と結像レンズ510
を離すことが難しい場合には、それら撮像素子470と
結像レンズ510を図示のように近接して配置し、結像
レンズ510を通った後の参照光が平行光となるよう
に、集光レンズ242で広がり角や波面収差の事前補正
を行ない、結像レンズ510を通して撮像素子470に
入射させることもできる。こうすることで、より小さな
光学系を用いることが可能になる。
【0052】撮像素子470面には、被写体からの光と
光源から直接照射された光とによって干渉縞が形成され
る。これを撮像素子470で撮影することによって、表
示光学系130の空間光変調素子250に実像を表示さ
せるタイプのホログラムとして利用可能な干渉縞パター
ンをデータとして得ることができる。
光源から直接照射された光とによって干渉縞が形成され
る。これを撮像素子470で撮影することによって、表
示光学系130の空間光変調素子250に実像を表示さ
せるタイプのホログラムとして利用可能な干渉縞パター
ンをデータとして得ることができる。
【0053】次に、表示光学系130の表示データ処理
部110によって行われる干渉縞パターンデータの計算
方法について説明する。空間光変調素子250面上での
物体光と参照光との干渉縞パターンのデータを計算によ
って求める方法は、大きく分けると2種類の方法が考え
られる。第1の方法は、前述の干渉縞撮影光学系(図
4)に基づいて計算を行う方法であり、第2の方法は表
示光学系130の構成のみを考慮して計算する方法であ
る。
部110によって行われる干渉縞パターンデータの計算
方法について説明する。空間光変調素子250面上での
物体光と参照光との干渉縞パターンのデータを計算によ
って求める方法は、大きく分けると2種類の方法が考え
られる。第1の方法は、前述の干渉縞撮影光学系(図
4)に基づいて計算を行う方法であり、第2の方法は表
示光学系130の構成のみを考慮して計算する方法であ
る。
【0054】図5に第1の方法における変調パターンデ
ータの計算手順の例を示す。この方法では、まず、表示
物体の結像による歪みの事前補正処理(ステップ61
0)と光変調素子250の像の縮小結像による歪みの事
前補正処理(ステップ620)の2種類の歪み補正を必
要に応じて行なう。
ータの計算手順の例を示す。この方法では、まず、表示
物体の結像による歪みの事前補正処理(ステップ61
0)と光変調素子250の像の縮小結像による歪みの事
前補正処理(ステップ620)の2種類の歪み補正を必
要に応じて行なう。
【0055】表示物体の結像による歪みの事前処理(ス
テップ610)は、干渉縞の撮影光学系(図4)におい
て結像レンズ510で被写体272の像270を作る際
に生じる像270の歪みを補正するためのものである。
本発明では、結像レンズ510で結像された被写体の像
270が歪みの小さい像になるように、事前に被写体2
72の形状を変形させたり、反射率等の属性を変化させ
ておくことで歪み補正を行なう。実際には、必要な補正
量に応じて表示物体の形状データを修正すると共に、像
の明るさにも変化が出ないように反射率等の照明データ
を補正する。光軸方向の倍率すなわち縦倍率と光軸に直
交する面内の倍率すなわち横倍率とが異なることによる
像の歪みや、奥行きのある物体を結像させた場合に生じ
る像の歪みを補正することが可能になる。
テップ610)は、干渉縞の撮影光学系(図4)におい
て結像レンズ510で被写体272の像270を作る際
に生じる像270の歪みを補正するためのものである。
本発明では、結像レンズ510で結像された被写体の像
270が歪みの小さい像になるように、事前に被写体2
72の形状を変形させたり、反射率等の属性を変化させ
ておくことで歪み補正を行なう。実際には、必要な補正
量に応じて表示物体の形状データを修正すると共に、像
の明るさにも変化が出ないように反射率等の照明データ
を補正する。光軸方向の倍率すなわち縦倍率と光軸に直
交する面内の倍率すなわち横倍率とが異なることによる
像の歪みや、奥行きのある物体を結像させた場合に生じ
る像の歪みを補正することが可能になる。
【0056】空間光変調素子250の結像による歪みの
事前補正処理(ステップ620)は、表示光学系130
(図2)で、視野レンズ260で空間光変調素子250
の像280を作る際に生じる像270の歪みを補正する
ためのものである。本発明では、観察領域290から表
示物体の実像270を見た場合に、その像270が歪み
の小さい像になるように、前述の歪み補正に加えて更に
