JPH11273980A - インダクタの製造方法 - Google Patents
インダクタの製造方法Info
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- JPH11273980A JPH11273980A JP10092584A JP9258498A JPH11273980A JP H11273980 A JPH11273980 A JP H11273980A JP 10092584 A JP10092584 A JP 10092584A JP 9258498 A JP9258498 A JP 9258498A JP H11273980 A JPH11273980 A JP H11273980A
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- Japan
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- inductor
- soft magnetic
- coil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 工程数の少ない、従って、安価で、容易なイ
ンダクタの製造方法を提供する。 【解決手段】 5以上のアスペクト比と、50μm以下
の短軸長を有する軟扁平状の軟磁性金属粉末とバインダ
を混合してなる軟磁性複合材料5と、螺旋状に形成され
た導体よりなるコイル4とを、ダイ20と下パンチ21
よりなる金型中に同時に入れて圧縮成形するインダクタ
の製造方法。
ンダクタの製造方法を提供する。 【解決手段】 5以上のアスペクト比と、50μm以下
の短軸長を有する軟扁平状の軟磁性金属粉末とバインダ
を混合してなる軟磁性複合材料5と、螺旋状に形成され
た導体よりなるコイル4とを、ダイ20と下パンチ21
よりなる金型中に同時に入れて圧縮成形するインダクタ
の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器、通信機
器、情報機器等の電源に用いられるインダクタの製造方
法に関する。
器、情報機器等の電源に用いられるインダクタの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波で用いられるインダクタ用磁芯と
して、フェライト磁芯や圧粉磁芯が使用されている。こ
れらのうち、フェライト磁芯は、飽和磁束密度が小さい
という欠点を有している。これに対して、軟磁性金属粉
末を成形して作製される圧粉磁芯は、軟磁性フェライト
に比べて著しく大きい飽和磁束密度を持つため、直流重
畳性に優れているという長所を有している。
して、フェライト磁芯や圧粉磁芯が使用されている。こ
れらのうち、フェライト磁芯は、飽和磁束密度が小さい
という欠点を有している。これに対して、軟磁性金属粉
末を成形して作製される圧粉磁芯は、軟磁性フェライト
に比べて著しく大きい飽和磁束密度を持つため、直流重
畳性に優れているという長所を有している。
【0003】従来の前記圧粉磁芯を有するインダクタと
しては、いわゆる積層型インダクタが多く用いられてい
る。
しては、いわゆる積層型インダクタが多く用いられてい
る。
【0004】積層型インダクタは、一般に、軟磁性金属
粉末よりなるグリーンシート上に、扁平状の軟磁性金属
粉末とバインダを混合してなるペースト状の軟磁性複合
材料(磁性体ペースト)と、導電性ペーストとを、繰り
返し積層して、軟磁性金属粉末よりなる積層体の中に、
所定の巻き数を有するコイルを形成せしめ、前記積層体
の両端に、電極を設けてなる。
粉末よりなるグリーンシート上に、扁平状の軟磁性金属
粉末とバインダを混合してなるペースト状の軟磁性複合
材料(磁性体ペースト)と、導電性ペーストとを、繰り
返し積層して、軟磁性金属粉末よりなる積層体の中に、
所定の巻き数を有するコイルを形成せしめ、前記積層体
の両端に、電極を設けてなる。
【0005】従来の積層型インダクタとその製造過程
を、図を参照して説明する。
を、図を参照して説明する。
【0006】図2は、積層型インダクタの外観斜視図で
あり、図3は、積層型インダクタの内部構造を示す説明
図で、図4は、積層型インダクタの積層の製造過程を示
す分解斜視図である。
あり、図3は、積層型インダクタの内部構造を示す説明
図で、図4は、積層型インダクタの積層の製造過程を示
す分解斜視図である。
【0007】図2に示すように、表面実装型の積層型イ
ンダクタ1は、基本的に、直方体形状の磁性体部3と、
直方体の長手方向の両端に電極2を有している。磁性体
部3の中には、図3に示すように、コイル4が形成され
ている。
ンダクタ1は、基本的に、直方体形状の磁性体部3と、
直方体の長手方向の両端に電極2を有している。磁性体
部3の中には、図3に示すように、コイル4が形成され
ている。
【0008】そして、積層型インダクタは、磁性粉末に
バインダを混合してなる磁性体ペーストと導電性ペース
トとを、スクリーン印刷法等によって積層して形成され
た積層体を、焼成して製造される。
バインダを混合してなる磁性体ペーストと導電性ペース
トとを、スクリーン印刷法等によって積層して形成され
た積層体を、焼成して製造される。
【0009】すなわち、図4に示すように、軟磁性金属
粉末等の磁性材料よりなる磁性体シート(グリーンシー
ト)7を基板にして、その上面にスクリーン印刷法等に
より、コイルを形成するための導体層81を積層し、さ
らにその上面に磁性体層91を積層する。この工程を交
互に複数回繰り返し、最後にグリーンシート7を重ね
る。
粉末等の磁性材料よりなる磁性体シート(グリーンシー
ト)7を基板にして、その上面にスクリーン印刷法等に
より、コイルを形成するための導体層81を積層し、さ
らにその上面に磁性体層91を積層する。この工程を交
互に複数回繰り返し、最後にグリーンシート7を重ね
る。
【0010】導体層81,82,83,84は、最終的
に磁性体内部に周回状のコイルが形成されるように、複
数個に分解されたコイルの断片として構成される。
に磁性体内部に周回状のコイルが形成されるように、複
数個に分解されたコイルの断片として構成される。
【0011】また、磁性体層91には、切り欠き窓91
1が設けてあり、磁性体層を挟む上下面の導体層を接続
するようにしている。これにより、磁性体部3の内部
に、導体層よりなる周回状のコイル4が形成される(図
3)。
1が設けてあり、磁性体層を挟む上下面の導体層を接続
するようにしている。これにより、磁性体部3の内部
に、導体層よりなる周回状のコイル4が形成される(図
3)。
【0012】第1の導体層81の一部と最終の導体層8
5の一部は、磁性体部の側面に導体が露出するようにし
ており、これが周回状のコイル4の始端と終端となる。
このコイル4の始端と終端が露出した磁性体部の両側面
に、露出したコイルの始端及び終端と電気的に接続する
ように、導電性ペーストを塗布して外部電極2を形成す
る(図2)。
5の一部は、磁性体部の側面に導体が露出するようにし
ており、これが周回状のコイル4の始端と終端となる。
このコイル4の始端と終端が露出した磁性体部の両側面
に、露出したコイルの始端及び終端と電気的に接続する
ように、導電性ペーストを塗布して外部電極2を形成す
る(図2)。
【0013】上記のようにして得られた積層体を高温に
て焼成し、積層型インダクタを得る。また、所望の巻数
を得るためには、積層回数を増減すればよい。
て焼成し、積層型インダクタを得る。また、所望の巻数
を得るためには、積層回数を増減すればよい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の、積層型インダ
クタでは、繰り返し、磁性体ペーストと導電性ペースト
を積層する必要があり、多くの工程を要した。
クタでは、繰り返し、磁性体ペーストと導電性ペースト
を積層する必要があり、多くの工程を要した。
【0015】そこで、本発明の課題は、工程数の少な
い、従って、安価で、容易なインダクタの製造方法を提
供することである。
い、従って、安価で、容易なインダクタの製造方法を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、扁平状の軟磁
性金属粉末とバインダを混合してなる軟磁性複合材料
と、螺旋状に形成された導体よりなるコイルとを、金型
中に、同時に入れて圧縮成形するインダクタの製造方法
である。
性金属粉末とバインダを混合してなる軟磁性複合材料
と、螺旋状に形成された導体よりなるコイルとを、金型
中に、同時に入れて圧縮成形するインダクタの製造方法
である。
【0017】また、本発明は、5以上のアスペクト比
と、50μm以下の短軸長を有する軟磁性金属粉末を用
いる上記のインダクタの製造方法である。
と、50μm以下の短軸長を有する軟磁性金属粉末を用
いる上記のインダクタの製造方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる軟磁性金属粉
末としては、鉄系の軟磁性金属の粒子からなる粉末を用
いることが好ましい。鉄系の軟磁性金属としては、F
e、Fe-Al-Si、Fe−Ni、Fe-Co、Fe−
Si、Fe−P、Fe−Mo−Ni等より、必要な磁気
特性に応じて選択される。
末としては、鉄系の軟磁性金属の粒子からなる粉末を用
いることが好ましい。鉄系の軟磁性金属としては、F