被写体272の形状を変形させたり、反射率等の属性を
変化させておく。被写体の結像系の倍率と、表示光学系
での空間光変調素子の結像倍率が異なる場合に生じる、
前の面の角等に隠れているはずの後ろの点が見えるよう
な表示像の歪みを補正することができる。具体的には、
隠れるはずの部分が本当に隠れる様に形状を変えたり、
隠れるはずの部分の反射率を0にして見えない様にすれ
ば良い。なお、2種類の歪み補正の順序は逆であっても
構わない。
事前補正処理(ステップ620)は、表示光学系130
(図2)で、視野レンズ260で空間光変調素子250
の像280を作る際に生じる像270の歪みを補正する
ためのものである。本発明では、観察領域290から表
示物体の実像270を見た場合に、その像270が歪み
の小さい像になるように、前述の歪み補正に加えて更に
被写体272の形状を変形させたり、反射率等の属性を
変化させておく。被写体の結像系の倍率と、表示光学系
での空間光変調素子の結像倍率が異なる場合に生じる、
前の面の角等に隠れているはずの後ろの点が見えるよう
な表示像の歪みを補正することができる。具体的には、
隠れるはずの部分が本当に隠れる様に形状を変えたり、
隠れるはずの部分の反射率を0にして見えない様にすれ
ば良い。なお、2種類の歪み補正の順序は逆であっても
構わない。
【0057】このように、干渉縞の撮影光学系での被写
体の結像倍率と表示光学系での空間光変調素子の結像倍
率との両者を考慮して表示の際の像の歪みが無くなるよ
うに補正を行なうことで、撮影光学系の倍率と表示光学
系の倍率の両者を任意に決めることが可能になる。これ
は、実在する物体を記録する従来のホログラフィ映画の
方法では困難であった。
体の結像倍率と表示光学系での空間光変調素子の結像倍
率との両者を考慮して表示の際の像の歪みが無くなるよ
うに補正を行なうことで、撮影光学系の倍率と表示光学
系の倍率の両者を任意に決めることが可能になる。これ
は、実在する物体を記録する従来のホログラフィ映画の
方法では困難であった。
【0058】必要な歪み補正を終えたら、物体光の複素
振幅分布を求めて、干渉縞パターンを計算する。まず、
表示する物体に対して、光源からのコヒーレントな光を
適当な位置から照射する場合を想定し、物体表面および
内部で拡散反射され光変調素子面に達する光の複素振幅
分布を求める(ステップ630)。これに、結像レンズ
510による位相成分の変化を加えることにより(ステ
ップ640)、物体光の複素振幅分布が得られる。次
に、これに光源から直接空間光変調素子面に達する参照
光の複素振幅分布を加えて(ステップ650)、光の強
度分布を計算することにより(ステップ660)、干渉
縞パターンが得られる。
振幅分布を求めて、干渉縞パターンを計算する。まず、
表示する物体に対して、光源からのコヒーレントな光を
適当な位置から照射する場合を想定し、物体表面および
内部で拡散反射され光変調素子面に達する光の複素振幅
分布を求める(ステップ630)。これに、結像レンズ
510による位相成分の変化を加えることにより(ステ
ップ640)、物体光の複素振幅分布が得られる。次
に、これに光源から直接空間光変調素子面に達する参照
光の複素振幅分布を加えて(ステップ650)、光の強
度分布を計算することにより(ステップ660)、干渉
縞パターンが得られる。
【0059】図6に第2の方法における変調パターンデ
ータの計算手順の例を示す。この方法では、表示光学系
130そのものだけを考慮しての計算になるので第1の
方法で必要とされた歪み補正が必要ないというメリット
がある。表示光学系130の構成で説明した様に、本発
明では、再生光245をあてた場合に、視野レンズ26
0付近に表示物体の実像270が再生されるようにす
る。そこで、物体光の複素振幅分布を計算する際には、
例えば、図1中の表示物体の実像270が再生される位
置に実際に物体を配置し適当な位置からコヒーレント光
で照明した場合を考え、この時に物体で拡散反射され観
察者の方向(図中の右手、280あるいは290の方
向)に向かうと考えられる光の波を、本来とは逆向きに
空間光変調素子250に向かって進ませた場合の空間光
変調素子250面での光の複素振幅分布を計算する。図
6では、この手順を物体付近での物体光の複素振幅計算
(ステップ670)と空間光変調素子位置での物体光の
複素振幅計算(ステップ680)と2つに分けて示した
が、前者を省いて、物体の形状データと照明光のデータ