e、Fe-Al-Si、Fe−Ni、Fe-Co、Fe−
Si、Fe−P、Fe−Mo−Ni等より、必要な磁気
特性に応じて選択される。
【0019】扁平状の軟磁性金属粉末は、必要な組成の
インゴットを振動ミル等で粗粉砕し、次に、圧潰作用を
持つボールミル等の粉砕機で粉砕することにより得られ
る。
インゴットを振動ミル等で粗粉砕し、次に、圧潰作用を
持つボールミル等の粉砕機で粉砕することにより得られ
る。
【0020】上記のようにインゴットを粉砕する代わり
に、ガスアトマイズ法、水アトマイズ法、回転ディスク
法等を用いてもよい。
に、ガスアトマイズ法、水アトマイズ法、回転ディスク
法等を用いてもよい。
【0021】扁平状金属粉末のアスペクト比(短軸長/
厚さ)は、5以上が望ましく、実際の短軸長としては、
10〜50μmが、高い磁気特性が得られるため、望ま
しい。
厚さ)は、5以上が望ましく、実際の短軸長としては、
10〜50μmが、高い磁気特性が得られるため、望ま
しい。
【0022】本発明で用いられるバインダとしては、各
種有機高分子やシリコーン樹脂を用いることが可能であ
り、必要とされる磁芯の特性に応じて選択される。
種有機高分子やシリコーン樹脂を用いることが可能であ
り、必要とされる磁芯の特性に応じて選択される。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0024】Fe−Si−Al合金のインゴットを粗粉
砕した粉末をディスクミルにより粉砕し、得られた粉末
を、さらにボールミルにより50時間粉砕し、長手方向
が平均40μm,厚さが平均2μmで、アスペクト比が
約20である扁平状の粉末を得た。得られた扁平状の粉
末にシリコーン樹脂を3wt%混合し、扁平状の軟磁性
金属粉末とバインダを混合してなる軟磁性複合材料を得
た。
砕した粉末をディスクミルにより粉砕し、得られた粉末
を、さらにボールミルにより50時間粉砕し、長手方向
が平均40μm,厚さが平均2μmで、アスペクト比が
約20である扁平状の粉末を得た。得られた扁平状の粉
末にシリコーン樹脂を3wt%混合し、扁平状の軟磁性
金属粉末とバインダを混合してなる軟磁性複合材料を得
た。
【0025】次に、断面が0.02×0.28mmの銀
(Ag)線を10.5ターン巻回して、周回状のコイル
を得た。
(Ag)線を10.5ターン巻回して、周回状のコイル
を得た。
【0026】図1は、本発明のインダクタの製造方法を
示す説明図である。図1に示すように、上記のようにし
て得られたコイル4を、ダイ20と下パンチ21よりな
る金型に入れ、同時に、前記軟磁性複合材料5もいれ
た。この時、コイルの線間に十分に軟磁性複合材料5が
入るように、コイル4に振動を与えた(図示せず)。ま
た、コイル4の端部41を長めにとり、常にダイ20の
側面に接するようにし、端部41の端面が成形体の側面
に露出するようにした。
示す説明図である。図1に示すように、上記のようにし
て得られたコイル4を、ダイ20と下パンチ21よりな
る金型に入れ、同時に、前記軟磁性複合材料5もいれ
た。この時、コイルの線間に十分に軟磁性複合材料5が
入るように、コイル4に振動を与えた(図示せず)。ま
た、コイル4の端部41を長めにとり、常にダイ20の
側面に接するようにし、端部41の端面が成形体の側面
に露出するようにした。
【0027】そして、上パンチ22を用いて、コイル4
を包み込んだ軟磁性複合材料5を圧縮成形し(10t/
cm2)、成形体を得た。矢印30は上パンチ22の加
圧方向を示す。
を包み込んだ軟磁性複合材料5を圧縮成形し(10t/
cm2)、成形体を得た。矢印30は上パンチ22の加
圧方向を示す。
【0028】次いで、得られた成形体に、700℃×2
時間の熱処理を施し、更に、その成形体の両端に外部電
極2を形成して、本発明の製造方法によるインダクタを
得た(図2)。図中、磁性体部3は、軟磁性複合材料5
よりなっている。
時間の熱処理を施し、更に、その成形体の両端に外部電
極2を形成して、本発明の製造方法によるインダクタを
得た(図2)。図中、磁性体部3は、軟磁性複合材料5
よりなっている。
【0029】又、軟磁性金属粉末のアスぺクト比を10
に変えた扁平状粉末を使用して、上記と同じ方法で、本
発明の製造方法によるインダクタを得た。その外径寸法
は、12mm×10mm×6mm(高さ)である。
に変えた扁平状粉末を使用して、上記と同じ方法で、本
発明の製造方法によるインダクタを得た。その外径寸法
は、12mm×10mm×6mm(高さ)である。
【0030】次に、各成形体をYHP製インピーダンス
アナライザー4194Aを用いて周波数100kHzで
のインダクタンスを測定したところ、積層による従来の
インダクタ(銀ペーストによる導体層の幅0.28m