から直接光変調素子面での物体光の複素振幅分布を求め
てもよい。こうして得られる物体光の複素振幅分布に再
生光245と同じ条件の参照光の複素振幅分布を加え強
度分布を求めることで(ステップ650,660)、光
変調に必要な干渉縞パターンのデータを求めることがで
きる。
ータの計算手順の例を示す。この方法では、表示光学系
130そのものだけを考慮しての計算になるので第1の
方法で必要とされた歪み補正が必要ないというメリット
がある。表示光学系130の構成で説明した様に、本発
明では、再生光245をあてた場合に、視野レンズ26
0付近に表示物体の実像270が再生されるようにす
る。そこで、物体光の複素振幅分布を計算する際には、
例えば、図1中の表示物体の実像270が再生される位
置に実際に物体を配置し適当な位置からコヒーレント光
で照明した場合を考え、この時に物体で拡散反射され観
察者の方向(図中の右手、280あるいは290の方
向)に向かうと考えられる光の波を、本来とは逆向きに
空間光変調素子250に向かって進ませた場合の空間光
変調素子250面での光の複素振幅分布を計算する。図
6では、この手順を物体付近での物体光の複素振幅計算
(ステップ670)と空間光変調素子位置での物体光の
複素振幅計算(ステップ680)と2つに分けて示した
が、前者を省いて、物体の形状データと照明光のデータ
から直接光変調素子面での物体光の複素振幅分布を求め
てもよい。こうして得られる物体光の複素振幅分布に再
生光245と同じ条件の参照光の複素振幅分布を加え強
度分布を求めることで(ステップ650,660)、光
変調に必要な干渉縞パターンのデータを求めることがで
きる。
【0060】なお、物体光の計算の際に、視野レンズ2
60による波面の変化の影響も考慮して計算を行なえ
ば、再生時に表示される像の視野レンズ260の影響に
よる歪みを低減することも可能である。
60による波面の変化の影響も考慮して計算を行なえ
ば、再生時に表示される像の視野レンズ260の影響に
よる歪みを低減することも可能である。
【0061】また、干渉縞パターンのデータから空間光
変調素子250での変調パターンのデータを求めるに
は、空間光変調素子250の特性を考慮する。空間光変
調素子250として、TN型の液晶パネル等の光の強度
のみを変調可能な素子を用いる場合には、干渉縞パター
ンのデータに適当な係数掛けて透過率のデータとすれば
良い。また、位相変調だけが可能な素子を用いる場合に
は、干渉縞の光強度に適当な係数を掛けて位相変調の振
幅のデータとすれば良い。さらに、複素振幅変調が可能
な素子を用いる場合には、干渉縞パターンのデータから
物体光の複素振幅分布のデータを求め、適当な複素数の
係数を掛けて変調パターンデータとすれば良い。なお、
複素振幅変調が可能な素子を用いる場合で、変調パター
ンのデータを被写体のデータから直接計算で求める場合
には、干渉縞パターンまで計算せずに物体光の複素振幅
のみを計算で求め、これに適当な複素数の係数を掛けて
変調パターンのデータとすれば良い。変調パターンのデ
ータにする際に掛ける係数を最適化すれば、空間光変調
素子のダイナミックレンジを有効に使って変調を掛ける
ことも可能になる。例えば、空間光変調素子面内で変調
パターンに合わせて所定の面内分布を持たせることで、
ホログラムの回折効率を高めることが可能である。逆
に、位置に依存しない定数とすれば、処理を簡略化する
ことができる。
変調素子250での変調パターンのデータを求めるに
は、空間光変調素子250の特性を考慮する。空間光変
調素子250として、TN型の液晶パネル等の光の強度
のみを変調可能な素子を用いる場合には、干渉縞パター
ンのデータに適当な係数掛けて透過率のデータとすれば
良い。また、位相変調だけが可能な素子を用いる場合に
は、干渉縞の光強度に適当な係数を掛けて位相変調の振
幅のデータとすれば良い。さらに、複素振幅変調が可能
な素子を用いる場合には、干渉縞パターンのデータから
物体光の複素振幅分布のデータを求め、適当な複素数の
係数を掛けて変調パターンデータとすれば良い。なお、
複素振幅変調が可能な素子を用いる場合で、変調パター
ンのデータを被写体のデータから直接計算で求める場合
には、干渉縞パターンまで計算せずに物体光の複素振幅
のみを計算で求め、これに適当な複素数の係数を掛けて
変調パターンのデータとすれば良い。変調パターンのデ
ータにする際に掛ける係数を最適化すれば、空間光変調