m、コイル巻数10.5ターン、外径寸法12mm×1
0mm×6mm)と同等の特性が得られた。
アナライザー4194Aを用いて周波数100kHzで
のインダクタンスを測定したところ、積層による従来の
インダクタ(銀ペーストによる導体層の幅0.28m
m、コイル巻数10.5ターン、外径寸法12mm×1
0mm×6mm)と同等の特性が得られた。
【0031】本実施例では、銀線を使用してコイルを形
成したが、銅線を用いても、あるいはアルミニウム線を
用いても、電気の良導体であれば、本発明の効果に変わ
りはない。
成したが、銅線を用いても、あるいはアルミニウム線を
用いても、電気の良導体であれば、本発明の効果に変わ
りはない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、工程数の少ない、従っ
て、安価で、容易なインダクタの製造方法が得られる。
て、安価で、容易なインダクタの製造方法が得られる。
【図1】本発明のインダクタの製造方法を示す説明図。
【図2】積層型インダクタの外観斜視図。
【図3】積層型インダクタの内部構造を示す説明図。
【図4】従来の積層型インダクタの積層の製造過程を示
す分解斜視図。
す分解斜視図。
1 積層型インダクタ 2 (外部)電極 3 磁性体部 4 コイル 5 軟磁性複合材料 7 グリーンシート 20 (金型の)ダイ 21 (金型の)下パンチ 22 (金型の)上パンチ 30 矢印 41 (コイルの)端部 81 (第1の)導体層 82,83,84,85 導体層 91,92,93,94 磁性体層 911,921,931,941 切り欠き窓
Claims (2)
- 【請求項1】 扁平状の軟磁性金属粉末とバインダを混
合してなる軟磁性複合材料と、螺旋状に形成された導体
よりなるコイルとを、金型中に同時に入れて圧縮成形す
ることを特徴とするインダクタの製造方法。 - 【請求項2】 前記軟磁性金属粉末には、5以上のアス
ペクト比と50μm以下の短軸長を有する軟磁性金属粉
末を用いることを特徴とする請求項1記載のインダクタ
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10092584A JPH11273980A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | インダクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10092584A JPH11273980A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | インダクタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11273980A true JPH11273980A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14058495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10092584A Pending JPH11273980A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | インダクタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11273980A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001267160A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-09-28 | Tdk Corp | コイル封入圧粉コアの製造方法およびコイル封入圧粉コア |
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| CN114551074A (zh) * | 2022-01-05 | 2022-05-27 | 深圳市信维通信股份有限公司 | 一种电感制作方法 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP10092584A patent/JPH11273980A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114551074B (zh) * | 2022-01-05 | 2023-08-11 | 深圳市信维通信股份有限公司 | 一种电感制作方法 |
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