素子のダイナミックレンジを有効に使って変調を掛ける
ことも可能になる。例えば、空間光変調素子面内で変調
パターンに合わせて所定の面内分布を持たせることで、
ホログラムの回折効率を高めることが可能である。逆
に、位置に依存しない定数とすれば、処理を簡略化する
ことができる。
【0062】次に、表示光学系130の第2の構成例を
説明する。図7はその平面図であり、また図8は側面図
である。ここでは、図1の空間光変調素子250とそれ
に照明光を照射するための光学系(210,220,2
30,240)との組が2つ用意されており、左右両眼
で3次元動画像を観察できるようにしている。2つの空
間光変調素子250には、互いに異なる角度からの物体
データに対応する2種類の光変調パターンデータがそれ
ぞれ与えられる。2種類の光変調パターンデータは、例
えば、同一の被写体を回転させて右目と左目に対応する
2つの角度からの干渉縞パターンデータを図4の干渉縞
撮影光学系を用いて取り込むか、あるいは、ある被写体
に対する角度が異なる2つの形状データを用意すること
によって実現される。
説明する。図7はその平面図であり、また図8は側面図
である。ここでは、図1の空間光変調素子250とそれ
に照明光を照射するための光学系(210,220,2
30,240)との組が2つ用意されており、左右両眼
で3次元動画像を観察できるようにしている。2つの空
間光変調素子250には、互いに異なる角度からの物体
データに対応する2種類の光変調パターンデータがそれ
ぞれ与えられる。2種類の光変調パターンデータは、例
えば、同一の被写体を回転させて右目と左目に対応する
2つの角度からの干渉縞パターンデータを図4の干渉縞
撮影光学系を用いて取り込むか、あるいは、ある被写体
に対する角度が異なる2つの形状データを用意すること
によって実現される。
【0063】2つの空間光変調素子250それぞれから
の像再生に関与する回折光は、視野レンズ260の設定
位置近傍で重畳され、そこに二つの表示物体の実像が重
なって再生される。また、2つの空間光変調素子250
それぞれの実像280は、視野レンズ260によって図
示のように互いに異なる位置に縮小結像される。これら
2つの空間光変調素子の実像280の近傍の斜線で示す
視域にそれぞれ右目と左目を置くことにより、視野レン
ズ260の設定位置近傍の表示物体の実像全体を両眼で
観察することができる。空間光変調素子250の実像は
縮小結像されているので、視域は比較的小さな領域とな
るが、このように2組の光学系を用いることで両眼での
観察が可能となる。なお、光変調パターンデータの作成
については、2つの空間光変調素子250それぞれに対
応する各物体データに対して前述の方法を適用すればよ
い。
の像再生に関与する回折光は、視野レンズ260の設定
位置近傍で重畳され、そこに二つの表示物体の実像が重
なって再生される。また、2つの空間光変調素子250
それぞれの実像280は、視野レンズ260によって図
示のように互いに異なる位置に縮小結像される。これら
2つの空間光変調素子の実像280の近傍の斜線で示す
視域にそれぞれ右目と左目を置くことにより、視野レン
ズ260の設定位置近傍の表示物体の実像全体を両眼で
観察することができる。空間光変調素子250の実像は
縮小結像されているので、視域は比較的小さな領域とな
るが、このように2組の光学系を用いることで両眼での
観察が可能となる。なお、光変調パターンデータの作成
については、2つの空間光変調素子250それぞれに対
応する各物体データに対して前述の方法を適用すればよ
い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空間光変調素子を用いるホログラフィックビデオ方式
で、空間光変調素子の解像度を上げずに大画面化と高画
質化を行なうことが可能になり、ホログラフィ映画にせ
まる画面サイズと画質をもった3次元動画像を表示する
ことができる。
空間光変調素子を用いるホログラフィックビデオ方式
で、空間光変調素子の解像度を上げずに大画面化と高画
質化を行なうことが可能になり、ホログラフィ映画にせ
まる画面サイズと画質をもった3次元動画像を表示する
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る3次元動画像表示装
置の構成例を示す図。
置の構成例を示す図。
【図2】同実施形態に係る3次元動画像表示装置の表示
光学系の第1の構成例を示す図。
光学系の第1の構成例を示す図。
【図3】同実施形態に係る3次元動画像表示装置の表示
データ処理部で行われる変調パターンデータの計算手順
の例を示すフローチャート。
データ処理部で行われる変調パターンデータの計算手順
の例を示すフローチャート。
【図4】同実施形態に係る3次元動画像表示装置のため
の干渉縞撮影系の構成例を示す図。
の干渉縞撮影系の構成例を示す図。
【図5】同実施形態に係る3次元動画像表示装置の表示
データ処理部で行われる干渉縞パターンデータの計算手
順の第1の例を示すフローチャート。
データ処理部で行われる干渉縞パターンデータの計算手
順の第1の例を示すフローチャート。
【図6】同実施形態に係る3次元動画像表示装置の表示
データ処理部で行われる干渉縞パターンデータの計算手
順の第2の例を示すフローチャート。
データ処理部で行われる干渉縞パターンデータの計算手
順の第2の例を示すフローチャート。
【図7】同実施形態に係る3次元動画像表示装置の表示
光学系の第2の構成を示す平面図。
光学系の第2の構成を示す平面図。
【図8】同実施形態に係る3次元動画像表示装置の表示
光学系の第2の構成を示す側面面図。
光学系の第2の構成を示す側面面図。
【図9】液晶パネルを用いた従来の3次元動画像表示装
置の構成例を示す図。
置の構成例を示す図。
【図10】液晶パネルを用いた従来の3次元動画像表示
装置のためのホログラム撮影光学系の構成例を示す図。
装置のためのホログラム撮影光学系の構成例を示す図。
【図11】従来の投射型ホログラムによる3次元動画像
表示装置のためのホログラム撮影光学系の構成例を示す
図。
表示装置のためのホログラム撮影光学系の構成例を示す
図。
【図12】従来の投射型ホログラムによる3次元動画像
表示装置の表示光学系の構成例を示す図。
表示装置の表示光学系の構成例を示す図。
210…光源 250…空間光変調素子 270…表示物体の実像(あるいは、被写体の実像) 280…空間光変調素子の実像 260…視野レンズ 272…被写体 510…結像レンズ 470…撮像素子 130…表示光学系 290…観察領域 245…再生光 100…3次元動画像表示装置 110…表示データ処理部 120…光変調素子駆動部
Claims (13)
- 【請求項1】 表示する物体像に対応する光変調パター
ンデータが与えられ、それを基に光を変調する空間光変
調素子と、 該空間光変調素子により変調された光が形成する前記表
示物体の実像の位置付近に配置され、前記空間光変調素
子の実像を縮小結像させる視野レンズとを具備すること
を特徴とする3次元動画像表示装置。 - 【請求項2】 被写体で拡散反射された光に参照光を重
ねてできる干渉縞を撮影光学系によって記録して得られ
る干渉縞パターンのデータ、または表示物体の形状を示
すデータが表示データとして入力され、この表示データ
を処理して前記空間光変調素子に与えるための光変調パ
ターンデータを作成する表示データ処理手段をさらに具
備することを特徴とする請求項1記載の3次元動画像表
示装置。 - 【請求項3】 表示する物体像に対応する光変調パター
ンデータを用いて光を変調する第1および第2の空間光
変調素子と、 前記第1の空間光変調素子により変調された光が形成す
る前記表示物体の実像と前記第2の空間光変調素子によ
り変調された光が形成する前記表示物体の実像との重複
位置付近に配置され、前記第1および第2の空間光変調
素子の実像をそれぞれ縮小結像させる視野レンズとを具
備することを特徴とする3次元動画像表示装置。 - 【請求項4】 コヒーレント光を発する光源と、この光
源からの光を2つに分ける手段と、分けられた光の一方
を被写体にあてる光学系と、被写体の実像を形成できる
ように配置された結像レンズと、前記被写体からの光が
該結像レンズを通過した後の位置に配置された撮像素子
と、前記光源からの光を分ける手段によって分けられた
他方の光を前記撮像素子に参照光として導く光学系とを
具備する干渉縞パターンの撮影光学系を用い、前記撮像
素子面上に形成される干渉縞パターンをデータとして取
り込み、この干渉縞パターンを処理して3次元動画像表
示装置の空間光変調素子に与える光変調パターンのデー
タを作成することを特徴とする光変調パターンデータの
作成方法。 - 【請求項5】 前記結像レンズと前記撮像素子とを近接
して配置し、前記撮像素子に参照光として入射される前
記他方の光を前記結像レンズを通して前記撮像素子に導
くように前記撮影光学系が構成されていることを特徴と
する請求項4記載の光変調パターンデータの作成方法。 - 【請求項6】 前記結像レンズによる被写体の像の結像
の際に生じる歪みを、前記被写体の形状または反射率等
の属性をあらかじめ変化させておくことによって補正す
ることを特徴とする請求項4または5記載の光変調パタ
ーンデータの作成方法。 - 【請求項7】 前記光変調パターンデータは請求項1記
載の3次元動画像表示装置に適用され、 前記結像レンズによる被写体の像の結像倍率と前記3次
元動画像表示装置に設けられた視野レンズによる空間光
変調素子の像の結像倍率とが互いに異なることを特徴と
する請求項4乃至6のいずれか1項記載の光変調パター
ンデータの作成方法。 - 【請求項8】 前記結像レンズによる被写体の像の結像
倍率と前記3次元動画像表示装置に設けられた視野レン
ズによる空間光変調素子の像の結像倍率との違いによっ
て生じる表示像の歪みを、前記被写体の形状や反射率等
の属性をあらかじめ変化させておくことによって補正す
ることを特徴とする請求項7記載の光変調パターンデー
タの作成方法。 - 【請求項9】 請求項1記載の3次元動画像表示装置の
ための光変調パターンデータを作成する光変調パターン
データ作成方法であって、 コヒーレント光を発する光源と、この光源からの光を2
つに分ける手段と、分けられた光の一方を被写体にあて
る光学系と、被写体の実像を形成できるように配置され
た結像レンズと、該結像レンズを前記被写体からの光が
通過した後の位置に配置された撮像素子と、前記光源か
らの光を分ける手段によって分けられた他方の光を前記
撮像素子に参照光として導く光学系とを具備する干渉縞
パターンの撮影光学系を想定し、 表示物体の形状を示すデータを処理して、前記表示物体
からの物体光が前記干渉縞パターンの撮影光学系内を伝
播して撮像素子の素子面上に達する光の複素振幅を計算
し、その計算結果を用いて前記撮像素子で取り込まれる
干渉縞パターンのデータを算出し、この干渉縞パターン
を処理して前記3次元動画像表示装置の空間光変調素子
に与える光変調パターンのデータを作成することを特徴
とする光変調パターンデータの作成方法。 - 【請求項10】 請求項1記載の3次元動画像表示装置
のための光変調パターンデータを作成する光変調パター
ンデータ作成方法であって、 表示する物体の形状を表すデータと、その物体を照明す
るコヒーレント照明光の照明条件のデータとを用い、表
示する物体を前記3次元動画像表示装置の視野レンズ付
近に配置し前記コヒーレント光で照明した場合に、物体
で拡散反射され観察領域の方向に向かう光が逆に空間光
変調素子に向かって進んだ場合の空間光変調素子面上で
の光の複素振幅分布を計算によって求め、これに像の再
生時に空間光変調素子の照明に用いる再生光の複素振幅
分布を加えて、空間光変調素子面上での干渉縞パターン
を計算し、 この干渉縞パターンから前記3次元動画像表示装置の空
間光変調素子に与える光変調パターンデータを算出する
ことを特徴とする光変調パターンデータの作成方法。。 - 【請求項11】 前記物体で拡散反射され観察領域の方
向に向かう光が逆に空間光変調素子に向かって進んだ場
合の空間光変調素子面上での光の複素振幅分布は、 表示する物体を3次元動画像表示装置の視野レンズ付近
に配置してコヒーレント光で照明した場合に物体で拡散
反射され観察領域の方向に向かう光の複素振幅分布を計
算し、その光が逆に前記3次元動画像表示装置の空間光
変調素子に向かって進んだ場合の空間光変調素子面上で
の光の複素振幅分布を算出することによって求められる
ことを特徴とする請求項10記載の光変調パターンデー
タの作成方法。 - 【請求項12】 表示する物体像に対応するの干渉縞パ
ターンに対応する光変調パターンデータが与えられ、素
子面上に前記表示物体の干渉縞パターンを再現する空間
光変調素子と、 該空間光変調素子により変調された光が形成する前記表
示物体の実像の位置付近に配置され、前記空間光変調素
子の実像を縮小結像させる視野レンズと、 表示データを入力し、その表示データを前記光変調パタ
ーンデータに変換する表示データ処理手段と、 この表示データ処理手段により得られた光変調パターン
データを用いて前記空間光変調素子を駆動する光変調素
子駆動手段とを具備し、 前記表示データ処理手段には、請求項4乃至8のいずれ
か1項記載の光変調パターンデータの作成方法で撮像素
子に取り込まれた干渉縞パターンデータが前記表示デー
タとして入力され、前記表示データ処理手段は前記干渉
縞パターンデータから光変調パターンデータを作成する
ことを特徴とする3次元動画像表示装置。 - 【請求項13】 表示物体の干渉縞パターンに対応する
光変調パターンデータが与えられ、素子面上に前記表示
物体の干渉縞パターンを再現する空間光変調素子と、 該空間光変調素子により変調された光が形成する前記表
示物体の実像の位置付近に配置され、前記空間光変調素
子の実像を縮小結像させる視野レンズと、 表示データを入力し、その表示データを前記光変調パタ
ーンデータに変換する表示データ処理手段と、 この表示データ処理手段により得られた光変調パターン
データを用いて前記空間光変調素子を駆動する光変調素
子駆動手段とを具備し、 前記表示データ処理手段は、請求項9乃至11のいずれ
か1項記載の光変調パターンデータの作成方法を用いて
前記光変調パターンデータを作成することを特徴とする
3次元動画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07169898A JP3583611B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 3次元動画像表示装置およびそのための光変調パターンデータの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07169898A JP3583611B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 3次元動画像表示装置およびそのための光変調パターンデータの作成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11272203A true JPH11272203A (ja) | 1999-10-08 |
| JP3583611B2 JP3583611B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=13468033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07169898A Expired - Fee Related JP3583611B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 3次元動画像表示装置およびそのための光変調パターンデータの作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3583611B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7209279B2 (en) | 2001-10-25 | 2007-04-24 | Hamamatsu Photonics K.K. | Phase modulating apparatus and phase modulating method |
| JP2013190510A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Seiko Epson Corp | 光パターン形成装置、電子機器及びレーザー加工機 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP07169898A patent/JP3583611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7209279B2 (en) | 2001-10-25 | 2007-04-24 | Hamamatsu Photonics K.K. | Phase modulating apparatus and phase modulating method |
| JP2013190510A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Seiko Epson Corp | 光パターン形成装置、電子機器及びレーザー加工機 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3583611B2 (ja) | 2004-11-04 |
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